JP2000069540A - 移動端末の位置情報通知方式 - Google Patents
移動端末の位置情報通知方式Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来方式では、移動端末の位置情報を要求す
るネットワーク内の加入者に対して通知する位置情報
は、移動端末が位置を登録されている最寄りの無線基地
局の位置を示す基地局番号といった漠然とした位置情報
案内である。 【解決手段】 現在接続中のＣＳ２と最寄りのＣＳは、
ＰＳ３からの位置情報登録要求電波をそれぞれ受信し、
その受信電界強度に基づいて自局から位置情報登録要求
電波の発信元であるＰＳ３までの距離をそれぞれ測定す
ると共に、ＰＳ３自身のＰＳ番号を受信して位置情報を
ＰＢＸ１へ送出する。ＰＢＸ１は入力された位置情報に
基づいて、データベース７を参照して場所名を求め、更
にその場所名でデータベース９を参照して音声メッセー
ジを求め、これに時計装置６からの位置情報登録要求電
波発信時刻の時刻情報に関する音声メッセージを付加し
て、それを現在位置情報としてデータベース８に登録す
ると共にＰＳ３に通知する。
るネットワーク内の加入者に対して通知する位置情報
は、移動端末が位置を登録されている最寄りの無線基地
局の位置を示す基地局番号といった漠然とした位置情報
案内である。 【解決手段】 現在接続中のＣＳ２と最寄りのＣＳは、
ＰＳ３からの位置情報登録要求電波をそれぞれ受信し、
その受信電界強度に基づいて自局から位置情報登録要求
電波の発信元であるＰＳ３までの距離をそれぞれ測定す
ると共に、ＰＳ３自身のＰＳ番号を受信して位置情報を
ＰＢＸ１へ送出する。ＰＢＸ１は入力された位置情報に
基づいて、データベース７を参照して場所名を求め、更
にその場所名でデータベース９を参照して音声メッセー
ジを求め、これに時計装置６からの位置情報登録要求電
波発信時刻の時刻情報に関する音声メッセージを付加し
て、それを現在位置情報としてデータベース８に登録す
ると共にＰＳ３に通知する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は移動端末の位置情報
通知方式に係り、特に簡易型携帯電話（ＰＨＳ）の現在
位置を当該ＰＨＳに通知する移動端末の位置情報通知方
式に関する。
通知方式に係り、特に簡易型携帯電話（ＰＨＳ）の現在
位置を当該ＰＨＳに通知する移動端末の位置情報通知方
式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、簡易型携帯電話（ＰＨＳ）の
現在位置検出においては、電子式構内交換機（ＰＢＸ）
が呼接続の目的で各無線基地局（ＣＳ）ゾーン内のＰＨ
Ｓ端末（ＰＳ）を把握し、ネットワーク内のユーザから
のＰＳ位置情報を案内している。また、従来、移動端末
を呼び出すことなく、移動端末の位置情報を要求加入者
へ音声等により通知する位置情報通知方式も知られてい
る（特開平９−１２１３７７号公報）。
現在位置検出においては、電子式構内交換機（ＰＢＸ）
が呼接続の目的で各無線基地局（ＣＳ）ゾーン内のＰＨ
Ｓ端末（ＰＳ）を把握し、ネットワーク内のユーザから
のＰＳ位置情報を案内している。また、従来、移動端末
を呼び出すことなく、移動端末の位置情報を要求加入者
へ音声等により通知する位置情報通知方式も知られてい
る（特開平９−１２１３７７号公報）。
【０００３】図７は上記の従来方式の一例のブロック図
を示す。この従来方式では、移動端末（ＰＳ）である移
動機４１が図示しないある基地局がカバーする無線ゾー
ンより、基地局４２の無線ゾーンへ移動した場合、移動
機４１の位置情報は、基地局４２へ制御チャネルで転送
される。基地局４２は移動機４１の番号と共に基地局４
２の番号を移動網交換局４３へ転送する。移動網交換局
４３は、受信したこれらの番号を移動機情報蓄積装置４
５に蓄積させる。
を示す。この従来方式では、移動端末（ＰＳ）である移
動機４１が図示しないある基地局がカバーする無線ゾー
ンより、基地局４２の無線ゾーンへ移動した場合、移動
機４１の位置情報は、基地局４２へ制御チャネルで転送
される。基地局４２は移動機４１の番号と共に基地局４
２の番号を移動網交換局４３へ転送する。移動網交換局
４３は、受信したこれらの番号を移動機情報蓄積装置４
５に蓄積させる。
【０００４】移動機４１の位置情報を要求者４７が要求
する場合は、要求者４７はダイヤルにより移動網交換局
４３を介して音声応答装置４４を起動すると共に、位置
情報を要求する移動機４１の番号を送信する。音声応答
装置４４は移動網交換局４３を介して移動機情報蓄積装
置４４を起動し、更に移動機４１の番号を送出する。移
動機情報蓄積装置４４は、移動機４１の番号を受信する
と、対応する基地局番号（ここでは基地局４２の番号）
を検出し、それを音声応答装置４４へ送出し、ここで基
地局番号をキーとしてそこに録音してある移動機４１の
位置情報を、要求者４７へ移動網交換局４３及び公衆網
交換局４６を介して音声で通知する。
する場合は、要求者４７はダイヤルにより移動網交換局
４３を介して音声応答装置４４を起動すると共に、位置
情報を要求する移動機４１の番号を送信する。音声応答
装置４４は移動網交換局４３を介して移動機情報蓄積装
置４４を起動し、更に移動機４１の番号を送出する。移
動機情報蓄積装置４４は、移動機４１の番号を受信する
と、対応する基地局番号（ここでは基地局４２の番号）
を検出し、それを音声応答装置４４へ送出し、ここで基
地局番号をキーとしてそこに録音してある移動機４１の
位置情報を、要求者４７へ移動網交換局４３及び公衆網
交換局４６を介して音声で通知する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来方式で
は、移動端末の位置情報を要求するネットワーク内の加
入者（ユーザ）に対して通知する位置情報は、移動端末
ＰＳ（移動機４１）が位置を登録されている最寄りの無
線基地局ＣＳ（基地局４２）の位置を示す基地局番号と
いった漠然とした位置情報案内であり、移動端末ＰＳそ
のものの正確な位置は不明であるという問題点があっ
た。
は、移動端末の位置情報を要求するネットワーク内の加
入者（ユーザ）に対して通知する位置情報は、移動端末
ＰＳ（移動機４１）が位置を登録されている最寄りの無
線基地局ＣＳ（基地局４２）の位置を示す基地局番号と
いった漠然とした位置情報案内であり、移動端末ＰＳそ
のものの正確な位置は不明であるという問題点があっ
た。
【０００６】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
ＰＳが位置情報登録要求電波を発信することによりＰＢ
ＸがＰＳの精確な位置を検出し、自己ＰＳを含むネット
ワーク内のユーザにより精確な位置情報を通知し得る移
動端末の位置情報通知方式を提供することを目的する。
ＰＳが位置情報登録要求電波を発信することによりＰＢ
ＸがＰＳの精確な位置を検出し、自己ＰＳを含むネット
ワーク内のユーザにより精確な位置情報を通知し得る移
動端末の位置情報通知方式を提供することを目的する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、予め決められた第１の特番を任意の時刻で
ダイヤルして位置情報登録要求電波を送信し、続けて自
局の端末番号を送信する機能を有する移動端末と、移動
端末から送信された位置情報登録要求電波の到達範囲内
にあり、位置情報登録要求電波を受信して自局と移動端
末との間の距離を測定し、その測定距離を自局固有の基
地局番号と受信した端末番号と共に位置情報としてそれ
ぞれ送出する複数の無線基地局と、基地局番号と距離と
場所名とを対応付けて予め記憶している第１のデータベ
ースと、場所名とその場所を示すメッセージを対応付け
て予め記憶している第２のデータベースと、現在位置情
報を登録するための第３のデータベースと、移動端末と
の間で接続状態にある一の無線基地局を介して入力され
た第１の特番に基づき、一の無線基地局とその最寄りの
無線基地局からなる複数の無線基地局に対して位置情報
登録要求電波の受信可能状態とし、複数の無線基地局か
らそれぞれ入力された位置情報に基づいて第１のデータ
ベースを参照して対応する場所名をそれぞれ求め、それ
ら場所名を比較対照して移動端末が位置する場所名を検
出する検出手段と、検出したその場所名に基づいて第２
のデータベースを参照して対応するメッセージを現在位
置情報として、第３のデータベースに登録する編集登録
手段と、移動端末の端末番号を含む位置情報確認要求に
従い第３のデータベースを検索してその現在位置情報を
要求元に送信する通知手段とを有する構内交換機とを備
えた構成としたものである。
成するため、予め決められた第１の特番を任意の時刻で
ダイヤルして位置情報登録要求電波を送信し、続けて自
局の端末番号を送信する機能を有する移動端末と、移動
端末から送信された位置情報登録要求電波の到達範囲内
にあり、位置情報登録要求電波を受信して自局と移動端
末との間の距離を測定し、その測定距離を自局固有の基
地局番号と受信した端末番号と共に位置情報としてそれ
ぞれ送出する複数の無線基地局と、基地局番号と距離と
場所名とを対応付けて予め記憶している第１のデータベ
ースと、場所名とその場所を示すメッセージを対応付け
て予め記憶している第２のデータベースと、現在位置情
報を登録するための第３のデータベースと、移動端末と
の間で接続状態にある一の無線基地局を介して入力され
た第１の特番に基づき、一の無線基地局とその最寄りの
無線基地局からなる複数の無線基地局に対して位置情報
登録要求電波の受信可能状態とし、複数の無線基地局か
らそれぞれ入力された位置情報に基づいて第１のデータ
ベースを参照して対応する場所名をそれぞれ求め、それ
ら場所名を比較対照して移動端末が位置する場所名を検
出する検出手段と、検出したその場所名に基づいて第２
のデータベースを参照して対応するメッセージを現在位
置情報として、第３のデータベースに登録する編集登録
手段と、移動端末の端末番号を含む位置情報確認要求に
従い第３のデータベースを検索してその現在位置情報を
要求元に送信する通知手段とを有する構内交換機とを備
えた構成としたものである。
【０００８】本発明では、移動端末の送信電波到達範囲
内にある複数の無線基地局により、移動端末からの位置
情報登録要求電波を受信させて、その受信電波に基づい
てそれぞれの無線基地局から送信元の移動端末までの距
離を測定させ、更にその測定距離を無線基地局固有の基
地局番号と受信した端末番号と共に位置情報としてそれ
ぞれ構内交換機に送出させ、構内交換機において入力さ
れた上記の位置情報で第１のデータベース、第２のデー
タベースを順次参照して位置情報登録要求電波を送信し
た移動端末の現在位置情報を得るようにしたため、一つ
の無線基地局の無線ゾーンの位置情報を示す従来方式に
比べて、より正確な現在位置情報を通知することができ
る。
内にある複数の無線基地局により、移動端末からの位置
情報登録要求電波を受信させて、その受信電波に基づい
てそれぞれの無線基地局から送信元の移動端末までの距
離を測定させ、更にその測定距離を無線基地局固有の基
地局番号と受信した端末番号と共に位置情報としてそれ
ぞれ構内交換機に送出させ、構内交換機において入力さ
れた上記の位置情報で第１のデータベース、第２のデー
タベースを順次参照して位置情報登録要求電波を送信し
た移動端末の現在位置情報を得るようにしたため、一つ
の無線基地局の無線ゾーンの位置情報を示す従来方式に
比べて、より正確な現在位置情報を通知することができ
る。
【０００９】また、本発明において、上記の構内交換機
の編集登録手段は、第２のデータベースから検索した現
在位置情報を第３のデータベースに登録するに際し、位
置情報登録要求電波を送信した移動端末に対して、現在
位置情報を確認通知することを特徴とする。
の編集登録手段は、第２のデータベースから検索した現
在位置情報を第３のデータベースに登録するに際し、位
置情報登録要求電波を送信した移動端末に対して、現在
位置情報を確認通知することを特徴とする。
【００１０】また、本発明において、上記の構内交換機
の通知手段は、構内交換機が収容する固定電話機と複数
の無線基地局と移動端末を含むネットワーク内の任意の
ユーザが、予め決められた第２の特番を任意の時刻でダ
イヤルし、続けて位置情報を確認しようとする移動端末
の端末番号を送信する位置情報確認要求を受けた時は、
第３のデータベースを検索してその現在位置情報を示す
メッセージを要求元ユーザに通知することを特徴とす
る。
の通知手段は、構内交換機が収容する固定電話機と複数
の無線基地局と移動端末を含むネットワーク内の任意の
ユーザが、予め決められた第２の特番を任意の時刻でダ
イヤルし、続けて位置情報を確認しようとする移動端末
の端末番号を送信する位置情報確認要求を受けた時は、
第３のデータベースを検索してその現在位置情報を示す
メッセージを要求元ユーザに通知することを特徴とす
る。
【００１１】また、本発明において、構内交換機は、第
１の特番の入力時刻を得る時計装置を有し、編集登録手
段は、検出したその場所名に基づいて第２のデータベー
スを参照して取得したメッセージに、時計装置から得た
時刻情報のメッセージを付加したメッセージを現在位置
情報として編集し、第３のデータベースに登録すること
を特徴とする。この発明では、現在位置情報を通知する
メッセージ中に、構内交換機への第１の特番の入力時刻
情報を含めることができる。
１の特番の入力時刻を得る時計装置を有し、編集登録手
段は、検出したその場所名に基づいて第２のデータベー
スを参照して取得したメッセージに、時計装置から得た
時刻情報のメッセージを付加したメッセージを現在位置
情報として編集し、第３のデータベースに登録すること
を特徴とする。この発明では、現在位置情報を通知する
メッセージ中に、構内交換機への第１の特番の入力時刻
情報を含めることができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面と共に説明する。図１は本発明になる移動端末
の位置情報通知方式の一実施の形態の構成図を示す。こ
の実施の形態は、電子式構内交換機（ＰＢＸ）１に無線
基地局（ＣＳ）２が接続され、そのＣＳ２の無線ゾーン
内に移動端末であるＰＨＳ端末（ＰＳ）３が在圏し、ま
た電子式構内交換機１に電話機４が収容されているネッ
トワークにおいて、電子式構内交換機１の動作を制御す
る中央制御装置５及び時計装置６、中央制御装置５に接
続されている、構内地図情報データベース７、現在位置
情報データベース８、音声メッセージデータベース９及
び主記憶装置１０からなる構成である。中央制御装置５
及び主記憶装置１０を電子式構内交換機１内に含めても
よい。
て、図面と共に説明する。図１は本発明になる移動端末
の位置情報通知方式の一実施の形態の構成図を示す。こ
の実施の形態は、電子式構内交換機（ＰＢＸ）１に無線
基地局（ＣＳ）２が接続され、そのＣＳ２の無線ゾーン
内に移動端末であるＰＨＳ端末（ＰＳ）３が在圏し、ま
た電子式構内交換機１に電話機４が収容されているネッ
トワークにおいて、電子式構内交換機１の動作を制御す
る中央制御装置５及び時計装置６、中央制御装置５に接
続されている、構内地図情報データベース７、現在位置
情報データベース８、音声メッセージデータベース９及
び主記憶装置１０からなる構成である。中央制御装置５
及び主記憶装置１０を電子式構内交換機１内に含めても
よい。
【００１３】なお、図１では図示の便宜上ＣＳ２は一局
のみしか図示していないが、サービスエリアを複数に分
割するように、複数設けられていることは勿論であり、
他のＣＳの図示は省略してある。例えば、図２では、Ｐ
Ｓ３の周囲のＣＳはＣＳ２１、ＣＳ２２及びＣＳ２３の
三局存在し、それぞれ無線ゾーンＺ１、Ｚ２及びＺ３の
中心に位置している。なお、図２中、Ｚ４はＰＳ３の電
波が届く範囲を示している。
のみしか図示していないが、サービスエリアを複数に分
割するように、複数設けられていることは勿論であり、
他のＣＳの図示は省略してある。例えば、図２では、Ｐ
Ｓ３の周囲のＣＳはＣＳ２１、ＣＳ２２及びＣＳ２３の
三局存在し、それぞれ無線ゾーンＺ１、Ｚ２及びＺ３の
中心に位置している。なお、図２中、Ｚ４はＰＳ３の電
波が届く範囲を示している。
【００１４】また、電話機４も複数台でよいことは勿論
である。主記憶装置１０は、中央制御装置５に対して現
在位置を検出させる現在位置検出手段１１、現在位置情
報を編集登録する現在位置情報編集登録手段１２及び現
在位置情報を通知する現在位置情報通知手段１３を有し
ている。また、ＰＳ３は位置情報確認要求電波を発信で
きる構成とされている。更に、ＣＳ２（ＣＳ２１〜２
３）は、位置情報確認要求電波を受信したときは、発信
元のＰＳ３と自局との間の距離を受信電波の強さにより
測定して、その距離情報をＰＢＸ１に送出する機能を有
している。
である。主記憶装置１０は、中央制御装置５に対して現
在位置を検出させる現在位置検出手段１１、現在位置情
報を編集登録する現在位置情報編集登録手段１２及び現
在位置情報を通知する現在位置情報通知手段１３を有し
ている。また、ＰＳ３は位置情報確認要求電波を発信で
きる構成とされている。更に、ＣＳ２（ＣＳ２１〜２
３）は、位置情報確認要求電波を受信したときは、発信
元のＰＳ３と自局との間の距離を受信電波の強さにより
測定して、その距離情報をＰＢＸ１に送出する機能を有
している。
【００１５】構内地図情報データベース７は、図３
（Ｂ）に示すように、各無線基地局（ＣＳ）の無線基地
局番号と、距離とその距離に対応した場所名とが対応付
けられたテーブル形式の構内地図情報を予め記憶してい
る。音声メッセージデータベース９は、図３（Ｃ）に示
すように、各場所名毎に対応する音声メッセージを予め
記憶している。また、現在位置情報データベース８は、
ＰＢＸ１の中央制御装置５による編集に基づき得られた
現在位置情報が、図３（Ｄ）に示すように、ＰＳ番号毎
に、時刻と場所名の各音声メッセージが対応付けられた
情報として記憶され、また必要に応じて読み出される。
（Ｂ）に示すように、各無線基地局（ＣＳ）の無線基地
局番号と、距離とその距離に対応した場所名とが対応付
けられたテーブル形式の構内地図情報を予め記憶してい
る。音声メッセージデータベース９は、図３（Ｃ）に示
すように、各場所名毎に対応する音声メッセージを予め
記憶している。また、現在位置情報データベース８は、
ＰＢＸ１の中央制御装置５による編集に基づき得られた
現在位置情報が、図３（Ｄ）に示すように、ＰＳ番号毎
に、時刻と場所名の各音声メッセージが対応付けられた
情報として記憶され、また必要に応じて読み出される。
【００１６】音声メッセージは、ＰＳ３が位置登録をす
る際に現在位置の確認のため、ＰＢＸ１からＰＳ３にメ
ッセージを流す場合と、ネットワーク内のユーザ（例え
ば電話機４の加入者）がＰＢＸ１に、予め決められた特
番をダイヤルしたときに、ＰＳ３の現在位置を音声メッ
セージとして流す場合とがある。
る際に現在位置の確認のため、ＰＢＸ１からＰＳ３にメ
ッセージを流す場合と、ネットワーク内のユーザ（例え
ば電話機４の加入者）がＰＢＸ１に、予め決められた特
番をダイヤルしたときに、ＰＳ３の現在位置を音声メッ
セージとして流す場合とがある。
【００１７】この実施の形態は、ＰＢＸ１において、Ｐ
Ｓ３が発信した位置情報登録要求電波を最寄りの複数の
ＣＳが受信することにより、ＰＳ３の位置検出を行い、
現在位置情報の登録をＰＢＸ１側で行い、後にＰＢＸへ
予め決められた特番をダイヤルすることにより、自己の
ＰＳ（すなわち、ＰＳ３）を含むネットワーク内のユー
ザがＰＳ３の正確な位置情報を得ることができるもので
ある。
Ｓ３が発信した位置情報登録要求電波を最寄りの複数の
ＣＳが受信することにより、ＰＳ３の位置検出を行い、
現在位置情報の登録をＰＢＸ１側で行い、後にＰＢＸへ
予め決められた特番をダイヤルすることにより、自己の
ＰＳ（すなわち、ＰＳ３）を含むネットワーク内のユー
ザがＰＳ３の正確な位置情報を得ることができるもので
ある。
【００１８】次に、この実施の形態の動作を図１〜図３
及び図４のフローチャート併せ参照して説明する。図１
及び図２に示したＰＳ３が任意の時刻で位置情報登録要
求電波発信のための予め決められた特番をダイヤルする
と、ＰＢＸ１は現在接続中のＣＳ（例えば図２のＣＳ２
１）の最寄りの複数のＣＳ（図２のＣＳ２２及び２３）
の空きチャンネルを当該ＰＳ３との距離測定可能な状態
にする（図４のステップ１０１）。また、ＰＢＸ１の中
央制御装置５はＰＳ３がダイヤルした位置情報登録要求
電波発信のための特番を受信した時刻を、時計装置６か
ら取得し、主記憶装置１０に記憶しておく。
及び図４のフローチャート併せ参照して説明する。図１
及び図２に示したＰＳ３が任意の時刻で位置情報登録要
求電波発信のための予め決められた特番をダイヤルする
と、ＰＢＸ１は現在接続中のＣＳ（例えば図２のＣＳ２
１）の最寄りの複数のＣＳ（図２のＣＳ２２及び２３）
の空きチャンネルを当該ＰＳ３との距離測定可能な状態
にする（図４のステップ１０１）。また、ＰＢＸ１の中
央制御装置５はＰＳ３がダイヤルした位置情報登録要求
電波発信のための特番を受信した時刻を、時計装置６か
ら取得し、主記憶装置１０に記憶しておく。
【００１９】一方、ＰＳ３からは予め決められた特番の
ダイヤルに基づき、位置情報登録要求電波が所定期間発
信され、続けてＰＳ３自身の固有の端末番号（ＰＳ番
号）が送信される（図４のステップ１０２）。
ダイヤルに基づき、位置情報登録要求電波が所定期間発
信され、続けてＰＳ３自身の固有の端末番号（ＰＳ番
号）が送信される（図４のステップ１０２）。
【００２０】図２に示したＰＳ３からの送信電波到達範
囲Ｚ４内にある、上記の現在接続中のＣＳ２１及び最寄
りのＣＳ２２とＣＳ２３は、上記の位置情報登録要求電
波を受信し、その受信電界強度に基づいて自局から位置
情報登録要求電波の発信元であるＰＳ３までの距離をそ
れぞれ測定すると共に、上記のＰＳ３自身のＰＳ番号を
受信した後、図３（Ａ）に示すように、自局固有の無線
基地局番号３１と受信したＰＳ番号３２と測定した距離
３３とからなるフォーマットの位置情報をＰＢＸ１へ送
出する（図４のステップ１０３）。なお、図２ではＣＳ
２１が測定したＰＳ３までの距離はＬ１、ＣＳ２２が測
定したＰＳ３までの距離はＬ２、ＣＳ２３が測定したＰ
Ｓ３までの距離はＬ３であるものとしている。
囲Ｚ４内にある、上記の現在接続中のＣＳ２１及び最寄
りのＣＳ２２とＣＳ２３は、上記の位置情報登録要求電
波を受信し、その受信電界強度に基づいて自局から位置
情報登録要求電波の発信元であるＰＳ３までの距離をそ
れぞれ測定すると共に、上記のＰＳ３自身のＰＳ番号を
受信した後、図３（Ａ）に示すように、自局固有の無線
基地局番号３１と受信したＰＳ番号３２と測定した距離
３３とからなるフォーマットの位置情報をＰＢＸ１へ送
出する（図４のステップ１０３）。なお、図２ではＣＳ
２１が測定したＰＳ３までの距離はＬ１、ＣＳ２２が測
定したＰＳ３までの距離はＬ２、ＣＳ２３が測定したＰ
Ｓ３までの距離はＬ３であるものとしている。
【００２１】次に、ＰＢＸ１は上記の位置情報を受信す
ると、その中央制御装置５が主記憶装置１０から読み出
したプログラムに基づき実行する現在位置検出手段１１
により、図３（Ｂ）に示したテーブル形式で構内地図情
報を予め記憶している構内地図情報データベース７を、
受信した位置情報中の無線基地局番号と距離に基づいて
参照して場所名を得ることを、すべての受信位置情報に
ついて行った後、それらの場所名を比較対照することに
より、共通な場所名を検出し、それをＰＳ３の位置とし
て検出する（図４のステップ１０４）。図２の例では、
共通な場所名は、Ｐ１〜Ｐ９のうちＰ１であるので、Ｐ
１が検出されることになる。
ると、その中央制御装置５が主記憶装置１０から読み出
したプログラムに基づき実行する現在位置検出手段１１
により、図３（Ｂ）に示したテーブル形式で構内地図情
報を予め記憶している構内地図情報データベース７を、
受信した位置情報中の無線基地局番号と距離に基づいて
参照して場所名を得ることを、すべての受信位置情報に
ついて行った後、それらの場所名を比較対照することに
より、共通な場所名を検出し、それをＰＳ３の位置とし
て検出する（図４のステップ１０４）。図２の例では、
共通な場所名は、Ｐ１〜Ｐ９のうちＰ１であるので、Ｐ
１が検出されることになる。
【００２２】続いて、ＰＢＸ１の中央制御装置５は、主
記憶装置１０から読み出したプログラムに基づき実行す
る現在位置情報編集登録手段１２により、図３（Ｃ）の
フォーマットで音声メッセージが予め記憶されている音
声メッセージデータベース９を、ステップ１０４で検出
した場所名で参照し、その場所名に対応する音声メッセ
ージを取り出し、これに主記憶装置１０に記憶しておい
た特番受信時刻の音声メッセージを付加して、ＰＳ番号
対応の図３（Ｄ）に示したフォーマットの現在位置情報
音声メッセージを編集する（図４のステップ１０５）。
記憶装置１０から読み出したプログラムに基づき実行す
る現在位置情報編集登録手段１２により、図３（Ｃ）の
フォーマットで音声メッセージが予め記憶されている音
声メッセージデータベース９を、ステップ１０４で検出
した場所名で参照し、その場所名に対応する音声メッセ
ージを取り出し、これに主記憶装置１０に記憶しておい
た特番受信時刻の音声メッセージを付加して、ＰＳ番号
対応の図３（Ｄ）に示したフォーマットの現在位置情報
音声メッセージを編集する（図４のステップ１０５）。
【００２３】続いて、上記の現在位置情報編集登録手段
１２により、ＰＢＸ１から現在接続中のＣＳ２１を通し
て位置情報登録要求電波の発信元であるＰＳ３に対し
て、上記の編集した現在位置情報音声メッセージを通知
し（図４のステップ１０６）、その後、この編集した現
在位置情報音声メッセージを現在位置情報データベース
８に、図３（Ｄ）に示すフォーマットで登録する（図４
のステップ１０７）。
１２により、ＰＢＸ１から現在接続中のＣＳ２１を通し
て位置情報登録要求電波の発信元であるＰＳ３に対し
て、上記の編集した現在位置情報音声メッセージを通知
し（図４のステップ１０６）、その後、この編集した現
在位置情報音声メッセージを現在位置情報データベース
８に、図３（Ｄ）に示すフォーマットで登録する（図４
のステップ１０７）。
【００２４】その後、任意の時刻でネットワーク内のユ
ーザ（例えば図１の電話機４）からＰＳ３の位置情報の
確認要求が、予め決められている特番と、ＰＳ３の端末
番号のダイヤルによりＰＢＸ１に対してなされたときは
（図４のステップ１０８）、ＰＢＸ１の中央制御装置５
は、主記憶装置１０から読み出したプログラムに基づき
実行する現在位置情報通知手段１３により、図３（Ｄ）
のフォーマットの現在位置情報が登録されている現在位
置情報データベース８を、入力されたＰＳ番号で参照
し、対応する時刻及び場所名の音声メッセージを検索し
て、ＰＢＸ１を介して電話機４へ通知する（図４のステ
ップ１０９）。
ーザ（例えば図１の電話機４）からＰＳ３の位置情報の
確認要求が、予め決められている特番と、ＰＳ３の端末
番号のダイヤルによりＰＢＸ１に対してなされたときは
（図４のステップ１０８）、ＰＢＸ１の中央制御装置５
は、主記憶装置１０から読み出したプログラムに基づき
実行する現在位置情報通知手段１３により、図３（Ｄ）
のフォーマットの現在位置情報が登録されている現在位
置情報データベース８を、入力されたＰＳ番号で参照
し、対応する時刻及び場所名の音声メッセージを検索し
て、ＰＢＸ１を介して電話機４へ通知する（図４のステ
ップ１０９）。
【００２５】このように、この実施の形態では、複数の
ＣＳ２１、２２及び２３によりそれぞれ検出された距離
情報に基づいて、ＰＳ３の位置を特定するようにしたた
め、従来に比べてより正確な位置情報を検出して通知す
ることができる。
ＣＳ２１、２２及び２３によりそれぞれ検出された距離
情報に基づいて、ＰＳ３の位置を特定するようにしたた
め、従来に比べてより正確な位置情報を検出して通知す
ることができる。
【００２６】次に、ＰＳが自己の現在位置情報をデータ
ベースに登録し、確認する場合について図５と共に説明
する。ＰＳの所有者が不案内の場所において、ＰＳから
図４のステップ１０１及び１０２と同様にして位置確認
要求電波を発信すると（図５（Ａ）のステップ２０
１）、図４のステップ１０３〜１０７と同様にして、複
数のＣＳによりそれぞれ検出された距離情報に基づい
て、位置情報検出が行われ、更に編集が行われて、現在
位置情報の現在位置情報データベース８への登録が行わ
れる（図５（Ａ）のステップ２０２）。
ベースに登録し、確認する場合について図５と共に説明
する。ＰＳの所有者が不案内の場所において、ＰＳから
図４のステップ１０１及び１０２と同様にして位置確認
要求電波を発信すると（図５（Ａ）のステップ２０
１）、図４のステップ１０３〜１０７と同様にして、複
数のＣＳによりそれぞれ検出された距離情報に基づい
て、位置情報検出が行われ、更に編集が行われて、現在
位置情報の現在位置情報データベース８への登録が行わ
れる（図５（Ａ）のステップ２０２）。
【００２７】そして、この場合は、位置確認要求電波の
発信元であるＰＳに対して、図４のステップ１０６と同
様に、図５（Ｂ）に示すように、「あなたは現在、『場
所』にいます」という音声メッセージが、ＰＢＸ及びＣ
Ｓを通して行われる（図５（Ａ）のステップ２０３）。
これにより、ＰＳ自身が自分の位置を確認することがで
きる。
発信元であるＰＳに対して、図４のステップ１０６と同
様に、図５（Ｂ）に示すように、「あなたは現在、『場
所』にいます」という音声メッセージが、ＰＢＸ及びＣ
Ｓを通して行われる（図５（Ａ）のステップ２０３）。
これにより、ＰＳ自身が自分の位置を確認することがで
きる。
【００２８】次に、固定式電話（図１では電話機４）を
含むネットワーク内のユーザがＰＳの現在位置を確認す
る場合の音声メッセージ等について図６と共に説明す
る。前述したように、ＰＳから図４のステップ１０１及
び１０２と同様にして位置確認要求電波を発信すると
（図６（Ａ）のステップ３０１）、図４のステップ１０
３〜１０７と同様にして、複数のＣＳによりそれぞれ検
出された距離情報に基づいて、位置情報検出が行われ、
更に編集が行われて、現在位置情報の現在位置情報デー
タベース８への登録が行われる（図６（Ａ）のステップ
３０２）。
含むネットワーク内のユーザがＰＳの現在位置を確認す
る場合の音声メッセージ等について図６と共に説明す
る。前述したように、ＰＳから図４のステップ１０１及
び１０２と同様にして位置確認要求電波を発信すると
（図６（Ａ）のステップ３０１）、図４のステップ１０
３〜１０７と同様にして、複数のＣＳによりそれぞれ検
出された距離情報に基づいて、位置情報検出が行われ、
更に編集が行われて、現在位置情報の現在位置情報デー
タベース８への登録が行われる（図６（Ａ）のステップ
３０２）。
【００２９】その後、任意の時刻でネットワーク内のユ
ーザ（例えば図１の電話機４）からＰＳの位置情報の確
認要求が、予め決められている特番と、ＰＳの端末番号
のダイヤルによりＰＢＸに対してなされたときは（図６
（Ａ）のステップ３０３：前記ステップ１０８と同
じ）、ＰＢＸの中央制御装置は、現在位置情報が登録さ
れている現在位置情報データベース（図１の８）を、入
力されたＰＳ番号で参照し、対応する時刻及び場所名の
音声メッセージを検索して、図６（Ｂ）に示すように、
「『ＰＳ番号』は『時刻』現在『場所』にいます」とい
う音声メッセージを作成し、ＰＢＸを介して電話機４等
の要求元のネットワーク内ユーザへ通知する（図６
（Ｂ）のステップ３０４：前記ステップ１０９と同
じ）。なお、上記の『ＰＳ番号』、『時刻』及び『場
所』は図３（Ｄ）に示したフォーマットの現在位置情報
データベースの登録情報から得られる。
ーザ（例えば図１の電話機４）からＰＳの位置情報の確
認要求が、予め決められている特番と、ＰＳの端末番号
のダイヤルによりＰＢＸに対してなされたときは（図６
（Ａ）のステップ３０３：前記ステップ１０８と同
じ）、ＰＢＸの中央制御装置は、現在位置情報が登録さ
れている現在位置情報データベース（図１の８）を、入
力されたＰＳ番号で参照し、対応する時刻及び場所名の
音声メッセージを検索して、図６（Ｂ）に示すように、
「『ＰＳ番号』は『時刻』現在『場所』にいます」とい
う音声メッセージを作成し、ＰＢＸを介して電話機４等
の要求元のネットワーク内ユーザへ通知する（図６
（Ｂ）のステップ３０４：前記ステップ１０９と同
じ）。なお、上記の『ＰＳ番号』、『時刻』及び『場
所』は図３（Ｄ）に示したフォーマットの現在位置情報
データベースの登録情報から得られる。
【００３０】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば本発明は、構内などの狭い範
囲だけでなく、基地局が設けられている地下街などにお
いても適用できる。また、音声メッセージで現在位置情
報を通知するように説明したが、表示装置に表示させる
ようにテキストデータとして送出することも可能であ
る。
れるものではなく、例えば本発明は、構内などの狭い範
囲だけでなく、基地局が設けられている地下街などにお
いても適用できる。また、音声メッセージで現在位置情
報を通知するように説明したが、表示装置に表示させる
ようにテキストデータとして送出することも可能であ
る。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移動端末の送信電波到達範囲内にある複数の無線基地局
により、移動端末からの位置情報登録要求電波を受信さ
せて、その受信電波に基づいてそれぞれの無線基地局か
ら送信元の移動端末までの距離を測定させ、更にその測
定距離を無線基地局固有の基地局番号と受信した端末番
号と共に位置情報としてそれぞれ構内交換機に送出さ
せ、構内交換機において入力された上記の位置情報で第
１のデータベース、第２のデータベースを順次参照して
位置情報登録要求電波を送信した移動端末の現在位置情
報を得ることで、一つの無線基地局の無線ゾーンの位置
情報を示す従来方式に比べて、より正確な現在位置情報
を通知することができるため、従来に比べて移動端末自
身の現在位置をより正確に把握することができる。
移動端末の送信電波到達範囲内にある複数の無線基地局
により、移動端末からの位置情報登録要求電波を受信さ
せて、その受信電波に基づいてそれぞれの無線基地局か
ら送信元の移動端末までの距離を測定させ、更にその測
定距離を無線基地局固有の基地局番号と受信した端末番
号と共に位置情報としてそれぞれ構内交換機に送出さ
せ、構内交換機において入力された上記の位置情報で第
１のデータベース、第２のデータベースを順次参照して
位置情報登録要求電波を送信した移動端末の現在位置情
報を得ることで、一つの無線基地局の無線ゾーンの位置
情報を示す従来方式に比べて、より正確な現在位置情報
を通知することができるため、従来に比べて移動端末自
身の現在位置をより正確に把握することができる。
【００３２】これにより、本発明によれば、移動端末が
不案内の場所において、その移動端末から位置情報登録
要求電波を発信することにより、移動端末が現在位置を
知ることができ、また、ネットワーク内ユーザが予め決
められた第２の特番と現在位置情報を得ようとする移動
端末の端末番号をダイヤルすることにより、当該移動端
末の現在位置を知ることができ、行先表示板の替わりに
なるという効果を有する。
不案内の場所において、その移動端末から位置情報登録
要求電波を発信することにより、移動端末が現在位置を
知ることができ、また、ネットワーク内ユーザが予め決
められた第２の特番と現在位置情報を得ようとする移動
端末の端末番号をダイヤルすることにより、当該移動端
末の現在位置を知ることができ、行先表示板の替わりに
なるという効果を有する。
【図１】本発明の一実施の形態の構成図である。
【図２】図１において、１台のＰＳから送信された位置
情報確認要求電波を、複数のＣＳで受信することを説明
する図である。
情報確認要求電波を、複数のＣＳで受信することを説明
する図である。
【図３】無線基地局（ＣＳ）から電子式構内交換機（Ｐ
ＢＸ）へ送信する信号フォーマットと、図１における各
データベースの記録フォーマットの説明図である。
ＢＸ）へ送信する信号フォーマットと、図１における各
データベースの記録フォーマットの説明図である。
【図４】図１の動作説明用フローチャートである。
【図５】本発明の一例の動作説明用フローチャートと音
声メッセージの構成の説明図である。
声メッセージの構成の説明図である。
【図６】本発明の他の例の動作説明用フローチャートと
音声メッセージの構成の説明図である。
音声メッセージの構成の説明図である。
１ 電子式構内交換機（ＰＢＸ） ２、２１、２２、２３ 無線基地局（ＣＳ） ３ ＰＨＳ端末（ＰＳ） ４ 電話機 ５ 中央制御装置 ６ 時計装置 ７ 構内地図情報データベース ８ 現在位置情報データベース ９ 音声メッセージデータベース １０ 主記憶装置 １１ 現在位置検出手段 １２ 現在位置情報編集登録手段 １３ 現在位置情報通知手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１０年１１月４日（１９９８．１１．
４）
４）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態の構成図である。
【図２】図１において、１台のＰＳから送信された位置
情報確認要求電波を、複数のＣＳで受信することを説明
する図である。
情報確認要求電波を、複数のＣＳで受信することを説明
する図である。
【図３】無線基地局（ＣＳ）から電子式構内交換機（Ｐ
ＢＸ）へ送信する信号フォーマットと、図１における各
データベースの記録フォーマットの説明図である。
ＢＸ）へ送信する信号フォーマットと、図１における各
データベースの記録フォーマットの説明図である。
【図４】図１の動作説明用フローチャートである。
【図５】本発明の一例の動作説明用フローチャートと音
声メッセージの構成の説明図である。
声メッセージの構成の説明図である。
【図６】本発明の他の例の動作説明用フローチャートと
音声メッセージの構成の説明図である。
音声メッセージの構成の説明図である。
【図７】従来方式の一例のブロック図である。
【符号の説明】 １ 電子式構内交換機（ＰＢＸ） ２、２１、２２、２３ 無線基地局（ＣＳ） ３ ＰＨＳ端末（ＰＳ） ４ 電話機 ５ 中央制御装置 ６ 時計装置 ７ 構内地図情報データベース ８ 現在位置情報データベース ９ 音声メッセージデータベース １０ 主記憶装置 １１ 現在位置検出手段 １２ 現在位置情報編集登録手段 １３ 現在位置情報通知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5J062 BB05 CC14 5K067 AA33 AA34 BB04 BB44 DD17 DD18 DD19 DD20 DD44 DD54 EE02 EE10 EE16 EE24 FF03 FF05 FF26 GG01 GG11 HH05 HH11 HH22 HH23 JJ53 JJ54 JJ64
Claims (6)
- 【請求項１】 予め決められた第１の特番を任意の時刻
でダイヤルして位置情報登録要求電波を送信し、続けて
自局の端末番号を送信する機能を有する移動端末と、 前記移動端末から送信された前記位置情報登録要求電波
の到達範囲内にあり、該位置情報登録要求電波を受信し
て自局と該移動端末との間の距離を測定し、その測定距
離を自局固有の基地局番号と受信した前記端末番号と共
に位置情報としてそれぞれ送出する複数の無線基地局
と、 前記基地局番号と距離と場所名とを対応付けて予め記憶
している第１のデータベースと、 前記場所名とその場所を示すメッセージを対応付けて予
め記憶している第２のデータベースと、 現在位置情報を登録するための第３のデータベースと、 前記移動端末との間で接続状態にある一の無線基地局を
介して入力された前記第１の特番に基づき、該一の無線
基地局とその最寄りの無線基地局からなる前記複数の無
線基地局に対して前記位置情報登録要求電波の受信可能
状態とし、該複数の無線基地局からそれぞれ入力された
前記位置情報に基づいて前記第１のデータベースを参照
して対応する場所名をそれぞれ求め、それら場所名を比
較対照して前記移動端末が位置する場所名を検出する検
出手段と、検出したその場所名に基づいて前記第２のデ
ータベースを参照して対応するメッセージを現在位置情
報として、前記第３のデータベースに登録する編集登録
手段と、前記移動端末の端末番号を含む位置情報確認要
求に従い該第３のデータベースを検索してその現在位置
情報を要求元に送信する通知手段とを有する構内交換機
とを備えたことを特徴とする移動端末位置情報通知方
式。 - 【請求項２】 前記構内交換機の編集登録手段は、前記
第２のデータベースから検索した前記現在位置情報を前
記第３のデータベースに登録するに際し、前記位置情報
登録要求電波を送信した前記移動端末に対して、該現在
位置情報を確認通知することを特徴とする請求項１記載
の移動端末位置情報通知方式。 - 【請求項３】 前記構内交換機の通知手段は、該構内交
換機が収容する固定電話機と前記複数の無線基地局と前
記移動端末を含むネットワーク内の任意のユーザが、予
め決められた第２の特番を任意の時刻でダイヤルし、続
けて位置情報を確認しようとする移動端末の端末番号を
送信する位置情報確認要求を受けた時は、前記第３のデ
ータベースを検索してその現在位置情報を示すメッセー
ジを要求元ユーザに通知することを特徴とする請求項１
記載の移動端末位置情報通知方式。 - 【請求項４】 前記構内交換機は、前記第１の特番の入
力時刻を得る時計装置を有し、前記編集登録手段は、検
出したその場所名に基づいて前記第２のデータベースを
参照して取得したメッセージに、前記時計装置から得た
時刻情報のメッセージを付加したメッセージを現在位置
情報として編集し、前記第３のデータベースに登録する
ことを特徴とする請求項１記載の移動端末位置情報通知
方式。 - 【請求項５】 前記メッセージは、音声メッセージであ
ることを特徴とする請求項１、３又は４記載の移動端末
位置情報通知方式。 - 【請求項６】 前記移動端末はＰＨＳ端末であり、前記
第１のデータベースは構内の前記無線基地局の基地局番
号毎に前記距離と場所名とを対応付けて予め格納してい
る構内地図情報のデータベースであることを特徴とする
請求項１記載の移動端末位置情報通知方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10238129A JP2000069540A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 移動端末の位置情報通知方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10238129A JP2000069540A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 移動端末の位置情報通知方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000069540A true JP2000069540A (ja) | 2000-03-03 |
Family
ID=17025624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10238129A Pending JP2000069540A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 移動端末の位置情報通知方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000069540A (ja) |
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