JP2001046693A - パチンコ遊技機の入賞装置 - Google Patents

パチンコ遊技機の入賞装置

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JP2001046693A
JP2001046693A JP11224916A JP22491699A JP2001046693A JP 2001046693 A JP2001046693 A JP 2001046693A JP 11224916 A JP11224916 A JP 11224916A JP 22491699 A JP22491699 A JP 22491699A JP 2001046693 A JP2001046693 A JP 2001046693A
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紀志男 杉島
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良孝 土屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パチンコ遊技機における入賞口扉の開閉動作に
際して、遊技球の噛み込みが生じても速やかに解消され
るようにした入賞装置を提供すること。 【解決手段】 遊技盤10面に設けられる大入賞装置1
6の大入賞口100に開閉自在に設けられる入賞口扉1
02と、該入賞口扉102開閉駆動させる大入賞口開放
用ソレノイド55との間に該ソレノイド55の作動によ
り系脱状態で入賞口扉102を開放・閉塞する可動部材
112を介在させ、入賞口扉102には、該入賞口扉1
02の開閉動作に連動して一体的に動く感知片120
と、該感知片120の動きを感知する感知センサ122
が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機に
関し、更に詳しくは、パチンコ遊技機の遊技盤面に設け
られ、特別な遊技状態が生じた時に遊技球の入賞が可能
なように開閉駆動される入賞装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機の遊技盤面には、各種の
入賞装置が設けられている。例えば、昨今においては、
遊技盤面に普通図柄表示装置や特別図柄表示装置といっ
た複数の図柄表示装置が設けられ、遊技盤面のゲート
(又は入賞口)を遊技球が通過すると普通図柄表示装置
が図柄変動を開始し、その停止図柄が「当たり」図柄で
あると遊技盤面の普通電動役物である第一種始動入賞装
置が短時間開放される。そして、前記開放の間に遊技球
が入賞すると特別図柄表示装置が図柄変動を開始し、停
止図柄が「大当たり」図柄であると、今度は遊技盤面の
特別電動役物である大入賞装置が長時間の開放状態を何
回か繰り返し、その間に数多くの遊技球の入賞によって
多量の賞品球を獲得することができるといったものもあ
る。
【0003】このようなパチンコ遊技機において、入賞
装置の開閉駆動はソレノイドによって行われるものが一
般的である。例えば、大入賞装置は、大入賞口に開閉自
在に設けられる入賞口扉に、この入賞口扉を開閉駆動さ
せるソレノイドのアクチュエータ(プランジャ)を直接
連結させるか、リンク機構を介して連結させている。そ
して、このような入賞装置によれば、ソレノイドの駆動
によって速やかに入賞口扉が開放され、あるいは閉鎖さ
せるためのタイミング的な制御が行い易いという利点が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の入賞装置は、ソレノイドと大入賞口の入賞口
扉とを一体的に連結させているために、ソレノイドの駆
動による入賞口扉の開放動作時に遊技球が入賞口扉とそ
の前面に位置するガラス扉との間に挟まって入賞口扉の
開放を妨げたり、あるいは入賞口扉と入賞口の縁との間
に遊技球が挟まって、入賞口扉が閉じるのを妨げたりす
ることがある。
【0005】そしてこのように入賞口扉の開閉動作時に
遊技球の噛み込み等があると、ソレノイドが飽和状態と
なったときに誤作動を起こすことがあった。これでは遊
技者は折角多量の賞品球が得られる機会が与えられて
も、入賞口扉が充分に開閉されない状態となったため
に、その機会を逸することとなる。また、このような遊
技球の噛み込み状態が頻繁に起きると、遊技者は遊技ト
ラブルの多発によりゲームに対して興ざめし、ついには
遊技場ホールから足が遠のくことになってしまう。
【0006】本発明の解決しようとする課題は、パチン
コ遊技機の遊技盤面に設けられる大入賞装置などの入賞
口扉の開閉動作が確実になされることはもとより、万が
一、入賞口扉と前面ガラス板との間などに遊技球の噛み
込み等が生じた時には、速やかにその状態が解消される
ようにした入賞装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の請求項1に記載の入賞装置は、遊技盤面の入
賞口に開閉自在に設けられる入賞口扉と、該入賞口扉を
開閉駆動させる開閉駆動源との間に該開閉駆動源の作動
により系脱状態で前記入賞口扉を開放・閉塞する可動部
材を介設し、前記入賞口扉の動きを感知する検知手段が
設けられることを要旨とするものである。
【0008】上記構成を有する本発明の請求項1に記載
の入賞装置によれば、遊技盤面の入賞口に設けられる入
賞口扉が開閉駆動源の作動により可動部材を介して開放
される時に、入賞口扉の動きが検知手段により検知され
れば、その入賞口扉の開閉状態を把握することが可能と
なり、仮に遊技球の噛み込み等のトラブルが生じたとし
ても、早期に発見することができ、遊技状況を早期に復
帰させることが可能となる。
【0009】そして、この場合には、請求項2に記載の
ように、遊技盤面の入賞口に開閉自在に設けられる入賞
口扉と、該入賞口扉を開閉駆動させる開閉駆動源との間
に該開閉駆動源の作動により系脱状態で前記入賞口扉を
開放・閉塞する可動部材を介設し、前記入賞口扉には、
該入賞口扉の開閉動作に連動して一体的に動く感知部材
を設けると共に、該感知部材の動きを感知する検知手段
が設けられるようにすればよい。
【0010】これにより、遊技盤面の入賞口に設けられ
る入賞口扉が開閉駆動源の作動により可動部材を介して
開放される時に、入賞口扉の動きが検知手段により検知
されれば、その入賞口扉の開閉状態を把握することが可
能となり、仮に遊技球の噛み込み等のトラブルが生じた
としても、早期に発見することができ、遊技状況を早期
に復帰させることが可能となる。
【0011】そして更に、請求項3に記載のように、前
記開閉駆動源が動作しているにも拘わらず、前記検知手
段からなお検知信号が入力されていない時には前記開閉
駆動のON/OFF動作を繰り返す制御手段を備えるよ
うにすれば、いわゆる遊技球の噛み込み等が生じる時に
は、その遊技球が入賞口扉の開閉動作により速やかに落
下される。従って、遊戯者があわてる間もなく遊技球の
噛み込み状態が解消され、充分に賞品球が獲得できなか
ったというような不利益が生じることはない。また遊技
場側も、遊技球の噛み込み状態が自然と解消されるもの
であるから、一々前面のガラス扉を開けて遊技球の噛み
込みを解消するといった手間や面倒もなくなり、さらに
遊技者との間に賞品球の払出しトラブルが生じるような
こともなくなる。
【0012】また、請求項4に記載のように、前記入賞
口扉が解放動作された後、該入賞口扉の開放位置が所定
位置までに達した場合に、該入賞口扉の開放を感知する
検知手段を設けるようにすれば、入賞口扉の開放状態が
確実に検知されることなり、入賞口扉が充分に開かない
といった状態や、本来ならば開放されるべき状態での未
開放といったトラブルが防止できることになる。
【0013】更に、請求項5に記載のように、遊技盤面
の入賞口に開閉自在に設けられる入賞口扉と、該入賞口
扉を開閉駆動する開閉駆動源又は開閉駆動部材とを設け
ると共に、附勢作用が異なる該開閉駆動源又は開閉駆動
部材に対して、入賞口扉を閉鎖方向に附勢する第一附勢
手段と、該入賞口扉を開放方向に附勢する第二附勢手段
とを設けるようにすれば、入賞口扉の開閉動作を速やか
且つ確実に実施することが可能となり、賞品球の払出し
に直結する入賞口扉の開閉動作に係るトラブルを未然に
防止できることが期待できる。
【0014】そしてまた、請求項6に記載のように遊技
盤面の入賞口に開閉自在に設けられる入賞口扉と、該入
賞口扉を開閉駆動する開閉駆動源とを設けると共に、該
開閉駆動用の作用に効して入賞口扉を閉鎖方向に附勢す
る第一附勢手段を前記開閉駆動源に設ける一方、該入賞
口扉を開閉方向に附勢する第二附勢手段とを設け、前記
第一附勢手段と第二附勢手段とを非連系状態とし、該開
閉駆動源に対して入賞口扉の開閉位置に係わらず附勢手
段による附勢作用を初期状態に復帰させるようにすれ
ば、仮に何れか一方に誤作動やトラブルが生じても、一
方には影響を与えることなく初期状態に復帰することが
可能となり、効率的な動作が実施できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施の形
態を図面を参照して詳しく説明する。図1は、本実施形
態に係るパチンコ遊技機の遊技盤面を示したものであ
る。図示するように、遊技盤10の遊技領域中央部に設
けられる特別図柄表示装置2は、その表示画面2fの上
半分に各々個別に変動可能な左図柄表示部2a、右図柄
表示部2b、中図柄表示部2cが設けられ、下半分領域
には各種のキャラクタ等の絵柄が表示される図柄表示領
域2dが設けられる。そして、前記特別図柄表示装置2
の周囲を囲む装飾枠体4の上部左側位置には、7セグメ
ントデジタル表示でもって数字や記号等の図柄が表示さ
れる普通図柄表示装置6が設けられる。尚、この実施例
では「0」〜「9」までの数字が可変設定されるように
なっている。
【0016】また、前記特別図柄表示装置2の真下位置
には、遊技盤10面を転動する遊技球の落入により特別
図柄表示装置2の各図柄表示部2a、2b、2cの図柄
変動を起動させる始動入賞装置14が設けられる。この
始動入賞装置14は、前記普通図柄表示装置6に所定の
図柄が表示された場合に開閉動作を行う左右の可動翼片
14a、14aを有する普通電動役物である。
【0017】そして遊技盤10面には、遊技球の落入
(通過)により前記普通図柄表示装置6の図柄変動を起
動させる左ゲート20及び右ゲート21が各々設けられ
る。又、前記始動入賞装置14の下方位置には、通常は
閉じており前記特別図柄表示装置2の各図柄表示部2
a、2b、2cの表示図柄の組み合わせが特定の図柄表
示態様と一致した時に開放される特別電動役物である大
入賞装置16が設けられ、その内側には、大入賞装置1
6が開放された時に入賞可能となる特定領域入賞口18
が設けられる。この特定領域入賞口18は、大入賞装置
16が開放されている間に遊技球が入賞することによ
り、大入賞装置16を所定の回数まで繰り返し開閉させ
るためのものである。
【0018】ちなみに次の表1(a)(b)には、特別
図柄表示装置2の「大当たり」図柄の表示態様を示す。
この表1(a)に示す通常図柄(非特定図柄)と、表
1(b)に示す特定図柄の場合とでは、その後の遊技状
況が異なり、表1(a)に示した通常図柄(非特定図
柄)の組合わせでもって「大当たり」が発生した場合
は、次回の特別図柄表示装置2に係る抽選確率2段階の
確率のうち低確率が設定され、各図柄表示部2a,2
b,2cの図柄変動時間には7.7秒間、始動入賞装置
14の可動翼片14a,14aの開放時間は0.3秒間
が各々設定される。
【0019】また、表1(b)に示した特定図柄の組合
わせでもって「大当たり」が発生した場合は、次回の特
別図柄表示装置2の抽選確率は高確率に移行するように
なっている。そして、この移行に伴って各図柄表示部2
a,2b,2cの図柄変動時間は7.7秒間から5.2
秒間に短縮され、「大当たり」発生の抽選の機会が高め
られると共に、前記始動入賞装置14の可動翼片14a
の開放時間が0.3秒間から4.5秒間に延長され、始
動入賞装置14への遊技球の落入の機会も高められるよ
うになっている。
【0020】
【表1】
【0021】また、前記普通図柄表示装置6に表示され
る「当たり」図柄は「1」「3」「5」「7」「9」の
5種類であり、普通図柄表示装置6に「当たり」図柄が
表示された時には、前記始動入賞装置14の可動翼片1
4a、14aが前述のように、低確率の時には0.3秒
間、また高確率の時には4.5秒間開放されることとな
る。
【0022】そして、前記左右ゲート20,21を通過
した遊技球数はカウントされ、前記装飾枠体4に設けら
れる普通図柄用記憶表示LED8に最大4個まで記憶さ
れてランプの点灯でもって表示される。前記普通図柄表
示装置6は、この記憶個数分の図柄変動が繰り返される
ようになっている。又、前記始動入賞装置14に入賞し
た遊技球数もカウントされ、これも前記装飾枠体4に設
けられる特別図柄用記憶表示LED12に最大4個まで
記憶されてランプの点灯でもって表示され、特別図柄表
示装置2は、この記憶個数分の図柄変動が繰り返される
ようになっている。
【0023】その他遊技盤10面の下方位置には、普通
入賞口である左袖入賞口22及び右袖入賞口23、更に
左落し入賞口24、右落し入賞口25が各々設けられ
る。これらの普通入賞口に遊技球が落入すると、右袖入
賞口23においては8個、左袖入賞口22及び左右落し
入賞口24,25においては6個、又、前記始動入賞装
置14においては6個、大入賞装置16及び特定領域入
賞口18においては15個の賞品球(以下「賞球」とい
う)が各々払出されるようになっている。
【0024】尚、前記特別図柄表示装置2の周囲を囲む
装飾枠体4の左右壁面には、前記遊技盤10面を転動す
る遊技球が該装飾枠体4の内側へ転入可能なようになっ
ており、また該装飾枠体4の枠内底面は中央がへこんだ
穏やかな傾斜が設けられ、その中央部に運ばれた遊技球
は、再度遊技盤10面に流落されるようになっている。
更に前記装飾枠体4の枠内底面の奥側には、キャラクタ
等を立体表示した装飾部材5が遊技状況等に関連なく駆
動用モータの駆動に伴って一定周期で上下運動を繰り返
すようになっている。
【0025】また、遊技盤10面には、前述したように
各種の入賞口等が設けられるが、これらの他にも釘部材
や遊技球の流下速度及び落下方向を無作為に変化させる
風車26,26等が設けられる。更に遊技盤10面の周
囲やその内部には、これも図示しない飾りランプ等が多
数設けられ、点灯点滅することによって遊技機を彩るよ
うに構成される。そして、前記遊技盤10面の最下部に
は球排出口27が設けられ、何れの入賞口等にも落入し
なかった遊技球は、この球排出口27から遊技盤10面
外へ排出されるようになっている。
【0026】図2は、遊技盤10の裏面における入賞球
の流出経路及び各種スイッチ類やソレノイド類等の配置
状態を示した図である。図示されるように、始動入賞装
置14、左落し入賞口24、左袖入賞口22に入賞した
入賞球は、傾斜板状の入賞球集合路(入賞球集合板)4
0上に落下し、その傾斜下端位置に設けられる傾斜板状
の入賞球誘導路(入賞球誘導板)42を介して入賞球
(セーフ球)排出機構部85へと誘導される。また、大
入賞装置16、特定領域入賞口18、右落し入賞口2
5、右袖入賞口23に入賞した入賞球は、直接入賞球誘
導路42上に落下し、入賞球排出機構部85へ誘導され
るようになっている。
【0027】前記始動入賞装置14における入賞球の流
出経路には、その入賞を検知する始動口用検出スイッチ
44が設けられる。また、前記大入賞装置16における
入賞球の流出経路には、その入賞球数をカウントするカ
ウント用スイッチ46が設けられ、前記特定領域入賞口
18における入賞球の流出経路には、その入賞を検知す
る特定領域用スイッチ48が設けられる。更に前記左右
ゲート20,21における遊技球の通路経路には、その
入球を検知する左ゲート用スイッチ51及び右ゲート用
スイッチ52が設けられる。
【0028】そして、前記始動口用検出スイッチ44の
検出信号により、前記始動入賞装置14への入賞が検知
されると、既述したように特別図柄表示装置2の各図柄
表示部2a,2b,2cが図柄変動を開始する。そし
て、各図柄表示部2a,2b,2cの停止図柄が「大当
たり」の条件を満たす場合には前記大入賞装置16が開
放されるが、該大入賞装置16が開放状態である場合に
前記カウント用スイッチ46の検出信号により10個の
入賞球が検知されると、1回の開口動作の制限時間内で
あっても該大入賞装置16は閉じられる。そして、この
開放中に特定領域用スイッチ48の検出信号により特定
領域入賞口18への入賞が検知された場合には、大入賞
装置16は所定の時間経過後再び開放され、これらの作
動が繰り返されることになる。
【0029】また、左右ゲート用スイッチ51,52か
らの検出信号があれば、既述したように普通図柄表示装
置6が駆動される。更に遊技盤10の裏面には、始動入
賞装置14を開閉動作させる始動入賞口開放用ソレノイ
ド54や、大入賞装置16の前面に設けられる入賞口扉
を開閉動作させる大入賞口開放用ソレノイド55、特定
領域入賞口18を開閉動作させる特定領域開放用ソレノ
イド56が各々設けられる。尚、装飾枠体4の内側下部
に設けられた装飾部材5を上下動作するための装飾部材
用モータ57も設けられる。
【0030】一方、前記右袖入賞口23における入賞球
の流出経路には入賞検出用スイッチ60が設けられ、こ
の検出スイッチ60の検知信号に基づいて図示しない賞
品球払出機構により8個の賞球が払出される。また、前
記始動口用検出スイッチ44の検出信号からの検知信号
に基づいて、賞品球払出機構より6個の賞球が払出され
る。更に、前記大入賞装置16に設けられるカウント用
スイッチ46、或いは特定領域入賞口18に設けられる
特定領域用スイッチ48から検出信号があれば、賞品球
払出機構より15個の賞球が払出されるようになってい
る。
【0031】なお、前記左右落し入賞口24,25及び
左袖入賞口22における入賞球の流路には入賞球検出用
のスイッチは設けられていないが、前記セーフ球排出機
構部85に設けられるセーフ球検出スイッチ63により
入賞球(セーフ球)の合計個数がカウントされるので、
そのカウント数から前記カウント用スイッチ46、特定
領域用スイッチ48及びセーフ球検出スイッチ63から
の検出信号のカウント数を引いた個数差分に対比して6
個ずつの賞球が払出されるようになっている。
【0032】即ち、セーフ球排出機構部85のセーフ球
排出樋62を流下する入賞球は、セーフ球排出樋62の
途中に設置されたセーフ球検出スイッチ63によってそ
の通過が検知され、この検知を受けてセーフ球排出ソレ
ノイド64が作動する。この作動によりセーフ球排出樋
62内に貯留されている入賞球が1個ずつ通過するが、
その際にカウント用スイッチ46、特定領域用スイッチ
48、入賞検出用スイッチ60からの入賞信号がなけれ
ば、各々6個の賞球が払出される。
【0033】図3は、各種制御基板及びスイッチ類やソ
レノイド類等の接続を示す制御ブロック図である。図示
するように、主制御基板70は中継基板72及びCR外
部接続端子基板74、CR賞球払出制御基板76と直接
接続され、該CR賞球払出制御基板76には、前記セー
フ球排出機構部85に設けられるセーフ球検出スイッチ
63等が接続される。そして、前記セーフ球検出スイッ
チ63によって遊技球の通過が検知されると、その検知
信号はCR賞球払出制御基板76を介して主制御基板7
0に出力されて制御処理される。
【0034】前記CR外部接続端子基板74は、特別図
柄表示装置2の「大当たり」の発生回数や各種入賞装置
の始動回数、出球情報等を遊技場の管理装置へ出力する
等の機能を有する。又、CR賞球払出制御基板76は、
発生したセーフ球の種別に応じて、一定個数の賞球を図
示しない賞品球払出機構部に払出し動作を行わせる等の
機能を有する。
【0035】前記主制御基板70には、特別図柄表示装
置2及び普通図柄表示装置6に係る制御を行う図柄表示
装置基板82が接続され、更に中継基板72を介して大
入賞装置16に係る制御を行う大入賞装置基板16aが
接続される。この大入賞装置基板16aには、前述した
カウント用スイッチ46、特定領域用スイッチ48が接
続されると共に、大入賞口開放用ソレノイド55、特定
領域開放用ソレノイド56が各々接続され、これらは所
定の遊技状況に応じて制御処理される。
【0036】また、前記主制御基板70には各種のスイ
ッチ類が直接接続される。例えば、前記左右ゲート2
0,21における遊技球の通過を検知する左右ゲート用
スイッチ51,52、始動入賞装置14における遊技球
の通過を検知する始動口用検出スイッチ44及び始動入
賞口開放用ソレノイド54が各々接続される。これによ
り、前記主制御基板70は各々のスイッチから受信する
検知信号を基に遊技状況に応じた動作を設定制御するこ
とができるようになっている。尚、本遊技機には上記説
明した以外にも各種制御基板や検出スイッチ、ソレノイ
ド等が接続されているが、その図示及び説明については
割愛する。
【0037】図4は、本遊技機における遊技内容の制御
フローチャートを示している。この遊技機では、遊技者
によって遊技盤10面に向けて発射された遊技球が左右
ゲート20,21の何れかを通過したことが左右ゲート
用スイッチ51,52により検知される(S10「YE
S」)と、その信号に基づいて普通図柄表示装置6が図
柄変動を開始する(S12)。この普通図柄表示装置6
は図柄変動を開始してから6.0秒を経過すると図柄変
動を停止し、図柄が確定する(S24)。この確定図柄
のうち、いわゆる「当たり」と称される図柄(例えば、
1,3,5,7,9の何れか)が表示されれば(S26
「YES」)、主制御基板70からの指令信号により遊
技盤10面の始動入賞装置14が開放される(S2
8)。
【0038】そして、この開放された始動入賞装置14
に遊技球が入賞する(S30「YES」)と、始動口用
検出スイッチ44からの検出信号に基づき特別図柄表示
装置2の各図柄表示部が左図柄表示部2a、右図柄表示
部2b、中図柄表示部2c、の順に図柄変動を開始(S
32)し、所定時間経過後、左図柄表示部2a、右図柄
表示部2b、中図柄表示部2cの順に図柄変動を停止す
る(S40)。
【0039】この特別図柄表示装置2の各図柄表示部2
a,2b,2cに表示される図柄の組合せが「大当た
り」図柄である場合(S42「YES」)は、大入賞装
置16の連続開放作動回数は最大16回に設定され、大
入賞装置16は開放動作を最大16回繰り返すと共にパ
チンコ遊技機の遊技盤10面に設けられた図示しない装
飾ランプ(LED)が点滅して、大当たり動作時用に設
けられた音声がスピーカから発せられる(S43)。
【0040】そして、前記「大当たり」図柄の組合せが
特定図柄の場合には(S44「YES」)、大当たり抽
選確率を高確率に設定して(S48)終了する。但し前
記「大当たり」図柄の組合せが特定図柄ではなく、通常
図柄の場合には(S44「NO」)、大当たりの抽選確
率を低確率に設定して(S50)終了する。
【0041】一方、S10において遊技盤10面に向け
て発射された遊技球が、ゲート20,21を通過しなか
った(S10「NO」)が、遊技盤10面に設けられる
何れかの入賞口22,23,24,25に入賞する(S
16「YES」)か、或いは左右ゲート20,21を通
過した後に前記何れかの入賞口に入賞した場合には、入
賞検出用スイッチ60、或いはセーフ球検出スイッチ6
3からの検知信号に基づき入賞球1個につき6個又は8
個の賞球が払出される。(S18)。尚、前記何れの入
賞口にも入賞しかった場合は「はずれ」として処理され
る。(S20)。また、S42において特別図柄表示装
置2の変動図柄の確定により「大当たり」図柄が表示さ
れなかった場合(S42「NO」)も「はずれ」として
処理される(S46)。
【0042】次に、このようなパチンコ遊技機におい
て、例えば、前記大入賞装置16の開閉機構の詳細な構
成を図5内至図7に示して説明する。
【0043】前記大入賞装置16は、大入賞口100を
開閉する入賞口扉102が該大入賞口100の下端縁寄
り位置に設けられる支軸104に枢着され、遊技盤10
面の前面に設けられるガラス板106側に向けて傾動可
能に設けられている。
【0044】そして、前記入賞口扉102を開閉駆動さ
せる大入賞口開放用ソレノイド55のプランジャ108
にはバネ部材110が介在され、該プランジャ108の
下端位置には、前記入賞口扉102と大入賞口開放用ソ
レノイド55とを連繋させる可動部材112が設けられ
る。この可動部材112の基端部は、バネ部材114の
付勢力によって上下動自在に配置されることから、該プ
ランジャ108の先端部に当接離間自在に配置されてい
る。
【0045】また、前記可動部材112の先端部は二股
状となっており、その二股部116が前記入賞口扉10
2に突設される係留ピン118に係留される。そして、
前記大入賞口開放用ソレノイド55が「OFF」状態で
は、該可動部材112がバネ部材110に押し下げられ
て入賞口扉102が閉じられた状態となり、該ソレノイ
ド55が駆動された時(「ON」状態)には、プランジ
ャ108の収縮動により該可動部材112がバネ部材1
14に押し上げられて入賞口扉102が開放されるよう
に構成されている。
【0046】そして更に、前記入賞口扉102の下端部
分には該入賞口扉102が傾動した時に一体的に動く感
知片(感知部材)120が設けられると共に、該感知片
120が入賞口扉102の開放により動いた時にこれを
感知する感知センサ122が大入賞口100の内側に設
けられている。この感知センサ122は、一般的に光セ
ンサが用いられ、発光源と受光素子との間を感知片12
0がさえ切ると発光源からの光が受光素子により感知さ
れない状態となり、前記入賞口扉102の開放状態が感
知されるように構成される。尚、この感知センサ122
からの信号も、前記図3の制御ブロック図において主制
御基板70へ出力されるようになっている。
【0047】このように構成された大入賞装置16によ
れば、今、遊技盤10面の遊技状況において特別図柄表
示装置2に「大当たり」図柄が表示され、「大当たり」
が発生したとする。そうすると、主制御基板70からの
指令信号により大入賞口開放用ソレノイド55が駆動さ
れてプランジャ108がバネ部材110の付勢力に抗し
て収縮し、それに伴いバネ部材114の付勢力により可
動部材112が押し上げられる。そのとき、可動部材1
12の先端部分の二股部116が入賞口扉102に突設
される係留ピン118に係留されているために、該入賞
口扉102が図6(a)中に矢示したように支軸104
を中心に遊技盤10の前面側へ傾動し、大入賞口100
が開放される。
【0048】そしてこの時、入賞口扉102に設けられ
る感知片120が入賞口扉102の傾動に連動して傾動
し、図6(b)に示したように、この感知片120の動
きが感知センサ122により検知されることにより入賞
口扉102が開放されたことが検知される。この感知セ
ンサ122による検知信号は主制御基板70へ出力さ
れ、主制御基板70では、その入力信号に基づいて大入
賞装置16が正常に作動していることを把握することと
なる。
【0049】逆に、大入賞口100に遊技球が10個入
賞したこと、あるいは特定領域入賞口18に遊技球が入
ったこと等がカウント用スイッチ46、特定領域用スイ
ッチ48からの検知信号により検知されると、主制御基
板70から大入賞口開放用ソレノイド55への指令信号
により大入賞口100が閉じられるが、そのときには大
入賞口開放用ソレノイド55の「OFF」信号によりプ
ランジャ108の収縮力が解除されて、バネ部材110
の付勢力によりプランジャ108が伸長し、その付勢力
によって可動部材112を押し下げる。これにより、前
記可動部材112の二股部116が係留される入賞口扉
102は、図6(b)中に矢示したように支軸104を
中心に回動し大入賞口100は閉じられる。
【0050】そして図7は、入賞口扉102が開こうと
した時に、その入賞口扉102と前面ガラス板106と
の間に遊技球が挟まって、いわゆる噛み込みが生じた時
の状態を示したものである。図7の場合には大入賞口開
放用ソレノイド55の駆動信号によりプランジャ108
がバネ部材110の付勢力に抗して収縮し、更にバネ部
材114の付勢力により可動部材112が押し上げられ
る。ここで可動部材112の先端部分の二股部116は
入賞口扉102に突設される係留ピン118に係留され
ているために、入賞口扉102は、支軸104を中心に
遊技盤10の前面側へ傾動しようとするが、そのとき入
賞口扉102とガラス板106との間の遊技球の噛み込
みによって入賞口扉102は充分に遊技盤10の前面側
へ傾動できず、いわゆる半開きの状態となる。
【0051】そこで、この場合には入賞口扉102を一
旦閉じさせて入賞口扉102とガラス板106との間に
挟まった遊技球を落下させ、再度入賞口扉102の開放
動作をやり直させるものである。
【0052】図8は、その制御フローチャートを示した
ものである。このフローチャートでは、特別図柄表示装
置2に「大当たり」状態が発生した時(S60[YE
S」)に、主制御基板70からの指令信号により大入賞
口開放用ソレノイド55が駆動される(S62)。これ
により、通常は入賞口扉102が完全に開放され、感知
片120が感知センサ122に感知されれば(S64
「YES」)、入賞口扉102は完全に開放されたと判
断される。
【0053】一方、大入賞口開放用ソレノイド55が駆
動されているにも拘わらず、入賞口扉102に設けられ
る感知片120が感知センサ122により感知されてい
ない(S64[NO」)と判断されれば、大入賞口開放
用ソレノイド55は、一旦「OFF」され(S66)、
S62へ戻って再び駆動される。この大入賞口開放用ソ
レノイド55が一旦「OFF」された時には、入賞口扉
102とガラス板106との間に挟まった遊技球が落下
し、大入賞口開放用ソレノイド55が再び駆動された時
に入賞口扉102が完全に開放された状態となるもので
ある。
【0054】従って遊技者は、特別図柄表示装置2が
「大当たり」状態となって多量の賞球を獲得できるチャ
ンスが得られたにも拘わらず、入賞口扉102が開放動
作時に充分開放されず、まごまごしている間に大入賞口
100内部に設けられる特定領域入賞口18にも遊技球
が入賞することなく所定の時間が経過して「大当たり」
状態が途中で終了してしまうといったことが回避され
る。これにより、遊技者にとっては充分な賞球数が獲得
できなかったという不測の不利益が生じることから開放
され、また遊技者と遊技場側との遊技上に関るトラブル
も解消されることになる。
【0055】また、図8のフローチャートにおいて、特
別図柄表示装置2に「大当たり」状態が発生していない
(S60[NO」)にも拘わらず、入賞口扉102が開
いてそこに遊技球が落入することにより噛み込みが生じ
た時などには、その入賞口扉102の感知片120が感
知センサ122により検知され(S68[YES])エ
ラー信号が出力される(S70)。このエラー信号を報
知された遊技場側では、このトラブル状態の発生を即座
に察知し、速やかに対処できることとなる。
【0056】本発明は、上記した実施の状態に何ら限定
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々の改変が可能である。例えば、上記実施の形態にお
いて、入賞口扉と大入賞口開放ソレノイドとの間に介設
される可動部材は、要するに大入賞口開放用ソレノイド
のプランジャに一体的に固定されていなければよく、そ
れにより感知片が感知センサによって検知されたり、検
知されなかったりすることにより遊技球の噛み込みを確
実に検知できることになるものである。この感知片や感
知センサの構成は各種のものが考えられることは言うま
でもない。
【0057】また、上記実施例においては遊技盤面に対
して前面方向に開放する大入賞口に関して説明したが、
水平方向に開閉動作する可動羽根式入賞口いわゆる第二
種パチンコ遊技機に設けられる大入賞口や、その他の遊
技機に設けられる入賞装置に対して設ける構成としても
よい事は勿論である。
【0058】
【発明の効果】本発明に係るパチンコ遊技機の請求項1
ないし3に記載の入賞装置によれば、遊技盤面に設けら
れる大入賞装置などの入賞口扉の開閉動作時に遊技球の
噛み込みが生じた時に、その噛み込み状態が検知される
ようにしたものであるから、遊技者がそれに気付かずに
賞球を充分に獲得できないといった状態や、球の噛み込
み発生によって遊技者に損失感を与えるといったことが
解消される。又、噛み込み状態が発生した場合には、そ
の噛み込み状態が速やかに解消されるようにしたもので
あるから、遊技者は折角の多量の賞球獲得のチャンスを
逃すというような不測の不利益を蒙ることもなく、気持
ち良く遊技を楽しめるし、遊技者と遊技場側との遊技ト
ラブルの発生なども回避されるという利益を有するもの
である。
【0059】また本発明の請求項4および5に記載の入
賞装置によれば、遊技盤面の入賞口に開閉自在に設けら
れる入賞口扉と、該入賞扉を開閉駆動する開閉駆動部材
(源)とを設けると共に、附勢作用力が異なり該開閉駆
動部材に対して入賞口扉を閉鎖方向に附勢する第一附勢
手段と該入賞口扉を開放方向に附勢する第二附勢手段と
を設ける構成として、あるいは遊技盤面の入賞口に開閉
自在に設けられる入賞口扉と、該入賞口扉を開閉駆動す
る開閉駆動源とを設けると共に、該開閉駆動源の作用に
抗して入賞口扉を閉鎖方向に附勢する第一附勢手段を開
閉駆動源に設ける一方、該入賞口扉を開放方向に附勢す
る第二附勢手段とを設け、前記第一附勢手段と第二附勢
手段とを非連係状態とし、該開閉駆動源に対して入賞口
扉の開閉位置に係わらず附勢手段による附勢作用を初期
状態に復帰させるように構成して、球詰まり若しくは球
噛み時に開閉駆動源(ソレノイド)が飽和状態にオン状
態となりつづけ異常に加熱されることが防止される効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るパチンコ遊技機の
遊技盤面を示した正面図である。
【図2】遊技盤の裏面における入賞球(セーフ球)の流
出経路及び各種スイッチ類やソレノイド類等の配置状態
を示した図である。
【図3】本実施形態における各種制御基板やスイッチ
類、あるいはソレノイド類等の接続を示す制御ブロック
図である。
【図4】本遊技機における遊技内容の制御フローチャー
トである。
【図5】本実施形態における大入賞装置の正面図であ
る。
【図6】本実施形態における大入賞装置の断面図で、
(a)は入賞口扉が閉じている状態、(b)は入賞口扉
が開放されている状態を示した図である。
【図7】大入賞装置の入賞口扉と前面ガラス板との間に
遊技球の噛み込みが生じた状態を示した説明図である。
【図8】大入賞装置に遊技球の噛み込み状態を生じた時
の制御フローチャートである。
【符号の説明】
2 特別図柄表示装置 10 遊技盤 14 始動入賞装置 16 大入賞装置 55 大入賞口開放用ソレノイド 70 主制御基板 100 大入賞口 102 入賞口扉 112 可動部材 120 感知片 122 感知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 良孝 名古屋市西区中小田井4丁目396番地 株 式会社三星内 Fターム(参考) 2C088 EB14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤面の入賞口に開閉自在に設けられ
    る入賞口扉と、該入賞口扉を開閉駆動させる開閉駆動源
    との間に該開閉駆動源の作動により系脱状態で前記入賞
    口扉を開放・閉塞する可動部材を介設し、前記入賞口の
    動きを感知する検知手段が設けられることを特徴とする
    パチンコ遊技機の入賞装置。
  2. 【請求項2】 遊技盤面の入賞口に開閉自在に設けられ
    る入賞口扉と、該入賞口扉を開閉駆動させる開閉駆動源
    との間に該開閉駆動源の作動により系脱状態で前記入賞
    口扉を開放・閉塞する可動部材を介設し、前記入賞口扉
    には、該入賞口扉の開閉動作に連動して一体的に動く感
    知部材を設けると共に、該感知部材の動きを感知する検
    知手段が設けられることを特徴とするパチンコ遊技機の
    入賞装置。
  3. 【請求項3】 前記開閉駆動源が動作しているにも拘わ
    らず、前記検知手段からの検知信号が入力されていない
    時には、前記開閉駆動源のON/OFF動作を繰り返す
    制御手段を備えることを特徴とする請求項1または2に
    記載されるパチンコ遊技機の入賞装置。
  4. 【請求項4】 前記入賞口扉が解放動作された後、該入
    賞口扉の開放位置が所定位置までに達した場合に、該入
    賞口扉の開放を感知する検知手段が設けられることを特
    徴とする請求項2または3に記載されるパチンコ遊技機
    の入賞装置。
  5. 【請求項5】 遊技盤面の入賞口に開閉自在に設けられ
    る入賞口扉と、該入賞口扉を開閉駆動する開閉駆動源又
    は開閉駆動部材とを設けると共に、附勢作用が異なる該
    開閉駆動源又は開閉駆動部材に対して、入賞口扉を閉鎖
    方向に附勢する第一附勢手段と、該入賞口扉を開放方向
    に附勢する第二附勢手段とを設けたことを特徴とするパ
    チンコ遊技機の入賞装置。
  6. 【請求項6】 遊技盤面の入賞口に開閉自在に設けられ
    る入賞口扉と、該入賞口扉を開閉駆動する開閉駆動源と
    を設けると共に、該開閉駆動用の作用に効して入賞口扉
    を閉鎖方向に附勢する第一附勢手段を前記開閉駆動源に
    設ける一方、該入賞口扉を開閉方向に附勢する第二附勢
    手段とを設け、前記第一附勢手段と第二附勢手段とを非
    連系状態とし、該開閉駆動源に対して入賞口扉の開閉位
    置に係わらず附勢手段による附勢作用を初期状態に復帰
    させるように構成したことを特徴とするパチンコ遊技機
    の入賞装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004242782A (ja) * 2003-02-12 2004-09-02 Samii Kk 遊技部品用のトルク伝達機構
JP2006075224A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Adachi Light Co Ltd 遊技機
JP2010184038A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機の可変入賞装置
JP2012020070A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Sammy Corp 弾球遊技機

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