JP2002239208A - クレーンゲーム機 - Google Patents

クレーンゲーム機

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JP2002239208A JP2001043210A JP2001043210A JP2002239208A JP 2002239208 A JP2002239208 A JP 2002239208A JP 2001043210 A JP2001043210 A JP 2001043210A JP 2001043210 A JP2001043210 A JP 2001043210A JP 2002239208 A JP2002239208 A JP 2002239208A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 景品載置面を有効に利用することができるク
レーンゲーム機を提供する。 【解決手段】 クレーンゲーム機は、景品を載置する景
品載置面(3)と、景品(4)をつかむ複数の鉤爪
(6)を有するクレーン(5)と、遊技者の操作に応じ
てクレーン(5)を景品載置面(3)上の位置に設定
し、クレーン(5)の鉤爪(6)に景品(4)を掴む動
作をさせる駆動機構(7)と、景品載置面(3)上でク
レーン(5)が移動可能な領域を変化させることができ
る移動領域可変手段(101〜104)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技者(プレー
ヤ)の操作により位置決めされるクレーン型の景品捕獲
装置を使用して、玩具や菓子等の景品を掴み取るゲーム
を行うクレーンゲーム機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクレーンゲーム機としては、上部
を透明カバーで覆ったハウジング内に、多数の景品を載
置する景品載置面と、複数の鉤爪を有する景品捕獲装置
としてのクレーン及びその駆動機構を設置し、ハウジン
グの外面にはコイン挿入口とプレーヤが操作する起動ス
イッチ等から成る操作部を設けたものが知られている。
ゲームを行う際には、プレーヤはコインを入れて操作部
を操作することにより、クレーンを景品載置面上の任意
の位置に移動させ、クレーンの鉤爪が景品を捕えられる
ようする。そして、鉤爪がうまく景品を把持した場合に
は、その景品が景品載置面に設けられた開口を通ってハ
ウジングの外に排出されるので、プレーヤは景品を取得
できる。このようなゲーム機では、1回のコイン投入に
よってゲームができる時間や回数が予め定められてい
る。
【0003】景品載置面に載置される景品としては、遊
技者の趣向の多様化により、キーホルダーのような小型
景品から、この小型景品と比較して数倍も大きい人形の
ような大型景品が用いられている。
【0004】また、今日では、2つのクレーンが設けら
れ、2人が同時にゲームを行うことが可能な(いわば2
人タイプの)クレーンゲーム機も提供されている。この
クレーンゲーム機では、一の景品載置面上の領域を予め
均等な2つの領域に分け、各領域内をクレーンが夫々移
動できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記2
人タイプのクレーンゲーム機では、各クレーンが移動で
きる領域の大きさが等しく画一的である。従って、キー
ホルダーのような小型景品を載置する場合には、景品の
大きさに対して一のクレーンが移動可能な領域、すなわ
ち景品載置面の面積が相対的に大きく、このため、プレ
ーヤが獲得できなかった景品が景品載置面に設けられた
開口の周囲に集められ、それ以外の景品載置面の部分が
空いている場合が生じやすい。
【0006】一方、動物のぬいぐるみ等の大型景品を載
置する場合には、景品の大きさに対して景品載置面の面
積が相対的に小さく、載置できる景品の数が限られる。
このため、載置できる景品の種類も限定され、多くの遊
技者の好みに合う景品を載置することが難しい。従っ
て、好みの景品が載置されていない場合には、遊技者が
ゲームを行わないということも起こり得る。
【0007】そこで、小型景品専用のクレーンゲーム
機、或いは大型景品専用のクレーンゲーム機を造ること
も考えられるが、遊技場においてクレーンゲーム機を設
置することが可能な面積には限りがある。このため、小
型景品及び大型景品のいずれを載置しても、有効に景品
載置面を利用することが可能なクレーンゲーム機が望ま
れている。
【0008】本発明の目的は、景品載置面を有効に利用
することができるクレーンゲーム機を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のクレーンゲーム
機は、景品を載置する景品載置面と、景品を掴む複数の
鉤爪を有するクレーンと、遊技者の操作に応じてクレー
ンを景品載置面上の位置に設定し、クレーンの鉤爪に景
品を掴む動作をさせる駆動機構と、景品載置面上でクレ
ーンが移動可能な領域を変化させることができる移動領
域可変手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】本発明の具体的態様では、移動領域可変手
段は、景品載置面上でクレーンが所定の方向において移
動可能な範囲を変化させることを特徴とする。
【0011】本発明の別の具体的態様では、駆動機構
は、クレーンを所定の方向へ駆動するための駆動手段
と、クレーンと連結し、駆動手段の駆動により所定の方
向へ移動する移動体とを含み、移動領域可変手段は、移
動体が所定の方向において移動可能な範囲を変化させる
ことを特徴とする。
【0012】本発明の別の具体的態様では、移動領域可
変手段は、移動体に設けられたマイクロスイッチと、マ
イクロスイッチをオンすることが可能で、且つ所定の方
向における任意の位置に取り付けることが可能なリミッ
タと、マイクロスイッチからの入力に基づいて、駆動手
段を制御する制御手段とを含むことを特徴とする。
【0013】本発明の別の具体的態様では、移動領域可
変手段は、所定の方向に沿って配置された複数のフォト
センサと、移動体に設けられ、フォトセンサから出る光
を遮る遮光部材と、フォトセンサからの入力に基づいて
駆動手段を制御する制御手段とを含むことを特徴とす
る。
【0014】本発明の別の具体的態様では、景品載置面
上の任意の位置に配置することが可能な仕切り板を備え
たことを特徴とする。
【0015】本発明の更に別の具体的態様では、景品を
載置する景品載置面と、景品を掴む鉤爪を有するクレー
ンと、クレーンの鉤爪に掴まれた景品を外部へ送出する
ための開口とを備えたクレーンゲーム機において、開口
の一部又は全部を覆うことが可能な開口覆い部材を備え
たことを特徴とする。
【0016】
【作用及び効果】本発明のクレーンゲーム機は、景品載
置面上でクレーンが移動可能な領域を変化させることが
可能な移動領域可変手段を備えたことにより、例えば載
置する景品の大きさに応じて景品載置面上におけるクレ
ーンが移動可能な領域を変化させ、景品載置面を有効に
利用することができる。
【0017】本発明の具体的態様によれば、移動領域可
変手段は、景品載置面上において、クレーンが所定の方
向において移動可能な範囲を変化させることができる。
従って、例えば2人用のクレーンゲーム機では、後述の
X軸方向におけるクレーンの移動可能な範囲を変化させ
ることができる。
【0018】また、移動領域可変手段は、クレーンと連
結し、所定の方向に移動する移動体が移動可能な範囲を
変化させることにより、所定の方向におけるクレーンの
移動可能な範囲を変化させることができる。
【0019】また、移動領域可変手段として、移動体に
設けられたマイクロスイッチと、所定の方向における任
意の位置に取り付けることが可能なリミッタと、駆動手
段を制御する制御手段とを用いることができる。
【0020】また、移動領域可変手段として、所定の方
向に沿って配置された複数のフォトセンサと、移動体に
設けられた遮光部材と、駆動手段を制御する制御手段と
を用いることができる。
【0021】また、景品載置面上の任意の位置に配置す
ることが可能な仕切り板を用いることができる。これに
より、クレーンが移動可能な領域に応じて景品載置面を
仕切ることができる。
【0022】また、開口の一部又は全部を覆うことが可
能な開口覆い部材を用いることにより、景品載置面上に
載置した景品の大きさに合せて開口の大きさを増減する
ことができる。また、開口覆い部材の上に景品を載置で
きるように構成することにより、景品載置面を拡大し、
その分多くの景品を載置できる。すなわち、景品載置面
を有効に利用することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】[第1実施例]図1は、本発明の
第1実施例の外観を示す斜視図である。図示のクレーン
ゲーム機は、直方体のハウジング1を備え、その上部の
正面と左右側面には透明なガラス2が嵌め込まれて内部
が見えるようになっている。ハウジング1の内部には、
ガラス2の下端とほぼ同じ高さに景品載置面としてのテ
ーブル3が設置され、その上に景品4を載置している。
テーブル3の上方には、クレーン5が吊下げられ、この
クレーン5から下方に2本の鉤爪6が延びている。ハウ
ジング1の上部には、クレーン駆動機構及び移動領域可
変手段をとして、クレーン5を移動するためのクレーン
移動機構7が設けられている。クレーン移動機構7は、
図2に示すように、各クレーン5a,5bの移動可能な
範囲を任意に定めることができるようになっている。ク
レーン5は、ハウジング1の上部に収納された駆動機構
により上下方向(以下「Z軸方向」という)に駆動され
ると共に、その上下動と同期して鉤爪6を開閉する。な
お、このクレーンゲーム機は、2人のプレーヤが同時に
ゲームを行えるように構成されている。
【0024】台座部8には、照光式X軸用押しボタンス
イッチ9、照光式Y軸用押しボタンスイッチ10、及び
7セグメント表示部11が設けられている。照光式X軸
用押しボタンスイッチ9を操作することにより、図1の
左右方向(以下「X軸方向」という)にクレーン5を移
動させることができる。照光式Y軸用押しボタンスイッ
チ10を操作することにより、図1の前後方向(以下
「Y軸方向」という)にクレーン5を移動させることが
できる。7セグメント表示部11には、ゲームを行うこ
とが可能な回数が表示される。
【0025】ハウジング1の正面においてガラス2の下
方に位置する部分には、景品4の払出率等を調整する際
に開閉する扉12が設けられている。この実施例では、
1回のコイン投入で行うことができるゲームの回数を1
回と複数回(例えば2回)の2種類とし、そのいずれか
をプレーヤが選択できるようにするため、扉12の上部
に2つのコイン挿入口13,14が設けられている。ゲ
ームを行う際には、いずれかの挿入口に所定枚数のコイ
ンを入れると、内部に設けられたコインスイッチ128
(後述の図6)が作動し、ゲームを1回又は複数回行う
ことが可能となる。
【0026】テーブル3の盤面には、クレーン5の鉤爪
6で把持した景品4を排出するための開口15が設けら
れている。また、開口15の下方には、景品4を景品払
出口16まで案内する通路が形成されている。更に、テ
ーブル3の盤面には、仕切り板17が載置されている。
この仕切り板17は、盤面上の任意の位置に移動可能に
構成されている。従って、各クレーン5a,5bが移動
可能な範囲に応じて任意の位置に載置することができ
る。
【0027】図2は、2人のプレーヤが同時にゲームを
行うことを可能とし、且つ小型景品4aを載置する場合
のクレーン移動機構7を示す。このクレーン移動機構7
は、クレーン5を図に示すX軸方向、Y軸方向、及びZ
軸方向の3方向に移動させるものである。実施例のクレ
ーンゲーム機は、2人のプレーヤが左右で同時にゲーム
を行えるようにするため、左右に同じ機能を有する。以
下、2つの機能を「1P」及び「2P」と表わすこと
で、それらを識別する。このクレーン移動機構7では、
各クレーン5a,5bがX軸方向において移動可能な範
囲を任意に定めることができる。
【0028】クレーン移動機構7は、X軸用スライドシ
ャフト18、Y軸用スライドシャフト19、移動体の一
例であるY軸ユニット42,52,72,82、Z軸ユ
ニット60,90、クレーン5をX軸方向へ移動させる
ためのX軸用リバーシブルモータ26,36,54,8
4、駆動プーリ22,32、1P用タイミングホイール
24、2P用従動プーリ34、タイミングベルト20,
30,56,86、各種マイクロスイッチ46,48,
76,78、及び各種リミッタ101〜104により構
成される。
【0029】1P側のX軸用タイミングベルト20は、
X軸用駆動プーリ22とタイミングホイール24とに掛
け回されている。X軸用駆動プーリ22は、X軸用リバ
ーシブルモータ26によって回転駆動され、1P側のX
軸用タイミングベルト20を移動させる。2P側のX軸
用タイミングベルト30も同時にX軸用駆動プーリ32
と2P用従動プーリ34とに掛け回されている。X軸用
駆動プーリ32は、X軸用リバーシブルモータ36によ
って回転駆動され、X軸用タイミングベルト30を移動
させる。
【0030】ここで、1P用タイミングホイール24
は、2P側のX軸用駆動プーリ32を軸支し、且つX軸
用リバーシブルモータ36から突出した軸と同一の軸に
軸支されているが、このタイミングホイール24は空回
りするようになっている。すなわち、2P側のX軸用リ
バーシブルモータ36の駆動力は、1P用タイミングホ
イール24に伝達されない構造となっている。また、各
種マイクロスイッチ46,48,76,78及びリミッ
タ101〜104は、Y軸ユニット42,52,72,
82及びZ軸ユニット60,90が移動可能なの範囲を
制限するために設けられている。
【0031】1P用Y軸ユニット40には、1P側のY
軸用リバーシブルモータ42、滑り軸受け44、X軸初
期位置検知用マイクロスイッチ46、及びX軸限界位置
検知用マイクロスイッチ48が取り付けられている。滑
り軸受け44に設けられた孔にX軸用スライドシャフト
18aが移動自在に嵌合している。1P用Y軸ユニット
40は、連結具108(後述の図5)を介して1P側の
X軸用タイミングベルト20と連結し、X軸用スライド
シャフト18aに沿ってX軸方向において移動可能にな
っている。この1P用Y軸ユニット40には、Y軸用ス
ライドシャフト19aが結合している。また、Y軸用リ
バーシブルモータ42の駆動プーリ(図示せず)には、
Y軸用タイミングベルト50が掛け回されている。
【0032】Y軸用スライドシャフト19aの他端は、
ハウジング1の裏面側に位置する1P用Y軸ユニット5
2に固定されている。また、1P用Y軸ユニット52に
取り付けられた従動プーリ(図示せず)には、Y軸用タ
イミングベルト50が掛け回されている。この1P用Y
軸ユニット52は、X軸用リバーシブルモータ54の駆
動により移動するX軸用タイミングベルト56と連結
し、X軸用スライドシャフト18bに沿ってX軸方向の
位置が他方の1P用Y軸ユニット40と同じになるよう
に移動する。
【0033】Y軸用タイミングベルト50と連結具60
を介して上面において連結した1P用Z軸ユニット62
の内部には、クレーン5aをZ軸方向へ移動するための
機構(図示せず)が設けられている。1P用Z軸ユニッ
ト62の上部には、孔が設けられ、この孔にY軸用スラ
イドシャフト19aが移動自在に嵌っており、1P用Z
軸ユニット62は、Y軸用スライドシャフト19aに沿
って移動可能となっている。また、1P用Z軸ユニット
62の側面には、Y軸検知用リミッタ64が取り付けら
れると共に、その下部からクレーン5aを吊り下げる伸
縮パイプ66が下方へ伸びている。すなわち、1P用Y
軸ユニット40は、伸縮パイプ66、1P用Z軸ユニッ
ト62、及びY軸用スライドシャフト19aを介してク
レーン5aと連結している。また、Y軸方向における1
P用Z軸ユニット62の移動可能な範囲を定めるための
マイクロスイッチ65a,65bが設けられている。
【0034】2P用Y軸ユニット70には、1P用Y軸
ユニット40と同様に、Y軸用リバーシブルモータ7
2、2P滑り軸受け74、X軸初期位置検知用マイクロ
スイッチ76、及びX軸限界位置検知用マイクロスイッ
チ78が取り付けられている。2P滑り軸受け74には
孔が設けられた孔にX軸用スライドシャフト18aが移
動自在に嵌合している。2P用Y軸ユニット70は、連
結具109(後述の図5)を介してX軸用タイミングベ
ルト30と連結し、X軸用スライドシャフト18aに沿
って移動可能になっている。この2P用Y軸ユニット7
0には、Y軸用スライドシャフト19bが結合してい
る。また、Y軸用リバーシブルモータ72の駆動プーリ
(図示せず)には、Y軸用タイミングベルト80が掛け
回されている。
【0035】Y軸用スライドシャフト19bの他端は、
ハウジング1の裏面側に位置する2P用Y軸ユニット8
2に固定されている。また、2P用Y軸ユニット82に
取り付けられた従動プーリ(図示せず)には、Y軸用タ
イミングベルト80が掛け回されている。この2P用Y
軸ユニット82は、X軸用リバーシブルモータ84の駆
動により移動するX軸用タイミングベルト86と連結
し、X軸用スライドシャフト18bに沿ってX軸方向の
位置が他方の2P用Y軸ユニット70と同じになるよう
に移動する。
【0036】Y軸用タイミングベルト80と連結具90
を介して上面において連結した2P用Z軸ユニット92
の内部には、クレーン5bをZ軸方向へ移動するための
機構(図示せず)が設けられている。2P用Z軸ユニッ
ト92の上部に設けられた孔にY軸用スライドシャフト
19bが移動自在に嵌合しており、2P用Z軸ユニット
92は、Y軸用スライドシャフト19bに沿って移動可
能となっている。また、2P用Z軸ユニット92の側面
には、Y軸検知用リミッタ94が取り付けられると共
に、その下部からクレーン5bを吊り下げる伸縮パイプ
96が下方へ伸びている。すなわち、2P用Y軸ユニッ
ト70は、伸縮パイプ96、2P用Z軸ユニット92、
及びY軸用スライドシャフト19bを介してクレーン5
bと連結している。また、Y軸方向における2P用Z軸
ユニット92の移動可能な範囲を定めるためのマイクロ
スイッチ95a,95bが設けられている。
【0037】ハウジング1の内面には、4つのリミッタ
101〜104が取り付けられている。これらのリミッ
タのZ軸方向の位置は、1P側のX軸初期位置検知用マ
イクロスイッチ46、X軸限界位置検知用マイクロスイ
ッチ48、2P側のX軸初期位置検知用マイクロスイッ
チ76、及びX軸限界位置検知用マイクロスイッチ78
の位置と同じである。また、これらのリミッタは、上記
マイクロスイッチをオンすることが可能である。
【0038】1P側のX軸初期位置検知用リミッタ10
1及びX軸限界位置検知用リミッタ102は、1P用Y
軸ユニット40のX軸方向の移動可能な範囲を制限す
る。すなわち、1P用Y軸ユニット40は、X軸初期位
置検知用リミッタ101とX軸限界位置検知用リミッタ
102との間をX軸方向へ移動可能である。2P側のX
軸初期位置検知用リミッタ103及びX軸限界位置検知
用リミッタ104は、2P用Y軸ユニット70のX軸方
向の移動可能な範囲を制限する。すなわち、2P用Y軸
ユニット70は、X軸初期位置検知用リミッタ103と
X軸限界位置検知用リミッタ104との間をX軸方向へ
移動可能である。後述のように、これらのリミッタの位
置を適宜変更することにより、X軸方向における各クレ
ーン5a,5bの移動可能な領域の範囲を変更すること
ができる。
【0039】マイクロスイッチ65a,65bは、1P
用Z軸ユニット62のY軸方向の移動可能な範囲を制限
する。マイクロスイッチ95a,95bは、2P用Z軸
ユニット92のY軸方向の移動可能な範囲を制限する。
ここで、実施例では、上記のZ軸用ユニット62,92
の移動可能な範囲を制限する各マイクロスイッチの位置
を変更することはできない。
【0040】図3は、2人のプレーヤが同時にゲームを
行うことを可能とし、且つ1P側に大型景品4b、2P
側に小型景品4aを載置する場合のクレーン移動機構7
を示す。
【0041】図3に示す1P側のX軸限界位置検知用リ
ミッタ102、及び2P側のX軸限界位置検知用リミッ
タ104が取り付けられた位置は、図2の位置から矢印
の方向へ移動している。具体的には、1P側のX軸限界
位置検知用リミッタ102は、X軸初期位置検知用リミ
ッタ101から遠ざかる方向へ移動している。また、2
P側のX軸限界位置検知用リミッタ104は、X軸初期
位置検知用リミッタ103に近づく方向へ移動してい
る。すなわち、1P用Y軸ユニット40が移動可能な範
囲は、図2の場合と比較して大きくなり、クレーンの移
動可能な領域が広がっている。他方、2P用Y軸ユニッ
ト70が移動可能な範囲は、図2の場合と比較して小さ
くなり、クレーンの移動可能な領域が狭くなっている。
これにより、2P側のテーブル3に載置された小型景品
4aの数と同数の大型景品4bを1P側のテーブル3に
載置することが可能となる。なお、後述の図5(2)に
示すように、1P側のX軸初期位置検知用リミッタ10
1及びX軸限界位置検知用リミッタ102として、幅の
広いものを用いるようにしてもよい。
【0042】図4は、1人のプレーヤのみがゲームを行
うことができ、且つ1P側(この場合、テーブル3の全
ての領域)に大型景品4bを載置する場合のクレーン移
動機構7を示す。
【0043】図4に示す1P側のX軸限界位置検知用リ
ミッタ102、及び2P側のX軸限界位置検知用リミッ
タ104は、取り外されている。また、1P側のX軸初
期位置検知用リミッタ101が取り付けられた位置は、
図3の場合と同様であるが、2P側のX軸限界位置検知
用リミッタ104は、図の矢印の方向へ移動している。
このX軸限界位置検知用リミッタ104は、1P用Y軸
ユニット40のX軸方向の移動可能な範囲を制限する役
割を果たす。更に、2P用Y軸ユニット70は、Y軸用
リバーシブルモータ72の近傍へ移動し、2P用Z軸ユ
ニット92からは伸縮パイプが取り外されている。この
クレーン移動機構7では、本来2人のプレーヤが同時に
ゲームを行うことが可能な広さのテーブル3を備えたク
レーンゲーム機において、1人のプレーヤのみがゲーム
を行うことができるので、従来と比較してより大型の景
品4を載置することができる。なお、1P用Y軸ユニッ
ト40と滑り軸受け44との間には、適当な空間がX軸
方向に設けられ、1P用Y軸ユニット40は、2P用従
動プーリ34を跨いでX軸方向へ移動可能になってい
る。
【0044】図5は、クレーン移動機構7を上方から見
た図を示す。図の上下方向がY軸方向を示し、図の左右
方向がX軸方向を示す。ただし、図5は、各リミッタ1
01〜104と各Y軸ユニット40,70に設けられた
マイクロスイッチ46,48,76,78との関係を示
すためのものである。従って、実際にクレーン移動機構
7を上方から見たものとは必ずしも一致しない。具体的
には、各マイクロスイッチ46,48,76,78は、
各Y軸ユニット40,70の裏面に取り付けられてい
る。従って、各マイクロスイッチ46,48,76,7
8の全体が、クレーン移動機構7の上方から見えること
はない。また、各Y軸ユニット40,70に取り付けら
れたY軸用リバーシブルモータ42,72、滑り軸受け
44,74等の表示を省略している。
【0045】図5(1)は、図2に示すものと同様に、
2人のプレーヤが同時にゲームを行うことを可能とし、
且つ小型景品4aを載置する場合のクレーン移動機構7
を示す。1P用Y軸ユニット40と2P用Y軸ユニット
70の移動可能な範囲が同一となるように、1P側のX
軸限界位置検知用リミッタ102と2P側のX軸限界位
置検知用リミッタ104が取り付けられている。
【0046】図5(2)は、2人のプレーヤが同時にゲ
ームを行うことを可能とし、且つ1P側に大型景品4
b、2P側に小型景品4aを載置する場合のクレーン移
動機構7を示す。1P側のX軸初期位置検知用リミッタ
101及びX軸限界位置検知用リミッタ102は、2P
側のX軸初期位置検知用リミッタ103及びX軸限界位
置検知用リミッタ104と比較して、大きなものが用い
られている。1P側に大きいX軸初期位置検知用リミッ
タ101及びX軸限界位置検知用リミッタ102を用い
るのは、大型景品4bを載置する1P側において、クレ
ーン5aとハウジング1のガラス2との最小の距離、及
びクレーン5aと仕切り板17との最小の距離を大きく
するためである。
【0047】図5(3)は、2人のプレーヤが同時にゲ
ームを行うことを可能とし、且つ1P側に大型景品4
b、2P側に小型景品4aを載置する場合(オフセット
時)のクレーン移動機構7を示す。1P側のX軸限界位
置検知用リミッタ102及び2P側のX軸限界位置検知
用リミッタ104は、図5(2)の場合と比較して、図
の右側へ移動している。このため、1P用Y軸ユニット
40が移動可能な領域が広がり、2P用Y軸ユニット7
0が移動可能な領域は狭くなっている。これにより、2
P側のテーブル3に載置された小型景品4aの数と同数
の大型景品4bを1P側のテーブル3に載置することが
可能となる。
【0048】図5(4)は、図4の場合と同様に、1人
のプレーヤのみがゲームを行うことができ、且つ1P側
(この場合、テーブル3の全ての領域)に大型景品4b
を載置する場合のクレーン移動機構7を示す。1P側の
X軸限界位置検知用リミッタ102、及び2P側のX軸
限界位置検知用リミッタ104を取り外すことにより、
本来2人のプレーヤが同時にゲームを行うことが可能な
広さのテーブル3を備えたクレーンゲーム機において、
1人のプレーヤのみがゲームを行うことができるので、
従来と比較してより大型の景品4を載置することができ
る。なお、図5(4)のクレーン移動機構7において
も、2P用Y軸ユニット70は取付けたままであり、図
の右側方向における1P側のY軸用ユニットの移動でき
る限界の位置は制限される。このため、1P側のX軸初
期位置検知用リミッタ101として大きなものを用いて
いるのに対し、2P側のX軸初期位置検知用リミッタ1
03(実際には限界位置検知用リミッタ102として機
能する)として通常の大きさのものを用いている。
【0049】図6は、実施例の電気回路の構成を示す。
【0050】図6に示す制御回路111において、マイ
クロコンピュータ112からの制御信号により動作が制
御される主要なアクチュエータとしては、クレーン5を
X軸方向へ移動させるX軸用リバーシブルモータ26,
36,54,84と、Y軸方向へ移動させるY軸用リバ
ーシブルモータ42,72と、Z軸方向へ移動させるZ
軸用リバーシブルモータ121と、鉤爪6を開閉するた
めのステッピングモータ122と、7セグメント表示部
11とがある。
【0051】更に、ステッピングモータ122を駆動制
御する励磁回路123がI/Oポート113を介してC
PU114の出力部に接続されている。励磁回路123
は、CPU114により入力されたパルス数に基づい
て、ステッピングモータ122へ出力する電流を制御す
る。また、マイクロコンピュータ112には、記憶手段
としてROM115及びRAM116が設けられてい
る。
【0052】また、マイクロコンピュータ112が制御
指令を発生するために必要な入力信号を発生する主な入
力信号発生手段としては、X軸初期位置検知用マイクロ
スイッチ101,103、X軸限界位置検知用マイクロ
スイッチ102,104、Y軸初期位置検知用マイクロ
スイッチ65a,95a、Y軸限界位置検知用マイクロ
スイッチ65b,95b、Z軸上端検知用マイクロスイ
ッチ124、Z軸下端検知用マイクロスイッチ125、
全開検知用マイクロスイッチ126、全閉検知用マイク
ロスイッチ127、照光式X軸用押しボタンスイッチ
9、照光式Y軸用押しボタンスイッチ10、コインスイ
ッチ128、景品センサ129、設定用ディップスイッ
チ130がある。
【0053】X軸初期位置検知用マイクロスイッチは1
01,103、開口15の上方におけるクレーン5のX
軸方向の位置(以下「X軸初期位置」という)を検知す
る。X軸限界位置検知用マイクロスイッチ102,10
4は、X軸初期位置からクレーン5が移動可能な限界の
X軸方向の位置(以下「X軸限界位置」という)を検知
する。Y軸初期位置検知用マイクロスイッチ65a,9
5aは、開口15の上方におけるクレーン5のY軸方向
の位置(以下「Y軸初期位置」という)を検知する。Y
軸限界位置検知用マイクロスイッチ65b,95bは、
Y軸初期位置からクレーン5が移動可能な限界のY軸方
向の位置を検知する。Z軸上端検知用マイクロスイッチ
124は、ハウジング1内においてクレーン5が移動可
能な上端の位置を検知する。Z軸下端検知用マイクロス
イッチ125は、クレーン5が移動可能な下端の位置を
検知する。
【0054】ここで、テーブル3上に景品4が隙間無く
並べられている場合と、テーブル3上に景品4が少量並
べられている場合とでは、クレーン5が移動可能な下端
の位置が異なり、Z軸下端検知用マイクロスイッチ12
5が作動するタイミングも異なる。照光式X軸用押しボ
タンスイッチ9は、クレーン5をX軸方向へ移動させる
ために、遊技者が操作可能に構成されている。照光式Y
軸用押しボタンスイッチ10は、クレーン5をY軸方向
へ移動させるために、遊技者が操作可能に構成されてい
る。コインスイッチ128は、コイン挿入口13,14
へ挿入されたコインを検知する。景品センサ129は、
テーブル3の盤面に設けられた開口15を通過して払出
された景品4を検知する。設定用ディップスイッチ13
0は、扉12の内側に設けられ、遊技場側が景品4の払
出率を調整するために用いられる。
【0055】次に、図7〜図9を参照して、CPU11
4の制御動作について説明する。
【0056】初めに、CPU114は、コインが挿入さ
れているか否かを判別する(ST1)。この判別が“Y
ES”のときは、照光式X軸用押しボタンスイッチ9か
らの入力があるか否かを判別する(ST2)。この判別
が“YES”のときは、X軸用リバーシブルモータ2
6,36,54,84を起動する(ST3)。続いて、
CPU114は、照光式X軸用押しボタンスイッチ9か
らの入力が解除されたか否かを判別する(ST4)。こ
の判別が“YES”のときは、ST6の処理に移り、
“NO”のときは、ST5の処理に移る。ST5の処理
では、CPU114は、X軸限界検知用マイクロスイッ
チからの入力があるか否かを判別する。この判別が“Y
ES”のときは、ST6の処理に移り、“NO”のとき
は、ST4の処理に移る。ST6の処理では、CPU1
14は、X軸用リバーシブルモータ26,36,54,
84を停止させる。ここで、X軸用リバーシブルモータ
26,36,54,84の起動中において、照光式X軸
用押しボタンスイッチ9の入力が解除される前に、X軸
限界位置検知用リミッタ102,104に当接すること
によりX軸限界検知用マイクロスイッチ48,78から
の入力があるとき(オンしたとき)、X軸用リバーシブ
ルモータ26,36,54,84が停止する。従って、
X軸限界位置検知用リミッタの取付け位置を任意に変更
することにより、X軸方向のクレーン5の移動可能な範
囲を任意に定めることができる。
【0057】次に、CPU114は、照光式Y軸用押し
ボタンスイッチ10からの入力があるか否かを判別する
(ST7)。この判別が“YES”のときは、Y軸用リ
バーシブルモータ42,72を起動する(ST8)。続
いて、CPU114は、照光式Y軸用押しボタンスイッ
チ10からの入力が解除されたか否かを判別する(ST
9)。この判別が“YES”のときは、ST11の処理
に移り、“NO”のときは、ST10の処理に移る。S
T10の処理では、Y軸限界検知用マイクロスイッチ6
5b,95bからの入力があるか否かを判別する。この
判別が“YES”のときは、ST11の処理に移り、
“NO”のときは、ST9の処理に移る。ST11の処
理では、CPU114は、Y軸用リバーシブルモータ4
2,72を停止させる。続いて、図8のST12の処理
に移る。
【0058】図8のST12の処理では、CPU114
は、鉤爪6が全開となるようにステッピングモータ12
2を起動する。続いて、CPU114は、全開検知用マ
イクロスイッチ126からの入力があるか否かを判別し
(ST13)、この判別が“YES”のときは、ST1
4の処理に移る。ST14の処理では、CPU114
は、ステッピングモータ122を停止させる。続いて、
クレーン5を下方へ移動させるためにZ軸用リバーシブ
ルモータ121を起動する(ST15)。次に、Z軸下
端検知用マイクロスイッチ125からの入力があるか否
か、すなわち鉤爪6の先端がテーブル3又は景品4に当
接したか否かを判別する(ST16)。この判別が“Y
ES”のときは、Z軸用リバーシブルモータ121を停
止させる(ST17)。
【0059】次に、CPU114は、鉤爪6を全閉する
ためにステッピングモータ122を起動する(ST1
8)。続いて、CPU114は、全閉検知用マイクロス
イッチ127からの入力があるか否かを判別し(ST1
9)、この判別が“YES”のときは、ST20の処理
に移る。ST20の処理では、ステッピングモータ12
2を停止する。続いて、CPU114は、Z軸用リバー
シブルモータ121を起動し(ST21)、Z軸上端検
知用マイクロスイッチ124からの入力があるか否かを
判別する(ST22)。この判別が“YES”のとき
は、クレーン5がZ軸方向の上限の位置へ移動したこと
からZ軸用リバーシブルモータ121を停止し(ST2
3)、図9のST24の処理に移る。
【0060】図9のST24の処理では、CPU114
は、クレーン5をX軸初期位置及びY軸初期位置へ移動
するために、X軸及びY軸用リバーシブルモータを起動
する。続いて、X軸又はY軸初期位置検知用マイクロス
イッチ65a,95a,101,103からの入力に応
じて、X軸又はY軸用リバーシブルモータを停止させる
(ST25)。次に、X軸及びY軸用リバーシブルモー
タが停止しているか否かを判別する(ST26)。この
判別が“YES”のときは、鉤爪6を全開とし、景品4
を開口15へ落とすためにステッピングモータ122を
起動する(ST27)。次に、CPU114は、全開検
知用マイクロスイッチ126からの入力があるか否かを
判別し(ST28)、この判別が“YES”のときは、
ステッピングモータ122を逆方向へ、すなわち鉤爪6
が閉じる方向へ起動する(ST29)。次に、全閉検知
用マイクロスイッチ127からの入力があるか否かを判
別し(ST30)、この判別が“YES”のときは、ス
テッピングモータ122を停止させる(ST31)。続
いて、図7のST1の処理に移る。
【0061】[第2実施例]次に、第2実施例のクレー
ンゲーム機について説明する。このクレーンゲーム機の
構造、電気回路等は、基本的に第1実施例のものと同じ
である。ただし、第2実施例では、X軸方向におけるY
軸ユニット40,70の移動可能な範囲をフォトセンサ
A〜Dからの入力に基づいて制御する。また、各Y軸ユ
ニット40,70の裏面には、マイクロスイッチは設け
られておらず、このマイクロスイッチに代えて遮光部材
としての凸部141が設けられている。凸部141は、
各Y軸ユニット40,70からX軸方向へ突出し、フォ
トセンサA〜Gから出た光を遮るようになっている。
【0062】図10は、第2実施例のクレーン移動機構
7を上方から見た図を示す。図の上下方向がY軸方向を
示し、図の左右方向がX軸方向を示す。この実施例で
は、リミッタに代えて複数のフォトセンサA〜GがX軸
方向に沿って配置されている。ここで、図5と同様に、
図10は、各フォトセンサA〜Gと各Y軸ユニット4
0,70に設けられた凸部141との関係を示すための
ものである。従って、実際にクレーン移動機構7を上方
から見たものとは必ずしも一致しない。具体的には、各
Y軸ユニット40,70に取り付けられたY軸用リバー
シブルモータ42,72、滑り軸受け44,74等の表
示を省略している。
【0063】図10に示すように、X軸方向に沿ってフ
ォトセンサA〜Gが並んでいる。フォトセンサA及びD
は、1P用Y軸ユニット40及び2P用Y軸ユニット7
0のX軸初期位置を定めるものである。このフォトセン
サA及びDは、1P側のX軸用リバーシブルモータ26
と、フォトセンサAとの間の距離、及び2P側のX軸用
リバーシブルモータ36と、フォトセンサDとの間の距
離が同じになるように配置されている。フォトセンサ
B,C,Gは、1P用Y軸ユニット40のX軸限界位置
を定めるものである。フォトセンサE,Fは、2P用Y
軸ユニット70のX軸限界位置を定めるものである。
【0064】ここで、第2実施例のクレーンゲーム機の
1P側の扉12の内側には、各クレーン5a,5bのX
軸限界位置を定めるための限界位置選択用ディップスイ
ッチが設けられている。遊技場側は、この限界位置選択
用ディップスイッチを操作することにより、次に説明す
る図10(1)の「2人用、小型景品」、図10(2)
の「2人用、1P側大型景品、2P側小型景品」、図1
0(3)の「2人用、1P側大型景品、2P側小型景品
(オフセット時)」、又は図10(4)の「1人用、大
型景品」のいずれかを選択できるようになっている。
【0065】クレーンゲーム機に電源が投入された際の
限界位置選択用ディップスイッチの設定に応じて、CP
U114は、X軸用リバーシブルモータ26,36,5
4,84の動作の制御のために利用するフォトセンサを
決定する。なお、図10(4)に示す「1人用、大型景
品」が選択されている場合には、CPU114は、2P
側のX軸用リバーシブルモータ36,84を起動するこ
とはない。
【0066】図10(1)は、2人のプレーヤが同時に
ゲームを行うことを可能とし、且つ小型景品4aを載置
する場合のクレーン移動機構7、及びX軸方向における
各Y軸ユニット40,70の移動可能な範囲を示す。図
10(1)では、フォトセンサB,Cが各々1P用Y軸
ユニット40、及び2P用Y軸ユニット70のX軸限界
位置を定める役割を果たす。また、前述のように、フォ
トセンサA及びDは、1P用Y軸ユニット40及び2P
用Y軸ユニット70のX軸初期位置を定める役割を果た
す。
【0067】なお、図10(1)の場合には、CPU1
14は、フォトセンサE,F,Gからの入力に基づいて
X軸用リバーシブルモータ26,36,54,84を起
動させたり、停止させたりすることはない。従って、1
P用Y軸ユニット40、及び2P用Y軸ユニット70の
移動可能な範囲は同じになっている。例えば、フォトセ
ンサA又はBからの入力があったとき、1P側のX軸用
リバーシブルモータ26,54を停止させる。また、フ
ォトセンサC又はDからの入力があったとき、2P側の
X軸用リバーシブルモータ36,84を停止させる。こ
こで、フォトセンサAとBとの距離及びフォトセンサC
とDとの距離を、例えば504.7mmとすることができる。
【0068】図10(2)は、2人のプレーヤが同時に
ゲームを行うことを可能とし、且つ1P側に大型景品4
b、2P側に小型景品4aを載置する場合のクレーン移
動機構7、及びX軸方向における各Y軸ユニット40,
70の移動可能な範囲を示す。図10(2)では、図1
0(1)の場合と同様に、フォトセンサB,Cが各々1
P用Y軸ユニット40、及び2P用Y軸ユニット70の
X軸限界位置を定める役割を果たす。1P用Y軸ユニッ
ト40には、遮光部材としての遮光板142が取り付け
られている。これにより、大型景品4bを載置する1P
側において、クレーン5aとハウジング1のガラス2と
の最小の距離、及びクレーン5aと仕切り板17との最
小の距離を大きくすることができる。なお、2P用Y軸
ユニット70に遮光板142を取り付けることにより、
2P側においても大型景品4bを載置することが可能と
なる。ここで、遮光板142の幅を例えば60mmとするこ
とができる。
【0069】図10(3)は、2人のプレーヤが同時に
ゲームを行うことを可能とし、且つ1P側に大型景品4
b、2P側に小型景品4aを載置する場合(オフセット
時)のクレーン移動機構7、及びX軸方向における各Y
軸ユニット40,70の移動可能な範囲を示す。図10
(3)では、フォトセンサE,Fが各々1P用Y軸ユニ
ット40、及び2P用Y軸ユニット70のX軸限界位置
を定める役割を果たす。また、前述のように、フォトセ
ンサA及びDは、1P用Y軸ユニット40及び2P用Y
軸ユニット70のX軸初期位置を定める役割を果たす。
なお、図10(3)の場合には、CPU114は、フォ
トセンサB,C,Gからの入力に基づいてX軸用リバー
シブルモータ26,36,54,84を起動させたり、
停止させたりすることはない。1P用Y軸ユニット40
のX軸限界位置は、フォトセンサEにより定められるの
で、1P用Y軸ユニット40が移動可能な範囲が広がる
ことによりクレーン5aの移動可能な領域が大きくな
り、2P側のテーブル3に載置された小型景品4aの数
と同数の大型景品4bを1P側のテーブル3に載置する
ことが可能となる。ここで、フォトセンサAとEとの距
離を、例えば714.7mm、フォトセンサFとDとの距離
を、例えば294.7mmとすることができる。
【0070】図10(4)は、1人のプレーヤのみがゲ
ームを行うことができ、且つ1P側(この場合、テーブ
ル3の全ての領域)に大型景品4bを載置する場合のク
レーン移動機構7、及びX軸方向における各Y軸ユニッ
ト40,70の移動可能な範囲を示す。図10(4)で
は、フォトセンサGが1P用Y軸ユニット40のX軸限
界位置を定める役割を果たす。図10(4)の場合に
は、CPU114は、2P側のX軸用リバーシブルモー
タ36,84を起動することはなく、本来2人のプレー
ヤが同時にゲームを行うことが可能な広さのテーブル3
を備えたクレーンゲーム機において、1人のプレーヤの
みがゲームを行うことができるので、従来と比較してよ
り大型の景品4を載置することができる。ここで、フォ
トセンサAとGとの距離を、例えば1734.7mmとすること
ができる。
【0071】[第3実施例]次に、第3実施例のクレー
ンゲーム機について説明する。このクレーンゲーム機の
構造、電気回路等は、基本的に第1実施例のものと同じ
である。
【0072】図11は、第3実施例のテーブル151、
及び仕切り板152を示す。
【0073】テーブル151の左右には、前述の開口1
5を形成する大きい切欠き153と小さい切欠き154
とが形成されている。後で図12を参照して説明するよ
うに、大きい切欠き153の周囲には、開口15の大き
さを変えることができる後述の平面板163を位置決め
するためのネジ穴168が設けられている。
【0074】仕切り板152の両端は、仕切り板受15
5により支持されている。仕切り板受155には、ネジ
穴156が形成されている。仕切り板受155は、この
ネジ穴156と、テーブル151の周囲に沿ってX軸方
向へ並んだネジ穴157とによりテーブル151上に位
置決めされるようになっている。従って、仕切り板15
2をテーブル151の盤面上の任意の位置、例えば各ク
レーン5の移動領域に応じた位置に配置することが可能
である。ここで、仕切り板152は、各クレーン5a,
5bのX軸限界位置の間のX軸方向の位置に取り付ける
のが好ましい。例えば1P側のX軸限界位置検知用リミ
ッタ102と、2P側のX軸限界位置検知用リミッタ1
04との間のX軸方向の位置に取り付けるのが好まし
い。
【0075】図12及び図13は、大きい切欠き153
が形成する開口15の大きさを変えることが可能な機構
を示す。
【0076】テーブル151の盤面上において、大きい
切欠き153の周囲には、開口15の大きさを変えるた
めの開口覆い部材161が取り付けられている。この開
口覆い部材161は、垂直板162と平面板163とに
より構成される。平面板163には、ねじ171を通す
穴164が形成された結合部165が立設されている。
穴164から垂直板162のネジ穴166にねじ171
を入れて締め付けることで、垂直板162が平面板16
3と結合される。平面板163には、Y軸方向に延びた
3つの長孔167が設けられている。この長孔167に
任意のねじ172を通して、テーブル151上に形成さ
れたネジ穴168に入れて締めることにより、開口覆い
部材161を位置決めして、固定できるようになってい
る。すなわち、平面板163をスライドさせて開口覆い
部材161のY軸方向の位置を決めることにより、大き
い切欠き153上を平面板163が覆う領域、及び開口
15の大きさを任意に定めることができる。
【0077】図12(1)は、X軸方向に沿って立設さ
れた垂直板162のY軸方向の位置と、切欠き153の
位置とが一致した態様を示す。図12(2)は、図12
(1)に示す態様から、開口覆い部材161がY軸方向
にスライドした態様を示す。
【0078】図12(1)では、切欠き153上を平面
板163が覆っていないので、切欠き153の大きさが
開口15の大きさとなり、これが最大になっている。他
方、図12(2)では、切欠き153上を平面板163
が覆うことにより、開口15の面積が小さくなってい
る。また、図12(1)の態様では開口15であった領
域には、平面板163が位置している。このように、開
口覆い部材161をY軸方向へスライドさせることによ
り、開口15を形成する切欠き153上を平面板163
が覆う領域、及び開口15の大きさを任意に定めること
ができる。従って、景品の大きさに応じた開口15を形
成すると共に、開口15を形成する切欠き153上を覆
う平面板163上を景品載置面として利用することがで
きる。すなわち、テーブル151の盤面上を有効に利用
することができる。
【0079】例えば、大型景品4bを載置する場合に
は、平面板163が切欠き153を覆う領域を小さくす
ることにより、大型景品4bが開口15を通過可能とす
る。また、小型景品4aを載置する場合には、切欠き1
53を覆う平面板163の領域を大きくすることによ
り、開口15を小さくする。平面板163上の領域を景
品載置面として利用して、テーブル151の盤面上を有
効に利用することができる。
【0080】ここで、垂直板162は、景品が開口15
へ落下することを防止するためのものである。従って、
開口覆い部材161として、平面板163のみを用いる
こともできる。また、開口15の全ての領域を覆うこと
が可能なように開口覆い部材161を構成することもで
きる。これにより、例えば1人のプレーヤのみがゲーム
を行うことができ、且つ1P側に大型景品4aを載置す
る場合のクレーン移動機構(図5(4)、図10
(4))において、開口15が形成されている領域を景
品載置面として利用することができる。すなわち、開口
覆い部材は、実施例のものに限られず、開口15を覆う
ことが可能な任意の形状のものを採用することができ
る。
【0081】以上、実施例について説明したが、本発明
はこれに限られるものではない。
【0082】実施例では、Y軸ユニットが移動可能な範
囲を変化させることにより、間接的にクレーンが移動可
能な領域を変化させるようにしているが、これに限られ
るものではない。例えば、クレーン、伸縮パイプ、Z軸
ユニット等、クレーンの移動可能な領域を変化させるこ
とが可能なものに、フォトセンサ、マイクロスイッチ、
遮光部材、リミッタ等を設けることによりクレーンが移
動可能な領域を変化させることもできる。
【0083】実施例では、クレーンがX軸方向において
移動可能な範囲を変化させるようにしているが、これに
限られるものではない。例えば、Y軸方向において、Y
軸初期位置検知用リミッタ、及びY軸限界位置検知用リ
ミッタを取り付ける位置を変化させることにより、クレ
ーンが移動可能な領域を変化させることもできる。この
場合、X軸及びY軸の2つの方向において、クレーンの
移動可能な範囲を変化させることができるので、例えば
4つのクレーンを備えたクレーンゲーム機の景品載置面
を有効に利用することができる。
【0084】また、実施例では、直方体の筐体から成る
クレーンゲーム機において、X軸方向の移動可能な位置
を変化させることができるようにしているが、筐体の形
状に合わせて任意の方向、例えば円柱状の筐体から成る
クレーンゲーム機では、直交しない複数の軸の各々の方
向について、クレーンが移動可能な位置を変化させるよ
うにすることもできる。
【0085】また、実施例では、2つのクレーンを備え
たクレーンゲーム機について説明しているが、1つのク
レーンを備えたクレーンゲーム機に本発明を適用するこ
ともできる。この場合、載置する景品の大小に応じてク
レーンが移動可能な領域を定め、残りの領域を他の用途
に用いることもできる。
【0086】実施例では、2P側のX軸用タイミングベ
ルト30は、X軸用駆動プーリ32に掛け回されてい
る。このため、2P用Y軸ユニット70は、この2P側
のX軸用駆動プーリ32が取り付けられた位置を超えて
1P側のY軸ユニットに近づく方向へ移動することがで
きないが、これに限られるものではない。すなわち、X
軸方向における2P用Y軸ユニット70が移動可能な範
囲を、1P用Y軸ユニット40と同様に大きくできるよ
うにしてもよい。
【0087】第1実施例では、Y軸ユニットにマイクロ
スイッチを設け、リミッタを任意の位置に取り付けるこ
とにより、クレーンが移動可能な領域を変化させるよう
にしているがこれに限られるものではない。例えば、Y
軸ユニットにリミッタを設け、クレーンゲーム機の筐体
の内面等に予め複数個(例えば、16個)のマイクロス
イッチを取り付けておく。第2実施例の場合と同様に、
クレーンゲーム機に電源が投入された際の限界位置選択
用ディップスイッチの設定に応じて、CPU114が、
X軸用リバーシブルモータの動作の制御のために利用す
るマイクロスイッチを決定するようにすることもでき
る。
【0088】第2実施例では、所定の位置に7個のフォ
トセンサを配置するようにしているが、これに限られる
ものではない。フォトセンサの数、及びフォトセンサを
取り付ける位置は、実施例のものに限られない。より多
くのフォトセンサを設けて、クレーンが移動可能な領域
をより細かく変化させるようにしてもよい。
【0089】また、仕切り板の位置に基づいて、クレー
ンが移動可能な領域を変化させるようにしてもよい。例
えば、景品載置面のX軸方向に沿って複数のスイッチを
設ける。仕切り板が載置されたことによりオンしたスイ
ッチの位置に基づいてCPUがリバーシブルモータを制
御するようにすることもできる。これにより、容易にク
レーンが移動可能な領域を変化させることができる。
【0090】また、クレーンが移動可能な領域が変化す
ることにより、その変化に応じて仕切り板が自動的に移
動するようにしてもよい。例えば、2つのクレーンを備
えたクレーンゲーム機では、2つの限界位置の間に、仕
切り板が自動的に移動するようにしてもよい。
【0091】また、実施例では、Y軸ユニット、及びZ
軸ユニットを移動させるためにタイミングベルトを用い
るようにしているが、これに限られるものではない。例
えば、いわゆるスクリューシャフトを用いることもでき
る。また、タイミングベルトとスクリューシャフトを併
用することもできる。例えば、スクリューシャフトによ
りY軸ユニット、タイミングベルトによりZ軸ユニット
を移動させるようにすることもできる。
【0092】また、第1実施例では、マイクロスイッチ
とリミッタ、第2実施例では、フォトセンサと遮光部材
を用いることによりクレーンが移動可能な領域を変化す
るようにしているが、マイクロスイッチとリミッタ、及
びフォトセンサと遮光部材を併用することもできる。例
えば、Y軸ユニットの位置をフォトセンサと遮光部材を
用いて検知する。また、Z軸ユニットの位置をマイクロ
スイッチとリミッタを用いて検知することもできる。
【0093】実施例では、2つのクレーンの移動可能な
領域を変化させるために、2つのX軸限界位置検知用リ
ミッタを用いるようにしているが、これに限られるもの
ではない。例えば、1つのX軸限界検知用リミッタを用
いることとし、これに1P用X軸限界位置検知用リミッ
タ及び2P用X軸限界位置検知用リミッタが有する機能
を持たせるようにしてもよい。これにより、X軸限界位
置検知用リミッタが取り付けられた位置を変更する際の
労力を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図。
【図2】実施例のクレーン移動機構を示す斜視図。
【図3】実施例のクレーン移動機構を示す斜視図。
【図4】実施例のクレーン移動機構を示す斜視図。
【図5】実施例のマイクロスイッチとリミッタとの関係
を示す図。
【図6】実施例の電気回路の構成を示す図。
【図7】実施例のCPUの制御動作を示すフローチャー
ト。
【図8】図7に続くフローチャート。
【図9】図8に続くフローチャート。
【図10】実施例のフォトセンサと遮光部材との関係を
示す図。
【図11】実施例のテーブル及び仕切り板を示す図。
【図12】実施例の開口の大きさを変えることが可能な
機構を示す図。
【図13】実施例の開口覆い部材を示す図。
【符号の説明】
1…ハウジング、2…ガラス、3…テーブル、4a…小
型景品、4b…大型景品、5…クレーン、6…鉤爪、7
…クレーン移動機構、8…台座部、9…照光式X軸用押
しボタンスイッチ、10…照光式Y軸用押しボタンスイ
ッチ、11…7セグメント表示部、12…扉、13,1
4…コイン挿入口、15…開口、16…景品払出口、1
7…仕切り板、18…X軸用スライドシャフト、19…
Y軸用スライドシャフト、20…1P側のX軸用タイミ
ングベルト、22…X軸用駆動プーリ、24…タイミン
グホイール、26…X軸用リバーシブルモータ、30…
2P側のX軸用タイミングベルト、32…X軸用駆動プ
ーリ、34…2P用従動プーリ、36…X軸用リバーシ
ブルモータ、40…1P用Y軸ユニット、42…Y軸用
リバーシブルモータ、44…滑り軸受け、46…X軸初
期位置検知用マイクロスイッチ、48…X軸限界位置検
知用マイクロスイッチ、50…Y軸用タイミングベル
ト、52…1P用Y軸ユニット、54…X軸用リバーシ
ブルモータ、56…X軸用タイミングベルト、60…連
結具、62…1P用Z軸ユニット、64…Y軸検知用リ
ミッタ、66…伸縮パイプ、70…2P用Y軸ユニッ
ト、72…Y軸用リバーシブルモータ、74…2P滑り
軸受け、76…X軸初期位置検知用マイクロスイッチ、
78…X軸限界位置検知用マイクロスイッチ、80…Y
軸用タイミングベルト、82…2P用Y軸ユニット、8
4…X軸用リバーシブルモータ、86…X軸用タイミン
グベルト、90…連結具、92…2P用Z軸ユニット、
94…Y軸検知用リミッタ、101…1P側のX軸初期
位置検知用リミッタ、102…X軸限界位置検知用リミ
ッタ、103…2P側のX軸初期位置検知用リミッタ、
104…X軸限界位置検知用リミッタ、111…制御回
路、112…マイクロコンピュータ、113…I/Oポ
ート、115…ROM、116…RAM、121…Z軸
用リバーシブルモータ、122…ステッピングモータ、
123…励磁回路、124…Z軸上端検知用マイクロス
イッチ、125…Z軸下端検知用マイクロスイッチ、1
26…全開検知用マイクロスイッチ、127…全閉検知
用マイクロスイッチ、128…コインスイッチ、129
…景品センサ、130…設定用ディップスイッチ、14
1…凸部、142…遮光板、A〜G…フォトセンサ、1
51…テーブル、152…仕切り板、153,154…
切欠き、155…仕切り板受、156…ネジ穴、161
…開口覆い部材、162…垂直板、163…平面板、1
64…穴、165…結合部、166…ネジ穴、167…
長孔、171,172…ねじ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】景品を載置する景品載置面と、 景品を掴む複数の鉤爪を有するクレーンと、 遊技者の操作に応じて前記クレーンを前記景品載置面上
    の位置に設定し、該クレーンの鉤爪に景品を掴む動作を
    させる駆動機構と、 前記景品載置面上で前記クレーンが移動可能な領域を変
    化させることができる移動領域可変手段とを備えたこと
    を特徴とするクレーンゲーム機。
  2. 【請求項2】請求項1記載のクレーンゲーム機におい
    て、前記移動領域可変手段は、前記景品載置面上で前記
    クレーンが所定の方向において移動可能な範囲を変化さ
    せることを特徴とするクレーンゲーム機。
  3. 【請求項3】請求項2記載のクレーンゲーム機におい
    て、 前記駆動機構は、 前記クレーンを前記所定の方向へ駆動するための駆動手
    段と、 前記クレーンと連結し、前記駆動手段の駆動により前記
    所定の方向へ移動する移動体とを含み、 前記移動領域可変手段は、前記移動体が前記所定の方向
    において移動可能な範囲を変化させることを特徴とする
    クレーンゲーム機。
  4. 【請求項4】請求項3記載のクレーンゲーム機におい
    て、 前記移動領域可変手段は、 前記移動体に設けられたマイクロスイッチと、 当該マイクロスイッチをオンすることが可能で、且つ前
    記所定の方向における任意の位置に取り付けることが可
    能なリミッタと、 前記マイクロスイッチからの入力に基づいて、前記駆動
    手段を制御する制御手段とを含むことを特徴とするクレ
    ーンゲーム機。
  5. 【請求項5】請求項3記載のクレーンゲーム機におい
    て、 前記移動領域可変手段は、 前記所定の方向に沿って配置された複数のフォトセンサ
    と、 前記移動体に設けられ、前記フォトセンサから出る光を
    遮る遮光部材と、 前記フォトセンサからの入力に基づいて前記駆動手段を
    制御する制御手段とを含むことを特徴とするクレーンゲ
    ーム機。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか記載のクレーン
    ゲーム機において、前記景品載置面上の任意の位置に配
    置可能な仕切り板を備えたことを特徴とするクレーンゲ
    ーム機。
  7. 【請求項7】景品を載置する景品載置面と、 前記景品を掴む鉤爪を有するクレーンと、 該クレーンの鉤爪に掴まれた景品を外部へ送出するため
    の開口とを備えたクレーンゲーム機において、 前記開口の一部又は全部を覆うことが可能な開口覆い部
    材を備えたことを特徴とするクレーンゲーム機。
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