JPH10249005A - 弾球遊技機の変動入賞装置 - Google Patents
弾球遊技機の変動入賞装置Info
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- JPH10249005A JPH10249005A JP6108297A JP6108297A JPH10249005A JP H10249005 A JPH10249005 A JP H10249005A JP 6108297 A JP6108297 A JP 6108297A JP 6108297 A JP6108297 A JP 6108297A JP H10249005 A JPH10249005 A JP H10249005A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 弾球遊技機の変動入賞装置において、大当た
り状態で補助入賞口に遊技球が入りにくくして遊技店と
遊技者の利益バランスがとれて、遊技者にとって互いに
関連する補助可変表示装置と補助入賞口を同時に見られ
るようにする。 【解決手段】 電気的遊技装置4による特別遊技態様の
発生により開放される大入賞口11の下方に、複数の識
別情報を表示する可変表示部17による所定の表示結果
に基づいて開放される補助入賞口13を配置するととも
に、大入賞口11の一側方に可変表示部17を配置す
る。補助入賞口13は、大入賞口11の中央部直下に位
置していて、特別遊技態様の発生により前方に傾いて開
放状態となった大入賞口開閉部材12によって遊技球の
入賞が妨げられる。そして、可変表示部17の始動信号
の記憶値を表示する始動記憶表示部18を、大入賞口1
1の両側方に対称的に配置する。
り状態で補助入賞口に遊技球が入りにくくして遊技店と
遊技者の利益バランスがとれて、遊技者にとって互いに
関連する補助可変表示装置と補助入賞口を同時に見られ
るようにする。 【解決手段】 電気的遊技装置4による特別遊技態様の
発生により開放される大入賞口11の下方に、複数の識
別情報を表示する可変表示部17による所定の表示結果
に基づいて開放される補助入賞口13を配置するととも
に、大入賞口11の一側方に可変表示部17を配置す
る。補助入賞口13は、大入賞口11の中央部直下に位
置していて、特別遊技態様の発生により前方に傾いて開
放状態となった大入賞口開閉部材12によって遊技球の
入賞が妨げられる。そして、可変表示部17の始動信号
の記憶値を表示する始動記憶表示部18を、大入賞口1
1の両側方に対称的に配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機に
代表される弾球遊技機における特別変動入賞装置等の変
動入賞装置に関するものである。
代表される弾球遊技機における特別変動入賞装置等の変
動入賞装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆるセブン機タイプと呼ばれる1種
や羽根物タイプと呼ばれる2種や権利物タイプと呼ばれ
る3種のパチンコ遊技機において、その遊技盤には、役
物装置等の各種構成部材が取り付けられており、その代
表的なものとして、ソレノイドやモータ等の電気的可動
装置の他、ランプやLED(発光ダイオード)等の発光
源やセンサー等を備えた特別変動入賞装置や補助変動入
賞装置等の変動入賞装置がある。そして、特別変動入賞
装置は、いわゆるアタッカーと呼ばれる横長窓状の大入
賞口を開閉するアタッカー扉を備え、例えば、3桁の特
別図柄が可変表示される主可変表示装置の表示図柄等の
特別遊技態様、即ち、3桁の特別図柄が揃った等の大当
たり状態の発生により扉が開いた状態のアタッカー内部
には、入賞球を裏側へ導出してその球数をカウントする
入賞球導出口の他に、いわゆるV入賞口と呼ばれる特別
入賞口が設けられており、そのV入賞口への遊技球の入
賞によって大当たり状態を継続させるようになってい
る。なお、大当たり遊技態様としては、アタッカーを間
欠的に所定回数、例えば、1種機では、最大16回の開
放があって、1回の開放で最大10個まで入賞可能であ
り、一定時間経った場合は閉じるようになっている。ま
た、2種機の場合は、最大15ラウンドがあって、1ラ
ウンドで開放が18回までであり、V入賞口への入賞で
継続するようになっている。そして、3種機の場合は、
開放が最大16回で、1回の開放で最大10個あるいは
一定時間で閉じるようになっており、継続条件はない
が、権利発生の始動条件としては、特定入賞口あるいは
特定入賞領域への入賞となっている。
や羽根物タイプと呼ばれる2種や権利物タイプと呼ばれ
る3種のパチンコ遊技機において、その遊技盤には、役
物装置等の各種構成部材が取り付けられており、その代
表的なものとして、ソレノイドやモータ等の電気的可動
装置の他、ランプやLED(発光ダイオード)等の発光
源やセンサー等を備えた特別変動入賞装置や補助変動入
賞装置等の変動入賞装置がある。そして、特別変動入賞
装置は、いわゆるアタッカーと呼ばれる横長窓状の大入
賞口を開閉するアタッカー扉を備え、例えば、3桁の特
別図柄が可変表示される主可変表示装置の表示図柄等の
特別遊技態様、即ち、3桁の特別図柄が揃った等の大当
たり状態の発生により扉が開いた状態のアタッカー内部
には、入賞球を裏側へ導出してその球数をカウントする
入賞球導出口の他に、いわゆるV入賞口と呼ばれる特別
入賞口が設けられており、そのV入賞口への遊技球の入
賞によって大当たり状態を継続させるようになってい
る。なお、大当たり遊技態様としては、アタッカーを間
欠的に所定回数、例えば、1種機では、最大16回の開
放があって、1回の開放で最大10個まで入賞可能であ
り、一定時間経った場合は閉じるようになっている。ま
た、2種機の場合は、最大15ラウンドがあって、1ラ
ウンドで開放が18回までであり、V入賞口への入賞で
継続するようになっている。そして、3種機の場合は、
開放が最大16回で、1回の開放で最大10個あるいは
一定時間で閉じるようになっており、継続条件はない
が、権利発生の始動条件としては、特定入賞口あるいは
特定入賞領域への入賞となっている。
【0003】また、補助変動入賞装置として、いわゆる
電チューと呼ばれる電動チューリップがあり、この電チ
ューは、例えば、1桁の普通図柄が可変表示される補助
可変表示装置の表示図柄が「7」等の場合に、開放動作
して遊技球の入賞率を高めるもので、前記特別図柄の始
動口を兼ねている。ところで、1種機では一般的に、遊
技領域の下端部のアウト穴の上方にアタッカーが配設さ
れていて、さらに、その上方に電チューが配設されてい
る。そして、従来は、普通図柄を表示する補助可変表示
装置が電チューとは離れた別の箇所にあった。その他、
補助可変表示装置や補助入賞口をアタッカーの下方でア
ウト穴の真上に配設したものも従来からあった。
電チューと呼ばれる電動チューリップがあり、この電チ
ューは、例えば、1桁の普通図柄が可変表示される補助
可変表示装置の表示図柄が「7」等の場合に、開放動作
して遊技球の入賞率を高めるもので、前記特別図柄の始
動口を兼ねている。ところで、1種機では一般的に、遊
技領域の下端部のアウト穴の上方にアタッカーが配設さ
れていて、さらに、その上方に電チューが配設されてい
る。そして、従来は、普通図柄を表示する補助可変表示
装置が電チューとは離れた別の箇所にあった。その他、
補助可変表示装置や補助入賞口をアタッカーの下方でア
ウト穴の真上に配設したものも従来からあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、アタ
ッカーの真上に電チューがあったため、大当たり中に遊
技球がアタッカーに流入して入賞する他に、その上の電
チューにも遊技球が流入して入賞し、その分だけ出球が
多くなり、遊技店にとっては不利なものとなっていた。
また、このような電チューの開放を決定する要素として
の普通図柄を表示する補助可変表示装置が、従来は、電
チューとは離れた別の箇所にあったため、これら互いに
関連する部品同士であるにも拘わらず、両方を同時に見
ることできないか、或いは、非常に見にくいものとなっ
ていた。さらに、以上のような変動入賞装置において、
従来は、遊技盤に対して、アタッカー、電チュー、補助
可変表示装置を別々に組み付けていたため、作業性の面
で改善の余地があった。
ッカーの真上に電チューがあったため、大当たり中に遊
技球がアタッカーに流入して入賞する他に、その上の電
チューにも遊技球が流入して入賞し、その分だけ出球が
多くなり、遊技店にとっては不利なものとなっていた。
また、このような電チューの開放を決定する要素として
の普通図柄を表示する補助可変表示装置が、従来は、電
チューとは離れた別の箇所にあったため、これら互いに
関連する部品同士であるにも拘わらず、両方を同時に見
ることできないか、或いは、非常に見にくいものとなっ
ていた。さらに、以上のような変動入賞装置において、
従来は、遊技盤に対して、アタッカー、電チュー、補助
可変表示装置を別々に組み付けていたため、作業性の面
で改善の余地があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、パチンコ遊技機
等の弾球遊技機において、補助入賞口の配置に工夫を施
すことで、大入賞口が開放する大当たり状態では、補助
入賞口に遊技球が入りにくいようにして、遊技店と遊技
者の利益バランスがとれるようにするとともに、遊技者
にとって互いに関連する補助可変表示装置と補助入賞口
を同時に見られるようにした変動入賞装置を提供するこ
とにある。そして、本発明は、関連部品である補助可変
表示装置及び補助入賞口をアタッカーとユニット化して
組付作業性を良くしたり、さらに、補助入賞口への球技
球の入賞率を高くすることも目的としている。
等の弾球遊技機において、補助入賞口の配置に工夫を施
すことで、大入賞口が開放する大当たり状態では、補助
入賞口に遊技球が入りにくいようにして、遊技店と遊技
者の利益バランスがとれるようにするとともに、遊技者
にとって互いに関連する補助可変表示装置と補助入賞口
を同時に見られるようにした変動入賞装置を提供するこ
とにある。そして、本発明は、関連部品である補助可変
表示装置及び補助入賞口をアタッカーとユニット化して
組付作業性を良くしたり、さらに、補助入賞口への球技
球の入賞率を高くすることも目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1に記載の発明は、例えば、大当たり状態等の特
別遊技態様を発生可能な特別図柄表示装置等の電気的遊
技装置による前記特別遊技態様の発生に基づいて開放動
作するアタッカー扉等の大入賞口開閉部材により開閉可
能なアタッカー等の大入賞口と、例えば、1桁の数字等
による複数の識別情報を可変表示可能な普通図柄表示部
等の可変表示部による所定の表示結果に基づいて開放動
作する扉等の補助入賞口開閉部材により開閉可能な補助
入賞口と、からなる変動入賞装置を備える弾球遊技機に
おいて、前記大入賞口の下方に前記補助入賞口を配置す
るとともに、前記大入賞口の一側方に前記可変表示部を
配置してなる変動入賞装置の構成、を特徴としている。
請求項1に記載の発明は、例えば、大当たり状態等の特
別遊技態様を発生可能な特別図柄表示装置等の電気的遊
技装置による前記特別遊技態様の発生に基づいて開放動
作するアタッカー扉等の大入賞口開閉部材により開閉可
能なアタッカー等の大入賞口と、例えば、1桁の数字等
による複数の識別情報を可変表示可能な普通図柄表示部
等の可変表示部による所定の表示結果に基づいて開放動
作する扉等の補助入賞口開閉部材により開閉可能な補助
入賞口と、からなる変動入賞装置を備える弾球遊技機に
おいて、前記大入賞口の下方に前記補助入賞口を配置す
るとともに、前記大入賞口の一側方に前記可変表示部を
配置してなる変動入賞装置の構成、を特徴としている。
【0007】ここで、弾球遊技機としては、パチンコ遊
技機が代表的であるが、他の弾球遊技機であっても良
い。そして、電気的遊技装置としては、例えば、1種機
や3種機では主可変表示装置としての特別図柄表示装置
で、その可変表示される複数桁で複数の識別情報、例え
ば、3桁の数字等による特別図柄の停止態様が、3桁と
も揃い図柄になると、特別遊技態様が発生するものや、
2種機では羽根物で、そのV入賞口に遊技球が入賞する
と、特別遊技態様が発生するものが代表的であるが、特
別遊技態様を発生可能な役物装置であれば何でも良い。
さらに、可変表示部とは、補助可変表示装置としての普
通図柄表示部のことで、その所定の表示結果としては、
例えば、1桁の数字を可変表示する場合に「7」等で停
止した状態が挙げられる。また、変動入賞装置とは、特
別変動入賞装置及び補助変動入賞装置を含むものであっ
て、その特別変動入賞装置は、横長形状のアタッカー
(大入賞口)にアタッカー扉による開閉部材を設けたも
のであり、補助変動入賞装置は、補助入賞口に扉による
開閉部材を設けたものである。なお、特別遊技態様とし
ては、大当たり状態のことで、前述したように、アタッ
カーを間欠的に所定回数、例えば、1種機では、最大1
6回の開放があって、1回の開放で最大10個まで入賞
可能であり、一定時間経った場合は閉じるような態様の
ものである。
技機が代表的であるが、他の弾球遊技機であっても良
い。そして、電気的遊技装置としては、例えば、1種機
や3種機では主可変表示装置としての特別図柄表示装置
で、その可変表示される複数桁で複数の識別情報、例え
ば、3桁の数字等による特別図柄の停止態様が、3桁と
も揃い図柄になると、特別遊技態様が発生するものや、
2種機では羽根物で、そのV入賞口に遊技球が入賞する
と、特別遊技態様が発生するものが代表的であるが、特
別遊技態様を発生可能な役物装置であれば何でも良い。
さらに、可変表示部とは、補助可変表示装置としての普
通図柄表示部のことで、その所定の表示結果としては、
例えば、1桁の数字を可変表示する場合に「7」等で停
止した状態が挙げられる。また、変動入賞装置とは、特
別変動入賞装置及び補助変動入賞装置を含むものであっ
て、その特別変動入賞装置は、横長形状のアタッカー
(大入賞口)にアタッカー扉による開閉部材を設けたも
のであり、補助変動入賞装置は、補助入賞口に扉による
開閉部材を設けたものである。なお、特別遊技態様とし
ては、大当たり状態のことで、前述したように、アタッ
カーを間欠的に所定回数、例えば、1種機では、最大1
6回の開放があって、1回の開放で最大10個まで入賞
可能であり、一定時間経った場合は閉じるような態様の
ものである。
【0008】以上のように、請求項1に記載の発明によ
れば、弾球遊技機の電気的遊技装置による特別遊技態様
の発生に基づいて開放動作する大入賞口開閉部材により
開閉可能な大入賞口の下方に、複数の識別情報を可変表
示可能な可変表示部による所定の表示結果に基づいて開
放動作する補助入賞口開閉部材により開閉可能な補助入
賞口を配置した変動入賞装置なので、電気的遊技装置で
の特別遊技態様の発生により大入賞口開閉部材が開放動
作して大入賞口が開放された大当たり状態において、例
えば、可変表示部での所定の表示結果により補助入賞口
開閉部材が開放動作して開放された補助入賞口には、そ
の上方に突出した開放動作状態の大入賞口開閉部材によ
り邪魔されて遊技球が入りにくくなる。これにより、特
別遊技態様における大入賞口に関する入賞以外の入賞が
抑えられる。従って、遊技店と遊技者の利益バランスが
とれるものとなる。さらに、大入賞口の一側方に可変表
示部を配置したので、互いに関連する部品に遊技者の視
線を集中させやすくなり、即ち、大入賞口下方の補助入
賞口と大入賞口側方の可変表示部が、遊技者にとって同
時に見える。
れば、弾球遊技機の電気的遊技装置による特別遊技態様
の発生に基づいて開放動作する大入賞口開閉部材により
開閉可能な大入賞口の下方に、複数の識別情報を可変表
示可能な可変表示部による所定の表示結果に基づいて開
放動作する補助入賞口開閉部材により開閉可能な補助入
賞口を配置した変動入賞装置なので、電気的遊技装置で
の特別遊技態様の発生により大入賞口開閉部材が開放動
作して大入賞口が開放された大当たり状態において、例
えば、可変表示部での所定の表示結果により補助入賞口
開閉部材が開放動作して開放された補助入賞口には、そ
の上方に突出した開放動作状態の大入賞口開閉部材によ
り邪魔されて遊技球が入りにくくなる。これにより、特
別遊技態様における大入賞口に関する入賞以外の入賞が
抑えられる。従って、遊技店と遊技者の利益バランスが
とれるものとなる。さらに、大入賞口の一側方に可変表
示部を配置したので、互いに関連する部品に遊技者の視
線を集中させやすくなり、即ち、大入賞口下方の補助入
賞口と大入賞口側方の可変表示部が、遊技者にとって同
時に見える。
【0009】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の弾球遊技機の変動入賞装置であって、前記補
助入賞口は、前記大入賞口の中央部直下に位置してい
て、前記特別遊技態様の発生により前方に傾いて開放状
態となった前記大入賞口開閉部材によって前記遊技球の
入賞が妨げられるようにした構成、を特徴としている。
1に記載の弾球遊技機の変動入賞装置であって、前記補
助入賞口は、前記大入賞口の中央部直下に位置してい
て、前記特別遊技態様の発生により前方に傾いて開放状
態となった前記大入賞口開閉部材によって前記遊技球の
入賞が妨げられるようにした構成、を特徴としている。
【0010】このように、請求項2に記載の発明によれ
ば、請求項1に記載の補助入賞口が、大入賞口の中央部
直下に位置して、特別遊技態様の発生により前方に傾い
て開放状態となった大入賞口開閉部材によって遊技球の
入賞が妨げられる変動入賞装置なので、特別遊技態様の
発生で大入賞口が開放した大当たり状態において、その
大入賞口の中央部直下に位置した補助入賞口が開放され
た時には、その直上で前方に傾いて突出した大入賞口開
閉部材により上方及び両側方から邪魔されて遊技球の入
賞が妨げられる。
ば、請求項1に記載の補助入賞口が、大入賞口の中央部
直下に位置して、特別遊技態様の発生により前方に傾い
て開放状態となった大入賞口開閉部材によって遊技球の
入賞が妨げられる変動入賞装置なので、特別遊技態様の
発生で大入賞口が開放した大当たり状態において、その
大入賞口の中央部直下に位置した補助入賞口が開放され
た時には、その直上で前方に傾いて突出した大入賞口開
閉部材により上方及び両側方から邪魔されて遊技球の入
賞が妨げられる。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2の何れかに記載の弾球遊技機の変動入賞
装置であって、前記可変表示部の始動信号を記憶して、
その記憶値を表示可能な、例えば、4個等の始動記憶表
示部を有し、この始動記憶表示部を前記大入賞口の両側
方に対称的に、例えば、2個ずつ等、配置した構成、を
特徴としている。例えば、始動記憶表示部としては、ラ
ンプの点灯により表示されるもので、4個設けられる。
または請求項2の何れかに記載の弾球遊技機の変動入賞
装置であって、前記可変表示部の始動信号を記憶して、
その記憶値を表示可能な、例えば、4個等の始動記憶表
示部を有し、この始動記憶表示部を前記大入賞口の両側
方に対称的に、例えば、2個ずつ等、配置した構成、を
特徴としている。例えば、始動記憶表示部としては、ラ
ンプの点灯により表示されるもので、4個設けられる。
【0012】このように、請求項3に記載の発明によれ
ば、請求項1に記載の可変表示部の始動信号を記憶し
て、その記憶値を表示可能な始動記憶表示部を、大入賞
口の両側方に対称的に配置した変動入賞装置なので、大
入賞口直下の補助入賞口と大入賞口両側方の可変表示部
及びその始動記憶表示部が、遊技者にとって同時に見え
る。しかも、可変表示部及びその始動記憶表示部が大入
賞口の両側に左右対称的にあることから、デザイン的に
もバランスが良い。
ば、請求項1に記載の可変表示部の始動信号を記憶し
て、その記憶値を表示可能な始動記憶表示部を、大入賞
口の両側方に対称的に配置した変動入賞装置なので、大
入賞口直下の補助入賞口と大入賞口両側方の可変表示部
及びその始動記憶表示部が、遊技者にとって同時に見え
る。しかも、可変表示部及びその始動記憶表示部が大入
賞口の両側に左右対称的にあることから、デザイン的に
もバランスが良い。
【0013】そして、請求項4に記載の発明は、請求項
3に記載の弾球遊技機の変動入賞装置であって、前記可
変表示部と前記始動記憶表示部と前記補助入賞口とを、
例えば、共通の前面パネルに形成したり取り付けたり等
して、前記大入賞口と一体的にユニット化した構成、を
特徴としている。
3に記載の弾球遊技機の変動入賞装置であって、前記可
変表示部と前記始動記憶表示部と前記補助入賞口とを、
例えば、共通の前面パネルに形成したり取り付けたり等
して、前記大入賞口と一体的にユニット化した構成、を
特徴としている。
【0014】このように、請求項4に記載の発明によれ
ば、請求項3に記載の可変表示部と始動記憶表示部と補
助入賞口とを、大入賞口と一体的にユニット化した変動
入賞装置なので、互いに関連部品である可変表示部と始
動記憶表示部と補助入賞口と大入賞口を1ユニットとし
て遊技盤に組み付けできる。従って、組付作業性が良く
なる。
ば、請求項3に記載の可変表示部と始動記憶表示部と補
助入賞口とを、大入賞口と一体的にユニット化した変動
入賞装置なので、互いに関連部品である可変表示部と始
動記憶表示部と補助入賞口と大入賞口を1ユニットとし
て遊技盤に組み付けできる。従って、組付作業性が良く
なる。
【0015】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
から請求項4の何れかに記載の弾球遊技機の変動入賞装
置であって、前記補助入賞口の近傍に、前記遊技球を前
記補助入賞口へ誘導する、例えば、左右の傾斜面等によ
る誘導部を設けた構成、を特徴としている。例えば、誘
導部としては、補助入賞口の左右に形成された傾斜面が
挙げられるが、遊技球を補助入賞口へ誘導する機能を有
するものであれば、釘の配列等でも良い。
から請求項4の何れかに記載の弾球遊技機の変動入賞装
置であって、前記補助入賞口の近傍に、前記遊技球を前
記補助入賞口へ誘導する、例えば、左右の傾斜面等によ
る誘導部を設けた構成、を特徴としている。例えば、誘
導部としては、補助入賞口の左右に形成された傾斜面が
挙げられるが、遊技球を補助入賞口へ誘導する機能を有
するものであれば、釘の配列等でも良い。
【0016】このように、請求項5に記載の発明によれ
ば、請求項1に記載の補助入賞口の近傍に、遊技球を補
助入賞口へ誘導する誘導部を設けた変動入賞装置なの
で、開放時の補助入賞口には、誘導部により遊技球が誘
導されて入賞しやすくなる。従って、補助入賞口への入
賞率が高くなる。
ば、請求項1に記載の補助入賞口の近傍に、遊技球を補
助入賞口へ誘導する誘導部を設けた変動入賞装置なの
で、開放時の補助入賞口には、誘導部により遊技球が誘
導されて入賞しやすくなる。従って、補助入賞口への入
賞率が高くなる。
【0017】また、請求項6に記載の発明によれば、請
求項1から請求項5の何れかに記載の弾球遊技機の変動
入賞装置であって、前記補助入賞口には、前記遊技球の
入賞を検出して前記電気的遊技装置の始動信号を発生す
る始動検出手段を設けた構成、を特徴としている。
求項1から請求項5の何れかに記載の弾球遊技機の変動
入賞装置であって、前記補助入賞口には、前記遊技球の
入賞を検出して前記電気的遊技装置の始動信号を発生す
る始動検出手段を設けた構成、を特徴としている。
【0018】このように、請求項6に記載の発明によれ
ば、請求項1に記載の補助入賞口には、遊技球の入賞を
検出して電気的遊技装置の始動信号を発生する始動検出
手段を設けた変動入賞装置なので、開放時の補助入賞口
に遊技球が入賞すると、その入賞の検出による始動検出
手段からの始動信号によって、電気的遊技装置の始動が
開始される。
ば、請求項1に記載の補助入賞口には、遊技球の入賞を
検出して電気的遊技装置の始動信号を発生する始動検出
手段を設けた変動入賞装置なので、開放時の補助入賞口
に遊技球が入賞すると、その入賞の検出による始動検出
手段からの始動信号によって、電気的遊技装置の始動が
開始される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る弾球遊技機
の変動入賞装置の実施の形態例を図1から図7に基づい
て説明する。先ず、図1は本発明を適用した弾球遊技機
の一例としてのパチンコ遊技機の遊技盤表面の遊技領域
の概略構成を示す正面図で、図2はそのパチンコ遊技機
の遊技盤裏面の概略構成を示す背面図である。そして、
図3は図1のパチンコ遊技機の変動入賞装置ユニットを
拡大して示した斜視図で、図4はその変動入賞装置ユニ
ットの平面図、図5は同じく変動入賞装置ユニットの大
入賞口開閉部材(アタッカー扉)のみの開放状態を示し
た拡大斜視図、図6は同じく変動入賞装置ユニットの球
流路等を示した底面図、図7は同じく変動入賞装置ユニ
ットの補助入賞口開閉部材(扉)のみの開放状態を示し
た拡大斜視図である。
の変動入賞装置の実施の形態例を図1から図7に基づい
て説明する。先ず、図1は本発明を適用した弾球遊技機
の一例としてのパチンコ遊技機の遊技盤表面の遊技領域
の概略構成を示す正面図で、図2はそのパチンコ遊技機
の遊技盤裏面の概略構成を示す背面図である。そして、
図3は図1のパチンコ遊技機の変動入賞装置ユニットを
拡大して示した斜視図で、図4はその変動入賞装置ユニ
ットの平面図、図5は同じく変動入賞装置ユニットの大
入賞口開閉部材(アタッカー扉)のみの開放状態を示し
た拡大斜視図、図6は同じく変動入賞装置ユニットの球
流路等を示した底面図、図7は同じく変動入賞装置ユニ
ットの補助入賞口開閉部材(扉)のみの開放状態を示し
た拡大斜視図である。
【0020】始めに、図1及び図2において、1は遊技
盤、2は遊技領域、3はアウト穴、4は特別図柄表示部
(主可変表示装置:電気的遊技装置)、5は風車、6は
一般入賞口、7は特別図柄始動口、8は普通図柄始動ゲ
ート、9は一般入賞口、10は変動入賞装置ユニット、
11はアタッカー(大入賞口)、12はアタッカー扉
(大入賞口開閉部材)、13は特別図柄始動口(補助入
賞口)、14は扉(補助入賞口開閉部材)、15は装飾
部材、16は誘導部、17は普通図柄表示部(補助可変
表示装置)、18は普通図柄始動記憶表示部、19は一
般入賞口、20は下部入賞球案内部材、21は上部入賞
球案内部材、22は中継基板、23はランプ取付基板、
24はランプである。即ち、このパチンコ遊技機は、図
1に示すように、遊技盤1の遊技領域2に、最下部のア
ウト穴3と、電気的遊技装置の代表例として上部寄り中
央部の主可変表示装置である液晶表示画面等による特別
図柄表示部4と、その上部左右の風車5、5と、その下
方の一般入賞口6、6と、特別図柄表示部4の下部中央
の特別図柄始動口7と、その左右の普通図柄始動ゲート
8、8と、さらにその側方に離れた一般入賞口9、9
と、下部の変動入賞装置ユニット10等を備えている。
盤、2は遊技領域、3はアウト穴、4は特別図柄表示部
(主可変表示装置:電気的遊技装置)、5は風車、6は
一般入賞口、7は特別図柄始動口、8は普通図柄始動ゲ
ート、9は一般入賞口、10は変動入賞装置ユニット、
11はアタッカー(大入賞口)、12はアタッカー扉
(大入賞口開閉部材)、13は特別図柄始動口(補助入
賞口)、14は扉(補助入賞口開閉部材)、15は装飾
部材、16は誘導部、17は普通図柄表示部(補助可変
表示装置)、18は普通図柄始動記憶表示部、19は一
般入賞口、20は下部入賞球案内部材、21は上部入賞
球案内部材、22は中継基板、23はランプ取付基板、
24はランプである。即ち、このパチンコ遊技機は、図
1に示すように、遊技盤1の遊技領域2に、最下部のア
ウト穴3と、電気的遊技装置の代表例として上部寄り中
央部の主可変表示装置である液晶表示画面等による特別
図柄表示部4と、その上部左右の風車5、5と、その下
方の一般入賞口6、6と、特別図柄表示部4の下部中央
の特別図柄始動口7と、その左右の普通図柄始動ゲート
8、8と、さらにその側方に離れた一般入賞口9、9
と、下部の変動入賞装置ユニット10等を備えている。
【0021】この変動入賞装置ユニット10は、特別変
動入賞装置及び補助変動入賞装置等を一体的にユニット
化したもので、中央部に特別変動入賞装置の横長形状の
大入賞口であるアタッカー11及びその大入賞口開閉部
材であるアタッカー扉12を有するとともに、その中央
部直下に接近してアタッカー(大入賞口)11に次ぐ補
助変動入賞装置の補助入賞口としての特別図柄始動口1
3及びその補助入賞口開閉部材である扉14を有してい
る。なお、補助入賞口としての特別図柄始動口13の下
部には、装飾部材15が設けられており、この装飾部材
15には、その上面に、特別図柄始動口13に遊技球を
誘導するための、中央に向かって徐々に下がる傾斜面に
よる誘導部16、16が形成されている。そして、アタ
ッカー11の一側方、図示では左側方に補助可変表示装
置である普通図柄表示部17が設けられている。この普
通図柄表示部17は、LEDの7セグメントによるもの
である。さらに、アタッカー11の両側方には、ランプ
による左右2個ずつの普通図柄始動記憶表示部18、1
8がそれぞれ設けられていて、そのうち一側方において
は、普通図柄表示部17の左右に普通図柄始動記憶表示
部18、18が位置している。なお、変動入賞装置ユニ
ット10の左右にも、一般入賞口19、19が設けられ
ている。
動入賞装置及び補助変動入賞装置等を一体的にユニット
化したもので、中央部に特別変動入賞装置の横長形状の
大入賞口であるアタッカー11及びその大入賞口開閉部
材であるアタッカー扉12を有するとともに、その中央
部直下に接近してアタッカー(大入賞口)11に次ぐ補
助変動入賞装置の補助入賞口としての特別図柄始動口1
3及びその補助入賞口開閉部材である扉14を有してい
る。なお、補助入賞口としての特別図柄始動口13の下
部には、装飾部材15が設けられており、この装飾部材
15には、その上面に、特別図柄始動口13に遊技球を
誘導するための、中央に向かって徐々に下がる傾斜面に
よる誘導部16、16が形成されている。そして、アタ
ッカー11の一側方、図示では左側方に補助可変表示装
置である普通図柄表示部17が設けられている。この普
通図柄表示部17は、LEDの7セグメントによるもの
である。さらに、アタッカー11の両側方には、ランプ
による左右2個ずつの普通図柄始動記憶表示部18、1
8がそれぞれ設けられていて、そのうち一側方において
は、普通図柄表示部17の左右に普通図柄始動記憶表示
部18、18が位置している。なお、変動入賞装置ユニ
ット10の左右にも、一般入賞口19、19が設けられ
ている。
【0022】また、遊技盤1の裏面側には、図2に示す
ように、前記変動入賞装置ユニット10の背面側突出部
を覆う部分を有する下部入賞球案内部材20と、その上
方に連続して前記主可変表示装置(特別図柄表示部)4
の背面側突出部を露出させる上部入賞球案内部材21と
が取り付けられている。なお、主可変表示装置4の背面
部には、中継基板22が取り付けられている。また、上
部入賞球案内部材21の上部左右には、ランプ取付基板
23、23が取り付けられており、これら左右のランプ
取付基板23、23には、上下2個ずつのランプ24、
24が設けられている。この上下2個のランプ24、2
4は、前記風車5の背面側に位置する装飾用光源であ
る。
ように、前記変動入賞装置ユニット10の背面側突出部
を覆う部分を有する下部入賞球案内部材20と、その上
方に連続して前記主可変表示装置(特別図柄表示部)4
の背面側突出部を露出させる上部入賞球案内部材21と
が取り付けられている。なお、主可変表示装置4の背面
部には、中継基板22が取り付けられている。また、上
部入賞球案内部材21の上部左右には、ランプ取付基板
23、23が取り付けられており、これら左右のランプ
取付基板23、23には、上下2個ずつのランプ24、
24が設けられている。この上下2個のランプ24、2
4は、前記風車5の背面側に位置する装飾用光源であ
る。
【0023】次に、変動入賞装置ユニット10の構成を
図3から図7に基づいて詳細に説明する。即ち、変動入
賞装置ユニット10は、図3に示すように、アタッカー
11及びそのアタッカー扉12、補助入賞口としての特
別図柄始動口13及びその扉14と装飾部材15、普通
図柄表示部17、普通図柄始動記憶表示部18、18、
18、18、一般入賞口19、19を、前面パネル30
に設けたものである。なお、前面パネル30には、アタ
ッカー11の両側方に着色レンズ31、31が組み付け
られており、一方(図示では左側)の着色レンズ31に
普通図柄表示部17及びその両側の普通図柄始動記憶表
示部18、18が一括して表示されて、他方(図示では
右側)の着色レンズ31に2個の普通図柄始動記憶表示
部18、18のみが表示されるようになっている。ま
た、特別図柄始動口13の装飾部材15の中央部は、図
4及び図5に示すように、通過穴32となっている。
図3から図7に基づいて詳細に説明する。即ち、変動入
賞装置ユニット10は、図3に示すように、アタッカー
11及びそのアタッカー扉12、補助入賞口としての特
別図柄始動口13及びその扉14と装飾部材15、普通
図柄表示部17、普通図柄始動記憶表示部18、18、
18、18、一般入賞口19、19を、前面パネル30
に設けたものである。なお、前面パネル30には、アタ
ッカー11の両側方に着色レンズ31、31が組み付け
られており、一方(図示では左側)の着色レンズ31に
普通図柄表示部17及びその両側の普通図柄始動記憶表
示部18、18が一括して表示されて、他方(図示では
右側)の着色レンズ31に2個の普通図柄始動記憶表示
部18、18のみが表示されるようになっている。ま
た、特別図柄始動口13の装飾部材15の中央部は、図
4及び図5に示すように、通過穴32となっている。
【0024】そして、アタッカー扉12は、前面パネル
30の背面側に設けられるソレノイド33及びそのプラ
ンジャ34と図示しないリンク機構を介して開閉動作す
るもので、図5に示すように、下部を支点として前方に
傾くように開放状態となる。また、アタッカー11の中
央部直下に接近して開口した補助入賞口である特別図柄
始動口13の扉14も、前面パネル30の背面側に設け
られるソレノイド35及びそのプランジャ36と図示し
ないリンク機構を介して開閉動作するもので、前記通過
穴32を塞ぐように、下部を支点として前方に傾くよう
に開放状態となる(図7参照)。さらに、前面パネル3
0の背面には、入賞球流路部材40が取り付けられてい
る。この入賞球流路部材40は、アタッカー11が開口
するアタッカー室41の奥壁上部中央に継続入賞口であ
るV入賞口42を開口して、その背面側には、図6に示
すように、左右に振り分けられた第1流路43と第2流
路44を形成してなる。
30の背面側に設けられるソレノイド33及びそのプラ
ンジャ34と図示しないリンク機構を介して開閉動作す
るもので、図5に示すように、下部を支点として前方に
傾くように開放状態となる。また、アタッカー11の中
央部直下に接近して開口した補助入賞口である特別図柄
始動口13の扉14も、前面パネル30の背面側に設け
られるソレノイド35及びそのプランジャ36と図示し
ないリンク機構を介して開閉動作するもので、前記通過
穴32を塞ぐように、下部を支点として前方に傾くよう
に開放状態となる(図7参照)。さらに、前面パネル3
0の背面には、入賞球流路部材40が取り付けられてい
る。この入賞球流路部材40は、アタッカー11が開口
するアタッカー室41の奥壁上部中央に継続入賞口であ
るV入賞口42を開口して、その背面側には、図6に示
すように、左右に振り分けられた第1流路43と第2流
路44を形成してなる。
【0025】第1流路43は、V入賞口42の側方か
ら、下方に開口する入賞球導出口45に向かって徐々に
下がる傾斜面46による底面を有していて、入賞球導出
口45に継続入賞球検出手段47を取り付けている。第
2流路44は、V入賞口42の下方から、再び大入賞口
41の奥壁のV入賞口42の側方に開口する入賞球流入
口48を有するとともに、この入賞球流入口48に向か
って徐々に下がる傾斜面49による底面を有している。
そして、V入賞口42のさらに背面側には、流路切替手
段50が配設されている。この流路切替手段50は、前
進してV入賞口42の下方に位置する流路切替部材51
を有するもので、この流路切替部材51は、第1流路4
3の傾斜面46と同様の傾斜面52を上面に有してい
る。この流路切替部材51は、入賞球流路部材40の背
面側に設けられるソレノイド53及びそのプランジャ5
4により前進後退動作するものである。
ら、下方に開口する入賞球導出口45に向かって徐々に
下がる傾斜面46による底面を有していて、入賞球導出
口45に継続入賞球検出手段47を取り付けている。第
2流路44は、V入賞口42の下方から、再び大入賞口
41の奥壁のV入賞口42の側方に開口する入賞球流入
口48を有するとともに、この入賞球流入口48に向か
って徐々に下がる傾斜面49による底面を有している。
そして、V入賞口42のさらに背面側には、流路切替手
段50が配設されている。この流路切替手段50は、前
進してV入賞口42の下方に位置する流路切替部材51
を有するもので、この流路切替部材51は、第1流路4
3の傾斜面46と同様の傾斜面52を上面に有してい
る。この流路切替部材51は、入賞球流路部材40の背
面側に設けられるソレノイド53及びそのプランジャ5
4により前進後退動作するものである。
【0026】また、アタッカー室41の奥壁下部端に
は、入賞球流出口56が開口し、その背面側の流出路5
7の下方に開口する入賞球導出口58に入賞球検出手段
59が取り付けられている。そして、アタッカー室41
の奥壁には、図5に示したように、V入賞口42の下部
から前方に突出する継続入賞口案内部材としての樋形状
のV入賞口案内部材61が形成されている。このV入賞
口案内部材61は、前端部がアタッカー扉12の下部に
接近するように伸びており、図示のように開放状態のア
タッカー扉12上から遊技球をV入賞口42へスムーズ
に案内するものである。
は、入賞球流出口56が開口し、その背面側の流出路5
7の下方に開口する入賞球導出口58に入賞球検出手段
59が取り付けられている。そして、アタッカー室41
の奥壁には、図5に示したように、V入賞口42の下部
から前方に突出する継続入賞口案内部材としての樋形状
のV入賞口案内部材61が形成されている。このV入賞
口案内部材61は、前端部がアタッカー扉12の下部に
接近するように伸びており、図示のように開放状態のア
タッカー扉12上から遊技球をV入賞口42へスムーズ
に案内するものである。
【0027】さらに、開放状態にあるアタッカー扉12
の背面中央部には、前記樋形状のV入賞口案内部材61
の前方でその延長上に位置する誘導部62が形成されて
いる。この誘導部62は、V入賞口案内部材61の樋形
状と対応するように、左右の高いリブ63、63の間
に、3本の低いリブ64、64、64を形成したもの
で、その左右の高いリブ63、63の間に落下した遊技
球を3本の低いリブ64、64、64に沿ってV入賞口
案内部材61に案内する。なお、アタッカー11の中央
部直下に接近して開口した補助入賞口である特別図柄始
動口13の背面側にも流路65が設けられており、この
流路65の一側方に開口する入賞球導出口66には、入
賞球検出手段を兼ねた特別図柄始動検出手段67が取り
付けられている。
の背面中央部には、前記樋形状のV入賞口案内部材61
の前方でその延長上に位置する誘導部62が形成されて
いる。この誘導部62は、V入賞口案内部材61の樋形
状と対応するように、左右の高いリブ63、63の間
に、3本の低いリブ64、64、64を形成したもの
で、その左右の高いリブ63、63の間に落下した遊技
球を3本の低いリブ64、64、64に沿ってV入賞口
案内部材61に案内する。なお、アタッカー11の中央
部直下に接近して開口した補助入賞口である特別図柄始
動口13の背面側にも流路65が設けられており、この
流路65の一側方に開口する入賞球導出口66には、入
賞球検出手段を兼ねた特別図柄始動検出手段67が取り
付けられている。
【0028】以上のように構成したパチンコ遊技機によ
る遊技態様を以下に説明する。先ず、遊技領域に弾き出
された遊技球が、例えば、特別図柄始動口7に入賞する
と、特別図柄表示部4において、複数桁で複数の識別情
報、即ち、3桁の数字等による特別図柄の可変表示が開
始される。また、遊技球が普通図柄始動ゲート8を通過
すると、変動入賞装置ユニット10の普通図柄表示部1
7において、1桁の数字等による普通図柄の可変表示が
開始される。そして、特別図柄表示部4に表示される特
別図柄の停止態様が、3桁とも揃い図柄になると、特別
遊技態様、即ち、大当たり状態の発生となる。大当たり
状態になると、変動入賞装置ユニット10のアタッカー
扉12が所定時間だけ開放動作する。また、普通図柄表
示部17に表示される普通図柄の停止態様が、例えば、
数字の場合に「7」の図柄になると、変動入賞装置ユニ
ット10の下部の扉14が所定時間だけ開放動作する。
る遊技態様を以下に説明する。先ず、遊技領域に弾き出
された遊技球が、例えば、特別図柄始動口7に入賞する
と、特別図柄表示部4において、複数桁で複数の識別情
報、即ち、3桁の数字等による特別図柄の可変表示が開
始される。また、遊技球が普通図柄始動ゲート8を通過
すると、変動入賞装置ユニット10の普通図柄表示部1
7において、1桁の数字等による普通図柄の可変表示が
開始される。そして、特別図柄表示部4に表示される特
別図柄の停止態様が、3桁とも揃い図柄になると、特別
遊技態様、即ち、大当たり状態の発生となる。大当たり
状態になると、変動入賞装置ユニット10のアタッカー
扉12が所定時間だけ開放動作する。また、普通図柄表
示部17に表示される普通図柄の停止態様が、例えば、
数字の場合に「7」の図柄になると、変動入賞装置ユニ
ット10の下部の扉14が所定時間だけ開放動作する。
【0029】次に、大当たり状態について説明する。大
当たり状態では、図5に拡大して示したように、開放状
態のアタッカー扉12上からアタッカー11へ流入する
遊技球の少なくとも1球が、アタッカー室41内に突出
した樋形状のV入賞口案内部材61に載って奥方に案内
されるため、V入賞口42に入賞する。このため、遊技
者にとって、アタッカー11の奥方まで覗き込まなくて
も、手前側に突出した樋形状のV入賞口案内部材61を
見るだけで、V入賞口42への入賞を容易に確認できる
ものとなる。しかも、開放状態のアタッカー扉12上の
中央部に設けた左右の高いリブ63、63により樋状を
なす誘導部62に載った遊技球が、その奥側に連続する
V入賞口案内部材61を通ってV入賞口42に入賞す
る。このため、遊技者にとっては、開放状態のアタッカ
ー扉12の中央部上の誘導部62に遊技球が載ったのを
見た時点で、その後に続いてV入賞口42へ確実に入賞
することを予め予測できるものとなる。また、開放状態
のアタッカー扉12上のどの位置に載った遊技球がV入
賞口42に入るかを、遊技者が容易に判別できるもので
もある。
当たり状態では、図5に拡大して示したように、開放状
態のアタッカー扉12上からアタッカー11へ流入する
遊技球の少なくとも1球が、アタッカー室41内に突出
した樋形状のV入賞口案内部材61に載って奥方に案内
されるため、V入賞口42に入賞する。このため、遊技
者にとって、アタッカー11の奥方まで覗き込まなくて
も、手前側に突出した樋形状のV入賞口案内部材61を
見るだけで、V入賞口42への入賞を容易に確認できる
ものとなる。しかも、開放状態のアタッカー扉12上の
中央部に設けた左右の高いリブ63、63により樋状を
なす誘導部62に載った遊技球が、その奥側に連続する
V入賞口案内部材61を通ってV入賞口42に入賞す
る。このため、遊技者にとっては、開放状態のアタッカ
ー扉12の中央部上の誘導部62に遊技球が載ったのを
見た時点で、その後に続いてV入賞口42へ確実に入賞
することを予め予測できるものとなる。また、開放状態
のアタッカー扉12上のどの位置に載った遊技球がV入
賞口42に入るかを、遊技者が容易に判別できるもので
もある。
【0030】ところで、遊技球がV入賞口42に最初に
入賞した場合、この時点では、ソレノイド53及びその
プランジャ54を介して流路切替部材51が、図5に示
したように、V入賞口42の背面側下方に前進している
ため、入賞球は流路切替部材51の上面の傾斜面52に
より第1流路43側に転がり、さらに、その第1流路4
3の底面の傾斜面46を転がって入賞球導出口45から
下方に導出される。この時、その入賞球が入賞口導出口
45の継続入賞球検出手段47により検出されて、次回
のアタッカー扉12の開閉動作が継続される権利が付与
される。また、同時に、ソレノイド53及びそのプラン
ジャ54を介して流路切替部材51が、図4に示される
ように、V入賞口42の奥方へ後退動作される。従っ
て、以降にV入賞口42に入賞した入賞球は、その下方
の傾斜面49により第2流路44側に転がって、入賞球
流入口48からアタッカー室41に球が出てくる。
入賞した場合、この時点では、ソレノイド53及びその
プランジャ54を介して流路切替部材51が、図5に示
したように、V入賞口42の背面側下方に前進している
ため、入賞球は流路切替部材51の上面の傾斜面52に
より第1流路43側に転がり、さらに、その第1流路4
3の底面の傾斜面46を転がって入賞球導出口45から
下方に導出される。この時、その入賞球が入賞口導出口
45の継続入賞球検出手段47により検出されて、次回
のアタッカー扉12の開閉動作が継続される権利が付与
される。また、同時に、ソレノイド53及びそのプラン
ジャ54を介して流路切替部材51が、図4に示される
ように、V入賞口42の奥方へ後退動作される。従っ
て、以降にV入賞口42に入賞した入賞球は、その下方
の傾斜面49により第2流路44側に転がって、入賞球
流入口48からアタッカー室41に球が出てくる。
【0031】このように、V入賞口42に2球目以降が
入った場合には、第2流路44を通って入賞球流入口4
8からアタッカー室41に球が出てくるまで、遊技者が
入賞球を見ている時間が長くなるため、興趣を高められ
るものとなる。また、アタッカー11に入る球数を制限
したものにおいて、例えば、その制限球数目の球が第2
流路44を通って入賞球流入口48からアタッカー室4
1に再び戻るまでの時間に、時には、アタッカー11に
さらに遊技球が入ることがあるため、遊技の興趣を高め
ている。
入った場合には、第2流路44を通って入賞球流入口4
8からアタッカー室41に球が出てくるまで、遊技者が
入賞球を見ている時間が長くなるため、興趣を高められ
るものとなる。また、アタッカー11に入る球数を制限
したものにおいて、例えば、その制限球数目の球が第2
流路44を通って入賞球流入口48からアタッカー室4
1に再び戻るまでの時間に、時には、アタッカー11に
さらに遊技球が入ることがあるため、遊技の興趣を高め
ている。
【0032】次に、変動入賞装置ユニット10の下部の
扉14の開放状態について説明する。即ち、図7に拡大
して示したように、アタッカー11の中央部直下に接近
して開口した補助入賞口である特別図柄始動口13の扉
14が、通過穴32を塞いだ開放状態になると、その開
放状態の扉14上に落下した遊技球が特別図柄始動口1
3に直接入賞したり、装飾部材15の左右上面で中央に
向かって徐々に下がる傾斜面による誘導部16、16上
に落下した遊技球が中央に転がって扉14上から特別図
柄始動口13に入賞する。このように、開放時の特別図
柄始動口13には、誘導部16、16により遊技球が誘
導されて入賞しやすくなるため、補助入賞口としての特
別図柄始動口13への入賞率が高められている。こうし
て特別図柄始動口13に入った入賞球が、流路65の入
賞球導出口66の特別図柄始動検出手段67により検出
されて、前述したように、特別図柄表示部4において、
その特別図柄の可変表示が開始される。
扉14の開放状態について説明する。即ち、図7に拡大
して示したように、アタッカー11の中央部直下に接近
して開口した補助入賞口である特別図柄始動口13の扉
14が、通過穴32を塞いだ開放状態になると、その開
放状態の扉14上に落下した遊技球が特別図柄始動口1
3に直接入賞したり、装飾部材15の左右上面で中央に
向かって徐々に下がる傾斜面による誘導部16、16上
に落下した遊技球が中央に転がって扉14上から特別図
柄始動口13に入賞する。このように、開放時の特別図
柄始動口13には、誘導部16、16により遊技球が誘
導されて入賞しやすくなるため、補助入賞口としての特
別図柄始動口13への入賞率が高められている。こうし
て特別図柄始動口13に入った入賞球が、流路65の入
賞球導出口66の特別図柄始動検出手段67により検出
されて、前述したように、特別図柄表示部4において、
その特別図柄の可変表示が開始される。
【0033】そして、このような補助入賞口である特別
図柄始動口13がアタッカー11の中央部直下に接近し
て位置していることから、大当たり状態でアタッカー扉
12が開放動作状態においては、例えば、特別図柄始動
口13の扉14が開放動作しても、その直上に接近して
左右の誘導部16、16の外側まで充分な幅を有するア
タッカー扉12が位置しているため、この開放動作状態
のアタッカー扉12により邪魔されて、特別図柄始動口
13には遊技球が殆ど入らなくなる。従って、遊技店に
とっては有利なものとなる。
図柄始動口13がアタッカー11の中央部直下に接近し
て位置していることから、大当たり状態でアタッカー扉
12が開放動作状態においては、例えば、特別図柄始動
口13の扉14が開放動作しても、その直上に接近して
左右の誘導部16、16の外側まで充分な幅を有するア
タッカー扉12が位置しているため、この開放動作状態
のアタッカー扉12により邪魔されて、特別図柄始動口
13には遊技球が殆ど入らなくなる。従って、遊技店に
とっては有利なものとなる。
【0034】以上において、前面パネル30に、アタッ
カー11及びその中央部直下の補助入賞口(特別図柄始
動口)13を形成して、アタッカー扉12とその駆動装
置(ソレノイド33、リンク機構)、補助入賞口扉14
とその駆動装置(ソレノイド35、リンク機構)、入賞
球流路部材40、さらには、普通図柄表示部17とその
普通図柄始動記憶表示部18、18、18、18等を組
み付けた変動入賞装置ユニット10としたため、特別変
動入賞装置及び補助変動入賞装置に加えて、普通変動入
賞装置と互いに関連部品である可変表示部17及びその
始動記憶表示部18を1ユニットとして遊技盤1に一括
して組み付けられる。従って、遊技盤に対する特別変動
入賞装置、補助変動入賞装置、補助可変表示装置及びそ
の始動記憶表示装置の組み付けに関して、従来と比較し
て、組付作業性を大幅に改善できるものとなる。
カー11及びその中央部直下の補助入賞口(特別図柄始
動口)13を形成して、アタッカー扉12とその駆動装
置(ソレノイド33、リンク機構)、補助入賞口扉14
とその駆動装置(ソレノイド35、リンク機構)、入賞
球流路部材40、さらには、普通図柄表示部17とその
普通図柄始動記憶表示部18、18、18、18等を組
み付けた変動入賞装置ユニット10としたため、特別変
動入賞装置及び補助変動入賞装置に加えて、普通変動入
賞装置と互いに関連部品である可変表示部17及びその
始動記憶表示部18を1ユニットとして遊技盤1に一括
して組み付けられる。従って、遊技盤に対する特別変動
入賞装置、補助変動入賞装置、補助可変表示装置及びそ
の始動記憶表示装置の組み付けに関して、従来と比較し
て、組付作業性を大幅に改善できるものとなる。
【0035】また、変動入賞装置ユニット10は、アタ
ッカー11の中央部直下に接近して補助入賞口(特別図
柄始動口)13があって、アタッカー11の左右両側に
接近して普通図柄表示部17及びその始動記憶表示部1
8、18、18、18があるため、遊技者が視線を集中
させやすく、これら互いに関連する部品を、遊技者は同
時に見えるものとなっている。従って、請求項1に記載
の発明により得られる効果に加えて、遊技者の興趣を高
められるといった利点が得られる。しかも、アタッカー
11の左右両側に、普通図柄表示部17及びその始動記
憶表示部18、18、18、18が対称的にあるため、
デザイン的にもバランスが良いものとなっている。
ッカー11の中央部直下に接近して補助入賞口(特別図
柄始動口)13があって、アタッカー11の左右両側に
接近して普通図柄表示部17及びその始動記憶表示部1
8、18、18、18があるため、遊技者が視線を集中
させやすく、これら互いに関連する部品を、遊技者は同
時に見えるものとなっている。従って、請求項1に記載
の発明により得られる効果に加えて、遊技者の興趣を高
められるといった利点が得られる。しかも、アタッカー
11の左右両側に、普通図柄表示部17及びその始動記
憶表示部18、18、18、18が対称的にあるため、
デザイン的にもバランスが良いものとなっている。
【0036】なお、以上の実施の形態例においては、弾
球遊技機としてパチンコ遊技機としたが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、他の弾球遊技機であっても
良い。また、変動入賞装置の本発明に係る以外の構成に
ついても任意であり、その他、具体的な細部構造等につ
いても適宜に変更可能であることは勿論である。
球遊技機としてパチンコ遊技機としたが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、他の弾球遊技機であっても
良い。また、変動入賞装置の本発明に係る以外の構成に
ついても任意であり、その他、具体的な細部構造等につ
いても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
係る弾球遊技機の変動入賞装置によれば、特別遊技態様
により大入賞口が開放された大当たり状態において、例
えば、可変表示部での所定の表示結果により開放された
補助入賞口が、その上方に突出した開放動作状態の大入
賞口開閉部材により邪魔されて、補助入賞口に遊技球が
入りにくくなるため、特別遊技態様における大入賞口に
関する入賞以外の入賞が抑えられ、これにより、遊技店
と遊技者の利益バランスをとることができる。しかも、
可変表示部を大入賞口の一側方に配置したため、大入賞
口下方の補助入賞口と大入賞口側方の可変表示部とによ
る互いに関連する部品を、遊技者が同時に見ることがで
きる。
係る弾球遊技機の変動入賞装置によれば、特別遊技態様
により大入賞口が開放された大当たり状態において、例
えば、可変表示部での所定の表示結果により開放された
補助入賞口が、その上方に突出した開放動作状態の大入
賞口開閉部材により邪魔されて、補助入賞口に遊技球が
入りにくくなるため、特別遊技態様における大入賞口に
関する入賞以外の入賞が抑えられ、これにより、遊技店
と遊技者の利益バランスをとることができる。しかも、
可変表示部を大入賞口の一側方に配置したため、大入賞
口下方の補助入賞口と大入賞口側方の可変表示部とによ
る互いに関連する部品を、遊技者が同時に見ることがで
きる。
【0038】そして、請求項2に記載の発明に係る弾球
遊技機の変動入賞装置によれば、特別遊技態様で大入賞
口が開放した大当たり状態において、その大入賞口の中
央部直下に位置した補助入賞口が開放された時には、そ
の直上で前方に傾いて突出した大入賞口開閉部材により
上方及び両側方から邪魔されるため、補助入賞口への遊
技球の入賞を妨げることができる。従って、請求項1に
記載の発明によると同様に、遊技店と遊技者の利益バラ
ンスをとることができる。
遊技機の変動入賞装置によれば、特別遊技態様で大入賞
口が開放した大当たり状態において、その大入賞口の中
央部直下に位置した補助入賞口が開放された時には、そ
の直上で前方に傾いて突出した大入賞口開閉部材により
上方及び両側方から邪魔されるため、補助入賞口への遊
技球の入賞を妨げることができる。従って、請求項1に
記載の発明によると同様に、遊技店と遊技者の利益バラ
ンスをとることができる。
【0039】また、請求項3に記載の発明に係る弾球遊
技機の変動入賞装置によれば、大入賞口直下の補助入賞
口と大入賞口両側方の可変表示部及びその始動記憶表示
部とによる互いに関連する部品を、遊技者が同時に見る
ことができる。従って、請求項1または請求項2の何れ
かに記載の発明により得られる効果に加えて、興趣を高
められるといった利点が得られる。しかも、可変表示部
及びその始動記憶表示部が大入賞口の両側に左右対称的
にあるため、デザイン的にもバランスが良いといった利
点も得られる。
技機の変動入賞装置によれば、大入賞口直下の補助入賞
口と大入賞口両側方の可変表示部及びその始動記憶表示
部とによる互いに関連する部品を、遊技者が同時に見る
ことができる。従って、請求項1または請求項2の何れ
かに記載の発明により得られる効果に加えて、興趣を高
められるといった利点が得られる。しかも、可変表示部
及びその始動記憶表示部が大入賞口の両側に左右対称的
にあるため、デザイン的にもバランスが良いといった利
点も得られる。
【0040】そして、請求項4に記載の発明に係る弾球
遊技機の変動入賞装置によれば、互いに関連部品である
可変表示部とその始動記憶表示部と補助入賞口と大入賞
口を1ユニットとして遊技盤に組み付けすることができ
る。従って、請求項3に記載の発明により得られる効果
に加えて、組付作業性を改善することができるといった
利点が得られる。
遊技機の変動入賞装置によれば、互いに関連部品である
可変表示部とその始動記憶表示部と補助入賞口と大入賞
口を1ユニットとして遊技盤に組み付けすることができ
る。従って、請求項3に記載の発明により得られる効果
に加えて、組付作業性を改善することができるといった
利点が得られる。
【0041】また、請求項5に記載の発明に係る弾球遊
技機の変動入賞装置によれば、開放時の補助入賞口に
は、誘導部により遊技球が誘導されて入賞しやすくなる
ため、請求項1から請求項4の何れかに記載の発明によ
り得られる効果に加えて、補助入賞口への入賞率を高く
することができるといった利点が得られる。
技機の変動入賞装置によれば、開放時の補助入賞口に
は、誘導部により遊技球が誘導されて入賞しやすくなる
ため、請求項1から請求項4の何れかに記載の発明によ
り得られる効果に加えて、補助入賞口への入賞率を高く
することができるといった利点が得られる。
【0042】また、請求項6に記載の発明に係る弾球遊
技機の変動入賞装置によれば、開放時の補助入賞口に遊
技球が入賞すると、その入賞の検出による始動検出手段
から始動信号が発せられるため、請求項1から請求項5
の何れかに記載の発明により得られる効果に加えて、電
気的遊技装置の始動を開始させることができるといった
利点が得られる。
技機の変動入賞装置によれば、開放時の補助入賞口に遊
技球が入賞すると、その入賞の検出による始動検出手段
から始動信号が発せられるため、請求項1から請求項5
の何れかに記載の発明により得られる効果に加えて、電
気的遊技装置の始動を開始させることができるといった
利点が得られる。
【図1】本発明を適用した弾球遊技機の一例としてのパ
チンコ遊技機の遊技盤表面の遊技領域の概略構成を示す
正面図である。
チンコ遊技機の遊技盤表面の遊技領域の概略構成を示す
正面図である。
【図2】図1のパチンコ遊技機の遊技盤裏面の概略構成
を示す背面図である。
を示す背面図である。
【図3】図1のパチンコ遊技機の変動入賞装置ユニット
を拡大して示した斜視図である。
を拡大して示した斜視図である。
【図4】図3の変動入賞装置ユニットの平面図である。
【図5】図3の変動入賞装置ユニットの大入賞口開閉部
材(アタッカー扉)のみの開放状態を示した拡大斜視図
である。
材(アタッカー扉)のみの開放状態を示した拡大斜視図
である。
【図6】図3の変動入賞装置ユニットの球流路等を示し
た底面図である。
た底面図である。
【図7】図3の変動入賞装置ユニットの補助入賞口開閉
部材(扉)のみの開放状態を示した拡大斜視図である。
部材(扉)のみの開放状態を示した拡大斜視図である。
1 遊技盤 2 遊技領域 3 アウト穴 4 電気的遊技装置 10 変動入賞装置ユニット 11 大入賞口 12 大入賞口開閉部材 13 補助入賞口 14 補助入賞口開閉部材 16 誘導部 17 補助可変表示部 18 始動記憶表示部 30 前面パネル 31 着色レンズ 32 通過穴 67 始動検出手段
Claims (6)
- 【請求項1】特別遊技態様を発生可能な電気的遊技装置
による前記特別遊技態様の発生に基づいて開放動作する
大入賞口開閉部材により開閉可能な大入賞口と、 複数の識別情報を可変表示可能な可変表示部による所定
の表示結果に基づいて開放動作する補助入賞口開閉部材
により開閉可能な補助入賞口と、からなる変動入賞装置
を備える弾球遊技機において、 前記大入賞口の下方に前記補助入賞口を配置するととも
に、 前記大入賞口の一側方に前記可変表示部を配置したこ
と、を特徴とする弾球遊技機の変動入賞装置。 - 【請求項2】前記補助入賞口は、前記大入賞口の中央部
直下に位置していて、前記特別遊技態様の発生により前
方に傾いて開放状態となった前記大入賞口開閉部材によ
って前記遊技球の入賞が妨げられること、を特徴とする
請求項1に記載の弾球遊技機の変動入賞装置。 - 【請求項3】前記可変表示部の始動信号を記憶して、そ
の記憶値を表示可能な始動記憶表示部を有し、 この始動記憶表示部を前記大入賞口の両側方に対称的に
配置したこと、を特徴とする請求項1または請求項2の
何れかに記載の弾球遊技機の変動入賞装置。 - 【請求項4】前記可変表示部と前記始動記憶表示部と前
記補助入賞口とを、前記大入賞口と一体的にユニット化
したこと、を特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機の
変動入賞装置。 - 【請求項5】前記補助入賞口の近傍に、前記遊技球を前
記補助入賞口へ誘導する誘導部を設けたこと、を特徴と
する請求項1から請求項4の何れかに記載の弾球遊技機
の変動入賞装置。 - 【請求項6】前記補助入賞口には、前記遊技球の入賞を
検出して前記電気的遊技装置の始動信号を発生する始動
検出手段を設けたこと、を特徴とする請求項1から請求
項5の何れかに記載の弾球遊技機の変動入賞装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6108297A JPH10249005A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 弾球遊技機の変動入賞装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6108297A JPH10249005A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 弾球遊技機の変動入賞装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10249005A true JPH10249005A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13160844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6108297A Pending JPH10249005A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 弾球遊技機の変動入賞装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10249005A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008055240A (ja) * | 2007-11-19 | 2008-03-13 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2008110216A (ja) * | 2007-11-19 | 2008-05-15 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2021013870A (ja) * | 2020-11-20 | 2021-02-12 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
-
1997
- 1997-03-14 JP JP6108297A patent/JPH10249005A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008055240A (ja) * | 2007-11-19 | 2008-03-13 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2008110216A (ja) * | 2007-11-19 | 2008-05-15 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2021013870A (ja) * | 2020-11-20 | 2021-02-12 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
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