JP4661500B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技球が入賞しやすい状態と入賞しにくい状態とに可変可能な可動部材によって通常時は遊技球が入賞しにくい状態に設定される可変入賞装置が遊技領域に配設された遊技機に関するものである。
従来より、通常時は遊技球が入賞しにくい状態に設定される可動部材を有する可変入賞装置が設けられた遊技機に関して種々提案されている。
例えば、パチンコ球を受入れる球入口と、前記球入口を開閉する可動部材とを備えた変動入賞装置であって、前記可動部材は前記球入口を閉塞する状態で内部をパチンコ球が流下し得るように中空貫通状に形成した変動入賞装置を備えた遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−230684号公報(段落(0019)〜(0026)、図1〜図5)
しかしながら、上述の遊技機の構成では、特定遊技状態(いわゆる大当たり遊技状態)では、変動入賞装置の可動部材が、球入口に所定個数(例えば、10個である。)入賞するまでの間、または一定時間(例えば、約25秒〜30秒である。)経過するまでの間開成され、特別入賞検出器で入賞球を検出したことを条件に、所定回数(例えば、16回である。)連続して球入口が開成される。このため、変動入賞装置の可動部材が開いている間に入賞する個数は、ほとんど定められているような状態となり、この可動部材が開いている間に幾つ入賞するかという遊技者の楽しみを奪ってしまい、遊技の興趣を損なうという問題がある。
また、一般に、いわゆる普通機では、ソレノイドのON・OFF駆動により開閉されるチューリップ式電動役物等の電動役物や、機械的に開閉されるチューリップ式非電動役物等の非電動役物は、遊技球がそれらに入賞すると開成し、その状態のときに再度遊技球が入賞すると閉じるように構成されている。このため、これらの電動役物や非電動役物に入賞する遊技球は、1個若しくは2個と少ないものであり、開成している間に幾つ入賞するかという遊技者の楽しみを奪ってしまい、遊技の興趣を損なうという問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、可変入賞装置の可動部材が開いている間に入賞する個数がランダムに変動し、この可動部材が開いている間に幾つ入賞するかという楽しみを遊技者に付与することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る遊技機は、遊技盤の前面部に設けられた遊技領域に配設されて、遊技球が入賞しやすい状態と入賞しにくい状態とに可変可能な可動部材によって通常時は遊技球が入賞しにくい状態に設定される可変入賞装置と、前記遊技領域に配設されて、遊技球が入球可能な入球口と、前記入球口に入球した遊技球を滞留させて排出される時間をランダムに遅延させる遅延部と、前記遅延部に入った遊技球を外部に排出する排出部と、を有する役物と、前記入球口に遊技球が入球した場合には、前記可変入賞装置の可動部材を遊技球が入賞しやすい状態に設定し、この入球した遊技球が前記排出部から排出された場合には、該可変入賞装置の可動部材を遊技球が入賞しにくい状態に再度設定する可動部材設定手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係る遊技機は、請求項1に記載の遊技機において、前記遅延部は、中央部が低くなるように傾斜して該中央部に前記排出部に連通する少なくとも1つの貫通孔が形成される凹み部材と、前記入球口に入球した遊技球を前記凹み部材の上端部に案内落下させる案内部と、を有することを特徴とする。
更に、請求項3に係る遊技機は、請求項2に記載の遊技機において、前記遅延部は、上下方向に多段に配置される複数個の前記凹み部材と、この各凹み部材の前記貫通孔の近傍に形成されて該凹み部の中央部から下側の凹み部材の上端部に遊技球を案内する誘導部と、を有することを特徴とする。
請求項1に係る遊技機では、役物の入球口に入球した場合には、可変入賞装置の可動部材は遊技球が入賞しやすい状態に設定され、この可変入賞装置に遊技球が容易に入賞する。そして、この役物の入球口に入球した遊技球が遅延部によって排出される時間がランダムに遅延された後に、排出部から排出された場合には、可変入賞装置の可動部材は、遊技球が入賞しにくい状態に再度設定される。
これにより、役物の入球口に入球した遊技球が、遅延部材によって排出される時間がランダムに遅延されて、排出されるまでの間は、可変入賞装置の可動部材が遊技球が入賞しやすい状態になるため、この間に可変入賞装置に入賞する遊技球の個数はランダムに変動し、この可動部材が入賞しやすい状態の間に幾つ入賞するかという楽しみを遊技者に付与することが可能となる。
また、請求項2に係る遊技機では、入球口に入球した遊技球は、案内部から中央部が低くなるように傾斜した凹み部材の上端部に案内落下され、この案内部から転動落下してきた遊技球は、その勢いに従って凹み部材内の傾斜面上を転動周回するため、この凹み部材内に滞留する時間がランダム決定される。そして、凹み部材内を転動周回後、周回速度が低下して中央部に達した場合には、この中央部に形成される貫通孔から排出部に排出される。
これにより、役物の入球口に入球した遊技球は、凹み部材内に転動落下したときの勢いに従ってこの凹み部材内の傾斜面上を転動周回し、滞留する時間がランダム決定されるため、排出される時間を確実にランダムに遅延させることができる。従って、役物の入球口に入球した遊技球が排出されるまでの間は、可変入賞装置の可動部材が遊技球が入賞しやすい状態になるため、この間に可変入賞装置に入賞する遊技球の個数を確実にランダムに変動させ、この可動部材が入賞しやすい状態の間に幾つ入賞するかという楽しみを遊技者に確実に付与することができる。
更に、請求項3に係る遊技機では、中央部が低くなるように傾斜すると共に排出部に連通する貫通孔が形成された凹み部材が上下方向に多段に配置されている。また、各凹み部材の貫通孔の近傍に形成されて該凹み部の中央部から下側の凹み部材の上端部に遊技球を案内する誘導部が設けられている。そして、入球口に入球して案内部から落下した遊技球は、その勢いに従って凹み部材内を転動周回後、貫通孔と誘導部とをランダムに選択して転動落下する。
これにより、役物の入球口に入球した遊技球は、複数の凹み部材をランダムに選択して、排出部に排出されるため、排出されるまでの時間をよりランダムに遅延させることができる。従って、役物の入球口に入球した遊技球がより多くの凹み部材を選択した場合には、排出されるまでの時間が更に遅延されるため、可動部材が入賞しやすい状態の間に幾つ入賞するかという楽しみと共に、より多くの凹み部材が選択されるかという楽しみを遊技者に付与することができる。
以下、本発明に係る遊技機をパチンコ機について具体化した実施例1及び実施例2について図面を参照して詳細に説明する。
先ず、実施例1に係るパチンコ機の概略構成について図1及び図2に基づき説明する。
図1に示すように、パチンコ機1は、正面視矩形に形成される木製の外枠2に対して合成樹脂製の内枠3が、内枠取付用ヒンジを構成する上ヒンジ3A及び下ヒンジ3Bを介して外枠2に対して開閉自在に取り付けられている。そして、この内枠3のほぼ上半分の前側には、合成樹脂製の前面カバー部材4が左端縁部の上下を軸支されて開閉自在に取付けられている。また、この前面カバー部材4のほぼ中央部には略円形の窓部5が開設され、この窓部5の外周縁部に形成されるガラス保持枠に装着された2枚のガラスを通して遊技盤41(図2参照)上の遊技領域42(図2参照)を見ることができるように構成されている。また、前面カバー部材4の窓部5の左上端縁部には、フルカラーの発光ダイオードが内蔵され、遊技中のエラーを表示するエラー表示電飾ランプ6が取付けられている。また、前面カバー部材4の正面視四隅には、スピーカ7が配置されている。また、前面カバー部材4の前面部分は、窓部5の周囲が不透明な合成樹脂製の前面部材4Aで覆われており、不図示のフルカラーダイオードが窓部5の外周部に沿って内蔵され、遊技中に光演出が行われる。
また、前面カバー部材4の右側端縁部には、内枠3及び前面カバー部材4を施錠する施錠装置(不図示)を操作するための鍵挿入部4Bが設けられている。前面カバー部材4を開くためには、この鍵挿入部4Bに所定のキーを挿入して所定方向に回せば、施錠装置のロック状態が解除されて、前面カバー部材4のみがオープンされる。
また、この前面カバー部材4の下側には、パチンコ機1の裏側最上段に配設された賞球タンク21及び賞球払出装置22(図7参照)を介して払い出される賞球を受ける上皿8が配設されている。また、この上皿8は、左端縁部の上下を軸支されて、前面カバー部材4を開放後、内側に設けられた不図示のレバーを下げることにより開放できるように取付けられている。また、この上皿8の中央前面部には、不図示のカード式球貸機を操作する球貸操作部8Bが設けられ、各操作ボタン8C、8Dが配置されている。そして、その上皿8の下には、下皿9が配設される。また、この下皿9の上端面左方には演出表示等に使用可能な各スイッチボタン9A、9Bが配置されている。
また、上皿8に連通する不図示の球送り機構を介して上皿8のパチンコ球が操作ハンドル10によりパチンコ球の発射勢を調整される発射装置(不図示)へ送られるよう構成されている。この発射装置は、供給されるパチンコ球を連続的に叩打する発射ソレノイド(不図示)や発射勢装置として機能する発射制御基板(不図示)等から構成され、該発射制御基板は、操作ハンドル10の内部に取り付けられる可変抵抗器(不図示)を介して発射ソレノイドへの供給電力が調節され、パチンコ球の発射勢を強めたり、弱めたりすることが可能なように構成されている。これにより、遊技者が操作ハンドル10における回動操作部材10Aの回動量を調節することによって、該操作ハンドル10内に取り付けられた可変抵抗器の抵抗値が増減され、発射ソレノイドによるパチンコ球の発射勢の加減を適宜行うことができるように構成されている。
また、外枠2の内枠3より下側部分の前面部を左右方向及び上下方向の各全幅に渡って覆うようにスピーカ筐体11が設けられている。また、内枠3を閉じた場合には、該内枠3の下端部は、その自重によってスピーカ筐体11の上端面部に当接している。また、このスピーカ筐体11の底面前端縁部には、左右方向全幅に渡って外枠2の下端面に対向する位置まで下方に突設されるリブ部(不図示)が設けられている。
次に、遊技盤41上の遊技領域42の構成について図2に基づいて説明する。
図2に示すように、この遊技領域42は、所定厚さの板材をなした遊技盤41上に電動役物などの各構造物が配設され、それを囲むように環状のレール43が立設されて構成されている。このレール43は、発射されたパチンコ球を遊技領域42内に案内する重複して形成した案内路44を構成し、右肩部にはレール43に沿って打ち込まれるパチンコ球の進行を制限するための段差部45を有する。
遊技領域42のほぼ中央には、開口部が開設され、この開口部の前面側には役物であるセンター役物46が配設されている。このセンター役物46は、後述するように、遊技領域42を転動するパチンコ球をセンター役物46内部に入球させる2つの入球口50、51が設けられている。
また、このセンター役物46の下側には、後述の可変入賞装置47が配設されている(図4参照)。この可変入賞装置47は、遊技盤42裏面の不図示の賞球樋に連通され、可変入賞装置47への入賞を検出する入賞口スイッチ(不図示)が設けられている。そして、この可変入賞装置47の可動部材としての各可動翼片47A、47Aが開放されている間に入賞した複数個の各入賞球に対して、1個当たり所定個数(例えば、5個〜15個である。)の賞球が上皿8に払い出されるように構成されている(図4参照)。
一方、センター役物46の左右には各風車55〜57が回転自在に設けられ、その外側には、電飾ランプが内蔵される各肩電飾部材59、60が配置されている。また、このセンター役物46と各肩電飾部材59、60と間には各ゲート62、63が配置されている。
また、この各ゲート62、63の下側には、各チューリップ式電動役物64、65が配置されている。そして、各ゲート62、63にはパチンコ球の通過を検出するゲートスイッチ(不図示)が備えられており、ゲート62のパチンコ球の通過を検出することで、チューリップ式電動役物64が開放され、ゲート63のパチンコ球の通過を検出することで、チューリップ式電動役物65が開放される。また、各チューリップ式電動役物64、65は、遊技盤42裏面の不図示の賞球樋に連通され、再びチューリップ式電動役物64、65に1個入賞すると閉じられるように構成されている。そして、各チューリップ式電動役物64、65には、各チューリップ式電動役物64、65への入賞を検出する入賞口スイッチ(不図示)が設けられて、所定個数(例えば、5個〜10個である。)の賞球が上皿8に払い出されるように構成されている
また、可変入賞装置47の下方には、左右方向に左チューリップ式役物67、中チューリップ式役物68、右チューリップ式役物69が配置されている。これら左チューリップ式役物67、中チューリップ式役物68、右チューリップ式役物69は、パチンコ球が入賞すると開放され、再度、パチンコ球が入賞すると閉じられる。また、各チューリップ式役物67、68、69は、遊技盤42裏面の不図示の賞球樋に連通され、各チューリップ式役物67、68、69への入賞を検出する入賞口スイッチ(不図示)が設けられて、所定個数(例えば、5個〜10個である。)の賞球が上皿8に払い出されるように構成されている
また、中チューリップ式役物68の直下にはレール43に沿ってアウト口71が開設されている。更に、レール43に囲まれたこのような遊技領域42には、前記各構成物とともに複数の釘が打設されてパチンコ球の複雑な流路を構成している。
続いて、前記遊技盤41に設けられたセンター役物46について図3に基づいて説明する。
図3に示すように、センター役物46は、各入球口50、51と、各入球口50、51に入った入球をステージ73の後方(図3中、奥方向)に案内する案内通路75と、ステージ73の上面の中央部に形成されて略円形の外周を有し、下方に向かうにつれて次第に内径が小さくなるすり鉢状の凹み部76と、この凹み部76の底面部に穿設される貫通孔76Aに接続されて遊技盤42の裏面に連通する排出通路77とから基本的に構成される。
各入球口50、51は、センター役物46の上部に左右一対に設けられ、遊技領域42を転動するパチンコ球をセンター役物46内部に入球させる円形状の開口部である。
また、案内通路75は、一端が各入球口50、51に接続され、各入球口50、51から入った入球をセンター役物46内部へと案内後、側面視略L字形状に形成された放出部75Aからこの入球をステージ73上に落下させるものである(図4参照)。
また、ステージ73の上面部は中央部に向かって緩やかに傾斜しており、ステージ73上に落下した入球は、このステージ73上を転動後、中央部のすり鉢状に形成された凹み部76に案内される。そして、この凹み部76に入った入球は、入ったときの転動速度に対応して凹み部76上を周回後、徐々に速度が遅くなり、貫通孔76Aに落下する。その後、この貫通孔76Aに落下した入球は、排出通路77を経て遊技盤42の裏面に排出される。
次に、可変入賞装置47の構成及び動作について図4に基づいて説明する。
図4に示すように、センター役物46の直下に配設される公知の可変入賞装置47(実開昭56−73885参照)は、軸82によって上下方向に揺動可能に支持されたレバー81の一端を案内通路75に臨ませ、該レバー81の他端に重錘83を設けて一端側が跳ね上がるようにし、その一端に押下棒84の上端が連結されている。また、この押下棒84の下端は、球導板85の後端部の上側に近接している。また、この球導板85は、後端下面に磁石体86が設けられ、押下棒84によって後端部が下方に押し下げられた場合には、可変入賞装置47の下端部に設けられた磁性部材87に該磁石体86が吸着され、球導板85の前端部が持ち上げられて各可動翼片47A、47Aが自重で逆八の字形に開いた状態にセットされる。
一方、略中間を軸88によって上下方向に揺動可能に支持された復帰レバー90の一端を排出案内通路77に臨ませ、該復帰レバー90の他端を案内導板85の後端部の下側に位置させる。そして、球導板85の磁石体86が磁性部材87に吸着した場合には、この復帰レバー90の他端が球導板85の後端部下面に当接するように構成され、復帰レバー90の他端が球導板85が磁石体86に吸着力に抗して持ち上げられた場合には、球導体85の前端部が押し下げられて各可動翼片47A、47Aが起立した状態にセットされる。
これにより、各入球口50、51に入った入球が案内通路75に案内されて放出部75Aに入ると、レバー82の一端に載り、その球重量で該レバー82を図4の鎖線のように下側方向に揺動して、押下棒84の下端部が下側方向に押し下げられる。そして、球導板85は、押下棒84によって後端部が下方に押し下げられた場合には、可変入賞装置47の下端部に設けられた磁性部材87に該磁石体86が吸着され、球導板85の前端部が持ち上げられて各可動翼片47A、47Aが自重で逆八の字形に開いた状態にセットされる。そして、この放出部75Aからステージ73上に落下した入賞球は、その落下速度に応じてステージ73上を転動後、中央部に形成されたすり鉢状の凹み部76を周回して底面部の貫通孔76Aに入る。このため、入球口50、51に入った入球がステージ73及び凹み部76上を転動している間は、各可動翼片47A、47Aが逆八の字形に開いた状態で維持され、可変入賞装置47に複数個のパチンコ球が連続して入賞する状態が維持される。また、可変入賞装置47に入賞した入賞球は、遊技盤42裏面の不図示の賞球樋に連通する案内通路92を通って入賞口スイッチによって該可変入賞装置47への入賞が検出される。
また、凹み部76の底面部に穿設される貫通孔76Aに入った入球は、排出通路77を通って、復帰レバー90の一端に載り、その球重量で該復帰レバー90を図4の鎖線のように下側方向に揺動して、復帰レバー90の他端が磁石体86と磁性部材87との吸着力に打ち勝ってそれらを離間させ、球導板85を回動させて各可動翼片47A、47Aを起立位置にセットする。このため、可変入賞装置47は、パチンコ球が入賞しにくい状態に再度セットされる。
ここで、各可動翼片47A、47Aは、可動部材を構成する。また、案内通路75及び放出部75Aは、案内部を構成する。また、ステージ73及び凹み部76は、遅延部を構成する。また、凹み部76は、凹み部材として機能する。また、貫通孔76A及び排出通路77は、排出部を構成する。また、センター役物46は、役物として機能する。また、レバー82、押下棒84、球導板85、磁石体86、磁性部材87及び復帰レバー90は、可動部材設定手段を構成する。
以上説明したとおり、実施例1に係るパチンコ機1によれば、センター役物46の各入球口50、51に入った入球が案内通路75に案内されて放出部75Aに入ると、レバー82の一端に載り、その球重量で該レバー82及び押下棒84が下側方に押下されることにより、可変入賞装置47の各可動翼片47A、47Aが、逆八の字形に開いた状態にセットされる。そして、この入球がステージ73及び凹み部76上を転動している間は、各可動翼片47A、47Aが逆八の字形に開いた状態で維持され、可変入賞装置47に複数個のパチンコ球が連続して入賞する状態が維持される。その後、この入球が貫通孔76Aから排出通路77を通って、復帰レバー90の一端に載り、その球重量で該復帰レバー90の他端が球導板85を回動させ、各可動翼片47A、47Aが再度、起立位置にセットされる。
これにより、センター役物46の各入球口50、51に入った入球が、ステージ73及び凹み部76によって排出される時間が遅延されて、排出されるまでの間は、可変入賞装置47の各可動翼片47A、47Aが逆八の字型に開いて入賞しやすい状態になるため、この間に可変入賞装置47に連続して入賞するパチンコ球の個数はランダムに変動し、この各可動翼片47A、47Aが逆八の字型に開いて入賞しやすい状態の間に幾つ入賞するかという楽しみを遊技者に付与することが可能となる。
次に、実施例2に係るパチンコ機について図5乃至図8に基づいて説明する。尚、以下の説明において上記図1乃至図4の実施例1に係るパチンコ機1の構成と同一符号は、該実施例1に係るパチンコ機1等の構成と同一あるいは相当部分を示すものである。
この実施例2に係るパチンコ機の概略構成は、上記実施例1に係るパチンコ機1とほぼ同じ構成である。また、各種制御処理も実施例1に係るパチンコ機1とほぼ同じ制御処理である。
但し、実施例2に係るパチンコ機のセンター役物及び可変入賞装置の構造は、上記実施例1に係るパチンコ機1のセンター役物46及び可変入賞装置47の構成と異なっている。
実施例2に係るセンター役物の概略構成について図5に基づいて説明する。
図5に示すように、センター役物101は、上記センター役物46とほぼ同じ構成であるが、各入球口50、51の内部には、パチンコ球の通過を検出する各入球口スイッチ102、103が設けられている。また、排出通路77の下端部には、パチンコ球の通過を検出する排出スイッチ105が設けられている。
これにより、各入球口50、51に入った入球は、各入球口スイッチ102、103を通過後、案内通路75を転動落下して放出部75Aからステージ73上に落下する。そして、ステージ73上に落下した入球は、このステージ73上を転動後、中央部のすり鉢状に形成された凹み部76に案内される。そして、この凹み部76に入った入球は、入ったときの転動速度に対応して凹み部76上を周回後、徐々に速度が遅くなり、貫通孔76Aに落下する。その後、この貫通孔76Aに落下した入球は、排出通路77を通って排出スイッチ105を通過後、遊技盤42の裏面に排出される。
続いて、実施例2に係る可変入賞装置の概略構成及び動作について図6に基づいて説明する。
図6に示すように、可変入賞装置107は、上記実施例1に係るパチンコ機1の可変入賞装置47とほぼ同じ構成であるが、レバー82、押下棒84及び復帰レバー90等に替えて、ソレノイド108と、このソレノイド108によって上下に移動される上下作動部材110が設けられている。
このソレノイド108は、通電をOFFにして駆動していない時はコイルバネ112によって所定高さ飛び出るように支持される可動鉄心111が上下方向に移動可能に設けられている。そして、ソレノイド108に通電をONにして駆動した場合には、可動鉄心111が吸引されてコイルバネ112に打ち勝って下側方向に所定ストローク長だけ移動する。
また、上下動作部材110は、一端が可動鉄心111に固着され、他端が側面視略コの字形に形成されて、球導板85の後端部を挟むように形成されている。そして、ソレノイド108の通電をONにして駆動した場合には、可動鉄心111と共に上下作動部材110が下側方向に移動され、球導板85の後端部が下方に押し下げられる。一方、ソレノイド108の通電をOFFにして駆動を停止した場合には、可動鉄心111と共に上下作動部材110がコイルバネ112を介して上側方向に移動される。
そして、ソレノイド108の通電をONにして上下作動部材110が下側方向に移動された場合には、球導板85は、後端部が下方に押し下げられ、可変入賞装置47の下端部に設けられた磁性部材87に該磁石体86が吸着され、該球導板85の前端部が持ち上げられて各可動翼片47A、47Aが自重で逆八の字形に開いた状態にセットされる。
また、可変入賞装置107に入賞した入賞球は、遊技盤42裏面の不図示の賞球樋に連通する案内通路92を通って入賞口スイッチ107B(図7参照)によって該可変入賞装置107への入賞が検出される。そして、後述のように、この可変入賞装置107の可動部材としての各可動翼片47A、47Aが逆八の字形に開放されている間に入賞した複数個の各入賞球に対して、1個当たり所定個数(例えば、5個〜15個である。)の賞球が上皿8に払い出されるように構成されている(図9参照)。
一方、ソレノイド108の通電をOFFにして上下作動部材110が上側方向に移動された場合には、球導板85が磁石体86に吸着力に抗して持ち上げられ、該球導体85の前端部が押し下げられて各可動翼片47A、47Aが起立した状態にセットされ、可変入賞装置47は、パチンコ球が入賞しにくい状態に再度セットされる。
次に、上記のように構成された実施例2に係るパチンコ機の動作状態を制御する制御回路部120の構成について図7に基づき詳細に説明する。
図7に示すように、制御回路部120には、制御回路部120の全体を制御するCPU121と、入力ポート126と、後述する制御プログラムを格納しておくROM122と各種制御処理データ等を格納しておくRAM123と、出力ポート128と、リセット信号を所定時間間隔(実施例2では、約4msec毎である。)で出力するリセット回路125とが設けられ、これらはバス129により相互に接続されている。また、CPU121には、クロック信号を出力するクロック回路130が接続されている。
また、入力ポート126には、各入球口50、51の内部に設けられてパチンコ球の通過を検出する各入球口スイッチ102、103が接続されている。また、入力ポート126には、排出通路77の下端部に設けられてパチンコ球の通過を検出する排出スイッチ105が接続されている。また、入力ポート126には、可変入賞装置107への入賞球を検出する入賞口スイッチ107B、各チューリップ式電動役物64、65への入賞球を検出する各入賞口スイッチ64A、65A、左チューリップ式役物67への入賞球を検出する入賞口スイッチ67A、中チューリップ式役物68への入賞球を検出する入賞口スイッチ68A、右チューリップ式役物69への入賞球を検出する入賞口スイッチ69Aが接続されている。また、入力ポート126には、各ゲート62、63のパチンコ球の通過を検出する各ゲートスイッチ62A、63Aが接続されている。
また、出力ポート128には、スピーカ7を駆動制御するスピーカ駆動回路131、各可動翼片47A、47Aを開閉駆動するソレノイド108や各チューリップ式電動役物64、65を開閉駆動する各ソレノイド64A、65Aを駆動するソレノイド駆動回路132が接続されている。また、出力ポート128には、前面カバー部材4の前面部分に配設される各フルカラーダイオード等を駆動制御するLED駆動回路133、電飾ランプ6や各肩電飾部材59、60の電飾ランプ等を駆動制御する装飾ランプ駆動回路134、及び賞球払出装置22が接続されている。
そして、CPU121は、リセット回路125からリセット信号が入力された場合には、ROM122に予め格納されているパラメータや制御プログラムに従って、入力ポート126を介して入力される入力信号等に基づいて、各種制御信号を出力ポート128を介してスピーカ駆動回路131やソレノイド駆動回路132等に出力する。また、入力ポート126は、外部から入力されたアナログ信号等をディジタル信号に変換して出力する回路である。出力ポート128は、CPU121を介して演算された各種データをシリアルデータ等に変換して出力する回路である。
次に、このように構成された実施例2に係るパチンコ機の可変入賞装置107を開閉駆動する可変入賞装置の駆動制御処理について図8に基づき説明する。ここで、図8の割込プログラムは、電源投入後、一定時間毎(例えば、4msec毎)にリセット信号が入力される毎に作動するものである。尚、図8にフローチャートで示される各プログラムはROM122やRAM123に記憶されており、CPU121により実行される。
図8に示すように、先ず、ステップ(以下、Sという)11において、CPU121は、各入球口50、51のうちのいずれかにパチンコ球が入ったか否か、即ち、各入球口スイッチ50A、51Aのうちのいずれかからのパチンコ球の検出信号が、入力ポート126を介して入力されたか否かを判定する判定処理を実行する。そして、各入球口スイッチ50A、51Aのうちのいずれからもパチンコ球の検出信号が、入力ポート126を介して入力されていない場合には(S11:NO)、CPU121は、S13の処理に移行する。
一方、各入球口スイッチ50A、51Aのうちのいずれかからパチンコ球の検出信号が、入力ポート53を介して入力された場合には(S11:YES)、CPU121は、S12の処理に移行する。
S12において、CPU121は、ソレノイド駆動回路132を介してソレノイド108の通電をONにして駆動する。これにより、可変入賞装置107の各可動翼片47A、47Aが逆八の字形に開かれて入賞しやすい状態になる。
続いて、S13において、CPU121は、各入球口50、51に入った入球がセンター役物101から排出されたか否か、即ち、排出スイッチ105からパチンコ球の検出信号が、入力ポート126を介して入力されたか否かを判定する判定処理を実行する。そして、排出スイッチ105からのパチンコ球の検出信号が、入力ポート126を介して入力されていない場合には(S13:NO)、CPU121は、当該処理を終了する。これにより、放出部75Aからステージ73上に落下したパチンコ球が、ステージ73上及び凹み部76上を転動している間は、この可変入賞装置107の各可動翼片47A、47Aが開かれた状態に保持される。
一方、排出スイッチ105からのパチンコ球の検出信号が、入力ポート126を介して入力された場合には(S13:YES)、S14において、CPU121は、ソレノイド駆動回路132を介してソレノイド108の通電をOFFにして停止後、当該処理を終了する。これにより、可変入賞装置107の各可動翼片47A、47Aが閉じられて入賞しにくい状態になる。
次に、このように構成された実施例2に係るパチンコ機の賞球払出処理について図9に基づき説明する。ここで、図9の割込プログラムは、電源投入後、一定時間毎(例えば、4msec毎)にリセット信号が入力される毎に作動するものである。尚、図9にフローチャートで示される各プログラムはROM122やRAM123に記憶されており、CPU121により実行される。
図9に示すように、S21において、CPU121は、各入賞口スイッチ107B、64A、65A、67A、68A、69Aのうちのいずれかからのパチンコ球の検出信号が、入力ポート126を介して入力されたか否かを判定する判定処理を実行する。そして、各入賞口スイッチ107B、64A、65A、67A、68A、69Aのうちのいずれからもパチンコ球の検出信号が、入力ポート126を介して入力されていない場合には(S21:NO)、CPU121は、当該処理を終了する。
一方、各入賞口スイッチ107B、64A、65A、67A、68A、69Aのうちのいずれかからパチンコ球の検出信号が、入力ポート126を介して入力された場合には(S21:NO)、CPU121は、この入力された検出信号に対応する個数の賞球を賞球払出装置22を介して払い出した後、当該処理を終了する。これにより、可変入賞装置107の可動部材としての各可動翼片47A、47Aが開放されている間に連続して入賞した複数個の各入賞球に対して、1個当たり所定個数(例えば、5個〜15個である。)の賞球が上皿8に払い出される。
ここで、各可動翼片47A、47Aは、可動部材を構成する。また、案内通路75及び放出部75Aは、案内部を構成する。また、ステージ73及び凹み部76は、遅延部を構成する。また、凹み部76は、凹み部材として機能する。また、貫通孔76A及び排出通路77は、排出部を構成する。また、センター役物101は、役物として機能する。また、各入球口スイッチ102、103、排出スイッチ105、ソレノイド駆動回路132、ソレノイド108、上下作動部材110、CPU121、ROM122及びRAM123は、可動部材設定手段を構成する。
以上説明したとおり、実施例2に係るパチンコ機によれば、センター役物101の各入球口50、51にパチンコ球が入ると、ソレノイド108が駆動されて可変入賞装置107の各可動翼片47A、47Aが、逆八の字形に開いた状態にセットされる。そして、この入球がステージ73及び凹み部76上を転動している間は、各可動翼片47A、47Aが逆八の字形に開いた状態で維持され、可変入賞装置107に複数個のパチンコ球が連続して入賞する状態が維持される。その後、この入球が貫通孔76Aから排出通路77を通って、排出スイッチ105を通過して、遊技盤41の裏面に排出された場合には、ソレノイド108の通電が停止され、各可動翼片47A、47Aが再度、起立位置にセットされる。
これにより、センター役物101の各入球口50、51に入った入球が、ステージ73及び凹み部76によって排出される時間が遅延されて、排出されるまでの間は、可変入賞装置107の各可動翼片47A、47Aが逆八の字型に開いて入賞しやすい状態になるため、この間に可変入賞装置107に連続して入賞するパチンコ球の個数はランダムに変動し、この各可動翼片47A、47Aが逆八の字型に開いて入賞しやすい状態の間に幾つ入賞するかという楽しみを遊技者に付与することが可能となる。
尚、本発明は、上記実施例1及び実施例2に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
上記実施例1及び実施例2では、各センター役物46、101内には、ステージ73及びすり鉢状の凹み部76が設けられたが、複数のすり鉢状の凹み部材を上下方向に多段に設置し、放出部75Aから落下した入球が、複数の凹み部材をランダムに選択して転動落下する構成にしてもよい。
例えば、図9に示すように、センター役物101のステージ73及びすり鉢状の凹み部76に替えて、下方に向かうにつれて次第に内径が小さくなるすり鉢状の第1凹み部材141、第2凹み部材142、第3凹み部材143を上下方向に配設する。また、放出部75Aから入球が落下するように一番上に配設された第1凹み部材141の底面部には、2箇所に各貫通孔145、146が穿設されている。また、一方の貫通孔145には、該貫通孔145に落下した入球を、第1凹み部材141の下側に配設される第2凹み部材142に転動落下させる排出通路147が接続されている。また、他方の貫通孔146には、該貫通孔145に落下した入球を、遊技盤42の裏面に連通する排出通路149に案内する排出通路148が接続されている。
また、排出通路147から入球が落下するように配設された第2凹み部材142の底面部には、2箇所に各貫通孔151、152が穿設されている。また、一方の貫通孔151には、該貫通孔151に落下した入球を、第2凹み部材142の下側に配設される第3凹み部材143に転動落下させる排出通路154が接続されている。また、他方の貫通孔152には、該貫通孔152に落下した入球を、遊技盤42の裏面に連通する排出通路149に案内する排出通路155が接続されている。
更に、排出通路154から入球が落下するように配設された第3凹み部材143の底面部には、貫通孔157が穿設されている。また、この貫通孔157には、該貫通孔157に落下した入球を、遊技盤42の裏面に連通する排出通路149に案内する排出通路158が接続されている。
また、排出通路149の下端部には、パチンコ球の通過を検出する排出スイッチ105が設けられている。
これにより、各入球口50、51に入った入球は、各入球口スイッチ102、103を通過後、案内通路75を転動落下して放出部75Aから第1凹み部材141に落下する。そして、この第1凹み部材141に落下した入球は、入ったときの転動速度に対応して第1凹み部材141上を周回後、徐々に速度が遅くなり、貫通孔145又は貫通孔146に落下する。また、排出通路147から第2凹み部材142に落下した入球は、入ったときの転動速度に対応して第2凹み部材142上を周回後、徐々に速度が遅くなり、貫通孔151又は貫通孔152に落下する。更に、排出通路154から第3凹み部材143に落下した入球は、入ったときの転動速度に対応して第3凹み部材143上を周回後、徐々に速度が遅くなり、貫通孔157に落下する。その後、各排出通路148、155、158のうちのいずれかを転動落下した入球は、排出通路149に入って、排出スイッチ105を通過後、遊技盤41の裏面に排出される。
従って、センター役物101の各入球口50、51に入った入球は、第1凹み部材141上を周回後排出される場合と、第1凹み部材141上及び第2凹み部材142上を周回後排出される場合と、更に、第1凹み部材141上、第2凹み部材142上及び第3凹み部材143上を周回後排出される場合の3種類の排出態様がある。これにより、センター役物101の各入球口50、51にパチンコ球が入って各入球口スイッチ102、103を通過後、排出スイッチ105を通過して排出されるまでの時間、即ち、可変入賞装置107の各可動翼片47A、47Aが逆八の字型に開いて入賞しやすい状態に保持される時間が更に種々変化するため、この間に可変入賞装置107に連続して入賞するパチンコ球の個数がよりランダムに変動し、この各可動翼片47A、47Aが逆八の字型に開いて入賞しやすい状態の間に幾つ入賞するかという大きな楽しみを遊技者に確実に付与することが可能となる。また、3種類の排出態様のうちのいずれが選択されるかという楽しみを遊技者に付与することができる。
ここで、各可動翼片47A、47Aは、可動部材を構成する。また、案内通路75及び放出部75Aは、案内部を構成する。また第1凹み部材141、第2凹み部材142、第3凹み部材143は、遅延部を構成する。また、貫通孔145と排出通路147、貫通孔151と排出通路154は、誘導部を構成する。また、貫通孔146と排出通路148、貫通孔152と排出通路155、貫通孔157と排出通路158、及び排出通路149は、排出部を構成する。また、センター役物101は、役物として機能する。また、各入球口スイッチ102、103、排出スイッチ105、ソレノイド駆動回路132、ソレノイド108、上下作動部材110、CPU121、ROM122及びRAM123は、可動部材設定手段を構成する。
実施例1に係るパチンコ機全体を示した正面側斜視図である。 実施例1に係るパチンコ機の遊技盤を示す正面図である。 実施例1に係るパチンコ機のセンター役物を示す斜視図である。 実施例1に係るパチンコ機のセンター役物への入球による可変入賞装置の作動を説明する説明図である。 実施例2に係るパチンコ機のセンター役物を示す斜視図である。 実施例2に係るパチンコ機の可変入賞装置の構成及び作動を説明する説明図である。 実施例2に係るパチンコ機の制御回路部のシステム構成を示すブロック図である。 実施例2に係るパチンコ機の制御回路部のCPUが実行する可変入賞装置の駆動制御処理を示すフローチャートである。 実施例2に係るパチンコ機の制御回路部のCPUが実行する賞球払出処理を示すフローチャートである。 他の実施例に係るパチンコ機のセンター役物の概略構成を示す模式図である。
符号の説明
1 パチンコ機
22 賞球払出装置
41 遊技盤
42 遊技領域
46、101 センター役物
47、107 可変入賞装置
47A 可動翼片
50、51 入球口
73 ステージ
75A 放出部
76 凹み部
77 排出通路
102、103 入球口スイッチ
105 排出スイッチ
108 ソレノイド
121 CPU
122 ROM
123 RAM
141、142、143 凹み部材
147、148、149、154、155、158 排出通路

Claims (3)

  1. 遊技盤の前面部に設けられた遊技領域に配設されて、遊技球が入賞しやすい状態と入賞しにくい状態とに可変可能な可動部材によって通常時は遊技球が入賞しにくい状態に設定される可変入賞装置と、
    前記遊技領域に配設されて、遊技球が入球可能な入球口と、前記入球口に入球した遊技球を滞留させて排出される時間をランダムに遅延させる遅延部と、前記遅延部に入った遊技球を外部に排出する排出部と、を有する役物と、
    前記入球口に遊技球が入球した場合には、前記可変入賞装置の可動部材を遊技球が入賞しやすい状態に設定し、この入球した遊技球が前記排出部から排出された場合には、該可変入賞装置の可動部材を遊技球が入賞しにくい状態に再度設定する可動部材設定手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記遅延部は、中央部が低くなるように傾斜して該中央部に前記排出部に連通する少なくとも1つの貫通孔が形成される凹み部材と、
    前記入球口に入球した遊技球を前記凹み部材の上端部に案内落下させる案内部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記遅延部は、上下方向に多段に配置される複数個の前記凹み部材と、
    この各凹み部材の前記貫通孔の近傍に形成されて該凹み部の中央部から下側の凹み部材の上端部に遊技球を案内する誘導部と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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