JP2002360822A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002360822A
JP2002360822A JP2001172818A JP2001172818A JP2002360822A JP 2002360822 A JP2002360822 A JP 2002360822A JP 2001172818 A JP2001172818 A JP 2001172818A JP 2001172818 A JP2001172818 A JP 2001172818A JP 2002360822 A JP2002360822 A JP 2002360822A
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JP2001172818A
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English (en)
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Takaaki Ichihara
高明 市原
Atsushi Honda
温 本田
Yoshihiro Sato
義浩 佐藤
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 当たり遊技中であってもハンドルを操作しな
ければ可変入賞口に入賞し難くし、ハンドル操作による
遊技を楽しむ機会を与える。 【解決手段】 パチンコ機やアレンジボール機等の遊技
機に関し、所定距離だけ離れた位置にそれぞれ備えた左
大入賞口38および右大入賞口22(複数の可変入賞
口)と、当該左大入賞口38および右大入賞口22につ
いて大当たり遊技中(当たり遊技中)に非同時に開閉を
制御するメイン制御基板(開閉制御手段)とを備えた。
この構成において左大入賞口38を開閉した後に、右大
入賞口22を開閉した。すなわち左大入賞口38と右大
入賞口22を非同時に開閉したので、開放された大入賞
口にパチンコ球を入賞させるためには発射強度を調整す
るべくハンドルを操作する必要がある。よって大当たり
遊技中であってもハンドルを操作しなければ大入賞口に
入賞し難くなるので、ハンドル操作による遊技を楽しむ
機会を与えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、当たり遊技として
可変入賞口を開放可能な遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機の一つであるパチンコ機の中に
は、パチンコ球が始動口に入賞すると液晶表示装置で図
柄変動を始め、例えば「777」等のように特定の図柄
パターンが表示されると大当たり遊技を行うものがあ
る。ここで、図柄変動は図柄群を用いた変動であり、大
当たり遊技は大入賞口を例えば16回断続的に開閉して
入賞機会を与える遊技である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のパチンコ
機では、遊技者は発射したパチンコ球が当該大入賞口に
入賞しやすい強度にハンドルを固定しておけばよかっ
た。そのため、遊技者は大当たり遊技中にハンドルを操
作する必要がなく、手持無沙汰になっていた。本発明は
このような点に鑑みてなしたものであり、当たり遊技中
であってもハンドルを操作しなければ可変入賞口に入賞
し難くし、ハンドル操作による遊技を楽しむ機会を付与
し得る遊技機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段1】課題を解決するための
手段1は、請求項1に記載した通りである。ここで、請
求項1に記載した用語については以下のように解釈す
る。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明につ
いても同様である。 (1)「第1所定条件」は、遊技機の種類,日時,遊技
状態等に応じて適切に設定可能な条件を意味する。例え
ば表示装置に所定の表示態様(例えば大当たり図柄等)
が表示されたことや、所定の領域(始動口やゲート等)
に備えた検出器が遊技球を検出したこと等が該当する。 (2)「複数の可変入賞口」は所定距離だけ離れた位置
にあればよく、入賞装置の数とは無関係である。すなわ
ち一の入賞装置は、当該可変入賞口を一つ備えてもよ
く、複数(二から設置可能な最大数まで)を備えてもよ
い。可変入賞口の相互間は所定距離だけ離れていればよ
く、結果として隣接していてもよい。 (3)「当たり遊技」には大当たり遊技に限らず、可変
入賞口への入賞による賞球を得る機会が所定期間与えら
れる他の遊技を含む。 (4)「非同時に開閉を制御する」としたのは、常に複
数の可変入賞口についてほぼ同時に開閉を制御するケー
スを除く趣旨である。
【0005】当該手段1によれば、所定距離だけ離れた
位置にそれぞれ備えた複数の可変入賞口と、複数の可変
入賞口について当たり遊技中に非同時に開閉を制御する
開閉制御手段とを有する。開閉制御手段は複数の可変入
賞口を非同時に開閉するので、開放された可変入賞口に
入賞させるためにはハンドルを操作する必要がある。よ
って当たり遊技中であってもハンドルを操作しなければ
可変入賞口に入賞し難くなるので、ハンドル操作による
遊技を楽しむ機会を与えることができる。
【0006】
【課題を解決するための手段2】課題を解決するための
手段2は、請求項2に記載した通りである。当該手段2
によれば、所要回数のラウンドからなる当たり遊技につ
いて、開閉制御手段は今回のラウンド開始時に開放する
可変入賞口を前回のラウンド開始時に開放した可変入賞
口と異ならせた。よってラウンドごとに開放する可変入
賞口が変化するので、開放した可変入賞口に入賞させる
ためにはハンドルを操作する必要がある。したがって、
ハンドル操作による遊技を楽しむ機会をラウンドごとに
与えることができる。
【0007】
【課題を解決するための手段3】課題を解決するための
手段3は、請求項3に記載した通りである。当該手段3
によれば、開閉制御手段は開放する可変入賞口をラウン
ド中に切り換える。よって開放する可変入賞口がラウン
ド中に変化するので、開放した可変入賞口に入賞させる
ためにはハンドルを操作する必要がある。したがって、
ハンドル操作による遊技を楽しむ機会をラウンド中に与
えることができる。
【0008】
【課題を解決するための手段4】課題を解決するための
手段4は、請求項4に記載した通りである。ここで、請
求項4に記載した用語の「第2所定条件」は上述した第
1所定条件と同様に遊技機の種類,日時,遊技状態等に
応じて適切に設定可能な条件であって、例えば所定個数
が入賞したことや所定時間が経過したこと等が該当す
る。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明につ
いても同様である。
【0009】当該手段4によれば、開閉制御手段は開放
する可変入賞口を第2所定条件が成立すると切り換え
る。よって開放する可変入賞口が第2所定条件の成立如
何で変化し、開放した可変入賞口に入賞させるためには
ハンドルを操作する必要がある。したがって、ハンドル
操作による遊技を楽しむ機会を与えることができる。
【0010】
【課題を解決するための手段5】課題を解決するための
手段5は、請求項5に記載した通りである。当該手段5
によれば、乱数によって開放する可変入賞口がランダム
に変化してゆくので、当該可変入賞口に入賞させるため
には発射強度を調整するべくハンドルを操作する必要が
ある。よってハンドル操作による遊技を楽しむ機会を与
えることができる。
【0011】
【課題を解決するための手段6】課題を解決するための
手段6は、請求項6に記載した通りである。当該手段6
によれば、開閉制御手段は一の可変入賞口にかかる入賞
率を変化させる。入賞率の変化に合わせてハンドルを操
作し、遊技球の発射強度を調整しなければ可変入賞口へ
の入賞が困難になる。よってハンドル操作による遊技を
楽しむ機会を与えることができる。
【0012】
【課題を解決するための手段7】課題を解決するための
手段7は、請求項7に記載した通りである。当該手段7
によれば、入賞率が異なる複数の可変入賞口を備えた。
入賞率が異なれば、可変入賞口ごとにハンドルを操作
し、遊技球の発射強度を調整しなければ対応する可変入
賞口への入賞が困難になる。よってハンドル操作による
遊技を楽しむ機会を与えることができる。
【0013】
【課題を解決するための手段8】課題を解決するための
手段8は、請求項8に記載した通りである。当該手段8
によれば、可変入賞口は遊技球が入賞することを契機と
して当たり遊技を継続可能な特別領域を備える。当たり
遊技を継続するには、特別領域を狙ってハンドルを操作
して遊技球の発射強度を調整する必要がある。よってハ
ンドル操作による遊技を楽しむ機会を与えることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を図面に基づいて説明する。 〔実施の形態1〕実施の形態1は二つの可変入賞口を近
接させた第1種パチンコ機(遊技機)について本発明を
適用した例であって、図1〜図4を参照しながら説明す
る。
【0015】まず図1には、第1種パチンコ機に備える
遊技盤10の外観を正面図で示す。なお第1種パチンコ
機を構成する他の部材や装置(例えばハンドル,上皿,
下皿,枠,スピーカ,装飾用ランプ,カード用の度数表
示器や返却スイッチ等)については周知であるので、図
示および説明を省略する。遊技盤10は、後述するよう
に液晶表示器14や保留数ランプ18等を有する複合役
物装置12、入賞したパチンコ球を検出可能な始動口セ
ンサ40を有する始動口20、ソレノイド36によって
開閉可能な開閉蓋32を有する左大入賞口38、同じく
ソレノイド24によって開閉可能な開閉蓋28を有する
右大入賞口22、その他にゲートや一般の入賞口,風
車,障害釘等を適宜に配置する。始動口20はソレノイ
ドによって開閉可能な一対の可動片(いわゆるチューリ
ップ)を備え、パチンコ球が入賞すると一般の入賞口と
同様に賞球を払い出す。左大入賞口38と右大入賞口2
2は、図示するようにほぼ同じ水平位置であって、僅少
な距離(所定距離;例えば10mm程度)だけ離れた位置
にそれぞれ備える。
【0016】左大入賞口38は上述した開閉蓋32のほ
かに、入賞したパチンコ球を検出可能な入賞センサ34
を備える。右大入賞口22は上述した開閉蓋28のほか
に、開放期間中にパチンコ球が入賞するとラウンド継続
回数(例えば16ラウンド)でラウンドを継続可能なV
ゾーン(特別領域)や、賞球を払い出すに過ぎない通常
入賞口(通常領域)等を有する。パチンコ球をそれぞれ
検出するため、VゾーンにはVセンサ26を備え、通常
入賞口には入賞センサ30を備える。
【0017】複合役物装置12は、図柄を表示可能な液
晶表示器14、特別図柄の変動不能時に始動口センサ4
0がパチンコ球を検出したことを契機として図柄変動の
保留数を表示する保留数ランプ18、始動口20のほぼ
上方にパチンコ球を誘導可能な誘導路16,42等を有
する。液晶表示器14に表示する図柄は、例えば文字
(英数字や漢字等),記号,符号,図形(キャラクタ
等),映像などからなる抽選表示用図柄(特別図柄,普
通図柄等),装飾用図柄(前景図柄,背景図柄等)など
が該当し、静止画でもよく、アニメーション等の動画で
もよい。最初のパチンコ球が始動口20に入賞すると特
別図柄の図柄変動を始め、当該図柄変動を終えた後に保
留数の範囲内で続けて次回以降の図柄変動を行うように
構成する。保留数ランプ18は、1個以上の発光体(例
えば4個)からなる。発光体としては例えばLEDを用
いるが、電球,ランプ,7セグメント素子,液晶表示装
置,プラズマ表示装置等を任意に用いてもよい。
【0018】次に、第1パチンコ機によるパチンコ遊技
を実現するために接続構成をした各種基板の一例につい
て図2を参照しながら説明する。CPU(プロセッサ)
122を中心に構成したメイン制御基板120は開閉制
御手段に相当し、遊技制御プログラムや所要のデータ等
を格納するROM124、ソフトウェアタイマ,開閉カ
ウンタ,ラウンドカウンタ,乱数等のような一時的デー
タを格納するRAM126、必要に応じてハードウェア
タイマ等を備える。CPU122はROM124に格納
した遊技制御プログラムを実行して第1種パチンコ機に
よる遊技を実現するが、当該遊技制御プログラムには後
述する始動口処理や保留処理等のような手続きを実現す
るプログラムを含む。ROM124にはEPROMを用
い、RAM126にはDRAMを用いるが、他種のメモ
リ(例えばEEPROM,SRAM,フラッシュメモリ
等)を任意に用いてもよい。他の構成要素については周
知の構成と同様であるので、図示および説明を省略す
る。
【0019】メイン制御基板120には、ハンドルに備
えるタッチセンサ102からの信号や払出制御基板11
2からの信号を受けて発射用のモータ100を駆動制御
する発射制御基板110や、駆動センサ106や計数セ
ンサ108等からの信号を受けて払い出し用のモータ1
04を駆動制御する払出制御基板112、液晶表示器1
4に表示する図柄を制御する図柄制御基板130、スピ
ーカ140から出す音を制御する音声制御基板132、
装飾用ランプ142等の表示を制御するランプ制御基板
134などを接続する。これらの各基板はメイン制御基
板120と同様にCPUを中心に構成する。なお、駆動
センサ106はモータ104やパチンコ球を払い出しを
行う払出装置等の駆動状態を監視する。計数センサ10
8は、実際に払い出したパチンコ球の個数をカウントす
る。駆動センサ106,計数センサ108,始動口セン
サ40,Vセンサ26等には、接触型センサ(例えばリ
ードスイッチ,マイクロスイッチ,圧力センサ等)を用
いるか、あるいは非接触型センサ(例えば近接センサ,
光センサ,赤外線センサ等)を用いる。
【0020】またメイン制御基板120には、上述した
始動口センサ40等のほかに、第1種パチンコ機の外部
装置に信号(例えば大当たり,図柄確定,確変中等の遊
技情報を含む)を伝達可能な外部端子板144や、保留
数ランプ18などを直接に接続する。さらに、メイン制
御基板120から離れた位置に備えた装置(例えばVセ
ンサ26、ソレノイド24,36等)は信号中継用の中
継端子板136を介して接続する。ソレノイド24,3
6の作動を制御することにより、開閉蓋28,32を運
動させて開閉を行うことができる。
【0021】上述のように構成した第1種パチンコ機に
おいて、本発明を実現するべくメイン制御基板120で
実行する手続きについて、図3,図4を参照しながら説
明する。当該図3,図4には開閉制御手段と大当たり遊
技とを実現する手続きをフローチャートで示す。なお図
3と図4に示す大当たり処理は例えば液晶表示器14に
特別図柄「777」等の大当たり図柄が表示されると
(第1所定条件が成立すると)実行され、結合子J2,
J4,J6を通じてそれぞれ処理が継続する。
【0022】図3において、まず遊技量(例えば開閉カ
ウンタでカウント可能な開閉数や、ラウンドカウンタで
カウント可能なラウンド数等)について初期値(例えば
1)で初期化する〔ステップS10〕。遊技量の初期化
は必要に応じて行ってもよく、遊技状態等によっては当
該初期化を行わなくてもよい。遊技量を初期化しない場
合には、前回以前の大当たり遊技によって得た遊技量か
ら今回の大当たり遊技を始めることが可能になる。
【0023】遊技量を初期化した後、開閉蓋32を開け
て左大入賞口38にパチンコ球が入賞しやすい状態にす
る〔ステップS12〕。そして、左大入賞口38への入
賞数が第1所定数(例えば5個)に達するまでであって
(ステップS20のNO)、かつ第1開放期間(例えば
10秒間)を経過するまでは(ステップS14のN
O)、ステップS14〜S20の処理を繰り返す。この
繰り返し処理を実行している間にパチンコ球が左大入賞
口38に入賞すると(ステップS16のYES)、対応
する個数の賞球を払い出すとともに入賞数をカウントア
ップする〔ステップS18〕。カウントアップは通常は
1ずつ増やすが、遊技状態等に応じて適宜に2以上ずつ
増やす場合を含むものとし、以下同様である。そして第
1開放期間を経過したか(ステップS14のYES)、
あるいは左大入賞口38への入賞数が第1所定数に達す
ると(ステップS20のYES)、上記開閉蓋32を閉
じて左大入賞口38にパチンコ球が入賞し難い状態にす
る〔ステップS22〕。
【0024】上記遊技を行なった結果、もし左大入賞口
38にパチンコ球が入賞したときは(ステップS24の
YES)、大当たり遊技を継続するべく開閉蓋28を開
けて右大入賞口22にパチンコ球が入賞しやすい状態に
する〔ステップS26〕。図4に移って、右大入賞口2
2の開放による大当たり遊技は上述した左大入賞口38
の場合と同様である〔ステップS28〜S34〕。ただ
し、入賞数が第2所定数(例えば5個)に達するまでで
ある点と〔ステップS28〕、開閉蓋28を開放する第
2開放期間(例えば10秒間)が異なる〔ステップS3
6〕。こうして右大入賞口22の開放による大当たり遊
技を終えると、開閉蓋28を閉じて右大入賞口22にパ
チンコ球が入賞し難い状態にする〔ステップS36〕。
なお、第1種パチンコ機の台や種類,遊技状態等によっ
ては、上述したステップS24の判別を実行することな
く無条件にステップS26以降を実行してもよい。ま
た、ステップS24の判別条件は左大入賞口38への入
賞判別に限らず、入賞個数,入賞に要した時間,左大入
賞口38にVゾーンを備えた場合には当該Vゾーンへの
入賞判別などのように適切な他の判別条件を用いてもよ
い。
【0025】1ラウンドの遊技中(特に第2開放期間
中)にパチンコ球がVゾーンに入賞すると(ステップS
38のYES)、ラウンドカウンタをカウントアップし
〔ステップS40〕、ラウンドカウンタで示すラウンド
数がラウンド継続回数を超えない範囲でステップS12
〜S40の処理を繰り返す〔ステップS42〕。この繰
り返し処理によって、左大入賞口38と右大入賞口22
はラウンド継続回数を限度として断続的に開閉するの
で、遊技者は多くの賞球を得ることが可能になる。最終
的には、第1開放期間中に左大入賞口38に入賞しなか
ったか(ステップS24のNO)、第2開放期間中にV
ゾーンに入賞しなかったか(ステップS38のNO)、
あるいはラウンド数がラウンド継続回数を超えると(ス
テップS42のYES)、大当たり遊技を終えるべく大
当たり処理を終了する。
【0026】上述した実施の形態1によれば、以下に示
す効果を得ることができる。 (a1)所定距離だけ離れた位置にそれぞれ備えた左大
入賞口38および右大入賞口22(複数の可変入賞口)
と、当該左大入賞口38および右大入賞口22について
大当たり遊技中(当たり遊技中)に非同時に開閉を制御
するメイン制御基板120(開閉制御手段)とを備えた
{図1、図3のステップS12,S22,S26、図4
のステップS36を参照}。図3,図4に示す大当たり
処理(開閉制御手段)では、左大入賞口38を開閉した
後に、右大入賞口22を開閉した。すなわち左大入賞口
38と右大入賞口22を非同時に開閉したので、開放さ
れた大入賞口にパチンコ球(遊技球)を入賞させるため
には発射強度を調整するべくハンドルを操作する必要が
ある。よって大当たり遊技中であってもハンドルを操作
しなければ大入賞口に入賞し難くなるので、ハンドル操
作による遊技を楽しむ機会を与えることができる。
【0027】(a2)開放する大入賞口(左大入賞口3
8,右大入賞口22)をラウンド中に切り換えた{図
3,図4を参照}。より具体的には、左大入賞口38に
かかる第1開放期間を経過するか(ステップS14のY
ES)、あるいは左大入賞口38への入賞個数が第1所
定数に達すると(ステップS20のYES)、第2所定
条件が成立したとして開放する大入賞口を右大入賞口2
2に切り換えた{ステップS22,S26}。こうして
開放する大入賞口がラウンド中に変化すると、開放した
大入賞口に入賞させるためにはハンドルを操作する必要
がある。したがって、ハンドル操作による遊技を楽しむ
機会をラウンド中に与えることができる。なお第2所定
条件は、上述した第1開放期間の経過や第1所定数の入
賞に限らず、液晶表示器14に特定の図柄(例えば特別
図柄の組み合わせ「555」等)が表示されることや特
定の領域(例えば始動口20やゲート等)への入賞/通
過などのように適切な他の条件を用いてもよい。
【0028】(a3)右大入賞口22はパチンコ球が入
賞することを契機として大当たり遊技を継続可能なVゾ
ーン(特別領域)を備えた。大当たり遊技を継続するに
は{図4のステップS38}、当該Vゾーンを狙ってハ
ンドルを操作してパチンコ球の発射強度を調整する必要
がある。よって、ハンドル操作による遊技を楽しむ機会
を与えることができる。
【0029】(a4)なお、先に左大入賞口38を開放
した後に右大入賞口22を開放する構成としたが、先に
開放する大入賞口を交互(あるいはランダム)に切り換
える構成としてもよい。すなわち、ラウンド継続回数
(所要回数)を上限とするラウンドで遊技可能な大当た
り遊技において、左大入賞口38を開閉した後に右大入
賞口22を開閉する第1態様と、右大入賞口22を開閉
した後に左大入賞口38を開閉する第2態様とを交互
(あるいはランダム)に行う。こうすれば、今回のラウ
ンド開始時に開放する大入賞口を前回のラウンド開始時
に開放した大入賞口と異なってくる。よってラウンドご
とに開放する大入賞口が変化するので、開放した大入賞
口に入賞させるためにはハンドルを操作する必要があ
る。したがって、ハンドル操作による遊技を楽しむ機会
をラウンドごとに与えることができる。
【0030】〔実施の形態2〕実施の形態2は実施の形
態1と同様に二つの可変入賞口を隔離させた第1種パチ
ンコ機について本発明を適用した例であって、図5〜図
7を参照しながら説明する。なお、第1種パチンコ機の
構成等は実施の形態1と同様であり、図示および説明を
簡単にするために実施の形態2では実施の形態1と異な
る点について説明する。よって実施の形態1で用いた要
素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0031】図5には、図1に示す第1種パチンコ機に
備える遊技盤10について一部を変更した例を正面図で
示す。図1と異なるのは、次の点である。すなわち第1
に、左大入賞口38と右大入賞口22を上下位置にずら
すとともに、距離を広げた。特に左大入賞口38につい
ては、始動口20の下方に位置付けた。そして第2に、
左大入賞口38にも右大入賞口22と同様にVゾーンを
設け、当該Vゾーンに入賞したパチンコ球を検出するべ
くVセンサ44を備えた(図3を参照)。その他に、ゲ
ートや一般の入賞口等についても適宜変更している。
【0032】上述のように構成した第1種パチンコ機に
おいて、本発明を実現するべくメイン制御基板120で
実行する手続きについて、図6,図7を参照しながら説
明する。当該図6,図7には開閉制御手段と大当たり遊
技とを実現する手続きをフローチャートで示す。なお図
6と図7に示す大当たり処理は、実施の形態1と同様に
液晶表示器14に大当たり図柄が表示されると実行さ
れ、結合子J8,J10を通じてそれぞれ処理が継続す
る。
【0033】図6において、まず図3のステップS10
と同様に遊技量を初期値で初期化した後〔ステップS5
0〕、開放する大入賞口を決定する〔ステップS5
2〕。どの大入賞口を開放させるかは、例えば乱数や、
ROM124等に予め記憶させた決定テーブル等に従っ
て決定する。乱数の場合には、例えば奇数値が出たとき
は左大入賞口38に決定し、偶数値が出たときは右大入
賞口22に決定する。決定テーブルには、例えば{大当
たり処理の実行回数,開放する大入賞口}の関係を複数
設定しておき、当該実行回数に対応する大入賞口を決定
する。
【0034】開閉蓋を開けて大入賞口にパチンコ球が入
賞しやすい状態にした後、当該大入賞口への入賞数が所
定数(例えば10個)に達するまでであって(ステップ
S62のNO)、かつ開放期間(例えば20秒間)を経
過するまでは(ステップS56のNO)、図3のステッ
プS14〜S20と同様にステップS56〜S62の処
理を繰り返す。そして開放期間を経過したか(ステップ
S56のYES)、あるいは開放した大入賞口への入賞
数が所定数に達すると(ステップS62のYES)、上
記開閉蓋を閉じて大入賞口にパチンコ球が入賞し難い状
態にする〔ステップS64〕。こうして1回の開閉を終
えるので、1ラウンドについて開閉カウンタで示す開閉
数が開閉継続回数を超えない範囲でステップS54〜S
64の処理を繰り返す〔ステップS66〕。なお二点鎖
線で示すように繰り返し処理にステップS52を含めれ
ば開放する大入賞口はラウンド中にランダムになり、今
回開閉させる大入賞口を前回開閉した大入賞口と異なら
せることが可能になる。
【0035】そして1ラウンドにおける全ての開閉動作
を終えると(ステップS66のYES)、図7に移る。
当該1ラウンドの遊技中にパチンコ球がVゾーンに入賞
すると(ステップS68のYES)、ラウンドカウンタ
をカウントアップし〔ステップS70〕、当該ラウンド
カウンタで示すラウンド数がラウンド継続回数を超えな
い範囲でステップS52〜S70の処理を繰り返す〔ス
テップS72〕。この繰り返し処理によって、大入賞口
はラウンド継続回数を限度として断続的に開閉するの
で、遊技者は多くの賞球を得ることが可能になる。最終
的には、開放期間中にVゾーンに入賞しなかったか(ス
テップS68のNO)、あるいはラウンド数がラウンド
継続回数を超えると(ステップS72のYES)、大当
たり遊技を終えるべく大当たり処理を終了する。
【0036】上記実施の形態2によれば、以下に示す効
果を得ることができる。 (b1)メイン制御基板120は、左大入賞口38およ
び右大入賞口22について大当たり遊技中(当たり遊技
中)に非同時に開閉を制御した{図6のステップS5
2,S54,S64を参照}。図6,図7に示す大当た
り処理では、ラウンドごとに開放する大入賞口を決定
し、当該大入賞口を開閉した{図6のステップS52,
S54,S64を参照}。すなわち左大入賞口38と右
大入賞口22を非同時に開閉したので、開放された大入
賞口にパチンコ球を入賞させるためには発射強度を調整
するべくハンドルを操作する必要がある。よって大当た
り遊技中であってもハンドルを操作しなければ大入賞口
に入賞し難くなるので、ハンドル操作による遊技を楽し
む機会を与えることができる。
【0037】(b2)図6,図7に示す大当たり処理で
は、乱数や決定テーブル等に基づいて開放すべき大入賞
口を決定し、当該大入賞口を開閉した{図6のステップ
S52,S54,S64を参照}。すなわち、ラウンド
ごとについて開放する大入賞口がランダムに変化してゆ
き、今回開放する大入賞口は前回開放した大入賞口と異
なる可能性がある。同様に、図6の二点鎖線の場合には
開閉ごとに開放する大入賞口がランダムに変化してゆ
き、ステップS50で決定する場合には大当たり遊技ご
とに開放する大入賞口がランダムに変化してゆく。いず
れにせよ開放した大入賞口に入賞させるためにはハンド
ルを操作する必要があるので、ハンドル操作による遊技
を楽しむ機会をラウンドごとに与えることができる。
【0038】(b3)なお実施の形態2では、左大入賞
口38と右大入賞口22の大きさや入賞率等をほぼ同じ
ように構成したが、これらの大きさや入賞率等を異なら
せてもよい。左大入賞口38よりも右大入賞口22の大
きさを小さく(入賞率を低く)した例を図8に示す。本
形態は、図6,図7に示す大当たり処理だけでなく、図
3,図4に示す大当たり処理にも適用することができ
る。一方の大入賞口は大きさが小さくなるのでパチンコ
球を入賞させるためには、より適切な発射強度になるハ
ンドル操作が必要になる。したがって、ハンドル操作に
よる遊技をより楽しむ機会を与えることができる。
【0039】(b4)上述した図8の例では複数の大入
賞口(左大入賞口38,右大入賞口22)で入賞率を異
ならせたが、一以上の任意の大入賞口について入賞率を
変化させる構成としてもよい。例えば、図8に示す左大
入賞口38に備えた開閉蓋32と、右大入賞口22に備
えた開閉蓋28とを一の大入賞口に備えるとともに、双
方の開閉蓋を独立に開閉可能に構成する。すなわち開閉
蓋32のみを開放する第1開放状態と、開閉蓋28のみ
を開放する第2開放状態と、開閉蓋32および開閉蓋2
8の双方を開放する第3開放状態とをラウンドごとやラ
ウンド中に切り換える。入賞率が異なる開放状態を切り
換えることで入賞率が変化する。このことは開閉蓋に限
らず、開閉可能な羽根やスライド可能なスライド部材等
についても同様に適用することができる。さらに可動片
(開閉蓋,羽根,スライド部材等)の姿勢を自在に制御
可能に構成すれば、当該可動片の姿勢に応じて入賞率を
変化させることも可能になる。よって入賞率の変化に合
わせてハンドルを操作し、パチンコ球の発射強度を調整
しなければ可変入賞口への入賞が困難になる。よってハ
ンドル操作による遊技を楽しむ機会を与えることができ
る。
【0040】〔実施の形態3〕実施の形態3は第2種パ
チンコ機に本発明を適用した例であって、図9を参照し
ながら説明する。なお説明を簡単にするために実施の形
態3では実施の形態2と異なる点について説明する。よ
って実施の形態2で用いた要素と同一の要素には同一の
符号を付して説明を省略する。
【0041】図9には、図1に示す遊技盤10に代えて
第2種パチンコ機に備える遊技盤50の外観を正面図で
示す。なお、第2種パチンコ機を構成する他の部材や装
置については周知であるので、図示および説明を省略す
る。遊技盤50は、後述するように左大入賞口82や右
大入賞口56等を有する役物装置52、入賞したパチン
コ球を検出可能な始動口センサ70を有する始動口7
2、同様に入賞したパチンコ球を検出可能な始動口セン
サ68,66をそれぞれ有する始動口62,64、その
他にゲートや一般の入賞口,風車,障害釘等を適宜に配
置する。始動口72,62,64は、パチンコ球が入賞
すると一般の入賞口と同様に賞球を払い出す。
【0042】左大入賞口82と右大入賞口56は、図示
するように役物装置52の左右端部に離して設ける。左
大入賞口82にはソレノイド78によって開閉可能な羽
根80を備え、右大入賞口56にはソレノイド58によ
って開閉可能な羽根54を備える。さらに役物装置52
には、大入賞口の開放期間中にパチンコ球が入賞すると
ラウンド継続回数内でラウンドを継続可能なVゾーン7
6や、賞球を払い出すに過ぎない通常入賞口等を有す
る。パチンコ球をそれぞれ検出するため、Vゾーン76
にはVセンサ74を備え、通常入賞口には入賞センサ6
0を備える。これらのうちVセンサ74やソレノイド5
8,78は、いずれも中継端子板136を介してメイン
制御基板120に接続する(図3を参照)。
【0043】上述のように構成した第2種パチンコ機に
おいて、本発明を実現するべくメイン制御基板120で
実行する手続きは図6,図7に示す大当たり処理と同様
である。すなわち左大入賞口82と右大入賞口56につ
いて、ラウンドごと(あるいは開閉ごと)に開放すべき
大入賞口を決定し、当該決定した大入賞口を開閉する。
図9の例では、左大入賞口82を開け、右大入賞口56
を閉じている状態を示す。こうすれば、今回開放する大
入賞口は前回開放した大入賞口と異なる可能性がある。
よって開放した大入賞口に入賞させるためにはハンドル
を操作する必要があるので、実施の形態2と同様の作用
効果を得ることができる{上記(b1)〜(b4)を参
照}。
【0044】〔他の実施の形態〕上述したパチンコ機
(遊技機)において、他の部分の構造,形状,大きさ,
材質,配置および動作条件等については、上記実施の形
態に限定されるものでない。例えば、上記実施の形態を
応用した次の各形態を実施することもできる。 (c1)実施の形態1,2では第1種パチンコ機に本発
明を適用し、実施の形態3では第2種パチンコ機に本発
明を適用した。この形態に代えて、第3種パチンコ機
や、パチンコ機以外の他の遊技機(例えばアレンジボー
ル機,雀球遊技機,テレビゲーム機等)であって当たり
遊技として可変入賞口を開放可能なものにも同様に本発
明を適用することができる。当該他の遊技機であっても
当たり遊技中であってもハンドルを操作しなければ可変
入賞口に入賞し難くなるので、ハンドル操作による遊技
を楽しむ機会を与えることができる。
【0045】(c2)複数の可変入賞口として、実施の
形態1,2では二つの大入賞口(左大入賞口38,右大
入賞口22)を適用し、実施の形態3でも二つの大入賞
口(左大入賞口82,右大入賞口56)を適用した。こ
の形態として、三以上の大入賞口について本発明を適用
することも可能である。この場合において、二以上の大
入賞口を同時期に開放すると入賞可能性が高まるので、
遊技者は賞球を得る可能性も増える。また、大入賞口に
限らず、当たり遊技中に開閉やスライド等が可能な入賞
口(入賞装置)、例えば可動片を備えた入賞装置等につ
いても本発明を適用することも可能である。
【0046】(c3)実施の形態1,2,3では、いず
れも二つの大入賞口について一方の大入賞口を開放し、
他方の入賞口を閉鎖していた{図3,図4および図6,
図7を参照}。この形態に代えて(あるいは加えて)、
一方の大入賞口にかかる開放期間の一部について、他方
の大入賞口を一時的に開放してもよい。例えば実施の形
態1について、左大入賞口38を開放する第1開放期間
の一部について右大入賞口22を開放する。一例とし
て、第1開放期間(例えば10秒間)の開始時に左大入
賞口38および右大入賞口22をほぼ同時に開け、一定
期間(例えば5秒間)経過すると右大入賞口22を閉
じ、その後に第1開放期間を経過すると左大入賞口38
を閉じる。このことは三以上の大入賞口を備えた場合で
も同様に適用可能である。こうすれば開放期間の一部に
二以上の大入賞口が開くことになるので、遊技者は賞球
を得る可能性も増える。この場合、複数の大入賞口のい
ずれかに入賞させるためには発射強度を調整するべくハ
ンドルを操作する必要がある。よってハンドル操作によ
る遊技を楽しむ機会を与えることができる。
【0047】(c4)実施の形態1,2,3では、当た
り遊技としていずれも大当たり遊技を適用した{図3,
図4および図6,図7を参照}。この形態に代えて(あ
るいは加えて)、大当たり遊技以外の遊技であって遊技
者に特典となるような他の遊技についても同様に本発明
を適用してもよい。当該他の遊技としては、普通図柄の
抽選による当たり遊技等が該当する。この形態であって
も可変入賞口のいずれかに入賞させるためには発射強度
を調整するべくハンドルを操作する必要がある。よって
ハンドル操作による遊技を楽しむ機会を与えることがで
きる。
【0048】(c5)実施の形態1,2,3では、可変
入賞口を開ける期間を一定にした{第1開放期間と第2
開放期間について図3,図4を参照し、開放期間につい
て図6を参照}。この形態に代えて(あるいは加え
て)、当たり遊技ごと,ラウンドごと,開閉ごとについ
て、乱数や決定テーブル等に従って可変入賞口を開ける
期間の長さを変化させてもよい。この場合、どれだけの
期間を開放するのか遊技者は分からないので、決定時以
降に時間やカウントダウン等で報知するとなおよい。こ
れらの形態であっても、開放時間内に可変入賞口に入賞
させるためには発射強度を調整するべくハンドルを操作
する必要がある。よってハンドル操作による遊技を楽し
む機会を与えることができる。このことは、可変入賞口
を閉じる条件(第1所定数,第2所定数については図
3,図4を参照し、所定数については図6を参照}につ
いても同様に適用することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、当たり遊技中であって
もハンドルを操作しなければ可変入賞口に入賞し難くな
るので、ハンドル操作による遊技を楽しむ機会を与える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1種パチンコ機にかかる遊技盤の外観を示す
正面図である。
【図2】各種基板と各種装置の概略構成を示すブロック
図である。
【図3】大当たり処理の手続きを示すフローチャートで
ある。
【図4】図3に続く大当たり処理の手続きを示すフロー
チャートである。
【図5】遊技盤の外観を示す正面図であって図1の変更
例である。
【図6】大当たり処理の手続きを示すフローチャートで
ある。
【図7】図6に続く大当たり処理の手続きを示すフロー
チャートである。
【図8】遊技盤の外観を示す正面図であって図5の変更
例である。
【図9】第2種パチンコ機にかかる遊技盤の外観を示す
正面図である。
【符号の説明】
10,50 遊技盤 12 複合役物装置 14 液晶表示器(表示部) 22,56 右大入賞口(可変入賞口) 24,36,58,78 ソレノイド(駆動体) 26,44,74 Vセンサ 28,32 開閉蓋(可動体) 30,34,60 入賞センサ 38,82 左大入賞口(可変入賞口) 52 役物装置 54,80 羽根(可動体) 110 発射制御基板 112 払出制御基板 120 メイン制御基板(開閉制御手段) 122 CPU 124 ROM 126 RAM 130 図柄制御基板 132 音声制御基板 134 ランプ制御基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 義浩 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ川 1番地 株式会社大一商会内 Fターム(参考) 2C088 AA13 AA16 AA42 EB14 EB42 EB44

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1所定条件が成立すると、当たり遊技
    として可変入賞口を開放可能に構成した遊技機におい
    て、 所定距離だけ離れた位置にそれぞれ備えた複数の前記可
    変入賞口と、 前記複数の可変入賞口について、前記当たり遊技中に非
    同時に開閉を制御する開閉制御手段とを有する遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した遊技機において、 所要回数のラウンドからなる当たり遊技について、開閉
    制御手段は今回のラウンド開始時に開放する可変入賞口
    を前回のラウンド開始時に開放した可変入賞口と異なら
    せた遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載した遊技機であ
    って、 開閉制御手段は、開放する可変入賞口をラウンド中に切
    り換える遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載し
    た遊技機であって、 開閉制御手段は、開放する可変入賞口を第2所定条件が
    成立すると切り換える遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載し
    た遊技機であって、 開閉制御手段は、開放する可変入賞口を乱数によって決
    定する遊技機。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか一項に記載し
    た遊技機であって、 開閉制御手段は、一の可変入賞口にかかる入賞率を変化
    させる遊技機。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか一項に記載し
    た遊技機であって、 入賞率が異なる複数の可変入賞口を有する遊技機。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれか一項に記載し
    た遊技機であって、 可変入賞口は、遊技球が入賞することを契機として当た
    り遊技を継続可能な特別領域を備える遊技機。
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