JP2009171160A - 利用者の行動を学習し、事前に知らせる携帯端末装置 - Google Patents

利用者の行動を学習し、事前に知らせる携帯端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】利用者が携帯端末装置を利用して日常的に行っているパターン化した行動を、忘れず実行するための有用情報を提供する携帯端末装置を提供することなどを課題とする。
【解決手段】携帯端末装置の操作履歴を蓄積し、蓄積した操作履歴を利用して利用者の行動パターンを認識して、自動的にスケジュールを生成する。そして、生成したスケジュールに基づいて、利用者に行動実行時間になった旨を音楽などで報知したり、その機能を自動起動したりする携帯端末装置を提供する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、メールの送受信機能、Web閲覧機能、ラジオ放送受信機能、TV放送受信機能など、様々な機能を有する携帯端末装置に関する。
近年の携帯電話などの携帯端末装置には、電話としての通話機能のほか、Eメールの送受信機能、Web閲覧機能、ラジオ放送受信機能、TV放送受信機能、電子書籍閲覧機能など様々な機能が付与されている。利用者は日々の生活の中で、このように多機能化した携帯端末装置を常時携帯し、大いに活用している。具体的な活用場面としては様々であるが、例えば、父親が会社から帰宅する際に、携帯端末装置を利用して、奥さんや子供に「今から帰るメール」を送信する場合などが考えられる。または、塾に通っている子供が、無事塾に到着した際に、携帯端末装置を利用して、両親に「無事到着したメール」を送信する場合なども考えられる。さらには、携帯端末装置を利用して、毎日、ラジオ放送の英会話番組を受信し、視聴する場合なども考えられる。または、携帯端末装置を利用して、毎週、テレビ放送の連続ドラマを受信し、視聴する場合なども考えられる。その他、日常生活において携帯端末装置を利用する場面は多数あり、利用者によっては一日の活動の大部分において携帯端末装置を利用している場合もありうる。このように、現代人にとって携帯端末装置は日常の活動を行う上で、必須のアイテムとなっている。
ここで、現代人の日常生活、特に日本人の日常生活は往々にパターン化していることが知られている。例えば、会社の勤務始業時間、終業時間が定まっている場合は、父親が会社から帰宅する時間は毎日大体同じであったりする。かかる場合、父親は、毎日ほぼ同じ時間に携帯端末装置を利用して、奥さんや子供に「今から帰るメール」を送信していたりする。また、通常、塾のある曜日や開始時間は決まっているので、塾に通っている子供が塾に到着する時間は、毎回大体同じであったりする。かかる場合、子供は、毎回同じ曜日のほぼ同じ時間に携帯端末装置を利用して、両親に「無事到着したメール」を送信していたりする。さらに、通常、ラジオ放送で英会話番組が放送される曜日や時間、テレビ放送で連続ドラマが放送される曜日や時間は定まっている。かかる場合、当該番組を欠かさず視聴している視聴者は、毎回同じ曜日の同じ時間に携帯端末装置を利用して、ラジオ放送やテレビ放送を受信し、視聴していたりする。このように、現代人は日常生活において、無意識のうちに、毎日同じ時間、または、毎週同じ曜日の同じ時間などに携帯端末装置を利用して同じ行動をとっていたりする。
このようにパターン化している行動は、一度でも実行するのを忘れてしまうと、自己または周囲の人間に大きな影響を及ぼす可能性がある。例えば、前記のように毎回決まった時間に送信されている「無事到着したメール」などを受信している側は、いつものメールがないと、送信側の相手に事故などが起きたのかと不安に思ってしまう可能性がある。また、連続ドラマを欠かさず視聴していた視聴者は、一回の放送を見逃してしまうとストーリーが分からなくなってしまい、今後、そのドラマを見る意欲が失せ、それまで毎週欠かさず視聴してきた時間が無駄になってしまう。このように、パターン化している行動こそ欠かさず実行する必要があり、実行するのを忘れると多大な被害が生じる可能性がある。
そこで、前記の様な事態が生じるのを回避するため、利用者が携帯端末装置を利用して決まって行う行動を忘れず実行するための手段が求められる。
前記要求を満たす手段として、携帯端末装置に付与されているスケジュール管理機能を利用する手段が考えられる。具体的には、利用者があらかじめ携帯端末のスケジュール表にスケジュールを入力する。すると、携帯端末装置は入力されたスケジュールを管理し、入力されたスケジュールの実行時間になると音楽やアラームなどで利用者に報知する。その結果、利用者は、所定の行動を忘れず実行することが可能になる。しかしながら、当該手段の場合、利用者がスケジュールを入力する必要がある。かかる場合、入力する事項が少なければ問題ないが、入力する事項が多いと非常に入力作業が手間であり、利用者にとって利用しやすい機能ではない。
そこで、利用者が面倒な入力作業を行わなくても自動的にスケジュールを生成し、所定の時間がきた旨を報知してくれる携帯端末装置が求められる。前記を実現する手段としては、利用者の携帯端末装置の操作履歴を蓄積し、それを活用して有用情報を利用者に提供する手段が考えられる。
ここで、利用者の携帯端末装置の操作履歴などを蓄積し、それを基に利用者に有用情報を提供する手段としては、例えば、特許文献1のような発明がなされている。当該発明は、利用者の携帯端末装置の操作履歴などを蓄積していき、利用者の求めに応じて、蓄積した操作履歴などをそのまま有用情報として提供するものである。これにより、利用者は、過去の自分の行動(例えば、「何月何日の何時にファイルAを開いた」など)を容易に確認することが可能となる。しかしながら、当該発明は、「過去」の操作履歴などを利用者の求めに応じてそのまま提供するものであり、自動的に「将来」のスケジュールを生成して報知する手段などについては全く記載されていない。よって、利用者がパターン化した行動を忘れず実行するための何の解決手段にもならない。
その他、利用者の携帯端末装置の操作履歴などを蓄積し、利用者に有用情報を提供する手段としては、特許文献2のような発明がなされている。当該発明は、複数のアトラクションを有する娯楽施設において使用される携帯端末装置に、娯楽施設内での利用者の行動履歴(例えば、「Aアトラクションを何回利用した」など)を蓄積していき、蓄積した行動履歴を基に、利用者にまだ利用していないアトラクションの情報などを有用情報として提供するものである。これにより、利用者は、娯楽施設内での自分の行動を容易に把握することが可能となる。しかしながら、当該発明は、娯楽施設における非日常の一日限りの行動を行動履歴として蓄積し、その行動履歴を利用して、娯楽施設において有意義なサービスを提供するためのものである。よって、自動的に「将来」のスケジュールを生成して報知する手段などについては全く記載されておらず、利用者が日常生活におけるパターン化した行動を忘れず実行するための何の解決手段にもならない。
特開平10−301813 特開2003−132381
そこで、本発明では、利用者の携帯端末装置の操作履歴や携帯端末装置を利用しての行動履歴などをその携帯端末装置に蓄積していき、蓄積したデータを利用して利用者が日常のパターン化した行動を忘れず実行するための有用情報を提供する手段を提供することなどを課題とする。
上記課題を解決するための手段として、以下のような発明などを提供する。
利用者の携帯端末装置の操作履歴などを蓄積し、蓄積した操作履歴などを利用して利用者の行動パターンを認識して自動的にスケジュールを生成し、生成したスケジュールに基づいて、利用者に行動する時間になった旨を音楽などで報知する処理を実行する携帯端末装置などを提供する。また、行動する時間になった旨を音楽で報知する代わりに、その行動を実行するためのアプリケーションを自動的に起動することで、行動する時間になった旨を報知する携帯端末装置などを提供する。
具体的には、以下の発明を提供する。
第一発明では、各部の操作履歴を収集する操作履歴収集部と、収集した操作履歴に基づいて利用者による各部の利用予定のスケジュールを生成し管理するスケジュール生成管理部と、スケジュールに従って各部に実行させる機能の識別情報である実行機能識別情報を生成する実行機能識別情報生成部と、スケジュール生成管理部で生成され、管理されるスケジュールと実行機能識別情報生成部で生成される実行機能識別情報を関連付けて保持するスケジュール保持部と、保持されているスケジュールと実行機能識別情報に応じて各部を制御する制御部を有する携帯端末装置を提供する。
第二発明では、第一発明を基本とし、さらに、操作履歴を収集する期間を定める収集期間情報を受付ける収集期間情報受付部を有し、操作履歴収集部は、収集期間情報受付部で受付けた収集期間情報に基づいて操作履歴を収集する特定操作履歴収集手段を有する携帯端末装置を提供する。
第三発明では、第一発明または第二発明を基本とし、さらに、生成するスケジュールの繰返し単位を定める繰返し単位情報を受付ける繰返し単位受付部を有し、スケジュール生成管理部は、繰返し単位情報に基づいてスケジュールを生成する第一スケジュール生成手段を有する携帯端末装置を提供する。
第四発明では、第一発明から第三発明のいずれか一を基本とし、さらに、利用者の各部の操作を利用予定としてスケジュール生成するか否かを決定するための基準を定める登録基準情報を受付ける登録基準受付部を有し、スケジュール生成管理部は、前記登録基準受付部で受付けた登録基準情報に基づいてスケジュールを生成する第二スケジュール生成手段を有する携帯端末装置を提供する。
第五発明では、第一発明から第四発明のいずれか一を基本とし、さらに、スケジュール生成管理部は、生成し、又は、管理したスケジュールをスケジュール保持部で保持させるか否か利用者に選択させるスケジュール保持選択確認手段を有し、スケジュール保持部は、前記利用者の選択に応じてスケジュールを保持する選択スケジュール保持手段を有する携帯端末装置を提供する。
第六発明では、第一発明から第五発明のいずれか一を基本とし、さらに、実行機能識別情報生成部は、実行機能識別情報として利用予定の部を起動をするための利用識別情報を生成する利用識別情報生成手段と、実行機能識別情報として利用者に対して所定の報知をする部を起動するための報知識別情報を生成する報知識別情報生成手段を有する携帯端末装置を提供する。
第七発明では、第一発明から第六発明のいずれか一を基本とし、さらに、制御部は、実行機能識別情報で識別される複数の機能を連続的に実行させる連続制御手段を有する携帯端末装置を提供する。
第八発明では、第一発明から第七発明のいずれか一を基本とし、さらに、現在位置情報取得部を有し、操作履歴収集部は、操作履歴としてその操作が行われた際の現在位置情報を含めた操作履歴を収集する位置付操作履歴収集手段を有する携帯端末装置を提供する。
第九発明では、第一発明から第八発明のいずれか一を基本とし、さらに、操作履歴収集部は、収集された操作履歴を編集する操作履歴編集手段を有する携帯端末装置を提供する。
第十発明では、第一発明から第九発明のいずれか一を基本とし、さらに、スケジュール生成管理部は、保持されているスケジュールを編集するスケジュール編集手段を有する携帯端末装置を提供する。
第十一発明では、第十発明を基本とし、さらに、スケジュール保持部が保持しているスケジュールを表示するスケジュール表示部を有し、スケジュール表示部は、操作履歴に基づいて作成したスケジュールと、利用者の編集により作成されたスケジュールを識別可能に表示する識別表示手段を有する携帯端末装置を提供する。
第十二発明では、第六発明に従属している第九発明、または、第六発明と第九発明に従属している第十発明または第十一発明のいずれか一を基本とし、さらに、前記報知識別情報により識別される報知部を有し、報知部は、スケジュールに従って利用者にスケジュールタイムがきた旨を報知する際は、操作履歴に基づいて作成したスケジュールと、利用者の編集により作成されたスケジュールを識別可能に報知する識別報知手段を有する携帯端末装置を提供する。
第十三発明では、各部の操作履歴を収集する操作履歴収集ステップと、収集した操作履歴に基づいて利用者による各部の利用予定のスケジュールを生成し管理するスケジュール生成管理ステップと、スケジュールに従って各部に実行させる機能の識別情報である実行機能識別情報を生成する実行機能識別情報生成ステップと、保持されているスケジュールと実行機能識別情報に応じて各部を制御する制御ステップを有する携帯端末装置の駆動方法を提供する。
本発明の携帯端末装置により、利用者は、日常生活の中で携帯端末装置を利用して欠かさず行っている行動を、忘れず実行することが可能となる。その結果、利用者自身が不利益な事態を被るのを回避できるほか、周囲の人達にも余計な心配をかけずに済むなどのメリットを有する。
以下本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明はこれら実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施しうる。
なお、以下の実施形態と請求項の関係は次のとおりである。実施形態1は主として請求項1、2、6、13などについて説明する。実施形態2は主として請求項3などについて説明する。実施形態3は主として請求項4などについて説明する。実施形態4は主として請求項5などについて説明する。実施形態5は、主として請求項7などについて説明する。実施形態6は、主として請求項8などについて説明する。実施形態7は、主として請求項9などについて説明する。実施形態8は主として請求項10などについて説明する。実施形態9は主として請求項11、12などについて説明する。
<<実施形態1>>
<実施形態1の概要>
本実施形態の携帯端末装置は、利用者の携帯端末装置の操作履歴を蓄積し、蓄積した操作履歴を利用して利用者の毎日の行動パターンを認識して自動的にスケジュールを生成する。そして、スケジュールの実行時間になると、その行動を実行するための機能を自動起動したり、アラーム音を鳴らしたりすることで利用者に予定時間がきたことを報知することを特徴とする。
図1に、本実施形態の携帯端末装置を利用することによる効果を示す概念図を示す。例えば、図1(A)に示すように、毎週月曜日から金曜日の6時に、本実施形態の携帯端末装置を利用してTV放送のスペイン語番組を欠かさず視聴している利用者が、図1(B)に示すように、ある日の6時頃には新聞紙の閲読に没頭してしまい、時間の経過を忘れ、スペイン語番組の開始時間に気付いていなかったとする。かかる場合、本実施形態の携帯端末装置は、利用者の過去の操作履歴から、「毎朝6時から携帯端末装置を利用してTV視聴」という利用者の行動パターンを認識し、スケジュールを生成しているため、6時になるとTV視聴機能を自動起動することで利用者に行動実行時間になった旨を報知する。その結果、利用者は、毎週月曜日から金曜日に欠かさず視聴してきたスペイン語番組を見逃すという不利益を回避できる。
<実施形態1の機能的構成>
図2は、本実施形態の携帯端末装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように本実施例の「携帯端末装置」(0200)は、「操作履歴収集部」(0201)と、「スケジュール生成管理部」(0202)と、「実行機能識別情報生成部」(0203)と、「スケジュール保持部」(0204)と、「制御部」(0205)を有する。また、「収集期間情報受付部」(0206)を有してもよい。さらに、「操作履歴収集部」(0201)は「特定操作履歴収集手段」を、「実行機能識別情報生成部」(0203)は「利用識別情報生成手段」と「報知識別情報生成手段」有してもよい。
なお、以下に記載する本装置の機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェア及びソフトウェアの両方として実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPUやRAM、バス、あるいは二次記憶装置(ハードディスクや不揮発性メモリ、CD−ROMやDVD−ROMなどの記憶メディアとそれらメディアの読取ドライブなど)、印刷機器や表示装置、その他の外部周辺装置などのハードウェア構成部やその外部周辺機器用のI/Oポート、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、情報入力に利用されるユーザインターフェイスなどが挙げられる。
またこれらハードウェアやソフトウェアは、RAM上に展開したプログラムをCPUで演算処理したり、メモリやハードディスク上に保持されているデータや、インターフェイスを介して入力されたデータなどを加工、蓄積、出力処理したり、あるいは各ハードウェア構成部の制御を行ったりするために利用される。また、この発明は装置として実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を記憶媒体に固定した記憶媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
以下、本実施形態の「携帯端末装置」(0200)と、「操作履歴収集部」(0201)と、「スケジュール生成管理部」(0202)と、「実行機能識別情報生成部」(0203)と、「スケジュール保持部」(0204)と、「制御部」(0205)と、「収集期間情報受付部」(0206)と、「操作履歴収集部」(0201)の「特定操作履歴収集手段」と、「実行機能識別情報生成部」(0203)の「利用識別情報生成手段」と「報知識別情報生成手段」の機能について説明する。
本実施形態の「携帯端末装置」(0200)は、メールの送受信機能、Web閲覧機能、ラジオ放送受信機能、TV放送受信機能、カメラ機能など、様々な機能を有する携帯端末装置であり、例えば、携帯電話などが該当する。
「操作履歴収集部」(0201)は、各部の操作履歴を収集するよう構成されている。ここで、「各部」とは、「携帯端末装置」の有する機能を実行するよう構成された部であり、例えば、送信するメールを作成するためのメール作成部や、作成したメールを送信するためのメール送信部、メールを受信するためのメール受信部、WEBを閲覧するためのWEB閲覧部、デジタルTVを視聴するためのTV視聴部、デジタルラジオを視聴するためのラジオ視聴部、電子書籍を閲覧するための電子書籍閲覧部、PCと接続するためのPC接続部、ゲームをプレイするためのゲーム利用部、電話をかけるための電話発信部、電話を受信するための電話受信部、音楽を視聴するための音楽視聴部などがある。なお、前記した部は例示であり、その他、携帯端末を利用して実現可能な機能を実行するよう構成されたあらゆる部を含む。「各部の操作履歴」とは、各部を起動した履歴であり、例えば、「2007年10月22日(月)9時05分23秒:メール作成部起動」、「2007年10月22日(月)9時07分15秒:メール送信部起動」、「2007年10月22日(月)20時58分37秒:TV視聴部起動」などである。「各部の起動」には、利用者の操作により起動したもののほか、以下で説明する制御部(0205)の機能により、スケジュールに応じて自動で起動したものをも含んでよい。なお、「操作履歴を収集する」とは、操作履歴を取得し、保持することをさす。すなわち、操作履歴収集部(0201)は、利用者による各部の操作履歴を取得すると、それを保持するよう構成されている。
ここで、操作履歴収集部(0201)が操作履歴を収集する具体的手段としては、以下のような例が考えられる。例えば、操作履歴収集部(0201)は、各部が起動されると、その旨を識別する情報と、起動された部を識別する情報(以下、「部ID」という)を取得する。また、前記情報を取得すると、それをトリガに現在日時時間情報を取得する。そして、それらの情報を関連付けて操作履歴として保持するよう構成されていてもよい。収集した操作履歴の例を、図3(0302)に示す。前記現在日時時間情報を取得する手段としては、操作履歴収集部(0201)を、利用者が設定した時刻などを取得可能に構成することで実現できる。
なお、操作履歴収集部(0201)は、「特定操作履歴収集手段」を有するよう構成されてもよい。「特定操作履歴収集手段」は、収集期間情報に基づいて操作履歴を収集するよう構成されている。「収集期間情報」は、収集する操作履歴を期間で定める情報である。その内容としては、例えば、「現在の日にちを基準として過去1年分」のような条件で定めるようなものでもよい。使用期間情報は、予め出荷段階から定められていてもよいし、以下で説明する「収集期間情報受付部」(0206)で、利用者の入力を受け付けてもよい。「特定操作履歴収集手段」は、収集した操作履歴の期間が「収集期間情報で定められた期間」を超えた場合には、当該操作履歴を削除し、「収集期間情報で定められた期間」内の操作履歴のみを保持するよう構成されている。
「スケジュール生成管理部」(0202)は、操作履歴収集部(0201)で収集した操作履歴に基づいて、利用者による各部の利用予定のスケジュールを生成し、管理するよう構成されている。「利用者による各部の利用予定」とは、一日のある時間に(例:10時)ある部(例:メール生成部)を利用することを定めた予定である。スケジュール生成管理部(0202)は、収集した複数の操作履歴を利用し、一定以上の確率で、毎日ほぼ同じ時間に、同じ部を起動している操作を検索する。そして、検索した結果に基づいて、ある時間に、ある部を利用するスケジュールを生成する。例えば、利用者の過去の行動履歴が、図3の表(0301)のようなものだったとする。かかる場合、スケジュール生成管理部(0202)は、操作履歴収集部(0201)が収集した操作履歴(0302)を利用し、一定以上の確率で、毎日ほぼ同じ時間に、同じ部を起動している操作を検索し、毎日の行動パターンに基づいたスケジュール(0303)を生成する。なお、図3においては、5分単位でスケジュールを生成しているが、本実施形態において時間単位は特段制限されず、10分単位でも、30分単位でも、1時間単位でもよい。これらの単位は、利用者が選択可能に構成されていてもよい。ここで、5分単位でスケジュールを生成するとは、利用者による各部の利用予定を、例えば、「6時00分00秒:TV視聴」、「7時05分00秒:メール作成」、「10時35分00秒:音楽視聴」などのように5分単位で生成することをいう。「5分単位」でスケジュールを生成する場合、「スケジュール生成管理部」(0202)は、利用者の過去の操作履歴のうち、例えば、6時00分00秒から6時04分59秒の時間帯に行われた操作(例:「TV視聴機能の起動」)を、同じ行動パターンによる操作として認識し、スケジュール(例:「6時00分00秒:TV視聴」)を生成することとなる。
スケジュールを生成する具体的手段としては、以下の様な例が考えられる。まず、収集した操作履歴の中から、0時00分00秒から0時04分59秒の間の操作履歴を抽出する。そして、抽出した操作履歴を、起動した部に応じて分類し、それぞれの部を起動した日数(以下、「起動日数」という)をカウントする。その後、それぞれの起動日数を、操作履歴を収集した日数(以下、「収集日数」)で割り、「利用者がある部をある時間(0時00分00秒から0時04分59秒)に繰返し起動した確率(以下、「起動確率」という)」を求める。そして、求めた起動確率が、一定確率以上であるか判断し、一定確率以上である場合には、毎日の生活の中で、その部をその時間(0時00分00秒から0時04分59秒)に利用するスケジュールを生成する。その後、他のすべての時間帯についても同様の処理を行い、スケジュールを生成する。なお、一定確率は任意に設定可能であり、例えば、「7割以上」などでもよい。当該確率は、予め出荷段階から設定されていてもよいし、以下の実施形態で説明するように、利用者が任意に設定できてもよい。
また、スケジュール生成管理部(0202)は、生成したスケジュールを管理するよう構成されている。ここで、「管理」とは、生成したスケジュールを更新したり、変更したりすることを指す。スケジュールの生成に使用する操作履歴は日々蓄積されるので、各部の起動確率は日々変更することとなる。スケジュール生成管理部(0202)は、かかる事態に対応し、生成したスケジュールを管理するよう構成されている。なお、スケジュール生成管理部(0202)がスケジュールを生成したり管理したりするタイミングとしては特段制限されず、例えば、新たな操作履歴を収集するたびに行ってもよいし、利用者の操作ボタンによる「スケジュール生成管理」の指示をトリガに行ってもよいし、日にちの変わり目に自動で行ってもよい。
「実行機能識別情報生成部」(0203)は、スケジュールに従って各部に実行させる機能の識別情報である実行機能識別情報を生成するよう構成されている。ここで、「実行機能識別情報」は、実行させる部を特定する情報と、その部に実行させる機能を特定する情報からなる。なお、ここでの「各部」には、前記した、TV視聴部、WEB閲覧部などのほか、アラーム音やバイブレーションなどを出力しスケジュールの実行時間になった旨を利用者に報知する報知部を含んでもよい。かかる場合、実行機能識別情報生成部(0203)は、「利用識別情報生成手段」と「報知識別情報生成手段」を有するよう構成されていてもよい。
「利用識別情報生成手段」は、実行機能識別情報として、利用予定の部を起動するための利用識別情報を生成するよう構成されている。利用予定の部とは、スケジュール内容を実行するために利用する部であり、例えば、スケジュールが「6時00分00秒:TV視聴」の場合、「TV視聴部」が該当する。かかる場合、利用識別情報生成手段は、実行機能識別情報として、「TV視聴部:起動」なる利用識別情報(実行機能識別情報)を生成するよう構成されている。
「報知識別情報生成手段」は、実行機能識別情報として、利用者に対して所定の報知をする部を起動するための報知識別情報を生成するよう構成されている。報知する部とは、アラーム音などの音声情報を出力したり、バイブレーションを出力したりして、利用者に報知する報知部が該当する。例えば、スケジュールが「6時00分00秒:TV視聴」の場合、報知識別情報生成手段は、報知識別情報として、「報知部:音声出力」なる報知識別情報(実行機能識別情報)を生成するよう構成されている。
なお、実行機能識別情報生成部(0203)は、前記いずれの手段により実行機能識別情報を生成するか決定するため、利用者が入力した選択を識別するよう構成されてもよい。そして、利用者の選択に従って、「利用識別情報生成手段」、「報知識別情報生成手段」いずれかの手段により、実行機能識別情報を生成するよう構成されてもよい。
「スケジュール保持部」(0204)は、スケジュール生成管理部(0202)で生成され、管理されるスケジュールと実行機能識別情報生成部(0203)で生成される実行機能識別情報を関連付けて保持するよう構成されている。図4にスケジュール保持部が保持するデータの例を示す。
「制御部」(0205)は、スケジュール保持部(0204)が保持しているスケジュールと実行機能識別情報に応じて、各部を制御するよう構成されている。具体的には、以下のような例が考えられる。例えば、制御部(0205)が、利用者が設定した時刻などから現在の時間情報を取得し、スケジュールの時間と照合する。そして、スケジュールの実行時間になった場合には、そのスケジュールと関連付けて保持されている実行機能識別情報に応じて、各部に所定の機能を実行させるよう構成されていてもよい。または、例えば、本実施形態の携帯端末装置は、現在の時間とスケジュールの時間を照合する時刻計時部を有してもよい。時刻計時部は、スケジュール実行時間になるとその旨を示す信号を制御部(0205)に送るよう構成する。そして、制御部(0205)は、時刻計時部から前記信号を取得すると、そのスケジュールと関連付けて保持されている実行機能識別情報に応じて、各部に所定の機能を実行させるよう構成されていてもよい。
「収集期間情報受付部」(0206)は、操作履歴を収集する期間を定める収集期間情報を受付けるよう構成されている。収集期間情報については、前記の通りであるので、ここでの詳細な説明は省略する。収集期間情報受付部(0206)が収集期間情報を受付ける手段としては特段制限されず、例えば、メニュー画面をディスプレイに表示し、そこから入力を受付けてもよい。
<実施形態1のハードウェア構成>
図5は、上記機能的構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を表す図である。図に示すように、本携帯端末装置は、「操作履歴収集部」、「スケジュール生成管理部」、「実行機能識別情報生成部」、「スケジュール保持部」、「制御部」、などを構成する「CPU」(0501)、「RAM」(0502)、「不揮発性メモリ」(0503)、「HDD」(0504)、「ユーザI/F」(0505)、「ネットワークI/F」(0506)「デジタルTV・ラジオチューナ」(0507)、「デジタルカメラ部」(0508)、「電話通信処理回路」(0509)、「オーディオプレーヤ部」(0510)、「デジタルブックプレーヤ部」(0511)、「外部メモリI/F」(0512)、「外部機器I/F」(0513)、「GPS制御部」(0514)、RFID制御部」(0515)、「ディスプレイ」(0516)、「バス」(0517)などを備えている。なお、前記構成はあくまで一例であり、本実施形態を実現する上で、「ネットワークI/F」(0506)、「デジタルTV・ラジオチューナ」(0507)、「デジタルカメラ部」(0508)、「電話通信処理回路」(0509)、「オーディオプレーヤ部」(0510)、「デジタルブックプレーヤ部」(0511)、「外部メモリI/F」(0512)、「外部機器I/F」(0513)、「GPS制御部」(0514)、「RFID制御部」(0515)などについては、すべてを備えることを必須とはしない。これは、以下のすべての実施形態においても同様である。
以下に、図5のハードウェア図を用いて、本実施形態を実現する手段の一例を説明する。
<<操作履歴収集手段>>
まず、利用者が入力したTV視聴部を起動する指示信号をユーザI/F(0505)を介して取得すると、当該信号をRAM(0502)のデータ領域に保存する。そして、RAM(0502)に展開されたTV視聴プログラムに従い、デジタルTV・ラジオチューナ(0407)を介してデジタル放送波を受信し、RAM(0502)のデータ領域に保存する。そして、本放送情報やデータ放送情報などを取り出し、デコーダなどの所定の処理を行った後、映像情報と音声情報をディスプレイ(0516)などに出力する。
また、携帯端末装置は、RAM(0502)に展開された操作履歴収集プログラムに従い、TV視聴部を起動する指示信号を受けとった日時を示す情報(日時情報)を自己の体内時計などから取得しRAM(0502)のデータ領域に保存する。そして、日時情報を起動した部を識別する情報(部ID)と関連付け、操作履歴として不揮発性メモリ(0503)に保存する。
前記は、TV視聴部を起動した場合について説明したが、その他の部を起動した場合についても、同様の手段で操作履歴を収集する。
<<スケジュール生成管理手段>>
「スケジュールを生成管理」する指示信号をユーザI/F(0505)を介して取得すると、それをトリガにRAM(0502)に展開されたスケジュール生成管理プログラムに従い、不揮発性メモリ(0503)に保存されている操作履歴を取り出し、RAM(0502)のデータ領域に保存する。そして、ある時間帯の操作履歴のみを抽出し、起動した部ごとに分類する。その後、それぞれの部を起動した日数をカウントする。また、スケジュールの生成に利用するため不揮発性メモリ(0503)より取り出した操作履歴の日数をカウントする。そして、それらの情報を利用して、それぞれの部を起動した確率(起動確率)を演算処理により求め、RAM(0502)に保存する。その後、不揮発性メモリ(0503)より一定確率情報を取り出し、RAM(0502)に保存する。そして、それぞれの部の起動確率が一定確率以上であるか比較処理し、一定確率以上である部の起動だけを抽出する。その後、抽出した情報を利用して、その時間帯にその部を利用するスケジュールを生成し、RAM(0502)に保存する。また、RAM(0502)に展開された、実行機能識別情報生成プログラムに従い、それぞれのスケジュール実行時間になった際に、機能を実行させる部を特定する情報と実行させる機能を特定する情報からなる実行機能識別情報を生成し、スケジュールと関連付けてRAM(0502)に保存する。
以上の処理を、すべての時間帯において行う。
<<スケジュール実行手段>>
RAM(0502)に展開されたスケジュール監視プログラムに従い、常時、図示しない時計部より現在の日時情報を取得する。なお、時計部は、GPS制御部(0514)や、デジタルTV・ラジオチューナ部(0507)や、ネットワークI/F(0506)や、携帯端末装置の時計などから現在の時間情報を取得する。そして、RAM(0502)に保存されているスケジュールの時間情報と現在時間情報を比較処理し、それらの値が等しくなると、それをトリガに、そのスケジュールの実行機能識別情報を読み取る。そして、読み取った実行機能識別情報を引数として、RAM(0502)に展開されたスケジュール実行プログラムに従い、所定の処理を実行する。
<実施形態1の処理の流れ>
本実施形態の処理の流れの一例を図6A、6B、6Cのフローチャートに示す。
<<操作履歴収集(図6A)>>
まず、ある部を起動する指示信号を取得すると(S06A01)、その部を起動する(S06A02)。その後、現在の年月日時間情報を取得すると(S06A03)、起動した部のIDと年月日時間情報を関連付けて、操作履歴として保存する(S06A04)。
<<スケジュール生成管理(図6B)>>
まず、スケジュールを生成管理する指示信号を取得すると(S06B01)、不揮発性メモリより操作履歴を取り出す(S06B02)。そして、任意のある時間帯の操作履歴のみを抽出し(S06B03)、抽出した操作履歴を起動した部に応じて分類する(S06B04)。その後、各部の起動確率を求め(S06B05)、各部の起動確率が一定確率以上であるか判断する(S06B06)。
起動確率が一定確率以上である場合(S06B07)、その部をその時間帯に利用するスケジュールを生成する(S06B08)。そして、そのスケジュールの実行時間になった際に実行する機能を識別する実行機能識別情報を生成し、スケジュールと関連付けて保存する(S06B09)。一方、起動確率が一定確率以上でなかった場合は(S06B08)、その部をその時間帯に利用するようなスケジュールを生成しない(S06B10)。すべての部に対して当該判断を行う(S06B11)。
前記の処理を、すべての時間帯の操作履歴に対して行う(S06B12)。
<<スケジュール実行(図6C)>>
まず、年月日時間情報を取得すると(S06C01)、スケジュールと比較する(S06C02)。比較の結果、スケジュール実行時間である場合には(S06C03)、実行機能識別情報を読み取り(S06C04)、その部を起動する(S06C05)。一方、スケジュール実行時間でなかった場合には、再び現在の年月日時間情報を取得し(S06C01)、同様の処理を繰り返す。
<実施形態1の効果>
本実施形態の携帯端末装置は、日々の生活の中で、利用者が、毎日、携帯端末装置を利用して一定の確率以上で繰返し行っている行動パターンを認識し、ある時間にある機能を利用するスケジュールを生成する。そして、そのスケジュールの実行時間になると、利用予定の機能を自動で起動したり、アラーム音を鳴らしたりすることで利用者に報知することを特徴とする。これにより、利用者は、毎日欠かさず行っている行動を、忘れず実行することが可能となる。
<<実施形態2>>
<実施形態2の概要>
本実施形態の携帯端末装置は、実施形態1の携帯端末装置を基本とし、さらに、蓄積した操作履歴を利用して利用者の曜日ごとの行動パターンや、月日ごとの行動パターンなどを認識し、各曜日のスケジュールや各月日のスケジュールを生成する。そして、スケジュール実行時間になると、その行動を実行するための機能を自動起動したり、アラーム音を鳴らしたりすることで利用者に実行予定時間がきたことを報知することを特徴とする。
<実施形態2の機能的構成>
図7に本実施形態における携帯端末装置の機能ブロック図の一例を示す。本実施形態における「携帯端末装置」(0700)は、「操作履歴収集部」(0701)と、「スケジュール生成管理部」(0702)と、「実行機能識別情報生成部」(0703)と、「スケジュール保持部」(0704)と、「制御部」(0705)と、「繰返し単位受付部」(0707)を有する。また、「スケジュール生成管理部」(0702)は「第一スケジュール生成手段」を有する。
「操作履歴収集部」(0701)と、「実行機能識別情報生成部」(0703)と、「スケジュール保持部」(0704)と、「制御部」(0705)の機能的構成については、実施形態1と同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。以下、「繰返し単位受付部」(0707)と、「スケジュール生成管理部」(0702)の「第一スケジュール生成手段」の機能について説明する。
「繰返し単位受付部」(0707)は、生成するスケジュールの繰返し単位を定める繰返し単位情報を受付けるよう構成されている。収集した操作履歴をすべて利用してスケジュールを生成すると、毎日の行動パターンを認識して一つのスケジュールが生成される。しかし、利用者によっては、毎週月曜日の同じ時間に決まって行う行動があったり、毎月同じ日にちの同じ時間に決まって行う行動があったり、毎年同じ月日の同じ時間に決まって行う行動があったりする。「繰返し単位」とは、どのような行動パターンに基づいたスケジュールを生成するか特定するための情報である。具体的には、「毎日」のほか、「曜日ごと」、「日にちごと」、「月日ごと」などが考えられる。繰返し単位受付部(0707)は、生成するスケジュールの繰返し単位の選択入力を受付けるよう構成されている。繰返し単位受付部(0707)は、複数の繰返し単位の選択入力を受付けることができるよう構成されてもよい。
スケジュール生成管理部(0702)の「第一スケジュール生成手段」は、繰返し単位情報に基づいてスケジュールを生成するよう構成されている。具体的には、繰返し単位情報が「曜日ごと」の場合、第一スケジュール生成手段は、操作履歴を曜日ごとに分類する。そして、曜日ごとの操作履歴を利用して、各曜日の行動パターンに基づいた7つのスケジュールを生成する。他の繰返し単位情報についても、前記と同様の処理でスケジュールを生成する。
なお、第一スケジュール生成手段は、繰返し単位受付部(0707)が受付けた繰返し単位情報を利用してスケジュールを生成してもよいし、予め出荷段階から定められていた繰返し単位情報を利用してスケジュールを生成してもよい。
<実施形態2のハードウェア構成>
図8は、上記機能的構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を表す図である。以下に、図8のハードウェアで本実施形態を実現する手段の一例を説明する。
利用者が入力したスケジュール生成指示信号をユーザI/F(0805)を介して取得すると、RAM(0806)のデータ領域に保存する。そして、RAM(0802)に展開された繰返し単位スケジュール生成プログラムに従い、不揮発性メモリ(0803)より操作履歴と繰返し単位情報を取り出して、RAM(0802)のデータ領域に保存する。その後、繰返し単位情報を引数として、特定の操作履歴のみを抽出し、抽出した操作履歴のみを利用してスケジュールを生成する。例えば、繰返し単位情報が「曜日ごと」だった場合、まず、操作履歴の中から、「月曜日」の操作履歴のみを抽出し、RAM(0802)のデータ領域に保存する。そして、実施形態1で説明した手段でスケジュールを生成し、RAM(0802)のデータ領域に保存する。その後、すべての曜日の操作履歴について、同様の処理を行い、各曜日のスケジュールを生成し、RAM(0802)に保存する。
<実施形態2の処理の流れ>
本実施形態の処理の流れの一例を図9のフローチャートに示す。
まず、スケジュールを生成管理する指示信号を取得すると(S0901)、不揮発性メモリより操作履歴と(S0902)、繰返し単位情報を取り出す(S0903)。そして、繰返し単位情報に基づき特定の操作履歴のみを抽出し(S0904)、抽出した操作履歴のみを利用してスケジュールを生成管理する(S0905)。その後、繰返し単位情報に基づき生成されるすべてのスケジュールを生成管理するまで前記処理を繰り返す(S0906)。
<実施形態2の効果>
本実施形態の携帯端末装置は、日々の日常生活の中で、利用者が、毎週または毎月または毎年、携帯端末装置を利用して一定の確率以上で繰返し行っている行動パターンを認識し、利用予定としてスケジュールを生成する。そして、そのスケジュールの実行時間になると、その行動を行うための機能を自動で起動したり、アラーム音を鳴らしたりすることで利用者に報知することを特徴とする。
これにより、利用者は、毎月同じ日にちの同じ時間に行っている行動(例:毎月25日の給料日の10時に必ず送信しているメール)や、毎年同じ月日の同じ時間に行っている行動(例:1月1日の0時に必ず送信しているハッピーニューイヤーメール)などを忘れず実行することができる。
<<実施形態3>>
<実施形態3の概要>
本実施形態の携帯端末装置は、実施形態1または2の携帯端末装置を基本とし、さらに、ある機能の利用予定をスケジュール登録するか定める基準(繰返し頻度)を利用者が決定することができることを特徴とする。
<実施形態3の機能的構成>
図10に本実施形態における携帯端末装置の機能ブロック図の一例を示す。本実施形態における「携帯端末装置」(1000)は、「操作履歴収集部」(1001)と、「スケジュール生成管理部」(1002)と、「実行機能識別情報生成部」(1003)と、「スケジュール保持部」(1004)と、「制御部」(1005)と、「登録基準受付部」(1008)を有する。また、「スケジュール生成管理部」(1002)は「第二スケジュール生成手段」を有する。
「操作履歴収集部」(1001)と、「実行機能識別情報生成部」(1003)と、「スケジュール保持部」(1004)と、「制御部」(1005)の機能的構成については、実施形態1などと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。以下、「登録基準受付部」(1008)と、「スケジュール生成管理部」(1002)の「第二スケジュール生成手段」の機能について説明する。
登録基準受付部(1008)は、利用者の各部の操作を、利用予定としてスケジュール生成するか否かを決定するための基準を定める登録基準情報を受付けるよう構成されている。スケジュールを生成する手段は実施形態1で説明した通りであり、その簡単な流れは以下の通りである。まず、ある部をある時間に繰返し起動する確率(起動確率)を求め、その起動確率が、一定確率以上であるか判断する。そして、一定確率以上である場合に、その部をその時間に利用するスケジュールを生成する。「登録基準情報」とは、前記一定確率を定めるための情報である。具体的には、数値などにより特定することができ、例えば、「70%以上」、「50%以上」などである。登録基準受付部(1008)は、メニュー画面などから、登録基準情報の入力を受け付けるよう構成されている。
スケジュール管理部(1002)の「第二スケジュール生成手段」は、登録基準情報に基づいてスケジュールを生成するよう構成されている。すなわち、実施形態1などで説明した機能により起動確率を求めると、登録基準情報により定められる登録基準と比較し、起動確率が登録基準より大きい場合にスケジュールを生成するよう構成されている。
<実施形態3のハードウェア構成>
図11は、上記機能的構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を表す図である。以下に、図11のハードウェアで本実施形態を実現する手段の一例を説明する。
利用者が入力したスケジュール生成管理指示信号をユーザI/F(1105)を介して取得すると、RAM(1106)のデータ領域に保存する。そして、RAM(1102)に展開されたスケジュール生成管理プログラムに従い、不揮発性メモリ(1103)より操作履歴と登録基準情報を取り出して、RAM(1102)のデータ領域に保存する。その後、スケジュール生成管理プログラムに従い、操作履歴を利用して、ある時間帯に起動されたある部の起動確率を演算処理により求め、RAM(1102)のデータ領域に保存する。そして、RAM(1102)に保存されている起動確率と登録基準情報を大小比較する。起動確率が登録基準より大きい場合には、その時間帯にその部を利用する予定としてスケジュールを生成管理し、RAM(1102)に保存する。
<実施形態3の処理の流れ>
本実施形態の処理の流れの一例を図12のフローチャートに示す。
まず、スケジュールを生成管理する指示信号を取得すると(S1201)、不揮発性メモリより操作履歴と(S1202)、登録基準情報を取り出す(S1203)。そして、登録基準情報に基づいてスケジュールを生成管理する(S1204)。
なお、スケジュールを生成管理する詳細については、図6Bにおける「一定確率」を「登録基準情報」に置き換えたものと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
<実施形態3の効果>
本実施形態の携帯端末装置は、スケジュールを生成管理するための基準(繰返し頻度)を利用者が定めることができる。
これにより、利用者が希望する繰返し頻度以上の操作のみを、スケジュール生成などすることが可能になり、不要なスケジュールを生成したり、また、利用者が希望するスケジュールが生成されなかったりする不都合を回避できる。
<<実施形態4>>
<実施形態4の概要>
本実施形態の携帯端末装置は、実施形態1から3などを基本とし、さらに、一定基準以上の頻度で繰返し起動していると判断し生成したスケジュールを、登録するか利用者に確認することを特徴とする。
<実施形態4の機能的構成>
図13に本実施形態における携帯端末装置の機能ブロック図の一例を示す。本実施形態における「携帯端末装置」(1300)は、「操作履歴収集部」(1301)と、「スケジュール生成管理部」(1302)と、「実行機能識別情報生成部」(1303)と、「スケジュール保持部」(1304)と、「制御部」(1305)を有する。また、「スケジュール生成管理部」(1302)は「スケジュール保持選択確認手段」を有し、「スケジュール保持部」(1304)は、「選択スケジュール保持手段」を有する。
「操作履歴収集部」(1301)と、「実行機能識別情報生成部」(1303)と、「制御部」(1305)の機能的構成については、実施形態1などと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。以下、「スケジュール生成管理部」(1302)の「スケジュール保持選択確認手段」と、「スケジュール保持部」(1304)の「選択スケジュール保持手段」の機能について説明する。
「スケジュール生成管理部」(1302)の「スケジュール保持選択確認手段」は、生成したスケジュールをスケジュール保持部で保持させるか否か、利用者に選択させるよう構成されている。「生成したスケジュール」とは、スケジュール生成管理部(1302)が、収集した操作履歴を利用して、一定の確率以上で繰返し行われている操作と判断して生成したスケジュールである。スケジュール保持選択確認手段は、生成したスケジュールを、スケジュール保持部(1304)で保持させる前に、保持させるか否か利用者に選択させるよう構成されている。利用者に確認する手段としては特段制限されず、例えば、ディスプレイに、「新規スケジュール(6時00分00秒:TV視聴)登録しますか?YESorNO」などのメニュー画面を表示して選択入力させてもよい。
スケジュール保持部(1303)の「選択スケジュール保持手段」は、前記利用者の選択に応じてスケジュールを保持するよう構成されている。すなわち、選択スケジュール保持手段は、利用者の選択が「保持する」だった場合のみ、スケジュールを保持するよう構成されている。
<実施形態4のハードウェア構成>
図14は、上記機能的構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を表す図である。以下に、図14のハードウェアで本実施形態を実現する手段の一例を説明する。
RAM(1402)に展開されたスケジュール生成管理プログラムに従い、RAM(1402)に保存されている操作履歴を利用して、ある時間帯に起動された機能の起動確率を演算処理により求めRAM(1402)に保存する。そして、当該起動確率が一定確率より大きいか小さいか比較処理する。そして、起動確率が一定確率より大きい場合には、スケジュールを生成し、RAM(1402)に保存する。その後、RAM(1402)に展開された登録確認プログラムに従い、不揮発性メモリ(1403)より、登録案内表示データを取り出し、RAM(1402)に保存する。そして、生成したスケジュールを登録するか否か選択させる案内を、ディスプレイ(1416)に出力する。その後、利用者の選択入力をユーザI/F(1405)を介して取得すると、当該信号を解析して利用者の選択を認識する。
利用者の選択が、「登録する」であった場合、RAM(1402)に保存しているスケジュールを不揮発性メモリ(1403)に保存する。一方、「登録しない」であった場合は、生成したスケジュールを消去する。
<実施形態4の処理の流れ>
本実施形態の処理の流れの一例を図15のフローチャートに示す。
実施形態1などで説明した処理によりスケジュールを生成管理すると(S1501)、そのスケジュールを登録するか確認するメニュー画面をディスプレイに出力する(S1502)。そして、利用者の選択入力が「登録する」だった場合(S1503)、生成管理したスケジュールを登録する(S1504)。一方、利用者の選択入力が「登録しない」だった場合(S1503)、生成管理したスケジュールを消去する(S1505)。
<実施形態4の効果>
本実施形態の携帯端末装置は、利用者が携帯端末装置を利用して一定の確率以上で繰返し行っている操作のうち、利用者が希望する操作のみを利用予定としてスケジュールに登録することができる。
これにより、利用者が希望しないスケジュールを、携帯端末装置が自動で保存し報知するという不都合を回避できる。
<<実施形態5>>
<実施形態5の概要>
本実施形態の携帯端末装置は、実施形態1から4の携帯端末装置を基本とし、さらに、登録されているスケジュールに基づき、利用予定の機能を実行する場合、その機能(例:TV視聴機能、メール作成機能)を自動起動するほか、他の機能(例:CH選局機能、アドレス入力機能など)も連続的に実行することを特徴とする。
<実施形態5の機能的構成>
図16に本実施形態における携帯端末装置の機能ブロック図の一例を示す。本実施形態における「携帯端末装置」(1600)は、「操作履歴収集部」(1601)と、「スケジュール生成管理部」(1602)と、「実行機能識別情報生成部」(1603)と、「スケジュール保持部」(1604)と、「制御部」(1605)を有する。また、「制御部」(1605)は、「連続制御手段」を有する。
「操作履歴収集部」(1601)と、「スケジュール生成管理部」(1602)と、「実行機能識別情報生成部」(1603)と、「スケジュール保持部」(1604)の機能的構成については、実施形態1などと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。以下、「制御部」(1605)の、「連続制御手段」の機能について説明する。
「制御部」(1605)の「連続制御手段」は、実行機能識別情報で識別される複数の機能を連続的に実行させるよう構成されている。ここで、「実行機能識別情報で識別される複数の機能」とは、実行機能識別情報で特定される部に付随するあらゆる機能である。例えば、実行機能識別情報で特定される部が、「TV視聴部」であった場合、複数の機能とは、「TV視聴部を起動する機能」や、「CHを変更する機能」、「音量を調節する機能」などが考えられる。すなわち、「連続制御手段」は、「TV視聴部を起動する機能」、「チャンネルを変更する機能」、「音量を調節する機能」などを連続的に実行するよう構成されている。
その他の例としては、実行機能識別情報で特定される部が、「メール作成部」であった場合、複数の機能は、「メール作成部を起動する機能」、「送信先のアドレスを入力する機能」、「本文を作成する機能」などが考えられる。また、「WEB閲覧部」であった場合、複数の機能は、「WEB閲覧部を起動する機能」、「URLを入力する機能」などが考えられる。また、「電子書籍閲覧部」であった場合、複数の機能は、「電子書籍閲覧部を起動する機能」、「閲覧する書籍を選択する機能」、「書籍のページをめくる機能」などが考えられる。また、「音楽視聴部」であった場合、複数の機能は、「音楽視聴部を起動する機能」、「視聴する音楽を選択する機能」、「音量を調節する機能」などが考えられる。なお、前記は一例であり、その他、あらゆる部において実行されるあらゆる機能が該当する。
なお、連続制御手段は、前記のような機能を連続的に実行させる際、利用者の行動パターンにあわせた内容(例:「選択するCH」、「音量」、「入力するアドレス」、「入力するURL」など)を連続的に実行させるよう構成されてもよい。このような機能を実現する手段としては、例えば、以下のような例が考えられる。操作履歴収集部(1601)は、図17に示すように、操作履歴を収集する際に、その部を起動した際の「CH」、「音量」などの情報をあわせて収集する。なお、収集する情報は、その部を起動した際の情報のほか、その部を終了させる際のものでもよいし、最も長い時間設定されていたものでもよい。これらの情報は、起動した部に応じて、適当な情報を収集するよう構成されてもよい。そして、実行機能識別情報生成部(1603)は、当該情報を利用して、連続的に実行させる内容を識別する情報(以下、「連続実行内容識別情報」という)を実行機能識別情報と関連付けて生成するよう構成されている。そして、スケジュール保持部(1604)は連続実行内容識別情報をもスケジュールと関連付けて保持するよう構成しておき(図17)、連続制御手段は、当該情報を利用して、利用者の行動パターンにあわせた内容を連続的に実行させる。
「連続実行内容識別情報」の例としては、例えば、連続的に実行する機能が「メール作成部」の「送信先のアドレスを入力する機能」であれば、「アドレス情報」などが該当する。かかる場合、操作履歴収集部(1601)は、操作履歴情報として、「生成したメールの送信先のアドレス」を収集する。そして、実行機能識別情報生成部(1603)は、当該情報を利用して、その時間帯に「入力する頻度の最も高いアドレス」を判別し、それを識別する情報を、連続実行内容識別情報として生成するよう構成されてもよい。
その他の例としては、連続的に実行する機能が「WEB閲覧部」の「URLを入力する機能」であれば、「連続実行内容識別情報」は「URL情報」などである。かかる場合、操作履歴収集部(1601)は、操作履歴情報として「入力されたURL」を収集する。そして、実行機能識別情報生成部(1603)は、当該情報を利用して、その時間帯に「入力する頻度の最も高いURL」を判別し、それを識別する情報を、連続実行内容識別情報として生成するよう構成されてもよい。
また、その他の例として、連続的に実行する機能が「電子書籍閲覧部」の「閲覧する書籍を選択する機能」や「書籍のページをめくる機能」であれば、「連続実行内容識別情報」は「書籍を識別する情報」や「書籍のページを識別する情報」などである。かかる場合、操作履歴収集部(1601)は、操作履歴情報として「電子書籍閲覧部を終了する際に選択されていた書籍」や「電子書籍閲覧部を終了する際に閲覧されていたページ」を収集する。そして、実行機能識別情報生成部(1603)は、当該情報を利用して、最新の操作履歴に記載されている書籍やページを識別する情報を、連続実行内容識別情報として生成するよう構成されてもよい。
前記は、一例であり、その他の部における機能を連続的に実行する場合においても、同様の手段で、各部の各機能に応じて適当な連続実行内容識別情報を生成する。
<実施形態5のハードウェア構成>
図18は、上記機能的構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を表す図である。以下に、図18のハードウェアで本実施形態を実現する手段の一例を説明する。
携帯端末装置は、RAM(1802)に展開されたスケジュール監視プログラムに従い、生成したスケジュールと、取得した現在の日時情報を常時比較する。そして、スケジュールに登録された予定を実行する時間になると、RAM(1802)に展開されたスケジュール実行プログラムに従い、スケジュールに関連付けられている実行機能識別情報と連続実行内容識別情報を読み取る。そして、実行機能識別情報を利用して、起動する機能を特定し、連続実行内容識別情報を引数として、その機能を起動する。
<実施形態5の処理の流れ>
本実施形態の処理の流れの一例を図19のフローチャートに示す。
まず、現在年月日時間情報を取得すると(S1901)、スケジュールと比較する(S1902)。比較の結果、スケジュール実行時間である場合には(S1903)、スケジュールと関連付けられている実行機能識別情報を読み取り(S1904)、連続実行内容識別情報を引数として部を起動する(S1905)。一方、スケジュール実行時間でなかった場合には(S1903)、再び現在年月日時間情報を取得し(S1901)、同様の処理を繰り返す。
<実施形態5の効果>
本実施形態の携帯端末装置は、利用者の操作履歴としてより詳細な情報(例:利用した「CH」、「URL」、「アドレス」など)を蓄積する。そして、スケジュールに応じて利用予定の部を起動する際、当該情報を引数として複数の機能を連続的に実行する。
これにより、利用者は、利用予定の部を利用する際、余計な入力操作などを回避することが可能となる。
<<実施形態6>>
<実施形態6の概要>
本実施形態の携帯端末装置は、実施形態1から5の携帯端末装置を基本とし、さらに、操作履歴を蓄積する際には、その操作を行った位置情報も併せて蓄積し、位置情報も考慮して利用者の行動パターンを認識して、スケジュールを生成することを特徴とする。
図20に、本実施形態の携帯端末装置を利用することによる効果を示す概念図を示す。例えば、図20(A)に示すように、利用者が、毎週月曜日から金曜日の6時に、自分の家で、本実施形態の携帯端末装置を利用してTV放送のイタリア語番組を欠かさず視聴していたとする。かかる場合、「毎朝6時」に「自分の家」で「TV視聴」という利用者の行動パターンが認識され、スケジュールが生成される。
かかる場合、図20(B)に示すように、ある日の「6時」に、利用者が「自分の家にいる」場合は、携帯端末装置は行動実行時間になった旨を報知する。一方、図20(C)に示すように、ある日の「6時」に、利用者が「自分の家にいない」場合は、携帯端末装置は報知しない。
<実施形態6の機能的構成>
図21に本実施形態における携帯端末装置の機能ブロック図の一例を示す。本実施形態における「携帯端末装置」(2100)は、「操作履歴収集部」(2101)と、「スケジュール生成管理部」(2102)と、「実行機能識別情報生成部」(2103)と、「スケジュール保持部」(2104)と、「制御部」(2105)と、「現在位置情報取得部」(2109)を有する。また、「操作履歴収集部」(2101)は、「位置付操作履歴収集手段」を有する。
「実行機能識別情報生成部」(2103)と、「スケジュール保持部」(2104)の機能的構成については、実施形態1などと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。以下、「現在位置情報取得部」(2109)と、「操作履歴収集部」(2101)の「位置付操作履歴収集手段」と、「スケジュール生成管理部」(2102)と、「制御部」(2105)の機能について説明する。
「現在位置情報取得部」(2106)は、現在の位置情報を取得するよう構成されている。位置情報を取得する手段としては、GPS機能を利用して実現できる。なお、現在位置情報取得部(2106)は、以下で説明する「位置付操作履歴収集手段」からの指示信号をトリガに現在位置情報を取得するよう構成されている。なお、以下で説明するように、制御部(2105)からの指示信号をトリガに取得するよう構成されてもよい。
「操作履歴収集部」(2101)の「位置付操作履歴収集手段」は、操作履歴としてその操作が行われた際の現在位置情報を含めた操作履歴を収集するよう構成されている。すなわち、位置付操作履歴収集手段は、ある操作の操作履歴を収集する際、起動した部を識別する情報と、その操作が実行された時間情報と、さらに、前記現在位置情報取得部(1806)で取得した現在位置情報を取得し、それらを関連付けて一つの操作履歴として保持するよう構成されている。
本実施形態の「スケジュール生成管理部」(2102)は、操作履歴の位置情報をも考慮して、利用者の各部の利用予定のスケジュールを生成するよう構成されていてもよい。具体的には、収集した複数の操作履歴を利用し、一定以上の確率で、毎日ほぼ同じ時間に、同じ場所で、同じ部を起動している操作を検索する。そして、検索した結果に基づいて、ある時間に、ある場所で、ある部を利用するスケジュールを生成する。例えば、「6時00分00秒:TV視聴:千代田区有楽町1丁目付近」、「7時05分00秒:メール作成:A学校」などのスケジュールが生成されてもよい。
「制御部」(2105)は、スケジュールの位置情報と、現在の位置情報を考慮して、各部を制御するよう構成されていてもよい。具体的には、例えば、「6時00分00秒:TV視聴:千代田区有楽町1丁目付近」のような予定が生成されている場合、「6時00分00秒」に利用者が「千代田区有楽町1丁目付近」にいる場合は、TV視聴部を自動起動するよう制御し、「千代田区有楽町1丁目付近」にいない場合は、いずれの部も起動しないよう制御するよう構成されていてもよい。または、「6時00分00秒:TV視聴:千代田区有楽町1丁目付近」のような予定が生成されている場合、「6時00分00秒」に利用者が「千代田区有楽町1丁目付近」にいる場合は、TV視聴部を自動起動するよう制御し、「千代田区有楽町1丁目付近」にいない場合は、アラーム機能部を制御して、アラーム音を出力するよう構成されていてもよい。当該機能を実現する手段としては、制御部(2105)は、スケジュール保持部(2104)が保持しているスケジュールを監視し、スケジュール実行時間になると、前記現在位置情報取得部(2109)より現在位置情報を取得する。そして、スケジュールの位置情報と、現在位置情報を比較するよう構成することで実現できる。
<実施形態6のハードウェア構成>
図22は、上記機能的構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を表す図である。以下に、図22のハードウェアで本実施形態を実現する手段の一例を説明する。
<<操作履歴収集手段>>
まず、利用者が入力したTV視聴機能を起動する指示信号をユーザI/F(2205)を介して取得すると、当該信号をRAM(2202)のデータ領域に保存する。そして、RAM(2202)に展開されたTV視聴プログラムに従い、デジタルTV・ラジオチューナ(2207)を介してデジタル放送波を受信すると、RAM(2202)のデータ領域に保存する。そして、本放送情報やデータ放送情報などを取り出し、デコーダなどの所定の処理を行った後、映像情報と音声情報をディスプレイ(2216)などに出力する。
また、携帯端末装置は、RAM(2202)に展開された操作履歴収集プログラムに従い、TV視聴機能を起動する指示信号を受けとった日時を示す情報(日時情報)を自己の体内時計などから取得しRAM(2202)のデータ領域に保存する。また、RAM(2202)に展開されたGPSプログラムに従い、GPS制御部(2214)を介して、現在位置情報を取得し、RAM(2202)のデータ領域に保存する。そして、起動した機能のIDと、日時情報と、位置情報を関連付けて、操作履歴として不揮発性メモリ(2203)などに保存する。
前記は、TV視聴部を起動した場合について説明したが、その他の部を起動した場合についても、同様の手段で操作履歴を収集する。
<<スケジュール生成手段>>
「スケジュール生成管理」する指示信号をユーザI/F(2205)を介して取得すると、それをトリガにRAM(2202)に展開されたスケジュール生成管理プログラムに従い、不揮発性メモリ(2203)に保存されている操作履歴を取り出し、RAM(2202)のデータ領域に保存する。そして、ある時間帯の操作履歴のみを抽出し、起動した部ごとに分類する。さらに、起動した場所ごとに分類する。その後、それぞれの部をそれぞれの場所で起動した日数をカウントする。また、スケジュールの生成に利用するため不揮発性メモリ(2203)より取り出した操作履歴の日数をカウントする。そして、それらの情報を利用して、それぞれの部をそれぞれの場所で起動した確率(起動確率)を演算処理により求め、RAM(2202)に保存する。その後、不揮発性メモリ(2203)より一定確率情報を取り出し、RAM(2202)に保存する。そして、それぞれの部のそれぞれの場所での起動確率が一定確率以上であるか比較処理し、一定確率以上である操作だけを抽出する。そして、抽出した情報を利用して、その時間帯に、その場所で、その部を利用するスケジュールを生成管理し、RAM(2202)に保存する。また、RAM(2202)に展開された、実行機能識別情報生成プログラムに従い、それぞれのスケジュール実行時間になった際に、機能を実行させる部を特定する情報と、実行させる機能を特定する情報、からなる実行機能識別情報を生成し、スケジュールと関連付けてRAM(2202)に保存する。
以上の処理を、すべての時間帯において行う。
<<スケジュール実行手段>>
RAM(2202)に展開されたスケジュール監視プログラムに従い、常時、図示しない時計部より現在の日時情報を取得する。そして、RAM(2202)に保存されているスケジュールの時間情報と現在時間情報を比較処理し、それらの値が等しくなると、それをトリガに、RAM(2202)に展開されたGPSプログラムに従い、GPS制御部(2214)を介して、現在位置情報を取得し、RAM(2202)に保存する。そして、スケジュールの位置情報と、現在位置情報を比較処理する。比較の結果が「同じ」であった場合、RAM(2202)に展開されたスケジュール実行プログラムに従い、所定の処理を実行する。一方、比較の結果が「異なる」であった場合、所定の処理を実行しない。
<実施形態6の処理の流れ>
本実施形態の処理の流れの一例を図23A、23B、23Cのフローチャートに示す。
<<操作履歴収集(図23A)>>
まず、ある部を起動する指示信号を取得すると(S23A01)、その部を起動する(S23A02)。その後、現在の年月日時間情報を取得し(S23A03)、現在位置情報を取得する(S23A04)。そして、起動した部のIDと年月日時間情報と現在位置情報を関連付けて、操作履歴として保存する(S23A05)。
<<スケジュール生成管理(図23B)>>
まず、スケジュールを生成管理する指示信号を取得すると(S23B01)、不揮発性メモリより操作履歴を取り出す(S23B02)。そして、任意のある時間帯の操作履歴のみを抽出し(S23B03)、抽出した操作履歴を起動した部に応じて分類する(S23B04)。その後、さらに、起動した場所に応じて分類する(S23B05)。そして、それぞれの起動確率を求め(S23B06)、起動確率が一定確率以上であるか判断する(S23B07)。
起動確率が一定確率以上である場合(S23B08)、その部を、その場所で、その時間帯に利用するスケジュールを生成する(S23B09)。そして、そのスケジュールの実行時間になった際に実行する機能を識別する実行機能識別情報を生成し、スケジュールと関連付けて保存する(S23B10)。一方、起動確率が一定確率以上でなかった場合は(S23B08)、スケジュールを生成しない(S23B11)。前記の処理を、すべての時間帯の操作履歴に対して行う(S23B12)。
<<スケジュール実行(図23C)>>
まず、年月日時間情報を取得すると(S23C01)、スケジュールと比較する(S23C02)。比較の結果、スケジュール実行時間である場合には(S23C03)、GPS制御部より現在位置情報を取得する(S23C04)。そして、現在の位置が、スケジュールの位置情報と一致する場合には(S23C05)、実行機能識別情報を読み取り(S23C06)、その部を起動する(S23C07)。一方、現在の位置が、スケジュールの位置情報と一致しない場合には(S23C05)、部を起動しない(S23C08)。
<実施形態6の効果>
本実施形態の携帯端末装置は、利用者の操作履歴として、その操作を行った位置情報をも蓄積する。そして、位置情報をも考慮して利用者の行動パターンを詳細に解析し、スケジュールを生成する。そして、スケジュール実行時間になると、その時の位置をも考慮して、適当な機能を実行することができる。
<<実施形態7>>
<実施形態7の概要>
本実施形態の携帯端末装置は、実施形態1から6の携帯端末措置を基本とし、さらに、携帯端末装置が収集した操作履歴を、利用者が自由に編集できることを特徴とする。
<実施形態7の機能的構成>
図24に本実施形態における携帯端末装置の機能ブロック図の一例を示す。本実施形態における「携帯端末装置」(2400)は、「操作履歴収集部」(2401)と、「スケジュール生成管理部」(2402)と、「実行機能識別情報生成部」(2403)と、「スケジュール保持部」(2404)と、「制御部」(2405)を有する。また、「操作履歴収集部」(2401)は、「操作履歴編集手段」を有する。
「スケジュール生成管理部」(2402)と、「実行機能識別情報生成部」(2403)と、「スケジュール保持部」(2404)と、制御部(2405)の機能的構成については、実施形態1などと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。以下、「操作履歴収集部」(2401)の「操作履歴編集手段」の機能について説明する。
「操作履歴収集部」(2401)の「操作履歴編集手段」は、収集された操作履歴を編集するよう構成されている。「収集された操作履歴」とは、「操作履歴収集部」(2401)で取得し保持している操作履歴である。また、「編集」とは、保持している操作履歴を削除したり、操作履歴の年月日時間情報、操作内容、その他の内容を変更したり(例:「2007年10月22日(月)9時05分23秒:メール作成機能起動」を「2007年10月22日(月)9時15分23秒:メール作成機能起動」に変更)、操作履歴を追加したりする処理をいう。操作履歴収集手段は、利用者が入力した編集指示情報を取得可能に構成しており、取得した編集指示情報に従って、収集された操作履歴を編集するよう構成されている。なお、利用者が入力する編集指示情報は、一つの操作履歴を選択し、選択した一つの操作履歴に対して編集するようなものでもよいし、複数の操作履歴を選択し、選択した複数の操作履歴に対してまとめて編集するようなものでもよい。
<実施形態7のハードウェア構成>
図25は、上記機能的構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を表す図である。以下に、図25のハードウェアで本実施形態を実現する手段の一例を説明する。
利用者が特定の操作履歴を編集するよう入力すると、携帯端末装置は当該信号をユーザI/F(2505)を介して取得し、RAM(2502)に保存する。その後、RAM(2502)に展開された操作履歴編集プログラムに従い、当該信号を解析し、利用者の入力した編集指示情報を認識する。そして、不揮発性メモリ(2503)より、前記編集指示情報で特定される操作履歴を取り出し、RAM(2502)のデータ領域に保存する。そして、編集指示情報に従い、取り出した操作履歴に対して所定の編集処理を行う。
<実施形態7の処理の流れ>
本実施形態の処理の流れの一例を図26のフローチャートに示す。
まず、利用者が入力した操作履歴編集指示情報を取得すると(S2601)、当該情報より、編集する操作履歴を特定する(S2602)。そして、特定した操作履歴を不揮発性メモリより取り出す(S2603)。
その後、取り出した操作履歴に対して、操作履歴編集指示情報で特定される編集を実行する(S2604)。
<実施形態7の効果>
本実施形態の携帯端末装置は、携帯端末装置が収集した操作履歴を、利用者が自由に編集できることを特徴とする。
これにより、利用者は、引越しや、転職、卒業などの要因で生活パターンが変化した際には、過去の生活パターンの操作履歴を消去するなどし、新たに、新しい環境での生活パターンにあわせたスケジュールを生成することが可能になる。
<<実施形態8>>
<実施形態8の概要>
本実施形態の携帯端末装置は、実施形態1から7の携帯端末措置を基本とし、さらに、携帯端末装置が自動的に生成したスケジュールを、利用者が自由に消去したり、変更したり、新たなスケジュールを追加したりすることができることを特徴とする。
<実施形態8の機能的構成>
図27に本実施形態における携帯端末装置の機能ブロック図の一例を示す。本実施形態における「携帯端末装置」(2700)は、「操作履歴収集部」(2701)と、「スケジュール生成管理部」(2702)と、「実行機能識別情報生成部」(2703)と、「スケジュール保持部」(2704)と、「制御部」(2705)を有する。また、「スケジュール生成管理部」(2702)は、「スケジュール編集手段」を有する。
「操作履歴収集部」(2701)と、「実行機能識別情報生成部」(2703)と、「スケジュール保持部」(2704)と、制御部(2705)の機能的構成については、実施形態1などと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。以下、「スケジュール生成管理部」(2702)の「スケジュール編集手段」の機能について説明する。
「スケジュール生成管理部」(2702)の「スケジュール編集手段」は、スケジュール保持部(2704)で保持されているスケジュールを編集するよう構成されている。ここで、「スケジュールを編集する」とは、保持しているスケジュール(例:「6時00分00秒:TV視聴」)を削除したり、年月日時間情報、操作内容、その他の内容を変更したり(例:「9時05分00秒:メール作成機能起動」を「9時00分00秒:メール作成機能起動」に変更)、新たなスケジュールを追加したりする処理をいう。
スケジュール保持部(2704)は、スケジュール編集手段で編集されたスケジュールをも保持するよう構成されている。
<実施形態8のハードウェア構成>
図28は、上記機能的構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を表す図である。以下に、図28のハードウェアで本実施形態を実現する手段の一例を説明する。
利用者が入力したスケジュール編集指示信号を、ユーザI/F(2805)を介して取得すると、RAM(2802)のデータ領域に保存する。そして、RAM(2802)に展開されたスケジュール編集プログラムに従い、スケジュール編集指示信号を解析し、編集するスケジュールを特定し、また、編集内容を特定する。
その後、不揮発性メモリ(2803)より、特定したスケジュールを取り出すと、RAM(2802)に保存する。そして、特定した編集内容に応じて、所定の編集を実行する。
<実施形態8の処理の流れ>
本実施形態の処理の流れの一例を図29のフローチャートに示す。
まず、利用者が入力したスケジュール編集指示情報を取得すると(S2901)、当該情報より、編集するスケジュールを特定する(S2902)。そして、特定したスケジュールを不揮発性メモリより取り出す(S2903)。
その後、取り出したスケジュールに対して、スケジュール編集指示情報で特定される編集を実行する(S2904)。
<実施形態8の効果>
本実施形態の携帯端末装置は、携帯端末装置が生成したスケジュールを、利用者が自由に編集できることを特徴とする。これにより、利用者は、自己に適さないスケジュールを消去したり、変更したりできる。また、自己に必要なスケジュールを追加することができる。
その結果、利用者は、携帯端末装置が自動生成したスケジュールが利用者に適さない場合、又は、適さなくなった場合に、自由にそのスケジュールを編集することで、利用者の希望するスケジュールのみを生成することが可能となる。
<<実施形態9>>
<実施形態9の概要>
本実施形態の携帯端末装置は、実施形態1から8の携帯端末措置を基本とし、さらに、携帯端末装置が自動生成したスケジュールと、利用者が手動で登録したスケジュールを識別可能に表示する。また、スケジュールの実行時間になった際は、識別可能に報知することを特徴とする。
<実施形態9の機能的構成>
図30に本実施形態における携帯端末装置の機能ブロック図の一例を示す。本実施形態における「携帯端末装置」(3000)は、「操作履歴収集部」(3001)と、「スケジュール生成管理部」(3002)と、「実行機能識別情報生成部」(3003)と、「スケジュール保持部」(3004)と、「制御部」(3005)と、「スケジュール表示部」(3010)を有し、「スケジュール表示部」(3010)は、「識別表示手段」を有する。また、「報知部」(3011)を有し、「報知部」(3011)は「識別報知手段」を有していてもよい。
「操作履歴収集部」(3001)と、「スケジュール生成管理部」(3002)と、「実行機能識別情報生成部」(3003)と、「スケジュール保持部」(3004)と、制御部(3005)の機能的構成については、実施形態1などと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。以下、「スケジュール表示部」(3010)と、「スケジュール表示部」(3010)の「識別表示手段」と、「報知部」(3011)と、「報知部」(3011)の「識別報知手段」の機能について説明する。
「スケジュール表示部」(3010)は、スケジュール保持部(3004)が保持しているスケジュールをディスプレイに表示するよう構成されている。表示するスケジュールは、図31(A)に示すように、スケジュール保持部(3004)が保持している毎日の行動パターンや曜日ごとの行動パターンなどのスケジュールをそのまま表示するほか、スケジュール保持部(3004)が保持しているスケジュールをカレンダーにあてはめて(例:図31(B))表示してもよい。
また、表示する態様としては、図31のようなテキスト情報で表示してもよいし、時間軸を設けて、所定の位置にそれぞれの利用予定(例:「6時00分00秒:TV視聴」)を表示した図表として表示してもよい。
スケジュール表示部(3010)の「識別表示手段」は、操作履歴に基づいて生成されたスケジュールと、利用者の編集により生成されたスケジュールを識別可能に表示するよう構成されている。「操作履歴に基づいて生成されたスケジュール」とは、操作履歴収集部(3001)が収集した各部の操作履歴に基づいて、スケジュール生成管理部(3002)が自動的に生成管理したスケジュール(以下、「自動生成スケジュール」という)である。一方、「利用者の編集により生成されたスケジュール」とは、利用者の入力に応じて、スケジュール生成管理部(3002)が新規に生成したスケジュールや、変更などしたスケジュール(以下、「編集スケジュール」という)である。
識別表示手段が、「自動生成スケジュール」と「編集スケジュール」を識別可能に表示する手段としては特段制限されず、例えば、スケジュール生成管理部(3002)は、例えば、それぞれを色分けして表示してもよいし、または、図32に示すように、それぞれを別々の欄に表示してもよい。
識別表示手段が、それぞれのスケジュールがいずれの手段により生成されたものか判断する手段としては、例えば、スケジュール生成管理部(3002)は、生成したスケジュールに、「自動生成スケジュール」と「編集スケジュール」のいずれにより生成したものか識別する情報(以下、「生成手段情報」という)を付するよう構成しておく。そして、識別表示手段は、生成手段情報を認識できるように構成しておき、当該情報を利用することで、それぞれのスケジュールがいずれの手段により生成されたものか判別するよう構成していてもよい。
「報知部」(3011)は、制御部(3005)の制御に従い、アラーム音などを出力するよう構成されている。そして、報知部(3011)の「識別報知手段」は、スケジュール実行時間がきた旨を利用者に報知する際は、自動生成スケジュールと、編集スケジュールを識別可能に報知するよう構成されている。識別報知手段が、それぞれのスケジュールがいずれの手段により生成されたものか判別する手法は、前記で説明した生成手段情報などを利用することで実現できる。
識別表示手段が、識別可能に報知する手段としては、それぞれのスケジュールがきた旨を報知する際に出力する音を異なるようにすることで実現可能である。なお、それぞれの出力する音の種類を利用者が選択できるよう構成されていてもよい。
<実施形態9のハードウェア構成>
図33は、上記機能的構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を表す図である。以下に、図33のハードウェアで本実施形態を実現する手段の一例を説明する。
携帯端末装置は、RAM(3102)に展開されたスケジュール監視プログラムに従い、RAM(3102)に保存しているスケジュールと、図示しない時計部より取得した現在日時情報を常時比較する。そして、スケジュールに登録された予定を実行する時間になると、RAM(3102)に展開されたスケジュール実行プログラムに従い、そのスケジュールと関連付けられている実行機能識別情報を読み取る。そして、実行機能識別情報が、報知部を起動するものだった場合、そのスケジュールの生成手段情報を識別し、「自動生成スケジュール」か「編集スケジュール」か判別し、結果をRAM(3102)に保存する。
その後、RAM(3102)に展開されたアラームプログラムに従い、保存されている判別結果に応じて、不揮発性メモリ(3103)に保存されている音データを取り出して、取り出した音を出力する。
<実施形態9の処理の流れ>
本実施形態の処理の流れの一例を図34のフローチャートに示す。
まず、現在年月日時間情報を取得すると(S3401)、スケジュールと比較する(S3402)。比較の結果、スケジュール実行時間である場合には(S3403)、スケジュールと関連付けられている実行機能識別情報を読み取る(S3404)。
読み取った実行機能識別情報が、報知部を起動するものだった場合(S3405)、そのスケジュールの生成手段(「自動生成スケジュール」OR「編集スケジュール」)を読み取り(S3406)、生成手段に応じた音声データを不揮発性メモリから取り出す(S3407)。そして、取り出した音声データを出力する(S3408)。
一方、読み取った実行機能識別情報が、報知部を起動するものでなかった場合(S3405)、実行機能識別情報で特定される部を実行する(S3409)。
<実施形態9の効果>
本実施形態の携帯端末装置は、「操作履歴に基づいて生成されたスケジュール」か、「利用者の編集により生成されたスケジュール」か、を利用者が識別可能に表示し、また、実行時間になった際は、識別可能に報知する。
これにより、利用者は、登録された複数のスケジュールが「操作履歴に基づいて生成されたスケジュール」か、「利用者の編集により生成されたスケジュール」か、を容易に把握することが可能となる。
実施形態1の効果を示す概念図1 実施形態1の機能ブロック図 実施形態1の効果を示す概念図2 実施形態1で保持するデータの一例を示した図 実施形態1のハードウェア構成の一例を示した図 実施形態1の処理の流れを示すフローチャート1 実施形態1の処理の流れを示すフローチャート2 実施形態1の処理の流れを示すフローチャート3 実施形態2の機能ブロック図 実施形態2のハードウェア構成の一例を示した図 実施形態2の処理の流れを示すフローチャート 実施形態3の機能ブロック図 実施形態3のハードウェア構成の一例を示した図 実施形態3の処理の流れを示すフローチャート 実施形態4の機能ブロック図 実施形態4のハードウェア構成の一例を示した図 実施形態4の処理の流れを示すフローチャート 実施形態5の機能ブロック図 実施形態5の効果を示す概念図 実施形態5のハードウェア構成の一例を示した図 実施形態5の処理の流れを示すフローチャート 実施形態6の効果を示す概念図 実施形態6の機能ブロック図 実施形態6のハードウェア構成の一例を示した図 実施形態6の処理の流れを示すフローチャート1 実施形態6の処理の流れを示すフローチャート2 実施形態6の処理の流れを示すフローチャート3 実施形態7の機能ブロック図 実施形態7のハードウェア構成の一例を示した図 実施形態7の処理の流れを示すフローチャート 実施形態8の機能ブロック図 実施形態8のハードウェア構成の一例を示した図 実施形態8の処理の流れを示すフローチャート 実施形態9の機能ブロック図 実施形態9で保持するデータの一例を示した図 実施形態9の効果を示す概念図 実施形態9のハードウェア構成の一例を示した図 実施形態9の処理の流れを示すフローチャート
符号の説明
0301 利用者の過去の行動一覧
0302 収集した操作履歴データ
0303 利用履歴を基に生成したスケジュールデータ

Claims (13)

  1. 各部の操作履歴を収集する操作履歴収集部と、
    収集した操作履歴に基づいて利用者による各部の利用予定のスケジュールを生成し管理するスケジュール生成管理部と、
    スケジュールに従って各部に実行させる機能の識別情報である実行機能識別情報を生成する実行機能識別情報生成部と、
    スケジュール生成管理部で生成され、管理されるスケジュールと実行機能識別情報生成部で生成される実行機能識別情報を関連付けて保持するスケジュール保持部と、
    保持されているスケジュールと実行機能識別情報に応じて各部を制御する制御部と、
    を有する携帯端末装置。
  2. 操作履歴を収集する期間を定める収集期間情報を受付ける収集期間情報受付部を有し、
    操作履歴収集部は、
    収集期間情報受付部で受付けた収集期間情報に基づいて操作履歴を収集する特定操作履歴収集手段を有する
    請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 生成するスケジュールの繰返し単位を定める繰返し単位情報を受付ける繰返し単位受付部を有し、
    スケジュール生成管理部は、繰返し単位情報に基づいてスケジュールを生成する第一スケジュール生成手段を有する
    請求項1または2に記載の携帯端末装置。
  4. 利用者の各部の操作を利用予定としてスケジュール生成するか否かを決定するための基準を定める登録基準情報を受付ける登録基準受付部を有し、
    スケジュール生成管理部は、前記登録基準受付部で受付けた登録基準情報に基づいてスケジュールを生成する第二スケジュール生成手段を有する
    請求項1から3のいずれか一に記載の携帯端末装置。
  5. スケジュール生成管理部は、生成し、又は、管理したスケジュールをスケジュール保持部で保持させるか否か利用者に選択させるスケジュール保持選択確認手段を有し、
    スケジュール保持部は、前記利用者の選択に応じてスケジュールを保持する選択スケジュール保持手段を有する
    請求項1から4のいずれか一に記載の携帯端末装置。
  6. 実行機能識別情報生成部は
    実行機能識別情報として、利用予定の部を起動するための利用識別情報を生成する利用識別情報生成手段と、
    実行機能識別情報として、利用者に対して所定の報知をする部を起動するための報知識別情報を生成する報知識別情報生成手段、
    のいずれか一以上を有する請求項1から5のいずれか一に記載の携帯端末装置。
  7. 制御部は、実行機能識別情報で識別される複数の機能を連続的に実行させる連続制御手段を有する請求項1から6のいずれか一に記載の携帯端末装置。
  8. 現在位置情報取得部を有し、
    操作履歴収集部は、操作履歴としてその操作が行われた際の現在位置情報を含めた操作履歴を収集する位置付操作履歴収集手段を有する請求項1から7のいずれか一に記載の携帯端末装置。
  9. 操作履歴収集部は、収集された操作履歴を編集する操作履歴編集手段を有する請求項1から8のいずれか一に記載の携帯端末装置。
  10. スケジュール生成管理部は、スケジュール保持部で保持されているスケジュールを編集するスケジュール編集手段を有する請求項1から9のいずれか一に記載の携帯端末装置。
  11. スケジュール保持部が保持しているスケジュールを表示するスケジュール表示部を有し、
    スケジュール表示部は、操作履歴に基づいて作成したスケジュールと、利用者の編集により作成されたスケジュールを識別可能に表示する識別表示手段を有する請求項10に記載の携帯端末装置。
  12. 前記報知識別情報により識別される報知部を有し、
    報知部は、スケジュールに従って利用者にスケジュールタイムがきた旨を報知する際は、操作履歴に基づいて作成したスケジュールと、利用者の編集により作成されたスケジュールを識別可能に報知する識別報知手段を有する
    請求項6に従属している請求項9または請求項6かつ9に従属している請求項10、11のいずれか一に記載の携帯端末装置。
  13. 各部の操作履歴を収集する操作履歴収集ステップと、
    収集した操作履歴に基づいて利用者による各部の利用予定のスケジュールを生成し管理するスケジュール生成管理ステップと、
    スケジュールに従って各部に実行させる機能の識別情報である実行機能識別情報を生成する実行機能識別情報生成ステップと、
    保持されているスケジュールと実行機能識別情報に応じて各部を制御する制御ステップと、
    を有する携帯端末装置の駆動方法。
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