JPH06165244A - 移動無線電話システム - Google Patents
移動無線電話システムInfo
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- JPH06165244A JPH06165244A JP43A JP33122092A JPH06165244A JP H06165244 A JPH06165244 A JP H06165244A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 33122092 A JP33122092 A JP 33122092A JP H06165244 A JPH06165244 A JP H06165244A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の無線ゾーンで構成される移動無線電話
システムにおいて、移動無線電話端末の相互間での通話
を行わなくとも、一の移動無線電話端末が他の移動無線
電話端末の現在位置を直ちに知ることができるようにす
る。 【構成】 複数の無線ゾーン１〜ｎ間で移動される移動
無線電話端末１ｘｙ（ｘ：１〜ｎ、ｙ：ａ，ｂ，…）
と、各無線ゾーンに配置される無線局２１〜２ｎと、各
無線局と接続されて移動端末の相互接続を行う移動無線
電話システム本体３とで構成され、移動無線電話システ
ム本体３には、各移動端末間の接続を制御する主制御部
５に加えて、各移動端末が存在する無線ゾーンの位置情
報と、その無線ゾーンを表示する文字情報とを一体的に
登録する位置情報制御部６を有しており、一の移動端末
から他の移動端末の位置確認要求があったときに、登録
されている他の移動端末の位置情報及び文字情報を一の
移動端末に返送し、この情報を一の移動端末において表
示させるようにする。
システムにおいて、移動無線電話端末の相互間での通話
を行わなくとも、一の移動無線電話端末が他の移動無線
電話端末の現在位置を直ちに知ることができるようにす
る。 【構成】 複数の無線ゾーン１〜ｎ間で移動される移動
無線電話端末１ｘｙ（ｘ：１〜ｎ、ｙ：ａ，ｂ，…）
と、各無線ゾーンに配置される無線局２１〜２ｎと、各
無線局と接続されて移動端末の相互接続を行う移動無線
電話システム本体３とで構成され、移動無線電話システ
ム本体３には、各移動端末間の接続を制御する主制御部
５に加えて、各移動端末が存在する無線ゾーンの位置情
報と、その無線ゾーンを表示する文字情報とを一体的に
登録する位置情報制御部６を有しており、一の移動端末
から他の移動端末の位置確認要求があったときに、登録
されている他の移動端末の位置情報及び文字情報を一の
移動端末に返送し、この情報を一の移動端末において表
示させるようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は複数の無線ゾーンにより
構成される移動無線電話システムに関し、特に移動無線
電話端末の位置情報を移動無線電話端末に表示する位置
表示方式に関する。
構成される移動無線電話システムに関し、特に移動無線
電話端末の位置情報を移動無線電話端末に表示する位置
表示方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】デジタルコードレス電話システム等の移
動無線電話システムにおいては、無線通信を行う移動局
としての移動無線電話端末に対して、複数の小地域の無
線ゾーンのそれぞれを管轄し、移動無線電話端末と無線
の送受信を行う無線局を配設しており、これらの無線局
を有線で移動無線電話システム本体に接続している。こ
のような移動無線電話システムでは、例えば移動無線電
話端末からの発呼信号は、その時の無線ゾーンを管轄す
る無線局で受信され、そこから有線を介して移動無線電
話システム本体に送られる。この移動無線電話システム
本体はこの発呼信号を受けて被呼移動無線電話端末を管
轄する無線局に接続し、この無線局を介して被呼移動無
線電話端末への接続を行っている。
動無線電話システムにおいては、無線通信を行う移動局
としての移動無線電話端末に対して、複数の小地域の無
線ゾーンのそれぞれを管轄し、移動無線電話端末と無線
の送受信を行う無線局を配設しており、これらの無線局
を有線で移動無線電話システム本体に接続している。こ
のような移動無線電話システムでは、例えば移動無線電
話端末からの発呼信号は、その時の無線ゾーンを管轄す
る無線局で受信され、そこから有線を介して移動無線電
話システム本体に送られる。この移動無線電話システム
本体はこの発呼信号を受けて被呼移動無線電話端末を管
轄する無線局に接続し、この無線局を介して被呼移動無
線電話端末への接続を行っている。
【０００３】この場合、近年の移動無線電話システムで
は、発呼時に、呼出を行った発呼端末に被呼端末の電話
番号を、また被呼端末にはいずれの端末からの呼出であ
ったのかを表す発呼端末の電話番号をそれぞれ表示させ
るようにしたものも提案されている。このような移動無
線電話システムでは、発呼端末或いは被呼端末は、それ
ぞれ表示された電話番号を見ることで、通話の相手端末
がいずれの端末であるかを直ちに知ることができるが、
発呼端末或いは被呼端末が相手端末の現在位置を知るこ
とはできない。
は、発呼時に、呼出を行った発呼端末に被呼端末の電話
番号を、また被呼端末にはいずれの端末からの呼出であ
ったのかを表す発呼端末の電話番号をそれぞれ表示させ
るようにしたものも提案されている。このような移動無
線電話システムでは、発呼端末或いは被呼端末は、それ
ぞれ表示された電話番号を見ることで、通話の相手端末
がいずれの端末であるかを直ちに知ることができるが、
発呼端末或いは被呼端末が相手端末の現在位置を知るこ
とはできない。
【０００４】そこで、従来では移動無線電話端末の位置
を把握することができるようにしたものが提案されてい
る。例えば、特開昭６４−７１２２６号公報には、移動
無線電話端末を管轄する無線局の位置情報、例えば地域
名等を移動無線電話システム本体側で検出し、この位置
情報を表示器に表示させるようにしたものが提案されて
いる。また、特開平２−１８５１２９号公報には、移動
無線電話端末の位置情報を一般公衆電話網を介して有線
で接続される被呼端末において表示させるようにしたも
のが提案されている。
を把握することができるようにしたものが提案されてい
る。例えば、特開昭６４−７１２２６号公報には、移動
無線電話端末を管轄する無線局の位置情報、例えば地域
名等を移動無線電話システム本体側で検出し、この位置
情報を表示器に表示させるようにしたものが提案されて
いる。また、特開平２−１８５１２９号公報には、移動
無線電話端末の位置情報を一般公衆電話網を介して有線
で接続される被呼端末において表示させるようにしたも
のが提案されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の移動
無線電話システムにおいて移動無線電話端末の位置情報
を表示する場合は、いずれも移動無線電話システム本体
或いはこれに有線で接続された端末のみであり、一の移
動無線電話端末が他の移動無線電話端末の位置情報を知
ることはできないものとなっている。このため、一の移
動無線電話端末が他の移動無線電話端末をの現在位置を
知りたい場合には、一の端末が他の端末を呼び出して両
者間での通話を行なった上で相手方から現在位置を聞き
出すしか方法がない。したがって、単に相手方の位置を
知りたいだけの場合でも、本来必要のない通話を行わな
ければならず、迅速に相手方の位置をすることができな
いと共に、そのための操作が面倒になるという問題があ
る。本発明の目的は、移動無線電話端末の相互間での通
話を行わなくとも一の移動無線電話端末が他の移動無線
電話端末の現在位置を直ちに知ることができる移動無線
電話システムを提供することにある。
無線電話システムにおいて移動無線電話端末の位置情報
を表示する場合は、いずれも移動無線電話システム本体
或いはこれに有線で接続された端末のみであり、一の移
動無線電話端末が他の移動無線電話端末の位置情報を知
ることはできないものとなっている。このため、一の移
動無線電話端末が他の移動無線電話端末をの現在位置を
知りたい場合には、一の端末が他の端末を呼び出して両
者間での通話を行なった上で相手方から現在位置を聞き
出すしか方法がない。したがって、単に相手方の位置を
知りたいだけの場合でも、本来必要のない通話を行わな
ければならず、迅速に相手方の位置をすることができな
いと共に、そのための操作が面倒になるという問題があ
る。本発明の目的は、移動無線電話端末の相互間での通
話を行わなくとも一の移動無線電話端末が他の移動無線
電話端末の現在位置を直ちに知ることができる移動無線
電話システムを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の無線ゾ
ーン間で移動される移動無線電話端末と、前記無線ゾー
ンのそれぞれに配置されて前記移動無線電話端末と無線
接続される無線局と、複数の無線局と有線で接続されて
移動無線電話端末の相互接続を行う移動無線電話システ
ム本体とで構成される移動無線電話システムにおいて、
移動無線電話システム本体には、各移動無線電話端末が
存在する無線ゾーンの位置情報と、その無線ゾーンを表
示する文字情報とを一体的に登録する手段を有してお
り、一の移動無線電話端末から他の移動無線電話端末に
対する位置確認要求があったときに、登録されている他
の移動無線電話端末の位置情報及び文字情報を一の移動
無線電話端末に返送するように構成する。例えば、移動
無線電話システム本体は、複数の無線局のそれぞれとの
接続を行う無線局インターフェース部と、複数の移動無
線電話端末のそれぞれの位置情報と各無線ゾーンを表す
文字情報を登録するメモリを有する位置情報制御部と、
無線局インターフェース部及び各無線局を通して位置情
報制御部と各移動無線電話端末との間の情報の送受信を
制御する主制御部とを備える。また、移動無線電話端末
は、移動無線電話システム本体から返送された移動無線
電話端末の位置情報及び文字情報を表示する表示器を備
える。
ーン間で移動される移動無線電話端末と、前記無線ゾー
ンのそれぞれに配置されて前記移動無線電話端末と無線
接続される無線局と、複数の無線局と有線で接続されて
移動無線電話端末の相互接続を行う移動無線電話システ
ム本体とで構成される移動無線電話システムにおいて、
移動無線電話システム本体には、各移動無線電話端末が
存在する無線ゾーンの位置情報と、その無線ゾーンを表
示する文字情報とを一体的に登録する手段を有してお
り、一の移動無線電話端末から他の移動無線電話端末に
対する位置確認要求があったときに、登録されている他
の移動無線電話端末の位置情報及び文字情報を一の移動
無線電話端末に返送するように構成する。例えば、移動
無線電話システム本体は、複数の無線局のそれぞれとの
接続を行う無線局インターフェース部と、複数の移動無
線電話端末のそれぞれの位置情報と各無線ゾーンを表す
文字情報を登録するメモリを有する位置情報制御部と、
無線局インターフェース部及び各無線局を通して位置情
報制御部と各移動無線電話端末との間の情報の送受信を
制御する主制御部とを備える。また、移動無線電話端末
は、移動無線電話システム本体から返送された移動無線
電話端末の位置情報及び文字情報を表示する表示器を備
える。
【０００７】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例のブロック構成図である。
複数の小地域の無線ゾーン１〜ｎにはそれぞれ無線局２
１〜２ｎが配置され、これらの無線局によって各無線ゾ
ーン１〜ｎが管轄されている。各無線局２１〜２ｎは有
線で移動無線電話システム本体３に接続されている。前
記各無線ゾーン間にわたって複数の移動無線電話端末１
ｘｙ（ｘは１〜ｎ、ｙはａ，ｂ，…、例えば１１ａ，１
１ｂ，…，１ｎｄ）が移動され、各移動無線電話端末１
ｘｙはそれぞれ自己が存在する無線ゾーンの無線局を通
して移動無線電話システム本体３に接続され、これを介
して端末相互で通話を行うことができる。
る。図１は本発明の一実施例のブロック構成図である。
複数の小地域の無線ゾーン１〜ｎにはそれぞれ無線局２
１〜２ｎが配置され、これらの無線局によって各無線ゾ
ーン１〜ｎが管轄されている。各無線局２１〜２ｎは有
線で移動無線電話システム本体３に接続されている。前
記各無線ゾーン間にわたって複数の移動無線電話端末１
ｘｙ（ｘは１〜ｎ、ｙはａ，ｂ，…、例えば１１ａ，１
１ｂ，…，１ｎｄ）が移動され、各移動無線電話端末１
ｘｙはそれぞれ自己が存在する無線ゾーンの無線局を通
して移動無線電話システム本体３に接続され、これを介
して端末相互で通話を行うことができる。
【０００８】前記移動無線電話システム本体３には、前
記各無線局２１〜２ｎとのデータ送受信を行う複数の無
線局インターフェース部４１〜４ｎと、これら無線局イ
ンターフェース部に接続される主制御部５と、この主制
御部５に接続される位置情報制御部６が設けられる。前
記主制御部５は前記無線局インターフェース部４１〜４
ｎと、位置情報制御部６との間の各種情報の送受を制御
する。また、位置情報制御部６には、前記各無線ゾーン
１〜ｎを管轄する無線局２１〜２ｎの番号情報６１と、
各無線ゾーンに存在する移動無線電話端末１ｘｙの位置
情報６２と、各無線ゾーンの位置を表示するための文字
情報６３をそれぞれ登録するメモリが設けられる。この
メモリに対しては、無線局番号情報６１と文字情報６３
は予め移動無線電話システム本体３において登録されて
おり、移動無線電話端末の位置情報６２は、後述するよ
うに任意に登録し、或いは変更することができる。
記各無線局２１〜２ｎとのデータ送受信を行う複数の無
線局インターフェース部４１〜４ｎと、これら無線局イ
ンターフェース部に接続される主制御部５と、この主制
御部５に接続される位置情報制御部６が設けられる。前
記主制御部５は前記無線局インターフェース部４１〜４
ｎと、位置情報制御部６との間の各種情報の送受を制御
する。また、位置情報制御部６には、前記各無線ゾーン
１〜ｎを管轄する無線局２１〜２ｎの番号情報６１と、
各無線ゾーンに存在する移動無線電話端末１ｘｙの位置
情報６２と、各無線ゾーンの位置を表示するための文字
情報６３をそれぞれ登録するメモリが設けられる。この
メモリに対しては、無線局番号情報６１と文字情報６３
は予め移動無線電話システム本体３において登録されて
おり、移動無線電話端末の位置情報６２は、後述するよ
うに任意に登録し、或いは変更することができる。
【０００９】一方、移動無線電話端末１ｘｙは、例えば
図２に一例を示すように、端末本体１００にマイク１０
１、スピーカ１０２、ダイヤルボタン１０３、発信・応
答ボタン１０４、位置確認ボタン１０５、表示器１０
６、及びアンテナ１０７を有している。この端末は相手
番号をダイヤルボタン１０３で押下した上で、発信・応
答ボタン１０４を押下することにより相手方に発呼を行
い、相手方との通話が可能となる。また、呼び出しがあ
ったときには発信・応答ボタン１０４を押下することで
これに応答し、相手方との通話が可能となる。これらの
場合には、相手番号が表示器１０６に表示される。更
に、相手番号をダイヤルボタン１０３で押下した上で、
位置確認ボタン１０５を押下すると、後述するように、
相手番号と、その相手の現在の位置が文字情報として表
示器１０６に表示されるようになっている。
図２に一例を示すように、端末本体１００にマイク１０
１、スピーカ１０２、ダイヤルボタン１０３、発信・応
答ボタン１０４、位置確認ボタン１０５、表示器１０
６、及びアンテナ１０７を有している。この端末は相手
番号をダイヤルボタン１０３で押下した上で、発信・応
答ボタン１０４を押下することにより相手方に発呼を行
い、相手方との通話が可能となる。また、呼び出しがあ
ったときには発信・応答ボタン１０４を押下することで
これに応答し、相手方との通話が可能となる。これらの
場合には、相手番号が表示器１０６に表示される。更
に、相手番号をダイヤルボタン１０３で押下した上で、
位置確認ボタン１０５を押下すると、後述するように、
相手番号と、その相手の現在の位置が文字情報として表
示器１０６に表示されるようになっている。
【００１０】この移動無線電話システムの動作を図３の
シーケンス図を併用して説明する。移動無線電話システ
ム本体３内の位置情報制御部６には、各移動無線電話端
末１ｘｙの電波を受けた無線局２１〜２ｎよりそれぞれ
の無線局インターフェース部４１〜４ｎを通して得られ
た各移動無線電話端末１ｘｙの位置情報が登録される。
このとき、位置情報制御部６には、予め無線局番号情報
６１が登録されており、各移動無線電話端末１ｘｙの位
置情報６２は各無線局番号情報６１に対応する領域にそ
れぞれ登録される。これにより、位置情報制御部６に
は、どの移動無線電話端末が、いずれの無線局が管轄す
る無線ゾーンに存在しているという位置情報６２が登録
されることになる。なお、図１の位置情報制御部６に
は、各移動無線電話端末１ｘｙは、自己が存在する無線
ゾーンの無線局２１〜２ｎのメモリ領域にそれぞれ登録
されている状態を示している。この登録は、移動無線電
話端末１ｘｙが各無線ゾーン１〜ｎ間を移動する毎に、
或いは移動無線電話システム本体側３からの定期的な指
令で行うことができる。
シーケンス図を併用して説明する。移動無線電話システ
ム本体３内の位置情報制御部６には、各移動無線電話端
末１ｘｙの電波を受けた無線局２１〜２ｎよりそれぞれ
の無線局インターフェース部４１〜４ｎを通して得られ
た各移動無線電話端末１ｘｙの位置情報が登録される。
このとき、位置情報制御部６には、予め無線局番号情報
６１が登録されており、各移動無線電話端末１ｘｙの位
置情報６２は各無線局番号情報６１に対応する領域にそ
れぞれ登録される。これにより、位置情報制御部６に
は、どの移動無線電話端末が、いずれの無線局が管轄す
る無線ゾーンに存在しているという位置情報６２が登録
されることになる。なお、図１の位置情報制御部６に
は、各移動無線電話端末１ｘｙは、自己が存在する無線
ゾーンの無線局２１〜２ｎのメモリ領域にそれぞれ登録
されている状態を示している。この登録は、移動無線電
話端末１ｘｙが各無線ゾーン１〜ｎ間を移動する毎に、
或いは移動無線電話システム本体側３からの定期的な指
令で行うことができる。
【００１１】また、位置情報制御部６のメモリには、前
記したように各無線ゾーンの無線局の番号情報６１に対
応して、各無線ゾーンの場所を表す文字情報６３が一体
的に登録されている。例えば、小地域の無線ゾーンのサ
ービスエリアを会社や工場等に適用した場合には、各無
線ゾーンの文字情報は、「会議室」等の名称と、その部
屋番号「Ｎｏ．ＸＸ」、或いは建物の区画番号等とな
る。これにより、各無線ゾーンに存在する移動無線電話
端末１ｘｙの位置情報６２は、各無線ゾーンの無線局番
号情報６１及び文字情報６３と一体的に登録されること
になる。
記したように各無線ゾーンの無線局の番号情報６１に対
応して、各無線ゾーンの場所を表す文字情報６３が一体
的に登録されている。例えば、小地域の無線ゾーンのサ
ービスエリアを会社や工場等に適用した場合には、各無
線ゾーンの文字情報は、「会議室」等の名称と、その部
屋番号「Ｎｏ．ＸＸ」、或いは建物の区画番号等とな
る。これにより、各無線ゾーンに存在する移動無線電話
端末１ｘｙの位置情報６２は、各無線ゾーンの無線局番
号情報６１及び文字情報６３と一体的に登録されること
になる。
【００１２】このように各移動無線電話端末の位置情報
が登録された上で、各移動無線電話端末における通話及
び位置表示が実行される。今、一の移動無線電話端末１
１ａが無線局２１によって管轄されている無線ゾーン１
に居り、また他の移動無線電話端末１ｎａが無線局２ｎ
によって管轄されている無線ゾーンｎに居るものとす
る。この移動無線電話端末１１ａからの発呼に関して
は、移動無線電話端末１１ａは発呼先相手端末１ｎａの
端末番号、例えば「２００」をダイヤルボタン１０３で
押下し、更に発信・応答ボタン１０４の押下を行なう。
これにより、発呼要求及び相手番号はその無線ゾーン１
を管轄する無線局２１から移動無線電話システム本体３
に伝えられ、主制御部５はこのダイヤル制御情報に基づ
いて被呼端末１ｎａが存在する無線ゾーンｎの無線局２
ｎを通して被呼端末１ｎａに着信をかける。被呼端末１
ｎａでは発信・応答ボタン１０４を押下することで発呼
側の端末との通話が成立する。
が登録された上で、各移動無線電話端末における通話及
び位置表示が実行される。今、一の移動無線電話端末１
１ａが無線局２１によって管轄されている無線ゾーン１
に居り、また他の移動無線電話端末１ｎａが無線局２ｎ
によって管轄されている無線ゾーンｎに居るものとす
る。この移動無線電話端末１１ａからの発呼に関して
は、移動無線電話端末１１ａは発呼先相手端末１ｎａの
端末番号、例えば「２００」をダイヤルボタン１０３で
押下し、更に発信・応答ボタン１０４の押下を行なう。
これにより、発呼要求及び相手番号はその無線ゾーン１
を管轄する無線局２１から移動無線電話システム本体３
に伝えられ、主制御部５はこのダイヤル制御情報に基づ
いて被呼端末１ｎａが存在する無線ゾーンｎの無線局２
ｎを通して被呼端末１ｎａに着信をかける。被呼端末１
ｎａでは発信・応答ボタン１０４を押下することで発呼
側の端末との通話が成立する。
【００１３】一方、この相手端末の居場所を単に知りた
いとする場合には、移動無線電話端末１１ａの利用者
は、その相手端末１ｎａの端末番号「２００」をダイヤ
ルボタン１０３で押下し、更に位置確認ボタン１０５の
押下を行う。この要求情報は無線ゾーン１を管轄してい
る無線局２１を通し、移動無線電話システム本体３の主
制御部５を介して位置情報制御部６に送られる。位置情
報制御部６においては、事前にメモリに登録されている
蓄積情報に基づき、該当する移動無線電話端末１ｎａの
位置情報６２を検索すると共に、検索された端末が属す
る無線ゾーンの文字情報６３を読み出し、これらの位置
情報６２と文字情報６３をそれぞれ主制御部５に送出す
る。
いとする場合には、移動無線電話端末１１ａの利用者
は、その相手端末１ｎａの端末番号「２００」をダイヤ
ルボタン１０３で押下し、更に位置確認ボタン１０５の
押下を行う。この要求情報は無線ゾーン１を管轄してい
る無線局２１を通し、移動無線電話システム本体３の主
制御部５を介して位置情報制御部６に送られる。位置情
報制御部６においては、事前にメモリに登録されている
蓄積情報に基づき、該当する移動無線電話端末１ｎａの
位置情報６２を検索すると共に、検索された端末が属す
る無線ゾーンの文字情報６３を読み出し、これらの位置
情報６２と文字情報６３をそれぞれ主制御部５に送出す
る。
【００１４】主制御部５は、これらの位置情報６２、文
字情報６３を前記無線局２１を通して移動無線電話端末
１１ａに返送する。すると、位置確認要求を行った移動
無線電話端末１１ａでは、この返送された相手の位置情
報及に基づいて、相手端末の番号「２００」と共に相手
端末が居る無線ゾーンｎの位置を文字情報、例えば図２
の例では「会議室 Ｎｏ１２」として自身の端末本体１
００の表示器１０６に表示する。これにより、一の移動
無線電話端末１１ａでは、居場所を知りたい相手端末１
ｎａと通話を行うことなく相手の居場所を迅速に知るこ
とができ、しかもそのための操作を簡略化することが可
能になる。なお、この移動無線電話端末と無線局乃至移
動無線電話システム本体との間の情報の送受信に際して
は、デジタル通信方式において容易に実現することが可
能である。
字情報６３を前記無線局２１を通して移動無線電話端末
１１ａに返送する。すると、位置確認要求を行った移動
無線電話端末１１ａでは、この返送された相手の位置情
報及に基づいて、相手端末の番号「２００」と共に相手
端末が居る無線ゾーンｎの位置を文字情報、例えば図２
の例では「会議室 Ｎｏ１２」として自身の端末本体１
００の表示器１０６に表示する。これにより、一の移動
無線電話端末１１ａでは、居場所を知りたい相手端末１
ｎａと通話を行うことなく相手の居場所を迅速に知るこ
とができ、しかもそのための操作を簡略化することが可
能になる。なお、この移動無線電話端末と無線局乃至移
動無線電話システム本体との間の情報の送受信に際して
は、デジタル通信方式において容易に実現することが可
能である。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、移動無線
電話端末を無線局を介して相互に接続するための制御を
行う移動無線電話システム本体に、各移動無線電話端末
が存在する無線ゾーンの位置情報と、その無線ゾーンを
表示する文字情報とを一体的に登録する手段を有してお
り、一の移動無線電話端末から他の移動無線電話端末か
らの位置確認要求があったときに、登録されている他の
移動無線電話端末の位置情報及び文字情報を一の移動無
線電話端末に返送するように構成しているので、一の移
動無線電話端末ではこの返送された情報に基づいて他の
移動無線電話端末の居る場所を確認することができる。
これにより、移動無線電話端末を携帯している複数の利
用者がそれぞれ通話を行うことなくお互いの居場所を確
認することができ、本来の通話サービスに加えたサービ
ス、例えば、催し会場で特定の人を探す等のサービスを
提供することが可能となり、移動無線電話システムの付
加価値を高めることができる効果がある。
電話端末を無線局を介して相互に接続するための制御を
行う移動無線電話システム本体に、各移動無線電話端末
が存在する無線ゾーンの位置情報と、その無線ゾーンを
表示する文字情報とを一体的に登録する手段を有してお
り、一の移動無線電話端末から他の移動無線電話端末か
らの位置確認要求があったときに、登録されている他の
移動無線電話端末の位置情報及び文字情報を一の移動無
線電話端末に返送するように構成しているので、一の移
動無線電話端末ではこの返送された情報に基づいて他の
移動無線電話端末の居る場所を確認することができる。
これにより、移動無線電話端末を携帯している複数の利
用者がそれぞれ通話を行うことなくお互いの居場所を確
認することができ、本来の通話サービスに加えたサービ
ス、例えば、催し会場で特定の人を探す等のサービスを
提供することが可能となり、移動無線電話システムの付
加価値を高めることができる効果がある。
【図１】本発明の位置表示方式が適用される移動無線電
話システムの全体構成図である。
話システムの全体構成図である。
【図２】本発明にかかる移動無線電話端末の外観正面図
である。
である。
【図３】本発明の位置表示方式の動作を説明するための
シーケンス図である。
シーケンス図である。
１〜ｎ 無線ゾーン １ｘｙ（１１ａ〜１ｎｄ） 移動無線電話端末 ２１〜２ｎ 無線局 ３ 移動無線電話システム本体 ４１〜４ｎ 無線局インターフェース部 ５ 主制御部 ６ 位置情報制御部
Claims (3)
- 【請求項１】 複数の無線ゾーン間で移動される移動無
線電話端末と、前記無線ゾーンのそれぞれに配置されて
前記移動無線電話端末と無線接続される無線局と、複数
の無線局と有線で接続されて移動無線電話端末の相互接
続を行う移動無線電話システム本体とで構成される移動
無線電話システムにおいて、前記移動無線電話システム
本体には、前記各移動無線電話端末が存在する無線ゾー
ンの位置情報と、その無線ゾーンを表示する文字情報と
を一体的に登録する手段を有し、一の移動無線電話端末
から他の移動無線電話端末に対する位置確認要求があっ
たときに、登録されている他の移動無線電話端末の位置
情報及び文字情報を一の移動無線電話端末に返送するよ
うに構成したことを特徴とする移動無線電話システム。 - 【請求項２】 移動無線電話システム本体は、各無線局
との接続を行う無線局インターフェース部と、各移動無
線電話端末の位置情報と各無線ゾーンを表す文字情報を
登録するメモリを有する位置情報制御部と、前記無線局
インターフェース部及び各無線局を通して前記位置情報
制御部と各移動無線電話端末との間の情報の送受信を制
御する主制御部とを備える請求項１の移動無線電話シス
テム。 - 【請求項３】 移動無線電話端末は、移動無線電話シス
テム本体から返送された移動無線電話端末の位置情報及
び文字情報を表示する表示器を備えてなる請求項２又は
３の移動無線電話システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP43A JPH06165244A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 移動無線電話システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP43A JPH06165244A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 移動無線電話システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06165244A true JPH06165244A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=18241243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP43A Pending JPH06165244A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 移動無線電話システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06165244A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08289355A (ja) * | 1995-04-11 | 1996-11-01 | Nec Corp | 移動体通信端末位置情報伝達方法と装置および該装置を有する移動体通信システム |
| JPH09121377A (ja) * | 1995-10-25 | 1997-05-06 | Nec Corp | 移動機の位置情報表示システム |
| JPH104583A (ja) * | 1996-06-17 | 1998-01-06 | Nippon Denki Ido Tsushin Kk | 位置登録表示機能付き移動通信システム |
| JP2000069540A (ja) * | 1998-08-25 | 2000-03-03 | Nec Corp | 移動端末の位置情報通知方式 |
| US6317605B1 (en) | 1996-09-12 | 2001-11-13 | Nec Corporation | Mobile communications system |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02185129A (ja) * | 1989-01-12 | 1990-07-19 | Nec Corp | 移動体電話位置表示変更方式 |
| JPH03120995A (ja) * | 1989-10-04 | 1991-05-23 | Hitachi Ltd | 自動車電話位置通知装置 |
-
1992
- 1992-11-18 JP JP43A patent/JPH06165244A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02185129A (ja) * | 1989-01-12 | 1990-07-19 | Nec Corp | 移動体電話位置表示変更方式 |
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| JP2000069540A (ja) * | 1998-08-25 | 2000-03-03 | Nec Corp | 移動端末の位置情報通知方式 |
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