JP3023776U - ペットコンタクト用交信器 - Google Patents

ペットコンタクト用交信器

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JP3023776U
JP3023776U JP1995011838U JP1183895U JP3023776U JP 3023776 U JP3023776 U JP 3023776U JP 1995011838 U JP1995011838 U JP 1995011838U JP 1183895 U JP1183895 U JP 1183895U JP 3023776 U JP3023776 U JP 3023776U
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pet
communication device
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contact communication
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JP1995011838U
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English (en)
Inventor
育造 野沢
Original Assignee
日海エヌエス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いつでもどこからでも、ペットと飼い主との
間の双方向のコミュニケーションがとれるようにする。 【解決手段】 ペットコンタクト用交信器10はペット
などの移動動物に取り付けられており、通常のPHS端
末11と同様の着信機能を有している。加入電話機21
あるいはPHS端末12から飼い主がペットコンタクト
用交信器10を呼び出すと、ペットコンタクト用交信器
10は、PB音信号からなる暗証コードが入力されるか
否かを判定し、所定の暗証コードが確認されると、スピ
ーカとマイクロフォンを動作させ、ハンズフリー通話状
態として、飼い主とペットとの間の双方向の音声通話を
可能とする。これにより飼い主からの呼びかけがペット
に聞こえ、ペットの応答が飼い主に聞こえることとな
り、外出中の飼い主はペットの状態を知ることができ、
コミュニケーションをとることができる。通話が終了す
ると、自動的に回線は切断される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ペットなどの移動する動物と飼い主などとの間で音声信号の双方向 通信を行うことのできるペットコンタクト用交信器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、犬などの移動する動物の所在を知るためには、当該動物に発信器などを 取り付け、該発信器から発射される電波をモニタしてその所在位置を知ることが 行われている。また、動物がどのような状況にあるかを遠隔地から知るためには 、監視用テレビカメラやテレビ電話などを用いたり、あるいは各種のセンサを当 該動物に取り付けて、その動物の状態を観察することが行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記したような従来の動物のモニター方法あるいはモニター装置は、一方向的 な信号発信による所在の確認、テレビモニターなどによる状態の監視などが目的 であり、飼い主とペットとの間の意思の疎通を図ることはできないものであった 。また、上記したような方法を実現するためには特殊な設備が必要であり、高価 なものであった。 ペットの飼い主は、外出したときなどに家に残してきたペットの状態を知りた いことがある。したがって、いつでもどこからでも、ペットとのコミュニケーシ ョンをとることのできる安価な装置の開発が望まれている。
【0004】 一方、近年、自動車電話・携帯電話システムやPHSなどのパーソナル通信サ ービスが盛んになってきている。このようなパーソナル通信サービスを利用すれ ば、人間同士であればいつでもどこでも意志疎通を図ることができるのであるが 、相手がペットなどの動物の場合には、このようなパーソナル通信サービスを利 用することができない。
【0005】 そこで、本考案は、いつでもいかなる場所や条件においても、飼い主とペット の動物との間のコミュニケーションを可能とする装置を安価に提供することを目 的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の、ペットなど動物との間で双方向に音声 通信を行うためのペットコンタクト用交信器は、呼び出されたときに当該発信者 の特定を行う手段と、特定の発信者からの呼び出しであることを検出したときに 自動的にハンズフリー通話状態にするとともに、通話終了検出時に回線を自動的 に切断する手段とを有するものである。 また、該ペットコンタクト用交信器は、PHSの端末あるいは携帯電話システ ムの端末となされているものである。 さらに、該ペットコンタクト用交信器は、動物に取り付けて使用されるように なされており、あるいは、犬などの首輪に取り付けて使用されるようになされて いるものである。
【0007】 自宅外や遠方にいる飼い主と、PHSまたは電話回線などを利用して、自宅内 にいるペット、あるいは、散歩や運動などで移動中のペットとの間で、音声によ る双方向性通信により意志疎通を図ることが可能となる。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案は、携帯電話システムあるいはPHS(Personal Handy-Phone System) のいずれにおいても実現することができるが可能であるが、ここではPHSを利 用する場合について説明する。図1は、本考案のペットコンタクト用交信器が使 用されるシステムの概念図を示す。 この図において、10は本考案のペットコンタクト用交信器、11はPHSの 端末(PS:Personal Station)、12はPHSの基地局(CS:Cell Station )、13は事務所や事業所などに設けられている構内交換機PBXである。また 、20は一般加入電話網あるいはサービス総合デジタル網(ISDN)などのア ナログ/デジタル公衆網、21は加入電話機であり、図示するように該アナログ /デジタル網20にはCS12、PBX13および加入電話機21が接続されて いる。
【0009】 ペットコンタクト用交信器10は、後述するようにPS11と同様の機能を有 するものであり、同一のペットコンタクト用交信器10により家庭、事務所、屋 外などの多様な場所で共用することが可能であるなど、通常のPHS端末PS1 1と全く同様に動作をすることができる。 そして、このペットコンタクト用交信器10は、首輪形あるいはペンダント形 に構成されていたり、あるいは首輪などに取り付けられるようになされており、 犬などのペットに取り付けることができるようになされている。また、屋外での 使用ができるように防塵・防滴構造となされている。
【0010】 このようなシステムにおいて、加入電話機21あるいはPS11からペットコ ンタクト用交信器10を呼び出すときには、通常のPHS端末PS11を呼び出 すときと全く同様に行うことができる。 すなわち、ペットコンタクト用交信器10には通常のPHS端末PS11と同 様に番号が付与されており、加入電話機21などからペットコンタクト用交信器 10の番号をダイヤルすると、当該市外交換機がPHSのサービス制御局に当該 番号のペットコンタクト用交信器10の位置情報を問い合わる。サービス制御局 は、該ペットコンタクト用交信器10の番号から着信者の位置情報を検索して、 該位置情報を当該市外交換機に知らせる。当該市外交換機は該位置情報に基づい て着信先のPHS用接続装置まで接続する。PHS用接続装置は対応する無線基 地局装置CS12より着信者を呼び出す。このようにして、加入電話機21やP S11からペットコンタクト用交信器10が呼び出される。
【0011】 また、本考案においては、番号間違いや飼い主以外の者との通話を防止するた めに、発信者が予め定めたPB(Push Button )音信号などからなる暗証コード を送信したときにペットとの通話が可能となるようになされている。したがって 、発信者はペットコンタクト用交信器10を呼び出した後に、所定の暗証番号に 対応するPB音信号を送出することが必要である。
【0012】 図2に本考案のペットコンタクト用交信器10のブロック図を示す。図示する ように、本考案のペットコンタクト用交信器10は通常のPHS端末PS11と ほぼ同様に構成されており、この図において、101は前記基地局CS12との 間で電波を送受信するためのアンテナ、102は高周波(RF)回路、103は 受信信号を復調する復調器、104は送信信号を変調する変調器、105はPH Sのアクセス/伝送方式であるマルチキャリアTDMA/TDD(Time Divisio n Multiple Access/Time Division Duplex)方式の処理を行うためのTDMA/ TDD処理回路、106は音声符号化復号化器107を含む音声処理部、108 はスピーカ、109はマイクロフォンである。また、110は必要なときに通話 チャンネルの切り換えを行うために通話品質監視を常時行う品質管理部、111 は所定のデータを記憶したりテンポラリメモリなどとして使用されるRAM、1 12は制御プログラムや各種データが格納されているROM、113は装置全体 の制御を行うCPU、114はキー入力部、115は表示部、116は各構成要 素間のデータや制御信号などの転送を行うためのバスである。
【0013】 このように構成されたペットコンタクト用交信器10の動作について、図3に 示すフローチャートを参照しつつ説明する。 まず、ステップS1において前記PHS基地局CS12からの呼び出し信号が 受信されたか否かを判定し、呼び出し信号が受信されるとステップS2に進み、 PB音信号が受信されるか否かを判定する。PB音信号が受信されてステップS 2の判定結果がYESとなったときは、ステップS3に進み、該受信したPB音 信号が予め定めた暗証コードと一致するか否かを判定する。受信したPB音信号 が暗証コードと一致したときは、ステップS4に進み、前記スピーカ108とマ イクロフォン109を動作させ、発信者とペットとの間を通話可能状態とする。 すなわち、いわゆるハンズフリー通話状態とされる。
【0014】 この通話可能状態において、飼い主などの発信者がペットに呼び掛けると、そ の呼び掛けがスピーカ108から発声され、ペットに聞こえる。そして、ペット がそれに応答したときにその声がマイクロフォン109から入力され、飼い主に 聞こえることとなる。これにより、飼い主はペットの状態を知ることができ、ま た、同時に入力される周囲の音からペットがどのような環境にいるのかを知るこ ともできる。 なお、このとき、通常のPS端末11の場合と比較して耳とスピーカ108と の距離が離れているために、スピーカ108から発生する音量は大きくしておく ことが望ましい。また、マイクロフォン109から入力される信号は自動音量制 御されることが望ましい。
【0015】 一方、前記ステップS2およびステップS3の判定結果がNOのときは処理を 終了し、受信待機状態となる。 さて、ステップS4の通話状態中に、飼い主などの発信者が送受話器を置いて 、通話終了信号が送信されると、ステップS5においてこれを判定し、ペットコ ンタクト用交信器10はステップS6において回線を切断し、再び受信待機状態 となる。 なお、ステップS5における通話終了の検出は、タイマーなどを用いて、通話 開始から所定時間が経過したことを検出することによって行うようにしてもよい 。
【0016】 また、上述した実施の形態においては、暗証コードを利用することによって飼 い主であるか否かを判定するようにしているが、必ずしもこれに限られることは なく、通常の電話などで行われている発信電話番号通知サービスを利用して発信 電話番号を検出識別して特定の発信者であるか否かを判定するようにしてもよい 。 さらにまた、上述した実施の形態においては、ペットコンタクト用交信器10 は着信専用のものとして説明したが、通常のPHS端末PS11にこのペットコ ンタクト用交信器モードを設けて、動作モードを切り替えることにより、上述し た実施の形態のように動作させることも可能である。
【0017】 さらにまた、上述した実施の形態においては、ペットコンタクト用交信器10 はペットの動物に取り付けて使用されるものとして説明したが、必ずしもこれに 限られることはなく、ペットが鎖につながれている場合や一つの部屋内にいる場 合には、マイクロフォン109として集音マイクなどを使用し、ペットの近傍に 設置するようにすることもできる。 さらにまた、上述した実施の形態においては、PHSを利用した場合について 説明したが、携帯電話方式を用いても全く同様に構成することができる。
【0018】 なお、以上においては、本考案の交信器をペットに取り付けるものとして説明 してきたが、必ずしもこれに限られることはない。 例えば、本考案の交信器を痴呆症の老人などに持たせることもできる。この場 合には、痴呆症の老人などが徘徊しているときに、家族は本考案の交信器を用い て当該老人に話しかけることができ、当該老人の応答や周囲の音などから当該老 人の状態や居る場所などを察知することができる。したがって、当該老人を早急 に保護することが可能となり、非常に有益である。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、飼い主などとペットなどの動物との間を双方向の音声回線で 結ぶことができ、いつでもどこからでもペットとのコミュニケーションを図るこ とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のペットコンタクト用交信器を使用する
システムを説明するための概念図である。
【図2】本考案のペットコンタクト用交信器の構成を示
すブロック図である。
【図3】本考案のペットコンタクト用交信器の動作を説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 ペットコンタクト用交信器 11 PHSの端末 12 PHSの基地局 13 構内交換機 20 アナログ/デジタル公衆網 21 加入電話機 101 アンテナ 102 高周波部 103 復調部 104 変調部 105 TDMA/TDD処理部 106 音声処理部 107 音声符号化復号化器 108 スピーカ 109 マイクロフォン 110 品質監視部 111 RAM 112 ROM 113 CPU 114 キー入力部 115 表示部 116 バス
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 1/00 M 1/18 H04B 7/26 109 C

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペットなどの動物との間で双方向に音声
    通信を行うためのペットコンタクト用交信器であって、 スピーカとマイクロフォンとを内蔵しており、 呼び出されたときに当該発信者の特定を行う手段と、 特定の発信者からの呼び出しであることを検出したとき
    に自動的にハンズフリー通話状態にするとともに、通話
    終了検出時に回線を自動的に切断する手段とを有してい
    ることを特徴とするペットコンタクト用交信器。
  2. 【請求項2】 PHSの端末であることを特徴とする請
    求項1記載のペットコンタクト用交信器。
  3. 【請求項3】 自動車電話・携帯電話システムの端末で
    あることを特徴とする請求項1記載のペットコンタクト
    用交信器。
  4. 【請求項4】 動物に取り付けて使用されるようになさ
    れていることを特徴とする前記請求項1〜3のいずれか
    1項に記載のペットコンタクト用交信器。
  5. 【請求項5】 犬などの首輪に取り付けて使用されるよ
    うになされていることを特徴とする前記請求項1〜3の
    いずれか1項に記載のペットコンタクト用交信器。
JP1995011838U 1995-10-13 1995-10-13 ペットコンタクト用交信器 Expired - Lifetime JP3023776U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108074391A (zh) * 2016-11-14 2018-05-25 北京加益科技有限公司 宠物交互设备及宠物交互系统
CN113784185A (zh) * 2021-08-26 2021-12-10 深圳创维-Rgb电子有限公司 基于电视机的宠物看养方法、系统及电视机

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CN108074391A (zh) * 2016-11-14 2018-05-25 北京加益科技有限公司 宠物交互设备及宠物交互系统
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