JP2012509015A - モバイル装置の発信者ｉｄ機能のロケーション・ベースの有効化／無効化 - Google Patents

Abstract

モバイル装置の位置を判定するように構成された位置特定モジュールと、発信者ＩＤ及び／又は発信者ＩＤ阻止情報を伴う信号を送信し、及び／又は受信する発信者ＩＤ及び／又は発信者ＩＤ阻止機能を提供するように構成された発信者番号（ＩＤ）及び／又は発信者ＩＤ阻止モジュールと、を含むモバイル装置。発信者番号及び／又は発信者ＩＤ阻止モジュールは、位置特定モジュールによって判定されたモバイル装置の位置に基づいて、発信者ＩＤ及び／又は発信者ＩＤ阻止を有効にし、又は無効にするように構成されている。

Description

本開示は、モバイル装置、より詳細には、モバイル装置の発信者番号（又は発信者ＩＤ）及び発信者ＩＤ阻止（blocking）機能に関連する。

生活スタイルは、ますますモバイル通信に依存している。携帯電話、ラップトップ・コンピュータ、ポケットベル、パーソナル・コミュニケーション・システム（ＰＣＳ）、パーソナル・デジタル・アシスタント（ＰＤＡ）等の無線通信装置は、地理上の制約又は時間上の制約無しにユビキタス通信の利点を提供する。前記モバイル装置は、携帯電話通信、ボイス・オーバー・インターネット・プロトコル（ＶｏＩＰ）通信等の様々な異なる通信プロトコル手段を用いて、ユーザが、音声及び／又は映像通信を受信できる様々な構成要素を備えている。前記通信プロトコルは、電話受信者が電話に応答するか否かを判定できるように、電話受信者が、電話に応答する前に電話発信者の特定の情報（例えば、電話番号、名前等）を判定できることも許可する。前記機能は、通常、発信者ＩＤ機能と呼ばれる。一例では、たとえ電話受信者が発信者ＩＤを有していても、電話受信者が前記情報を見ることを許可する発信者ＩＤ機能を無効し、又は阻止することが望ましい。このようなことは、通常、発信者ＩＤ阻止と呼ばれる。しかし、現在、前記機能の利用や設定に関連するオプションは、非常に限定されている。

従って、前記発信者ＩＤ機能及び発信者ＩＤ阻止機能の新しい利用方法や設定方法が必要である。

上述した必要性は、例えば、モバイル装置の位置を判定するように構成された位置特定モジュールと、発信者ＩＤ情報及び／又は発信者ＩＤ阻止情報と共に信号を送信及び／又は受信することで発信者番号（ＩＤ）機能及び／又は発信者ＩＤ阻止機能を提供するように構成された発信者ＩＤ及び／又は発信者ＩＤ阻止モジュールと、を有利に含むモバイル装置の実施形態を提供することで、少なくとも一部分において達成される。発信者番号及び／又は発信者ＩＤ阻止モジュールは、位置特定モジュールによって判定されたモバイル装置の位置に基づいて、発信者ＩＤ及び／又は発信者ＩＤ距離機能を有効にし、及び無効にするように構成されている。

追加の有利な実施形態は、発信者番号情報を伴う信号を含む着信呼を受信するように構成されたモバイル装置を提供することと、信号の受信の際にモバイル装置の位置を判定することと、判定されたモバイル装置の位置に基づいて、モバイル装置の発信者ＩＤ機能及び／又は発信者ＩＤ阻止機能を有効にし、及び／又は無効にすることを、含む方法を提供する。

更に有利な実施形態は、発信者番号情報を伴う信号を含む発信呼を開始するように構成されたモバイル装置を提供することと、信号の送信の際にモバイル装置の位置を判定することと、判定されたモバイル装置の位置に基づいて、モバイル装置の発信者ＩＤ機能及び／又は発信者ＩＤ阻止機能を有効にし、及び／又は無効にすることを、含む方法を提供する。

本開示の追加の利点は、単に実施されているベストモードによって、本開示の好ましい実施形態が示され述べられている後述の詳細な説明から、当業者に容易に明らかになる。当然のことながら、本開示は、他の異なる実施形態も可能であり、いくつかの詳細は、様々な明瞭な点で改良可能である。従って、図面と詳細な説明は、限定的なものでは無く、事実上例示と見なされる。

実施形態例に係るモバイル装置のブロック図である。 実施形態例に係る、着信呼に対するロケーション・ベースの制約を用いた、発信者ＩＤ機能を有効／無効にする処理のフローチャートである。 実施形態例に係る、発信呼に対するロケーション・ベースの制約を用いた、発信者ＩＤ機能を有効／無効にする処理のフローチャートである。

本開示の実施形態は、添付図面を参照して以下において説明される。後述の説明では、実質的に同じ機能や配置を有する構成要素は、同じ参照数字で示され、繰り返しの説明は必要な場合のみされる。

以下で説明される本発明の実施形態は、モバイル装置の位置特定機能と他の機能又はアプリケーションの有利な統合を提供する。より詳細には、実施形態は、ロケーション・ベース情報の、モバイル装置の着信呼／発信呼用の発信者ＩＤ及び／又は発信者ＩＤ阻止機能への利用を提供する。この機能は、ユーザ又は第三者（例えば、政府、サービス・プロバイダー、ユーザの雇用主など）によって設定される機能に対するロケーション・ベースの制約に基づいて、発信者ＩＤの利用を制御する方法を有利に提供する。

図１は、実施形態例に係るモバイル装置のブロック図である。図１に示されている実施形態は無線電話通信装置の形態で提供されるが、モバイル装置は、任意の双方向のコミュニケーターであっても良い。例えば、モバイル装置は、携帯用ラップトップ装置、携帯電話、双方向の基幹無線、複合携帯電話、パーソナル・デジタル・アシスタント（ＰＤＡ）、スマートフォン、コードレスフ電話、衛星電話、又は他の適切なモバイル・コンピューティング装置のような電話機能を有するモバイル装置でありうる。モバイル装置は、ワイヤレス・フィディリティー（WiFi）送受信機、マイクロ波アクセス用のワールドワイド・インターオペラビリティ(WiMAX)送受信機等の送受信機を有する、適切な携帯用物体、装置、電気器具に対応しても良い。

図１に示されたモバイル装置１００は、通信回路１０１、及びユーザインターフェース１０５を含む。ユーザインターフェース１０５は、ディスプレイ１０７、キーパッド１０９、マイクロフォン１１１、及びスピーカ１１３を含む。ディスプレイ１０７は、モバイル装置１００のユーザに、ダイヤル数字、呼び出し状態、メニューオプション、及び他のサービス情報を見ることを許可するグラフィカル・インターフェースを提供する。グラフィカル・インターフェースは、アイコン及びメニューと、他のテキストや記号とを含みうる。キーパッド１０９は、英数字のキーパッドを含み、ジョイスティック、ボタン制御、タッチパネル、ダイヤル等の他の入力制御を代理する。従って、ユーザは、ユーザプロファイルを作成し、コマンドを入力し、アプリケーションを初期化し、リモートアドレスを入力し、メニューシステムからオプションを選択できる。マイクロフォン１１１は、ユーザの発話を電気的な音声信号に変換するのに対し、スピーカ１１３は、電気的な音声信号を可聴音に変換する。

通信回路１０１は、音声処理回路１１５、コントローラ１１７、アンテナ１２１に接続された位置特定モジュール１１９（ＧＰＳ受信機等）、メモリ１２３、通知モジュール１２５、アンテナ１２９に接続された送受信機１２７、及び発信者ＩＤ制御モジュール１３１を含む。メモリ１２３は、ランダム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ）と読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）を含みうるメモリ階層に相当しうる。コンピュータプログラム命令、及び対応する動作データは、消去可能ＰＲＯＭ（ＥＰＲＯＭ）、電気的消去可能ＲＯＭ（ＥＥＰＲＯＭ）、及び／又はフラッシュメモリ等の不揮発性メモリに記憶されうる。メモリ１２３は、１又は２以上の個別素子、積層素子として実装され、又はコントローラ１１７と一体化されうる。メモリ１２３は、１又は２以上のユーザプロファイル、１又は２以上のユーザが規定した方針、発信者ＩＤ制御方針、及び１又は２以上の住所録、写真、映像等の情報を記憶しうる。

コントローラ１１７は、メモリ１２３に記憶されたプログラム及び／又はデータに応じて、モバイル装置１００の動作を制御する。制御機能は、単一のコントローラ又は多数のコントローラに実装されうる。好ましいコントローラは、例えば、汎用・特殊用途コントローラと、デジタル信号プロセッサーとを含みうる。コントローラ１１７は、スピーカ１１３に基本アナログ出力信号を供給し、マイクロフォン１１１からアナログ音声入力を受信する音声処理回路１１５と接続しうる。コントローラ１１７は、以下でより詳細に説明されるように、メモリ１２３に記憶されたアプリケーションにタグ付け及び分類するコンテンツを実行するように構成されている。

本実施形態では、モバイル装置１００は、位置が、モバイル装置１００又はモバイル装置１００が通信を行うネットワークによって成される陸上通信の信号（例えば、セル方式の信号またはデジタル・テレビジョン信号）上の測定値から判定される、グローバル・ポジショニング・システム（ＧＰＳ）、アシステドＧＰＳ（Ａ−ＧＰＳ）、又は中枢ネットワーク技術を含む、１又は２以上の位置特定技術で構成されうる位置特定モジュール１１９を有する。前記技術を具体化する位置特定モジュール１１９は、ユーザによって、又は特定の環境において、無効になりうる。しかし、望ましくは、位置特定モジュール１１９を含む位置特定技術の少なくとも一つは、モバイル装置１００の正常な使用の間は、使用可能である。

モバイル装置１００の位置は、例えば、位置情報を判定する軌道衛星システムを利用するＧＰＳ技術を介して監視される。例えば、位置特定モジュール１１９のようなＧＰＳ受信機は、地球から高い位置に位置する一連のＧＰＳ衛星により送信された信号の時間をきめ細かく計ることによって、位置を計算する。各衛星は、メッセージが送られた時間、メッセージを送信する衛星の精密軌道（天体位置表）、汎用システムの調子（health）を含むメッセージと、全ての衛星のおおまかな軌道（暦）を連続的に送信する。これらの信号は、光速（真空と空気の間で変化する）で進む。受信機は、各メッセージの到着時間を利用して、受信機の位置（概念的に天球の交点）を判定する各衛星との距離を計測する。結果としての座標は、緯度及び経度、又は地図上の位置のようなよりユーザフレンドリーな形式に変換され、ユーザに示される。従って、受信アンテナの空間位置は、極めて高精度で便利になりうる。

モバイル装置１００は、コントローラ１１７と通信を行う発信者ＩＤ制御モジュール１３１を含む。アンテナ１２９に接続された送受信機１２７を用いて着呼信号が受信された場合には、発信者ＩＤ制御モジュール１３１は、着呼信号に発信者ＩＤ情報が存在するか否かを判定でき、もし判定した場合には、発信者ＩＤ制御モジュール１３１は、コントローラ１１７に命令を送信し、受信した情報に基づいてディスプレイ１０７がユーザに適切なメッセージを提供すうように制御する。また、アンテナ１２９に接続された送受信機１２７を用いて発呼信号が開始され送信された場合には、発信者ＩＤ制御モジュール１３１は、発信者ＩＤ情報が発呼信号に含まれるべきか否かを判定できる。着信呼と発信呼が発信者ＩＤ制御モジュール１３１によって制御される方法は、モバイル装置１００を用いて局所的に、又はモバイル装置１００のユーザ、サービス・プロバイダー、又は他の第三者によって間接的に、設定されうる。その上、設定の構成が遠隔である場合には、ダウンロード後に設定はメモリ１２３に記憶されうる。

図２は、実施形態例に係る、着信呼に対するロケーション・ベースの制約を用いた、発信者ＩＤ機能を有効／無効にする処理２００のフローチャートである。処理２００は、ステップ２０１でモバイル装置１００への着信呼からの信号の受信から始まる。注目すべきは、図２に示す処理２００は、着信呼信号を受信すると、恐らくユーザが着信呼に出る前に、すぐに実行されることである。また、以下で詳細に議論されるステップ２０３、及び２０７／２０９のようなステップの特定の順序は、図示された順番から再配列され、ここで検討されている処理を達成可能である。ここで述べられている処理の実施形態は、単に、検討中の処理の一例にすぎない。

図２に示すステップ２０３で、発信者ＩＤ制御モジュール１３１は、発呼者の発信者ＩＤ情報が発呼者の装置から受信した信号に含まれているか否かを判定する。発信者ＩＤ情報が受信した信号に含まれていない場合には（例えば、発呼者が発信者ＩＤサービスを有しない場合、又は送信／受信のあるステージで発呼者もしくは第三者が発信者ＩＤを阻止した場合）、ステップ２０５に示すように、ディスプレイ１０７は、「発信者ＩＤは利用できない」、「発信者ＩＤは阻止された」等のメッセージを表示する。一方で、発信者ＩＤが受信した信号に含まれている場合には、処理はステップ２０７に進む。

ステップ２０７で、コントローラ１１７は、位置特定モジュール１１９を用いて、その時のモバイル装置１００の地理的位置を判定する。ステップ２０９で、発信者ＩＤ制御モジュール１３１は、モバイル装置の位置とメモリ１２３に記憶された既定の制約とを用いて、位置に基づいて発信者ＩＤ機能の利用上のロケーション・ベースの制約が生じるか否かを判定する。例えば、ユーザ又は第三者は、特定の地理的な領域内（例えば、特定の町、都市、州等；特定の郵便番号のような地理的位置の周囲の範囲など）に、発信者ＩＤ機能の使用上の特定の制約を設定できる。従って、発信者ＩＤ機能の利用は、特定の領域で制約され、又は逆に特定の領域内でのみ利用されるように制約されうる。また、制約は、特定の領域内での特定の発信者ＩＤ機能を認める一方で、重複領域での他の発信者ＩＤを許可しうる。例えば、ある領域では発呼者の名前、及び／又は電話番号の利用が許可されるのに対して、「強化された」又は「詳しい」発信者ＩＤ機能を用いて他に利用されうる発呼者の写真、描画等は、その領域では禁止される。

従って、ステップ２０９でロケーション・ベースの制約が、存在せず生じないと判定された場合には（例えば、現在の検出された位置が、発信者ＩＤ機能の利用を禁止する制約が存在する領域内で無い）、発信者ＩＤ制御モジュール１３１及びコントローラ１１７は、ステップ２１１で発信者ＩＤ機能を有効にした後に、ステップ２１３でディスプレイ１０７に制約されない方法で発信者ＩＤ機能を表示することを許可する。一方で、ステップ２０９でロケーション・ベースの制約が、存在し部分的に又は完全に生じると判定された場合には（例えば、現在の検出された位置が、発信者ＩＤ機能の一時的又は完全な利用を禁止する制約が存在する領域内である）、発信者ＩＤ制御モジュール１３１及びコントローラ１１７は、ステップ２１５で、制約された発信者ＩＤ機能を無効にすると共に任意の制約されない機能を有効にし、ステップ２１７で、ディスプレイ１０７に、発信者ＩＤ機能の制約が効力のあることを示すメッセージを表示させると共に任意の制約されない情報を表示させることを許可する。従って、現在位置が発呼者の名前又は写真の利用を禁止するが、発呼者の電話番号の利用を許可する場合には、任意の発信者ＩＤ機能が制約されたことを示すメッセージと共に、電話番号が表示される。

図３は、実施形態例に係る、発信呼に対するロケーション・ベースの制約を用いた、発信者ＩＤ機能を有効／無効にする処理３００のフローチャートである。処理３００は、ステップ３０１でモバイル装置１００を用いて発信呼の起動から始まる。注目すべきは、図３に示す処理３００は、発信呼が起動すると、及び恐らく呼び出し信号が送信され、及び／又は被呼者によって受信される前に、すぐに実行されることである。

図３に示す処理３００のステップ３０３で、コントローラ１１７は、位置特定モジュール１１９を用いて、その時のモバイル装置１００の地理的位置を判定する。ステップ３０５で、発信者ＩＤ制御モジュール１３１は、モバイル装置の位置とメモリ１２３に記憶された既定の制約とを用いて、位置に基づいて発信者ＩＤ機能の利用上のロケーション・ベースの制約が生じるか否かを判定する。例えば、ユーザ又は第三者は、特定の地理的な領域内（例えば、特定の町、都市、州等；特定の郵便番号のような地理的位置の周囲の範囲など）に、発信者ＩＤ機能の使用上の特定の制約を設定できる。従って、発信者ＩＤ機能の利用は、特定の領域で制約され、又は逆に特定の領域内でのみ利用されるように制約されうる。また、制約は、特定の領域内での特定の発信者ＩＤ機能を認める一方で、重複領域での他の発信者ＩＤを許可しうる。例えば、ある領域では発呼者の名前、及び／又は電話番号の利用が許可されるのに対して、「強化された」又は「詳しい」発信者ＩＤ機能を用いて他に利用されうる発呼者の写真、描画等は、その領域では禁止される。

従って、ステップ３０５でロケーション・ベースの制約が、存在せず生じないと判定された場合には（例えば、現在の検出された位置が、発信者ＩＤ機能の利用を禁止する制約が存在する領域内で無い）、発信者ＩＤ制御モジュール１３１は、ステップ３０７で発信者ＩＤ機能を有効にした後に、コントローラ１１７に信号を送信する。コントローラ１１７は、ステップ３０９で制約されない方法で呼び出し信号と共に提供される発信者ＩＤ情報で発信呼が実行されるように、前記信号を発信呼と共に送信されるように提供する。一方で、ステップ３０５でロケーション・ベースの制約が、存在し部分的に又は完全に生じると判定された場合には（例えば、現在の検出された位置が、発信者ＩＤ機能の一時的又は完全な利用を禁止する制約が存在する領域内である）、ステップ３１１で、制約された機能は無効になると共に任意の制約されない機能（もしあれば）は有効になる。そして、発信者ＩＤ制御モジュール１３１及びコントローラ１１７は、ステップ３１３で、発信呼は、任意の制約された発信者ＩＤ情報を呼出し信号と共に提供させず、任意の制約されない発信者ＩＤ情報を呼出し信号と共に提供させることを定めている。

必要に応じて、ステップ３０９及び／又はステップ３０３と併せて、発信者ＩＤ制御モジュール１３１及びコントローラ１１７は、ディスプレイ１０７上に、前記ステップが実行されていることを示すメッセージを表示させうる。例えば、ステップ３０９の実行と共に、ディスプレイ１０７は、発信者ＩＤ機能は有効で使用中であることを示すことができる。また、ステップ３１３の実行と共に、ディスプレイ１０７は、発信者ＩＤ機能は有効であるが、現在の位置では部分的に又は全体的に使用が制約されていることを示すことができる。

従って、ここで説明される実施形態は、モバイル装置の他の機能やアプリケーションと共に、位置決定機能の利用を許可する。より詳細には、実施形態は、要求された位置で発信者ＩＤ及び／又は発信者ＩＤ阻止機能を利用し、前記機能が要求されず又は許可されない位置でのその使用を禁止できるモバイル装置に有利に提供するための位置情報、及び発信者ＩＤ機能を利用する。

モバイル装置のユーザ及び／又は第三者は、モバイル装置で他に利用できる発信者ＩＤ機能が、制約され又は使用が排除されるべき１又は２以上の特定の地理的領域を定められる。例えば、ユーザ又は第三者は、発信者ＩＤ機能の利用が、１又は２以上の特定の郵便住所、もしくは１又は２以上既定の住所の周りの所定範囲に限定され、又は既定の地理的領域（例えば、町、都市、州等）内に限定されるべきであることを、決定できる。選択的に、ユーザ又は第三者は、ある領域で使用されうる特定の発信者ＩＤ制御機能の選択する一方で、その領域での他の発信者ＩＤ制御機能の使用を禁止できる。制約の多くの異なる組み合わせが、定義され利用されうる。

前記制約のパラメータは、ユーザによって直接、又はユーザ、サービス・プロバイダー、もしくは他の第三者によって間接的に行われた場合に、インターネットを使ったアプリケーションサーバからのダウンロードを介して、モバイル装置に入力される。

通常は、モバイル装置のユーザは、正常な使用の間、モバイル装置の位置決定機能を有効にできる。モバイル装置が装置上で発信者ＩＤ機能を利用することを試みる場合には、アプリケーション・マネージャーは、制約設定及び現在位置をチェックし、その機能が有効であり、又は利用できるかを判定する。機能が有効又は利用できると判定された場合には、機能は、正常な使用で利用可能である。機能が有効又は利用できるもので無いと判定された場合には、装置は、利用制約に関する警告をユーザに与え、機能をブロックしうる。

注目すべきは、ここで示され説明されている実施形態例は、本開示の好ましい実施形態を示し、決して本願の特許請求の範囲の範囲を限定することを意味しない。上述した技術を考慮すると、本開示の多数の変更や変化が可能である。従って、当然のことながら、添付の特許請求の範囲内で、開示の概念は、ここで明確に記載された以外の他に実行されうる。

Claims (17)

1. モバイル通信装置の位置を判定するように構成された位置特定モジュールと、
   発信者番号（ＩＤ）が呼び出し信号中に含まれているか否かを制御するように構成された発信者ＩＤ制御モジュールと、
   を含み、
   呼び出し信号中の発信者ＩＤデータの提供は、前記位置特定モジュールによって判定されている時に、前記モバイル通信装置の位置に基づいて制約されている、モバイル通信装置。
2. １又は２以上の定められた地理的領域に関連する発信者ＩＤ制約設定データを記憶するように構成されたメモリを更に含む、請求項１に記載のモバイル装置。
3. 遠隔地から１又は２以上の発信者ＩＤ制約設定を受信するように構成された送受信機を更に含む、請求項２に記載のモバイル装置。
4. 定められた発信者ＩＤ制約設定は、既定の地理的位置からの半径方向距離に基づいている、請求項２に記載のモバイル装置。
5. 発信者ＩＤ制約設定は、発信者ＩＤデータの一部に適用される、請求項１に記載のモバイル装置。
6. 前記発信者ＩＤデータ上に配置された制約を表示するように構成されたディスプレイを更に含む、請求項１に記載のモバイル装置。
7. モバイル通信装置の発信者ＩＤ機能制約を確認するステップと、
   前記発信者ＩＤ機能制約が課される地理的位置を特定するステップと、
   前記モバイル装置の前記位置が、前記特定の位置内であるかを判定するステップと、
   前記判定するステップに応じて、前記発信者ＩＤ機能制約を前記モバイル装置が関与する呼び出しに適用するステップと、
   を含む方法。
8. 前記発信者ＩＤ機能制約は、発信者ＩＤデータを有効にすることを含む、請求項７に記載の方法。
9. 前記発信者ＩＤ機能制約は、発信者ＩＤデータを阻止することを含む、請求項７に記載の方法。
10. 前記確認するステップは、遠隔地から制約設定を受信するステップを含む、請求項７に記載の方法。
11. 前記確認するステップは、それぞれの発信者ＩＤ機能制約が関連している複数の地理的領域を、前記デバイスのユーザによって規定するステップを含む、請求項７に記載の方法。
12. 前記特定するステップは、既定の地理的位置からの半径方向距離を規定するステップを含む、請求項７に記載の方法。
13. 前記モバイル通信装置上に前記発信者ＩＤ機能制約を表示するステップを更に含む、請求項７に記載の方法。
14. 前記表示するステップは、前記ユーザが前記発信者ＩＤ機能制約を無効にするオプションを提供するステップを含む、請求項１３に記載の方法。
15. 前記確認するステップは、着呼に対する前記発信者ＩＤ機能制約を限定するステップを含む、請求項７に記載の方法。
16. 前記確認するステップは、発呼に対する前記制約を限定するステップを含む、請求項７に記載の方法。
17. 前記発信者ＩＤ機能制約は、発信者ＩＤデータの一部に適用される、請求項７に記載の方法。
    

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