JP2006295750A - インターネットファクシミリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿本文のインターネットファックスによる送付が終了済みであることを確認した上で、送信を行ったことを迅速に相手側に伝えることが可能なインターネットファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】原稿本文をインターネットファックス送信した(ステップ101)後、メール転送手順が終了したか否かを判定することにより、原稿本文のSMTPサーバへの受付が終了したか否かを判定する(ステップ102)。そして原稿本文のデータを添付したメールのSMTPサーバ2への受付が終了したと判定すると、CPU11はカバーページをファクシミリ送信する(ステップ105)。これにより、原稿本文が送信されていないのに、カバーページのみが送信されるという事態の発生を防止しつつ、迅速に送信を行ったことを相手側に伝えることが可能となる。
【選択図】図5

Description

本発明は、インターネットファクシミリ装置、特に、送信原稿本文をインターネットファックス送信するとともに、カバーページ(送信案内状)を通常の電話回線によりファックス送信する機能を有するインターネットファクシミリ装置に関する。
最近、インターネットの普及とともに、インターネット回線を利用した様々なサービスが提案されており、インターネットを介してファクシミリデータを送受するファクシミリも提案されており、このようなファクシミリはインターネットファクシミリと呼ばれている。
このようなインターネットファクシミリにおいて、電子メールを利用してインターネットを介して画像データを送受信する場合、画像データを含む電子メールを送信側のメールサーバ装置及びインターネットを介して受信側のメールサーバ装置にSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)方式で送信し、受信側のインターネットファクシミリ装置は、POP3(Post Office Protocol version3)方式で受信側のメールサーバ装置にアクセスして画像データを含む電子メールを受信し、受信した画像データを画像記録部を用いて印字するようになっている。
ところで、従来のファクシミリ通信では、受信側のファクシミリ装置と直接、通信回線を設定後、イメージデータを送信し、受信側では、受信したイメージデータは直ちに印字出力されるので、受信人はデータを受信していることを容易に知ることができる。しかしながら、インターネットファクシミリ等の電子メールでは、電子メールを受信したことを積極的に受信人に通知するようにはなっていない。
一方、最近はパソコンをコンピュータ通信網に常時接続し、メール受信時にはなんらかの表示を行う機能もでてきているが、パソコンを起動していない場合には、ユーザは電子メールを受信していることを知ることができない。さらに、コンピュータ通信網では、送信人から受信人に電子メールが届くまでに複数のコンピュータを経由する場合があることや、データ量、回線の混雑の程度により、遅配が生じることがある。
このため、コンピュータ通信網を使用してインターネットファクシミリ送信を行った場合、すみやかに受信人にインターネットファクシミリ送信されたことを知らせるため、送信側から受信側に送信通知書のみをファクシミリで送信することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−325924号公報
上記のように、送信通知書のみを通常の電話回線によりファックス送信し、それ以外の送信原稿本文をインターネットファックス送信する場合、メールサーバが停止していた等、インターネットファックス送信に不都合が生じていた場合には、原稿本文が送信されていないのに、カバーページのみが送信されるという事態が生じる恐れがある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、インターネットファックスによる通信コストの削減を実現しつつも、原稿の送付が終了済みであることを確認した上で、送信を行ったことを迅速に相手側に伝えることが可能なインターネットファクシミリ装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1に係る発明のインターネットファクシミリ装置は、ファックス送信及びインターネットファックス送信を行う制御手段を備えたインターネットファクシミリ装置であって、カバーページをファックス送信し、原稿本文をインターネットファックス送信する場合、上記制御手段が原稿本文のインターネットファックス送信を確認した後、カバーページをファックス送信することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明のインターネットファクシミリ装置は、請求項1に記載のインターネットファクシミリ装置において、上記制御手段が、メールサーバへの原稿本文の受付が完了したか否かを判定することにより、原稿本文の送信を確認することを特徴とし、
請求項3に係る発明のインターネットファクシミリ装置は、請求項1に記載のインターネットファクシミリ装置において、上記制御手段が、相手側装置からの原稿本文の配送確認メールを受信したか否かを判定することにより、原稿本文の送信を確認することを特徴とする。
さらに、請求項4に係る発明のインターネットファクシミリ装置は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載されたインターネットファクシミリ装置において、送信時に、上記制御手段が、宛先情報に送信先のファックス番号とインターネットアドレスが含まれているか否かを判定し、両者が含まれているとき、カバーページをファックス送信し、原稿本文をインターネットファックス送信することを特徴とする。
請求項1〜請求項3に係る発明のインターネットファクシミリ装置によれば、メールサーバまたは相手側装置からの原稿本文の受付完了信号あるいは配送確認メール等によって原稿本文の送信を確認した後、カバーページがファックス送信されるので、原稿本文が送信されていないのに、カバーページのみが送信されているという事態の発生を防止しつつ迅速に送信を行ったことを相手側に伝えることができる。
また、請求項4に係る発明のインターネットファクシミリ装置によれば、宛先情報に送信先のファックス番号とインターネットアドレスが含まれている場合、自動的にカバーページがファックス送信され、原稿本文がインターネットファックス送信されるので、簡単な操作で通信費用を削減するとともに、相手側に送信したことを通知することができる。
本発明のインターネットファクシミリ装置をファクシミリ機能、コピー機能、プリンタ機能を備えたデジタル複合機に適用した場合の実施例について、図面を用いて説明する。
図1はデジタル複合機を備えたシステムのネットワーク構成例を示す図であり、図2はデジタル複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1に示すネットワーク構成図において、1はデジタル複合機、2、3はSMTPサーバ、4は公衆交換電話網(PSTN)、5はLAN(Local Area Network)、6はインターネット網である。デジタル複合機1はMR、MMR方式等により符号化した画像データを送受信するファクシミリ機能、及びTIFF方式等により符号化され、電子メールに添付された画像データを送受信するインターネットファクシミリ機能を備え、PSTN4、LAN5を介して他の装置と画像データの送受信を行うことができる。
また、SMTPサーバ2はLAN5に接続されており、デジタル複合機1からの電子メールをSMTPプロトコルを使用して受信し、インターネット網6を介して外部のSMTPサーバ3に送信する機能を備えている。
一方、デジタル複合機1は、図2のハードウェア構成を示すブロック図に示すように、CPU11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、表示・操作部14、読取部15、画像メモリ16、記録部17、コーデック18、モデム19、ネットワーク制御ユニットNCU20、タイマ21及びLANインターフェース(I/F)22から構成され、各部がバス23を介して接続されている。
CPU11はバス23を介してデジタル複合機1のハードウェア各部を制御するとともに、ROM12に記憶されたプログラムに基づいて各種のプログラムを実行し、ROM12はデジタル複合機1の動作に必要な種々のプログラムや操作メッセージ等を予め記憶している。また、RAM13はSRAM等で構成され、プログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶するとともに、電話番号、メールアドレス、IPアドレス等の送信先の情報を記憶する電話帳テーブルを記憶する記憶領域を有している。
表示・操作部14は、デジタル複合機1の動作状態を表示したり、種々の機能の操作画面の表示を行う表示部と、デジタル複合機1を操作するための複数のキーよりなり、図3に示すように、表示部を構成するLCD表示部31と多数の操作キーから構成されている。LCD表示部31には、タッチパネルスイッチが配設され、LCD表示部31に表示された項目部分を押下することで、対応する項目の選択や機能の実行を行うことができる。また、操作キーとして、テンキー32、スタートキー33、リセットキー34、ストップキー35、十字キー36、リターンキー37、セットキー38、ファックス切替キー39、コピー切替キー40、スキャナ切替キー41等の各種キーが設けられている。なお、LCD表示部31によりこれらの操作キーの一部又は全部を代用することも可能である。
読取部15はオートドキュメントフィーダー(ADF)やフラットベッドスキャナ(FBS)等の読取り用原稿載置台を備え、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、ドットイメージデータを出力する。また、画像メモリ16は、DRAM等を用いて構成され、送信すべきイメージデータまたは受信したイメージデータあるいは読取部15で読み取ったイメージデータを記憶し、記録部17は電子写真方式等のプリンタ装置を備え、受信したデータをプリントアウトする。
コーデック18は所定のプロトコルに対応して符号化・復号するものであり、読み取った原稿の画像データを送信するためにMH、MRまたはMMR方式により符号化し、外部から受信した画像データを復号するとともに、電子メールに添付可能なファイルとして一般的に利用される画像フォーマットであるTIFF方式等にも対応して符号化、復号する。
モデム19はバス23に接続されており、ファクシミリ通信が可能なファクスモデムとしての機能を有し、このモデム19は同様にバス23に接続されたNCU20と接続されている。NCU20はアナログ回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム19をPSTN4に接続する。また、タイマ21はCPU11の指令により時間を計時する。
LANインターフェース22はSMTPサーバ2が接続されたLAN5に接続され、インターネット網6からの信号を受信する一方、LAN5に対して信号やデータを送信するものであり、信号変換やプロトコル変換などのインターフェース処理を実行するとともに、データ通信中の通信エラーを検出する。
一方、上記のRAM13に記憶される電話帳テーブルは、図4に示すように、短縮ダイヤル番号またはワンタッチキー番号、宛先名称、電話番号、メールアドレスを記憶する領域を備えており、表示・操作部14のLCD表示部31に表示される宛先登録画面からユーザが入力することにより、それぞれの設定を電話帳テーブルに登録することができる。
デジタル複合機1は上記のような構成を備えており、G3ファクシミリ送信時には、原稿の画像データが読取部15で読み取られ、コーデック18で圧縮されて画像メモリ16に蓄積される。この圧縮された画像データが画像メモリ16から読み出されてモデム19で変調され、NCU20からPSTN4を通して通信相手先に送信される。また、ファクシミリ受信時には、受信した画像データがモデム19で復調され、画像メモリ16に蓄積された後、コーデック18で復号されて記録部17により印刷される。
一方、このデジタル複合機は、カバーページをファックス送信し、原稿本文をインターネットファックス送信する機能を備えており、以下、ファックス送信時の作用を図5のフローチャートにより説明する。
ユーザが読取部15の原稿載置部に原稿をセットした後、表示・操作部14のファックス切替キー39を押下すると、LCD表示部31に図6に示すようなファックス送信機能選択画面が表示される。この表示画面には、図に示すように原稿をファックス送信する「FAX」キー、原稿をメールで送信、すなわちインターネットファックス送信する「メール」キー及び本文をメールで送信し、カバーページをファックス送信する「本文:メール/カバー:FAX」キーとが表示されている。
そして、ユーザが「本文:メール/カバー:FAX」キーを押下し、次の宛先入力画面(図示せず)で短縮ダイヤル番号、ワンタッチキー番号あるいは直接宛先を入力した後、スタートキー33を押下すると、デジタル複合機1のCPU11は読取部15にセットされた原稿の読取処理を行い、画像データを画像メモリ16に蓄積した後、図5のフローチャートに示す送信プログラムを開始する。このプログラムを開始すると、まず、CPU11は、原稿本文をインターネットファックス送信する(ステップ101)。
すなわち、CPU11は画像メモリ16に蓄積されている原稿本文の画像データをコーデック18により電子メールに添付可能なファイル形式、例えば、TIFF形式ファイルに変換して電子メール用の添付ファイルを作成し、作成した添付ファイルを添付したメールをLAN5を介してSMTPプロトコルを使用してSMTPサーバ2に送信する。なお、この場合、CPU11は、SMTPサーバ2との間でコンマンドのやり取りを行った後、原稿本文のデータを添付したメールをSMTPサーバ2に転送する手順を取る。
次に、CPU11は、上記のメール転送手順が終了したか否かを判定することにより、原稿本文のSMTPサーバ2への受付が終了したか否かを判定する(ステップ102)。受付が終了していないと判定した場合、CPU11は、タイマ21により送信を開始してから所定時間が経過したか否かを判定し(ステップ103)、所定時間が経過していないと判定した場合、ステップ102に戻る。
また、ステップ103で送信を開始してから所定時間が経過したと判定した場合には、CPU11はSMTPサーバ2が停止していると判断し、「原稿本文送信不可」とのチェックメッセージを記録部17により印刷した(ステップ104)後、プログラムを終了する。
一方、ステップ102で原稿本文のデータを添付したメールのSMTPサーバ2への受付が終了したと判定すると、CPU11はカバーページをファクシミリ送信する(ステップ105)。
すなわち、CPU11は画像メモリ16からカバーページの画像データを読み出してモデム19で変調し、NCU20からPSTN4を通して相手先に送信する。
次に、CPU11は、相手側ファクシミリとの通信が正常に終了したか否かを判定し(ステップ106)、相手側ファクシミリとの通信が正常に終了していないと判定した場合、タイマ21によりファックス送信を開始してから所定時間が経過したか否かを判定し(ステップ107)、所定時間が経過していないと判定した場合、ステップ106に戻る。
そして、ステップ106で相手側ファクシミリとの通信が正常に終了したと判定した場合、CPU11は通信を終了した(ステップ108)後、プログラムを終了する。
一方、ステップ107でファックス送信を開始してから所定時間が経過したと判定した場合には、CPU11は通信エラーが発生したと判断し、「カバーページ送信不可」とのチェックメッセージを記録部17により印刷した(ステップ109)後、プログラムを終了する。
以上のように、原稿本文のデータを添付したメールのSMTPサーバ2への受付の終了によって原稿本文の送信を確認した後、カバーページをファックス送信するので、原稿本文が送信されていないのに、カバーページのみが送信されるという事態の発生を防止しつつ、迅速に送信を行ったことを相手側に伝えることが可能となる。
上記の実施例では、LCD表示部31の送信機能選択画面で「本文:メール/カバー:FAX」を選択することにより、カバーページをファックス送信し、原稿本文をインターネットファックス送信するようにしたが、電話帳テーブルに送信宛先のメールアドレスとファックス番号の両方が登録されている場合に、自動的にカバーページをファックス送信し、原稿本文をインターネットファックス送信するようにすることも可能である。
以下、電話帳テーブルの情報を利用して送信を行う場合の、CPU11の作用を図7のフローチャートにより説明する。なお、装置の構成は図1〜図4と同じであるので、説明を省略する。
ユーザが読取部15の原稿載置部に原稿をセットした後、表示・操作部14のファックス切替キー39を押下すると、LCD表示部31にファックス宛先入力画面(図示せず)が表示される。この表示画面でユーザが短縮ダイヤル番号またはワンタッチキー番号選択した後、スタートキー33を押下すると、デジタル複合機1のCPU11は読取部15にセットされた原稿の読取処理を行い、画像データを画像メモリ16に蓄積した後、図7のフローチャートに示す送信プログラムを開始する。
このプログラムを開始すると、まず、CPU11は、RAM13に登録されている電話帳テーブルをチェックすることにより、短縮ダイヤル番号またはワンタッチキー番号で選択された宛先の登録が電話番号のみか否かを判定する(ステップ201)。選択された宛先の登録が電話番号のみであると判定した場合、CPU11はカバーページ及び原稿本文をファックス送信する(ステップ202)。すなわち、CPU11は、画像メモリ16からカバーページ及び原稿本文の画像データを読み出してモデム19で変調し、NCU20からPSTN4を通して相手先に送信する。
一方、選択された宛先の登録が電話番号のみではないと判定した場合、CPU11は、宛先の登録がメールアドレスのみか否かを判定し(ステップ203)、選択された宛先の登録がメールアドレスのみであると判定した場合、CPU11はカバーページ及び原稿本文をインターネットファックス送信する(ステップ204)。すなわち、CPU11は、画像メモリ16に蓄積されているカバーページ及び原稿本文の画像データをコーデック18により電子メールに添付可能なファイル形式に変換して電子メール用の添付ファイルを作成し、作成した添付ファイルを添付したメールをLAN5を介してSMTPプロトコルを使用してSMTPサーバ2に送信する。
また、ステップ203で宛先の登録がメールアドレスのみではないと判定すると、CPU11は、選択された宛先に電話番号及びメールアドレスの両方が登録されているか否かを判定し(ステップ205)、両方が登録されていないと判定した場合には、プログラムを終了する。
そして、電話番号及びメールアドレスの両方が登録されていると判定した場合、CPU11は原稿本文をインターネットファックス送信する(ステップ206)が、以降の作用は、図5のフローチャートのステップ101以降の作用と同じであるので、詳細な説明は省略する。
以上のように、電話帳テーブルに送信宛先のメールアドレスとファックス番号の両方が登録されている場合、自動的にカバーページをファックス送信し、原稿本文をインターネットファックス送信することができるので、送信操作を簡略にすることができる。
以上の実施例では、原稿本文のデータを添付したメールのSMTPサーバ2への受付が終了したか否かを判定することにより原稿本文の送信を確認したが、インターネットプロトコル(IP)を利用するIP網を介してSMTPサーバ、POPサーバを介することなく端末同士で直接データ通信を行うことが可能な場合には、相手側装置からの配送確認(DSNまたはMDN)を受信したか否かを判定することにより原稿本文の送信を確認することができる。
なお、DSN(Delivery Status Notifications)はメールの送達ステータスを送信者に対して通知する機能であり、DSNに対応したメール・サーバ・ソフトウェアを使用すると、「配信済み」あるいは「配信失敗」といったステータス情報を受け取ることができる。このDSNはメールサーバが返信するものであり、MDN(Message Disposition Notifications)は端末が返信する。
以下、IP網を介して端末同士で直接データ通信を行う場合の作用を図8のネットワーク構成図と図9のフローチャートにより説明する。なお、図8のネットワーク構成図の相手側装置7はデジタル複合機1と同様な構成で、メールサーバ(SMTP受信)の機能と、端末の機能の両方を備えており、その他の構成は図1〜図3と同じであるので、説明を省略する。
ユーザが読取部15の原稿載置部に原稿をセットした後、ファックス切替キー39を押下すると、表示・操作部14のLCD表示部31に図10に示すような送信機能選択画面が表示される。この表示画面でユーザが「ダイレクトSMTP」キーを押下し、次の宛先入力画面で短縮ダイヤル番号、ワンタッチキー番号あるいは直接IPアドレスを入力した後、スタートキー33を押下すると、デジタル複合機1のCPU11は読取部15にセットされた原稿の読取処理を行い、画像データを画像メモリ16に蓄積した後、図9のフローチャートに示す送信プログラムを開始する。
このプログラムを開始すると、まず、CPU11は、LAN5、インターネット網6を介して相手側装置7と接続し、接続が確立したら、画像メモリ16に蓄積されている原稿本文の画像データをコーデック18により電子メールに添付可能なファイル形式に変換して電子メール用の添付ファイルを作成し、作成した添付ファイルを添付したメールを相手側装置7に送信する(ステップ301)。
次に、CPU11は、相手側装置7からDSNまたはMDNにより「配信済み」のステータス情報を受け取ったか否かを判定する(ステップ302)。そして、「配信済み」のステータス情報を受け取っていないと判定した場合は、所定時間が経過したか否かを判定し(ステップ303)、「配信済み」のステータス情報を受け取ったと判定した場合は、カバーページをファックス送信する(ステップ305)が、以降の作用は図5のフローチャートのステップ103以降と同じであるので、詳細な説明は省略する。
以上のように、相手側装置からの「配信済み」のステータス情報の受け取りにより原稿本文のデータを添付したメールの送信を確認した後、カバーページがファックス送信されるので、上記と同様に、原稿本文が送信されていないのに、カバーページのみが送信されているという事態の発生を防止しつつ、迅速に送信を行ったことを相手側に伝えることが可能となる。
なお、上記の実施例では、送信機能選択画面でダイレクトSMTPを選択したが、図7のフローチャートと同様に、電話帳テーブルに送信宛先のIPアドレスとファックス番号の両方が登録されている場合には、自動的にカバーページをファックス送信し、原稿本文のデータを添付したメールをダイレクトメールすることも可能である。
また、上記の実施例では、相手側装置からのDSNまたはMDNで原稿本文のデータを添付したメールの送信を確認したが、メールサーバ経由で原稿本文のデータを添付したメールを送信する場合、メールサーバからのDSNでメールの送信を確認することもでき、さらに、ダイレクトSMTPで原稿本文のデータを添付したメールの送信を行う場合には、SMTP手順でメールの送信完了を判断することも可能である。
また、以上の実施例では送信時にデータをTIFF形式のファイルとして送信したが、PDF形式やその他の様々なファイル形式で送信するようにすることもできる。
デジタル複合機を備えたシステムのネットワーク構成例を示す図である。 デジタル複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。 表示・操作部のパネルの一例を示す図である。 電話帳テーブルの登録項目の一例を示す図である。 デジタル複合機のファックス送信時の作用を示すフローチャートである。 ファックス送信機能選択画面の一例を示す図である。 電話帳テーブルの情報を利用して送信を行う場合の、デジタル複合機の作用を示すフローチャートである。 IP網を介して端末同士で直接データ通信を行う場合のネットワーク構成例を示す図である。 IP網を介して端末同士で直接データ通信を行う場合の、デジタル複合機の作用を示すフローチャートである。 IP網を介して直接データ通信を行う場合のファックス送信機能選択画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 デジタル複合機
2、3 SMTPサーバ
4 PSTN
5 LAN
6 インターネット網
7 相手側装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 表示・操作部
15 読取部
16 画像メモリ
17 記録部
18 コーデック
19 モデム
20 NCU
21 タイマ
22 LAN I/F
23 バス

Claims (4)

  1. ファックス送信及びインターネットファックス送信を行う制御手段を備えたインターネットファクシミリ装置であって、
    カバーページをファックス送信し、原稿本文をインターネットファックス送信する場合、上記制御手段が原稿本文のインターネットファックス送信を確認した後、カバーページをファックス送信することを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
  2. 請求項1に記載されたインターネットファクシミリ装置において、
    上記制御手段が、メールサーバへの原稿本文の受付が完了したか否かを判定することにより、原稿本文の送信を確認することを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
  3. 請求項1に記載されたンターネットファクシミリ装置において、
    上記制御手段が、相手側装置からの原稿本文の配送確認メールを受信したか否かを判定することにより、原稿本文の送信を確認することを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載されたインターネットファクシミリ装置において、
    送信時に、上記制御手段が、宛先情報に送信先のファックス番号とインターネットアドレスが含まれているか否かを判定し、両者が含まれているとき、カバーページをファックス送信し、原稿本文をインターネットファックス送信することを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
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