JP2006263182A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】アタッカの開放中も遊技者の興味を持続させることが可能な遊技機の提供を技術的課題とする。
【解決手段】本発明は、始動口に遊技球111が入賞した際に抽選を行い、抽選が大当たりとなったときにアタッカ27が開放されると共に、アタッカ27内のVゾーン27bに遊技球111が入賞したときに、アタッカ27の開放動作が所定の回数継続される。アタッカ27内には、Vゾーン27bの他に遊技球111を回収する回収口112と、遊技球111がアタッカ27に入賞し、遊技球111によって所定の条件として、例えば貯留部材122に8個の遊技球111が貯留したときに、Vゾーン27bを開口し、遊技球111によって所定の条件が満たされないときにはVゾーン27bを閉じるVゾーン開閉手段113を備えている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、遊技機に関する。
パチンコ機の中には、特定の入賞口(始動口)にパチンコ玉が入ると、センター表示部の図柄表示又は数字表示が変動表示され、一定の図柄或いは数字の組み合わせがそろうと大当たりとなるパチンコ機がある。
大当たりになると、大入賞口が開放され、1回の開放につき例えば30秒経過するまで、若しくはパチンコ玉が例えば10個入賞するまで開放状態が継続される。
また、このパチンコ機では、アタッカ内に開放継続領域(Vゾーン)があり、例えば10個入賞のうち1個でもVゾーンに入賞すれば、次の開放動作に移り、予め定められた回数までアタッカの開放動作を行った後、開放動作を終了する。
特開2003−325879号公報
しかしながら、従来のパチンコ機は、アタッカが開放されると、アタッカに入賞した遊技媒体が優先的にVゾーンに入賞するように構成されていたため、アタッカの開放継続が殆ど自動的に行われ、遊技者の技量によってアタッカの開放継続が左右されることはなかった。
このように、従来のパチンコ機は、遊技者の技量に左右されることなくアタッカの開放が殆ど自動的に継続され、また、アタッカの開放時間も一定であったため、アタッカ開放中の遊技が比較的単調となり、遊技者の興味を持続させることができなくなる懸念があった。
本発明は、このような問題に鑑みなされたもので、アタッカの開放中も遊技者の興味を持続させることが可能な遊技機の提供を技術的課題とする。
本発明は、前記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
(1)本発明の遊技機は、
始動口に遊技媒体が入賞した際に抽選を行い、前記抽選が大当たりとなったときにアタッカが開放されると共に、前記アタッカ内のVゾーンに前記遊技媒体が入賞したときに、前記アタッカの開放動作が所定の回数継続される遊技機において、
前記アタッカ内には、前記Vゾーンの他に前記遊技媒体を回収する回収口と、
前記遊技媒体が前記アタッカに入賞し、前記遊技媒体によって所定の条件が満たされたときに前記Vゾーンを開口し、前記遊技媒体によって前記所定の条件が満たされないときには前記Vゾーンを閉じるVゾーン開閉手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明では、アタッカの開放中に、遊技者がハンドル操作によって遊技媒体をコントロールして、所定の条件を満たそうとするので、アタッカの開放中でも遊技者の興味を持続させることができる。
(2)前記Vゾーン開閉手段は、前記アタッカに入賞した前記遊技媒体を貯留する貯留部材を有し、
前記所定の条件は、前記貯留部材に貯留された前記遊技媒体の全重量が所定値以上となるように構成できる。
(3)前記Vゾーン開閉手段は、前記貯留部材以外に、一端が前記Vゾーン側に配置され他端が前記回収口側に配置され、その中間部を支点として上下に所定の角度だけ回動可能なシーソ部材と、前記シーソ部材における前記Vゾーン側の端部が上方に移動した際に前記Vゾーンを開口するシャッタ部材とを有し、
前記貯留部材が前記シーソ部材における前記支点より前記回収口側に設けられ、
前記貯留部材に貯留された前記遊技媒体の全重量が前記所定値以上となったときに、前記シーソ部材が所定の角度だけ揺動して、前記シャッタ部材が上昇し、前記Vゾーンが開放されるように構成するのが好ましい。
この場合は、Vゾーン開閉手段をシーソ部材、貯留部材及びシャッタ部材で構成できるので、構成を簡略化できる。
(4)前記所定の条件は、前記アタッカに入賞した前記遊技媒体の数が所定数以上となる場合を例示できる。
(5)前記アタッカの開放時間は、大当たり図柄の種類に応じて異なることが好ましい。この場合は、アタッカ開放中に遊技者の大当たり図柄に対する興味を引くことができる。
以上説明したように、本発明によれば、アタッカの開放を継続するためには、遊技者が遊技媒体をコントロールして所定の条件を満たす必要があるため、アタッカの開放中でも遊技者の興味を持続させることができる。
以下、図面を参照して本発明に係る遊技機の好適な実施形態を説明する。
本実施の形態では、風営適正化法(風俗営業等の規則及び業務の適正化等に関する法律)のパチンコ遊技機を例に説明する。
本実施の形態に示すパチンコ遊技機(以下、パチンコ機という)1は、図1に示すように、パチンコ機1の設置場所たる遊技店の所謂「島」に固定された外枠3と、この外枠3に一側を保持され且つ外枠3に対して開閉自在に設けられた表枠4と、表枠4の前面上部に開閉自在に設けられた窓枠5とを備えている。また、パチンコ機1の主要構成部品は、表枠4に集約して取り付けられている。
表枠4に設けられる主要構成部品としては、盤面に遊技領域が形成された遊技盤6、パチンコ機1に供給すべき遊技球(遊技媒体)及びパチンコ機1より払い出される賞球を一時貯留する受皿2、遊技球を遊技盤6の上部に打ち出すための発射駆動装置7、この発射駆動装置7を操作するための操作ハンドル8、必要に応じて所定個数の賞球を受皿2内に払い出す遊技球払出装置53、遊技に係る主たる制御を処理する主制御装置50、主制御装置50から出力されたコマンドに基づき各種装置を制御する副制御装置60等を例示できる。
表枠4に設けられる窓枠5は、遊技者がその枠内に先の遊技盤6を覗き見ることのできる透視窓9を備えている。また、この透視窓9にはガラスが嵌め込まれ、さらに透視窓9の外周には、装飾LED10、装飾ランプ11、及びスピーカ(音声発生装置)12が設けられている。
表枠4に設けられる受皿2は、窓枠5の下方に取り付けられている。この受皿2の内部には螺旋状のスロープが形成され、その最上流部には、CR(カートリーダ)ユニット7
0に通じる遊技球借入口2aが設けられている。また、その下流には賞球払出し用の賞球払出口2bが設けられている。更に、最下流部には、受皿2内の遊技球を一列に整列してパチンコ機1内に導く貯留球整列路2cが形成されている。そして、発射駆動装置7に通じる遊技球供給口2dが貯留球整列路2cの末端に設けられている。また、受皿2の前面には、受皿2内の遊技球を受皿2外に排出させるための球抜きボタン2e,2fが設けられている。
受皿2の左下には、灰皿20が設けられている。また、受皿2の右下に、操作ハンドル8が設けられている。操作ハンドル8は、表枠4の裏面に設けられた発射駆動装置7を作動させるためのメインスイッチや、操作の有無を検知するタッチアンテナを内臓している。そして、この操作ハンドル8を対象とした開度操作によって、遊技球の打力調節が可能である。
より詳しく説明すると、メインスイッチやタッチアンテナの出力は、遊技機の背面に設けられる発射制御装置52に入力され、発射駆動装置7は、この発射制御装置52の制御下で遊技球を遊技盤6に打ち出している。また、発射駆動装置7には、遊技球を打ち出す打出杆、及び打出杆を連続的に揺動させる電動モータ(共に図示せず)などが組み込まれており、発射制御装置52は、メインスイッチの出力を打出杆の可動量などに反映させて、遊技球の打力を調節している。
また、遊技球の打ち出しに関して、本実施の形態では、受皿2の左方に発射停止ボタン21を設けている。この発射停止ボタン21は、遊技者の判断のもと、操作ハンドル固定のまま遊技球の発射操作を一時停止させるための外部操作装置であり、遊技者は、この発射停止ボタン21を操作(押下)することで、操作ハンドル8の開度を維持しつつも任意のタイミングで遊技球の発射を一時停止することができる。
遊技球払出装置53(図6参照)は表枠4の裏面側に設けられ、賞球たる遊技球を貯留するタンクと、賞球として払い出される遊技球を数える賞球計数装置と、パチンコ機1の背面に設けられた遊技球タンク内の遊技球を賞球計数装置に送る賞球整列レールとを備えている(共に図示せず)。そして、その時々に要求される必要個数の遊技球を賞球計数装置にて計数し、先の受皿2内に賞球として払い出す。
また、遊技球払出装置53は、払出制御装置51に接続されている。この払出制御装置51は、主制御装置50から出力される制御コマンドに基づき遊技球払出装置53による賞球の払出動作を制御している。また、払出制御装置51には、遊技球払出装置53の他、球貸信号制御装置71が接続されており、払出制御装置51は、球貸信号制御装置71を介してCRユニット70を操作し、必要個数の遊技球を受皿2内に供給する。
遊技盤6は、図2に示すように略正方形状をなす合板からなり、表枠4の裏面に形成された遊技盤収納枠(図示せず)に収納固定されている。また、遊技盤6の前面には、ガイドレール13a及び遊技球規制レール13bが設けられ、ガイドレール13a及び遊技球規制レール13bで囲まれた領域によって遊技領域が構成されている。
遊技領域には、遊技くぎや風車等などの障害物14と、遊技球の進入し得る入賞口が形成された各種入賞装置25,26,27,28と、入賞に至らなかった遊技球を遊技領域の外部に排出するアウト口15と、演出を踏まえた種々の図柄を表示する可変表示装置100が設けられている。
また、可変表示装置100の上部には、後に詳述するスタートチャッカ26の開放制御に係る当否判定の結果を「○」「×」等の記号で告知する普通図柄表示装置(LED表示
装置)18と、当否判定の実行に係る権利の保留数を表示する通過保留数表示ランプ16と、始動入賞の保留数を表示する特定保留数表示ランプ19等が設けられている。また、可変表示装置100の両側に、開放制御の当否判定で実行される乱数抽選の契機をなすスルーチャッカ49が設けられいてる。
遊技くぎや風車などの障害物14は、遊技盤6上に打ち出された遊技球の落下方向に変化を与えて遊技球の処理に面白みを持たせる機能と、各種入賞装置25,26,27,28並びにスルーチャッカ49の近傍に遊技球を誘導する機能とを兼ね備えている。
また、入賞装置としては、遊技球が入り込むことで所定個数の賞球(遊技球)の払出しに繋がる一般入賞装置25と、後に詳述する大当たり抽選プログラム実行の契機をなしたり、図柄の変動表示を開始させるためのトリガー(契機)となるスタートチャッカ(始動入賞装置)26と、特別遊技状態への移行時に開かれる開閉扉27cを備えた大入賞装置(以下、アタッカという)27と、スタートチャッカ26を一定期間開放するためのトリガーとなる開放用入賞装置28などを例示できる。
なお、各入賞装置には、遊技球の通過を検知するためのセンサ(図示略)が内蔵されており、そのセンサの出力は、主制御装置50の入力ポートに入力されている。また、本明細書では、これら入賞装置25,26,27,28に設けられる入賞口に遊技球が入る動作を以て入賞と称する。また、特に、スタートチャッカ26に遊技球が入った場合には、この入賞を「始動入賞」と称することもある。
スタートチャッカ26は、遊技盤6の略中央であって且つ可変表示装置100の下方に設けられている。また、スタートチャッカ26に形成された始動入賞口26aの両側には、開放制御の実行下で始動入賞口26aの外方に動き、始動入賞口26aの開口面積をさらに拡大する機能を備えた可動片26bが設けられている。
可動片26bは、スタートチャッカ26に組み込まれたソレノイドにリンク機構を介して連結され、このソレノイドに対する通電の有無により始動入賞口26aの外方若しくは内方に動く。なお、ソレノイドは可動物制御装置67に接続されており、その通電に係る制御は、主制御装置50の管理のもと可動物制御装置67で処理されている。
普通図柄表示装置18は、スタートチャッカ26の開放制御の実行の有無に係る当否判定の結果を告知する普通図柄を表示するための表示装置であり、例えば、普通図柄として「○」「×」等の記号を表示する。より詳しくは、当否判定の当選を受けて「○」を表示し、また、落選を受けて「×」を表示する。
また、この当否判定の当選は、当業者並びに遊技者に於いて「小当り」と称され、この小当りの当選を条件にスタートチャッカ26の開放制御が開始される。また、開放制御の実行下では、スタートチャッカ26に設けられる可動片26bが所定周期で外方に動き、通常時に較べて始動入賞口26aの間口が広がるため、始動入賞口26aに対して遊技球が入賞し易くなる。よって、遊技者は、この間有利に遊技を楽しむことができる。
また、上記当否判定の実行の権利は、先のスルーチャッカ49に対する遊技球の通過を以て成立する。つまり、遊技球がスルーチャッカ49を通過すると、小当りの当否判定に係る乱数抽選の抽選権利が得られ、主制御装置50は、この抽選権利の成立を条件に小当りの当否判定を行っている。また、この抽選権利は、例えば、保留数4を上限にその権利の行使が保留されることもあり、その保留数は、通過保留数表示ランプ16の点灯数から確認できるようになっている。
アタッカ27は、図3に示すように、他の入賞口に較べて広い間口を有する大入賞口27aと、この大入賞口27aの内部に開口したVゾーン(継続入賞領域)27bと、通常の遊技状態に於いて、この大入賞口27aに対する遊技球の進入を阻止する開閉扉27cとを備えている。また、開閉扉27cは、特別遊技状態の継続下で実行される開閉制御のもとで開閉され、大入賞口27aの内部に至る通路を確保する。Vゾーン27bは、大入賞口27aの一端側(図3中の右端側)に設けられている。
また、開閉扉27cは、上述のスタートチャッカ26と同様に、遊技盤6の裏面に設けられたソレノイド(図示せず)にリンク機構を介して連結されており、主制御装置50の管理のもと、可動物制御装置67によって、その開閉が制御がされている。
上記開閉制御とは、通常閉じている開閉扉27cを、この開閉制御の実行下で開閉して、大入賞口27aに対する遊技球の進入(入賞)を可能にする制御である。また、特別遊技状態の継続下では、この開閉扉27cの単位作動期間を1ラウンドとして、通常、15〜16ラウンドを上限にラウンドが消化される。そして、このラウンドの消化に伴い順次開閉制御が発生するように構成されている。
更に、このアタッカ27は、上記Vゾーン27bの反対側に設けられ遊技球111(図4参照)を回収する回収口112と、遊技球111がアタッカ27に入賞し、遊技球111によって所定の条件が満たされたときにVゾーン27bを開口し、遊技球111によって所定の条件が満たされないときにはVゾーン27bを閉じるVゾーン開閉手段113とを備えている。なお、このVゾーン開閉手段113については、後述する。
上記Vゾーン27bは、アタッカ27の片側、本例では図4中の右側に設けられ、上記回収口112は、Vゾーン27bの反対側、すなわち図4中の左側に設けられている。これらのVゾーン27b及び回収口112は、遊技盤6の前面から裏面まで貫通している。また、Vゾーン27b及び回収口112は、遊技球111が通過可能な適宜な開口面積を有している。
また、上記Vゾーン開閉手段113は、図4に示すように、中心軸115を中心としてその両側が上下に所定の角度だけ揺動するシーソ部材116を有している。
このシーソ部材116の上記回収口112側の先端には、遊技球を貯留する貯留部材122が設けられている。また、シーソ部材116の上記Vゾーン27b側の先端には、シャッタ部材118が設けられている。
上記シャッタ部材118は、Vゾーン27bを略完全に閉鎖できる大きさを有し、且つシーソ部材116が初期位置にあるときに、Vゾーン27bを略完全に閉鎖する位置に配置されている。
上記貯留部材122は、長辺部分122aと短辺部分122bによって略逆L字状に形成されている。短辺部分122bは、上方に延びた状態で貯留部材122の先端に配置されている。また、長辺部分122aの上面側には比較的浅い凹部122cが設けられている。
上記シーソ部材116は、特別遊技状態以外の遊技状態でアタッカ27の開閉扉27cが閉じられているときには、シーソ部材116の中心軸115よりシャッタ部材118側が、バネ119によって下方に引っ張られている。
そして、貯留部材122に遊技球111が貯留されていない場合には、貯留部材122
が、シャッタ部材118より少し低くなるように、Vゾーン開閉手段113が水平線130より所定の角度αだけ傾斜した状態で保持されている。そして、後述のように、貯留部材122に貯留された遊技球111が増えるごとに、少しずつその傾斜が大きくなる。
また、上記のように貯留部材122がシャッタ部材118より少し低くなった状態では、長辺部分122aの凹部122cにおける底面が、短辺部分122b側に少し下り傾斜となる。
この状態では、Vゾーン27bがシャッタ部材118によって略完全に閉鎖され、回収口112が貯留部材122における凹部122cの底面より下側に配置される。つまり、この状態では、Vゾーン27b及び回収口112の両方が閉鎖される。
ここで、開閉扉27cが開いて大入賞口27a内に遊技球111が入った際には、この遊技球111がまずVゾーン27b側に導かれる。そして、Vゾーン27bがシャッタ部材118によって閉じられているときには、この遊技球111が貯留部材122側に導かれ、貯留部材122に貯留される。
また、貯留部材122に貯留される遊技球111が1個増える毎に、その重量でVゾーン開閉手段113の傾斜が少しずつ大きくなり、貯留部材122が少しずつ降下する。
そして、貯留部材122に所定数の遊技球111が貯留されると、Vゾーン開閉手段113が水平線130に対して所定の角度βだけ傾斜する。本実施形態では、貯留部材122に遊技球111が8個貯留すると、Vゾーン開閉手段113が水平線130に対して所定の角度βだけ傾斜する。
この状態で、貯留部材122に貯留している遊技球111のうち、最下部且つ最先端にある遊技球111が、回収口112の開口面積内に配置される。
そして、この遊技球111が回収口112から排出され、順次残りの遊技球111が回収口112から排出される。排出された遊技球111は、落下する途中でセンサ131aを通過し、センサ131aによって遊技球111が検出される。
また、この場合には、シャッター部材118が上昇し、Vゾーン27bが完全に開かれる。これにより、大入賞口27a内に入賞した遊技球111は、Vゾーン27bに入賞する。
Vゾーン27bに入賞した遊技球111は、落下する途中でセンサ131bを通過する。これにより、遊技球111がセンサ131bによって検出される。
なお、本実施形態では、8個の遊技球111が貯留部材122に貯留した場合に、Vゾーン27bが開かれる場合について説明したが、7個以下、又は9個以上の任意数の遊技球111が貯留部材122に貯留されたときに、Vゾーン27bが開かれるようにできる。
続いて、図1の開放用入賞装置28について説明する。開放用入賞装置28には、遊技球の進入可能な開放口28aが形成されている。本実施の形態では、大入賞装置27の両側に計2カ所の解放用入賞装置28が設けられている。また、開放口28aに対する遊技球の入賞時には、スタートチャッカ26に設けられた可動片26bが一定期間開放状態になり、スタートチャッカ26に対する遊技球の進入が容易になる。
特定保留数表示ランプ19は、複数のランプを備え、そのランプの点灯個数によって始動入賞の保留数を表示している。なお、ランプの点灯制御は、副制御装置の1つであるランプ制御装置62で管理されており、保留に価する始動入賞があった場合には、その始動入賞を受けてランプの点灯数が1つ増える仕組みになっている。また、保留された始動入賞が各種制御の実行に伴い消化されたときには、ランプの点灯数が1つ減るように制御されている。
可変表示装置100は、遊技盤6の略中央に設けられ、図柄をモチーフとした画像データ(識別情報)を種々の演出を踏まえて表示する。なお、図柄の表示を例に説明すれば、あたかも回胴上に付された図柄の如く各画像データを図柄の表示領域に設けられる有効ライン上に連続的に可変表示する。また、図柄と共にキャラクタ画像や背景画像を表示し、これら図柄やキャラクタ画像並びに背景画像の演出によって遊技者に視覚上得られ意外性や面白みを提供している。
なお、本明細書では、これらキャラクタ画像や背景画像を含み、単に「図柄」と称することもある。
また、可変表示装置100の制御は、図6に示すように、主制御装置50によって行われる。この主制御装置50は、始動入賞の成立を契機に、遊技者にとって有利な遊技状態に移行させるか否かの判定にあたる大当たり乱数抽選制御プログラム(抽選手段:以下、単に大当たり抽選プログラム80を実行する。
また、その判定結果を遊技者に告知すべく、主制御装置50は、図柄の変動パターンや仮停止図柄及び確定停止図柄を決定するための乱数抽選を更に実行する。この乱数抽選では、先の大当たり抽選プログラム80の実行による抽選結果に基づき「アタリ」に対応したデータ選択テーブル、又は「ハズレ」に対応したデータ選択テーブル等を対象に乱数抽選を実行する。そして、この乱数抽選で抽出した乱数を含む乱数範囲値に設定されている変動パターンデータや確定停止図柄の種別データ等に対応する制御コマンドが生成され、副制御装置60の1つである図柄制御装置61に送信される。
主制御装置50は、遊技に係る主たる制御(基本プログラム)を実行する装置であり、基本処理装置であるCPU(Central Processing Unit)50aと、CPU50aでの処理に用いられるデータを一時記憶するRAM(Random Access Memory)50cと、CPU50aにて処理する各種プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)50bを備えている。
ROM50bに記録されるプログラムの一例を説明すれば、大当たり抽選プログラム80等に用いられる乱数抽選実行用のプログラム、大当たり抽選プログラム80による抽選結果を踏まえて各種副制御装置60に出力すべき制御コマンドを生成・出力する出力制御プログラムなどを例示できる。
また、主制御装置50には、図柄制御装置61、ランプ制御装置62、音声制御装置63等の副制御装置60が接続されており、主制御装置50は、各副制御装置60に対して、先行コマンド及び後続コマンド等からなる制御コマンドを送信している。
副制御装置の1つであるランプ制御装置62は、主制御装置50から出力される制御コマンドに基づき電飾品を用いた演出を制御する。
より詳しくは、特定保留数表示ランプ19や通過保留数表示ランプ16の制御プログラム、並びに各種入賞装置に組み込まれる電飾及び遊技機前面に設けられる装飾LED10
等の発光を制御するためのプログラムを記録したROM62bと、ROM62bに記録されるプログラムを主制御装置50から出力される制御コマンドに基づき処理するCPU62aと、CPU62aでの処理に用いられるデータを一時記憶しておくRAM62cと、を備えている。
音声制御装置63は、パチンコ機1の前面に設けられたスピーカ12を制御するための装置であり、スピーカ12の制御に用いるプログラムを記録したROM63bと、ROM63bに記録されるプログラムを主制御装置50から出力される制御コマンドに基づき処理するCPU63aと、CPU63aでの処理に用いられるデータを一時記憶しておくRAM63cと、を備えている。
図柄制御装置61は、主制御装置50から出力される制御コマンドに基づき画像データを生成してビデオ・ディスプレイ・プロセッサ(VDP)65に送信し、このビデオ・ディスプレイ・プロセッサ65を介して各種図柄を可変表示装置100に表示する機能を備えている。尚、図柄制御装置61については後に詳述する。
続いて、上記主制御装置50および副制御装置60等を備えているパチンコ機1の制御系で処理する各種制御について説明する。
[基本プログラム]
図7に示すように、主制御装置50は、電源の投入を受けて基本プログラムを立ち上げ、初期設定処理を実行する(S100)。本初期設定処理では、電源断チェック処理、及びRAM領域の初期化、並びに各副制御装置に対する通常起動コマンドの送信処理、また、エラー状態の復帰回復処理、システムタイマ割込処理を実行する。
このうち電源断チェック処理は、電源断発生後の電源投入か否か、すなわち電源断復帰からの起動なのか、或いは通常状態(稼働状態)からの起動なのかを振り分ける。また、その振り分けにあたりチェックすべき項目として、本実施の形態では、(1)RAMクリアスイッチの遮断状態、(2)電源断発生時にセットされたフラグの値、(3)全RAM領域の内容を、チェック項目として設定している。
また、この電源断チェック処理の結果、電源断復帰からの起動と判定されたときには、上記RAMの初期化、並びに各副制御装置に対する通常起動コマンドの送信処理を実行し、これらの処理によって電源断時のエラーを解除している。
また、主制御装置50は、各種データの初期化の後にシステムタイマ割込処理を実行する。
本システムタイマ割込処理は、後述のステップ101からステップ113までをメインルーチンとして、このメインルーチンを遊技機稼働中のマシンサイクルとして定期に実行するための処理であり、例えば、主制御装置50に内蔵されたクロックのリセット信号に基づきタイマを更新し、このタイマの値をもとにマシンサイクルを確立させる。
続いて、初期設定処理の後、主制御装置50は、続くステップ101に移り、後に詳述する大当たり抽選プログラム80に於いて実行される乱数抽選の乱数範囲値を設定する。また、この設定した乱数範囲値内にて定期に乱数を更新し続ける乱数更新処理を実行する。
また、乱数更新処理の後、主制御装置50は、入力管理処理(S102)の一処理として、始動入賞球検知センサ(特定入賞球検知センサ)47、大入賞球検知センサ(特別入賞球検知センサ)48、通過球検知センサ46等から得られるセンサ出力を、入力ポート
を介して読み込む。
ここで始動入賞球検知センサ47は、上記スタートチャッカ26に入賞した遊技球を検知するセンサである。また、大入賞球検知センサ48は、アタッカ27に入賞した遊技球を検知するセンサである。通過球検知センサ46は、スルーチャッカ49に入賞した遊技球を検知するセンサである。
また、入賞管理処理では、上記入力ポートのチェック、及び主制御装置50に設けられるスイッチのエッジ検出を実行する。また、これらポート及びスイッチのチェックに加え、全入賞装置の入賞情報を個別に集計し、また、これらのチェックによって得られた信号並びに全入賞装置の入賞情報を、以後の各種処理において活用し得るデータに変換するデータ変換処理を実行する。なお、ここで入賞情報とは、遊技球を検知したか否か、また、遊技球の入賞の成立のタイミング等に相当する。
次に、主制御装置50は、補給球切れエラーや受皿満タンエラー等の異常監視処理を実行し(S103)、その後に普通図柄制御処理を実行する(S104)。
普通図柄制御処理では、小当りの当否に係る当否判定が実行される。この当否判定では、通過球検知センサ46で取得した入賞情報(例えば、入賞の成立タイミング)を乱数抽出のパラメータに乱数抽選が実行される。また、この当否判定の結果に基づき普通図柄表示装置18にて表示すべき「○」「×」等の普通図柄が決定される。
次に、主制御装置50は、特別図柄制御処理を実行する(S105)。特別図柄制御処理は、始動入賞の成立によって得られる情報(例えば、入賞の成立タイミング)に基づき大当たり抽選プログラム80を実行し、この大当たり抽選プログラム80実行による抽選結果に対応する先行コマンドを準備する。また、あわせて表示すべき確定停止図柄に対応した図柄の指定や、この図柄の表示に用いる変動パターンデータ等を乱数抽選にて選出し、この選出したデータに対応する後続コマンドを準備する。
次に、主制御装置50は、出力管理処理を行う(S106)。出力管理処理では、各副制御装置(図柄制御装置61、音声制御装置63、ランプ制御装置62、払出制御装置51等)に送信すべき制御コマンドを編集し、適宜のタイミングで各副制御装置に対してその制御コマンドを送信する。また、あわせて外部(ホールや試験機関等)の集中管理装置54にも所望のデータを送信する。
続いて、可変図柄表示制御処理を実行する(S107)。本処理は、特別図柄制御処理で生成された制御コマンドを可変表示装置100及び普通図柄表示装置18に送信して、上述の如く各種図柄を可変表示装置100及び普通図柄表示装置18に表示させる。
続いて、主制御装置50は、普通図柄電動役物制御処理を実行する(S108)。普通図柄電動役物制御処理は、先の普通図柄制御処理にて得られた小当りの当否判定の結果を参照して、この当否に基づき可動片26bの開閉操作を行う。より詳しくは、小当りの当選を条件に開放制御を実行し、この開放制御のもと、スタートチャッカ26に設けられたソレノイドに電圧を印可して可動片26bを開く。
次に、主制御装置50は、大入賞領域制御処理を実行する(S109)。この大入賞領域制御処理は、大当たり抽選プログラム80実行による抽選結果を参照し、大当たり抽選プログラム80による抽選の当選を受けてアタッカ27の開閉制御を実行する。
より具体的には、特別遊技状態への移行に伴う第1ラウンドの開始を受け、主制御装置
50は、可動物制御装置67を介してアタッカ27のソレノイドに適宜のタイミングで電圧を印可し、開閉扉27cを作動させる。また、開閉扉27cの作動開始後、予め定められた時刻に達した、或いは大入賞口27aに入り込んだ遊技球の数(入賞数)が上限値に達したなどの条件の成立をもってソレノイドに対する通電を停止し、開閉扉27cの開閉制御を一旦終了する。また、当該開閉制御の終了を以て第1ラウンドの終了とみなす。
また、主制御装置50は、第1ラウンドの開催中に、大入賞口27a内部のVゾーン27bに遊技球が入り込んだことを受け、この第1ラウンドの終了後に、続く第2ラウンドを開始する。そして、第2ラウンドの開始を受けて、再び開閉扉27cの開閉制御を開始する。また、以後、同様に、Vゾーン27bでの入賞を条件に、最大15〜16ラウンドを上限に、続く第3ラウンド及び第4ラウンド等へとラウンドを発展させる。
また、ラウンドの開催中にVゾーン27bに入賞がなかった場合には、全ラウンドの消化を待たずして、当該ラウンドの終了後に特別遊技状態を終了し、主制御装置50は、各種装置の制御状態を通常の遊技状態に対応した制御状態に復帰させる。このように大入賞領域処理では、ラウンドの継続の有無を踏まえ、例えば15〜16ラウンドを上限に開閉扉27cの開閉制御を実行する。
上記のように、ラウンドの開催中にVゾーン27bに入賞がなかった場合には、全ラウンドの消化を待たずして、当該ラウンドの終了後に特別遊技状態が終了するので、遊技者にそのことを告知するのが好ましい。
そのため、図8に示すように、可変表示装置100に、Vゾーン27bに遊技球111が入賞しない場合には特別遊技状態が終了する旨の表示100aをするのが好ましい。
図7に示すように、上記ステップ109に続いて、主制御装置50は、払出制御処理を行う(S110)。この払出制御処理では、ステップ102の入力管理処理で得られた各種センサの出力に基づき入賞の有無を把握し、入賞時には、その入賞に見合う賞球の払出しを遊技球払出装置53を介して実行する。
また、ランプ・LED制御処理(S111)、及び音声制御処理を実行する(S112)。ランプ・LED制御処理では、大当たり抽選プログラム80実行による抽選結果を踏まえて装飾ランプ11や装飾LED10の点滅による光の演出を遊技者に提供する。また、併せて上記特定保留数表示ランプ19の点灯数を変更する。
また、音声出力制御では、大当たり抽選プログラム80の実行結果を音声制御装置63に読み込み、スピーカ等にて構成される音声発生装置12を介して、遊技の進行に応じた音の演出を遊技者に提供する。
そして、本メインルーチンの最終処理として、主制御装置50は、電源が断たれたか否かを把握し(S113)、電源遮断時には、本処理ルーチンを一旦抜ける。また、未だ遊技機が稼働中であると判断したときには、ステップ101に戻り、再度ステップ101からステップ113に至るメインルーチンを繰り返す。
このようにパチンコ機1の制御系では種々の制御が実行され、これら各種制御の実行によってパチンコ機1の各種装置の制御が為されている。また、これらの制御によって遊技者に遊技を提供している。
続いて、本実施形態の図柄制御装置61について詳述する。図6に示すように、本実施形態に係る図柄制御装置61は、図柄による演出に関する各種プログラム及び各種データテーブルを格納するROM61bと、ROM61bに記録される画像生成プログラムを主
制御装置50から出力される制御コマンドに基づき処理するCPU61aと、CPU61aでの処理に用いられるデータを一時記憶しておくRAM61c等を備えている。
また、このパチンコ機1は、上記アタッカ27の開放時間が、大当たり図柄の種類に応じて異なる。図9は、アタッカ27の解放時間設定処理を示すフローチャートである。
ここでは、まず図柄の通常変動が終了して図柄が固定され(S200)、次に、大当たり判定が行われる(S201)。そして、図柄が大当たりであると判定されたときには、次に図柄判定が行われる(S202)。ステップ201で大当たりではないと判定されたときには、ステップ200の通常変動が行われる。
ステップ202の図柄判定処理で、図柄Aであると判定された場合には(S203)、次に、全てのラウンドにおけるアタッカ27の開閉扉27cの解放時間として時間t1が選択される(S204)。
また、ステップ202の図柄判定処理で、図柄Bである判定された場合には(S205)、次に、次のラウンドであるAラウンドのみにおけるアタッカ27の開閉扉27cの解放時間として時間t2が選択される(S206)。
更に、ステップ202の図柄判定処理で、図柄Cであると判定された場合には(S207)、次に、Aラウンド、Bラウンド、Cラウンドの3ラウンドにおけるアタッカ27の開閉扉27cの解放時間として時間t3が選択される(S208)。
ステップ204,ステップ206,ステップ208の後、大入賞口27aが開放され(S209)、次に大入賞口27aの開放時間が、上記時間t1,t2,t3の何れかに設定される(S210)。
次に、Vゾーン開閉手段113の貯留部材122に遊技球111が所定数、本実施形態では8個貯留されるまで、遊技球111が貯留部材122に貯留される(S211)。そして、遊技球111が貯留部材122に所定数すなわち8個貯留されたときにVゾーン27bが開放される(S212)。
次に、大入賞口27aに遊技球111が所定数入賞したか否かが判定される(S213)。ステップ213で所定数入賞していないと判定された場合は、次に大入賞口27aの開放時間がステップ210で設定された所定時間t1,t2,t3の何れかに達したか否かが判定される(S214)。
ステップ214で開放時間が所定時間t1,t2,t3の何れかに達したと判定された場合は、次に、大入賞口27aが閉塞される(S215)。また、ステップ213で大入賞口27aに所定数の遊技球111が入賞したと判定された場合も、次に、ステップ215で大入賞口27aが閉塞される。
ステップ214で開放時間が所定時間t1,t2,t3の何れかに達していないと判定された場合は、次に、ステップ213以降の処理が繰り返して行われる。
ステップ215の後、規定ラウンドに達したか否かが判定され(S216)、ここでステップ216で規定ラウンドに達していないと判定された場合は、次に、Vゾーン27bに遊技球111が入賞したか否かが判定される(S217)。
ステップ216で規定ラウンドに達したと判定された場合、及びステップ217でVゾ
ーン27bに遊技球111が入賞したと判定された場合は、上記ステップ209以下の処理が繰り返して行われる。
また、ステップ216で規定ラウンドに達していないと判定された場合、及びステップ217でVゾーン27bに遊技球111が入賞していないと判定された場合は、この大入賞口開放時間設定処理が終了する。
このように、本発明のパチンコ機1は、遊技球111がアタッカ27に入賞し、遊技球111によって所定の条件が満たされたとき、本実施形態では、所定の条件としてアタッカ27内に設けられVゾーン開閉手段113の貯留部材122に所定数、例えば8個の遊技球111が貯留された、貯留部材122に貯留された遊技球111の全重量が、所定値以上となったときに、アタッカ27内のVゾーン27bが開かれる。
また、遊技球111によって所定の条件が満たされないとき、本実施形態では、貯留部材122に所定数、例えば8個の遊技球111が貯留されないときには、Vゾーン27bがシャッタ部材118によって閉じられる。
従って、アタッカ27の開放中に、遊技者がハンドル操作によって遊技球111をコントロールして、上記所定の条件を満たそうとするので、アタッカ27の開放中でも遊技者の興味を持続させることができる。
また、上記Vゾーン開閉手段113は、シーソ部材116、貯留部材122及びシャッタ部材118で構成できるので、構成を簡略化できる。
更に、本発明のパチンコ機1は、アタッカ27の開放時間が、大当たり図柄の種類A,B,Cに応じて異なるので、アタッカ27の開放中に遊技者の大当たり図柄に対する興味を引くことができる。
本発明に係る実施形態の遊技機を示す斜視図である。 本発明に係る実施形態の遊技盤を示す正面図である。 本発明に係る実施形態のアタッカを示す正面図である。 本発明に係る実施形態のVゾーン開閉手段を示す図であり、Vゾーン及び回収口が閉じられている状態を示す図である。 本発明に係る実施形態のVゾーン開閉手段を示す図であり、Vゾーン及び回収口が開かれている状態を示す図である。 本発明に係る実施形態の制御系を示すブロック図である。 本発明に係る実施形態の基本制御のフローチャートである。 本発明に係る実施形態の表示装置における表示例を示す図である。 本発明に係る大入賞口の開放時間の設定処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 パチンコ機(遊技機)
2 受皿
2a 遊技球借入口
2b 賞球払出口
2c 貯留球整列路
2d 遊技球供給口
2e,2f ボタン
3 外枠
4 表枠
5 窓枠
6 遊技盤
7 発射駆動装置
8 操作ハンドル
9 透視窓
10 装飾LED
11 装飾ランプ
12 スピーカ
12 音声発生装置
13a ガイドレール
13b 遊技球規制レール
14 障害物
15 アウト口
16 通過保留数表示ランプ
18 普通図柄表示装置
19 特定保留数表示ランプ
20 灰皿
21 発射停止ボタン
25 一般入賞装置
26 スタートチャッカ
26a 始動入賞口
26b 可動片
27 アタッカ(大入賞装置)
27a 大入賞口
27b Vゾーン
27c 開閉扉
28 開放用入賞装置
28a 開放口
46 通過球検知センサ
47 始動入賞球検知センサ
48 大入賞球検知センサ
49 スルーチャッカ
50 主制御装置
51 払出制御装置
52 発射制御装置
53 遊技球払出装置
54 集中管理装置
60 副制御装置
61 図柄制御装置
62 ランプ制御装置
63 音声制御装置
65 プロセッサ
67 可動物制御装置
70 CRユニット
71 球貸信号制御装置
80 抽選プログラム
100 可変表示装置
100a 表示
111 遊技球
112 回収口
113 ゾーン開閉手段
115 中心軸
116 シーソ部材
118 シャッタ部材
119 バネ
122 貯留部材
122a 長辺部分
122b 短辺部分
122c 凹部
130 水平線
131a,131b センサ

Claims (5)

  1. 始動口に遊技媒体が入賞した際に抽選を行い、前記抽選が大当たりとなったときにアタッカが開放されると共に、前記アタッカ内のVゾーンに前記遊技媒体が入賞したときに、前記アタッカの開放動作が所定の回数継続される遊技機において、
    前記アタッカ内には、前記Vゾーンの他に前記遊技媒体を回収する回収口と、
    前記遊技媒体が前記アタッカに入賞し、前記遊技媒体によって所定の条件が満たされたときに前記Vゾーンを開口し、前記遊技媒体によって前記所定の条件が満たされないときには前記Vゾーンを閉じるVゾーン開閉手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記Vゾーン開閉手段は、前記アタッカに入賞した前記遊技媒体を貯留する貯留部材を有し、
    前記所定の条件は、前記貯留部材に貯留された前記遊技媒体の全重量が所定値以上となることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記Vゾーン開閉手段は、前記貯留部材以外に、一端が前記Vゾーン側に配置され他端が前記回収口側に配置され、その中間部を支点として上下に所定の角度だけ回動可能なシーソ部材と、前記シーソ部材における前記Vゾーン側の端部が上方に移動した際に前記Vゾーンを開口するシャッタ部材とを有し、
    前記貯留部材が前記シーソ部材における前記支点より前記回収口側に設けられ、
    前記貯留部材に貯留された前記遊技媒体の全重量が前記所定値以上となったときに、前記シーソ部材が所定の角度だけ揺動して、前記シーソ部材に設けられた前記シャッタ部材が上昇し、前記Vゾーンが開放されることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記所定の条件は、前記アタッカに入賞した前記遊技媒体の数が所定数以上となることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  5. 前記アタッカの開放時間は、大当たり図柄の種類に応じて異なることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の遊技機。
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