JP3858860B2 - 通信端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)、SIP(Session Initiation Protocol)などIP(インターネットプロトコル)網を通じてデータの伝送を行う通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットファクシミリ通信、HTTP通信など、各種の通信サーバ機能を備え、ネットワークに設置される複合機型の通信端末装置が開発されている。かかる通信端末装置は、例えばメールサーバ機能を有するため、メールサーバ等を経由せずに、直接相手装置とTCP接続して電子メール送信を行うことができる。
【0003】
かかる複合機により、原稿の画データを相手先に送信する場合には、送信操作時に相手先の宛先情報である、メールアドレス、URL(Uniform Resource Locators)、ファクシミリ番号等がオペレータによって入力指定される。そして、通信端末装置は、指定された宛先情報の記載形式から使用すべき通信プロトコル、ポート番号を特定し、その通信プロトコルにて送信処理を行う。例えば、指定された宛先情報が「0」から始まる所定桁数の数字である場合には、その宛先情報をファクシミリ番号とみなして、ファクシミリ通信による送信処理を行う。また、指定された宛先情報が「@」を含む文字列である場合には、その宛先情報をメールアドレスとみなして、インターネットファクシミリ通信による送信処理を行う。また、指定された宛先情報が「http:」から始まる文字列である場合には、その宛先情報をURLであるとみなして、HTTP通信による送信処理を行う。
【0004】
例えば特許文献1に開示されている通信端末装置のように、短縮ダイヤル番号にファクシミリ又は電子メールの何れかを指定する情報を対応付けておき、送信操作時に短縮ダイヤル番号が指定されたときに、その短縮ダイヤル番号に対応付けられたファクシミリ又は電子メールによって送信処理を行うものもある(例えば、特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−126600号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、IP網を利用する通信プロトコルによって送信処理を行うには、宛先情報として指定されたメールアドレス、URL等をDNS(Domain Name System)サーバに提示して、当該メールアドレス等に対応するIPアドレスを取得する処理が必要である。
【0007】
一方、ユーザが通信相手先の宛先情報として、メールアドレス等の代わりに、IPアドレスを直接指定すれば、DNSサーバへのIPアドレスの問い合わせ処理を省略することができる。しかし、通信端末装置にIPアドレスのみが指定されても、使用すべき通信プロトコル、ポート番号が特定されない。このため、DNSサーバへのIPアドレスの問い合わせ処理を省略するためには、IPアドレスに加えて通信プロトコル及びポート番号の入力操作が必要となり、ユーザの操作負担が増加するという問題が生じる。
【0008】
また、電子メールサーバ機能等を有する上記通信端末装置をネットワーク上に新たに設置する場合は、DNSサーバへの登録や、既存の電子メール環境やWEB環境に影響を与えないようにするために、あるいは、新設に際しての設定負担を軽減するために、特別なIPアドレスや特別なポート番号を運用することが求められることが多い。しかし、複数の通信機能を備える上記通信端末装置においては、上記したように、IPアドレスより相手先が特定できても、使用すべき通信プロトコルを特定することができない。また、IPアドレスにより相手先が特定され、使用すべき通信プロトコルが特定されても、その相手先のポート番号が特別なものであれば、それを特定することができないという問題がある。
【0009】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、IP網を通じてデータの送信を行う手段を複数種類備える通信端末装置において、IPアドレスにより直接相手先を指定することが可能であり、なお且つ、使用する通信プロトコル、ポート番号を任意に相手先毎に設定できるようにして、ネットワーク(LAN)上でのより柔軟な運用を可能とした通信端末装置を提供することを目的とする。
【0010】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の通信端末装置は通信相手先のIPアドレスと任意の通信プロトコル及び任意のポート番号を対応付けて記憶する記憶手段と、通信すべき相手先の宛先情報としてIPアドレスが指定された場合には、指定されたIPアドレスに対応付けられた通信プロトコルによって、指定されたIPアドレスに対応付けられたポート番号を使用して通信を行う通信手段と、を備えることを特徴としている。
【0012】
請求項2記載の通信端末装置は、通信相手先のIPアドレス、任意の通信プロトコル及び任意のポート番号を入力指定する手段と、入力指定されたIPアドレスの相手先と入力指定されたポート番号を使用して、入力指定された通信プロトコルによって通信を行う通信手段と、を備えることを特徴としている。
【0013】
請求項3記載の通信端末装置は、請求項1または請求項2に記載の通信端末装置において、前記通信手段により通信する場合に、通信相手先の識別子を取得する手段と、取得した前記識別子を表示あるいは記憶する手段と、を備えることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る通信端末装置について図面に基づいて説明する。図1に通信端末装置1の構成例を示す。すなわち、通信端末装置1は、CPU(中央処理装置)2、RAM(ランダムアクセスメモリー)3、ROM(リードオンリーメモリー)4、コーデック5、モデム6、NCU(ネットワークコントロールユニット)7、読取部8、記録部9、表示部10、操作部11、及びLANインターフェース12を備えたものであって、各部2乃至12は通信可能にバス13によって接続されている。
【0015】
CPU2は、ROM4に格納されたプログラムに従って、この通信端末装置1を構成する各部を制御する。RAM3は、画データ、各種設定情報、後述するテーブル等を記憶する記憶部として機能する。ROM4は、CPU2によりこの通信端末装置1の各部の動作が制御されるための各種プログラムを記憶している。
【0016】
コーデック5は、画データを送信のためにMH、MR、MMR方式等により符号化し、受信した画データを復号する。また、電子メール添付ファイル形式として一般的に利用されている画像フォーマットであるTIFF(Tagged Image File Format)形式にも対応して符号化、復号する。
【0017】
モデム6は、例えばITU−T(国際電気通信連合)の勧告V.34規格又はこれと同様のものに従った送受信データの変調及び復調を行う。NCU7は、電話回線を制御して電話をかけたり切ったりする回線網制御装置でありPSTN(公衆交換電話網)14に接続されている。
【0018】
読取部8は、原稿の画データを読み取って、白黒2値化した画データを出力する。記録部9は、例えば電子写真方式のものからなり、受け取った画データ等を記録紙上に記録する。
【0019】
表示部10は、例えば操作部11に並設されたLCD(Liquid Crystal Display)からなり、各種の画面情報を表示する。操作部11は、ファクシミリ番号、IP電話番号、メールアドレス、URL等の各種の宛先情報等を入力するための情報入力キー11a、該情報入力キー11aにより入力される宛先情報がIPアドレスであることを通信端末装置1に認識させるために、宛先情報の入力に際して押下されるIPアドレス識別キー11b、リダイヤルキー11cなどを具備する。前記IPアドレス識別キー11bの利用により、通信端末装置1は、番号列で構成される電話番号とIPアドレスとを確実に識別することができる。
【0020】
LANインターフェース12は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)15と通信端末装置1と通信可能に接続するインターフェースである。LAN15には、クライアントPC16が設置されており、クライアントPC16から通信端末装置1が有する各種機能を利用することができるようになっている。また、LAN15には、ルータ18が設置されており、通信端末装置1は、ルータ18、インターネット等を通じて他の通信端末装置と後述する各種の通信機能によりデータを送受信することができる。
【0021】
上記構成を備える通信端末装置1は、G3ファクシミリ通信機能、インターネットファクシミリ通信機能(メールサーバ機能を備えている。)、HTTP通信機能、及びSIPによるIP電話通信機能を有する複合機である。また、ワンタッチ/短縮ダイヤル又は操作部11からのオペレータによる直接入力により、メールアドレス、URL(Uniform Resource Locators)、電話番号のほか、前記IPアドレス識別キーの押下に伴ってIPアドレスを送信相手先の宛先情報として入力指定することができるようになっている。
【0022】
ワンタッチ/短縮ダイヤルにより指定される宛先情報等は、図2に示すような、ワンタッチ/短縮テーブル19に登録(記憶)されている。該テーブル19は、RAM3の所定領域に形成されているものであって、「ワンタッチ/短縮」欄、「宛先」欄、「ポート番号」欄及び「プロトコル」欄から構成されており、各欄の情報は同一レコードに格納されることで互いに対応付けられている。また、該テーブル19内の情報は、オペレータによる操作部11からの所定操作により、自由に編集が可能となっている。「ワンタッチ/短縮」欄には、「A01、A02、・・・」等のワンタッチダイヤル番号、「001、002・・・」等の短縮ダイヤル番号が格納されている。「宛先」欄には、IPアドレス、電話番号等の宛先情報が登録されている。「ポート番号」欄には、通信に際して使用するポート番号が登録されている。「プロトコル」欄には通信に使用する通信プロトコルの種類が登録されている。
【0023】
また、IP電話番号とファクシミリ番号を識別するための識別情報(例えば「050」、「080」)は、RAM3の所定領域に記憶されており、通信端末装置1は、この識別情報と同じ番号から始まる電話番号をIP電話番号とみなし、それ以外の電話番号をファクシミリ番号とみなして、通信プロトコルとしてIP電話又はG3ファクシミリを選択するようにしてもよい。
【0024】
また、通信端末装置1は、通信履歴情報をRAM3の所定領域に形成される、図3に示すような、通信履歴テーブル20に記憶する。さらに、通信端末装置1は、直前に送信した相手先の宛先情報を、リダイヤルキー11cにより再指定できるように、図4に示すような、リダイヤル情報テーブル21に記憶する。前記通信履歴テーブル20は、図3に示すように、行番号を格納する「NO.」欄、相手先の宛先情報を格納する「相手先」欄、通信開始日時を格納する「通信開始日時」欄、通信時間を格納する「通信時間」欄、通信枚数を格納する「枚数」欄、通信結果を格納する「結果」欄からなり、通信端末装置1において通信が行われる毎に新規レコードが追加される。また、リダイヤル情報テーブル21は、図4に示すように、相手先の宛先情報を格納する「宛先」欄、使用したポート番号を格納する「ポート番号」欄、使用した通信プロトコルを格納する「プロトコル」欄で構成されている。
【0025】
以上のような構成及び通信機能を備えた通信端末装置1は、オペレータの送信操作に際し、通信相手先の宛先情報として、ファクシミリ番号、IP電話番号、メールアドレス、URL、IPアドレスの指定を受付けるほか、ポート番号、通信に使用すべきプロトコルの種類の指定をも受付けるようになっている。以下、かかる通信端末装置1が相手先へ原稿を送信する際に実行する処理動作について、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、このフローチャートに基づいて説明する通信端末装置1の処理動作は、ROM4に格納されている制御プログラムに基づいてCPU2が発行する命令に従って行われる。
【0026】
オペレータにより読取部8に原稿がセットされ、操作部11のキー入力操作により宛先情報が直接入力指定され、又は、ワンタッチ/短縮ダイヤル若しくはリダイヤルキー11cにより宛先情報が間接的に指定され、オペレータが必要とするときは、更にポート番号及び使用すべき通信プロトコルの入力指定がなされ、スタートキーが押下される。すると、通信端末装置1は、指定された宛先情報、ワンタッチ/短縮番号又はリダイヤルキー11cに加えて、指定された場合には、ポート番号及び通信プロトコルを受付けてRAM3に記憶する(S1)。
【0027】
次いで、直接又は間接的に指定された宛先情報がIPアドレスであるか否かを判断する(S2)。すなわち、操作部11から宛先情報が直接入力指定された場合には、その宛先情報がIPアドレスであるか否かを判断する。ワンタッチ/短縮ダイヤルにより宛先情報が間接的に指定された場合には、ワンタッチ/短縮ダイヤルテーブル19において、指定されたワンタッチ/短縮番号に対応付けて「IPアドレス」欄にIPアドレスが登録(記憶)されている場合に、その宛先情報はIPアドレスであると判断し、登録されていない場合にその宛先情報はIPアドレスではないと判断する。また、リダイヤルキー11cにより宛先情報が間接的に指定された場合には、リダイヤル情報テーブル21の「IPアドレス」欄にIPアドレスが登録(記憶)されている場合に、その宛先情報はIPアドレスであると判断し、登録されていない場合にその宛先情報はIPアドレスではないと判断する。
【0028】
次いで、指定された宛先情報がIPアドレスではないと判断した場合は(S2:NO)、前記S1で指定された宛先情報がファクシミリ番号であるか否かを判断する(S3)。具体的には、指定された宛先情報が特定の番号(「050」等)から始まるものを除いた電話番号である場合にファクシミリ番号であると判断し、特定の番号から始まるものをIP電話番号であると判断する。そして、ファクシミリ番号であると判断した場合には、読取部8にセットされた原稿の画データを読取り、読み取った画データに必要なデータ変換処理等を施して、G3ファクシミリにより当該ファクシミリ番号の相手先に対して送信する(S4)。
【0029】
一方、前記S3においてファクシミリ番号ではないと判断した場合は、宛先情報をDNSサーバ(不図示)に、必要な場合にはディレクトリサーバ、SIPサーバ等にも、提示するとともに、その宛先情報に対応するIPアドレスを取得する(S5)。そして、読取部8にセットされた原稿の画データを読取り、読み取った画データに、当該宛先情報の記載形式から判断される通信プロトコルに応じたデータ変換処理を施し、取得したIPアドレスに対して当該通信プロトコルによって送信する(S6)。
【0030】
一方、前記S2において、指定された宛先情報がIPアドレスであると判断した場合は、デフォルト設定のポート番号及び通信プロトコルに代えて、使用すべきポート番号及び通信プロトコルとして、後述するポート番号及び通信プロトコルを採用して相手先と通信を開始するための接続を行う(S7)。ここで、採用されるポート番号及び通信プロトコルとしては、前記S1において、直接ポート番号及び通信プロトコルが入力指定された場合はそのポート番号及び通信プロトコルが、ワンタッチ/短縮ダイヤルにより間接的に宛先情報が指定されたときはワンタッチ/短縮ダイヤルテーブル19の当該宛先情報に対応付けて登録されているものが、リダイヤルキー11cにより宛先情報が間接的に指定されたときは、リダイヤル情報テーブル21の当該宛先情報に対応付けて登録されているものが採用される。使用するポート番号及び通信プロトコルが直接入力してされておらず、前記テーブル19、21にも登録されていない場合は、デフォルト設定のポート番号及び通信プロトコルがそのまま採用される。
【0031】
なお、デフォルト設定の通信プロトコルとしては、「SMTP」が、デフォルト設定のポート番号としては、「SMTP」に一般的に使用される「25番」が設定されている。しかし、デフォルト値はこれらに限定されずともよく、その他の通信プロトコル及びその通信プロトコルに一般的に使用されるポート番号がデフォルト値として設定されてもよい。
【0032】
次に、通信端末装置1は、接続した相手先から当該通信プロトコルの手順上で相手から提示されるホスト名(通信相手先の識別子)を取得し、これを自装置1の表示部10に表示するとともに、RAM3の所定領域に記憶する処理を行う(S8)。なお、前記識別子の取得はこれに限定されず、例えば、DNS、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)等のサーバへ問い合わせることにより行ってもよい。
【0033】
そして、読取部8にセットされた原稿の画データを読取り、読み取った画データに必要なデータ変換処理等を施して、通信プロトコルに従ったデータ通信(原稿の送信等)を行い(S9)、取得してRAM3に記憶したホスト名、相手先のIPアドレス、使用したポート番号及び使用した通信プロトコルを通信履歴テーブル20及びリダイヤル情報テーブル21(図4参照)の各欄にそれぞれ格納(記憶)する(S10)。
【0034】
より具体的には、図3に示すように、通信履歴テーブル20に、新規レコード23が追加され、取得されたホスト名が追加レコードの「相手先」欄に、続番号が「NO.」欄に、通信開始日時が「通信開始日時」欄に、通信時間が「通信時間」欄に、通信枚数が「枚数」欄に、通信結果が「結果」欄に格納される。また、リダイヤル情報テーブル21は、格納情報全体が更新され、相手先のIPアドレスが「宛先」欄に、前記S9で使用されたポート番号が「ポート」番号欄に、前記S9で使用された通信プロトコルが「プロトコル」欄に格納される。
【0035】
以上の説明から明らかなように、本実施の形態に係る通信端末装置1によれば、IPアドレスにより通信相手先を指定することができ、なお且つ、使用する通信プロトコル及びポート番号を任意に相手先毎に設定又は指定することが可能である。また、宛先IPアドレス毎に通信プロトコル及びポート番号が登録されているので送信操作に際して、ワンタッチダイヤル番号や短縮ダイヤル番号を指定するだけで、DNSサーバ等への問い合わせ処理を省略することができ、通信プロトコルの入力操作も不要であるため、送信時の操作負担が軽減される。
【0036】
また、IPアドレスにより指定した相手先と通信中に、通信プロトコルの手順上で相手先から提示されるホスト名を取得し、それが表示部10に表示されるので、ユーザは送信中の相手先を、わかりやすいホスト名にて把握することができる。さらに、取得されたホスト名は、通信履歴テーブル20にも格納されるので、IPプロトコルを指定して行った通信履歴情報の相手は、IPアドレスではなく、わかりやすいホスト名で表示されるという利点がある。
【0037】
また、上記一連の処理動作により通信を行った相手先のIPアドレスは同相手先のホスト名とともに、リダイヤル情報テーブル21にも格納されるので、ユーザは、リダイヤル機能を利用することにより簡易に同相手先のIPアドレスを指定して再送信を行うことができる。
【0038】
なお、上記の説明においては、前記S1において通信端末装置1が受付ける宛先情報等は、操作部11からオペレータにより直接又は間接的に指定された場合を例に挙げて説明したが、本装置1がクライアントPC16から送信要求を受けて送信を行う場合には、受付ける宛先情報等は、クライアントPC16からの送信要求とともに受付けるものとなる。そして、受付けた宛先情報等に基づいて、前記S2以降に示した処理動作を同様に実行する。
【0039】
【発明の効果】
請求項1記載の通信端末装置によれば、IPアドレスにより相手先を指定する場合に、複合機において必要となる通信プロトコルの選択操作を省略することが可能となり、操作の簡略化が図られる。また、使用する通信プロトコルを任意に相手先毎に設定することができる。
【0040】
また、IPアドレスにより相手先を指定する場合に、必要となるポート番号の選択操作を省略することが可能となり、操作の簡略化が図られる。また、使用するポート番号を任意に相手先ごとに設定することができる。
【0041】
請求項2記載の通信端末装置によれば、IPアドレス、使用する通信プロトコル、使用するポート番号をオペレータの意図に即して自由に指定することができるので、例えば、同じIPアドレスの相手装置が多数の通信プロトコルを有する場合や、相手装置が独自に設定したポート番号を使用して通信を行う場合に便利である。
【0042】
請求項3記載の通信端末装置によれば、通信中の相手先がIPアドレスではなく、ホスト名等の識別子で表示されるので、オペレータは通信中の相手先を容易に把握することができる。また、通信履歴等として記憶される相手先の宛先情報として、前記識別子が記憶されるので、通信履歴等を確認するときに容易に相手先を把握することができ便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信端末装置の構成例及び該通信端末装置が設置されるネットワークの構成例を示した図である。
【図2】ワンタッチ/短縮ダイヤルテーブルの例を示した図である。
【図3】通信履歴テーブルの例を示した図である。
【図4】リダイヤル情報テーブルの例を示した図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る通信端末装置が相手先へ原稿を送信する際に実行する処理動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 通信端末装置
2 CPU
3 RAM
4 ROM
11b IPアドレス識別キー
11c リダイヤルキー
19 ワンタッチ/短縮ダイヤルテーブル
20 通信履歴テーブル
21 リダイヤル情報テーブル
Claims (3)
- 通信相手先のIPアドレスと任意の通信プロトコル及び任意のポート番号を対応付けて記憶する記憶手段と、通信すべき相手先の宛先情報としてIPアドレスが指定された場合には、指定されたIPアドレスに対応付けられた通信プロトコルによって、指定されたIPアドレスに対応付けられたポート番号を使用して通信を行う通信手段と、を備えることを特徴とする通信端末装置。
- 通信相手先のIPアドレス、任意の通信プロトコル及び任意のポート番号を入力指定する手段と、入力指定されたIPアドレスの相手先と入力指定されたポート番号を使用して、入力指定された通信プロトコルによって通信を行う通信手段と、を備えることを特徴とする通信端末装置。
- 前記通信手段により通信する場合に、通信相手先の識別子を取得する手段と、取得した前記識別子を表示あるいは記憶する手段と、を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信端末装置。
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