JP3171822B2 - 洗浄装置及び洗浄方法 - Google Patents

洗浄装置及び洗浄方法

Info

Publication number
JP3171822B2
JP3171822B2 JP25902697A JP25902697A JP3171822B2 JP 3171822 B2 JP3171822 B2 JP 3171822B2 JP 25902697 A JP25902697 A JP 25902697A JP 25902697 A JP25902697 A JP 25902697A JP 3171822 B2 JP3171822 B2 JP 3171822B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying chamber
opening
substrate
processing tank
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25902697A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10154689A (ja
Inventor
敏 中嶋
裕二 上川
欽也 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP25902697A priority Critical patent/JP3171822B2/ja
Publication of JPH10154689A publication Critical patent/JPH10154689A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3171822B2 publication Critical patent/JP3171822B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウエ
ハやLCD用ガラス基板等の被処理基板を薬液や濯ぎ液
等に浸漬して乾燥する洗浄装置及び洗浄方法に関する。 【0002】 【従来の技術】例えばLSI等の半導体デバイスの製造
工程における洗浄処理を例にとって説明すると、従来か
ら半導体ウエハ(以下、「ウエハ」という。)表面のパ
ーティクル、有機汚染物、金属不純物等のコンタミネー
ションを除去するためには洗浄装置が使用されており、
その中でとりわけウエット洗浄装置は、上記のコンタミ
ネーションを効果的に除去できしかもバッチ処理が可能
でスループットが良好なため、幅広く普及している。 【0003】かかるウエット洗浄装置においては、被洗
浄処理体であるウエハに対してアンモニア処理、フッ酸
処理、硫酸処理等の薬液洗浄処理、純水等による水洗洗
浄処理、イソプロピルアルコール(以下、「IPA」い
う。)等による乾燥処理が行われるように構成されてお
り、例えば処理順に配列された処理槽、乾燥室にそれぞ
れ薬液、純水、IPAを供給するように構成し、例えば
50枚単位でウエハを処理槽に順次浸漬し、乾燥してい
くバッチ処理方式が広く採用されている。 【0004】しかしながら、各処理毎に処理槽や乾燥室
を設けることは、装置の大型化を招き、しかもウエハを
搬送する機会、すなわち大気に晒される機会が多いため
パーティクルが付着する可能性も高い。 【0005】そのため、特開昭64−81230号公報
や特開平6−326073号公報等においては、処理槽
と乾燥室とを一体化して薬液処理等と乾燥処理とを同一
チャンバー内で行う洗浄装置が提唱されている。これら
の洗浄装置は、要するに図30に示すようにチャンバー
200の下部201において薬液202等を貯留してウ
エハWを浸漬し、その後ウエハWを引上げ、チャンバー
200の上部203においてIPA等を使った乾燥処理
が行われるように構成されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の洗浄装置においては、乾燥処理の際にチャンバーの
上部において薬液の雰囲気が残留し、ウエハWに悪影響
を及ぼす恐れがあり、また液処理等と乾燥処理の要求仕
様を同時に満たす必要があるため、設計の自由度が制限
され、洗浄処理の高速化やチャンバーの小形化等を図る
ための様々な工夫を取り入れることが困難である、とい
う問題もある。さらに、上述したIPA等を使った乾燥
処理においては、通常真空ポンプ等を使った減圧が並行
して行われるが、上記構成の洗浄装置では、薬液処理等
と乾燥処理とを兼ねたチャンバー内をある程度大きな容
積とする必要があることから、チャンバーの肉厚を厚く
して耐圧性を高める必要があり、しかも大きなパワーの
真空ポンプが必要とされる、という問題がある。 【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、乾燥処理の際に薬液処理による悪影響を受けること
がない洗浄装置及び洗浄方法を提供することを目的とし
ている。 本発明の目的は、設計の自由度が高く、洗浄
処理の高速化や装置のさらなる小形化等を図ることがで
きる洗浄装置及び洗浄方法を提供することにある。 【0008】本発明のさらなる目的は、チャンバー等の
容積を小さくして、チャンバー等の薄肉化及び真空ポン
プ等の低出力化を図ることができる洗浄装置及び洗浄方
法を提供することにある。 【0009】本発明のさらに別の目的は、乾燥処理をよ
り効率良く行うことができる洗浄装置及び洗浄方法を提
供することにある。 【0010】本発明のまた別の目的は、被処理基板表面
が酸化されるのを防止することができる洗浄装置を提供
することにある。 【0011】また、本発明の別の目的は、処理槽部と乾
燥室と分けることにより、処理液のミスト等が乾燥室に
入ることを防止し、安定的な乾燥性能が得られる洗浄装
置及び洗浄方法を提供することにある。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1によれば、処理液を貯溜し、貯溜した処理
液に被処理基板が浸漬される処理槽と、前記処理槽の上
方に配置され、処理槽との間で被処理基板を移送するた
めの開閉自在な下部開口部と、蓋が配置された上部開口
が設けられた乾燥室と、前記下部開口部を介して前記
処理槽と前記乾燥室との間で被処理基板を移送する移送
手段と、前記乾燥室内を有機溶剤の雰囲気にする手段
、前記処理槽と前記乾燥室との間に配置され、処理槽
から乾燥室へ移送される被処理基板に対して不活性ガス
を吹き付ける手段とを具備することを特徴とする、洗浄
装置が提供される。請求項2の発明は、処理液を貯溜
し、貯溜した処理液に被処理基板が浸漬される処理槽
と、前記処理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処
理基板を移送するための開閉自在な下部開口部と、蓋が
配置された上部開口部が設けられた乾燥室と、前記下部
開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との間で被処理
基板を移送する移送手段と、前記乾燥室内を有機溶剤の
雰囲気にする手段とを具備し、前記移送手段は、被処理
基板を保持する基板ガイドと、基板ガイドと固定される
ガイド上下棒と、ガイド上下棒と接続されるガイドZ軸
機構を有し、前記ガイド上下棒は、前記乾燥室の上部に
設けられたグリップ機構を介して外側に上下動可能に突
き出て前記ガイドZ軸機構と接続されていることを特徴
とする。 請求項3の発明は、請求項2において、前記グ
リップ機構は、前記ガイド上下棒を包囲するエアーグリ
ップシールを有し、前記ガイド上下棒を上下に駆動する
ときには、エアーグリップシールからエアーを抜き、前
記乾燥室を密閉するときにはエアーグリップシールを膨
らますことを特徴とする。 【0013】この場合、請求項の如く、前記下部開口
部が閉時には前記乾燥室を密閉する手段をさらに具備す
るものであってもよい。請求項5の発明は、処理液を貯
溜し、貯溜した処理液に被処理基板が浸漬される処理槽
と、前記処理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処
理基板を移送するための開閉自在な下部開口部と、蓋が
配置された上部開口部が設けられた乾燥室と、前記下部
開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との間で被処理
基板を移送する移送手段と、前記乾燥室内を有機溶剤の
雰囲気にするノズルと、前記乾燥室の下部に両側に設け
られた気体排出手段と、前記乾燥室の下部に設けられた
液体排出口と、を具備することを特徴とする。 請求項6
の発明は、請求項5において、前記ノズルは、被処理基
板の配列方向に沿って隣接する被処理基板間の間隔と同
一ピッチで設けられた噴出穴を有することを特徴とす
る。 請求項7の発明は、処理液を貯溜し、貯溜した処理
液に被処理基板が浸漬される処理槽と、前記処理槽の上
方に配置され、処理槽との間で被処理基板を移送するた
めの開閉自在な下部開口部と、蓋が配置された上部開口
部が設けられた乾燥室と、前記下部開口部を介して前記
処理槽と前記乾燥室との間で被処理基板を移送する移送
手段と、前記乾燥室内を有機溶剤の雰囲気にする手段と
を具備し、前記乾燥室内を有機溶剤の雰囲気にする手段
は、被処理基板の配列方向に沿って隣接する被処理基板
間の間隔と同一ピッチで設けられた噴出穴を有すること
を特徴とする。 請求項8の発明は、請求項1〜7におい
て、前記乾燥室の上部開口部の蓋は、円筒を縦方向に切
断した形状の密閉型の蓋であることを特徴とする。 請求
項9の発明は、処理液を貯溜し、貯溜した処理液に被処
理基板が浸漬される処理槽と、前記処理槽の上方に配置
され、処理槽との間で被処理基板を移送するための開閉
自在な下部開口部と、上部開口部が設けられた乾燥室
と、前記乾燥室の上部開口部を開閉自在に配置され、円
筒を縦方向に切断した形状の密閉型の蓋と、前記下部開
口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との間で被処理基
板を移送する移送手段と、前記乾燥室内を有機溶剤の雰
囲気にする手段とを具備するこ とを特徴とする。 請求項
10の発明は、請求項1〜9において、前記上部開口部
の両側には、前記蓋を固定して押し付ける蓋固定機構が
設けられていることを特徴とする。 請求項11の発明
は、請求項1〜10において、前記乾燥室の近傍には、
前記蓋を先端に固定する回転アームと、前記蓋を上下動
するシリンダとが設けられていることを特徴とする。
求項12の発明は、請求項8又は9において、前記蓋に
より前記上部開口部が塞がれた前記乾燥室の内側を円筒
形状としたことを特徴とする。 請求項13の発明は、処
理液を貯溜し、貯溜した処理液に被処理基板が浸漬され
る処理槽と、前記処理槽の上方に配置され、処理槽との
間で被処理基板を移送するための開閉自在な下部開口部
と、上部開口部が設けられた乾燥室と、前記乾燥室の上
部開口部を開閉自在に配置され、円筒を縦方向に切断し
た形状の密閉型の蓋と、前記下部開口部を介して前記処
理槽と前記乾燥室との間で被処理基板を移送する移送手
段と、被処理基板の配列方向に沿って隣接する被処理基
板間の間隔と同一ピッチで設けられた噴出穴を有し、前
記乾燥室内を有機溶剤の雰囲気にする手段と、前記乾燥
室の下部の両側に設けられた気体排出手段と、前記乾燥
室の下部に設けられた液体排出口と、を具備し、前記蓋
により前記上部開口部が塞がれた前記乾燥室の内側を円
筒形状としたことを特徴とする。 【0014】請求項14によれば、処理液を貯留し、貯
留した処理液に被処理基板が浸漬される処理槽と、前記
処理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処理基板を
移送するための開口部が設けられた乾燥室と、前記乾燥
室側より支持しつつ、前記被処理基板を保持する保持部
材と、前記開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との
間で前記保持部材を移送する移送手段と、前記開口部を
開閉し、閉時に前記乾燥室を密閉する第1の開閉手段
と、前記開口部を開閉し、閉時に前記処理槽において前
記乾燥室側より前記保持部材を支持するための隙間を有
するように前記開口部を閉じる第2の開閉手段と、前記
乾燥室内を有機溶剤の雰囲気にする手段とを具備するこ
とを特徴とする、洗浄装置が提供される。 【0015】請求項15によれば、 処理液を貯留し、
貯留した処理液に被処理基板が浸漬される処理槽と、前
記処理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処理基板
を移送するための開口部が設けられた乾燥室と、前記乾
燥室側より支持しつつ、前記被処理基板を保持する保持
部材と、前記開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室と
の間で前記保持部材を移送する移送手段と、前記開口部
を開閉し、閉時に前記乾燥室を密閉する第1のモード
と、閉時に前記処理槽において前記乾燥室側より前記保
持部材を支持するための隙間を有するように前記開口部
を閉じる第2のモードとを有する開閉手段と、前記乾燥
室内を有機溶剤の雰囲気にする手段とを具備することを
特徴とする、洗浄装置が提供される。 【0016】上記洗浄装置において、請求項16の如
く、前記処理槽の処理液が、脱気処理された濯ぎ液であ
ってもよく、請求項17の如く前記処理槽と前記乾燥室
との間に配置され、処理槽から乾燥室へ移送される被処
理基板に対して不活性ガスを吹き付ける手段をさらに設
けてもよい。この場合、請求項18の如く前記不活性ガ
スを冷却する冷却手段をさらに設けてもよい。 【0017】上記洗浄装置において、請求項19の如く
前記乾燥室内を減圧する手段と、前記乾燥室内の被処理
基板に対して不活性ガスを吹き付ける手段とを設けても
よい。上記洗浄装置において、請求項20の如く前記乾
燥室内に配置された加熱手段をさらに設けてもよい。 【0018】上記洗浄装置において、請求項21の如く
前記処理槽に貯留される処理液が、冷却された濯ぎ液で
あってもよい。請求項22の発明は、処理液を貯留し、
貯留した処理液に被処理基板が浸漬される処理槽と、前
記処理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処理基板
を移送するための開閉自在の開口部が設けられた乾燥室
と、前記開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との間
で被処理基板を移送する移送手段と、前記乾燥室内を有
機溶剤の雰囲気にする手段と、を具備し、前記処理槽内
に貯溜される処理液が、冷却された濯ぎ液であることを
特徴とする。 【0019】請求項23によれば、(a)乾燥室側より
支持された保持部材により被処理基板を保持しつつ、乾
燥室の開口部を介してその下方に設けられた処理槽に移
送する工程と、(b)前記開口部を閉じる工程と、
(c)移送前又は移送後に前記処理槽に処理液を貯留
し、前記被処理基板を浸漬する工程と、(d)前記開口
部を開け、前記被処理基板を前記処理槽から前記乾燥室
に移送する工程と、(e)前記開口部を閉じる工程と、
(f)前記被処理基板を有機溶剤の雰囲気により乾燥す
る工程と、を具備し、前記工程(d)の前に、前記処理
槽に有機溶剤を含む気体を供給することを特徴とする、
洗浄方法が提供される。 【0020】請求項24の発明は、(a)乾燥室側より
支持された保持部材により被処理基板を保持しつつ、乾
燥室の開口部を介してその下方に設けられた処理槽に移
送する工程と、(b)前記開口部を閉じる工程と、
(c)移送前又は移送後に前記処理槽に処理液を貯留
し、前記被処理基板を浸漬する工程と、(d)前記開口
部を開け、前記被処理基板を前記処理槽から前記乾燥室
に移送する工程と、(e)前記開口部を閉じる工程と、
(f)前記被処理基板を有機溶剤の雰囲気により乾燥す
る工程と、を具備し、前記工程(d)の間に、前記処理
槽に有機溶剤を含む気体を供給することを特徴とする。 【0021】請求項25の発明は、(a)乾燥室側より
支持された保持部材により被処理基板を保持しつつ、乾
燥室の開口部を介してその下方に設けられた処理槽に移
送する工程と、(b)前記開口部を閉じる工程と、
(c)移送前又は移送後に前記処理槽に処理液を貯留
し、前記被処理基板を浸漬する工程と、(d)前記開口
部を開け、前記被処理基板を前記処理槽から前記乾燥室
に移送する工程と、(e)前記開口部を閉じる工程と、
(f)前記被処理基板を有機溶剤の雰囲気により乾燥す
る工程と、を具備し、前記(f)工程の後に、前記乾燥
室内を減圧しながら、前記乾燥室内の被処理基板に対し
て不活性ガスを吹き付ける工程を更に具備することを特
徴とする。 【0022】請求項26の発明は、(a)乾燥室側より
支持された保持部材により被処理基板を保持しつつ、乾
燥室の開口部を介してその下方に設けられた処理槽に移
送する工程と、(b)前記開口部を閉じる工程と、
(c)移送前又は移送後に前記処理槽に処理液を貯留
し、前記被処理基板を浸漬する工程と、(d)前記開口
部を開け、前記被処理基板を前記処理槽から前記乾燥室
に移送する工程と、(e)前記開口部を閉じる工程と、
(f)前記被処理基板を有機溶剤の雰囲気により乾燥す
る工程と、を具備し、前記(b)工程と前記(d)工程
の間に、前記乾燥室を予め有機溶剤の雰囲気にしておく
工程を更に有することを特徴とする。 【0023】請求項27の発明は、(a)乾燥室側より
支持された保持部材により被処理基板を保持しつつ、乾
燥室の開口部を介してその下方に設けられた処理槽に移
送する工程と、(b)前記開口部を閉じる工程と、
(c)移送前又は移送後に前記処理槽に処理液を貯留
し、前記被処理基板を浸漬する工程と、(d)前記開口
部を開け、前記被処理基板を前記処理槽から前記乾燥室
に移送する工程と、(e)前記開口部を閉じる工程と、
(f)前記被処理基板を有機溶剤の雰囲気により乾燥す
る工程と、を具備し、前記処理槽に貯留される処理液
が、冷却された濯ぎ液であることを特徴とする。 【0024】請求項28の発明は、(a)乾燥室側より
支持された保持部材により被処理基板を保持しつつ、乾
燥室の開口部を介してその下方に設けられた処理槽に移
送する工程と、(b)前記開口部を閉じる工程と、
(c)移送前又は移送後に前記処理槽に処理液を貯留
し、前記被処理基板を浸漬する工程と、(d)前記開口
部を開け、前記被処理基板を前記処理槽から前記乾燥室
に移送する工程と、(e)前記開口部を閉じる工程と、
(f)前記被処理基板を有機溶剤の雰囲気により乾燥す
る工程と、を具備し、前記被処理基板を前記乾燥室から
前記処理槽へ移送後に、前記開口部を閉じる工程は、前
記乾燥室側より前記保持部材を支持するための隙間を持
たせつつ閉じる工程であることを特徴とする。 【0025】請求項29の発明は、(a)乾燥室側より
支持された保持部材により被処理基板を保持しつつ、乾
燥室の開口部を介してその下方に設けられた処理槽に移
送する工程と、(b)移送前又は移送後に前記処理槽に
冷却された濯ぎ液を貯留し、前記被処理基板を浸漬する
工程と、(c)前記被処理基板を前記処理槽から前記乾
燥室に移送する工程と、(d)前記被処理基板を有機溶
剤の雰囲気により乾燥する工程と、を具備することを特
徴とする。 【0026】請求項30の発明は、請求項29記載の洗
浄方法において、前記工程(c)の前に、前記処理槽に
有機溶剤を含む気体を供給することを特徴とする。 【0027】請求項31の発明は、請求項29記載の洗
浄方法において、前記工程(c)の前に、前記乾燥室に
有機溶剤を含む気体を供給することを特徴とする。 【0028】 【0029】 【0030】請求項1によれば、乾燥室と処理槽とをそ
れぞれ上下に分離すると共に、乾燥室の空間と処理槽の
空間とを開閉自在な開口部により遮蔽可能としているの
で、乾燥処理の際に薬液処理による悪影響を受けること
はない。また、乾燥室と処理槽とをそれぞれ別個の条件
下で設計することができるので、設計の自由度が高く、
洗浄処理の高速化や装置のさらなる小形化等を図ること
ができる。さらに、乾燥室内の容積を小さくすることが
できるので、乾燥室内を有機溶剤の雰囲気にする一方で
減圧するような場合には、乾燥室及び処理槽の肉厚を薄
くすることができ、また減圧するために使用される真空
ポンプ等の低出力化を図ることができる。 【0031】請求項2〜4によれば、乾燥室内のさらな
る密閉化を図ることができるので、乾燥室の肉厚をさら
に薄くすることができ、また減圧するために使用される
真空ポンプ等のさらなる低出力化を図ることができる。 【0032】請求項16によれば、処理槽の処理液が脱
気処理された濯ぎ液であるので、被処理基板の酸化膜が
できるのを防止することができる。 【0033】請求項1,17によれば、処理槽から乾燥
室へ移送される被処理基板に対して不活性ガスを吹き付
ける手段が補助的に被処理基板を乾燥させる役割を果た
すので、より効率良く乾燥処理を行うことができる。さ
らに、請求項18の如く不活性ガスを冷却するように構
成すれば、乾燥室内での有機溶剤による凝縮化を促進す
ることができる。 【0034】請求項19によれば、乾燥室内を減圧する
一方で乾燥室内の被処理基板に対して不活性ガスを吹き
付けているので、より効率良く乾燥処理を行うことがで
きる。請求項20によれば、パネルヒータ等の加熱手段
により乾燥室内をより高温にできるので、より効率良く
乾燥処理を行うことができる。 【0035】請求項21,22,29によれば、冷却し
た濯ぎ液を用いているので、乾燥室内での有機溶剤によ
る凝縮化を促進することができる。 【0036】請求項23によれば、被処理基板を処理槽
から乾燥室に搬送して開口部を閉じて空間を遮蔽し、そ
の後乾燥処理を行っているので、乾燥処理の際に薬液処
理による悪影響を受けることはない。また、乾燥処理時
に次の処理槽での処理のための準備ができ、スループッ
トの向上を図ることができる。また、乾燥室と処理槽と
をそれぞれ別個の条件下で設計することができるので、
設計の自由度が高く、洗浄処理の高速化や装置のさらな
る小形化等を図ることができる。さらに、乾燥室内の容
積を小さくすることができるので、乾燥室内を有機溶剤
の雰囲気にする一方で減圧するような場合には、乾燥室
及び処理槽の肉厚を薄くすることができ、また減圧する
ために使用される真空ポンプ等の低出力化を図ることが
できる。 【0037】 【0038】 【0039】請求項23又は24によれば、被処理基板
が乾燥室に移送される以前にすでに処理槽上部が有機溶
剤の雰囲気にされているので、パーティクルの付着が防
止される結果、乾燥処理をより効率良く行うことができ
る。 【0040】 【0041】請求項25によれば、前記(f)工程の後
に、前記乾燥室内を減圧しながら、前記乾燥室内の被処
理基板に対して不活性ガスを吹き付ける工程を更に具備
しているので、乾燥処理をより効率良く行なうことがで
きる。 【0042】請求項26によれば、前記(b)工程と前
記(d)工程の間に、前記乾燥室を予め有機溶剤の雰囲
気にしておく工程を更に有しているので、パーティクル
の付着が防止される結果、乾燥処理をより効率良く行う
ことができる。 【0043】請求項27によれば、前記処理槽に貯留さ
れる処理液が、冷却された濯ぎ液であるので、乾燥室内
での有機溶剤による凝縮化を促進することができる。 【0044】請求項28によれば、前記被処理基板を前
記乾燥室から前記処理槽へ移送後に、前記開口部を閉じ
る工程は、前記乾燥室側より前記保持部材を支持するた
めの隙間を持たせつつ閉じる工程であるので、前記保持
部材を処理槽に入れたまま洗浄処理が行なえる結果、洗
浄処理の高速化が図られる。 【0045】 【0046】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明すると、本実施形態は半導体ウエハ(以
下、「ウエハ」という。)の洗浄処理装置において適用
された例であり、まずその洗浄処理装置について説明す
ると、この洗浄処理装置1全体は、図1及び図2に示し
たように、洗浄処理前のウエハをキャリア単位で収容す
る搬入部2と、ウエハの洗浄処理が行われる洗浄処理部
3と、洗浄処理後のウエハをカセット単位で取り出すた
めの搬出部4の、3つのゾーンによって構成される。 【0047】前記搬入部2には、洗浄処理前のウエハが
所定枚数、例えば25枚収容されたキャリア5を待機さ
せる待機部6と、キャリア5からのウエハの取り出し、
オリフラ合わせ及び枚葉検出等を行うローダ部7が設け
られており、さらに外部から搬送ロボット等によって搬
入されるキャリア5の前記待機部6への搬送、及びこの
待機部6と前記ローダ部7との間で、キャリア5の搬送
を行うための搬送アーム8が設けられている。 【0048】前記洗浄処理部3には、その前面側(図1
における手前側)に3つのウエハ搬送装置11、12、
13が配置されており、またその背面側に隔壁を介して
薬液等の処理液を収容するタンクや各種の配管群等を収
容する配管領域14が形成されている。 【0049】一方、搬出部4には、洗浄処理部3で洗浄
処理されたウエハをキャリア5に収容するアンローダ部
15と、洗浄処理後のウエハが収容されたキャリア5を
待機させる待機部16と、アンローダ部15と待機部1
6との間で、キャリア5の搬送を行うための搬送アーム
17が設けられている。 【0050】なお、洗浄処理装置1には、搬入部2で空
になったキャリア5を搬出部4に搬送するキャリア搬送
部18が設けられている。キャリア搬送部18は、洗浄
処理部3の上部に設けられたキャリアコンベア19と、
搬入部2においてローダ部7から搬送アーム8によって
空のキャリア5を受け取りウエハの入ったキャリア及び
ウエハの入っていないキャリアをストックするキャリア
ストック部20と、搬出部4においてキャリアコンベア
19から搬送アーム17によって空のキャリア5を受け
取りアンローダ部15に受け渡すキャリア受け渡し部
(図示せず。)とを備える。 【0051】洗浄処理部3には、ローダ部7側から順
に、ウエハ搬送装置11のウエハチャック21を洗浄、
乾燥するチャック洗浄・乾燥処理槽22、ウエハ表面の
有機汚染物、金属不純物、パーティクル等の不純物を薬
液、例えばNH4 OH/H2 2 /H2 O混合液によっ
て洗浄処理する薬液洗浄処理槽23、薬液洗浄処理槽2
3で洗浄されたウエハを例えば純水によって洗浄する水
洗洗浄処理槽24、ウエハ表面の金属汚染除去を薬液、
例えばHCl/H2 2 /H2 O混合液によって洗浄処
理する薬液洗浄処理槽25、薬液洗浄処理槽25で洗浄
されたウエハを例えば純水によって洗浄する水洗洗浄処
理槽26、ウエハ表面の酸化膜除去を薬液、例えばHF
/H2 O混合液によって洗浄処理すると共に、洗浄され
たウエハを濯ぎ液、例えば純水によって洗浄し、さらに
濯ぎ洗浄されたウエハの乾燥処理を行う本発明に係る洗
浄装置27、ウエハ搬送装置13のウエハチャック(図
示せず。)を洗浄、乾燥するチャック洗浄・乾燥処理槽
28がそれぞれ配置されている。 なお、ローダ部7と
チャック洗浄・乾燥処理槽22との間、水洗洗浄処理槽
24と薬液洗浄処理槽25との間、水洗洗浄処理槽26
と洗浄装置27との間、チャック洗浄・乾燥処理槽28
とアンローダ部15との間には、それぞれこれらの間を
仕切る仕切り板29、30、31、32が設けられてい
る。仕切る仕切り板29、30、31、32は、例えば
ウエハ受け渡しの際にそれぞれ図示を省略した駆動機構
によって上下に開閉するようになっている。これにより
隣接する空間への薬液の雰囲気の拡散を防止することが
できる。 【0052】本発明に係る洗浄装置27の構成を図3〜
図13に基づいて説明すると、この洗浄装置27は、処
理液、例えばHF/H2 O混合液等の薬液や純水等の濯
ぎ液を貯留し、貯留した処理液に被処理基板としてのウ
エハWが浸漬される処理槽としての洗浄槽41と、前記
洗浄槽41の上方に配置され、洗浄槽41から移送され
たウエハWの乾燥処理を行う円筒形状の乾燥室42とを
備える。 【0053】上記洗浄槽41は、後述するウエハガイド
43と共にウエハガイド43に保持された例えば50枚
のウエハWを収容する。洗浄槽41の底部の両側には、
収容した各ウエハWに向けて処理液を噴射するノズル4
4、45が設けられている。なお、ノズル44、45
は、それぞれウエハWの配列方向に沿って例えば隣接す
るウエハW間の間隔と同一のピッチで設けられた噴出穴
を有するパイプにより構成することができる。ノズル4
4、45には、切換弁46の切換えにより図1及び図2
に示した配管領域14よりHF/H2 O混合液等の薬液
や純水(DIW:deionized water )等の濯ぎ液のうち
一方が供給されるようになっている。切換弁46の切換
制御は、例えば図示を省略した制御部によって所定のタ
イミングで行われる。なお、濯ぎ液としては、ウエハW
の酸化防止のために、脱気したDIWを用いた方がよ
い。 【0054】また、上記洗浄槽41の周囲には、洗浄槽
41から溢れた処理液を回収するための回収槽47が設
けられている。回収槽47で回収された処理液は、切換
弁48、ポンプ49、フィルタ50、切換弁51を介し
てノズル44、45に循環されるようになっている。切
換弁48は、回収槽47で回収された処理液を上記の如
く循環させるか排出するかを切換える。切換弁51は、
回収槽47で回収された処理液を上記の如く循環させる
か冷却器55で0℃〜常温、より好ましくは5℃程度の
温度に冷却されたDIWをノズル44、45に供給する
かを切換える。なお、ポンプ49とフィルタ50との間
にはダンパー52が設けられている。また洗浄槽41の
最下部には、処理液を排出するための排出口53が設け
られており、切換弁54によって処理液を排出口53よ
り排出するかどうかの切換が行われる。 【0055】一方、乾燥室42の上部及び下部には、そ
れぞれウエハWの受け渡しを行うための例えば矩形の開
口部61、62が設けられており、上部の開口部61に
は密閉型の蓋63が配置され、下部の開口部62には回
転扉機構60及びスライド扉機構64が設けられてい
る。 【0056】蓋63はPVC(ポリ塩化ビニル)やPP
(ポリプロピレン)等の樹脂からなり、図5に示すよう
に内外共に円筒を縦方向に切断した形状をなしている。
これにより、蓋63により塞がれた乾燥室42の内側を
円筒形状とし、後述するウエハWに吹き付けられる窒素
ガス等の気流が乱流になることを防止し、各ウエハWに
対して均一に窒素ガス等が吹き付けられるようにしてい
る。また、図6に示すように、開口部61の周囲に沿っ
てOリング65が配置され、さらに開口部61の両側に
は開口部61を塞いだ蓋63を固定して押しつける蓋固
定機構59が設けられ、開口部61を蓋63で塞いだ際
の密閉性が高められている。回転可能に配置されたロッ
ド56の2か所の位置に開口部61を塞いだ蓋63に接
合する接合板57が設けられ、前記ロッド56を回転駆
動部58によって回転することで接合板57を蓋63に
接合させ、これにより蓋63が押しつけられるようにな
っている。 【0057】また、乾燥室42の近傍には、蓋63を開
閉駆動する蓋駆動部66が設けられている。蓋駆動部6
6は、図7に示すように、蓋63を先端に固定する回転
アーム67を回転駆動するシリンダ68と、これらの蓋
63及びこれらの回転機構を上下動するシリンダ69と
を備える。蓋駆動部66は、開口部61を塞ぐ蓋63を
まず上方向に移動し(図7)、この後蓋63を開口部
61より外れた位置に回転移動し(図7)、その蓋6
3を下方向に移動する(図7)。開口部61を蓋63
で塞ぐときにはこの逆の動作を行う(図7→→
)。 【0058】回転扉機構60は、図8に示すように回転
可能に配置された一対の回転扉59aと各回転扉59a
を回転駆動する回転駆動部59bとから構成される。各
回転扉59aには、閉じた状態で洗浄槽41においてウ
エハWを保持したウエハガイド43の支持部材74(後
述する。)を通すための隙間ができるように、切り欠き
部59cが設けられている。回転扉59aは、蓋63と
同様にPVC(ポリ塩化ビニル)やPP(ポリプロピレ
ン)等の樹脂からなる。 【0059】スライド扉機構64は、図9に示すように
洗浄槽41と乾燥室42との間に配置された矩形のフラ
ンジ70と、フランジ70に設けられた開口部71より
挿抜されてフランジ70内を開閉するスライド扉72
と、スライド扉72を挿抜駆動するシリンダ73とを備
える。スライド扉72は、蓋63と同様にPVC(ポリ
塩化ビニル)やPP(ポリプロピレン)等の樹脂からな
り、開口部62とほぼ同じ形状の矩形をなしている。ま
た、図10に示すようにスライド扉72の表裏の外周に
沿ってそれぞれエアーグリップシール72a、72bが
配置され、一方乾燥室42の下面であってエアーグリッ
プシール72aの内周側に沿ってOリング72cが配置
されている。Oリング72cをエアーグリップシール7
2aの外周側に沿って配置することも可能である。そし
て、スライド扉72がフランジ70内に収容された状態
からエアーグリップシール72a,72bを膨らますこ
とでエアーグリップシール72aが乾燥室42の下面、
エアーグリップシール72bがフランジ70の底面とそ
れぞれ密着し、さらにOリング72cがスライド扉72
の表面に密着し、これにより開口部62が密閉される。 【0060】ウエハガイド43は、図11に示すように
支持部材74の下端に、例えば50枚のウエハWを保持
するウエハ保持部75を設けてなる。ウエハ保持部75
は、中央下端部に架設される中央保持棒76と左右両側
端部に互いに平行に架設される2本の側部保持棒77、
78とをこれらの両端で固定してなるもので、一端は支
持部材74の下端に固定され、他端は固定部部材79で
固定される。中央保持棒76及び側部保持棒77、78
には、それぞれ長手方向に所定の間隔をおいて複数個例
えば50個のウエハ保持溝80、80…が設けられてい
る。ウエハガイド43は、耐食性、耐熱性及び耐強度性
に優れた材質、例えばPEEK(ポリエーテルエーテル
ケトン)やQz等からなる。 【0061】また、ウエハガイド43の上端部には、ガ
イド上下棒81が固定されている。このガイド上下棒8
1は、図4及び図5に示すように乾燥室42の上部に設
けられたグリップ機構82に介して外側に上下動可能に
突き出ている。グリップ機構82は、ガイド上下棒81
を包囲するエアーグリップシール82aを有する。そし
て、ガイド上下棒81を上下に駆動するときには、エア
ーグリップシール82aからエアーを抜き、乾燥室42
を密閉するときにはエアーグリップシール82aを膨ら
ましている。また、ガイド上下棒81の上端は、乾燥室
42の背後に設けられたウエハガイドZ軸機構83に接
続されている。ウエハガイドZ軸機構83は、ガイド上
下棒81を上下動することで下部の開口部62を介し洗
浄槽41と乾燥室42との間でウエハガイド43に保持
されたウエハWを移送する。また、図4に示すようにこ
の洗浄装置27の正面には、図2に示したウエハ搬送装
置13が配置されている。ウエハ搬送装置13に設けら
れたウエハチャック84は、隣接する水洗洗浄処理槽2
6から例えば50枚のウエハWを受け取り、乾燥室42
内のウエハガイド43に受け渡し、また乾燥室42内の
ウエハガイド43から例えば50枚のウエハWを受け取
り、搬出部4のアンローダ部15に受け渡す。 図3及
び図12に示すように、乾燥室42内の上部の両側に
は、乾燥室42内でウエハガイド43に保持されたウエ
ハWに対して窒素ガス等をダウンフローに吹き付けるノ
ズル85、86が設けられている。ノズル85、86
は、それぞれウエハWの配列方向に沿って例えば隣接す
るウエハW間の間隔と同一のピッチで設けられた噴出穴
87を有するパイプ88により構成することができる。
ノズル85、86には、IPA蒸発器89より制御弁9
0及びフィルタ91を介してIPAと加熱した窒素との
混合ガスが供給されるようになっている。IPA蒸発器
89には、窒素加熱器92及び制御弁93を介して加熱
した窒素が供給され、IPAタンク94より制御弁95
を介してIPAが供給されるようになっている。IPA
タンク94には、制御弁96を介して窒素が補充され、
制御弁97を介してIPAが補充されるようになってい
る。 【0062】一方、図3及び図12に示すように、乾燥
室42内の下部の両側には、ノズル85、86より吹き
出された窒素ガス等を排出するための排出口98、99
が設けられている。排出口98、99が図示を省略した
排気ポンプに接続されている。また、排出口98、99
には、ノズル85、86より吹き出された窒素ガス等を
乾燥室42内の下部の各部より均一に取り込むための複
数の取り込み口100、100…を有する整流手段とし
ての整流板101、102がそれぞれ連通している。こ
れにより、図13に示すように、各ノズル85、86の
各噴出穴87より吹き出された窒素ガス等は、同図点線
の如く各ウエハWの表面を通り、各整流板101、10
2の取り込み口100より取り込まれる。すなわち、窒
素ガス等の流れに乱流が生じることがなくなる。なお、
乾燥室42内の下部には、液体を排出するための排出口
(図示せず。)が設けられている。 【0063】また、図3に示すように、乾燥室42内の
中部両側には、一対のパネルヒータ103、104が設
けられている。これらのパネルヒータ103、104に
は、パネルヒータコントローラ105が接続され、温度
コントロールが行われるようになっている。これによ
り、乾燥室42内は例えばIPAが沸騰する程度の温度
にコントロールされる。 【0064】また、図3に示すように、洗浄槽41と乾
燥室42との間、例えば洗浄槽41の液面より上部の両
側には、洗浄槽41から乾燥室42へ移送されるウエハ
Wに対して窒素ガスを吹き付けるノズル106、107
が設けられている。これらのノズル106、107も上
述したノズル85、86とほぼ同様の構成とされてい
る。ノズル106、107には、窒素ガスを0℃〜常
温、より好ましくは5℃程度の温度に冷却する冷却器1
08及び制御弁109を介して冷却された窒素ガスが供
給されるようになっている。 【0065】この冷却された窒素ガスの供給路の途中に
はIPA供給機構からのIPA供給路が合流しており、
窒素ガスの供給路内にIPAを供給できるようになって
いる。そのため、窒素ガスとIPAの混合ガスとしてノ
ズル106、107から噴霧して供給し、洗浄槽41の
液面より上部の空間に窒素及びIPAの混合気体の雰囲
気を形成することができる。 【0066】また、同様に窒素ガスとIPAの混合ガス
としてノズル106、107から噴霧して滴下させ洗浄
槽41の液面表面にIPA膜を形成することも可能であ
る。次に、以上のように構成された洗浄装置27の動作
を図14に示す処理フローに基づき説明する。なお、以
下の動作制御は、例えば図示を省略した制御部によって
行われる。 【0067】まず、乾燥室42下部のスライド扉72を
閉じ、回転扉59aが開いた状態で、乾燥室42上部の
蓋63を開ける(ステップ1401、図15)。 【0068】この状態で窒素ガスを供給し、乾燥室42
内を窒素ガスでパージする。なお、この窒素ガスによる
パージは上気蓋63を開ける前に行なっても良い。 【0069】次に、ウエハチャック84が乾燥室42内
に降下し、乾燥室42内のウエハガイド43にウエハW
を受け渡す(ステップ1402、図16)。次に、乾燥
室42上部の蓋63を閉じて、乾燥室42下部のスライ
ド扉72を開ける(ステップ1403、図17)。そし
て、ウエハWが保持されたウエハガイド43を下降し、
ウエハWを洗浄槽41内に移送し(ステップ1404、
図18)、乾燥室42下部の回転扉59aを閉じる(ス
テップ1405、図19)。 【0070】この後、洗浄槽41内では、HF/H2
混合液をノズル44、45より噴出してHF/H2 O混
合液を貯留し、貯留したHF/H2 O混合液にウエハW
に浸漬して薬液による洗浄を行う(ステップ1406、
図20)。 【0071】なお、この実施形態ではウエハWを洗浄槽
41内に移送してからHF/H2 O混合液を洗浄層41
内に供給する構成としたが、これ以外の方法として、予
め洗浄槽41内をHF/H2 O混合液で満しておいて、
この中にウエハWを洗浄槽41内に移送する方法も採用
可能である。このとき、上気いずれの方法においても、
ノズル44、45より噴出されたHF/H2 O混合液
は、洗浄層41内においてウエハWに向かう対流を形成
し、薬液洗浄を促進する。 【0072】次いで、HF/H2 O混合液を排出し、そ
の後DIWをノズル44、45より噴出し、濯ぎ処理を
行う(ステップ1407、図20)。同様にノズル4
4、45より噴出されたDIWは、洗浄層41内におい
てウエハWに向かう対流を形成し、濯ぎ処理を促進す
る。なお、HF/H2 O混合液を排出することなく、H
F/H2 O混合液を貯留した状態からそのままDIWを
噴出し、徐々にHF/H2O混合液を薄くするようにし
てもよい。一方、このような洗浄処理が行われている間
に、乾燥室42内ではノズル85、86より窒素ガスを
吹き出して窒素ガスで置換し(ステップ1408、図2
0)、その後ノズル85、86よりIPAまたはIPA
と窒素との混合ガスを吹き出し、乾燥室42内を予めI
PAの雰囲気にしている(ステップ1409、図2
0)。 【0073】その後、乾燥室42下部の回転扉59aを
開け(ステップ1410、図21)、ウエハWが保持さ
れたウエハガイド43を上昇してウエハWを乾燥室42
内に移送する(ステップ1411、図22、)。その
際、ノズル106、107から洗浄槽41から乾燥室4
2へ移送されるウエハWに対して窒素ガスが吹き付けら
れる。次に、乾燥室42下部のスライド扉72を閉じ
(ステップ1412、図23)、乾燥室42内のウエハ
Wに対してノズル85、86からIPAまたはIPAと
窒素ガスの混合ガスがダウンフローに吹き付けられる
(ステップ1413、図24)。この後、乾燥室42内
を排気して減圧すると共に、乾燥室42内のウエハWに
対してノズル85、86から窒素ガスをダウンフローに
吹き付ける(ステップ1414、図24)。なお、この
場合、乾燥室42内を減圧することなく、窒素ガスを吹
き付けてもよいし、窒素ガスを吹き付けることなく、乾
燥室42内を減圧してもよい。 【0074】しかる後に、窒素ガスを吹き付けながら乾
燥室42内の排気を停止して乾燥室42内を常圧に戻す
(ステップ1415、図23)。そして、乾燥室42上
部の蓋63を開け(ステップ1416、図25)、ウエ
ハチャック84が乾燥室42内に降下して乾燥室42内
のウエハガイド43よりウエハWを受け取り(ステップ
1417、図26)、ウエハチャック84が上昇してウ
エハWを乾燥室42の外側に搬出する(ステップ141
8、図27)。 【0075】このように本実施形態に係る洗浄装置27
では、乾燥室42と洗浄槽41とをそれぞれ上下に分離
すると共に、乾燥室42の空間と洗浄槽41の空間とを
回転扉59a及びスライド扉72により遮蔽可能とし、
洗浄槽41での洗浄処理を回転扉59aで遮蔽して、乾
燥室42での乾燥処理をスライド扉72で密閉・遮蔽し
て行うように構成したので、乾燥室42と洗浄槽41と
の相互間で薬液等による悪影響を及ぼし合うことはな
い。また、乾燥室42と洗浄槽41とをそれぞれ別個の
条件下で設計することができるので、設計の自由度が高
く、洗浄処理の高速化や装置のさらなる小形化等を図る
ことができる。例えば、乾燥室42内にパネルヒータ1
03、104を取り付けて乾燥室42内を加熱して乾燥
処理を短時間で行うようにすることも可能であるし、洗
浄槽42でウエハWの洗浄を行っている際に乾燥室42
内をIPAで置換しておいて乾燥処理を短時間で行うよ
うにすることも可能である。また、処理槽と乾燥室とが
同一の室内で行われていた従来の洗浄装置に比べ乾燥室
42を小形にできるので、より効率良く乾燥処理を行う
ことができる。さらに、乾燥室42内の容積を極力小さ
くすることができるので、乾燥室42の耐圧性がそれ程
要求されない。よって、乾燥室42の肉厚を薄くするこ
とができ、また減圧するために使用する真空ポンプ11
0の低出力化を図ることができる。 【0076】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れることなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可
能である。 【0077】例えば、上述した実施形態では、乾燥室4
2の開口部62の開閉手段を回転扉とスライド扉の2つ
の扉で構成したが、図28及び図29に示すように2つ
のモードを有する1つのスライド扉とすることができ
る。これらの図に示すように、スライド扉111は乾燥
室42の開口部62の幅よりも少し長く、かつウエハガ
イド43の支持部材74を通すための切り欠き部112
を有する点が図9及び図10に示したスライド扉と異な
る。そして、図14に示したステップ1404までは開
口部62を開いており、ステップ1405〜1409の
間は、図28に示すように切り欠き部112が開口部6
2と重複するようにスライド扉111を移動させて開口
部62を閉じる。この重複部分で支持部材74を通すこ
とが可能となる。次に、ステップ1410〜1411で
再び開口部62を開き、この後ステップ1412以降は
図29に示すように開口部62を完全に閉じるようにス
ライド扉111を移動させて開口部62を閉じる。この
場合も、エアーグリップシール72a,72bを膨らま
せて密閉性を高めている。 【0078】また、上述した実施形態では、不活性ガス
として窒素を用いていたが、アルゴンやヘリウム等の他
の不活性ガスを用いることも可能である。これらは、加
熱することで乾燥処理をより効果的に行うことが可能で
あるが、加熱しなくても勿論よい。 【0079】また、上述した実施形態では、水溶性でか
つ被処理基板に対する純水の表面張力を低下させる作用
を有する有機溶剤としてIPAを用いていたが、IPA
等のエーテル等のエーテル類、エチレングリコール等の
多価アルコール等の有機溶剤を用いることが可能であ
る。 【0080】また、上述した実施形態では、洗浄装置2
7においてHF/H2 O混合液による薬液処理と純水に
よる濯ぎ処理と乾燥処理とを行うものであったが、少な
くとも乾燥処理とその他の1つ以上の処理を行うものが
本発明の技術的範囲に含まれるものである。その他の処
理とは、HF/H2 O混合液による薬液処理、純水によ
る濯ぎ処理、NH4 OH/H2 2 /H2 O混合液によ
る薬液処理、HCl/H2 2 /H2 O混合液による薬
液処理等がある。従って、本発明に係る洗浄装置では、
例えばNH4 OH/H2 2 /H2 O混合液による薬液
処理とHCl/H2 2 /H2 O混合液による薬液処理
とHF/H2 O混合液による薬液処理と純水による濯ぎ
処理と乾燥処理とを行うように構成しても勿論よい。 【0081】また、上述した実施形態では、処理順に処
理槽を連接した洗浄処理装置に本発明に係る洗浄装置を
組み合わせた例を説明したが、本発明に係る洗浄装置を
スタンドアローンタイプの装置として用いることも可能
である。この場合、例えばローダ部とアンローダ部とを
兼ねた搬送部と本発明に係る洗浄装置とを連接して構成
することができる。 【0082】また、被処理基板も半導体ウエハに限るも
のでなく、LCD基板、ガラス基板、CD基板、フォト
マスク、プリント基板、セラミック基板等でも可能であ
る。 【0083】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
処理液を貯留し、貯留した処理液に被処理基板が浸漬さ
れる処理槽と、前記処理槽の上方に配置され、処理槽と
の間で被処理基板を移送するための開閉自在な開口部が
設けられた乾燥室と、前記開口部を介して前記処理槽と
前記乾燥室との間で被処理基板を移送する移送手段と、
前記乾燥室内を有機溶剤の雰囲気にする手段とを具備し
たので、乾燥処理の際に薬液処理による悪影響を受ける
ことはなく、設計の自由度が高く、洗浄処理の高速化や
装置のさらなる小形化等を図ることができ、さらに乾燥
室内を有機溶剤の雰囲気にする一方で減圧するような場
合には、乾燥室及び処理槽の肉厚を薄くすることがで
き、また減圧するために使用される真空ポンプ等の低出
力化を図ることができる。 【0084】上記洗浄装置において、前記開口部が閉時
には前記乾燥室を密閉する手段をさらに具備したので、
乾燥室の肉厚をさらに薄くすることができ、また減圧す
るために使用される真空ポンプ等のさらなる低出力化を
図ることができる。 【0085】処理液を貯留し、貯留した処理液に被処理
基板が浸漬される処理槽と、前記処理槽の上方に配置さ
れ、処理槽との間で被処理基板を移送するための開口部
が設けられた乾燥室と、前記乾燥室側より支持しつつ、
前記被処理基板を保持する保持部材と、前記開口部を介
して前記処理槽と前記乾燥室との間で前記保持部材を移
送する移送手段と、前記開口部を開閉し、閉時に前記乾
燥室を密閉する第1の開閉手段と、前記開口部を開閉
し、閉時に前記処理槽において前記乾燥室側より前記保
持部材を支持するための隙間を有するように前記開口部
を閉じる第2の開閉手段と、前記乾燥室内を有機溶剤の
雰囲気にする手段とを具備したので、乾燥室の肉厚をさ
らに薄くすることができ、また減圧するために使用され
る真空ポンプ等のさらなる低出力化を図ることができ
る。 【0086】処理液を貯留し、貯留した処理液に被処理
基板が浸漬される処理槽と、前記処理槽の上方に配置さ
れ、処理槽との間で被処理基板を移送するための開口部
が設けられた乾燥室と、前記乾燥室側より支持しつつ、
前記被処理基板を保持する保持部材と、前記開口部を介
して前記処理槽と前記乾燥室との間で前記保持部材を移
送する移送手段と、前記開口部を開閉し、閉時に前記乾
燥室を密閉する第1のモードと、閉時に前記処理槽にお
いて前記乾燥室側より前記保持部材を支持するための隙
間を有するように前記開口部を閉じる第2のモードとを
有する開閉手段と、前記乾燥室内を有機溶剤の雰囲気に
する手段とを具備したので、乾燥室の肉厚をさらに薄く
することができ、また減圧するために使用される真空ポ
ンプ等のさらなる低出力化を図ることができる。 【0087】上記洗浄装置において、前記処理槽と前記
乾燥室との間に配置され、処理槽から乾燥室へ移送され
る被処理基板に対して不活性ガスを吹き付ける手段をさ
らに具備したので、より効率良く乾燥処理を行うことが
できる。この場合、不活性ガスを冷却する冷却手段をさ
らに具備すれば、乾燥室内での有機溶剤による凝縮化を
促進することができる。 【0088】上記洗浄装置において、前記乾燥室内を減
圧する手段と、前記乾燥室内の被処理基板に対して不活
性ガスを吹き付ける手段とを具備したので、より効率良
く乾燥処理を行うことができる。 【0089】上記洗浄装置において、前記乾燥室内に配
置された加熱手段をさらに具備したので、より効率良く
乾燥処理を行うことができる。 【0090】上記洗浄装置において、前記処理槽に貯留
される処理液が、冷却された濯ぎ液であるので、乾燥室
内での有機溶剤による凝縮化を促進することができる。 【0091】本発明方法では、(a)乾燥室側より支持
された保持部材により被処理基板を保持しつつ、乾燥室
の開口部を介してその下方に設けられた処理槽に移送す
る工程と、(b)前記開口部を閉じる工程と、(c)移
送前又は移送後に前記処理槽に処理液を貯留し、前記被
処理基板を浸漬する工程と、(d)前記開口部を開け、
前記被処理基板を前記処理槽から前記乾燥室に移送する
工程と、(e)前記開口部を閉じる工程と、(f)前記
被処理基板を有機溶剤の雰囲気により乾燥する工程と、
を具備したので、乾燥処理の際に薬液処理による悪影響
を受けることはなく、設計の自由度が高く、洗浄処理の
高速化や装置のさらなる小形化等を図ることができ、さ
らに乾燥室及び処理槽の肉厚を薄くすることができ、ま
た減圧するために使用される真空ポンプ等の低出力化を
図ることができる。 【0092】上気方法において、工程(b)の前であっ
て、前記被処理基板を洗浄装置外部から前記乾燥室内へ
移送後、前記乾燥室が不活性ガスで充填されているの
で、乾燥処理の際に薬液処理による悪影響を受けること
がない。 【0093】上気方法において、前記工程(a)ないし
工程(f)において、前記処理槽に不活性ガスを供給す
るので、乾燥処理の際に薬液処理による悪影響を受ける
ことがない。 【0094】上気方法において、被処理基板が乾燥室に
移送される以前にすでに乾燥室内が有機溶剤の雰囲気に
されているので、乾燥処理をより効率良く行うことがで
きる。 上気方法において、前記被処理基板を前記乾燥
室から前記処理槽へ移送後に、前記開口部を閉じる工程
は、前記乾燥室側より前記保持部材を支持するための隙
間を持たせつつ閉じる工程であるので、前記保持部材を
処理槽に入れたまま洗浄処理が行なえる結果、洗浄処理
の高速化が図られる。 【0095】上気方法において、前記被処理基板を前記
処理槽から前記乾燥室へ移送後に前記開口部を閉じる工
程は、前記開口部を密閉する工程であるので、処理槽部
と乾燥室とが分けられることにより、処理液のミスト等
が乾燥室に入ることが防止される結果、乾燥処理の際に
薬液処理による悪影響を受けることがない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態に係る本実施形態は半導体
ウエハの洗浄処理装置の斜視図である。 【図2】図1に示した洗浄処理装置の平面図である。 【図3】図1の示した洗浄処理装置おける洗浄装置の縦
断正面図である。 【図4】図3に示した洗浄装置の縦断側面図である。 【図5】図3に示した洗浄装置の斜視図である。 【図6】図3に示した洗浄装置の上部の蓋の近傍を示す
斜視図である。 【図7】図3に示した洗浄装置の蓋駆動部の概略構成を
示す図である。 【図8】図3に示した洗浄装置の回転扉機構の構成を示
す斜視図である。 【図9】図3に示した洗浄装置のスライド扉機構を示す
斜視図である。 【図10】図9に示したスライド扉機構を示す縦断正面
図である。 【図11】図3に示した洗浄装置のウエハガイドを示す
斜視図である。 【図12】図3に示した洗浄装置のノズルと排出口を示
す斜視図である。 【図13】図3に示した洗浄装置の整流板の作用を説明
するための図である。 【図14】図3に示した洗浄装置の動作を処理フローで
ある。 【図15】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図14のステップ1401に対応)。 【図16】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図14のステップ1402に対応)。 【図17】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図14のステップ1403に対応)。 【図18】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図14のステップ1404に対応)。 【図19】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図14のステップ1405に対応)。 【図20】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図14のステップ1406〜1409に対応)。 【図21】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図14のステップ1410に対応)。 【図22】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図14のステップ1411に対応)。 【図23】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図14のステップ1412、1415に対応)。 【図24】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図14のステップ1413、1414に対応)。 【図25】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図14のステップ1416に対応)。 【図26】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図14のステップ1417に対応)。 【図27】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図14のステップ1418に対応)。 【図28】本発明の他の実施形態に係るスライド扉機構
を示す平面図である。 【図29】本発明の他の実施形態に係るスライド扉機構
を示す平面図である。 【図30】従来の洗浄装置を示す概略図である。 【符号の説明】 27 洗浄装置 41 洗浄槽 42 乾燥室 43 ウエハガイド 44、45 ノズル 59 回転扉機構 61 乾燥室上部の開口部 62 乾燥室下部の開口部 63 密閉型の蓋 64 スライド扉機構 66 蓋駆動部 72 スライド扉 85、86 ノズル 98、99 排出口 101、102 整流板 103、104 パネルヒータ 106、107 ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−77203(JP,A) 特開 平4−251930(JP,A) 特開 平3−236232(JP,A) 特開 昭64−81230(JP,A) 特開 平6−283497(JP,A) 特開 平6−120197(JP,A) 特開 昭61−101032(JP,A) 特開 平3−70134(JP,A) 特開 平7−153734(JP,A) 特開 平2−156531(JP,A) 特開 平6−283496(JP,A) 特開 平6−326073(JP,A) 特開 平7−130699(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304 651 B08B 3/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 処理液を貯溜し、貯溜した処理液に被処
    理基板が浸漬される処理槽と、 前記処理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処理基
    板を移送するための開閉自在な下部開口部と、蓋が配置
    された上部開口部が設けられた乾燥室と、 前記下部開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との間
    で被処理基板を移送する移送手段と、 前記乾燥室内を有機溶剤の雰囲気にする手段と 前記処理槽と前記乾燥室との間に配置され、処理槽から
    乾燥室へ移送される被処理基板に対して不活性ガスを吹
    き付ける手段と を具備することを特徴とする洗浄装置。 【請求項2】 処理液を貯溜し、貯溜した処理液に被処
    理基板が浸漬される処理槽と、 前記処理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処理基
    板を移送するための開閉自在な下部開口部と、蓋が配置
    された上部開口部が設けられた乾燥室と、 前記下部開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との間
    で被処理基板を移送する移送手段と、 前記乾燥室内を有機溶剤の雰囲気にする手段とを具備
    し、 前記移送手段は、被処理基板を保持する基板ガイドと、
    基板ガイドと固定されるガイド上下棒と、ガイド上下棒
    と接続されるガイドZ軸機構を有し、 前記ガイド上下棒は、前記乾燥室の上部に設けられたグ
    リップ機構を介して外側に上下動可能に突き出て前記ガ
    イドZ軸機構と接続されていることを特徴とする洗浄装
    置。 【請求項3】 前記グリップ機構は、前記ガイド上下棒
    を包囲するエアーグリップシールを有し、前記ガイド上
    下棒を上下に駆動するときには、エアーグリップシール
    からエアーを抜き、前記乾燥室を密閉するときにはエア
    ーグリップシールを膨らますことを特徴とする請求項2
    記載の洗浄装置。 【請求項4】 請求項1〜3いずれか1項記載の洗浄装
    置において、 前記下部開口部が閉時には前記乾燥室を密閉する手段を
    さらに具備することを特徴とする洗浄装置。 【請求項5】 処理液を貯溜し、貯溜した処理液に被処
    理基板が浸漬される処理槽と、 前記処理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処理基
    板を移送するための開閉自在な下部開口部と、蓋が配置
    された上部開口部が設けられた乾燥室と、 前記下部開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との間
    で被処理基板を移送する移送手段と、 前記乾燥室内を有機溶剤の雰囲気にするノズルと、 前記乾燥室の下部に両側に設けられた気体排出手段と、 前記乾燥室の下部に設けられた液体排出口と、 を具備することを特徴とする洗浄装置。 【請求項6】 請求項5記載の洗浄装置において、 前記ノズルは、被処理基板の配列方向に沿って隣接する
    被処理基板間の間隔と同一ピッチで設けられた噴出穴を
    有することを特徴とする洗浄装置。 【請求項7】 処理液を貯溜し、貯溜した処理液に被処
    理基板が浸漬される処理槽と、 前記処理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処理基
    板を移送するための開閉自在な下部開口部と、蓋が配置
    された上部開口部が設けられた乾燥室と、 前記下部開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との間
    で被処理基板を移送する移送手段と、 前記乾燥室内を有機溶剤の雰囲気にする手段とを具備
    し、 前記乾燥室内を有機溶剤の雰囲気にする手段は、被処理
    基板の配列方向に沿って隣接する被処理基板間の間隔と
    同一ピッチで設けられた噴出穴を有することを特徴とす
    る洗浄装置。 【請求項8】 請求項1〜7いずれか1項記載の洗浄装
    置において、 前記乾燥室の上部開口部の蓋は、円筒を縦方向に切断し
    た形状の密閉型の蓋であることを特徴とする洗浄装置。 【請求項9】 処理液を貯溜し、貯溜した処理液に被処
    理基板が浸漬される処理槽と、 前記処理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処理基
    板を移送するための開閉自在な下部開口部と、上部開口
    部が設けられた乾燥室と、 前記乾燥室の上部開口部を開閉自在に配置され、円筒を
    縦方向に切断した形状の密閉型の蓋と、 前記下部開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との間
    で被処理基板を移送する移送手段と、 前記乾燥室内を有機溶剤の雰囲気にする手段とを具備す
    ることを特徴とする洗浄装置。 【請求項10】 請求項1〜9いずれか1項記載の洗浄
    装置において、 前記上部開口部の両側には、前記蓋を固定して押し付け
    る蓋固定機構が設けられていることを特徴とする洗浄装
    置。 【請求項11】 請求項1〜10いずれか1項記載の洗
    浄装置において、 前記乾燥室の近傍には、前記蓋を先端に固定する回転ア
    ームと、前記蓋を上下動するシリンダとが設けられてい
    ることを特徴とする洗浄装置。 【請求項12】 請求項8又は9記載の洗浄装置におい
    て、 前記蓋により前記上部開口部が塞がれた前記乾燥室の内
    側を円筒形状としたことを特徴とする洗浄装置。 【請求項13】 処理液を貯溜し、貯溜した処理液に被
    処理基板が浸漬される処理槽と、 前記処理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処理基
    板を移送するための開閉自在な下部開口部と、上部開口
    部が設けられた乾燥室と、 前記乾燥室の上部開口部を開閉自在に配置され、円筒を
    縦方向に切断した形状の密閉型の蓋と、 前記下部開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との間
    で被処理基板を移送する移送手段と、 被処理基板の配列方向に沿って隣接する被処理基板間の
    間隔と同一ピッチで設けられた噴出穴を有し、前記乾燥
    室内を有機溶剤の雰囲気にする手段と、 前記乾燥室の下部の両側に設けられた気体排出手段と、 前記乾燥室の下部に設けられた液体排出口と、を具備
    し、 前記蓋により前記上部開口部が塞がれた前記乾燥室の内
    側を円筒形状としたことを特徴とする洗浄装置。 【請求項14】 処理液を貯留し、貯留した処理液に被
    処理基板が浸漬される処理槽と、 前記処理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処理基
    板を移送するための開口部が設けられた乾燥室と、 前記乾燥室側より支持しつつ、前記被処理基板を保持す
    る保持部材と、 前記開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との間で前
    記保持部材を移送する移送手段と、 前記開口部を開閉し、閉時に前記乾燥室を密閉する第1
    の開閉手段と、 前記開口部を開閉し、閉時に前記処理槽において前記乾
    燥室側より前記保持部材を支持するための隙間を有する
    ように前記開口部を閉じる第2の開閉手段と、 前記乾燥室内を有機溶剤の雰囲気にする手段とを具備す
    ることを特徴とする洗浄装置。 【請求項15】 処理液を貯留し、貯留した処理液に被
    処理基板が浸漬される処理槽と、 前記処理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処理基
    板を移送するための開口部が設けられた乾燥室と、 前記乾燥室側より支持しつつ、前記被処理基板を保持す
    る保持部材と、 前記開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との間で前
    記保持部材を移送する移送手段と、 前記開口部を開閉し、閉時に前記乾燥室を密閉する第1
    のモードと、閉時に前記処理槽において前記乾燥室側よ
    り前記保持部材を支持するための隙間を有するように前
    記開口部を閉じる第2のモードとを有する開閉手段と、 前記乾燥室内を有機溶剤の雰囲気にする手段とを具備す
    ることを特徴とする洗浄装置。 【請求項16】 請求項1〜15いずれか1項記載の洗
    浄装置において、 前記処理槽の処理液が、脱気処理された濯ぎ液であるこ
    とを特徴とする洗浄装置。 【請求項17】 請求項2,3,5〜7,9,13〜1
    5いずれか1項記載の洗浄装置において、 前記処理槽と前記乾燥室との間に配置され、処理槽から
    乾燥室へ移送される被処理基板に対して不活性ガスを吹
    き付ける手段をさらに具備することを特徴とする洗浄装
    置。 【請求項18】 請求項17記載の洗浄装置において、 前記不活性ガスを冷却する冷却手段をさらに具備するこ
    とを特徴とする洗浄装置。 【請求項19】 請求項1〜18いずれか1項記載の洗
    浄装置において、 前記乾燥室内を減圧する手段と、前記乾燥室内の被処理
    基板に対して不活性ガスを吹き付ける手段とをさらに具
    備することを特徴とする洗浄装置。 【請求項20】 請求項1〜19いずれか1項記載の洗
    浄装置において、 前記乾燥室内に配置された加熱手段をさらに具備するこ
    とを特徴とする洗浄装置。 【請求項21】 請求項1〜20いずれか1項記載の洗
    浄装置において、 前記処理槽に貯留される処理液が、冷却された濯ぎ液で
    あることを特徴とする洗浄装置。 【請求項22】 処理液を貯留し、貯留した処理液に被
    処理基板が浸漬される処理槽と、 前記処理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処理基
    板を移送するための開閉自在の開口部が設けられた乾燥
    室と、 前記開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との間で被
    処理基板を移送する移送手段と、 前記乾燥室内を有機溶剤の雰囲気にする手段と、を具備
    し、 前記処理槽内に貯溜される処理液が、冷却された濯ぎ液
    であることを特徴とする洗浄装置。 【請求項23】 (a)乾燥室側より支持された保持部
    材により被処理基板を保持しつつ、乾燥室の開口部を介
    してその下方に設けられた処理槽に移送する工程と、 (b)前記開口部を閉じる工程と、 (c)移送前又は移送後に前記処理槽に処理液を貯留
    し、前記被処理基板を浸漬する工程と、 (d)前記開口部を開け、前記被処理基板を前記処理槽
    から前記乾燥室に移送する工程と、 (e)前記開口部を閉じる工程と、 (f)前記被処理基板を有機溶剤の雰囲気により乾燥す
    る工程と、を具備し、前記工程(d)の前に、前記処理
    槽に有機溶剤を含む気体を供給することを特徴とする洗
    浄方法。 【請求項24】 (a)乾燥室側より支持された保持部
    材により被処理基板を保持しつつ、乾燥室の開口部を介
    してその下方に設けられた処理槽に移送する工程と、 (b)前記開口部を閉じる工程と、 (c)移送前又は移送後に前記処理槽に処理液を貯留
    し、前記被処理基板を浸漬する工程と、 (d)前記開口部を開け、前記被処理基板を前記処理槽
    から前記乾燥室に移送する工程と、 (e)前記開口部を閉じる工程と、 (f)前記被処理基板を有機溶剤の雰囲気により乾燥す
    る工程と、を具備し、 前記工程(d)の間に、前記処理槽に有機溶剤を含む気
    体を供給することを特徴とする洗浄方法。 【請求項25】 (a)乾燥室側より支持された保持部
    材により被処理基板を保持しつつ、乾燥室の開口部を介
    してその下方に設けられた処理槽に移送する工程と、 (b)前記開口部を閉じる工程と、 (c)移送前又は移送後に前記処理槽に処理液を貯留
    し、前記被処理基板を浸漬する工程と、 (d)前記開口部を開け、前記被処理基板を前記処理槽
    から前記乾燥室に移送する工程と、 (e)前記開口部を閉じる工程と、 (f)前記被処理基板を有機溶剤の雰囲気により乾燥す
    る工程と、を具備し、 前記(f)工程の後に、前記乾燥室内を減圧しながら、
    前記乾燥室内の被処理基板に対して不活性ガスを吹き付
    ける工程を更に具備することを特徴とする洗浄方法。 【0026】 (a)乾燥室側より支持された保持部材
    により被処理基板を保持しつつ、乾燥室の開口部を介し
    てその下方に設けられた処理槽に移送する工程と、 (b)前記開口部を閉じる工程と、 (c)移送前又は移送後に前記処理槽に処理液を貯留
    し、前記被処理基板を浸漬する工程と、 (d)前記開口部を開け、前記被処理基板を前記処理槽
    から前記乾燥室に移送する工程と、 (e)前記開口部を閉じる工程と、 (f)前記被処理基板を有機溶剤の雰囲気により乾燥す
    る工程と、を具備し、 前記(b)工程と前記(d)工程の間に、前記乾燥室を
    予め有機溶剤の雰囲気にしておく工程を更に有すること
    を特徴とする洗浄方法。 【請求項27】 (a)乾燥室側より支持された保持部
    材により被処理基板を保持しつつ、乾燥室の開口部を介
    してその下方に設けられた処理槽に移送する工程と、 (b)前記開口部を閉じる工程と、 (c)移送前又は移送後に前記処理槽に処理液を貯留
    し、前記被処理基板を浸漬する工程と、 (d)前記開口部を開け、前記被処理基板を前記処理槽
    から前記乾燥室に移送する工程と、 (e)前記開口部を閉じる工程と、 (f)前記被処理基板を有機溶剤の雰囲気により乾燥す
    る工程と、を具備し、 前記処理槽に貯留される処理液が、冷却された濯ぎ液で
    あることを特徴とする洗浄方法。 【請求項28】 (a)乾燥室側より支持された保持部
    材により被処理基板を保持しつつ、乾燥室の開口部を介
    してその下方に設けられた処理槽に移送する工程と、 (b)前記開口部を閉じる工程と、 (c)移送前又は移送後に前記処理槽に処理液を貯留
    し、前記被処理基板を浸漬する工程と、 (d)前記開口部を開け、前記被処理基板を前記処理槽
    から前記乾燥室に移送する工程と、 (e)前記開口部を閉じる工程と、 (f)前記被処理基板を有機溶剤の雰囲気により乾燥す
    る工程と、を具備し、 前記被処理基板を前記乾燥室から前記処理槽へ移送後
    に、前記開口部を閉じる工程は、前記乾燥室側より前記
    保持部材を支持するための隙間を持たせつつ閉じる工程
    であることを特徴とする洗浄方法。 【請求項29】 (a)乾燥室側より支持された保持部
    材により被処理基板を保持しつつ、乾燥室の開口部を介
    してその下方に設けられた処理槽に移送する工程と、 (b)移送前又は移送後に前記処理槽に冷却された濯ぎ
    液を貯留し、前記被処理基板を浸漬する工程と、 (c)前記被処理基板を前記処理槽から前記乾燥室に移
    送する工程と、 (d)前記被処理基板を有機溶剤の雰囲気により乾燥す
    る工程と、 を具備することを特徴とする洗浄方法。 【請求項30】 請求項29記載の洗浄方法において、 前記工程(c)の前に、前記処理槽に有機溶剤を含む気
    体を供給することを特徴とする洗浄方法。 【請求項31】 請求項29記載の洗浄方法において、 前記工程(c)の前に、前記乾燥室に有機溶剤を含む気
    体を供給することを特徴とする洗浄方法。
JP25902697A 1996-09-27 1997-09-24 洗浄装置及び洗浄方法 Expired - Fee Related JP3171822B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25902697A JP3171822B2 (ja) 1996-09-27 1997-09-24 洗浄装置及び洗浄方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-256638 1996-09-27
JP25663896 1996-09-27
JP25902697A JP3171822B2 (ja) 1996-09-27 1997-09-24 洗浄装置及び洗浄方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10154689A JPH10154689A (ja) 1998-06-09
JP3171822B2 true JP3171822B2 (ja) 2001-06-04

Family

ID=26542823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25902697A Expired - Fee Related JP3171822B2 (ja) 1996-09-27 1997-09-24 洗浄装置及び洗浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3171822B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100417040B1 (ko) 2000-08-03 2004-02-05 삼성전자주식회사 웨이퍼를 건조시키기 위한 방법 및 이를 수행하기 위한웨이퍼 건조장치
KR100691241B1 (ko) * 2000-08-24 2007-03-12 삼성전자주식회사 습식 세정 장치의 건조 장치 및 건조 방법
KR100427008B1 (ko) * 2001-02-21 2004-04-13 에이펫(주) 기판 처리 장치
KR100647485B1 (ko) * 2001-03-30 2006-11-17 삼성전자주식회사 기판의 건조방법
KR100481309B1 (ko) * 2002-06-27 2005-04-07 삼성전자주식회사 반도체 기판의 건조장비
JP3560962B1 (ja) 2003-07-02 2004-09-02 エス・イー・エス株式会社 基板処理法及び基板処理装置
KR100672942B1 (ko) 2004-10-27 2007-01-24 삼성전자주식회사 반도체 소자 제조에 사용되는 기판 건조 장치 및 방법
KR100595140B1 (ko) 2004-12-31 2006-06-30 동부일렉트로닉스 주식회사 화학 잔류물을 효과적으로 제거하기 위한 웨이퍼 세정 방법
KR100666352B1 (ko) 2005-05-26 2007-01-11 세메스 주식회사 기판 세정 건조 장치 및 방법
US9829249B2 (en) * 2015-03-10 2017-11-28 Mei, Llc Wafer dryer apparatus and method
CN115193817B (zh) * 2022-09-16 2022-12-27 帝京半导体科技(苏州)有限公司 半导体设备不锈钢零部件超高洁清洗装置及工艺
CN115881594B (zh) * 2023-01-04 2023-08-18 北京北方华创微电子装备有限公司 半导体干燥装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10154689A (ja) 1998-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100407869B1 (ko) 세정장치및세정방법
JP3171807B2 (ja) 洗浄装置及び洗浄方法
KR100432270B1 (ko) 세정장치및세정방법
US6895979B2 (en) Processing apparatus and processing method
EP0833376B1 (en) Apparatus for and method of cleaning objects to be processed
JP3171822B2 (ja) 洗浄装置及び洗浄方法
JP7055467B2 (ja) 半導体ウェハの洗浄方法及び洗浄装置
KR100414775B1 (ko) 피처리기판용처리장치및세정장치
JP3193327B2 (ja) 洗浄装置
JP4286336B2 (ja) 洗浄装置及び洗浄方法
JP3171821B2 (ja) 洗浄装置及び洗浄方法
JP3243708B2 (ja) 処理方法及び処理装置
JP3540550B2 (ja) 処理装置及び処理方法
JPH10321577A (ja) 半導体基板の洗浄装置
JP3127353B2 (ja) 処理方法及び処理装置
JP3177706B2 (ja) 洗浄装置及び洗浄方法
JPH05129270A (ja) 洗浄装置
JP2002289573A (ja) 基板処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010306

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130323

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130323

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160323

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees