JP2003078209A - 光半導体装置 - Google Patents

光半導体装置

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JP2003078209A
JP2003078209A JP2001268331A JP2001268331A JP2003078209A JP 2003078209 A JP2003078209 A JP 2003078209A JP 2001268331 A JP2001268331 A JP 2001268331A JP 2001268331 A JP2001268331 A JP 2001268331A JP 2003078209 A JP2003078209 A JP 2003078209A
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semiconductor
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soa
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Yoshihiro Satou
嘉洋 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光半導体装置に関し、レーザ・アレイ、光合
流器、SOAなどを集積化した波長可変光半導体装置に
於いて、SOAの出力フィールド・パターンに生成され
る乱れをなくし、光ファイバと結合する光出力がレーザ
のチャネル位置に依存することなく均一になるようにす
る。 【解決手段】 DFBレーザ・アレイ部51及びDFB
レーザ・アレイ部51の導波路を合流する光合流器部5
3及び光合流器部53に光結合した半導体光増幅器部5
4を同一基板41上に集積化した光半導体装置に於い
て、半導体光増幅器部54は基板41と平行に且つ基板
端面に対して斜め方向に配設すると共に半導体光増幅器
54の近傍に於ける散乱光が現れ易い箇所に光吸収器4
6を配設してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の実施の形態】本発明は、波長選択範囲が広く、
且つ、光出力が高く、波長多重通信システムに於ける光
源として好適な光半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、通信需要の飛躍的な増大が伴っ
て、波長を異にする複数の信号光を多重化し、一本の光
ファイバで大容量の信号伝送を可能する波長多重(wa
velength division multipl
exing:WDM)通信システムの開発が進んでい
る。
【0003】このWDM通信システムに於いては、広い
波長選択範囲、及び、高い光出力を両立させる光源が必
要とされていて、この光源として光半導体装置を用いる
ことは、光源の小型化及び低コスト化に結び付き、実用
性が高いWDM通信システムを実現する上で有用であ
る。
【0004】WDM通信システムに対応する為の波長可
変レーザとして、素子温度を変化することで単一発振波
長を連続的に変えるものが知られている。
【0005】図9は従来の波長可変光半導体装置を表す
要部切断斜面図であって、図中、1は基板、2はDFB
(distributed feedback)レーザ
からなるアレイ、3は光導波路、4は光合流器、5は半
導体光増幅器(semiconductor opti
cal amplifier:SOA)をそれぞれ示し
ている。
【0006】このように、同一の基板1上にレーザ・ア
レイ1、光合流器4、SOA5を集積化した波長可変光
半導体装置は、素子温度の制御、及び、発振波長を異に
するDFBレーザの選択に依って、広い波長可変幅を維
持しつつ高い光出力を同時に実現することを可能とし、
特に、高光出力を必要とする1.55〔μm〕帯の光通
信システムには有効である。
【0007】然しながら、前記波長可変光半導体装置に
見られる構造、即ち、後段にSOA5を配置する構造で
は、SOA5の光出射端面での僅かな反射戻り光は、往
路と同様、復路に於いてもSOA5に依って光増幅さ
れ、光合流器4を介してDFBレーザ・アレイ1に戻る
為、それが原因となってDFBレーザの縦モードの発振
スペクトルが劣化していた。
【0008】その為、SOA5の光出射端面にAR(a
nti−reflective)コーティングは勿論の
こと、SOA5に於ける光導波路を斜めに曲げる構造に
して僅かな端面反射戻り光であっても、再びSOA5に
結合させないようにする方法が知られている。
【0009】ところが、この場合、SOA5を斜め導波
路としたことに起因し、レーザ・アレイ1中のDFBレ
ーザの位置、即ち、チャネル位置の如何に依っては光合
流器4で発生した散乱光がSOA5に結合したり、或い
は、SOA5の光出射端面に於いて出射光と干渉するな
どの現象が現れた。
【0010】その結果、SOA5の出力フィールドに乱
れを生じ、光ファイバ結合する光出力がDFBレーザの
チャネル位置に依存して変動する旨の問題があった。
【0011】図10は光合流器で発生する散乱光の様子
をシミュレーションした結果を表す説明図であり、図9
に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同
じ意味を持つものとする。
【0012】図に於いて、Xは波長可変レーザの幅、Z
は素子長、CHはレーザ・アレイ1に於けるレーザのチ
ャネル、Sは散乱光をそれぞれ示し、ここでは、CH1
〜CH5の5チャネル仕様のレーザ・アレイ1について
シミュレーションを行い、CH1のレーザに関する散乱
光の様子を表してある。
【0013】図に依れば、CH1のレーザが動作した場
合の散乱光Sが斜めに配置されているSOA5と交わっ
ている状態を明瞭に看取することができる。
【0014】図11は出力光の水平方向ファー・フィー
ルド・パターンを表す線図であり、このデータを得たレ
ーザ・アレイはCH1〜CH8の8チャネル仕様のもの
であって、図はそれ等を動作させて観察した結果を示し
ていて、CH1では散乱光との干渉に依ってフィールド
・パターンに細かい干渉ピークが存在したが、CH8で
はそのような干渉ピークは現れていない。
【0015】前記したところから、従来の波長可変光半
導体装置では、光合流器からの散乱光の影響がSOAの
光出射端面から拡がるフィールド・パターンに乱れを生
じ、その乱れがレーザのチャネル位置に依存することが
認識されよう。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、レーザ・
アレイ、光合流器、SOAなどを集積化した波長可変光
半導体装置に於いて、SOAの出力フィールド・パター
ンに生成される乱れをなくし、光ファイバと結合する光
出力がレーザのチャネル位置に依存することなく均一に
なるようにする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に依る光半導体装
置に於いては、単一波長で発振する半導体レーザ・アレ
イ、光導波路、光合流器、光増幅器(SOA)を同一基
板上に集積化し、そして、SOAは基板面に平行に、且
つ、その光出射端面が基板端面に斜めとなるように設置
し、その構成に加え、SOAの脇に光吸収器を設置した
ことが基本になっている。
【0018】前記手段を採ることに依り、広い波長可変
範囲と高い光出力を維持したまま、レーザのチャネル位
置に拘わらずSOAの光出力フィールド・パターンに乱
れを発生することがなく、従って、光ファイバと結合す
る光出力が常に均一であるようにすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明に依る基本的な構成
をもつ光半導体装置を表す要部切断斜面図であり、図に
於いて、11は基板、12はDFBレーザからなるアレ
イ、13は光導波路、14は光合流器、15は半導体光
増幅器(SOA)、16は光吸収器をそれぞれ示してい
る。
【0020】この光半導体装置に於けるDFBレーザ・
アレイ12のうちの一つのレーザを発振させ、SOA1
5を動作して高い出力光を出射するのであるが、この駆
動状態に於いて、光合流器14で発生する散乱光は光吸
収器16に依って吸収されるので、レーザのチャネル位
置に依存することなく、SOA15からは出力フィール
ドに乱れがない出力光を出射することが可能である。
【0021】図2は本発明の実施の形態1乃至3の各光
半導体装置を表す要部平面図であって、(A)は実施の
形態1、(B)は実施の形態2、(C)は実施の形態3
を示している。尚、図1に於いて用いた記号と同記号は
同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとし、また、
実施の形態1は図1について説明した光半導体装置と同
じものである。
【0022】図2(A)に見られる実施の形態1の光半
導体装置は、SOA15に於ける両脇の光合流器14に
近い箇所、即ち、光合流器14からの散乱光が現れ易い
箇所に光吸収器16を設置した例である。
【0023】図2(B)に見られる実施の形態2の光半
導体装置は、SOA15が斜め方向に屈折する側の光合
流器14に近い箇所に光吸収器17を設置した例であ
る。このように、光吸収器を斜め方向と同側に設置する
だけでも、散乱光に依る出力フィールドの乱れを抑制す
る効果は実用上充分な程度に得られる。
【0024】図2(C)に見られる実施の形態3の光半
導体装置は、SOA15に於ける両脇の光合流器14に
近い箇所から光出射端面近傍に至るまで全域に光吸収器
18を設置することで、散乱光の吸収に完全を期した構
成になっている。
【0025】図3は実施の形態4である光半導体装置を
表す要部切断正面図であり、図に於いて、21は基板、
22はn側クラッド層、23と25はSCH(sepa
rate confinement heterost
ructure)層、24は活性層、26はp側クラッ
ド層、27はコンタクト層、28は埋め込み層、29は
光吸収器、30はSiO2 からなる保護膜、31はp側
電極、32はn側電極をそれぞれ示している。
【0026】図から明らかなように、実施の形態4は、
光吸収器29を埋め込み層28内に埋め込んだ構造にし
たものであって、この構造にすることで、埋め込み層2
8内に散乱する光を光吸収器29に依って吸収すること
ができる。
【0027】一般に、光通信用半導体装置に於いては、
リッジ状の光導波路を低屈折率の材料からなる埋め込み
層で覆う構造のものを多用しているので、埋め込まれた
光吸収層をもつ実施の形態4の構造は有用である。
【0028】前記各実施の形態では、光半導体装置に用
いる材料としてはInP系を対象としたのであるが、こ
の場合、光吸収器としては、InPに比較して吸収端が
長波であって、且つ、格子整合する材料を用いることで
実現することができる。
【0029】また、前記各実施の形態では、レーザとし
てDFBレーザを用いているが、DBR(distri
buted−bragg reflector)レーザ
や回折格子からなる光導波路をもつ光半導体装置に適用
しても同効である。
【0030】図4は図2(A)或いは図2(B)につい
て説明した実施の形態に相当する具体的実施例を説明す
る為の光半導体装置を表す要部切断斜面図であり、図に
於いて、41は基板、42は回折格子、43はスペーサ
層、44はコア層、45は活性層、46は光吸収器、4
7はSiO2 からなる保護層、48は電極パターン、4
9はAR(anti−reflective)コート、
51はDFBレーザ・アレイ部、52は光導波路部、5
3は光合流器部、54は半導体光増幅器部をそれぞれ示
している。尚、図示していないが、活性層45にはSC
H層が積層されている。
【0031】図示の光半導体装置に関する主要なデータ
を例示すると次の通りである。 (1) 基板41 材料:n−InP
【0032】(2) DFBレーザ・アレイ部51 DFBレーザ素子長:300〔μm〕 回折格子42の形式:λ/4シフト型 スペーサ層43の材料:n−InP 層厚:0.01〔μm〕 活性層45の材料:InGaAsP 構造:6層MQW(multiple quantum
wells) 井戸層厚:5.1〔nm〕 バリア層厚:10〔nm〕 活性層幅:1.4〔μm〕 SCH層の材料:InGaAsP(1.15〔μm〕組
成) 層厚:50〔nm〕 p側クラッド層(図示せず)の材料:p−InP 層厚1.5〔μm〕 p側コンタクト層(図示せず)の材料:p−InGaA
sP 層厚:0.3〔μm〕
【0033】(3) 光導波路部52及び光合流器部5
3 コア層44の材料:ノンドープInGaAsP(1.3
〔μm〕組成) 層厚:200〔nm〕 クラッド層(図示せず)の材料:ノンドープInP 層厚:2.0〔μm〕 光導波路52+光合流器53の素子長:1100〔μ
m〕 尚、光合流器53は、多モード干渉導波路型(mult
i−modeinterference:MMI)光合
流器やテーパ状導波路型光合流器であってよい。
【0034】(4) 半導体光増幅器部54 素子長:600〔μm〕 活性層の構造:DFBレーザと同じ
【0035】(5) 光吸収器46 材料:InGaAsP 層厚:1.5〔μm〕 配置位置は図2(A)乃至(C)について説明したよう
に、光増幅器部54の一部両側、一部片側、全域両側な
ど必要に応じて選択し、そして、光増幅器部54との間
の距離は例えば10〔μm〕程度である。
【0036】(6) 埋め込み層構造 この具体例に於いても、DFBレーザ・アレイ部51〜
半導体光増幅器部54など全て図3について説明した埋
め込み層28と同様な埋め込み層で埋め込まれるが、そ
の構造は、SIBH(semi−insulating
buried heterostructure)構
造であり、材料はFeをドープした半絶縁性InP、層
厚は2.0〔μm〕とした。
【0037】(7) その他 電極パターン48の材料は、p側電極の場合、下地側か
らAu・Zn/Auの積層構造、n側電極の場合、下地
側からAu・Ge/Auの積層構造である。
【0038】SiO2 からなる保護層47の厚さは0.
4〔μm〕とし、また、端面反射防止構造は、二層から
なるARコート49を用いた。
【0039】この具体的実施例では、DFBレーザを用
いているが、これは、DBRレーザや光導波路など、回
折格子を有する他の光半導体素子を用いることもでき
る。
【0040】図5乃至図8は本発明の光半導体装置を製
造する工程を説明する為の工程要所に於ける光半導体装
置を表す要部切断斜面図であり、以下、これ等の図を参
照しつつ説明する。
【0041】図5(A)参照 (1)n−InPからなる基板61に於けるDFBレー
ザ・アレイ形成予定部分に回折格子62を形成する。
【0042】図5(B)参照 (2)MOVPE法を適用することに依り、全面にスペ
ーサ層63、上下にSCH層をもつMQW活性層64、
p側クラッド層65、p側コンタクト層66を順に積層
形成する。
【0043】図6(A)参照 (3)CVD法並びにリソグラフィ法を適用することに
依り、SiO2 からなるマスク膜を形成してから、DF
Bレーザ・アレイ形成予定部分と半導体光増幅器形成予
定部分との間に在る光導波路及び光合流器の形成予定部
分に於けるp側コンタクト層66の表面からスペーサ層
63までをエッチングする。
【0044】(4)前記工程(3)で形成したSiO2
からなるマスク膜を残した状態でMOVPE法を適用す
ることに依り、工程(3)でエッチングした光導波路及
び光合流器の形成予定部分にn側クラッド層67、コア
層68、p側クラッド層69を順に積層形成する。ここ
で、コア層68の高さはDFBレーザ・アレイに於ける
MQW活性層64の高さと略一致させる。この後、前記
SiO2 からなるマスク膜を除去する。
【0045】図6(B)参照 (5)CVD法を適用することに依るSiO2 膜の形
成、リソグラフィ法を適用することに依るSiO2 膜の
パターニングを行う。
【0046】(6)エタン系ガスをエッチング・ガスと
するドライ・エッチング法を適用することに依り、前記
工程(5)でパターニングされたSiO2 膜をマスクと
してDFBレーザ・アレイ部、光導波路部、光合流器
部、半導体光増幅器部のエッチングを行い高さ2〔μ
m〕のメサを形成する。
【0047】図7(A)参照 (7)メサ・エッチングのマスクとして用いたSiO2
膜を残したまま、MOVPE法を適用することに依り、
前記工程(6)で形成したメサを埋め込む為に層厚を2
〔μm〕にしたFeドープ半絶縁性InPからなる埋め
込み層70を形成する。
【0048】図7(B)参照 (8)前記選択成長及びメサ・エッチングのマスクとし
て用いたSiO2 膜を除去してから、再びCVD法及び
リソグラフィ法を適用することに依り、光吸収層形成予
定部分に開口をもつSiO2 膜を形成する。
【0049】(9)リソグラフィ法を適用することに依
り、前記工程(8)で形成した開口をもつSiO2 膜を
マスクとして、Feドープ半絶縁性InPからなる埋め
込み層70のドライ・エッチングを行って、深さ1.5
〔μm〕の凹所を形成する。
【0050】(10)MOVPE法を適用することに依
り、前記工程(9)で形成した凹所を埋めるInGaA
sPを成長して光吸収器71とする。
【0051】図8参照 (11)埋め込み層70のエッチング・マスクとして用
いたSiO2 膜を除去してから、改めてMOVPE法を
適用することに依り、SiO2 からなる保護膜72を形
成する。
【0052】(12)リソグラフィ法を適用することに
依り、DFBレーザ・アレイ部、半導体光増幅器部に電
極コンタクト窓を開口し、次いで、真空蒸着法を適用す
ることに依り、保護膜72上にAu・Zn/Auの積層
構造を成膜し、次いで、リソグラフィ法を適用すること
に依り、Au・Zn/Auのパターニングを行ってp側
電極73を形成する。
【0053】(13)真空蒸着法を適用することに依
り、基板61裏面にAu・Ge/Auの積層構造を成膜
してn側電極74とし、この後、劈開を行ってアレイ化
し、その劈開端面に通常の技法を適用してARコート7
5を形成して完成する。
【0054】このようにして作製された光半導体装置に
於いては、光合流器からの散乱光が光吸収器71で有効
に吸収されるので、半導体光増幅器と交差して悪影響を
与えることはなくなる。
【0055】
【発明の効果】本発明に依る光半導体装置に於いては、
半導体レーザ・アレイ及び該半導体レーザ・アレイの導
波路を合流する光合流器及び該光合流器に光結合した半
導体光増幅器が同一基板上に集積化され、半導体光増幅
器は基板と平行に且つ基板端面に対して斜め方向に配設
されると共に半導体光増幅器の近傍に於ける散乱光が現
れ易い箇所に光吸収器が配設されている。
【0056】前記構成を採ることに依り、広い波長可変
範囲と高い光出力を維持したまま、レーザのチャネル位
置に拘わらずSOAの光出力フィールド・パターンに乱
れを発生することがなく、従って、光ファイバと結合す
る光出力が常に均一であるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に依る基本的な構成をもつ光半導体装置
を表す要部切断斜面図である。
【図2】本発明の実施の形態1乃至3の各光半導体装置
を表す要部平面図である。
【図3】実施の形態4である光半導体装置を表す要部切
断正面図である。
【図4】図2(A)或いは図2(B)について説明した
実施の形態に相当する具体的実施例を説明する為の光半
導体装置を表す要部切断斜面図である。
【図5】本発明の光半導体装置を製造する工程を説明す
る為の工程要所に於ける光半導体装置を表す要部切断斜
面図である。
【図6】本発明の光半導体装置を製造する工程を説明す
る為の工程要所に於ける光半導体装置を表す要部切断斜
面図である。
【図7】本発明の光半導体装置を製造する工程を説明す
る為の工程要所に於ける光半導体装置を表す要部切断斜
面図である。
【図8】本発明の光半導体装置を製造する工程を説明す
る為の工程要所に於ける光半導体装置を表す要部切断斜
面図である。
【図9】従来の波長可変光半導体装置を表す要部切断斜
面図である。
【図10】光合流器で発生する散乱光の様子をシミュレ
ーションした結果を表す説明図である。
【図11】出力光の水平方向ファー・フィールド・パタ
ーンを表す線図である。
【符号の説明】
41 基板 42 回折格子 43 スペーサ層 44 コア層 45 活性層 46 光吸収器 47 SiO2 からなる保護層 48 電極パターン 49 AR(anti−reflective)コート 51 DFBレーザ・アレイ部 52 光導波路部 53 光合流器部 54 半導体光増幅器部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザ・アレイ及び該半導体レーザ
    ・アレイの導波路を合流する光合流器及び該光合流器に
    光結合した半導体光増幅器を同一基板上に集積化した光
    半導体装置に於いて、 前記半導体光増幅器は前記基板と平行に且つ基板端面に
    対して斜め方向に配設されると共に前記半導体光増幅器
    の近傍に於ける散乱光が現れ易い箇所に光吸収器が配設
    されてなることを特徴とする光半導体装置。
  2. 【請求項2】前記半導体光増幅器が斜めに屈曲した側に
    のみ前記光吸収器が配設されてなることを特徴とする請
    求項1記載の光半導体装置。
  3. 【請求項3】前記半導体光増幅器の延在方向の近傍に於
    ける全域に前記光吸収器が配設されてなることを特徴と
    する請求項1記載の光半導体装置。
  4. 【請求項4】前記光吸収器が半導体埋め込み層中に配設
    されてなることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1
    記載の光半導体装置。
  5. 【請求項5】基板も含め前記半導体埋め込み層がInP
    で構成され、且つ、光吸収器はInPに格子整合すると
    共に吸収端がInPに比較して長波長帯に在る材料で構
    成されてなることを特徴とする特徴とする請求項4記載
    の光半導体装置。
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