JP2005303914A - 通信装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】動的DNSサービスによりIPアドレスを取得した時点から相手先の通信装置と接続するまでの間に、取得したIPアドレスが割り当てられている相手先の通信装置が入れ替わることにより生じる誤送信を防止することができる通信装置を提供すること。
【解決手段】動的DNSサービス18の利用により、ドメイン名を提示して動的IPアドレスを取得する動的IPアドレス取得手段と、該手段により取得した動的IPアドレスが割り当てられている相手先の通信装置1B又は1Cと接続して、前記ドメイン名に静的に割り当てられた識別子を送信する識別子送信手段と、前記相手先の通信装置20から前記識別子に対する所定の受信許可応答を受信した場合に、同相手先の通信装置20へ実体データの送信を行う手段と、を備える通信装置1A。
【選択図】図1

Description

本発明は、Peer to Peer型のIP(Internet Protocol)通信を行う通信装置に関し、詳しくは、DNS(Domain Name System)サービス又は動的DNSサービスにより、宛先ドメイン名を提示して取得したIPアドレスに対してデータ送信を行う送信側通信装置及び前記データを受信する受信側通信装置に関する。
IP通信を行う通信装置では、相手先とデータ通信を行う場合に、動的DNSサービスを利用して、宛先IPアドレスを取得する場合がある。動的DNSサービスは、動的DNSサーバと、動的DNSをサポートするDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバが連携することによって実現される。動的DNSサーバは、DHCPサーバと随時双方向に情報を転送して、DHCPクライアントのドメイン名とそのIPアドレスの情報をDNSサーバのゾーン・ファイルに追加、削除することで、DHCPサーバが動的に割り当てた最新のIPアドレスがDNSクライアントとなる通信装置に提供されるようになっている。したがって、宛先通信装置のドメイン名に割り当てられたIPアドレスが動的IPアドレスであっても、当該ドメイン名を有する宛先通信装置と接続してデータ通信を行うことができる。
なお、特許文献1には、DNSサービスにより取得したIPアドレス宛てに電子メールを送信する通信装置が開示されている。
特開2003−216547号公報
ところが、動的DNSサービスにより取得したIPアドレス宛てにデータ送信を行う場合、DNSサーバに提示した宛先ドメイン名と異なるドメイン名を有する通信装置に誤って接続しデータ送信されることがある。これを例えば図3に示すような、インターネット17上に動的DNSサービス18(動的DNSサーバ18及びDHCPサーバ18)、ルータ19乃至21、各ルータ19乃至21にそれぞれ接続された通信装置25乃至27等からなるネットワーク環境を例に挙げて説明する。
図4に示すように、既に動的DNSサービス18(DHCPサーバ18)によってIPアドレスXが割り当てられている(S1)ルータ20に接続されている通信装置26に対して、通信装置25がデータ送信をする場合、通信装置25はルータ20(通信装置26)のドメイン名を動的DNSサーバに提示してそのドメイン名に割り当てられているIPアドレスXを取得する(S2)。そして、取得したIPアドレスX宛てに例えば電子メール等のデータ送信を行う(S3)。
ところが、通信装置25がIPアドレスXを取得した時点(S2)からデータ送信(S3)を開始するまでの間に、図4に示すような処理動作(S4乃至S6)が発生した場合に問題が生じる。すなわち、前記の間に、ルータ20にエラーが発生するなどしてルータ20と動的DNSサービス18(DHCPサーバ18)のアクセスが切断すると(S4)、動的DNSサービス18(DHCPサーバ18)は、ルータ20に割り当てていたIPアドレスXを空き状態に設定する(S5)。そして、他のルータ21が動的DNSサービス18(DHCPサーバ18)に接続して空き状態になっているIPアドレスXの割り当てを受けた場合に(S6)、通信装置25は、ルータ21に接続されている通信装置26と同タイプの通信装置27に対してデータを送信してしまうという問題が生じる。
また、静的DNSサービスにより取得した静的IPアドレス宛てにデータ送信を行う場合であっても、相手先通信装置における設定変更等により当該相手先通信装置のIPアドレスが変更されることもあり得る。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、DNSサービスによりIPアドレスを取得した時点から相手先の通信装置と接続するまでの間に、取得したIPアドレスが割り当てられている相手先の通信装置が入れ替わることにより生じる誤送信を防止することを可能とする通信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の通信装置は、DNSサービスの利用により、ドメイン名を提示してIPアドレスを取得するIPアドレス取得手段と、該手段により取得したIPアドレスが割り当てられている相手先の通信装置と接続して、前記通信装置に静的に割り当てられた識別子を送信する識別子送信手段と、前記相手先の通信装置から前記識別子に対する所定の受信許可応答を受信した場合に、同相手先の通信装置へ実体データの送信を行う手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2記載の通信装置は、請求項1記載の通信装置において、前記DNSサービスは動的DNSサービスであり、前記IPアドレスは動的IPアドレスであることを特徴としている。
請求項3記載の通信装置は、自装置に静的に割り当てられた識別子を記憶する記憶手段と、送信されてきたデータから識別子を検出する検出手段と、検出した識別子と前記記憶手段が記憶する前記識別子とが一致する場合に、送信されてきた識別子の送信元通信装置に対して所定の受信許可応答を返信する手段と、を備えることを特徴としている。
請求項4記載のプログラムは、DNSサービスの利用により、ドメイン名を提示してIPアドレスを取得するIPアドレス取得手段、該手段により取得したIPアドレスが割り当てられている相手先の通信装置と接続して、前記通信装置に静的に割り当てられた識別子を送信する識別子送信手段、前記相手先の通信装置から前記識別子に対する所定の受信許可応答を受信した場合に、同相手先の通信装置へ実体データの送信を行う手段、としてコンピュータを機能させることを特徴としている。
請求項1又は2記載の通信装置が請求項3記載の通信装置に対してデータ送信を行えば、送信側通信装置(請求項1又は2記載の通信装置)がDNSサービスによりIPアドレスを取得して相手先の通信装置(請求項3記載の通信装置)と接続するまでの間に、IPアドレスが割り当てられた相手先の装置が同様の装置(請求項3記載の通信装置)に入れ替わっても、送信側通信装置は、受信許可応答がない限り実体データの送信を行わないので、誤送信が防止される。
請求項4記載のプログラムをコンピュータに組み込んで実行することにより、請求項1記載の通信装置と同様の効果が奏される。
以下本発明の実施の形態に係る通信装置として、ファクシミリ通信機能及びインターネットファクシミリ通信機能を備えるファクシミリ複合機を例に挙げて説明する。勿論、本発明は、DNSサービスにより取得したIPアドレスの相手先と直接接続してPeer to Peer型のデータ通信を行う通信装置であれば、上記ファクシミリ複合機に限らず、その他のタイプの通信装置にも適用可能である。
図1にファクシミリ複合機1の構成例を示す。すなわち、ファクシミリ複合機1は、CPU(中央処理装置)2、ROM(リードオンリーメモリー)3、RAM(ランダムアクセスメモリー)4、画像メモリ5、モデム6、NCU7、コーデック8、読取部9、記録部10、表示部11、操作部12、LANインタフェース13を備え、各部2乃至13はバス14によって接続されている。
CPU2は、ROM3に格納された制御プログラムに従って、このファクシミリ複合機1を構成する各部を制御する制御手段として機能する。ROM3は、前記制御プログラム等を格納している。RAM4は、CPU2の主メモリ、ワークエリア等として機能する。また、RAM4には、宛先ドメイン名(宛先ドメイン名の代わりに宛先メールアドレスでもよい。)と識別子を対応付けて記憶する宛先識別子テーブル4aと、自装置1の識別子4bと、後述するIPアドレス再取得回数「K」の値4cとが格納されている。前記識別子としては、各通信装置に静的(不変的)に割り当てられた各装置に固有の情報が適用され、本実施の形態では、かかる情報として通信装置1に割り当てられた電話番号(ファクシミリ番号)が適用されている。
画像メモリ5は、コーデック8によって圧縮符号化された画像データ等を記憶する。モデム6は、例えばITU−T(国際電気通信連合)の勧告V.34規格又はこれと同様のものに従った送受信データの変調及び復調を行う。NCU7は、PSTN(公衆交換電話網)15との回線の閉結及び開放の動作を行う回線網制御装置であり、必要に応じてモデム6をPSTN15と接続する。コーデック8は、ファクシミリ送信等に際して、画像データを、JPEG方式又はMH、MR、MMR方式等により圧縮符号化する。また、受信した画像データ等を復号する。
読取部9は、原稿の画像データを読取るものであり、例えば、CCDカラーラインセンサ、A/Dコンバータ、画像処理回路等で構成される。記録部10は、給紙カセットから記録紙を取り出して、受信画像データ、読取画像データ等を記録紙上に記録する。表示部11は、例えば操作部12に並設されたLCD(Liquid Crystal Display)からなり、各種の画面情報を表示する。操作部12は、各種の操作キーなどを具備し、ユーザによる各種の操作は、この操作部7において行われる。
LANインタフェース13は、ファクシミリ複合機1とLAN(ローカルエリアネットワーク)16とを接続するインターフェースであり、これを通じてファクシミリ複合機1は、同じくLAN16に接続されたクライアントPC(不図示)、ルータ17と通信を行う。更にはルータ17を通じてインターネット18上の他の通信装置と通信を行う。
上記構成を備えるファクシミリ複合機1は、SMTPサーバ機能を備えており、従って、読取部9により読取った原稿の画像データ等を電子メールに添付して送信するインタネットファクシミリ通信機能を備える。また、前記原稿の画像データ等をPSTN15を通じて送信するG3ファクシミリ通信機能をも備えている。
次に上記構成及び機能を備えるファクシミリ複合機1同士が互いにインターネットファクシミリにて実体データの送受信をする際の処理動作について図2に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、このフローチャートに基づいて説明する処理動作は、それぞれのファクシミリ複合機1のROM3等に記憶された制御プログラムに基づいて制御手段であるCPU2が発行する命令に従って実行される。本明細書及び特許請求の範囲においては、電子メールや画像データのように、送信側から受信側へ伝送すべき実体的な内容を含むデータを実体データという。
以下、説明の便宜上、実体データの送信側となるファクシミリ複合機1を送信側ファクシミリ複合機1A、実体データの受信側となるファクシミリ複合機1を受信側ファクシミリ複合機1B又は1Cと称し、送信側ファクシミリ複合機1Aが、DNSサービス18の利用により、受信側ファクシミリ複合機1Bの宛先ドメイン名「ROUTER2.COM」を提示して取得したIPアドレスに対して接続処理を行う場合を例に挙げて説明する。
送信側ファクシミリ複合機1Aにおいて、ユーザ等により宛先メールアドレスが指定され、実体データの送信処理を開始すべき指示がなされると、RAM4において変数「I」に「0」が設定され(S101)、読取部3にセットされた原稿の画像データの読取処理等の送信処理が起動される(S102)。
次いで、送信側ファクシミリ複合機1Aは、動的DNSサービス18に対して宛先メールアドレスのドメイン名を提示して、それに対応するIPアドレスを問合せる(S103)。動的DNSサービス18からIPアドレスを取得できた場合は(S104:YES)、取得したIPアドレスが割り当てられている相手先ルータ1B又は1Cを通じて同ルータ1B又は1Cに接続されているファクシミリ複合機1B又は1Cに対して接続要求を行う(S105)。相手先のファクシミリ複合機1B又は1Cと接続できた場合は(S106:YES)、宛先識別子テーブル4aにおいて、S103において動的DNSサービス18に提示したドメイン名に対応付けて記憶されている識別子を接続した受信側ファクシミリ複合機1B又は1Cに対して送信する(S107)。なお、S107では、受信側ファクシミリ複合機1B又は1Cへ送信される識別子は、宛先識別子テーブル4aに登録されているものが適用されているが、送信操作に伴って識別子を操作部12等からユーザが指定できるようにし、指定された識別子を宛先識別子テーブル4aに登録されている識別子に代えて送信するようにしてもよい。識別子が電話番号である場合は、ユーザ自身が記憶している電話番号やファクシミリ複合機1に登録されている電話帳から簡単に指定することが可能となる。
送信側ファクシミリ複合機1Aは、前記S107で送信した識別子に対する応答として所定の受信許可応答を受信した場合(S108:YES)、読取部9により読取った原稿の画像データ等の実体データを生成して当該受信側ファクシミリ複合機1Bに対して送信する処理を行い(S109)、正常に実体データの送信処理が終了した場合には(S110:YES)、一連の処理動作を完了する。一方、送信側ファクシミリ複合機1Aは、前記S107で送信した識別子に対する応答として所定の受信拒否応答を受信した場合(S108:NO)、前記S103へ処理が戻る。なお、S108においては、所定の受信拒否応答を受信した場合に否定判断しているが、所定の受信許可応答が一定時間検出されなかった場合に否定判断するようにしてもよい。
送信側ファクシミリ複合機1Aは、前記S104において、IPアドレスを取得できなかった場合(S104:NO)、及び、前記S106においてファクシミリ複合機1B又は1Cと接続できなかった場合は(S106:NO)、変数「I」がRAM4に記憶しているIPアドレス再取得回数「K」の値4c未満であるか否かを判断し(S111)、変数「I」が「K」未満である場合は(S111:YES)、変数「I」に「1」を加算して(S112)、前記S103へ処理動作が戻る。なお、S104においてIPアドレスを取得できない場合、S106において受信側ファクシミリ複合機1B又は1Cと接続できない場合としては、相手先ルータ20又は21にエラーが発生し、同ルータ20又は21と動的DNSサービス18(DHCPサーバ18)とのアクセスが切断し、動的DNSサービス18(DHCPサーバ18)がルータ1Bに割り当てていたIPアドレスが空き状態に設定された場合などである。
前記S111において変数「I」がRAM4に記憶しているIPアドレス再取得回数「K」の値4c以上である場合(S111:NO)、及び、前記S110において正常に実体データの送信処理を行うことができなかった場合は(S110:NO)、宛先識別子テーブル4aにおいて、S103で動的DNSサービス18に提示したドメイン名に対応付けて記憶されている識別子を宛先ファクシミリ番号として指定して、読取部9により読取った原稿の画像データをG3ファクシミリ通信により受信側ファクシミリ複合機1Bに対して送信処理を行い(S113)、正常にファクシミリ送信処理が終了した場合は(S114:YES)、一連の処理動作を完了する。正常にファクシミリ送信処理が終了しなかった場合は(S114:NO)、通信エラーレポートを記録部10から印字出力したり、通信エラー表示を表示部11に行う等の通信エラー処理を行う(S115)。
一方、受信側ファクシミリ複合機1B又は1Cは、送信側ファクシミリ複合機1Aから送信されてきたデータから識別子を検出するとともに(S201)、検出した識別子と自装置がRAM4に記憶している識別子4bとが一致するか否かを判断する(S202)。
受信側ファクシミリ複合機が、送信側ファクシミリ複合機がDNSサービス18に提示したドメイン名(「ROUTER2.COM」)を有するファクシミリ複合機1Bである場合は、受信側ファクシミリ複合機1Bが自装置1Bに記憶している識別子4bと送信側ファクシミリ複合機1Aから送られてきた識別子とは一致し(S202:YES)、同受信側ファクシミリ複合機1Bは、受信許可応答として所定の情報を送信側ファクシミリ複合機1Aに返信する(S203)。
受信側ファクシミリ複合機が、送信側ファクシミリ複合機がDNSサービス18に提示したドメイン名(「ROUTER2.COM」)と異なるドメイン名(「ROUTER3.COM」など)を有するファクシミリ複合機1Cである場合は、受信側ファクシミリ複合機1Cが自装置1Cに記憶している識別子4bと送信側ファクシミリ複合機1Aから送られてきた識別子とが一致しないので(S202:NO)、同受信側ファクシミリ複合機1Cは、受信拒否応答として所定の情報(前記受信許可応答時に返信する情報とは異なる情報)を送信側ファクシミリ複合機1Aに返信する(S204)。なお、前記S204においては、受信許可応答として所定の情報を送信側ファクシミリ複合機1Aに返信するが、前述したように、S108で送信側ファクシミリ複合機1Aが、所定の受信許可応答が一定時間無かった場合に否定判断するものである場合は、前記S204の処理動作を省略する。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係るファクシミリ複合機1によれば、動的DNSサービスにより動的IPアドレスを取得した時点から受信側通信装置と接続するまでの間に、取得した動的IPアドレスが割り当てられている相手先の通信装置がファクシミリ複合機1Bからその他のファクシミリ複合機1Cに入れ替わっても、送信側ファクシミリ複合機1Aは、受信許否応答の受信や受信許可応答がないことによって、接続した相手先のファクシミリ複合機1CがIPアドレスを取得した当初のファクシミリ複合機1Bと入れ替わっていることを検出し、実体データの送信を取り止めることができるので、従来発生していた実体データの誤送信を防止することができる。
また、送信側ファクシミリ複合機1Aは、S108で受信許可応答が無かった場合、S104でIPアドレスを取得できなかった場合、及び、S106で相手先との接続に失敗した場合に、処理手順をS103に戻して、動的IPアドレスの再取得を試みるので、相手先のルータ20のエラーが回復し、同ルータ20が動的DNSサービス18(DHCPサーバ18)に接続した時点で自動的に相手先ルータ20に接続されているファクシミリ複合機1Bと通信を開始することができるので、ユーザが再送信をするための操作の手間が省かれる。また、一定時間の間に相手先ルータ20のエラーが回復しない場合は、ファクシミリ通信によって、原稿データ(実体データ)が相手先ファクシミリ複合機1Bに自動的に送信されるので自装置側又は相手側のネットワークに発生した障害が長時間復旧しない場合に便利である。
上記実施形態では、送信側通信装置1Aが動的DNSサービスにより相手先の通信装置の動的IPアドレスを取得して通信する場合について説明したが、動的DNSサービス18を静的DNSサービスとし、送信側通信装置が相手先の通信装置のIPアドレスとして静的なものを取得して上記と同様の処理動作を実行するようにしてもよい。これにより、例えば、送信側通信装置1Aが静的DNSサービスにより相手先装置のIPアドレスを取得した時点から同相手先装置と接続するまでの間に、当該相手先の通信装置のIPアドレスが設定変更等により別のIPアドレスに変更されても識別子さえ変更されなければ、誤送信が防止される。
なお、上述したファクシミリ複合機1の処理動作(S101乃至115、S201乃至205)を実行するために、CPU2がROM3から読み出して実行する制御プログラムは、コンピュータ(例えばパソコン)用のファクシミリ通信ソフトに組み込んで上記ファクシミリ複合機1と同様の処理動作を実行することも勿論可能である。
また、本実施の形態においては、IP通信の一例としてSMTPによるインターネットファクシミリ通信を例に挙げて説明したが動的DNSサービスを利用してデータ通信を行う通信装置であれば、その他の通信プロトコルを使用するものであっても適用可能である。
本発明は、例えば、動的DNSサービスにより取得したIPアドレスの相手先とPeer to Peer型のデータ通信を行う通信装置に適用することができる。
本発明の実施の形態に係るファクシミリ複合機(通信装置)の構成例、及び複数のファクシミリ複合機(通信装置)が動的DNSサービスを利用してデータ通信する場合のネットワーク環境の一例を示した図である。 本発明の実施の形態に係るファクシミリ複合機(通信装置)同士でデータ送受信する際に実行する処理動作を示したフローチャートである。 従来例に係る通信装置が動的DNSサービスを利用してデータ通信を実行する際に生じる問題点を説明するために例示したネットワーク環境を示す図である。 従来例に係る通信装置が動的DNSサービスを利用してデータ通信を実行する際に問題となる処理手順の一例を示した図である。
符号の説明
1、1A乃至1C ファクシミリ複合機(通信装置)
2 CPU
3 ROM
4 RAM
4a 宛先識別子テーブル
4b 識別子
18 動的DNSサービス

Claims (4)

  1. DNSサービスの利用により、ドメイン名を提示してIPアドレスを取得するIPアドレス取得手段と、該手段により取得したIPアドレスが割り当てられている相手先の通信装置と接続して、前記通信装置に静的に割り当てられた識別子を送信する識別子送信手段と、前記相手先の通信装置から前記識別子に対する所定の受信許可応答を受信した場合に、同相手先の通信装置へ実体データの送信を行う手段と、を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記DNSサービスは動的DNSサービスであり、前記IPアドレスは動的IPアドレスであることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 自装置に静的に割り当てられた識別子を記憶する記憶手段と、送信されてきたデータから識別子を検出する検出手段と、検出した識別子と前記記憶手段が記憶する前記識別子とが一致する場合に、送信されてきた識別子の送信元通信装置に対して所定の受信許可応答を返信する手段と、を備えることを特徴とする通信装置。
  4. DNSサービスの利用により、ドメイン名を提示してIPアドレスを取得するIPアドレス取得手段、該手段により取得したIPアドレスが割り当てられている相手先の通信装置と接続して、前記通信装置に静的に割り当てられた識別子を送信する識別子送信手段、前記相手先の通信装置から前記識別子に対する所定の受信許可応答を受信した場合に、同相手先の通信装置へ実体データの送信を行う手段、としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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