JP2007097092A - 電話装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通話中に電話をかけてきた発信者を識別可能にする。
【解決手段】外線を収容するとともに表示部を備えたボタン電話機(内線電話機)を収容し、ボタン電話機による外線通話及び内線通話が可能なボタン電話装置において、外線通話中または内線通話中のボタン電話機に対して電話をかけてきた発信者の情報を取得し、取得した発信者の情報を外線通話中または内線通話中の前記ボタン電話機の表示部に表示する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電話装置に関し、特に通話中に電話をかけてきた発信者を識別することが可能な電話装置に関する。
例えば利用者aに対して利用者bが電話をかけて呼出を行おうとした場合、利用者aが通話中のときにはその呼出は不可となることから、利用者aは通話中に誰が自身宛に電話をかけてきたのかを識別することができない。
こうした問題点を解決する手段として、通話中の相手に電話をかけて割込着信を可能にするキャッチホンサービスと呼ばれる通話中割込サービスがある。こうした通話中割込サービスが提供された電話装置では利用者が相手Aと通話中にその利用者に対して相手Bからの呼出があった場合に、交換網はその通話中の利用者の電話装置に対して割込着信を行うものである。
こうした割込着信時には、割込着信を行った相手Bを表示できることから、電話装置の利用者は割込着信を行った相手Bを事前に識別することができる。ここで、利用者がその割込着信を識別してフッキング操作を行うと、交換網はこれを検出して割込着信を行った相手Bと電話装置とを接続して相手Bと利用者との間で通話を行わせるとともに、このとき今までの通話相手Aを保留するものである(特許文献1参照)。
特開2002−111842号公報
しかしながら、こうしたキャッチホンサービスと呼ばれる通話中割込サービスが提供された電話装置であっても、その電話装置の利用者が通話中の場合(即ち、前記利用者が相手Aと通話中でかつ相手Bから割込着信を受けている場合、或いは、前記利用者が相手Bと通話中でかつ相手Aが保留状態の場合)には、第三者はその電話装置の利用者宛に電話をかけても呼出を行うことはできず、したがって、利用者は自身が通話中には自身宛に電話をかけてきた発信者を識別することができないという課題があった。
したがって、本発明は、通話中に電話をかけてきた発信者を識別可能にすることを目的とする。
このような課題を解決するために本発明は、表示部を備えるとともに、外線を収容した電話装置において、外線を介する通話中に電話をかけてきた発信者の情報を取得する取得手段と、取得手段により取得された発信者の情報を表示部に表示する制御手段とを備え、取得手段は、通話外線またはこの通話外線と異なる外線を介して電話をかけてきた発信者の情報を取得することを特徴とする。
また、本発明は、外線を収容するとともに表示部を備えたボタン電話機(内線電話機)を収容し、ボタン電話機による外線通話及び内線通話が可能な電話装置において、外線を介する外線通話または内線を介する内線通話の何れか一方の通話中のボタン電話機に対して電話をかけてきた発信者の情報を取得する取得手段と、取得手段により取得された発信者の情報を通話中のボタン電話機の表示部に表示する制御手段とを備えたものである。
この場合、取得手段は、外線通話中のボタン電話機に対し、通話外線またはこの通話外線と異なる外線を介して電話をかけてきた発信者の情報を取得する。
また、取得手段は、内線通話中のボタン電話機に対し、外線または内線を介して電話をかけてきた発信者の情報を取得する。
また、ボタン電話機は、転送元ボタン電話機と転送先ボタン電話機とを含み、かつ、電話装置は、転送元ボタン電話機への着信を転送先ボタン電話機に転送して応答させ通話状態にさせる手段を有し、取得手段は、転送元ボタン電話機に対して電話をかけてきた発信者の情報を取得すると、転送先ボタン電話機が既に通話中の場合は、この発信者情報と転送元ボタン電話機を利用する利用者の情報とを制御手段に送出し、制御手段は、発信者情報を転送先ボタン電話機に送信して表示部に表示させるとともに、前記利用者の情報を転送先ボタン電話機に送信して表示部に前記利用者への呼出である旨を表示させる。
また、制御手段は、取得手段により取得された発信者の情報を順次表示部に表示する。
本発明によれば、外線通話または内線通話中に電話をかけてきた発信者の情報を取得すると、取得した発信者情報を表示部に表示するように構成したので、通話中に電話をかけてきた発信者が誰であるのかを識別できるとともに、利用者は自身の通話終了後に前記発信者に電話をかけることができ、したがって、前記発信者がどのような用件で電話をかけてきたのかを知ることができる。
以下、本発明について図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用したボタン電話装置の構成を示すブロック図である。本ボタン電話装置は、主装置10と、主装置10に収容されたボタン電話機(以下、子機)20A〜20Nとからなり、主装置10には複数のISDN回線である外線11a〜11mが収容され、これらの外線11a〜11mからなる外線群11は交換網1に接続される。
主装置10は、外線11a〜11mの発着信を制御する外線I/F部12と、子機20A〜20Nのインタフェースである内線I/F部13と、主制御部14と、主記憶部15と、外線11a〜11mと子機20A〜20N間の通話パスを接続するためのTスイッチ(タイムスイッチ)16とから構成される。
一方、子機20は、主装置10との伝送を行う伝送I/F部21、通話回路22、子機制御部23、ダイヤルキーや外線キーなどの操作入力部24、表示部25、メモリ26、送受器27、増幅器28及びスピーカ29等を有している。
以上のように構成されたボタン電話装置において、例えば子機20Aの利用者が外線発信を行うために操作入力部24の外線キーを操作し、かつダイヤルキーを操作して相手番号をダイヤルすると、これらの操作情報は子機制御部23により検出され伝送I/F部21を介して主装置10へ送信される。主装置10の主制御部14は、外線キー及びダイヤルキーの操作情報を内線I/F部13を介して受信すると、これらの操作情報を外線I/F部12へ送って例えば外線11aを介して交換網1側へ発呼させる。このような外線発呼に対し相手応答が交換網1側から通知されると、主制御部14は、Tスイッチ16を制御して外線11aと子機20A間の通話パスを接続する。これにより、子機20Aの利用者による外線発信通話が行われる。
一方、交換網1から例えば外線11aに着信が到来すると、この外線着信は外線I/F部12により検出されて主制御部14に通知される。この場合、主制御部14は内線I/F部13を介して該当する宛先の子機20Aへ着信データを伝送する。また、着信の到来時には主制御部14は交換網1から通知された発信者電話番号を取得して該当の子機20Aへ伝送する。子機20Aでは主装置1からの発信者電話番号及び着信データを伝送I/F部21Aにより受信すると、子機制御部23へ伝達する。子機制御部23は発信者電話番号を受信すると表示部25に表示し、着信データを受信すると増幅器28を制御して着信音をスピーカ29から送出する着信鳴動処理を行う。なお、主装置10の主制御部14は主記憶部14内の発信者番号テーブルを参照して、交換網1側から通知された発信者電話番号に対応する発信者名を取得してこの発信者名を該当の子機20Aに送信し表示部25に発信者情報として表示させることも可能である。
子機20Aの利用者が、着信鳴動を認識してその着信に応答するために送受器27を上げることによりオフフックすると、このオフフックに基づくフックスイッチ情報が操作入力部24から子機制御部23へ伝達され子機制御部23により検出される。この場合、子機制御部23は伝送I/F部21からオフフック情報を主装置10へ送信させる。主装置10の主制御部14は、内線I/F部13を介してオフフック情報を受信すると、外線I/F部12に対し着信応答制御を行うとともに、Tスイッチ16を制御して外線11aと子機20A間の通話パスを接続する。これにより子機20Aの利用者による外線着信応答通話が行われる。
ところで、主装置10に収容された例えば外線11aに相当する電話番号の回線が、キャッチホンサービスと呼ばれる通話中割込サービスに加入していれば、交換網1は外部の第三者から通話中の外線11aに相当する電話番号の回線宛の呼出があった場合には、その呼出を不可とせずにその外線11aへ割込着信を行う。この場合、主制御部14は内線I/F部13を介して該当する宛先の通話中子機20Aへ割込着信データを伝送する。なお、割込着信の到来時に発信者電話番号が交換網1側から通知されていれば、主制御部14はこの通知された発信者電話番号を受信して該当の子機20Aへ伝送する。子機20Aは主装置10からの発信者番号及び割込着信データを伝送I/F部21により受信すると、子機制御部23へ伝達し、子機制御部23は発信者電話番号を受信すると表示部25に表示を行い、かつ割込着信データを受信すると増幅器28を制御して割込着信音をスピーカ29から送出させるとともに送受器27の受話器側にも送出させる。
通話中の子機20Aの利用者が、この割込着信音を認識してその割込着信に応答するために例えば送受器27の下げ上げによるフッキング操作を行うと、このフッキング操作に基づくフックスイッチ操作情報が操作入力部24から子機制御部23へ伝達され子機制御部23により検出される。この場合、子機制御部23は伝送I/F部21からフッキング操作情報を主装置10へ送信させる。主装置10の主制御部14は、内線I/F部13を介してフッキング操作情報を受信すると、外線I/F部12から交換網1側へフッキング情報を送信させる。これにより、交換網1側では、現在子機20Aの利用者と通話中の相手Aを保留し、割込着信を行った相手Bと子機20Aとを接続する。この結果、子機20Aの利用者は割込着信を行った新たな相手Bと通話を行うことができる。
(第1の実施の形態)
図2は、本発明の第1の実施の形態の動作を示すシーケンス図であり、外線通話中の子機20に対して呼出を行った場合のボタン電話装置の動作を示すものである。このシーケンス図にしたがい第1の実施の形態の動作について説明する。
まず、子機20Aが主装置10及び交換網1を介して相手側と通話(外線通話)状態にあるとする(ステップS1)。こうした外線通話状態の子機20Aに対して子機20Bが内線呼出を行ったとする(ステップS2)。こうした内線呼出情報は子機20Bから主装置10側へ送られ、主装置10の主制御部14はこの内線呼出情報に含まれる着信者情報(即ち、子機20Aの番号等の情報)を取得するとともに、発信側である子機20Bの番号をもとに主記憶部15を検索して、主記憶部15に予め登録されている子機20Bの利用者名等の発信者情報を取得する(ステップS3)。そして、取得した前記着信者情報をもとに主記憶部15内を検索して、着信先分析を行う(ステップS4)。
ここで、主記憶部15内に記憶されている前記着信者情報に該当する子機20Aの現在の状態は外線通話状態であることから、主制御部14は子機20Aへの内線着信は不可と判断し、呼出側子機20Bに話中音送出指示情報を送信して子機20Bから話中音(ビジートーン)を送出させる(ステップS5)。
また、このとき主装置10の主制御部14は、取得した前記発信者情報を子機20Aに送信して子機20Aの表示部25に表示させる(ステップS6,S7)。このように、外線通話中の子機20Aに子機20Bから内線呼出を行った場合、子機20Aに発信者情報である子機20Bの情報を表示させるようにしたものである。これにより、外線通話中の子機20Aの利用者は、自身の通話中に電話をかけてきた発信者を容易に識別することができる。ここで、主装置10の主制御部14は、発信者側で発呼を放棄してもその発信者情報の表示を消去しないように制御していることから、子機20Aの利用者は現在の通話の終了後、その発信者宛に内線呼出を行い内線通話を行うことができる。そして、この内線通話中の上記発信者情報の表示は、上記発信者からの呼出に応答したことが識別できるように、主制御部14の制御に基づき通常の表示と識別可能に表示され、さらにその内線通話の終了後には通常の表示に戻され、子機20Aの所定の操作により消去される。
次に、子機20Aが外線通話中に、交換網1側から、通話中の外線とは異なる外線に着信が到来した場合は(ステップS8)、主装置10の主制御部14は、その外線着信情報に含まれる発信者情報(発信者電話番号等の情報)を取得する(ステップS9)。この場合、主制御部14は主記憶部15に予め設定されている外線着信テーブルを検索して、その外線着信が外線個別着信か否かを判断し、外線個別着信の場合は、さらに、主記憶部15内を検索して個別着信先として指定された子機20の現在の状態を分析する着信先分析を行う(ステップS10)。
ここで、個別着信先として指定された子機20が子機20Aである場合には、その子機20Aの現在の状態は前述したように外線通話状態であることから、主装置10の主制御部14は子機20Aへの外線着信は不可であると判断し、交換網1がISDN網またはIP網の場合は、交換網1に対して着信不可情報を送信し、発信者側に発信を放棄させる(ステップS13)。また、このとき主制御部14は、取得した前記発信者情報を子機20Aに送信して子機20Aの表示部25に表示させる(ステップS11,S12)。
このように、子機20Aが外線通話中のときに、発信者の発呼に基づく外線着信が交換網1から到来し、その外線着信が子機20A宛の外線個別着信の場合は、主装置10の主制御部14は、子機20Aの表示部25にその発信者の情報を表示させるようにしたものである。この発信者情報の表示は発信者が発呼を放棄しても継続しており、子機20A側で所定の操作が行われないかぎり消去されないことから、子機20Aの利用者は、自身の通話中に電話をかけてきた発信者を容易に識別して、その通話の終了後、その発信者宛に外線発信を行い通話することができる。そして、この外線発信に基づく外線通話中の上記発信者情報の表示は通常の表示と識別可能に表示される。
なお、こうした発信情報の表示は、前述したように発信者が発呼を放棄しても依然として継続し、子機20A側で所定の操作が行われないかぎり消去されないことから、通話中の子機20A宛の外線着信や内線着信毎に順次その表示部25に発信者情報が一覧表示される。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態の動作を示すシーケンス図であり、外線通話中の子機20に対して呼出を行った場合のボタン電話装置の動作を示すものである。なお、第2の実施の形態では、主装置10に、キャッチホンサービスと呼ばれる通話中割込サービスが提供されている外線が収容されている場合の動作を示すものである。このシーケンス図にしたがい第2の実施の形態の動作について説明する。
まず、子機20Aが、主装置10に収容されている前記キャッチホンサービスが提供されている外線、及び交換網1を介して相手側と外線通話状態にあるとする(ステップS21)。
主装置10に収容されている子機20Aがこうしたキャッチホンサービスが提供されている外線を介して相手Aと通話状態にあるとき、相手Bが前記キャッチホンサービスが提供されている前記外線の番号をダイヤル発信すると、交換網1から該当外線(通話中の外線)にキャッチホン着信が到来することになり(ステップS22)、このキャッチホン着信を聴取した子機20Aは自身が別の相手から呼び出しされていることを識別することができる。
この場合、主装置10の主制御部14は、そのキャッチホン着信情報に含まれる発信者情報を取得する(ステップS23)。そして、主制御部14は主記憶部15に予め設定されている外線着信テーブルを検索して、その外線着信が外線個別着信か否かを判断し、外線個別着信の場合は、さらに、主記憶部15内を検索して個別着信先として指定された子機20の現在の状態を分析する着信先分析を行う(ステップS24)。ここで、個別着信先として指定された子機20は子機20Aであり、また、その子機20Aの現在の状態は外線通話状態であることから、主制御部14は、取得した前記発信者情報(即ち、この場合相手Bの電話番号等の情報)を子機20Aに送信して子機20Aの表示部25に表示させる(ステップS25,S26)。
このように、キャッチホン着信時には子機20Aの表示部25にキャッチホン着信を行った発信者の情報を表示できることから、子機20Aの利用者は、キャッチホン着信を行った発信者が誰であるのかを一目瞭然に識別することができる。ここで、キャッチホン着信を行った発信者が発呼を放棄した場合でも、主装置10の主制御部14はその発信者情報の表示を消去しないように制御することから、子機20Aの利用者は現在の通話の終了後に、その発信者宛に発信し通話することができる。
こうした外線通話状態にある子機20A、或いは外線通話状態にあってかつこの通話状態の外線と同一外線を介してキャッチホン着信により呼び出しされている子機20Aに対して、子機20Bが内線呼出を行うと(ステップS27)、図2のシーケンス図のステップS3〜S7と同様、主装置10の主制御部14は、着信者情報を取得するとともに、発信側である子機20Bの番号をもとに主記憶部15を検索して、主記憶部15に予め登録されている子機20Bの利用者名等の発信者情報を取得する(ステップS28)。そして、取得した着信者情報をもとに主記憶部15を検索して、着信先分析を行う(ステップS29)。
この場合、子機20Aは外線通話状態であることから、子機20Aへの内線着信は不可と判断し、呼出側子機20Bに話中音送出指示情報を送信して子機20Bから話中音を送出させ(ステップS30)、さらに、取得した前記発信者情報を子機20Aに送信して子機20Aの表示部25に表示させる(ステップS31,S32)。これにより子機20Aの表示部25にはキャッチホン着信を行った発信者情報の表示に加えて、内線呼出を行った発信者の情報が順次表示される。
また、外線通話状態にあってかつこの通話状態の外線と同一外線を介してキャッチホン着信により呼び出しされている子機20Aに対しては、同一外線を介して呼び出しすることはできないが、前記キャッチホンサービス提供外線とは異なる外線に着信させることにより呼び出しすることができる。この場合の動作は、図2のステップS8〜S13の動作と同様である。即ち、子機20Aが外線通話状態にあってかつこの通話状態の外線と同一外線を介してキャッチホン着信により呼び出しされているときに、前記キャッチホンサービス提供外線とは異なる別の外線に着信が到来した場合は、主装置10の主制御部14はその外線着信情報に含まれる発信者情報を取得し、さらに、主記憶部15内の外線着信テーブルを検索して、その外線着信が外線個別着信か否かを判断し、外線個別着信の場合は、さらに、主記憶部15内を検索して個別着信先として指定された子機20の現在の状態を分析する。
ここで、個別着信先として指定された子機20が子機20Aである場合には、その子機20Aの現在の状態は前述したように外線通話状態であることから、主制御部14は子機20Aへの外線着信は不可と判断し、交換網1がISDN網またはIP網の場合は、交換網1に対して着信不可情報を送信し、発信者側に発信を放棄させる。また、このとき、取得した前記発信者情報を子機20Aに送信して子機20Aの表示部25に表示する。これにより子機20Aの表示部25にはキャッチホン着信を行った発信者情報の表示に加えて、前記キャッチホンサービス提供外線とは異なる外線に着信を行った発信者の情報が順次表示される。
(第3の実施の形態)
図4は、本発明の第3の実施の形態の動作を示すシーケンス図であり、内線通話中の子機20に対して呼出を行った場合のボタン電話装置の動作を示すものである。このシーケンス図にしたがい第3の実施の形態の動作について説明する。
まず、子機20Aが主装置10を介して子機20Bと通話(内線通話)状態にあるとする(ステップS41)。こうした内線通話状態の子機20Aに対して子機20Cが内線呼出を行ったとする(ステップS42)。こうした内線呼出情報は子機20Cから主装置10側へ送られ、主装置10の主制御部14はこの内線呼出情報に含まれる着信者情報(即ち、子機20Aの番号等の情報)を取得するとともに、発信側である子機20Cの番号をもとに主記憶部15を検索して、主記憶部15に予め登録されている子機20Cの利用者名等の発信者情報を取得する(ステップS43)。そして、取得した着信者情報をもとに主記憶部15を検索して、着信先分析を行う(ステップS44)。
ここで、主記憶部15内に記憶されている前記着信者情報に該当する子機20Aの現在の状態は内線通話状態であることから、主制御部14は着信不可と判断し、呼出側子機20Cに話中音送出指示情報を送信して子機20Cから話中音を送出させる(ステップS45)。また、このとき主装置10の主制御部14は、取得した前記発信者情報を子機20Aに送信して子機20Aの表示部25に表示させる(ステップS46,S47)。
このように、内線通話中の子機20Aに子機20Cから内線呼出を行った場合、子機20Aに発信者情報である子機20Cの情報を表示させるようにしたものである。これにより、内線通話中の子機20Aの利用者は、自身の通話中に電話をかけてきた発信者を容易に識別することができ、この結果、子機20Aの利用者はその通話の終了後、その発信者宛に内線呼出を行い内線通話を行うことができる。なお、こうした発信情報の表示は、前述したように発信者が発呼を放棄しても依然として継続し、子機20A側で所定の操作が行われないかぎり消去されないことから、通話中の子機20A宛の外線着信や内線着信毎に順次その表示部25に発信者情報が一覧表示される。
次に、子機20Aが内線通話中に、交換網1側から外線着信が到来した場合は(ステップS48)、主装置10の主制御部14は、その外線着信情報に含まれる発信者情報を取得する(ステップS49)。この場合、主制御部14は主記憶部15に予め設定されている外線着信テーブルを検索して、その外線着信が外線個別着信か否かを判断し、外線個別着信の場合は、さらに、主記憶部15内を検索して個別着信先として指定された子機20の現在の状態を分析する着信先分析を行う(ステップS50)。
ここで、個別着信先として指定された子機20が子機20Aである場合には、その子機20Aの現在の状態は前述したように内線通話状態であることから、主装置10の主制御部14は、子機20Aへの外線着信は不可と判断し、交換網1がISDN網またはIP網の場合は、交換網1に対して着信不可情報を送信し、発信者側に発信を放棄させる(ステップS53)。また、このとき主制御部14は、取得した前記発信者情報を子機20Aに送信して子機20Aの表示部25に表示させる(ステップS51,S52)。
このように、子機20Aが内線通話中のときに、発信者の発呼に基づく外線着信が交換網1から到来し、その外線着信が子機20A宛の外線個別着信の場合は、主装置10の主制御部14は、子機20Aの表示部25にその発信者の情報を表示させるようにしたものである。これにより、内線通話中の子機20Aの利用者は、自身の通話中に電話をかけてきた発信者を容易に識別することができ、この結果、子機20Aの利用者はその通話の終了後、その発信者宛に外線発信を行ってその発信者と通話することができる。
(第4の実施の形態)
図5は、本発明の第4の実施の形態の動作を示すシーケンス図であり、ボタン電話装置における着信の転送先への転送動作を示すものである。このシーケンス図にしたがい第4の実施の形態の動作について説明する。
まず、子機20Aを利用する社員Aがこれから自身が移動する移動先(居場所、例えば会議室)の登録を行うために、子機20Aを用いて所定の登録操作を行うと、その登録操作情報は主装置10に送られ、この場合、主装置10の主制御部14は、主記憶部15内の子機20Aに対応するエリアに、移動先である会議室の子機20Nの番号(会議室に設置されている子機20Aの番号)を登録する(ステップS61)。また、移動先である会議室から子機20Aを登録することもできる。
また、子機20Bを利用する社員Bがこれから自身が移動する移動先(居場所、例えば会議室)の登録を行うために、子機20Bを用いて所定の登録操作を行うと、その登録操作情報は主装置10に送られ、この場合、主装置10の主制御部14は、主記憶部15内の子機20Bに対応するエリアに、移動先である会議室の子機20Nの番号を登録する(ステップS62)。また、移動先である会議室から子機20Bを登録することもできる。
こうした移動先の登録後、交換網1側から外線着信が到来した場合は(ステップS63)、主装置10の主制御部14は、その外線着信情報に含まれる発信者情報を取得する(ステップS64)。この場合、主制御部14は主記憶部15に予め設定されている外線着信テーブルを検索して、その外線着信が外線個別着信か否かを判断し、外線個別着信の場合は、さらに、主記憶部15内を検索して個別着信先として指定された子機20の現在の状態を分析する着信先分析を行う(ステップS65)。
ここで、個別着信先として指定された子機20が子機20Aである場合には、主記憶部15内の子機20Aのエリアには、前述したように、移動先として会議室の子機20Nの番号が登録されていることから、主制御部14は、この子機20Nの番号をもとに主記憶部15内の子機20Nのエリアを検索する。そして、子機20Nのエリアに、子機20Nの現在の状態としてアイドル状態が設定されている場合は、主制御部14は社員Aの移動先である会議室の子機20Nに対し、取得した発信者情報、着信者情報(子機20Aを利用する社員Aの名前等の情報)及び着信情報を転送する着信転送を行う(ステップS66)。
そして、子機20Nを前記着信情報をもとに着信鳴動させ、かつ子機20Nの表示部25に発信者情報を表示させ、さらに、着信者情報をもとにその表示部25に「社員Aへの呼出」表示を行うことにより、社員Aへの呼出(即ち、社員A宛の着信)の旨を表示させる(ステップS67)。
こうして子機20Nに着信が転送されて着信鳴動する。そして、着信鳴動中の子機20Nの表示部25に表示されている、「社員Aへの呼出」表示及び「発信者情報」を識別した社員Aが自身宛の着信に応答するために、その子機20Nの送受器27を上げることによりオフフックすると、このオフフック情報を受信した主装置10の主制御部14が、該当外線と子機20N間の通話パスを接続することにより社員Aの子機20Nを介した外線着信応答通話が行われる。この場合、主制御部14は主記憶部15内の子機20Nのエリアに子機20Nの現在の状態として外線通話状態を設定する(ステップS68)。
このように、子機20Aを利用する社員Aが会議室などの別の場所に移動している旨の設定が行われているときにその社員A宛の外線着信が到来した場合は、移動先の子機20Nに着信を転送して着信鳴動させるとともに、移動先の子機20Nの表示部25に発信者情報を表示し、さらに、移動先の子機20Nの表示部25に、移動先に移動してきた当該社員A宛の着信である旨の表示を行うように構成したものである。これにより、移動先に移動した社員Aは自身宛の外線着信であることを一目瞭然に識別することができ、したがって、外線着信に的確に応答することができる。
こうした社員Aの子機20Nを介した外線着信応答通話中に、交換網1側からこの通話中外線とは異なる外線を介した外線着信が到来した場合は(ステップS69)、主装置10の主制御部14は、その外線着信情報に含まれる発信者情報を取得する(ステップS70)。この場合、主制御部14は主記憶部15に予め設定されている外線着信テーブルを検索して、その外線着信が外線個別着信か否かを判断し、外線個別着信の場合は、さらに、主記憶部15内を検索して個別着信先として指定された子機20の現在の状態を分析する着信先分析を行う(ステップS71)。
ここで、個別着信先として指定された子機20が子機20Bである場合には、主記憶部15内の子機20Bのエリアには、前述したように、移動先として会議室の子機20Nの番号が登録されていることから、主制御部14は、この子機20Nの番号をもとに主記憶部15内の子機20Nのエリアを検索する。この場合、子機20Nのエリアには子機20Nの現在の状態として前述したように外線通話状態が設定されていることから、主制御部14は子機20への外線着信は不可と判定し、交換網1がISDN網またはIP網の場合は、交換網1に対して着信不可情報を送信することにより、発信者側に発信を放棄させる(ステップS74)。
また、このとき主制御部14は、社員Bの移動先である会議室に設置されている子機20Nに対し、取得した発信者情報及び着信者情報(子機20Bを利用する社員Bの名前等の情報)を送信する(ステップS72)。そして、子機20Nの表示部25に発信者情報を表示させ、さらに、着信者情報をもとに表示部25に「社員Bへの呼出」表示を行うことにより、社員Bへの呼出である旨を表示させる(ステップS73)。
このように、子機20Bを利用する社員Bが会議室などの別の場所に移動している旨の設定が行われているときにその社員B宛に外線着信が到来した場合、移動先の子機20Nが既に他の社員Aにより通話で使用されているときには、移動先の子機20Nの表示部25に発信者情報を表示し、さらに、移動先の子機20Nの表示部25に、移動先に移動してきた当該社員B宛の着信である旨の表示を行うように構成したものである。これにより、通話中の社員Aは、移動先に移動してきた社員B宛の着信が到来したことを一目瞭然に識別することができる。したがって、社員Aは社員Bに対し、社員B宛の着信があったことを知らせることができ、これにより、社員Bは外線着信を行った発信者に発信し通話することができる。
なお、本実施の形態では、ボタン電話装置の例について説明したが、キャッチホンサービス提供外線を収容している場合には、こうした外線を収容した単独電話機等の電話装置にも適用可能である。
本発明を適用したボタン電話装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施の形態を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施の形態を示すシーケンス図である。 本発明の第4の実施の形態を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…交換網、10…主装置、11a〜11m…外線、12…外線I/F部、13…内線I/F部、14…主制御部、15…主記憶部、16…Tスイッチ、20A〜20N…ボタン電話機(子機)、21…伝送I/F部、22…通話回路、23…子機制御部、24…操作入力部、25…表示部、27…送受器、29…スピーカ。

Claims (5)

  1. 表示部を備えるとともに、外線を収容した電話装置において、
    前記外線を介する通話中に電話をかけてきた発信者の情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された発信者の情報を前記表示部に表示する制御手段と
    を備え、前記取得手段は、前記外線を介する通話中に、この通話外線またはこの通話外線と異なる外線を介して電話をかけてきた発信者の情報を取得することを特徴とする電話装置。
  2. 外線を収容するとともに表示部を備えた内線電話機を収容し、前記内線電話機による外線通話及び内線通話が可能な電話装置において、
    前記外線通話または前記内線通話の何れか一方の通話中の内線電話機に対して電話をかけてきた発信者の情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された発信者の情報を前記通話中の内線電話機の表示部に表示する制御手段と
    を備えたことを特徴とする電話装置。
  3. 請求項2において、
    前記取得手段は、前記外線通話中の前記内線電話機に対し、この通話外線またはこの通話外線と異なる外線を介して電話をかけてきた発信者の情報を取得することを特徴とする電話装置。
  4. 請求項2において、
    前記取得手段は、前記内線通話中の前記内線電話機に対し、外線または内線を介して電話をかけてきた発信者の情報を取得することを特徴とする電話装置。
  5. 請求項2において、
    前記内線電話機は、転送元内線電話機と転送先内線電話機とを含み、
    転送元内線電話機への着信を前記転送先内線電話機に転送する転送手段と、
    前記転送手段により転送された着信に対し前記転送先内線電話機の応答が取得されると前記転送先内線電話機の状態を通話状態に設定する設定手段とを有し、
    前記取得手段は、前記転送元内線電話機に対して電話をかけてきた発信者の情報を取得すると、前記転送先内線電話機の状態が前記設定手段により通話状態に設定されている場合は、この発信者情報と前記転送元内線電話機を利用する利用者の情報とを前記制御手段に送出し、
    前記制御手段は、前記発信者情報を前記転送先内線電話機に送信して前記表示部に表示させるとともに、前記利用者の情報を前記転送先内線電話機に送信して前記表示部に前記利用者への呼出である旨を表示させることを特徴とする電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016197844A (ja) * 2015-04-06 2016-11-24 株式会社ナカヨ 電話システム
JP2017069612A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 京セラ株式会社 携帯電子機器

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