JP2003073845A - 回転式メッキ装置およびメッキ方法 - Google Patents

回転式メッキ装置およびメッキ方法

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JP2003073845A
JP2003073845A JP2001259858A JP2001259858A JP2003073845A JP 2003073845 A JP2003073845 A JP 2003073845A JP 2001259858 A JP2001259858 A JP 2001259858A JP 2001259858 A JP2001259858 A JP 2001259858A JP 2003073845 A JP2003073845 A JP 2003073845A
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tank
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plating
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Natsuya Ishikawa
夏也 石川
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転式メッキ装置の設置スペースを小さく
し、半導体ウェハ表面への汚染物質の付着を防止する。 【解決手段】 回転式メッキ装置1の薬液貯蔵槽7およ
び純水貯蔵槽8を、薬液処理、水洗処理および乾燥処理
を行う処理槽2とは別に設けるように構成した。これに
より、回転式メッキ装置1の設置スペースを小さくで
き、また、半導体ウェハ3は、その処理中、処理槽2外
部に出されることがなく、汚染物質の付着およびクリー
ンルームの汚染を防止できる。さらに、回転式メッキ装
置1では、半導体ウェハ固定用治具4が、半導体ウェハ
3を固定した状態で、処理槽2内部で回転するように構
成にした。これにより、メッキ皮膜の膜厚均一化、洗浄
効果向上、半導体ウェハ3に付着した液滴の除去が可能
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転式メッキ装置お
よびメッキ方法に関し、特に半導体ウェハの表面にメッ
キ皮膜を成膜する回転式メッキ装置およびメッキ方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子機器の小型化に伴い、用いら
れる半導体装置も小型化し、半導体チップのボンディン
グパッドにはんだバンプが形成された半導体装置をプリ
ント基板に実装する、いわゆるベアチップ実装が広く行
われるようになっている。
【0003】ボンディングパッドの材料としては、主
に、アルミニウムが用いられる。そして、このアルミニ
ウムから成るボンディングパッド(以下「アルミパッ
ド」という)に、無電解ニッケル(Ni)メッキ処理お
よび無電解金(Au)メッキ処理が施され、成膜された
各金属のメッキ皮膜上にはんだバンプが形成される。
【0004】さらに、半導体ウェハに形成されたアルミ
パッド上にメッキ皮膜を成膜する場合に、ジンケート法
やパラジウム(Pd)触媒などを用いる方法もある。し
かし、ジンケート法では、メッキ装置に、アルミパッド
を洗浄するアルミクリーニング液が貯蔵されるアルミク
リーニング槽、ジンケート液が貯蔵されるジンケート
槽、硝酸水溶液が貯蔵される硝酸槽、Niメッキ液が貯
蔵されるNi槽およびAuメッキ液が貯蔵されるAu槽
などの薬液槽が必要であり、さらにそれぞれの薬液処理
後に、半導体ウェハに付着した薬液を水洗処理するため
の純水が貯蔵される純水槽が必要になる。また、触媒を
用いる方法でも、アルミクリーニング槽、Pd触媒を貯
蔵する触媒層、Ni槽およびAu槽が必要であることに
加え、それぞれの薬液処理後に水洗処理する純水槽が必
要になる。
【0005】図4は半導体ウェハの無電解メッキ処理を
行う従来のメッキ装置の一例の概略図である。メッキ装
置100には、半導体ウェハ搬入口101と、半導体ウ
ェハ搬出口102とが設けられていて、メッキ装置10
0は、並設された槽103を有している。この槽103
の内部には、無電解メッキ処理に用いられる薬液または
純水が貯蔵されており、薬液および純水は、無電解メッ
キ処理が行われる所定の順番になるように槽103に貯
蔵されている。また、半導体ウェハ搬出口102に最も
近い槽は、半導体ウェハ104を搬出前に乾燥処理する
乾燥槽105である。そして、槽103のうち、半導体
ウェハ搬入口101に最も近い槽103aと、乾燥槽1
05との間には、半導体ウェハ104が固定される半導
体ウェハ固定用治具106を昇降させる治具移動用アー
ム107を、水平方向に移動させるレールである治具移
動用レール108が配置されている。
【0006】メッキ装置100は、まず、半導体ウェハ
104が固定された半導体ウェハ固定用治具106に接
続された治具移動用アーム107を下降させ、半導体ウ
ェハ104を、槽103a内に浸漬する。そして、槽1
03aでの処理後、メッキ装置100は、治具移動用ア
ーム107を上昇させて半導体ウェハ104を槽103
aから引き上げ、半導体ウェハ搬出口102方向に治具
移動用レール108に沿って移動させる。次いで、半導
体ウェハ104は、槽103のうち、槽103aの隣に
配置されている槽103bで同様に処理される。メッキ
装置100は、乾燥槽105での乾燥終了までこの動作
を繰り返し、半導体ウェハ104に薬液処理、水洗処理
および乾燥処理を施す。
【0007】この例のように、従来のメッキ装置は、通
常、これらの薬液および純水が貯蔵された槽が、合計1
0槽から18槽程度、無電解メッキ処理における所定の
工程順に並設されていて、先頭から最後の槽まで、被メ
ッキ物を、各槽を順に移動させることにより薬液処理、
水洗処理および乾燥処理を施す、連続槽式メッキ装置で
あった。
【0008】このような連続槽式メッキ装置によって半
導体ウェハに無電解メッキ処理を行う場合、被メッキ物
である半導体ウェハがごみや汚染物によって非常に影響
を受けやすいので、通常はクリーンルーム内に設置され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の連続槽
式メッキ装置で、多数の被メッキ物を一度にメッキ処理
しようとした場合、被メッキ物を固定する固定用治具が
大型化するため、それに合わせて薬液または純水が貯蔵
される各槽も大型化し、その結果、これら各槽が並設さ
れた連続槽式メッキ装置は、非常に大型のものとなって
しまうという問題点があった。
【0010】このような大型の連続槽式メッキ装置をク
リーンルーム内に設置しようとする場合、大きな設置ス
ペースが必要となるため、この連続槽式メッキ装置以外
の装置の配置も考慮し、非常に大型のクリーンルームが
必要になる。その結果、クリーンルームの建設費や維持
管理費が高額となり、無電解メッキ処理の低コストとい
う利点が相殺されてしまっていた。
【0011】また、従来の連続槽式メッキ装置は、被メ
ッキ物の浸漬・引き上げが行われるため、薬液の貯蔵さ
れた各槽が開放された状態で配置されている。ところ
が、各薬液は、それぞれの薬液処理に適した所定液温で
槽に貯蔵されているため、薬液が加熱により気化するこ
とが起こり得る。従来、半導体ウェハを処理する場合な
どにあっては、この気化した薬液が、槽間を移動する半
導体ウェハ表面に付着して乾固し、半導体ウェハ表面の
絶縁性が低下する不良が起こりやすくなるという問題点
があった。さらに、気化した種々の薬液によって、クリ
ーンルーム内が汚染されるという問題点があった。
【0012】これらについては、各槽に蓋を設けて、半
導体ウェハなどの被メッキ物が固定された固定用治具が
槽に出入りする場合のみ開く構成とする提案もある。し
かし、蓋によって薬液の気化量は減少するものの、槽か
ら槽へと被メッキ物を移動させる際、被メッキ物への気
化した薬液の付着を防止することはできない。
【0013】また、純水が貯蔵されている槽には、必然
的に、固定用治具や被メッキ物自身に付着した薬液が混
入し、このような混入物は汚染物質となってしまう。そ
して、被メッキ物は、最終的には、薬液が水洗処理さ
れ、乾燥槽で温風乾燥される。この乾燥処理において、
その直前の水洗処理で被メッキ物表面に付着した液滴
が、そのまま温風乾燥されると、半導体ウェハ表面に汚
染物質濃度の高い染みが発生しやすくなる。
【0014】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、クリーンルームにおける設置スペースが小さ
く、被メッキ物表面への汚染物質の付着を防止する回転
式メッキ装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、クリー
ンルームにおける無電解メッキ処理によって被メッキ物
の表面にメッキ皮膜を成膜する回転式メッキ装置であっ
て、無電解メッキ処理における薬液処理に用いられる薬
液が貯蔵される薬液貯蔵槽と、被メッキ物の水洗処理に
用いられる純水が貯蔵される純水貯蔵槽と、加熱機構を
備え、開閉可能な蓋を有し、薬液または純水が供給され
る処理槽と、処理槽の内部に回転可能に配置され、被メ
ッキ物が固定される固定用治具と、を有することを特徴
とする回転式メッキ装置が提供される。
【0016】上記構成によれば、無電解メッキ処理の薬
液処理に用いる薬液が、薬液貯蔵槽に貯蔵されていて、
この薬液が処理槽に供給される。また、被メッキ物に付
着した薬液の水洗処理に用いる純水が、純水貯蔵槽に貯
蔵されていて、被メッキ物に対する薬液処理後に、この
純水が処理槽に供給される。また、処理槽が、加熱機構
を備えており、被メッキ物が、処理槽内部で乾燥処理さ
れる。
【0017】この回転式メッキ装置では、薬液貯蔵槽
を、薬液処理に用いる薬液ごとに設け、純水貯蔵槽はひ
とつとする。したがって、槽数が少なくて済み、設置ス
ペースを小さくすることができる。
【0018】さらに、薬液貯蔵槽および純水貯蔵槽と、
薬液処理、水洗処理および乾燥処理を行う処理槽とが、
別々に設けられているので、被メッキ物は、無電解メッ
キ処理終了後まで、処理槽外部に出されることがなく、
薬液貯蔵槽から気化した薬液が付着するようなことがな
い。無電解メッキ処理終了後は、被メッキ物および処理
槽内部の乾燥も終了しており、被メッキ物の取り出し時
に、これらに残存する液滴などによって、クリーンルー
ムが汚染されない。
【0019】また、薬液処理、水洗処理および乾燥処理
においては、処理槽内部に配置された固定用治具が、こ
れに被メッキ物を固定した状態で回転する。これによ
り、薬液処理では、処理槽内部の薬液が撹拌され、内部
の温度分布が均一に保たれるようになるので、メッキ皮
膜の膜厚が均一化されるようになる。一方、水洗処理で
は、処理槽に供給された純水が撹拌されることにより、
被メッキ物の洗浄効果が向上するようになる。また、乾
燥処理では、固定用治具の回転により、被メッキ物に付
着している汚染物質を含んだ液滴が、その遠心力によっ
て除去されるようになる。
【0020】そして、回転式メッキ装置の薬液貯蔵槽お
よび純水貯蔵槽を、例えばクリーンルームの外部に設置
する場合には、クリーンルーム内での設置スペースをよ
り小さくすることができるとともに、薬液貯蔵槽から気
化する薬液によるクリーンルーム内の汚染を防止できる
ようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、半
導体ウェハのジンケート法を用いた無電解メッキ処理を
行う回転式メッキ装置に適用した場合を例にして、図面
を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は本発明の回転式メッキ装置の構成図
である。回転式メッキ装置1は、電熱ヒータなどの加熱
機構2cと、ファンなどを介して温度調節された清浄空
気を送風する図示しない送風機構とを備える処理槽2を
有する。処理槽2の外周には、温度調節された水やオイ
ルなどの熱媒を流通することのできる処理槽保温部2a
が設けられ、処理槽2内部を保温できるようになってい
る。また、処理槽2上部には、処理槽2からの液飛散防
止のため、図示しない蓋が設けられている。
【0023】処理槽2内部には、無電解メッキ処理を行
う被メッキ物である半導体ウェハ3を固定し、半導体ウ
ェハ3を固定した状態で回転可能な固定用治具である半
導体ウェハ固定用治具4が配置されている。処理槽2外
部には、半導体ウェハ固定用治具4が固定された回転軸
5を回転駆動することによって半導体ウェハ固定用治具
4を回転させるモータ6が配置されている。このモータ
6は、正転方向および逆転方向の両方向に回転可能であ
って、かつ、回転速度を任意に変化させることができる
ようになっている。
【0024】さらに、回転式メッキ装置1は、半導体ウ
ェハ3を薬液処理するための薬液が貯蔵される薬液貯蔵
槽7、および半導体ウェハ3に付着した薬液を水洗処理
する純水が貯蔵される純水貯蔵槽8を有している。
【0025】この薬液貯蔵槽7として、回転式メッキ装
置1は、アルミクリーニング液が貯蔵される貯蔵槽であ
るアルミクリーニング槽9、ジンケート液が貯蔵される
貯蔵槽であるジンケート槽10、Niメッキ液が貯蔵さ
れる貯蔵槽であるNi槽11、およびAuメッキ液が貯
蔵される貯蔵槽であるAu槽12を有している。
【0026】そして、薬液貯蔵槽7のこれら各貯蔵槽の
外周には、薬液貯蔵槽保温部9a,10a,11a,1
2aがそれぞれ設けられていて、貯蔵される薬液が保温
されるようになっている。さらに、アルミクリーニング
槽9、ジンケート槽10、Ni槽11およびAu槽12
には、各貯蔵槽に貯蔵されている薬液を導出する薬液導
出管9b,10b,11b,12bがそれぞれ設けられ
ていて、薬液の流路を切り替え可能な切り替え弁13に
接続されている。この薬液導出管9b,10b,11
b,12bの外周には、それぞれ薬液導出管保温部9
c,10c,11c,12cが設けられていて、管を流
通する薬液が保温されるようになっている。
【0027】また、回転式メッキ装置1が有する純水貯
蔵槽8の外周にも純水貯蔵槽保温部8aが設けられてい
て、純水貯蔵槽8に貯蔵される純水が保温されるように
なっている。純水貯蔵槽8には、その純水を導出する純
水導出管8bが設けられていて、さらに、純水導出管8
bの途中には、給水口8cが配置されており、純水導出
管8bに、新たに純水を供給できるようになっている。
【0028】薬液導出管9b,10b,11b,12b
および純水導出管8bが接続される切り替え弁13は、
供給管14によって処理槽2と連結されており、この供
給管14の外周には供給管保温部14aが設けられてい
て、管を流通する薬液あるいは純水が保温されるように
なっている。さらに、この供給管14の途中には、ポン
プ15が配置されており、このポンプ15によって、薬
液あるいは純水が処理槽2に供給される。
【0029】さらに、処理槽2内部からは、外部へ延び
る廃棄管16が設けられていて、処理槽2内部の液が外
部へ廃棄されるようになっている。図2は回転式メッキ
装置の設置状態を示す図である。
【0030】回転式メッキ装置1は、クリーンルーム内
に、処理槽保温部2aおよび蓋2bを備える処理槽2、
この処理槽2内部に配置された、半導体ウェハ3の固定
された半導体ウェハ固定用治具4、半導体ウェハ固定用
治具4と回転軸5を介して接続されたモータ6、処理槽
2に連結された供給管14、およびこの供給管14の途
中に配置されたポンプ15、ポンプ15を経由して処理
槽2内部の液を再び供給管14に戻す戻り管17、およ
び廃棄管16が設置されている。供給管14および廃棄
管16は、クリーンルーム内の処理槽2からクリーンル
ームの外部へと引き出されている。
【0031】一方、クリーンルームの外部には、アルミ
クリーニング槽9、ジンケート槽10、Ni槽11、A
u槽12および純水貯蔵槽8が配置されている。さら
に、これら各貯蔵槽から、図1に示した薬液導出管9
b,10b,11b,12bおよび純水導出管8bが、
同じく図1に示した切り替え弁13を介して、クリーン
ルーム内から引き出されている供給管14に接続されて
いる。
【0032】図1および図2に示した回転式メッキ装置
1は、ひとつの処理槽2に、アルミクリーニング槽9、
ジンケート槽10、Ni槽11、Au槽12および純水
貯蔵槽8から、切り替え弁13を切り替えてポンプ15
を用いることにより、目的の処理ごとに薬液あるいは純
水を供給することができるように構成されている。
【0033】このような構成の回転式メッキ装置1で
は、従来のように各処理工程ごとに薬液槽や純水槽を設
けることなく、薬液ごとにアルミクリーニング槽9、ジ
ンケート槽10、Ni槽11およびAu槽12の薬液貯
蔵槽7とひとつの純水貯蔵槽8とがあればよいので、槽
数を大幅に減少できる。したがって、回転式メッキ装置
1の設置スペースを小さくできる。
【0034】また、回転式メッキ装置1では、無電解メ
ッキ処理後の半導体ウェハ3の取り出しが処理槽2での
乾燥処理後であることから、無電解メッキ処理中の半導
体ウェハ3への汚染物質の付着が防止できる。また、取
り出し時には半導体ウェハ3および処理槽2の内壁が乾
燥済みであるので、処理槽2の蓋2bを開けても、薬液
によるクリーンルーム内の汚染がない。
【0035】さらに、図1および図2に示した回転式メ
ッキ装置1では、半導体ウェハ3が固定される半導体ウ
ェハ固定用治具4が、モータ6によって回転されるよう
に構成されている。
【0036】このように半導体ウェハ3が回転すること
により、薬液処理では、処理槽2内部の薬液が撹拌さ
れ、処理時に発生する水素ガスが半導体ウェハと接触し
て起こるメッキ欠損を防止することができる。さらに、
撹拌により処理槽2内部の温度分布が均一になるので、
メッキ皮膜の膜厚を均一化することができる。さらに、
水洗処理では、半導体ウェハ3が回転することにより、
処理槽2内部に供給された純水が撹拌されるので、洗浄
効率が向上する。また、水洗後、処理槽2が備える加熱
機構および送風機構による乾燥処理では、半導体ウェハ
3が固定されている半導体ウェハ固定用治具4を高速で
回転させることにより、その遠心力によって半導体ウェ
ハ3に付着している液滴を完全に除去することができ
る。これにより、その液滴に含まれる汚染物質の付着を
防止することができるようになる。
【0037】さらに、本形態の回転式メッキ装置1で
は、薬液貯蔵槽7および純水貯蔵槽8を、薬液処理およ
び水洗処理を行う処理槽2と別に設けることにより、ク
リーンルームでの回転式メッキ装置1の設置状態の自由
度が増す。特に、薬液貯蔵槽7および純水貯蔵槽8をク
リーンルーム外に配置することにより、回転式メッキ装
置1のクリーンルーム内における設置スペースを大幅に
小さくできる。そして、薬液貯蔵槽7をクリーンルーム
外に配置することにより、半導体ウェハ3への気化した
薬液の付着、および気化した薬液によるクリーンルーム
内の汚染を防止できる。
【0038】次に、本形態の回転式メッキ装置1を用い
た無電解メッキ処理について説明する。図3は半導体ウ
ェハのジンケート法を用いた無電解メッキ処理の流れ図
である。
【0039】薬液であるアルミクリーニング液、ジンケ
ート液、Niメッキ液およびAuメッキ液は、あらかじ
め温度調節された状態で、アルミクリーニング槽9、ジ
ンケート槽10、Ni槽11およびAu槽12に、それ
ぞれ貯蔵されている。また、純水貯蔵槽8には、純水
が、あらかじめ温度調節された状態で貯蔵されている。
【0040】処理槽2では、被メッキ物である半導体ウ
ェハ3が、処理槽2内部の半導体ウェハ固定用治具4に
固定され、蓋2bがされる。そして、アルミクリーニン
グ処理が行われる(ステップS1)。
【0041】ステップS1でのアルミクリーニング処理
では、切り替え弁13の切り替え後、まず、ポンプ15
によって、アルミクリーニング液が、アルミクリーニン
グ槽9から薬液導出管9b、切り替え弁13、供給管1
4を経由して処理槽2に供給される。その際、薬液導出
管保温部9c、供給管保温部14aおよび処理槽保温部
2aには、温度調節された熱媒が流通されることによ
り、アルミクリーニング液の流通に伴う温度低下が防止
される。
【0042】アルミクリーニング液が供給された処理槽
2では、モータ6が定期的に回転されることにより、回
転軸5を介して半導体ウェハ固定用治具4が回転され
る。そして、この半導体ウェハ固定用治具4の回転によ
り、アルミクリーニング液が撹拌され、処理槽2内部の
温度分布が均一に保たれた状態で、アルミクリーニング
液による薬液処理が行われる。
【0043】アルミクリーニング液による薬液処理後、
処理槽2内部のアルミクリーニング液は、ポンプ15に
よって、もとのアルミクリーニング槽9に戻され、次の
第1水洗処理が行われる(ステップS2)。
【0044】ステップS2での第1水洗処理では、切り
替え弁13の切り替え後、純水が、純水貯蔵槽8から純
水導出管8b、切り替え弁13、供給管14を経由して
処理槽2に供給される。ここで、再びモータ6が回転さ
れることにより、処理槽2内部の半導体ウェハ3が回転
され、半導体ウェハ3に付着していたアルミクリーニン
グ液が水洗処理される。その際、モータ6の回転方向
を、正転方向と逆転方向を繰り返し変化させることによ
り、洗浄効果をさらに増すことができる。第1水洗処理
後、処理槽2内部の液は、廃液として廃棄管16から廃
棄される。この第1水洗処理後、次に、第2水洗処理が
行われる(ステップS3)。
【0045】ステップS3での第2水洗処理では、給水
口8cから純水導出管8bに新たに純水が供給され、こ
れがポンプ15によって、処理槽2に供給される。処理
槽2では、この純水によって仕上げの水洗が行われる。
この第2水洗処理においても、モータ6の回転方向を、
正転方向と逆転方向を繰り返し変化させることにより、
洗浄効果を増すことができる。そして、第2水洗処理後
は、処理槽2内部の液が、廃棄管16から廃棄される。
【0046】以下、同様の手順で薬液処理および水洗処
理が行われる。すなわち、アルミクリーニング液による
薬液処理後に行われる第2水洗処理後のジンケート処理
(ステップS4)では、ジンケート液が、ジンケート槽
10から処理槽2に供給され、ジンケート液による薬液
処理が行われた後、処理槽2内部のジンケート液がジン
ケート槽10に戻され、第1水洗処理(ステップS
5)、第2水洗処理(ステップS6)が行われる。次い
で、無電解Niメッキ処理(ステップS7)では、Ni
メッキ液が、Ni槽11から処理槽2に供給され、Ni
メッキ液による薬液処理が行われた後、処理槽2内部の
Niメッキ液がNi槽11に戻され、第1水洗処理(ス
テップS8)、第2水洗処理(ステップS9)が行われ
る。最後に、無電解Auメッキ処理(ステップS10)
では、Auメッキ液が、Au槽10から処理槽2に供給
され、Auメッキ液による薬液処理が行われた後、処理
槽2内部のAuメッキ液がAu槽12に戻され、第1水
洗処理(ステップS11)、第2水洗処理(ステップS
12)が行われる。ただし、この第2水洗処理後の処理
槽2内部の液は、純水貯蔵槽8に戻すようにする。
【0047】これらの薬液処理および水洗処理では、処
理槽2の処理槽保温部2aに供給される熱媒も、処理槽
2に供給される薬液あるいは純水が変わるごとに、その
液温に応じて入れ替わるようになっており、処理槽2の
加熱機構と協働して内部温度の低下が防止される。
【0048】Auメッキ液による薬液処理後の乾燥処理
(ステップS13)では、処理槽2内部の液を純水貯蔵
槽8に戻した後、処理槽2に何も薬液を入れない状態
で、モータ6を高速回転駆動して半導体ウェハ固定用治
具4を高速回転させる。これにより、半導体ウェハ3表
面に付着している液滴が遠心力で除去される。さらに、
処理槽2内部に温風を吹き入れ、半導体ウェハ3、半導
体ウェハ固定用治具4および処理槽2の内壁の乾燥を同
時に行い、無電解メッキ処理が終了する。
【0049】そして、最後に、処理槽2の蓋2bを開
け、半導体ウェハ3および半導体ウェハ固定用治具4が
取り出される。このとき、処理槽2内部は、乾燥済みで
あるので、処理槽2外部への汚染物質の発生がない。し
たがって、半導体ウェハ3に汚染物質が付着することが
なく、また、クリーンルームが汚染されることもない。
【0050】なお、上記の説明では、回転式メッキ装置
にて無電解メッキ処理を行う被メッキ物として、半導体
ウェハを例にして説明したが、本発明の回転式メッキ装
置は、そのほか、無電解メッキ処理が必要な種々の部
品、成形品などに適用することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、薬液貯
蔵槽および純水貯蔵槽を、薬液処理、水洗処理および乾
燥処理を行う処理槽とは別に設ける構成とした。薬液貯
蔵槽を薬液処理に用いる薬液ごとに設け、純水貯蔵槽を
ひとつとすることにより、回転式メッキ装置の設置スペ
ースを小さくできる。さらに、被メッキ物は、無電解メ
ッキ処理終了後まで、処理槽の外部に出されることがな
く、被メッキ物への汚染物質の付着がなくなるととも
に、乾燥処理後に取り出すので、クリーンルーム内の汚
染を防止できる。
【0052】また、本発明では、固定用治具が、被メッ
キ物を固定した状態で、処理槽の内部で回転するように
構成にした。薬液処理、水洗処理および乾燥処理におい
て、固定用治具が回転することにより、薬液処理では均
一な膜厚のメッキ皮膜を成膜でき、水洗処理では洗浄効
果を向上でき、乾燥処理では被メッキ物に付着している
汚染物質を含む液滴を除去できる。
【0053】また、薬液貯蔵槽および純水貯蔵槽を、ク
リーンルーム外に設置することで、クリーンルーム内で
の回転式メッキ装置の設置スペースをより小さくでき、
気化した薬液によるクリーンルーム内の汚染を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転式メッキ装置の構成の説明図であ
る。
【図2】回転式メッキ装置の設置状態を示す図である。
【図3】半導体ウェハのジンケート法を用いた無電解メ
ッキ処理の流れ図である。
【図4】半導体ウェハの無電解メッキ処理を行う従来の
メッキ装置の一例の概略図である。
【符号の説明】 1……回転式メッキ装置、2……処理槽、2a……処理
槽保温部、2c……加熱機構、3……半導体ウェハ、4
……半導体ウェハ固定用治具、5……回転軸、6……モ
ータ、7……薬液貯蔵槽、8……純水貯蔵槽、8a……
純水貯蔵槽保温部、8b……純水導出管、8c……給水
口、9……アルミクリーニング槽、10……ジンケート
槽、11……Ni槽、12……Au槽、9a,10a,
11a,12a……薬液貯蔵槽保温部、9b,10b,
11b,12b……薬液導出管、9c,10c,11
c,12c……薬液導出管保温部、13……切り替え
弁、14……供給管、14a……供給管保温部、15…
…ポンプ、16……廃棄管。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーンルームにおける無電解メッキ処
    理によって被メッキ物の表面にメッキ皮膜を成膜する回
    転式メッキ装置であって、 前記無電解メッキ処理における薬液処理に用いられる薬
    液が貯蔵される薬液貯蔵槽と、 前記被メッキ物の水洗処理に用いられる純水が貯蔵され
    る純水貯蔵槽と、 加熱機構を備え、開閉可能な蓋を有し、前記薬液または
    前記純水が供給される処理槽と、 前記処理槽の内部に回転可能に配置され、前記被メッキ
    物が固定される固定用治具と、 を有することを特徴とする回転式メッキ装置。
  2. 【請求項2】 前記薬液貯蔵槽と前記純水貯蔵槽とは、
    クリーンルームの外部に設置されることを特徴とする請
    求項1記載の回転式メッキ装置。
  3. 【請求項3】 前記薬液貯蔵槽および前記純水貯蔵槽か
    ら前記処理槽への流路をひとつに切り替え可能な切り替
    え弁を有することを特徴とする請求項1記載の回転式メ
    ッキ装置。
  4. 【請求項4】 前記薬液貯蔵槽および前記純水貯蔵槽と
    前記処理槽との間に配置されて、前記処理槽に前記薬液
    または前記純水を供給し、前記薬液処理または前記純水
    処理の後に前記処理槽の内部の前記薬液を前記薬液貯蔵
    槽に戻すポンプを有することを特徴とする請求項1記載
    の回転式メッキ装置。
  5. 【請求項5】 前記処理槽は、熱媒が流通可能で前記処
    理槽の内部を保温する処理槽保温部を有することを特徴
    とする請求項1記載の回転式メッキ装置。
  6. 【請求項6】 前記固定用治具は、正転方向および逆転
    方向に回転可能に配置されていることを特徴とする請求
    項1記載の回転式メッキ装置。
  7. 【請求項7】 前記処理槽に新たに純水を給水する給水
    口を有することを特徴とする請求項1記載の回転式メッ
    キ装置。
  8. 【請求項8】 前記被メッキ物は、半導体ウェハである
    ことを特徴とする請求項1記載の回転式メッキ装置。
  9. 【請求項9】 無電解メッキ処理によって被メッキ物の
    表面にメッキ皮膜を成膜するメッキ方法であって、 前記無電解メッキ処理に用いる薬液を、内部に前記被メ
    ッキ物が固定された固定用治具が配置されている処理槽
    に供給して薬液処理を施し、 前記薬液処理の後、前記処理槽の内部の前記薬液を抜き
    出し、 前記薬液の抜き出された前記処理槽に純水を供給して第
    1水洗処理を施し、 前記第1水洗処理の後、前記処理槽の内部の液を抜き出
    し、 前記液の抜き出された前記処理槽に再び純水を供給して
    第2水洗処理を施すことを特徴とするメッキ方法。
  10. 【請求項10】 前記固定用治具を回転することによっ
    て前記被メッキ物を回転しながら前記薬液処理を行うこ
    とを特徴とする請求項9記載のメッキ方法。
  11. 【請求項11】 前記固定用治具を回転することによっ
    て前記被メッキ物を回転しながら前記第1水洗処理を行
    うことを特徴とする請求項9記載のメッキ方法。
  12. 【請求項12】 前記固定用治具を回転することによっ
    て前記被メッキ物を回転しながら前記第2水洗処理を行
    うことを特徴とする請求項9記載のメッキ方法。
  13. 【請求項13】 前記第2水洗処理の後、前記処理槽が
    備える加熱機構によって前記処理槽の内部で前記被メッ
    キ物に乾燥処理を施すことを特徴とする請求項9記載の
    メッキ方法。
  14. 【請求項14】 前記固定用治具を回転することによっ
    て前記被メッキ物を回転しながら前記乾燥処理を行うこ
    とを特徴とする請求項13記載のメッキ方法。
  15. 【請求項15】 前記被メッキ物は、半導体ウェハであ
    ることを特徴とする請求項9記載のメッキ方法。
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