JP2002253769A - 入賞口装置 - Google Patents

入賞口装置

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JP2002253769A
JP2002253769A JP2001057292A JP2001057292A JP2002253769A JP 2002253769 A JP2002253769 A JP 2002253769A JP 2001057292 A JP2001057292 A JP 2001057292A JP 2001057292 A JP2001057292 A JP 2001057292A JP 2002253769 A JP2002253769 A JP 2002253769A
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Masato Nakamura
正人 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釘調整を少なくすると共に遊技性を向上す
る。 【解決手段】 遊技盤1に取付けられる基体20に普通
図柄による遊技のきっかけを作る役を担う上側入賞口1
5と、特別図柄による遊技のきっかけを作る役を担う下
側入賞口16と、上側入賞口15と下側入賞口16との
間に配置されて上側入賞口15への入賞に起因して左右
に開閉する開閉体17を有する単一体に形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ機のような
球を使用する遊技機に用いられる入賞口装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は特開2000−325581号で
開示された遊技盤101の正面を示し、102はガイド
レール、103はセンタ飾り、104はセンタ飾り10
3に設けられた普通図柄表示装置、105はセンタ飾り
103の中央窓を通して表示画面が見える特別図柄表示
装置、106は取込型の入賞口装置、107は通過型の
普通図柄始動入賞口装置、108は複合型の特別図柄始
動入賞口装置である。普通図柄表示装置104を備えた
センタ飾り103、特別図柄表示装置105、入賞口装
置106、普通図柄始動入賞口装置107及び特別図柄
始動入賞口装置108は遊技盤101におけるガイドレ
ール102で囲まれた内側の遊技領域に点在されて遊技
盤101に取付けられている。特別図柄始動入賞口装置
108は上側における取込型の特別図柄始動入賞口10
9と下側における取込型の特別図柄始動入賞口110及
び特別図柄始動入賞口109;110間に左右に開閉可
能に配置された開閉体111を備えた単一体(ユニッ
ト)として形成されている。そして、ガイドレール10
2に沿って遊技領域を流下する図外の球が普通図柄始動
入賞口107に入賞すると、普通図柄表示装置104が
普通図柄を可変表示した後に停止し、停止普通図柄が当
り図柄に揃うと、特別始動入賞口装置108の開閉体1
11が左右に開放する。又、上記とは別の遊技領域を流
下する球が特別始動入賞口装置108における上下の特
別図柄始動入賞口109;110の何れかに入賞する
と、特別図柄表示装置104が特別図柄を可変表示した
後に停止し、停止特別図柄が当り図柄に揃うと、特別始
動入賞口装置108よりも下方で遊技盤101に取付け
られたアタッカとか大入賞口とか呼ばれる可変入賞口装
置112の扉113が開閉して大当り遊技が開始する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例は、普通図
柄を始動するきっかけを作る役と特別図柄を始動するき
っかけを作る役というような、異なる複数の役を使い分
ける入賞口装置が上側の普通図柄始動入賞口装置107
と下側の特別図柄始動入賞口装置108という別々の入
賞口装置として形成された構造であるので、釘調整を行
なう場合、普通図柄始動入賞口装置107への球の入賞
を左右する命釘と呼ばれる左右一対の釘114の調整と
特別図柄始動入賞口装置108への球の入賞を左右する
命釘と呼ばれる左右一対の釘115の調整というよう
に、役を使い分ける入賞口毎に釘調整が必要であった。
又、特別図柄始動入賞口装置108は上下に特別図柄始
動入賞口109;110を有するが、それらの特別図柄
始動入賞口109;110は共に特別図柄を始動するき
っかけを作る同じ役であるので、特別図柄始動入賞口1
09;110のどちらに球が入賞しても特別図柄表示装
置104による特別図柄の可変遊技が開始し、遊技性に
欠けることは否めない。
【0004】そこで、本発明は、少ない釘調整で遊技性
の向上が図れる入賞口装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、単一
体に形成された入賞口装置における入賞口への入賞によ
り開始する遊技と下の入賞口への入賞により開始する遊
技とが異なるので遊技性を向上することができ、上下の
入賞口間で基体に設けられた開閉体の開閉で下の入賞口
への入賞確率を変えることができることにより、少なく
とも上の入賞口に対する釘を調整すればよいので、釘調
整が簡単になる。又、本発明にあっては、上下の入賞口
の少なくても一方を基体の前面側より取込まれた入賞球
を基体の前面側に排出する通過型に形成すれば、球を基
体前側から裏側に排出する孔が基体から省略でき、基体
の構造が簡素化できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図4は第1実施形態であっ
て、図1は遊技盤1の正面を示し、図2は複合型の複合
型入賞口装置7の正面を示し、図3は図1をA−A線に
沿い切断した断面を示し、図4は開閉駆動機構30の外
観を示す。
【0007】図1を参照し、遊技盤1について説明す
る。遊技盤1は遊技者から見える意匠盤面に渦巻き状の
ガイドレール2を備え、ガイドレール2で囲まれた内側
の遊技領域に図柄表示装置3を有するセンタ飾り4、命
釘と呼ばれる左右一対の釘5、複数の入賞口装置6、複
合型入賞口装置7、可変入賞口装置8等の入賞口装置、
アウト口9、ランプ風車10や風車11及びサイドラン
プ12並びに図外の遊技釘等の飾り等の多種多様の部品
を備える。図柄表示装置3は遊技盤1の前側よりセンタ
飾り4の中央窓を通して見える画面の上半部に3列配置
された特別図柄表示領域3aを備え、画面の下半部に横
に2列配置された普通図柄表示領域3bを備える。入賞
口装置6は図外の球が入賞することにより賞球を払出す
だけに用いられることから、賞球払出だけのきっかけを
作る役物である(一般入賞口と概念できる)。センタ飾
り4は普通図柄入賞球数表示器13及び特別図柄入賞球
数表示器14を前側より見えるように備える。
【0008】複合型入賞口装置7は上下の入賞口15;
16と中間の開閉体17と備える。上側入賞口15は球
を遊技盤1の化粧盤面である前側から取込み、その球を
上方より下方に誘導して遊技盤1の前側に排出する通過
型であって、普通図柄を始動するだけのきっかけを作る
役を担う。上側入賞口15より排出された球は開閉体1
7を経由して下側入賞口16に取込まれる。下側入賞口
16は球を遊技盤1の化粧盤面である前側から取込み、
その球を上方より下方に誘導して遊技盤1の裏側に排出
する取込型であって、特別図柄を始動するきっかけを作
る役と賞球払出のきっかけを作る異なる複数の役を担
う。開閉体17は左右に開閉し、開閉体17が左右に開
いた場合には上側入賞口15との隙間から球を取込むこ
とが可能となり、開閉体17が図示のように閉じた場合
には上側入賞口15との隙間から球を取込むことが不可
能となる。上側入賞口と左右に開いた開閉体17との間
の隙間から開閉体17に取込まれた図外の球は開閉体1
7で誘導されて下側入賞口16にだけ入賞する。
【0009】図2を参照し、複合型入賞口装置7につい
て説明する。複合型入賞口装置7は平板状の基体20に
上側入賞口15と下側入賞口16と開閉体17とを備え
た単一体として形成される。基体20の四隅には前側か
ら図外の皿頭を有する止ねじで入賞口装置を図1の遊技
盤1に取付けるための皿穴21を備える。上側・下側入
賞口15;16はそれぞれに入賞した球を検出して電気
信号を出力する入賞球検出器22;23を上側・下側入
賞口15;16の前側からは見えないように個別に備え
る。開閉体17は軸24を中心として左右に開閉する一
対であって、裏側に開閉のための係合孔25を開閉体1
7を前側から見て軸24より外側に位置するように備え
る。係合孔25は開閉体17の裏面より前側に窪む形状
であって、開閉体17の前面からは見えない形態であ
る。開閉体17が実線示位置に閉じた場合、当該開閉体
17と上側入賞口15との間の隙間は1個の球も通過す
ることが不可能な寸法に定められる。開閉体17が仮想
線示位置に開いた場合、当該開閉体17と上側入賞口1
5との間の隙間は少なくとも1個の球が通過することが
可能な寸法に定められる。
【0010】図3を参照し、複合型入賞口装置7の内部
構造について詳述する。上側入賞口15に配置された上
側入賞球検出器22及び下側入賞口16に配置された下
側入賞球検出器23は上下に貫通する球検出孔28;2
9と端子26;27とを備える。球検出孔28;29は
上側・下側入賞口15;16に個別に配置されると共に
1個の球Pが通過可能であるが2個以上の球が同時に通
過不可能な孔径である。開閉体17には上側・下側入賞
口15;16間で基体20に取付けられた開閉駆動機構
30が連結される。開閉駆動機構30はケース31の内
部にアクチュエータとしての電磁ソレノイド32と揺動
部材33とを備える。電磁ソレノイド32は励磁コイル
34を包むヨーク35をケース31に取付け、プランジ
ャ36の中間部に固定されたスプリングシート37とヨ
ーク35との間にプランジャ36に装着されたコイルば
ねのような弾性体38を有し、弾性体38のばね力がプ
ランジャ32に励磁コイル34より突出する方向の力と
して与えられている。プランジャ32の先端部にはケー
ス31に上側の軸41で前後方向に揺り動くように取付
けられた揺動部材33に下側のピン39で連結される。
揺動部材33における下部より前側に突出する突起40
の先端部はケース31及び基体20より前側に突出して
開閉体17の係合孔25に挿入される。プランジャ36
に揺動部材33を直接的に接続した形態であるので、プ
ランジャ36の動きを開閉体17に伝える構造が簡単で
ある。
【0011】そして、励磁コイル34が供給された電力
で励磁しプランジャ36を弾性体38のばね力に抗して
吸引すると、揺動部材33が軸41を中心としてケース
31に引込まれる側に回転し、突起40が開閉体17の
係合孔25に係合しつつ開閉体17に下向きの力つまり
開く力を与え、開閉体17が図1に点線で示すように開
く。上記電力の供給が遮断されると、弾性体38がプラ
ンジャ36を押出し、揺動部材33が軸41を中心とし
てケース31より飛出す側に回転し、突起40が開閉体
17の係合孔25に係合しつつ開閉体17に上向きの力
つまり閉じ力を与え、開閉体17が図1に実線で示すよ
うに閉じる。
【0012】図4を参照し、電磁ソレノイド32の動作
を図3の開閉体17に伝達する揺動部材33について説
明する。揺動部材33は門形であって、左右の縦壁部を
繋ぐ横壁部に図3の軸41を挿入する軸受孔42を備
え、左右の縦壁部にピン39を挿入する長孔43を備
え、左右の縦壁部の間における隙間にプランジャ36の
先端部を挿入し、ピン39を一方の縦壁部の長孔43よ
りプランジャ36のピン受孔44を経由して他方の縦壁
部の長孔43に挿入することにより、揺動部材33とプ
ランジャ36とがピン39で回転可能に連結される。ピ
ン39はピン受孔44に圧入されるか又はプランジャ3
6とピン受孔44の内部に位置するピン39とにテーパ
ーピンのような固定具を装着するか又は左右の縦壁部よ
り外側に突出するピン39に止輪を装着する等によって
揺動部材33及びプランジャ36に脱落防止される。
【0013】第1実施形態では、図1の遊技盤1の裏側
又は遊技盤1を装着する遊技機枠体の裏側に取付けられ
る図外の制御装置が上側入賞口15に入賞した球を検出
した上側入賞球検出器22からの信号や下側入賞口16
に入賞した球を検出した下側入賞球検出器23からの信
号に基づき図柄表示装置3と可変入賞口装置8と普通図
柄入賞球数表示器13と特別図柄入賞球数表示器14及
び開閉体17を駆動する。又、複合型入賞口装置7の開
閉体17が閉じ中、つまり、制御装置から図3の電磁ソ
レノイド32への電力供給が停止された状態においては
制御装置が上側入賞球検出器22から入力された球検出
信号を有効として扱い、下側入賞球検出器23から入力
された球検出信号を無効として扱う。又、複合型入賞口
装置7の開閉体17が開き中、つまり、制御装置から電
磁ソレノイド32に電力が供給された状態においては制
御装置が上側入賞球検出器22から入力された球検出信
号及び下側入賞球検出器23から入力された球検出信号
の双方を有効として扱うようになっている。
【0014】第1実施形態の構造によれば、図1に示す
ように、開閉体17が閉じている状態において、球が上
側入賞口15に入賞し、上側入賞球検出器22が上側入
賞口15に入賞した球を検出して制御装置に出力する
と、制御装置が上側入賞球検出器22からの球検出信号
により図柄表示装置3を図柄可変制御する。そして、図
柄表示装置3が普通図柄表示領域3bに横2列の普通図
柄を可変表示した後に停止し、停止普通図柄が当り図柄
に揃うと、制御装置が所定回数又は所定時間だけ開閉体
17を左右に開閉する。上記普通図柄の可変表示中及び
開閉体17の開き中において上側入賞球検出器22から
制御装置に球検出信号が入力された場合、制御装置は当
該球検出信号を普通図柄始動球数として例えば8個のよ
うな所定数を限度して記憶すると共に当該記憶数に応じ
て普通図柄入賞球数表示器13を点灯するように表示制
御する。普通図柄可変遊技は、1回の普通図柄可変遊技
が終了し、停止普通図柄が当り図柄に揃わなければ、制
御装置における普通図柄始動球数記憶が零になるまで繰
返される。
【0015】上記開閉体17が開いた状態において、球
が上側入賞口15から又は上側入賞口15と開閉体17
との間から下側入賞口16に入賞し、下側入賞球検出器
23が下側入賞口16に入賞した球を検出して制御装置
に出力すると、制御装置が下側入賞球検出器23から出
力された球検出信号により図柄表示装置3を図柄可変制
御する。そして、図柄表示装置3が特別図柄表示領域3
aに横3列の特別図柄を可変表示した後に停止し、停止
特別図柄が当り図柄に揃うと、制御装置が所定回数又は
所定時間だけ可変入賞口装置8の扉45を前後に開閉し
て大当り遊技を開始する。上記特別図柄の可変表示中及
び可変入賞口装置8の扉45の開き中において下側入賞
球検出器23から制御装置に球検出信号が入力された場
合、制御装置は当該球検出信号を特別図柄始動球数とし
て例えば4個のような所定数を限度して記憶すると共に
当該記憶数に応じて特別図柄入賞球数表示器14を点灯
するように表示制御する。特別図柄可変遊技は、1回の
特別図柄可変遊技が終了し、停止特別図柄が当り図柄に
揃わなければ、制御装置における特別図柄始動球数記憶
が零になるまで繰返される。
【0016】要するに、第1実施形態の構造によれば、
上側入賞口15への入賞により普通図柄が可変し、その
停止普通図柄が当りの場合に開閉体17が開閉する、と
言うように遊技状況が変化する。下側入賞口16への入
賞により特別図柄を可変し、その停止特別図柄が当りの
場合に可変入賞口装置8の扉45が開閉する、と言うよ
うな遊技を演出することができる。
【0017】図5は第2実施形態に係る遊技盤1の正面
を示し、遊技盤1はセンター役物として図1の図柄表示
装置3を有するセンタ飾り4に代えて可変入賞口装置5
1を備える。可変入賞口装置51は前方開放状の箱形の
装置本体52に左右の扉53と下部中央の特定入賞口5
4(Vゾーン)及び下部左右の一般入賞口55を備え
る。
【0018】そして、可変入賞口装置51よりも下方で
遊技盤1に設けられた複合型入賞口装置7における上側
入賞球検出器22が上側入賞口15に入賞した球を検出
した信号を遊技盤1の裏側又は遊技盤1を装着する遊技
機枠体の裏側に取付けられる図外の制御装置に出力する
と、制御装置が上側入賞球検出器22からの球検出信号
により可変入賞口装置51の扉53を左右に例えば開き
時間が0.5秒で1回開閉する。
【0019】複合型入賞口装置7における下側入賞球検
出器23が下側入賞口16に入賞した球を検出した信号
を制御装置に出力すると、制御装置が下側入賞球検出器
23からの球検出信号により可変入賞口装置51の扉5
3を左右に例えば開き時間が0.8秒で2回開閉する。
この扉53が開いている間に球が可変入賞口装置51に
入賞し、可変入賞口装置51の一般入賞口55に入賞す
ると賞球が払出され、可変入賞口装置51の特定入賞口
54に入賞すると扉53が上記開き時間が長くかつ2回
よりも多い回数だけ開閉して大当り遊技が開始する。
【0020】第2実施形態では、複合型入賞口装置7の
開閉体17が閉じ中、つまり、制御装置から図3の電磁
ソレノイド32への電力供給が停止された状態において
は制御装置が上側入賞球検出器22から入力された球検
出信号を有効として扱い、下側入賞球検出器23から入
力された球検出信号を無効として扱う。又、複合型入賞
口装置7の開閉体17が開き中、つまり、制御装置から
電磁ソレノイド32に電力が供給された状態においては
制御装置が上側入賞球検出器22から入力された球検出
信号及び下側入賞球検出器23から入力された球検出信
号の双方を有効として扱うようになっている。
【0021】第1・第2実施形態において、下側入賞口
16を通過型としたり、上側入賞口装置15を取込型に
形成しても良い。
【0022】図1では普通図柄と特別図柄とを図柄表示
装置3の特別図柄表示領域3a及び普通図柄表示領域3
bにそれぞれ表示したが、普通図柄を表示するための表
示器と特別図柄を表示するための表示器とを別々に構成
し、これらの表示器を遊技盤1に個別に取付けることも
可能である。
【0023】図3では電磁ソレノイド32のプランジャ
36と揺動部材33とをピン39と長孔43とで直接的
に連結したが、プランジャ36と揺動部材33とをリン
クプレートを介して間接的に連結したり、又は、電磁ソ
レノイド32に代えて電磁石と弾性体とで揺動部材33
を動かす構造でも同様に適用できる。揺動部材33を電
磁石と弾性体とで動かす場合には、軸41でケース31
に取付けられた揺動部材33を鉄のような磁性体で形成
するか、又は、合成樹脂やアルミニウムのような非磁性
体で形成された揺動部材33に鉄ような磁性体を設け、
電磁ソレノイド32に代えてケース31に電磁石を固定
し、コイルスプリングような弾性体のばね力を揺動部材
33に与える。そのばね力の与えられる方向は揺動部材
33の突起40が前側に出る方向である。
【0024】そして、電磁石に電力が供給されると、当
該電磁石に発生した磁力が上記磁性体を弾性体のばね力
に抗して後方に吸引し、揺動部材33が図2の実線示位
置から仮想線示位置へと開く一方、上記電磁石への電力
供給が遮断されると、電磁石が消磁し、弾性体が揺動部
材33を前方に押し、揺動部材33が図2の仮想線示位
置から実線示位置へと閉じるようにする。これによっ
て、図3の励磁コイル34よりも電磁石を揺動部材33
に近づけて、開閉駆動機構30の裏側への突出量を減少
することができる。
【0025】第1・第2実施形態における制御装置での
上側・下側入賞球検出器22;23から入力された信号
の有効又は無効の取扱いを以下のように変更することも
可能である。つまり、開閉体17の閉じ中は制御装置が
上側・下側入賞球検出器22;23からの双方の球検出
信号を有効にしてもよいし、開閉体17の開き中は制御
装置が上側入賞球検出器22から入力された球検出信号
を無効とし下側入賞球検出器23から入力された球検出
信号を有効としてもよい。
【0026】第1実施形態の上側入賞口15は普通図柄
を始動するだけのきっかけを作る役を担ったが、普通図
柄を始動するきっかけを作る役と賞球払出のきっかけを
作る異なる複数の役を担うようにすれば、上側・下側入
賞口15;16の双方が異なる複数の役を担うようにで
きる。同様に、第2実施形態の上側入賞口15に賞球払
出のきっかけを作る役を加えてもよい。又、第1・第2
実施形態の上側入賞口15は賞球払出だけのきっかけを
作る役を担うようにしてもよい。このようにすれば、上
側・下側入賞口15;16の双方が賞球払出のきっかけ
を作る役を担うことになるが、いずれの場合であっても
払出される賞球数は上側入賞口15と下側入賞口16と
で同数としても異ならせてもよい。
【0027】第1実施形態において、上側入賞口15が
普通図柄を始動するきっかけを担わずに賞球払出だけの
きっかけを作る役を担うようにした場合には、図柄表示
装置3から普通図柄表示領域3bを取り除くこともでき
るが、この普通図柄表示領域3bを取り除かずにそのま
まにしておき、複合型入賞口装置7以外の遊技盤1に普
通図柄を始動するきっかけを担う入賞口を設けることも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の遊技盤を示す正面図。
【図2】 第1実施形態の複合型の入賞口装置を示す正
面図。
【図3】 図1のA−A線断面図。
【図4】 第1実施形態の開閉駆動機構を示す斜視図。
【図5】 第2実施形態の遊技盤を示す正面図。
【図6】 従来例の遊技盤を示す正面図。
【符号の説明】
7 入賞口装置 15 上側入賞口 16 下側入賞口 17 開閉体 20 基体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体に役を使い分ける上下の入賞口とこ
    れらの入賞口間に左右に開閉可能な一対の開閉体を設け
    た単一体として形成したことを特徴とする入賞口装置。
  2. 【請求項2】 上下の入賞口の少なくても一方を遊技盤
    の前面側より取込まれた入賞球を遊技盤の前面側に排出
    する通過型に形成したことを特徴とする請求項1記載の
    入賞口装置。
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