JP2001127866A - 通信端末 - Google Patents
通信端末Info
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- JP2001127866A JP2001127866A JP30486499A JP30486499A JP2001127866A JP 2001127866 A JP2001127866 A JP 2001127866A JP 30486499 A JP30486499 A JP 30486499A JP 30486499 A JP30486499 A JP 30486499A JP 2001127866 A JP2001127866 A JP 2001127866A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- function
- communication terminal
- control signal
- key control
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】高い付加価値機能を持ったタッチセンサを有す
る移動通信端末を提供する。 【解決手段】一つまたは複数のタッチセンサーにより何
らかの接触が検知されると、状態管理手段が現在の呼状
態を確認する。そのときの呼状態に対応したキーの機能
が記憶されている情報を基に、キー制御信号生成手段が
キー制御信号を生成する。この場合のキー制御信号とし
て、バックライト機能、キーロック解除機能、着信音量
制御機能などを利用する事により、待ち受け時や着信時
といった呼状態に応じた各種機能が実現できる。これに
より高付加価値機能を備えた通信端末が提供できる。
る移動通信端末を提供する。 【解決手段】一つまたは複数のタッチセンサーにより何
らかの接触が検知されると、状態管理手段が現在の呼状
態を確認する。そのときの呼状態に対応したキーの機能
が記憶されている情報を基に、キー制御信号生成手段が
キー制御信号を生成する。この場合のキー制御信号とし
て、バックライト機能、キーロック解除機能、着信音量
制御機能などを利用する事により、待ち受け時や着信時
といった呼状態に応じた各種機能が実現できる。これに
より高付加価値機能を備えた通信端末が提供できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話や
PHS(Personal Handyphone S
ystem)などのような移動通信網と接続可能な通信
端末に関するものであり、特にタッチセンサを具備し、
当該端末の呼状態に応じて適切なキー制御が実現可能な
通信端末に関する。
PHS(Personal Handyphone S
ystem)などのような移動通信網と接続可能な通信
端末に関するものであり、特にタッチセンサを具備し、
当該端末の呼状態に応じて適切なキー制御が実現可能な
通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタッチセンサを備えた移動通信端
末では、センサーが提供する機能が単一のものが多かっ
た。例えば特開平10−65764に開示された携帯電
話のように、タッチセンサをオンすることによって着信
音量を制御するという単一の用途を提供するものが多か
った。このため使用できる状況は限定されており、結果
としてセンサーの使用頻度は比較的少なかった。
末では、センサーが提供する機能が単一のものが多かっ
た。例えば特開平10−65764に開示された携帯電
話のように、タッチセンサをオンすることによって着信
音量を制御するという単一の用途を提供するものが多か
った。このため使用できる状況は限定されており、結果
としてセンサーの使用頻度は比較的少なかった。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】上記のように、従来は
タッチセンサの用途が限られており、せっかくタッチセ
ンサを設けてもその使用頻度は比較的少ないという問題
があった。本発明はこのような事情によってなされたも
ので、タッチセンサーを呼の状態に応じてさまざまなキ
ー制御機能として多目的に使用することで、結果として
ユーザに対して高付加価値機能を備えた通信端末を提供
することを目的としている。
タッチセンサの用途が限られており、せっかくタッチセ
ンサを設けてもその使用頻度は比較的少ないという問題
があった。本発明はこのような事情によってなされたも
ので、タッチセンサーを呼の状態に応じてさまざまなキ
ー制御機能として多目的に使用することで、結果として
ユーザに対して高付加価値機能を備えた通信端末を提供
することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、移動通信網と接続可能な通信端末におい
て、何らかの接触を検知することによって通電状態とな
るタッチセンサと、当該端末の呼状態を管理する状態管
理手段と、複数の機能キーと、前記機能キーのうち所定
の機能と前記呼状態とを対応付けて記憶する記憶手段
と、前記タッチセンサによって接触が検出された時に、
前記記憶手段に記憶された内容を参照して、その時の呼
状態に対応した機能を実施するのに必要なキー制御信号
を生成するキー制御信号生成手段とを具備したことを特
徴としている。
に本発明は、移動通信網と接続可能な通信端末におい
て、何らかの接触を検知することによって通電状態とな
るタッチセンサと、当該端末の呼状態を管理する状態管
理手段と、複数の機能キーと、前記機能キーのうち所定
の機能と前記呼状態とを対応付けて記憶する記憶手段
と、前記タッチセンサによって接触が検出された時に、
前記記憶手段に記憶された内容を参照して、その時の呼
状態に対応した機能を実施するのに必要なキー制御信号
を生成するキー制御信号生成手段とを具備したことを特
徴としている。
【0005】このような構成を採用したことにより、本
発明では、一つまたは複数のタッチセンサーにより何ら
かの接触が検知されると、まず呼の状態を管理する状態
管理手段が現在の呼状態を確認する。その呼状態に対応
したキーの機能が記憶されている情報を基に、キー制御
信号生成手段がキー制御信号を生成する。この場合のキ
ー制御信号として、バックライト機能、キーロック解除
機能、着信音量制御機能などを利用する事により、待ち
受け時や着信時といった呼状態に応じた各種機能が実現
できるので、結果としてユーザに対して高付加価値機能
を備えた通信端末が提供できる。
発明では、一つまたは複数のタッチセンサーにより何ら
かの接触が検知されると、まず呼の状態を管理する状態
管理手段が現在の呼状態を確認する。その呼状態に対応
したキーの機能が記憶されている情報を基に、キー制御
信号生成手段がキー制御信号を生成する。この場合のキ
ー制御信号として、バックライト機能、キーロック解除
機能、着信音量制御機能などを利用する事により、待ち
受け時や着信時といった呼状態に応じた各種機能が実現
できるので、結果としてユーザに対して高付加価値機能
を備えた通信端末が提供できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本願発明の
実施形態を説明する。
実施形態を説明する。
【0007】図1は本発明の一実施形態における通信端
末の概略構成を示す回路ブロック図である。ここでは通
信端末としてデジタル携帯電話を想定している。このデ
ジタル携帯電話は大きく送信系、受信系に大別される。
40は電源回路であり、バッテリ41の出力を基に装置
に必要な動作電圧Vを生成する。
末の概略構成を示す回路ブロック図である。ここでは通
信端末としてデジタル携帯電話を想定している。このデ
ジタル携帯電話は大きく送信系、受信系に大別される。
40は電源回路であり、バッテリ41の出力を基に装置
に必要な動作電圧Vを生成する。
【0008】送信系は、送話器としてのマイクロホン1
1、音声符号器(SPCOD)12、誤り訂正符号器
(CHCOD)13、デジタル変調器(MOD)14、
乗算器15、電力増幅器(PA)16、高周波スイッチ
回路(SW)17、アンテナ18から構成される。音声
符号器12では、マイクロホン11から出力された送話
信号の符号化が行われる。誤り訂正符号器13では音声
符号器12から出力されたデジタル化された送話信号お
よび後述する制御回路30から出力されるデジタル化制
御信号の誤り訂正符号化が行われる。デジタル変調器1
4では、誤り訂正符号器13から出力されたデジタル化
された送話信号に応じた変調信号が発生する。乗算器1
5では、この変調信号が周波数シンセサイザ(SYN)
31から出力された局部発振信号とミキシングされ、こ
れにより無線周波信号に周波数変換される。電力増幅器
16では、乗算器15から出力された無線送信信号が所
定の送信電力に増幅される。高周波スイッチ17は、制
御回路30から指定された送信タイムスロットの期間だ
け導通状態となり、この期間に電力増幅器16から出力
された無線送信信号をアンテナ18に供給してこのアン
テナから図示しない基地局へ向けて送出する。
1、音声符号器(SPCOD)12、誤り訂正符号器
(CHCOD)13、デジタル変調器(MOD)14、
乗算器15、電力増幅器(PA)16、高周波スイッチ
回路(SW)17、アンテナ18から構成される。音声
符号器12では、マイクロホン11から出力された送話
信号の符号化が行われる。誤り訂正符号器13では音声
符号器12から出力されたデジタル化された送話信号お
よび後述する制御回路30から出力されるデジタル化制
御信号の誤り訂正符号化が行われる。デジタル変調器1
4では、誤り訂正符号器13から出力されたデジタル化
された送話信号に応じた変調信号が発生する。乗算器1
5では、この変調信号が周波数シンセサイザ(SYN)
31から出力された局部発振信号とミキシングされ、こ
れにより無線周波信号に周波数変換される。電力増幅器
16では、乗算器15から出力された無線送信信号が所
定の送信電力に増幅される。高周波スイッチ17は、制
御回路30から指定された送信タイムスロットの期間だ
け導通状態となり、この期間に電力増幅器16から出力
された無線送信信号をアンテナ18に供給してこのアン
テナから図示しない基地局へ向けて送出する。
【0009】これに対して受信系は、受信機(RX)2
1、デジタル復調器(DEM)22、誤り訂正復号器
(CHDEC)23、音声復号器(SPDEC)24、
受話器としてのスピーカ25とから構成される。
1、デジタル復調器(DEM)22、誤り訂正復号器
(CHDEC)23、音声復号器(SPDEC)24、
受話器としてのスピーカ25とから構成される。
【0010】受信機21では、アンテナ18および高周
波スイッチ17により受信された受信高周波信号を、中
間周波信号またはベースバンド信号に直接周波数変換す
るためのミキシングが行われる。デジタル復調器22で
は、上記受信機21から出力された受信デジタル信号に
対するビット同期およびフレーム同期、つまりワード同
期がとられると共に、デジタル復調が行われる。そし
て、ワード同期により得られた同期信号は制御回路30
に供給される。誤り訂正復号器23では、上記デジタル
復調器22から出力されたデジタル復調信号の誤り訂正
復号化が行われる。この誤り訂正復号化により得られる
信号は、デジタル受話信号とデジタル制御情報とからな
り、このうちデジタル受話信号は音声復号器24に入力
され、またデジタル制御情報はチャネル設定や通話など
の種々制御のために制御回路30に取り込まれる。音声
復号器24では、デジタル通話信号の復号化処理が行わ
れる。そしてこの復号化処理により元に戻されたアナロ
グの受話信号はスピーカ25から拡声出力される。
波スイッチ17により受信された受信高周波信号を、中
間周波信号またはベースバンド信号に直接周波数変換す
るためのミキシングが行われる。デジタル復調器22で
は、上記受信機21から出力された受信デジタル信号に
対するビット同期およびフレーム同期、つまりワード同
期がとられると共に、デジタル復調が行われる。そし
て、ワード同期により得られた同期信号は制御回路30
に供給される。誤り訂正復号器23では、上記デジタル
復調器22から出力されたデジタル復調信号の誤り訂正
復号化が行われる。この誤り訂正復号化により得られる
信号は、デジタル受話信号とデジタル制御情報とからな
り、このうちデジタル受話信号は音声復号器24に入力
され、またデジタル制御情報はチャネル設定や通話など
の種々制御のために制御回路30に取り込まれる。音声
復号器24では、デジタル通話信号の復号化処理が行わ
れる。そしてこの復号化処理により元に戻されたアナロ
グの受話信号はスピーカ25から拡声出力される。
【0011】一方制御系は、制御回路30と周波数シン
セサイザ31、タッチセンサ32、液晶表示部34、キ
ー入力部35、記憶部36、アラーム鳴動部37を備え
ている。周波数シンセサイザ31は、制御回路30によ
り指定された制御、通話および同期用の各チャネル周波
数に対応する局部発振信号を発生する。タッチセンサ3
2は人間の手などが接触した際にこれを検知し、かつ通
電して所定の信号を生成するものである。液晶表示部3
4は、図示しない表示駆動部により駆動されるもので、
ダイヤルキーにより入力された電話番号などが表示され
る。キー入力部は、ダイヤルキーや発呼要求キー、終話
要求キーなどの機能キーよりなる。記憶部36は後述す
るように、端末の呼の状態と所定の機能とを対応付けた
テーブルを記憶する。アラーム鳴動部37は着呼があっ
たときにユーザに着呼を知らせるアラームを鳴らすもの
である。このように構成された携帯電話は基地局(移動
通信網と接続されている)とは無線回線を通じて所定の
シーケンスで接続される。
セサイザ31、タッチセンサ32、液晶表示部34、キ
ー入力部35、記憶部36、アラーム鳴動部37を備え
ている。周波数シンセサイザ31は、制御回路30によ
り指定された制御、通話および同期用の各チャネル周波
数に対応する局部発振信号を発生する。タッチセンサ3
2は人間の手などが接触した際にこれを検知し、かつ通
電して所定の信号を生成するものである。液晶表示部3
4は、図示しない表示駆動部により駆動されるもので、
ダイヤルキーにより入力された電話番号などが表示され
る。キー入力部は、ダイヤルキーや発呼要求キー、終話
要求キーなどの機能キーよりなる。記憶部36は後述す
るように、端末の呼の状態と所定の機能とを対応付けた
テーブルを記憶する。アラーム鳴動部37は着呼があっ
たときにユーザに着呼を知らせるアラームを鳴らすもの
である。このように構成された携帯電話は基地局(移動
通信網と接続されている)とは無線回線を通じて所定の
シーケンスで接続される。
【0012】ところで、制御回路30は例えばマイクロ
コンピュータを主制御部として備えたもので、装置の初
期設定、発着呼および通話に係る一連の制御、機能キー
を含むキーの制御とその実施を司るものである。この制
御回路30は、状態管理部30a、キー制御信号生成部
30bを備えている。状態管理部30aは現在の端末の
呼の状態を管理するものである。具体的には端末が現在
待ち受け状態なのか、着信状態なのか、通話状態なのか
を調査し、その状態に応じて所定の動作(後述する)を
行うものである。キー制御信号生成部30bは、機能キ
ーに割り当てられた所定の機能を実現するためのキー制
御信号を生成するものである。例えば、ユーザにより終
話要求キーが入力された場合、終話要求を実現するため
のキー制御信号を発生し、制御回路内の主制御部(図示
しない)にこれを供給する。
コンピュータを主制御部として備えたもので、装置の初
期設定、発着呼および通話に係る一連の制御、機能キー
を含むキーの制御とその実施を司るものである。この制
御回路30は、状態管理部30a、キー制御信号生成部
30bを備えている。状態管理部30aは現在の端末の
呼の状態を管理するものである。具体的には端末が現在
待ち受け状態なのか、着信状態なのか、通話状態なのか
を調査し、その状態に応じて所定の動作(後述する)を
行うものである。キー制御信号生成部30bは、機能キ
ーに割り当てられた所定の機能を実現するためのキー制
御信号を生成するものである。例えば、ユーザにより終
話要求キーが入力された場合、終話要求を実現するため
のキー制御信号を発生し、制御回路内の主制御部(図示
しない)にこれを供給する。
【0013】図2は、上述したタッチセンサを備えた通
信端末の外観(正面図、側面図)である。この図はタッ
チセンサを複数備えた実施形態を示している。図1と同
一部分には同一の参照符号を付している。タッチセンサ
を複数設けた場合は、ユーザが端末を保持した状態を認
識する精度の向上が見込まれ、タッチセンサの誤動作を
防ぐことができる。
信端末の外観(正面図、側面図)である。この図はタッ
チセンサを複数備えた実施形態を示している。図1と同
一部分には同一の参照符号を付している。タッチセンサ
を複数設けた場合は、ユーザが端末を保持した状態を認
識する精度の向上が見込まれ、タッチセンサの誤動作を
防ぐことができる。
【0014】以上のように構成された端末の動作を、フ
ローチャート(図3、図5、図6)および図4を用いて
説明する。以下、端末がバックライト機能、キーのロッ
ク機能・ロック解除機能、着信音量制御機能を有してい
るものとして説明を進める。
ローチャート(図3、図5、図6)および図4を用いて
説明する。以下、端末がバックライト機能、キーのロッ
ク機能・ロック解除機能、着信音量制御機能を有してい
るものとして説明を進める。
【0015】図3は、端末が待ち受け状態のときの動作
を示すフローチャートである。ここでは端末がバックラ
イト機能を有していることを前提としている。
を示すフローチャートである。ここでは端末がバックラ
イト機能を有していることを前提としている。
【0016】まず端末が待ち受け状態のとき(ステップ
51)、ユーザが発呼動作を行おうと端末を保持する
(ステップ52)。このとき、1つまたは複数のタッチ
センサがユーザの手の接触を感知したかどうか判断され
る(ステップ53)。ステップ53でYesの場合、呼
の状態管理部30aが現在の端末の呼状態を調査し(ス
テップ54)、現状態は待ち受け状態と認識する(ステ
ップ55)。ステップ53でNoの場合はステップ51
に戻る。
51)、ユーザが発呼動作を行おうと端末を保持する
(ステップ52)。このとき、1つまたは複数のタッチ
センサがユーザの手の接触を感知したかどうか判断され
る(ステップ53)。ステップ53でYesの場合、呼
の状態管理部30aが現在の端末の呼状態を調査し(ス
テップ54)、現状態は待ち受け状態と認識する(ステ
ップ55)。ステップ53でNoの場合はステップ51
に戻る。
【0017】そして状態管理部30aは、記憶部36に
記憶された端末の呼の状態と所定の機能とを対応付けた
テーブルを見に行く。このテーブルは図4のようになっ
ている。図4に示すテーブルを見ると、タッチセンサが
接触を検知し、端末が待ち受け状態の場合は「バックラ
イト点灯」となっている。そこで状態管理部30aはこ
の情報をキー制御信号生成部30bに供給する(ステッ
プ57)。キー制御信号生成部30bは、バックライト
点灯要求を示す機能キーに対応するキー制御信号を生成
し(ステップ58)、制御回路がキー入力部35や液晶
表示部34のバックライトを点灯させる(ステップ5
9)。
記憶された端末の呼の状態と所定の機能とを対応付けた
テーブルを見に行く。このテーブルは図4のようになっ
ている。図4に示すテーブルを見ると、タッチセンサが
接触を検知し、端末が待ち受け状態の場合は「バックラ
イト点灯」となっている。そこで状態管理部30aはこ
の情報をキー制御信号生成部30bに供給する(ステッ
プ57)。キー制御信号生成部30bは、バックライト
点灯要求を示す機能キーに対応するキー制御信号を生成
し(ステップ58)、制御回路がキー入力部35や液晶
表示部34のバックライトを点灯させる(ステップ5
9)。
【0018】次に図5のフローチャートを用いて端末の
動作を説明する。ここでは端末がキーのロック機能・ロ
ック解除機能を有していることを前提としている。
動作を説明する。ここでは端末がキーのロック機能・ロ
ック解除機能を有していることを前提としている。
【0019】最初にユーザは所定の方法により、誤動作
防止のためにキーロック機能を予め実行しておく。端末
が待ち受け状態のとき(ステップ61)、ユーザが発呼
動作を行おうと端末を保持する(ステップ62)。この
とき、1つまたは複数のタッチセンサがユーザの手の接
触を一定時間感知したかどうか判断される(ステップ6
3)。(一定時間を計測するためのカウンタが制御回路
30に具備される。ただし図示は省略する。)ステップ
63でYesの場合、呼の状態管理部30aが現在の端
末の呼状態を調査し(ステップ64)、現状態は待ち受
け状態と認識する(ステップ65)。ステップ63でN
oの場合はステップ61に戻る。
防止のためにキーロック機能を予め実行しておく。端末
が待ち受け状態のとき(ステップ61)、ユーザが発呼
動作を行おうと端末を保持する(ステップ62)。この
とき、1つまたは複数のタッチセンサがユーザの手の接
触を一定時間感知したかどうか判断される(ステップ6
3)。(一定時間を計測するためのカウンタが制御回路
30に具備される。ただし図示は省略する。)ステップ
63でYesの場合、呼の状態管理部30aが現在の端
末の呼状態を調査し(ステップ64)、現状態は待ち受
け状態と認識する(ステップ65)。ステップ63でN
oの場合はステップ61に戻る。
【0020】そして状態管理部30aは、記憶部36に
記憶された端末の呼の状態と所定の機能とを対応付けた
テーブルを見に行く。このテーブルは前述した図4のよ
うになっている。図4に示すテーブルを見ると、タッチ
センサが一定時間接触を検知し、端末が待ち受け状態の
場合は「キーロック解除」となっている。そこで状態管
理部30aはこの情報をキー制御信号生成部30bに供
給する(ステップ67)。キー制御信号生成部30b
は、キーロック解除機能キーに対応するキー制御信号を
生成し(ステップ68)、制御回路がキーロック解除機
能を実現する(ステップ69)。
記憶された端末の呼の状態と所定の機能とを対応付けた
テーブルを見に行く。このテーブルは前述した図4のよ
うになっている。図4に示すテーブルを見ると、タッチ
センサが一定時間接触を検知し、端末が待ち受け状態の
場合は「キーロック解除」となっている。そこで状態管
理部30aはこの情報をキー制御信号生成部30bに供
給する(ステップ67)。キー制御信号生成部30b
は、キーロック解除機能キーに対応するキー制御信号を
生成し(ステップ68)、制御回路がキーロック解除機
能を実現する(ステップ69)。
【0021】上述した図3、図5はいずれも呼の状態が
待ち受け時の動作であった。図6のフローチャートは端
末の呼の状態が着信の時の動作を示すものである。以下
にその動作を説明する。
待ち受け時の動作であった。図6のフローチャートは端
末の呼の状態が着信の時の動作を示すものである。以下
にその動作を説明する。
【0022】ここでは端末が着信音量制御機能を有して
いることを前提としている。端末が待ち受け状態から着
信状態に移行するとアラーム鳴動部37でアラームが鳴
動する(ステップ71)。着信に応えるべくユーザが端
末を保持する(ステップ72)。このとき、1つまたは
複数のタッチセンサがユーザの手の接触を感知したかど
うか判断される(ステップ73)。ステップ73でYe
sの場合、呼の状態管理部30aが現在の端末の呼状態
を調査し(ステップ74)、現状態は着信状態と認識す
る(ステップ75)。ステップ73でNoの場合はステ
ップ71に戻る。
いることを前提としている。端末が待ち受け状態から着
信状態に移行するとアラーム鳴動部37でアラームが鳴
動する(ステップ71)。着信に応えるべくユーザが端
末を保持する(ステップ72)。このとき、1つまたは
複数のタッチセンサがユーザの手の接触を感知したかど
うか判断される(ステップ73)。ステップ73でYe
sの場合、呼の状態管理部30aが現在の端末の呼状態
を調査し(ステップ74)、現状態は着信状態と認識す
る(ステップ75)。ステップ73でNoの場合はステ
ップ71に戻る。
【0023】そして状態管理部30aは、記憶部36に
記憶された端末の呼の状態と所定の機能とを対応付けた
テーブルを見に行く。このテーブルは前述した図4のよ
うになっている。図4に示すテーブルを見ると、タッチ
センサが接触を検知し、端末が着信状態の場合は「着信
音量低下(もしくは消去)」となっている。状態管理部
30aはこの情報をキー制御信号生成部30bに供給す
る(ステップ77)。キー制御信号生成部30bは、ユ
ーザが予め設定した鳴動音量に応じて、着信音量低下要
求キーもしくは消去キーに対応するキー制御信号を生成
し(ステップ78)、制御回路がアラーム鳴動部37に
おける着信音量の低下もしくは消去を実現する(ステッ
プ79)。
記憶された端末の呼の状態と所定の機能とを対応付けた
テーブルを見に行く。このテーブルは前述した図4のよ
うになっている。図4に示すテーブルを見ると、タッチ
センサが接触を検知し、端末が着信状態の場合は「着信
音量低下(もしくは消去)」となっている。状態管理部
30aはこの情報をキー制御信号生成部30bに供給す
る(ステップ77)。キー制御信号生成部30bは、ユ
ーザが予め設定した鳴動音量に応じて、着信音量低下要
求キーもしくは消去キーに対応するキー制御信号を生成
し(ステップ78)、制御回路がアラーム鳴動部37に
おける着信音量の低下もしくは消去を実現する(ステッ
プ79)。
【0024】以上説明したように、本発明では、一つま
たは複数のタッチセンサーにより何らかの接触が検知さ
れると、まず呼の状態を管理する状態管理手段が現在の
呼状態を確認する。その呼状態に対応したキーの機能が
記憶されている情報を基に、キー制御信号生成手段がキ
ー制御信号を生成する。この場合のキー制御信号とし
て、バックライト機能、キーロック解除機能、着信音量
制御機能などを利用する事により(ただし、これらの機
能に限定されない)、待ち受け時や着信時といった呼状
態に応じた各種機能が提供できる。これにより、待ち受
け時から発呼動作に移るときには予めバックライト点灯
キーやキーロック解除機能が、ユーザが意識することな
く自動的に実行されるので、非常に使い勝手がよい端末
が実現できる。また、着信時にはユーザが端末を保持す
るだけで音量が低下または消去するので、周囲の迷惑に
も配慮した快適な使用環境が提供できる。このような構
成にすることによって、タッチセンサ機能を単一の機能
としての用途ではなく、状態に応じた複数の機能のため
に供することができるので、タッチセンサの有効活用が
実現できる。
たは複数のタッチセンサーにより何らかの接触が検知さ
れると、まず呼の状態を管理する状態管理手段が現在の
呼状態を確認する。その呼状態に対応したキーの機能が
記憶されている情報を基に、キー制御信号生成手段がキ
ー制御信号を生成する。この場合のキー制御信号とし
て、バックライト機能、キーロック解除機能、着信音量
制御機能などを利用する事により(ただし、これらの機
能に限定されない)、待ち受け時や着信時といった呼状
態に応じた各種機能が提供できる。これにより、待ち受
け時から発呼動作に移るときには予めバックライト点灯
キーやキーロック解除機能が、ユーザが意識することな
く自動的に実行されるので、非常に使い勝手がよい端末
が実現できる。また、着信時にはユーザが端末を保持す
るだけで音量が低下または消去するので、周囲の迷惑に
も配慮した快適な使用環境が提供できる。このような構
成にすることによって、タッチセンサ機能を単一の機能
としての用途ではなく、状態に応じた複数の機能のため
に供することができるので、タッチセンサの有効活用が
実現できる。
【0025】なお、本願発明は上記した実施形態に限定
されるものではない。図2にタッチセンサを複数設けた
移動通信端末を示したが、タッチセンサの配置は図2に
限定されるものではない。また、複数のタッチセンサを
設けた場合(例えばN個)、K個(N>K)のタッチセ
ンサに接触が検出された時に初めて、状態管理部が現在
の端末の呼の状態を調査しに行く動作(図3のステップ
54、図4のステップ64、図5のステップ74に相
当)を行ってもよい。その他、装置の構成や設定する機
能などは本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更して
実現可能である。
されるものではない。図2にタッチセンサを複数設けた
移動通信端末を示したが、タッチセンサの配置は図2に
限定されるものではない。また、複数のタッチセンサを
設けた場合(例えばN個)、K個(N>K)のタッチセ
ンサに接触が検出された時に初めて、状態管理部が現在
の端末の呼の状態を調査しに行く動作(図3のステップ
54、図4のステップ64、図5のステップ74に相
当)を行ってもよい。その他、装置の構成や設定する機
能などは本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更して
実現可能である。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、タッチ
センサーを呼の状態に応じてさまざまなキー制御機能と
して多目的に使用することで、結果としてユーザに対し
て高付加価値機能を持った通信端末を提供できる。
センサーを呼の状態に応じてさまざまなキー制御機能と
して多目的に使用することで、結果としてユーザに対し
て高付加価値機能を持った通信端末を提供できる。
【図1】本発明の一実施形態における通信端末の概略構
成を示す回路ブロック図。
成を示す回路ブロック図。
【図2】本発明のタッチセンサを備えた通信端末の外観
を示す図。
を示す図。
【図3】本発明の動作を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
【図4】記憶部に記憶されるテーブルを示す図。
【図5】本発明の動作を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
【図6】本発明の動作を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
【符号の説明】 11 マイクロホン、12 音声符号器、13 誤り訂
正符号器、14 デジタル変調器、15 乗算器、16
電力増幅器、17 高周波スイッチ回路、18 アン
テナ、21 受信機、22 デジタル復調器、23 誤
り訂正復号器、24 音声復号器、25 スピーカ、3
0 制御回路、31 周波数シンセサイザ、32 タッ
チセンサ、34 液晶表示部、35 キー入力部、36
記憶部、37 アラーム鳴動部、30a 状態管理
部、30b キー制御信号生成部、40 電源回路、4
1 バッテリ
正符号器、14 デジタル変調器、15 乗算器、16
電力増幅器、17 高周波スイッチ回路、18 アン
テナ、21 受信機、22 デジタル復調器、23 誤
り訂正復号器、24 音声復号器、25 スピーカ、3
0 制御回路、31 周波数シンセサイザ、32 タッ
チセンサ、34 液晶表示部、35 キー入力部、36
記憶部、37 アラーム鳴動部、30a 状態管理
部、30b キー制御信号生成部、40 電源回路、4
1 バッテリ
Claims (6)
- 【請求項1】移動通信網と接続可能な通信端末におい
て、何らかの接触を検知することによって通電状態とな
るタッチセンサと、当該端末の呼状態を管理する状態管
理手段と、複数の機能キーと、前記機能キーのうち所定
の機能と前記呼状態とを対応付けて記憶する記憶手段
と、前記タッチセンサによって接触が検出された時に、
前記記憶手段に記憶された内容を参照して、その時の呼
状態に対応した機能を実施するのに必要なキー制御信号
を生成するキー制御信号生成手段とを具備したことを特
徴とする通信端末。 - 【請求項2】前記タッチセンサを複数具備したことを特
徴とする請求項1記載の通信端末。 - 【請求項3】前記タッチセンサの少なくとも一つが何ら
かの接触を検知した時、前記キー制御信号生成手段は、
その時の呼の状態ならびに前記記憶手段に記憶された内
容を参照することによって、必要なキー制御信号を生成
することを特徴とする請求項2記載の通信端末。 - 【請求項4】前記通信端末はバックライト機能を有する
ものであって、前記タッチセンサが何らかの接触を検知
し、さらに当該端末の呼状態が待ち受け状態であった場
合、前記キー制御信号生成手段は、キー制御信号とし
て、バックライト点灯機能を実施するための信号を生成
することを特徴とする請求項1記載の通信端末。 - 【請求項5】前記通信端末は、当該端末の備える複数の
キーをロックおよびロック解除する機能を有するもので
あって、前記タッチセンサが何らかの接触を検知し、さ
らに当該端末の呼状態が待ち受け状態であった場合、前
記キー制御信号生成手段は、キー制御信号として、ロッ
ク解除機能を実施するための信号を生成することを特徴
とする請求項1記載の通信端末。 - 【請求項6】前記通信端末は、着信音量を制御する機能
を有するものであって、前記タッチセンサが何らかの接
触を検出し、さらに当該端末の呼状態が着信状態であっ
た場合、前記キー制御信号生成手段は、キー制御信号と
して、着信音量を低下または消去する機能を実施するた
めの信号を生成することを特徴とする請求項1記載の通
信端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30486499A JP2001127866A (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 通信端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30486499A JP2001127866A (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 通信端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001127866A true JP2001127866A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=17938207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30486499A Pending JP2001127866A (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 通信端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001127866A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007235321A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Sanyo Electric Co Ltd | 携帯電話機 |
JP2008244743A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 携帯電話機 |
JP2012525055A (ja) * | 2009-04-21 | 2012-10-18 | サムソン エスディーエス カンパニー リミテッド | デバイス衝撃を利用した無線ネットワーク連結制御方法と応用プログラム制御方法及びそのデバイス |
EP2519019A1 (en) * | 2011-04-28 | 2012-10-31 | Eldon Technology Limited | Smart illumination for electronic devices |
JP2018063732A (ja) * | 2012-04-25 | 2018-04-19 | クイックステップ テクノロジーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | 容量制御表面を実装する装置と相互作用する方法、この方法を実装する、インターフェース及び装置 |
-
1999
- 1999-10-27 JP JP30486499A patent/JP2001127866A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007235321A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Sanyo Electric Co Ltd | 携帯電話機 |
JP2008244743A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 携帯電話機 |
JP2012525055A (ja) * | 2009-04-21 | 2012-10-18 | サムソン エスディーエス カンパニー リミテッド | デバイス衝撃を利用した無線ネットワーク連結制御方法と応用プログラム制御方法及びそのデバイス |
EP2519019A1 (en) * | 2011-04-28 | 2012-10-31 | Eldon Technology Limited | Smart illumination for electronic devices |
JP2018063732A (ja) * | 2012-04-25 | 2018-04-19 | クイックステップ テクノロジーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | 容量制御表面を実装する装置と相互作用する方法、この方法を実装する、インターフェース及び装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050606 |