JP2002299306A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2002299306A JP2001103851A JP2001103851A JP2002299306A JP 2002299306 A JP2002299306 A JP 2002299306A JP 2001103851 A JP2001103851 A JP 2001103851A JP 2001103851 A JP2001103851 A JP 2001103851A JP 2002299306 A JP2002299306 A JP 2002299306A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば薬液処理とそれに伴うリンス処理等の
異なる処理を1つの装置(1バス)で連続して行うこと
ができ、しかも薬液等を回収してより有効に再使用でき
るようにする。 【解決手段】 基板を着脱自在に保持する基板保持部1
2と、少なくとも2種類の液体を基板保持部12で保持
した基板に向けて個別に噴射する噴射ヘッド24と、噴
射ヘッド24の周囲に設けられた第1流路36及び第2
流路38と、第1流路36及び第2流路38の一方を選
択的に閉鎖する片流路閉鎖手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体基板
に形成された配線用の溝等に金属をめっきによって充填
して配線を形成するのに際し、この基板の表面に無電解
めっきでシード層を形成する時の前処理を行うのに使用
したり、CMP(化学的機械的研磨)を施した基板の表
面を薬液で洗浄し、その後純水でリンスするといった後
洗浄処理を行うのに使用される基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体チップの高速化、高集積化
に伴い、半導体基板上に配線回路を形成するための金属
材料として、アルミニウムまたはアルミニウム合金に代
えて、電気抵抗率が低くエレクトロマイグレーション耐
性が高い銅(Cu)を用いる動きが顕著になっている。
この種の銅配線は、基板の表面に設けた微細凹みの内部
に銅を埋込むことによって一般に形成される。この銅配
線を形成する方法としては、めっきが一般的であり、電
解銅めっきで銅配線を形成する際には、例えばTaN等
からなるバリア層の表面に、電解めっきの給電層として
のシード層を形成し、このシード層の表面に銅膜を成膜
した後、その表面を化学的機械的研磨(CMP)により
平坦に研磨するようにしている。
【0003】ここで、例えば無電解銅めっきで基板の表
面にシード層を形成する際には、その前処理として、P
dとの置換を行うためSnCl液等によるSn吸着化
処理、及び無電解めっきの際の触媒となるPdを基板上
に析出させるためPdCl液等による置換処理を行う
必要があり、これらの各処理には、それぞれ純水による
リンス処理を伴う。また、これらの2段処理を1液のP
d/Snコロイドのキャタリストで行われる場合もあ
る。この場合も純水によるリンス処理が伴う。
【0004】従来、これらの各処理(Sn吸着化処理ま
たはPd置換処理)とそれに付随するリンス処理は、一
般に同一の装置(1バス)で連続して行われていた。つ
まり、SnCl液等による活性化処理にあっては、基
板の表面にSnCl液等の薬液を供給した後、これに
連続して基板の表面に残った薬液を純水で洗い流し、し
かる後、基板を次工程(触媒付与工程)に搬送する。P
dCl液等による触媒付与処理にあっては、基板の表
面にPdCl液等の薬液を供給した後、これに連続し
て基板の表面に残った薬液を純水で洗い流し、しかる
後、基板を次工程(無電解めっき工程)に搬送するよう
にしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
のように、例えば無電解めっきにおける各前処置(薬液
処理)とそれに伴うリンス処理等の異なる処理を同一の
装置(1バス)で連続して行うと、設置スペースを削減
できるものの、残液の問題でクロスコンタミネーション
が発生したり、薬液が希釈化するため、薬液を効率よく
回収して再使用することが困難となる。一方、廃液とし
て処分すると、薬液の消費量が多くなって、ランニング
コストが高くなるといった問題があった。
【0006】なお、これらの薬液による処理と純水によ
るリンス処理等の異なる処理を別々の装置(2バス)で
個別に行うことも行われているが、これでは広い設置ス
ペースが必要となって、装置がかなり大型化してしま
う。
【0007】本発明は上記に鑑みてなされたもので、例
えば薬液処理とそれに伴うリンス処理等の異なる処理を
1つの装置(1バス)で連続して行うことができ、しか
も薬液等を回収してより有効に再使用できるようにした
基板処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、基板を着脱自在に保持する基板保持部と、少なくと
も2種類の液体を前記基板保持部で保持した基板に向け
て個別に噴射する噴射ヘッドと、前記噴射ヘッドの周囲
に設けられた第1流路及び第2流路と、前記第1流路及
び第2流路の一方を選択的に閉鎖する片流路閉鎖手段と
を有することを特徴とする基板処理装置である。
【0009】これにより、例えば第2流路を閉鎖した時
には、噴射ヘッドから基板に向けて噴射された少なくと
も1種の液体が第1流路内に流入し、第1流路を閉鎖し
た時には、噴射ヘッドから基板に向けて噴射された他の
液体が第2流路内に流入するようにして、噴射ヘッドか
ら基板に向けて噴射される少なくとも1種の液体が他の
液体と混じらないようにすることができる。従って、噴
射ヘッドから噴射する液体を変えることで、異なる処理
を連続して行い、しかも、第1流路と第2流路を選択的
に閉鎖することで、少なくとも1種の液体を他の液体か
ら分離しこの大部分を回収して再使用することができ
る。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記第1流路及
び前記第2流路は、内外に配置した内槽と外槽の該内槽
の内部及び内槽と外槽に挟まれた領域にそれぞれ形成さ
れ、前記片流路閉鎖手段は、前記内槽を昇降させる内槽
昇降機構と、前記噴射ヘッドの下方に配置され前記内槽
の下降に伴って該内槽の上端開口部を覆う傘体とを有す
ることを特徴とする請求項1記載の基板処理装置であ
る。ここで、内槽と外槽は、一般的には同心状に配置さ
れるが、外槽として角形状のものを使用し、内槽と同心
状とならないように配置してもよい。
【0011】これにより、内槽を噴射ヘッドの上方まで
上昇させることで、内槽と外槽との間の領域に形成した
第2流路を該内槽の周壁で閉鎖し、内槽を下降させてこ
の上端開口部を傘体で覆うことで、内槽の内部に形成し
た第1流路を傘体で閉鎖することができる。請求項3に
記載の発明は、前記傘体は、回転自在に構成されている
ことを特徴とする請求項2記載の基板処理装置である。
これにより、傘体の上面に滴下した液体を、この傘体の
回転に伴う遠心力で外方に飛散させることができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、前記内槽が下降
した位置にあるとき、前記傘体を回転または停止させた
状態で第1の液体による処理を、内槽が上昇した位置に
あるとき、前記傘体を回転または停止させた状態で第2
の液体による処理をそれぞれ行うことを特徴とする請求
項2または3記載の基板処置装置である。
【0013】請求項5に記載の発明は、前記第1の液体
が薬液で、第2の液体が純水であることを特徴とする請
求項4記載の基板処理装置である。これにより、薬液処
理と該薬液を洗い流すリンス処理を連続して行う際に、
噴射ヘッドから基板に向けて噴射された薬液を第2流路
内に、噴射ヘッドから基板に向けて噴射された純水を第
1流路内にそれぞれ流入させ、薬液が純水に混じらない
ようにして、薬液を純水から分離しこれを回収して再使
用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1及び図2は、本発明の実施の
形態の基板処理装置の全体構成の概略を示すもので、こ
の基板処理装置10は、表面(被めっき面)Sにコンタ
クトホールや配線用の溝を形成し、更にTaN等からな
るバリア層を形成した半導体ウエハ等の基板Wを下向き
(フェースダウン)にして着脱自在に保持する基板保持
部12を有している。この基板保持部12は、下方に開
口した支持体14の下端に回転自在に連結されていると
ともに、この支持体14の上部に配置された基板回転用
モータ16の回転軸16aの下端に連結されている。更
に、この支持体14は、支持体昇降用モータ18の駆動
に伴って昇降する昇降ロッド20の上端に連結した、水
平方向に延びる昇降アーム22の自由端に連結されてい
る。
【0015】これにより、支持体昇降用モータ18の駆
動に伴って、基板保持部12が支持体14と一体に昇降
し、基板回転用モータ16の駆動に伴って、基板保持部
12が基板Wを保持したまま回転するようになってい
る。基板保持部12の下方に位置して、基板保持部12
で保持した基板Wに向けて、この例では純水と薬液の2
つの液体を個別に噴射する噴射ヘッド24が水平に配置
されている。この噴射ヘッド24は、基板保持部12で
保持した基板Wの直径方向のほぼ全長に亘る長さを有す
る棒状体で構成され、上下方向に延びる固定軸26の上
端に連結されている。
【0016】前記基板保持部12及び噴射ヘッド24の
周囲を包囲して槽本体30が配置されている。この槽本
体30は、基板保持部12の下方に配置された内槽32
と、この内槽32と同心状に配置された外槽34とから
主に構成され、内槽32の内部に第1流路36が、内槽
32と外槽との間に領域に第2流路38がそれぞれ区画
形成されている。
【0017】更に、第1流路36を開いた時に第2流路
38を閉鎖し、逆に第1流路36を閉鎖した時に第2流
路38を開くことで、第1流路36と第2流路38の一
方を選択的に閉鎖する片流路閉鎖手段が備えられてい
る。ここで、図1は、第1流路36を開いて第2流路3
8を閉鎖した状態を、図2は、第1流路36を閉鎖して
第2流路38を開いた状態をそれぞれ示している。
【0018】すなわち、内槽32は、内槽昇降用モータ
40の駆動に伴って昇降する昇降ロッド42の上端に連
結されて昇降自在に構成され、更に、内槽32の内部の
噴射ヘッド24の下方には、該内槽32の内径よりやや
小さな外径を有し、中央が盛り上がった山形に屈曲させ
た平板状の傘体44が配置されている。そして、図1に
示すように、内槽32が上昇した時には、この内槽32
の上端が噴射ヘッド24のやや上方に位置して、この内
槽32の周壁で内槽32と外槽34との間の第2流路3
8を閉鎖し、図2に示すように、内槽32が下降した時
には、この内槽32の上端開口部を傘体44で覆って、
この傘体44で内槽32の内部の第1流路36を閉鎖す
るようになっている。
【0019】これによって、噴射ヘッド24から基板W
に向けて噴射され、基板に当たって跳ね返った液体は、
内槽32が上昇した時には、内槽32の内部の第1流路
36内に流入し、内槽32が下降した時には、内槽32
と外槽34との間の第2流路38内に流入する。
【0020】傘体44は、固定軸26の周囲を囲繞して
上方に延びる中空の回転軸46の上端に連結され、この
回転軸46の下端に固着された従動プーリ48と傘体回
転用モータ50の駆動軸に固着された駆動プーリ52と
の間にベルト54が掛け渡されている。これによって、
傘体回転用モータ50の駆動に伴って、傘体44が回転
するようになっている。このように、傘体44を回転さ
せることで、傘体44の上面に滴下した液体を、この傘
体44の回転に伴う遠心力で外方に飛散させることがで
きる。
【0021】ここに、この例では、純水を供給する純水
経路60と、薬液を供給して循環させる薬液経路62が
設けられている。純水経路60は、第1流路36をその
経路の一部とするもので、図1に示すように、内槽32
を上昇させた状態で、噴射ヘッド24及び固定軸26の
内部に設けられた純水通路24a,26a(図3参照)
を通って供給された純水を噴射ヘッド24に設けられた
純水噴射ノズル74a(図3参照)から基板Wに向けて
噴射して基板Wに付着した薬液等を純水で洗い流し、内
槽32の内部の第1流路36内に流入した純水を該内槽
32の底部に設けられた排出口32aから外部に排出す
るようになっている。
【0022】一方、薬液経路62は、第2流路38をそ
の経路の一部とするもので、循環槽64及びポンプ66
を備え、図2に示すように、内槽32を下降させた状態
で、噴射ヘッド24及び固定軸26に設けられた薬液通
路24b,26b(図3参照)を通って供給された薬液
を噴射ヘッド24に設けられた薬液噴射ノズル74b
(図3参照)から基板Wに向けて噴射して基板Wを薬液
で処理し、内槽32と外槽34との間の第2流路38内
に流入した薬液を該外槽34の底部に設けられた排出口
34aから循環槽64に戻すことで、薬液を循環させる
ようになっている。
【0023】図3乃至図5は、基板処理装置10の要部
を拡大して示す拡大図で、基板保持部12は、内部に基
板Wを収納するハウジング70を有し、このハウジング
70の下端に設けた爪部70aの上面に基板を載置した
状態で、この爪部70aと上下動自在な押圧板72との
間で基板Wの周縁部を挟持して基板Wを保持するように
なっている。
【0024】なお、図3には、その右半分に基板保持部
12を下端まで下降させた状態を、左半分に基板保持部
12を上端まで上昇させた状態をそれぞれ示している。
この基板保持部12の上下動は、前述のように、支持体
昇降用モータ18(図1及び図2参照)の駆動によって
行われる。このように、基板保持部12を昇降させ、こ
の基板保持部12で保持した基板Wと下記の噴射ノズル
74との距離を調節することで、噴射ノズル74から噴
射された液体が基板Wに当たる状態(噴射ノズルから噴
射される液体の方向や強さ等)を調節することができ
る。
【0025】噴射ヘッド24の内部には、その軸方向の
ほぼ全長に亘って延び、両端を閉塞させた純水通路24
aと薬液通路24bが平行に設けられている。更に、こ
の噴射ヘッド24の上面側の幅方向に沿った中央には、
純水通路24a及び薬液通路24bと互い違いに連通す
る複数の噴射ノズル74が軸方向に沿って直列に設けら
れている。これにより、噴射ノズル74は、純水を噴射
する純水噴射ノズル74aと薬液を噴射する薬液噴射ノ
ズル74bに分類され、これらの純水噴射ノズル74a
と薬液噴射ノズル74bと互い違いに並ぶようになって
いる。
【0026】更に、固定軸26の内部には、噴射ヘッド
24の純水通路24aと薬液通路24bにそれぞれ連通
し、その軸方向の全長に亘って延びる純水通路26aと
薬液通路26bが平行に設けられている。この固定軸2
6の下端には、連結板76が固着され、この連結板76
の螺着したプラグ78a,78bを介して、純水通路2
6a及び薬液通路26bは、前記純水経路60及び薬液
経路62(図1及び図2参照)を構成するチューブ80
a,80bにそれぞれ連通している。
【0027】これにより、純水経路60を開くと、純水
通路24a,26aを通過した純水が純水噴射ノズル7
4aから基板Wに向けて噴射され、薬液経路62を開く
と、薬液通路24b,26bを通過した薬液が薬液噴射
ノズル74bから基板に向けて噴射されるようになって
いる。
【0028】この例にあっては、内槽32の底部に設け
た排出口32aに中空体82を連結し、この中空体82
の下端に螺着したプラグ78cを介して、この内部の第
1流路36内の液体(純水)を純水経路60(図1及び
図2参照)から外部に排出し、内槽32の底部に連結し
た押圧ロッド84を介して内槽32が昇降するようにし
ている。なお、図1及び図2に示すように、この中空体
82と押圧ロッド84を一体としてもよい。また、外槽
34の底部に設けた排出口34aに螺着したプラグ78
dを介して、この内部の第2流路38内の液体(薬液)
を薬液経路62(図1及び図2参照)を循環させるよう
にしている。
【0029】次に、この基板処理装置を用いて基板に薬
液による処理と純水によるリンス処理を連続して行うと
きの動作について説明する。先ず基板Wを基板保持部1
2のハウジング70の内部に入れ、爪部70aの上に基
板Wをその表面Sを下向きした状態(フェースダウン)
で載置し、押圧板72を下降させて基板Wを挟持保持す
る。そして、必要に応じて、基板保持部12を任意の位
置に昇降させ、基板保持部12を回転させて基板Wを回
転させる。一方、図2に示すように、内槽32にあって
は、これを下降させて、第1流路36を傘体44で閉鎖
し、第2流路38を開いた状態にする。
【0030】この状態で、傘体44を回転させながら、
ポンプ66を作動させて薬液経路62を開き、薬液を薬
液噴射ノズル74bから基板Wに向けて噴射して基板W
の表面Sに薬液による処理を施す。この時、薬液噴射ノ
ズル74bから基板に向けて噴射された薬液は、第2流
路38内に流入し、薬液経路62を戻り、循環槽64を
経て再使用される。これにより、薬液に純水が混じるこ
となく、しかも外部に流出することなく、薬液の大部分
を効率よく回収して再使用することができる。
【0031】そして、所定の時間に亘って薬液による処
理を行った後、薬液噴射ノズル74bからの薬液の噴射
を停止し、基板Wに付着した薬液の液切りを行った後、
基板Wの回転を停止する。この時、傘体44の回転を継
続し、所定時間経過した後にこの回転を停止する。これ
により、傘体44の上面に滴下した薬液をこの回転に伴
う遠心力で極力振り切りって、薬液の純水側への持ち込
みを軽減し、第2流路38に飛散した薬液を循環槽64
に回収する。
【0032】次に、必要に応じて基板保持部12を任意
の位置に昇降させた後、基板保持部12を回転させて基
板Wを回転させる。一方、内槽32にあっては、これを
上昇させ、第2流路38を内槽32の周壁で閉鎖し、第
1流路36を開いた状態にする。この状態で、傘体44
を回転させながら、純水経路60を開くことで、純水を
純水噴射ノズル74aから基板Wに向けて噴射して基板
Wの表面Sに付着した薬液を純水によって洗い流す。こ
の時、純水噴射ノズル74aから基板Wに向けて噴射さ
れた薬液は、第1流路36内に流入し、純水経路60か
ら外部に排出され、これによって、純水が薬液に混じる
ことが防止される。
【0033】そして、所定の時間に亘るリンス処理を行
った後、純水噴射ノズル74aからの純水の噴射を停止
し、基板Wに付着した純水の液切りを行った後、基板W
の回転を停止する。この時、傘体44は、リンス中は停
止状態とし、リンス終了後に回転させ、所定時間経過後
にこの回転を停止し、これにより、傘体44の上面に滴
下した純水をこの回転に伴う遠心力で極力振り切って、
純水が薬液に混じることを軽減する。しかる後、前述の
逆の動作でリンス処理終了後の基板Wをハウジング70
の外に搬送する。
【0034】なお、この例では、薬液による処理と純水
によりリンス処理を連続して行うようにした例を示して
いるが、この純水の代わりに、他の薬液を使うことで、
異なる薬液による処理を連続して行うようにしてもよ
く、この場合、前記純水の場合のように、外部に排出す
ることなく、両薬液を回収し再使用するようにしてもよ
いことは勿論である。また、第1流路と第2流路の使い
方として、薬液と純水を逆にしてもよい。
【0035】図6は、前述の基板処理装置10を無電解
めっきの前処理装置に利用し、半導体ウエハ等の基板W
の表面に形成した配線用の溝やコンタクトホールに銅を
埋込んで銅配線を形成するようにしためっき装置の全体
構成を示す。
【0036】このめっき装置は、矩形状のハウジング9
0内に配置された、ロード・アンロードユニット92
a,92b、Snの吸着剤となるSnCl液等により
吸着化処理を行う吸着化処理装置(前処理装置)94、
SnとPdの置換のためPdCl液等により置換処理
を行う置換処理装置(前処理装置)96、無電解めっき
装置98、電解めっき装置100、基板Wの外周部に付
着乃至成膜した不要な銅を除去し、必要に応じて基板の
裏面を洗浄するベベルエッチ装置102、ベベルエッチ
後の基板を洗浄し乾燥させる洗浄・乾燥装置104、こ
れらの間で基板Wの搬送を行う2基の搬送装置(搬送ロ
ボット)106a,106b、及び仮置きステージ10
8a,108bを有している。ここで、前処理装置であ
る吸着化処理装置94及び置換処理装置96は、使用す
る薬液が異なるだけで、前記図1乃至図5に示す基板処
理装置10と同じ構成をしている。ここで、洗浄・乾燥
装置104は、この例では、ペンシル・スポンジを備え
たスピンドライユニットで構成されている。
【0037】次に、上記のように構成しためっき装置に
よる一連のめっき処理の工程について説明する。まず、
ロード・アンロードユニット92aまたは92bに保持
された基板Wを一方の搬送装置106aにより取り出
し、仮置きステージ108aまたは108bに置く。他
方の搬送装置106bは、これを吸着化処理装置94に
搬送し、ここで、基板Wを回転させつつ、基板Wの表面
S(図1及び図2等参照、以下同様)にSnCl等の
吸着化剤等を含む薬液を供給して基板Wの表面Sの吸着
化処理を行い、この薬液による処理に連続して、基板W
を回転させつつ、基板Wの表面Sに純水を供給して、基
板Wに付着した薬液を純水で洗い流すリンス処置を行
う。次に、基板Wを隣接する置換処理装置96に搬送
し、ここで、基板Wを回転させつつ、基板Wの表面Sに
PdCl液等でPd置換を行い基板Wの表面Sの触媒
付与処理を行い、この薬液による処理に連続して、基板
Wを回転させつつ、基板Wの表面Sに純水を供給して、
基板Wに付着した薬液を純水で洗い流すリンス処置を行
う。
【0038】この時、SnCl等のSn吸着化剤を含
む薬液やPdCl液等の薬液は、前述のように、これ
に純水が混じったり、廃液と処理されることなく、その
大部分が回収して再使用される。
【0039】この過程では、Sn吸着化処理装置におい
て、SnClからのイオンSn が基板Wの表面に
吸着され、このイオンは、置換処理装置において酸化さ
れてSn4+になり、逆にPd2+は還元されて金属P
dとなって基板Wの表面に析出して、次の無電解めっき
工程の触媒層となる。この過程は、Pd/Snコロイド
の1液キャタリストを用いて行うこともできる。なお、
以上のような触媒付与工程は、この例のように、Sn吸
着化処理装置とPd置換処理装置で行うこともできる
が、別の装置で行ってから基板Wを移送してもよい。ま
た、半導体基板に存在する窪み内表面の材質、状態によ
っては、前述のSn吸着化処理またはPd置換処理を省
略できる場合がある。
【0040】搬送装置106bは、基板Wをさらに無電
解銅めっき装置98に運び、ここで所定の還元剤と所定
のめっき液を用いて無電解めっき処理を行う。これによ
って、例えば、TaN等からなるバリア層の表面に薄い
銅めっき膜を形成する。この場合、固液界面で還元剤の
分解によって生じた電子が、基板表面の触媒を経由して
Cu2+に与えられ、金属Cuとして触媒上に析出して
銅めっき膜を形成する。なお、この触媒としては、Pd
以外にも、遷移金属である、Fe,Co,Ni,Cu,
Ag等を用いることができる。
【0041】次に、無電解めっき処理後の基板Wを搬送
装置106bで無電解めっき装置98から取り出して電
解めっき装置100に運び、ここで、基板を所定の電解
めっき液に浸漬させつつ、基板と電解めっき液との間に
所定のめっき電圧を印加することで、電解めっき処理を
行う。これによって、基板Wの表面に形成された配線用
の溝やコンタクトホールの内部に銅を充填する。
【0042】次に、この基板を搬送装置106bで仮置
きステージ108aまたは108bに置き、搬送装置1
06aでベベルエッチ装置102に運び、ここで、基板
Wの外周部に付着乃至成膜した不要な銅を除去し、必要
に応じて基板Wの裏面を洗浄する。このベベルエッチ後
の基板Wを搬送装置106aで洗浄・乾燥装置104に
運び、この洗浄・乾燥装置104でペンシル・スポンジ
による仕上げの洗浄とスピンドライによる乾燥を行っ
て、ロード・アンロードユニット92aまたは92bへ
戻す。基板は後にアニール装置やCMP装置に搬送され
る。
【0043】なお、この例では、無電解銅めっきで銅め
っき膜を成膜した例を示しているが、無電解めっきで成
膜するめっき膜としては、銅の他に、ニッケル−ボロ
ン、ニッケル−リン、コバルト−リン、ニッケル−タン
グステン−リン、ニッケル−コバルト−リン、コバルト
−タングステン−リン等が挙げられる。
【0044】また、無電解めっきの前処理装置として、
本発明に係る基板処理装置を使用し、薬液による処理と
純水によるリンス処理を、薬液を回収し再利用しつつ、
連続して行うようにした例を示しているが、このような
薬液による処理と純水による処理等の2種類、更にはそ
れ以上の処理を、少なくとも1種類の薬液を回収しつつ
連続して行うようにした例に適用できることは勿論であ
る。
【0045】例えば、前記の例でめっきを行い、乾燥・
洗浄した基板は、一般にアニール工程を経てCMP処理
が施されるが、このCMP工程の前処理装置として、本
発明に係る基板洗浄装置を使用し、薬液による洗浄処理
と純水によるリンス処理を、薬液を回収し再利用しつ
つ、連続して行うようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えば薬液による処理と純水による処理等の2種類の処
理を、薬液に純水が混じることを防止し、薬液の大部分
を回収して再使用しつつ行うことができ、これによっ
て、薬液の無駄を省いてランニングコストを低く押さえ
ることができる。しかも、このような2種類の処理を一
つの装置(1バス)で連続して行うことで、フットプリ
ントを極力小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の基板処理装置の第2流路
を選択的に閉鎖した状態の全体構成を示す概要図であ
る。
【図2】同じく、第1流路を選択的に閉鎖した状態の全
体構成を示す概要図である。
【図3】基板処理装置の要部を拡大して示す要部拡大断
面図である。
【図4】同じく、噴射ヘッドの上面図である。
【図5】同じく、一部を示す部分断面図である。
【図6】図1乃至図5に示す基板処理装置を備えためっ
き処理装置の平面配置図である。
【符号の説明】
10 基板処理装置 12 基板保持部 24 噴射ヘッド 24a 同、純水通路 24b 同、薬液通路 26 固定軸 26a 同、純水通路 26b 同、薬液通路 30 槽本体 32 内槽 34 外槽 36 第1流路 38 第2流路 44 傘体 46 回転軸 60 純水経路 62 薬液経路 64 循環槽 72 押圧板 74 噴射ノズル 74a 同、純水噴射ノズル 74b 同、薬液噴射ノズル 82 中空体 84 押圧ロッド 92a,92b ロード・アンロードユニット 94 Sn吸着化処理装置(無電解めっき前処理装置) 96 Pd置換処理装置(無電解めっき前処理装置) 98 無電解めっき装置 100 電解めっき装置 102 ベベルエッチ装置 104 洗浄・乾燥装置 106a,106b 搬送装置 108a,108b 仮置きステージ W 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B201 AA03 AB08 AB33 AB47 BB21 BB92 BB93 CC01 CC13 CD11 CD22 4K022 AA05 AA37 AA41 BA04 BA06 BA08 BA14 BA16 BA24 CA03 CA18 CA19 CA20 CA21 DA01 DB15 DB17 DB19 DB30 4M104 BB32 DD22 DD53

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を着脱自在に保持する基板保持部
    と、 少なくとも2種類の液体を前記基板保持部で保持した基
    板に向けて個別に噴射する噴射ヘッドと、 前記噴射ヘッドの周囲に設けられた第1流路及び第2流
    路と、 前記第1流路及び第2流路の一方を選択的に閉鎖する片
    流路閉鎖手段とを有することを特徴とする基板処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1流路及び前記第2流路は、内外
    に配置した内槽と外槽の該内槽の内部及び内槽と外槽に
    挟まれた領域にそれぞれ形成され、前記片流路閉鎖手段
    は、前記内槽を昇降させる内槽昇降機構と、前記噴射ヘ
    ッドの下方に配置され前記内槽の下降に伴って該内槽の
    上端開口部を覆う傘体とを有することを特徴とする請求
    項1記載の基板処理装置。
  3. 【請求項3】 前記傘体は、回転自在に構成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の基板処理装置。
  4. 【請求項4】 前記内槽が下降した位置にあるとき、前
    記傘体を回転または停止させた状態で第1の液体による
    処理を、内槽が上昇した位置にあるとき、前記傘体を回
    転または停止させた状態で第2の液体による処理をそれ
    ぞれ行うことを特徴とする請求項2または3記載の基板
    処置装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の液体が薬液で、第2の液体が
    純水であることを特徴とする請求項4記載の基板処理装
    置。
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