JP2001025535A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001025535A
JP2001025535A JP11199319A JP19931999A JP2001025535A JP 2001025535 A JP2001025535 A JP 2001025535A JP 11199319 A JP11199319 A JP 11199319A JP 19931999 A JP19931999 A JP 19931999A JP 2001025535 A JP2001025535 A JP 2001025535A
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JP
Japan
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ball
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game board
opening
game
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Withdrawn
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JP11199319A
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English (en)
Inventor
Takaaki Ichihara
高明 市原
Shinji Mutsuka
真次 六鹿
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Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数や組付工数を低減してコスト軽減を
図る。 【解決手段】 遊技盤10の遊技領域15の下部に可動
入賞装置62が装着され、その本体63に可動部材65
によって入球口64が変化される可動入賞部が設けられ
た遊技機であって、可動入賞装置62の本体63の下端
部には、遊技盤のアウト口部分19aと合致しかつ球B
を機外に排出するアウト口75が形成される。可動入賞
装置62の本体63の下部前側には、アウト口75に対
し球Bを誘導する受板部74が一体に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技盤の遊技領
域の下部に可動入賞装置が装着された遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機(主としてパチンコ機)に
おいて、遊技盤の遊技領域の略中央部にはセンタ役物装
置が装着され、同遊技盤の遊技領域の下部には、可動入
賞装置(例えばアタッカ装置)が装着される他、球を機
外に排出するためのアウト口を有する口金具や金属製の
内レールが組み付けられる構造のものが知られている。
このような遊技機において、部品点数や組付工数を軽減
するために、例えば、特開平7−308431号公報に
開示された構造のものが知られている。これにおいて
は、遊技盤の下部に装着される合成樹脂製のベース板に
対し可動部材によって入球口が変化される可動入賞部を
有する可動入賞装置と左右の両内レールとが設けられて
いる。さらに、左右の両内レールの端部の突出部の間に
は球を口金具のアウト口に誘導する金属製の受けレール
が、その両端部において埋め込まれて装着されている。
この金属製の受けレールにはアウト口を有する口金具が
折り曲げによって一体に形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
ものにおいて、合成樹脂製のベース板に一体に設けられ
た左右の両内レールの端部に形成された突出部の間に、
ベース板とは別個に製作された金属製の受けレールを、
その両端部において埋め込んで装着しなければならず、
その分だけ部品点数や組付工数が多くなり、コスト高と
なる問題点があった。
【0004】この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑
み、部品点数や組付工数を低減してコスト軽減を図るこ
とができる遊技機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の発明は、請求項1に記載のとおりの構成を要
旨とする。したがって、遊技領域下部に装着された可動
入賞装置本体に対し、遊技盤のアウト口部分と合致する
アウト口と、そのアウト口に球を誘導する受板部がそれ
ぞれ形成されることで、アウト口の口金具及び受板部を
金属板によって製作する必要性や、その口金具及び受板
部を可動入賞装置本体(あるいは遊技盤の前面)の所要
位置に組み付ける手間を省くことができる。
【0006】また、第2の発明は、請求項2に記載のと
おりの構成を要旨とするもので、可動入賞装置本体の下
部前面には、遊技領域の下部を区画しかつ内レール部と
して機能する下部区画壁が一体に形成され、その下部区
画壁の中央部に受板部が一体に形成されている。したが
って、可動入賞装置本体の下部前面に一体に形成された
下部区画壁が内レール部として機能するため、遊技盤の
前面に内レールの下の部分を装着する手間を解消するこ
とができる。
【0007】第3の発明は、請求項3に記載のとおりの
構成を要旨とするもので、可動入賞装置はアタッカ装置
によって構成され、そのアタッカ装置本体には、可動部
材としての開閉扉によって入賞口としての大入賞口が開
閉可能に設けられ、遊技盤の遊技領域の略中央部に配設
されたセンタ役物装置と前記アタッカ装置本体の大入賞
口との間には、球が流入可能な入球口が設けられてい
る。したがって、アタッカ装置本体の裏面側に配設され
る開閉扉用の電動アクチュエータに干渉することなく大
入賞口とアウト口とを近づけて配設することが容易とな
る。すなわち、遊技領域に対する大入賞口の配設位置を
下げることが可能となる。このため、センタ役物装置が
大型化した場合においても、その大型のセンタ役物装置
とアタッカ装置本体の大入賞口との間に、入球口(例え
ば始動口)を配設する遊技スペースを充分に確保するこ
とが可能となる。そして、大型のセンタ役物装置とアタ
ッカ装置本体の大入賞口との間の遊技スペースにおい
て、遊技領域のサイド部に流れている球を入球口(例え
ば始動口)や大入賞口に誘導するための誘導釘を配設し
易くなる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面にし
たがって説明する。遊技機としてのパチンコ機の遊技盤
を正面(前面)から表した図1において、遊技盤10の
前面の周縁部には、周知の金属製のレール板よりなる外
レール12が装着されている。また、外レール12の内
側には、後に詳述するサイドランプ装飾部材40の凸壁
レンズ部41と、アタッカ装置62のアタッカ装置本体
63の下部区画壁71によって遊技領域15が区画構成
されている。
【0009】遊技盤10には、その遊技領域15の略中
央部には、センタ役物装置20が装着されている。この
センタ役物装置20は、装飾枠体21と、表示装置24
とを備えており、装飾枠体21は、遊技盤10の略中央
部に貫設された役物組付孔16を塞ぐようにして遊技盤
10の前面に装着されている。また、装飾枠体21に
は、その開口窓23に表示面を露出して表示装置24が
組み付けられており、その表示装置24の表示面には、
特別図柄が変動表示されるようになっている。
【0010】また、遊技盤10には、そのセンタ役物装
置20上部の左右両側部に位置して風車器30がそれぞ
れ配設され、さらに、センタ役物装置20下部の左右両
側部に位置して普通図柄始動口33がそれぞれ配設され
ている。これら左右の普通図柄始動口33のうち、図1
に向かって右側の普通図柄始動口33の所定位置には、
普通図柄表示手段として機能する抽選ランプ(LED等
も含む)35、36が配設されている。これら抽選ラン
プ35、36は、例えば、赤色と緑色に色分けされてお
り、緑色の抽選ランプ35が点灯したときには、後述の
特別図柄始動口68のチュウリップ式の開閉部材69が
所定時間(例えば、1秒間)開放するようになってい
る。
【0011】また、遊技盤10には、遊技領域15を、
その左右の両側縁部においてそれぞれ区画する区画機能
を有する左右一対のサイドランプ装飾部材40が装着さ
れている。図2〜図4に示すように、前記一対のサイド
ランプ装飾部材40は、略左右対称状に形成されかつ遊
技盤10の左右両側部寄りにそれぞれ貫設されたサイド
組付孔18の前側開口部を塞ぐようにして遊技盤10の
前面にそれぞれ装着されている。また、一対のサイドラ
ンプ装飾部材40は、透明又は半透明の合成樹脂、好ま
しくは、ポリカーボネート樹脂のような耐衝撃性、耐摩
耗性を有する合成樹脂より一体に形成され、凸壁レンズ
部41と内側レンズ部45とをそれぞれ備えている。そ
して、これら共に凸壁レンズ部41と内側レンズ部45
は、透光性を有している。
【0012】一対のサイドランプ装飾部材40の各凸壁
レンズ部41は、頂部と両側壁面を備えて断面略U字状
をなすとともに、遊技領域15の側縁部において遊技盤
10の前面より突出し、かつ上下方向に長く連続した略
円弧に形成されている。また、凸壁レンズ部41の頂面
は、平坦状に形成され、その頂面の上下及び中間の3箇
所には、取付凹部50がそれぞれ形成されている。
【0013】また、一対のサイドランプ装飾部材40の
各凸壁レンズ部41は、その遊技領域15側の側壁面が
一連に連続した円弧面をなし、当該円弧面を区画案内面
43としている。そして、この区画案内面43によって
遊技領域15のうちの左右両側縁部を区画するようにな
っている。また、一対のサイドランプ装飾部材40のう
ち、外レール12に対向する側(図2に向かって左側)
のサイドランプ装飾部材40における凸壁レンズ部41
の外側壁面を案内壁面42としており、その案内壁面4
2と外レール12との間には、球発射装置から発射され
た球を遊技領域15に向けて案内する球発射通路14が
構成されている。また、図2に向かって左側のサイドラ
ンプ装飾部材40において、その凸壁レンズ部41の上
端には、その案内壁面42に連続する円弧をなす延長レ
ール部44が形成されている。また、延長レール部44
の先端部内側において、遊技盤10の前面には戻り防止
部材49が組み付けられる端末ケース体48が装着され
ている。
【0014】また、一対のサイドランプ装飾部材40の
各凸壁レンズ部41には、その区画案内面43の根元部
から遊技領域15側に向けて張り出されて略円弧板状を
なす内側レンズ部45が一体に形成されている。そし
て、図3に示すように、凸壁レンズ部41と内側レンズ
部45によってサイド組付孔18の前側開口部が塞がれ
るようになっている。また、図2に示すように、各内側
レンズ部45の下部寄りの前面には、サイド一般入賞口
47が設けられている。さらに、凸壁レンズ部41の区
画案内面43とサイド一般入賞口47との間には球Bが
通過可能な球通過路46が形成されている。また、各内
側レンズ部45には、溝、テープ、塗装等によって内側
レンズ部45を上下方向に複数に仕切る装飾ラインが設
けられいる。なお、一対のサイドランプ装飾部材40の
各内側レンズ部45の前面には、その上下方向の略中央
部に位置して球Bを遊技領域15内に導くための誘導釘
として機能する突起55やリブが必要に応じて突出され
る。
【0015】図3に示すように、遊技盤10の裏面側に
は、左右一対のサイド組付孔18に臨んでランプ基板5
6がそれぞれ配設されている。これらランプ基板56の
前面には、各サイド組付孔18に一部突入された状態で
所要数のランプ57が配設されている。さらに、各ラン
プ基板56のランプ57は、パチンコ機の所定位置に配
置された主制御装置(主制御基板)から出力される点滅
信号によって点滅され、これらランプ57の点滅によっ
て一対のサイドランプ装飾部材40の各凸壁レンズ部4
1及び各内側レンズ部45が照明されたり、あるいは非
照明の状態にされるようになっている。
【0016】図1に示すように、遊技盤10には、一対
のサイドランプ装飾部材40の間において、可動入賞装
置としてのアタッカ装置62が装着されている。図5と
図6に示すように、前記アタッカ装置62の主体部をな
すアタッカ装置本体63は、耐衝撃性合成樹脂、例え
ば、ポリカーボネート樹脂によって一体成形されてい
る。そして、アタッカ装置62は、そのアタッカ装置本
体63において、遊技盤10の下部中央部に貫設された
アタッカ組付孔19を塞ぐようにして遊技盤10の前面
に装着されるとともに、遊技領域15を、その下部にお
いて区画する区画機能を有している。なお、アタッカ組
付孔19の下端部略中央部にはアウト口部分19aが連
続して形成されている。
【0017】また、アタッカ装置本体63には、その上
部に位置してチュウリップ形式の一対の開閉部材69に
よって開閉される特別図柄始動口68が設けられてい
る。この特別図柄始動口68の一対の開閉部材69は、
通常、その上端部の間に球Bが流入可能な間隔を保って
閉じられている。また、一対の開閉部材69は、右側の
普通図柄始動口33の緑色の抽選ランプ35が点灯した
ときに、所定時間(例えば、1秒間)開放するようにな
っている。また、アタッカ装置本体63には、その略中
央部に位置して可動部材としての開閉扉65によって開
閉される入球口としての大入賞口64が設けられてい
る。また、アタッカ装置本体63の下端部中央部には、
遊技盤10のアウト口部分19aと合致し、かつ球Bを
機外に排出するアウト口75が形成されている。そして
当該部分がアウト口の口金具として機能するようになっ
ている。
【0018】アタッカ装置本体63の下部前側には、左
右一対のサイドランプ装飾部材40の凸壁レンズ部41
下端に連続する円弧状をなしかつ遊技領域15をその下
部において区画する下部区画壁71が前方に向けて一体
に形成されている。下部区画壁71は、遊技領域15側
の壁面を区画案内面73としている。そして、区画案内
面73は、一対のサイドランプ装飾部材40の各凸壁レ
ンズ部41の区画案内面43の下端部に対し、同凸壁レ
ンズ部41の下端面を介して段差状に連続している。図
5と図6に示すように、下部区画壁71の略中央部に
は、その下部区画壁71と連続状をなして略湾曲状に凹
む受板部74が一体に形成されている。そして、この受
板部74に受けられた球Bは同受板部74に誘導されて
アウト口75に流れるようになっている。
【0019】また、下部区画壁71の外側壁のうち、外
レール12に対向する側(図2に向かって左側の略半
分)の外側壁面を案内壁面72としている。この案内壁
面72は、凸壁レンズ部41の案内壁面42の下端に近
接して連続しており、同案内壁面72と外レール12と
の間には、球発射通路14の入口部分が構成されてい
る。また、アタッカ装置本体63の上部の左右両側部寄
り前面には、下部一般入賞口70が設けられている。さ
らに、下部区画壁71の区画案内面73と下部一般入賞
口70との間には球Bが通過可能な球通過路76が形成
されている。また、図6に示すように、アタッカ装置本
体63の前面の左右部には、一対のサイドランプ装飾部
材40の凸壁レンズ部41及び内側レンズ部45と連続
状の意匠面をなすように、溝、テープ、塗装等によって
装飾ラインが適宜に設けられいる。また、アタッカ装置
本体63の裏面側には、大入賞口64の開閉扉65を開
閉する電動アクチュエータとしてのソレノイド67や特
別図柄始動口68の一対の開閉部材69を開閉する電動
アクチュエータとしてのソレノイド(図示しない)が配
設されている。
【0020】なお、図1に示すように、遊技盤10の前
面には、その遊技領域15の外側(外レール15の外側
も含む)の略全周囲を取り囲むようにしてパネル飾り部
材77が装着されている。このパネル飾り部材77は、
透光性を有する合成樹脂より形成され、内部の所定箇所
にはランプが組み込まれ、遊技状態に応じて点灯し遊技
盤10の前面を装飾する。また、遊技領域15の略全域
には球Bを案内する多数の誘導釘80が配設されてい
る。
【0021】この実施の形態に係る遊技機としてのパチ
ンコ機は上述したように構成される。したがって、遊技
盤10の前面にサイドランプ装飾部材40を装着する場
合、図2と図4に示すように、凸壁レンズ部41の各取
付凹部50の底板部を通してビス51を遊技盤10の前
面にねじ込む(あるいは釘を打ち込む)ことで、遊技盤
10の前面にサイドランプ装飾部材40を容易にかつ手
早く装着することができる。この際、サイドランプ装飾
部材40の内側レンズ部45の所要位置、例えば、一般
入賞口を有する入球口47の近傍においても、ビス52
を遊技盤10の前面にねじ込む(あるいは釘を打ち込
む)ことで、遊技盤10の前面に対し内側レンズ部45
が不測に浮き上がることなく確実に装着することができ
る。
【0022】また、遊技盤10の前面に可動入賞装置と
してのアタッカ装置62を装着する場合、その本体部分
をなすアタッカ装置本体63の所要とする複数箇所(例
えば、アタッカ装置本体63の特別図柄始動口68の左
右両側部近傍、アウト口75の左右両側部近傍及び下部
区画壁71の両端部近傍の計6箇所)に貫設された取付
孔にビス53を通しかつそのビス53を遊技盤10の前
面にねじ込む(あるいは釘を打ち込む)ことで、遊技盤
10の前面にアタッカ装置62を容易にかつ手早く装着
することができる(図4及び図5参照)。
【0023】前記したように装着されたサイドランプ装
飾部材40において、その凸壁レンズ部41は上下方向
に長く連続する円弧状をなし、その遊技領域側壁面には
一連に連続した円弧面をなす区画案内面43が形成され
ている。このため、凸壁レンズ部41によって遊技領域
15が狭められることを軽減しながら上下方向に長い連
続した電飾効果が得られる。また、凸壁レンズ部41に
おいて、その外側壁面を、球発射通路14の案内壁面4
2としている。そして、その案内壁面42が内レールと
して機能するため、当該部分において遊技盤10の前面
に内レールを装着する手間を削減することができる。
【0024】また、この実施の形態において、サイドラ
ンプ装飾部材40の凸壁レンズ部41と、アタッカ装置
62の下部区画壁71によって遊技領域15の略全体を
区画する内レール機能が得られる。このため、遊技盤1
0の前面に対し遊技領域15を区画するための金属製ま
たは合成樹脂製の専用の内レールをレール釘によって装
着する手間を解消することができる。また、サイドラン
プ装飾部材40において、その凸壁レンズ部41の区画
案内面43の根元部の内側レンズ部45は、遊技領域1
5側に向けて張り出すとともに、その内側レンズ部45
が遊技盤10の前面と略同一面をなしている。このた
め、凸壁レンズ部41および内側レンズ部45によって
広範囲にわたる電飾効果が得られるばかりでなく、内側
レンズ部45によって遊技領域15が狭められる不具合
も生じない。
【0025】アタッカ装置本体63には、その略中央部
位置して可動部材としての開閉扉65によって開閉され
る入球口としての大入賞口64が設けられている。ま
た、アタッカ装置本体63の下端部中央部には、球Bを
機外に排出するアウト口75が形成され、当該部分がア
ウト口の口金具として機能するようになっている。さら
に、アタッカ装置本体63の下部前側には、下部区画壁
71が形成され、その略中央部には、球Bをアウト口7
5に誘導する受板部74が一体に形成されている。
【0026】したがって、アタッカ装置本体63の裏面
側に配設される開閉扉65のソレノイド(電動アクチュ
エータ)67に干渉することなく大入賞口64とアウト
口75とを近づけて配設することが容易となる。すなわ
ち、遊技領域15に対する大入賞口64の配設位置を下
げることが可能となる。このため、センタ役物装置20
及びその表示装置24の表示面が大型化した場合におい
ても、センタ役物装置20とアタッカ装置本体63の大
入賞口64との間に、入球口、この実施の形態では特別
図柄始動口68を配設する遊技スペースを充分に確保す
ることが可能となる。そして、センタ役物装置20とア
タッカ装置本体63の大入賞口64との間の遊技スペー
スにおいて、遊技領域15のサイド部に流れている球B
を特別図柄始動口68、下部一般入賞口70あるいは大
入賞口64に向けて誘導するための誘導釘80を配設し
易くなる。
【0027】また、この実施の形態において、アタッカ
装置本体63には、その上部に位置してチュウリップ形
式の一対の開閉部材69によって開閉される特別図柄始
動口68が設けられている。このため、センタ役物装置
20とアタッカ装置本体63の大入賞口64との間にお
いて、遊技盤10の前面に入球口としての特別図柄始動
口68を個別に製作して組み付ける手間を省くことがで
き、コスト低減において効果が大きい。
【0028】パチンコ遊技の際、図示しない球発射装置
から球発射通路14に発射された球Bは、遊技領域15
の上部に打ち出され、多数の誘導釘80に案内されなが
ら遊技領域15の下部に向けて流れる。遊技領域15に
打ち出された球Bのうち、一部の球Bは普通図柄始動口
31、サイド一般入賞口47、下部一般入賞口70、特
別図柄始動口68等の入球口に流入する。また、これら
入球口に流入しなかった多くの球Bは遊技領域15の下
部のアウト口75に流入し、機外に排出される。
【0029】左右の普通図柄始動口33のうちのいずれ
か一方の普通図柄始動口33に球Bが流入すると、右側
の普通図柄始動口33に配設された普通図柄表示手段と
しての緑色、赤色の抽選ランプ35、36が点滅する。
いま、緑色の抽選ランプ35が点灯した場合、特別図柄
始動口68の一対の開閉部材69が所定時間(例えば、
1秒間)開放し、特別図柄始動口68に対し球Bが入り
易くなる。特別図柄始動口68に球Bが流入すると、そ
の球Bがセンサによって検出され、その検出信号が主制
御装置(主制御基板)に送られる。すると、その制御信
号が表示装置24の制御基板に出力され、これによって
表示装置24の表示面に表示された図柄が変動し、設定
時間後停止する。そして、表示装置24の表示面には前
記制御信号に基づく図柄が表示される。
【0030】表示装置24の表示面に表示された図柄が
「大当たり図柄」、例えば「7・7・7」となって停止
した場合、大当たりとなる。すると、アタッカ装置19
の開閉扉65によって大入賞口64が開かれる。大入賞
口64に球Bが10個流入するか、あるいは、30秒経
過すると、開閉扉65によって大入賞口64が閉じられ
る。大入賞口64の開放時において、その大入賞口64
に設けられた特定領域に球Bが入ると、開閉扉65によ
って大入賞口64が一旦閉じた後、再び開く。開閉扉6
5によって大入賞口64が最大16回開閉を繰り返すこ
とで、大当たりのパチンコ遊技が終了する。
【0031】また、大当たりのパチンコ遊技の際、前記
主制御装置(主制御基板)から出力されるランプ制御信
号によってサイドランプ装飾部材40のランプ57が点
滅制御される。これによって、サイドランプ装飾部材4
0の凸壁レンズ部41及び内側レンズ部45が照明、非
照明の状態となるため、大当たり遊技の興趣が増大し、
遊技者の歓心を高めることができる。また、大当たりの
パチンコ遊技が終了し、例えば、確率変動等となった場
合においても、前記のようにサイドランプ装飾部材40
の凸壁レンズ部41及び内側レンズ部45が照明、非照
明の状態とされることで、確率変動時等の遊技の興趣が
増大し、遊技者の歓心を高めることができる。特に、凸
壁レンズ部41および内側レンズ部45によって広範囲
にわたる電飾効果が得られるため、遊技者の歓心をより
一層効果的に高めることができる。
【0032】なお、前記実施の形態においては、アタッ
カ装置本体63の上部にチュウリップ形式の一対の開閉
部材69によって開閉される特別図柄始動口68が設け
られている場合を例示したが、これに限定するものでは
ない。例えば、特別図柄始動口68が開閉部材によって
開閉されることがない入賞口形式であってもよく、球B
が通過可能なゲート形式に構成されてもよい。また、セ
ンタ役物装置20とアタッカ装置本体63の大入賞口6
4との間に配設される入球口としての特別図柄始動口6
8をアタッカ装置本体63とは別個に製作して遊技盤1
0の前面に装着してもよい。この場合においても、特別
図柄始動口68は、開閉部材によって開閉される形式で
あってもよく、入賞口形式であってもよく、球Bが通過
可能なゲート形式に構成されてもよい。また、前記実施
の形態においては、可動入賞装置がアタッカ装置62で
ある場合を例示したが、これに限定するものではない。
すなわち、可動入賞装置は、その本体部分に可動部材に
よって入球口が変化される可動入賞部が設けられる構造
であれば、どのように構成されていてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
アウト口の口金具及び受板部を金属板によって製作する
必要性や、口金具及び受板部を入賞装置本体(あるいは
遊技盤の前面)に組み付ける手間を省くことができ、部
品点数や組み付け工数を軽減してコスト低減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る遊技機としてのパ
チンコ機の遊技盤を示す正面図である。
【図2】同じくサイドランプ装飾部材を拡大して示す正
面図である。
【図3】同じく図2のIII−III線に基づく断面図
である。
【図4】同じく図2のIV−IV線に基づく断面図であ
る。
【図5】同じくアタッカ装置を拡大して示す正面図であ
る。
【図6】同じく図5のVI−VI線に基づく断面図であ
る。
【符号の説明】
10 遊技盤 11 球案内レール 12 外レール 11 球案内レール 14 球発射通路 15 遊技領域 20 センタ役物装置 40 サイドランプ装飾部材 41 凸壁レンズ部 42 内レール面 43 区画案内面 45 内側レンズ部 62 アタッカ装置(可動入賞装置) 63 アタッカ装置本体(入賞装置本体) 64 大入賞口 65 開閉扉 68 特別図柄始動口(入球口) 71 下部区画壁 72 内レール面 73 区画案内面 74 受板部 75 アウト口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の遊技領域の下部に可動入賞装置
    が装着され、その可動入賞装置の本体に可動部材によっ
    て入球口が変化される可動入賞部が設けられた遊技機で
    あって、 前記可動入賞装置本体の下端部には、前記遊技盤のアウ
    ト口部分と合致しかつ球を機外に排出するアウト口が形
    成され、 前記可動入賞装置本体の下部前面には、前記アウト口に
    対し球を誘導する受板部が一体に形成されている遊技
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機であって、可動
    入賞装置本体の下部前面には、遊技領域の下部を区画し
    かつ内レール部として機能する下部区画壁が一体に形成
    され、その下部区画壁の中央部に受板部が一体に形成さ
    れている遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の遊技機であっ
    て、可動入賞装置はアタッカ装置によって構成され、そ
    のアタッカ装置本体には、可動部材としての開閉扉によ
    って入賞口としての大入賞口が開閉可能に設けられ、 遊技盤の遊技領域の略中央部に配設されたセンタ役物装
    置と前記アタッカ装置本体の大入賞口との間には、球が
    流入可能な入球口が設けられている遊技機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003071021A (ja) * 2001-09-05 2003-03-11 Takeya Co Ltd 遊技機の大入賞口
JP2007275496A (ja) * 2006-04-12 2007-10-25 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2009131452A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Aruze Corp 遊技機
JP2011183052A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Heiwa Corp パチンコ機
JP2016093436A (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 株式会社ニューギン 遊技機

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