JP2002262354A - 移動通信端末 - Google Patents

移動通信端末

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JP2002262354A
JP2002262354A JP2001058850A JP2001058850A JP2002262354A JP 2002262354 A JP2002262354 A JP 2002262354A JP 2001058850 A JP2001058850 A JP 2001058850A JP 2001058850 A JP2001058850 A JP 2001058850A JP 2002262354 A JP2002262354 A JP 2002262354A
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call
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mobile communication
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JP2001058850A
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Yoshiji Moriwaki
由次 盛脇
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が定める或る特定範囲内へと移動した
場合、もしくは特定範囲外へと移動した場合、既に登録
している相手先電話番号に自動発信し、相手が呼出状態
であることを確認して通信を切断することができる移動
通信端末を提供する。 【解決手段】 中心となる緯度および経度と、この緯度
および経度を中心とした半径によって範囲を設定する範
囲記憶部1204と、所定時間毎に現在位置の検出を行
う現在位置検出部1115と、検出された現在位置が、
予め定める範囲の内から外あるいは外から内に現在位置
が変化したか否かを検知する移動検知部1113とを備
え、前記移動検知部1113の判定に基づいて相手先情
報記憶部1201に記憶される相手先電話番号に発信を
行う。発信を行った後、呼出状態検出部1104によっ
て相手先で呼出し中であるかを検出して、呼出し中であ
る場合には通信を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置情報を検出す
ることができる手段を有し、予め設定した範囲を出た場
合、あるいは設定した範囲に入った場合に通知を行う移
動通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、問題となっている痴呆性高齢者の
徘徊対策、あるいは幼児の迷子対策のため、PHS端末
を高齢者や幼児に持たせ、定期的に基地局と通信を行う
ことで、最寄りの基地局から発信してセンタに通知して
おき、保護者からの捜索依頼があった場合に、センタに
通知されてくる位置情報から、捜索対象の高齢者や幼児
の居場所を割出して保護者に通知するといったサービス
が提案されている。
【0003】また、マイクロセル構成を採るPHSにお
いては、1つの基地局がカバーする領域が比較的狭いこ
とから、基地局番号が判ればその基地局を使用している
PHS端末の位置を割出すことが可能であり、無線基地
局番号と地図情報とを組合せたシステムにより、PHS
端末所有者が現在の居場所を把握し、営業活動を支援す
るといったサービスも考案されている。
【0004】しかしながら、上述した位置情報を通知す
るシステムでは、端末所有者が存在する場所とは無関係
に、定期的に位置情報を通知するため、たとえば自宅周
辺や自宅近くの公園といった特定の場所では位置情報の
通知は不要だが、これらの特定の場所から出てしまった
場合にのみ位置情報の通知がほしいといった要求に応え
られないという問題があった。
【0005】これらの問題を解決したものとして、特開
2000−106689号公報に、使用者が定める或る
特定のエリア内では位置情報の通知は行わないが、特定
のエリアを離れた場合、あるいは特定のエリア以外に存
在しているときのみ位置情報を通知する、あるいは逆
に、使用者が定める或る特定のエリア内に移動してきた
とき、あるいは特定のエリア内に存在しているときにの
み、位置情報を通知する、さらには特定のエリア外・特
定エリア内の任意の組合せで位置情報通知を行うことが
できる移動通信端末が開示されている。また、特開20
00−175245号公報には、登録した基地局の識別
情報と、現に基地局から受信した識別情報とを比較し、
これらの識別信号が異なる場合に、予め定める電話番号
に発呼を行う移動通信端末が開示されている。また、特
開平11−289574号公報には、移動通信端末のI
Dと基地局のIDとを基に位置情報を監視センタが求
め、この位置情報を基に移動通信端末が指定した領域に
入るあるいは出るなどといった監視条件を満たしたと
き、予め登録してある通知方法によって通知を行う移動
体位置監視装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開2
000−106689号公報では、特定エリアを出たと
きに発信する制御だけであったり、特定エリア内から特
定エリア外に移動したとき、あるいは特定エリア外から
特定エリア内に移動したときに、応答トーキによって通
知を行うため、相手が電話に出るまで通知することがで
きず、呼出状態を続けることとなる。さらに、発信した
相手側で留守番電話設定がされていた場合でも、応答ト
ーキを留守番電話に録音しておくことはできるが、その
場合には後で留守番電話を確認しなければならない煩わ
しさがあった。
【0007】また、相手が応答したり、留守番電話の自
動応答となる場合でも、相手との通信が成立することか
ら、通話料金がかかってしまい、必要以上に電話代がか
さんでしまうといった問題点があった。
【0008】また、特開2000−106689号公報
および特開2000−175245号公報の移動通信端
末では、特定エリアを出たときに自動発信する制御だけ
であったり、特定エリア外に移動したとき、あるいは特
定エリア外から特定エリア内に移動したときに自動発信
して通知を行うのみであるため、移動通信端末の移動に
連携して別の被制御機器を制御することはできない。ま
た、特開平11−289574号公報では、移動通信端
末機の移動に連携して別の被制御機器を制御することは
できるが、移動通信端末の位置は全て監視センタが監視
するので、大規模なシステムを構築する必要があるとい
った問題がある。
【0009】本発明の目的は、使用者が定める或る特定
範囲内へと移動した場合、もしくは特定範囲外へと移動
した場合、既に登録している相手先電話番号に自動発信
し、相手先で呼出状態であることを確認して通信を切断
することができる移動通信端末を提供することである。
【0010】また本発明の他の目的は、使用者が定める
或る特定範囲内へと移動した場合、もしくは特定範囲外
へと移動した場合、既に登録している相手先電話番号に
自動発信し、相手先にある被制御機器を制御することが
できる移動通信端末を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、現在位置を検
出する位置検出手段と、予め定める範囲を設定する範囲
設定手段と、前記範囲設定手段によって設定した範囲を
記憶する範囲記憶手段と、前記位置検出手段および範囲
記憶手段に基づき、現在位置が、前記範囲内か範囲外で
あるかを判断する範囲内外判断手段と、前記範囲内外判
断手段に基づき、範囲内から範囲外に移動した、あるい
は範囲外から範囲内に移動したことを検知する移動検知
手段と、前記移動検知手段によって検知した移動したこ
とを通知する相手の電話番号を記憶する相手先電話番号
記憶手段と、前記移動検知手段に基づき、現在位置が範
囲内から範囲外、あるいは範囲外から範囲内に変化した
場合に、前記相手先電話番号記憶手段に記憶される電話
番号に自動発信する発信手段と、前記発信手段による発
信時に、発信相手先での呼出状態を検出する呼出状態検
出手段と、前記呼出状態検出手段によって、呼出し中で
あることを検出したときに、通信を切断する通信切断手
段とを備えることを特徴とする移動通信端末である。
【0012】本発明に従えば、位置検出手段によって現
在の位置を測定して、予め定める範囲の内から外、ある
いは予め定める範囲の外から内の移動したときに、既に
登録してある相手先電話番号に自動的に発信し、発信相
手先で呼出し中であることを確認して通信を切断するの
で、範囲の内あるいは外に移動したことを通知すること
ができると共に、発信先で相手が応答する前に切断する
ことによって通信料金を最小限に抑えることができる。
【0013】また本発明は、前記発信手段による発信時
に、発信相手先での呼出しを検出できない状態を判定す
る呼出不可判定手段と、前記呼出不可判定手段が呼出し
を検出できない状態にあると判定したときから所定時間
を計時する計時手段と、前記計時手段が所定時間を計時
した後、前記相手先電話番号記憶手段に記憶される電話
番号に再ダイヤルする再ダイヤル手段とを備えることを
特徴とする。
【0014】本発明に従えば、発信した相手先で呼出し
が行われない場合には、所定の時間が経過してから再度
同じ相手先に発信が行われるので、たとえば、発信相手
先である携帯電話機が通話圏外などの呼出しが行われな
い状態となっていても、所定の時間が経過するごとに発
信が行われることによって、発信相手先に通知すること
ができる。
【0015】また本発明は、前記呼出不可判定手段は、
呼出不可時のトーキ情報を保持する応答トーキ保持手段
と、発信相手先からの応答トーキと、前記応答トーキ保
持手段に保持される呼出不可時のトーキ情報とを比較す
るトーキ比較手段とを含むことを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、呼出状態ではないことを
判定する呼出不可判定は、予め記憶してある呼出不可の
ときに応答されるトーキ情報と、実際に検出した応答ト
ーキとを比較することによって行うので、発信相手先で
呼出状態ではないことを正確に判定することができる。
【0017】また本発明は、前記呼出不可判定手段は、
呼出不可を示す文章データを保持する呼出不可文章保持
手段と、発信相手先からの応答トーキを音声認識する音
声認識手段と、前記音声認識手段によって音声認識され
た応答トーキの音声認識結果を保持し、前記呼出不可文
章保持手段に保持される呼出不可を示す文章データと比
較する音声データ比較手段とを含むことを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、呼出状態ではないことを
判定する呼出不可判定は、予め記憶してある呼出不可を
示す文章データと、実際に検出した応答トーキの音声認
識を行い、この音声認識結果を前記文章不可データと比
較することによって、呼出不可であるかを判定するの
で、発信相手先で呼出状態ではないことを正確に判定す
ることができる。
【0019】また本発明は、前記相手先電話番号記憶手
段は、複数の電話番号を記憶することを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、前記相手先電話番号記憶
手段には複数の電話番号を記憶することができるので、
複数の相手に通知することができる。
【0021】また本発明は、前記相手先電話番号記憶手
段は、記憶した複数の電話番号と共に、発信する優先順
位情報を保持することを特徴とする。
【0022】本発明に従えば、前記相手先電話番号記憶
手段には記憶した複数の電話番号とそれに対応した優先
順位情報を記憶することができるので、優先順の高い相
手先電話番号順に通知を行うことができる。
【0023】また本発明は、前記位置検出手段および範
囲設定手段は、GPS(GlobalPositioning System)機
能を利用することを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、位置検出手段および範囲
設定手段にはGPS機能を利用するので、現在位置を座
標によって正確に検出することができ、また、範囲の設
定にも座標などの情報を利用することによって詳細に設
定することができる。
【0025】また本発明は、前記位置検出手段および範
囲設定手段は、PHS(PersonalHandyphone System)
機能を利用することを特徴とする。
【0026】本発明に従えば、位置検出手段および範囲
設定手段にはPHS機能を利用するので、現在位置の検
出、および範囲の設定を容易に行うことができる。
【0027】また本発明は、前記範囲設定手段は、電子
地図を利用することを特徴とする。本発明に従えば、設
定範囲手段は地図情報と位置座表情報とを対応させた電
子地図を利用するので、範囲の設定を容易に行うことが
できる。
【0028】また本発明は、現在位置を検出する位置検
出手段と、予め定める範囲を設定する範囲設定手段と、
前記範囲設定手段によって設定した範囲を記憶する範囲
記憶手段と、前記位置検出手段および範囲設定手段に基
づき、現在位置が、前記範囲内か範囲外であるかを判断
する範囲内外判断手段と、前記範囲内外判定手段に基づ
き、前記範囲内から範囲外、あるいは範囲外から範囲内
に移動したことを検知する移動検知手段と、前記移動検
知手段によって検知した移動したことを通知する通知先
の情報を記憶する通知先情報記憶手段と、被制御機器の
遠隔制御を行うための複数の制御信号を記憶する制御信
号記憶手段と、前記発信手段による発信時に、前記制御
信号記憶手段に記憶される複数の制御信号から、予め設
定される被制御機器に対応した制御信号を選択する制御
信号選択手段と、前記移動検知手段に基づき、現在位置
が範囲内から範囲外、あるいは範囲外から範囲内に変化
した場合に、前記制御信号選択手段で選択された制御信
号を前記通知先情報記憶手段に記憶される通知先に自動
発信する発信手段と備えことを特徴とする移動通信端末
である。
【0029】本発明に従えば、位置検出手段によって現
在の位置を測定して、予め定める範囲の内から外、ある
いは予め定める範囲の外から内の移動したときに、既に
登録してある通知先電話番号に自動的に発信し、被制御
機器の遠隔制御を行うための複数の制御信号から予め設
定される被制御機器に対応した制御信号を選択して、送
信することができる。したがって、大規模なシステムを
構築する必要がなく、たとえば通知相手先を自宅とした
場合には、自宅の周囲に入ったときに制御信号を送出す
ると、帰宅までに部屋を快適な温度にしておいたり、外
灯を点灯させておくことができる。また、たとえば自宅
の周囲から出たときに制御信号を送信すると、電灯の消
し忘れ時の遠隔消灯や、戸締まりの再確認などが容易に
できる。
【0030】また本発明は、前記制御信号送信手段によ
る制御信号の送信には、電子メールを用いることを特徴
とする。
【0031】本発明に従えば、制御信号送信手段による
制御信号の送信には、電子メールを用いることができる
ので、制御信号の送信を容易に送信することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある移動通信端末1の構成を示すブロック図である。本
実施形態の移動通信端末1は、携帯電話機である。移動
通信端末1は、制御部1100、各種の情報を記憶する
記憶部1200、スピーカ1300、マイク1400、
利用者に表示を行う表示部1500、各種の操作を行う
キー部1600、携帯電話アンテナ1700、およびG
PS(Global PositioningSystem)アンテナ1800か
ら構成される。
【0033】記憶部1200は、自動発信するための相
手先電話番号などの相手先情報を記憶する相手先情報記
憶部1201、呼出不可時に受け取る応答トーキと同様
の音声データを保持する応答トーキ保持部1202、呼
出不可時に受け取る応答トーキに対応する文章データを
保持する呼出不可文章保持部1203、使用者が予め設
定する範囲を記憶する範囲記憶部1204、受信メール
や送信済みメールなどのメール関連情報を保持する電子
メールデータ保持部1205、およびキー部1600に
よって入力された各種データを保持するデータ記憶部1
206を含み構成される。データ記憶部1206は、範
囲の設定を行う際に電子地図を用いる場合に、入手した
地図情報を保持している。
【0034】相手先情報記憶部1201には、図2に示
すように、優先順位、相手先電話番号、名前、および電
子メールアドレスの情報がそれぞれ記憶されている。本
実施形態の移動通信装置1では、相手先情報記憶部12
01に記憶される優先順位の高い順番に発信を行う。し
たがって、たとえば移動通信端末1を幼児に持たせるこ
とを想定して、優先順位の最も高い発信相手先を保護者
としている。
【0035】範囲記憶部1204には、範囲を予め設定
するための中心地点の緯度と経度、および範囲内に存在
すると判断する中心地点からの相対距離としての範囲内
半径の情報が記憶される。なお、範囲記憶部1204に
は複数の範囲情報を記憶することができ、どの範囲に対
して通知動作を行うかを任意に設定可能としている。ま
た、範囲内から範囲外に出たときに自動通知を行うの
か、範囲外から範囲内に入ったときに自動通知を行うの
かを任意に設定可能としている。本実施形態では、設定
範囲は中心地点を半径とを設定するので円形状となる
が、電子地図などを用いた場合には、より複雑な範囲の
設定を行うことができる。
【0036】制御部1100は、電話機能の発信/着信
動作を制御する。また、キー部1600からの入力に基
づいて、発信する相手先の電話番号やメールアドレスな
どを記憶部1200の相手先情報記憶部1201に記憶
する。さらに、キー部1600からの入力に基づいて、
記憶部1200からの所望のデータを読み出し、たとえ
ば、表示部1500に表示を行うなどの制御を行う。以
下、制御部1100の各部についての詳細な説明を行
う。
【0037】本実施形態の移動通信端末1での現在位置
を検出する測位動作は、GPS機能によって、移動体衛
星通信で提供される測位サービスを利用して行われる。
GPSシステムでは、3基の衛星から信号を受信するこ
とで、移動通信端末1が位置している緯度と経度を算出
できる。
【0038】GPSアンテナ1800は、GPS衛星か
ら到来するGPS電波を受けるためのアンテナであり、
このGPSアンテナ1800で受けたGPS電波をGP
S受信部1116で受信し、現在位置検出部1115で
緯度と経度からなる位置データを検出する。設定する範
囲として移動通信端末1の使用者の自宅周辺を登録する
場合、範囲設定部1117によって現在位置検出部11
15で得られた自宅の緯度および経度と、この点を中心
とした設定したい範囲の半径とを記憶部1200の範囲
記憶部1204に登録する。緯度と経度とは、現在位置
検出部1115で検出した結果を用いることによって、
その数値を直接入力しなくても登録することができる。
【0039】範囲選択部1114では、緯度通信端末1
が記憶部1200の範囲記憶部1204に記憶される範
囲の内へ移動したときに自動通知を行う、または範囲の
外に移動したときに自動通知を行う、のどちらの判断を
行うのか、また複数設定されている範囲情報からどの範
囲情報に対して動作するのかを選択し、保持している。
【0040】送信情報作成部1111では、発信する相
手先の電話番号などの発信するために必要な情報を、記
憶部1200の相手先情報記憶部1201から優先順位
に基づいて取得し、発信情報として作成し、保持する。
電子メールを送信する場合には、送信情報作成部111
1で相手先情報記憶部1201のメールアドレス記憶部
に記憶されるメールアドレスを取得し保持する。
【0041】現在位置検出部1115は、所定時間が経
過するごとに現在位置座標を取得する。現在位置座標の
取得時に、移動検知部1113は、現在位置座標が範囲
選択部1114で選択した範囲内に存在するか否かによ
って、現在位置が予め定める範囲内であるか、あるいは
範囲外であるかを判定する。
【0042】移動検知部1113で範囲内から範囲外あ
るいは範囲外から範囲内への移動が検出された場合に
は、ゲート1112に信号を送出し、ゲート1112を
開放する。ゲート1112には送信情報作成部1111
から発信情報を送出しており、移動検知部1113によ
ってゲート1112が開放されることで、発信情報を発
信指示部1103に送出し、発信指示部1103から送
受信部1102に信号を送出する。また、発信指示部1
103では発信指示後に、発信した相手先電話番号を最
新発信番号保持部1110に送出し、最新発信番号保持
部1110ではこの電話番号を保持している。
【0043】送受信部1102では、発信指示部110
3からの情報に基づいて無線部1101に信号を送出し
て発信制御を行う。無線部1101からは、携帯電話ア
ンテナ1700を介して呼の発信を行う。
【0044】呼の発信を行うと、呼出状態検出部110
4によって相手先の呼出状態を検出する。呼出状態判定
部1105では、呼出状態検出部1104から相手先の
状態を取得し、相手先での呼出しを検出できない状態で
ある呼出不可の状態を判定する。判定動作としては、記
憶部1200の応答トーキ保持部1202に保持される
音声データと、呼出状態検出部1104によって検出さ
れた応答トーキとを比較して、合致した場合に呼出不可
と判定する。
【0045】また、呼出不可の状態の判定に、記憶部1
200の呼出不可文章保持部1203を利用することも
できる。この場合には、呼出状態判定部1105の音声
認識部1118において呼出状態検出部1104によっ
て検出された応答トーキの音声認識を行い、この音声認
識部1118の認識結果と呼出不可文章保持部1203
に保持した文章データとを比較して、合致した場合に呼
出不可と判定する。
【0046】ここで、呼出し中である場合には、呼出状
態判定部1105はゲート1107に信号を送出してゲ
ート1107を開放する。ゲート1107には、通信の
切断するために切断指示部1108から回線切断信号が
送出されており、ゲート1107が開放されることで、
回線切断信号が送受信部1102に送出されて、呼出状
態の呼を切断する。
【0047】また、呼出不可の状態であっても、呼出状
態判定部1105はゲート1107に信号を送出してゲ
ート1107を開放し、呼出状態の呼を切断する。呼出
不可の状態であった場合に、呼出状態判定部1105
は、計時部1106にも信号を送出する。計時部110
6では、所定時間をカウントするタイマ処理を行ってお
り、所定時間が経過すると、計時部1106から再ダイ
ヤル指示部1109に信号が送出される。再ダイヤル指
示部1109では、最新電話番号保持部1110に保持
される最新の発信先情報、つまり一番最後に発信した電
話番号を取得し、送受信部1102に送出して再度の発
信動作(再ダイヤル)を行う。
【0048】このように移動通信端末1は、相手先の電
話番号に発信して呼出しを行うことができない場合、た
とえば「ただいま電話に出ることができません。電源が
切られているか、電波の届かない地域にいます」などの
通信事業者によって設定されているトーキが応答した場
合には、一旦通信を切断し、所定時間をおいて、再ダイ
ヤルする。
【0049】図3(a)〜図3(c)は、本実施形態の
移動通信端末1の利用形態を示す図である。ここでは、
設定した範囲内から範囲外へ移動した場合に、相手先電
話番号に自動発信する利用形態について説明を行う。
【0050】移動通信端末1を所持して外出した場合、
一定時間毎に現在位置を把握し設定範囲内かどうか判定
する。本実施形態の移動通信端末1では、GPS機能を
用い、経度および緯度を測位動作で抽出して範囲を設定
する。たとえば自宅の周辺を設定範囲とする場合には、
測位動作で抽出した自宅の緯度および経度を自動登録さ
せ、さらに範囲となる半径を入力することで設定可能で
ある。GPS機能を用いると、現在位置座標が登録した
緯度、経度および半径に基づいて演算した座標範囲内に
存在するか否かで範囲内か範囲外かを判定できる。ま
た、範囲の設定には、詳細な地図情報からそれぞれの緯
度と経度とを求め、緯度、経度および半径を直接入力す
る方法を採ってもよい。
【0051】移動通信端末1が、設定した範囲内であれ
ば使用者の指示がない限り、発信動作は行わない。移動
通信端末1が設定した範囲から出たときには、予め登録
しておいた相手先電話番号に対して自動で発信動作を行
い、発信された呼は図3(a)に示すように公衆回線網
2に対して送出され、公衆回線網2で電話番号に応じた
呼選択処理が行われ、相手先電話番号を持つ装置に送出
される。本実施形態では、図2の相手先情報記憶部12
01に示すように、相手先電話番号の優先順位の一番高
い相手先として、保護者の携帯電話機3を設定している
ので、保護者の携帯電話機3に発信を行う。ここで、発
信を行った後、保護者の携帯電話機3にて呼出しを行っ
ているかどうか判断し、呼出しを行っている場合には、
図1(b)に示すように発信を切断する。呼出しが行わ
れた場合には、相手先の装置の表示部に移動通信端末1
の電話番号が表示される。ここで、保護者の携帯電話機
3に移動通信端末1の使用者の名前と電話番号が登録済
みである場合には、図1(c)に示すように電話番号
「090−1234−XXXX」と対応する名前「山田
○郎」が表示される。図1(C)では自宅4などで利用
される発信者情報通知サービスの利用が可能な電話機を
示しているが、携帯電話機3も同様な表示を行うことが
できる。
【0052】また、移動通信端末1は、相手先電話番号
を各相手先に優先順位を付加して複数保持することがで
きるので、保護者の携帯電話機3のトーキが応答して呼
出しできない状態を検出すると一旦通信を切断し、次に
優先となっている相手先である自宅4の電話機に対して
発信を行う。ここで、自宅4でも呼出しできない状態を
検出すると、次に優先となっている会社5の電話機に対
して発信を行う。このようにして、呼出しができなかっ
た場合は、予め設定されている相手先電話番号の優先順
位に基づいて順次発信を行う。
【0053】なお、移動通信端末1は、自宅4の電話機
に発信する場合には、キャッチホン機能を使用していな
い電話機であれば、話し中のときには呼出しを行うこと
ができない状態と判断する。
【0054】図4は、移動通信端末1の設定した範囲内
から範囲外への移動を自動通知する際の処理動作を示す
フローチャートである。ここでは、移動通信端末1が設
定した範囲内から範囲外に移動したときの相手先電話番
号に自動発信する場合についての説明を行っているが、
設定した範囲外から範囲内に移動した場合も同様であ
る。
【0055】まず、ステップS41で現在位置を取得
し、ステップS42に進む。ステップS42では、現在
位置が設定範囲内にあるか否かの比較処理を行い、ステ
ップS43に進む。ステップS43では、ステップS4
2で現在位置が設定範囲内にあるか否かを比較した結果
を用いて、現在位置が範囲内であるか否かの判断を行
う。ここで、範囲内であればステップS41に戻り、範
囲外に移動するまではステップS41〜ステップS43
の処理を繰り返す。ステップS43で、範囲外に移動し
ていると判断した場合には、ステップS44に進む。ス
テップS44では、記憶部1200の相手先情報記憶部
1201から相手先電話番号を読み出して、ステップS
45に進む。ステップS45では、ステップS44で読
み出した電話番号を基に発信処理を行う。
【0056】次に、ステップS46に進み、発信した相
手の呼出状態を判定し、呼出し中であればステップS4
7に進んで切断処理を行い、処理動作を終了する。呼出
状態を判定する間に相手先の電話機には、発信元(移動
通信端末1)の電話番号が表示されるため、切断しても
通知されることになる。
【0057】一方、ステップS46で呼出不可である状
態を示す応答トーキが返ってきた場合には、ステップS
48に進んで回線の切断処理を行う。次に、ステップS
49で、計時処理を行いステップS410に進む。ステ
ップS410で、所定時間が経過した場合には、ステッ
プS411に進む。ステップS411では、再ダイヤル
発信を行いステップS412に進む。ステップS412
では、ステップS411で発信した相手の呼出状態を判
定する。ステップS412で、相手先が呼出し中であれ
ばステップS47に進んで回線の切断処理を行い、処理
動作を終了する。ステップS412で呼出不可である状
態を示す応答トーキが返ってきた場合には、ステップS
48に戻る。ここでは、呼出し中となるまで所定時間毎
に発信相手先への発信処理を繰り返しているが、任意に
自動発信処理の繰り返し回数を設定できるようにしても
よい。
【0058】図5は、移動通信端末1の設定した範囲内
から範囲外への移動を自動通知する通知先が記憶部12
00の相手先情報記憶部1201に複数記憶されている
場合の処理動作を示すフローチャートである。ここでは
設定した範囲内から範囲外に移動したときの相手先電話
番号に自動発信する場合についての説明を行っている
が、設定した範囲外から範囲内に移動した場合も同様で
ある。
【0059】まず、ステップS51で現在位置を取得
し、ステップS52に進む。ステップS52では、現在
位置が設定範囲内にあるかどうかの比較処理を行い、ス
テップS53に進む。ステップS53では、ステップS
52で現在位置が設定範囲内にあるかどうかの比較処理
を基に、現在位置が範囲内であるかどうかの判断を行
う。ここで、現在位置が範囲内であればステップS51
に戻り、範囲外に移動するまではステップS51〜ステ
ップS53の処理を繰り返す。ステップS53で、現在
位置が範囲外に移動していると判断された場合には、ス
テップS54に進む。ステップS54では、記憶部12
00の相手先情報記憶部1201の優先順位記憶部の情
報から優先順位の高い相手先電話番号を読み出し、ステ
ップS55に進む。ステップS55では、ステップS5
4で読み出した電話番号に発信処理を行う。
【0060】次に、ステップS56に進み、発信した相
手の呼出状態を判定する。ここで、呼出し中であればス
テップS57に進み、回線の切断処理を行って処理動作
を終了する。呼出状態を判定する間に相手先の電話機に
は、発信元(移動通信端末1)の電話番号が表示される
ため、切断しても通知されることになる。
【0061】一方、ステップS56で呼出不可である状
態を示す応答トーキを検出した場合には、ステップS5
8に進み、回線の切断処理を行ってステップS59に進
む。ステップS59では、記憶部1200の相手先情報
記憶部1201から前に発信した相手先以外の相手先情
報を読み出し、ステップS510に進む。ステップS5
10では、ステップS59で読み出した相手先情報に電
話番号があるかどうか判断し、電話番号がなければステ
ップS54に戻る。ステップS510で、相手先情報に
電話番号がある場合には、ステップS511に進み、ス
テップS59で読み出した相手先情報の優先順位の高い
電話番号に発信を行う。次に、ステップS512に進
み、発信した相手の呼出状態を判定する。ここで、呼出
し中であればステップS57に進み、回線の切断処理を
行って処理動作を終了する。一方、ステップS52で、
呼出不可である状態を示す応答トーキを検出した場合に
は、ステップS58に戻る。ステップS58〜ステップ
S512を繰り返して、記憶部1200の相手先情報記
憶部1201に記憶される全ての相手先に発信を行った
場合は、ステップS54に戻って優先順位に一番高い相
手から順番に発信を行うこととなる。
【0062】図5に示す移動通信端末1の処理動作で
は、呼出し中となるまで記憶した相手先電話番号に順に
発信し、記憶されている全員に発信した後には、優先順
位の高い相手先に発信して通常の呼出し中になるまで処
理動作を繰り返しているが、記憶している電話番号の全
員に発信した後は、自動発信処理を行わないよう設定し
てもよい。
【0063】図6は、本発明の他の実施形態の移動通信
端末6の構成を示すブロック図である。本実施形態の移
動通信端末5は、携帯電話機である。移動通信端末1
は、端末の各部を制御する制御部2100、各種の情報
を記憶する記憶部2200、スピーカ2300、マイク
2400、文字などの表示を行う表示部2500、移動
通信端末6の操作を行うキー部2600、携帯電話アン
テナ2700、GPS(Global Positioning System)
アンテナ2800から構成される。図6に示す番号22
07を除く番号2100〜2600の各部は、図1に示
した番号1100〜1600まで各部にそれぞれ対応す
る。したがって、主な構成については、上記実施形態で
説明を行った点と重複するので、その説明は省略する。
【0064】記憶部2200は、自動発信するための電
話番号や電子メールアドレスなどの通知先情報を記憶す
る通知先情報記憶部2201、呼出不可時に受け取る応
答トーキと同様の音声データを保持する応答トーキ保持
部2202、呼出不可時に受け取る応答トーキに対応す
る文章データを保持する呼出不可文章保持部2203、
使用者が予め設定する範囲を記憶する範囲記憶部220
4、受信メールや送信済みメールなどのメール関連情報
を保持するメールデータ保持部2205、キー部260
0により入力された各種データを保持するデータ記憶部
2206、および発信先の被制御機器を遠隔制御するた
めの制御信号を複数記憶する制御信号保持部2207を
含み構成される。
【0065】設定範囲として、たとえば移動通信端末6
の使用者の自宅周辺を登録する場合には、範囲設定部2
117によって現在位置検出部で得られた自宅の緯度お
よび経度と、この点を中心とした半径を記憶部2200
の範囲記憶部2204に登録する。
【0066】送信情報作成部2111では、発信する通
知先の電話番号や名前、および予め選択しておいた制御
信号などを発信するための情報を記憶部2200の通知
先情報記憶部2201から優先順位に基づいて取得し、
制御信号と共に発信情報として作成し、保持している。
電子メールを送信する場合には、送信情報作成部211
1で通知先情報記憶部2201のメールアドレスを取得
し保持する。
【0067】移動通信端末6は、現在位置検出部211
5によって所定時間単位で現在位置座標を検出する。現
在の位置座標検出時には、移動検知部2113にて現在
位置の座標が、範囲選択部2114で選択した範囲内に
存在するか否かで範囲内か範囲外かを判定する。
【0068】制御信号保持部2207には、たとえばエ
アコンや外灯などの被制御機器を遠隔制御するため、予
め設定される制御機器のそれぞれに対応した制御プログ
ラムである制御信号が記憶されている。移動通信端末6
の使用者は、キー部2600などの入力によって、この
制御信号保持部2207から、どの被制御機器を制御す
るかの選択を行い、予め制御する被制御機器を指定して
おくことができる。
【0069】移動検知部2113では、範囲内から範囲
外あるいは範囲外から範囲内への移動が検出された場合
には、ゲート2112に信号を送出し、ゲート2112
を開放する。ゲート2112には、送信情報作成部21
11からの発信情報を送出しており、移動検知部211
3によってゲート2112が開放されることで、発信情
報を発信指示部2103に送出し、発信指示部2103
から送受信部2102に信号を送出する。また、発信指
示部2103では発信指示後に、発信した通知先の電話
番号を最新発信番号保持部2110に送出し、最新発信
番号保持部1110ではこの電話番号を保持している。
【0070】送受信部2102では、発信指示部210
3からの情報に基づいて、無線部2101に信号を送出
して発信制御を行う。無線部2101からは携帯電話ア
ンテナ2700を介して呼の発信を行う。このときに、
同時に制御信号保持部2207に保持しておいた制御信
号を送信する。
【0071】図7は、本実施形態の移動通信端末6の利
用形態を示す図である。ここでは、移動通信端末6が設
定した範囲外から範囲内に入ったときに自動発信する場
合の説明を行い、範囲内から範囲外に出たときの説明に
ついては、範囲の入出の判断が異なるのみであり、他の
動作は同様であるため説明を省略する。また、通知先を
移動通信端末6の利用者の自宅4として、移動通信端末
6から発信される制御信号の受信を自宅4にある宅内交
換機7によって行う場合についての説明を行う。
【0072】移動通信端末6に、前記実施形態と同様に
GPS機能を用いて自宅4の周辺を範囲として設定した
場合に、図7に示すように、移動通信端末6が設定範囲
の外から設定範囲の内に入ってくると、移動通信端末6
は、設定範囲の中に入ったことを判定して、予め設定し
てある通知先電話番号に対して自動で発信動作を行う。
発信時には、予め制御信号保持部2207に保持してお
いた制御信号を送信し、これを受けた自宅6の宅内交換
機7で制御信号に応じた被制御機器の制御を行う。
【0073】移動通信端末6を所持して外出した場合、
移動通信端末6は、一定時間毎に現在位置を把握し設定
範囲の外から内に移動したか否か判定する。ここで、移
動通信端末6が設定した範囲の外にあれば、使用者の指
示がない限り、発信動作は行わない。一方、移動通信端
末6が設定した範囲に入ったときには、予め登録してお
いた自宅4の電話番号に対して自動で発信動作を行い、
同時に制御信号を送信する。制御信号の例としては、た
とえば「外灯をONにする」制御を指示する信号や、
「エアコンをONにする」制御を指示する信号などが考
えられる。発信された呼は、図6に示すように公衆回線
網2を介して自宅4の宅内交換機7に到達する。自宅4
の宅内交換機7では、受信した信号が電話の着信であれ
ば電話機に送信し、電子メール情報であればパソコンな
どの電子メールの処理を行える機器に送信し、ファクシ
ミリ情報であればファクシミリに送信する。
【0074】自宅4の宅内交換機7は、外部からの制御
信号に対して被制御対象機器を制御する制御プログラム
を保持しており、移動通信端末6から発信された制御信
号が受信されると、対応する被制御対象機器を検索し、
合致する対象機器に制御信号を送信する。受信された制
御信号が、「外灯をONにする」信号と「エアコンをON
にする」信号の場合は、これらの制御信号をたとえば、
無線信号などを用いてエアコンや外灯に送信し、各機器
で電源スイッチをONにする。
【0075】また、自宅4に宅内交換機7を備えていな
い場合には、制御信号を電子メールに添付して送信し、
電話回線を接続したパーソナルコンピュータでこの制御
信号が添付された電子メールを受信し、認識することで
中継することも可能である。
【0076】図8は、移動通信端末6の設定した範囲外
から範囲内への移動を自動通知する際の処理動作を示す
フローチャートである。ここでは、移動通信端末6が設
定した範囲外から範囲内へ移動した場合に、通知先電話
番号に自動発信し、制御信号を送信する利用形態につい
て説明を行う。
【0077】まず、ステップS81で現在位置を取得
し、ステップS82に進む。ステップS82では、現在
位置が設定範囲外にあるか否かの比較処理を行い、ステ
ップS83に進む。ステップS83では、ステップS8
2で現在位置が設定範囲外にあるか否かを比較した結果
を用いて、現在位置が範囲外であるか否かの判断を行
う。ここで、範囲外であればステップS81に戻り、範
囲内に移動するまではステップS81〜ステップS83
の処理を繰り返す。ステップS83で、範囲内に移動し
ていると判断した場合には、ステップS84に進む。ス
テップS84では、記憶部2200の通知先情報記憶部
2201から通知先電話番号を読み出して、ステップS
85に進む。ステップS85では、予め選択した制御信
号を読み出す。次にステップS86に進み、ステップS
84で読み出した通知先電話番号に発しを行い、ステッ
プS87では、ステップS85で読み出した制御信号を
送信する。
【0078】次に、ステップS86に進み、発信した相
手に対して正常に送信できたか否かを判断する。ここ
で、正常に送信できた場合には、ステップS89に進
む。ステップS89では、回線の切断修理を行い処理動
作を終了する。
【0079】一方、ステップS88で正常に送信できな
かった場合には、ステップS810に進む。ステップS
810では回線の切断処理を行い、ステップS811に
進む。ステップS811では、計時処理を行いステップ
S812に進む。ステップS812では、ステップS8
11で計時している時間が所定時間を経過したか否かを
判断する。ここで、所定時間が経過していると判断され
る場合には、ステップS813に進む。ステップS81
3では、ステップS84で読み出された通知先電話番号
に再ダイヤル発信を行い、ステップS814に進む。ス
テップS814では、ステップS85で読み出した制御
信号を送信し、ステップS815に進む。
【0080】ステップS815では、ステップS814
で送信した制御信号が正常に送信されたか否かを判断す
る。ここで、正常に送信できたと判断されるとステップ
S89に進み、回線の切断処理を行って処理動作を終了
する。一方、ステップS815で、正常に送信できなか
った場合には、ステップS810に戻る。ここでは、正
常に送信できるまで所定時間毎に発信相手先への発信処
理を繰り返しているが、任意に自動発信処理の繰り返し
回数を設定できるようにしてもよい。
【0081】図9は、上述した移動通信端末6から発信
される制御信号を受ける装置の受信処理動作を示すフロ
ーチャートである。本実施形態では、移動通信端末6か
ら発信される制御信号を受ける装置を宅内交換機7とし
ている。
【0082】まず、ステップS91で、着信を感知する
ことによって宅内交換機7は、公衆回線網2との接続を
行い、ステップS92に進む。ステップS92では、移
動通信端末6から送られてきた信号を受信し、ステップ
S93に進む。ステップS93では、回線を切断してス
テップS94に進む。ステップS94では、ステップS
93で受信した信号を判別する。ここで、受信した信号
が自宅4の被制御機器を制御する制御信号である場合に
はステップS95に進む。ステップS95では、被制御
対象機器を制御するための制御プログラムを読み出し、
ステップS96に進む。ステップS96では、移動通信
端末6から送信された制御信号と合致する制御プログラ
ムを照合し、ステップS97に進む。ステップS97で
は、ステップS96で照合した制御プログラムに対応す
る対象機器を選択し、ステップS98に進む。ステップ
S98では、対象機器に制御信号を送出し、処理動作を
終了する。
【0083】また、ステップS94で受信した信号が電
話のものである判断される場合には、ステップS99に
進んで、電話機に信号を送信し、処理操作を終了する。
同じく、ステップS94で受信した信号が電子メールで
あると判断される場合には、ステップS910に進ん
で、パソコンへ信号を送信し、処理動作を終了する。さ
らに、ステップS94で受信した信号がファクシミリの
ものであると判断される場合には、ステップS911に
進んで、ファクシミリに信号を送信し、処理動作を終了
する。
【0084】上述した移動通信端末1および6では、設
定範囲外に出るあるいは設定範囲内に入ったときに、発
信相手先に通知すると共に、アラームを鳴らしたり、ま
たバイブレータを備えこれを振動させることによって所
持者にも範囲の外あるいは内に移動したことを通知する
ことができる。また、移動時に記憶されている電話番号
への自動通知を行うか否かを所持者に予め個別に設定で
きる機能を持たせておいてもよい。
【0085】また、移動通信端末1および6では、電子
メールによって位置情報を含めた通知を行うことがで
き、この場合、相手先のパーソナルコンピュータや情報
端末に対する通知メールを送信するように構成し、通報
メールの受信を契機に地図情報データベースの検索処理
を起動し、通知された位置情報によって地図情報データ
ベースから現在の位置付近の地図を検索して表示画面に
表示させることによって、視覚的に端末の所持者の現在
位置を知ることが可能となる。また、パーソナルコンピ
ュータと接続して、範囲情報や発信先の電話番号などの
各種情報をパーソナルコンピュータから受信できるよう
にしてもよい。
【0086】また、上述した移動通信端末1および6で
は、位置検出にGPS(GlobalPositioning System)機
能を用い、電話機能をPDC(Personal DigitalCelle
r)方式などの携帯電話とした場合について記載してい
るが、PHS機能により位置検出を行う場合は、位置検
出関係部分をPHS機能用の構成と入換えることで実現
できる。また、電話機能をPHS機能を用いる場合、位
置検出と電話機能とをPHS機能1つで実現することも
可能である。また、範囲の設定にも、GPS(Global P
ositioning System:全世界測位システム)機能を用い
ているが、範囲の設定にはPHS(Personal Handyphon
e System)機能を用いてもよく、電子地図を用いてもよ
い。
【0087】現在位置の検出および範囲の設定にPHS
機能を用いる場合は、使用者による範囲設定操作が行わ
れたときにPHS機能が検出している基地局から定期的
に送られている報知チャネルから基地局番号の抽出を行
い保持する。保持された基地局番号と現在位置に該当す
る基地局番号とが一致するかどうかによって、範囲内か
範囲外かを判定できる。また、使用者が範囲指定したい
場所を移動し、範囲設定を終了するまでに移動した複数
の基地局番号の自動登録を行う方法を採ってもよい。
【0088】また、範囲の設定に電子地図を用いる場合
は、地図情報と位置座標情報とを対応させて保持した電
子地図をパーソナルコンピュータまたは、通信回線によ
り入手する。入手した地図情報を表示し、カーソル手段
やポインティングデバイスを用いることで所望のエリア
を選択する。選択されたエリアから対応する座標を読出
し、設定範囲として記憶する。座標を用いた範囲の判定
は、GPSを用いた場合と同様であるので、説明を省略
する。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、位置検出手段によって
現在の位置を測定して、予め定める範囲の内から外、あ
るいは予め定める範囲の外から内の移動したときに、既
に登録してある相手先電話番号に自動的に発信し、発信
相手先で呼出状態であることを確認して通信を切断する
ので、範囲の内あるいは外に移動したことを通知するこ
とができると共に、発信先で相手が応答する前に切断す
ることによって通信料金を最小限に抑えることができ
る。したがって、たとえば、徘徊癖のある高齢者や、幼
児に携帯させることによって、保護者の目の届かない場
所に移動しても、すぐに通知される。
【0090】また本発明によれば、発信した相手先で呼
出しが行われない場合には、所定の時間が経過してから
再度同じ相手先に発信が行われるので、たとえば、発信
相手先である携帯電話機が通話圏外などの呼出しが行わ
れない状態となっていても、所定の時間が経過するごと
に発信が行われることによって、発信相手先に通知する
ことができる。
【0091】また本発明によれば、呼出状態ではないこ
とを判定する呼出不可判定は、予め記憶してある呼出不
可のときに応答されるトーキ情報と、実際に検出した応
答トーキとを比較することによって行うので、発信相手
先で呼出状態ではないことを正確に判定することができ
る。
【0092】また本発明によれば、呼出状態ではないこ
とを判定する呼出不可判定は、予め記憶してある呼出不
可を示す文章データと、実際に検出した応答トーキの音
声認識を行い、この音声認識結果を前記文章不可データ
と比較することによって、呼出不可であるかを判定する
ので、発信相手先で呼出状態ではないことを正確に判定
することができる。
【0093】また本発明よれば、前記相手先電話番号記
憶手段には複数の電話番号を記憶することができるの
で、複数の相手に通知することができる。
【0094】また本発明よれば、前記相手先電話番号記
憶手段には記憶した複数の電話番号とそれに対応した優
先順位情報をを記憶することができるので、優先順の高
い相手先電話番号順に通知を行うことができる。
【0095】また本発明によれば、位置検出手段および
範囲設定手段にはGPS機能を利用するので、現在位置
を座標によって正確に検出することができ、また、範囲
も座標などの情報を利用することによって詳細に設定す
ることができる。
【0096】また本発明によれば、位置検出手段および
範囲設定手段にはPHS機能を利用するので、現在位置
の検出、および範囲の設定を容易に行うことができる。
【0097】また本発明によれば、設定範囲手段は地図
情報と位置座表情報とを対応させた電子地図を利用する
ので、範囲の設定を容易に行うことができる。
【0098】また本発明よれば、位置検出手段によって
現在の位置を測定して、予め定める範囲の内から外、あ
るいは予め定める範囲の外から内の移動したときに、既
に登録してある通知先電話番号に自動的に発信し、被制
御機器の遠隔制御を行うための複数の制御信号から予め
設定される被制御機器に対応した制御信号を選択して、
送信することができる。したがって、大規模なシステム
を構築する必要がなく、たとえば発信通知先を自宅とし
た場合には、自宅の周囲に入ったときに制御信号を送出
すると、帰宅までに部屋を快適な温度にしておいたり、
外灯を点灯させておくことができる。また、たとえば自
宅の周囲から出たときに制御信号を送信すると、電灯の
消し忘れ時の遠隔消灯や、戸締まりの再確認などが容易
にできる。
【0099】また本発明よれば、制御信号送信手段によ
る制御信号の送信には、電子メールを用いることができ
るので、制御信号の送信を容易に送信することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である移動通信端末1の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す移動通信端末1の相手先情報記憶部
1201の構成を示す図である。
【図3】図3(a)〜図3(b)は、図1の移動通信端
末1の利用形態を示す図である。
【図4】図1に示す移動通信端末1の設定した範囲の内
から外への移動を自動通知する際の処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】図1の移動通信端末1に複数の通知先が記憶さ
れている場合の自動通知の処理動作を示すフローチャー
トである。
【図6】本発明の他の実施形態の移動通信端末6の構成
を示すブロック図である。
【図7】図6の移動通信端末6の利用形態を示す図であ
る。
【図8】図6の移動通信端末6設定した範囲の外から内
への移動を自動通知する際の処理動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】図6の移動通信端末6の通知先の宅内交換機に
おける受信処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,6 移動通信端末 1100,2100 制御部 1104,2104 呼出状態検出部 1105,2105 呼出状態判定部 1106,2106 計時部 1108,2108 切断指示部 1109,2109 再ダイヤル指示部 1110,2110 最新発信番号保持部 1113,2113 移動通知部 1115,2115 現在位置検出部 1116,2116 GPS受信部 1117,2117 範囲設定部 1118,2118 音声認識部 1201 相手先情報記憶部 1202,2202 応答トーキ保持部 1203,2203 呼出不可文章保持部 1204,2204 範囲記憶部 1205,2205 メールデータ保持部 1206,2206 データ記憶部 1600,2600 キー部 1800,2800 GPSアンテナ 2201 通知先情報記憶部 2207 制御信号保持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/725 H04Q 9/00 301D 5K101 11/00 301 H04B 7/26 109K H04Q 9/00 301 106A H04Q 7/04 C Fターム(参考) 5J062 AA08 BB05 CC07 HH04 5K027 AA11 HH26 5K036 AA07 DD11 5K048 BA12 BA13 BA41 DA01 DC01 DC07 5K067 AA21 BB04 DD19 DD20 DD51 EE02 EE10 FF03 FF07 FF17 FF25 GG01 HH13 HH22 HH23 JJ52 JJ54 JJ56 KK01 KK15 5K101 KK11 LL12 RR12

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在位置を検出する位置検出手段と、 予め定める範囲を設定する範囲設定手段と、 前記範囲設定手段によって設定した範囲を記憶する範囲
    記憶手段と、 前記位置検出手段および範囲記憶手段に基づき、現在位
    置が、前記範囲内か範囲外であるかを判断する範囲内外
    判断手段と、 前記範囲内外判断手段に基づき、範囲内から範囲外に移
    動した、あるいは範囲外から範囲内に移動したことを検
    知する移動検知手段と、 前記移動検知手段によって検知した移動したことを通知
    する相手の電話番号を記憶する相手先電話番号記憶手段
    と、 前記移動検知手段に基づき、現在位置が範囲内から範囲
    外、あるいは範囲外から範囲内に変化した場合に、前記
    相手先電話番号記憶手段に記憶される電話番号に自動発
    信する発信手段と、 前記発信手段による発信時に、発信相手先での呼出状態
    を検出する呼出状態検出手段と、 前記呼出状態検出手段によって、呼出し中であることを
    検出したときに、通信を切断する通信切断手段とを備え
    ることを特徴とする移動通信端末。
  2. 【請求項2】 前記発信手段による発信時に、発信相手
    先での呼出しを検出できない状態を判定する呼出不可判
    定手段と、 前記呼出不可判定手段が呼出しを検出できない状態にあ
    ると判定したときから所定時間を計時する計時手段と、 前記計時手段が所定時間を計時した後、前記相手先電話
    番号記憶手段に記憶される電話番号に再ダイヤルする再
    ダイヤル手段とを備えることを特徴とする請求項1記載
    の移動通信端末。
  3. 【請求項3】 前記呼出不可判定手段は、呼出不可時の
    トーキ情報を保持する応答トーキ保持手段と、 発信相手先からの応答トーキと、前記応答トーキ保持手
    段に保持される呼出不可時のトーキ情報とを比較するト
    ーキ比較手段とを含むことを特徴とする請求項2記載の
    移動通信端末。
  4. 【請求項4】 前記呼出不可判定手段は、呼出不可を示
    す文章データを保持する呼出不可文章保持手段と、 発信相手先からの応答トーキを音声認識する音声認識手
    段と、 前記音声認識手段によって音声認識された応答トーキの
    音声認識結果を保持し、前記呼出不可文章保持手段に保
    持される呼出不可を示す文章データと比較する音声デー
    タ比較手段とを含むことを特徴とする請求項2記載の移
    動通信端末。
  5. 【請求項5】 前記相手先電話番号記憶手段は、複数の
    電話番号を記憶することを特徴とする請求項1記載の移
    動通信端末。
  6. 【請求項6】 前記相手先電話番号記憶手段は、記憶し
    た複数の電話番号と共に、発信する優先順位情報を保持
    することを特徴とする請求項5記載の移動通信端末。
  7. 【請求項7】 前記位置検出手段および範囲設定手段
    は、GPS(GlobalPositioning System)機能を利用す
    ることを特徴とする請求項1記載の移動通信端末。
  8. 【請求項8】 前記位置検出手段および範囲設定手段
    は、PHS(PersonalHandyphone System)機能を利用
    することを特徴とする請求項1記載の移動通信端末。
  9. 【請求項9】 前記範囲設定手段は、電子地図を利用す
    ることを特徴とする請求項1記載の移動通信端末。
  10. 【請求項10】 現在位置を検出する位置検出手段と、 予め定める範囲を設定する範囲設定手段と、 前記範囲設定手段によって設定した範囲を記憶する範囲
    記憶手段と、 前記位置検出手段および範囲設定手段に基づき、現在位
    置が、前記範囲内か範囲外であるかを判断する範囲内外
    判断手段と、 前記範囲内外判定手段に基づき、前記範囲内から範囲
    外、あるいは範囲外から範囲内に移動したことを検知す
    る移動検知手段と、 前記移動検知手段によって検知した移動したことを通知
    する通知先の情報を記憶する通知先情報記憶手段と、 被制御機器の遠隔制御を行うための複数の制御信号を記
    憶する制御信号記憶手段と、 前記発信手段による発信時に、前記制御信号記憶手段に
    記憶される複数の制御信号から、予め設定される被制御
    機器に対応した制御信号を選択する制御信号選択手段
    と、 前記移動検知手段に基づき、現在位置が範囲内から範囲
    外、あるいは範囲外から範囲内に変化した場合に、前記
    制御信号選択手段で選択された制御信号を前記通知先情
    報記憶手段に記憶される通知先に自動発信する発信手段
    と備えことを特徴とする移動通信端末。
  11. 【請求項11】 前記制御信号送信手段による制御信号
    の送信には、電子メールを用いることを特徴とする請求
    項10記載の移動通信端末。
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