JP6313231B2 - 基板液処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基板に処理液を供給して基板に液処理を施す基板液処理装置に関する。
半導体装置の製造工程には、ウエットエッチング処理または洗浄処理等の液処理が含まれる。このような液処理においては、一枚の基板(半導体ウエハ等)に対して複数種類の処理液、例えば、SC1、SC2、DHF(希フッ酸)等の薬液、リンス液としてのDIW(純水)、乾燥補助用有機溶剤としてのIPA(イソプロピルアルコール)などが順次供給され、その後、当該基板に対して振り切り乾燥が行われる。
処理液には、常温より高い温度(例えば80℃程度の温度)に温度調節された状態で基板に供給されるもの(以下、記載の簡略化のため「温調液」とも呼ぶ)がある。上記のように複数種類の処理液を用いて複数工程により1枚の基板を処理する場合、ある基板に温調液を供給してから次の基板に温調液を供給するまでの間、処理液供給源から処理ユニットのノズルに至るまでの温調液の流路に、一定時間にわたって温調液が流れない状態が続く。また、製造ロットの切れ目で基板の処理が一時中断されるときには、長い時間にわたって温調液が流れない状態が続く。このとき、流路に介設された配管、弁などの接液部材(当該接液部材に熱的に結合された部材も含む)の温度は、自然放熱等により低下する。温度低下した接液部材内の流路に再び温調液が流れると、接液部材に熱を奪われることにより温調液の温度が低下する。
適正な温度でノズルから基板に温調液が吐出されるようにするには、接液部材の温度を再度上昇させなければならない。この目的のため、例えばダミーディスペンスが行われる。しかし、ダミーディスペンスを行うと、液処理装置のスループットが低下し、また、温調液の消費量が増大する。
上記の問題を解決するための一つの方策が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された基板液処理装置は、ノズルから基板に液を供給していないときには、三方弁(38a)を介して、供給ライン(30)から戻しライン(35)へと温調液された液を流し続け、特に熱容量が大きい接液部材である三方弁(38a)の温度低下を防止する保温操作が行われる。特許文献1に記載された装置は、保温操作時の流れ調整機器(三方弁)の温度を精密に制御する点においてなお改善の余地がある。
特開2011−035128号
本発明は、処理液を処理ユニットに供給していないときに行われる接液部材の温度維持操作をより精度良く行うことができる技術を供給するものである。
本発明の一実施形態によれば、常温とは異なる温度の処理液を用いて基板に液処理を施す処理ユニットと、前記処理液を前記処理ユニットに供給する供給ラインと、前記供給ライン上に設定された分岐点において前記供給ラインから分岐した分岐ラインと、前記分岐点から前記供給ラインを通って前記処理ユニットに前記処理液が流れる第1状態と、前記分岐点から前記分岐ラインを通って前記処理液が流れる第2状態と、を切り替える切替機構と、前記切替機構を構成する少なくとも1つの弁が設けられるとともに、前記供給ラインの前記分岐点を含む少なくとも一部及び前記分岐ラインの少なくとも一部をなす流路が形成されたブロック体と、少なくとも前記切替機構が前記第2状態にあるときに、前記供給ラインおよび前記分岐ラインを通って流れる前記処理液の流量を調節する流量調節機器と、前記分岐ラインを流れる前記処理液の温度を測定する温度計と、前記切替機構及び前記流量調節機器を制御する制御装置と、を備えた基板液処理装置が提供される。前記制御装置は、前記切替機構が第2状態にあるときに、前記温度計により測定された温度に基づいて、前記供給ラインおよび前記分岐ラインを通って流れる前記処理液の流量を前記流量調節機器を介して調節する。
上記の発明の一実施形態によれば、処理液を処理ユニットに供給していないときに、ブロック体内における分岐ラインを流れる処理液の温度を測定する温度計の測定値に基づいて当該温度が目標温度範囲に維持されるように分岐ラインに流す処理液の流量を制御しているため、接液部材(ブロック体、ブロック体に設けられた弁など)の温度維持操作における温度管理を精度良く行うことができる。
本発明の一実施形態に係る液処理装置の全体構成を示す配管系統図である。 図1に示す液流制御部の構成を示す配管系統図である。 図2に示すブロック体の立体的構成を示す概略斜視図である。 図3に示す開閉弁の構成及び作用を示す概略断面図である。
以下に図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1に示すように、液処理装置は、基板に対して液処理を行う複数の処理ユニット(液処理ユニット)16と、処理ユニット16に処理液を供給する処理流体供給源70を有している。図1に示す液処理装置は処理ユニット16を2台備えているが、より多くの(例えば10台以上の)処理ユニット16を備えていてもよい。
処理流体供給源70は、薬液を貯留するタンク102と、タンク102から出てタンク102に戻る循環ライン104とを有している。循環ライン104にはポンプ106が設けられている。ポンプ106は、タンク102から出て循環ライン104を通りタンク102に戻る循環流を形成する。ポンプ106の上流側において循環ライン104には、処理液を加熱するためのヒータ105が設けられている。ポンプ106の下流側において循環ライン104には、処理液に含まれるパーティクル等の汚染物質を除去するフィルタ108が設けられている。タンク102、循環ライン104、ポンプ106等により薬液供給機構が構成される。
循環ライン104に設定された接続領域110に、複数の分岐ライン112が接続されている。各分岐ライン112は、循環ライン104を流れる処理液を対応する処理ユニット16に供給する。
液処理装置は、タンク102に、処理液または処理液構成成分を補充するタンク液補充部116を有している。タンク102には、タンク102内の処理液を廃棄するためのドレン部118が設けられている。
処理流体供給源70はさらに、純水(DIW)からなるリンス液を供給する ための純水供給機構120を有する。純水供給機構120は、純水供給源122に接続された純水供給ライン124を有する。純水供給ライン124に、複数の分岐ライン126が接続されている。各分岐ライン126は、純水供給ライン124を流れる純水を対応する処理ユニット16に供給する。
処理ユニット16は、処理流体供給源70から供給された処理液(図示例では薬液又は純水)を半導体ウエハ等の基板Wに供給することにより、基板Wに液処理を施す。処理ユニット16は、例えば、基板Wを水平に保持して鉛直軸線周りに回転させる基板保持具16a(例えばスピンチャック)と、基板保持具16aにより保持された基板Wに処理液を供給するノズル16bを備えたものとすることができるが、これには限定されない。
各処理ユニット16には、当該処理ユニット16に関連する処理液の流れ(後述する処理液の供給、ドレン、戻し等)を制御する液流制御部300(詳細後述)が付設されている。
各液流制御部300には、対応する分岐ライン112を介して循環ライン104から取り出された処理液を対応する処理ユニット16に供給することなくタンク102に戻すための戻しライン132が接続されている。戻しライン132は1つの主戻しライン134に合流し、この主戻しライン134がタンク102に接続されている。主戻しライン134を廃して、各戻しライン132を直接的にタンク102に接続してもよい。
図2を参照して液流制御部300の構成について詳細に説明する。液流制御部300は、薬液用の分岐ライン112に接続された薬液供給ライン322を有している。薬液供給ライン322には、上流側から順に、流量計328、定圧弁330及び開閉弁323が順次介設されている。薬液供給ライン322の下流端は、合流点302aにおいて、処理ユニット16のノズル16bに接続された処理液供給ライン302に合流する。
薬液供給ライン322上に設定された分岐点324から戻しライン326が分岐し、戻しライン326は戻しライン132に接続されている。戻しライン326には開閉弁334が介設されている。開閉弁323と開閉弁334とを統合して1つの三方弁としてもよい。
液流制御部300は、さらに、純水用の分岐ライン126に接続された純水供給ライン342を有している。純水供給ライン342には、上流側から順に、流量計344、定圧弁346及び開閉弁352が順次介設されている。純水供給ライン342の下流端は、合流点302bにおいて、処理液供給ライン302に合流する。
合流点302a,302bよりも下流側(ノズル16bに近い側)に設定された分岐点302cにおいて、処理液供給ライン302からドレンライン304が分岐している。ドレンライン304には、上流側(分岐点302cに近い側)から順に、開閉弁308及びオリフィス306が介設されている。分岐点302cは、ノズル16b(ノズルの先端)の高さよりも低い位置にある。開閉弁308,323,352が全て閉じられ、かつ、処理液供給ライン302が液体により満たされた状態から開閉弁308を開くことにより、ノズル16bと分岐点302との間にある液体をドレンライン304から排出することができる。このようなドレン操作を行うことにより、これから使用する処理液(例えば純水)に、ノズル16bと分岐点302との間にある直前に使用した処理液(例えば薬液)が混合されてしまうことを最小限に抑制することができる。
図2及び図3に示すように、液流制御部300に設けられた開閉弁308,323,352,334は単一のブロック体310に設けられている。このように複数の弁を単一のブロック体に設けた構成は、集積バルブ(あるいは集合バルブ)と呼ばれる。ブロック体310は、薬液に侵されずパーティクルを殆ど発生させない樹脂材料、例えばフッ素樹脂、具体的には例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキフビニルエーテル重合体)等から形成することができる。
図3には、ブロック体310の立体的構成が概略的に示されている。図3においては、符号308a,323a,352a,334aが付けられた小径の円筒形の部材が開閉弁308,323,352,334の弁体である。弁体308a,323a,352a,334aも、薬液に侵されずパーティクルを殆ど発生させない樹脂材料から形成することができる。符号308b,323b,352b,334bが付けられた箱形の部材は対応する弁体を動かすための弁アクチュエータである。各開閉弁308,323,352,334、例えばエアーオペレートバルブとすることができる。
ここで図4を参照して、ブロック体310に設けられた開閉弁308,323,352,334の構造について説明しておく。ブロック体310には、概ね円筒形の弁孔401(図3において破線で描かれた大径の円筒に対応)が形成されている。弁孔401内に弁体402(図3の弁体308a,323a,352a,334aに対応)が収容されている。弁孔401の側周面には1つまたは複数のポート404が、底面には1つのポート405が設けられている。これらのポート404、405には、上述したライン322,342,302,326,ライン304のいずれかが接続されている。弁アクチュエータ403(図3の弁アクチュエータ308b,323b,352b,334bに対応)により弁体402を図4上下方向に矢印406で示すように動かすことにより、底面のポート405を開閉することができる。側周面のポート404は弁体402により塞ぐことはできず、常時開いたままである。従って、弁孔401の側周面に複数のポート404がある場合には、これら複数のポート404は常時互いに連通している。このことを踏まえて図3を見れば、図3の構成により図2の配管図に示した流体回路が実現されていることが理解できる。
さらにブロック体310について説明するにあたり、説明の便宜のため、図3にXYZ座標系を設定する。
ブロック体310の正面310a(XZ平面と平行な図中手前側の面)には、薬液導入ポート311、純水導入ポート312、薬液送出ポート314及びドレンポート315が設けられている。ブロック体310の右側面310b(YZ平面と平行な図中手前側の面)の上部には、処理液送出ポート313が設けられている。ブロック体310の左側面310(YZ平面と平行な図中奥側の面)の下部には、弁アクチュエータ334bが設けられ、ブロック体310の上面310dには弁アクチュエータ308b,323b,352bが設けられている。
ポート311,312,313,314,315にはそれぞれ、薬液供給ライン322,純水供給ライン342,処理液供給ライン302,戻しライン326,ドレンライン304の一部をなすパイプが接続される。薬液供給ライン322,純水供給ライン342,戻しライン326のうちのパイプにより形成された部分は、それぞれ、分岐ライン112,分岐ライン126,戻しライン132を構成するパイプの延長部分であってもよい。図3において太破線で示されたブロック体310内部の流路(各ライン322,342,302,326,304に対応)は、ブロック体310をドリルで穿つことにより形成された穴からなる。
ブロック体310の上部を、X方向に処理液供給ライン302が延びている。処理液供給ライン302には、開閉弁352,323,308を介してそれぞれ、純水供給ライン342、薬液供給ライン322、ドレンライン304が上流側から順に接続されている。
ブロック体310の下部を、薬液供給ライン322の分岐点324(開閉弁334の弁孔に対応)より上流側の部分がY正方向に延びている。薬液供給ライン322の分岐点324より下流側の部分はZ正方向(上向き)に延びて開閉弁323の弁孔の底部のポートに接続されている。戻しライン326は、ブロック体310の下部を、分岐点324からX正方向に延びた後に折れ曲がりY負方向に延びている。
ブロック体310の右側面310bの下部には、温度計336が取り付けられている。詳細には、右側面310bからX負方向に延びて戻しライン326に繋がる穴が形成され、この穴から戻しライン326内に温度計336の検出部(例えば熱電対)が挿入されている。従って、温度計336により戻しライン326を流れる薬液の温度を測定することができる。
再度図2を参照する。薬液供給ライン322(純水供給ライン342)に設けられた定圧弁330(346)は、一次側圧力の変動に関わらず、二次側圧力を指定された一定圧力に維持するよう減圧制御を行う機能を有している。本実施形態で使用している定圧弁330(346)は、パイロットポートに導入される加圧空気の圧力(パイロット圧)を変化させることにより、二次側圧力の設定値を変化させることができる形式のものである。パイロット圧の調節は、流量コントローラ338(350)により制御される電空レギュレータ(EPR)332(348)により行われる。
薬液供給ライン用の流量コントローラ338には、流量計328及び温度計336の出力が入力される。純水供給ライン342用のコントローラ350には、流量計328の出力が入力される。
図1に示すように、液処理装置は制御装置4を備えている。制御装置4は、たとえばコンピュータであり、制御部18と記憶部19とを備える。記憶部19には、液処理装置において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部18は、記憶部19に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって液処理装置の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御装置4の記憶部19にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
制御装置4は、開閉弁308,323,334,352の動作を制御するとともに、記憶部19に記憶された処理レシピに基づいて、流量コントローラ338,350にそれぞれ薬液供給ライン322及び純水供給ライン342を流れる薬液及び純水の流量目標値を与える。流量コントローラ338,350は制御装置4の一部として構成されていてもよい。
次に、液処理装置の作用について説明する。
基板Wに供給する薬液の温度(以下、簡便のため「液処理温度」とも呼ぶ)が常温より高い温度(ここでは例えば80℃とする)であり、純水の温度が常温であるものとする。ここで「常温」とは、例えばクリーンルームの温度である約23℃である。
タンク102及び循環ライン104からなる循環系内には、ヒータ105により上記液処理温度よりやや高い温度(ここでは例えば82℃とする)に加熱された薬液が循環している。薬液として、例えばDHF(希フッ酸)、SC1、SC2等が例示されるが、これらに限定されるものではない。
各処理ユニット16の処理スケジュールに従い、各処理ユニット16に所定のタイミングで基板Wが搬入され、当該基板Wに所定のタイミングで処理液(薬液、リンス液等)が供給され、当該基板Wに液処理が施される。その後、基板Wは処理ユニット16から搬出される。説明を簡単にするため、処理ユニット16で行われる処理は、薬液洗浄工程、純水リンス工程、振り切り乾燥工程の3工程からなる処理とする。
薬液洗浄工程を行うときには、開閉弁308,334,352を閉じた状態で開閉弁323を開く。このとき、制御装置4は、記憶部19に記憶された処理レシピに基づいて、流量コントローラ338に薬液の目標流量を与える。流量コントローラ338は、流量計328により検出された薬液の流量が目標流量となるように、電空レギュレータ332を介して定圧弁330をフィードバック制御する。これにより、基板保持具16aにより保持されて回転させられている基板Wに、予め定められた流量でノズル16bから薬液が吐出され、基板Wに薬液処理が施される。
予め定められた時間だけ薬液洗浄工程を行った後、開閉弁323を閉じ、開閉弁334を開く。これにより、薬液供給ライン322を流れる薬液が戻しライン326を通ってタンク102に戻されるようになる。つまり、タンク102から出て循環ライン104を通ってタンク102に戻る薬液の循環流(主循環流)とは別に、タンク102から出て、循環ライン104、分岐ライン112、薬液供給ライン322、戻しライン326、戻しライン132及び主戻しライン134を通ってタンク102に戻る薬液の循環流(副循環流)が形成されるようになる。この循環流(副循環流)によりブロック体310及びこれに付設された開閉弁(特に開閉弁334)を暖めて温度低下を防止する保温操作が実行される。
この保温操作は、この処理ユニット16で次の基板Wに対して薬液処理を施す直前まで継続的に実行される。
また、開閉弁323を閉じた後に(例えば開閉弁323を閉じた直後に)開閉弁308を開き、処理液供給ライン302の分岐点302とノズル16bとの間にある薬液をドレンライン304から排出する。薬液の排出が完了したら、再び開閉弁308を閉じる。
次にリンス処理工程を行う。すなわち、開閉弁323,308を閉じた状態で開閉弁352を開く。このとき、制御装置4は、記憶部19に記憶された処理レシピに基づいて、流量コントローラ350に純水の目標流量を与える。流量コントローラ350は、流量計344により検出された純水の流量が目標流量となるように、電空レギュレータ348を介して定圧弁346の状態を調整するフィードバック制御を行う。これによりノズル16bから基板Wに予め定められた吐出流量で純水が供給され、基板Wにリンス処理が施される。
予め定められた時間だけリンス処理工程を行った後、開閉弁352を閉じ、基板Wの回転数を増大させて、振り切り乾燥工程を行う。開閉弁352を閉じた後に開閉弁308を開き、処理液供給ライン302の分岐点302とノズル16bとの間にある純水をドレンライン304から排出する。純水の排出が完了したら、再び開閉弁308を閉じる。以上により、一枚の基板Wに対する一連の処理が終了する。
保温操作について以下に詳述する。ブロック体310及びこれに付設された開閉弁などの接液部材の温度は、自然放熱により、あるいは常温の純水が純水供給ライン342及び処理液供給ライン302を流れることにより低下しうる。上記接液部材の温度が低下すると、次の基板Wに対して薬液を供給するときに、上記接液部材が薬液から熱を奪い、ノズル16bから基板Wに吐出される薬液の実際温度が、目標温度(前述したように例えば80℃である)よりも低下する。この場合、基板Wに対して意図した処理を行うことができなくなる。従って、ノズル16bから基板Wに薬液が供給されていない間、ブロック体310及び開閉弁(特に開閉弁334)の温度は、可能な限り上記目標温度に近い温度に維持されていることが望ましい。このため、上記保温操作が行われる。
制御装置4は、薬液洗浄工程実行時と保温操作実行時とで、流量制御機構をなす定圧弁330の制御モードを変更する。薬液洗浄工程実行時には、前述したように定圧弁330を通過する薬液流量が目標流量となるようにフィードバック制御が行われる。これに対して、保温操作実行時には、温度計336により検出される薬液温度が目標温度となるようにフィードバック制御が行われる。すなわち、保温操作実行時には、流量計328の検出流量はフィードバック制御に関与しなくなる。
保温操作実行時には、制御装置4が流量コントローラ338に対して、温度計336により検出される薬液温度の目標値(ここでは例えば81℃とする)を与える。温度計336による検出値が目標値より低い(高い)場合には、流量コントローラ338は、電空レギュレータ332を介して定圧弁330の状態を変化させ(具体的には、定圧弁330により制御される定圧弁330二次側圧力が高く(低く)なるようにする)、薬液供給ライン322及び戻しライン326を流れる薬液の流量を増大(減少)させる。
先に述べたように、循環ライン104には基板Wに吐出される薬液の目標温度よりもやや高い温度の薬液が流れているため、このような温度の薬液をブロック体310内により多く(より少なく)流すことにより、ブロック体310の温度を上昇(下降)させることができる。
上記の説明より理解できるように、温度計336による検出値はブロック体310の温度の指標となるので、ブロック体310との熱交換が十分に行われた後(ブロック体310と十分に長い時間触れ合った後)の薬液の温度を温度計336により検出することが望ましい。このため、温度計336は、分岐点324よりも下流側の戻しライン326を流れる薬液の温度を検出することが好ましい。温度計336は、ブロック体310内の戻しライン326のより下流側(より薬液送出ポート314に近い位置)で薬液の温度を検出するように設置することもまた好ましい。
戻しライン326内で薬液の温度を測定するように温度計336を設けることにより、仮に温度計336に発塵が生じてパーティクルが薬液に混入したとしても、パーティクルがノズル16b側に流れて基板Wを汚染することを防止することができるという利点もある。
図2及び図3に示した具体的実施形態においては、リンス処理工程を行う際に処理液供給ライン302に常温の純水が流れることにより、ブロック体310の処理液供給ライン302の近傍領域(開閉弁308,323,352を含む)の温度低下が生じるおそれがある。この温度低下が無視できないものであるなら、次の基板を処理する前に当該領域を暖めることを目的としたダミーディスペンスが必要となる。しかしながら、ブロック体310のうちの少なくとも分岐点よりも上流側の薬液供給ライン322及び戻しライン326の近傍領域の温度は十分に高い温度に維持されているので、ダミーディスペンス時間及びダミーディスペンスで消費する薬液の量を低減することができる。
なお、振り切り乾燥工程を実施する間にも保温操作が引き続き実行されている。このため、リンス処理工程中に処理液供給ライン302の近傍領域の温度が多少低下したとしても、リンス処理工程の終了後次の基板Wへの薬液の吐出開始までの間に、処理液供給ライン302の近傍領域の温度は再び十分に高い状態に維持されるようになる。この場合は、ブロック体310の昇温のためのダミーディスペンスをなくすことができる。
上記の説明では、保温操作において温度計336により検出される薬液温度の目標値を液処理温度よりやや高い温度(例えば81℃)とした。しかしながら、この目標値は、例えば、薬液を基板Wに供給していないときに(保温操作を行っているときに)おける処理液供給ライン302を流れる常温純水の流量等、ブロック体310の冷却要因を考慮して決定されるべきものである。例えば、上記常温純水の流量が多くブロック体310上部がより冷えやすい傾向にある場合には、上記目標値をより高くした方が好ましい。従って、保温操作において温度計336により検出される薬液温度の目標値は、実際の処理レシピを模擬した予備実験により定めることが好ましい。
なお、薬液供給ライン322及び戻しライン326を流れる薬液の流量を予め定められた上限値(閾値)まで増大させても温度計336による検出値が目標値までに達しない場合には、制御装置4は、循環ライン104のヒータ105の設定温度を上昇(例えば83℃に)させる指令を出す。1つの循環ライン104に複数台の処理ユニット16が接続されている液処理装置においては、1台の処理ユニット16(すなわち1つのブロック体310)に供給できる薬液の量に限界があるため、このような制御は特に有効である。循環ライン104のヒータ105の設定温度を上昇させる指令が出される前後において、上述した保温操作に関連する制御はそのまま継続される。
一枚の基板Wに対して一連の液処理を行った後に、次の基板Wに対して薬液洗浄処理を開始するときには、ノズル16bからの基板Wへの薬液の初期の吐出流量を安定させるため、保温操作を完全に終了した後に薬液洗浄処理を開始することが好ましい。すなわち、開閉弁323を開く前に、開閉弁334を閉じ、かつ、定圧弁330を保温操作時の制御モードから薬液洗浄処理時の制御モードに戻しておくことが好ましい。
上記の実施形態によれば、薬液供給ライン322から処理ユニット16に薬液を供給しないときに、タンク102から薬液供給ライン322に送られてきた薬液が戻しライン326を通ってタンク102に戻るように薬液を循環させ、かつ、ブロック体310内における戻しライン326を流れる薬液の温度を温度計336により測定し、この測定された温度に基づいて循環する薬液の流量を流量調節機器(定圧弁330等)を介して調節することにより温度計336により測定される温度が目標温度範囲に維持されるようにしている。このため、薬液供給ライン322から処理ユニット16への薬液供給が再開されるときに、ブロック体310及びブロック体310に付設された弁(特に開閉弁334)の温度を比較的高い所望の温度範囲に精度良く維持することができる。このため、薬液供給ライン322から処理ユニット16への薬液供給が再開されるときに、ダミーディスペンスを廃止することができるか、あるいは、ダミーディスペンスを行うにしてもダミーディスペンスにより廃棄される薬液の量を大幅に削減することができる。このため、液処理装置の経済的な運用を行うことができる。また、ダミーディスペンスの廃止または時間短縮により、液処理装置のスループットを向上させることができる。しかも、吐出開始直後の薬液の温度を所望の温度に精度良く制御することができ、処理品質を向上させることができる。
また、上記実施形態によれば、複数のブロック体310の各々に対して個別的に保温操作の温度制御が行われる。このため、各処理ユニット16に設けられた各種接液機器(ブロック体310、各開閉弁、配管、定圧弁330、流量計328等)の熱容量及び熱的条件に個体差があったとしても、ブロック体310ごとに適切な保温操作を行うことができる。
上記実施形態では、薬液供給ライン322及び戻しライン326を流れる薬液の流量を制御するために電空レギュレータ332により制御される定圧弁330を設けたが、これに限定されるものではなく、他の形式の流量制御機器、例えばニードル弁を設けても構わない。
上記実施形態では、ブロック体310に供給される処理液は薬液及び純水の2種類であったが、これには限定されず、3種類以上の処理液が供給されていてもよい。また、ブロック体310に供給される処理液は一種類の薬液のみでもよい(純水は供給されなくてもよい)。
上記実施形態では、薬液供給ライン322からノズル16bに処理液を流すときの流量制御と、薬液供給ライン322から戻しライン326に処理液を流す場合の流量制御とで共通の流量制御弁(定圧弁330)を用いた。このことは、部品点数の削減による液処理装置の装置コストの低減に寄与する。しかしながら、上記2つの場合の流量制御を、分岐点324の下流側の薬液供給ライン322に設けた流量制御弁と、戻しライン326に設けた別の流量制御弁によりそれぞれ行ってもよい。
上記実施形態では、薬液供給ライン322及び戻しライン326に流入した薬液をタンク102に戻している。このことは、前述したように省薬液による液処理装置の経済的な運用を行う上で有利である。しかしながら、戻しライン326に流入した薬液は廃棄しても構わない(この場合、薬液供給ライン322から分岐するライン326は戻しラインではなく、単なる分岐ラインまたはドレンラインとなる)。この場合も、ブロック体310が保温されているので、前述したダミーディスペンスの廃止または時間短縮によるスループット向上の効果は維持される。
上記実施形態では、常温より高い温度の処理液が通流するブロック体310の保温(温度維持)について述べたが、これには限定されない。ブロック体310に常温より低い温度の処理液が通流する場合にも、上記と同様の手順にてブロック体310の保冷(温度維持)を行うことができる。例えば薬液供給ライン322を介して常温より低い温度の薬液がノズル16bに供給される場合、ノズル16bへの薬液の供給が停止されると例えば常温雰囲気によりブロック体310の温度が昇温し、次にノズル16bに供給される薬液の温度が、所望の温度よりも高くなるおそれがある。この場合、ノズル16bへの薬液の供給が停止されているときに常温より低い温度の薬液を薬液供給ライン322及び戻しライン326に流しておくことにより、ブロック体310の温度を低く維持しておくことができる。
液処理装置により処理される基板Wは、半導体ウエハに限定されるものではなく、ガラス基板、セラミック基板等、他の種類の基板であってもよい。
W 基板
4 制御装置
16 処理ユニット
102 タンク
310 ブロック体
311 第1ポート
314 第2ポート
313 第3ポート
322 供給ライン(薬液供給ライン)
324 分岐点
326 分岐ライン(戻しライン)
323,334 切替機構(開閉弁、第1弁、第2弁)
330,332 流量調節機器(電空レギュレータ、定圧弁)
336 温度計
328 流量計

Claims (7)

  1. 常温とは異なる温度の処理液を用いて基板に液処理を施す処理ユニットと、
    前記処理液を前記処理ユニットに供給する供給ラインと、
    前記供給ライン上に設定された分岐点において前記供給ラインから分岐した分岐ラインと、
    前記分岐点から前記供給ラインを通って前記処理ユニットに前記処理液が流れる第1状態と、前記分岐点から前記分岐ラインを通って前記処理液が流れる第2状態と、を切り替える切替機構と、
    前記切替機構を構成する少なくとも1つの弁が設けられるとともに、前記供給ラインの前記分岐点を含む少なくとも一部及び前記分岐ラインの少なくとも一部をなす流路が形成されたブロック体と、
    少なくとも前記切替機構が前記第2状態にあるときに、前記供給ラインおよび前記分岐ラインを通って流れる前記処理液の流量を調節する流量調節機器と、
    前記分岐ラインを流れる前記処理液の温度を測定する温度計と、
    前記切替機構及び前記流量調節機器を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記切替機構が第2状態にあるときに、前記温度計により測定された温度に基づいて、前記供給ラインおよび前記分岐ラインを通って流れる前記処理液の流量を前記流量調節機器を介して調節する、基板液処理装置。
  2. 前記分岐点に向けて前記供給ラインを流れる前記処理液の流量を測定する流量計をさらに備え、
    前記流量調節機器は、前記分岐点よりも上流側の前記供給ラインに設けられ、
    前記制御装置は、前記切替機構が前記第1状態にあるときには、前記流量計により測定された流量が目標流量範囲に維持されるように前記流量調節機器のフィードバック制御が行われ、前記切替機構が前記第2状態にあるときには、前記温度計により測定された温度が目標温度範囲に維持されるように前記流量調節機器のフィードバック制御が行われるように、前記切替機構の状態に応じて前記流量調節機器の制御モードを切り替える、請求項1記載の基板液処理装置。
  3. 前記切替機構は、前記供給ラインから前記分岐ラインへの前記処理液の流入が許容される状態と遮断される状態とを切り替えることができる第1弁を有し、この第1弁の下流側の前記分岐ラインを流れる前記処理液の温度を測定するように前記温度計が設置される、請求項1または2記載の基板液処理装置。
  4. 前記ブロック体は、前記ブロック体の外側から前記ブロック体内の前記供給ラインに処理液を導入する第1ポートと、前記ブロック体内の前記分岐ラインから前記処理液を前記ブロック体の外側に排出する第2ポートと、前記ブロック体内の前記供給ラインから前記処理ユニットに向けて前記処理液を前記ブロック体の外側に排出する第3ポートと、前記温度計の温度検出部を前記分岐ライン内に挿入するための第4ポートと、を有し、
    前記切替機構の前記第1弁は、前記第1ポートと前記第2ポートとが連通した状態と遮断された状態とを切り替える開閉弁であり、
    前記切替機構はさらに、第2弁として、前記第1ポートと前記第3ポートとが連通した状態と遮断された状態とを切り替える開閉弁を有している
    請求項3記載の基板液処理装置。
  5. 前記処理液を貯留するタンクをさらに備え、前記処理液は前記タンクから前記供給ラインに供給され、前記分岐ラインは前記タンクに接続され、前記分岐ラインを流れる前記処理液は前記タンクに戻される、請求項2記載の基板液処理装置。
  6. 前記タンクに両端が接続された循環ラインと、
    前記タンク内の処理液を前記循環ライン内で循環させるポンプと、
    前記循環ラインを流れる処理液を加熱するヒータと、
    をさらに備え、
    前記基板液処理装置は、前記処理ユニット、前記供給ライン、前記分岐ライン、前記切替機構、前記ブロック体、前記流量調節機器及び前記温度計を含む構成要素の組を2組以上備え、各組における前記供給ラインは前記循環ラインから分岐するラインである、請求項5記載の基板液処理装置。
  7. 前記制御装置は、前記構成要素の組のいずれかにおいて、前記供給ライン及び前記分岐ラインを通って流れる処理液の流量を予め定められた閾値まで増大させても前記温度計により測定される温度を前記目標温度範囲まで上昇させることが不可能な場合に、前記ヒータの設定温度を上昇させる、請求項6記載の基板液処理装置。
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