JP2919915B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2919915B2
JP2919915B2 JP14713090A JP14713090A JP2919915B2 JP 2919915 B2 JP2919915 B2 JP 2919915B2 JP 14713090 A JP14713090 A JP 14713090A JP 14713090 A JP14713090 A JP 14713090A JP 2919915 B2 JP2919915 B2 JP 2919915B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、遊技盤上に設けられる予め定めた入賞口
への打玉の入賞に基づいて可変入賞球装置を打玉が受入
れられ難い又は受入れられない第2の状態から打玉が受
入れられ易い第1の状態に変化させ、その第1の状態中
に受入れられた打玉が可変入賞球装置内に設けられる特
定入賞口に入賞したときに特定遊技状態となるように構
成された弾球遊技機に関するものである。
[従来の技術] 従来、遊技盤上に設けられた予め定めた入賞口(始動
入賞口と俗称される)への打玉の入賞に基づいて可変入
賞球装置の可動玉受部材が1回又は2回開閉動作し、そ
の1回又は2回の開閉動作中に可動玉受部材によって受
入れられた入賞玉が可変入賞球装置内に設けられる特定
入賞口に入賞したときに、特定遊技状態(大当り状態と
もいう)となって可変入賞球装置の可動玉受部材を所定
の態様、具体的には、18回の開閉動作又はその18回の開
閉動作中に受入れられた入賞玉が10個となるまで(以
下、開閉サイクルという)開閉動作を行い、その開閉サ
イクル中に可動玉受部材に受入れられた入賞玉が再度特
定入賞口に入賞したときには、その開閉サイクルを直ち
に停止して次の開閉サイクルに移行し、そのような開閉
サイクルの繰り返しを所定回数(例えば、8回)行うよ
うに構成された弾球遊技機が提供されていた。このよう
な弾球遊技機においては、一旦可変入賞球装置内に受入
れた打玉は、すべて入賞玉とされるようになっていた。
[発明が解決しようとする課題] このため、上記した弾球遊技機においては、可変入賞
球装置が第1の状態に変化したとき(始動入賞時及び大
当り時)、遊技者は、可変入賞球装置により多くの打玉
を入賞させたいという要望がある。また、遊技場側とし
ても遊技者の要望を満たして遊技者の興味を引き付けた
いという要望がある。しかし、多くの打玉を可変入賞球
装置に入賞させてしまうと遊技場の利益が少なくなって
しまうという問題があった。
この発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、可変入賞球装置に受入れるこ
とができる打玉を多くして遊技者の興味を引き付けるよ
うにしても、これによって遊技場の利益が大幅に減少す
ることのない弾球遊技機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、この発明に係る弾球
遊技機は、 遊技盤上に設けられる予め定めた入賞口への打玉の入
賞に基づいて可変入賞球装置の可動玉受部材を打玉が受
入れられ難い又は受入れられない第2の状態から打玉が
受入れられ易い第1の状態に変化させ、その第1の状態
中に受入れられた打玉が可変入賞球装置の入賞空間内に
設けられる特定入賞口に入賞したときに特定遊技状態と
なるように構成されたものにおいて、 前記可変入賞球装置には、前記可動玉受部材によって
受入れられた打玉をそのまま前記入賞空間内に取入れて
入賞とさせる状態と、前記入賞空間内から再度遊技盤上
の遊技領域に放出させる状態とに変化可能な可動部材を
前記可動玉受部材より下方に設け、 該可動部材を所定の態様で駆動するようにしたことを
特徴とするものである。
[作 用] 始動入賞時においては、可動玉受部材によって可変入
賞球装置の入賞空間に受入れられた打玉が可動玉受部材
の下方に位置する可動部材の駆動によりそのまま入賞し
たり、あるいは入賞空間から再度遊技盤の遊技領域に放
出されたりする。このため、始動入賞を多くして可変入
賞球装置への入賞率を高めて遊技者の興味を引き付ける
ようにしても、可変入賞球装置に受入れられる打玉がす
べて入賞とはならないので、遊技場の利益が大幅に減少
することもない。一方、大当り状態時の場合にも、可動
玉受部材によって可変入賞球装置の入賞空間に受入れら
れた打玉が可動玉受部材の下方に位置する可動部材の駆
動によりそのまま入賞したり、あるいは入賞空間を流下
した後再度遊技盤の遊技領域に放出されたりする。この
ため、1回の開閉サイクル中に可変入賞球装置に受入れ
ることができる打玉を多くして遊技者の興味を引き付け
るようにしても、全ての打玉が入賞とはならないので、
遊技場の利益が大幅に減少することもない。
[実施例] 以下、図面を参照して、この発明の実施例について説
明する。
まず、第5図に基づいて、実施例に係る弾球遊技機の
全体の構成について説明する。第5図は、弾球遊技機の
一例としてのパチンコ遊技機の正面図である。図におい
て、パチンコ遊技機1の額縁状に形成された前面枠2の
開口には、扉保持枠3が周設され、該扉保持枠3の一側
にガラス板4a,4b(第2A図参照)を収納するガラス扉枠
4及び前面扉板5が開閉自在に枢着される。前記前面枠
2の裏面には、遊技盤10及び図示しない発射レール等を
取り付ける遊技盤保持枠(図示しない)が固着される。
前記前面扉板5には、打球供給皿6が取り付けられてい
る。打球供給皿6は、パチンコ遊技機1裏面に設けられ
る周知の景品玉払出装置から払出された景品玉を貯留
し、且つ貯留されたパチンコ玉を1個宛発射レールに誘
導するように構成されている。また、打球供給皿6の上
流側下方の空間内に音声発生装置としてのスピーカ7が
収納されている。このスピーカ7は、後述する特定遊技
状態(以下、大当り状態という)になったときや、後述
する始動入賞口13、14a,14bや特定入賞口58等に打玉が
入賞したときに、遊技の雰囲気を盛り上げるための効果
音を発生するためのものである。
前記前面枠2の下部には、パチンコ玉を遊技盤10の遊
技領域12に打ち出す操作ハンドル8と、前記打球供給皿
6に貯留しきれない余剰の景品玉を貯溜する余剰玉受皿
9とが取り付けられている。
前記遊技盤10の表面には、打玉を遊技領域12に導く誘
導レール11や、多数の障害釘、各種の入賞球装置等が設
けられている。より詳しく説明すると、遊技盤10の遊技
領域12には、通常の入賞口35,17a,17b、複数の機能の異
なる始動入賞口13、14a,14b、チューリップ式入賞口19
a,19b、ランプ付風車23a,23b、風車(符号なし)、一対
の可動玉受部材32a,32bを有する可変入賞球装置30、遊
技効果ランプ21a,21b、及びアウト口20等がそれぞれ配
設される。
前記遊技領域12に打ち込まれた打玉が前記入賞口35,1
7a,17b、及びチューリップ式入賞口19a,19bに入賞する
と、景品玉払出装置により所定個数(例えば13個)の景
品玉が払出されるようになっている。これら入賞口のう
ち入賞口35は、可変入賞球装置30に設けられており、入
賞口17a,17bには、停止入賞玉検出器18a,18bが付設され
ている。この停止入賞玉検出器18a,18bがONしたときに
は、始動入賞時に後述する誘導部材61が入賞玉を特定入
賞口58に誘導し易い位置となるようにモータ66を駆動停
止するものである。また、前記始動入賞口13、14a,14b
に打玉が入賞すると、同様に景品玉払出装置から所定個
数の景品玉が払出されるとともに、始動入賞口13、14a,
14bに関連して設けられた後述する始動入賞玉検出器1
5、16a,16bの検出出力に応答して前記可変入賞球装置30
の可動玉受部材32a,32bを相対的に短い時間間隔で開閉
動作させるようになっている。すなわち、中央の始動入
賞口13に打玉が入賞することによって、可動玉受部材32
a,32bが2回開閉動作を行い、左右の始動入賞口14a,14b
に打玉が入賞することによって、可動玉受部材32a,32b
が1回開閉動作を行う。そして、この開閉動作中に可動
玉受部材32a,32bによって導かれた打玉が可変入賞球装
置30内に設けられた後述する特定入賞口58に入賞したと
きには、いわゆる大当り状態となり、以下の大当り処理
を行う。すなわち、可動玉受部材32a,32bの相対的に短
い時間間隔の開閉動作を18回行うか、あるいは18回の開
閉動作中に可変入賞球装置30内に受入れられて後述する
入賞玉検出器76によって検出された入賞玉が10個となる
まで開閉動作を行い(以下、開閉サイクルという)、更
に、18回の開閉動作中に可変入賞球装置30の下部に形成
された複数の入賞口のうち再度特定入賞口58に打玉が入
賞すると、上記した開閉サイクルを繰返すことができる
ようになっている。ただし、特定入賞口58に打玉が入賞
する毎に、開閉サイクルを直ちに停止させ、次の開閉サ
イクルに移行する。また、この開閉サイクルの繰り返し
は、打玉が特定入賞口58に入賞することを条件として、
最高8回に限定されている。また、本実施例において
は、前記誘導部材61が打玉を特定入賞口58へ誘導し易い
態様で停止している状態において、打玉が始動入賞口1
3、14a,14bに入賞したこと、又は大当り状態となったこ
とに基づいて誘導部材61が打玉を特定入賞口58へ誘導し
難い状態となる。
また、大当り状態になると、前記遊技効果ランプ21a,
21bや前記前面枠2の上部に設けられた遊技効果ランプ2
2a〜22c(枠ランプともいう)や前記ランプ付き風車23
a,23b内に内蔵される遊技効果ランプ等が点滅してその
旨を遊技者に報知するようになっている。なお、可変入
賞球装置30については、後に詳細に説明する。
上記に説明した各種の入賞口に入らなかった打玉は、
誘導レール11の最下部に設けられたアウト口20に取り込
まれる。
ところで、上記した遊技盤10の遊技領域12は、遊技領
域12のほぼ中央に好適に配置された可変入賞球装置30を
境界として左右の遊技領域12a,12bとに分かれる。そし
て、通常の遊技において、遊技客は、発射された打玉の
大部分が左遊技領域12aを落下するように操作ハンドル
8を操作する。このため、通常の遊技をしている場合に
は、一旦左遊技領域12a側に落下し始めた打玉は、可変
入賞球装置30が障害となって右遊技領域12bに移動する
ことがない。しかし、この実施例においては、後に詳述
するように、可変入賞球装置30の上部に左遊技領域12a
と右遊技領域12bとを連通させる連通部36が形成されて
いるので、左遊技領域12a側を落下し始めた打玉であっ
ても右遊技領域12bに移動することが可能となる場合が
ある。
次に、本実施例の要部を構成する可動部材を有する可
変入賞球装置30の詳細な構成について第1図ないし第2B
図を参照して説明する。
まず、可変入賞球装置30は、前記遊技盤10に取り付け
られる取付基板31を有し、その取付基板31の中央には、
前面開口が縦長な長方形状であって後方に向って凹状に
形成された入賞領域33が設けられている。入賞領域33
は、貯留部材としての停止板46a,46bが配置される上部
入賞領域33aと、前記した誘導部材61が配置される下部
入賞領域33bとに区画されている。上部入賞領域33aは、
横巾及び後方への突出量が小さい空間として構成される
が、下部入賞領域33bは、上部入賞領域33aよりも横巾及
び後方への突出量が大きな空間として構成されると共
に、下部入賞領域33bの下部後方に前記した特定入賞口5
8を含む複数の入賞口58、59a,59bが形成されている。
また、入賞領域33の上部に障害部材34が突設されてい
る。入賞領域33は、上記したように取付基板31の後方に
向って凹状に形成されるものであるが、その入賞領域33
への打玉の入賞は、入賞領域33を構成する前面開口の上
部寄りの左右に設けられた可動玉受部材32a,32bが開放
することだけによって可能となっている。つまり、可動
玉受部材32a,32bは、第2A図に示すように、リンク部材
を介して可変入賞球装置30の後方に取り付けられる可動
玉受部材ソレノイド72(ソレノイドAと表示する場合も
ある)によって開閉自在に駆動され、ソレノイドAが励
磁したときに開成して打玉を入賞領域33に導き入れるよ
うにし、ソレノイドAが非励磁のときに閉成して打玉を
入賞領域33に誘導しないようになっている。なお、入賞
領域33は、上記した障害部材34と可動玉受部材32a,32b
及び後述する側部障害部材52a,52bと可動片53a,53bによ
って遊技領域12と区画されるようになっている。
また、上記した障害部材34は、第1図に示すように、
上部障害部材34aと下部障害部材34bとに分割され、その
上部障害部材34aと下部障害部材34bとの間に打玉が横方
向に通過可能な連通部36が形成されている。上部障害部
材34aの上面は、飛入した打玉を受け止めるように皿状
に突出形成され、受け止めた打玉を取付基板31に開設し
た入賞口35に誘導するようになっている。また、下部障
害部材34bの上面は、左右が傾斜面37となるべく中央が
高くなった山形状に突出形成されている。このため、横
方向に飛入した打玉であって連通部36に侵入した打玉
は、その勢いがある場合には、連通部36を通過した左遊
技領域12aから右遊技領域12bへ、あるいは右遊技領域12
bから左遊技領域12aへ移動するが、勢いがない場合に
は、連通部36を通過することなく傾斜面37によって侵入
した側の遊技領域12に戻ることになる。この場合、傾斜
面37を流下する打玉の流れが比較的緩やかになるため、
可動玉受部材32a,32bが開成しているときには、確実に
打玉が可動玉受部材32a,32b上に落下することになる。
したがって、従来のように打玉が障害部材の側壁に衝突
して、その反発力が大きすぎて下方に位置する可動玉受
部材32a,32bを飛び越してしまい入賞玉とならないよう
な現象を抑えることができ、遊技者に失望感を与えるよ
うなことがなくなる。また、第1図の二点鎖線で示すよ
うに連通部36を通過する打玉であっても、通過後には、
大部分の打玉が下部障害部材34bの山形の形状によって
その勢いが弱められるので、侵入側と反対側の傾斜面37
から落下する打玉が可動玉受部材32a,32bで受け止めら
れる可能性が高まる。これにより、左右の可動玉受部材
32a,32bで受け止められる打玉数が均等化されることに
なり、従来の可変入賞球装置のように一方(通常左側だ
け)の可動玉受部材だけで大部分の打玉が受け止められ
るものに比較して遊技の興趣を盛り上げることができ
る。なお、上記した障害部材34のうち上部障害部材34a
の前面には、上部装飾板38が固着され、下部障害部材34
bの前面には、固定装飾板39が固着されている。そし
て、前記した連通部36は、上部装飾板38と固定装飾板39
とによって中央部分を除く上下部分が隠され、連通部36
を通過する打玉を視認可能な状態となっている。また、
固定装飾板39は、ロボットの顔の意匠が付与されると共
に上部入賞領域33aの上方部前面に到達する位置まで垂
下され、可動玉受部材32a,32bが起立状態となったとき
は、ほぼ全体が固定装飾板39に隠れた状態となる。
ところで、可動玉受部材32a,32bで受け止められた打
玉は、まず上部入賞領域33aに導かれるが、その上部入
賞領域33aには、受入れられた打玉を一時貯留する貯留
機構40が内蔵されている。貯留機構40は、上下動する摺
動部材41と、該摺動部材41を摺動案内すると共にその底
面と摺動部材41に突設される貯留部材としての停止板46
a,46bとの間で入賞玉を貯留する支持板44と、摺動部材4
1を上下に駆動する梃杆42及び貯留ソレノイド43(ソレ
ノイドCと表示する場合もある)とから構成されてい
る。ここで、これらの構成部品について詳細に説明する
と、前記摺動部材41は、支持板44の前面を上下方向に摺
動するように板状に形成されていると共に、その下部両
側から貯留部材としての停止板46a,46bが前方に向って
突設されている。停止板46a,46bの前面には、ロボット
の口の意匠が付与される可動装飾板47が固着されてい
る。また、板状部の中央には、前方に向って突出ピン45
が突設されている。また、前記支持板44は、第2A図に示
すように、断面「L」字状に形成され、その底面が前方
に向くようになっていると共に底面の中央に振分け突起
48が突設されている。
しかして、摺動部材41が上昇した位置にあるときに
は、第2A図に示すように可動玉受部材32a,32bで受入れ
られた打玉P1は、その大部分が停止板46a,46bの上面か
ら支持板44の底面に落下し、さらに支持板44の底面前方
から下方に向けて落下する。一方、摺動部材41が下降し
た位置にあるときには、第2B図に示すように可動玉受部
材32a,32bで受入れられた打玉P2は、その大部分が停止
板46a,46bの上面から支持板44の底面に落下する。この
とき、支持板44の底面と停止板46a,46bの下端縁との間
隔が入賞玉の直径よりも小さいため、その打玉P2は、支
持板44の底面前方から下方に落下することができず貯留
された状態となる。しかして、支持板44の底面と停止板
46a,46bとで貯留される打玉の貯留状態は、左右の停止
板46a,46bに対応してそれぞれ最高2個づつであるが、
この場合、停止板46a,46bの上面に乗って流下する入賞
玉は、後方に向って飛翔して突出ピン45に衝突し、これ
によって左右に振分けられて停止板46a,46bによって貯
留される。そして、停止板46a,46bによって貯留される
打玉が2個となった側に次に飛来する打玉が向ったとき
には、その打玉は、貯留打玉に衝突して停止板46a,46b
の間に形成される中央落下口54から下方に向けて落下す
るようになる。
なお、摺動部材41が下降した位置であっても、可動玉
受部材32a,32bに誘導された打玉が停止板46a,46bの上に
乗らずに停止板46a,46bを飛び越えた場合には、中央落
下口54から下方に向けて落下する場合もある。
上記した摺動部材41は、支持板44を挟んで後面板49と
締結され、その後面板49の下方に形成される係合溝50に
梃杆42の先端に突設された係合ピン52が遊嵌されてい
る。梃杆42は、長手方向の中心より後方部分を支軸51に
よって回動自在に軸支され、その後端を貯留ソレノイド
43のプランジャ53と連結されている。したがって、貯留
ソレノイド43が励磁されたときには、プランジャ53が上
昇して梃杆42を反時計方向に回動させるので、摺動部材
41が下降し、貯留ソレノイド43が非励磁状態のときに
は、プランジャ53が下降して摺動部材を上昇させた位置
に保持する。しかして、貯留ソレノイド43の駆動は、こ
の実施例の場合、大当り状態のときだけであり、具体的
には、開閉サイクルが開始される前に相対的に短い時間
間隔で複数回励磁、非励磁状態を繰り返し、開閉サイク
ルが開始すると同時に励磁されて貯留可能状態となり、
開閉サイクルの所定期間の経過、例えば、可動玉受部材
32a,32bの開閉動作が15回行われたとき、又は後述する
入賞玉検出器76が4個の入賞玉を検出したときに非励磁
状態となるように制御される。なお、開閉サイクルが開
始される前に貯留ソレノイド53が複数回励磁、非励磁状
態を繰り返すことにより、遊技者に入賞玉の貯留箇所を
報知すると共に、どのような態様となったときに打玉を
貯留し、あるいは貯留しないかを報知する効果がある。
上記した貯留機構40を通過した打玉は、支持板44の底
面から下方に向けて落下するが、その際、下部入賞領域
33bの前面開口側部に沿って側部障害部材55a,55bが取付
基板31に突設されているので、落下する打玉が側方から
可変入賞球装置30の外に飛び出ることがない。なお、側
部障害部材55a,55bには、第1図に示すように大当り状
態となったときの開閉サイクルの繰り返し回数を表示す
る継続回数表示器74と、1回の開閉サイクル中に可変入
賞球装置30に入賞した入賞玉数を表示する入賞個数表示
器75と、が設けられている。
また、下部入賞領域33bの前面開口底辺に沿って本実
施例の要部を構成する可動部材としての一対の可動片56
a,56bが開閉可能に軸支されている。この可動片56a,56b
は、リンク機構を介して可動片ソレノイド73(ソレノイ
ドBと表示することもある)によって駆動されるように
なっているが、該可動片ソレノイド73が非励磁状態のと
きには、第1図の二点鎖線及び第2B図で示すように起立
した状態となって下部入賞領域33bと遊技領域12とが連
通し、可動片ソレノイド73が励磁されたときには、第1
図の実線及び第2A図で示すようにほぼ水平方向に回動し
て下部入賞領域33bと遊技領域12とを遮断する。つま
り、可動片56a,56bの開閉駆動により貯留機構40を通過
して落下する打玉が入賞玉となったり、あるいは再度遊
技領域12に放出されたりする。この実施例の場合には、
始動入賞時及び大当り時の可動玉受部材32a,32bの開閉
動作が行われているときに所定の態様で可動片ソレノイ
ド73が駆動される。すなわち、可動玉受部材32a,32bを
開閉駆動する可動玉受部材ソレノイド72のONが終了する
と同時に可動片ソレノイド73がONとされ、可動玉受部材
ソレノイド72がONすると同時に可動片ソレノイド73がOF
Fとなる。つまり、可動玉受部材32a,32bと可動片56a,56
bとが交互に開閉動作することになる。このように駆動
制御することにより、可動玉受部材32a,32bで受入れら
れた打玉が下部入賞領域33bの下方部に到達したとき
に、可動片56a,56bがほぼ水平方向となっていることが
多く、打玉が入賞とされる可能性が高くなる。しかし、
入賞領域33を落下する打玉の到達時間にバラ付きが生じ
るため、一部の打玉は、可動片56a,56bに受け止められ
ることなく再度遊技領域12に放出されることになる。こ
のため、始動入賞を多くして可変入賞球装置30への入賞
率を高めるようにして遊技者の興味を引き付けるように
しても、可変入賞球装置30に受入れられる打玉がすべて
入賞とはならないので、大当り状態の出現確率を大幅に
向上することもなく、遊技場の利益が大幅に減少するこ
ともない。一方、大当り状態時の場合でも、1回の開閉
サイクル中に可変入賞球装置30に受入れることができる
打玉を多くして遊技者の興味を引き付けるようにして
も、全ての打玉が入賞とはならないので、遊技場の利益
が大幅に減少することがないと共に、1回の開閉サイク
ルが極端に短くなることもなく、十分に大当り状態を楽
しむことができる。
また、第2A図に示すように、上記した複数のソレノイ
ド43、72、73のうち、特に本実施例で過酷な動作を要求
される可動玉受部材ソレノイド72が貯留ソレノイド43よ
りも可変入賞球装置30の後方に配置されている。これ
は、可動玉受部材ソレノイド72が大当り状態となったと
きに励磁、非励磁状態を激しく繰り返すため、ソレノイ
ド自体の発熱量が多くなり、この発熱を放熱し易い位置
に配置する必要があるからである。これに対し、貯留ソ
レノイド43は、大当り状態となっても、その励磁、非励
磁状態の繰り返しが少なく発熱量も少なく可変入賞球装
置30の内側に位置させてもよいからである。
可動片56a,56bが水平方向に開成したときに受け止め
られた打玉は、入賞領域33の前面開口の下辺から後方に
向って下り傾斜する玉転動板57を流下する。玉転動板57
の下流端には、3つに区画される入賞開口が形成されて
いる。しかして、3つに区画された入賞開口のうち中央
が特定入賞口58とされ、左右が通常の入賞口59a,59bと
される。特定入賞口58には、特定入賞玉検出器60が臨
み、その特定入賞玉検出器60がONすることにより、前記
したように大当り状態を検出したり、あるいは開閉サイ
クルの繰り返しを検出したりするものである。
ところで、特定入賞口58の上方には、誘導部材61が配
置される。この誘導部材61は、玉転動板57のほぼ真ん中
を流下する入賞玉を特定入賞口58に誘導するか通常入賞
口59a,59bに誘導するかを振分けるものであり、円柱状
の下端に玉が通過し得る通過穴62が逆「U」字状に貫通
形成されている。そして、誘導部材61は、回転自在に設
けられるものであり、その回転軸63の上端が下部入賞領
域33b内に横臥される水平支持板64に回転自在に軸支さ
れている。回転軸63の中程には、従動ギヤ65が固着さ
れ、該従動ギヤ65がモータ66のモータ軸67に固着される
駆動ギヤ68と噛合するようになっている。このため、モ
ータ66が回転すると駆動ギヤ68及び従動ギヤ65を介して
誘導部材61が回転することになる。また、モータ軸67の
上端には、光の反射率の低い色調(例えば、黒色)の合
成樹脂で形成された回転板69が固着され、その回転板69
の外周の対称位置に切欠溝70が形成されている。また、
回転板69を挟むように投受光方式の停止位置検出器71が
設けられており、この停止位置検出器71と前記切欠溝70
とでモータ66の回転を制御するために使用される。具体
的には、常には、モータ66が駆動されて誘導部材61が回
転しており、このため、誘導部材61の通過穴62が前方を
向いた状態と、側方に向いた状態とが交互に出現するこ
とになり、特定入賞口58に向って玉転動板57上を流下す
る入賞玉が誘導され易い状態と誘導され難い状態とに変
化するようになっている。そして、誘導部材61が回転し
ている状態で前記停止入賞玉検出器18a,18bがONする
と、そのONした直後の停止位置検出器71のON(切欠溝70
を検出)に基づいてモータ66の回転を停止し、誘導部材
61の回転も停止させる。このとき、誘導部材61の通過穴
62が前方に向いた状態で停止するので玉転動板57のほぼ
真ん中を流下する入賞玉は、特定入賞口58に誘導され易
い状態となっている。このような状態で始動入賞玉検出
器15、16a,16bがONして開閉処理が行われ、その始動開
閉処理が終了すると、再度モータ66の回転が開始されて
誘導部材61も回転し始めて再度誘導され難い状態とな
る。なお、大当り状態以外の状態では、停止入賞玉検出
器18a,18bがONしなければ、モータ66の回転が停止する
ことはない。
始動開閉処理後、大当り状態となった場合には、開閉
サイクルの初期においてモータ66は、回転し続けている
が、開閉サイクルの後半、例えば、可動玉受部材32a,32
bの開閉動作が15回行われた後、又は後述する入賞玉検
出器76が4個の入賞玉を検出した後の最初の停止位置検
出器71のONに基づいて回転を停止し、誘導部材61の通過
穴62が正面を向いた状態で停止する。このため、前記し
た貯留機構40との関係で開閉サイクルの後半において
は、開閉サイクルの継続の可能性が高められるようにな
っている。
なお、開閉サイクル中に通常入賞口59a,59b及び特定
入賞口58に入賞した入賞玉は、遊技盤10の裏面に取り付
けられた誘導路77(第1図参照)を通って入賞玉検出器
76によって検出され、その検出信号数が前記入賞個数表
示器75に表示されるようになっている。
以上、実施例に係る可変入賞球装置30を含むパチンコ
遊技機1の構成について説明してきたが、このパチンコ
遊技機1は、第3図に示す制御回路によって駆動制御さ
れる。ここで、この制御回路について簡単に説明する
と、制御回路は制御中枢としてのマイクロコンピュータ
80を含む。マイクロコンピュータ80は、たとえば、数チ
ップのLSIで構成されており、その中には制御動作を所
定の手順で実行することのできるMPU81と、MPU81の動作
プログラムデータを格納するROM82と、必要なデータの
書込みおよび読出しができるRAM83とを含む。更に、マ
イクロコンピュータ80は、入力信号を受けてMPU81に入
力データを与える入力回路84と、MPU81からの出力デー
タを受けて外部に出力する出力回路85とを含んでいる。
そしてMPU81はROM82内に格納されたプログラムデータに
従って、且つ以下に述べる各制御信号の入力に応答し
て、可変入賞球装置30等に対して制御信号を与える。
マイクロコンピュータ80には、入力信号として、次の
ような信号が与えられる。まず、始動入賞口13、14a,14
bのそれぞれに対応して設けられた始動入賞玉検出器1
5、16a,16bの検出信号は、検出回路86に与えられ、マイ
クロコンピュータ80に始動入賞玉検出信号として与えら
れる。特定入賞玉検出器60又は入賞玉検出器76で検出さ
れた検出信号は、検出回路87に与えられ、大当り信号又
は繰り返し信号として、及び入賞玉計数信号としてマイ
クロコンピュータ80に与えられる。更に、停止入賞玉検
出器18a,18bで検出された検出信号、及び停止位置検出
器71で検出された検出信号は、それぞれ検出回路88、89
に与えられ、それぞれモータ66の駆動制御信号としてマ
イクロコンピュータ80に与えられる。
また、マイクロコンピュータ80は以下の回路及び装置
に制御信号を与える。まず、駆動回路90を介して可変入
賞球装置30に設けられるソレノイドA〜Cを駆動する駆
動信号を与える。また、駆動回路91を介して誘導部材61
を回転するモータ66を駆動する駆動信号を与える。制御
回路92を介して継続回数表示器74、及び入賞個数表示器
75を点灯させるための制御信号を与える。制御回路93を
介して大当り状態に対応して設けられる遊技効果ランプ
21a,21b、22a〜22c、23a,23bをそれぞれ点灯もしくは点
滅させるための制御信号を与える。駆動回路94を介し
て、効果音を発生するスピーカ7に駆動信号を与える。
なお、上記構成の各回路には、図示しない電源回路から
所定の直流電圧が供給される。
次に上記した制御回路によって制御される動作のう
ち、可変入賞球装置30の可動玉受部材ソレノイド72(以
下、ソレノイドAという)と可動片ソレノイド73(以
下、ソレノイドBという)の動作について第4図のタイ
ムチャートを参照して説明する。まず、打玉が1回開き
始動入賞口14a,14bのいずれかに入賞して対応する始動
入賞玉検出器16a,16bのいずれかをONさせた場合には、
その始動信号S1に基づいて即座にソレノイドAが微小時
間だけONされる。そして、ソレノイドAのONが終了する
と同時にソレノイドBがやはり微小時間だけONされる。
同様に、打玉が2回開き始動入賞口13に入賞して対応す
る始動入賞玉検出器15をONさせた場合には、その始動信
号S2に基づいて即座にソレノイドAが微小時間だけ2回
ONされる。そして、ソレノイドAのONが終了する毎にソ
レノイドBがやはり微小時間だけONされる。なお、始動
入賞時には、貯留機構40は、駆動されないので、始動入
賞により可動玉受部材32a,32bに受入れられた打玉は、
上部入賞領域33a及び下部入賞領域33bを比較的速く通過
する。しかして、ソレノイドAのON中に可動玉受部材32
a,32bによって受入れられた打玉が入賞領域12を流下し
てその流下端に達したときに、ソレノイドBがON中であ
れば、後方に誘導されていずれかの入賞口58、59a,59b
に入賞する。また、ソレノイドBがON中でなければ、再
度遊技領域12に放出される。このため、始動入賞を多く
して可変入賞球装置30への入賞率を高めて遊技者の興味
を引き付けるようにしても、可変入賞球装置30に受入れ
られる打玉がすべて入賞とはならないので、大当り状態
の出現確率を大幅に向上させることもなく、遊技場の利
益を大幅に減少することもない。
上記した始動入賞に基づいて可動玉受部材32a,32bに
よって受入れられた打玉が可動片56a,56bに受け止めら
れて入賞となり、しかもその打玉(図示のタイムチャー
トでは、2回開き始動入賞に基づいて受入れられた打
玉)が特定入賞口58に誘導されて特定入賞玉検出器60を
ONさせたときには、大当り状態となる。しかして、大当
り信号V1の導出直後から所定のインターバル時間T1(例
えば、2秒)が経過するとソレノイドAが18回のON・OF
Fを繰り返す開閉サイクルが開始される。しかして、こ
の場合にもソレノイドAのONが終了すると同時にソレノ
イドBがONし、ソレノイドBのONが終了すると同時にソ
レノイドAがONする。つまり、可動玉受部材32a,32bと
可動片56a,56bとが交互に開閉動作するようになってい
る。このような交互の開閉動作は、18回の開閉サイクル
が終了するまで行われる。つまり、大当り状態時の場合
でも、1回の開閉サイクル中に可変入賞球装置30に受入
れることができる打玉を多くして遊技者の興味を引き付
けるようにしても、全ての打玉が入賞とはならないの
で、遊技場の利益が大幅に減少することがないと共に、
1回の開閉サイクルが極端に短くなることもなく、十分
に大当り状態を楽しむことができる。
以上、実施例について説明してきたが、上記した実施
例においては、可動部材としての可動片56a,56bの駆動
態様として、可動玉受部材32a,32bと交互に駆動される
ものを示したが、可動玉受部材32a,32bと可動片56a,56b
とが同じタイミングで開閉動作するようにしてもよい。
この場合、上記した実施例の場合よりも再度遊技領域12
に放出される打玉の数が多くなることが予想されるが、
第1図に示すように、可動片56a,56bに受け止められる
ことなく遊技領域12に放出された打玉P3は、下方に位置
する2回開き始動入賞口13方向に向けて落下するので、
その始動入賞口13に入賞し易くなって遊技者の興味を引
き付けることができる。また、可動片56a,56bの駆動態
様として、更に、開閉サイクルの前半、あるいは後半だ
け開閉動作するようにしてもよい。この場合、開閉動作
していない期間は、可変入賞球装置30に受入れられた打
玉をすべて入賞とするように可動片56a,56bを駆動すれ
ばよい。
更に、可動片56a,56bの開閉駆動を弾球遊技において
所定の条件が成立したときだけ行うようにしてもよい。
例えば、所定の条件が成立する前の始動入賞時及び大当
り時には、可変入賞球装置30に受入れられた打玉をすべ
て入賞とするように可動片56a,56bを作動させ、所定の
条件が成立した後の始動入賞時及び大当り時には、可変
入賞球装置30に受入れられた打玉を入賞としたり、再度
遊技領域12に放出したりするように可動片56a,56bを作
動させる。この場合、所定条件の成立後を基準として始
動入賞口13、14a,14b及び可変入賞球装置30への打玉の
入賞率を設定した場合には、所定条件成立前において、
大当り状態となる確率が向上したり、あるいは大当り状
態が極端に短い時間で終了してしまうおそれがある。し
たがって、この場合、所定条件が成立する前の、特に可
変入賞球装置30への入賞率を抑えるように、例えば、可
動玉受部材32a,32bの開閉時間や開閉角度を所定条件が
成立した後よりも短くしたり、小さくする等の制御をし
た方が好ましい。
また、上記実施例では、始動入賞時と大当り状態時の
両方で、可動部材としての可動片56a,56bを開閉駆動さ
せるようにしたが、いずれか一方の状態のときだけ開閉
駆動するようにしてもよい。例えば、始動入賞時におい
ては、受入れられた打玉をすべて入賞とし、大当り状態
時においては、入賞としたり、あるいは再度遊技領域12
に放出したりするように可動片56a,56bを駆動制御すれ
ばよい。
更に、上記実施例においては、可変入賞球装置30とし
て一対の可動玉受部材32a,32bを有するものを例示した
が、可動玉受部材の構造として開閉するものではなく、
横方向に摺動する一対の摺動部材や前後方向に開閉する
開閉板であってもよく、また、可動玉受部材が閉成して
いる状態においても入賞領域33へ打玉が入賞可能なもの
であってもよい。同様に可動部材としての可動片56a,56
bの構造も、開閉するものではなく、横方向に摺動した
り、あるいは前後方向に出没する構造のものであっても
よい。また、弾球遊技機として、借り受けた打玉を投入
して遊技する形式のパチンコ遊技機1を例示したが、持
ち玉データが記録されたカードを使用して遊技する、所
謂カード式弾球遊技機であってもよい。
[発明の効果] 以上、説明したところから明らかなように、この発明
に係る弾球遊技機においては、可動玉受部材によって可
変入賞球装置の入賞空間に受入れられた打玉が可動玉受
部材の下方に位置する可動部材の駆動によりそのまま入
賞したり、あるいは入賞空間から再度遊技盤の遊技領域
に放出されたりするため、可変入賞球装置に受入れられ
る打玉がすべて入賞とはならないので、可変入賞球装置
に受入れることができる打玉を多くして遊技者の興味を
引き付けるようにしても、遊技場の利益を大幅に減少さ
せることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例に係る可変入賞球装置と始動入賞口と
を含む遊技領域の部分正面図、第2A図は、可変入賞球装
置を遊技盤に装着した状態での縦断面図、第2B図は、可
変入賞球装置に含まれる貯留機構及び可動部材の作用を
示す部分断面図、第3図は、可変入賞球装置を含むパチ
ンコ遊技機の遊技動作を制御する制御回路のブロック
図、第4図は、制御回路によって制御される動作のうち
可変入賞球装置に含まれる可動玉受部材ソレノイド及び
可動片ソレノイドの動作を示すタイムチャート、第5図
は、実施例に係る弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊
技機の正面図である。 1……パチンコ遊技機(弾球遊技機) 10……遊技盤 13、14a,14b……始動入賞口(予め定めた入賞口) 30……可変入賞球装置 56a,56b……可動片(可動部材) 58……特定入賞口 73……可動片ソレノイド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤上に設けられる予め定めた入賞口へ
    の打玉の入賞に基づいて可変入賞球装置の可動玉受部材
    を打玉が受入れられ難い又は受入れられない第2の状態
    から打玉が受入れられ易い第1の状態に変化させ、その
    第1の状態中に受入れられた打玉が可変入賞球装置の入
    賞空間内に設けられる特定入賞口に入賞したときに特定
    遊技状態となるように構成された弾球遊技機において、 前記可変入賞球装置には、前記可動玉受部材によって受
    入れられた打玉をそのまま前記入賞空間内に取入れて入
    賞とさせる状態と、前記入賞空間内から再度遊技盤上の
    遊技領域に放出させる状態とに変化可能な可動部材を前
    記可動玉受部材より下方に設け、 該可動部材を所定の態様で駆動するようにしたことを特
    徴とする弾球遊技機。
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