JP2012020070A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1大入賞装置50が、前方に向けて開口する第1入口53を有して遊技盤の前面に取り付けられた筐体部52と、筐体部52の前部に取り付けられて、後方に揺動して第1入口53を閉鎖する閉鎖位置と、前方に揺動して第1入口53を開放し遊技領域を落下する遊技球を第1入口53に導いて入賞させる開放位置とに揺動可能な第1開閉扉54と、遊技領域に位置して設けられて、第1入口53と対向するとともにガラス扉に近接する球噛み防止カバー60とを備えており、球噛み防止カバー60が、前後に延びる右取付基部61、左取付基部62およびガラス扉に沿って延びる覆い部63とを備え、右取付基部61の上部および左取付基部62の上部に、遊技球の滞留を防止する右滞留防止面61aおよび左滞留防止面62aが形成されている。
【選択図】図4
Description
入賞装置に関する。
センター飾りを配置し、このセンター飾りに液晶表示装置等の図柄表示装置を備えたもの
が一般に知られている。上記遊技盤の前面側はガラス扉で覆われており、このガラス扉と
遊技盤との隙間(遊技領域)を遊技球が落下するようになっている。そして、遊技領域に
設けられた始動入賞装置に遊技球が落下して入賞したときに、図柄表示装置において複数
の図柄を変動させた後に停止表示したときの図柄の組み合わせが予め設定された当たり図
柄であった場合、特別遊技状態(大当たり)を成立させるように構成されている。この特
別遊技状態においては、遊技領域の下部に設けられた大入賞装置の大入賞口を開放して遊
技球の入賞を容易にして、遊技者が大量の遊技球を獲得できるようになっている。大入賞
装置としては、前後に揺動可能となった開閉扉を開閉駆動させることにより、大入賞口を
閉鎖および開放させる構成のものが広く知られている。
っては、開閉扉とガラス扉との隙間や開閉扉と大入賞口縁部との間に遊技球が挟まって、
いわゆる球噛みが発生することがある。このように、開閉扉による球噛みが発生すると、
開閉扉の駆動部分に余分な負荷が作用して開閉扉の故障の原因になる場合がある。そこで
、特許文献1には、球噛みが発生しても開閉扉が故障しないように構成されたトルク伝達
機構が開示されている。
おり、例えば比較的大型の液晶表示装置を用いてインパクトのある表示が可能となったパ
チンコ機が開発されている。このように大型の液晶表示装置を有したセンター飾りを遊技
盤の中央部に配置する場合には、その周囲に配置される大入賞装置等を、遊技者の期待感
を低下させることなくなるべくコンパクトに構成する必要がある。例えば、大入賞装置の
小型化に伴って大入賞口の上下幅を小さくした場合には、大入賞口の形状に対応させて開
閉扉の上下幅も小さくする必要がある。このように開閉扉の上下幅を小さくした場合には
、その小さくした分だけ開放状態となったときの開閉扉とガラス扉との隙間が大きくなる
ので、その隙間に遊技球が挟み込まれ易くなる。このように、大入賞装置全体をコンパク
トにしつつ、開閉扉による球噛みを防止することが難しいという課題があった。
しつつ開閉扉による球噛みを防止可能な弾球遊技機を提供することを目的とする。
面側を覆うガラス扉と、前記ガラス扉と前記遊技盤とから形成される遊技領域を落下する
遊技球を受容可能な入賞装置(例えば、実施形態における第1大入賞装置50、第2大入
賞装置70)とを備え、前記入賞装置への遊技球の入賞に応じて所定の数の遊技球を賞球
として払い出す遊技を行う弾球遊技機(例えば、実施形態におけるパチンコ機PM)にお
いて、前記入賞装置が、前方に向けて開口して遊技球が入球可能な入口(例えば、実施形
態における第1入口53)を有して前記遊技盤の前面に取り付けられた装置本体部(例え
ば、実施形態における筐体部52)と、前記装置本体部の前部に取り付けられて、後方に
揺動して前記入口を閉鎖する閉鎖位置と、前方に揺動して前記入口を開放し前記遊技領域
を落下する遊技球を前記入口に導いて入賞させる開放位置とに揺動可能な開閉部材(例え
ば、実施形態における第1開閉扉54)と、前記遊技領域に位置して設けられて、前記入
口と対向するとともに前記ガラス扉に近接するフロントカバー部材(例えば、実施形態に
おける球噛み防止カバー60)とを備えており、前記フロントカバー部材が、前後に延び
て後部が前記遊技盤側に取り付けられる取付基部(例えば、実施形態における右取付基部
61および左取付基部62)と、前記取付基部の前部から前記ガラス扉に沿って延びる前
側縁部(例えば、実施形態における覆い部63)とを備えて構成されており、前記取付基
部が前記開閉部材の側方端部に近接するとともに、前記取付基部の上部に遊技球の滞留を
防止する球滞留防止部(例えば、実施形態における右滞留防止面61aおよび左滞留防止
面62a)が形成されている。
ことが好ましい。
別入賞装置であって、前記特別入賞装置の前記開閉部材を所定時間だけ開放位置に位置さ
せる制御を所定ラウンド数だけ繰り返すことにより特別遊技が実行されるようになってお
り、前記特別入賞装置の前記開閉部材に遊技球が滞留しているか否かを判定する球滞留判
定手段(例えば、実施形態における第1光量センサ55、第1電位差検出装置57)と、
前記特別入賞装置に形成された前記入口に対する遊技球の入賞を検出する入賞検出手段(
例えば、実施形態における第1大入賞検出装置58)と、前記球滞留判定手段により前記
開閉部材に遊技球が滞留していると判定され、且つ、現在のラウンドが終了されてから次
のラウンドに移行されるまでの入賞猶予期間内に前記入賞検出手段により所定数を超える
遊技球の入賞が検出されたとき、前記所定数を超える入賞を前記次のラウンドでの入賞と
して扱う制御を行う特別遊技制御手段とを有したことが好ましい。
バー部材とを備えており、このフロントカバー部材の取付基部の上部に、遊技球の滞留を
防止する球滞留防止部が形成されている。そのため、例えば開閉部材の大きさに対応させ
て開閉部材をコンパクトに構成しても、開閉部材と装置本体部との間に遊技球を挟み込む
ことがなく、入賞装置全体をコンパクトにしつつ開閉扉による球噛みを防止可能となる。
合、前側縁部の上部に遊技球が滞留することを防止できるので、球噛みの発生を一層効果
的に抑えることが可能となる。
たときに、所定数を超える入賞を次のラウンドでの入賞として扱う制御を行うことが好ま
しい。ところで従来は、入賞猶予期間内に所定数を超える遊技球の入賞が検出された場合
であっても所定数を超えた入賞は有効な入賞として扱われていたが、近年、遊技球に糸を
取り付けて開閉部材に遊技球を噛み込ませ、入賞装置内に遊技球を入球させることで不正
に大量の賞球を得るような事象が発生しており、遊技店に多大な損失を与えている。この
従来構成に対して本発明は、入賞猶予期間内の所定数を超える入賞を次のラウンドでの入
賞として扱うことで、不正行為による損失を防ぐことができる。
〜3を参照しながら、本発明に係る弾球遊技機の代表例として示すパチンコ機PMの全体
構成について概要説明する。なお、説明の便宜上、各図面において矢印方向でパチンコ機
PMの前後、左右および上下方向を示し、以下この方向を用いて説明を行う。
持枠をなす外枠1の開口前面に、これに合わせた方形枠サイズに構成されて開閉搭載枠を
なす前枠2が互いの正面左側縁部に配設された上下のヒンジ機構3a,3bにより横開き
開閉および着脱が可能に取り付けられ、正面右側縁部に設けられたダブル錠と称される施
錠装置4を利用して常には外枠1と係合連結された閉鎖状態に保持される。
ニット6が正面左側部に設けられたヒンジ機構7a,7b,7cを利用して横開き開閉お
よび着脱可能に組み付けられ、施錠装置4を利用して常には前枠2の前面を覆う閉鎖状態
に保持される。球皿ユニット6の正面右側下部には遊技球の発射操作を行う操作ハンドル
8が設けられている。ガラス扉5の背後に位置する前枠2の上部には、遊技盤10を着脱
可能に収容する方形枠状の収容枠(図示しない)が設けられており、この収容枠に所定の
ゲージ設定で構成された遊技盤10が着脱可能にセット保持され、常には閉鎖保持される
ガラス扉5を通して遊技盤10の正面の遊技領域PAを臨ませるようになっている。
図柄が印刷されたセルを貼り付けて成型される化粧板11を基板として構成される。化粧
版11の前面には、上下のレール飾り12a,12bに囲まれて略円形の遊技領域PAが
区画形成されている。遊技盤10の遊技領域PAには、多数本の遊技釘13や風車14等
が配設され、遊技領域PAの中央部近傍には、各種の演出パターンの画像および図柄を表
示する演出表示装置21が取り付けられたセンター飾り20が配設される。なお、演出表
示装置21の表示制御は、演出表示制御手段22(図8参照)により行われる。
を備えた始動入賞装置15が設けられている。遊技球がこの始動入賞口に入賞すると、始
動入賞装置15内に設けられた始動入賞検出装置15aに検出されて、遊技盤10の裏面
側へ排出されるようになっている。また、始動入賞装置15の左右には、遊技球が入賞可
能な一般入賞口を備えた一般入賞装置16が複数設けられている。遊技球がこの一般入賞
口に入賞すると、一般入賞装置16内に設けられた一般入賞検出装置16aに検出されて
、遊技盤10の裏面側へ排出されるようになっている。
置15の下方に第2大入賞装置70が、それぞれ設けられている(詳細については後述)
。遊技領域PAの下端には、各入賞装置に入賞せずに落下した遊技球を遊技盤10の裏面
側へ排出させるアウト口17が設けられている。
枠状に形成された裏セット盤30が着脱可能に取り付けられている。裏セット盤30は、
遊技盤10の背後に位置する上部領域に、前後連通して開口する大型の窓口開口30aを
有する枠状に形成されており、この窓口開口30aの上方に、遊技球を貯留する球貯留タ
ンク31、及び球貯留タンク31と繋がってゆるく傾斜するタンクレール32が設けられ
、背面視における窓口開口30aの右側に、タンクレール32により前後各1列の整列状
態で導かれた遊技球を遊技盤10における入賞状態に基づいて払い出す球払出装置33、
球払出装置33から払い出された遊技球を球皿ユニット6の球皿に導く払出通路などの賞
球機構が設けられている。
41、パチンコ機PMの作動を統括的に制御する主制御基板42、画像表示、効果照明、
効果音等の遊技演出の制御を主に行うサブ制御基板43、遊技球の払出作動を制御する球
払出制御基板44等の各種基板や電子部品などが取り付けられ、これらが図示省略するコ
ネクタケーブルで接続されてパチンコ機PMが作動可能に構成される。
ガラス扉5、球皿ユニット6等が閉鎖施錠された状態で遊技に供され、球皿ユニット6の
球皿に遊技球を貯留させて発射ハンドル8を回動操作することにより遊技が開始される。
発射ハンドル8が回動操作されると、球皿ユニット6の球皿に貯留された遊技球が、球皿
ユニット6の裏面側に配設される遊技球発射装置(図示せず)により1球ずつ遊技領域P
Aに打ち出され、パチンコゲームが展開される。
徴部分である第1大入賞装置50(第2大入賞装置70)について、図4〜7を追加参照
して詳しく説明する。なお、第1大入賞装置50と第2大入賞装置70とは、基本的に同
一構造となっているため、以下では第1大入賞装置50について説明する。
状の取付板19と、取付板19の後面側に取り付けられた装置本体51と、取付板19の
前面側に装置本体51と対向させて取り付けられた球噛み防止カバー60とから構成され
る。なお、複数の取付孔19aを利用して遊技盤10の前面に取付板19をビス止めする
ことで、第1大入賞装置50が遊技盤10に固定される。
部52と、略矩形状に形成されて第1入口53を前面側から覆って閉鎖可能な第1開閉扉
54とから構成される。第1開閉扉54は筐体部52の前端部に揺動自在に取り付けられ
ており、筐体部52の内部に配設された第1開閉扉駆動装置59(例えば、ソレノイド)
により揺動駆動されて、第1入口53を開閉するようになっている。また、筐体部52の
内部には、第1入口53を通って入賞した遊技球を検出する第1大入賞検出装置58が配
設されている。なお、取付板19には、第1入口53に対応させて前後に貫通した開口部
が形成されているため、第1開閉扉54が開放状態のときに第1開閉扉54に遊技球が落
下すると、この遊技球は、取付板19に形成された開口部および第1入口53を通過して
筐体部52の内部に導かれるようになっている。
ば第1開閉扉54を遮光材により形成することで、第1開閉扉54が開いた開放状態では
外部の光が第1入口53から筐体部52の内部に入射するので、比較的高い光量が第1光
量センサ55で検出される。一方、第1開閉扉54により第1入口53が閉じられた閉鎖
状態では、第1開閉扉54によって外部の光が遮光されて筐体部52の内部に光が入射せ
ず、比較的低い光量が検出されることとなる。このように、第1大入賞装置50は、第1
光量センサ55での検出結果に基づいて、第1開閉扉54の開閉状態を検出できるように
なっている。
、第1大入賞装置50の筐体部52に、第1開閉扉54と筐体部52との電位差を検出す
る第1電位差検出装置57が内蔵されている。よって万が一、第1開閉扉54が開放状態
から閉鎖状態へと揺動するときに、第1開閉扉54と筐体部52との間に遊技球を挟んだ
場合には、遊技球を介して第1開閉扉54と筐体部52とが通電されることとなり、遊技
球を挟んでない状態と比較して明らかに低い電位差が検出される。このように、第1大入
賞装置50は、第1電位差検出装置57による検出結果に基づいて、第1開閉扉54と筐
体部52との間に遊技球が挟まっているか否かを検出できるようになっている。なお、筐
体部52に第1電位差検出装置57が内蔵された構成に代えて、第1電位差検出装置57
が後述する制御装置(例えば、主制御装置1000)に搭載された構成でも良い。
部が取付板19に取り付けられる右取付基部61、左取付基部62、および左右に延びて
形成されて右取付基部61と左取付基部62との前端部と繋がった平板状の覆い部63か
ら構成される。図4から分かるように、球噛み防止カバー60は平面視略コの字となって
おり、取付板19と球噛み防止カバー60とにより形成される空間は、遊技球が上下に通
過可能な大きさとなっている。また、第1開閉扉54の右端部分と右取付基部61とはほ
とんど隙間ない程度に近接するとともに、第1開閉扉54の左端部分と左取付基部62と
はほとんど隙間がない程度に近接している。なお、このように近接した構成以外にも、第
1開閉扉54の右端部分と右取付基部61との隙間、および、第1開閉扉54の左端部分
と左取付基部62との隙間が、遊技球1個分よりも小さな隙間となった構成でも良い。
化することで、第1大入賞装置50全体の小型化が図られている。これにより、第1開閉
扉54自体が小型化されているが、遊技球の入球率は従来構成(小型化されていない構成
)と同一であるため、第1入口53への入球に伴う制御は従来のものと同一構成とするこ
とができるとう効果が得られる。また、第1開閉扉54が小型化されるため、これに伴っ
て第1開閉扉54を作動させる駆動力も抑えられるので、第1開閉扉駆動装置59の小型
化を図ることができるという効果も得られる。
54のと右取付基部61(左取付基部62)との隙間を小さくすると、右取付基部61(
左取付基部62)に滞留した遊技球が、開放状態から閉鎖状態へと揺動する第1開閉扉5
4に挟まれて不具合の原因となる虞がある。そこで、このような不具合の発生を防止する
ため球噛み防止カバー60は、図4および図6に示すように、右取付基部61の上端部に
、前方に向けて下がるように傾斜し且つ右方に向けて下がるように傾斜する右滞留防止面
61aが形成されている。同様に左取付基部62の上端部には、前方に向けて下がるよう
に傾斜し且つ左方に向けて下がるように傾斜する左滞留防止面62aが形成されている。
また、図7に示すように、覆い部63の上端部には、後方に向けて下がるように傾斜する
前滞留防止面63aが形成されている。なお、覆い部63の上端部に遊技球が滞留する虞
がない場合には、前滞留防止面63aを形成することなく覆い部63を形成しても良い。
と、図4に示すように、左滞留防止面62aに沿って確実に左取付基部62の左方(第1
開閉扉54との間で遊技球が挟まれない方向)に落下させることができるので、左取付基
部62の上端部に滞留することを防止可能である。すなわち、球噛み防止カバー60(第
1大入賞装置50)を小型化しながら、右取付基部61(左取付基部62)に滞留した遊
技球が、第1開閉扉54と取付板19(筐体部52)との間に挟まれることを確実に防止
できる構成となっている。また、第1開閉扉54の近傍において、落下してきた遊技球が
ガラス扉5側に向けて勢い良く弾かれることがあるが、覆い部63を設けることでこの弾
かれた遊技球が直接ガラス扉5に衝突することを防止できる。
隙間に配設された上で、第1開閉扉54が開放状態に揺動されると、ガラス扉5と第1開
閉扉54の前端部分との隙間を埋めるように覆い部63が位置しているため、ガラス扉5
と第1開閉扉54の前端部分との隙間に遊技球が入り込むことを防止しつつ、遊技球を第
1入口53に導くことができる。一方、図7(b)に示すように、第1開閉扉54が閉鎖
状態に揺動されると、覆い部63と第1開閉扉54との隙間を遊技球が落下可能になる。
、第2光量センサ75、第2電位差検出装置77、第2大入賞検出装置78、および第2
開閉扉駆動装置79を備えて構成される(図8参照)。そのため、球噛み防止カバー(第
2大入賞装置70)を小型化しながら、同時に開閉扉(図示せず)による遊技球の噛みを
確実に防止できるようになっている。
チンコ機PMの制御構成について、図8のブロック図を追加参照しながら説明する。
1000は、遊技に係る遊技周辺機器2000、および主制御装置1000からの払出指
示に基づき所定数の賞球の払出制御を行う賞球払出制御装置3000に対して、情報伝達
可能に接続されている。その他、図示しないが、各種遊技効果ランプ(例えばサイドラン
プ)やスピーカ等とも電気的に接続されている。ここで、主制御装置1000は上述した
主制御基板42やサブ制御基板43等から構成され、賞球払出制御装置3000は上述し
た球払出制御基板44等から構成される。
るROMやRAM、演算処理に用いるCPU等の素子等から構成される。また、以下で主
制御装置1000に含まれるとする各手段を周辺機器(例えば、遊技周辺機器2000)
に搭載される形で構成してもよい。例えば、例えば遊技周辺機器2000に含まれるとす
る各手段を主制御装置1000に搭載される形で構成してもよい。
制御手段1100と、遊技周辺機器2000側に各種遊技情報(例えば、停止図柄情報、
停止図柄の属性情報(例えば、確率変動大当たり、突然確率変動大当たり、突然時間短縮
変動大当たり、小当たり、ハズレ)、変動態様に関する情報(例えば、変動時間)、特別
遊技の開始信号・状態情報・終了信号、保留情報、保留先読み情報等)を送信するための
情報送信手段1300と、各種入賞口への遊技球の入賞に基づき所定の賞球の払出を行う
ように賞球払出制御装置3000を制御する賞球払出決定手段1400とを有している。
球判定手段1110と、各乱数の取得可否を判定し、当該判定結果に基づき当該各乱数を
取得するための乱数取得判定実行手段1120と、変動表示中における各始動口への入球
を保留球として上限個数以内で一時記憶するための保留制御手段1130と、遊技内容決
定乱数(当選乱数)に基づき当たりであるか否かを抽選する当否抽選手段1135と、各
乱数に基づき、各図柄の停止図柄及び変動態様(変動時間等)を決定するための図柄内容
決定手段1140と、各図柄の変動及び停止表示する制御を行うための表示制御手段11
50と、通常遊技よりも遊技者に有利な各特別遊技に関する制御を司る特別遊技制御手段
1170と、後述する遊技状態一時記憶手段1190を参照し、今回の特別遊技が確率変
動大当たり又は突然確率変動大当たりであるか否かを判定する特定遊技制御手段1180
と、現在の遊技状態(例えば、主遊技に関する状態(通常遊技状態、確率変動遊技状態、
時間短縮遊技状態、特別遊技状態)、補助遊技に関する状態(開放放状態、閉鎖放状態)
、特別図柄に係る停止図柄及び変動態様情報、各種フラグのオンオフ状況、特別遊技中の
遊技状態(例えばラウンド数や入賞個数情報))等を一時記憶するための遊技状態一時記
憶手段1190とを有している。
件と称する)を充足しているか否か、具体的には、当たりに当選している(当たりフラグ
が発生している)か否かの判定を行う条件判定手段1171と、特別遊技移行条件を充足
している場合、当該特別遊技の内容(具体的には、開放状態とする大入賞装置、ラウンド
数、ラウンド間時間等)を特別遊技関連情報一時記憶手段1194中にセットする特別遊
技内容決定手段1172と、大入賞装置を所定条件で開放状態にするという特別遊技を実
行するための特別遊技実行手段1173と、特別遊技中における大入賞装置への入球を監
視し、正常な入球であるか否かの判定を行う特別遊技中入球監視手段1175と、大入賞
装置の開閉扉に遊技球が滞留しているか否かを判定する大入賞口球滞留判定手段1178
とを有している。
参照される特別遊技内容参照テーブル1172aを有している。ここで、以下に示す表1
は、特別遊技内容参照テーブル1172aの一例である。この表から分かるように、例え
ば当たり図柄「777」で当選した場合には多くの出球を獲得できるが、一方、別の当た
り図柄「111」で当選した場合には殆ど出球を獲得できない。ここで「入賞猶予期間」
とは、開閉扉によって大入賞口が閉鎖されてからの所定時間であり、大入賞口が閉鎖され
た後該所定時間内に大入賞口への入球を大入賞検出装置により検知した場合には、正常な
入球と判断するための閾値である。
該上限値を超えて大入賞口への入球を検知した場合には、入賞猶予期間を強制的に終了さ
せるための閾値である(詳しくは後述)。本実施形態では、特別遊技の内容(ラウンド数
、開放対象となる大入賞装置等)に応じて、これら上限値が可変設定されるように構成さ
れている。
ている。その開放パターンの一例としては、例えば当たり図柄が「777」である場合は
、第1大入賞装置50の第1入口53を30秒間にわたって開放状態にする作動を15ラ
ウンド継続する態様がある。また、当たり図柄が「111」である場合には、第2大入賞
装置70の第2入口(図示せず)を30秒間にわたって開放状態にする作動を2ラウンド
継続する態様がある。ここで、15ラウンド継続する大当たりの場合には、奇数ラウンド
目は第1大入賞装置50の第1入口53を30秒間にわたって開放状態するとともに、偶
数ラウンド目は第2大入賞装置70の第2入口を30秒間にわたって開放状態にするとい
う作動を行わせることも可能であり、さらに、開閉扉を30秒間にわたって開放状態に維
持することに代えて開閉扉を30秒間にわたって繰り返して開閉させる態様も可能である
。
特別遊技終了デモ期間についても、特別遊技内容参照テーブル1172aに設定されてい
る。ここで、特別遊技開始デモ期間とは、大当たりになったことを例えば演出表示装置2
1に表示して、遊技者に知らせるための演出を行う期間である。開放準備期間とは、大入
賞口を開放するまでの準備期間であって、例えば確率変動状態で大当たりになった場合に
は、変動した確率を通常の確率に戻す必要があるので確率を戻す処理を行ったり、当たり
図柄に応じて大入賞口の開放パターンを決定する内部処理を行うための期間である。
からの期間であって、大当たりが終了したことを報知したり、確率変動大当たりであった
場合等に通常確率から高確率状態に確率変動させる等の内部処理を行うとともに、大当た
り後に時短(時間短縮)状態(例えば、図柄変動時間が短縮された状態)になるか確率変
動状態になるのか等を演出表示装置21に演出表示させるための期間である。
遊技内容の設定処理や周辺機器側での待機デモ時間の確保等)を実行するための特別遊技
開始制御手段1173aと、大入賞口の開放準備処理(実行する単位遊技の内容設定処理
)を実行するための大入賞口開放準備制御手段1173bと、大入賞口の開放及び閉鎖条
件を充足したか否かの判定処理を実行するための大入賞口開放制御手段1173cと、大
入賞口の閉鎖及び入賞猶予期間の計時を実行するための大入賞口閉鎖制御手段1173d
と、特別遊技終了時における終了処理を実行するための特別遊技終了制御手段1173e
とを有している。
開始デモ期間タイマ1173a−1を有している。大入賞口開放準備制御手段1173b
は、大入賞口の開放準備時間を計時するための開放準備期間タイマ1173b−1を有し
ている。大入賞口開放制御手段1173cは、大入賞口の開放時間(又は開閉時間や開閉
タイミング)を計時するための大入賞口開放期間タイマ1173c−1を有している。ま
た、大入賞口閉鎖制御手段1173dは、入賞猶予期間を計時するための入賞猶予期間タ
イマ1173d−1を有している。特別遊技終了制御手段1173eは、特別遊技終了デ
モ時間を計時するための終了デモ期間タイマ1173e−1を有している。
て大入賞口への入球を検知したか否かを判定するための入賞猶予期間中入球監視手段11
76と、「ラウンド毎入賞猶予期間中入球上限値」を超えて大入賞口への入球を検知した
場合に、入賞猶予期間の強制終了を実行するための入賞猶予期間強制終了実行手段117
7とを有している。特定遊技制御手段1180は、時間短縮が実行された回数をカウント
する時短回数カウンタ1181aを有している。
技関連情報一時記憶手段1193と、特別遊技における現在の遊技状態(例えば、ラウン
ド数、任意のラウンドにおける遊技球の入賞個数、特別遊技に関する各種フラグのオン・
オフ等)を一時記憶するための特別遊技関連情報一時記憶手段1194とを有している。
有するパチンコ機PMで行われるパチンコゲームにおいて、特に本発明に係る第1大入賞
装置50(第2大入賞装置70)に関連する特別遊技中の処理について、図9〜20を追
加参照しながら以下に詳しく説明する。
0により乱数が取得される。そうすると、当否抽選手段1135により当該乱数が当たり
であるか否かが抽選されるとともに、図柄内容決定手段1140により当該乱数に応じた
停止図柄等が決定される。ここで、例えば当否抽選手段1135により当たりと判断され
た場合、すなわち、演出表示装置21における図柄変動の結果、停止表示される図柄が大
当たりの図柄の場合には、特別遊技実行手段1173による特別遊技(大当たり遊技)が
、以下に説明するような処理に基づいて展開される。
テップS101で、特別遊技実行手段1173は、特別遊技関連情報一時記憶手段119
4を参照し、特別遊技移行許可フラグがオンであるか否かを判定する。ステップS101
でYesの場合、ステップS102及びステップS103で、特別遊技実行手段1173
は、特別遊技関連情報一時記憶手段1194内の特別遊技移行許可フラグをオフにすると
ともに特別遊技実行フラグをオンにする。次に、ステップS104で、特別遊技実行手段
1173は、特別遊技関連情報一時記憶手段1194内の特別遊技開始フラグをオンにす
る。続いて、ステップS105で、情報送信手段1300は、演出表示制御手段22側に
特別遊技開始信号を送信し、ステップS121に移行する。
3は、特別遊技関連情報一時記憶手段1194を参照し、特別遊技実行フラグがオンであ
るか否かを判定する。そして、ステップS111でYesの場合には、ステップS121
に移行する。なお、ステップS111でNoの場合には、特別遊技実行手段1173は、
特別遊技の許可が下りていないと判定し、次の処理(特別遊技制御処理の次に行う処理で
あって、例えば賞球払出処理)に移行する。
理を実行する(図10参照)。続いて、ステップS131で、特別遊技実行手段1173
は、後述する大入賞口開放準備処理を実行する(図11参照)。次に、ステップS141
で、特別遊技実行手段1173は、後述する特別遊技中入球検知/入賞猶予期間強制終了
判定処理を実行する(図12参照)。続いて、ステップS151で、大入賞口球滞留判定
手段1178は、後述する大入賞口球滞留判定処理を実行する(図13参照)。次に、ス
テップS161で、特別遊技実行手段1173は、後述する大入賞口開放中処理を実行す
る(図14参照)。続いて、ステップS171で、特別遊技実行手段1173は、後述す
る大入賞口閉鎖中処理を実行する(図15参照)。次に、ステップS181で、特別遊技
実行手段1173は、後述する特別遊技終了時処理を実行する(図16参照)。そして、
ステップS191で、遊技制御手段1100は、後述の特別遊技終了後の遊技状態決定処
理を実行し、次の処理(例えば、賞球払出処理)に移行する(図17参照)。
開されるようになっている。それでは、上記ステップS121〜S191の各々の処理内
容について、以下に詳しく説明する。
トを示しており、この図10を参照しながら特別遊技開始時処理について説明する。まず
、ステップS211で、特別遊技開始制御手段1173aは、特別遊技関連情報一時記憶
手段1194内の特別遊技開始フラグがオンであるか否かを判定する。ステップS211
でYesの場合、ステップS212で、特別遊技開始制御手段1173aは、特別遊技関
連情報一時記憶手段1194内の特別遊技開始フラグをオフにする。
時記憶手段1194にセットされた特別遊技内容(例えば、16ラウンド大当りや2ラウ
ンド大当り)を参照し、当該特別遊技の最大ラウンド数を取得すると共に、特別遊技関連
情報一時記憶手段1194内のラウンド数カウンタにセットする。ここで、ラウンド数カ
ウンタはデクリメントカウンタであり、以降特別遊技中の各ラウンドが終了するごとに1
減算されるカウンタである。
一時記憶手段1194にセットされた特別遊技内容を参照し、当該特別遊技の入賞猶予期
間を取得すると共に、入賞猶予期間タイマに所定時間としてセットする。ここで、このタ
イミングで入賞猶予期間タイマに所定時間をセットする理由は、入賞猶予期間を大入賞装
置ごとに(第1大入賞装置50と第2大入賞装置70とで)変更しているためであり、入
賞猶予期間は、大入賞口の形状や開閉動作の違いによる余剰な入球の発生頻度を考慮し適
当な値が設定される。
1173a−1をスタートさせる。この開始デモ期間タイマ1173a−1はインクリメ
ントタイマであり、タイマ非動作中はゼロクリアされるタイマである。続いて、ステップ
S216で、情報送信手段1300は、演出表示制御手段22側に特別遊技開始デモ実行
中信号を送信し、次の処理(大入賞口開放準備処理(ステップS131))に移行する。
的には、遊技開始デモ期間中であるか又は当該期間以外の期間である場合)には、ステッ
プS221で、特別遊技開始制御手段1173aは、開始デモ期間タイマ1173a−1
を参照して所定時間が経過したか否かを判定する。ステップS221でYesの場合、ス
テップS222で、特別遊技開始制御手段1173aは、特別遊技関連情報一時記憶手段
1194内の大入賞口開放準備フラグをオンにする。そして、ステップS223で、特別
遊技開始制御手段1173aは、開始デモ期間タイマ1173a−1を停止させると共に
ゼロクリアし、次の処理(大入賞口開放準備処理(ステップS131))に移行する。な
お、ステップS221でNoの場合にも、次の処理(大入賞口開放準備処理(ステップS
131))に移行する。
ートを示しており、この図11を参照しながら大入賞口開放準備処理について説明する。
まず、ステップS311で、大入賞口開放準備制御手段1173bは、特別遊技関連情報
一時記憶手段1194内の大入賞口開放準備フラグがオンであるか否かを判定する。ステ
ップS311でYesの場合、ステップS312で、大入賞口開放準備制御手段1173
bは、特別遊技関連情報一時記憶手段1194内の大入賞口開放準備フラグをオフにする
。
報一時記憶手段1194にセットされた特別遊技内容を参照し、当該ラウンドの開放パタ
ーン(例えば、1ラウンドの全ての時間において開閉扉を開放し続ける開放パターン、も
しくは1ラウンドの全ての時間で断続的に開閉扉を開閉させるパターン)をセットする。
情報一時記憶手段1194にセットされた特別遊技内容を参照し、当該ラウンドのラウン
ド毎入賞猶予期間中入球上限値を取得すると共に、特別遊技関連情報一時記憶手段119
4内のラウンド毎入賞猶予期間中入球監視カウンタにセットする。ここで、ラウンド毎入
賞猶予期間中入球監視カウンタはデクリメントカウンタであり、以降ラウンド終了後の入
賞猶予期間中において、入球があるごとに1減算されるカウンタである。
報一時記憶手段1194内の入賞球カウンタをゼロクリアする。続いて、ステップS31
6で、大入賞口開放準備制御手段1173bは、開放準備期間タイマ1173b−1をス
タートさせる。この開放準備期間タイマ1173b−1はインクリメントタイマであり、
タイマ非動作中はゼロクリアされるタイマである。次に、ステップS317で、情報送信
手段1300は、演出表示制御手段22側に開放準備実行中信号を送信し、次の処理(特
別遊技中入球検知/入賞猶予期間強制終了判定処理(ステップS141))に移行する。
段1173bは、開放準備期間タイマ1173b−1を参照して所定時間が経過したか否
かを判定する。ステップS321でYesの場合、ステップS322で、大入賞口開放準
備制御手段1173bは、特別遊技関連情報一時記憶手段1194内の大入賞口開放フラ
グをオンにする。
タイマ1173b−1を停止させると共にゼロクリアし、次の処理(特別遊技中入球検知
/入賞猶予期間強制終了判定処理(ステップS141))に移行する。なお、ステップS
321でNoの場合にも、次の処理(特別遊技中入球検知/入賞猶予期間強制終了判定処
理(ステップS141))に移行する。
強制終了判定処理のフローチャートを示しており、この図12を参照しながら特別遊技中
入球検知/入賞猶予期間強制終了判定処理について説明する。この処理の目的は、「ラウ
ンド毎入賞猶予期間中入球上限値」を超えて大入賞口への入球を検知した場合であって大
入賞口の扉に球が滞留していると検知された場合に、入賞猶予期間を強制終了させる処理
を実行することである。
球上限値(この図の例では3球)を超えて入球が検知された場合であっても所定数を超え
た入賞は有効な入賞として扱われていた。そのために、近年、遊技球に糸を取り付けて開
閉部材に遊技球を噛み込ませ、入賞装置内に遊技球を入球させることで不正に大量の賞球
を得るような事象が発生しており、遊技店に多大な損失を与えている。そこで、この上限
値を超えての入球(この図の例では2球)を無効として扱う処理が考えられる。また、そ
の際にエラー報知を行うことが考えられる。しかしながら、何ら不正行為を行うことなく
遊技を行い、偶然入賞猶予期間中にラウンド毎入賞猶予期間中入球上限値を超えて入球さ
せた場合において、本来であれば正常な入球として扱われるべき入球が無効として処理さ
れてしまうため、遊技者に不利益をもたらすこととなってしまうケースも考えられる。
とで、入賞猶予期間中において所定個数を超えて大入賞口への入球が検知された場合、該
超過個数分の入球を次ラウンドの正常な入賞として検出できるようになり(図20参照)
、遊技者に不利益をもたらしたり、不要なエラー報知がなされることがない。
了処理を実行するように構成しているが、単位遊技期間と当該単位遊技期間後の入賞猶予
期間との両期間に跨った期間内における入賞個数に基づいて、入賞猶予期間を強制終了さ
せてもよい。
時記憶手段1194を参照し、第1大入賞装置50又は第2大入賞装置70への入球情報
があるか否かを判定する。ステップS411でYesの場合、ステップS412で、特別
遊技中入球監視手段1175は、入賞猶予期間タイマ1173d−1が作動中か否か(即
ち、0でないか否か)を判定する。ステップS412でYesの場合、ステップS413
で、入賞猶予期間入球監視手段1176は、特別遊技関連情報一時記憶手段1194内の
ラウンド毎入賞猶予期間中入球監視カウンタを1で減算する。
一時記憶手段1194内のラウンド毎入賞猶予期間中入球監視カウンタが0未満であるか
否か、即ち、入賞猶予期間中において所定個数を超えて大入賞口への入球が検知されたか
否かを判定する。
78は遊技球が大入賞口の扉に滞留しているか否かを判定する。そして、ステップS41
5でNoの場合、ステップS417へ移行する。一方、ステップS415でYesの場合
、ステップS416で、入賞猶予期間強制終了実行手段1177は、入賞猶予期間タイマ
1173d−1に所定時間を超えた値を設定する。ここで、ステップS416の処理は、
図15におけるステップS721の判定処理を強制的に(タイマの計時に起因せず)No
とするための処理であり、ステップS721の判定処理でNoとなった場合には、当該入
賞猶予期間が終了することとなる。
時記憶手段1194内の入賞球カウンタに1を加算し、次の処理(大入賞口球滞留判定処
理(ステップS151))に移行する。他方、ステップS412でNoの場合、ステップ
S421で、特別遊技中入球監視手段1175は、大入賞口が開放中か否かを判定する。
ステップS421でYesの場合には、ステップS417へ移行する。また、ステップS
421でNoの場合には、ステップS422で、情報送信手段1300は、ホールコンピ
ュータ(図示しない)へ異常入球期間信号(即ち、入球期間が予め定められた期間外であ
ったとしてエラーを報知する信号)を送信し、次の処理(大入賞口球滞留判定処理(ステ
ップS151))に移行する。
ップS151))に移行する。前述のように、特別遊技関連情報一時記憶手段1194内
の入賞球カウンタは、図11のステップS315のタイミングでクリアされるため、超過
個数分の入球は次ラウンドの入賞として検出されることとなる。
みであるが(図18参照)、大入賞口開放準備期間中、特別遊技開始デモ期間中および特
別遊技終了デモ期間中のうちのいずれかの期間中、又はこれらの2つ以上を組み合わせた
期間中においても賞球を有効(即ち、ステップS417)とさせるように構成してもよい
。
ャートを示しており、この図13を参照しながら大入賞口球滞留判定処理について説明す
る。まず、ステップS511で、大入賞口球滞留判定手段1178は特別遊技関連情報一
時記憶手段1194を参照し、大入賞口フラグがオフであるか否かを判定する。ステップ
S511でYesの場合、ステップS512で、大入賞口扉閉確認手段1178−1によ
り大入賞口の開閉扉が閉状態であるか否かを判定する。具体的には、例えば第1大入賞装
置50が開放対象となっている場合、大入賞口扉閉確認手段1178−1は第1光量セン
サ55の検出結果を参照することで、第1開閉扉54が閉状態であるか否かを判定する。
一方、ステップS511でNoの場合には、次の処理(大入賞口開放中処理(ステップS
161))に移行する。
61))に移行する。一方、ステップS512でNoの場合には、ステップS521で、
電位差確認手段1178−2により開閉扉と筐体部との電位差が所定値以下であるか否か
を判定する。具体的には、例えば第1大入賞装置50が開放対象となっている場合、電位
差確認手段1178−2は第1電位差検出装置57の検出結果を参照することで、第1開
閉扉54と筐体部52との電位差が所定値以下であるか否かを判定する。ステップS52
1でYesの場合(遊技球を挟みこんでいる場合)、ステップS522で、遊技球滞留フ
ラグをオンにして次の処理(大入賞口開放中処理(ステップS161))に移行する。他
方、ステップS521でNoの場合も、次の処理(大入賞口開放中処理(ステップS16
1))に移行する。
特別遊技中に開閉扉と筐体部との間に遊技球が挟まることはないが、万が一挟んだ場合で
あっても、大入賞口扉閉確認手段1178−1および電位差確認手段1178−2により
判定が行われることで、球噛み発生の有無を精度良く且つ即座に検出できるようになって
いる。なお、ステップS512の処理を経ることなく大入賞口球滞留判定処理(ステップ
S151)を実行することも可能である。
トを示しており、この図14を参照しながら大入賞口開放中処理について説明する。まず
、ステップS611で、大入賞口開放制御手段1173cは、特別遊技関連情報一時記憶
手段1194内の大入賞口開放フラグがオンであるか否かを判定する。ステップS611
でYesの場合、ステップS612で、大入賞口開放制御手段1173cは、特別遊技関
連情報一時記憶手段1194内の大入賞口開放フラグをオフにする。次に、ステップS6
13で、大入賞口開放制御手段1173cは、第1大入賞装置50の第1開閉扉駆動装置
59または第2大入賞装置70の第2開閉扉駆動装置79を駆動して、開閉対象となって
いる開閉扉を開放(又は開閉)させる。
イマ1173c−1をスタートさせる。この大入賞口開放期間タイマ1173c−1はイ
ンクリメントタイマであり、タイマ非動作中はゼロクリアされるタイマである。続いて、
ステップS615で、情報送信手段1300は、演出表示制御手段22側に現在の遊技状
態情報(例えば、現在のラウンド数や遊技球の入賞個数等)を送信する。次に、ステップ
S616で、情報送信手段1300は、演出表示制御手段22側に大入賞口開放中信号を
送信し、次の処理(大入賞口閉鎖中処理(ステップS171))に移行する。
173cは、大入賞口閉鎖条件(所定時間(例えば30秒)の経過もしくは大入賞口への
所定個数(例えば10個))を充足しているか否かを判定する。ステップS621でYe
sの場合、ステップS622で、大入賞口開放制御手段1173cは、特別遊技関連情報
一時記憶手段1194内の大入賞口閉鎖フラグをオンにする。そして、ステップS623
で、大入賞口開放制御手段1173cは、大入賞口開放期間タイマ1173c−1を停止
させると共にゼロクリアし、次の処理(大入賞口閉鎖中処理(ステップS171))に移
行する。なお、ステップS621でNoの場合にも、次の処理(大入賞口閉鎖中処理(ス
テップS171))に移行する。
トを示しており、この図15を参照しながら大入賞口閉鎖中処理について説明する。
時記憶手段1194内の大入賞口閉鎖フラグがオンであるか否かを判定する。ステップS
711でYesの場合、ステップS712で、大入賞口閉鎖制御手段1173dは、特別
遊技関連情報一時記憶手段1194内の大入賞口閉鎖フラグをオフにする。次に、ステッ
プS713で、大入賞口閉鎖制御手段1173dは、駆動対象となっている第1大入賞装
置50の第1開閉扉駆動装置59または第2大入賞装置70の第2開閉扉駆動装置79の
駆動を停止(例えば、ソレノイドを消磁)させ、第1大入賞装置50の大入賞口または第
2大入賞装置70の大入賞口を閉鎖する。
マ1173d−1をスタートさせる。この入賞猶予期間タイマ1173d−1はインクリ
メントタイマであり、タイマ非動作中はゼロクリアされるタイマである。次に、ステップ
S715で、情報送信手段1300は、演出表示制御手段22側に大入賞口閉鎖中信号を
送信し、次の処理(特別遊技終了時処理(ステップS181))に移行する。
173dは、入賞猶予期間タイマ1173d−1を参照して所定時間が経過したか否かを
判定する。ステップS721でYesの場合、ステップS722で、大入賞口閉鎖制御手
段1173dは、特別遊技関連情報一時記憶手段1194内のラウンド数カウンタを1で
減算する。次に、ステップS723で、大入賞口閉鎖制御手段1173dは、特別遊技関
連情報一時記憶手段1194内のラウンド数カウンタが0か否か、即ち、特別遊技を終了
させるか否かを判定する。
1173dは、特別遊技関連情報一時記憶手段1194内の特別遊技終了フラグをオンに
する。そして、ステップS725で、大入賞口閉鎖制御手段1173dは、入賞猶予期間
タイマ1173d−1を停止させると共にゼロクリアし、次の処理(特別遊技終了時処理
(ステップS181))に移行する。なお、ステップS721でNoの場合にも、次の処
理(特別遊技終了時処理(ステップS181))に移行する。
段1173dは、特別遊技関連情報一時記憶手段1194内の大入賞口開放準備フラグを
オンにし、ステップS725に移行する。このように、大入賞口開放準備フラグがオンの
状態でステップS725に移行することで、図10に示す特別遊技開始時処理(ステップ
S121)が再び実行される。
トを示しており、この図16を参照しながら大入賞口閉鎖中処理について説明する。まず
、ステップS811で、特別遊技終了制御手段1173eは、特別遊技関連情報一時記憶
手段1194内の特別遊技終了フラグがオンであるか否かを判定する。ステップS811
でYesの場合、ステップS812で、特別遊技終了制御手段1173eは、特別遊技関
連情報一時記憶手段1194内の特別遊技終了フラグをオフにする。
1173e−1をスタートさせる。この終了デモ期間タイマ1173e−1はインクリメ
ントタイマであり、タイマ非動作中はゼロクリアされるタイマである。次に、ステップS
814で、情報送信手段1300は、演出表示制御手段22側に特別遊技終了デモ実行中
信号を送信し、次の処理(特別遊技終了後の遊技状態決定処理(ステップS191))に
移行する。
173eは、終了デモ期間タイマ1173e−1を参照して所定時間が経過したか否かを
判定する。ステップS821でYesの場合、ステップS822で、特別遊技終了制御手
段1173eは、特別遊技関連情報一時記憶手段1194内の特別遊技実行フラグをオフ
にする。次に、ステップS823で、情報送信手段1300は、演出表示制御手段22側
に特別遊技終了信号を送信する。
マ1173e−1を停止させると共にゼロクリアし、次の処理(特別遊技終了後の遊技状
態決定処理(ステップS191))に移行する。なお、ステップS821でNoの場合に
も、次の処理(特別遊技終了後の遊技状態決定処理(ステップS191))に移行する。
のフローチャートを示しており、この図17を参照しながら特別遊技終了後の遊技状態決
定処理について説明する。まず、ステップS911で、特定遊技制御手段1180は、遊
技状態一時記憶手段1190を参照し、今回の特別遊技が確率変動大当たり又は突然確率
変動大当たりであるか否かを判定する。ステップS911でYesの場合、ステップS9
12及びステップS913で、特定遊技制御手段1180は、遊技状態一時記憶手段11
90内の確率変動フラグ及び補助遊技関連情報一時記憶手段1193内の時間短縮フラグ
をオンにし、次の処理(例えば、賞球払出処理)に移行する。
0は、遊技状態一時記憶手段1190を参照し、今回の特別遊技が時間短縮変動大当たり
であるか否かを判定する。ステップS921でYesの場合、ステップS922及びステ
ップS923で、特定遊技制御手段1180は、補助遊技関連情報一時記憶手段1193
内の時間短縮フラグをオンにすると共に、時短回数カウンタ1181aに時短回数カウン
タ値として所定値(例えば100)をセットし、次の処理(例えば、賞球払出処理)に移
行する。また、ステップS921でNoの場合にも、次の処理(例えば、賞球払出処理)
に移行する。パチンコ機PMにおいては、以上説明したようにして特別遊技に関する一連
の処理が実行されるようになっている。
ンタの作動タイミングについて説明する。
マおよび各カウンタの作動タイミングを示している。まず、図18の最上段は、入賞猶予
期間中入球監視手段1176に設けられたラウンド毎入賞猶予期間中入球監視カウンタの
カウント有効期間、カウント無効期間およびリセット動作のタイミングを図示したもので
ある。
々のラウンドの大入賞口開放準備時にリセットされた後、各々のラウンドの入賞猶予期間
開始時から終了時までの間において、大入賞口への入球が検知された場合にカウント動作
を行うようになっている。図18の上から2〜6段目は、5種類のタイマの計時期間、非
計時期間のタイミングを図示したものである。
−aのみが、大入賞口開放準備期間には開放準備期間タイマ1173−bのみが、大入賞
口開放期間には大入賞口開放期間タイマ1173−cのみが、入賞猶予期間には入賞猶予
期間タイマ1173−dのみが、特別遊技終了デモ期間には終了デモ期間タイマ1173
−eのみが、それぞれ作動するようになっている。すなわち、特別遊技開始時から特別遊
技終了時の全ての期間において、何れかのタイマが作動しているため、作動しているタイ
マの種類を特定することにより、特別遊技中において何れの処理が実行されているかを特
定することができる。
検知がなされた時に作動しているタイマを特定することで、何れのタイミングでの入球か
を判定できる。そして、上記判定で、入賞猶予期間における入球であると判定された場合
には、ラウンド毎入賞猶予期間中入球監視カウンタにより、入球数が規定個数を超過した
か否かが判定されるようになっている。
明の特徴的制御である入賞猶予期間の強制終了処理について説明する。はじめに、図19
を参照しながら、従来の制御について説明する。
、次回の開放動作が実行されるためには、入賞猶予期間が経過したことのみが条件として
要求されていた。すなわち、この図19に示す例では、入賞猶予期間タイマ1173−d
により、時刻t1から時刻t2までが計時されることが要求されていた。したがって、入
賞猶予期間中に大入賞口において過剰な(所定個数である3個を超えて)入球91が検知
された場合、即ち、不正行為が行われている可能性ある場合、不正行為に基づく賞球の払
出を防止するため当該過剰な入球91を一律に入賞としてカウントせず無効としたり、ま
たはエラーを報知するような処理が実行されるように構成されている。
賞猶予期間中に過剰に入球した場合においても、正常な入球として扱われるべき入球91
が無効として処理されて遊技者に不利益をもたらすこととなったり、不要なエラー報知が
なされる等の問題があった。
で、上記の問題を解決している。すなわち、入賞猶予期間中における大入賞口への入球が
所定個数(この例では3個)を超えた場合であって、大入賞口の開閉扉に遊技球が滞留し
て(挟まって)いることが検出されている場合には、大入賞口閉鎖動作を強制的に終了さ
せ、ただちに(上限値である3個目の入球が検出された時刻t3のタイミングで)2ラウ
ンド目の開放動作が開始されるよう構成されている。
を超えた余剰な入球91を次回の開放動作中での入球とし、当該入球91を正常な入賞と
して扱うことができる。そのため、不正行為によらず遊技を行っている遊技者に不利益を
与えることがなく、また不要なエラー報知がなされることもない。
れて最終ラウンドの開閉動作が終了したとき、これに繋がる次のラウンドが存在しないた
め(図18参照)、最終ラウンドが開始されてから時刻t2に達した時点で最終ラウンド
を終了させるとともに、特別遊技終了デモの実行に移行する。なお、最終ラウンドにおい
て所定個数を超える入球が検出された場合には、次のような処理方法が考えられる。例え
ば、特別遊技実行中に、特別遊技を実行させるための保留球の有無を予め検出しておき、
保留球が存在することが検出されてこの保留球による特別遊技が実行されるときに、上記
所定個数を超えた分の入球を特別遊技の1ラウンド目の入賞と見なしてカウントすること
により調整する処理方法が考えられる。具体的には、最終ラウンドにおいて時刻t2以降
に例えば3球の入球が検出され、特別遊技を実行させるための保留球の存在が検出されて
いる場合、次に実行される特別遊技における1ラウンド目の入賞球カウントを事前に3球
とする制御を行った上で、入賞球カウントが所定個数(例えば10球)に到達するまで1
ラウンド目を継続させる。よって、この具体例の場合の1ラウンド目における実質的な入
賞個数は、所定個数よりも調整分である3球だけ少ない7球となる。
扉を強制的に開放状態にし、入賞口に遊技球を不正入賞させて賞球の払出を行わせる不正
行為に基づく損失を防止できる。また、パチンコ機PMの外見上に、本発明のこのような
特徴構成が現れていないため、不正入賞対策が講じられていることを不正行為者に悟られ
難く、不正行為者を効率良く摘発できるという効果をも奏する。
成しておくことで、不正行為者を一層効率良く摘発可能になるという効果を有する。さら
に、特別遊技制御手段1170により実行される特別遊技の内容に応じて所定球数(これ
を超えると入賞猶予時間が強制的に終了されるという球数)が設定されるように構成して
おくことで、特別遊技の内容に照らして想定される入球数(例えば、小当たりの場合であ
れば殆ど出球が期待できない)に対応させた入球監視が可能となるという効果を有する。
62に対して左滞留防止面62aをそれぞれ形成することで、遊技球の滞留を防止する構
成を説明した。本発明はこの構成に限定されるものではなく、この滞留防止面を形成する
ことに代えて、または滞留防止面を形成した上でさらに追加して、図21(a)および図
21(b)に示すように、取付板19から前方に突出する滞留防止突起95を形成した構
成でも良い。滞留防止突起95は、右取付基部61および左取付基部62の上方に形成さ
れているため、例えば右取付基部61に向けて落下する遊技球は右取付基部61に到達す
る前に滞留防止突起95によって確実に弾かれ、遊技球の滞留が防止される。
開閉扉54の開閉状態を検出する構成を例示して説明したが、本発明はこの構成に限定し
て解釈されるものではない。この第1光量センサ55を搭載する構成に代えて、例えば図
22に示すように、球噛み防止カバー60(右取付基部61および左取付基部62)の内
側に発光素子96aおよび受光素子96bを取り付け、発光素子96aから発射された検
査光が受光素子96bで受光されるか否かに応じて、第1開閉扉54の開放状態および閉
鎖状態を検出する構成でも良い。また、受光素子96bを、開放状態または閉鎖状態に位
置した第1開閉扉54において反射された検査光を受光可能な位置に配置して、開放状態
または閉鎖状態を検出する構成でも良い。
ついて説明したが、本発明はこの構成に限定されて解釈されるものではない。例えば図2
3(a)に示すように、覆い部63の上端部に後方に突出するガイド部63bを形成し、
このガイド部63bを含めた覆い部63の上端部全体に対して前滞留防止面63aを形成
する構成でも良い。このようにガイド部63bを形成することにより、ガイド部63bの
前後長さ分だけ第1開閉扉54の長さを短くして、第1開閉扉54をコンパクトに構成で
きる。また、覆い部63の上端部分の強度を向上させることができるので、落下する遊技
球が前滞留防止面63aに直接衝突しても覆い部63が破損することがない。
の先端部を上方に向けて折曲させるとともに、その先端部に前滞留防止面63aと同程度
の傾斜角度となった扉側滞留防止面54bを形成する構成でも良い。この構成の場合には
、第1開閉扉54の先端部の強度を向上させることができるので、落下する遊技球が直接
第1開閉扉54の先端部に衝突しても破損することがない。
る球噛み防止カバー60を適用した構成を例示して説明したが、本発明は大入賞装置に限
定して適用されるものではない。例えば、揺動されて一般入賞口を開閉する開閉扉を有し
た一般入賞装置や、揺動されて始動入賞口を開閉する開閉扉を有した始動入賞装置等にも
、本発明に係る球噛み防止カバー60を適用可能である。
5 ガラス扉
10 遊技盤
50 第1大入賞装置(入賞装置)
52 筐体部(装置本体部)
53 第1入口(入口)
54 第1開閉扉(開閉部材)
55 第1光量センサ(球滞留判定手段)
57 第1電位差検出装置(球滞留判定手段)
58 第1大入賞検出装置(入賞検出装置)
60 球噛み防止カバー(フロントカバー部材)
61 右取付基部(取付基部)
62 左取付基部(取付基部)
63 覆い部(前側縁部)
61a 右滞留防止面(球滞留防止部)
62a 左滞留防止面(球滞留防止部)
63a 前滞留防止面(前側球滞留防止部)
70 第2大入賞装置(入賞装置)
1170 特別遊技制御手段
Claims (3)
- 遊技盤と、前記遊技盤の前面側を覆うガラス扉と、前記ガラス扉と前記遊技盤とから形
成される遊技領域を落下する遊技球を受容可能な入賞装置とを備え、前記入賞装置への遊
技球の入賞に応じて所定の数の遊技球を賞球として払い出す遊技を行う弾球遊技機におい
て、
前記入賞装置が、
前方に向けて開口して遊技球が入球可能な入口を有して前記遊技盤の前面に取り付けら
れた装置本体部と、
前記装置本体部の前部に取り付けられて、後方に揺動して前記入口を閉鎖する閉鎖位置
と、前方に揺動して前記入口を開放し前記遊技領域を落下する遊技球を前記入口に導いて
入賞させる開放位置とに揺動可能な開閉部材と、
前記遊技領域に位置して設けられて、前記入口と対向するとともに前記ガラス扉に近接
するフロントカバー部材とを備えており、
前記フロントカバー部材が、前後に延びて後部が前記遊技盤側に取り付けられる取付基
部と、前記取付基部の前部から前記ガラス扉に沿って延びる前側縁部とを備えて構成され
ており、
前記取付基部が前記開閉部材の側方端部に近接するとともに、前記取付基部の上部に遊
技球の滞留を防止する球滞留防止部が形成されたことを特徴とする弾球遊技機。 - 前記前側縁部の上部に、遊技球の滞留を防止する前側球滞留防止部が形成されたことを
特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。 - 前記入賞装置が、所定の当たり条件下で前記開閉部材が開放位置に揺動される特別入賞
装置であって、
前記特別入賞装置の前記開閉部材を所定時間だけ開放位置に位置させる制御を所定ラウ
ンド数だけ繰り返すことにより特別遊技が実行されるようになっており、
前記特別入賞装置の前記開閉部材に遊技球が滞留しているか否かを判定する球滞留判定
手段と、
前記特別入賞装置に形成された前記入口に対する遊技球の入賞を検出する入賞検出手段
と、
前記球滞留判定手段により前記開閉部材に遊技球が滞留していると判定され、且つ、現
在のラウンドが終了されてから次のラウンドに移行されるまでの入賞猶予期間内に前記入
賞検出手段により所定数を超える遊技球の入賞が検出されたとき、前記所定数を超える入
賞を前記次のラウンドでの入賞として扱う制御を行う特別遊技制御手段とを有したことを
特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010162163A JP2012020070A (ja) | 2010-07-16 | 2010-07-16 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010162163A JP2012020070A (ja) | 2010-07-16 | 2010-07-16 | 弾球遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012020070A true JP2012020070A (ja) | 2012-02-02 |
Family
ID=45774849
Family Applications (1)
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JP2010162163A Pending JP2012020070A (ja) | 2010-07-16 | 2010-07-16 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012020070A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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