JP3224365B2 - 無線通信方法および無線通信システム - Google Patents

無線通信方法および無線通信システム

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JP3224365B2 JP32725997A JP32725997A JP3224365B2 JP 3224365 B2 JP3224365 B2 JP 3224365B2 JP 32725997 A JP32725997 A JP 32725997A JP 32725997 A JP32725997 A JP 32725997A JP 3224365 B2 JP3224365 B2 JP 3224365B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
に関し、移動無線端末を呼び出そうとしたとき、該移動
無線端末が、電源オフや、無線ゾーンの圏外にいる等の
理由で応答しないときであっても、該移動無線端末が電
源オンや、無線ゾーンの圏内へ復帰したとき、発信側の
端末が、自動的にリトライできるようにした無線通信方
法および無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】PHSでは、無線基地局のゾーンを半径
数百m(100m〜200m)程度に小さくしたマイク
ロセルゾーン構成を基本構成としており、サービスエリ
ア内にはこの無線基地局が多数設置されている。このよ
うに、PHSでは、1つの無線基地局がカバーする無線
ゾーンが小さいため空白となる場所を生じないようにす
るためには多数の無線基地局の設置が必要である。
【0003】そのため、PHSでは多数の無線ゾーンが
幾つも重なり合うようにサービスエリアを構成している
が、これだけでは、必ずしもサービスエリア内において
サービスが受けられるとは限らない。例えば、ビルの正
面に無線基地局が設置されているようなケースを想定す
る。通常、1つの無線ゾーンのサービスエリアを考える
と、当該ビルを含む数百m範囲内はサービスエリアにな
る。
【0004】しかしながら、ビルの背面は無線基地局か
ら見ると「見通し外エリア」に相当し、無線基地局から
の電波は遮断されてしまうため通常サービスは受けられ
ない。同様に、ビル内においても電波は遮断されるため
通常サービスは受けられない。このように、建物の形状
等によっても1つの無線基地局がカバーする無線ゾーン
の形状は異なるため、多数の無線ゾーンが幾つも重なり
合うように無線基地局を設置してもサービスが受けられ
ない地帯(以下、不感地帯ともいう)をなくすことは難
しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】PHSの無線基地局
は、ビジネス街周辺、駅周辺、ショッピング街周辺等の
人口が密集する地域では多数設置されているものの、一
歩これらの地域を離れると、無線基地局が設置されてい
ないか、あるいは設置されているものの設置数が不足し
ているためにサービスが受けられない不感地帯が存在す
る。
【0006】また、PHSでは1つの無線基地局で収容
するユーザ数を3ユーザと限定しているため、不感地帯
でない場所においても、3ユーザが占有している環境下
では他のユーザはサービスを受けられない。その他、P
HSは携帯電話とは異なり低速移動サービスであるた
め、ユーザが自動車、電車等に乗ってサービスエリア内
を高速移動しているケースでもサービスを受けられない
といった問題がある。
【0007】上述のように、PHSでは何らかの原因に
より通信不可能な状態に陥るケースが携帯電話に比べ頻
繁に発生することが想定される。例えば、発信元ユーザ
による着信先ユーザーの電話連絡一つを想定しても、着
信先ユーザが不感地帯に位置する場合が頻繁に起こりう
るケースでは発信元ユーザから幾度となく発呼を試みる
必要がある。通常、発呼処理はユーザによる手動処理で
あるため、上記のような場合、発信元ユーザにとっては
幾度となく発呼処理を行わねばならないといった煩わし
さを余儀なくされることになる。
【0008】本発明は上述のような従来の課題に鑑み、
発信元ユーザの呼が何らかの理由によって着信先のユー
ザに受理されなかったとき、発信元ユーザが面倒な操作
を行わなくても自動的にリトライして着信先のユーザ端
末を確実に呼び出すことのできる手段を提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
目的は前記「特許請求の範囲」に記載した手段により解
決される。
【0010】すなわち、請求項1の発明は、無線ゾーン
を形成する無線基地局と、無線ゾーン内にあるとき当該
無線基地局と、無線通信回線を介して通信する移動無線
端末と、各無線基地局が有線通信回線で接続される通信
網と、該通信網に、有線通信回線で接続されるサービス
センタを備えて成る系において、
【0011】上記移動無線端末または通信網に有線通信
回線で接続される端末(発信側端末)がサービスセンタ
に対して着信側移動無線端末(着信側無線端末)への呼
び出しを依頼するために、呼び出し信号内に設けた発信
側のサブアドレスを識別する領域(以下、発サブアドレ
スという)に着信呼出要求である旨を書き込んだ呼設定
信号を送信し、
【0012】該着信呼出要求を受けた前記サービスセン
タは、発信側端末に代わって着信側無線端末への呼び出
しを代行する処理に移行し、該着信側無線端末に対して
呼設定信号内の発サブアドレスに着信呼出通知である旨
を書き込んだ呼設定信号を送信し、前記着信側無線端末
より呼設定応答があった場合には、
【0013】前記発信側端末に対して呼設定信号内の発
サブアドレスに着信呼出応答である旨を書き込んだ呼設
定信号を自動的に送信し、該呼設定信号を受けた発信側
端末は、前記着信側無線端末に対して自動的に発呼を行
い、前記着信側無線端末との間で通信回線を設定する無
線通信方法である。
【0014】請求項2の発明は、無線ゾーンを形成する
無線基地局と、無線ゾーン内にあるとき当該無線基地局
と、無線通信回線を介して通信する移動無線端末と、各
無線基地局が有線通信回線で接続される通信網と、該通
信網に、有線通信回線で接続されるサービスセンタを備
えて成る系であって、
【0015】上記移動無線端末または通信網に有線通信
回線で接続される端末(発信側端末)に、サービスセン
タに対して着信側移動無線端末(着信側無線端末)への
呼び出しを依頼するために、呼び出し信号内に設けた発
信側のサブアドレスを識別する領域(発サブアドレス)
に着信呼出要求である旨を書き込んだ呼設定信号を送信
する手段と、
【0016】サービスセンタより、着信呼出応答である
旨を書き込んだ呼設定信号を受信したとき、前記着信側
無線端末に対して自動的に発呼を行い、前記着信側無線
端末との間で通信回線を設定する手段を設けると共に、
サービスセンタに、発信側端末から着信呼出要求を受け
たとき、該発信側端末に代わって着信側無線端末への呼
び出しを代行する処理に移行し、
【0017】該着信側無線端末に対して呼設定信号内の
発サブアドレスに着信呼出通知である旨を書き込んだ呼
設定信号を送信する手段と、前記着信側無線端末より呼
設定応答があった場合には、前記発信側端末に対して呼
設定信号内の発サブアドレスに着信呼出応答である旨を
書き込んだ呼設定信号を自動的に送信する手段とを設け
た無線通信システムである。
【0018】請求項3の発明は、前記請求項2に記載の
無線通信システムにおいて、サービスセンタに、着信側
無線端末に対して前記発信側端末の電話番号を通知する
番号通知手段を備えて構成したものである。
【0019】請求項4の発明は、前記請求項2または請
求項3に記載の無線通信システムにおいて、発信側端末
に、サービスセンタから応答通知を受信した旨をディス
プレイに表示する表示手段と、該応答通知の着信を呼び
出し音、あるいはメロディ音にて通知する音声通知手段
の内、少なくとも一つの手段を備えると共に、着信側無
線端末に、サービスセンタから、呼び出し通知を受信し
た旨をディスプレイに表示する表示手段と、該呼び出し
通知の着信を呼び出し音、あるいはメロディ音にて通知
する音声通知手段の内、少なくとも一つの手段を備えて
構成したものである。
【0020】請求項5の発明は、前記請求項4に記載の
無線通信システムにおいて、着信側無線端末に、サービ
スセンタから通知された発信側端末の電話番号をディス
プレイに表示する表示手段を備えて構成したものであ
る。
【0021】請求項6の発明は、前記請求項3〜5のい
ずれか1項に記載の無線通信システムにおいて、着信側
無線端末に、サービスセンタからの呼び出しを受信して
から一定時間の間は、該サービスセンタより通知された
発信側端末以外からの着信を拒否する着信規制手段を備
えることにより構成したものである。
【0022】本発明は上述のような構成を採っているの
で、一度着信先ユーザ端末への呼び出しに失敗した発信
元ユーザは、自ら幾度となく発呼を試みることなく、着
信先ユーザ端末の監視を外部(サービスセンタ)に依頼
すればよい。そして、外部にて着信先ユーザ端末への呼
び出しを代行処理する。
【0023】その後、着信先ユーザ端末が通信可能状態
になった旨を外部より通知してもらい、通知を受けた発
信元ユーザ端末が自動発呼を行うことで着信先ユーザ端
末へ着信接続することが可能となる。これにより、発信
元ユーザの手動による着信先ユーザへの発呼作業は最初
の呼び出し時のみとなり、その後幾度となく、発信元ユ
ーザ自ら相手先ユーザ端末の呼び出し作業を行うことは
ないから、呼び出し操作による煩わしさを解消すること
ができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の1
例の概念を示す図であって、数字符号11はサービスセ
ンタ、12は通信網(ここではISDN網)、13,1
4はそれぞれ無線基地局、15は端末A使用のユーザ、
16は端末B使用のユーザ、16′は端末B使用のユー
ザが移動した状態、17,18は無線ゾーンを表わして
いる。また括弧内の数字は、信号または動作を表わすも
ので、以下の説明中の記述と一致する。
【0025】また、図2は本実施の形態の例の制御を示
すシーケン図である。以下図1および図2を参照して実
施の形態の例の制御について説明する。図1において、
端末A所有のユーザ15(以下、発信元ユーザという)
は、端末B所有のユーザ16(以下、着信先ユーザとい
う)に対して呼び出しを行う(発呼(1))、しかし、
発信先ユーザは16′で示すように無線ゾーンの圏外に
位置するため、発信元ユーザ15からの呼び出しは拒否
されてしまう。
【0026】ここでは、一例として着信先ユーザ16が
圏外に位置しているために呼び出しが不可能なケースを
想定しているが、その他、「着信先ユーザが他のユーザ
と通信中」あるいは「着信先ユーザ端末の電源が入って
いない状態」でも同様に呼び出しは拒否される。着信先
ユーザ16の端末への接続を拒否された発信元ユーザ1
5は、ISDN網12に接続される外部のサービスセン
タ11を呼び出し、着信先ユーザ16が圏内に復帰する
のを監視するように依頼する(発呼(3)<着信呼出要
求>)。
【0027】この時、発信元ユーザ15は自身の端末を
「サービスセンタ呼出モード」に手動設定し、ジョブを
実行する。ここでは、発信元ユーザ15からサービスセ
ンタ11を呼び出す際、発信元ユーザ15の端末のモー
ドを手動設定し、そのジョブを実行することで呼び出し
を行っているが、この手動設定を自動設定とし、発信元
ユーザ15の人的作業を介すことなく、一定時間着信先
ユーザ16の端末への呼び出しを拒否された場合、自動
的にサービスセンタを呼び出すような自動設定も可能で
ある。
【0028】なお、着信呼出要求の信号には着信先ユー
ザ16の端末の電話番号を合わせて通知する。当該呼出
要求を受けたサービスセンタ11は、発信元ユーザ15
に代わり着信先ユーザ16の端末への呼び出しを代行す
る。
【0029】そして、着信先ユーザ16の端末へ着信制
御を繰り返し(例えば、一定周期で繰り返し着信をかけ
る)、着信先ユーザ16の端末から着呼応答を受けた場
合、サービスセンタ11は着信先ユーザ16が圏内へ復
帰した旨を発信元ユーザ15の端末へ通知する(圏内移
動通知(4)<着信呼出応答>)。当該呼び出しを受け
た発信元ユーザ15の端末は、呼出通知信号をトリガに
自動発呼し、着信先ユーザ16の端末に対する着信接続
を実行する(自動発呼(5))。
【0030】なお、ここでの自動発呼処理については、 ・圏内通知を受信して一定時間後、発信元ユーザ15よ
り「一旦自動発呼処理を保留する」および「自動発呼処
理を解除する」の命令がない場合に自動発呼するケース
(ケース1)と、 ・圏内通知の受信後、発信元ユーザ15の意思に無関係
に自動発呼するケース(ケース2)が考えられる。
【0031】このような一連の流れに基づいて、発信元
ユーザ15は着信先ユーザ16の端末の圏内復帰を知る
ことができ、その通知を基に自動発呼を行うようにする
ことで、発信元ユーザ15による人的作業を必要最低限
に抑えることが可能である。
【0032】上述の説明において、着信先ユーザ16の
端末に、サービスセンタ11より呼出通知を受けた旨を
「モニタ表示」あるいは「メロディコール」する機能を
備えれば、着信先ユーザ16は発信元ユーザ15の端末
から呼び出しを受けていることを知ることができる。
【0033】同様に、発信元ユーザ15のは端末にサー
ビスセンタ11より圏内移動通知を受けた旨を「モニタ
表示」あるいは「メロディコール」する機能を備えるこ
とで、発信元ユーザ15は着信先ユーザ16の端末が圏
内に移動したことを知ることができる。
【0034】また、着信先ユーザ16の圏内移動通知を
発信元ユーザ15の端末に表示する機能を備えること
で、引き続き自動発呼処理を実行したくない場合には、
「一旦自動発呼処理を保留する」あるいは「自動発呼処
理を解除する」操作をその時々の発信元ユーザ15の意
思で行うことが可能となる。
【0035】ここで、発信元ユーザ15の端末で上記の
「保留」あるいは「解除」処理を実行すると、着信先ユ
ーザ16の端末側は、一定時間経過しても発信元ユーザ
15の端末からの着呼がないといった状況に陥ることが
ある。そこで、
【0036】着信先ユーザ16の端末にタイマ機能を設
け、サービスセンタ11より呼び出しを受けてから一定
時間経過しても発信元ユーザ15の端末からの着呼がな
い場合には、発信元ユーザ15の端末からの発呼が「保
留」あるいは「解除」されたと判断し、再び着信先ユー
ザ16の端末のディスプレイに発信元ユーザ15の端末
からの発呼がない旨を表示する機能を備えてもよい。
【0037】なお、着信先ユーザ16の端末が発信元ユ
ーザ15の端末からの着信を待ち受ける間に、別のユー
ザ端末からの着信を受信するケースも考えられる。この
ような場合、着信先ユーザ16の端末の動作としては2
通りの動作が考えられる。 (その1)別のユーザ端末からの着信を先に受けた場合
は、当該ユーザ端末との間で通信を行い、通信回線切断
後、サービスセンタ11より通知された先の発信元ユー
ザ15の端末の電話番号をダイヤルする。
【0038】(その2)サービスセンタ11より呼び出
しを受けた後、一定時間の間は、別のユーザ端末からの
着信を拒否する着信規制を設ける(着信先ユーザ端末が
記憶している発信元ユーザ端末の電話番号と別のユーザ
端末の電話番号とを比較することで実現できる。)。
【0039】ここで、上記(その1)の操作を実行する
場合、先の発信元ユーザ端末への発呼はユーザによる
「手動発呼」と「自動発呼」が考えられる。手動発呼の
場合は、ユーザ自ら発信元ユーザ15の端末の電話番号
を確認した後に発呼動作に移行するため、ユーザに関係
のない知らない番号(例えば、間違い電話)であれば発
呼を中止することも可能である。
【0040】しかしながら、これを自動発呼にすると、
上記のような間違い電話に対しても発呼処理を行うため
運用上問題が生じる。この運用上の問題を避けるために
は、「予め登録しておいた電話番号にのみ処理を実行す
るような機能」をユーザ端末に備えるとよい。
【0041】図2に示す制御シーケンスにおけるサービ
スセンタへの「着信呼出要求」、サービスセンタから発
信元ユーザ端末への「着信呼出応答」および着信先ユー
ザ端末への「着信呼出通知」は、「呼設定」メッセージ
内の発信側のサブアドレスを識別するために用いられる
「発サブアドレス」を用いて通知する。また、着信先ユ
ーザ端末が不在の場合、ネットワーク側から発信元ユー
ザ端末およびサービスセンタへの「切断」メッセージ内
の「理由表示」内には端末不在を通知する。
【0042】本制御シーケンスにおけるタイマ(A)
は、サービスセンタが発信元ユーザからの着信呼要求を
受信したタイミングで起動し、一定時間をもってタイム
アウト(以下、T.Oという)する。T.O後、サービ
スセンタは、着信先ユーザ端末への呼出代行処理を実行
する。タイマ(B)はタイマ(A)のT.Oをトリガに
起動し、一定時間をもってT.Oする。サービスセンタ
は着信先ユーザ端末からの呼出応答を受信するまで、タ
イマ(B)の周期で、繰り返し着信先ユーザ端末への呼
び出しを繰り返す。
【0043】
【発明の効果】本発明は、外部に設置したサービスセン
タが発信元ユーザに代わり着信先ユーザ端末への呼び出
しを代行処理をする“エージェント”機能を適用した通
信サービスである。本発明は、この代行処理により、着
信先ユーザ端末への呼び出しを行い、更には、サービス
センタから送られる着信先ユーザ端末の圏内復帰情報に
基づいて、着信先ユーザ端末への発呼を自動的に行うの
で、発信元ユーザによる人的作業を最低限に抑えられる
から、効率的に着信接続を行うことができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例の概念を示す図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の例の制御シーケンスを示
す図である。
【符号の説明】
11 サービスセンタ 12 通信網 13,14 無線基地局 15 端末Aのユーザ 16 端末Bのユーザ 16′ 端末Bのユーザが移動した状態 17,18 無線ゾーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 利憲 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−132886(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 113 H04Q 7/00 - 7/38 H04M 11/00 - 11/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線ゾーンを形成する無線基地局と、 無線ゾーン内にあるとき当該無線基地局と、 無線通信回線を介して通信する移動無線端末と、 各無線基地局が有線通信回線で接続される通信網と、 該通信網に、有線通信回線で接続されるサービスセンタ
    を備えて成る系において、 上記移動無線端末または通信網に有線通信回線で接続さ
    れる端末(以下、発信側端末という)がサービスセンタ
    に対して着信側移動無線端末(以下、着信側無線端末と
    いう)への呼び出しを依頼するために、呼び出し信号内
    に設けた発信側のサブアドレスを識別する領域(以下、
    発サブアドレスという)に着信呼出要求である旨を書き
    込んだ呼設定信号を送信し、 該着信呼出要求を受けた前記サービスセンタは、 発信側端末に代わって着信側無線端末への呼び出しを代
    行する処理に移行し、該着信側無線端末に対して呼設定
    信号内の発サブアドレスに着信呼出通知である旨を書き
    込んだ呼設定信号を送信し、 前記着信側無線端末より呼設定応答があった場合には、
    前記発信側端末に対して呼設定信号内の発サブアドレス
    に着信呼出応答である旨を書き込んだ呼設定信号を自動
    的に送信し、 該呼設定信号を受けた発信側端末は、前記着信側無線端
    末に対して自動的に発呼を行い、前記着信側無線端末と
    の間で通信回線を設定することを特徴とする無線通信方
    法。
  2. 【請求項2】 無線ゾーンを形成する無線基地局と、 無線ゾーン内にあるとき当該無線基地局と、 無線通信回線を介して通信する移動無線端末と、 各無線基地局が有線通信回線で接続される通信網と、 該通信網に、有線通信回線で接続されるサービスセンタ
    を備えて成る系であって、 上記移動無線端末または通信網に有線通信回線で接続さ
    れる端末(以下、発信側端末という)に、サービスセン
    タに対して着信側移動無線端末(以下、着信側無線端末
    という)への呼び出しを依頼するために、呼び出し信号
    内に設けた発信側のサブアドレスを識別する領域(以
    下、発サブアドレスという)に着信呼出要求である旨を
    書き込んだ呼設定信号を送信する手段と、 サービスセンタより、着信呼出応答である旨を書き込ん
    だ呼設定信号を受信したとき、前記着信側無線端末に対
    して自動的に発呼を行い、前記着信側無線端末との間で
    通信回線を設定する手段を設けると共に、 サービスセンタに、発信側端末から着信呼出要求を受け
    たとき、 該発信側端末に代わって着信側無線端末への呼び出しを
    代行する処理に移行し、該着信側無線端末に対して呼設
    定信号内の発サブアドレスに着信呼出通知である旨を書
    き込んだ呼設定信号を送信する手段と、 前記着信側無線端末より呼設定応答があった場合には、
    前記発信側端末に対して呼設定信号内の発サブアドレス
    に着信呼出応答である旨を書き込んだ呼設定信号を自動
    的に送信する手段とを設けたことを特徴とする無線通信
    システム。
  3. 【請求項3】 サービスセンタに、 着信側無線端末に対して前記発信側端末の電話番号を通
    知する番号通知手段を備えたことを特徴とする請求項2
    に記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 発信側端末に、 サービスセンタから応答通知を受信した旨をディスプレ
    イに表示する表示手段と、 該応答通知の着信を呼び出し音あるいはメロディ音にて
    通知する音声通知手段の内、少なくとも一つの手段を備
    えると共に、 着信側無線端末に、 サービスセンタから、呼び出し通知を受信した旨をディ
    スプレイに表示する表示手段と、 該呼び出し通知の着信を呼び出し音、あるいはメロディ
    音にて通知する音声通知手段の内、少なくとも一つの手
    段を備えたことを特徴とする請求項2または請求項3に
    記載の無線通信システム。
  5. 【請求項5】 着信側無線端末に、 サービスセンタから通知された発信側端末の電話番号を
    ディスプレイに表示する表示手段を備えたことを特徴と
    する請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 【請求項6】 着信側無線端末に、 サービスセンタからの呼び出しを受信してから一定時間
    の間は、該サービスセンタより通知された発信側端末以
    外からの着信を拒否する着信規制手段を備えたことを特
    徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の無線通信
    システム。
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