JP2000050353A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2000050353A
JP2000050353A JP21613798A JP21613798A JP2000050353A JP 2000050353 A JP2000050353 A JP 2000050353A JP 21613798 A JP21613798 A JP 21613798A JP 21613798 A JP21613798 A JP 21613798A JP 2000050353 A JP2000050353 A JP 2000050353A
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JP
Japan
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unit
mode
base station
mobile phone
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JP21613798A
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English (en)
Inventor
Makoto Ejima
誠 江島
Hisatomo Kato
久智 加藤
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ操作の必要なく適切にマナーモードを
有効、無効に設定する携帯電話機を提供する。 【解決手段】 制御部23は、無線部12、モデム部1
3、TDMA/TDD処理部14を介して周辺基地局か
らの制御情報を間欠受信し、ユーザより場所登録キー1
82の押下を受け付けるとその時点で受信されている制
御情報中のCS−IDを場所情報メモリ22に書き込
み、間欠受信により常時送信されてくる制御情報中のC
S−IDと場所情報メモリ22中のCS−IDとが一致
すると判定した場合には、表示音を発生しないマナーモ
ードを有効にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マナーモード等、
モード設定可能な携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機は、その普及と共に利
用に関するマナーが定着し、マナーを守るための機能を
備えるようになった。例えば、映画館の中や電車の中、
会議中において、着信時の呼び出し音やキー操作音等
(以下、表示音と記載する)は、周囲の人間に不快感を
与えるので鳴らさないようにすることが望ましい。この
ような場合に対処する機能として、携帯電話機は、その
設定中は表示音を鳴らさない消音モードや、消音モード
中における着信を振動で伝えるバイブレータモード等を
備えている。以下、消音モード及びバイブレータモード
のことを指してマナーモードと呼ぶこととする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来技術
における携帯電話機は、ユーザがマナーモード設定の必
要な場所であるか否かを判断し、その判断に応じてマナ
ーモードを有効か無効かに設定する操作を行わなければ
ならない。そのためユーザにとってその操作が煩わしい
という問題がある。また、ユーザがマナーモードを有効
か無効かに設定しておくのを忘れる場合もあり、その場
合には周囲の人間やユーザ自身に多大な迷惑がかかる。
【0004】上記の問題に鑑み、本発明は、ユーザ操作
の必要なく適切にマナーモードを有効、無効に設定する
携帯電話機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明の携帯電話機は、基地局から送信される制御
情報を間欠受信する受信手段と、ユーザによる所定の動
作モードの指示を受け付けた場合、現在受信されている
制御情報に含まれる基地局識別番号を記憶する記憶手段
と、ユーザによる所定の動作モードの指示を受け付けて
いない場合、前記受信手段により受信される制御情報中
の基地局識別番号と前記記憶手段に記憶された基地局識
別番号とが一致するか否かを判定する判定手段と、前記
判定手段による判定結果に応じて前記動作モードを設定
する設定手段とを備える。
【0006】また、前記設定手段は、消音モードを有効
か無効かに設定するよう構成してもよい。前記設定手段
は、前記判定手段により一致すると判定された場合に消
音モードを有効にするよう設定するよう構成すれば、ユ
ーザが過去に指示した場所については、再びその場所に
本携帯電話機が位置したときに、ユーザ操作の必要なく
消音モードを有効に設定するよう構成してもよい。
【0007】前記判定手段は、着信時に前記受信手段に
より受信される基地局識別番号と前記記憶手段に記憶さ
れた基地局識別番号とが一致するか否かを判定するよう
構成してもよい。前記動作モードは、バイブレータモー
ド、留守番電話モード、着信転送モード、着信電話番号
表示モード、電話番号通知モードの何れかであることを
特徴とする。
【0008】前記携帯電話機は、さらに、前記記憶手段
に記憶された基地局識別番号の中から何れかを選択する
選択手段を備え、前記判定手段は、前記受信手段により
受信される基地局識別番号と前記選択手段により選択さ
れた基地局識別番号とが一致するか否かを判定するよう
構成してもよい。前記携帯電話機は、さらに、前記所定
の機能の有効期間を指定する指定手段と、前記指定手段
により指定された有効期間であるか否かを判定する第2
判定手段とを備え、前記設定手段は、有効期間中であっ
て、前記判定手段により一致すると判定された場合に前
記動作モードを設定するよう構成される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態におけるPHS
電話機について以下に説明する。本実施形態のPHS電
話機は、ユーザ操作の必要なく、適切にマナーモードの
設定及び解除を行うよう構成される。このため本実施形
態のPHS電話機は、ユーザよりマナーモード設定を有
効にすべき場所として指定される場所において受信した
基地局識別番号(以下、CS−IDと記載する)を場所
情報として記憶し、記憶したCS−IDと待ち受け中に
間欠受信している制御情報中のCS−IDとが一致する
場合にマナーモード設定を有効にする。
【0010】図1は、PHS電話機1の構成を示すブロ
ック図である。同図においてPHS電話機1は、アンテ
ナ10、アンテナ切替え部11、無線部12、モデム部
13、TDMA/TDD(Time Division Multiple Acc
ess/Time Division Duplex)処理部14、音声処理部1
5、マイク16、レシーバ17、操作部18、バイブレ
ータ19、電子音発生部20、スピーカ21、場所情報
メモリ22、制御部23から構成される。
【0011】アンテナ切替え部11は、送信と受信と切
替えるスイッチである。無線部12は、送信部121、
受信部122、RSSI検出部123から構成される。
送信部121は、送信周波数への変換を行うミキサ、増
幅器等から構成され、モデム部13より入力される音声
及び制御信号を表わす変調信号を送信波に変換して送信
する。
【0012】受信部122は、アンテナ10よりアンテ
ナ切替え部11を介して入力される制御チャネル及び通
信チャネルの受信波を中間周波信号に変換するミキサ、
中間周波信号を増幅してモデム部13に出力する増幅器
等から構成される。RSSI検出部123は、受信部1
22の増幅器による増幅と同時に受信信号の強さを受信
レベル(RSSI)として検出して制御部23に出力す
る。
【0013】モデム部13は、無線部12とTDMA処
理部14との間で、π/4シフトQPSK(Quadrature
Phase Shift Keying)などによる変調および復調を行う
モデムである。TDMA/TDD処理部14は、時分割
多重通信方式による送受信を制御する。
【0014】音声処理部15は、マイク16、レシーバ
17を介して入出力する音声の音声符号化複合化処理、
増幅等を行う。操作部18は、テンキー、各種機能キー
等を有する。特に本PHS電話機1において操作部18
は、機能キーとしてマナーキー181及び場所登録キー
182を有する。
【0015】マナーキー181は、押下される毎に制御
部23によりマナーモード設定の有効及び無効の指示と
して交互に受け付けられる。場所登録キー182は、マ
ナーモード設定の有効中に押下されると制御部23によ
り場所登録の指示として受け付けられる。バイブレータ
19は、制御部23の制御信号に応じて着信を通知する
ための振動を発生する。
【0016】電子音発生部21は、制御部23の制御信
号に応じて各種表示音を発生させてスピーカ21へ出力
する。スピーカ21は、電子音発生部21によって発生
される表示音を増幅して出力する。場所情報メモリ22
は、制御部23の書き込みにより、1つ以上のCS−I
Dを場所情報として記憶する。
【0017】図2は、場所情報メモリ22の記憶内容例
を示す図である。同図において列21の各行は場所番号
を示しており、列22は場所情報を示す。場所情報は、
CS−IDの集合から構成され、例えば場所番号1の場
所情報である「604、607」は、CS−ID「60
4」と「607」の集合であり、この2つの基地局によ
りつくられる無線ゾーンが場所番号1に対応する場所で
ある。
【0018】制御部23は、ROM、RAMを内蔵した
マイクロコンピュータにより構成され、ROM内の各種
プログラムを実行することによって通信、各種機能等の
制御を行う。特に制御部23は、場所登録キー182の
押下によってマナーモードにすべき場所が指定される
と、その場所において現在受信されるCS−IDを場所
情報として場所情報メモリ22に書き込む。
【0019】また制御部23は、周辺基地局より間欠受
信されるCS−IDと場所情報メモリ22中の場所情報
中のCS−IDとが一致するか否かによってマナーモー
ドを有効か無効かに設定し、その設定に応じてバイブレ
ータ19、電子音発生部20を制御する。 <制御部23の詳細説明>制御部23は、マナーモード
を有効か無効かを記憶するためのフラグメモリ231を
有し、マナーキー181の押下を受け付ける毎にフラグ
値を1(有効)か0(無効)かに変更する。
【0020】また制御部23は、無線部12、モデム部
13、TDMA/TDD処理部14を介して間欠受信さ
れるCS−IDと場所情報メモリ22に記憶される場所
情報中のCS−IDが一致するか否かを判定する。判定
の結果、一致する場合には、フラグ値を1に変更または
上書きし、一致しない場合には、フラグ値を0に変更又
は上書きする。これらのマナーモード設定の処理を図3
のフローチャートに示す。
【0021】制御部23は、フラグ値が1の間、無線部
12、モデム部13、TDMA/TDD処理部14を介
して着信を受けた場合、バイブレータ19に振動を発生
させるよう制御信号を出力する。また、制御部23は、
フラグ値が1の間、着信時の呼び出し音及びキー操作音
等の表示音が発生されないようにするため電子音発生部
20への制御信号出力を切断する。一方、制御部23
は、フラグ値が0の間、着信を受けた場合及び何れかの
キー押下を受け付けた場合、表示音が発生されるよう電
子音発生部20へ制御信号を出力する。これらの着信呼
び出し時及びキー押下時の処理を図4のフローチャート
に示す。
【0022】制御部23は、フラグ値が1であるとき、
場所登録キー182が押下されると、無線部12、モデ
ム部13、TDMA/TD処理部14を介して間欠受信
されるCS−IDを場所情報メモリ22に書き込む場所
登録処理を行う。この処理を後述する図5のフローチャ
ートに示す。以上のように構成されたPHS電話機1に
ついて、以下に制御部23を中心とする動作を説明す
る。 <マナーモード設定処理>図3の制御部23によるマナ
ーモード設定処理を示すフローチャートについて、以下
に図6と図7を引用しながら説明する。
【0023】図6は、基地局601〜607と、場所情
報の到達範囲を示す無線ゾーンR601〜607と、ユ
ーザがマナーモードを有効にしたい場所610を示すイ
メージ図である。なお、基地局601〜607は、それ
ぞれ同じ符号のCS−IDを有するものとする。場所6
10は、例えば、映画館やコンサートホール等、マナー
モードを有効にすべき場所を示す。また、初期設定とし
て、フラグメモリ231は0(マナーモード無効)を保
持しており、場所情報メモリ22の記憶内容は図7であ
るとする。
【0024】611は、ユーザの移動、つまりPHS電
話機1を携帯したユーザがAからC、D、Fを経由して
Bへ移動し、BからF、D、Cを経由して再びAに戻る
ことを示す。ユーザがAからCに移動する間、制御部2
3は、CS−ID「603」を間欠受信して図7の場所
情報と照合する(ステップ301、302)。
【0025】照合の結果、1つもCS−IDが一致しな
いので、制御部23はフラグ値を0に上書する(ステッ
プ305)。ユーザがCを通過してDに移動する間、制
御部23は、CS−ID「603、604」を間欠受信
して場所情報と照合する(ステップ301、302)。
照合の結果、CS−ID「604」が場所情報と一致す
るので、制御部23はフラグ値を1に変更する(ステッ
プ305)。
【0026】以降、制御部23は、D―FにおいてCS
−ID「604」、F―BにおいてCS−ID「60
4、607」というように間欠受信し、それらが場所情
報と一致するのでフラグ値を1に上書きする。このよう
にして制御部23は、ユーザがC→D→F→B→F→D
→Cと移動する間、フラグ値1に変更又は上書きを行
う。つまり、CS−ID「604、606、607」の
到達範囲であるR604、R606、R607の部分に
おいてはフラグ値1が場所情報メモリ22に保持される
ので、その間マナーモードが有効になり制御部23は、
着信時やキー押下時の表示音を鳴らさず、着信時はバイ
ブレータ19による振動を発生するよう制御する。これ
により場所610においても表示音は発生しないように
なる。 <場所情報登録時>図5は、場所情報登録時の制御部2
3の動作手順を示すフローチャートである。
【0027】同図において、制御部23は、初期設定と
してマナーモードが無効(フラグ値0)に設定されてい
るものとする。制御部23は、マナーキー181の押下
を受け付けると(ステップ501)、フラグ値を1に変
更してマナーモードを有効にする(ステップ502)、
制御部23は、マナーモード有効中において場所登録キ
ー182の押下を受け付けると(ステップ503)、制
御部23は、間欠受信されるCS−IDを検出し(ステ
ップ504)、場所情報メモリ22の場所情報と照合す
る(ステップ505)。
【0028】制御部23は、照合した結果に応じて、検
出したCS−IDについて、{新規場所情報として場所
情報メモリ22に書き込む(ステップ506)、場所情
報メモリ22中の場所情報に追加、更新する(ステップ
507)、書き込みを行わず現在の場所情報メモリ22
の場所情報を適用する(ステップ508)}の何れかを
行う。
【0029】ステップ504〜508の制御部23の動
作について、以下に例を用いて説明する。図8は、ユー
ザによる場所登録位置の例を示す図である。なお、場所
610は、例えば、映画館やコンサートホール等、マナ
ーモードを有効にすべき場所を示している。また、初期
設定として、場所情報メモリ22の記憶内容は図9
(a)であるとする。
【0030】本PHS電話機1がGに位置する時、制御
部23は場所登録キー182の押下を受け付けると(ス
テップ503)、Gにおいて受信されるCS−ID「6
04、607」を検出する(ステップ504)。制御部
23は、検出したCS−ID「604、607」を図9
(a)の場所情報「602」と照合し、その結果、CS
−IDが一致しないと判定する。制御部23は、先に検
出したCS−ID「604、607」に新しい場所番号
2を付加して場所情報メモリ22に新規に書き込む(ス
テップ506)。その結果、場所情報メモリ22の記憶
内容は図9(b)のようになる。これにより、R604
とR607とからなる範囲が場所情報として登録された
ことになり、これはマナーモードにすべき場所610の
大部分を含む。
【0031】Hの位置において場所登録キー182の押
下を受け付けると(ステップ503)、制御部23は、
CS−ID「606、607」を検出する(ステップ5
04)。制御部23は、そのCS−ID「606、60
7」を図9(b)と照合し(ステップ505)、その結
果、制御部23は、検出されたCS−ID「606、6
07」は、場所番号2の場所情報と一部重複すると判定
する。そこで制御部23は、CS−ID「606、60
7」を場所番号2の場所情報に追加、更新する(ステッ
プ507)。その結果の場所情報メモリ22の記憶内容
を図9(c)に示す。これによりR604、R607、
R606からなる範囲が場所情報として登録されたこと
になり、これはマナーモードにすべき場所610全体を
含むこととなり、以後、場所610においてはユーザに
よる操作の必要なく、マナーモードが有効に設定され
る。
【0032】Iの位置において場所登録キー182の押
下を受け付けると(ステップ503)、制御部23は、
CS−ID「604」を検出し(ステップ504)、そ
れを図9(c)と照合する(ステップ505)。その結
果制御部23は、CS−ID「604」が、場所番号2
の場所情報に含まれると判定し、現在の場所情報のまま
書き込みを行わない(ステップ508)。
【0033】以上のような処理を行うことによってPH
S電話機1は、マナーモードが有効な間、場所登録キー
182を押下するだけで、制御部23がその時点で間欠
受信される制御情報中のCS−IDが場所情報として場
所情報メモリ22に書き込む。そのためユーザは、簡単
にマナーモードにすべき場所の登録を行うことができ
る。また、それ以降、場所登録した付近においてPHS
電話機1は、制御部23が間欠受信される制御情報中の
CS−IDが場所情報メモリ22中のCS−IDと一致
すると判定した場合にマナーモードを有効にするので、
表示音が一切発生されなくなり、その代わりとして着信
時にはバイブレータによる呼び出しがなされる。そのた
め一度場所登録した場所については、マナーモードを有
効にする操作を行わなくても、PHS電話機1はマナー
モードの有効な状態になるため、ユーザ操作の手間が省
け、操作をしておくのを忘れることにより、ユーザや周
囲の人々に迷惑をかけるという問題も解消される。
【0034】なお、本発明の携帯電話機は、着信毎にユ
ーザモードを有効にするか無効にするか判定するよう構
成してもよい。詳しくは、制御部は着信時に受信する制
御情報中のCS−IDと場所情報メモリ中のCS−ID
とが一致するか否かを判定し、一致する場合は着信音を
発生させるよう電子音発生部に制御信号を出力し、一致
しない場合は、バイブレータに制御信号を出力する。
【0035】本実施形態においては場所に応じてマナー
モードを有効か無効かに設定するよう構成されている
が、マナーモードのみに限る必要はない。例えば、場所
に応じて留守番電話を行う留守番電話モード、他の電話
機へ着信を転送する着信転送モード、着信時に電話番号
を表示する着信電話番号表示モード、相手に電話番号を
通知する電話番号通知モード、相手に電話番号を通知し
ない電話番号非通知モードの何れかのモードまたはこれ
らを組み合わせたモードについて有効か無効かに設定す
るよう構成してもよい。また本実施形態において、消音
モードとバイブレータモードとが同時に有効、無効にな
るよう構成されているが、どちらかのモードを単独で有
効、無効にするよう構成してもよい。例えば、騒音によ
り呼び出し音が聞こえなくなるような恐れのある場所に
おいては、消音モードは無効のままでバイブレータモー
ドのみ有効になるように構成すれば、着信時には呼び出
し音と振動とが両方発生するようになり、ユーザにとっ
てより有用な携帯電話機を提供できる。
【0036】また、本実施形態の構成に加えて、ユーザ
がマナーモードを有効にしたい場所を場所情報メモリ2
2中から選択できるよう構成してもよい。例えば、図9
(c)のように場所番号1、2の2ヶ所が登録されてい
る場合に、表示パネルに場所番号1、2を表示してユー
ザに何れかを選択させると、選択された場所番号の場所
情報と間欠受信されるCS−IDとが一致する場合のみ
マナーモードを有効にするよう構成するのである。
【0037】また、本実施形態の構成に加えて、ユーザ
がマナーモードを有効にしたい時間帯を設定できるよう
構成してもよい。これは本実施形態の構成にさらに、マ
ナーモードを有効にする時間帯の指定を受け付ける構成
を加え、制御部は、間欠受信されるCS−IDと場所情
報メモリ中のCS−IDとが一致し、かつ、指定された
時間中のみマナーモードを有効にするよう構成すればよ
い。これは例えば、会議室を10時から12時の間使用
するような場合において会議室を場所情報として登録
し、10時から12時の時間帯を指定すれば、会議室に
おいて10時から12時の間、マナーモードが有効とな
り、本携帯電話機はよりユーザにとってより有用とな
る。
【0038】
【発明の効果】本発明の携帯電話機は、基地局から送信
される制御情報を間欠受信する受信手段と、ユーザによ
る所定の動作モードの指示を受け付けた場合、現在受信
されている制御情報に含まれる基地局識別番号を記憶す
る記憶手段と、ユーザによる所定の動作モードの指示を
受け付けていない場合、前記受信手段により受信される
制御情報中の基地局識別番号と前記記憶手段に記憶され
た基地局識別番号とが一致するか否かを判定する判定手
段と、前記判定手段による判定結果に応じて前記動作モ
ードを設定する設定手段とを備える。
【0039】この構成によれば本携帯電話機は、記憶手
段は、ユーザより所定の動作モードの指示を受け付ける
とその時点においてその場所で間欠受信される制御情報
中の基地局識別番号を記憶し、判定手段は、常に間欠受
信される制御情報中の基地局識別番号と記憶されている
基地局識別番号とが一致するか否かを判定し、設定手段
は、判定手段による判定結果に応じて前記動作モードを
設定する。これにより本携帯電話機は、ユーザが過去に
動作モードを有効にすべき場所として指示した場所につ
いては、再びユーザが動作モードを指示しなくても、判
定手段が過去にユーザ指示された場所と一致すると判定
して設定手段が動作モードを設定する。このためユーザ
操作の必要なく、ユーザがある場所において動作させた
いと思う動作モードを設定するので、ユーザが一々動作
モードの有効、無効の設定の操作を行う煩わしさが解消
されるという効果がある。
【0040】また、前記設定手段は、消音モードを有効
か無効かに設定するよう構成すれば、本携帯電話機は、
ユーザが一度消音モードを設定する場所を指示すること
によって、それ以降は、ユーザ操作の必要なく適切に消
音モードを有効、無効に設定するという効果がある。前
記設定手段は、前記判定手段により一致すると判定され
た場合に消音モードを有効にするよう設定するよう構成
すれば、ユーザが過去に指示した場所については、再び
その場所に本携帯電話機が位置したときに、ユーザ操作
の必要なく消音モードを有効に設定する。このため、ユ
ーザは、例えば、映画館や会議室、コンサートホール等
において一度消音モードの指示をすれば、後に本携帯電
話機を携帯して、同じ映画館や会議室、コンサートホー
ル等に来た場合に、判定手段が過去に指示した場所と一
致すると判定して設定手段が消音モードを有効にする。
よって、本携帯電話機は、ユーザ操作が行われなくて
も、消音モードを有効にするという効果がある。
【0041】前記判定手段は、着信時に前記受信手段に
より受信される基地局識別番号と前記記憶手段に記憶さ
れた基地局識別番号とが一致するか否かを判定するよう
構成してもよい。この構成によれば、本携帯電話機は、
着信のあった場合に、受信した基地局識別番号と記憶手
段の基地局識別番号とが一致するか否かを判定するの
で、着信回数が極端に少ないような場合においては、設
定手段による動作モードの設定回数が少なくなるという
効果がある。
【0042】前記動作モードは、バイブレータモード、
留守番電話モード、着信転送モード、着信電話番号表示
モード、電話番号通知モードの何れかであることを特徴
とする。この構成によれば、本携帯電話機は、場所に応
じてバイブレータモード、留守番電話モード、着信転送
モード、着信電話番号表示モード、電話番号通知モード
の何れかを行うことが可能になり、これらのモードを一
々ユーザが有効にしたり無効にしたりする操作の手間が
省けるという効果がある。
【0043】前記携帯電話機は、さらに、前記記憶手段
に記憶された基地局識別番号の中から何れかを選択する
選択手段を備え、前記判定手段は、前記受信手段により
受信される基地局識別番号と前記選択手段により選択さ
れた基地局識別番号とが一致するか否かを判定するよう
構成される。この構成によれば、本携帯電話機は、前記
記憶手段に記憶された基地局識別番号の中から何れかを
選択でき、選択された基地局識別番号と間欠受信により
受信された基地局識別番号とが一致する場合に所定の動
作モードが設定される。このため、本携帯電話機は、ユ
ーザが記憶手段に記憶された基地局識別番号を選択でき
るよう構成すれば、映画館に行く予定のある場合等、前
もってその場所を示す基地局識別番号を選択しておけ
ば、その場所に来たときのみ所定の動作モードが設定さ
れるという効果がある。
【0044】前記携帯電話機は、さらに、前記所定の機
能の有効期間を指定する指定手段と、前記指定手段によ
り指定された有効期間であるか否かを判定する第2判定
手段とを備え、前記設定手段は、有効期間中であって、
前記判定手段により一致すると判定された場合に前記動
作モードを設定するよう構成される。この構成によれ
ば、本携帯電話機は、記憶手段に記憶されている基地局
識別番号が表す場所において指定された有効期間中のみ
動作モードを設定する。例えば、ある会議室で毎日10
時から12時の間、会議を行うような場合において、ユ
ーザが予めマナーモードを有効にする場所として本携帯
電話機に会議室を指示しておき、10時から12時まで
を有効期間として指定しておけば、当該有効期間中、当
該場所においてのみマナーモードが有効になるので、ユ
ーザが一々マナーモードを有効になるように設定する操
作の手間が省け、また、10時から12時以外において
は会議室でもマナーモードが無効な状態で着信できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】PHS電話機1の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】場所情報メモリ22の記憶内容例を示す図であ
る。
【図3】マナーモード設定の処理を示すフローチャート
である。
【図4】着信呼び出し時及びキー押下時の処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】場所情報登録時の制御部23の動作手順を示す
フローチャートである。
【図6】基地局601〜607と、場所情報の到達範囲
を示す無線ゾーンR601〜607と、ユーザがマナー
モードを有効にしたい場所610を示すイメージ図であ
る。
【図7】場所情報メモリ22の記憶内容を示す図であ
る。
【図8】ユーザによる場所登録位置の例を示す図であ
る。
【図9】(a)〜(c)ユーザによる場所登録位置の例
を示す図である。
【符号の説明】 10 アンテナ 11 アンテナ切替え部 12 無線部 13 モデム部 14 TDMA/TDD処理部 15 音声処理部 16 マイク 17 レシーバ 18 操作部 181 マナーキー 182 所登録キー 19 バイブレータ 20 電子音発生部 21 スピーカ 22 場所情報メモリ 23 制御部 231 フラグメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K067 AA34 BB04 CC22 DD19 DD27 FF05 FF07 FF28 FF31 FF35 FF40 HH12 HH17 HH22 HH23 HH24 KK15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局から送信される制御情報を間欠受
    信する受信手段と、 ユーザによる所定の動作モードの指示を受け付けた場
    合、現在受信されている制御情報に含まれる基地局識別
    番号を記憶する記憶手段と、 ユーザによる所定の動作モードの指示を受け付けていな
    い場合、前記受信手段により受信される制御情報中の基
    地局識別番号と前記記憶手段に記憶された基地局識別番
    号とが一致するか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果に応じて前記動作モードを
    設定する設定手段とを備えることを特徴とする携帯電話
    機。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、消音モードを有効か無
    効かに設定することを特徴とする請求項1記載の携帯電
    話機。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、前記判定手段により一
    致すると判定された場合に消音モードを有効にするよう
    設定することを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。
  4. 【請求項4】 前記判定手段は、 着信時に前記受信手段により受信される基地局識別番号
    と前記記憶手段に記憶された基地局識別番号とが一致す
    るか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の携
    帯電話機。
  5. 【請求項5】 前記動作モードは、バイブレータモー
    ド、留守番電話モード、着信転送モード、着信電話番号
    表示モード、電話番号通知モードの何れかであることを
    特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  6. 【請求項6】 前記携帯電話機は、さらに、 前記記憶手段に記憶された基地局識別番号の中から何れ
    かを選択する選択手段を備え、前記判定手段は、前記受
    信手段により受信される基地局識別番号と前記選択手段
    により選択された基地局識別番号とが一致するか否かを
    判定することを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  7. 【請求項7】 前記携帯電話機は、さらに、 前記所定の機能の有効期間を指定する指定手段と、 前記指定手段により指定された有効期間であるか否かを
    判定する第2判定手段とを備え、 前記設定手段は、有効期間中であって、前記判定手段に
    より一致すると判定された場合に前記動作モードを設定
    することを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
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