JP2007088822A - 着信電話転送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客から企業の代表番号に電話がかかってきた場合に、電話の転送先を一律とするのではなく、顧客に応じて転送先を変更させ、顧客に対し適切な対応を出来るようにする。
【解決手段】企業に設置された着信電話転送装置は、顧客から電話がかかってきた場合の複数の転送先情報と、複数の転送先の中で顧客毎に設定された優先度情報とを有している。そのため、顧客から電話がかかってきた場合には、優先度情報に応じて、それぞれの顧客に最も適した転送先に電話が転送されるため、顧客に対して適切な対応が可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は所定の電話番号への着信があると、複数の電話機に対して事前に設定された優先順位に基づき順次転送を行うシステムであり、着信があった電話番号毎や、電話を掛けてきた顧客毎に優先順位を変動させる着信電話転送装置に関するものである。
現在、使用されている電話機には発信者番号通知機能が設けられており、発信者の電話機の電話番号が受信者の電話機に通知されるようになっている。そのため、受信者の保有している電話機に通知番号表示機能や通知番号記憶機能が設けてあれば、受信者は電話に出る前に誰からの電話であるかを確認したり、電話がかかってきた際に電話を受けることが出来なくても、通知番号記憶機能に記録された着信履歴によって受信者側から発信者に対して電話を掛け直したりすることが出来る。このような機能を利用することで、例えば企業から顧客に電話をかける場合には、顧客に対して誰からの電話であるかを分かるようにして、居留守を使わないようにしてもらったり、留守の場合には着信履歴の電話番号に掛け直してもらったりすることが出来る。
一方で、最近の企業において電話設備は非常に充実しており、携帯電話、固定電話、PHS等の複数種類の電話機が設けられている。そのため、企業の顧客対応担当者(以下、渉外員と記す)から顧客に電話を掛ける際に、同一の顧客に対して異なる電話機から電話を掛けるということが発生している。この場合、顧客に対して同一の渉外員が電話を掛けているにもかかわらず、顧客の電話機には異なる電話番号が表示されることとなり、顧客を混乱させてしまったり、顧客にとって見覚えのない電話番号であるため居留守を使われたりということがあった。また、顧客が留守中に渉外員から電話がかかってきていた場合に、着信履歴をもとに電話を掛けなおそうとしても、同じ渉外員に対して複数の電話番号が存在してしまうため、どの番号にかければいいのか迷ってしまうといったことがあった。
これに対して特許文献1に記載されている交換機の制御方式では、所有する複数の電話機のいずれから発信した場合でも、交換器において特定の共通な電話番号での発信になるよう変換され、着信側電話機には共通な電話番号が発信者番号として通知されるようになっている。また、着信側電話機から発信者番号通知機能により通知された電話番号に折り返しの電話がかかって来た時は、着信側電話機の電話番号に応じて、代表番号として設定されている電話器が着信したり、実際に発信に使用された電話機が着信したりするようになっている。
特開2003−219445号公報
従来技術では、着信側電話機から折り返しの電話がかかってきた場合、代表番号として設定されている電話機が着信するか、実際に発信に使用された電話機が着信するようになっている。そのため、渉外員から顧客に対して電話を掛けて留守だった場合に、あまり時間の経たないうちに折り返しの電話があれば、発信に使用された電話機に着信があると実際に電話を掛けた渉外員が受ける可能性は高い。しかし、顧客が折り返しの電話を掛けたのが着信を受けてからだいぶ時間が経ってからの場合や、顧客側から能動的に渉外員に電話をかけた場合には、担当の渉外員が電話を受ける可能性は低くなってしまう。その場合、渉外員の代わりに電話を受けた者が顧客の要求に対して速やかに対応できるものであればよいが、顧客の要求に対して関連性の薄い部門の者であった場合、顧客に対して不愉快な思いをさせる可能性がある。なお、渉外員が専用の携帯電話を保有しており、顧客に対し渉外員と連絡をとる場合には常に携帯電話に電話をするように依頼をしておけば、渉外員が電話を受ける確率は高まるが、渉外員が建物内や地下にいて携帯電話の電波状況が悪かった場合には、渉外員だけでなく他の担当者も顧客に対応することが出来なくなってしまい、やはり顧客に不愉快な思いをさせてしまう可能性がある。また、顧客が保有している電話機から渉外員の携帯電話に電話をかけた場合には、固定電話同士より通話料金が割高になってしまうので、顧客が電話を掛けるのを控えてしまうということがあった。
本発明は上記課題を解決する手段として、電話回線ネットワークに接続されており、顧客から顧客に対応する渉外員宛に発信された電話を着信すると、指定された電話番号宛に電話を転送する着信電話転送装置であって、渉外員毎に設定されている複数転送先の夫々の電話番号からなる転送先情報と、渉外員が対応する顧客毎に定められた複数転送先内での転送優先度を示す優先度情報とが登録されたデータベースと、電話を着信すると発信元電話番号を検出し、発信元電話番号から顧客を特定する手段と、顧客に対応する渉外員における転送先情報と優先度情報とから、最優先の転送先を特定する手段と、着信した電話を最優先の転送先に転送する手段とを備えたことを特徴とする着信電話転送装置を提供する物である。
さらに本発明は、上記の着信電話転送装置において、データベースにはさらに転送先の呼出時間の情報が登録されており、最優先の転送先に転送後、呼出時間内に通話が行われない場合には、転送先の次に優先度の高い転送先に転送する手段を備えることを特徴とする着信電話転送装置を提供するものである。
さらに本発明は、上記の着信電話転送装置において、データベースにはさらに渉外員の担当分野毎の専門員への電話番号である担当専門員電話番号が登録されており、優先度情報が設定された転送先で通話が行われない場合には、担当専門員電話番号の転送先に転送する手段を備えることを特徴とする着信電話転送装置を提供するものである。
さらに本発明は、上記の着信電話転送装置において、顧客から発信された電話の発信先が担当専門員電話番号であっても、専門員電話番号よりも優先度情報が設定された転送先への転送を優先する手段を備えることを特徴とする着信電話転送装置を提供するものである。
さらに本発明は、上記の着信電話転送装置において、データベースにはさらに大代表として顧客に対応する部門への電話番号である大代表電話番号が登録されており、顧客から発信された電話の発信先が担当専門員電話番号でない場合、及び/若しくは顧客から発信された電話において発信元電話番号が算出できない場合、及び/若しくは顧客から発信された電話における発信元電話番号が、渉外員が専任に対応する顧客の電話番号としてデータベースに登録されていない場合に、顧客からの電話を大代表電話番号の転送先に転送する手段を備えることを特徴とする着信電話転送装置を提供するものである。
本発明によれば、顧客から渉外員宛に電話がかかってきた場合に、顧客毎に転送させる電話の優先順位を設定することで、渉外員が電話に応答出来る可能性が高まると共に、仮に電話に応答することが出来ない場合でも、夫々の顧客に対して最も適した応答をする部門への電話機に転送することが出来るので、顧客に対して不愉快な思いをさせなくて済むようになる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
本発明における着信電話転送システムの構成を図1により説明する。1は顧客が保有している電話機であり、例えば固定電話、携帯電話、IP電話等の電話機がこれに該当するが、音声による通信機能を有しているものであれば他の構成品であっても構わない。なお、これらの電話機の中で、後述する着信電話転送装置のデータベース(以下、DBと記す)に電話番号が登録されているものについては発信者番号通知機能を有しており、電話の受信側で発信者の電話番号情報を入手することが出来るようになっている。2は一般的に広く利用されている電話回線用ネットワークであり、顧客電話機1と電話回線を介して接続されている。3は着信電話転送装置であり通信部31、入力部32、表示部33、制御部34、渉外員情報DB35、渉外員−顧客関連情報DB36、電話番号変換部37、着信電話転送部38を備えている。
4は1人の渉外員に対して複数機与えられている渉外員電話機である。各電話機には夫々異なった電話番号が付与されており、本実施例では41が携帯電話、42が固定電話、43がPHS、44がIP電話、45がソフトフォン、46が留守番電話となっている。なお、渉外員が顧客からの電話に対応できない時に、顧客からのメッセージを記録する留守番電話にも専用の電話番号が付与されているため、本実施例では留守番電話46についても渉外員電話機として取り扱う事とする。また、各電話機41乃至46から構成される渉外員電話機の数は渉外員の数と対応しているが、同じ種別の電話機について他の渉外員と異なる番号でなくても構わない。例えば渉外員aに対して渉外員電話機41a乃至46aがあり、渉外員bに対して渉外員電話機41b乃至46bがあったとする。この場合、41a乃至46aの夫々の電話機の電話番号は全て異なっている。また、41b乃至46bのそれぞれの電話機の電話番号についても全て異なっている。ただし、渉外員aと渉外員bとが同じ分野の業務に関わっている場合には、固定電話42aと42b、あるいはIP電話44aと44bとが同じ電話番号になっていても構わない。
次に、着信電話転送装置内の構成について説明する。通信部31は顧客電話機1や渉外員電話機4と音声通信を行うための装置であり、電話回線ネットワーク2に接続されている。なお、渉外員電話機4内の電話機において、内線電話機であるものについては電話回線ネットワーク2を介さずに通信部31と直接接続させるようにして構わない。入力部32は渉外員情報DB35や渉外員−顧客関連情報DBに情報を登録したり、登録してある情報を修正、削除したりする際に使用されるものであり、情報を直接入力する時に使用されるキーボードおよびマウスや、他のコンピュータから既に作成されているデータを各DBに受け入れるための接続ケーブル等から構成されている。表示部33は液晶ディスプレイ等から構成され、各DBの登録情報を確認したり、入力部32から情報を入力したりする際に用いられる。制御部34はCPU等から構成され、着信電話転送装置3全体の機能の制御を行うものである。
渉外員情報DB35は、渉外員のIDや名称、渉外員に付与されている渉外員電話機4の各電話機の電話番号等からなる渉外員固有の情報が登録されているものである。図2は渉外員DB35の構成を示したものであり、341は渉外員ID、342は渉外員名称である。また、343は渉外員電話機4の種別1(携帯電話)の電話番号、344は種別2(固定電話)の電話番号、345は種別3(PHS)の電話番号、346は種別4(IP電話)の電話番号、347は種別5(ソフトフォン)の電話番号、348は種別6(留守番電話)の電話番号である。349は渉外員情報が登録、あるいは更新された日時を示している。
渉外員−顧客関連情報DB36は、登録してある顧客電話番号から渉外員代表電話番号宛に電話がかかってきた場合に、どの種別の渉外員電話機を優先し、顧客からの電話を転送するかの情報が登録されている。図3は渉外員−顧客関連情報DB36の構成を示したものであり、1人の渉外員に対して1シートの渉外員−顧客関連情報DBが作成される。ここで、351は渉外員ID、352はこの渉外員が担当している顧客のID、353は顧客自身が申請した登録用の電話番号、354は顧客名称である。顧客名称は個人名、法人名のどちらでも構わない。また355は渉外員代表電話番号であり、自分が担当している顧客に対し、自分と連絡を取る際に掛けてもらう電話番号として、顧客に通知しているものである。なお、この番号は同じ渉外員であっても顧客毎に異なる番号としても構わないし、他の渉外員と共有の番号としても構わない。
356は渉外員電話機4の種別1(携帯電話)の優先度、357は種別2(固定電話)の優先度、358は種別3(PHS)の優先度、359は種別4(IP電話)の優先度、360は種別5(ソフトフォン)の優先度、361は種別6(留守番電話)の優先度を示している。ここで優先度とは登録されている顧客電話番号から登録されている渉外員代表電話番号に電話がかかってきた場合に、渉外員電話機のどの種別から優先して転送するかを示したものである。したがって、顧客IDが001の顧客から登録されている渉外員代表電話番号に電話がかかってきた場合には、まずは種別1に転送し、応答がなければ種別2、種別5、種別6と転送していく。
362はコール秒数であり、顧客からの電話を各種別の渉外員電話機に転送した場合の呼び出し時間を示している。顧客から電話があると、まずは優先度1の電話機に対しコール秒数で定められた時間、呼出を行い、この時間内に応答がない場合に優先度2へ転送が行われる。そして以下、優先度1の場合と同様に応答がない場合には定められた時間の呼出と転送が行われる。363は各顧客における渉外員−顧客関連情報を登録、更新した日時である。
次に顧客情報を登録する際の手順について説明する。渉外員や企業内で顧客情報の入力手続をする者(以下、操作者と総称する)が入力部32を用いて操作者IDやパスワードを入力して操作者認証を行い、登録手続を開始すると、図4に示すように顧客名称と顧客電話番号を促す画面が表示される。ここで、操作者は顧客名称と顧客電話番号を入力し、確認ボタンを選択する。なお、入力される顧客名称は個人名だけでなく法人名としても構わない。また、電話番号は顧客から電話がかかってきた場合に、発信者番号通知機能を用いて登録されている顧客からの電話であるかが確認されるため、あらかじめ顧客から最も発信に使用される頻度が高い電話機の電話番号として申請のあったものを入力するのが好ましい。
図4において確認ボタンが選択されると、図5に示すように入力した顧客名称、顧客電話番号に加え、自動的に採番された顧客IDが表示される。表示された内容に問題がなければ操作者は確認ボタンを選択する。次いで、図6に示すように担当する渉外員のID入力を促す画面が表示されるので、担当者が決まっている場合には渉外員IDを入力し、確認ボタンを選択する。担当する渉外員が登録されていなく、新規に登録する場合には渉外員IDの登録なしをチェックし、確認ボタンを選択する。
図6において担当する渉外員のIDが入力された場合には、図7に示すように渉外員IDと渉外員名称が表示される。表示された内容に問題がなければ確認ボタンを選択し、内容に間違いがあり別の渉外員を選択する場合には戻るボタンを選択し、図6に示した画面で渉外員IDを再入力する。
図7で確認ボタンが選択されると、図8に示すように該当する渉外員の登録情報が表示される。登録内容に問題がなければ確認ボタンを選択し、内容を修正する場合には修正点を入力し、修正ボタンを選択する。次いで、図9に示すように、この顧客に対応する場合の渉外員電話機における種別毎の優先度とコール秒数の入力を促す画面が表示される。なお、顧客からの電話が転送されないようにする種別については優先度記入欄に―(ハイフン)を入力する。図9に示す例では、顧客の電話機から通知される番号が“03-1234-5678”であり、着信番号が“0570-555-551”の場合には、まず優先度が1位の携帯電話に顧客の電話が転送される。渉外員が電話に応答すると、その時点で顧客と渉外員との間で通話が開始されるが、携帯電話において10秒間コールしても応答がない場合には、優先度が2位の固定電話に転送される。固定電話においても携帯電話と同様に10秒間コールされ、応答がない場合にはさらに優先度が3位の留守番電話に転送される。そして、顧客に対して渉外員が応答できない旨のメッセージが自動的に流され、顧客の声の録音が行われる。
一方、図6で渉外員IDの登録なしがチェックされた場合には、図10に示すように渉外員の名称と渉外員代表電話番号の入力を促す画面が表示される。操作者が新規に登録する渉外員の名称、代表電話番号を入力し、確認ボタンを選択すると、図11に示すように渉外員IDが自動的に採番され、確認を促す画面が表示されるので、問題がなければ確認ボタンを選択する。
次いで、図12に示すように新規で登録した顧客情報と渉外員情報とが表示され、渉外員電話機における種別毎の電話番号と優先度およびコール秒数の入力を促す画面が表示される。操作者は各種情報の入力を行い、確認ボタンを選択する。
なお、図4において入力した顧客名称及び顧客電話番号が既に登録してあった場合には、図13に示すように、登録情報および修正点の入力を促す画面が表示される。修正点がある場合には、修正部について変更入力をし、確認ボタンを選択することで、修正された情報が上書き登録される。
次に、登録されている顧客情報を削除する場合の手順について説明する。操作者が入力部32を操作し操作者IDやパスワードを入力して操作者認証を行い、顧客情報削除のための手続を開始すると、図14に示すように削除する顧客の電話番号、若しくはIDの入力が促す画面が表示されるので、いずれかの情報を入力し確認ボタンを選択する。すると、DBに登録されている情報の検索が行われ、図15に示すように顧客情報と併せて担当する渉外員や転送先の情報が表示される。削除する内容に間違いがなければ操作者は確認ボタンを選択し、これによって削除手続が完了する。
次に、登録されている渉外員情報を削除する場合の手順について説明する。操作者が入力部32を操作し操作者IDやパスワードを入力して操作者認証を行い、渉外員情報削除のための手続を開始すると、図16に示すように削除する渉外員のIDの入力を促す画面が表示されるので、操作者はIDを入力して確認ボタンを選択する。すると、DBに登録されている情報の検索が行われ、図17に示すように該当する渉外員の登録情報が表示される。削除する内容に間違いがなければ操作者は確認ボタンを選択し、これによって削除手続が完了する。
次に、登録されている顧客情報を変更する場合の手順について説明する。操作者が入力部32を操作し操作者IDやパスワードを入力して操作者認証を行い、顧客情報変更のための手続を開始すると、図18に示すように変更する顧客の電話番号の入力を促す画面が表示されるので、操作者は電話番号を入力して確認ボタンを選択する。すると、DBに登録されている情報の検索が行われ、図19に示すように該当する顧客の名称、電話番号、IDが表示されるので間違いがなければ確認ボタンを選択する。次いで、図20に示すように顧客の登録情報が表示されるので、変更したい点について再入力を行い、確認ボタンを選択する。これにより、DBに登録されている顧客情報の更新が完了する。
続いて顧客から電話がかかって来た際に、渉外員の渉外員電話機に転送する動作について、図21により説明する。
顧客が渉外員に問合せ等の用があると、顧客は電話機(音声通信が出来る機器であればよい)から渉外員の企業に対し、電話発信を行う(S1)。着信電話転送装置側で顧客からの電話着信を受けると、電話を掛けた先の番号である発信先番号が、いずれかの渉外員の渉外員代表電話番号として登録されているか確認される(S2)。渉外員代表電話番号として登録されていない場合には一般受付窓口に転送が行われる(S3)。そして、企業代表電話番号に応答するオペレータと顧客との間で通話が開始される(S4)。一方、発信先番号が渉外員代表電話番号として登録されている場合には、顧客が使用した電話機から発信者番号が通知されているか確認される(S5)。確認の結果、発信者番号が通知されていない場合にはS13に進む。また通知されている場合には、通知された電話番号がDBに登録されており顧客IDがあるかの照合が行われる。照合の結果、電話番号が登録されていなく、IDなしと判断されるとS11に進み、電話番号が登録されており、IDありと判断されると次のステップに進む(S6)。そして、顧客IDに基づいて、専任の対応者として登録されている渉外員が算出される(S7)。
渉外員が算出されると渉外員―顧客関連情報DB36に登録されている情報に基づいて、渉外員電話機の中で最も優先度が高い種別の電話番号が算出される(S8)。ついで、算出された電話番号の電話機に対して顧客からの電話が転送される(S9)。S7において顧客からの電話が転送され、呼び出しが開始されるとコール時間の計測が行われ、渉外員―顧客関連情報DB36で設定されたコール秒数、呼び出しが行われる(S10)。呼び出し中に応答があった場合には、転送電話がそのまま接続され、顧客と渉外員(担当の渉外員が応答しない場合もあり得る)との間で通話が開始される(S11)。また、設定されたコール秒数、呼び出しを行っても応答がない場合には、登録されている他の種別の電話番号の中で、次に優先度の高いものがあるか確認される(S12)。確認の結果、優先度の高いものが無い(優先度情報が登録されていない)場合はS11に進む。また、登録されている場合にはS8に戻り電話番号の算出が行われ、以下前述の通りの動作が行われる。
S5において顧客が使用した電話機から発信者番号が通知されていなく、番号が検出出来なかった場合、S6において発信者番号から顧客IDを検索した結果、顧客IDがなしと判断された場合、S12において次に優先度の高いものが無い場合には、渉外員代表電話番号に電話があった場合に専門に対応するオペレータへの転送が行われる(S13)。そして、転送された顧客からの電話に応答したオペレータとの間で通話が開始される(S14)。なお、ここでのオペレータは渉外員の担当分野に併せて専門的な知識を持つ者が担当しており、渉外員が対応できなかった場合でも顧客に対して不愉快な思いをさせないようになっている。
以上のように本発明によれば、顧客から渉外員宛に電話がかかってきた場合に、顧客毎に転送させる電話の優先順位を設定することで、渉外員が電話に応答出来る可能性が高まると共に、仮に電話に応答することが出来ない場合でも、夫々の顧客に対して最も適した応答をするオペレータへ顧客からの電話を転送することが出来るので、顧客に対して不愉快な思いをさせなくて済むようになる。
なお、本実施例においては1人の顧客に対し、1人の渉外員における渉外員電話機のみで転送時の優先順位を設定しているが、1人の渉外員に限定されるのではなく、例えば優先1は渉外員A、優先度2は渉外員B、優先度3は渉外員Cの電話機というように、複数の渉外員の電話機に渡って優先度を設定しても構わない。また、着信電話転送装置が渉外員情報DB、渉外員―顧客関連情報DB、電話番号変換部、着信電話転送部の全てを備えるような構成としているが、夫々がネットワークで接続された独立した構成としても、本実施例と同様の効果を得られることは言うまでもない。
本発明のシステム構成図 渉外員情報DBの構成説明図 渉外員―顧客関連情報DBの構成説明図 顧客IDの検索画面 顧客IDの検索結果画面 対応渉外員IDの入力画面 対応渉外員情報の確認画面 対応渉外員詳細情報の確認画面 顧客別の対応渉外員詳細情報の入力画面 渉外員IDの新規取得画面 取得渉外員IDの確認画面 渉外員詳細情報の入力画面 対応渉外員詳細情報の修正画面 削除対象顧客IDの入力画面 ID削除対象顧客の詳細情報の確認画面 削除対象渉外員IDの入力画面 ID削除対象渉外員の詳細情報の確認画面 顧客登録情報変更時の顧客電話番号の入力画面 顧客登録情報変更時の顧客情報の確認画面 顧客登録情報変更時の対応渉外員詳細情報の確認画面 本発明における動作説明図
符号の説明
1:顧客電話機
2:電話回線ネットワーク
3:着信電話転送装置
35:渉外員情報DB
36:渉外員―顧客関連情報DB
4:渉外員電話機

Claims (5)

  1. 電話回線ネットワークに接続されており、顧客から渉外員宛に発信された電話を着信すると、指定された電話番号宛に該電話を転送する着信電話転送装置であって、
    前記渉外員毎に設定されている複数転送先の夫々の電話番号からなる転送先情報と、該渉外員が対応する顧客毎に定められた該複数転送先内での転送優先度を示す優先度情報とが登録されたデータベースと、
    電話を着信すると発信元電話番号を検出し、該発信元電話番号から顧客を特定する手段と、
    前記顧客に対応する前記渉外員における前記転送先情報と前記優先度情報とから、最優先の転送先を特定する手段と、
    前記着信した電話を前記最優先の転送先に転送する手段と、
    を備えたことを特徴とする着信電話転送装置。
  2. 請求項1記載の着信電話転送装置であって、
    前記データベースには、さらに前記転送先の呼出時間の情報が登録されており、
    前記最優先の転送先に転送後、前記呼出時間内に通話が行われない場合には、該転送先の次に優先度の高い転送先に転送する手段を備えることを特徴とする着信電話転送装置。
  3. 請求項2記載の着信電話転送装置であって、
    前記データベースには、さらに前記渉外員の担当分野毎の専門員への電話番号である担当専門員電話番号が登録されており、
    前記優先度情報が設定された転送先で通話が行われない場合には、前記担当専門員電話番号の転送先に転送する手段を備えることを特徴とする着信電話転送装置。
  4. 請求項3記載の着信電話転送装置であって、
    前記顧客から発信された電話の発信先が前記担当専門員電話番号であっても、該専門員電話番号よりも前記優先度情報が設定された転送先への転送を優先する手段を備えることを特徴とする着信電話転送装置。
  5. 請求項4記載の着信電話転送装置であって、
    前記データベースには、さらに大代表として顧客に対応する部門への電話番号である大代表電話番号が登録されており、
    前記顧客から発信された電話の発信先が前記担当専門員電話番号でない場合、及び/若しくは前記顧客から発信された電話において発信元電話番号が算出できない場合、及び/若しくは前記顧客から発信された電話における発信元電話番号が、前記渉外員が専任に対応する顧客の電話番号としてデータベースに登録されていない場合に、該顧客からの電話を前記大代表電話番号の転送先に転送する手段を備えることを特徴とする着信電話転送装置。
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