JP2003071021A - 遊技機の大入賞口 - Google Patents

遊技機の大入賞口

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JP2003071021A
JP2003071021A JP2001268757A JP2001268757A JP2003071021A JP 2003071021 A JP2003071021 A JP 2003071021A JP 2001268757 A JP2001268757 A JP 2001268757A JP 2001268757 A JP2001268757 A JP 2001268757A JP 2003071021 A JP2003071021 A JP 2003071021A
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JP2001268757A
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Masahiro Takeuchi
正博 竹内
Yoshio Wakana
芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
Seiichi Yanagawa
誠市 梁川
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Takeya Co Ltd
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Takeya Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大当り状態の時間を短縮させるとともに通常遊
技を充実させることができ、さらには、遊技の射幸性を
抑制できる遊技機の大入賞口を提供する。 【解決手段】大当りを発生させるようにした遊技機には
所定の遊技条件が成立したときに遊技球を受け入れ易い
状態にする大入賞口が設けられている。本発明の大入賞
口10は、遊技域の右上部に開口部4aを設け、この開
口部4aに係合して開閉扉21を設けた。そして、該開
閉扉21に伝達部材を介してアクチュエータに連結した
扉開閉手段を設けたものである。これにより、大当り時
には遊技球が遊技釘に邪魔されずに大入賞口に入るの
で、大当りの時間を短時間で終了させることができる。
また、遊技域のスペースが広くなり、通常遊技を充実さ
せることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の遊技条件が
成立したときに大当りが発生して開口する遊技機の大入
賞口に関する。
【0002】
【従来の技術】所定の遊技条件が成立したときに大当り
を発生させるようにした遊技機は、一般に遊技盤の略中
央に特別図柄の表示を行う特別図柄表示装置を配置し、
その下部に遊技開始の信号を出力する始動口と、大当り
時に遊技球を受け入れ難いもしくは受け入れない状態か
ら遊技球を受け入れ易い状態へ開口する大入賞口とを設
けている。
【0003】例えば、第1種と呼ばれる遊技機では、始
動口に遊技球が入ると、特別図柄表示装置の図柄が変動
し、その停止図柄が当たり図柄になると大当りが発生す
るようにしているものが多く、また、第3種と呼ばれる
遊技機では、当たり図柄になると特定入賞口が一定時間
開口し、特定入賞口に入った遊技球が特定領域を通過す
ると、大当りに移行する権利が発生し、この状態で第3
種始動口に遊技球が入ると大当りが発生し、大入賞口を
開口するようにしている。
【0004】大入賞口は通常、遊技域の中央下部または
右下部に配置され、形状は横長の長方形のものが多く、
ソレノイドやモータなどのアクチュエータで作動する開
閉扉が付設されている。また、第1種と呼ばれる遊技機
の大入賞口内には特定領域が設けられており、遊技球が
特定領域に入ると、所定回数まで大当りが継続されるよ
うになっている。また、第3種と呼ばれる遊技機の大入
賞口は、第3種始動口に入賞すると、所定の回数まで大
当りが継続されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来、
大入賞口は一般に遊技域の中央下部または右下部に配置
されており、大当り中にも遊技釘などにより遊技球が邪
魔され大入賞口に至るまでに時間がかかるので、大当り
が終了するまでにかなりの時間を要している。
【0006】また、大当り中にも始動口に遊技球が入る
ので、始動口への記憶数の上限を増加した遊技機では、
大当りの終了後に、入賞保留の数だけ大当り抽選が再び
行われるため、連続した大当りの可能性が高まり、遊技
の射幸性が高くなり過ぎるきらいがある。
【0007】また、保留記憶が満杯であるときには始動
口に遊技球が入ってもあまり意味がなく、遊技者にとっ
ては始動口付近を遊技球が流下するのを煩わしく感じ
る。さらに、大当り時にしか作動しない大入賞口が通常
遊技時にも遊技盤中の一角を占めているので、通常遊技
中の遊技域が制限され、遊技盤を大幅に改変して斬新で
趣向のある遊技機にするのが困難であるという問題もあ
る。
【0008】そこで、本発明は大当り状態の時間を短縮
させるとともに通常遊技を充実させることができ、さら
には、遊技の射幸性を抑制できる遊技機の大入賞口を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段および効果】上記目的を達
成するため、請求項1の発明では次の手段を採った。即
ち、遊技盤表面にガイドレールで囲まれた遊技域を有
し、所定の遊技条件が成立すると遊技球を受け入れ難い
もしくは受け入れない状態から遊技球を受け入れ易い状
態へと変換可能な遊技機の大入賞口において、前記遊技
域の右上部に設けた開口部と、該開口部に設けた開閉扉
と、該開閉扉を開閉するアクチュエータを開閉扉に伝達
部材を介して連結した扉開閉手段とを備えたことをとを
要旨としている。
【0010】ここで、遊技域の右上部は特定の位置を意
味するものではなく、遊技域の境界付近、望ましくは遊
技域の境界部のガイドレール部であって、縦の中心線よ
り右側で、遊技域の横の中心線より上側であることを意
味している。また、開口部の開閉扉は回動させて開口部
を開閉させるものに限定されるものではない。また、扉
開閉手段は、モータやソレノイドなどのアクチュエータ
にリンクや歯車などの伝達部材を介して開閉扉に連結し
たもので、開閉扉は大当り時に扉開閉手段を作動させる
ことによって開かれる。なお、開閉扉の閉鎖はバネで戻
すようにしてもよい。
【0011】この発明によれば、大入賞口が遊技域の右
上部にあるので、大当り時に右打ちを行うと殆どの遊技
球が遊技釘などに接触することなく直接大入賞口に飛び
込むので、大当り遊技を速く終了させることができる。
したがって、通常遊技の時間を多くすることができる。
また、この遊技機では、始動口を大入賞口から離れた位
置に配置することもでき、大当り時に遊技球が始動口に
入ることを大幅に少なくすることができる。したがっ
て、始動記憶数を増加させた場合でも、射幸性の抑制さ
れた遊技機にすることが可能である。
【0012】また、通常遊技時は大入賞口が遊技域の外
にあるので、その分遊技域を有効に使用することがで
き、例えば一般入賞口や役物を多く配置したり特別図柄
表示装置を大きくして、斬新なものとすることが可能と
なる。なお、本発明では始動口および特別図柄表示装置
の位置およびその構造については何ら限定するものでは
ない。
【0013】請求項2の発明は、前記開閉扉が、前記開
口部の下端側を支点として前記遊技域内に回動可能に設
けられた請求項1記載の遊技機の大入賞口を要旨とす
る。この発明によれば、大当り時に開閉扉が開口部の下
端側を支点として反時計回りに回動して遊技域に鰐口状
に開口させるので、遊技者に大きな感激を与えることが
できる。
【0014】また、この発明では始動口を大入賞口の開
口によって遊技球が邪魔されるような位置に設けること
もでき、大当り中に遊技球が始動口に入ることを大幅に
少なくすることができる。なお、扉開閉手段は任意なも
のでよいが、アクチュエータとしてソレノイドを用い、
開閉扉に連結したリンクを回動させる構成にするのが簡
便である。
【0015】請求項3の発明は、前記開閉扉が、前記開
口部に設けたガイド部材に係合して上下方向にスライド
可能に設けられた請求項1記載の遊技機の大入賞口を要
旨とする。開口部は開閉扉を上方にスライドさせて開口
させてもよいし、下方にスライドさせて開口させてもよ
い。扉開閉手段は、アクチュエータとしてソレノイドを
用い、開閉扉に連結したリンクでスライドさせるか、開
閉扉にラックを付設してモータの出力軸に設けたピニオ
ンでスライドさせればよい。
【0016】この発明では、大当り時に右打ちを行う
と、遊技者からは遊技球が遊技域の上部で突然消えて行
くように見えるので、従来とは異なった趣向を与えるこ
とができる。請求項4の発明は、前記開口部に特定入賞
口と入賞口を設け、前記扉開閉手段は該特定入賞口が隠
れる程度に開口した状態を保持する機構を備えた請求項
2または請求項3記載の遊技機の大入賞口を要旨とす
る。
【0017】入賞することにより、特定回数まで大当り
を継続させる特定入賞口を大入賞口に設ける場合は、開
口部に付設される遊技球の誘導路を分割して特定入賞口
と入賞口とすればよいが、射幸性を適切な範囲に誘導す
るため、特定入賞口へ複数の遊技球が入ることを防止す
る場合は、特定入賞口へ遊技球が入ったときに開閉扉を
特定入賞口が隠れる程度まで閉じるようにするのがよ
い。
【0018】開閉扉が請求項2の発明である場合は、開
口部の上部側を特定入賞口とし、大当り時に開閉扉が全
開して、特定入賞口を遊技球が通過したことを検知した
ら、扉開閉手段のアクチュエータを作動させて特定入賞
口を隠す程度に予め設定されている開口量に開閉扉を回
動させる。
【0019】特定入賞口が隠れる程度に開口した状態を
保持する機構はアクチュエータがソレノイドである場合
はストロークが2段に作動できるものを使用するか、ソ
レノイドを2個組み合わせて作動させればよい。また、
請求項5に記載のように、前記開口部に前記開閉扉を上
下に2個設け、上部側を特定入賞口とし下部側を入賞口
とすることもできる。
【0020】この場合は、大当り時に特定入賞口と入賞
口の両者の開閉扉を開口させれば、遊技球は先ず上部側
の特定入賞口に入ることになる。そして、特定入賞口に
遊技球が入ったら特定入賞口の開閉扉を閉鎖させる。こ
れにより、入賞口に遊技球が入り易くなる。なお、扉開
閉手段は両開閉扉それぞれに設ければよい。
【0021】開閉扉が請求項3の発明である場合は開閉
扉のスライド方向、例えば開閉扉を下方へスライドさせ
て開口するようにしている場合は開口部内の下部に特定
入賞口を設けて、特定入賞口へ遊技球が入ったことを検
知したときは扉開閉手段のアクチュエータを作動させて
特定入賞口を隠す程度に閉じればよい。
【0022】扉開閉手段は電動シリンダや開閉扉に付設
したラックにピニオンを噛み合わせてモータで駆動する
場合は、リミットスイッチで特定入賞口を隠す程度に予
め設定されている開口量の位置でモータを停止させれば
よい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は、本発明を適用した遊
技機の遊技盤1を示す正面図である。この遊技機は、遊
技盤1に設けられたガイドレール4で囲まれる遊技域1
aの中央上部には特別図柄表示装置3が配設され、その
下方に始動口5が設けられている。
【0024】特別図柄表示装置3は中央部に特別図柄が
変動表示される表示部3aを有し、その両側には普通図
柄始動ゲート3bが設けられている。さらに、その上部
には、特別図柄の変動表示中に始動口5へ遊技球が入る
とその回数に応じた数だけ赤色に発光する保留LEDが
4個設けられ、その中央に7セグメントの普通図柄表示
部2が設けられている。
【0025】始動口5には開閉羽根5aが設けられてお
り、遊技球が特別図柄表示装置3の両側に設けられた普
通図柄始動ゲート3bを通過することにより特別図柄表
示装置3の普通図柄表示部2に表示される図柄が変化
し、所定の図柄で停止すると開放される。
【0026】遊技域1aの右上部には大当り時に開口す
る大入賞口10が設けられ、遊技域1aの下部には一般
入賞口8が複数個設けられている。また、特別図柄表示
装置3の両側の各所に、風車6やランプ風車7が配設さ
れるとともに、遊技域1aの最下部にアウト口9が設け
られている。そして、遊技域1aの全域に図示しない遊
技釘が設けられている。
【0027】なお、遊技機には、上記始動口5、大入賞
口10、一般入賞口8へ遊技球が入ったことをセンサで
検出するとともに、賞球を払い出す賞球払い出し手段が
設けられ、特別図柄表示装置3、表示部3a,表示灯な
どとともに電子制御回路の入出力インタフェースに接続
されている。電子制御回路は、CPU,ROM,RA
M,および入出力インタフェースをバスラインで接続し
た周知のマイクロコンピュータとして構成されている。
【0028】大入賞口10は、図2に示すように、遊技
域1aの右上部の境界部に開口部4aを形成し、この開
口部4aに上端および下端が開放された断面矩形筒状の
開閉扉11が、その下端部を支点に回動可能に取り付け
られている。すなわち、開閉扉11の下端部には支持受
け11aが固設されており、支持受け11aには遊技盤
1に回転可能に支持された軸13が固設されている。そ
して、軸13にはレバー17が固設されており、レバー
17に設けた係止溝17aに係合してストロークが2段
階に作動できるソレノイド16が設けられている。
【0029】なお、図2では図を見やすくするためレバ
ー17およびソレノイド16を実線で描いているが、実
際には遊技盤1の裏面に設けられている。開閉扉11を
構成する遊技域1a側の部材11bはガイドレール4の
曲線と同一になっており、開閉扉11が閉鎖したときは
ガイドレールとしての機能を有している。なお、部材1
1bは下方のガイドレール4とヒンジ19で連結されて
いる。また、開閉扉11は遊技盤1にバネ18で連結さ
れている。
【0030】開閉扉11の内部には長手方向に仕切り1
2が固設されており、開閉扉11が開いたとき、すなわ
ち開閉扉11が回動して遊技域側に突出したときには、
開閉扉11の上端部が特定入賞口10bと入賞口10c
に分割された開口部10aとして開口する。なお、1
4,15は特定入賞口10bと入賞口10cに入った遊
技球を検知するためのセンサである。
【0031】図2は大入賞口10が開口した状態を示し
ており、大当りが発生し、ソレノイド16が励磁され
て、レバー17の係止溝17aに係合するソレノイド1
6の係止部材が最も縮小(2段に引き付けられた)した
位置となっている。この状態から大入賞口10を閉鎖す
るときは、ソレノイド16を消磁させる。これにより、
開閉扉11はバネ18で引き上げられ、軸13を支点と
して時計方向に回動し、点線で示すように開閉扉11の
部材11bがガイドレール4の一部となるまで移動す
る。
【0032】大入賞口10が全開している状態から、特
定入賞口10bが隠れる程度に閉じるときは、ソレノイ
ド16を1段のストロークで引き付けるように指令す
る。これにより開閉扉11は仕切り12の位置がほぼ、
ガイドレール4の位置になるように時計回りに回動して
停止し、開口部10aは入賞口10cのみが開口された
状態となる。
【0033】なお、上記実施の形態では、2段階にスト
ロークを変えることが可能なソレノイド16を用いた例
で説明したが、ソレノイド16を1段のものとし、開閉
扉11の支持受け11aの軸13にレバーを追加して、
特定入賞口10bが隠れる程度に開閉扉11を回動させ
るストロークを備えたソレノイドを別途設けてもよい。
【0034】次に、大入賞口に特定入賞口と入賞口を設
け、開閉扉を特定入賞口と入賞口のそれぞれに設けた実
施の形態(請求項5の発明の実施の形態)について説明
する。この大入賞口は図3に示すように、遊技域1aの
右上部の境界部に開口部4aを形成し、この開口部4a
に上記説明した開閉扉11と同様の開閉扉21と開閉扉
31を上下に設けたもので、遊技球が入った場合に大当
りが所定回数まで継続される、いわゆる特定領域だけを
有する特定入賞口20と入賞口30とに独立している。
【0035】開閉扉21と開閉扉31はそれぞれ上端お
よび下端が開放された断面矩形筒状で、その下端部を支
点に回動可能に遊技盤1に取り付けられている。すなわ
ち、開閉扉21は遊技盤1に回転可能に支持された軸2
3に固設され、軸23にはソレノイド24と係合して回
動するレバー25が固設されている。
【0036】また、開閉扉31は遊技盤1に回転可能に
支持された軸33に固設され、軸33にはソレノイド3
4と係合して回動するレバー35が固設されている。開
閉扉21および開閉扉31を構成する遊技域1a側の部
材はガイドレール4の曲線と同一になっており、閉鎖時
は開閉扉21および開閉扉31はそれぞれバネ28およ
びバネ38で遊技域1aの外方へ引き寄せられている。
【0037】なお、26は特定入賞口20に遊技球が入
ったことを検知するためのセンサで、36は入賞口30
に遊技球が入ったことを検知するためのセンサである。
また、27、37は特定入賞口20および入賞口30へ
飛び込んだ遊技球の緩衝のためのゴム板である。
【0038】図3は大当りが発生し、大入賞口の特定入
賞口20と入賞口30の両方が開口した状態を示してお
り、閉鎖時は軸23、33を支点に遊技域1aの外へ回
動し、開閉扉21および開閉扉31の前面はガイドレー
ル4の一部となる。特定入賞口20と入賞口30が開口
されたときに、遊技者が右打ちを行うと上方にある特定
入賞口20に遊技球が入り易く、入賞した遊技球はゴム
板27に衝突して落下し球路へ送られる。そして、特定
入賞口20のセンサ26が遊技球が入ったことを検知す
ると、例えば制御装置から特定入賞口20を閉鎖する信
号を送出するようにすれば、ソレノイド24が消磁さ
れ、開閉扉21はバネ28で引かれ、軸23を支点とし
て回動し特定入賞口20を閉鎖する。
【0039】特定入賞口20が閉鎖されると、入賞口3
0に遊技球が入り易くなる。そして、所定の個数の遊技
球の入賞をセンサ36で検知するか所定時間経過すると
制御装置が入賞口30を閉鎖する信号を送出するように
すれば、ソレノイド34が消磁され、開閉扉31はバネ
38で引かれ、軸33を支点として回動し入賞口30を
閉鎖させる。
【0040】次に、大入賞口の別の実施の形態(請求項
3の実施の形態)を図4に基づいて説明する。図示しな
い大入賞口は、遊技域1aの右上部の境界部に開口部4
aを形成し、この開口部4aに上下にスライドする開閉
扉41が設けられている。
【0041】開口部4aの長手方向両端にはコ字状のガ
イド部材45が設けられており、これに開閉扉41が嵌
合している。開閉扉41の下方にはラック42が固設さ
れており、モータ44の出力軸に取り付けられたピニオ
ン43が噛み合わせて設けられている。このように構成
されているので、モータ44を駆動させることにより開
閉扉41は上下にスライドする。図4では開閉扉41が
下方にスライドしたときに大入賞口が開口する。なお、
図示してないが、開閉扉41が上方にスライドして開口
部4aを閉鎖する位置と、開閉扉41が下方にスライド
して、開口部4aを開放した位置には、開閉扉41が停
止できるようにラック42に係合してリミットスイッチ
が設けられている。また、開口部4aには遊技球の誘導
路が設けられている。
【0042】特定入賞口を設ける場合は、開口部4aを
分割して上部側を入賞口、下部側を特定入賞口にする。
そして、大当り時に大入賞口を全開し、特定入賞口に遊
技球が入ったことを検知したらモータ44を作動させ
て、特定入賞口が隠れる程度まで開閉扉41を上方にス
ライドさせる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技機の実施の形態を示す遊技盤の正
面図である。
【図2】本発明の大入賞口の詳細図である。
【図3】請求項5の発明の実施の形態を示す詳細図であ
る。
【図4】請求項3の発明の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…遊技盤 1a…遊技域 2…普通図示表示装置 3…特別図柄表示装置 3a…表示部 3b…普通図柄始動ゲート 4…ガイドレール 5…始動口 5a…開閉羽根 6…風車 7…ランプ風車 8…一般入賞口 9…アウト口 10…大入賞口 10a…開口部 10b…特定入賞口 10c…入賞口 11…開閉扉 11a…支持受 11b…部材 12…仕切り 13…軸 14,15…センサ 16…ソレノイド 17…レバー 17a…係止溝 18…バネ 19…ヒンジ 20…特定入賞口 21…開閉扉 23…軸 24…ソレノイド 25…レバー 26…センサ 27…ゴム板 28…バネ 30…入賞口 31…開閉扉 33…軸 34…ソレノイド 35…レバー 36…センサ 37…ゴム板 38…バネ 41…開閉扉 42…ラック 43…ピニオン 44…モータ 45…ガイド部材
フロントページの続き (72)発明者 竹内 英勝 愛知県春日井市東野町西二丁目14番地の15 (72)発明者 梁川 誠市 愛知県春日井市美濃町2丁目102番地 Fターム(参考) 2C088 AA31 BA09 EB37

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤表面にガイドレールで囲まれた遊技
    域を有し、所定の遊技条件が成立すると遊技球を受け入
    れ難いもしくは受け入れない状態から遊技球を受け入れ
    易い状態へと変換可能な遊技機の大入賞口において、前
    記遊技域の右上部に設けた開口部と、該開口部に設けた
    開閉扉と、該開閉扉を開閉するアクチュエータを開閉扉
    に伝達部材を介して連結した扉開閉手段とを備えたこと
    を特徴とする遊技機の大入賞口。
  2. 【請求項2】前記開閉扉は、前記開口部の下端側を支点
    として前記遊技域内に回動可能に設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の遊技機の大入賞口。
  3. 【請求項3】前記開閉扉は、前記開口部に設けたガイド
    部材に係合して上下方向にスライド可能に設けたことを
    特徴とする請求項1記載の遊技機の大入賞口。
  4. 【請求項4】前記開口部に特定入賞口と入賞口を設け、
    前記扉開閉手段は該特定入賞口が隠れる程度に開口した
    状態を保持する機構を備えたことを特徴とする請求項2
    または請求項3記載の遊技機の大入賞口。
  5. 【請求項5】前記開口部に前記開閉扉を上下に2個設
    け、上部側を特定入賞口とし下部側を入賞口としたこと
    を特徴とする請求項2記載の遊技機の大入賞口。
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Cited By (5)

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