JP2005305029A - パチンコ機 - Google Patents

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JP2005305029A JP2004130020A JP2004130020A JP2005305029A JP 2005305029 A JP2005305029 A JP 2005305029A JP 2004130020 A JP2004130020 A JP 2004130020A JP 2004130020 A JP2004130020 A JP 2004130020A JP 2005305029 A JP2005305029 A JP 2005305029A
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Masahiro Takagi
正宏 高木
Keita Kubo
慶太 久保
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Abstract

【課題】 入賞口に入賞する以前の遊技球、或いは入賞口に入賞しないでアウト口に至る遊技球の流下態様を遊技状態に反映させることができるとともに、遊技状態にどう反映されているのかを見ることができるようにすることにより、興趣を増大させることができるパチンコ機を実現する。
【解決手段】 メインCPU112は制御内容テーブルAを参照し、流動時間Δtと通過回数nの組合せから普通電動役物ソレノイド12の通電時間を選択する。例えば、流動時間Δtが2.3秒で、通過個数nが5回という結果であったとすると、制御内容テーブルAでは、普通電動役物ソレノイド28aの通電時間2.5秒間とが対応付けられており、当り普通図柄が確定表示された場合の普通電動役物ソレノイド28aの通電時間が通常時の0.5秒から2.5秒に延長される。
【選択図】 図15

Description

この発明は、遊技領域に遊技球を打ち込むことによって遊技が行われるパチンコ機に関する。
従来、この種のパチンコ機によって行われる遊技が広く人々の間で楽しまれている理由のひとつに、遊技球が接触における僅かな条件の違いで様々な軌道を辿る特性を有する、という点が挙げられる。遊技球は遊技領域に設けられた様々な障害物との接触を繰り返しながら、まさにバラエティに富んだ軌道を取りつつ流下する。このように、多彩な軌道を辿る遊技球の中には、時として稀有な態様を見せるものもあり、本来、遊技者にとって興趣のひとつとして挙げられるべきものである。
しかし、現在のパチンコ機における興趣は、極論するならば何らかの入賞をすること、すなわち遊技球が入賞口に入ることに尽きる。流下する遊技球が見せる稀有な態様も、単に遊技者の内心に限っての興趣に過ぎず、何ら遊技の内容(遊技状態)に反映されるものではない。
この点に関して、従来、遊技領域に打ち込まれた遊技球の軌道や流下態様を遊技状態に反映させるものとして、例えば「遊技球が入賞口を通過するのに要する時間」に応じて、強制的にリーチを生起させるか否かなど、遊技状態を変更するパチンコ機が提案されている(特許文献1)。
特開2003−181007号公報(第6−8頁、図15−図21)
ところが、上記特許文献1に示された従来技術の場合、入賞口という限定された領域を遊技球が通過する時間に応じて遊技状態を変更するものである。つまり、「入賞口に入賞する以前の遊技球」或いは「入賞口に入賞しないでアウト口(遊技領域の最下部に設けられており、遊技球を遊技盤裏面へ回収する口)に至る遊技球」の流下態様は遊技状態に反映されないため、興趣に欠けるという問題がある。
また、遊技者は、入賞口内において遊技球が通過する様子を見ることができないため、遊技球が入賞口を通過するのに要する時間が遊技状態にどう反映されているのか分からないので興趣に欠けるという問題もある。
そこで、この発明は、入賞口に入賞する以前の遊技球、或いは入賞口に入賞しないでアウト口に至る遊技球の流下態様を遊技状態に反映させることができるとともに、遊技状態にどう反映されているのかを見ることができるようにすることにより、興趣を増大させることができるパチンコ機を実現することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、パチンコ機が、所定間隔で遊技球を連続して発射可能な遊技球発射装置と、前記遊技球発射装置によって発射された遊技球が流入する遊技領域と、前記遊技領域に設けられ、遊技球が流入し且つ流出可能であり、遊技球の流動を視認可能な球流動部と、遊技球が前記球流動部に流入した時および流出した時を検知し、検知信号を出力する球検知手段と、前記球検知手段から出力された検知信号に基づいて、遊技球が前記球流動部に流入してから前記球流動部から流出するまでの流動時間を算出する流動時間算出手段と、前記球検知手段から出力された検知信号に基づいて、前記球流動部に流入し且つ流出した遊技球の個数を累積して算出する個数算出手段と、前記流動時間算出手段により算出された流動時間および前記個数算出手段により算出された個数に応じて遊技状態を変更する変更手段とを備える、という技術的手段を採用する。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のパチンコ機において、前記遊技領域に設けられ、前記遊技領域を流下する遊技球が流入する流入口と、前記流入口から流入した遊技球を流下させる通路と、前記通路を流下した遊技球が流出する流出口と、前記流出口から流出した遊技球が転動する転動部とが設けられた構造物を備え、前記球流動部が前記転動部に設けられている、という技術的手段を採用する。
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載のパチンコ機において、前記球検知手段が前記球流動部と一体的に設けられている、という技術的手段を採用する。
(請求項1に記載の発明の作用)
入賞口に入賞する以前の遊技球、或いは入賞口に入賞しないでアウト口に至る遊技球が、遊技領域に設けられた球流動部に流入し流出すると、その流入した時および流出した時が球検知手段により検知され、球検知手段が検知信号を出力する。検知信号に基づいて、流動時間算出手段は、遊技球が球流動部に流入してから球流動部から流出するまでの流動時間を算出し、個数算出手段は、球流動部に流入し且つ流出した遊技球の個数を累積して算出する。
そして、変更手段は、流動時間算出手段により算出された流動時間および個数算出手段により算出された個数に応じて遊技状態を変更する。
遊技状態とは、例えば発明を実施するための最良の形態において記載されているように、普通電動役物の両翼が開放している時間、賞球数、ラウンドの数などをいう。
(請求項1に記載の発明の効果)
入賞口に入賞する以前の遊技球、或いは入賞口に入賞しないでアウト口に至る遊技球が、球流動部に流入してから球流動部から流出するまでの流動時間という流下態様と球流動部に流入し且つ流出した遊技球の累積数という流下態様を遊技状態に反映させることができる。つまり、遊技者は、球流動部に流入した遊技球をただ漠然と眺めるだけではなく、どのくらいの時間で球流動部から流出するか、何個の遊技球が通過するかということに関心を持つことになる。
しかも、球流動部は、遊技球の流動を視認可能であるため、その流動状態を流動時間と対比させて見ることができるので、流動時間および累積数という遊技態様が遊技状態にどう反映されているのかを見ることができる。
従って、遊技の興趣を増大させることができるパチンコ機を実現することができる。
例えば、流動時間が長く且つ累積数が多いほど、遊技者に有利な遊技状態(例えば、普通電動役物の両翼が開放している時間が長い遊技状態)、或いは付与される利益が大きい遊技状態に変更される場合は、遊技者は、遊技球ができるだけ長い時間球流動部を流動し且つ多くの遊技球が球流動部に流入することを願いながら遊技することになるため、より一層遊技の興趣を増大させることができる。
(請求項2に記載の発明の作用)
遊技領域に設けられた構造物の流入口に流入した遊技球は、通路を流下し、流出口から流出し、転動部を転動する。そして、転動部に設けられた球流動部に流入し流出する。球流動部における流動時間は流動時間算出手段によって算出され、累積数は個数算出手段によって算出される。変更手段は、その算出された流動時間および累積数に応じて遊技状態を変更する。
(請求項2に記載の発明の効果)
構造物の流入口から流入した遊技球は、転動部を転動し、転動部に設けられた球流動部における流動時間および球流動部に流入且つ流出した遊技球の累積数に応じて遊技状態が変更されるため、遊技者は、遊技球が流入口から流入するかどうかについて関心を持つことになるので、遊技の興趣をより一層増大させることができる。
しかも、遊技球は、構造物の流入口、通路、流出口、転動部という順に流下するため、遊技球の流下経路を変化に富んだものにすることができるので、遊技の興趣をより一層増大させることができる。
(請求項3に記載の発明の効果)
球検知手段が球流動部と一体的に設けられているため、球検知手段と球流動部とを外見上区別し難いようにすることができる。例えば、球検知手段が感圧性導電ゴムである場合、球流動部の流動面の一部を感圧性導電ゴムによって形成し、感圧性導電ゴムに球流動部と同じ色彩を施す。また、球流動部の流動面と感圧性導電ゴムの流動面(検出面)とを面一にすれば、遊技球が流動面を滑らかに流動することができる。
[全体の主要構成]
まず、この実施形態のパチンコ機の主要構成について図1を参照して説明する。図1は、そのパチンコ機の外観の斜視説明図である。
パチンコ機1には、外殻を構成する外枠2が設けられており、その外枠2にはガラス枠3が開閉可能に取付けられている。ガラス枠3の内側には遊技盤5が設けられており、外枠2の前面右下方には、遊技盤5へ遊技球を発射する発射装置を操作する発射レバー15aが回動可能に取付けられている。ガラス枠3の左下方には、賞球や貸球が供給される賞球・貸球供給口6aが形成されており、その賞球・貸球供給口6aの供給側には、その賞球・貸球供給口6aから供給された賞球や貸球を収容する上皿6が設けられている。上皿6の前面には、遊技球の貸出しを行う場合に押す貸出ボタン81と、図示しないカード挿入口に挿入されているプリペイドカードを返却するために押す返却ボタン82とが備えられているボタンユニット80が取付けられている。ボタンユニットの下方には、プリペイドカードの残高およびメンテナンス情報を表示する残高表示器9が取付けられている。上皿6の下方には、上皿6の収容可能数を超えて流下した賞球や上皿球抜きレバー6bの操作により上皿6から排出された遊技球などを排出する排出口7aが形成されている。排出口7aの排出側には、その排出口7aから排出された遊技球を収容する下受け皿7が設けられている。
[遊技盤5の主要構成および主な遊技]
次に、遊技盤5の主要構成について図2を参照して説明する。図2は、遊技盤5の主要構成を示す正面説明図である。
遊技盤5の略中央には、センターケース30が備えられている。センターケース30には、複数の特別図柄(たとえば、0〜9の数字を表現した図柄)および複数の普通図柄(例えば、○、×)を表示する特別図柄表示装置32が設けられている。特別図柄表示装置32は、複数の特別図柄を所定の順序で画面上に表示する(以下、その表示を特別図柄の変動表示という)。変動表示の手法は複数あり、たとえば複数の特別図柄を縦方向に配列した図柄列を画面の横方向3個所の表示領域においてそれぞれ上から下に向けて移動させる手法がある。
センターケース30の下方には、第1種始動口27が内部に設けられた普通電動役物28が設けられている。遊技球が第1種始動口27に入賞すると、特別図柄表示装置32が特別図柄の変動表示を開始する。また、遊技球が第1種始動口27に入賞すると、所定個数(たとえば、4個)の賞球が払出される。なお、特別図柄の変動表示中に遊技球が第1種始動口27に入賞した場合は、その入賞による特別図柄の変動表示が保留され、その保留された変動表示は、現在行われている変動表示終了後に行われる。保留されている数(以下、特別図柄始動記憶数という)は、特別図柄表示装置32の上部に設けられた特別図柄始動記憶数表示装置34のLEDの点灯数により表示される。
特別図柄の変動表示開始から所定時間経過すると、各図柄列を所定の順序で停止させ、各表示領域に停止図柄を表示する。そして、各停止図柄が大当り図柄(たとえば、777などの同一数字からなるもの)の場合に大当りが発生する。大当りが発生すると、普通電動役物28の下方に設けられた変動入賞装置40が作動し、大入賞口開閉部材43が開放し、大入賞口41が開口する。そして、大入賞口41に遊技球が入賞すると、所定個数(たとえば15個)の賞球が払出される。大入賞口41が開口してから所定時間(たとえば約30秒)経過したか、あるいは大入賞口41への入賞数が所定数(たとえば10個)に達したかのいずれかの条件が満足されると大入賞口41が閉口する。大入賞口41の開口から閉口までを1ラウンドといい、ラウンド中に、大入賞口41の内部に設けられた特定領域に遊技球が入賞したことを条件として次のラウンドに進むことができ、複数のラウンド(たとえば16ラウンド)を実行することができる。以下、第1ラウンドから最終ラウンドまでの遊技を大当り遊技という。
また、特別図柄が変動してから各表示領域に停止図柄を表示する過程において、停止した図柄が大当たり図柄の一部を構成しているときに、未だ停止していない図柄については変動表示が行われている状態をリーチ状態という。具体的には、予め定められた複数の表示領域に、予め定められた図柄が停止することで大当たりになるリーチラインが定められ、そのリーチライン上に位置する一部の表示領域に予め定められた図柄が停止しているときに、未だ停止していなリーチライン上の表示領域において変動表示が行われている状態である。
遊技球が遊技盤5に設けられた右ゲート25または左ゲート26を通過すると特別図柄表示装置32により普通図柄の変動表示が開始され、当りの普通図柄で停止すると、普通電動役物28の両翼が開放し、第1種始動口27への入賞が容易となる。普通図柄の変動表示中に遊技球が右ゲート25または左ゲート26を通過した場合は、その通過による普通図柄の変動表示が保留され、その保留された変動表示は、現在行われている変動表示終了後に行われる。保留されている数(以下、普通図柄始動記憶数という)は、特別図柄始動記憶数表示装置34の左側に設けられた普通図柄始動記憶数表示装置35のLEDの点灯数により表示される。
なお、本実施形態における普通電動役物28の両翼の開放は、上記した場合の他に、後述する第1誘導路47bにおける流動時間および第2誘導路48dにおける通過個数に基づく場合がある。
また、遊技盤5には、右入賞口22、左入賞口23、右下入賞口14および左下入賞口44(以下、これらの入賞口を一般入賞口という)が設けられている。一般入賞口に入賞すると所定個数(たとえば、7個)の賞球が払出される。
その他遊技盤5には、風車24、発射された遊技球を遊技領域へ案内する案内レール16、遊技盤5の上方角部を装飾するコーナー飾り11、側部を装飾するサイド飾り20、どこにも入賞しなかった遊技球をアウト球として回収するアウト口45などが設けられている。遊技盤5の盤面には、多くの遊技釘21が打ち込まれており、発射された遊技球は遊技釘に衝突することによって流下方向が変化し、入賞口に入賞したり、右ゲート25または左ゲート26を通過したりする。
[センターケース30の構造]
次に、センターケース30の構造について図3ないし図12を参照して説明する。この実施形態のパチンコ機は、第1および第2誘導路を備えており、遊技球の第1誘導路における流動時間および第2誘導路を通過した回数に基づいて遊技状態を変更できることを特徴とする。
図3はセンターケース30の斜視説明図であり、図4は図3において破線で囲んだ部分の拡大図である。図5〜7は、センターケース30の第1ステージ面47上における遊技球の動きを説明する斜視説明図である。図8は、遊技球が第1誘導路47bを流動したときに、滞留球検知スイッチ58aの抵抗値が変化する様子の説明図である。図9〜11は、センターケース30の第2ステージ面48上における遊技球の動きを説明する斜視説明図である。図12は、遊技球が第2誘導路48dを通過したときに、球通過個数検知スイッチ59aの抵抗値が変化する様子の説明図である。
なお、以下の説明において、パチンコ機に向かって遊技者側を前方とする。
センターケース30は、遊技盤5の盤面から前方へ突出して設けられる表側機構31を備えており、その表側機構31の後方には、遊技盤5の裏面に設けられる裏側機構33が取付けられている。表側機構31は、特別図柄表示装置32の画面の周囲を囲むように設けられた枠状のハウジング37を備える。ハウジング37の上部中央には、突出部38が設けられており、その突出部38の両肩には、遊技球が流入可能なワープ入口29がそれぞれ設けられている。突出部38の両側からは、緩やかに下方に傾斜した傾斜部36aがそれぞれ形成されている。左側の傾斜部36aの内部には、左側のワープ入口29から流入した遊技球が流下するワープ通路36が形成されており、右側の傾斜部36aの内部には、右側のワープ入口29から流入した遊技球が流下するワープ通路36が形成されている。
各傾斜部36aの下端からは、略垂直下方に垂直部36bがそれぞれ形成されており、ワープ通路36が傾斜部36aと垂直部36bより構成されている。左側の垂直部36bの内部には、左側の傾斜部36aを流下した遊技球が流下する通路が形成されており、右側の垂直部(図示せず)の内部には、右側の傾斜部36aを流下した遊技球が流下する通路が形成されている。
左側の垂直部36bの下部後方には、左側の垂直部36bを流下した遊技球が流出するワープ出口46が右方を向いて開口されており、右側の垂直部の下部後方には右側の垂直部を流下した遊技球が流出するワープ出口(図示せず)が左方を向いて開口されている。この実施形態では、両ワープ出口は相対向している。
両ワープ出口の開口部下端間には、第1ステージ面47が連続形成されている。第1ステージ面47から前方に下った箇所には、第2ステージ面48が形成されており、第2ステージ面48から下った箇所には第3ステージ面49が形成されている。さらに、第1ステージ面47から第2ステージ面48に向けて第1前面壁91、第2ステージ面48から第3ステージ面49に向けて第2前面壁92、第3ステージ面49から鉛直下方向に向けて第3前面壁93がそれぞれ設けられている。つまり、第1ステージ面47、第2ステージ面48および第3ステージ面49が、前方に向かって下り階段状に形成されている。以下、第1ステージ面47、第2ステージ面48および第3ステージ面49について共通の事項をいう場合は、それぞれ単にステージ面ともいう。
各ステージ面は、それぞれ左右方向に延びた起伏のある横長に形成されており、遊技球が左右方向へ流動可能な奥行きを有している。
図4に示すように、第1ステージ面47には、第1ステージ面47を左右に転動する遊技球を第2ステージ面48に誘導するために、前方に下り傾斜して形成される2つの流下路47a、47cが設けられている。流下路47a、47cは四角形状であり、奥行きは第1ステージ面47の幅よりわずかに短く、幅は遊技球よりわずかに広く形成されている。2つの流下路47a、47cの中央付近には遊技球の流入を検知する球流動部である、前後方向に溝状の第1誘導路47bが前方に下り傾斜して設けられている。第1誘導路47bは奥行きは第1ステージ面47の幅に等しく、幅は遊技球より狭い溝状に形成されている。左のワープ出口46から流下路47aにかけては、下り傾斜のスロープ47dが設けられている。図示しない右側のワープ出口から流下路47cにかけても同様に図示しない下り傾斜のスロープが設けられている。また、流下路47a、47cから第1誘導路47bにかけては登り傾斜のスロープ47e、47fがそれぞれ設けられている。第1ステージ面47から第2ステージ面48への遊技球の転落を防止するために、スロープ47d、47e、47fの第2ステージ面48側の端部から、転落防止壁47g、47h、47iが、鉛直上方向にそれぞれ立設されている。
第2ステージ面48には、左から4つの流下路48a、48b、48c、48eが流下路47a、47cと同じ形状で設けられており、流下路48bおよび流下路48cの中央付近で、第1誘導路47bの直下に、遊技球の通過を検知する球流動部である前後方向に溝状の第2誘導路48dが設けられている。第2誘導路48dは、奥行きは第2ステージ面48の幅に等しく、幅は遊技球が左右に通過しやすいように、第1誘導路47bに比べて広く、浅い凹部を有した溝状に形成されている。
また、第1前面壁91には、第2誘導路48dの後端部に球入口94が開設されている。さらに、第3前面壁93には、前述した第1種始動口27の直上に位置する箇所(図2参照)に、横長穴状に形成された球出口95が開設されている。球入口94および球出口95は、センターケース30の内部において、図示しない球排出路により連通されている。球排出路は、球入口94から第1ステージ面47の下部に鉛直方向に向いて形成される竪穴と、その竪穴に連通するとともに球出口95に向かって形成される横穴により構成される。
第2ステージ面48の左端部から流下路48aにかけては、下り傾斜のスロープ48fが設けられている。また、第2ステージ面48の右端部から流下路48eにかけても同様に、図示しない下り傾斜のスロープが設けられている。流下路48aから流下路48bにかけては、上に凸のスロープ48gが流下路47aの直下が最高点となるように設けられている。流下路48b、48cから第2誘導路48dにかけては登り傾斜のスロープ48h、48iがそれぞれ設けられている。流下路48cから流下路48eにかけては上に凸のスロープ48jが設けられている。第2ステージ面48から第3ステージ面49への遊技球の転落を防止するために、スロープ48f、48g、48jの第3ステージ面49側の端部から、転落防止壁48k、48m、48pが、鉛直上方向にそれぞれ立設されている。また、スロープ48h、第2誘導路48d、スロープ48iの第3ステージ面49側の端部からは、転落防止壁48nが、鉛直上方向にそれぞれ立設されている。
第3ステージ面49には、左から流下路49a、49bが流下路47a、47cと同じ形状で設けられている。第3ステージ面49の端部から流下路49a、49bにかけては下り傾斜のスロープ49c、49eがそれぞれ設けられており、流下路49aから流下路49bにかけては、上に凸のスロープ49dが第2誘導路48dの直下が最高点となるように設けられている。
第1誘導路47bには、第1誘導路47bに流入した遊技球を検知するための滞留球検知スイッチ58aが、第2誘導路48dには、遊技球が第2誘導路48dを通過した回数を検知するための球通過個数検知スイッチ59aが(図3)、それぞれ設けられている。滞留球検知スイッチ58aおよび球通過個数検知スイッチ59aは感圧性導電ゴムで薄肉に形成されており、接着材などの固定手段で第1誘導路47bおよび第2誘導路48dにそれぞれ固定される。第2誘導路48dは遊技球が通過しやすいように、第1誘導路47bに比べて幅広く、浅く形成されているため、球通過個数検知スイッチ59aは滞留球検知スイッチ58aに比べて幅広く形成されている。
図示しないが、滞留球検知スイッチ58aおよび球通過個数検知スイッチ59aの下面には、盤面中継基板51(図13)へ検知信号を送信するリード線が備えられている。
滞留球検知スイッチ58aおよび球通過個数検知スイッチ59aは、第1誘導路47bおよび第2誘導路48dとそれぞれ同じ溝状に形成されており且つ第1誘導路47bおよび第2誘導路48dと一体的に設けられているため、滞留球検知スイッチ58aと第1誘導路47b、球通過個数検知スイッチ59aと第2誘導路48dとを外見上区別し難いようになっている。
この実施形態では、滞留球検知スイッチ58aおよび球通過個数検知スイッチ59aは、第1誘導路47bおよび第2誘導路48dとそれぞれ同じ色彩が施されている。
ここで、感圧性導電ゴムとは、カーボン粒子や金属粒子等の導電性粒子を含有する非導電性ゴムである。この感圧性導電ゴムは、押圧時にはゴムの圧縮にて上記導電性粒子の密度が増大するため、抵抗値が低下し、押圧解除時には、ゴムの復元にて導電性粒子の密度が元の状態に戻るため、抵抗値が元の値に復帰するという特性を有している。
[第1ステージ面47における遊技球の動き]
ワープ出口46から第1ステージ面47上に放出された遊技球の動きを説明する。
図5に示すように、ワープ入口29から取り込まれた遊技球Pは、左右何れかのワープ通路36内を通ってワープ出口46から第1ステージ面47に放出される。本実施形態では、遊技球Pは左のワープ出口46から第1ステージ面47へ放出されたものとする。
次に、図6に示すように、第1ステージ面47に放出された遊技球Pは、下り傾斜のスロープ47dを転動し、その流下の勢いで流下路47aを越え、登り傾斜のスロープ47eを転動することで流下の勢いが弱まり、溝状の第1誘導路47bに到達、流入する。
遊技球Pが第1誘導路47bに流入してくると、滞留球検知スイッチ58aが押圧され、図8に示すように、抵抗値がR1からR2に低下する(t=0)。第1誘導路47bは前方に下り傾斜して形成されているため、遊技球Pは第1誘導路47bに沿って第2誘導路48dに向かって転動していく。遊技球Pは、第1誘導路47bに流入してから流出までの間(Δt)、滞留球検知スイッチ58aを押圧し続け、抵抗値はR2に低下した状態で保たれる。
図7に示すように、滞留していた遊技球Pは第1誘導路47bから第2誘導路48dを経由し、第2ステージ面48へ流出する。遊技球は、第2ステージ面48を転動した後に転動の勢いが減じられ、いずれかの流下路から第3ステージ面49に流下し、第3ステージ面49を転動した後に遊技盤5側へ流出する。
図8に示すように、遊技球が第1誘導路47b上に存在するときには、抵抗値はR2であるが、遊技球が第1誘導路47b上から流出すると、抵抗値はR1に復帰する。
[第2ステージ面48における遊技球の動き]
次に、ワープ出口46から第2ステージ面48上に放出された遊技球の動きを説明する。
図9に示すように、センターケース30上部のワープ入口29から取り込まれた遊技球は、左のワープ通路36を経由して左のワープ出口46から第1ステージ面47に放出された後、下り傾斜のスロープ47dを転動し、流下路47aから第2ステージ面48に落下する。遊技球は流下の勢いで、第2ステージ面48を右方へ転動し、流下路48bから登り傾斜のスロープ48hを経て、溝状の第2誘導路48dを通過する。
遊技球が第2誘導路48dに流入すると、球通過個数検知スイッチ59aが押圧されるため、図12に示すように、感圧性導電ゴムの抵抗値がR1からR2に低下する(t=t0)。続いて、遊技球が第2誘導路48dから流出すると、抵抗値はR1に復帰する(t=t1)。
次に、図10に示すように、遊技球は第2ステージ面48の右端へ到達すると、転動方向を左に変えて転動を続ける。遊技球は、流下路48e、48c、再度、第2誘導路48d、流下路48bの順に通過して、左方へ転動する。ここで、遊技球は第2誘導路48dを2回通過することになり、図12に示すような2回目の抵抗値の変動が球通過個数検知スイッチ59aにより検知される(t=t2,t3)。
そして、図11に示すように、第2ステージ面48を転動していた遊技球は、スロープ48gの登り傾斜部で勢いが減じられ、流下路48aより第3ステージ面49に流下し、流下路49aより遊技盤5側へ流下する。
あるいは、転動する勢いが減じられたことで、第2誘導路48dに流入しても流出できない遊技球は、後方へ下り傾斜している第2誘導路48dを後方の球入口94に向けて転動する。そして、遊技球は、球入口94から球排出路、球出口95を介して遊技盤5側の第1種始動口27の上方へ排出される。
[パチンコ機1の電気的構成]
次に、パチンコ機1の主な電気的構成についてそれをブロックで示す図13を参照して説明する。
パチンコ機1には、主制御基板100が設けられており、その主制御基板100には、マイクロプロセッサ110が搭載されている。マイクロプロセッサ110は、メインCPU112と、ROM114と、RAM116とを備える。メインCPU112は、後述する遊技状態変更制御、入賞の発生の検知、入賞数の演算、払出個数の監視、払出すべき賞球数と実際に払出された賞球数との誤差の演算、誤差の演算結果に基づくエラー報知、大当りかハズレかの判定(以下、大当り判定という)、特別図柄の変動表示内容の決定など、遊技の進行に必要な主な制御および処理を行う。
ROM114には、メインCPU112が各種制御などを実行するための各種制御プログラム、制御プログラム実行時に参照する各種テーブルなどが記録されている。各種テーブルには、後述する遊技球の流動状態に応じて遊技状態を変更するためのテーブル(図15)が含まれている。RAM116は、メインCPU112の処理結果などの遊技中に発生する各種データ、ROM114から読出された制御プログラムなどを一時的に格納し、電源遮断時に停電直前の遊技状態を示すデータなどをバックアップして記憶するバックアップ領域を備える。
主制御基板100には、次に記載するものが電気的に接続されている。遊技球が第1種始動口27に入賞したことを検知する第1種始動口スイッチ(SW)27a、特別図柄表示装置32を制御する図柄制御基板32a、遊技中に発生する効果音を制御する音声制御基板79、LEDやランプ類などの発光部材の点灯・点滅を制御するランプ制御基板300、電源基板71、賞球および貸球の払出しなどを制御する払出制御基板200、大当りの発生や賞球払出数などに関する遊技盤情報をパチンコホールの管理室などに設けられたホールコンピュータへ送信するための遊技枠情報端子基板52、盤面中継基板51、遊技枠中継基板53である。
払出制御基板200には、主制御基板100から送信されてくる賞球コマンドなどを受信するマイクロプロセッサ210が搭載されており、マイクロプロセッサ210には、賞球および貸球の払出しなどの制御を実行するサブCPU212と、このサブCPU212が賞球および貸球の払出しなどの制御を実行するための各種制御プログラムが記録されたROM214と、メインCPU112から送信された賞球コマンドにより示される賞球数やサブCPU212が各種制御プログラムを実行する際にROM214から読出された制御プログラムなどを一時的に格納するRAM216とが搭載されている。また、RAM216は、電源遮断時に、入賞数や未払いの賞球数などを示すデータをバックアップして記憶するバックアップ領域を備える。
また、払出制御基板200には、電源基板71、発射モータ15eを駆動するための発射モータ駆動基板15c、遊技枠情報端子基板52および払出中継基板55が電気的に接続されている。発射モータ駆動基板15cには、発射モータ駆動基板15cから発射モータ15eへ駆動信号を出力させるための発射スイッチ(SW)15dが電気的に接続されている。
遊技枠中継基板53には、下受け皿7が遊技球で満杯になったことを検知する下皿満杯検知スイッチ(SW)72、賞球切れを検知する賞球切れ検知スイッチ(SW)73およびセンサ中継基板54が電気的に接続されている。センサ中継基板54は、払出装置62に備えられた前部払出センサ62a、後部払出センサ62bおよび払出中継基板55と電気的に接続されている。払出中継基板55には、貸球切れを検知する貸球切れ検出スイッチ(SW)61および払出モータ62cが電気的に接続されている。
盤面中継基板51には、普通電動役物28の両翼を開閉駆動する普通電動役物ソレノイド(SL)28a、右ゲート25を通過した遊技球を検知する右ゲートスイッチ(SW)25a、左ゲート26を通過した遊技球を検知する左ゲートスイッチ(SW)26a、大入賞口41に入賞した遊技球を検知する大入賞口スイッチ(SW)41a、右入賞口22に入賞した遊技球を検知する右入賞口スイッチ(SW)22a、左入賞口23に入賞した遊技球を検知する左入賞口スイッチ(SW)23a、右下入賞口14に入賞した遊技球を検知する右下入賞口スイッチ(SW)14a、左下入賞口44に入賞した遊技球を検知する左下入賞口スイッチ(SW)44a、大入賞口中継基板50、第1誘導路47bにおける遊技球の滞留を検知する滞留球検知スイッチ(SW)58aおよび第2誘導路48dにおける遊技球の通過回数を検知する球通過個数検知スイッチ(SW)59aが電気的に接続されている。
大入賞口中継基板50には、特定領域を通過した遊技球を検知する特定領域スイッチ(SW)42aと、遊技球を特定領域へ案内する状態と案内しない状態とに変化する部材を動作させる特定領域ソレノイド(SL)42bと、大入賞口開閉部材43を開閉動作させる大入賞口ソレノイド(SL)41bとが電気的に接続されている。電源基板71は、CR接続基板56と電気的に接続されており、CR接続基板56には、残高表示器9に残り度数を表示するための回路が搭載された度数表示基板57が電気的に接続されている。度数表示基板57には、貸出ボタン81と、返却ボタン82と、球貸ボタンランプ83とが電気的に接続されている。
電源基板71は、AC24V(50Hz/60Hz)の主電源70から電源の供給を受け、各基板および装置へ動作電源を供給する。図示しないが、電源基板71には、パチンコ機1の電源のON・OFFを行う電源スイッチ(SW)と、RAM116,216のバックアップ領域に記憶されているデータをクリアするためのRAMクリアスイッチとが設けられている。
[第1誘導路47bにおける流動時間および第2誘導路48dにおける通過個数による遊技状態の制御]
次に、第1誘導路47bにおける流動時間および第2誘導路48dにおける通過個数による遊技状態の制御について図14および図15を参照して説明する。
図14はメインCPU112が実行する遊技状態変更制御の流れを示すフローチャートである。図15は制御内容テーブルAの説明図である。この実施形態では、普通電動役物ソレノイド28aの通電時間、つまり普通電動役物28の両翼が開放している時間を制御対象とする。また、この遊技状態変更制御により変更されない場合の普通電動役物ソレノイド28aの通電時間は、0.5秒とする。
なお、前述したように、本実施形態における普通電動役物28の両翼の開放、すなわち、普通電動役物ソレノイド28aへの通電は、第1誘導路47bにおける流動時間および第2誘導路48dにおける通過個数に基づく場合の他に、遊技球の右ゲート25または左ゲート26の通過を契機として行われる当たり判定結果が当たりである場合に行われる。また、本実施形態においては、第1誘導路47bにおける流動時間および第2誘導路48dにおける通過個数に基づく場合が常に優先される。例えば、遊技球の右ゲート25または左ゲート26の通過を契機として行われる普通図柄の変動中に、第1誘導路47bにおける流動時間および第2誘導路48dにおける通過個数に基づく通電が可能となった場合には、上記変動を中止して、直ちに普通電動役物ソレノイド28aへの通電を実行する。また、遊技球の右ゲート25または左ゲート26の通過による普通図柄始動記憶数がないときに、第1誘導路47bにおける流動時間および第2誘導路48dにおける通過個数に基づく通電が可能となった場合にも、直ちに普通電動役物ソレノイド28aへの通電を実行する。
[制御内容テーブルの構成]
図15に示すように、制御内容テーブルAは、遊技球が第1誘導路47bに流入してから流出するまでの流動時間Δtと遊技球が第2誘導路48dを通過した通過個数nとの組合せに普通電動役物ソレノイド28aの通電時間を対応付けて構成されている。流動時間Δt(秒)については、0<Δt≦1.0、1.0<Δt≦2.0、2.0<Δt≦3.0、3.0<Δtの4つの範囲が、通過個数n(個)については、0<n≦3、3<n≦7、7<nの3つの範囲がそれぞれ設定されている。流動時間Δtが0秒より長く且つ1.0秒以下である場合は、通過個数nの値にかかわらず普通電動役物ソレノイド28aの通電時間は変更されない。
流動時間Δtが1.0秒より長く且つ2.0秒以下である場合、普通電動役物ソレノイド28aの通電時間は、通過個数nが0個よりも多く且つ3個以下である場合には1秒間が、通過個数nが3個よりも多く且つ7個以下である場合には1.5秒間が、通過個数nが7個よりも多い場合には2秒間が、それぞれ対応付けられており、この場合は、普通電動役物ソレノイド28aの通電時間はそれぞれ1秒間、1.5秒間、2秒間に設定される。
流動時間Δtが2.0秒より長く且つ3.0秒以下である場合、普通電動役物ソレノイド28aの通電時間は、通過個数nが0個よりも多く且つ3個以下である場合には2秒間が、通過個数nが3個よりも多く且つ7個以下である場合には2.5秒間が、通過個数nが7個よりも多い場合には3秒間が、それぞれ対応付けられており、この場合は、普通電動役物ソレノイド28aの通電時間はそれぞれ2秒間、2.5秒間、3秒間に設定される。
流動時間Δtが3.0秒より長い場合、普通電動役物ソレノイド28aの通電時間は、通過個数nが0個よりも多く且つ3個以下である場合には3秒間が、通過個数nが3個よりも多く且つ7個以下である場合には3.5秒間が、通過個数nが7個よりも多い場合には4秒間が、それぞれ対応付けられており、この場合は、普通電動役物ソレノイド28aの通電時間はそれぞれ3秒間、3.5秒間、4秒間に設定される。
つまり、制御内容テーブルAでは、流動時間が長くなるほど、また、通過個数が多くなるほど、普通電動役物ソレノイド28aの通電時間が長くなるように設定されている。
[遊技状態変更制御]
(流動時間の算出)
主制御基板100のメインCPU112は、後述する開始フラグがOFFであるか否かを判定し(図14のステップ(以下、Sと略す)1)、OFFであると判定すると(S1:Yes)、滞留球検知スイッチ58aから出力される検知信号(以下、第1検知信号という)がONしたか否かを判定する(S2)。滞留球検知スイッチ58aから出力される第1検知信号がONしたか否か、つまり遊技球が第1誘導路47bに流入したか否かを判定し(S2)、流入したと判定すると(S2:Yes)、流動時間Δtの計測を開始する(S3)。続いてメインCPU112は、第1検知信号がOFFになったか否か、つまり第1誘導路47bに流入した遊技球が流出したか否かを判定し(S4)、流出したと判定すると(S4:Yes)、流動時間Δtの計測を停止する(S5)。
(通過個数の算出)
続いてメインCPU112は、第2誘導路48dに流入した遊技球の通過個数を検出する予め設定された制限時間の計測を開始し(S6)、制限時間が開始したことを示す開始フラグをONにする(S7)。球通過個数検知スイッチ59aから出力される検知信号(以下、第2検知信号という)がONしたか否か、つまり遊技球が第2誘導路48dに流入したか否かを判定し(S8)、流入したと判定すると(S8:Yes)、通過個数nに1を加算する(S9)。次に、メインCPU112は、制限時間が所定の時間(本実施形態では2秒)以上になったか否かを判定し(S10)、以上になったと判定した場合に(S10:Yes)、計測した流動時間Δtおよび通過個数nが予め設定された範囲のどこに属しているかを判定する(S11)。
(遊技状態の制御)
続いてメインCPU112は、制御内容テーブルAを参照し(S12)、通過個数nおよび流動時間Δtの組合せから普通電動役物ソレノイド28aの通電時間、つまり普通電動役物28の両翼が開放している時間を選択し、その選択した時間を次の新たな時間が選択されるまで普通電動役物28の両翼の開放時間として設定する(S13)。
例えば、流動時間Δtが2.3秒で、通過個数nが5回という結果であったとすると、図15に示すように、制御内容テーブルAにおいて、流動時間Δtが2.0<Δt≦3.0の範囲、通過個数nが3<n≦7の範囲であるので、上記結果には、普通電動役物ソレノイド28aの通電時間2.5秒間が対応付けられ、普通電動役物ソレノイド28aの通電時間は2.5秒間に設定される。これにより、当り普通図柄が確定表示された場合の普通電動役物ソレノイド28aの通電時間が通常時の0.5秒から2.5秒に延長される。
最後に開始フラグをOFFにし(S14)、今回の遊技状態変更制御を終了し、次の処理に移行する。
[発明を実施するための最良の形態による効果]
(1)以上のように、上記最良の形態のパチンコ機1を使用すれば、第1誘導路47bにおける遊技球Pの流動時間および第2誘導路48dに流入し且つ流出した遊技球の通過個数を、普通電動役物28の開放時間という遊技状態に反映させることができる。
しかも、第1誘導路47bでは遊技球Pの流動が視認可能であるため、その流動状態を流動時間および通過個数と対比させて見ることができるので、流動時間および通過個数という遊技態様が遊技状態にどう反映されているのかを見ることができる。
そのため、遊技者は、遊技球ができるだけ長い時間第1誘導路47bを流動し且つ多くの遊技球が第2誘導路48dに流入することを願いながら遊技することになる。
従って、遊技の興趣を増大させることができるパチンコ機を実現することができる。
(2)センターケース30のワープ入口29から流入した遊技球Pは、第1ステージ面47を転動し、第1ステージ面47に設けられた第1誘導路47bにおける流動時間に応じて遊技状態が変更されるため、遊技者は、遊技球Pがワープ入口29から流入するかどうかについて関心を持つことになるので、遊技の興趣をより一層増大させることができる。
しかも、遊技球Pは、センターケース30のワープ入口29、ワープ通路36、ワープ出口46、第1ステージ面47という順に流下するため、遊技球の流下経路を変化に富んだものにすることができるので、遊技の興趣をより一層増大させることができる。
(3)滞留球検知スイッチ58aおよび球通過個数検知スイッチ59aは第1誘導路47bおよび第2誘導路48dとそれぞれ一体的に設けられており且つ第1誘導路47bおよび第2誘導路48dとそれぞれ同じ色彩を施されているため、滞留球検知スイッチ58aおよび球通過個数検知スイッチ59aと第1誘導路47bおよび第2誘導路48dとをそれぞれ外見上区別し難いようにすることができる。
(4)滞留球検知スイッチ58aと球通過個数検知スイッチ59aの設置位置を置き換えてもよい。この場合、ワープ通路36から排出された勢いのある遊技球が転動する可能性が高い第1ステージ面47に球通過個数検知スイッチが設けられるため、通過個数の検知個数が増大し、また、勢いの弱まった遊技球が転動する可能性が高い第2ステージ面48に滞留球検知スイッチが設けられるため、より長い流出時間が検知され易くなり、遊技の興趣を増大させることができる。
(他の実施形態1)
次に、この発明の他の実施形態1について図16ないし図19を参照して説明する。図16は、本実施形態における球流動部74を備えたセンターケース30の斜視説明図である。図17〜19は、球流動部74における遊技球の動きを説明する斜視斜視図である。
図16に示すように、左右のワープ通路36の下り傾斜した上面には、横長の球流動部74がそれぞれ形成されている。各球流動部74上には、球流動部74とほぼ同形状の上面および下面を有する薄肉の滞留球検知スイッチ75がそれぞれ球流動部74と一体的に設けられており、各滞留球検知スイッチ75は、それぞれ感圧性導電ゴムにより形成されている。ここで、本実施形態においては、滞留球検知スイッチ75は、球通過個数検知スイッチの機能も有しており、遊技球の通過個数を検知することができる。
図17に示すように、センターケース30の上方に流下した遊技球のうち、ワープ入口29に取り込まれなかった遊技球Pは、球流動部74へ流入する。このとき、滞留球検知スイッチ75が押圧され、その抵抗値が低下する。
次に、図18に示すように、球流動部74に流入した遊技球Pは、下り傾斜の球流動部74を転動し、滞留球検知スイッチ58aを押圧し続け、抵抗値は低下した状態で保たれる。
その後、図19に示すように、遊技球Pは球流動部74から流出して、遊技領域を下方に向かって流下する。遊技球Pが、球流動部74から流出すると、滞留球検知スイッチ75の押圧が解除され、抵抗値が元の値に復帰する。
図20は、複数個の遊技球が球流動部74に存在する場合の流動時間算出方法の説明図である。2個の遊技球P1、P2が、この順に球流動部74に流入してきたとすると、抵抗値は時間0でR1からR2に、時間t1でR2からR3に、と階段状に低下する。次に、遊技球P1が時間t2に球流動部74から流出すると、抵抗値はR2に上昇し、遊技球P2が時間t3に球流動部74から流出すると、抵抗値はR1に復帰する。このとき、流動時間Δtは、遊技球P1が球流動部74に流入してから遊技球P2が球流動部74から流出するまでの時間t3で算出される。
また、通過個数は抵抗値が何回低下したかで算出される。
なお、流動時間Δtおよび通過個数nが算出された後の遊技状態の制御については、前述の最良の形態と同様である。
[他の実施形態1の効果]
以上のように、他の実施形態2のパチンコ機1を使用すれば、センターケース30に取り込まれなかった遊技球についても流動状態を楽しむことができるため、より一層遊技の興趣の増大を図ることができる。
また、滞留球検知スイッチ75の設置位置以外は最良の形態と同じ構成であるので、前述した最良の形態の(1)〜(3)の効果を奏することができる。
なお、滞留球検知スイッチ75は、球流動部74上にあれば、球流動部74より小さくしたり、複数個配置してもよく、形状、個数は任意である。また、球流動部74と滞留球検知スイッチ75の流動面(検出面)とを面一にすれば、遊技球Pが流動面を滑らかに流動することができる。この構成を用いても上記と同様の効果を奏することができる。
(他の実施形態2)
次に、この発明の他の実施形態2について図21ないし図24を参照して説明する。図21は、本実施形態における球流動部である球載せ用部材77を備えた大入賞口開閉扉76の斜視説明図である。図22〜24は、球載せ用部材77における遊技球の動きを説明する斜視説明図である。
図21に示すように、変動入賞装置40に設けられた大入賞口開閉扉76には、大入賞口41の閉成時に前方に向かって、球載せ用部材77が突設されている。球載せ用部材77は、横長の略平板状に形成されるとともに、上面部は下方向に向かってわずかに凹状となる左右対称の凹曲面に形成されている。更に、前記上面部は前方に向かって僅かに下り傾斜して形成される。前記上面部は、中央近傍の領域77a、領域77aの左側方の領域77bおよび領域77aの右側方の領域77cに区分される。領域77aには、感圧性導電ゴムで構成された球通過個数検知スイッチ84が貼付され、遊技球の通過個数が検知される。ここで、本実施形態においては、球通過個数検知スイッチ84は、滞留球検知スイッチの機能も有しており、遊技球の流動時間を検知することができる。領域77b、77cには、感圧性導電ゴムで構成された滞留球検知スイッチ85b、85cがそれぞれ貼付され、遊技球の流動時間が検知される。
滞留球検知スイッチ85b、85cおよび球通過個数検知スイッチ84は球載せ用部材77と一体的に設けられており、球載せ用部材77と同じ色彩を施されている。また、滞留球検知スイッチ85b、85cおよび球通過個数検知スイッチ84は、領域77a、77b、77cと流動面とそれぞれ面一になるように設けられている。
図22に示すように、遊技球Pが球載せ用部材77の上面部に流入すると、球通過個数検知スイッチ84、または、滞留球検知スイッチ85b、85cのうち、流入した領域のスイッチにより遊技球Pが検知され、流動時間のカウントが開始される。ここでは、球通過個数検知スイッチ84で遊技球の流入が検知されている。
次に、図23に示すように、遊技球Pが球載せ用部材77の上面部を球通過個数検知スイッチ84、滞留球検知スイッチ85c、球通過個数検知スイッチ84、滞留球検知スイッチ85bの順に転動し、各スイッチにて遊技球Pの流入および流出が検知される。
そして、図24に示すように、遊技球Pは球載せ用部材77の上面部を左右に何回か転動した後に、球載せ用部材77の上面部から流出し、遊技盤5側に落下する。
球載せ用部材77における流動時間は、球載せ用部材77の上面部に設けられた何れかの検知スイッチにより検知された時から起算してカウントされる。そして、最初に検知したスイッチから隣接するスイッチに向かって、遊技球が転動するとき、遊技球の流出から次の遊技球の流入までの時間が所定時間(本実施形態の場合、例えば0.05秒)のうちに行われている場合は、流動時間を継続して計測する。
球通過個数検知スイッチ84では、遊技球の流入および流出を検知すると、1個の通過個数としてカウントし、検知ごとに通過個数を累積していく。
主制御基板100では、滞留球検知スイッチ85b、85cおよび球通過個数検知スイッチ84から得られた遊技球の流動情報に応じて、制御内容テーブルで設定されている普通電動役物ソレノイド28aの通電時間が選択され、遊技状態が変更される。
[他の実施形態2の効果]
(1)以上のように、他の実施形態3のパチンコ機1を使用すれば、センターケース30、ゲート、始動口、一般入賞口などに取り込まれずに流下し、従来ならアウト口45より排出されるだけであった遊技球についても、球載せ用部材77上での流動状態を楽しむことができる可能性があり、その流動状態によって遊技状態が変化するので、アウト口45より排出されるまで流動状態を楽しむことができるため、より一層遊技の興趣の増大を図ることができる。
(2)球載せ用部材77における遊技球Pの流動時間および通過個数に応じて、パチンコ機1の遊技状態を変更でき、遊技球Pの流動が視認可能であるため、流動時間および通過個数という遊技態様が遊技状態にどう反映されているのかを見ることができる。
そのため、遊技者は、遊技球Pができるだけ長い時間、球載せ用部材77を転動することを願いながら遊技することになる。
従って、遊技の興趣を増大させることができるパチンコ機を実現することができる。
(3)滞留球検知スイッチ85b、85cおよび球通過個数検知スイッチ84は球載せ用部材77と一体的に設けられており且つ球載せ用部材77と同じ色彩が施されているため、滞留球検知スイッチ85b、85cおよび球通過個数検知スイッチ84と球載せ用部材77とを外見上区別し難いようにすることができる。
また、滞留球検知スイッチ85b、85cおよび球通過個数検知スイッチ84の流動面は領域77a、77b、77cとそれぞれ面一になるように設けられているので、遊技球Pが球載せ用部材77を滑らかに流動することができる。
(その他の実施形態)
(1)他の実施形態2の球載せ用部材77は大入賞口開閉扉76以外の箇所に設けてもよい。図25は、球載せ用部材77が、センターケース30のワープ入口29の上方に設けられている遊技盤5の斜視説明図である。この構成の場合、球載せ用部材77は、設置位置以外は他の実施形態2と同じ構成であるため、前述した他の実施形態2の(2)、(3)の効果を奏することができる。
(2)上述以外の形状の球載せ用部材を用いてもよい。図26は、他形状の球載せ用部材が、センターケース30のワープ入口29の上方に設けられている遊技盤5の斜視説明図である。
球載せ用部材86は上に凸の曲面を有する蒲鉾状に形成されており、センターケース30のワープ入口29の上方に設けられている。球載せ用部材86の上面部には、滞留球検知スイッチ87が貼付された球流動部88が設けられており、遊技球の流入および流出を検知することができる。ここで、本実施形態において、滞留球検知スイッチ87は球通過個数検知スイッチの機能も有しており、遊技球の通過回数を検知することができる。
球載せ用部材としては左右対称形状に形成したものを例示したが、非対称形状に形成したものでも良い。また、球載せ用部材の流動面は、平面、或いは曲面に限定せず、遊技球が流入且つ流出することが可能ならば、どのような形状に形成されてもよい。
この実施形態は、球流動部88の設置位置以外は、最良の形態のパチンコ機と同じであるため、前述した最良の形態の(1)〜(3)の効果を奏することができる。
(3)滞留球検知スイッチ、または、球通過個数検知スイッチで検知される抵抗値の低下度合いから、球流動部に流入している球の個数を検知し、遊技状態を変更してもよい。特に、球流動部が下に凸の面を有する場合、遊技球の流動時間が長くなるため、複数の球が同時に流動部に存在する確率が高くなり、より一層遊技の興趣の増大を図ることができる。
(4)制御される遊技内容は、普通電動役物28の開放時間延長に限らず、例えば、遊技球が第1種始動口27に入賞したときに払出される賞球数を増大させたり、大当たりが発生したときの遊技における大入賞口41の開閉の数であるラウンドの数を増大させたりしてもよい。
この構成を使用した場合でも、前述した最良の形態の(1)〜(3)の効果を奏することができ、また、遊技内容の変化のバリエーションが増大するので、より一層遊技の興趣の増大を図ることができる。
(5)滞留球検知スイッチ58aおよび球通過個数検知スイッチ59aは感圧性導電ゴムに限らず、マイクロスイッチ、光検知スイッチ、圧電素子などで構成してもよい。この構成を使用した場合でも、前述した最良の形態の(1)〜(3)の効果を奏することができ、また、感圧性導電ゴムを使用し難い箇所でも滞留球検知スイッチ58aおよび球通過個数検知スイッチ59aとして使用することができる。
(6)滞留球検知スイッチ58aおよび球通過個数検知スイッチ59aによる検知は、常時行われるものに限定するものではない。つまり、遊技の進行に伴い変化する特定の状態になったときにのみ検知を行うようにしてもよい。例えば、前述したリーチ状態になったとき、あるいは、複数のリーチ状態のうち、特定のリーチ状態になったときにのみ検知を行うようにしてもよい。この構成を使用した場合でも、前述した最良の形態の(1)〜(3)の効果を奏することができ、さらに、遊技内容の変化のバリエーションが増大するので、より一層遊技の興趣の増大を図ることができる。特に、遊技者はリーチ状態になると確定表示されるまで遊技球の発射を停止する傾向があるが、リーチ状態において検知を行うようにすることによりリーチ状態中の新たな興趣を与えることでき、継続した遊技球の発射を促すことができる。
[各請求項と実施形態との対応関係]
(請求項1)
遊技盤5が遊技領域に、第1誘導路47bおよび第2誘導路48dが球流動部に、滞留球検知スイッチ58aおよび球通過個数検知スイッチ59aが球検知手段に、主制御基板100が流動時間算出手段、個数算出手段および変更手段にそれぞれ対応する。メインCPU112が実行するS1およびS4が球検知手段、S2およびS4が流動時間算出手段、S5が変更手段としてそれぞれ機能する。
(請求項2)
ワープ入口29が流入口に、ワープ通路36が通路に、ワープ出口46が流出口に、第1ステージ面47、第2ステージ面48および第3ステージ面49が転動部にそれぞれ対応する。
パチンコ機1の外観の斜視説明図である。 遊技盤5の主要構成を示す正面説明図である。 センターケース30の斜視説明図である。 図3において破線で囲んだ部分の拡大図である。 センターケース30の第1ステージ面47上における遊技球の動きを説明する斜視説明図である。 センターケース30の第1ステージ面47上における遊技球の動きを説明する斜視説明図である。 センターケース30の第1ステージ面47上における遊技球の動きを説明する斜視説明図である。 遊技球が第1誘導路47bを流動したときに、滞留球検知スイッチ58aの抵抗値が変化する様子の説明図である。 センターケース30の第2ステージ面48上における遊技球の動きを説明する斜視説明図である。 センターケース30の第2ステージ面48上における遊技球の動きを説明する斜視説明図である。 センターケース30の第2ステージ面48上における遊技球の動きを説明する斜視説明図である。 遊技球が第2誘導路48dを通過したときに、球通過個数検知スイッチ59aの抵抗値が変化する様子の説明図である。 パチンコ機1の主な電気的構成をブロックで示す説明図である。 メインCPU112が実行する遊技状態変更処理の流れを示すフローチャートである。 制御内容テーブルAの説明図である。 他の実施形態1のパチンコ機に備えられたセンターケース30の斜視説明図である。 球流動部74における遊技球の動きを説明する斜視斜視図である。 球流動部74における遊技球の動きを説明する斜視斜視図である。 球流動部74における遊技球の動きを説明する斜視斜視図である。 複数個の遊技球が球流動部74に存在する場合の流動時間算出方法の説明図である。 本実施例における球流動部である球載せ用部材77を備えた大入賞口開閉扉76の斜視説明図である。 球載せ用部材77における遊技球の動きを説明する斜視説明図である。 球載せ用部材77における遊技球の動きを説明する斜視説明図である。 球載せ用部材77における遊技球の動きを説明する斜視説明図である。 球載せ用部材77が、センターケース30のワープ入口29の上方に設けられている遊技盤5の斜視説明図である。 他形状の球載せ用部材が、センターケース30のワープ入口29の上方に設けられている遊技盤5の斜視説明図である。
符号の説明
1 パチンコ機
5 遊技盤(遊技領域)
29 ワープ入口(流入口)
30 センターケース
36 ワープ通路(通路)
46 ワープ出口(流出口)
47 第1ステージ面(転動部)
47b 第1誘導路(球流動部)
48 第2ステージ面(転動部)
48d 第2誘導路(球流動部)
49 第3ステージ面(転動部)
51 盤面中継基板
58a 滞留球検知スイッチ(球検知手段)
59a 球通過個数検知スイッチ(球検知手段)
100 主制御基板(流動時間算出手段、個数算出手段、変更手段)
P 遊技球

Claims (3)

  1. 所定間隔で遊技球を連続して発射可能な遊技球発射装置と、
    前記遊技球発射装置によって発射された遊技球が流入する遊技領域と、
    前記遊技領域に設けられ、遊技球が流入し且つ流出可能であり、遊技球の流動を視認可能な球流動部と、
    遊技球が前記球流動部に流入した時および流出した時を検知し、検知信号を出力する球検知手段と、
    前記球検知手段から出力された検知信号に基づいて、遊技球が前記球流動部に流入してから前記球流動部から流出するまでの流動時間を算出する流動時間算出手段と、
    前記球検知手段から出力された検知信号に基づいて、前記球流動部に流入し且つ流出した遊技球の個数を累積して算出する個数算出手段と、
    前記流動時間算出手段により算出された流動時間および前記個数算出手段により算出された個数に応じて遊技状態を変更する変更手段とを備えることを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記遊技領域を流下する遊技球が流入する流入口と、前記流入口から流入した遊技球を流下させる通路と、前記通路を流下した遊技球が流出する流出口と、前記流出口から流出した遊技球が転動する転動部とが設けられた構造物が前記遊技領域に設けられており、前記球流動部が前記転動部に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 前記球検知手段が前記球流動部と一体的に設けられていることを特徴とする請求項1、または、請求項2に記載のパチンコ機。
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