JP2002224323A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2002224323A
JP2002224323A JP2001024042A JP2001024042A JP2002224323A JP 2002224323 A JP2002224323 A JP 2002224323A JP 2001024042 A JP2001024042 A JP 2001024042A JP 2001024042 A JP2001024042 A JP 2001024042A JP 2002224323 A JP2002224323 A JP 2002224323A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの始動口への入賞狙いに終始することに
よってゲームが単調になることを防ぎ、遊技者に飽きを
来させないようにする。 【解決手段】 図柄表示装置13の図柄L,C,Rを変
動させるための始動口(第1始動口)14を備えたパチ
ンコ機において、第1始動口14を、電動チューリップ
Eを有して構成すると共に、その電動チューリップEが
開放状態にあるときのみ入賞可能にする。電動チューリ
ップEを開放状態にして第1始動口14への入賞を可能
にするための第2始動口15を付加し、この第2始動口
15への入賞を前提条件として第1始動口14への入賞
を可能にすることで、第1始動口14への入賞狙いに終
始することのないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、始動口に遊技球が
入賞することにより図柄表示装置の図柄が変動するパチ
ンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパチンコ機におけるゲー
ム性の向上に関する技術としては、次の2つの手法があ
った。 (1)始動口に遊技球が入賞すると図柄表示装置の複数
の図柄が変動し、特定の図柄が揃うと大当たりになって
アタッカ等の大入賞口が一定時間開放し、所定量の出玉
が得られるという手法。 (2)始動口に遊技球が入賞すると図柄表示装置の複数
の図柄が変動し、特定の図柄の並びで大当たりになって
アタッカ等の大入賞口が一定時間開放し、所定量の出玉
が得られる。ここで、始動口(第1始動口)を、電動チ
ューリップを有して構成し、その電動チューリップを開
放状態にさせるための第2始動口を付設し、この第2始
動口へ遊技球が入賞すれば第1始動口への入賞を可能に
するという手法。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術には、次のような問題点があった。すなわち、手法
(1)では、始動口への入賞が大当たりとなる唯一かつ
基本的な条件となっているので、遊技者は始動口への入
賞狙いに終始する。このため、ゲームが単調となって遊
技者に飽きが来るという問題点があった。上記図柄表示
装置に液晶画像表示装置を使用し、表示画像の演出とし
てアニメーションを採り入れる等、単なる図柄合わせゲ
ームから数段ゲーム性を向上させたとしても、ゲームが
単調となって遊技者に飽きが来るという結果は同様であ
った。
【0004】また手法(2)では、第2始動口への入賞
を遂げれば第1始動口への入賞、つまり大当たりの確率
が高まるが、第1始動口の電動チューリップは通常の電
動チューリップであり、閉成状態でも第1始動口への入
賞が可能である。そのため、手法(1)におけるほどで
はないものの、遊技者は第1始動口への入賞狙いに終始
しやすい。このため、結局は手法(1)と同様にゲーム
が単調となって遊技者に飽きが来るという問題点があっ
た。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点を解消す
るためになされたもので、大当たり等、遊技者にとって
有利になる条件を満足させるための特定の始動口(第1
始動口)への入賞狙いに終始させることがなく、ゲーム
が単調となって遊技者に飽きが来ることのないようにし
たパチンコ機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、図柄表示装置と、この図
柄表示装置の図柄を変動させるための始動口とを備えた
パチンコ機において、前記始動口は、開閉手段を有しそ
の開閉手段が開放状態にあるときのみ遊技球が入賞可能
とされ、前記開閉手段を開放状態にして遊技球を前記始
動口へ入賞可能にするための他の始動口を具備すること
を特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記2つの始動口は互いに一定距離以
上、離して配置されることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、前記他の始動口への入賞に基づ
いて開閉手段が開放状態となる前記始動口が複数個設け
られ、該始動口への入賞と図柄表示装置の図柄変動が連
動することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明によるパチンコ機の第
1実施形態を示す盤面図である。この図において、11
はパチンコ機の盤面であり、この盤面11には、ほぼ円
形状にレール12が取り付けられており、このレール1
2の内側には、種々の機能部品が設けられている。
【0010】すなわち、レール12の内側のほぼ中央に
は、変動可能の3つの特別図柄L,C,Rを横並びに表
示可能の特別図柄表示装置13が設けられ、その真上に
第1始動口14が設けられている。この第1始動口14
から一定距離以上、離れた位置、ここでは特別図柄表示
装置13の下方の所定位置には、第2始動口15が普通
図柄表示装置16を伴って設けられ、更にその下方には
アタッカ(大入賞装置)17が設けられている。第1始
動口14と第2始動口15とを一定距離以上、離して配
置するのは、それらの始動口14,15のうち、どちら
の入賞を狙うかによって、図示しない遊技球発射ハンド
ルの操作位置(角度)を一定量以上変えなければならな
いようにするためである。
【0011】レール12の内側で、中央部分より外側の
左右適宜箇所には、各一対の風車18,19が所定間隔
置いて並設され、それら各一対の風車18,19の下方
には各々入賞口20が設けられている。更に、レール1
2の内側の、各機能部品(特別図柄表示装置13、第1
始動口14、第2始動口15、普通図柄表示装置16ア
タッカ17、風車18,19及び入賞口20等)を避け
た適宜箇所には、多数の遊技釘(図示せず)が打ち込ま
れている。
【0012】ここで、上記第1始動口14は、電動チュ
ーリップEを有しその電動チューリップEが開放状態に
あるときのみ遊技球が入賞可能、換言すれば、電動チュ
ーリップEが閉成状態にあるときには第1始動口14へ
遊技球が入賞しないように構成されている。またこの電
動チューリップEは、1回の開放動作時において、所定
時間間隔で3回、各回につき一定時間開放するように構
成されている。
【0013】また上記特別図柄表示装置13は、第1始
動口14の電動チューリップEの1回の開放動作時にお
いて、1回目の入賞球により左側の特別図柄Lが、2回
目の入賞球により中央の特別図柄Cが、3回目の入賞球
により右側の特別図柄Rが、各々変動を開始し、適宜時
間後に各々停止するように構成されている。
【0014】上記アタッカ17は、特別図柄表示装置1
3の3つの特別図柄L,C,Rが停止したときに、それ
らが特定の特別図柄で揃っていると大当たりになって一
定時間開放され、所定量の出玉が得られるように構成さ
れている。
【0015】更に上記第2始動口15は、上記普通図柄
表示装置16の図柄(普通図柄)Xの変動を開始させる
ための始動口である。普通図柄表示装置16は、第2始
動口15への遊技球の入賞によりその図柄Xが変動開始
し、その後、一定時間を経て図柄変動を停止するように
構成されている。上記第1始動口14の電動チューリッ
プEは、普通図柄表示装置16の図柄Xが所定の図柄で
停止したときに開放動作状態となり、第1始動口14へ
の遊技球の入賞を可能とするように構成されている。な
お図中、OUTは遊技球のアウト口である。
【0016】次に、上述第1実施形態の動作について説
明する。遊技球(図示せず)が発射され、レール12の
内側に放出された後、盤面11上を流下して入賞口20
に入賞し、あるいはアウト口OUTに入球するまでの動
作については従来のパチンコ機と特に変わるところはな
いので、ここでは、第1,第2始動口14,15への入
賞があった場合の動作について説明する。
【0017】遊技球が第2始動口15に入賞すると、普
通図柄表示装置16の図柄Xが変動を開始する。変動開
始後、一定時間経過して停止した図柄が所定の図柄であ
れば、電動チューリップEが後述するように開放動作す
る。それ以外の図柄であるときには、電動チューリップ
Eは開放動作せず、閉成状態のままである。なお、電動
チューリップEが開放動作しなければ第1始動口14へ
遊技球が入賞することはない。すなわち、第2始動口1
5への遊技球の入賞は、第1始動口14への遊技球の入
賞の基本的な条件(前提条件)となっている。
【0018】第1始動口14の電動チューリップEの開
放動作及びそれ以降の各部の動作は、次の通りである。
すなわち電動チューリップEは、所定時間間隔で3回、
各回につき一定時間開放する。そして、1回目の開放時
に遊技球の入賞(入賞球)があれば、左側の特別図柄L
が変動を開始する。2回目の開放時に遊技球の入賞があ
れば、中央の特別図柄Cが変動を開始する。3回目の開
放時に遊技球の入賞があれば、右側の特別図柄Rが変動
を開始する。
【0019】左側、中央及び右側の3つの特別図柄L,
C,Rは、各々適宜時間後に停止するが、停止時に、そ
れら3つの特別図柄L,C,Rが特定の図柄で揃ってい
ると大当たりになり、アタッカ17を一定時間開放し、
所定量の出玉が得られるようになる。
【0020】なお、上述第1実施形態では、普通図柄表
示装置16を設けたが、これを省略し、第2始動口15
への入賞によって、直接、電動チューリップEを開放動
作させ、遊技球を第1始動口14へ入賞可能にしてもよ
い。また、電動チューリップEへの1回の入賞毎に3つ
の特別図柄L,C,Rが同時に変動開始するようにして
もよい。この場合、各特別図柄L,C,Rを、適宜時間
ずらせて順次停止させるようにすれば、遊技心をより高
揚させ得る。
【0021】図2は本発明によるパチンコ機の第2実施
形態を示す盤面図である。図1と比較して分かるよう
に、この第2実施形態では、左側、中央及び右側の3つ
の第1始動口21、22及び23を備えている。
【0022】この第1始動口21〜23は、各々電動チ
ューリップE(EL,EC,ER)を有し自身の電動チ
ューリップEが開放状態にあるときのみ遊技球(図示せ
ず)が入賞可能、換言すれば、電動チューリップEが閉
成状態にあるときには各々第1始動口21〜23へ遊技
球が入賞しないように構成されている。また電動チュー
リップEは、1回の開放動作時において、電動チューリ
ップEL、同EC及び同ERの順で一定時間ずつ開放す
るように構成されている。
【0023】また特別図柄表示装置13は、第1始動口
21〜23の電動チューリップEの1回の開放動作時に
おいて、第1始動口21への入賞球により左側の特別図
柄Lが、第1始動口22への入賞球により中央の特別図
柄Cが、第1始動口23への入賞球により右側の特別図
柄Rが、各々変動を開始し、適宜時間後に各々停止する
ように構成されている。
【0024】更に上記第2始動口15は、普通図柄表示
装置16の図柄Xの変動を開始させるための始動口であ
る。普通図柄表示装置16の図柄Xの変動は、開始後、
一定時間を経て停止するように構成されている。また、
第1始動口21〜23の電動チューリップE(EL,E
C,ER)は、普通図柄表示装置16の図柄Xが所定の
図柄で停止したときに開放動作状態となり、第1始動口
21〜23への遊技球の入賞を可能とするように構成さ
れている。その他の構成は図1とほぼ同様であり、同一
又は相当部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0025】次に、上述第2実施形態の動作について説
明する。ここでは、第1,第2始動口21〜23,15
への入賞があった場合の動作について説明する。
【0026】遊技球が第2始動口15に入賞すると、普
通図柄表示装置16の図柄Xが変動を開始する。変動開
始後、一定時間経過して停止した図柄が所定の図柄であ
れば、電動チューリップE(EL,EC,ER)が後述
するように開放動作する。それ以外の図柄であるときに
は、電動チューリップEは開放動作せず、閉成状態のま
まである。なお、この第2実施形態においても、電動チ
ューリップEが開放動作しなければ第1始動口21〜2
3へ遊技球が入賞することはない。すなわち、第2始動
口15への遊技球の入賞は、第1始動口21〜23への
遊技球の入賞の基本的な条件(前提条件)となってい
る。
【0027】第1始動口21〜23の電動チューリップ
Eの開放動作及びそれ以降の各部の動作は、次の通りで
ある。すなわち電動チューリップEは、1回の開放動作
時において、電動チューリップEL、同EC及び同ER
の順で一定時間ずつ開放する。そして、このような電動
チューリップEの開放動作時において、第1始動口21
への遊技球の入賞(入賞球)があれば左側の特別図柄L
が変動を開始する。続いて、第1始動口22への遊技球
の入賞があれば中央の特別図柄Cが変動を開始する。更
に、第1始動口23への遊技球の入賞があれば右側の特
別図柄Rが変動を開始する。
【0028】左側、中央及び右側の3つの特別図柄L,
C,Rは、各々適宜時間後に停止するが、停止時に、そ
れら3つの特別図柄L,C,Rが特定の図柄で揃ってい
ると大当たりになり、アタッカ17を一定時間開放し、
所定量の出玉が得られるようになる。
【0029】なお、上述第2実施形態では、普通図柄表
示装置16を設けたが、これを省略し、第2始動口15
への入賞によって、直接、電動チューリップEを開放動
作させ、遊技球を第1始動口21〜23に入賞可能にし
てもよい。
【0030】図3は本発明によるパチンコ機の第3実施
形態を示す盤面図である。図2と比較して分かるよう
に、この第3実施形態では、第2実施形態に確率変化用
図柄表示装置31が付加されている。この確率変化用図
柄表示装置31は、例えば第1始動口22及び特別図柄
表示装置13相互間に配設され、第2実施形態における
大当たりが終了した際に、その図柄(確率変化用図柄)
Yが変動を開始し、所定時間後に停止するように構成さ
れている。
【0031】また、第1始動口21〜23の電動チュー
リップE(EL,EC,ER)は、確率変化用図柄表示
装置31の上記停止時の図柄Yの種別により、その開放
動作が例えば下記のように変化するように構成されてい
る。すなわち、上記停止時の図柄Yがa図柄である場合
には、第1始動口21,23の電動チューリップEL,
ERは開放動作しないが、左,右各側の特別図柄L,R
が大当たりに係る同一図柄で揃って表示され、中央の第
1始動口22の電動チューリップECのみが開放動作す
るように構成されている。
【0032】これにより、中央の第1始動口22への遊
技球の入賞があれば中央の特別図柄Cが変動を開始す
る。この中央の特別図柄Cは、適宜時間後に停止する
が、変動停止時に、上記左,右各側の特別図柄L,Rと
同一の図柄になれば大当たりになり、アタッカ17を一
定時間開放し、所定量の出玉が得られるようになる。こ
の場合は、左,右各側の特別図柄L,Rが予め大当たり
に係る同一図柄で揃っている分だけ、大当たりの確率が
上昇する。
【0033】また、上記停止時の図柄Yがa図柄以外の
いずれかの図柄、例えばb図柄である場合には、電動チ
ューリップEの開放動作は通常時(基本設定)と同様に
なるように構成されている。したがって、この場合は、
電動チューリップEの開放動作に変化はなく、各々上述
第2実施形態の場合と同様の開放動作になる(大当たり
の確率上昇はない)。
【0034】更に、普通図柄表示装置16についても、
確率変化用図柄表示装置31の上記停止時の図柄Yの種
別により、電動チューリップEを開放動作させる所定の
普通図柄で停止する確率が例えば下記のように変化する
ように構成されている。
【0035】すなわち、確率変化用図柄表示装置31の
上記停止時の図柄Yがa図柄である場合には、通常時
(基本設定)よりも高い確率で電動チューリップEを開
放動作させる普通図柄で停止する。また、上記停止時の
図柄Yがa図柄以外のいずれかの図柄、例えばb図柄で
ある場合には、通常時と同様の確率で電動チューリップ
Eを開放動作させる普通図柄で停止する(大当たりの確
率上昇がない)ように構成されている。その他の構成は
図1とほぼ同様であり、同一又は相当部分に同一符号を
付してその説明を省略する。
【0036】次に、上述第3実施形態の動作について説
明する。ここでは、第1,第2始動口21〜23,15
への入賞があった場合の動作について説明する。
【0037】遊技球が第2始動口15に入賞すると、普
通図柄表示装置16の図柄Xが変動を開始する。変動開
始後、一定時間経過して停止した図柄Xが所定の図柄で
あれば、電動チューリップE(EL,EC,ER)が後
述するように開放動作する。それ以外の図柄であるとき
には、電動チューリップEは開放動作せず、閉成状態の
ままである。なお、この第3実施形態においても、電動
チューリップEが開放動作しなければ第1始動口21〜
23へ遊技球が入賞することはない。すなわち、第2始
動口15への遊技球の入賞は、第1始動口21〜23へ
の遊技球の入賞の基本的な条件(前提条件)となってい
る。
【0038】ここで、普通図柄表示装置16の上記停止
時の図柄Xが電動チューリップEを開放動作させ得る所
定の図柄となる確率は、確率変化用図柄表示装置31の
現在表示されている図柄(前回停止時の図柄)Yによっ
て異なる。すなわち上記確率は、確率変化用図柄表示装
置31の上記停止時の図柄Yがa図柄である場合には通
常時(基本設定)よりも高くなり、a図柄以外である場
合には通常時のままである。
【0039】第1始動口21〜23の電動チューリップ
Eの開放動作及びそれ以降の各部の動作(通常時)は、
次の通りである。すなわち電動チューリップEは、1回
の開放動作時において、電動チューリップEL、同EC
及び同ERの順で一定時間ずつ開放する。そして、この
ような電動チューリップEの開放動作時において、第1
始動口21への遊技球の入賞(入賞球)があれば左側の
特別図柄Lが変動を開始する。続いて、第1始動口22
への遊技球の入賞があれば中央の特別図柄Cが変動を開
始する。更に、第1始動口23への遊技球の入賞があれ
ば右側の特別図柄Rが変動を開始する。
【0040】左側、中央及び右側の3つの特別図柄L,
C,Rは、各々適宜時間後に停止するが、停止時に、そ
れら3つの特別図柄L,C,Rが特定の図柄で揃ってい
ると大当たりになり、アタッカ17を一定時間開放し、
所定量の出玉が得られるようになる。
【0041】ここで、第1始動口21〜23の電動チュ
ーリップEの開放動作及びそれ以降の各部の動作は、確
率変化用図柄表示装置31の現在表示されている図柄
(前回停止時の図柄)Yによって異なる。すなわち、確
率変化用図柄表示装置31の現在表示されている図柄Y
がa図柄以外である場合には上述通常時(基本設定)の
ままであるが、a図柄である場合には上述通常時とは異
なり、以下のように動作する。
【0042】この場合は、電動チューリップEL,ER
は開放動作せず、また、左,右各側の特別図柄L,Rは
大当たりに係る同一図柄で揃って表示されている。この
状態で、電動チューリップECのみが開放動作する。電
動チューリップECを有する第1始動口22への遊技球
の入賞があれば中央の特別図柄Cが変動を開始する。こ
の中央の特別図柄Cは、適宜時間後に停止するが、停止
時に、上記左,右各側の特別図柄L,Rと同一の図柄に
なれば(3つの特別図柄L,C,Rが揃えば)大当たり
になり、アタッカ17を一定時間開放する。すなわち、
確率変化用図柄表示装置31の現在表示されている図柄
Yがa図柄である場合には、左,右各側の特別図柄L,
Rが予め大当たりに係る同一図柄で揃っている分だけ、
大当たりの確率が高まる。
【0043】上述第3実施形態では、普通図柄表示装置
16を設けたが、これを省略し、第2始動口15への入
賞によって、直接、電動チューリップEを開放動作さ
せ、遊技球を第1始動口21〜23に入賞可能にしても
よい。
【0044】なお上述実施形態では、いずれも本発明を
第1種特別電動役物付きパチンコ機(第1種パチンコ
機)に適用した場合について説明したが、このようなパ
チンコ機のみに限定されないことは勿論である。例え
ば、本発明を第3種特別電動役物付きパチンコ機(第3
種パチンコ機)に適用してもよく、これによっても上述
実施形態と同様に動作し、同様の効果が得られる。また
第1,第2始動口として、いずれも入賞後、出玉(賞
球)が得られる一般的な始動口を用いたが、入賞後に出
玉が得られない、換言すれば遊技球が単に通過するだけ
の始動口(スルーチャッカ)等を用いてもよい。それら
2種類の始動口を併用してもよい。更に、第1始動口へ
の入賞を可能とするための開閉手段として電動チューリ
ップを用いたが、これのみに限定されることはない。例
えば、盤面の前後方向に開閉する扉を有する、いわゆる
アタッカタイプの開閉手段を電動チューリップに代えて
用いてもよい。第2,第3実施形態のように第1始動口
を複数備える場合には、電動チューリップとアタッカタ
イプの開閉手段とを併用してもよい。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように本発明では、図柄表示
装置(上述実施形態では特別図柄表示装置)の図柄を変
動させるための始動口(第1始動口)を備えたパチンコ
機において、上記第1始動口を、開閉手段を有して構成
すると共に、その開閉手段が開放状態にあるときのみ入
賞可能にし、また、上記開閉手段を開放状態にして第1
始動口への入賞を可能にするための第2始動口を付加し
た。これによれば、第2始動口への入賞を条件として、
第1始動口への入賞が可能になるので、遊技者は、まず
第2始動口への入賞を狙い、この第2始動口への入賞を
遂げてから第1始動口への入賞を狙うことになる。した
がって、従来のパチンコ機のように、1つの始動口(第
1始動口)への入賞狙いに終始させることがなくなり、
ゲームが単調となって遊技者に飽きを来させるというこ
とがなくなる。
【0046】第1始動口と第2の始動口とを一定距離以
上、離して配置することによれば、それらの始動口のう
ち、どちらの入賞を狙うかによって、遊技球発射ハンド
ルの操作位置(角度)を一定量以上変えることになる。
したがって、より以上、操作に変化が要求されることに
なり、ゲームが単調になることをより回避できる。
【0047】第2始動口への入賞に基づいて開閉手段が
開放状態となる第1始動口を複数個設け、該第1始動口
への入賞と図柄表示装置の図柄変動を連動させることに
よれば、ゲームの面白みをより増すことができる。
【0048】なお、従来のパチンコ機では1つの始動口
への入賞のみで大当たり等、遊技者にとって有利になる
条件を満足させることができたのに対して、本発明で
は、もう1つの始動口(第2の始動口)への入賞が、有
利になる条件を満足させるために必要となる。これにつ
いては、例えば第1始動口への入賞による図柄変動の結
果において大当たりが出る確率を高める等、他の有利に
なる条件を満足させる確率を高めたり、適宜の遊技場面
での一連の出玉数を増やす等で対処すれば、全体として
の出玉の均衡が保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパチンコ機の第1実施形態を示す
盤面図である。
【図2】同じく第2実施形態を示す盤面図である。
【図3】同じく第3実施形態を示す盤面図である。
【符号の説明】
13 特別図柄表示装置(図柄表示装置) 14 第1始動口(始動口) 15 第2始動口 L,C,R 特別図柄 E 電動チューリップ(開閉手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄表示装置と、この図柄表示装置の図
    柄を変動させるための始動口とを備えたパチンコ機にお
    いて、 前記始動口は、開閉手段を有しその開閉手段が開放状態
    にあるときのみ遊技球が入賞可能とされ、 前記開閉手段を開放状態にして遊技球を前記始動口へ入
    賞可能にするための他の始動口を具備することを特徴と
    するパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記2つの始動口は互いに一定距離以
    上、離して配置されることを特徴とする請求項1に記載
    のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記他の始動口への入賞に基づいて開閉
    手段が開放状態となる前記始動口が複数個設けられ、該
    始動口への入賞と図柄表示装置の図柄変動が連動するこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ機。
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