JP2010093332A - 呼処理装置、呼処理システム、および呼処理方法 - Google Patents

呼処理装置、呼処理システム、および呼処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】端末間の呼処理制御を行うシステムにおいて、発呼元或いは着信先のユーザの利便性を向上させる。
【解決手段】呼処理装置100は、無線端末20からAP装置10を介して発呼要求を受けた際、着信先の無線端末20に対する呼出処理を実行する前に、着信先の無線端末20に対するプレゼンス情報を発呼元の無線端末20に提供する。さらに、呼処理装置100は、発呼元の無線端末20にプレゼンス情報を提供した後、予め定められた待機時間を経過するまで、発呼元の無線端末20から切断要求を受信しなかった場合に、着信先の無線端末20への呼出処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線端末に対する呼処理制御の技術に関する。
携帯電話などの通信端末により不在等で被呼者が着信に直接応答できない場合の対処方法が種々提案されている。
例えば、特許文献1には、発呼者が被呼者の呼び出しに失敗した場合に、被呼者のリアルタイムの活動を識別するプレゼンス情報を使用して、カスタマイズされた音声メッセージを作成し、当該音声メッセージを発呼者に対して再生する技術が開示されている。
また、ユーザのスケジュール情報を管理するスケジュール管理サーバにパーソナルコンピュータなどの端末を介してアクセスすることで、コミュニケーションを取りたい相手方のスケジュール情報を事前に確認することが可能なシステムも知られている(特許文献1参照)。
特開2007−97162号公報
しかしながら、特許文献1のような技術では、発呼者が被呼者の呼び出しに失敗するまで、発呼者は被呼者のプレゼンス情報を把握することはできない。
また、上記のようなスケジュール管理サーバを使用するシステムでは、ユーザはスケジュールを予め登録しておく必要がある。さらに、相手方のスケジュール情報を確認するためには、例えば発呼者は被呼者に発呼を行う前にスケジュール管理サーバへアクセスする必要があるが、発呼者が常にスケジュール管理サーバにアクセスできる環境にいるとは限らない。
本発明は、端末間の呼処理制御を行うシステムにおいて、発呼元或いは着信先のユーザの利便性を向上させることを目的とする。
本発明に係る呼処理装置は、無線端末を識別する端末識別情報と関連付けて、少なくとも無線端末の現在位置に関する端末位置情報に基づいて定められた当該無線端末が着信時に応答できるかどうかの判断材料が示されるプレゼンス情報を記憶するプレゼンス情報記憶部と、発呼元の端末からの発呼要求に対応して、発呼要求により指定された着信先の無線端末の端末識別情報に対応するプレゼンス情報を前記プレゼンス情報記憶部から選択し、選択したプレゼンス情報を前記発呼元の端末に送信するプレゼンス情報送信部と、前記プレゼンス情報の送信後、予め定められた期間が経過するまでに前記発呼元の端末から切断要求を受信しなかった場合に、前記着信先の無線端末に対する呼出処理を開始する呼処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る呼処理装置によれば、発呼元の端末からの発呼要求に対応して、着信先のプレゼンス情報が発呼元の端末に送信され、プレゼンス情報の送信後、予め定められた期間が経過するまでに発呼元の端末から切断要求が受信されなかった場合に、着信先の無線端末に対する呼出処理が開始される。よって、発呼元のユーザは発呼操作を行うだけで、着信先への呼出処理が行われる前に、着信先のプレゼンス情報が通知される。したがって、発呼元のユーザは、そのプレゼンス情報に基づいて現在の着信先の活動状況を即座に把握して、そのまま呼出を行うか、改めて発呼を行うかを判断することができる。
本発明に係る呼処理システムは、無線端末の現在位置に関する端末位置情報と当該無線端末が着信時に応答できるかどうかの判断材料が示されるプレゼンス情報とを関連付けて記憶する候補プレゼンス情報記憶部と、無線端末の現在位置に関する端末位置情報と当該無線端末を識別する端末識別情報とを受信することに対応して、前記候補プレゼンス情報記憶部を参照して、受信した端末位置情報に対応するプレゼンス情報を選択し、選択したプレゼンス情報と前記受信した端末識別情報とを関連付けて、プレゼンス情報記憶部に登録するプレゼンス処理部と、発呼元の端末からの発呼要求に対応して、前記プレゼンス情報記憶部を参照して発呼要求により指定された着信先の無線端末の端末識別情報に対応するプレゼンス情報を選択し、選択したプレゼンス情報を前記発呼元の端末に送信するプレゼンス情報送信部と、前記プレゼンス情報の送信後、予め定められた期間が経過するまでに前記発呼元の端末から切断要求を受信しなかった場合に、前記着信先の無線端末に対する呼出処理を開始する呼処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る呼処理システムによれば、無線端末の現在位置に関する端末位置情報に基づいて無線端末のプレゼンス情報が随時更新される。さらに、発呼元の端末からの発呼要求に対応して、着信先のプレゼンス情報が発呼元の端末に送信され、プレゼンス情報の送信後、予め定められた期間が経過するまでに発呼元の端末から切断要求が受信されなかった場合に、着信先の無線端末に対する呼出処理が開始される。よって、ユーザが操作することなく無線端末のプレゼンス情報が自動的に更新され、発呼元のユーザは発呼操作を行うだけで、着信先への呼出処理が行われる前に、着信先のプレゼンス情報が通知される。よって、各ユーザが事前に手動で各自のプレゼンス情報を登録しなくても、発呼元のユーザは発呼操作を行うだけで、自動的に登録された着信先のプレゼンス情報が提供され、そのプレゼンス情報に基づいて発呼元のユーザは現在の着信先の活動状況を即座に把握して、そのまま呼出を行うか、改めて発呼を行うかを判断することができる。
本発明に係る呼処理システムの一つの態様では、前記候補プレゼンス情報記憶部は、予め定められた時間帯ごとに端末位置情報とプレゼンス情報とを関連付けて記憶し、前記プレゼンス処理部は、前記候補プレゼンス情報記憶部を参照して、無線識別情報及び端末位置情報を受信した時間を含む時間帯と、当該端末位置情報とに対応したプレゼンス情報を選択する、ことを特徴とする。
本発明に係る呼処理システムの一つの態様によれば、無線端末位置情報以外にも端末位置情報を受信した時間に応じてプレゼンス情報を変更することができるので、より柔軟にプレゼンス情報の設定が可能となる。
本発明に係る呼処理システムの一つの態様では、前記プレゼンス処理部は、無線識別情報と端末位置情報との受信時間から予め定められた時間の経過後に、前記選択されたプレゼンス情報を前記受信した端末識別情報と関連付けて前記プレゼンス情報記憶部に登録する、ことを特徴とする。
本発明に係る呼処理システムの一つの態様によれば、無線識別情報と端末位置情報との受信時間から端末位置情報に応じて予め定められた時間の経過後に、前記選択されたプレゼンス情報が前記受信した端末識別情報と関連付けて前記プレゼンス情報記憶部に登録される。よって、例えば無線端末が移動の途中であるにも拘わらず不用意に当該無線端末のプレゼンス情報が更新されることを防ぐことができる。
本発明に係る呼処理方法は、発呼元の端末からの発呼要求に対応して、発呼要求により指定された着信先の無線端末に対応するプレゼンス情報を、無線端末を識別する端末識別情報と関連付けて、少なくとも無線端末の現在位置に関する端末位置情報に基づいて定められた当該無線端末が着信時に応答できるかどうかの判断材料が示されるプレゼンス情報を記憶するプレゼンス情報記憶部から選択し、選択したプレゼンス情報を前記発呼元の端末に送信するプレゼンス情報送信工程と、前記プレゼンス情報の送信後、予め定められた期間が経過するまでに前記発呼元の端末から切断要求を受信しなかった場合に、前記着信先の無線端末に対する呼出処理を開始する呼処理工程と、を含むことを特徴とする。
本発明に係る呼処理方法によれば、発呼元の端末からの発呼要求に対応して、着信先のプレゼンス情報が発呼元の端末に送信され、プレゼンス情報の送信後、予め定められた期間が経過するまでに発呼元の端末から切断要求が受信されなかった場合に、着信先の無線端末に対する呼出処理が開始される。よって、発呼元のユーザは発呼操作を行うだけで、着信先への呼出処理が行われる前に、着信先のプレゼンス情報が通知される。したがって、発呼元のユーザは、そのプレゼンス情報に基づいて現在の着信先の活動状況を即座に把握して、そのまま呼出を行うか、改めて発呼を行うかを判断することができる。
本発明に係る呼処理方法は、無線端末の現在位置に関する端末位置情報と当該無線端末を識別する端末識別情報とを受信することに対応して、無線端末の現在位置に関する端末位置情報と当該無線端末が着信時に応答できるかどうかの判断材料が示されるプレゼンス情報とを関連付けて記憶する候補プレゼンス情報記憶部を参照して、受信した端末位置情報に対応するプレゼンス情報を選択し、選択したプレゼンス情報と前記受信した端末識別情報とを関連付けて、プレゼンス情報記憶部に登録するプレゼンス処理工程と、発呼元の端末からの発呼要求に対応して、前記プレゼンス情報記憶部を参照して、発呼要求により指定された着信先の無線端末に対応するプレゼンス情報を選択し、選択したプレゼンス情報を前記発呼元の端末に送信するプレゼンス情報送信工程と、前記プレゼンス情報の送信後、予め定められた期間が経過するまでに前記発呼元の端末から切断要求を受信しなかった場合に、前記着信先の無線端末に対する呼出処理を開始する呼処理工程と、を含むことを特徴とする。
本発明に係る呼処理方法によれば、無線端末の現在位置に関する端末位置情報に基づいて無線端末のプレゼンス情報が随時更新される。さらに、発呼元の端末からの発呼要求に対応して、着信先のプレゼンス情報が発呼元の端末に送信され、プレゼンス情報の送信後、予め定められた期間が経過するまでに発呼元の端末から切断要求が受信されなかった場合に、着信先の無線端末に対する呼出処理が開始される。よって、ユーザが操作することなく無線端末のプレゼンス情報が自動的に更新され、発呼元のユーザは発呼操作を行うだけで、着信先への呼出処理が行われる前に、着信先のプレゼンス情報が通知される。よって、各ユーザが事前に手動で各自のプレゼンス情報を登録しなくても、発呼元のユーザは発呼操作を行うだけで、自動的に登録された着信先のプレゼンス情報が提供され、そのプレゼンス情報に基づいて発呼元のユーザは現在の着信先の活動状況を即座に把握して、そのまま呼出を行うか、改めて発呼を行うかを判断することができる。
本発明によれば、発呼元のユーザは発呼操作を行えば、着信先への呼出処理が行われる前に、着信先のプレゼンス情報が通知されるので、発呼元のユーザは、そのプレゼンス情報に基づいて現在の着信先の状況を即座に把握して、そのまま呼出を行うか、改めて発呼を行うかを判断することができる。
本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施形態」と称す。)について、以下図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る呼処理システムの全体構成を示す図である。図1において、
無線端末20は、ネットワーク30と接続する際、複数のアクセスポイント装置(AP装置)10の中から、受信した電波強度が最も高いAP装置を接続先のAP装置に選択し、選択したAP装置を介して呼処理装置100にアクセスし、他の無線端末20と通信を行う。プレゼンスサーバ200は、無線端末20が着信時に応答できるかどうかの判断材料が示されるプレゼンス情報を管理し、無線端末20が接続先のAP装置を切り替える毎などの所定のタイミングで、無線端末20のプレゼンス情報を呼処理装置100に送信する。呼処理装置100は、無線端末20からAP装置10を介して発呼要求を受けた際に、着信先の無線端末20に対する呼出処理を開始する前に、着信先の無線端末20に対するプレゼンス情報を発呼元の無線端末20に提供する。さらに、呼処理装置100は、発呼元の無線端末20にプレゼンス情報を送信した後、予め定められた待機時間を経過するまで、発呼元の無線端末20から切断要求を受信しなかった場合に、着信先の無線端末20への呼出処理を実行する。なお、本実施形態では、説明を簡略化するために、発呼元の端末として無線端末20を使用する例について説明するが、発呼元の端末は、無線端末に限らず例えば固定電話などでも構わない。
ここで、プレゼンス情報とは、着信先の無線端末を携帯するユーザが現在着呼への応答をできる状況にあるかどうかを発呼元のユーザが判断するのに有効な判断材料が示される情報であり、例えば、ユーザの自席で仕事中、会議室で会議中、食堂で食事中などの現在のユーザの活動状況が示される。
図2は、プレゼンスサーバ200の機能ブロックを示す図である。図2において、CPU210は、ROM212に記憶されたBIOSプログラムなどの基本的な制御プログラムをRAM214に展開して、バス290を介して各部を制御し、呼制御などを行う。さらに、CPU210は、記憶装置230に記憶されたプログラム240をRAM214に展開し、データベース250に登録された各種データを利用して、各種機能を実現する。
通信処理部242は、各AP装置10や呼処理装置100との通信を制御する。より具体的には、通信処理部242は、各AP装置10と通信インタフェース280を介して通信を行い、各AP装置10から、AP装置10を一意に識別するAP番号とAP装置10に接続された無線端末20の内線番号(端末識別情報)を取得し、後述のプレゼンス処理部244に提供する。また、通信処理部242は、呼処理装置100と通信インタフェース280を介して通信を行い、プレゼンス処理部244においてAP情報と端末識別情報とに基づいて決定された各無線端末20のプレゼンス情報を呼処理装置100に送信する。
操作部270は、ユーザの指示に基づいて後述する各種テーブルへの新たなAP番号、内線番号等のデータの登録などを行う所謂ユーザインタフェースである。
プレゼンス処理部244は、通信処理部242から提供されたAP情報と当該AP情報に関連付けられた内線番号とに基づいて、後述の各テーブルを参照して、無線端末のプレゼンス情報を決定する。本実施形態では、無線端末20が接続されているAP装置10のAP情報が、無線端末20の現在位置に関する情報に相当する。
AP情報記憶部252および候補プレゼンス情報記憶部254は、プレゼンス処理部244が各無線端末のプレゼンス情報を決定する際に参照されるテーブルを記憶する。より具体的には、AP情報記憶部252は、図3に示すように、AP装置10ごとに、AP番号3a、AP装置が設置されている場所を示す位置名称3b、AP装置に割り当てられたIPアドレスを示すAP_IPアドレス3cが登録されたAP情報テーブルを記憶する。
候補プレゼンス情報記憶部254は、図4に示すように、AP装置ごとに、AP番号4a、無線端末20のプレゼンス情報として決定される時間帯を示す時間4b、プレゼンス情報4c、プレゼンスサーバ200がAP情報と当該AP情報に関連付けられた内線番号とをAP装置10から受信してから、無線端末のプレゼンス情報の更新をするまでに待機すべき時間を示す待機時間(s)4dが登録された候補プレゼンス情報テーブルを記憶する。
なお、無線端末のプレゼンス情報の更新をするまでに待機すべき待機時間を設定する目的は以下の通りである。すなわち、電波強度が最も高くなるAP装置10が変更されるごとに、移動先のAP装置10からAP番号と端末識別情報とがプレゼンス処理部224に提供される。しかし、無線端末20は必ずしも接続先のAP装置10の電波受信圏内に留まるとは限らない。つまり、無線端末20は接続先となったAP装置10の電波受信範囲に含まれるエリアを通過しただけの場合も考えられる。したがって、AP装置10から送信されたAP番号と端末位置情報に基づいて即座にプレゼンス情報の更新を行うと、更新されたプレゼンス情報と、実際の状況とが異なる確率が高くなってしまう。そこで、本実施形態では、待機時間が設定されている。
内線情報記憶部256は、プレゼンス処理部244により決定された各無線端末20の現在のプレゼンス情報などが登録された内線情報テーブルを記憶する。図5に、内線情報テーブルの一例を示す。図5に示すように、内線情報テーブルには、無線端末20の内線番号5a、無線端末20を所有するユーザの氏名5b、当該ユーザが通常在席するエリアに設置されたAP装置のAP番号を示す自席AP5c、無線端末20が現在接続中のAP装置のAP番号を示す現在AP5d、無線端末20の現在の状況を示すプレゼンス5e、無線端末20の現在の位置(つまり、現在接続中のAP装置の設置場所)を示す位置情報5f、変更候補のプレゼンス情報(つまり、AP情報と当該AP情報に関連付けられた内線番号とを受信してから、待機時間4dを経過するまで示される更新候補となるプレゼンス情報)を示す更新候補プレゼンス5g、AP情報と当該AP情報に関連付けられた内線番号とを受信した時間を示す情報受信時間5hが登録されている。
さて、プレゼンスサーバ200は、AP装置10から新たに自装置に接続された無線端末20の内線番号と、その無線端末20の現在位置に関する情報としての当該AP装置のAP番号との通知を受けて、その無線端末20のプレゼンス情報を更新する。
図6は、無線端末20が移動して接続先のAP装置を切り替える際のプレゼンスサーバ200とAP装置10との間の通信シーケンスの一例を示す。より具体的には、内線番号「1000」の無線端末が、AP番号「001」のAP装置、AP番号「002」のAP装置、AP番号「003」のAP装置の順に、移動する場合の通信シーケンスを示す。
図6において、無線端末(1000)がAP装置(001)の電波受信圏内から外れると、つまり、無線端末(1000)との間の接続が切断されると、AP装置(001)は、プレゼンスサーバ200に対して、無線端末(1000)がAP装置(001)から移動したことを示す移動開始メッセージ「LC:N1000;;AP001=OFF」を送信する(S10)。プレゼンスサーバ200は、AP装置(001)からの移動開始メッセージを受けて、AP装置(001)に対してメッセージを受信したことを示す応答メッセージ「200 OK」を送信する(S12)。その後、無線端末(1000)がAP装置(002)の電波受信圏内に移動すると、無線端末(1000)とAP装置(002)との接続処理が行われ、接続が完了した時点で、AP装置(002)は、無線端末(1000)がAP装置(002)に移動してきたことを示す、つまり、端末識別情報とAP番号とを示す移動完了メッセージ「LC:N1000;;AP002=ON」を送信する(S14)。プレゼンスサーバ200は、AP装置(002)からの移動完了メッセージを受けて、AP装置(002)に対してメッセージを受信したことを示す応答メッセージ「200 OK」を送信する(S16)。その後、無線端末(1000)がAP装置(002)の電波受信圏内から外れると、移動開始メッセージ「LC:N1000;;AP002=OFF」を送信し(S18)、その応答として、プレゼンスサーバ200は応答メッセージ「200 OK」をAP装置(002)に送信する(S20)。さらに、移動端末(1000)がAP装置(003)の電波受信圏内に移動して接続処理が完了すると、AP装置(003)はプレゼンスサーバ200に移動開始メッセージ「LC:N1000;;AP003=ON」を送信し(S22)、その応答として、プレゼンスサーバ200は応答メッセージ「200 OK」をAP装置(003)に送信する(S24)。
以上のように、無線端末20が移動して、電波受信圏内のAP装置との接続が切り替わる毎に、プレゼンスサーバ200には、どの無線端末がどのAP装置に移動したかを示す移動完了メッセージが送信される。
図7は、プレゼンスサーバ200が移動完了メッセージを受信するごとに、プレゼンス処理部244において行われる処理手順を示すフローチャートである。
図7において、プレゼンス処理部244は、移動完了メッセージを受信すると(S100)、内線情報テーブルを参照して、移動完了メッセージに示される内線番号とAP番号とに基づいて、無線端末の移動先が自席APかどうかを判定する(S102)。図5に示す内線情報テーブルをプレゼンス処理部244が参照する場合には、内線番号「1000」の自席のAP番号は「100」であるため、例えば移動完了メッセージに内線番号「1000」、AP番号「100」が示されている場合には、自席APと判定する。
さて、ステップS102での判定の結果、自席のあるエリアに設置されたAP装置に、無線端末20が接続されている場合には(ステップS102の判定結果が、肯定「Y」)、内線情報テーブルの更新候補プレゼンス情報を空き状態にして終了する。
一方、自席が存在するエリア以外に設置されたAP装置に無線端末20が接続されている場合には(ステップS102の判定結果が、否定「N」)、候補プレゼンス情報記憶部254に記憶された図4に示すような候補プレゼンス情報テーブルを参照して、移動完了メッセージに示されるAP番号と、移動完了メッセージを受信した時間とに対応するプレゼンス情報を検索する(S104)。検索の結果、該当するプレゼンス情報が存在しない場合には、内線情報テーブルの更新候補プレゼンス情報を空き状態にして終了する。一方、該当するプレゼンス情報が存在する場合には(S104の判定結果が、肯定「Y」)、検索されたプレゼンス情報を、内線情報テーブルの更新候補プレゼンスに登録して(S106)、処理を終了する。例えば、移動完了メッセージに示されるAP番号が「002」で、移動完了メッセージの受信時間が「12:06:10」であれば、プレゼンス処理部244は、図4に示す候補プレゼンス情報テーブルを参照して、プレゼンス情報として、「食事中」を選択する。
図8は、プレゼンス処理部244が内線情報テーブルを参照してプレゼンス情報の更新を行う処理手順を示すフローチャートである。プレゼンス処理部224は、図8に示す処理を例えば予め定められた期間ごとに周期的に行う。
図8において、プレゼンス処理部244は、内線情報テーブルの更新候補プレゼンス5gを参照して、検索対象の内線番号に対して、更新候補プレゼンスが登録されているかどうかを判定する(S200)。判定の結果、登録されている場合には(S200の判定結果が、肯定「Y」)、内線情報テーブルを参照して、検索対象の内線番号に対する現在AP5dに示されるAP番号、更新候補プレゼンス5gに示されるプレゼンス情報、情報受信時間5hに示される情報受信時間を特定し、さらに、候補プレゼンス情報テーブルを参照して、特定したAP番号及びプレゼンス情報に対応する待機時間4dに示される待機時間を特定する。続いて、当該情報受信時間から当該待機時間以上経過しているかどうかを判定する(S202)。例えば、検索対象の内線番号が「1000」であれば、内線情報テーブルの情報受信時間5hに示される「12:06:10」から、候補プレゼンス情報テーブルの待機時間に示される「100s」以上経過しているかどうかを判定する。
判定の結果、待機時間を経過している場合には(S202の判定結果が、肯定「Y」)、プレゼンス処理部244は、内線情報テーブルのプレゼンス5eに更新候補プレゼンスを登録し、内線情報テーブルの更新候補プレゼンス5gを空き状態にする(S204)。
さらに、プレゼンス処理部244は、通信処理部242を介して呼処理装置100に対して、プレゼンスの変更要求を行う(S206)。
変更要求後、もしくはステップS200或いはステップS202の判定結果が否定「N」の場合、プレゼンス処理部244は、内線情報テーブルに登録されたすべての内線番号について更新候補プレゼンスの確認を行ったかどうかの判定を行い(S208)、すべての内線番号についての確認が終了していなければ(ステップS208の判定結果、否定「N」)、ステップS200以降の処理を繰り返し、確認が終了していれば(ステップS208の判定結果、肯定「Y」)、処理を終了する。
以上、図7および図8の処理をプレゼンス処理部244が繰り返すことにより、無線端末20が接続するAP装置10を移動するごとに、適宜その無線端末20に対するプレゼンス情報が呼処理装置100に送信される。
なお、上記では、AP装置のAP番号を無線端末20の現在位置に関する情報として利用する例をついて説明した。しかし、無線端末20の現在位置に関する情報はAP番号には限らず、例えば、無線端末20がGPS機能を有していれば、位置情報と当該位置情報に対応するプレゼンス情報とを予めデータベース150に記憶しておき、プレゼンスサーバ200は、無線端末20から順次送信されるGPSの位置情報に基づいて、更新候補のプレゼンス情報を検索しても構わない。
また、上記では、受信した電波強度が最も高いAP装置を接続先のAP装置に選択し、その接続先のAP装置のAP番号が、無線端末20の現在位置に関する情報として利用される例について説明した。しかし、例えば、隣接する部屋にそれぞれAP装置が設置されている場合に、電波状況によっては、無線端末20が存在する部屋とは別の部屋のAP装置とその無線端末20が接続され、そのAP装置のAP番号が無線端末20の現在位置に関する情報として利用されてしまう可能性がある。この場合、無線端末20の現在位置に関する情報が不正確であるため、その無線端末20のプレゼンス情報も不正確になる可能性がある。そこで、そのような事態を防ぐために、隣接する部屋同士で電波が混在しないように、電波を遮断する公知の電波遮断シートなどで各部屋を覆うなどの対策を施しておいても良い。
続いて、呼処理装置100について更に説明する。
図9は、呼処理装置100の機能ブロックを示す図である。図9において、CPU110は、ROM112に記憶されたBIOSプログラムなどの基本的な制御プログラムをRAM114に展開して、バス190を介して各部を制御し、呼制御などを行う。さらに、CPU110は、記憶装置130に記憶されたプログラム140をRAM114に展開し、データベース150に登録された各種データを利用して、各種機能を実現する。
呼処理部142は、通信インタフェース180を介してネットワーク30に接続され、発呼元の無線端末20から受信した発呼要求パケットに応じて、後述のプレゼンス情報送信部144が着信先の無線端末20のプレゼンス情報を発呼元の無線端末20に送信後、所定の期間経過するまで発呼元の無線端末20から切断要求パケットを受信しなかった場合に、着信先の無線端末20に対して呼出処理を実行する。また、呼処理部142は、プレゼンスサーバ200から送信されたプレゼンス情報に基づいて後述のプレゼンス情報テーブルを更新する。
プレゼンス情報送信部144は、呼処理部142が発呼要求パケットを受けたことに対応して、当該発呼要求に示される着信先の無線端末20に対するプレゼンス情報をプレゼンス情報記憶部152から特定し、特定したプレゼンス情報を発呼元の無線端末20に送信する。
プレゼンス情報記憶部152は、各無線端末に対するプレゼンス情報を示すプレゼンス情報テーブルを記憶する。図10は、プレゼンス情報テーブルの一例を示す。図10に示すように、プレゼンス情報テーブルには、無線端末20の内線番号ごとに候補となるプレゼンス情報が示されるプレゼンス情報フィールドが存在する。そして、それぞれの内線番号ごとに現在のプレゼンス情報に対応するプレゼンス情報フィールドに「1」が登録され、それ以外のフィールドには「0」が登録される。例えば、図10において、内線番号「1000」の現在のプレゼン情報は、フィールドに「1」が登録されている「会議中」であることを示し、内線番号「1010」の現在のプレゼンス情報は、「1」が登録されたフィールドが存在しないため「空き状態」であることを示す。
図11は、呼処理装置100が発信元の無線端末から発呼要求パケットを受信した際の処理手順を示すフローチャートである。また、図12A及び図12Bは、発信元の無線端末から発呼要求パケットが送信された際の発信元の無線端末、呼処理装置、着信先の無線端末のそれぞれの間で行われる通信シーケンスを示す。
ここで、図11,図12A及び図12Bを参照して、呼処理装置100が発信元の無線端末から発呼要求パケットを受信した際の処理手順について説明する。
呼処理部142が発信元の無線端末から着信先の無線端末の内線番号を示した発呼要求パケットを受信すると(S300)、プレゼンス情報送信部144は、プレゼンス情報記憶部152を参照して、当該着信先の内線番号に対応するプレゼンス情報が存在するかどうかを判定する(S302)。つまり、プレゼンス情報テーブルの着信先の内線番号に対応するプレゼンス情報フィールドに「1」が登録されたフィールドが存在するどうかを判定する。
判定の結果、プレゼンス情報が存在しない場合には(ステップS302の判定結果が、否定「N」)、呼処理部142が着信先の無線端末への呼出処理を開始する(S308)。
一方、プレゼンス情報が存在する場合には(ステップS302の判定結果が、肯定「Y」)、プレゼンス情報送信部144は、着信先の無線端末に対するプレゼンス情報を発呼元の無線端末に送信する(S304)。送信されるプレゼン情報には、例えば、「会議中」であることが示されており、発呼元の無線端末は、そのプレゼンス情報に基づいて、着信先のユーザが会議中であること示すメッセージを音声或いは画面表示により、発呼元のユーザに通知する。よって、発呼元のユーザは、その通知に基づいて、着信先のユーザの現在の活動状況を把握することができ、緊急の用事でなければ、無線端末を介して切断要求パケットを呼処理装置100に送信すればよい。また、緊急の用事や短時間で要件だけでも話したい場合などは切断せずに、呼処理装置100が着信先の無線端末に対して呼出処理を開始するまで待機していればよい。
プレゼンス情報の送信後、呼処理部142は、所定の保留時間が経過するまで待機し、その保留時間(例えば、60秒(s))内に、発呼元の無線端末20から切断要求パケットを受信しなければ(ステップS306の判定結果が、否定「N」)、着信先の無線端末に対する呼出処理を開始する(S308)。一方、保留時間内に発呼元の無線端末20から切断要求パケットを受信した場合には、着信先の無線端末に対する呼出処理を開始せずに、中止する(S310)。
以上、本実施形態では、着信先の無線端末に対するプレゼンス情報が存在する場合には、呼処理装置が呼出処理を実行する前にそのプレゼンス情報を発呼元に送信し、所定の保留時間が経過するまで、発呼元から切断要求がなければ、着信先への呼出処理を実行する。
なお、本実施形態では、無線端末20が接続されたAP装置の設置場所(AP番号)に応じて自動的に当該無線端末20のプレゼンス情報を選択する例について説明した。しかし、無線端末20のプレゼンス情報は、例えばユーザが無線端末20を介して手動でプレゼンスサーバ200に登録しても構わない。
本実施形態によれば、発呼元のユーザは、端末を介して発呼操作、つまり、所望の電話番号を入力あるいは選択して電話をかければ、着信先への呼出処理が行われる前に、着信先のプレゼンス情報が通知される。よって、発呼元のユーザは、そのプレゼンス情報に基づいて現在の着信先の活動状況を即座に把握して、そのまま呼出を行うか、改めて発呼を行うかを判断することができる。また、プレゼンス情報の通知後所定時間が経過すれば自動的に呼出処理が行われるので、発呼元は発呼操作以外に余分な操作をすることなく呼出処理を継続することができる。さらに、着信先の活動状況を呼出前に把握することができるので、例えば、着信先のユーザが会議中であれば要点のみを伝える、或いは食事中であれば改めて電話をかけ直すというように、着信先の活動状況に応じて適宜その状況にあった対応をすることができる。一方、着信側のユーザも事前に発呼元のユーザに対して自身の状況が把握されているため、無駄な着信を減らし、例えば会議に集中することができる。また、事前に現在の自身の状況が伝えられているため、応答後に発呼者に現在の状況を説明する手間を省くことができる。また、着信に対して応答ができなかった場合でも、発呼者に自身の状況が伝えられているため、心理的な安心感を得ることもできる。
本発明によれば、発呼元のユーザは発呼操作を行えば、着信先への呼出処理が行われる前に、着信先のプレゼンス情報が通知されるので、発呼元のユーザは、そのプレゼンス情報に基づいて現在の着信先の活動状況を即座に把握して、そのまま呼出を行うか、改めて発呼を行うかを判断することができる。よって、本発明は、無線端末に対する呼処理制御を行う呼処理装置等に適用することができる。
本実施形態に係る呼処理システムの全体構成を示す図である。 プレゼンスサーバの機能ブロックを示す図である。 AP情報記憶部に記憶されるAP情報テーブルの一例を示す図である。 候補プレゼンス情報記憶部に記憶された候補プレゼンス情報テーブルの一例を示す図である。 内線情報記憶部に記憶された内線情報テーブルの一例を示す図である。 無線端末が移動して接続先のAP装置を切り替える際のプレゼンスサーバとAP装置との間の通信シーケンスの一例を示す図である。 プレゼンスサーバが移動完了メッセージを受信するごとに、プレゼンス処理部において行われる処理手順を示すフローチャートである。 プレゼンス処理部が内線情報テーブルを参照してプレゼンス情報の更新を行う処理手順を示すフローチャートである。 呼処理装置の機能ブロックを示す図である。 プレゼンス情報記憶部に記憶されたプレゼンス情報テーブルの一例を示す図である。 呼処理装置が発信元の無線端末から発呼要求パケットを受信した際の処理手順を示すフローチャートである。 発信元の無線端末から発呼要求パケットが送信された際の発信元の無線端末、呼処理装置、着信先の無線端末のそれぞれの間で行われる通信シーケンスを示す。 発信元の無線端末から発呼要求パケットが送信された際の発信元の無線端末、呼処理装置、着信先の無線端末のそれぞれの間で行われる通信シーケンスを示す。
符号の説明
10 アクセスポイント装置
20 無線端末
30 ネットワーク
100 呼処理装置
130 記憶装置
140 プログラム
142 呼処理部
144 プレゼンス情報送信部
150 データベース
152 プレゼンス情報記憶部
180 通信インタフェース
190 バス
200 プレゼンスサーバ
224 プレゼンス処理部
230 記憶装置
240 プログラム
242 通信処理部
244 プレゼンス処理部
250 データベース
252 AP情報記憶部
254 候補プレゼンス情報記憶部
256 内線情報記憶部
270 操作部
280 通信インタフェース
290 バス

Claims (6)

  1. 無線端末を識別する端末識別情報と関連付けて、少なくとも無線端末の現在位置に関する端末位置情報に基づいて定められた当該無線端末が着信時に応答できるかどうかの判断材料が示されるプレゼンス情報を記憶するプレゼンス情報記憶部と、
    発呼元の端末からの発呼要求に対応して、発呼要求により指定された着信先の無線端末の端末識別情報に対応するプレゼンス情報を前記プレゼンス情報記憶部から選択し、選択したプレゼンス情報を前記発呼元の端末に送信するプレゼンス情報送信部と、
    前記プレゼンス情報の送信後、予め定められた期間が経過するまでに前記発呼元の端末から切断要求を受信しなかった場合に、前記着信先の無線端末に対する呼出処理を開始する呼処理部と、
    を備える呼処理装置。
  2. 無線端末の現在位置に関する端末位置情報と当該無線端末が着信時に応答できるかどうかの判断材料が示されるプレゼンス情報とを関連付けて記憶する候補プレゼンス情報記憶部と、
    無線端末の現在位置に関する端末位置情報と当該無線端末を識別する端末識別情報とを受信することに対応して、前記候補プレゼンス情報記憶部を参照して、受信した端末位置情報に対応するプレゼンス情報を選択し、選択したプレゼンス情報と前記受信した端末識別情報とを関連付けて、プレゼンス情報記憶部に登録するプレゼンス処理部と、
    発呼元の端末からの発呼要求に対応して、前記プレゼンス情報記憶部を参照して発呼要求により指定された着信先の無線端末の端末識別情報に対応するプレゼンス情報を選択し、選択したプレゼンス情報を前記発呼元の端末に送信するプレゼンス情報送信部と、
    前記プレゼンス情報の送信後、予め定められた期間が経過するまでに前記発呼元の端末から切断要求を受信しなかった場合に、前記着信先の無線端末に対する呼出処理を開始する呼処理部と、
    を備える呼処理システム。
  3. 請求項2に記載の呼処理システムにおいて、
    前記候補プレゼンス情報記憶部は、予め定められた時間帯ごとに端末位置情報とプレゼンス情報とを関連付けて記憶し、
    前記プレゼンス処理部は、前記候補プレゼンス情報記憶部を参照して、無線識別情報及び端末位置情報を受信した時間を含む時間帯と、当該端末位置情報とに対応したプレゼンス情報を選択する、
    ことを特徴とする呼処理システム。
  4. 請求項2に記載の呼処理システムにおいて、
    前記プレゼンス処理部は、無線識別情報と端末位置情報との受信時間から予め定められた時間の経過後に、前記選択されたプレゼンス情報を前記受信した端末識別情報と関連付けて前記プレゼンス情報記憶部に登録する、
    ことを特徴とする呼処理システム。
  5. 発呼元の端末からの発呼要求に対応して、発呼要求により指定された着信先の無線端末に対応するプレゼンス情報を、無線端末を識別する端末識別情報と関連付けて、少なくとも無線端末の現在位置に関する端末位置情報に基づいて定められた当該無線端末が着信時に応答できるかどうかの判断材料が示されるプレゼンス情報を記憶するプレゼンス情報記憶部から選択し、選択したプレゼンス情報を前記発呼元の端末に送信するプレゼンス情報送信工程と、
    前記プレゼンス情報の送信後、予め定められた期間が経過するまでに前記発呼元の端末から切断要求を受信しなかった場合に、前記着信先の無線端末に対する呼出処理を開始する呼処理工程と、
    を含む呼処理方法。
  6. 無線端末の現在位置に関する端末位置情報と当該無線端末を識別する端末識別情報とを受信することに対応して、無線端末の現在位置に関する端末位置情報と当該無線端末が着信時に応答できるかどうかの判断材料が示されるプレゼンス情報とを関連付けて記憶する候補プレゼンス情報記憶部を参照して、受信した端末位置情報に対応するプレゼンス情報を選択し、選択したプレゼンス情報と前記受信した端末識別情報とを関連付けて、プレゼンス情報記憶部に登録するプレゼンス処理工程と、
    発呼元の端末からの発呼要求に対応して、前記プレゼンス情報記憶部を参照して、発呼要求により指定された着信先の無線端末に対応するプレゼンス情報を選択し、選択したプレゼンス情報を前記発呼元の端末に送信するプレゼンス情報送信工程と、
    前記プレゼンス情報の送信後、予め定められた期間が経過するまでに前記発呼元の端末から切断要求を受信しなかった場合に、前記着信先の無線端末に対する呼出処理を開始する呼処理工程と、
    を含む呼処理方法。
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