WO2004059999A1

WO2004059999A1 - 位置情報通知システムおよび通信端末

Info

Publication number: WO2004059999A1
Application number: PCT/JP2003/016463
Authority: WO
Inventors: Ken Muramatsu; Wataru Tomiya
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
Priority date: 2002-12-26
Filing date: 2003-12-22
Publication date: 2004-07-15
Also published as: US20050174283A1; CN1692665A; JP2004208183A; AU2003289481A1

Abstract

本発明の課題は、通信端末同士で現在位置情報の取得要求および送信が可能な位置情報通知システムおよびユーザによる操作がなくても所定のタイミングで自端末の現在位置を算出して現在位置情報を送信可能な通信端末を提供することである。ある通信端末からGPS通信端末の現在位置情報取得要求が行われると当該要求がGPS通信端末に送られ、GPS通信端末はGPS衛星からの電波に基づいて現在位置を算出し、現在位置情報を通信端末に送る。GPS通信端末(103)は、第1条件が満たされるとGPS用アンテナ(201)が受信した電波から自端末の現在位置を算出する現在位置情報算出部(203)と、第2条件が満たされると現在位置情報を所定の形式で無線通信用アンテナ(205)から送信する無線通信部(207)と、第1条件や第2条件、現在位置情報等を記憶する記憶部(209)と、各条件を満たすか判断したり現在位置情報を所定の形式に変換する制御部(211)を備える。

Description

明細書位置情報通知システムおよび通信端末 <技術分野 >

本発明は、 GP S機能を持つ通信端末の現在位置情報を他の通信端末に通知する位置情報通知システムおよび通信端末に関する。ぐ背景技術 >

GP S衛星からの電波を受信して現在位置を求めることのできる通信端末が自端末の現在位置情報を別の通信端末に通知する従来の位置情報通知システムとしては、例えば図 4に示すようなものがある。同図に示すように、従来の位置情報通知システムは、交換網 406に管理局 407および基地局 404， 405が接続されており、 GP S衛星 402からの電波を受信して現在位置を求める（以下、この機能を「GP S機能」とレ、う。）ことのできる GP S通信端末 40 1と、 GP S機能を有さない通信端末 403とが基地局 404， 405および交換網 4 06を介して管理局 407と通信可能に構成されている。

なお、 G P S衛星 402とは、地球の周囲を周回し時刻情報を発信し続ける複数の衛星の総称として用いられ、 GP S通信端末 40 1は、 3つ以上の衛星からの時刻情報を受信することによって自端末の現在位置を算出している。また、管理局 407には予め GP S通信端末 40 1が登録されている。

以下、従来の位置情報通知システムの動作について簡単に説明する。まず、通信端末 403が GP S通信端末 40 1の現在位置情報取得要求を管理局 407に対して行うと、管理局 407は、 GP S通信端末 40 1に現在位置情報の送信を要求する。 0? 3通信端末40 1は、当該要求があったことを表示または音声で当該 GP S通信端末 40 1のユーザに知らせ、現在位置を算出して管理局 407 に送信するためのユーザによる操作を待つ。ユーザが当該操作を GP S通信端末 40 1に対して行うと、現在位置情報が管理局 407に送られる。次に、管理局 407が GP S通信端末 40 1から受け取った現在位置情報を通信端末 403に送信すると、通信端末 4 0 3は、当該現在位置情報に基づいて G P S通信端末 4 0 1の現在位置を表示する。

(特許文献 1 ) 特開 2 0 0 1— 2 5 0 5 4号公報

(特許文献 2 ) 特開平 1 0— 2 6 0 2 4 4号公報

このように、上記説明した従来の位置情報通知システムでは、 G P S通信端末 4 0 1が予め登録された管理局 4 0 7を介して通信端末 4 0 3から G P S通信端末 4 0 1に現在位置情報の取得要求がなされ、管理局 4 0 7を介して G P S通信端末 4 0 1から通信端末 4 0 3に現在位置情報が送信されるため、管理局 4 0 7 は必須の構成要素である。すなわち、管理局 4 0 7を介さないと現在位置情報の取得要求も送信も行えない。このため、管理局 4 0 7が故障等で利用不可能になると、当該システムの機能が停止してしまう。したがって、管理局 4 0 7を介さずに、通信端末同士が直接に現在位置情報の取得要求や送信を行うことのできる位置情報通知システムが望まれていた。

また、管理局 4 0 7から現在位置情報の取得要求を受け取った G P S通信端末 4 0 1は、ユーザによる操作があれば現在位置を算出し、現在位置情報を管理局 4 0 7に送信している。このため、現在位置情報の取得要求を受け取れば、ユーザによる操作がなくても自端末の現在位置を算出して現在位置情報を送信することのできる通信端末が望まれていた。

本発明は、上記従来の要望に鑑みてなされたものであって、通信端末同士で現在位置情報の取得要求および送信が可能な位置情報通知システム、および、ユーザによる操作がなくても所定のタイミングで自端末の現在位置を算出して現在位置情報を送信可能な通信端末を提供することを目的としている。

<発明の開示 >

上記目的を達成するために、本発明に係る通信端末は、第 1の条件が満たされると G P S衛星から発信された情報に基づいて自端末の現在位置を求め、当該現在位置を示す現在位置情報を他の所定の通信端末に送信する通信端末であって、前記第 1の条件を満たすかを判断する条件判断手段と、前記第 1の条件が満たされたとき、前記 G P S衛星から発信された情報に基づいて当該通信端末の現在位置を算出する現在位置算出手段と、前記現在位置算出手段が算出した現在位置を示す現在位置情報を前記他の所定の通信端末に送信する現在位置情報送信手段と、を備えている。したがって、ユーザによる操作がなくても所定のタイミングで自端末の現在位置を算出し、他の所定の通信端末に送信することができる。また、本発明に係る通信端末は、前記現在位置算出手段が算出した最も新しい現在位置を示す現在位置情報を記憶する現在位置情報記憶手段と、前記現在位置情報送信手段は、第 2の条件が満たされたとき、前記現在位置情報記憶手段に記憶されている現在位置情報を前記他の所定の通信端末に送信する。したがって、ユーザによる操作がなくても所定のタイミングで自端末の現在位置情報を送信することができる。

また、本発明に係る通信端末は、前記現在位置情報を所定の形式に変換する情報形式変換手段を備え、前記現在位置情報送信手段は、前記情報形式変換手段によつて変換された現在位置情報を前記他の所定の通信端末に送信することが望ましい。

また、本発明に係る通信端末は、前記第 1の条件は、所定の時刻になったか、所定のエリア内に当該通信端末が入ったか、所定の電話番号から現在位置情報取得要求に関する着信があつたか、または所定のメールァドレスから現在位置情報取得要求に関するメールを受信したかであり、当該通信端末のユーザは、前記第 1の条件を設定可能であることが望ましい。

また、本発明に係る通信端末は、前記第 2の条件は、現在位置を算出してすぐに現在位置情報を送信する、所定の時刻になったか、所定のエリア内に当該通信端末が入ったか、所定の電話番号から現在位置情報取得要求に関する着信があつたか、または所定のメールァドレスから現在位置情報取得要求に関するメールを受信したかであり、当該通信端末のユーザは、前記第 2の条件を設定可能であることが望ましい。

また、本発明に係る通信端末は、前記所定の形式は、場所名、地図画像データ、または緯度 ·経度情報であり、当該通信端末のユーザは、前記所定の形式を設定可能であることが望ましい。また、本発明に係る通信端末は、前記他の所定の通信端末は、現在位置情報取得要求を行った通信端末、または当該通信端末のユーザによって指定された通信端末であることが望ましい。

さらに、本発明に係る位置情報通知システムは、請求の範囲第 1、 2、 3、 4 、 5、 6または 7項記載の通信端末と、前記他の所定の通信端末と、前記請求の範囲第 1、 2、 3、 4、 5、 6または 7項記載の通信端末と前記他の所定の通信端末とが通信可能な交換網と、を備えている。このように、通信端末同士で現在位置情報の取得要求および送信を行うことができる。く図面の簡単な説明 >

図 1は、本発明に係る一実施形態の位置情報通知システムを示す構成図であり図 2は、本発明に係る一実施形態の位置情報通知システムを構成する G P S通信端末の内部構成を示すプロック図であり、

図 3は、 GP S通信端末における各条件を選択する際の表示例を示す説明図であり、

図 4は、従来の位置情報通知システムを示す構成図である。

なお、図中の符号、 10 1は GP S衛星、 103は GP S通信端末、 105は通信端末、 107， 109は基地局、 1 1 1は交換網、 20 1は0 3用ァンテナ、 203は現在位置情報算出部、 205は無線通信用アンテナ、 207は無線通信部、 209は記憶部、 2 1 1は制御部、 25 1は現在位置情報算出条件記憶部、 25 3は現在位置情報送信条件記憶部、 25 5は現在位置情報形式記憶部、 257は現在位置情報記憶部である。く発明を実施するための最良の形態 >

以下、本発明に係る位置情報通知システムおよぴ通信端末の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。

図 1は、本発明に係る一実施形態の位置情報通知システムを示す構成図である。同図に示すように、本実施形態の位置情報通知システムは、 GP S衛星 10 1 と、請求の範囲の通信端末に該当する GP S通信端末 1 0 3と、他の所定の通信端末に該当する通信端末 1 0 5と、基地局 1 0 7， 1 0 9と、交換網 1 1 1とを備えて構成されている。なお、基地局 1 0 7, 1 0 9は交換網に接続されており、 G P S通信端末 1 0 3と通信端末 1 0 5は、基地局 1 0 7, 1 0 9および交換網 1 1 1を介して互いに通信可能である。また、 GP S衛星 1 0 1は、地球の周囲を周回し時刻情報を発信し続ける複数の衛星の総称である。

本実施形態では、通信端末 1 0 5から G P S通信端末 1 0 3の現在位置情報の取得要求が行われると、当該要求が交換網 1 1 1を介して GP S通信端末 1 0 3 に送られる。。？ 3通信端末1 0 3は、 3つ以上の衛星から受け取った各時刻情報に基づいて自端末の現在位置を算出し、交換網 1 1 1を介して現在位置情報を通信端末 1 0 5に送る。

以下、本実施形態の位置情報通知システムを構成する GP S通信端末 1 0 3について、図 2を参照して詳細に説明する。同図に示すように、 0? 3通信端末1 0 3は、 GP S用アンテナ 2 ◦ 1と、請求の範囲の現在位置情報算出手段に該当する現在位置情報算出部 2 0 3と、無線通信用アンテナ 2 0 5と、現在位置情報送信手段に該当する無線通信部 2 0 7と、記憶部 20 9と、条件判断手段および情報形式変換手段に該当する制御部 2 1 1とを有している。

以下、 GP S通信端末 1 0 3が有する各構成要素について説明する。

まず、 GP S用アンテナ 2 0 1は、 GP S衛星 1 0 1から発信された各時刻情報を受信するためのアンテナである。また、現在位置情報算出部 20 3は、 GP S用アンテナ 20 1で受信された各時刻情報から、後述する所定のタイミングで自端末の現在位置を算出するものである。

また、無線通信用アンテナ 20 5は、 GP S通信端末 1 0 3が位置する場所に近い基地局と通信を行うためのアンテナである。また、無線通信部 2 0 7は、無線通信用アンテナ 20 5が受信した信号に対して復調等を行ったり、送信信号に対して変調等を行うものである。なお、現在位置情報算出部 20 3で算出された現在位置情報は無線通信部 2 0 7で変調等され、後述する所定のタイミングで無線通信用アンテナ 2 0 5から基地局 1 0 7 , 1 0 9および交換網 1 1 1を介して通信端末 1 0 5に送信される。また、記憶部 2 0 9は、 G P S通信端末 1 0 3が動作するためのプログラムを記憶するものであり、現在位置情報算出条件記憶部 2 5 1、現在位置情報送信条件記憶部 2 5 3、現在位置情報形式記憶部 2 5 5および現在位置情報記憶部 2 5 7が設けられている。なお、現在位置情報記憶部 2 5 7は、請求の範囲の現在位置情報記憶手段に該当する。

現在位置情報算出条件記憶部 2 5 1は、 G P S用アンテナ 2 0 1で受信された各時刻情報から現在位置情報算出部 2 0 3が自端末の現在位置を算出する条件（現在位置情報算出条件）を記憶するものである。なお、当該現在位置情報算出条件は、請求の範囲の第 1の条件に該当する。現在位置情報算出条件には、図 3 ( a ) に示すように、（a ) 特定の時間になると現在位置を算出する「時間指定」、 ( b ) 特定のエリア内に G P S通信端末 1◦ 3が入ると現在位置を算出する「場所指定」、（c ) 特定の電話番号から現在位置情報取得要求に関する着信があつたとき現在位置を算出する「着信指定」、 ( d ) 特定のメールアドレスから現在位置情報取得要求に関するメールを受信したとき現在位置を算出する「メール受信指定」等がある。 G P S通信端末 1 0 3のユーザは、これらの中から 1つを選択することができ、時刻やエリア、電話番号、メールアドレスを指定することができる。

現在位置情報送信条件記憶部 2 5 3は、現在位置情報算出部 2 0 3で算出された G P S通信端末 1 0 3の現在位置情報を通信端末 1 0 5に送信する条件（現在位置情報送信条件）を記憶するものである。なお、当該現在位置情報送信条件は、請求の範囲の第 2の条件に該当する。現在位置情報送信条件には、図 3 ( b ) に示すように、（a ) 現在位置を算出してすぐに送信する「算出後送信」、（b ) 特定の時間になると送信する「時間指定」、（c ) 特定のエリア内に G P S通信端末 1 0 3が入ると送信する「場所指定」、（d ) 特定の電話番号から現在位置情報取得要求に関する着信があつたとき送信する「着信指定」、（e ) 特定のメールァドレスから現在位置情報取得要求に関するメールを受信したとき送信する「メール受信指定」等がある。 G P S通信端末 1 0 3のユーザは、これらの中から 1つを選択することができ、時刻やエリア、電話番号、メールアドレスを指定することができる。現在位置情報形式記憶部 2 5 5は、 G P S通信端末 1 0 3から現在位置情報を送信する際の当該現在位置情報の形式およぴ宛先を記憶するものである。当該形式には、図 3 ( c ) に示すように、（a ) 現在位置情報を地名や建物名等とする「場所名」、（b ) 現在位置情報を地図画像データとする「地図データ」、（c ) 現在位置情報を緯度■経度データとする「緯度 '経度」等がある。 G P S通信端末 1 0 3のユーザは、これらの中から 1つを選択することができ、現在位置情報の宛先も入力または選択することができる。なお、以下、現在位置情報の形式および現在位置情報の宛先を「現在位置情報形式条件」という。

現在位置情報記憶部 2 5 7は、現在位置情報算出部 2 0 3で現在位置を算出してもすぐに送信しない場合等のために、少なくとも送信するまで現在位置情報を記憶しておくものである。伹し、現在位置を算出してすぐに送信する場合であつても、現在位置情報記憶部 2 5 7に一旦記憶させても良い。また、現在位置情報記憶部 2 5 7には、現在位置情報算出部 2 0 3によって算出された最も新しい現在位置が記憶されており、それ以前の現在位置に関する情報は削除される。なお、上記参照した図 3 ( a ) 〜（c ) は、 G P S通信端末 1 0 3が有する表示部（図示せず）における各条件を選択する際の表示例である。

また、制御部 2 1 1は、記憶部 2 0 9に記憶されている各条件を満たすかを判断して、現在位置情報算出部 2 0 3に現在位置を算出するよう指示したり、無線通信部 2 0 7に現在位置情報を送信するよう指示したり、記憶部 2 0 9から各条件を読み出したり、記憶部 2 0 9に各条件を書き込んだり、現在位置情報の読み出しおよび書き込みを行うものである。さらに、制御部 2 1 1は、現在位置情報を現在位置情報形式記憶部 2 5 5に記憶されている形式に変換するものでもある次に、 G P S通信端末 1 0 3の動作について簡単に説明する。なお、 G P S通信端末 1 0 3には、現在位置情報算出条件が「時間指定」で午前 1 0時に設定され、現在位置情報送信条件が「着信指定」に設定され、現在位置情報形式条件が「地図データ」および「通信端末 1 0 5」に設定されているものとする。

まず、 0 ? 3通信端末1 0 3は、午前 1 0時になると G P S用アンテナ 2 0 1 で受信した各時刻情報から自端末の現在位置を算出して、現在位置情報を現在位置情報記憶部 2 5 7に書き込む。その後、通信端末 1 0 5から現在位置情報の取得要求に関する着信があると、 0 ? 3通信端末1 0 3は現在位置情報記憶部 2 5 7から現在位置情報を読み出して、制御部 2 1 1で地図画像データに変換した後、無線通信用アンテナ 2 0 5から交換網 1 1 1を介して通信端末 1 0 5に当該地図画像データを送信する。

以上説明したように、本実施形態の位置情報通知システムおよび G P S通信端末 1 0 3によれば、通信端末 1 0 5および G P S通信端末 1 0 3が、交換網 1 1 1を介して通信端末同士で現在位置情報の取得要求および送信を行うことができる。したがって、従来必要であった管理局が不要となるため、システム全体が利用不可能となることがなくなる。また、 0 3通信端末1 0 3は、現在位置情報を算出するタイミングゃ送信するタイミング、現在位置情報の形式を選択することができ、算出および送信にはユーザの操作を必要としない。このため、ユーザによる操作がなくても所定のタイミングで現在位置を算出して現在位置情報を送信することができる。さらに、現在位置情報を所定の形式に変換して送信することもできる。

本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとつて明らかである。

本出願は、 2002年 12月 26日出願の日本特許出願 Να2002-377210に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。ぐ産業上の利用可能性 >

以上説明したように、本発明に係る位置情報通知システムによれば、通信端末同士で現在位置情報の取得要求および送信を行うことができる。また、本発明に係る通信端末によれば、ユーザによる操作がなくても所定のタイミングで自端末の現在位置を算出して現在位置情報を送信することができる。

Claims

請求の範囲

1 . 第 1の条件が満たされると G P S衛星から発信された情報に基づいて自端末の現在位置を求め、当該現在位置を示す現在位置情報を他の所定の通信端末に送信する通信端末であって、

前記第 1の条件を満たすかを判断する条件判断手段と、

前記第 1の条件が満たされたとき、前記 G P S衛星から発信された情報に基づいて当該通信端末の現在位置を算出する現在位置算出手段と、

前記現在位置算出手段が算出した現在位置を示す現在位置情報を前記他の所定の通信端末に送信する現在位置情報送信手段と、

を備えたことを特徴とする通信端末。

2 . 前記現在位置算出手段が算出した最も新しい現在位置を示す現在位置情報を記憶する現在位置情報記憶手段と、

前記現在位置情報送信手段は、第 2の条件が満たされたとき、前記現在位置情報記憶手段に記憶されている現在位置情報を前記他の所定の通信端末に送信することを特徴とする請求の範囲第 1項記載の通信端末。

3 . 前記現在位置情報を所定の形式に変換する情報形式変換手段を備え、前記現在位置情報送信手段は、前記情報形式変換手段によって変換された現在位置情報を前記他の所定の通信端末に送信することを特徴とする請求の範囲第 1 または 2項記載の通信端末。

4 . 前記第 1の条件は、所定の時刻になったか、所定のエリア内に当該通信端末が入ったか、所定の電話番号から現在位置情報取得要求に関する着信があつたか、または所定のメールァドレスから現在位置情報取得要求に関するメールを受信したかであり、

当該通信端末のユーザは、前記第 1の条件を設定可能であることを特徴とする請求の範囲第 1、 2または 3項記載の通信端末。

5 . 前記第 2の条件は、現在位置を算出してすぐに現在位置情報を送信する、所定の時刻になったか、所定のエリア内に当該通信端末が入ったか、所定の電話番号から現在位置情報取得要求に関する着信があつたか、または所定のメールァドレスから現在位置情報取得要求に関するメールを受信したかであり、当該通信端末のユーザは、前記第 2の条件を設定可能であることを特徴とする請求の範囲第 2、 3または 4項記載の通信端末。

6 . 前記所定の形式は、場所名、地図画像データ、または緯度 ·経度情報であり、

当該通信端末のユーザは、前記所定の形式を設定可能であることを特徴とする請求の範囲第 3、 4または 5項記載の通信端末。

7 . 前記他の所定の通信端末は、現在位置情報取得要求を行った通信端末、または当該通信端末のユーザによって指定された通信端末であることを特徴とする請求の範囲第 1、 2、 3、 4、 5または 6項記載の通信端末。

8 . 請求の範囲第 1、 2、 3、 4、 5、 6または 7項記載の通信端末と、前記他の所定の通信端末と、

前記請求の範囲第 1、 2、 3、 4、 5、 6または 7項記載の通信端末と前記他の所定の通信端末とが通信可能な交換網と、

を備えたことを特徴とする位置情報通知システム。