JP2004033600A - 遊技機 - Google Patents

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Takaaki Ichihara
市原 高明
Noboru Ando
安藤 昇
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Abstract

【課題】不正行為を防止でき、かつ遊技演出を多様化することができる遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機は、所定の入賞口に遊技媒体が入賞すると図柄表示装置に複数の図柄を変動表示し、図柄変動停止時に表示される図柄の組合せが所定の組合せになると特典を付与する。そして、図柄が所定の組合せで停止することを予告する大当り予告の信頼度に対応付けられたキャラクタが複数種類設けられ、かつキャラクタの種類毎に異なる信頼度が設定されており、図柄変動中に表示されるキャラクタの種類を遊技者が選択可能である。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に関するものである。詳しくは、不正行為の防止や、遊技演出に係る技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技機の一種であるパチンコ機を例に説明する。パチンコ機で所定の入賞口にパチンコ球が入賞すると、図柄表示装置で3つ並んだ図柄が変動を開始するものがある。図柄はその後に停止され、停止された図柄が特定組合せの場合に特定入賞口が大きく、長時間開放される。この状態は、いわゆる「大当り」と呼ばれている。大当りになると、特定入賞口にパチンコ球が入賞しやすくなるので、パチンコ球が多く払出される。特定組合せの図柄とは、例えば「7・7・7」や「3・3・3」である。
【0003】
図柄表示装置に表示される図柄の変動態様を選択することができる技術が知られている。例えば、特開2001−17658号公報に記載のパチンコ機は、メイン制御基板と、メイン制御基板に接続された操作ボタンと、メイン制御基板からのコマンド信号を受信する表示制御基板と、表示制御基板に制御される図柄表示装置を備えている。メイン制御基板は、遊技制御プログラムに従って大当りか外れか等の特典付与に係る決定や、特定入賞口の開閉等を制御する。表示制御基板は、メイン制御基板から送信されてくるコマンド信号に従って動作し、図柄表示装置に図柄を表示させる。遊技者は操作ボタンを操作して、図柄表示装置に表示される図柄の変動パターンを選択することができる。図柄の変動パターンを選択することができると、遊技演出をより多様化することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したパチンコ機の操作ボタンは、メイン制御基板に接続されている。操作ボタンとメイン制御基板は配線によって接続される。この配線や、配線とメイン制御基板との接続部等に不正な細工(いわゆる「ゴト行為」)が施されることがある。上述したように、メイン制御基板は、大当りか外れか等の特典付与に係る決定や、特定入賞口の開閉等を制御している。従って、不正な細工が施されていると、不正行為者(いわゆる「ゴト師」)は、操作ボタンを操作して大当りを多く成立させたり、特定入賞口を開放させたりして、不正に大量のパチンコ球を払出させてしまう。
【0005】
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、不正行為を防止でき、かつ遊技演出を多様化することができる遊技機を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用と効果】請求項1に記載の遊技機は、特典付与の可否と遊技演出の種類を決定し、決定された特典付与の可否と遊技演出の種類を示す信号を出力するメイン制御基板と、メイン制御基板から出力された信号が入力したときに、その信号に対応する遊技演出プログラムを選択し、選択された遊技演出プログラムにしたがって信号を出力するサブ制御基板と、サブ制御基板から出力される信号にしたがって駆動される演出装置とを有している。そして、サブ制御基板と接続され、サブ制御基板に外部操作により演出内容を選択する信号を入力する信号入力手段が設けられ、サブ制御基板は、遊技演出の種類毎にその種類と対応する複数の遊技演出プログラムからなる遊技演出プログラム群を記憶するとともに、メイン制御基板から入力された信号と信号入力手段により入力された信号に基づいて遊技演出プログラム群の中から1の遊技演出プログラムを選択する。
上記の遊技機の信号入力手段は、特典付与の可否を決定するメイン制御基板ではなく、サブ制御基板に接続されている。サブ制御基板は、メイン制御基板から入力された信号と信号入力手段により入力された信号に基づいて遊技演出プログラム群の中から1の遊技演出プログラムを選択する。
このように構成されていると、信号入力手段とサブ制御基板との接続等に不正な細工を施しても、特典付与を操作することができない。従って、不正行為を防止しながら、外部操作により演出内容を選択できるので、多様な遊技演出を実現することができる。
【0007】
請求項1に記載の遊技機において、演出装置は、図柄を変動表示する図柄表示装置であり、外部操作により選択可能な遊技演出プログラムは、異なる遊技演出プログラムで図柄変動時に登場するキャラクタが異なることが好ましい(請求項2)。
上記の遊技機によれば、外部操作により異なるキャラクタを選択して図柄表示装置に登場させ、多様な遊技演出を実現することができる。
【0008】
請求項1に記載の遊技機において、演出装置は、図柄を変動表示する図柄表示装置であり、外部操作により選択可能な遊技演出プログラムは、異なる遊技演出プログラムで図柄変動パターンが異なることが好ましい(請求項3)。
上記の遊技機によれば、外部操作により異なる図柄変動パターンを選択して図柄表示装置に表示させ、多様な遊技演出を実現することができる。
【0009】
請求項2に記載の遊技機において、キャラクタは、特典付与の予告信頼度に対応付けられ、各キャラクタ毎に所定の予告信頼度が設定されていることが好ましい(請求項4)。
上記の遊技機によれば、遊技者は信号入力手段から入力して予告信頼度に対応付けられたキャラクタを選択することができる。ここで予告信頼度とは、図柄表示装置にキャラクタが特典付与の予告として表示された場合に、実際に特典が付与されることとなる可能性の高低の意である。このように構成されていると、特典が付与されることを事前に知りたい遊技者は、高い予告信頼度に対応付けられたキャラクタを選択し、予告があまり行われないようにすることができる。特典が付与されることの意外性を楽しみたい遊技者は、低い予告信頼度に対応付けられたキャラクタを選択し、予告が多く行われるようにすることができる。従って、遊技者の好みにフレキシブルに対応した遊技演出態様が実現できる。
【0010】
請求項3に記載の遊技機において、図柄変動パターンは、特典付与の予告信頼度に対応付けられ、各図柄変動パターン毎に所定の予告信頼度が設定されていることが好ましい(請求項5)。
上記の遊技機によれば、信号入力手段から入力して、予告信頼度に対応付けられた図柄変動パターンを選択することができる。このように構成されていると、特典が付与されることを事前に知りたい遊技者は、高い予告信頼度に対応付けられた図柄変動パターンを選択し、予告があまり行われないようにすることができる。特典が付与されることの意外性を楽しみたい遊技者は、低い予告信頼度に対応付けられた図柄変動パターンを選択し、予告が多く行われるようにすることができる。従って、遊技者の好みにフレキシブルに対応した遊技演出態様が実現できる。
【0011】
請求項6に記載の遊技機は、所定の入賞口に遊技媒体が入賞すると図柄表示装置に図柄を変動表示し、図柄変動停止時に表示される図柄の表示態様が所定の表示態様になると特典を付与する。そして、図柄が所定の表示態様で停止することの予告信頼度に対応付けられたキャラクタが複数種類設けられ、かつキャラクタの種類毎に異なる予告信頼度が設定されており、図柄変動中に表示されるキャラクタの種類を遊技者が選択可能である。
上記の遊技機によれば、遊技者は予告信頼度に対応付けられたキャラクタを選択することができる。このように構成されていると、特典が付与されることを事前に知りたい遊技者は、高い予告信頼度に対応付けられたキャラクタを選択し、予告があまり行われないようにすることができる。特典が付与されることの意外性を楽しみたい遊技者は、低い予告信頼度に対応付けられたキャラクタを選択し、予告が多く行われるようにすることができる。従って、遊技者の好みにフレキシブルに対応した遊技演出態様が実現できる。
【0012】
請求項7に記載の遊技機は、所定の入賞口に遊技媒体が入賞すると図柄表示装置に図柄を変動表示し、図柄変動停止時に表示される図柄の表示態様が所定の表示態様になると特典を付与する。そして、図柄が所定の表示態様で停止することの予告信頼度に対応付けられたキャラクタが設けられており、図柄変動中に表示されるキャラクタの予告信頼度を遊技者が選択可能である。
上記の遊技機は、予告信頼度に対応付けられたキャラクタの予告信頼度を遊技者が選択可能である。このように構成されていると、特典が付与されることを事前に知りたい遊技者は、キャラクタの予告信頼度を高くして予告があまり行われないようにすることができる。特典が付与されることの意外性を楽しみたい遊技者は、キャラクタの予告信頼度を低くして予告が多く行われるようにすることができる。従って、遊技者の好みにフレキシブルに対応した遊技演出態様が実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本発明を遊技機の一種であるパチンコ機10に適用した第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。
最初に、パチンコ機10の構成を説明する。図1に示されているように、パチンコ機10の下部には、遊技者が操作してパチンコ球を打出すハンドル38が装着されている。平板状の遊技盤面12には、上方に向かって円弧状に延びるレール44、表示器14、第1種始動口30、大入賞口34、ゲート17、普通入賞口18等が配されている。遊技盤面12には、多数の釘(図示省略)が打付けられている。
【0014】
図2に示されているように、表示器14は、液晶ディスプレーである図柄表示装置22、その周りに設けられている装飾14a、4つのLEDからなる保留球ランプ28、棚板21等から構成されている。
表示器14の上部にワープ入口15が、下部右側にワープ出口16が設けられている。ワープ入口15とワープ出口16は表示器14の裏側で連通している。ワープ入口15とワープ出口16が連通されているので、ワープ入口15から入ったパチンコ球は、表示器14の裏側を通ってワープ出口16から出てくる。ワープ出口16から出たパチンコ球は、前方側に張出して形成されている棚板21に沿って棚板中央部21aに移動し、棚板中央部21aから落下する。図1に示されているように、棚板中央部21aは、第1種始動口30の真上に位置している。このため、棚板中央部21aから落下するパチンコ球は、高い確率で第1種始動口30に入賞する。
【0015】
図1に示されているように、第1種始動口30は、2枚の可動翼片30aを有している。可動翼片30aは、通常は垂直に配置されているが、所定条件(後述する)が成立すると外方に開く。可動翼片30aが外方に開くと、第1種始動口30にパチンコ球が入賞しやすくなる。第1種始動口30の内部には、パチンコ球の入賞を検出する始動口センサ56が設けられている。また、普通入賞口18の内部にも、パチンコ球の入賞を検知する普通入賞口センサ(図示省略)が設けられている。
第1種始動口30の下方に、大入賞口34が配置されている。大入賞口34は、下辺を軸として前方側に開く矩形板状の開閉扉36を備えている。開閉扉36は、遊技盤面12の裏側に装着されているソレノイド50と機械的に連結されており、このソレノイド50に駆動されて開閉する。大入賞口34の内部には、特別入賞区域であるVゾーン(図示省略)が設けられている。
【0016】
遊技盤面12の左側に配置されているゲート17の内部には、ゲートセンサ54が装着されている。ゲートセンサ54は、ゲート17を通過するパチンコ球を検出する。遊技盤面12に3つ設けられている風車25は、その軸回りに回転することができる。パチンコ機10の裏側には、スピーカ26が装着されている。遊技盤面12の各所や周囲には電球やLEDによって発光する複数のランプ27が配置されている。
ハンドル38は、時計回り方向に回動操作することができる。ハンドル38には、遊技者が触れていることを検出するタッチ部38aと、ハンドル38が回動操作されるとオンになる発射スイッチ38b(図1においては図示省略。図3に図示)が設けられている。
パチンコ機10の下部には、設定操作部71、下皿40、球抜きレバー33、上皿46、灰皿42等が装着されている。設定操作部71は、押ボタン式の上ボタン71a、下ボタン71b、決定ボタン71cを備えている。これらのボタン71a、71b、71cは、大当り予告の信頼度を設定するために設けられている(大当り予告の信頼度や、その設定については、後述にて詳細に説明する)。
【0017】
上皿46は、払出される賞球の受け皿である。下皿40は、賞球や貸球を一時的に貯めておくために設けられている。球抜きレバー33を横方向にスライドさせると、下皿40の底面が開放され、下皿40からパチンコ球を抜くことができる。
遊技機10の裏側には、メイン制御部100、表示制御部200、賞球払出制御部250、発射制御部280が装着されている。さらに遊技機10の裏側には、パチンコ球を発射する発射装置60、賞球を払出す賞球払出装置62等も装着されている。(これら遊技機の裏側に装着されている機器は、図3に図示されている)
【0018】
パチンコ機10を制御するメイン制御部100、表示制御部200、賞球払出制御部250、発射制御部280の構成と動作について図3を参照しながら説明する。
メイン制御部100は、CPU102(中央演算装置)、このCPU102にBUS114(情報伝達回路)を介して接続されるROM104(読み出し専用メモリ)、RAM106(読み書き可能メモリ)、入力処理回路108、出力処理回路110、通信制御回路112等から構成されている。
CPU102は、ROM104に格納されている遊技制御プログラムを実行することによりパチンコ機10で行われる各種遊技を制御する。ROM104には、表示制御部200や賞球払出制御部250に送信するコマンド信号の作成や、このコマンド信号の送信を制御するための制御プログラムも格納されている。RAM106には、メイン制御部100で実行される種々の処理において生成される各種データや入力信号等の情報が一時的に記憶される。
【0019】
入力処理回路108は、ゲートセンサ54や始動口センサ56等から出力された検出信号を受信し、その検出信号をメイン制御部100内で処理可能なデータ形式に変換する。通信制御回路112は、表示制御部200、賞球払出制御部250にコマンド信号を送信する。
出力処理回路110は、CPU102からBUS114を介して送信されてきた駆動データを処理し、ソレノイド50等へ駆動信号を出力する。なお、入力処理回路108と出力処理回路110には、各種のセンサや駆動装置が接続されているが、図3においては、これらをゲートセンサ54、始動口センサ56、ソレノイド50で代表し、その他のものについては図示を省略している。
【0020】
表示制御部200は、メイン制御部100から送信されてくるコマンド信号を処理し、図柄表示装置22、保留球ランプ28、ランプ27、スピーカ26等を制御する。表示制御部200は、CPU202、ROM204、RAM206、通信制御回路208、出力処理回路210等から構成されており、これらはBUS212を介して接続されている。通信制御回路208には、配線によって設定操作部71が接続されている。
通信制御回路208は、メイン制御部100からのコマンド信号、および設定操作部71からの操作信号を受信し、BUS212経由CPU202へ送信する。CPU202は、ROM204に格納されている制御プログラムに従って、コマンド信号および操作信号を処理する。RAM206には、表示制御部200で実行される種々の処理において生成される各種データや入出力信号等の情報が一時的に記憶される。
出力処理回路210は、CPU202からBUS212経由送られてきたコマンドを処理し、図柄表示装置22に図柄を表示させたり、保留球ランプ28やランプ27を点灯させたり、スピーカ26から音を出させたりする。
【0021】
賞球払出制御部250は、メイン制御部100から送信されてきたコマンド信号を処理し、賞球払出装置62にコマンド信号を出力する。賞球払出装置62は、制御信号にしたがって賞球を払出す。
ハンドル38に設けられているタッチ部38aと発射スイッチ38bは、発射制御部280に接続されている。発射制御部280は、遊技者がタッチ部38aに触れたことによる静電容量変化から、ハンドル38が操作されていること検出する。発射制御部280は、ハンドル38が操作され、かつハンドル38が回動操作されて発射スイッチ38bがオンになると、発射信号を発射装置60に出力する。発射信号を受信した発射装置60は、パチンコ球を発射する。
【0022】
パチンコ機10の動作全般について、図1、図2を参照しながら説明する。
遊技者がハンドル38を操作してパチンコ球を発射すると、パチンコ球はレール44に沿って遊技盤面12の上部に達し、遊技盤面12に多数打ち付けられている釘に衝突して頻繁にその方向を変えながら落下する。風車25はパチンコ球が当たると回転し、パチンコ球の落下方向を急変させる。第1種始動口30にパチンコ球が入賞し、始動口センサ56がこれを検出すると、5個の賞球が払出されるとともに図柄表示装置22に横に並んで表示されている3つの特別図柄が変動する。変動した特別図柄は、その後停止する。そして、停止した特別図柄の組合せが所定の大当り図柄の場合に、パチンコ機10は大当り状態に移行する。大当り図柄とは、例えば、「7・7・7」、「3・3・3」である。
【0023】
パチンコ機10が大当り状態に移行すると、通常は閉じられている大入賞口34の開閉扉36がソレノイド50に駆動されて開放される。開放された開閉扉36は、開放されてからパチンコ球が10個入賞するか、開放されてから30秒が経過するかのいずれかが成立した場合に閉じられる。開閉扉36が開放されている間に大入賞口34内のVゾーンをパチンコ球が通過すると、開閉扉36は閉じられた後に再び開放される。このようにして繰り返される開閉扉36の開閉は最大16回継続され、開放された開閉扉36に入賞するパチンコ球1個に対して15個のパチンコ球が払出される。このため、パチンコ機10が大当り状態に移行すると、2000個以上の賞球が払出される。
ゲート17をパチンコ球が通過したことをゲートセンサ54が検出すると、図柄表示装置22の左下部に表示される普通図柄表示部19で複数の普通図柄が変動する。そして、この普通図柄が所定の組合せとなった場合に第1種始動口30の可動翼片30aが1秒間開放され、パチンコ球を入賞しやすくする。
【0024】
第1種始動口30にパチンコ球が入賞すると、その入賞数は保留球数として記憶され、その保留球数分の保留球ランプ28が点灯する。特別図柄の変動が開始されると、保留球数は1つ減算される。図柄表示装置22で特別図柄が変動している間に第1種始動口30にパチンコ球が入賞すると、保留球ランプ28の点灯数は増加する。そして、保留球ランプ28の点灯数分の特別図柄変動が引き続いて行われる。保留球数の上限は4個とされている。従って、保留球ランプ28が4つ点灯している状態でさらにパチンコ球が第1種始動口30に入賞しても、その入賞は無視される。
普通入賞口18へのパチンコ球の入賞を普通入賞口センサ(図示省略)が検出すると、10個の賞球が払出される。また、スピーカ26やランプ27は、遊技の進行に応じて様々な音や光を発して遊技者を楽しませる。
【0025】
上述したように、メイン制御部100はパチンコ機で行われる各種の遊技を制御する。この制御には、遊技状態を大当りにするか否かや、大入賞口34の開閉扉の開閉や、賞球払出制御部250へのコマンド信号の出力等が含まれている。表示制御部200は、メイン制御部100から送信されてくるコマンド信号に基づいて図柄表示装置22、スピーカ26、ランプ27、保留球ランプ28等を制御する。メイン制御部100から表示制御部200にはコマンド信号が送信されるが、表示制御部200からメイン制御部100に信号が送信されることはない。このように構成されているのは、パチンコ機の構成を規定する規則に従っているからである。
操作部71は表示制御部200に接続されている。表示制御部200は、大当り等に係る決定や制御を行わない。このため、設定操作部71と表示制御部200を接続する配線や、配線の表示制御部200との接続部等に細工を施しても、不正にパチンコ球を払い出させることができない。従って、このように構成することにより、不正を防止することができる。
【0026】
パチンコ機10において行われる一連の遊技処理フローについて、フローチャートを参照しながら説明する。
図4に示されているように、遊技処理S10は、大当り予告設定処理S20、入賞処理S40の順に行われる。また、大当り予告設定処理S20と入賞処理S40とは別に、入賞処理S40が実行されるのにともなってメイン制御部100から出力されるコマンド信号に基づいて、表示制御部200において、図11に示されている表示制御部処理S74が行われる。
【0027】
図5に示されている大当り予告設定処理S20の最初の処理S22では、入賞コマンドを受信しない状態が2分間継続したか否かが判別される。入賞コマンドは、入賞口(第1種始動口30、大入賞口34、普通入賞口18、ゲート17)にパチンコ球が入賞するとメイン制御部100から出力されてくる。S22で入賞コマンドを受信しない状態が2分間継続していないと判別された場合(NOの場合)には、そのまま大当り予告設定処理S20を終了する。S22で入賞コマンドを受信しない状態が2分間継続していると判別された場合(YESの場合)には、S24に移行する。S24では、図柄表示装置22に客待ち画面63が表示される。すなわち、入賞口にパチンコ球が入賞しない状態が2分継続すると、遊技が行われていないと判断し、客待ち画面63を表示するのである。
【0028】
客待ち画面63について説明する。図6に示されているように、客待ち画面63には、客待ち状態であることを示す夜空に三日月が浮かんだ図柄64、大当り予告表示を設定するか否かを遊技者に問いかける文章65、はいボタン66、いいえボタン67が表示される。遊技者は、設定操作部71を操作して大当り予告表示の設定を行うことができる。すなわち、大当り予告表示をする予告キャラクタと、予告キャラクタを選択することで大当り予告表示の信頼度(図7のカッコ内の数字)とを設定することができる。ここで大当り予告表示の信頼度とは、予告キャラクタが図柄表示器22に表示された場合に、その後に大当り図柄が停止表示される確率、すなわち大当りとなる確率を意味する。例えば、大当り予告の信頼度25%に対応した予告キャラクタが選択された場合には、25%の確率で大当りとなる。大当り予告の信頼度が25%の予告キャラクタが4回表示された場合、確率的に4回中1回は大当りになり、4回中3回は大当りにならない(いわゆる「ガセ」である)。
【0029】
設定操作部71の上ボタン71aを操作すると(押すと)「はいボタン66」が選択され、下ボタン71bを操作すると「いいえボタン67」が選択される。選択されたボタンは濃い色に反転して選択されたことを報知する。図6は、「はいボタン66」が選択された状態を示している。「はいボタン66」あるいは「いいえボタン67」を選択してから決定ボタン71cを操作すると、その選択が決定される。
【0030】
図5に戻って、S24に続くS26では、大当り予告を外部操作で設定することが決定されたか否かが判別される。具体的には、設定操作部71からの操作信号を表示制御部200のCPU202が処理することによって判別が行われ、決定ボタン71cが操作された場合にはYES、操作されない場合にはNOとされる。S26でNOと判別された場合には、S28に移行して入賞コマンドを受信したか否かが判別される。S28で入賞コマンドを受信していないと判別された場合(NOの場合)には、S26からの処理が再び実行される。S28で入賞コマンドを受信したと判別された場合(YESの場合)には、大当り予告設定処理S20を終了する。すなわち、設定操作部71を操作せずに遊技者が遊技を開始し、入賞コマンドを受信した場合(入賞口に入賞が行われた場合)には、大当り予告設定処理S20を終了し、そのまま入賞処理S40に移行する。
【0031】
遊技の途中に客待ち画面63を表示させ、大当り予告の設定ができるように構成することもできる。例えば、設定操作部71の決定ボタン71cを2秒間押し続けると客待ち画面63が表示されるようにする。
【0032】
S26でYESと判別された場合には、図7に示されている大当り予告設定画面70が表示される。大当り予告設定画面70には、大当り予告の信頼度に対応した予告キャラクタ(キャラ)を選択することを求める文章98、キャラAボタン72、キャラBボタン73、キャラCボタン74、キャラDボタン75が表示される。キャラA〜キャラDは、それぞれ大当り予告の信頼度25%、50%、75%、100%に対応している。これらの大当り予告の信頼度は、キャラボタン72、73、74、75内に表示される。遊技者は、設定操作部71の上ボタン71aあるいは下ボタン71bを操作することにより、キャラボタン72、73、74、75を選択することができる。キャラボタン72、73、74、75は、選択されると濃い色に反転する。図7はキャラAボタン72が選択された状態を示している。この状態で下ボタン71bを1回操作すると、キャラAボタン72の下のキャラBボタン73が選択される。決定ボタン71cが操作されると、そのときに選択されていたキャラボタン72、73、74、75に対応した予告キャラクタ及び大当り予告の信頼度が設定される。
【0033】
S30に続くS32では、大当り予告が外部操作で設定されたか否かが判別される。具体的には、設定操作部71の決定ボタン71cが操作された場合にはYES、操作されない場合にはNOと判別される。S32でNOと判別された場合には、決定ボタン71cが操作されるまで待機する。S32でYESと判別された場合には、大当り予告設定処理S20を終了する。
【0034】
大当り予告設定処理S20に引き続いて実行される入賞処理S40について説明する。図8に示されているように、入賞処理S40の最初の処理S42においては、第1種始動口30にパチンコ球が入賞したか否の判別が行われる。この判別は、第1種始動口30内に設けられている始動口センサ56からのパチンコ球検出信号をメイン制御部100が受信すればYES、受信しなければNOとすることにより行われる。S42でNOと判別された場合には、そのまま入賞処理S40を終了する。S42でYESと判別された場合にはS44が実行される。
S44では、保留球数が上限値である4個を超えているか否かが判別される。保留球数は、後述するS46において行われる加算処理によって演算されている。S44で保留球数が4個を超えていると判別された場合(YESの場合)には、そのまま入賞処理S40を終了する。S44で保留球数が4個を超えていないと判別された場合(NOの場合)には、S46に移行する。
【0035】
S46では、保留球数に1を加算する処理が行われる。S46に続いてS48が行われる。
S48では、大当り乱数、大当り図柄乱数、外れ図柄乱数、変動パターン乱数が取得される。具体的には、メイン制御部100のCPU102がカウントしている大当り乱数、大当り図柄乱数、外れ図柄乱数、変動パターン乱数を、第1種始動口30に入賞が行われたタイミングで取得する。ここで、大当り乱数は、大当りか否かを決定するための乱数である。大当り図柄乱数は、大当り図柄を決定するための乱数である。外れ図柄乱数は、外れ図柄を決定するための乱数である。変動パターン乱数は、特別図柄が変動を開始してから停止するまでの変動パターンを決定するための乱数である。
S48に続いて、当り判定処理(その1)S50が行われる。
【0036】
図9に示されているように、当り判定処理(その1)S50のS52では、保留球数が1以上であるか否かが判別される。S52で保留球数が1以上ではないと判別された場合(NOの場合)には、そのまま当り判定処理(その1)S50を終了する。S52で保留球数が1以上であると判別された場合(YESの場合)には、当り判定処理(その2)S54が実行される。
【0037】
図10に示されているように、当り判定処理(その2)S54の最初の処理S56では、大当り乱数が当り値であるか否かの判別が行われる。具体的には、入賞処理S40のS48で取得された大当り乱数と、メイン制御部100のROM104に格納されている大当りテーブルの当り値とを照合し、一致するか否かを判別する。S56で大当り乱数が当り値であると判別された場合(YESの場合)には、S58が実行される。S58では、大当り図柄乱数を用いて大当り図柄が決定される。この大当り図柄の決定は、S48で取得された大当り図柄乱数と、ROM104に格納されている大当り図柄テーブルの大当り図柄に対応した当り値を参照することにより行われる。S58に続いてS60が行われ、大当りフラグがオンにされる。そして、S66に移行する。
【0038】
一方、S56で大当り乱数が当り値ではないと判別された場合(NOの場合)には、S62に移行して外れ図柄乱数を用いて外れ図柄が決定される。この外れ図柄の決定は、S48で取得された外れ図柄乱数と、ROM104に格納されている外れ図柄テーブルの外れ図柄に対応した当り値を参照することにより行われる。S62に続いてS64が行われ、大当りフラグがオフにされる。そして、S66に移行する。
【0039】
S66においては、変動パターン乱数を用いて変動パターン番号が決定される。具体的には、S48で取得された変動パターン乱数と、ROM104に格納されている変動パターンテーブルの変動パターンに対応した当り値を参照することにより変動パターン番号が決定される。なお、S56で大当り乱数が当り値であると判別された場合(YESの場合)と、当り値ではないと判別された場合(NOの場合)とによって用いられる変動パターンテーブルが切り替えられる。従って、大当りの場合には大当りに対応した変動パターン番号が決定され、外れの場合には外れに対応した変動パターン番号が決定される。変動パターンには、リーチ演出実行の有無や、図柄変動時間も含まれている。
S66に続いてS68が行われる。S68では、上述した処理によって決定された大当り図柄あるいは外れ図柄、変動パターン番号等の情報が、コマンド信号として表示制御部200に送信される。表示制御部200では、受信したコマンド信号および設定操作部71からの操作信号に基づいて表示制御処理S74が行われる。表示制御処理S74については、後述にて詳細に説明する。S68実行後に当り判定処理(その2)S54を終了し、当り判定処理(その1)に戻る。
【0040】
図9に示されているように、当り判定処理(その2)S54に続いてS72が行われる。S72では、保留球数から1が減算される。S72の次に行われるS74では、大当りフラグがオンか否かが判別される。この判別は、S60(大当りフラグ「オン」)、またはS64(大当りフラグ「オフ」)で設定されたフラグに基づいて行われる。S74において大当りフラグがオンである判別された場合(YESの場合)には、大当り処理S76が行われる。大当り処理S76が行われると、大入賞口34の開閉扉36が開放される。大当り処理S76実行後、当り判定処理(その1)S50を終了する。
【0041】
大当り処理S76においては、変動パターン番号に対応して決定されている図柄変動時間が経過してから開閉扉36の開放が行われる。
S74で大当りフラグがオンではないと判別された場合(NOの場合。すなわち、大当りフラグがオフの場合)には、S78に移行して外れ処理が行われる。外れ処理が行われると、大入賞口34の開閉扉は開放されない。そして、当り判定処理(その1)S50を終了する。
【0042】
表示制御処理S74について説明する。表示制御処理S74は、表示制御部200で処理される。図11に示されているように、表示制御処理S74の最初の処理S76では、メイン制御部100からのコマンド信号を受信したか否かが判別される。S76でコマンド信号を受信していないと判別された場合(NOの場合)には、そのまま表示制御処理S74を終了する。S76でコマンド信号を受信したと判別された場合(YESの場合)には、S78が実行される。S78においては、変動パターン番号から変動パターンを決定する処理が行われる。このS78の処理の具体的内容については後述にて説明する。
【0043】
S78に引き続いて、S80が行われる。S80では、大当り予告が外部操作で設定されているか否かが判別される。S80で大当り予告が外部操作で設定されていると判別された場合(YESの場合)には、S82に移行してS78で決定された変動パターンと設定された大当り予告に対応した図柄変動が行われる。S82の処理によって行われる図柄変動については後述にて説明する。S82実行後、S86が行われる。
S80で大当り予告が外部操作で設定されていないと判別された場合(NOの場合)には、S84に移行する。S84では、S78で決定された変動パターンに対応した図柄変動が行われる。すなわち、大当り予告表示は行われない。S84の処理によって行われる図柄変動については後述にて説明する。そして、S86が行われる。
S86では、変動していた特別図柄が停止される。S86の処理で停止される特別図柄は、当り判定処理(その2)S54のS58で決定されている大当り図柄、あるいはS62で決定されている外れ図柄である。S86の処理実行後、表示制御処理S74を終了する。
【0044】
図柄の変動パターンの決定に用いられる変動パターンテーブル80について説明する。図12は、変動パターンテーブル80の一部を示している。変動パターンテーブル80は、1から開始される整数である変動パターン番号81と、それぞれの変動パターン番号81に対応した変動パターン82、図柄変動時間83を記憶している。
図柄の変動は、変動パターン82に記憶されている変動パターンに従って行われる。例えば、変動パターン番号2が決定されている場合、変動パターン番号2にはリーチ演出表示をする変動パターン「リーチ(1)」が変動パターン82に記憶されているので、図柄表示装置22で3つの特別図柄が変動してからリーチ演出が行われ、それから特別図柄が停止する。この場合、図柄変動時間83に9.8秒が記憶されているので、特別図柄はその時間だけ変動する。ここで、リーチ演出とは3つの図柄中の2つの図柄が揃って停止し、残りの図柄が変動中である演出態様を意味する。その他、変動パターン82に「リーチ(n)」と表示するものは、リーチ演出表示をする変動パターンを意味する。また、変動パターンがリーチ演出ではない変動パターンには「パターン(n)」と表示している。例えば、変動パターン番号3では、変動パターン82は「パターン(2)」であり、リーチ演出を行わない変動パターンが表示される。
【0045】
ここで、遊技者が選択できる大当り予告キャラA〜Dの大当り予告の信頼度と、遊技中にその選択されたキャラが出現する頻度との関係を、図23に示されている表を参照しながら説明する。
上述したように、キャラA、キャラB、キャラC、キャラDのそれぞれには、予め大当り予告の信頼度が設定されている。この大当り予告の信頼度は、選択された大当り予告キャラクタの出現頻度を以下に述べるように定めることで調整される。なお、本パチンコ機10は、大当りの場合には図柄変動中に必ず大当り予告キャラクタを表示する。また、本パチンコ機10の大当り確率は、仮に1/300(300回の図柄変動において、1回当りとなる確率)とする。
【0046】
例えば、遊技者がキャラDを選択した場合、図7に示されているように、キャラDの大当り予告の信頼度は100%に設定されているので、図柄変動中(多くは、リーチ演出表示中)にキャラDが出現して大当りを予告し、図柄変動停止後に予告通り大当りになる「真予告出現頻度」は、上述した大当り確率に等しい1/300である。また、図柄変動中にキャラDが出現して大当り予告をしていながら図柄変動停止後に外れとなる「ガセ予告出現頻度」は0/300(=0)である。従って、これら「真予告出現頻度」と「ガセ予告出現頻度」を足したキャラDの「出現頻度」は、大当り確率に等しい1/300となる。
【0047】
キャラAが選択された場合、図7に示されているように、キャラAの大当り予告の信頼度は25%に設定されているので、図柄変動中にキャラAが出現して大当りを予告し、図柄変動停止後に予告通り大当りになる「真予告出現頻度」は、大当り確率に等しい1/300である。また、図柄変動中にキャラAが出現して大当りを予告していながら図柄変動停止後にはずれとなる「ガセ予告出現頻度」は3/300になる。その結果、これら「真予告出現頻度」と「ガセ予告出現頻度」を足したキャラAの「出現頻度」は、大当り確率よりも高い3/300となる。
同様に、大当り予告の信頼度が50%のキャラBでは、「真予告出現頻度」が1/300、「ガセ予告出現頻度」が1/300、「出現頻度」が2/300になる。大当り予告の信頼度が75%のキャラCでは、「真予告出現頻度」が1/300、「ガセ予告出現頻度」が1/900、「出現頻度」が4/900となる。
そして、変動パターンテーブル80に従って大当りとなる場合には、選択された大当り予告キャラクタを表示する。一方、変動パターンテーブル80に従ってはずれとなる場合には、各予告キャラクタ毎に設定された「ガセ予告出現頻度」に基づいた確率(上述したキャラAの例では、3/300の確率)でガセ予告の乱数抽選を行って大当り予告キャラクタを表示する。
【0048】
図柄表示装置22で行われる図柄の変動態様を例示する。例示するのは、リーチ演出中に予告キャラクタが表示され大当り予告が行われてから大当りとなったり、外れになったりする場合である。
第1種始動口30にパチンコ球が入賞すると、図13に示されているように、図柄表示装置22で左特別図柄91、中特別図柄92、右特別図柄93が変動を開始する。図13に示されている下向きの矢印は、特別図柄91、92、93が下方向にスクロールするように変動している状態を示している。
図14に示されているように、特別図柄91、続いて特別図柄93がそれぞれ「7」で停止しリーチになった後、特別図柄92が変動中に、予告キャラクタA94が出現してその出現により大当りを予告する。予告キャラクタA94は、図柄表示装置22を右から左へ素早く横切るように表示される。この予告キャラクタA94は、大当り信頼度25%に対応づけられている。従って、遊技者は予告キャラクタA94の出現によって変動停止後に25%の確率で大当りになることを認識する。
【0049】
予告キャラクタA94は、表示制御部200で処理される遊技演出プログラムに従って、その変動態様の表示が行われる。他予告キャラクタB、C、Dも、それぞれに対応した遊技演出プログラムの処理に従って、変動態様の表示が行われる。
【0050】
そして、図16に示されているように、特別図柄92が「7」で停止し大当り図柄「7・7・7」が停止表示されと、予告キャラクタA94が予告したとおりに大当りとなったことになる。
一方、外れとなる場合には、図17に示されているように、リーチ演出後に中特別図柄92が「8」で停止する。この場合には、予告キャラクタA94の出現は「ガセ」であったことになる。
【0051】
本第1実施形態のパチンコ機10は、遊技者が設定操作部71を操作することにより、特別図柄が大当り図柄で停止表示されて大当たりになることを予告する予告キャラクタ及び大当り予告の信頼度を予告キャラクタA、予告キャラクタB、予告キャラクタC、予告キャラクタDを選択することにより設定することができる。従って、大当りの予告が少なく行われ、大当りとなることを事前に知りたい遊技者は、高い予告信頼度の予告キャラクタC(信頼度75%)や予告キャラクタD(信頼度100%)を選択する。大当りの予告が多く行われ、大当りになることの意外性を楽しみたい遊技者は、低い予告信頼度の、予告キャラクタA(信頼度25%)や予告キャラクタB(信頼度50%)を選択する。よって、パチンコ機10によれば、個々の遊技者の好みに合わせた遊技を行うことができ、遊技者を大いに楽しませることができる。
【0052】
(第2実施形態)
本発明をパチンコ機に適用した第2実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、第1実施形態と重複する内容については、それを省略する。
本第2実施形態のパチンコ機は、第1実施形態の変動パターンテーブル80の代わりに、図15に示されている変動パターンテーブル170を備えている。変動パターンテーブル170は、表示制御部200のROM204に格納されている。変動パターンテーブル170は、1から開始される整数である変動パターン番号171と、それぞれの変動パターン番号に対応した変動パターン173、図柄変動時間175、当り/外れ177、大当り予告表示を行う確率179、所定大当り予告キャラクタ182、設定操作大当り予告キャラクタ184とを記憶している。
【0053】
所定大当り予告キャラクタ182に記憶されている予告キャラクタ(例えば、変動パターン番号2番に対応している予告キャラクタJ、K)は、設定操作部71による予告キャラクタの設定が行われていない場合に表示される。設定操作大当り予告キャラクタ184に記憶されている予告キャラクタ(例えば、変動パターン番号7番に対応している予告キャラクタA)は、設定操作部71が操作されて予告キャラクタが設定されている場合に表示される。
大当り予告表示確率179は、大当り予告の信頼度とは異なる。大当り予告表示確率179の値は、それが記憶されている変動パターン番号において予告キャラクタが表示される確率である。例えば、変動パターン番号2の場合に、リーチ(1)の変動パターンが行われてから当りとなるときに、リーチ(1)の変動の途中で予告キャラクタAが表示される確率は50%である。
【0054】
大当り予告信頼度25%、50%、75%に対応付けられている予告キャラクタA、B、Cは、変動パターンテーブル全体において、「当り」の場合に表示される割合と、「はずれ」の場合に表示される割合との比が、それぞれの大当り予告信頼度にほぼ一致するように割り振られている。大当り信頼度100%に対応している予告キャラクタDは、表示されると必ず大当りになる予告キャラクタなので、当り/外れ177に「当り」が記憶されている場合(例えば、変動パターン番号の4番)にしか記憶されていない。
【0055】
変動パターンテーブル170を用いて実行される表示制御処理S89について、図24のフローチャートを参照しながら説明する。表示制御処理S89は、第1実施形態の表示制御処理S74に置き換わるものである。
表示制御処理S89の最初の処理S90では、メイン制御部100からのコマンド信号を表示制御部200が受信したか否かの判別が行われる。S90でコマンド信号を受信していないと判別された場合(NOの場合)には、そのまま表示制御処理S89を終了する。S90でコマンド信号を受信していると判別された場合(YESの場合)には、S92が実行される。
S92では、変動パターンテーブル170を用いて、変動パターン番号から変動パターンが決定される。この変動パターン番号は、メイン制御部100から送信されてくるコマンド信号に含まれている。例えば、変動パターン番号が2番の場合には、リーチ(1)の変動パターンが決定され、変動パターン番号が5番の場合には、パターン(3)の変動パターンが決定される。
【0056】
S92に続くS94では、S92で決定された変動パターンがリーチであるか否かが判別される。S94で変動パターンがリーチではないと判別された場合(NOの場合)には、S110に移行する。S110においては、決定された変動パターン(すなわち、リーチに係る変動パターン)に従って図柄表示装置22で特別図柄の図柄変動が行われる。例えば、変動パターン番号が2番であり、その結果リーチ(1)の変動パターンが決定された場合には、そのパターンの変動が行われる。また、その変動の時間は、図柄変動時間175に記憶されている9.8秒間行われる。そして、S118が実行される。S118では、変動していた特別図柄が停止される。停止される特別図柄は、当り判定処置(その2)S54のS58で決定されている大当り図柄、あるいはS62で決定されている外れ図柄である。S118実行後、表示制御処理S89を終了する。
一方、S94で変動パターンがリーチであると判別された場合(YESの場合)には、S96が実行される。
S96では、大当り予告表示を行うか否かが抽選で決定される。具体的には、決定された変動パターンに従って大当り予告表示確率(%)に基づく当り(表示する)確率で乱数抽選を行う。例えば、変動パターン番号が7番の場合、総数の30%に当りを設定し、70%にはずれを設定して抽選を行う。なお、決定された変動パターンの大当り予告表示確率(%)が0(%)あるいは100(%)の場合には、抽選は行われない。
【0057】
S96の次にS98が実行され、S96の結果が大当り予告表示を行うものであるか否かが判別される。S98でYESと判別された場合にはS100が実行される。S98でNOと判別された場合には、既に説明したS110が実行される。
S100では、設定操作部71から大当り予告表示の設定操作が行われているか否かが判別される。S100で大当り予告表示の設定操作が行われていると判別された場合(YESの場合)には、S102に移行する。
【0058】
S102では、所定大当り予告キャラクタ182と設定操作大当り予告キャラクタ184の内のどれか1つの予告キャラクタが乱数抽選によって決定される。例えば、変動パターン番号が2番の場合には、所定大当り予告キャラクタ182として設定されているキャラクタJ、Kと、設定操作大当り予告キャラクタ184として設定されている予告キャラクタAの内から1つの予告キャラクタ(例えば、予告キャラクタA)が抽選によって決定される。
S102に続いて実行されるS104では、抽選された大当り予告キャラクタが設定操作大当り予告キャラクタ184であるか否かの判別が行われる。S104で抽選されたのが設定操作大当り予告キャラクタ184であると判別された場合(YESの場合)には、S106が行われる。
【0059】
S106では、設定操作大当り予告キャラクタ184は、設定操作で選択された予告キャラクタに一致するか否かの判別が行われる。具体的には、RAM206に記憶されている設定操作部71の設定操作で選択された予告キャラクタと、S102の処理によって決定された予告キャラクタが一致するか否かが判別される。例えば、上述の変動パターン番号が2番の場合に、設定操作部71の設定操作で予告キャラクタAが選ばれた場合は一致し、予告キャラクタA以外の予告キャラクタB、C、Dのいずれか1つが選ばれた場合は一致しないことになる。S106で設定操作大当り予告キャラクタ184と、設定操作で選択された予告キャラクタが一致していると判別された場合(YESの場合)には、S108に移行する。S108では、S92の処理で決定された変動パターンに基づく特別図柄の図柄変動と、設定操作で選択された予告キャラクタが図柄表示装置22に表示される。
S108に続いて既に説明したS118が実行される。S118実行後、表示制御処理S89を終了する。
【0060】
一方、S100で大当り予告表示の設定操作が行われていないと判別された場合(NOの場合)には、S112が実行される。
S112では、所定大当り予告キャラクタ182に記憶されている内のどれか1つの予告キャラクタが乱数抽選によって決定される。例えば、変動パターン番号が4番の場合には、所定大当り予告キャラクタ182に記憶されている予告キャラクタL、Mの内からどれか1つが決定される。
S112に続いてS114が実行され、決定された変動パターンに基づく特別図柄の図柄変動と、所定大当り予告キャラクタの内から決定された予告キャラクタが図柄表示装置22に表示される。
S104、S106においてNOと判別された場合にも、S112以降の処理が行われる。
S114に続いてS118が実行される。S118実行後、表示制御処理S89を終了する。
【0061】
(第3実施形態)
本発明をパチンコ機に適用した第3実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、第1実施形態と重複する内容については、それを省略して説明する。
本第3実施形態のパチンコ機は、リーチ演出の表示態様(以下、「リーチパターン」と言う)によって大当りを予告する。図18は、リーチパターン設定処理S120のフローチャートを示している。図18は、第1実施形態の図5に示されている大当り予告設定処理S20に置き換わるものである。図18に示されているように、リーチパターン設定処理S120の最初の処理S122においては、入賞コマンドを受信しない状態が2分間継続したか否かが判別される。S122で入賞コマンドを受信しない状態が2分間継続していると判別された場合には、そのままリーチパターン設定処理S120を終了する。S122で入賞コマンドを受信しない状態が2分間継続したと判別された場合(YESの場合)には、S124に移行する。S124では、図柄表示装置22に客待ち画面308が表示される。
【0062】
図19は、客待ち画面308を示している。客待ち画面308には、特定のリーチパターンの表示による大当り予告を設定するか否かを遊技者に問いかける文章310、はいボタン312、いいえボタン313が表示される。図19は、いいえボタン313が選択された状態を示している。遊技者は、設定操作部71を操作して特定のリーチパターン表示による大当り予告を設定するか否かを決定することができる。特定のリーチパターン表示演出による大当り予告が行われた場合には、必ず大当りになる。
【0063】
S124に続いて実行されるS126では、特定のリーチパターン表示の設定操作が行われたか否かが判別される。具体的には、設定操作部71の決定ボタン71cが操作された場合にはYES、操作されない場合はNOと判別される。S126でNOと判別された場合には、S128に移行して入賞コマンドを受信したか否かが判別される。S128で入賞コマンドを受信していないと判別された場合(NOの場合)には、S126からの処理が再び実行される。S128で入賞コマンドを受信したと判別された場合(YESの場合)には、リーチパターン表示設定処理S120を終了する。
一方、S126でYESと判別された場合には、図20に示されているリーチパターン設定画面322が表示される。リーチパターン設定画面322には、出現すると必ず大当りとなる特定のリーチパターンの選択を案内する文章320、リーチAボタン324、リーチBボタン326、リーチCボタン328、リーチDボタン329が表示される。遊技者は、設定操作部71を操作して、リーチボタン324、326、328、329の選択と、決定を行うことができる。図20は、リーチボタンC328が選択されて濃い色に反転した状態を示している。
【0064】
S130に続くS132では、リーチパターンが選択されたか否かの判別が行われる。S132でリーチパターンが選択されていないと判別された場合(NOの場合)には、そのまま待機する。S132でリーチパターンが選択されたと判別された場合(YESの場合)には、リーチパターン設定処理S120を終了する。
リーチパターン設定処理S120に続いて入賞処理が行われる。入賞処理は、第1実施形態の入賞処理S40と同内容であるので、説明は省略する。
【0065】
表示制御処理S150について説明する。表示制御処理S150は、第1実施形態と同様に、表示制御部200で処理される。図21に示されているように、表示制御処理S150の最初の処理S152では、コマンド信号を受信したか否かが判別される。このコマンド信号は、第1実施形態で説明した入賞処理が実行されることにより、メイン制御部100から送信されてくる。S152でコマンド信号を受信していないと判別された場合(NOの場合)には、そのまま表示制御処理S150を終了する。S152でコマンド信号を受信したと判別された場合(YESの場合)には、S154が実行される。S154では、変動パターン番号から変動パターンを決定する処理が行われる。
【0066】
S154に続いてS156が行われ、大当りフラグがオンであるか否かが判別される。S156で大当りフラグがオンではない(オフである)と判別された場合(NOの場合)には、S166が実行される。S166では、S154において決定された変動パターン番号で定められる所定の変動パターンで特別図柄の変動が行われる。なお、所定の変動パターンがリーチである場合には、リーチ演出表示を伴う特別図柄の変動が行われる。そして、S168に移行し、図柄表示装置22に特別図柄を停止表示させる。
一方、S156で大当りフラグがオンであると判別された場合(YESの場合)には、S158が実行される。
S158では、リーチパターンの設定操作が行われているか否かが判別される。S158でリーチパターンの設定操作が行われていないと判別された場合(NOの場合)には、S166に移行する。S158でリーチパターンの設定操作が行われていると判別された場合(YESの場合)には、S160に移行する。
【0067】
S160では、設定操作で選択されたリーチパターンを表示するか否かを決定するための乱数が抽選によって取得される。乱数抽選を行うのは、設定操作で選択されるリーチパターンの出現頻度を調整するためである。
続くS162では、S160の処理で取得された乱数に基づいて、設定操作で選択されたリーチパターンを表示するか否かの判別が行われる。S162において設定操作で選択されたリーチパターンを表示しないと判別された場合(NOの場合)には、S166が実行される。S162において設定操作で選択されたリーチパターンを表示すると判別された場合(YESの場合)には、S164が実行される。
S166では、決定された所定の変動パターンに係るリーチ演出表示をともなう特別図柄の変動が行われる。続いてS168を実行し、表示制御処理S150を終了する。
S164では、S154で決定された変動パターンに代えて、表示制御部200のROM206に記憶されている遊技者が設定操作で選択した変動パターン(リーチパターン)で図柄表示装置22に特別図柄を変動させる。そして、S168を実行してから、表示制御処理S150を終了する。
以上のように制御することにより、遊技者が設定操作部71を設定操作して選択したリーチパターンが表示されると必ず大当りになる。
【0068】
図22は、大当りを予告するリーチ演出の一例を図示している。このリーチ演出では、左特別図柄91と右特別図柄93が「7」で揃って表示され、中特別図柄92は変動している。そして、左特別図柄91と右特別図柄93が矢印91a、93aで示されているように、上下方向にゆっくりと昇降を繰り返す。この右図柄91と左図柄93が昇降を繰り返す表示を伴う変動パターンが必ず大当りになるリーチパターンとして選択されていると、この表示によって100%の信頼度で大当りが予告されることになる。大当りを予告するリーチ演出としては、これ以外にも、例えば、右特別図柄91と左特別図柄93が縦軸回りに回転したり、点滅したり、リーチ演出中に予告キャラクタが出現したりするようにしてもよい。
【0069】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
従って、例えば、以下に記載するように構成することもできる。
【0070】
(1)第3実施形態は、表示されると必ず大当りになるリーチ演出を遊技者が選択できるようにしたものであるが、これ以外にも、例えば、リーチ演出の変動態様の違いによって異なる大当り予告信頼度を予告し、そのリーチ演出を遊技者が選択できるように構成することもできる。
【0071】
(2)リーチが行われる信頼度を遊技者が選択できるように構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るパチンコ機の正面図。
【図2】第1実施形態に係る表示器の正面図。
【図3】第1実施形態に係る制御部のブロック図。
【図4】第1実施形態に係る遊技処理のフローチャート。
【図5】第1実施形態に係る大当り予告設定処理のフローチャート。
【図6】第1実施形態に係る客待ち画面。
【図7】第1実施形態に係る大当り予告設定画面。
【図8】第1実施形態に係る入賞処理のフローチャート。
【図9】第1実施形態に係る当り判定処理(その1)のフローチャート。
【図10】第1実施形態に係る当り判定処理(その2)のフローチャート。
【図11】第1実施形態に係る表示制御処理のフローチャート。
【図12】第1実施形態に係る変動パターンテーブル。
【図13】第1実施形態に係る図柄変動態様の説明図。
【図14】同上。
【図15】第2実施形態に係る変動パターンテーブル。
【図16】第1実施形態に係る図柄変動態様の説明図。
【図17】同上。
【図18】第3実施形態に係るリーチパターン設定処理のフローチャート。
【図19】第3実施形態に係る客待ち画面。
【図20】第3実施形態に係るリーチパターン設定画面。
【図21】第3実施形態に係る表示制御処理のフローチャート。
【図22】第3実施形態に係る図柄変動態様の説明図。
【図23】第1実施形態に係る大当り予告の信頼度と出現頻度の関係を説明する図。
【図24】第2実施形態に係る表示制御処理のフローチャート。
【符号の説明】
10:パチンコ機
12:遊技盤面
14:表示器、14a:装飾
15:ワープ入口
16:ワープ出口
17:ゲート
18:普通入賞口
19:普通図柄表示部
21:棚板、21a:棚板中央部
22:図柄表示装置
25:風車
26:スピーカ
27:ランプ
28:保留球ランプ
30:第1種始動口、30a:可動翼片
33:球抜きレバー
34:大入賞口
36:開閉扉
38:ハンドル、38a:タッチ部、38b:発射スイッチ
40:下皿
42:灰皿
44:レール
46:上皿
50:ソレノイド
54:ゲートセンサ
56:始動口センサ
60:発射装置
62:賞球払出装置
63:客待ち画面
64:夜空と三日月の図柄
65:文章
66:はいボタン
67:いいえボタン
70:大当り予告設定画面
71:設定操作部、71a:上ボタン、71b:下ボタン、71c:決定ボタン72:キャラAボタン
73:キャラBボタン
74:キャラCボタン
75:キャラDボタン
80:変動パターンテーブル
81:変動パターン番号
82:変動パターン
83:図柄変動時間
91:左特別図柄
91a、91b:特別図柄の昇降表示を表す矢印
92:中特別図柄
93:右特別図柄
94:予告キャラクタ
100:メイン制御部
102:CPU
104:ROM
106:RAM
108:入力処理回路
110:出力処理回路
112:通信制御回路
114:BUS
150:CPU
151:RAM
160:メイン制御部
161:設定操作部
163:図柄表示部
165:ランプ制御部
170:変動パターンテーブル
173:変動パターン
175:図柄変動時間
177:当り/外れ
179:大当り予告を行う確率
182:所定大当り予告キャラクタ
184:設定操作大当り予告キャラクタ
200:表示制御部
202:CPU
204:ROM
206:RAM
208:通信制御回路
210:出力処理回路
212:BUS
250:賞球払出制御部
280:発射制御部
308:客待ち画面
310:文章
312:はいボタン
313:いいえボタン
320:文章
322:リーチパターン設定画面
324:リーチAボタン
326:リーチBボタン
328:リーチCボタン
329:リーチDボタン

Claims (7)

  1. 特典付与の可否と遊技演出の種類を決定し、決定された特典付与の可否と遊技演出の種類を示す信号を出力するメイン制御基板と、
    メイン制御基板から出力された信号が入力したときに、その信号に対応する遊技演出プログラムを選択し、選択された遊技演出プログラムにしたがって信号を出力するサブ制御基板と、
    サブ制御基板から出力される信号にしたがって駆動される演出装置とを有する遊技機であって、
    サブ制御基板と接続され、サブ制御基板に外部操作により演出内容を選択する信号を入力する信号入力手段が設けられ、
    サブ制御基板は、遊技演出の種類毎にその種類と対応する複数の遊技演出プログラムからなる遊技演出プログラム群を記憶するとともに、メイン制御基板から入力された信号と信号入力手段により入力された信号に基づいて遊技演出プログラム群の中から1の遊技演出プログラムを選択することを特徴とする遊技機。
  2. 演出装置は、図柄を変動表示する図柄表示装置であり、外部操作により選択可能な遊技演出プログラムは、異なる遊技演出プログラムで図柄変動時に登場するキャラクタが異なることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 演出装置は、図柄を変動表示する図柄表示装置であり、外部操作により選択可能な遊技演出プログラムは、異なる遊技演出プログラムで図柄変動パターンが異なることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. キャラクタは、特典付与の予告信頼度に対応付けられ、各キャラクタ毎に所定の予告信頼度が設定されていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  5. 図柄変動パターンは、特典付与の予告信頼度に対応付けられ、各図柄変動パターン毎に所定の予告信頼度が設定されていることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  6. 所定の入賞口に遊技媒体が入賞すると図柄表示装置に図柄を変動表示し、図柄変動停止時に表示される図柄の表示態様が所定の表示態様になると特典を付与する遊技機であって、
    図柄が所定の表示態様で停止することの予告信頼度に対応付けられたキャラクタが複数種類設けられ、かつキャラクタの種類毎に異なる予告信頼度が設定されており、図柄変動中に表示されるキャラクタの種類を遊技者が選択可能であることを特徴とする遊技機。
  7. 所定の入賞口に遊技媒体が入賞すると図柄表示装置に図柄を変動表示し、図柄変動停止時に表示される図柄の表示態様が所定の表示態様になると特典を付与する遊技機であって、
    図柄が所定の表示態様で停止することの予告信頼度に対応付けられたキャラクタが設けられており、図柄変動中に表示されるキャラクタの予告信頼度を遊技者が選択可能であることを特徴とする遊技機。
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