JP2001230231A - 液処理装置及び液処理方法 - Google Patents

液処理装置及び液処理方法

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JP2001230231A JP2000036811A JP2000036811A JP2001230231A JP 2001230231 A JP2001230231 A JP 2001230231A JP 2000036811 A JP2000036811 A JP 2000036811A JP 2000036811 A JP2000036811 A JP 2000036811A JP 2001230231 A JP2001230231 A JP 2001230231A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理時における処理液の温度変動を可及的に
少なくすると共に、処理液の温度回復時間を短くし、ま
た、異なる処理の各所定処理温度の設定を容易にすると
共に、異なる処理を連続して効率よく行えるようにし
て、処理効率の向上を図ること。 【解決手段】 半導体ウエハWを収容する処理室として
の内筒体25と、この内チャンバ23内の半導体ウエハ
Wに処理液(薬液)を供給する薬液供給手段50を具備
する液処理装置において、内筒体25の外周位置に配設
されると共に、温調媒体が流動可能な処理室温調手段9
0と、処理室温調手段90に温調媒体を供給する温調媒
体の供給手段100とを設ける。これにより、処理時
に、内筒体25及び内チャンバ23内を薬液の温度と同
じ温度雰囲気に温調することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液処理装置及び
液処理方法に関するもので、更に詳細には、例えば半導
体ウエハやLCD用ガラス基板等の被処理体に処理液例
えば薬液等を供給して洗浄等の処理を施す液処理装置及
び液処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体デバイスの製造工程やL
CD製造工程においては、半導体ウエハやLCD用ガラ
ス等の被処理体(以下にウエハ等という)に付着したレ
ジストやドライ処理後の残渣(ポリマ等)を除去するた
めに、処理液等を用いる液処理装置(方法)が広く採用
されている。
【0003】また、従来のこの種の液処理装置(方法)
として、複数のウエハ等を保持する回転保持体(ロー
タ)を処理室内に収容し、ウエハ等を回転させながら処
理液を供給して洗浄等の処理を施す回転式液処理装置
(方法)が知られている。
【0004】この回転式液処理装置(方法)によれば、
ウエハ等に薬液等の処理液を供給して洗浄等の第1の処
理を施した後、例えばイソプロピル アルコール(IP
A)等の別の処理液を供給して第2の処理例えば薬液の
除去及び乾燥処理を行うことができる。
【0005】また、この種の液処理方法において、薬液
処理の際に薬液の温度を比較的高い温度例えば80℃程
度で行う必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような回転式液処理装置(方法)においては、ウエハ等
を回転させながら処理液(薬液)を供給するため、処理
液(薬液)の温度が極端に低下してしまい、処理能力を
低下させる。また、処理液(薬液)を循環して使用する
場合、処理液(薬液)の温度を目的の温度に回復するま
でに多くの時間を要する。したがって、処理効率の低下
をきたすという問題があった。
【0007】また、薬液処理後に、第2の処理を行う場
合、別の処理液として揮発性の高い上記IPA等を使用
するときには、高温の薬液処理後の処理雰囲気温度を低
くして処理を行う必要が考えられる。しかし、この冷却
に時間を要すると、その間、次の処理の待機時間が長く
なって処理効率が低下するという問題もあった。
【0008】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、処理時における処理液の温度変動を可及的に少なく
すると共に、処理液の温度回復時間を短くして処理効率
の向上を図れるようにすることを第1の目的とし、異な
る処理の各所定処理温度の設定を容易にすると共に、異
なる処理を連続して効率よく行えるようにすることを第
2の目的とする液処理装置及び液処理方法を提供するも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、被処理体を収容する処理室
と、この処理室内の被処理体に処理液を供給する処理液
供給手段と、を具備する液処理装置において、 上記処
理室の外周位置に配設されると共に、温調媒体が流動可
能な処理室温調手段と、 上記処理室温調手段に温調媒
体を供給する温調媒体の供給手段と、を具備することを
特徴とする。
【0010】このように構成することにより、処理室の
外周位置に配設される処理室温調手段に、温調媒体の供
給手段によって温調媒体を供給することができるので、
処理室内に収容される被処理体に所定の温度の処理液を
供給する処理時に、処理室の外周に温調媒体を流動して
処理室及び処理室内を処理液の温度に温調することがで
き、処理液の温度低下や昇温等の温度変動を少なくする
ことができる。また、処理液を循環供給する場合には、
処理液の回復温度時間を短くすることができる。したが
って、処理効率の向上を図ることができる。
【0011】請求項2記載の発明は、被処理体を収容す
る処理室と、この処理室内の被処理体に処理液を供給す
る処理液供給手段と、を具備する液処理装置において、
上記処理室の外周位置に配設されると共に、温調媒体
が流動可能な処理室温調手段と、 上記処理室温調手段
に接続されると共に、処理室温調手段に温調媒体を供給
する温調媒体の供給手段と、 切換手段を介して上記処
理室温調手段に接続される冷却用温調媒体の供給源と、
を具備することを特徴とする。この場合、上記切換手段
を切換制御する制御手段を更に具備する方が好ましい
(請求項3)。
【0012】このように構成することにより、処理室の
外周位置に配設される処理室温調手段に、切換手段の切
換操作によって温調媒体又は冷却用温調媒体を選択して
供給することができるので、処理室内に収容される被処
理体に所定の温度の処理液を供給する第1の処理時に、
処理室の外周に温調媒体を流動して処理室及び処理室内
を処理液の温度に温調して処理を行った後、処理室の外
周に冷却用温調媒体を流動して処理室及び処理室内を冷
却した状態で、被処理体に別の処理液を供給して被処理
体に第2の処理を施すことができる。したがって、異な
る処理の各所定処理温度の設定を容易にすると共に、異
なる処理を連続して効率よく行うことができる。
【0013】請求項4記載の発明は、被処理体を回転可
能に保持する保持手段と、 上記被処理体及び保持手段
を収容する処理室と、 上記処理室内の上記被処理体に
処理液を供給する処理液供給手段と、 上記処理室の外
周位置に配設される処理室温調手段と、を具備すること
を特徴とする。この場合、上記処理室は、第1の処理室
と、この第1の処理室の外周を包囲する第2の処理室と
で構成されると共に、第1の処理室と第2の処理室は相
対的に移動可能に形成され、処理室温調手段は、少なく
とも上記第1の処理室の外周位置に配設される方が好ま
しい(請求項5)。また、上記処理室温調手段に、温調
媒体の供給手段により温調された温調媒体を流動可能に
形成してもよく(請求項6)、また、上記温調媒体の代
わりに冷却用温調媒体を流動可能にしてもよい。
【0014】上記のように構成することにより、処理室
の外周位置に配設される処理室温調手段によって、処理
室内を温調することができるので、処理室内に収容され
る被処理体を回転させて所定の温度の処理液を供給する
処理時に、処理液の温度低下や昇温等の温度変動を少な
くすることができる。また、処理液を循環供給する場合
には、処理液の回復温度時間を短くすることができる。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項1、2又は
6記載の発明において、 上記温調媒体の供給手段は、
処理室温調手段に接続する循環管路と、この循環管路に
介設される循環ポンプとを具備し、 上記循環管路内を
流れる温調媒体を、処理液供給手段の処理液を所定温度
に温調する処理液温調手段によって温調可能に形成して
なる、ことを特徴とする。
【0016】このように構成することにより、温調媒体
の供給手段を構成する循環管路内を流れる温調媒体を、
処理液供給手段の処理液を所定温度に温調する処理液温
調手段によって温調可能に形成するので、処理時におけ
る処理液の温度と処理室及び処理室内の温度とを容易に
等しくすることができる。
【0017】上記請求項1、2、3、6又は7記載の発
明において、上記温調媒体の供給手段は、温調媒体を貯
留する貯留容器を具備する方が好ましく、更に好ましく
は、貯留容器に、温調媒体中の空気の除去機構を設ける
方がよい(請求項8)。また、上記処理液供給手段は、
処理液供給ノズルと、処理液供給管路を介して上記処理
液供給ノズルに接続する処理液貯留部と、上記処理液貯
留部の外周に配設されて処理液貯留部内に貯留される処
理液を所定温度に温調する処理液温調手段と、を具備す
る方が好ましい(請求項9)。この場合、上記処理液貯
留部は、内側タンクと外側タンクとからなる二重タンク
にて形成されると共に、外側タンクの外側に処理液温調
手段が配設され、上記外側タンクと内側タンクとの間
に、温調媒体の供給手段の循環管路の一部を配設して熱
交換部を構成する方が好ましい(請求項10)。
【0018】温調媒体の供給手段に、温調媒体を貯留す
る貯留容器を具備することにより、貯留容器内に温調媒
体を貯留することができるので、循環管路を必要以上に
長くすることなく、温調に必要な容量の温調媒体を確保
することができる。しかも、温調媒体として液体を用い
た場合、温調媒体中の空気を除去して温調手段に供給す
ることができる(請求項8)。また、処理液供給手段
に、処理液供給ノズルと、処理液供給管路を介して処理
液供給ノズルに接続する処理液貯留部と、この処理液貯
留部の外周に配設されて処理液貯留部内に貯留される処
理液を所定温度に温調する処理液温調手段とを具備する
ことにより、処理液貯留部内に貯留された処理液を処理
液温調手段によって所定温度に温調することができると
共に、処理液供給ノズルを介して処理室内に供給するこ
とができる(請求項9)。この場合、処理液貯留部を、
内側タンクと外側タンクとからなる二重タンクにて形成
すると共に、外側タンクの外側に処理液温調手段を配設
し、外側タンクと内側タンクとの間に、温調媒体の供給
手段の循環管路の一部を配設して熱交換部を構成するこ
とにより、スペースの有効利用が図れると共に、温調媒
体を確実に処理液温度と等しくすることができる(請求
項10)。
【0019】また、上記請求項1ないし5のいずれかに
記載の発明において、上記処理室と処理液供給手段とを
処理液供給管路及び処理液戻り管路を介して接続する方
が好ましい(請求項11)。
【0020】このように構成することにより、処理液を
循環供給することができるので、処理液の有効利用を図
ることができる。
【0021】請求項12記載の発明は、請求項1、2、
4、5又は6記載の発明において、上記処理室温調手段
は、処理室の外側に蛇行状に配設される蛇行管と、この
蛇行管と処理室外面との間に介在されるスペーサ部材と
を具備し、 上記スペーサ部材は、熱伝導性の材質にて
形成され、上記蛇行管との接触部は、蛇行管の外面に接
触する円弧面をなし、上記処理室外面に接触する面は拡
開面をなす、ことを特徴とする。この場合、上記温調手
段の蛇行管の外側に、断熱性を有する保温シートを被着
する方が好ましい(請求項13)。
【0022】このように構成することにより、処理室温
調手段を構成する蛇行管内を流動する温調媒体又は冷却
用温調媒体の熱をスペーサ部材を介して効率よく処理室
外面及び処理室内に伝達することができる(請求項1
2)。また、処理液温調手段の蛇行管の外側に、断熱性
を有する保温シートを被着することにより、処理室温調
手段の熱損失を抑制することができるので、更に保温効
果を高めることができる(請求項13)。
【0023】請求項14記載の発明は、処理室内に収容
される被処理体に処理液を供給して処理を施す液処理方
法において、 上記処理室内に収容される上記被処理体
に所定の温度の処理液を供給する処理時に、上記処理室
の外周に温調媒体を流動して処理室及び処理室内を温調
する、ことを特徴とする。
【0024】請求項14記載の発明によれば、処理室内
に収容される上記被処理体に所定の温度の処理液を供給
する処理時に、処理室の外周に温調媒体を流動して処理
室及び処理室内を温調することにより、処理液の温度低
下や昇温等の温度変動を少なくすることができる。ま
た、処理液を循環供給する場合には、処理液の回復温度
時間を短くすることができる。したがって、処理効率の
向上を図ることができる。
【0025】また、請求項15記載の発明は、処理室内
に収容される被処理体に処理液を供給して処理を施す液
処理方法において、 上記処理室内に収容される上記被
処理体に所定の温度の処理液を供給する第1の処理時
に、上記処理室の外周に配設された処理室温調手段の動
作によって処理室及び処理室内を温調する工程と、 上
記処理液の供給を停止すると共に、上記処理液温調手段
の動作を停止する工程と、 上記被処理体に別の処理液
を供給して被処理体に第2の処理を施す工程と、を有す
ることを特徴とする。この場合、上記処理室温調手段に
温調媒体を流動して、処理室及び処理室内を温調するこ
とができる(請求項16)。
【0026】請求項15記載の発明によれば、処理室内
に収容される被処理体に所定の温度の処理液を供給する
処理時に、処理室の外周に配設された処理室温調手段を
駆動することにより、処理室及び処理室内を温調して処
理を行い、その後、処理液の供給を停止すると共に、処
理室温調手段の駆動を停止する。そして、被処理体に別
の処理液を供給して被処理体に第2の処理を施すことに
より、異なる処理の各所定処理温度の設定を容易にする
と共に、異なる処理を連続して効率よく行うことができ
る。この場合、処理室温調手段に、温調媒体を流動し
て、処理室及び処理室内を温調することにより、温調効
率を良好にすることができる(請求項16)。
【0027】また、請求項17記載の発明は、請求項1
5又は16記載の液処理方法において、 上記処理室温
調手段に冷却用温調媒体を流動して、処理室及び処理室
内を冷却することを特徴とする。
【0028】請求項17記載の発明によれば、処理室温
調手段に冷却用温調媒体を流動して処理室及び処理室内
を冷却することにより、所定の温度に温調された処理室
及び処理室内を容易に冷却することができる。
【0029】また、請求項18記載の発明は、処理室内
に収容される被処理体に処理液を供給して処理を施す液
処理方法において、 上記処理室内に収容される上記被
処理体に所定の温度の処理液を供給する第1の処理時
に、上記処理室内を温調する工程と、 上記処理液の供
給を停止すると共に、上記処理室内の温調を停止する工
程と、 上記温調された処理室内を冷却する工程と、
上記被処理体に別の処理液を供給して被処理体に第2の
処理を施す工程と、を有することを特徴とする。
【0030】請求項18記載の発明によれば、処理室内
に収容される被処理体に所定の温度の処理液を供給する
処理時に、処理室内を温調して処理を行い、その後、処
理液の供給を停止すると共に、処理室内の温調を停止す
る。そして、温調された処理室内を冷却した状態で、被
処理体に別の処理液を供給して被処理体に第2の処理を
施すことにより、異なる処理の各所定処理温度の設定を
容易にすると共に、異なる処理を連続して効率よく行う
ことができる。この場合、温調手段(媒体)として、例
えば、温調水、加温された不活性ガス(例えばN2ガ
ス)やヒータ等を用いることができる。また、冷却手段
(媒体)として、例えば、冷却水や常温の不活性ガス
(例えばN2ガス)等を用いることができる。
【0031】また、請求項19記載の発明は、請求項1
4ないし18のいずれかに記載の液処理方法において、
上記処理室内を処理液の温度に温調することを特徴と
する。
【0032】請求項19記載の発明によれば、処理室内
を処理液の温度に温調することにより、処理液の温度変
化を更に少なくすることができ、処理効率の向上を図る
ことができる。
【0033】また、請求項20記載の発明は、請求項1
4ないし18のいずれかに記載の液処理方法において、
上記処理液を、回転する被処理体に供給することを特
徴とする。
【0034】請求項20記載の発明によれば、処理液を
回転する被処理体に供給する場合における処理液の温度
変化を少なくすることができる。したがって、回転する
被処理体に処理液を供給して処理を施す液処理方法の処
理効率の向上を図ることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図面に基づいて詳細に説明する。この実施形態では半導
体ウエハの洗浄・乾燥処理装置に適用した場合について
説明する。
【0036】図1は、この発明に係る液処理装置を適用
した洗浄・乾燥処理装置の一例を示す概略構成図であ
る。
【0037】上記液処理装置20は、図1に示すよう
に、被処理体であるウエハWを保持する回転可能な保持
手段例えばロータ21と、このロータ21を水平軸を中
心として回転駆動する駆動手段であるモータ22と、ロ
ータ21にて保持されたウエハWを包囲(収容)する複
数例えば2つの処理室{具体的には第1の処理室,第2
の処理室}の内チャンバ23,外チャンバ24と、これ
ら内チャンバ23又は外チャンバ24内に収容されたウ
エハWに対して処理液(第1の処理液)例えばレジスト
剥離液,ポリマ除去液等の薬液の供給手段50、この薬
液の溶剤(第2の処理液)例えばイソプロピルアルコー
ル(IPA)の供給手段60、リンス液例えば純水等の
供給手段(リンス液供給手段)70又は例えば窒素(N
2)等の不活性ガスや清浄空気等の乾燥気体(乾燥流
体)の供給手段80{図1では薬液供給手段50と乾燥
流体供給手段80を示す。}と、内チャンバ23を構成
する内筒体25と外チャンバ24を構成する外筒体26
をそれぞれウエハWの包囲(収容)位置とウエハWの包
囲(収容)位置から離れた待機位置に切り換え移動する
移動手段例えば第1,第2のシリンダ27,28及びウ
エハWを図示しないウエハ搬送チャック又はウエハキャ
リアから受け取ってロータ21に受け渡すと共に、ロー
タ21から受け取ってウエハ搬送チャック又はウエハキ
ャリアに受け渡す被処理体受渡手段例えばウエハ受渡ハ
ンド29とで主要部が構成されている。
【0038】上記のように構成される液処理装置20に
おけるモータ22、処理流体の各供給手段50,60,
70,80{図1では薬液供給手段50と乾燥流体供給
手段80を示す。}の供給部、ウエハ受渡ハンド29等
は制御手段例えば中央演算処理装置30(以下にCPU
30という)によって制御されている。
【0039】また、上記ロータ21は、水平に配設され
るモータ22の駆動軸22aに片持ち状に連結されて、
ウエハWの処理面が鉛直になるように保持し、水平軸を
中心として回転可能に形成されている。この場合、ロー
タ21は、モータ22の駆動軸22aにカップリング
(図示せず)を介して連結される回転軸(図示せず)を
有する第1の回転板21aと、この第1の回転板21a
と対峙する第2の回転板21bと、第1及び第2の回転
板21a,21b間に架設される複数例えば4本の固定
保持棒31と、これら固定保持棒31に列設された保持
溝(図示せず)によって保持されたウエハWの下部を保
持する図示しないロック手段及びロック解除手段によっ
て押え位置と非押え位置とに切換移動する一対の可動保
持棒32とで構成されている。この場合、モータ22
は、予めCPU30に記憶されたプログラムに基づいて
所定の高速回転と低速回転を選択的に繰り返し行い得る
ように制御されている。なお、モータ22は冷却手段3
7によって過熱が抑制されるようになっている。この場
合、冷却手段37は、冷却パイプ37aと、冷却水供給
パイプ37bと、熱交換器37cとを具備してなる(図
1参照)。
【0040】一方、処理室例えば内チャンバ23(第1
の処理室)は、第1の固定壁34と、この第1の固定壁
34と対峙する第2の固定壁38と、これら第1の固定
壁34及び第2の固定壁38との間にそれぞれ第1及び
第2のシール部材40a,40bを介して係合する内筒
体25とで形成されている。すなわち、内筒体25は、
移動手段である第1のシリンダ27の伸張動作によって
ロータ21と共にウエハWを包囲(収容)する位置まで
移動されて、第1の固定壁34との間に第1のシール部
材40aを介してシールされると共に、第2の固定壁3
8との間に第2のシール部材40bを介してシールされ
た状態で内チャンバ23(第1の処理室)を形成する。
また、内筒体25は、第1のシリンダ27の収縮動作に
よって固定筒体(図示せず)の外周側位置(待機位置)
に移動されるように構成されている。この場合、内筒体
25の先端開口部は第1の固定壁34との間に第1のシ
ール部材40aを介してシールされ、内筒体25の基端
部は固定筒体36の中間部に周設された第3のシール部
材(図示せず)を介してシールされて、内チャンバ23
内に残存する薬液の雰囲気が外部に漏洩するのを防止し
ている。なお、内筒体25は、耐薬品性及び耐強度性に
富むステンレス鋼製部材にて形成されている。また、内
筒体25は、ステンレス鋼の表面に例えばPTFEやP
FA等のフッ素系合成樹脂をコーティングあるいは貼着
したものや、内筒体25自体をPTFEやPFA等のフ
ッ素系合成樹脂にて形成することにより、保温性の向上
が図れるので好適である。
【0041】また、外チャンバ24(第2の処理室)を
構成する外筒体26は、移動手段である第2のシリンダ
28の伸張動作によって、ロータ21とウエハWを包囲
(収容)する位置まで移動されて、第2の固定壁38と
の間に第4のシール部材40dを介してシールされると
共に、内筒体25の先端部外方に位置する第5のシール
部材40eを介してシールされた状態で、外チャンバ2
4(第2の処理室)を形成する。また、外筒体26は、
第2のシリンダ28の収縮動作によって固定筒体36の
外周側位置(待機位置)に移動されるように構成されて
いる。この場合、外筒体26と内筒体25の基端部間に
は第5のシール部材40eが介在されて、シールされて
いる。したがって、内チャンバ23の内側雰囲気と、外
チャンバ24の内側雰囲気とは、互いに気水密な状態に
離隔されるので、両チャンバ23,24内の雰囲気が混
じることなく、異なる処理流体が反応して生じるクロス
コンタミネーションを防止することができる。なお、外
筒体26は、内筒体25と同様に、耐薬品性及び耐強度
性に富むステンレス鋼製部材にて形成されている。ま
た、外筒体26は、内筒体25と同様に、ステンレス鋼
の表面に例えばPTFEやPFA等のフッ素系合成樹脂
をコーティングしたものや、外筒体26自体をPTFE
やPFA等のフッ素系合成樹脂にて形成することによ
り、保温性の向上が図れる。なお、上記第1の固定壁3
4及び第2の固定壁38を、PTFEやPFA等のフッ
素系合成樹脂にて形成することにより、保温性の向上が
図れる。
【0042】上記のように構成される内筒体25と外筒
体26は共に先端に向かって拡開するテーパ状に形成さ
れている。このように内筒体25及び外筒体26を、一
端に向かって拡開するテーパ状に形成することにより、
処理時に内筒体25又は外筒体26内でロータ21が回
転されたときに発生する気流が拡開側へ渦巻き状に流
れ、内部の薬液等が拡開側へ排出し易くすることができ
る。また、内筒体25と外筒体26とを同一軸線上に重
合する構造とすることにより、内筒体25と外筒体26
及び内チャンバ23及び外チャンバ24の設置スペース
を少なくすることができると共に、装置の小型化が図れ
る。
【0043】一方、上記処理液供給手段のうち、薬液例
えばポリマ除去液の供給手段50は、図1及び図2に示
すように、処理室すなわち内筒体25内に取り付けられ
る薬液供給ノズル51と、薬液貯留部52と、これら薬
液供給ノズル51と薬液貯留部52とを接続する薬液供
給管路53を具備してなる。
【0044】上記薬液貯留部52は、図2及び図3に示
すように、薬液供給源3(液供給源)と、この薬液供給
源3から供給される新規の薬液を貯留すると共に、処理
に供された薬液を貯留するタンク10とで主要部が構成
されている。
【0045】上記タンク10は、薬液開閉弁3aを介設
する薬液管路3bを介して薬液供給源3に接続する新液
を貯留する内側タンク1と、この内側タンク1を内方に
収容する外側タンク2とからなる二重タンク構造に構成
されている。この場合、内側タンク1は有底円筒状のス
テンレス製容器にて形成されている。また、外側タンク
2は、大径の胴部2aと小径の開口部2bと開口部2b
側に向かって漸次狭小テーパ状の肩部2cとを有する有
底円筒状のステンレス製容器にて形成されている。ここ
で、肩部2cを開口部2b側に向かって漸次狭小テーパ
状としたのは、外側タンク2内に貯留される薬液が開口
部2bに充満される過程で肩部2cに空気が溜まるのを
防止するためである。また、外側タンク2の外周面に
は、外側タンク2を囲繞するように保温手段であるヒー
タ4が配設されている。
【0046】この場合、内側タンク1の上端部には、こ
の内側タンク1からオーバーフローする薬液を外側タン
ク2内に供給するオーバーフロー管路5が配設されてい
る(図3参照)。したがって、薬液供給源3から内側タ
ンク1内に供給される新規の薬液が内側タンク1内に充
満された後、オーバーフロー管路5を介して外側タンク
2内に供給される。また、図3に示すように、外側タン
ク2の開口部2bにおける内側タンク1との隙間Sが狭
く形成されている。この隙間Sは外側タンク2内に貯留
される薬液の液面が検出できる面積であれば可及的に狭
い方がよい。その理由は、内側タンク1と外側タンク2
の隙間Sが狭い程、外側タンク2内に貯留される薬液の
液面の外気と接触する面積を少なくすることができるの
で、薬液の空気との接触による化学反応や劣化を抑制す
ることができ、薬液の品質や性能の維持を図ることがで
きるからである。
【0047】なお、内側タンク1及び外側タンク2の開
口部には、図示しないパージガス供給管路とガス抜き管
路が接続されており、両タンク1,2内に貯留される薬
液が外気に晒されて雰囲気が変化するのを防止するため
に、図示しない不活性ガス例えばN2ガス等のパージガ
ス供給源に接続するパージガス供給管路からパージガス
例えばN2ガスが供給されるようになっている。なお、
外側タンク2の外方近接部にはそれぞれ例えば静電容量
型センサ,光透過型センサ等の上限センサ7a,秤量セ
ンサ7b,ヒータオフ下限センサ7c及び下限センサ7
dが配設されており、これらセンサ7a〜7dは上記C
PU30に接続されている。これらセンサ7a〜7dの
うち、上限センサ7aと下限センサ7dは、外側タンク
2内に貯留される薬液の上限液面と下限液面を検出し、
秤量センサ7bは、外側タンク2内に実際に貯留されて
いる薬液の量を検出し、また、ヒータオフ下限センサ7
cは、ヒータ4による加熱可能な薬液量を検出し得るよ
うになっている。なお、内側タンク1の上端部には、薬
液満杯センサ(図示せず)が配設されており、この薬液
満杯センサによって内側タンク1内から外側タンク2内
に流れる薬液の状態を監視することができるようになっ
ている。すなわち、薬液満杯センサ7eと上記秤量セン
サ7bからの検出信号に基づいてCPU30からの制御
信号を薬液開閉弁3aに伝達することで、内側タンク1
及び外側タンク2内の薬液の液量を管理することができ
る。
【0048】また、内側タンク1内に貯留される薬液
と、外側タンク2内に貯留される薬液は、外側タンク2
の外方近接部に配設される1つのヒータ4(処理液温調
手段)によって加熱(温調)されるようになっている。
この場合、内側タンク1内の薬液の温度は、内側タンク
薬液温度センサTaによって検出され、外側タンク2内
の薬液の温度は、外側タンク薬液温度センサTbによっ
て検出され、また、ヒータ4の温度は、コントロール温
度センサTcと、オーバーヒート温度センサTdによっ
て検出されるようになっている。これら温度センサTa
〜Tdによって、外側タンク2内の薬液温度、ヒータ4
の加熱温度を所定温度に設定できるようになっている。
【0049】一方、処理室すなわち内筒体25内に取り
付けられる薬液供給ノズル51と、薬液貯留部52とを
接続する薬液供給管路53は、図1及び図2に示すよう
に、内側タンク1内の薬液を処理室側に供給する第1の
供給管路14aと、外側タンク2内の薬液を処理室側に
供給する第2の供給管路14bと、これら第1及び第2
の供給管路14a,14bを連結して共通化する主供給
管路14cとで主に構成されている。この場合、第1の
供給管路14aには第1の切換開閉弁15aが介設さ
れ、第2の供給管路14bには第2の切換開閉弁15b
が介設されている。また、主供給管路14cには例えば
ダイアフラム式の供給ポンプ16が介設されると共に、
この供給ポンプ16の吐出側に順次、第3の切換開閉弁
15c、フィルタ17、第4の切換開閉弁15dが介設
されている。
【0050】また、主供給管路14cにおける供給ポン
プ16の吐出側と外側タンク2とは、第5の切換開閉弁
15eを介設した循環管路18が接続されており、外側
タンク2内から供給される薬液を循環し得るように構成
されている。
【0051】また、主供給管路14cにおける供給ポン
プ16の吐出側{具体的には供給ポンプ16と第3の切
換開閉弁15cとの間}と、第3の第3の切換開閉弁1
5cの吐出側と循環管路18の接続部との間には、主供
給管路14cから分岐され再び主供給管路14cに連結
するバイパス管路19が接続されている。このバイパス
管路19には、第6の切換開閉弁15f、フィルタ19
a及び第7の切換開閉弁15gが順次介設されている。
また、外側タンク2の開口部2bと処理室には、薬液の
戻り管路56が接続されており、処理室で処理に供され
た薬液が外側タンク2内に貯留されて、リサイクルに供
されるようになっている。
【0052】上記のようにして薬液供給管路53を形成
することにより、外側タンク2内に貯留された薬液を第
2の供給管路14b、主供給管路14c、バイパス管路
19及び主供給管路14cを介して処理室側に供給する
ことができる。また、内側タンク1内に貯留された薬液
(新液)を第1の供給管路14aと主供給管路14cを
介して処理室側に供給することができる。また、ウエハ
Wの処理の待機時には、外側タンク2内に貯留された薬
液を循環管路18を介して循環することができる。
【0053】なお、外側タンク2の底部には排液開閉弁
57を介設した排液管路58が接続されている(図3参
照)。
【0054】一方、図2に示すように、上記第1の処理
室すなわち内筒体25の外周面には、温調媒体例えば温
水が流動可能な処理室温調手段90が配設されており、
この処理室温調手段90には、温調媒体例えば温水の供
給手段100(以下に温水供給手段100という)が接
続されている。また、処理室温調手段90には、冷却用
の温調媒体例えば純水の供給源110が接続されてい
る。
【0055】上記処理室温調手段90は、図4及び図5
に示すように、内筒体25の外側に蛇行状に配設される
例えばステンレス鋼製の熱伝導性の高い材質の蛇行管9
1と、この蛇行管91と処理室外面すなわち内筒体25
の外面25aとの間に介在されるスペーサ部材92とを
具備してなる。この場合、蛇行管91は、スペーサ部材
92間に配設される長孔を有する取付ブロック93にね
じ94をもって固定される押え板95によって内筒体2
5の外面に固定されている。また、スペーサ部材92
は、熱伝導性の良好な材質例えばステンレス鋼にて形成
され、図5及び図6に示すように、蛇行管91との接触
部は、蛇行管91の外面に接触する円弧面92aをな
し、内筒体25の外面25aに接触する面は拡開面92
bをなしている。なお、蛇行管91は、内筒体25の左
右の外面25aに二分割の状態で配設され一方の蛇行管
91の流出ポート91aが他方の蛇行管91の流入ポー
ト91bに連結管91cを介して連結されている。
【0056】このように、蛇行管91と内筒体25の外
面25aとの間に熱伝導性の良好なスペーサ部材92を
介在させ、かつ、スペーサ部材92は、蛇行管91との
接触部に蛇行管91の外面に接触する円弧面92aを形
成し、内筒体25の外面25aと接触する面に拡開面9
2bを形成することにより、蛇行管91内を流動する温
調媒体(温水)又は冷却用温調媒体(純水)の熱を効率
よく内筒体25及び内チャンバ23内(第1の処理室
内)に伝達することができる。したがって、温調効率を
高めることができる。
【0057】また、上記蛇行管91の外側部には、例え
ばPFA等の断熱性を有する合成樹脂製の保温シート9
6が被着されている(図5参照)。このように、蛇行管
91の外面に保温シート96を被着することにより、外
部への熱損失を抑制することができるので、更に処理室
温調手段90の温調効率の向上を図ることができる。
【0058】一方、上記温水供給手段100は、図2に
示すように、処理室温調手段90を構成する蛇行管91
の流入ポート91bと流出ポート91aに接続する循環
管路101を具備しており、この循環管路101におけ
る蛇行管91の流出ポート91a側から流入ポート91
b側に向かって順次、貯留容器102、循環ポンプ10
3、第1の切換手段である第1の切換弁V1が介設され
ている。また、循環管路101における循環ポンプ10
3と第1の切換弁V1との間の経路は上記薬液貯留部5
2を構成するタンク10内に配設されている。すなわ
ち、図2及び図3に示すように、循環管路101の一部
は、内側タンク1の外側にコイル状に巻回されて、内側
タンク1と外側タンク2との間に配設されて熱交換部1
04を構成している。なお、循環管路101のうち、タ
ンク10内に配設される熱交換部104は耐薬品性及び
耐強度性に富むステンレス鋼製パイプにて形成する方が
好ましく、また、純水供給源110と循環管路101と
を接続する純水供給管路111と蛇行管91の流入ポー
ト91b側との接続部と、蛇行管91の流出ポート91
a側と後述する排出管路120との接続部分は、耐薬品
性及び可撓性を有するPFA等の合成樹脂製パイプにて
形成する方が、接続作業が容易にできる点で好ましい。
【0059】このように、温水供給手段100を構成す
る循環管路101の一部を、薬液貯留部52を構成する
タンク10の内側タンク1と外側タンク2との間に配設
して熱交換部104を構成することにより、処理液温調
手段であるヒータ4によってタンク10内の薬液を所定
温度に加熱(温調)すると同時に温調媒体(温水)を薬
液の温度と同じ温度例えば約80℃に加熱(温調)する
ことができる。したがって、一つの処理液温調手段(ヒ
ータ4)によって薬液と温調媒体(温水)の温度を同じ
にすることができると共に、構成部材の削減を図ること
ができる。
【0060】また、上記循環管路101の第1の切換弁
V1と蛇行管91の流入ポート91b側との間には、冷
却用温調媒体(純水)の供給管路111を介して純水供
給源110が接続されており、この純水供給管路111
には第2の切換手段である第2の切換弁V2が介設され
ている。この第2の切換弁V2と上記第1の切換弁V1
は、上記CPU30によって切換制御可能に形成されて
おり、第1及び第2の切換弁V1,V2の操作によって、
温調媒体(温水)と冷却用温調媒体(純水)とが選択的
に処理室温調手段90の蛇行管91内に供給(流動)さ
れるように構成されている。この場合、第1の切換弁V
1と第2の切換弁V2を一体化した弁構造にして、循環管
路101と純水供給管路111との接続部に介設しても
よい。
【0061】なお、純水供給管路111の第2の切換弁
V2の流入側(一次側)と、上記貯留容器102とが補
充管路130によって接続されており、補充管路130
に介設された開閉弁V3の開閉によって純水が貯留容器1
02内に補充されるように構成されている。
【0062】また、循環管路101における貯留容器1
02の流入側(一次側)には開閉弁V4が介設されてお
り、この開閉弁V4の流入側(一次側)には排出管路1
20が接続されている。この排出管路120は、貯留容
器102の底部に接続するドレン管路140及び貯留容
器の上部に接続する排液管路150と合流して、不要な
温調媒体(温水)を外部に排出し得るように構成されて
いる。なお、排出管路120には開閉弁V5が介設さ
れ、ドレン管路140にはドレン弁V6が介設されてい
る。また、貯留容器102の外側には、貯留容器102
に連通する液面検出管160が配設され、この液面検出
管160の所定近傍位置には、例えば静電容量型セン
サ,光透過型センサ等の液面検出センサ161が配設さ
れており、この液面検出センサ161からの検出信号が
上記CPU30に伝達され、CPU30からの制御信号
によって補充管路130の開閉弁V3を開閉制御すること
により、貯留容器102内の温調媒体(温水)が常時定
量範囲内に設定されている。この場合、貯留容器102
の流出側(二次側)に接続する循環管路101が貯留容
器102の底部付近まで挿入されており、貯留容器10
2内から流出する温調媒体(温水)中に空気が混入する
のを防止している。すなわち、上記液面検出センサ16
1による貯留容器102内の定量維持と、貯留容器10
2の流出側(二次側)に接続する循環管路101が貯留
容器102の底部付近まで挿入されることにより、循環
管路101中を流れる温水中から空気を除去する空気除
去機構が形成されている。なお、上記開閉弁V3,V4、ド
レン弁V6もCPU30によって開閉制御されて、貯留
容器102内の温調媒体(温水)が定量以上になる場合
の余分な量の排出及び貯留容器102内の温調媒体(温
水)を排出が可能になっている。
【0063】なお、外チャンバ24の拡開側部位の下部
には、第2の排液ポート45が設けられており、この第
2の排液ポート45には、図示しない開閉弁を介設した
第2の排液管46が接続されている。また、第2の排液
管46には、純水の比抵抗値を検出する比抵抗計47が
介設されており、この比抵抗計47によってリンス処理
に供された純水の比抵抗値を検出し、その信号を上記C
PU30に伝達するように構成されている。したがっ
て、この比抵抗計47でリンス処理の状況を監視し、適
正なリンス処理が行われた後、リンス処理を終了するこ
とができる。
【0064】なお、上記外チャンバ24の拡開側部位の
上部には、第2の排気ポート48が設けられており、こ
の第2の排気ポート48には、図示しない開閉弁を介設
した第2の排気管49が接続されている。
【0065】また、乾燥流体供給手段80は、図1に示
すように、第2の固定壁38に取り付けられる乾燥流体
供給ノズル81と、乾燥流体例えば窒素(N2)供給源
82と、乾燥流体供給ノズル81とN2供給源82とを
接続する乾燥流体供給管路83に介設される開閉弁8
4、フィルタ85、N2温度調整器86とを具備してな
り、かつ乾燥流体供給管路83におけるN2温度調整器
86の二次側に切換弁87を介してIPA供給管路(図
示せず)から分岐される分岐管路(図示せず)を接続し
てなる。この場合、乾燥流体供給ノズル81は、上記純
水供給ノズル71と同様に内チャンバ23の外側に位置
すると共に、外チャンバ24の内側に位置し得るように
配設されており、内筒体25が待機位置に後退し、外筒
体26がロータ21とウエハWを包囲する位置に移動し
て外チャンバ24を形成した際に、外チャンバ24内に
位置して、ウエハWに対してN2ガスとIPAの混合流
体を霧状に供給し得るように構成されている。この場
合、N2ガスとIPAの混合流体で乾燥した後に、更に
N2ガスのみで乾燥する。なお、ここでは、乾燥流体が
N2ガスとIPAの混合流体である場合について説明し
たが、この混合流体に代えてN2ガスのみを供給するよ
うにしてもよい。
【0066】なお、上記薬液供給手段50、IPA供給
手段60、純水供給手段70及び乾燥流体供給手段80
における供給ポンプ16、薬液貯留部52の第1〜第7
の切換開閉弁15a〜15g、N2温度調整器86、I
PA供給弁(図示せず)及び切換弁87は、CPU30
によって制御されている(図1参照)。
【0067】次に、この発明に係る洗浄・乾燥処理装置
の動作態様について説明する。まず、搬入・搬出部(図
示せず)側からウエハ搬送チャックによって搬送される
ウエハW又はウエハキャリア内のウエハをウエハ受渡ハ
ンド29が受け取り、その後、ウエハ受渡ハンド29が
上昇して可動保持棒32が外方に開いた状態のロータ2
1内にウエハWを挿入して固定保持棒31と閉動作した
可動保持棒32に受け渡す。固定保持棒31と可動保持
棒32内にウエハWを受け渡した後、図示しないロック
手段が作動して可動保持棒32がロックされる。その
後、ウエハ受渡ハンド29は元の位置に移動する。
【0068】上記のようにしてロータ21にウエハWが
セットされると、内筒体25及び外筒体26がロータ2
1及びウエハWを包囲(収容)する位置まで移動して、
内チャンバ23内にウエハWを収容する。この状態にお
いて、まず、ウエハWに薬液を供給して薬液処理(第1
の処理)を行う。この薬液処理(第1の処理)時におい
て、純水供給管路111に介設された第2の切換弁V
2、排出管路120に介設された開閉弁V5及びドレン弁
V6は、閉状態となり、温水供給手段100の循環管路
に介設された第1の切換弁V1と開閉弁V4が開状態とな
り、そして循環ポンプ103が駆動する。すると、薬液
貯留部52のタンク10の処理液温調手段であるヒータ
4によって薬液と同じ温度例えば約80℃に加熱(温
調)された温調媒体(温水)が処理室温調手段90の蛇
行管91内を循環(流動)して、内筒体25及び内チャ
ンバ23内(第1の処理室内)を薬液の温度と同じ温度
に温調される。したがって、薬液供給ノズル51からウ
エハWに供給される薬液の温度降下を、処理室温調手段
90を用いない従来の処理が−10℃であった場合に比
べて−5℃の範囲に抑制することができる。また、温度
降下した薬液を循環供給する場合の回復時間を、処理室
温調手段90を用いない従来の処理においては、約10
分であったのを、その半分の約5分に短縮することがで
きる。なお、薬液供給ノズル51からウエハWに薬液を
供給する方法としては、単に薬液を吐出する方法と薬液
を霧状にスプレーする方法等がある。
【0069】なお、この薬液処理は、ロータ21及びウ
エハWを低速回転例えば1〜500rpmで回転させた
状態で所定時間例えば数十秒間薬液を供給した後、薬液
の供給を停止し、その後、ロータ21及びウエハWを数
秒間高速回転例えば100〜3000rpmで回転させ
てウエハW表面に付着する薬液を振り切って除去する。
この薬液供給工程と薬液振り切り工程を数回から数千回
繰り返して薬液処理を完了する。
【0070】また、上記薬液処理(第1の処理)工程に
おいて、内側タンク1及び外側タンク2内に薬液が貯留
された状態の通常の処理では、最初に供給される薬液
は、外側タンク2内に貯留された薬液が使用される。す
なわち、第2,第6,第7及び第4の切換開閉弁15
b,15f,15g,15dが開いた状態で供給ポンプ
16が作動することにより、外側タンク2内の薬液は、
第2の供給管路14b、主供給管路14c、バイパス管
路19及び主供給管路14cを流れて処理室側に供給さ
れる。この際、供給ポンプ16を通過した薬液はフィル
タ19aによって濾過され、薬液中に混入する不純物や
夾雑物等が除去される。ある一定時間内最初に使用され
た薬液は第1の排液管42から廃棄される。それ以外の
薬液は一定時間処理に供された後、外側タンク2内に戻
されて、以後循環供給される。
【0071】所定時間薬液を循環供給して処理を行った
後、内側タンク1内の新規薬液が処理室側に供給されて
薬液処理(第1の処理)が終了する。内側タンク1内の
新規薬液を処理室側へ供給する場合には、上記第2,第
6及び第7の切換開閉弁15b,15f,15gが閉
じ、第1,第3及び第4の切換開閉弁15a,15c,
15dが開く。この状態で供給ポンプ16が作動するこ
とにより、内側タンク1内の新規薬液は、第1の供給管
14a及び主供給管14cを流れて処理室側に供給され
る。この際、供給ポンプ16を通過した新規薬液はフィ
ルタ17によって濾過され、薬液中に混入する不純物や
夾雑物等が除去される。また、前回の処理時に供給さ
れ、主供給管路14cに残留した新規薬液は、次回の新
規薬液と共にフィルタ17によって濾過される。なお、
処理に供された新規薬液は戻り管路56を介して外側タ
ンク2内に貯留される。
【0072】上記説明では、内側タンク1内と外側タン
ク2内に薬液が貯留された状態の通常の薬液処理につい
て説明したが、内側タンク1及び外側タンク2内に薬液
が貯留されていない空の状態では、以下のようにして薬
液処理を行う。
【0073】まず、薬液開閉弁3aを開いて薬液供給源
3から薬液を内側タンク1内に供給すると共に、内側タ
ンク1からオーバーフロー管路5を介して外側タンク2
内に所定量の薬液を貯留する。そして、処理初期時に、
外側タンク2内の新規薬液を処理室側に供給して最初の
薬液処理を行う。その後は、上記通常の薬液処理と同様
に、外側タンク2内の薬液を循環供給した後、内側タン
ク1内の新規薬液を処理室側に供給して、薬液処理を終
了する。
【0074】なお、薬液処理(第1の処理)工程の際に
は、薬液処理に供された薬液は第1の排液ポート41に
排出され、切換弁(図示せず)の動作によって戻り管路
56を介して薬液供給部52に循環又は第1の排液管4
2に排出される一方、薬液から発生するガスは第1の排
気ポート43を介して第1の排気管44から排気され
る。
【0075】上記のようにして、薬液処理(第1の処
理)を行った後、供給ポンプ16の作動を停止し、薬液
の供給を停止すると共に、循環ポンプ103の作動を停
止し、温調媒体(温水)の供給(流動)を停止する。そ
の後、循環管路101の第1の切換弁V1と開閉弁V4を
閉じる一方、純水供給管路111の第2の切換弁V2と
排出管路120の開閉弁V5を開いて、純水供給源110
から室温例えば23℃の冷却用温調媒体(純水)を処理
室温調手段90の蛇行管91内に供給(流動)して内筒
体25及び内チャンバ23内(第1の処理室内)を急激
に冷却する。このとき、蛇行管91から流出した冷却用
温調媒体(純水)は排出管路120を介して外部に排出
される。このようにして、内筒体25及び内チャンバ2
3内(第1の処理室内)を室温例えば23℃まで冷却し
た状態で、内チャンバ23内に収容されたウエハWを低
速回転例えば1〜500rpmで回転させた状態で、I
PA供給手段60のIPAの供給ノズルを兼用する薬液
供給ノズル51から所定時間例えば数十秒間IPAを供
給した後、IPAの供給を停止し、その後、ロータ21
及びウエハWを数秒間高速回転例えば100〜3000
rpmで回転させてウエハW表面に付着するIPAを振
り切って除去する。このIPA供給工程とIPA振り切
り工程を数回から数千回繰り返して薬液除去処理(第2
の処理)を完了する。この薬液除去処理(第2の処理)
においても、上記薬液処理工程と同様に、最初に供給さ
れるIPAは、循環供給タンク(図示せず)内に貯留さ
れたIPAが使用され、この最初に使用されたIPAは
廃棄され、以後の処理に供されるIPAは供給タンク
(図示せず)内に貯留されたIPAを循環供給する。そ
して、薬液除去処理の最後に、IPA供給源から供給タ
ンク内に供給された新規のIPAが使用されて、薬液除
去処理が終了する。なお、薬液処理(第1の処理)後、
冷却手段(冷却用温調媒体の供給)に切り換えなくて
も、内チャンバ23内が薬液除去処理(第2の処理)時
の温度下にある場合は、必ずしも冷却しなくてもよい。
【0076】薬液処理及びリンス処理が終了した後、内
筒体25が待機位置に後退して、ロータ21及びウエハ
Wが外筒体26によって包囲、すなわち外チャンバ24
内にウエハWが収容される。したがって、内チャンバ2
3内で処理されたウエハWから液がしたたり落ちても外
チャンバ24で受け止めることができる。この状態にお
いて、まず、リンス液供給手段の純水供給ノズル71か
ら回転するウエハWに対してリンス液例えば純水が供給
されてリンス処理される。このリンス処理に供された純
水と除去されたIPAは第2の排液ポート45を介して
第2の排液管46から排出される。また、外チャンバ2
4内に発生するガスは第2の排気ポート48を介して第
2の排気管49から外部に排出される。
【0077】このようにして、リンス処理を所定時間行
った後、外チャンバ24内にウエハWを収容したままの
状態で、乾燥流体供給手段80のN2ガス供給源82及
びIPA供給源64からN2ガスとIPAの混合流体を
回転するウエハWに供給して、ウエハ表面に付着する純
水を除去することで、ウエハWと外チャンバ24内の乾
燥を行うことができる。また、N2ガスとIPAの混合
流体によって乾燥処理した後、N2ガスのみをウエハW
に供給することで、ウエハWの乾燥と外チャンバ24内
の乾燥をより一層効率よく行うことができる。
【0078】上記のようにして、ウエハWの薬液処理、
薬液除去処理、リンス処理及び乾燥処理が終了した後、
外筒体26が内筒体25の外周側の待機位置に後退する
一方、ウエハ受渡ハンド29が上昇してロータ21の下
部に移動し、図示しないロック解除手段が動作して可動
保持棒32をウエハWの押え位置から後退する。する
と、ウエハ受渡ハンド29がロータ21の固定保持棒3
1にて保持されたウエハWを受け取って処理装置20の
下方へ移動する。処理装置の下方へ移動されたウエハW
はウエハ搬送チャックに受け取られて搬入・搬出部に搬
送又はウエハキャリアに直接収納された後、装置外部に
搬送される。
【0079】なお、上記実施形態では、温調媒体(温
水)の処理液温調手段(ヒータ4)が一つである場合に
ついて説明したが、同じあるいは異なる保温温度の複数
の保温手段を用いることにより、複数の処理液温度に対
応することができ、複数の処理液で処理する場合に好適
である。
【0080】また、上記実施形態では、処理室温調手段
90が、温水供給手段100から供給される温調媒体
(温水)を流動して温調する形態である場合について説
明したが、処理室温調手段90の温調形態は必ずしも上
記温水が流動する形態に限定されるものではない。例え
ば、図7に示すように、内チャンバ23内にN2供給ノ
ズル200を配設し、このN2供給ノズル200とN2供
給源82Aとを、切換開閉弁V20を介設する第1の供給
管路201と、切換開閉弁V21を介設する第2の供給管
路202を介して接続し、第2の供給管路202にホッ
トジェネレータ203を介設して、処理室温調手段90
Aを形成するようにしてもよい。
【0081】このように形成される処理室温調手段90
Aによれば、切換開閉弁V20,V21を切換操作してN2
供給ノズル200にホットN2ガス又は冷却用の常温
(例えば23℃)N2ガスを選択的に供給することがで
き、内チャンバ23(処理室)内を温調することができ
る。
【0082】なお、図7に示す実施形態において、切換
開閉弁V20,V21はCPU30によって開閉制御される
ようになっている。また、図7に示す実施形態におい
て、その他の部分は上記実施形態を同じであるので、同
一部分には、同一符号を付して説明は省略する。
【0083】なお、上記ホットN2ガスの供給に代え
て、内筒体25の外周位置にヒータを配設して、温調を
行うことも可能である。
【0084】また、上記実施形態では、この発明に係る
液処理装置及び液処理方法を半導体ウエハの洗浄・乾燥
処理装置に適用した場合について説明したが、半導体ウ
エハ以外のLCD用ガラス基板等にも適用できることは
勿論であり、上記実施形態で用いた薬液以外の薬液を用
いた場合にも適用でき、また、洗浄・乾燥処理装置以外
の薬液等の処理液を用いた液処理装置にも適用できるこ
とは勿論である。
【0085】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば、上記のように構成されているので、以下のような効
果が得られる。
【0086】1)請求項1記載の発明によれば、処理室
の外周位置に配設される処理室温調手段に、温調媒体の
供給手段によって温調媒体を供給することができるの
で、処理室内に収容される被処理体に所定の温度の処理
液を供給する処理時に、処理室の外周に温調媒体を流動
して処理室及び処理室内を処理液の温度に温調すること
ができ、処理液の温度低下や昇温等の温度変動を少なく
することができる。また、処理液を循環供給する場合に
は、処理液の回復温度時間を短くすることができる。し
たがって、処理効率の向上を図ることができる。
【0087】2)請求項2,3記載の発明によれば、処
理室の外周位置に配設される処理室温調手段に、切換手
段の切換操作によって温調媒体又は冷却用温調媒体を選
択して供給することができるので、処理室内に収容され
る被処理体に所定の温度の処理液を供給する第1の処理
時に、処理室の外周に温調媒体を流動して処理室及び処
理室内を処理液の温度に温調して処理を行った後、処理
室の外周に冷却用温調媒体を流動して処理室及び処理室
内を冷却した状態で、被処理体に別の処理液を供給して
被処理体に第2の処理を施すことができる。したがっ
て、異なる処理の各所定処理温度の設定を容易にすると
共に、異なる処理を連続して効率よく行うことができ
る。
【0088】3)請求項4〜6記載の発明によれば、処
理室の外周位置に配設される処理室温調手段によって、
処理室内を温調することができるので、処理室内に収容
される被処理体を回転させて所定の温度の処理液を供給
する処理時に、処理液の温度低下や昇温等の温度変動を
少なくすることができる。また、処理液を循環供給する
場合には、処理液の回復温度時間を短くすることができ
る。
【0089】4)請求項7記載の発明によれば、循環供
給手段を構成する循環管路内を流れる温調媒体を、処理
液供給手段の処理液を所定温度に温調する処理液温調手
段によって温調可能に形成するので、処理時における処
理液の温度と処理室及び処理室内の温度とを容易に等し
くすることができる。
【0090】5)請求項8記載の発明によれば、循環供
給手段に、温調媒体を貯留する貯留容器を具備すること
により、貯留容器内に温調媒体を貯留することができる
ので、循環管路を必要以上に長くすることなく、温調に
必要な容量の温調媒体を確保することができる。しか
も、温調媒体として液体を用いた場合、温調媒体中の空
気を除去して温調手段に供給することができる。
【0091】6)請求項9記載の発明によれば、処理液
供給手段に、処理液供給ノズルと、処理液供給管路を介
して処理液供給ノズルに接続する処理液貯留部と、この
処理液貯留部の外周に配設されて処理液貯留部内に貯留
される処理液を所定温度に温調する処理液温調手段とを
具備するので、処理液貯留部内に貯留された処理液を処
理液温調手段によって所定温度に温調することができる
と共に、処理液供給ノズルを介して処理室内に供給する
ことができる。
【0092】7)請求項10記載の発明によれば、処理
液貯留部を、内側タンクと外側タンクとからなる二重タ
ンクにて形成すると共に、外側タンクの外側に処理液温
調手段を配設し、外側タンクと内側タンクとの間に、循
環供給手段の循環管路の一部を配設して熱交換部を構成
するので、スペースの有効利用が図れると共に、温調媒
体を確実に処理液温度と等しくすることができる。
【0093】8)請求項11記載の発明によれば、処理
液を循環供給することができるので、処理液の有効利用
を図ることができる。
【0094】9)請求項12記載の発明によれば、蛇行
管内を流動する温調媒体又は冷却用温調媒体の熱をスペ
ーサ部材を介して効率よく処理室外面及び処理室内に伝
達することができる。
【0095】10)請求項13記載の発明によれば、処
理室温調手段の蛇行管の外側に、断熱性を有する保温シ
ートを被着することにより、処理室温調手段の熱損失を
抑制することができ、上記9)に加えて更に温調効率の
向上を図ることができる。
【0096】11)請求項14記載の発明によれば、処
理室内に収容される上記被処理体に所定の温度の処理液
を供給する処理時に、処理室の外周に温調媒体を流動し
て処理室及び処理室内を温調することにより、処理液の
温度低下や昇温等の温度変動を少なくすることができ、
また、処理液を循環供給する場合には、処理液の回復温
度時間を短くすることができるので、処理効率の向上を
図ることができる。
【0097】12)請求項15記載の発明によれば、処
理室内に収容される被処理体に所定の温度の処理液を供
給する処理時に、処理室の外周に配設された処理室温調
手段を駆動することにより、処理室及び処理室内を温調
して処理を行い、その後、処理液の供給を停止すると共
に、処理室温調手段の駆動を停止する。そして、被処理
体に別の処理液を供給して被処理体に第2の処理を施す
ことにより、異なる処理の各所定処理温度の設定を容易
にすると共に、異なる処理を連続して効率よく行うこと
ができる。この場合、処理室温調手段に温調媒体を流動
して、処理室及び処理室内を温調することにより、温調
効率を良好にすることができる(請求項16)。
【0098】13)請求項17記載の発明によれば、処
理室温調手段に冷却用温調媒体を流動して処理室及び処
理室内を冷却することにより、所定の温度に温調された
処理室及び処理室内を容易に冷却することができる。
【0099】14)請求項18記載の発明によれば、処
理室内に収容される被処理体に所定の温度の処理液を供
給する処理時に、処理室内を温調して処理を行い、その
後、処理液の供給を停止すると共に、処理室内の温調を
停止する。そして、温調された処理室内を冷却した状態
で、被処理体に別の処理液を供給して被処理体に第2の
処理を施すことにより、異なる処理の各所定処理温度の
設定を容易にすると共に、異なる処理を連続して効率よ
く行うことができる。
【0100】15)請求項19記載の発明によれば、処
理室内を処理液の温度に温調することにより、処理液の
温度変化を更に少なくすることができ、処理効率の向上
を図ることができる。
【0101】16)請求項20記載の発明によれば、処
理液を回転する被処理体に供給する場合における処理液
の温度変化を少なくすることができる。したがって、回
転する被処理体に処理液を供給して処理を施す液処理方
法の処理効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る液処理装置を適用した洗浄・乾
燥処理装置の概略構成図である。
【図2】この発明に係る液処理装置の要部を示す概略構
成図である。
【図3】この発明における処理液貯留部と処理液温調手
段を示す断面図である。
【図4】この発明における処理室温調手段の蛇行管の取
付状態を示す側面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う拡大断面図である。
【図6】この発明におけるスペーサ部材を示す斜視図で
ある。
【図7】この発明における処理室温調手段の別の形態を
示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 内側タンク 2 外側タンク 3 薬液供給源 4 ヒータ(処理液温調手段) 10 タンク 23 内チャンバ(第1の処理室) 25 内筒体 25a 内筒体外面 50 薬液供給手段 51 薬液供給ノズル 52 薬液貯留部 53 薬液供給管路 82A N2供給源 90,90A 処理室温調手段 91 蛇行管 92 スペーサ部材 92a 円弧面 92b 拡開面 100 温水供給手段(温調媒体供給手段) 101 循環管路 102 貯留容器 103 循環ポンプ 104 熱交換部 200 N2供給ノズル 201 第1の供給管路 202 第2の供給管路 203 ホットジェネレータ V1 第1の切換弁(第1の切換手段) V2 第2の切換弁(第2の切換手段) V20,V21 切換開閉弁

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体を収容する処理室と、この処理
    室内の被処理体に処理液を供給する処理液供給手段と、
    を具備する液処理装置において、 上記処理室の外周位置に配設されると共に、温調媒体が
    流動可能な処理室温調手段と、 上記処理室温調手段に温調媒体を供給する温調媒体の供
    給手段と、を具備することを特徴とする液処理装置。
  2. 【請求項2】 被処理体を収容する処理室と、この処理
    室内の被処理体に処理液を供給する処理液供給手段と、
    を具備する液処理装置において、 上記処理室の外周近傍位置に配設されると共に、温調媒
    体が流動可能な処理室温調手段と、 上記処理室温調手段に接続されると共に、処理室温調手
    段に温調媒体を供給する温調媒体の供給手段と、 切換手段を介して上記処理室温調手段に接続される冷却
    用温調媒体の供給源と、を具備することを特徴とする液
    処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の液処理装置において、 上記切換手段を切換制御する制御手段を更に具備するこ
    とを特徴とする液処理装置。
  4. 【請求項4】 被処理体を回転可能に保持する保持手段
    と、 上記被処理体及び保持手段を収容する処理室と、 上記処理室内の上記被処理体に処理液を供給する処理液
    供給手段と、 上記処理室の外周位置に配設される処理室温調手段と、
    を具備することを特徴とする液処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の液処理装置において、 上記処理室は、第1の処理室と、この第1の処理室の外
    周を包囲する第2の処理室とで構成されると共に、第1
    の処理室と第2の処理室は相対的に移動可能に形成さ
    れ、処理室温調手段は、少なくとも上記第1の処理室の
    外周位置に配設されることを特徴とする液処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載の液処理装置におい
    て、 上記処理室温調手段は、温調媒体の供給手段により温調
    された温調媒体が流動可能に形成されることを特徴とす
    る液処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、2又は6記載の液処理装置に
    おいて、 上記温調媒体の供給手段は、処理室温調手段に接続する
    循環管路と、この循環管路に介設される循環ポンプとを
    具備し、 上記循環管路内を流れる温調媒体を、処理液供給手段の
    処理液を所定温度に温調する処理液温調手段によって温
    調可能に形成してなる、ことを特徴とする液処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、6又は7記載の液処
    理装置において、 上記温調媒体の供給手段は、温調媒体を貯留する貯留容
    器を具備すると共に、この貯留容器に、温調媒体中の空
    気の除去機構を設けたことを特徴とする液処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3、4又は7記載の液処
    理装置において、 上記処理液供給手段は、処理液供給ノズルと、処理液供
    給管路を介して上記処理液供給ノズルに接続する処理液
    貯留部と、上記処理液貯留部の外周に配設されて処理液
    貯留部内に貯留される処理液を所定温度に温調する処理
    液温調手段と、を具備することを特徴とする液処理装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の液処理装置において、 上記処理液貯留部は、内側タンクと外側タンクとからな
    る二重タンクにて形成されると共に、外側タンクの外側
    に処理液温調手段が配設され、上記外側タンクと内側タ
    ンクとの間に、温調媒体の供給手段の循環管路の一部を
    配設して熱交換部を構成してなる、ことを特徴とする液
    処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし5のいずれかに記載の
    液処理装置において、 上記処理室と処理液供給手段とを処理液供給管路及び処
    理液戻り管路を介して接続してなる、ことを特徴とする
    液処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項1、2、4、5又は6記載の液
    処理装置において、 上記処理室温調手段は、処理室の外側に蛇行状に配設さ
    れる蛇行管と、この蛇行管と処理室外面との間に介在さ
    れるスペーサ部材とを具備し、 上記スペーサ部材は、熱伝導性の材質にて形成され、上
    記蛇行管との接触部は、蛇行管の外面に接触する円弧面
    をなし、上記処理室外面に接触する面は拡開面をなす、
    ことを特徴とする液処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の液処理装置におい
    て、 上記温調手段の蛇行管の外側に、断熱性を有する保温シ
    ートを被着してなる、ことを特徴とする液処理装置。
  14. 【請求項14】 処理室内に収容される被処理体に処理
    液を供給して処理を施す液処理方法において、 上記処理室内に収容される上記被処理体に所定の温度の
    処理液を供給する処理時に、上記処理室の外周に温調媒
    体を流動して処理室及び処理室内を温調する、ことを特
    徴とする液処理方法。
  15. 【請求項15】 処理室内に収容される被処理体に処理
    液を供給して処理を施す液処理方法において、 上記処理室内に収容される上記被処理体に所定の温度の
    処理液を供給する第1の処理時に、上記処理室の外周に
    配設された処理室温調手段の動作によって処理室及び処
    理室内を温調する工程と、 上記処理液の供給を停止すると共に、上記処理液温調手
    段の動作を停止する工程と、 上記被処理体に別の処理液を供給して被処理体に第2の
    処理を施す工程と、を有することを特徴とする液処理方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の液処理方法におい
    て、 上記処理室温調手段に温調媒体を流動して、処理室及び
    処理室内を温調することを特徴とする液処理方法。
  17. 【請求項17】 請求項15又は16記載の液処理方法
    において、 上記処理室温調手段に冷却用温調媒体を流動して、処理
    室及び処理室内を冷却することを特徴とする液処理方
    法。
  18. 【請求項18】 処理室内に収容される被処理体に処理
    液を供給して処理を施す液処理方法において、 上記処理室内に収容される上記被処理体に所定の温度の
    処理液を供給する第1の処理時に、上記処理室内を温調
    する工程と、 上記処理液の供給を停止すると共に、上記処理室内の温
    調を停止する工程と、上記温調された処理室内を冷却す
    る工程と、 上記被処理体に別の処理液を供給して被処理体に第2の
    処理を施す工程と、を有することを特徴とする液処理方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項14ないし18のいずれかに記
    載の液処理方法において、 上記処理室内を処理液の温度に温調することを特徴とす
    る液処理方法。
  20. 【請求項20】 請求項14ないし18のいずれかに記
    載の液処理方法において、 上記処理液を、回転する被処理体に供給することを特徴
    とする液処理方法。
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