JP2005305022A - 弾球遊技機 - Google Patents

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貴大 西坂
Taku Imai
卓 今井
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Abstract

【課題】 特別遊技における大入賞口の制御に関して、弾球遊技機の遊技性を高める。
【解決手段】 複数の大入賞口が、遊技領域の異なる位置にそれぞれ設けられる。特別図柄抽選実行部60は、始動入賞口への遊技球の落入を契機として、所定の確率にて抽選を実行する。表示指示部74は、抽選の結果に基づいて、図柄を所定期間変動表示させたあとに停止表示させる。特別遊技実行部64は、抽選の結果が大当たりであるとき、図柄が停止表示されたあとに1回以上の単位遊技で構成される特別遊技へ遊技を移行させる。開閉パターン決定部114は、停止表示された図柄の態様に基づいて、複数の大入賞口の単位遊技ごとの開閉パターンを決定する。開閉制御部110は、開閉パターンに基づいて、単位遊技ごとに複数の大入賞口のそれぞれを選択的に開閉させる。
【選択図】 図9

Description

本発明は、ぱちんこ遊技機等の弾球遊技機に関する。
従来、各種の弾球遊技機のうちには、遊技盤の略中央に設けられた液晶ディスプレイなどの表示領域に複数の図柄を変動させながら表示するものがある(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」とよぶ)。この遊技機は、複数列の図柄変動を停止させたときの図柄の組合せが特定の態様となった場合に、いわゆる特別遊技へ移行するものとして知られている(例えば、特許文献1参照)。特別遊技に遊技が移行すると、大入賞口とよばれる可変入賞口が開放される。遊技球が大入賞口に落入すると、通常よりも多くの賞球が払い出される。
特別遊技において大入賞口は、開放後から所定時間、例えば約30秒間を経過するか、あるいは遊技球が大入賞口へ10球以上入賞したときに一旦閉鎖される。以下、この特別遊技における大入賞口の開放から閉鎖までの遊技のことを「単位遊技」とよび、単位遊技が実行される期間のことを「ラウンド」とよぶ。大入賞口内に設けられたVゾーンと呼ばれる特定領域を遊技球が通過すると、次の単位遊技が開始され再び大入賞口が開放される。単位遊技は、所定回数、たとえば15回を限度として継続可能に設定される。
特開2003−230714号公報
とはいえ、従来の弾球遊技機における特別遊技は、単に大当たり時の目標数の出球を獲得させるためだけに実行されることが多く、内容も単調な場合が多い。実際は、単位遊技が限度まで継続されないことの方が少ない。したがって、遊技者の受益機会を拡大するために設定された特別遊技でありながら、遊技者は漫然と特別遊技を継続する傾向にある。いいかえれば、特別遊技において、遊技者が積極的に受益機会を確保しようとする意欲が喚起されにくいのが現状である。このように、昨今の弾球遊技機においては、技量を競うという遊技本来のあるべき姿が失われつつあり、技量に自信を持つ遊技者が遊技離れを起こす一因となっている。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、特別遊技における大入賞口の開閉を制御することにより、弾球遊技機の興趣を高めることにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域における所定位置に設けられた始動入賞口と、遊技領域の異なる位置にそれぞれ設けられた複数の大入賞口と、始動入賞口への遊技球の落入を契機として、1回以上の単位遊技で構成される特別遊技へ遊技を移行させるか否かを判定するために、所定の確率にて抽選を実行する移行抽選実行部と、抽選の結果に基づいて、図柄を所定期間変動表示させたあとに停止表示させる表示制御部と、抽選の結果が大当たりであるとき、図柄が停止表示されたあとに特別遊技へ遊技を移行させる特別遊技移行部と、停止表示された図柄の態様に基づいて、複数の大入賞口の単位遊技ごとの開閉パターンを決定する開閉パターン決定部と、開閉パターンに基づいて、単位遊技ごとに複数の大入賞口のそれぞれを選択的に開閉させる開閉制御部と、を備える。
変動表示後に停止表示された図柄(以下、単に「停止図柄」とよぶ)の態様に応じて、これら複数の大入賞口の開閉パターンが決定される。したがって、特別遊技において受益機会を確保するためには、遊技者は、複数の大入賞口のうち開放されている大入賞口に遊技球が落入するように適宜打球調整する必要がある。この態様によれば、特別遊技における技術介入性を高めることができる。また、図柄がどのような態様にて停止表示されるかにより、大入賞口の開閉パターンが変化するため、図柄変動時における遊技者の遊技に対する没入感を高める上で効果がある。停止図柄は、特別図柄の停止図柄であってもよいし、特別図柄に連動して抽選の結果を演出する装飾図柄の停止図柄であってもよい。
この弾球遊技機は、図柄が所定の態様にて停止表示されたとき、複数の大入賞口のいずれを開放するかを決定するための抽選を実行する開閉抽選実行部を更に備えてもよい。開閉パターン決定部は、開閉抽選実行部による抽選の結果に基づいて、開閉パターンを決定してもよい。
この態様によれば、特別遊技を構成する各単位遊技ごとにどの大入賞口が開放されるかは抽選によって決定される。開閉抽選実行部は、乱数に基づいて抽選を実行することにより、どの大入賞口を開放すべきかを決定してもよい。この態様によれば、特別遊技の最中において、遊技者は、どの大入賞口が開放されているかを瞬時に判断して、適宜打球調整する必要がある。そのため、特別遊技における技術介入性を更に高めることができる。
開閉パターン決定部は、停止表示された図柄の態様に基づいて、複数の大入賞口のうち開放すべき大入賞口の数が異なるように開閉パターンを決定してもよい。
停止表示された図柄によっては、複数の大入賞口が同時に開放されてもよいし、すべての大入賞口が一斉に開放されてもよい。複数の大入賞口が開放されれば、遊技者はより多くの賞球を期待できる。そのため、停止表示された図柄によって、特別遊技における出球の数が影響される。
複数の大入賞口のうちの所定の大入賞口は、入賞時に払い出される賞球数が他の大入賞口の賞球数よりも多くなるように設定されてもよい。
大入賞口より得られる賞球数に関して、各大入賞口に個性を持たせることができる。このため、停止表示される図柄に応じてどの大入賞口が開放されるかにより、遊技者の利益が影響される。
複数の大入賞口は、遊技球の落入容易性が異なる複数の位置にそれぞれ設けられてもよい。
たとえば、遊技盤の上部に設けられた大入賞口に遊技球を落入させるのは、遊技盤の下部に設けられた大入賞口に遊技球を落入させるよりも容易であると考えられる。上部に設けられた大入賞口は、下部に設けられた大入賞口に比べて、遊技球を落入させる上で遊技釘の影響が少ないからである。あるいは、遊技釘の配置により、各大入賞口についての遊技球の落入容易性を変化させることができるともいえる。このような方法により、大入賞口に対する遊技球の落入容易性に関して、各大入賞口に個性を持たせることができる。このため、停止表示される図柄に応じてどの大入賞口が開放されるかにより、遊技者の利益が影響される。
複数の大入賞口のうちの所定の大入賞口は、遊技球が落入すべき開口部を他の大入賞口の開口部よりも大きくしてもよい。
大入賞口の開口部の大きさは、遊技球の落入容易性に影響する。この態様によれば、大入賞口に対する遊技球の落入容易性に関して、各大入賞口に個性を持たせることができる。このため、停止表示される図柄に応じてどの大入賞口が開放されるかにより、遊技者の利益が影響される。
これらの態様によれば、同じ大当たりであっても、図柄がどのような態様にて停止表示されるかにより遊技者の利益が影響されることになるので、図柄変動時における遊技者の遊技に対する没入感を高める上で効果がある。
本発明によれば、特別遊技に関して弾球遊技機の興趣を高めることができる。
本実施例におけるぱちんこ遊技機は、停止図柄に応じて、複数の大入賞口の開閉を制御する。停止図柄によって、特別遊技における遊技者の利益が影響されるため、特別遊技の遊技内容がより多様になる。また、遊技者は、開放されている大入賞口に遊技球が落入するように適宜打球調整をする必要があるため、特別遊技における技術介入性を高めることができる。以下、ぱちんこ遊技機の一般的な説明を行った後で、本実施例におけるぱちんこ遊技機の詳細を説明する。
(一般説明)
図1は、ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、発射ハンドル17を含む。外枠11は、開口部分を有し、ぱちんこ遊技機10を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構により外枠11へ開閉自在に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構等を含む。
透明板13は、ガラスなどにより形成される遊技盤の遊技領域31を透視可能な板である。扉14は、透明板13を支持する。扉14は、図示しないヒンジ機構により前枠12へ開閉可能に取り付けられる。上球皿15は、遊技球の貯留、発射レールへの遊技球の送り出し、下球皿16への遊技球の抜き取り等の機構を有する。下球皿16は、遊技球の貯留、抜き取り等の機構を有する。
ぱちんこ遊技機10の遊技盤面には、遊技部品として多数の遊技釘20、風車21、外レール22および内レール23、一般入賞口24、アウト口25、図柄表示装置26、センター飾り部品27、第1種始動入賞口(以下、「始動口」という)28、大入賞口29、普通図柄作動口30、普通図柄表示装置32が設けられる。図柄表示装置26の周囲には、センター飾り部品27が設けられており、遊技球の流路、図柄表示装置26の保護、装飾等の機能を有する。始動口28は、例えばセンター飾り部品27の下方等の位置に一つまたは複数設けられる。始動口28は、遊技球の入球を検出するための始動入賞検出器と、始動口を拡開させるための普通電動役物ソレノイドを備える。大入賞口29は、遊技球の入球を検出するための入賞検出器と、大入賞口を拡開させるための大入賞口ソレノイドを備える。
遊技者が発射ハンドル17を手で回動させると、その回動角度に応じた強度で上球皿15に貯留された遊技球が1球ずつ内レール23と外レール22に案内されて遊技領域31へ発射される。遊技者が発射ハンドル17の回動位置を手で固定させると一定の時間間隔で遊技球の発射が繰り返される。遊技領域31の上部へ発射された遊技球は、複数の遊技釘20や風車21に当たりながらその当たり方に応じた方向へ落下する。遊技球が一般入賞口24や始動口28等の各入賞口へ落入するとその入賞口の種類に応じた賞球が上球皿15に払い出される。一般入賞口24等の各入賞口に落入しなかった遊技球は、アウト口25に流入する。なお、各入賞口は遊技球が通過するゲートタイプのものを含み、本明細書において「落入」は「通過」を含むものとする。
図柄表示装置26は、その画面に第1種特別図柄と呼ばれる図柄(以下、「特別図柄」という)と、特別図柄に連動する装飾図柄を変動させながら表示する。ここで、特別図柄は、始動口28への遊技球の落入を契機として行われる抽選の結果に応じて大当たりを発生させるか否かを示すための図柄であり、装飾図柄は、抽選の結果を視覚的に演出するための図柄である。図柄表示装置26は、例えば液晶ディスプレイで構成されるとともに、装飾図柄としてスロットマシーンのゲームを模した複数列の図柄変動の動画像を画面の中央領域に表示する。
特別図柄は、変動中に○と×の図柄が繰り返されるような表示態様をとってもよいが、以下では、Cと0から9の数字が繰り返される表示態様をとる場合を示す。具体的に特別図柄は、その変動中、C、0、1・・・8、9と順に表示され、再びCから9までを繰り返す表示態様をとる。特別図柄の停止図柄は、大当たりであるか否かを示し、例えば停止図柄が「1」、「3」、「5」、「7」、「9」の奇数である場合は確率変動付き大当たりを、また「0」、「2」、「4」、「6」、「8」の偶数である場合には通常の大当たりを、それ以外の「C」は外れを示すものであってよい。ここで、確率変動付き大当たりとは、確率変動の対象となる大当たりを意味する。なお、ぱちんこ遊技機10における演出効果の拡張性を向上させる観点から、特別図柄として利用する数字は0から9までの10個の数字に限らず、例えば0から11までの12個の数字を用いてもよい。12種類の数字は、3つまたは4つに均等に分割することができるため、演出の拡張性をもたらす。大当たり時においては、装飾図柄は3つの図柄を一致させるような表示態様をとる。
大入賞口29は、特別図柄が特定の態様にて停止したときに「大当たり」として開放状態となる横長方形状の入賞口であり、例えばアウト口25の上方等の位置に設けられる。大入賞口29の内側は、特定領域(いわゆるVゾーン)と一般領域に区画されている。大当たり時において、大入賞口29は、約30秒間開放された後、または10球以上の遊技球が落入した後で一旦閉鎖される。大入賞口29が開放中に遊技球が特定領域へ少なくとも1球落入した場合、大入賞口29は再度開放される。このように、大入賞口29が1回開放される間に遊技球が少なくとも1球以上特定領域へ落入することを条件に大入賞口29の開閉が所定回数、例えば15回繰り返される。
普通図柄表示装置32には普通図柄として数字等の図柄が変動表示される。普通図柄の変動表示は、普通図柄作動口30に遊技球が落入したときに開始される。普通図柄表示装置32は、例えば7セグメント表示器で構成される。普通図柄が特定の態様にて停止表示されると、始動口28は所定時間、たとえば0.5秒間拡開し、遊技球が一時的に始動口28に落入しやすくなる。
図2は、ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す。電源スイッチ40は、ぱちんこ遊技機10の電源をオンオフするスイッチである。メイン基板41は、ぱちんこ遊技機10の全体動作を制御し、特に始動口28へ入賞したときの抽選等、遊技動作全般を処理する。サブ基板49は、液晶ユニット42を備え、図柄表示装置26における表示内容を制御し、特にメイン基板41による抽選結果に応じて表示内容を変動させる。セット基盤39は、賞球タンク44や賞球の流路、賞球を払い出す払出ユニット43等を含む。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域31へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、ぱちんこ遊技機10の各部へ電力を供給する。
図3は、ぱちんこ遊技機10における遊技を制御する構成を中心とした基本的な機能ブロック図である。メイン制御部70は、図2のメイン基板41がもつ機能に相当し、ぱちんこ遊技機10の全体的な動作および遊技の基本動作を主に制御する。サブ制御部80は、図2のサブ基板49がもつ機能に相当し、装飾図柄の変動表示やぱちんこ遊技機10周囲の電飾等の演出的動作を主に制御する。メイン制御部70からサブ制御部80に対しては、各種制御に関する指示信号が送られるが、サブ制御部80からメイン制御部70へフィードバック的な情報または信号は送られず、常にメイン制御部70からサブ制御部80への一方向通信となる。メイン制御部70およびサブ制御部80は、ハードウェア的にはデータやプログラムを格納するROM、演算処理に用いるCPU等の素子を含む。なお、本図では各種機能をメイン制御部70とサブ制御部80に分けて構成しているが、その分け方は図示の例に限定されない。また、メイン制御部70およびサブ制御部80は一体として構成されてもよい。
一般入賞検出部50は一般入賞口24の内部に設けられたセンサであり、一般入賞口24への遊技球の落入を検出し、その落入があったことを示す一般入賞情報を一般入賞処理部55へ送る。一般入賞処理部55は、一般入賞検出部50から一般入賞情報を受け取ると、払出制御基板45の払出制御部79へ賞球数等の払出指示を送る。
始動入賞検出部51は始動口28の内部に設けられたセンサであり、始動口28への遊技球の落入を検出し、その落入があったことを示す始動入賞情報を始動入賞処理部56へ送る。始動入賞処理部56は、始動入賞検出部51から始動入賞情報を受け取ると、払出制御部79へ賞球数等の払出指示を送るとともに、始動入賞に対する抽選を実行する特別図柄抽選実行部60へ抽選指示を送る。
特別図柄抽選実行部60は、始動入賞情報の取得を契機として、具体的には抽選指示を始動入賞検出部51から受け取った後、抽選を実行する。この特別図柄抽選実行部60は、始動入賞に対して乱数を発生し決定する乱数決定部72と、乱数を取得して抽選当否を判定する当否決定部61と、抽選当否に応じた特別図柄の停止図柄を決定する特別図柄決定部62と、特別図柄の表示パターンを決定する特別図柄パターン決定部73を含む。特別図柄は、例えば数字、文字、記号、マーク等で構成されてよく、本実施例では「C」の文字と、「0」から「9」の数字で構成される。乱数決定部72は、始動入賞処理部56から抽選指示を受け取るたびに所定のカウント範囲、例えば0から65535までの範囲のカウント値を乱数として発生させ、特別図柄保留記憶部63へその乱数を格納する。特別図柄保留記憶部63は、保留数の上限として所定個数、例えば最大4つ分の乱数を格納できるだけの記憶領域を有し、保留個数分が格納されると空き領域が生じるまでそれ以上の乱数は記憶しない。なお、乱数決定時に図柄変動が行われていない場合には、乱数決定部72は、特別図柄保留記憶部63へ乱数を格納せずに、当否決定部61にその乱数を送る。
当否決定部61は、特別図柄保留記憶部63に格納された乱数の値に応じて、または乱数決定部72から直接送られる乱数の値に応じて、その抽選結果が「大当たり」、「外れ」のいずれに該当するかを判定する。これらの結果は、それぞれ当否決定部61がもつ当否テーブルに数値範囲の形で定義される。当否テーブルでは、例えば0から207までを大当たり値の範囲とし、208から65535までを外れ値の範囲とする。なお、0から207までの大当たり値の範囲のうち、その一部を確率変動付き大当たりの範囲として設定してもよい。特別図柄決定部62は、当否決定部61による抽選結果に応じて、特別図柄の停止図柄の図柄番号を決定する。特別図柄の表示態様が、図柄変動中にCと、0から9までの図柄を繰り返し表示するものである場合、抽選結果が通常の大当たりであれば「0」、「2」、「4」、「6」、「8」を、確率変動付き大当たりであれば「1」、「3」、「5」、「7」、「9」を、外れであれば「C」を停止図柄として決定する。したがってこの場合、当否テーブルでは、0から207までの大当たり値の範囲がさらに10個の範囲に分割されて、それぞれの特別図柄の数字に対応付けられており、特別図柄決定部62は、乱数値に応じて、特別図柄の停止図柄を決定する。
特別図柄パターン決定部73は、特別図柄の表示パターンを決定し、例えば特別図柄の変動時間などを決定する。当否決定部61による当否決定、特別図柄決定部62による特別図柄の停止図柄の決定、および特別図柄パターン決定部73による特別図柄の表示パターンの決定は、前回の抽選結果に基づく図柄変動が終了し、当回の抽選結果に基づく演出表示を開始するときに行われる。なお、これらの処理の実行タイミングは、乱数決定部72において乱数が決定された時点で行われてもよい。特別図柄保留記憶部63による乱数の保留数、当否決定部61による当否結果、特別図柄決定部62による停止図柄の図柄番号、および特別図柄パターン決定部73による特別図柄の表示パターン番号はサブ制御部80へ送られる。
表示指示部74は、決定された特別図柄の表示パターンおよび停止図柄にしたがって、特別図柄を図柄表示装置26に表示させるようサブ制御部80に指示する。具体的には、特別図柄の表示パターンとして、特別図柄の変動時間が60秒であることが定められ、また停止図柄が「3」であって、変動時間の最後2秒間で停止図柄を表示することが定められている場合には、表示指示部74が、変動開始から58秒が経過するまで、Cと0から9までの数字をサイクリックに表示させ、58秒が経過してから60秒が経過するまでの間に「3」を停止図柄として表示させるよう指示する。サブ制御部80の表示処理部92は、表示指示部74から指示を受けて図柄表示装置26の表示を制御する。表示指示部74は、図柄表示装置26の画面内に特別図柄の保留数、すなわち、それに基づく特別図柄の変動表示が未だ実行されることなく特別図柄保留記憶部63に保留されている乱数の個数を表示させる。なお、この保留数は、図柄表示装置26以外の表示部にて表示されてもよい。
サブ制御部80は、装飾図柄決定部82、装飾図柄パターン決定部84、装飾図柄パターン格納部86、および表示処理部92を含む。装飾図柄決定部82は、当否決定部61における当否結果に基づいて、図柄表示装置26において表示する複数列の装飾図柄の停止図柄を決定する。なお、装飾図柄決定部82は、特別図柄決定部62において決定された特別図柄の停止図柄番号をもとに、装飾図柄の複数列、一般には3列の停止図柄を決定してもよい。装飾図柄決定部82は、当否結果または特別図柄の図柄番号と、装飾図柄の図柄番号とを対応付けたテーブルを有し、このテーブルをもとに装飾図柄の停止図柄を決定する。以下の表1には、テーブルにおいて、特別図柄の大当たり停止図柄に対応付けられた、装飾図柄の大当たり停止図柄の対応を示す。
Figure 2005305022
装飾図柄の大当たり停止図柄は、左図柄、中央図柄、右図柄の3つの図柄が揃った表示態様となる。表1に示すように、抽選結果が大当たりとなると、特別図柄決定部62により特別図柄の大当たり停止図柄が決定され、装飾図柄決定部82は、装飾図柄の大当たり停止図柄を決定する。たとえば、特別図柄の大当たり停止図柄が「0」である場合には、装飾図柄の大当たり停止図柄は「000」のように、同一の数字が3つ揃った態様の図柄となる。この装飾図柄の大当たり停止図柄が、「111」「333」「555」「777」「999」の奇数図柄となることは、確率変動付き大当たりであることを表し、「000」「222」「444」「666」「888」の偶数図柄となる場合になることは、通常の大当たりであることを表す。
一方、抽選結果が外れとなり、特別図柄の停止図柄が表1に示す大当たり停止図柄とならなければ、装飾図柄決定部82は、左図柄、中央図柄、右図柄のうち少なくとも一つが他の図柄と一致しないよう各図柄番号を決定する。なお、特別図柄と装飾図柄の対応付けは1対1である必要はなく、特別図柄の図柄番号に対して、複数の装飾図柄の画像が対応付けられていてもよい。この場合、装飾図柄決定部82は、対応付けられた複数の装飾図柄のうちから、任意の1つを選択し決定してもよい。
上記のように、特別図柄と装飾図柄とを対応付けたテーブルを予め用意しておいてもよいが、図柄表示装置26の画面上で装飾図柄として3列の停止図柄を表示させる場合に、装飾図柄決定部82は、左図柄、中央図柄、右図柄の各図柄番号を所定の図柄番号範囲でアットランダムに選択してもよい。ただし装飾図柄決定部82は、特別図柄の停止図柄番号が「大当たり」を示す場合は左図柄、中央図柄、右図柄がそれぞれ同じ図柄となるよう各図柄番号を決定し、さらに特別図柄の停止図柄番号が「確率変動付き大当たり」を示す場合は、遊技者に確率変動付き大当たりであることを提示するために、全てが揃った奇数図柄番号を決定する。一方、当否結果が「外れ」を示す場合、または特別図柄の停止図柄番号が「外れ」を示す場合は、装飾図柄決定部82は左図柄、中央図柄、右図柄のうち少なくとも一つが他の図柄と一致しないよう各図柄番号を決定する。
装飾図柄パターン決定部84は、抽選の結果に基づいて、少なくとも装飾図柄の図柄変動の表示パターンを決定する。装飾図柄の表示パターンは、具体的には、装飾図柄の画像、装飾図柄の変動パターン、変動表示の演出パターンを主に表す。変動パターンには、装飾図柄の変動過程が定められている。演出パターンには、装飾図柄の変動表示およびリーチ動作を含んだ表示過程をどのように進行または演出するかが定められている。装飾図柄パターン決定部84は、特別図柄パターン決定部73において決定された特別図柄の表示パターン番号に基づいて、装飾図柄の画像、装飾図柄の変動パターン、変動表示の演出パターンを決定する。装飾図柄パターン格納部86は、装飾図柄の画像、背景の画像、キャラクタの画像等、様々な画像を記憶するとともに、これら画像を図柄表示装置26の画面内にどのような表示形態で変動させるかを定めた複数の変動パターンと、複数の演出パターンとを記憶する。変動パターンと演出パターンは、特別図柄パターン決定部73で決定される特別図柄の表示パターンに対応づけられている。なお、装飾図柄の変動表示やリーチ動作を含む全体の演出時間が特別図柄の変動時間と等しくなるように変動パターンと演出パターンが決定される。表示処理部92は、装飾図柄パターン決定部84で決定された装飾図柄の変動パターンおよび演出パターンで装飾図柄の図柄変動を図柄表示装置26に表示させ、変動終了後に装飾図柄決定部82にて決定された装飾図柄の停止図柄を表示させる。
装飾図柄パターン決定部84は、演出パターンテーブルを参照し、特別図柄パターン決定部73から受け取る表示パターン番号に対応する演出パターンを決定する。演出パターンテーブルには、表示パターン番号と演出パターンの対応関係が定められている。
メイン制御部70において、表示指示部74は、特別図柄の変動表示内容を決定すると、変動開始指示をサブ制御部80の表示処理部92に送り、図柄変動の表示時間のカウントを行う。サブ制御部80の表示処理部92は、変動開始指示を受け取ると、装飾図柄の変動表示を開始する。表示指示部74は、特別図柄の変動時間が終了するタイミングで、特別図柄の停止図柄を図柄表示装置26に表示させるように、変動表示の停止指示をサブ制御部80へ送る。表示処理部92は、変動表示の停止指示を受け取ると、装飾図柄の停止図柄を図柄表示装置26に表示する。これにより、1回の抽選結果による表示処理が終了する。
当否決定部61は、特別図柄保留記憶部63から読み出した乱数の値が大当たり値であった場合、停止図柄の表示後、特別遊技の開始指示を特別遊技実行部64へ送る。特別遊技実行部64は、特別遊技処理部65、継続判定部66、および確変判定部67を含む。特別遊技処理部65は、大入賞処理部58に対して大入賞口の開放指示を送る。大入賞処理部58は、特別遊技処理部65から受け取る開放指示に基づいて大入賞口29を開放させる。開放された大入賞口29に落入する遊技球は、大入賞口29の内部に設けられたセンサである大入賞検出部53により検出され、大入賞口29へ遊技球が落入すると大入賞処理部58は払出制御部79へ賞球数等の払出指示を送るとともに、1回の大入賞口29の開放における遊技球の落入球数を計数する。大入賞処理部58は、約30秒間の開放期間が経過するか、または大入賞口29へ落入する遊技球が10球に達したときに大入賞口29を一旦閉鎖する。
領域通過検出部54は、大入賞口29の内部に設けられた特定領域(Vゾーン)への遊技球の通過を検出するセンサであり、遊技球の通過があったことを示す特定領域通過情報を領域通過処理部59へ送る。領域通過処理部59は、領域通過検出部54から特定領域通過情報を受け取り、これを特別遊技実行部64の継続判定部66へ送る。継続判定部66は、1回の大入賞口29の開放において特定領域へ1球以上の通過が検出された場合に、次の開放を特別遊技処理部65に指示する。特別遊技処理部65は、継続判定部66による特定領域の通過判定があったことを継続条件として大入賞口29を最大で15回繰り返して開放状態におく。確変判定部67は、乱数値または特別図柄の停止図柄の態様に応じて、大当たり終了後の遊技を通常遊技とするか、当たり確率の高い確率変動遊技とするかについて判定し、判定結果を確変実行部68へ送る。確変判定部67は、停止図柄が特定の図柄の場合に、次の遊技を確率変動遊技へ移行すべきと判定する。
確変実行部68は、確率変動遊技へ移行すべき旨の判定を確変判定部67から受け取った場合、当否決定部61がもつ当否テーブルを確率変動遊技用に変更する。例えば、通常遊技時の大当たり値の範囲が0から207までであったのに対し、確率変動遊技時の大当たり値の範囲を0から1093までとする。これにより、確率変動遊技時の大当たり確率が、通常遊技時よりも大きくなる。
作動検出部52は普通図柄作動口30の内部に設けられたセンサであり、普通図柄作動口30への遊技球の落入を検出し、その落入があったことを示す普通図柄作動情報を作動処理部57へ送る。作動処理部57は、作動検出部52から普通図柄作動情報を受け取ると、普通図柄の抽選指示を普通図柄抽選実行部69へ送る。普通図柄抽選実行部69は、抽選指示を受け取ると、その抽選結果として乱数を取得してこれを普通図柄保留記憶部71へ格納する。普通図柄抽選実行部69は、普通図柄抽選の乱数として例えば0から9までの範囲のカウント値を取得する。普通図柄保留記憶部71は、普通図柄の抽選結果である乱数を所定個数、例えば最大で4個格納するだけの記憶領域を有する。普通図柄抽選実行部69は、普通図柄保留記憶部71から乱数を読み出してその抽選当否を判定する。普通図柄抽選実行部69がもつ当否テーブルには、例えば0〜7が当たり値として定義され、8及び9が外れ値として定義される。普通図柄抽選実行部69は、読み出した乱数が当たり値であるか外れ値であるかに基づいて普通図柄抽選の当否を判定する。その当否の判定結果は、表示指示部74および作動処理部57へ送られる。表示指示部74は、表示処理部92が受け取った乱数の値を停止図柄とする普通図柄の図柄変動を普通図柄表示装置32へ表示させるように指示する。作動処理部57は、当たりの判定結果を普通図柄抽選実行部69から受け取った場合、所定の入賞口、例えば始動口28の両側に設けられた可動片(いわゆる電動チューリップ)を一定時間動作させて、通常状態よりも始動口28へ遊技球が落入しやすい状態とする。
図4は、通常遊技から特別遊技へ移行する過程を示すフローチャートである。まず始動入賞検出部51が始動口28への遊技球の落入を検出すると(S10のY)、特別図柄抽選実行部60が、図柄変動中であるか否かを判定する(S12)。図柄が変動中でなければ(S12のN)、乱数決定部72が乱数を決定し(S14)、当否決定部61が、乱数に基づいて抽選当否を判定する(S28)。一方、図柄が変動中であれば(S12のY)、特別図柄保留記憶部63に乱数を保留可能であるか否かを判定する(S16)。図柄変動中、例えば4個の乱数が特別図柄保留記憶部63に保留されていれば、それ以上の乱数を保留することができないため(S16のN)、特別図柄保留記憶部63はその乱数を取得しない。一方、保留されている乱数の数が3個以内であれば、乱数決定部72は、乱数を保留する記憶領域が空いていることを判定し(S16のY)、乱数を決定する(S18)。この場合、乱数決定部72は、特別図柄保留記憶部63の空き領域に乱数を記憶させる(S20)。
またS10において、始動口28への入賞がなければ(S10のN)、当否決定部61が、特別図柄保留記憶部63に乱数が保留されているか否かを判定する(S22)。保留されていない場合(S22のN)、本フローを終了し、保留されている場合は(S22のY)、その時点で行われている図柄変動が終了するのを待つ。なお乱数が保留されている場合とは、以前に入賞し、且つその入賞の抽選結果についての図柄変動が未だ行われていない状態を示す。このとき、図柄表示装置26では、保留球以前の入賞の抽選結果についての特別図柄および装飾図柄の変動表示がなされている。なお、S12における図柄変動と、S22の判定時点で表示されている図柄変動を、本フローでは説明の便宜上、「前回の図柄変動」と呼び、これに続く図柄変動のことを「当回の図柄変動」と呼ぶことにする。
前回の図柄変動が終了すると、当否決定部61は、特別図柄保留記憶部63に保留されている抽選結果のうち最初に抽選結果として格納された乱数を読み出してその記憶内容を消去し(S24)、2番目以降の領域に抽選結果の乱数が格納されていればそれらをそれぞれ一つ前の記憶領域へシフトする(S26)。当否決定部61は、読み出した乱数に基づいて抽選当否を判定し(S28)、続いて、図柄変動の表示内容が決定される。表示指示部74の表示指示に応じて、表示処理部92は当回の特別図柄および装飾図柄を図柄表示装置26に変動表示させる(S30)。S28における当否決定部61による当否判定の結果、乱数が大当たり値であった場合(S32のY)、特別遊技へ移行し(S34)、抽選結果の乱数が外れ値であれば(S32のN)、S34をスキップして本フローを終了する。
図5は、図4のS28における抽選当否を判定する処理を詳細に示すフローチャートである。以下では図5および図6を用いて、抽選当否の判定と、続く図柄変動の表示内容の決定までを示す。図5では、メイン制御部70における処理S28aを示し、また図6では、サブ制御部80における処理S28bを示す。
S24において当否決定部61により読み出された乱数、またはS14において決定された乱数が大当たり値(0〜207)に該当する場合(S50のY)、さらに、この乱数が確率変動付き大当たり値であるか否かを判定する(S51)。確率変動付き大当たり値である場合(S51のY)、特別図柄決定部62は、確変当たり用の特別図柄の停止図柄を決定し、また特別図柄パターン決定部73は、確変当たり用の特別図柄の表示パターンを決定する(S52)。確率変動付き大当たり値でない場合(S51のN)、特別図柄決定部62は、通常当たり用の特別図柄の停止図柄を決定し、また特別図柄パターン決定部73は、通常当たり用の特別図柄の表示パターンを決定する(S53)。また、S50において、乱数が外れ値(208〜65535)である場合(S50のN)、特別図柄決定部62は、外れ用の特別図柄の停止図柄を決定し、また特別図柄パターン決定部73は、外れ用の特別図柄の表示パターンを決定する(S54)。当否結果、特別図柄の停止図柄および表示パターン番号は、サブ制御部80に送られる。
図6は、装飾図柄の決定処理を示すフローチャートである。装飾図柄決定部82は、当否結果または特別図柄の停止図柄をもとに、装飾図柄の停止図柄を決定する(S60)。続いて、装飾図柄パターン決定部84は、乱数値を含む受信情報に基づいて、装飾図柄によるリーチ演出するか否かを決定する(S61)。この判定は、特別図柄の表示パターン番号に基づいてなされてもよい。例えば、特別図柄の表示パターン番号がリーチ演出すべき表示パターンを示す場合であって(S61のY)、さらにスーパーリーチ演出する表示パターンを示す場合(S62のY)、装飾図柄パターン決定部84は、スーパーリーチ用の装飾図柄の表示パターンを決定する(S63)。スーパーリーチでないリーチを演出する表示パターンを示す場合(S62のN)、装飾図柄パターン決定部84は、ノーマルリーチ用の装飾図柄の表示パターンを決定する(S64)。S61において、特別図柄の表示パターン番号がリーチ演出しない表示パターンを示す場合(S61のN)、装飾図柄パターン決定部84は、リーチなしの装飾図柄の表示パターンを決定する(S65)。なお、当否結果または特別図柄の停止図柄により、抽選結果が大当たりであることが示される場合には、常にリーチ演出する表示パターンが決定される。また、S60における装飾図柄の停止図柄決定は、S63、S64、S65における表示パターンの決定と同時に行われてもよいし、表示パターンの決定後に行われてもよい。
図7は、図4のS34における特別遊技の動作を詳細に示すフローチャートである。特別遊技の開始とともに大入賞処理部58は大入賞口29を開放し(S70)、大入賞検出部53が大入賞口29への遊技球の落入を検出した場合(S71のY)、大入賞処理部58はその球数をカウントし(S72)、大入賞口29へ落入した遊技球が特定領域を通過したことを領域通過検出部54が検出した場合(S73のY)、領域通過処理部59は通過フラグをオンする(S74)。大入賞口29への遊技球の落入が検出されないときは(S71のN)、S72からS74をスキップする。大入賞口29へ落入した遊技球が特定領域を通過しなかった場合(S73のN)、S74がスキップされ、領域通過処理部59は通過フラグをそのままにする。S71からS74までの処理は、大入賞口29への落入球数のカウント値が10球以上に達するか、大入賞口29の開放時間が30秒間に達するまで繰り返され(S75のN)、これらいずれかの条件に達した場合(S75のY)、大入賞処理部58は大入賞口29を一旦閉鎖する(S76)。ここで通過フラグがオンになっていれば(S77のY)、特定領域への通過があったものとして通過フラグと落入球数のカウント値をリセットし(S78)、特別遊技のラウンド数をインクリメントして(S79)、そのラウンド数が15回に達するまで(S80のN)、S70からS79までの処理を繰り返す。ラウンド数が15回に達した場合(S80のY)、または通過フラグがオンになっていない場合に(S77のN)、特別遊技が終了される。以上がぱちんこ遊技機の一般的な説明である。
(実施例の説明)
本実施例におけるぱちんこ遊技機10は上述の一般的なぱちんこ遊技機10がもつ構成および機能の他、以下の構成および機能をさらに有する。
図8は、本実施例におけるぱちんこ遊技機10の前面側における基本的な構造を示す図である。図1と同一の符号を付した構成は、図1で説明した構成と同一または同様の機能を有する。本実施例におけるぱちんこ遊技機10は、第1大入賞口102および第2大入賞口104の2つの大入賞口を備える。このぱちんこ遊技機10は、その他、遊技釘20や一般入賞口24など、一般的なぱちんこ遊技機10が備えるのと同様の装置および機能を備えてもよい。本実施例におけるぱちんこ遊技機10の特別遊技では、遊技者は第1大入賞口102および第2大入賞口104の双方または一方に対して遊技球が落入するように打球調整する。
図9は、本実施例におけるぱちんこ遊技機10における遊技を制御する構成を中心とした基本的な機能ブロック図である。図3と同一の符号を付した構成は、図3で説明した構成と同一または同様の機能を有する。図3に追加する構成として、ぱちんこ遊技機10の大入賞処理部58は、更に、開閉制御部110、開閉抽選実行部112および開閉パターン決定部114を含む。
開閉パターン決定部114は、特別遊技のラウンドごとに第1大入賞口102と第2大入賞口104のどちらを開放させるかを示すパターン(以下、「開閉パターン」とよぶ)を予め複数種類格納する。開閉パターン決定部114は、当否決定部61による抽選結果が大当たりであるときには、特別図柄決定部62が決定した特別図柄の停止図柄に基づいてこれら複数種類の開閉パターンの中から特別遊技において使用すべき開閉パターンを選択する。
本実施例においては、「1」、「2」、・・・・、「8」、「C」の9種類の文字が特別図柄としてサイクリック表示される。特別図柄決定部62は、これらのうちいずれかの特別図柄を停止図柄として停止表示される。特別図柄の停止図柄が「C」であれば外れとなり、それ以外であれば大当たりとなる。特別図柄の停止図柄が「1」であるとき、装飾文字の「1」が3つ揃った態様にて、装飾図柄の停止図柄が表示される。装飾図柄の停止図柄として、3つ揃った態様にて表示される文字や記号のことを「当たり図柄」とよぶ。この例で言えば、当たり図柄は「1」である。同様に、特別図柄の停止図柄が「2」であるとき、装飾文字の「2」が3つ揃った態様にて、装飾図柄の停止図柄が表示される。このときの当たり図柄は「2」である。特別図柄の停止図柄が「8」であるときには、絵図柄が3つ揃った態様にて、装飾図柄の停止図柄が表示される。このときの当たり図柄は「絵図柄」である。結果としてこれらの当たり図柄は、選択される開閉パターンの内容を遊技者に示唆することになる。
第1大入賞口102と第2大入賞口104のいずれを開放するかについての開閉パターンは抽選(以下、「開閉抽選」とよぶ)により決定されてもよい。開閉パターン決定部114は、特別図柄の停止図柄が特定の態様である場合には、開閉抽選実行部112に開閉抽選を実行するように指示する。開閉抽選実行部112は、開閉パターン決定部114からの指示により開閉抽選を実行する。開閉パターン決定部114は、開閉抽選実行部112による開閉抽選の結果に基づいて、各ラウンドごとに第1大入賞口102と第2大入賞口104のいずれを開放するかを決定する。開閉制御部110は、開閉パターン決定部114が決定した開閉パターンにしたがって第1大入賞口102や第2大入賞口104を開閉させる。なお、開閉パターンについては図12や図14等に関連してより具体的に詳述する。
図10は、開閉パターンの一例を示す図である。同図に示す開閉パターンにおいては、当たり図柄が「1」として大当たりとなると、1ラウンド目から最大の15ラウンド目まで、第1大入賞口102と第2大入賞口104が交互に開放される。第1ラウンドでは、開閉制御部110は右の第2大入賞口104を開放し、左の第1大入賞口102を閉鎖する。そのため、遊技者は、第2大入賞口104に遊技球が落入するように打球調整する必要がある。遊技球が第2大入賞口104の特定領域を通過すると、次の単位遊技に移行する。第2ラウンドでは、開閉制御部110は、左の第1大入賞口102を開放し、右の第2大入賞口104を閉鎖する。そのため、第2ラウンドでは、遊技者は左の第1大入賞口102に遊技球が落入するように打球調整する必要がある。以下、同様であり、遊技者は各ラウンドにおいて第1大入賞口102と第2大入賞口104に交互に遊技球が落入するように打球調整する必要がある。
当たり図柄が「3」として大当たりとなると、開閉制御部110は、2ラウンドごとに第1大入賞口102と第2大入賞口104の開放を切り換える。当たり図柄が「6」や「7」として大当たりとなると、開閉制御部110は、全ラウンドにおいて第1大入賞口102と第2大入賞口104のいずれか一方のみを開放する。
当たり図柄が「5」として大当たりとなると、開閉パターン決定部114は3ラウンドごとに開閉抽選を実行する設定の開閉パターンを選択する。これに従い、開閉抽選実行部112は3ラウンドごとに開閉抽選を実行する。まず、開閉抽選実行部112は、第1ラウンド開始時において開閉抽選を実行する。開閉パターン決定部114は、この開閉抽選の結果に基づいて、第1ラウンドから第3ラウンドまで、第1大入賞口102と第2大入賞口104のいずれを開放するかを決定する。開閉抽選実行部112は、第4ラウンドの開始時において、再び開閉抽選を実行する。開閉パターン決定部114は、この開閉抽選の結果に基づいて、第4ラウンドから第6ラウンドまで、第1大入賞口102と第2大入賞口104のいずれを開放するかを決定する。なお、開閉抽選の結果に基づいて、開閉パターン決定部114は、第1大入賞口102と第2大入賞口104の双方を開放するように決定してもよい。当たり図柄が「絵図柄」として大当たりとなると、開閉抽選実行部112は毎ラウンド開閉抽選を実行する。開閉制御部110は、開閉パターン決定部114によって決定された開放パターンにより、第1大入賞口102や第2大入賞口104の開放を制御する。
図11は、図10に示した開閉パターンによる特別遊技時の特別遊技画面120を示す図である。特別遊技画面120は、図10に示した開閉パターンにおいて、当たり図柄が「1」のときの第3ラウンドにおける表示画面を示す。当たり図柄表示領域130は装飾図柄を示す。当たり図柄が「1」であるので、当たり図柄表示領域130には、装飾された「1」が3つ揃った態様が表示される。特別図柄表示領域132は、特別図柄を表示する領域である。同図では、特別図柄の停止図柄として「1」が表示されている。ラウンド表示領域128は、特別遊技におけるラウンド数を示す領域である。同図では、ラウンド表示領域128は、特別遊技の3ラウンド目であることを示している。
図10に示したように、当たり図柄が「1」のときに実行される特別遊技の第3ラウンドにおいては、右側の第2大入賞口104が開放され、左側の第1大入賞口102は閉鎖される。打球指示領域126には、右側の第2大入賞口104に向けて打球するように指示する旨が表示される。第1大入賞口画像122は、第1大入賞口102をデフォルメした画像であり、第2大入賞口画像124は第2大入賞口104をデフォルメした画像である。同図では、第1大入賞口画像122は、対応する第1大入賞口102が閉鎖状態にあることを示唆する表示態様となっている。第2大入賞口画像124は、対応する第2大入賞口104が開放状態にあることを示唆する表示態様となっている。これらの表示態様により、遊技者は第2大入賞口104に向けて打球する必要があることを理解する。
図12は、開閉パターンの別例を示す図である。同図においては、当たり図柄が「7」以外であるとき、開閉抽選実行部112はラウンドごとに開閉抽選を実行する。これに対し、当たり図柄の「7」のときには、開閉制御部110は、第1大入賞口102と第2大入賞口104の両方を開放する。この場合、遊技者は大入賞口に遊技球を落入させやすくなると共に、通常の単位遊技の倍の賞球を期待できる。第1大入賞口102と第2大入賞口104の両方が開放されている場合には、これら2つの大入賞口のいずれかの特定領域に遊技球が通過すれば、単位遊技は継続される。そのため、単位遊技が継続される確率も増加する。
図13は、図12に示した開閉パターンによる特別遊技時の特別遊技画面140を示す図である。特別遊技画面140は、図12に示した開閉パターンにおいて、当たり図柄が「7」となったときの第5ラウンドにおける表示画面を示す。当たり図柄が「7」であるので、当たり図柄表示領域130には、装飾された「7」が3つ揃った態様にて装飾図柄が停止表示される。特別図柄の停止図柄として「7」が特別図柄表示領域132に表示されている。特別遊技が第5ラウンドである旨は、ラウンド表示領域128に表示される。特別遊技画面140の中央部には、第1大入賞口102と第2大入賞口104のどちらも開放状態にあることを示すため「全開」の文字が大きく表示される。また、同図に示すような第1大入賞口画像122と第2大入賞口画像124の表示態様により、遊技者は第1大入賞口102と第2大入賞口104のいずれの大入賞口にも遊技球が入賞可能であることを理解する。
図14は、本実施例における特別遊技の動作を詳細に示すフローチャートである。当否決定部61により抽選結果が大当たりと判定されると、開閉パターン決定部114は開閉パターンを決定する(S80)。開閉制御部110は、単位遊技ごとにおける大入賞口の制御内容を読み出す(S82)。決定された開閉パターンにおいて、開閉抽選の実行が指示されていれば(S84のY)、開閉抽選実行部112は開閉抽選を実行する(S86)。指示されていなければ(S84のN)、S86はスキップされる。
開閉制御部110は、S82において読み出された開閉パターンにおいて定められた大入賞口の制御内容に応じて、第1大入賞口102および第2大入賞口104の双方または一方を開放する(S88)。大入賞検出部53が、開放されたいずれかの大入賞口に遊技球が落入したことを検出すると(S90のY)、大入賞処理部58はその球数をカウントする(S92)。検出しなければ(S90のN)、処理はS98に移行する。開放された大入賞口に落入した遊技球が、その大入賞口の特定領域を通過したことを領域通過検出部54が検出した場合(S94のY)、領域通過処理部59は通過フラグをオンする(S96)。特定領域を通過しなかった場合には(S94のN)、処理はS98に移行する。S98以降の各処理は図7においてそれぞれ対応するS75以降のの各処理と同等の内容である。通過フラグがオンされなかった場合(S102のN)や、ラウンド数が15回を超えた場合(S108のY)に、特別遊技は終了する。
以上に示したぱちんこ遊技機10によれば、遊技者は特別遊技の最中において開放されている大入賞口に遊技球が落入するように適宜打球調整する必要がある。これにより、特別遊技における技術介入性を高めることができる。また、遊技者は常にどの大入賞口が開放されたかを判断する必要があるため、いわゆる「モグラたたきゲーム」に似た興趣をぱちんこ遊技機10に加味することも可能となる。
以上、実施例をもとに本発明を説明した。なお本発明はこの実施例に限定されることなく、そのさまざまな変形例もまた、本発明の態様として有効である。
図15は、本実施例におけるぱちんこ遊技機10の第1の別例としての基本的な構造を示す図である。同図において、第1大入賞口102は第2大入賞口104よりも、開口部が大きく形成されている。そのため、遊技球は第2大入賞口104に比べて第1大入賞口102の方に落入させやすい。これにより、どちらの大入賞口が開放されるかにより、遊技者の利益が影響されるため、特別遊技の遊技性を増す上で効果がある。
図16は、本実施例におけるぱちんこ遊技機10の第2の別例としての基本的な構造を示す図である。同図において、第1大入賞口102は、遊技領域31の左上部に設けられている。第1大入賞口102は、遊技球が遊技領域31に入る位置近くに設けられているため、遊技球は第2大入賞口104に比べて第1大入賞口102の方に落入させやすい。これにより、どちらの大入賞口が開放されるかにより、遊技者の利益が影響されるため、特別遊技の遊技性を増す上で効果がある。
複数の大入賞口の配置方法は、図8、図15、図16に示した配置方法に限られるものではない。たとえば、第1大入賞口102や第2大入賞口104が配置される角度は必ずしも水平である必要はなく、それぞれの角度を異ならせてもよい。大入賞口は2つに限られることなく、3個以上の複数の大入賞口が設けられてもよい。本実施例においては、2つの大入賞口の双方または一方が開放される態様を示したが、3個以上の大入賞口のうち、何個開放されるかを定めた開閉パターンから、開閉パターン決定部114は選択すべき開閉パターンを決定してもよい。また、これら複数の大入賞口のうちの、どの大入賞口を開放するかについてを開閉抽選により決定してもよい。
ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す図である。 ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す図である。 ぱちんこ遊技機における遊技を制御する構成を中心とした基本的な機能ブロック図である。 通常遊技から特別遊技へ移行する過程を示すフローチャートである。 図4のS28における抽選当否を判定する処理を詳細に示すフローチャートである。 装飾図柄の決定処理を示すフローチャートである。 図4のS34における特別遊技の動作を詳細に示すフローチャートである。 本実施例におけるぱちんこ遊技機の基本的な構造を示す図である。 本実施例におけるぱちんこ遊技機における遊技を制御する構成を中心とした基本的な機能ブロック図である。 開閉パターンの一例を示す図である。 図10に示した開閉パターンによる特別遊技時の特別遊技画面を示す図である。 開閉パターンの別例を示す図である。 図12に示した開閉パターンによる特別遊技時の特別遊技画面を示す図である。 本実施例における特別遊技の動作を詳細に示すフローチャートである。 本実施例におけるぱちんこ遊技機の第1の別例としての基本的な構造を示す図である。 本実施例におけるぱちんこ遊技機の第2の別例としての基本的な構造を示す図である。
符号の説明
10 ぱちんこ遊技機、51 始動入賞検出部、56 始動入賞処理部、60 特別図柄抽選実行部、61 当否決定部、62 特別図柄決定部、63 特別図柄保留記憶部、64 特別遊技実行部、70 メイン制御部、72 乱数決定部、73 特別図柄パターン決定部、80 サブ制御部、82 装飾図柄決定部、84 装飾図柄パターン決定部、86 装飾図柄パターン格納部、102 第1大入賞口、104 第2大入賞口、110 開閉制御部、112 開閉抽選実行部、114 開閉パターン決定部。

Claims (6)

  1. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域における所定位置に設けられた始動入賞口と、
    前記遊技領域の異なる位置にそれぞれ設けられた複数の大入賞口と、
    前記始動入賞口への遊技球の落入を契機として、1回以上の単位遊技で構成される特別遊技へ遊技を移行させるか否かを判定するために、所定の確率にて抽選を実行する移行抽選実行部と、
    前記抽選の結果に基づいて、図柄を所定期間変動表示させたあとに停止表示させる表示制御部と、
    前記抽選の結果が大当たりであるとき、前記図柄が停止表示されたあとに前記特別遊技へ遊技を移行させる特別遊技移行部と、
    前記停止表示された図柄の態様に基づいて、前記複数の大入賞口の前記単位遊技ごとの開閉パターンを決定する開閉パターン決定部と、
    前記開閉パターンに基づいて、前記単位遊技ごとに前記複数の大入賞口のそれぞれを選択的に開閉させる開閉制御部と、
    を備えることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記図柄が所定の態様にて停止表示されたとき、前記複数の大入賞口のいずれを開放するかを決定するための抽選を実行する開閉抽選実行部を更に備え、
    前記開閉パターン決定部は、前記開閉抽選実行部による抽選の結果に基づいて、前記開閉パターンを決定することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記開閉パターン決定部は、前記停止表示された図柄の態様に基づいて、前記複数の大入賞口のうち開放すべき大入賞口の数が異なるように前記開閉パターンを決定することを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記複数の大入賞口のうちの所定の大入賞口は、入賞時に払い出される賞球数が他の大入賞口の賞球数よりも多くなるように設定されたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の弾球遊技機。
  5. 前記複数の大入賞口は、遊技球の落入容易性が異なる複数の位置にそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項1から4に記載の弾球遊技機。
  6. 前記複数の大入賞口のうちの所定の大入賞口は、遊技球が落入すべき開口部を他の大入賞口の開口部よりも大きくしたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の弾球遊技機。
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