JP2004214889A - 携帯電話システム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の携帯電話システムでは自らの位置情報を第3者に対して提供できたものの第3者が発信先携帯電話装置の位置情報を得ることはできなかったが、本発明によればそれを可能とする携帯電話システムを提供する。
【解決手段】受信側携帯電話装置8の位置認識手段7にて取得した位置情報を記憶手段5に記憶し、発信側携帯電話装置23から受信側携帯電話装置8に対して発信を行った際に、受信側携帯電話装置8にて記憶手段5に記憶した位置情報を通知すべきかどうか、情報入力手段6を介して入力された情報を基に判断し、必要があれば発信側携帯電話装置23に対して通知する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話装置の位置情報を当携帯電話装置に発信した第3者に対して提供することができる携帯電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話装置においてGPS等の方法を利用することにより自らの位置情報を得ることができた。例えば、特許文献1記載の発明においては、第3者に対して位置情報を提供する方法が開示されているが、ここでは携帯電話装置から発信する側が位置情報も同時に提供するという方法が取られていた。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−259784号公報
【0004】
図2は第3者に対する位置情報提供方法についての公知例を示している。
図2の位置情報提供方法は、携帯可能で、かつ緊急時などに位置情報を自動的に取得し、位置情報を緊急連絡先に連絡することを目的とするもので、簡易携帯電話機201と、無線基地局211と、緊急通報先214と、公衆網212と、位置情報提供センタ213とを備えている。
携帯電話機201は、入力装置202から入力された電話番号が緊急通報先の電話番号であるかどうかを検出するダイヤルチェック手段207と、ダイヤルチェック手段207において緊急通報であることを検出した場合に通信制御装置204を介して位置情報提供センタ213に位置情報を問い合わせる位置情報問い合わせ手段208とを有し、位置問い合わせ手段208は位置情報提供センタ213からの応答により位置情報を取得し出力装置205に表示すると共に緊急通報先214に接続するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、携帯電話装置を用いて自らの位置情報を知ること、及び自らの位置情報を第3者に対して提供する方法はあったが、第3者が発信先携帯電話装置の位置情報を得ることはできなかった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、携帯電話装置に対して発信した第3者がその携帯電話装置の位置情報を取得することにより、その位置情報を様々な用途に活用することを実現できる携帯電話システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1記載の携帯電話システムの発明は、位置認識手段と記憶手段を持つ受信側携帯電話装置において、該位置認識手段により得た位置情報を前記記憶手段に記憶し、前記受信側携帯電話装置に対して発信側携帯電話装置から発信が行われた際に、前記記憶手段に予め記憶していた前記位置情報を前記発信側携帯電話装置に通知することができることを特徴とする。
【0007】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の携帯電話システムにおいて、前記受信側携帯電話装置から前記発信側携帯電話装置に対する位置情報伝達方法が音声又は文字情報であることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の携帯電話システムにおいて、情報入力手段を有する前記受信側携帯電話装置において情報入力手段を介して発信側携帯電話装置に位置情報の送信を行うか、行わないかを選択することができることを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載の携帯電話システムにおいて、前記受信側携帯電話装置において位置情報の送信を行う発信側携帯電話装置を前記情報入力手段を介して限定することができることを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項記載の携帯電話システムにおいて、前記受信側携帯電話装置において位置情報が更新される度に自動的に前記発信側携帯電話装置に対してその位置情報の通知を行うことを特徴とする。
【0011】
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項記載の携帯電話システムにおいて、前記受信側携帯電話装置における前記情報入力手段を介して、前記発信側携帯電話装置に対して通知する内容を決定することができることを特徴とする。
【0012】
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項記載の携帯電話システムにおいて、ゲート装置を前記受信側携帯電話装置が通過する際に位置情報の更新を行うことができることを特徴とする。
【0013】
請求項8記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項記載の携帯電話システムにおいて、前記発信側携帯電話装置において外部情報入出力手段から特定地域の地図情報の入力を行い記憶手段に保存し、前記受信側携帯電話装置から得られた位置情報を、前記地図情報上に表示させることができることを特徴とする。
【0014】
請求項9記載の発明は、請求項1〜8のいずれか1項記載の携帯電話システムにおいて、前記発信側携帯電話装置において前記受信側携帯電話装置から得られた位置情報を通信手段を持った表示装置に対して前記外部情報入出力手段を介して送信することにより、前記表示装置上の表示手段に前記受信側携帯電話装置の位置を表示させることができることを特徴とする。
【0015】
請求項10記載の発明は、請求項1〜9のいずれか1項記載の携帯電話システムにおいて、前記発信側携帯電話装置において前記受信側携帯電話装置から得られた位置情報を情報端末装置にアップロードすることにより、不特定多数がその情報を参照することができることを特徴とする。
【0016】
請求項11記載の発明は、請求項1〜10のいずれか1項記載の携帯電話システムにおいて、前記発信側携帯電話装置において不特定多数の位置情報を自動的に取得することができ、情報処理手段においてその情報の統計を取ることができることを特徴とする。
【0017】
請求項12記載の発明は、請求項1〜11のいずれか1項記載の携帯電話システムにおいて、前記発信側携帯電話装置において入力手段を介して位置情報の確認を行う対象の受信側携帯電話装置の情報入力及び確認を行う対象の位置情報の入力を行い、予め入力した情報と一致する受信側携帯電話装置の情報を確認できた場合、その受信側携帯電話装置の情報を取得することができることを特徴とする。
【0018】
以上のように、本発明に係る携帯電話システムによれば、受信側携帯電話装置が位置認識手段により得た位置情報を、受信側携帯電話装置に対して発信した発信側携帯電話装置が受信側携帯電話装置の位置情報を得ることができ、その位置情報を上記の様々な用途に活用する携帯電話システムが実現できることとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る携帯電話システムの構成を示すブロック図である。
この図1に示す携帯電話システムは、アンテナ1が接続された受信側携帯電話装置8と、アンテナ9が接続された無線基地局装置12と、公衆網13と、情報端末装置14と、アンテナ15が接続された発信側携帯電話装置23とで大きく構成される。
受信側携帯電話装置8は、アンテナ1が接続された無線処理手段2と、制御手段3と、表示手段4と、記憶手段5、情報入力手段6、位置認識手段7、とを備えている。
無線基地局装置12は、アンテナ9が接続される無線処理手段10と、有線処理手段11と、を備えている。
公衆網13は交換機(図示なし)を含み、この交換機に無線基地局装置12が接続されている。
情報端末装置14は公衆網13に接続されている。
発信側携帯電話装置23は、アンテナ15が接続された無線処理手段16と、制御手段17と、表示手段18と、記憶手段19、情報入出力手段20と、情報処理手段21と、外部情報入出力手段22、とを備えている。
【0020】
受信側携帯電話装置8の無線処理手段2は、アンテナ1を介して所定周波数の電波の送受信を無線基地局装置12と行い、その送受信信号の高周波処理、無線送信信号の変調及び、無線受信信号の復調を行うものである。
情報入力手段6は、数字やファンクションキー等の複数のキーから構成され、利用者がキー入力操作を行うもので、情報入力手段6から入力された情報は記憶手段5に記憶することができる。
【0021】
制御手段3は、受信側携帯電話装置8の全体の制御を行うものであり、表示手段4は、位置情報等の表示を行うものである。
無線基地局装置12の無線処理手段10は、アンテナ9を介して所定周波数の電波の送受信を受信側携帯電話装置8と行い、その送受信信号の高周波処理、無線送信信号の変調及び、無線受信信号の復調を行うものである。
公衆網13は、複数の交換機装置、及び、各種回線から構成される既存の一般公衆網を示す。
情報端末装置14は公衆網13に接続され、情報の保存、及び、公開を行うことができるサーバ装置である。
【0022】
このような構成の携帯電話システムにおける携帯電話装置が位置情報認識手段により得た位置情報を、前記携帯電話装置に対して発信した第3者がその携帯電話装置の在圏する位置情報を得る方法に関して説明する。
発信側携帯電話装置23のアンテナ15、無線処理手段16、制御手段17、表示手段18、記憶手段19、情報入力手段20は、受信側携帯電話装置8のそれと同じ役割を果たしている。
【0023】
情報処理手段21は入手した情報の統計を取る等の処理を行うものである。
外部情報入出力手段22は、情報の入力、出力等を行う赤外線ポート等の外部装置とのインターフェース部分である。
【0024】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、第1の実施の形態について説明する。
初めに、受信側携帯電話装置8の位置認識手段7を使用して、受信側携帯電話装置8が在圏する位置を認識する。この位置認識はGPSを使用する方法や、基地局の電波範囲が限定されていることを利用して基地局から送信される報知情報から現在位置を認識する方法で行われる。この方法で認識された位置情報は受信側携帯電話装置8の記憶手段5に記憶される。
ここで発信側携帯電話装置23から受信側携帯電話装置8に対して発信を行うと、受信側携帯電話装置8は記憶手段5に記憶されている位置情報を音声、または、文字等を使用して発信側携帯電話装置23に対して無線基地局装置12を介して通知する。
通知された位置情報は発信側携帯電話装置23の表示手段18に表示されるか、音声で通知され、発信側携帯電話装置23所有者は受信側携帯電話装置8の位置情報を得ることができる。
【0025】
また、受信側携帯電話装置8において、発信側携帯電話装置23から着信があった際に、位置情報の通知を行うか、行わないかを情報入力手段6を介して選択することができる。着信時に受信側携帯電話装置8において、位置情報を通知するモードであるかどうかの判定を行い、通知するモードである場合のみ位置情報の送信を行う。詳細な使用例としては、通常電話に出ることができる状況であれば位置情報の送信を行わないモードを選択する。電話に出ることができない状況であれば位置情報の送信を行うモードを選択し、受信側携帯電話装置8に発信した相手に対して自らの位置情報を持って代理で応答することができる。
【0026】
また、受信側携帯電話装置8において、情報入力手段6を介して位置情報を通知する相手の名前、電話番号等の情報入力を行うことにより、受信側携帯電話装置8から位置情報を通知する相手を限定するという様な詳細な設定も行うことができ、この方法により不特定多数の第3者に受信側携帯電話装置8の位置情報を知られることを避けられる。
この方法によれば、携帯電話装置使用者が電話に出ることができないような状況でも携帯電話装置自律で代理応答することができ、発信側も通知された位置情報により発信先携帯電話装置の現在位置を確認することもできる。
【0027】
次に、第2の実施の形態について説明する。
受信側携帯電話装置8において、位置情報を記憶手段5に記憶するまでの手順は第1の実施の形態同様である。一方で、受信側携帯電話装置8の位置情報を必要とする発信側携帯電話装置23において、情報取得対象の相手の名前、電話番号等の情報を情報入力手段20を介して入力する。発信側携帯電話装置23において入力された情報は無線基地局装置12を介して受信側携帯電話装置8に通知され、受信側携帯電話装置8にて位置情報を必要としている相手がいることを認識し記憶手段5に記憶する。その後、受信側携帯電話装置8において位置情報が更新されると、記憶手段5に記憶された位置情報を必要としている相手の情報に従い、更新された位置情報を無線基地局装置12を介して情報を必要とする相手の受信側携帯電話装置8に対して通知する。
この方法によれば、受信側携帯電話装置8の位置情報を確認したい相手に対してリアルタイムに位置情報を通知することができる。
【0028】
さらに、第3の実施の形態について説明する。
受信側携帯電話装置8において、情報入力手段6を介して位置情報等、発信側携帯電話装置23に対して通知したい内容を入力し、記憶手段にその情報を記憶する。発信側携帯電話装置23から受信側携帯電話装置8に対して発信が行われた場合、予め入力されて記憶手段に記憶された情報を受信側携帯電話装置8は発信側携帯電話装置23に対して通知する。
この方法は、例えば室内等、GPSにて位置が認識できない場所や、また基地局の電波範囲を用いた方法では範囲が広過ぎるため、位置情報を詳細に特定することができない場合に有効である。この方法では自ら情報入力手段6を介して詳細の場所を入力することができるため、発信側携帯電話装置23に対してもより詳細な情報を通知することができる。
例えば、会社において会議室の場所、番号等を入力することにより、会議中で電話に出られないというような場合があっても、発信者は当人がどこの会議室にいるかが分かると共に、会議に出席しているため電話に出ることができないことを類推することができる。
また情報入力手段6のキーに対して、会議室番号を一対一で割り当てる等の方法を取ることでより容易にこの方法を活用することができる。
【0029】
第4の実施の形態について説明する。
第4の実施の形態では受信側携帯電話装置8との通信を行うゲート装置が必要となり、受信側携帯電話装置8の位置情報の更新は前記ゲート装置を通過する際に行う。ゲート装置を通過する際の位置情報更新方法については、例えばゲート装置において局所的に大きな電力で同期信号、報知情報の送信を行う無線基地局装置相当の装置が考えられる。受信側携帯電話装置8にて本ゲート装置を通過しようとすると、ゲート装置の送信信号を認識し別基地局エリアに入ったと判断して報知情報の取得を行う。この報知情報にゲート装置の位置情報を含ませ、受信側携帯電話装置8にそのゲート装置を通過したことを認識させ、その情報を受信側携帯電話装置8の記憶手段5に記憶する。記憶された情報を受信側携帯電話装置8に対して発信側携帯電話装置23から発信があった際に通知することにより、発信側携帯電話装置23で受信側携帯電話装置8がどのゲート装置下を通過したかを認識することができる。
【0030】
電車の改札口にゲート装置を設置した場合、このゲート装置を通過する際に受信側携帯電話装置8にて電車の改札口を通過したという情報を記憶することができる。この時、発信側携帯装置23から受信側携帯電話装置8に発信し、電車の改札口を通過したという情報を取得することにより、受信側携帯電話装置8所持者が電話に出なくても電車に乗っているため電話に出ることができないことを類推することができる。また、位置情報をリアルタイムに取得できるような設定を行っていた場合、再度電車の改札口を通過した際に位置情報の更新が行われるため、発信側携帯電話装置23所持者は受信側携帯電話装置8所持者が電車を降りたことを認識できる。
別の例として、スキー場等のリフト乗車口にこのゲート装置を設置した場合、発信側携帯電話装置23所持者は受信側携帯電話装置8所持者がどのリフトに乗っているかを認識することができる。
【0031】
第5の実施の形態について説明する。
第5の実施の形態では、発信側携帯電話装置23において、特定地域の地図情報をインターネット、もしくは、赤外線等の外部情報入出力手段20を用いて発信側携帯電話装置23への入力を行い記憶手段19へ記憶する。受信側携帯電話装置8から発信側携帯電話装置23に対して位置情報が通知された際には、発信側携帯電話装置23の表示手段18に予め記憶手段19に記憶していた地図情報を表示し、その上に受信側携帯電話装置8の現在位置を示すことにより、より詳細に相手の現在位置を認識することができる。
【0032】
本方法の使用例として、スキー場のリフト券売り場で予めそのスキー場の地図を発信側携帯電話装置23に対して外部情報入出力手段20を介して入力を行い、記憶手段に記憶する。そのスキー場内で同伴者と別行動を取っていて相手の場所を知りたいが電話が通じない際、もしくは、場所が説明できない際等に、受信側携帯電話装置8から得た位置情報を発信側携帯電話装置23の表示手段18の地図上に表示することにより、相手の現在位置を確認することができる。
【0033】
第6の実施の形態について説明する。
第5の実施の形態において、発信側携帯電話装置23の表示手段18に表示した地図上に受信側携帯電話装置8の現在位置を示す方法を説明したが、この方法では表示手段18のサイズの問題で詳細の位置が確認できない場合がある。そこで第6の実施の形態では外部に通信手段を持った表示装置を用意する。発信側携帯電話装置23において受信側携帯電話装置8の位置情報を得る手段はこれまでの例と同様である。発信側携帯電話装置23にて得た位置情報を外部情報入出力手段22を通じて送信を行い、表示装置の通信手段にてその位置情報を取得し、表示を行う。
【0034】
第6の実施の形態も特定地域で使用するのに有効な方法であり、公園等に固定して設置された地図に簡単な通信手段を設け、発信側携帯電話装置23にて取得した受信側携帯電話装置8の位置情報を送信することにより、地図上に受信側携帯電話装置8の現在位置を表示することができる。
【0035】
第7の実施の形態について説明する。
第7の実施の形態は、発信側携帯電話装置23において受信側携帯電話装置8の位置情報を得る手段を備えていることはこれまでの実施の形態と同様である。
ここでは、発信側携帯電話装置23にて取得した位置情報を公衆網13に接続された情報端末装置14にアップロードを行うようにしている。
この方法を取れば、第3者が特別な手段を携帯電話装置側に持たなくてもインターネットに接続する手段さえあれば、発信側携帯電話装置23の位置情報を参照することができることとなる。
【0036】
第8の実施の形態について説明する。
第7の実施の形態までは、特定携帯電話装置の位置情報を取得する方法を述べてきたが、第8の実施の形態は不特定多数の携帯電話装置からの位置情報取得を行う例である。
始めに発信側携帯電話装置23において、ある特定地域の位置情報取得を行おうとしていることを情報入力手段20を介して入力する。入力された情報は無線基地局装置12を介して、例えば第4の実施の形態で述べたゲート装置等に送信され、ゲート装置にてカウントされた受信側携帯電話装置8が通過した数を発信側携帯電話装置23に対して通知する。発信側携帯電話装置23の情報処理手段21において通知された数を時間平均等を行い表示手段18に表示することにより、ある特定地域における混雑度合い等を確認することができる。
【0037】
例えば、スキー場に第8の実施の形態を適用した場合、携帯電話装置を持ってリフト乗り場を通過した人数をカウントすることができ、情報処理手段21にて時間平均等を行うことにより、そのリフトの混雑度合いがどの程度かを確認することのできるシステムが提供できる。
【0038】
次に、第9の実施の形態について説明する。
第9の実施の形態は位置情報を取得したい携帯電話装置を特定して位置情報を確認するのではなく、特定地域を指定して、その近辺に在圏する携帯電話装置の情報を取得する方法である。
始めに発信側携帯電話装置23において、情報入力手段20を介して位置情報取得対象となる複数の受信側携帯電話装置8の情報を入力する。さらに情報入力手段20を介して、どの地域に在圏する受信側携帯電話装置8の情報を取得したいかの入力を行う。入力を行った情報は無線基地局装置12を介してその特定地域の受信側携帯電話装置8に対して一斉呼び出しが行われる。一斉呼び出しの結果、位置情報取得対象となる受信側携帯電話装置8がその特定地域で確認された際には、受信側携帯電話装置8からその位置情報が無線基地局装置12を介して送信側携帯電話装置23に対して送信される。この方法により特定地域にいる携帯電話装置の情報を入手することができる。
【0039】
第9の実施の形態の使用例として、ある場所に忘れ物をした等の理由である特定地域にいる人に連絡を取りたい場合があるが、誰がその場所にいるか分からない場合がある。その場合、本方法によりその特定地域に対する一斉呼び出しを行うことにより、その場所にいる受信側携帯電話装置8の情報を取得することができ、その相手に電話をすることにより何度も電話をすることなく特定地域にいる人と連絡を取ることができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、従来の携帯電話システムでは自らの位置情報を知ること及び自らの位置情報を第3者に対して提供はできたが、第3者が発信先携帯電話装置の位置情報を得ることはできなかったのを、本発明によれば、ある携帯電話装置の位置情報を第3者が主体的に得ることができるようになるので、その結果その位置情報を様々な用途に使用できる携帯電話システムが実現できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る携帯電話システムの構成を示すブロック図である。
【図2】第3者に対する公知の位置情報提供システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 無線処理手段
3 制御手段
4 表示手段
5 記憶手段
6 情報入力手段
7 位置認識手段
8 受信側携帯電話装置
9 アンテナ
10 無線処理手段
11 有線処理手段
12 無線基地局装置
13 公衆網
14 情報端末装置
15 アンテナ
16 無線処理手段
17 制御手段
18 表示手段
19 記憶手段
20 情報入力手段
21 情報処理手段
22 外部情報入出力手段
23 発信側携帯電話装置

Claims (12)

  1. 位置認識手段と記憶手段を持つ受信側携帯電話装置において、該位置認識手段により得た位置情報を前記記憶手段に記憶し、前記受信側携帯電話装置に対して発信側携帯電話装置から発信が行われた際に、前記記憶手段に予め記憶していた前記位置情報を前記発信側携帯電話装置に通知することができることを特徴とする携帯電話システム。
  2. 前記受信側携帯電話装置から前記発信側携帯電話装置に対する位置情報伝達方法が音声又は文字情報であることを特徴とする請求項1記載の携帯電話システム。
  3. 情報入力手段を有する前記受信側携帯電話装置において、情報入力手段を介して発信側携帯電話装置に位置情報の送信を行うか、行わないかを選択することができることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯電話システム。
  4. 前記受信側携帯電話装置において、位置情報の送信を行う発信側携帯電話装置を前記情報入力手段を介して限定することができることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の携帯電話システム。
  5. 前記受信側携帯電話装置において、位置情報が更新される度に自動的に前記発信側携帯電話装置に対してその位置情報の通知を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の携帯電話システム。
  6. 前記受信側携帯電話装置における前記情報入力手段を介して、前記発信側携帯電話装置に対して通知する内容を決定することができることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の携帯電話システム。
  7. ゲート装置を前記受信側携帯電話装置が通過する際に位置情報の更新を行うことができることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の携帯電話システム。
  8. 前記発信側携帯電話装置において外部情報入出力手段から特定地域の地図情報の入力を行い記憶手段に保存し、前記受信側携帯電話装置から得られた位置情報を、前記地図情報上に表示させることができることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の携帯電話システム。
  9. 前記発信側携帯電話装置において、前記受信側携帯電話装置から得られた位置情報を通信手段を持った表示装置に対して前記外部情報入出力手段を介して送信することにより、前記表示装置上の表示手段に前記受信側携帯電話装置の位置を表示させることができることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の携帯電話システム。
  10. 前記発信側携帯電話装置において、前記受信側携帯電話装置から得られた位置情報を情報端末装置にアップロードすることにより、不特定多数がその情報を参照することができることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の携帯電話システム。
  11. 前記発信側携帯電話装置において、不特定多数の位置情報を自動的に取得することができ、情報処理手段においてその情報の統計を取ることができることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項記載の携帯電話システム。
  12. 前記発信側携帯電話装置において、入力手段を介して位置情報の確認を行う対象の受信側携帯電話装置の情報入力及び確認を行う対象の位置情報の入力を行い、予め入力した情報と一致する受信側携帯電話装置の情報を確認できた場合、その受信側携帯電話装置の情報を取得することができることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項記載の携帯電話システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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