JP2912005B2 - パチンコ機用入賞装置 - Google Patents

パチンコ機用入賞装置

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JP2912005B2 JP30581790A JP30581790A JP2912005B2 JP 2912005 B2 JP2912005 B2 JP 2912005B2 JP 30581790 A JP30581790 A JP 30581790A JP 30581790 A JP30581790 A JP 30581790A JP 2912005 B2 JP2912005 B2 JP 2912005B2
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征一郎 福島
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、パチンコ球の入賞が容易な大当り状態に変
動可能であり、かつ、例えば大当り状態でそこに入ると
大当り状態が継続する特別入賞口を有するパチンコ機用
入賞装置(以下入賞装置という)に関する。
《従来の技術》 従来の入賞装置には、所謂飛行機タイプのもの、デジ
タルタイプのもの、権利発生タイプのもの等がある。以
下に飛行機タイプの入賞装置を例示して説明する。
飛行機タイプの入賞装置は、 遊技板の遊技部に打ち込まれたパチンコ球を受け入れ
る入賞開口と、 該入賞開口を開閉する一対の開閉片と、 この開閉片を開閉動作させる電気的駆動装置と、 入賞開口に入ったパチンコ球を受け入れ、その一部を
特別入賞口にした比較的広い入賞口と、 遊技部に別途設けた始動入賞口への入賞により、前記
電気的駆動装置が作動して開閉片を1回又は2回開動作
させ、このとき入賞開口に飛び込んだパチンコ球が特別
入賞口に入賞すると「大当り」となって10個のパチンコ
球が入賞するまで18回を限度に開閉片を開閉動作させ、
さらに、その間に特別入賞口に入賞すると15回を限度と
して大当り状態を更新せしめるものである。
《発明が解決しようとする課題》 上記の入賞装置は、特別入賞口への入賞により大当り
状態に変化し、又は、大当り状態を更新するものであ
り、特別入賞口へ入賞するか否かが遊技者の興味の中心
である。
しかし、特別入賞口に入賞する場合には、開閉片間に
入ってから比較的短時間で入賞口に到達し、しかも入賞
後すぐ次の大当り状態に進行してしまうため、特別入賞
口へ入賞した面白さを楽しむ暇もなく遊技が淡々と進行
することが多かった。
そこで本発明は、特別入賞口に入賞するパチンコ球の
入賞時期を適宜制御することにより、特別入賞口に入賞
する面白さを遊技者に堪能させ、以って遊技の興趣の増
大を図ることを目的とするものである。
《課題を解決するための手段》 上記の目的を達成するため本発明は、 パチンコ球の入賞が容易な大当り状態に変動可能であ
り、かつ、特別入賞口16Vを設けてなる入賞装置5にお
いて、 パチンコ球をプールするプール手段25と該プール手段
25でプールされたパチンコ球を放出する解除手段26とか
らなる球保留装置24を設け、該球保留装置24から放出さ
れたパチンコ球を前記特別入賞口16Vに入賞させるよう
にした入賞装置5を提供するものである。
《作用》 プール手段25でプールされたパチンコ球を解除手段26
の作動で放出すると、該パチンコ球は全て特別入賞口16
Vに入賞する。
プール手段25でプールされるパチンコ球は、プール手
段25の球受入口の配置、及び、球受入口の開閉態様等の
条件により、例えば入賞装置5に入ったパチンコ球の一
部であったり、或は、入賞装置5の外を流れるパチンコ
球を特定条件で補足したものであったりする。
また、解除手段26は、制御装置のプログラムや、或
は、遊技者の操作により作動する。
このようなプール手段25と解除手段26とからなる球保
留装置24を入賞装置5に設けることによって、特別入賞
口16Vに入賞するパチンコ球を入賞前の段階で適宜制御
することができる。
《実施例》 以下に本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
パチンコ機1は、額縁状の前面枠2の裏側に着脱自在
に遊技板3を取付け、該遊技板3の前面を誘導レール4
でほぼ円状に囲って遊技領域3aとなし、この遊技領域3a
に入賞装置5、始動入賞口6,6,6、通常入賞口7,7…、ア
ウト球口8等を設けて概略構成される。
第1図乃至第3図は、入賞装置5の詳細を示すもので
ある。
遊技板3の前面に固着する取付基盤9は、大きな開口
10を有し、その前面側に該開口10の下半部を囲う前カバ
ー11と、開口10の上縁に突設した庇片12及び開口10の上
半部側縁の入賞開口13を塞ぐようにした一対の開閉片1
4,14が設けられている。
前記前カバー11は、全体が透明な合成樹脂製である
が、開口10の下半部の視認性をさらに良くするために窓
孔15が形成されている。そして前カバー11は、該窓孔15
の下に比較的広い入賞口16を形成してなる。該入賞口16
は、3つに区画されており、左右が通常入賞口16L,16R
であり、中央が特別入賞口16Vである。この特別入賞口1
6Vには通路の途中にV球検出器17が設けられている。ま
た、入賞口16に入ったパチンコ球の総数は、入賞球検出
器(図示せず)によってカウントされる。
前記開閉片14,14は、下端裏側に長軸18を突設したも
ので、該長軸18を取付基盤9に回転自在に挿通せしめ、
第2図実線の起立姿勢から同図鎖線の傾動姿勢の間で傾
動自在である。該開閉片14,14は、長軸18の後端にクラ
ンク部材19を固着し、このクランク部材19を後述する裏
カバー20の後側に配置したソレノイド21のプランジャー
22に係合させたもので、ソレノイド21が消磁(プランジ
ャー22が下動)した状態で開閉片14,14が起立し、ソレ
ノイド21が励磁(プランジャー22が上昇)した状態で開
閉片14,14が傾動するように設定されている。
前記取付基盤9の裏面側には、開口10を囲うように裏
カバー20が固着されている。該裏カバー20の内部空間
は、前記前カバー11の上縁から奥に向かって下り傾斜状
に固定された中仕切り板23によって上下の部屋に区画さ
れている。この中仕切り板23と裏カバー20の後壁20rと
の間には、パチンコ球が通過可能な空間Sが形成されて
おり、入賞開口13に入ったパチンコ球が該空間Sを通っ
て下の部屋に落下する。
裏カバー20の底壁20fは、奥から前に向かって下り傾
斜状に形成され、その前縁が前記前カバー11の入賞口16
に臨んでおり、中仕切り板23から落下したパチンコ球が
該底壁20f上を転がって入賞口16に入賞する。
しかして、本発明は、以下に説明するような球保留装
置24を入賞装置5に設けてなるものである。
該球保留装置24は、パチンコ球をプールするプール手
段25と、プール手段25でプールされたパチンコ球を放出
する解除手段26とで構成される。
プール手段25は、前記中仕切り板23の下側に配設した
球パイプ25aと、該球パイプ25aの前面側に対接するスト
ッパープレート25bとからなるものである。球パイプ25a
は、複数個(例えば4個)のパチンコ球を一列で収容し
得る長さの透明な合成樹脂の角筒であり、後端の両横に
突設した支持軸27を裏カバー20の側壁20sに挿通して揺
動自在に支持される。その揺動範囲は、前記ストッパー
プレート25bの裏面に突設した上下の突片28a,28bによっ
て規制される。また、球パイプ25aは、解除手段26たる
ロータリーソレノイド29の駆動軸に支持軸27を連結し、
該ロータリーソレノイド29の内蔵バネ(図示せず)によ
って常に上の突片28aに当接するよう付勢されている。
ストッパープレート25bは、透明な合成樹脂板であり、
球パイプ25aの前面と対向する位置に球放出口30を形成
し、該球放出口30の前面を底なしのガイド枠31で囲って
なる。そして、球放出口30と球パイプ25aの位置関係
は、球パイプ25aが前方を上げて上の突片28aに係合した
状態において、球放出口30の上縁が若干低くなるように
設定される。従って、球パイプ25a内に入ったパチンコ
球がストッパープレート25bに当たって止められ、球パ
イプ25a内にパチンコ球がプールされるのである。
一方、球パイプ25aの後端は、中仕切り板23のほぼ中
央に穿設した球落下孔23aに対向しており、中仕切り板2
3上を流れるパチンコ球が球落下孔23aに落ちると球パイ
プ25aに入る。このパチンコ球が前記のようにプールさ
れるのである。なお、球落下孔23aと球パイプ25aの間に
摺動自在なシャッター板を設けて球落下孔23aを開閉自
在に構成し、特定の条件成立時にのみ球落下孔23aを開
くようにしてもよい。
その他、プール手段25には、球パイプ25a内にプール
されたパチンコ球を検出する光学式のセンサー32が設け
られている。このセンサー32は、発光素子32aと受光素
子32bを裏カバー20の側壁20sから夫々球パイプ25aを挟
んで対向するように配設したものである。なお、本実施
例では、このセンサー32を1個だけ設けたが、例えば、
球パイプ25a内の全てのパチンコ球に対応させてセンサ
ー32を複数個設置し、プール手段25にプールされている
パチンコ球の個数をLEDランプ等で表示してもよい。
解除手段26は、前記のようにロータリーソレノイド29
である。該ロータリーソレノイド29は、裏カバー20の側
壁20sの外側に設置されている。そして、常には内蔵バ
ネで球パイプ25aを第3図時計回りに付勢し、通電状態
で球パイプ25aを反時計回りに回動させて同図鎖線のよ
うに傾動させる。球パイプ25aが傾動すると、それまで
ストッパープレート25bで止められていたパチンコ球が
解除され、球放出口30からガイド枠31を通って特別入賞
口16Vに入賞する。
なお、本実施例では解除手段26の一部品として、下の
突片28bから球止め片3を突設している。この球止め片3
3は、球パイプ25aが傾動した状態で該球パイプ25aの底
壁に穿設した長孔34から球パイプ25aの内部に突出して
2個目のパチンコ球の放出を阻止するストッパーであ
り、球パイプ25aにプールしたパチンコ球を1個づつ放
出するためのものである。
その他、図面中35…は、中仕切り板23、及び、裏カバ
ー20の底壁20fの上面に突設したピンであり、パチンコ
球の流下方向を変化させるためのものである。
しかして、開閉片14,14作動用のソレノイド21及びロ
ータリーソレノイド29は、制御装置(図示せず)の外部
出力ポートに接続され、制御装置側のプログラムに従っ
て制御される。また、始動入賞口6に内蔵された球検出
スイッチ36、及び、球パイプ25aのセンサー32等は制御
装置の入力ポートに接続される。
次に制御装置のプログラムに基づく入賞装置5の作動
パターンの一例を説明する。
入賞装置5が作動していない状態では、ソレノイド21
が消磁した状態にあって開閉片14,14が入賞開口13を閉
じ、また、ロータリーソレノイド29も非通電状態にあっ
て球パイプ25aの前方を持ち上げている。
遊技領域3aに打ち込まれたパチンコ球がいずれかの始
動入賞口6に入ると、その入賞信号が制御装置に送られ
る。この入賞信号によりソレノイド21が作動して開閉片
14,14を1回、又は2回開閉させる。この開閉片14,14の
開閉回数は、両サイドの始動入賞口6,6に入賞した場合
に1回、中央の始動入賞口6に入賞した場合に2回とな
る。
開閉片14,14が開いた時にパチンコ球が入ると、殆ど
のパチンコ球は中仕切り板23から裏カバー20の底壁20f
を流れて入賞口16に至る。
このパチンコ球が、特別入賞口16Vに入賞した場合
は、制御装置のROMに記憶された大当りのプログラムが
実行され、10個のパチンコ球が入賞するまで18回を限度
に開閉片14,14が開閉動作し、さらに、その間に特別入
賞口16Vに入賞すると15回を限度として大当り状態を更
新せしめる。
また、前記で開閉片14,14間に入ったパチンコ球が
中仕切り板23の球落下孔23aから球パイプ25aに入り込
み、かつ、特別入賞口16Vへの入賞信号がない場合は、
このパチンコ球をセンサー32が検出してすぐにロータリ
ーソレノイド29を作動させパチンコ球を放出する。この
放出されたパチンコ球は、特別入賞口16Vに入賞し前記
と同様大当りのプログラムが実行される。
大当りのプログラム実行中において、球パイプ25aに
パチンコ球が入った場合は、ロータリーソレノイド29が
すぐには作動しないように設定されているため、球タン
ク25a内に最大4個のパチンコ球がプールされ得る。
ロータリーソレノイド29は、大当りが更新され得る状
態、例えば2回目の大当り動作中に、開閉片14,14が17
回開閉したか、又は、入賞口16に9個入賞した時点で特
別入賞口16Vへの入賞がないことを条件に作動する。そ
してロータリーソレノイド29が作動すると、球パイプ25
aから1個のパチンコ球が放出され、特別入賞口16Vに入
賞して大当りが更新される。
ロータリーソレノイド29は、大当りが15回目の更新動
作に至った場合には作動しないよう設定されている。従
って、場合によっては大当り状態が終了しても球パイプ
25a内にパチンコ球が残ることがある。このように球パ
イプ25a内にパチンコ球が残っている場合には、次に始
動入賞口6,6,6のいずれかの入賞信号を受けるとロータ
リーソレノイド29が作動し、特別入賞口16Vにパチンコ
球を入賞させて入賞装置5を大当り状態にする。
また、ロータリーソレノイド29は、前面枠2の下方に
設けたスイッチ37の操作によっても作動するようになっ
ており、遊技者が任意の時期に球パイプ25a内のパチン
コ球を放出し得る。従って、遊技者が好きなタイミング
で特別入賞口16Vに入賞させることができ、遊技の興趣
の増大を図ることができると共に、遊技者の都合で早く
遊技を終了したい場合等プールされたパチンコ球を無駄
に残すことがない。なお、本実施例では、始動入賞口6
への入賞がない状態で特別入賞口16Vに入賞しても大当
り状態に変動させないように設定しているが、特別入賞
口16Vへの入賞のみで大当り状態に変動させるように設
定することもできる。
大当りの更新回数が15回目の状態で開閉片14,14が18
回開閉するか、又は、入賞口16にパチンコ球が10個入賞
した場合、或は、更新回数が15回に至らなくとも開閉片
14,14が18回開閉するか、又は、入賞口16にパチンコ球
が10個入賞する間に特別入賞口16Vに入賞しなかった場
合に大当り状態が終了し、前記の状態に戻る。
なお、以上に説明した入賞装置5の作動パターンは言
うまでもなく一つの例示であり、例えば、球保留装置24
の解除手段26の作動タイミング等は制御装置のプログラ
ムにより種々設定できる。
また、球保留装置24のプール手段25は、入賞装置5内
に配置する必要はなく、入賞装置5から分離して設ける
ことも可能である。この場合にはプール手段25の球受入
口を開閉自在にして遊技領域3aの適宜位置に設け、該球
受入口を例えば変動表示器の図柄合わせのような特定条
件の成立により一時的に入賞可能な開状態に変動させる
構成とすることが考えられる。そして、プール手段25と
特別入賞口16Vを通路で連通させればよいのである。
また、球保留装置24の解除手段26の駆動方法も種々考
えられ、例えばロータリーソレノイド29を通常のソレノ
イドやモータに変更することはもちろん、その他、裏連
動をつかってパチンコ球の球重量による梃運動等で作動
させることもできる。そして本実施例で示した解除手段
26は、パチンコ球を1個づつ放出するように構成した
が、例えば球パイプ25a内のパチンコ球を全部一度に放
出したり、或は、複数個(例えば2個単位)づつ放出す
るような構成にしてもよい。
以上、飛行機タイプの入賞装置5への適用例を示して
本発明を説明したが、これ以外にも特別入賞口を有する
デジタルタイプの入賞装置や、権利発生タイプの入賞装
置等にも同様に適用できる。
《発明の効果》 以上のように本発明の入賞装置5によれば、プール手
段25と解除手段26とからなる球保留装置24を設け、該球
保留装置24から放出されたパチンコ球を前記特別入賞口
16Vに入賞させるように構成したため、特別入賞口16Vに
入賞することが明らかなパチンコ球を遊技者の権利球と
して保有させることができ、特別入賞口16Vに入賞する
楽しみを十分に堪能させることができる。そしてさら
に、他の種々の遊技条件、例えば始動入賞口6への入賞
等と球保留装置24の作動条件を組合わせることによっ
て、従来にない遊技パターンを新たに創造することがで
きる等、パチンコ遊技の興趣を増大させ得る効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は斜視図、第2図は一部を断面にした正面図、第
3図は中央縦断側面図、第4図はパチンコ機の正面図で
ある。 5……パチンコ機用入賞装置、16V……特別入賞口、24
……球保留装置、25……プール手段、26……解除手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ球の入賞が容易な大当り状態に変
    動可能であり、かつ、特別入賞口を有するパチンコ機用
    入賞装置において、 パチンコ球をプールするプール手段と該プール手段でプ
    ールされたパチンコ球を放出する解除手段とからなる球
    保留装置を設け、該球保留装置から放出されたパチンコ
    球を前記特別入賞口に入賞させるようにしたことを特徴
    とするパチンコ機用入賞装置。
JP30581790A 1990-11-12 1990-11-12 パチンコ機用入賞装置 Expired - Lifetime JP2912005B2 (ja)

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