JP2897889B2 - 遊技機の変動入賞装置 - Google Patents

遊技機の変動入賞装置

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JP2897889B2 JP3779890A JP3779890A JP2897889B2 JP 2897889 B2 JP2897889 B2 JP 2897889B2 JP 3779890 A JP3779890 A JP 3779890A JP 3779890 A JP3779890 A JP 3779890A JP 2897889 B2 JP2897889 B2 JP 2897889B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、入賞した遊技球を一般の入賞とする一般
入賞口と継続権利を付与可能な入賞とする継続入賞口を
内部の入賞空間中に備えたパチンコ遊技機当の変動入賞
装置に関する。
[従来の技術] 内部に入賞空間を有し、該入賞空間中への遊技球の受
け入れ状態を変換可能な可動部材を備え、入賞空間中に
受け入れられた遊技球が入賞することにより一般入賞と
する一般入賞口と、受け入れた遊技球が入賞することに
より遊技者が多くの遊技球の獲得可能な特別遊技状態を
発生可能であるとともに、その特別遊技状態中に再度遊
技球が入賞した場合に特別遊技状態のサイクルを継続す
る特別入賞口(継続入賞口)とを備えた遊技機の変動入
賞口が知られている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の遊技機の変動入賞装置では、内部の入賞空間中
に流入した遊技球を1個貯留可能な貯留機構を備え、貯
留された遊技球を特別入賞口や一般入賞口方向に放出さ
せて特別入賞口へ入賞し易くしたものはあった。しか
し、1個の遊技球の貯留であったため、偶発性や特別入
賞口への入賞経路の多様性が乏しいなど、特別入賞口へ
の遊技球の入賞状態が単純で面白味の無いものであっ
た。また、貯留の解除により特別入賞口への入賞率を高
めるようにすると、特別入賞率や継続率が高くなり過ぎ
遊技店にとって問題があったり、或いは、特別入賞口へ
の入賞よりも貯留機構への遊技球の貯留の方へ興味が行
ってしまい、特別入賞口への入賞という遊技機本来の興
味が薄れたものになってしまう。逆に、貯留の解除によ
り特別入賞口への入賞率を低めるようにすると、遊技者
にとっては特別入賞や継続入賞があまり発生しない面白
味のないものになったり、或いは貯留機構自体も貯留し
ても特別入賞口へ入賞しないような意味のないものにな
ってしまうといった問題点があり、遊技機の変動入賞装
置に備えるためには非常に取り扱いの難しいものであっ
た。
また、特別入賞口への入賞の偶発性や入賞経路の多様
性などを高めるために、遊技球を複数個貯留できるよう
な貯留機構が考えられるが、従来の方法であると、遊技
球1個に対して貯留及び貯留解除するためにそれぞれ電
気的駆動源や動力伝達部材或いは貯留部材等からなる貯
留機構を備えなければならず、機構が複雑化したり装置
が大型化する等の理由からスペース的に限りのある変動
入賞装置に備えることは非常に難しかった。
この発明は、上記課題を解決するために成されたもの
で、貯留機構の構成が簡単で装置自体も小型化でき、特
別入賞口への入賞の偶発性や入賞経路の多様性などを高
めた遊技機の変動入賞装置を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] この発明に係る遊技機の変動入賞装置は、上記課題を
解決するため、 遊技領域(2)の表面に取り付ける取付基盤(例え
ば、基枠210)に開口部を開設するとともに、該開口部
に連通した入賞空間(21)を形成し、該入賞空間に流入
した遊技球を普通の入賞とする一般入賞口(32,32)と
継続権利を付与可能な入賞とする継続入賞口(例えば、
特別入賞口31)とを設けるとともに、前記入賞空間への
遊技球の受け入れ状態が遊技者にとって不利な第1状態
と遊技者にとって有利な第2状態とに変換可能な可動部
材(23,23)を設けた遊技機(例えば、パチンコ遊技
機)の変動入賞装置(10)において、 前記可動部材の第2状態への変換により前記入賞空間
に受け入れられた所要の遊技球を前記継続入賞口若しく
は一般入賞口へ案内する傾斜案内棚(例えば、貯留傾斜
案内棚24)と、 前記傾斜案内棚の所定箇所に設けられ、案内された遊
技球のうち複数の遊技球を前記継続入賞口及び一般入賞
口の上流側において貯留可能な遊技球貯留手段(例え
ば、貯留部243,243…)と、 前記傾斜案内棚の前記継続入賞口及び一般入賞口側へ
の傾斜状態を電気的駆動源(例えば、モータ272、M1)
の作用に基づき変換可能な傾斜状態変更手段(例えば、
傾斜案内棚24、回転軸25、作動レバー248、円板上作動
部273、モータ272、役物制御装置600)と、 を備え、 前記継続入賞口及び一般入賞口は各々左右方向に並設
して構成するとともに、前記遊技球貯留手段は遊技球が
1個宛貯留可能な遊技貯留部(例えば、貯留部243)を
左右方向及び前後方向に所定の配列で複数形成して構成
し、前記並設された各入賞口の数(例えば、3個)より
も前記遊技球貯留部の数(例えば、6個)を多く設定
し、 所定の遊技条件の成立に基づき、前記傾斜状態変更手
段により前記傾斜案内棚の傾斜状態を、遊戯球の貯留可
能な状態から貯留を解除する状態に変更することによ
り、前記貯留された複数の遊技球を前記継続入賞口及び
一般入賞口側に向けて一斉に転動させるようにしたこと
を特徴としている。
[作用] 変動入賞装置の可動部材が開いたときに入賞空間中に
流入した遊技球のうち、傾斜案内棚で案内された所要の
遊技球は、複数の遊技球貯留部の各々で1個宛貯留さ
れ、該貯留された複数の遊技球や左右方向及び前後方向
に所定の配列の貯留状態となる。そして、所定の遊技条
件の成立に基づき、傾斜状態変更手段の作用により傾斜
案内棚が遊技球の貯留状態から解除状態に変更され、貯
留されていた複数の遊技球が継続入賞口及び一般入賞口
側に一斉に転動される。そのため、各入賞口への入賞が
複数の遊技球の転動により複雑且つ偶発的になり、興趣
の高いものとなる。更に、並設された継続入賞口及び一
般入賞口の数りも各遊技貯留部で貯留されている遊技球
の数の方が多くなるため、それら複数の遊技球が一斉に
転動されると少なくともその内の1個の遊技球が継続入
賞口に入賞する可能性が高まり、継続入賞口への入賞の
期待感を高められるものとなる。
[実施例] 第1図は、この発明が適用されたパチンコ遊技機の遊
技盤1の構成例を示すもので、該遊技盤1は図示省略の
パチンコ遊技機本体に対して着脱可能に取り付けられて
いる。この遊技盤1の前面には、パチンコ遊技機本体の
下部に設けられた打球発射装置(図示省略)によって発
射されが打球を遊技盤1の上方部まで案内するガイドレ
ール3が配設されている。このガイドレール3と遊技盤
1前面のガラス板900(第4図)とによって囲まれた空
間に遊技領域2が設けられている。
この遊技領域2の中央には、多くの賞球獲得のチャン
スを与える役物として例示する変動入賞装置10が設置さ
れ、その直下には2回開き用始動入賞口4が、また、そ
の左右の斜め下方には1回開き用始動入賞口5,5がそれ
ぞれ設けられている。変動入賞装置10の上端には一般入
賞口(天入賞口)11が設けられている。
また、変動入賞装置10の左右位置には、風車と呼ばれ
る打球方向変換部材6と一般入賞装置7が設置されてい
る。
また、遊技領域2の下方側左右位置にはチューリップ
式の一般入賞装置8が設置され、遊技領域2の適宜位置
にはそれぞれ障害釘(図示省略)が植設されている。
また、遊技領域2の左右位置にはサイドランプ330,33
0が設置されている。
そして、前記変動入賞装置10の外殻を構成する基枠21
0内はその前面側が開口した入賞空間21となっており、
その左右上部には打球流入口22,22が設けられている。
これら打球流入口22,22には、該打球流入口22,22に流入
した打球を入賞空間21の奥側に案内するための案内部23
3,233を有する可動部材23,23が回動軸232,232を軸芯と
して回動可能に設置されている。これら可動部材23,23
が、前記始動入賞口4または5が打球に入賞することを
条件に、第1図に示す「ハ」の字状態から逆「ハ」の字
状態まで、2回(例えば、0.8秒間×2回)又は1回開
くようになっている。つまり、入賞空間21中に打球を受
け入れない通常遊技状態から打球を受け入れ易い予備遊
戯状態に2回又は1回変換するようになっている。
また、前記入賞空間21中には、円孔状の貯留部243を
複数有する貯留傾斜案内棚(傾斜案内棚)24が設置され
ている。
遊技球貯留部としての貯留部243を複数有して遊技球
貯留手段が構成される。
この貯留傾斜案内棚24の下側には前記貯留部243を介
して貯留傾斜案内棚24上に出没してそれら貯留部243に
遊技球が貯留可能な状態と貯留し得ない状態とに変化さ
せる貯留制御突起244を複数備えた貯留制御部材245(後
述)が設置されている。そして、その貯留傾斜案内棚24
の奥側中央部上側にはタコの形人形の如き外観をした装
飾部材26が設置されている。この装飾部材26の左右両側
には前記入賞空間21に流入してきた遊技球の流下方向に
変化を与える流路変更部材27,27が取付けられている。
これら流路変更部材27,27はタコの腕の如き形をしてい
て、第1図に示す左右に広がった状態から後述する第7
図に示す閉じた状態まで、適宜開閉動作をし、それによ
って、貯留傾斜案内棚24の貯留部243に遊技球を貯留さ
せ易くしたり貯留させにくくしたりする。
また、前記打球流入口22,22の下側で前記貯留傾斜案
内棚24の上側位置には前記可動部材23,23の案内部233,2
33に導かれて入賞空間21中の奥側左右位置から落下した
遊技球を貯留傾斜案内棚24上に案内するための案内棚2
8,28が設置されている。
また、前記入賞空間21の手前側下部中央には継続入賞
口としての特別入賞口31が設けられ、その左右両側には
一般入賞口32,32が設けられている。また、入賞空間21
の手前側底部には前記貯留傾斜案内棚24によって手前側
に導かれて落下した遊技球を特別入賞口31又は一般入賞
口32,32中に流入させる案内突起33が複数個(例えば、
5個)設けられている。
また、遊技領域2中央の最下位置にはアウト孔100が
設けられている。
そして、前記2回開き用始動入賞口4および1回開き
用始動入賞口5,5の各流路にはその中に流入した遊技球
を検出する始動入賞検出器4a(SW3),5a(SW1),5a(SW
2)が、また、前記特別入賞口31の流路にはその中に流
入した遊技球を検出する特別入賞検出器31a(SW4)が、
さらに、この特別入賞口31と前記一般入賞口32,32の集
合流路にはそれらの中へ流入した遊技球を検出する入賞
個数検出器35(SW5)がそれぞれ設置されている また、変動入賞装置10の上部には特別遊技の継続回数
(サイクル数)を表示する所定個数(例えば、4個)の
サイクル数表示器(LED)313と特別遊技の各サイクル時
における特別入賞口31および一般入賞口32中への入賞個
数を表示する。7セグメント型の入賞個数表示器312が
取り付けられている。
上記のように概略構成されたパチンコ遊技機の遊技盤
1はそれに設置されたマイクロコンピュータ等からなる
制御装置600によって概ね次のように制御される。
図外の電源スイッチ操作によりパチンコ遊技機に電気
が供給された初期状態においては、変動入賞装置10の左
右の可動部材23,23は、第1図に示すように、「ハ」の
字状態にあって、変動入賞装置10の入賞空間21中に打球
(遊技球)を受け入れない通常遊技状態を維持してい
る。また、貯溜傾斜案内棚24は通常の緩傾斜状態を維持
しており、貯留制御部材245の貯留制御突起244が貯留部
243を介して貯留傾斜案内棚24上に突出して貯留部243に
遊技球を貯留し得ない状態となっている。また、前記装
飾部材26の流路変更部材27,27は左右に拡がった状態と
なっている。
また、入賞個数表示器312は「0」表示の状態にあ
り、サイクル数表示器(LED)313等はすべて消灯した状
態にある。そして、図示省略の打球発射装置によって、
遊技領域2内に打球が発射され、その打球が始動入賞口
4または5中に入賞すると、それが始動入賞口4または
5中に設置された始動入賞検出器4a,5a,5bに検出され
る。その検出信号に基づいて、変動入賞装置10の左右の
可動部材23,23が動力源としてのソレノイド292,292の作
動により、2回または1回回動され、それに伴って、変
動入賞装置10内の入賞空間21中に打球が流入し易い予備
遊技状態に変換されるとともに、貯留傾斜案内棚24の傾
斜状態等が変化する。
その予備遊技状態に変換したときに、打球が入賞空間
21中に流入してくると、その打球は可動部材23,23の案
内部233,233に案内されて奥方向に至り、その後、可動
部材23,23が閉状態に復帰する動作に伴ってそれら案内
部233,233の奥側から入賞空間21中の左右の案内棚28,28
上に落下し、その後、その案内棚28,28に導かれて貯留
傾斜案内棚24上に落下する。案内部233,233から入賞空
間21の奥側に案内された遊技球の一部は流路変更部材2
7,27によって流下方向を変更されながら直接奥側の貯留
傾斜案内棚24上に落下するかあるいは案内棚28,28上を
経て後貯留傾斜案内棚24上に落下する。貯留傾斜案内棚
24上に落下した遊技球は貯留傾斜案内棚24上に突出して
いる貯留制御突起244に流下方向を変えられるなどして
貯留傾斜案内棚24上中央部を手前方向に転動してその貯
留傾斜案内棚24の手前側端部に至り、その手前側上方に
突出した状態で設けられた流下方向変更板241によって
流下方向を左右に散らされながらその手前側の特別入賞
口31中又は一般入賞口32,32中に入賞する。
予備遊技の終了時には、貯留傾斜案内棚24が急傾斜状
態に変換してから元の緩傾斜状態に戻る動作をして予備
遊技の終了を知らせる。
結果的に特別入賞口31中に入賞できなかった場合に
は、可動部材23,23が再び「ハ」の字状態に戻って、入
賞空間21中に打球を受け入れない通常遊技状態を維持す
る。
始動入賞口4または5に打球が入賞する度に上記動作
が繰り返され、偶発的に特別入賞口31中に入賞すると、
それが特別入賞口31中に設置された特別入賞検出器31a
に検出されて、その検出に基づいて大当りと呼ばれる特
別遊技が発生する。
ここに、特別遊技とは、通常遊技時にに比べ、遊技者
に多くの賞球獲得のチャンスを与える遊技状態で、例え
ば、可動部材23,23の所定回数(例えば、18回)の開閉
動作を1サイクル(ただし、その所定回数の開閉動作の
終了前に所定個数(例えば、10個)の遊技球が入賞して
入賞個数検出器35に検出されたときには、その時点まで
を1サイクルとしてもよい)とし、各サイクル中に特別
入賞口31に打球が入賞することを継続条件として、所定
サイクル(例えば、最高8サイクル)までその動作が行
なわれるとするものである。
特別遊技時には流路変更部材27,27、貯留傾斜案内棚2
4、貯留制御突起244等が適宜動作して入賞空間21中に飛
び込んだ遊技球の移動方向を複雑に変化させて特別入賞
口31中への入賞の期待感が高められるようになってい
る。
また、この特別遊技時にはその継続回数(サイクル
数)がサイクル数表示器(LED)313に、また各サイクル
中における一般入賞口32,32への遊技球の流入個数が入
賞個数表示器312にそれぞれ表示される。
第2図〜第4図には、変動入賞装置10の全体斜視図、
分解斜視図、縦断側面図をそれぞれ示す。
それらは図に基づいて説明すると、変動入賞装置10
は、その前部を構成する基枠210と、該基枠210の背部に
取付けられた後枠250と、前記基枠210と後枠250とによ
って画成される入賞空間21中に設置された貯留傾斜案内
棚24、その貯留傾斜案内棚24上に出没する貯留制御部材
245と、前記後枠250の背部に取付けられたモータユニッ
ト270,280およびソレノイドユニット290とを備えてい
る。
前記基枠210は変動入賞装置10の前部を構成するもの
で、その前部の下部側が前側包囲枠215(第2図)によ
ってU字状に囲まれ、後部が後側包囲枠211(第3図)
によって囲まれている。また、前記後側包囲枠211の中
段部は後述する半円形形状の開口窓211d,211dとその上
部の扇形形状部分が合さるように扇形に張り出して形成
されている。
前記前側包囲枠215と後側包囲枠211との略境界部に位
置する外周部には取付板部211aがフランジ状に形成され
ている。この取付板部211aが、第4図に示すように、遊
技盤1の遊技領域2内の盤面に設けられた取付用開口部
1aの前面側に密着状態に取付けられている。このように
取付けられた状態で、変動入賞装置10はその前側部分が
遊技領域2内に突出し、後側部分が遊技盤1の盤面の裏
面に突出した状態となっている。
第4図中、符号900を付して示すものは遊技盤1の前
面側を覆う透明なガラス板900である。
前記取付板部211aの上端部には天入賞口としての前記
一般入賞口11が設けられ、その裏側にはその中に入賞し
た遊技球を遊技盤1の裏側へ導く案内樋11aが一体に設
けられている。
前記取付板部211aの上部案内樋11aの下方位置には入
賞個数表示器312を設置するための開口窓211bが設けら
れ、その左右位置にはサイクル数表示LED313を表示する
ための開口部211c,211cが設けられている。
また、前記取付板部211a上部前面側には、前記開口部
211bを覆うようにして、上部に球受け入れ部11cを有す
る枠状の鎧部材11bが取付けられている。この鎧部材11b
の前面部には半透光性部材からなる装飾板11eが取付け
られている。
また、前記鎧部材11bの左右両側下部には前記開口部2
11c,211cを覆うようにして半透光性の表示枠11fが設置
されている。また、前記案内樋11aの下側で前記取付板
部211aの裏側には表示ユニット310が取付けられてい
る。前記表示ユニット310は前記取付板部211aの裏側に
取付けられる基板311を有し、該基盤311の前面中央には
7セグメント型の入賞個数表示器312が取付けられてい
る。また、この基板311の前面左右位置にはサイクル数
表示LED313が複数(例えば、左右2個ずつ)前方に突出
した状態で設けられている。この表示ユニット310が前
記取付け板部211aに取付けられた状態において、入賞個
数表示器312が前記開口窓211b中において、入賞個数表
示器312が前記開口窓211b中に位置している。また、サ
イクル数表示LED313が前記開口窓211c,211cを通して前
記鎧部材11bの両側に垂下した表示枠11f,11f中に挿入さ
れている。そして、入賞個数表示器312の表示が透光性
の装飾板11eを通して、サイクル数表示LED313の光が半
透光性の表示枠11f,11fを通してそれぞれ遊技者に見え
るようになっている。
前記基枠210の前端部で前記表示枠11f,11f直下位置に
は打球流入口22,22が設けられ、その左右外側の取付板
部211aの部分には半円形形状の開口窓211d,211d(第2
図)が左右に張り出して設けられている。また、それら
半円形形状の開口窓211d,211dの曲率中心位置に対応す
る基枠210の左右両側には前記打球流入口22,22を開閉す
る可動部材23,23が回動自在に設置されている。
これら可動部材23,23の基部231の裏側には回動軸232,
232が取り付けられ、先端側には遊技球を入賞空間21の
奥側に導くための案内部233,233が設けられている。こ
れら案内部232,232は前面側から見て「J」の字形状に
作られ、それらの内周面の底部には遊技球を入賞空間21
の奥側に案内する案内突起233b,233bが設けられてい
る。これら案内部233,233の後半部は内側が切り取られ
たような形になっていて、可動部材23,23が閉じると該
案内部233,233その奥側部分から遊技球が入賞空間21の
内方に向かって落下するようになっている。
また、前記基部231,231の外側位置には扇形形状の回
動範囲規制板234,234が、またそれらの基部231,231の先
端部には遊技球が手前側に落ちないようにする透明な止
板235(第3図および第4図、他の図面においては省
略)がそれぞれ固設されている。そして、前記回動軸23
2,232が前記打球流入口22,22の下端部の軸受孔211e,211
eの中に挿通されるとともに前記回動範囲規制板234,234
が半円形形状の開口窓211d,211dに回動自在に嵌め込ま
れていて、それらの回動範囲規制板234,234が前記開口
窓211d,211d内で回動することによって移動範囲が規制
され、もって可動部材23,23の回動範囲の規制が行なわ
れている。
このように構成されることにより、可動部材23,23は
「ハ」の字状の上向きとなって遊技球の打球流入口22,2
2を閉じた状態と、逆「ハ」の字状となって打球流入口2
2,22を開いた状態とに変換可能となる。
また、前記前側包囲枠215と後側包囲枠211とにより画
成された前側入賞空間21内には前記貯留傾斜案内棚24が
回動軸25を軸芯として回動可能に設置されている。そし
て、貯留傾斜案内棚24が、その回動に伴って、手前側が
低くなった緩傾斜状態に変換し得るようになっている。
また、前記貯留傾斜案内棚24の手前側には、その手前側
に至った遊技球を左右に散らせて特別入賞口31への入賞
確率を調整する流下方向変更板241が取り付けられてい
る。また、前記貯留傾斜案内棚24の下側には該貯留傾斜
案内棚24に対して垂直に案内支柱242,242が設けられ、
これら案内支柱242には摺動自在に支持された状態で前
記貯留制御部材245が昇降自在に設置されている。この
貯留制御部材245は、案内支柱242の下端に取付けられた
係止板246によって下降した際に抜け落ちないようにさ
れている。この貯留制御部材245はその上側に複数の貯
留制御突起244を備え、これら貯留制御突起244が貯留傾
斜案内棚24に設けられた丸孔状の複数の貯留部243を介
して貯留傾斜案内棚24上に出没自在となっている。前記
貯留部243の径は遊技球の直径よりも小さく形成されて
いる。また貯留制御突起244の先端部は略水平状に形成
されることによって貯留傾斜案内棚24の貯留部243内に
旨く没するようになっていて、その没したときの貯留部
243の中に下端が一部入り込んだ状態で遊技球が貯留さ
れ得るようになっている。
この貯留傾斜案内棚24の回動軸25の一端部には連続部
材247を介して作動レバー248が回動軸25と一体的に回動
するように取付けられている。そして、その作動レバー
248の後端部の係合孔248a中に後述する電気的駆動源と
して例示するモータ272の円板状作動部273上に設けられ
たピン274が挿通されていて、モータ272の回転力でその
貯留傾斜案内棚24の傾斜角度が変更(傾動)されるよう
になっている。
また、前側入賞空間212内の下端中央には特別入賞流
路213が設けられ、その左右位置には一般入賞流路214,2
14が設けられている。
前記前側包囲枠215の下端部の前側にはその前側を閉
塞する半透光性材質からなる閉塞板341(第4図)が取
付けられている。この閉塞板341と前側包囲枠215とによ
って囲まれた内側中央部に前記特別入賞口31が設けら
れ、その左右位置に一般入賞口32,32が設けられてい
る。それら入賞口31,32,32中に流入した遊技球は前記入
賞流路213,214,214を介して遊技盤裏側の入賞球集合樋
(図示省略)中に至るようになる。
前記後枠250は基枠210の裏側を覆うもので、その前側
が開口した枠形形状に作られ、その前側および下側が開
口した内部空間は前記入賞空間21の奥部を構成する奥側
入賞空間251となっている。この後枠250は前記基枠210
の裏側に取付け支柱220,220を介して取付けられてい
る。また、この後枠250の左右両側壁の前記貯留傾斜案
内棚24よりも高い位置には前記案内部233,233から落下
した遊技球を前記貯留傾斜案内棚25上に案内するための
案内棚28,28(第2図、第4図)が設置されている。ま
た、前記後枠250の後壁250a内側中央位置には前記装飾
部材26が設置され(第4図)、該装飾部材26の左右位置
には流入してきた遊技球の流下方向を変更させる流路変
更部材27,27がそれらの基部301をピン302によって支持
された状態で左右に開閉自在に設置されている。
表示ランプユニット320は光のイルミネーションによ
って特別遊技の発生を知らせるもので、取付け基盤321
を有し、該取付け基盤321の前面側中央宇分に大当りラ
ンプ322,323がまた、その左右位置に装飾用表示ランプ3
24〜329が前方に突出した状態で設置されている。この
表示ランプユニット320は前記後枠250の裏側に取付え支
柱252を介して取付けられていて、それら大当りランプ3
22,323および装飾用表示ランプ324〜329の点灯光が前記
後枠250の半透光性の後壁250a部分を介して遊技者に見
得るようになっている。
前記後枠250の裏側中央部には前記流路変更部材27,27
を左右に開閉動作させるソレノイド260が一対の取付け
支柱253を介して取付けられている。このソレノイド260
の作動ロッド261の先端部には相互に所定間隔隔てた2
枚の板状の作動部材262が取付けられている。これら2
枚の該作動部材262−262間に前記流路変更部材27,27の
基部301,301の後端部にL字状に取付けられた鉤状片27
a,27aが余裕をもった状態で入り込んでいる。そして、
そのソレノイド260の作動ロッド261が常時(消磁時)は
図示省略の復帰用スプリングによって前進されることに
より流路変更部材27,27を左右に拡げる方向に回動復帰
させていて、励磁時されたときにその作動ロット261が
後退して流路変更部材27,27を閉じる方向に回動させる
ようになっている。
前記後枠250の裏側には取付け支柱254を介して前記モ
ータユニット270が取付けられている。前記モータユニ
ット270は、モータ取付部材271と、該モータ取付け部材
271に取付けられたモータ272と、該モータ272の回転軸
に取付けられた円板状作動部273とを備えている。この
円板状作動部材273とを備えている。この円板状作動部
材273の外周部には位置検出片273aが一体に設けられる
とともに、その偏心位置にはピン274が取付けられてい
る。前記ピン274が前記作動レバー248の後端部に設けら
れた係合孔248a中に挿通されていて、モータ272の駆動
によって前記貯留傾斜案内棚24の傾斜角度が変更(傾
動)されるようになっている。例えば、貯留傾斜案内棚
24、回転軸25、作動レバー248、円板状作動部273、モー
タ272及び役物制御装置600により、前記貯留傾斜案内棚
24の前記特別入賞口31及び一般入賞口32,32側への傾斜
状態をモータ272の作動に基づき変換可能な傾斜状態変
更手段を構成する。また、前記取付け部材271には取付
け基盤275を介して前記モータ272の回転変位を検出する
位置検出器276(SW6)が取付けられている。そして、こ
の位置検出器276(SW6)中を前記位置検出片273aがその
回転に伴って通過することにより、モータ272の回転変
位が検出され、それによって貯留傾斜案内棚24の傾斜角
度が検出されるようになっている。
前記後枠250の裏側には取付け支柱255を介してモータ
ユニット280が取付けられている。このモータユニット2
80はモータ281とモータ281からの回転力を所定の減速比
で減速して回転軸282(第4図)に伝達する減速伝達機
構283とから構成されている。このモータ281の回転軸28
2の先端部には半径方向に延びる板状作動部材284が固設
され、該板状作動部材284上の先端位置には作動突起285
が前向きに取付けられている。この作動突起285が、前
記後枠250の裏側中央下部に回動自在に設置された動力
伝達片305の後端部305aの上面部に接触する状態に配置
されている。この動作伝達片305は前記後枠250の後壁部
の裏側中央下部に設けられたピン支持部材303によって
支持されたピン304により該ピン304を軸芯として回動自
在に支持されている。
前記作動ロッド305の前端部305bの先端部上面には半
球状の突起部305c(第4図)が設けられている。この半
球状の突起部305cの上端部分が前記貯留制御部材245の
下側面中央部に当接した状態となっている。
この作動ロッド305はモータ281が作動していないとき
にはその自重およびその前端側の半球状の突起部305c上
に載せられた前記貯留制御部材245の重みによってその
前端部305b側が下降した状態となっている。そして、モ
ータ281が回転すると、その回転変位に応じて前記作動
突起285が前記動力伝達片305の後端部305aを押し下げる
ことによって、その前端部305b側を上昇させ、もって、
前端部305の半球状の突起部305c部分で前記貯留制御部
材245を押し上げる。このように構成されることによ
り、前記モータ281の回転変位に応じて前記貯留制御部
材245の貯留制御突起244を適宜前記貯留傾斜案内棚24上
に出没させることが可能となる。
図示は省略するが、このモータ280の近傍位置にはモ
ータ281の回転変位を検出する位置検出器が設置され、
該位置検出器によってモータ281の回転変位に基づく貯
留変更部材取付け板245の上下位置が検出されるように
なている。
前記後枠250の裏側上部の左右両側には取付け支柱25
6,256,256を介して前記ソレノイドユニット290が取付け
られている。このソレノイドユニット290はソレノイド
取付け部材291に取付けられたソレノイオド292,292とこ
れらソレノイド292,292の作動ロッド293,293に取付けら
れた作動部材294,294の上部には横長の係合孔295,295が
形成されている。一方、前記各可動部材23の回動軸232
の後端部はそれぞれ基枠210の左右両側の軸受孔211e,21
1e、前記後枠250の裏側の左右位置に突出して設けられ
た軸受孔258,258を介して後方に至っている。前記軸受
孔211e,211e中に位置する部分には摩耗防止用の保護管2
18,218(第4図)が嵌着され、軸上孔211e,221e後方に
至った回動軸232,232の後端部にはクランク部材296,296
(第2図)が取付けられている。そして、それらクラン
ク部材296,296のクランクピン(図示省略)前記作動部
材294,294の係合孔295,295中に挿通されていることによ
り、ソレノイド292,292の駆動力で可動部材23,23が回動
されるようになっている。すなわち、ソレノイド292,29
2の消磁時には、作動ロッド293,293がその自重や復帰用
スプリング(図示省略)の復帰力等によって下方に伸び
て可動部材23,23が第2図に示すように「ハ」の字状に
閉じ、ソレノイド292,292が励磁されると作動ロッド29
3,293が縮んで可動部材23,23が逆「ハ」の字状が開いた
状態となる。
第5図には、貯留傾斜案内棚24が緩傾斜状態に復帰し
て貯留制御突起244が貯留制傾斜案内棚24上に突出した
状態にあるときの変動入賞装置10の内部の様子を破断斜
視図にて示す。
同図に示すように、貯留傾斜案内棚24が緩傾斜状態に
復帰して貯留制御突起244が貯留傾斜案内棚24上に突出
した状態にあるときには、可動部材23,23が開いて入賞
空間21中に流入した遊技球が貯留傾斜案内棚24上に至っ
ても貯留部243に貯留されずに、そのまま貯留傾斜案内
棚24上を手前方向に転動して特別入賞口31又は一般入賞
口32,32中に流入する。
第6図には、貯留傾斜案内棚24が緩傾斜状態に復帰し
て貯留制御突起244が貯留傾斜案内棚24の下方に没した
状態にあるときの変動入賞装置10の入賞空間21内部の様
子を破断斜視図にて示す。
同図に示すように、貯留傾斜案内棚24が緩傾斜状態に
復帰して貯留制御突起244が貯留傾斜案内棚24の下方に
没した状態にあるときには、可動部材23,23が開いて入
賞空間21中に遊技球が貯留傾斜案内棚24上に至ると、そ
の遊技球のうちの一部はそのまま貯留傾斜案内棚24上を
手前方向に転動して特別入賞口31又は一般入賞口32,32
に入賞するが、他は貯留傾斜案内棚24に沿って手前方向
に転動する過程で貯留部243に貯留される。
第7図には、貯留傾斜案内棚24が急傾斜状態に変換し
たときの変動入賞装置10の入賞空間21内部の様子を破断
斜視図にて示す。
同図に示すように、貯留傾斜案内棚24が大きく傾斜さ
れると、貯留傾斜案内棚24の貯留部243に貯留されてい
た遊技球は貯留解除されて、貯留傾斜案内棚24を手前方
向に転動して特別入賞口31または一般入賞口32,32中に
流入する。
また、このときには、可動部材23,23が開いて入賞空
間21中に遊技球が流入しても、そのまま貯留傾斜案内棚
24上を手前方向に転動して特別入賞口31又は一般入賞口
32,32中に流入する。
第8図には、上記のような構成されたパチンコ遊技機
に設置された役物制御装置の制御ブロック図の一例を示
す。
同図において、符号600を付して示すものは役物とし
ての変動入賞装置10を制御する役物制御装置であり、役
物制御装置600は、役物等を制御するためのマイクロコ
ンピュータ610、分周回路620、ローパスフィルタ630、
ドライバ640、サウンドジェネレータ650、アンプ660お
よび電源回路670により構成される。
マイクロコンピュータ610は、通常遊技の制御処理を
行なう通常遊技状態制御手段、予備遊技の制御を行なう
予備遊技状態制御手段、その予備遊技時に特別遊技の権
利を発生させる条件が成立したか否かを判定する特別遊
技発生判定手段、特別遊技の制御を行なう特別遊技状態
制御手段、特別遊技状態が消滅したか否かを判定する特
別遊技消滅判定手段等としての機能を有し、CPU611、RO
M612、RAM613、バッファゲート614および出力ポート615
により構成され、これらはコモンバス616により互いに
接続される。
CPU611はROM612に書き込まれているプログラムにした
がってバッファゲート614より必要とする外部データを
取り込んだり、またRAM613との間でデータの授受を行な
ったりしながら変動入賞装置10等の制御に必要な処理値
を演算し、処理したデータを出力ポート615およびサウ
ンドジェネレータ650へ出力する。
ROM612は読出し専用の不揮発性メモリであり、所定の
記憶領域には前記マイクロプログラムが機械命令語の形
で組み込まれているとともに、変動入賞装置10の可動部
材23,23を駆動させるソレノイド292,292(SOL A)、流
路変更部材27を開閉させるソレノイド260(SOL B)、貯
留傾斜案内棚24の傾斜角度を変化させるモータ272(M
1)、貯留変更部材244を貯留傾斜案内棚24上に出没させ
るモータ281(M2)、サイクル数表示LED313、入賞個数
表示器312、大当りランプ322,323、装飾用表示ランプ32
4〜329、サイドランプ330の作動パターンおよび点滅制
御等の固定データが記憶されている。
RAM613は書込みと読み出しが可能な揮発性メモリであ
り、演算に使用するデータや演算結果等を一時的に記憶
するいわゆるワーキングメモリである。具体的には、RA
M613には始動(特定)入賞口4,5,5中に設置された始動
入賞検出器4a(SW3),5a(SW1),5a(SW2)からの検出
信号や特別入賞検出器31a(SW4)、入賞個数検出器35a
(SW5)、位置検出器276(SW6),286(SW7)からの検出
信号等を一時的に記憶する記憶領域、ソフトタイマを構
成するレジスタ領域およびマイクロコンピュータの作動
領域(ワーキングエリア)等が設けられている。
前記バッファゲート614には、ノイズとなる高周波成
分を除去するためのローパスフィルタ630を介して1回
開き用始動入賞口5,5の始動入賞検出器5a(SW1),5a(S
W2)、2回開き用始動入賞口4の始動入賞検出器4a(SW
3)、特別入賞口31の特別入賞検出器31a(SW4)、入賞
個数検出器35a(SW5)、およびモータ272,281の回転変
位を検出する位置検出器276(SW6),286(SW7)が接続
され、それらの検出信号がローパスフィルタ630を介し
てマイクロコンピュータ610のバッファゲート614に入力
される。
前記出力ポート615にはマイクロコンピュータ600から
の制御信号をバッファリングするためのドライバ640を
介して可動部材23,23を駆動させるソレノイド292,292
(SOL A)、流路変更部材27,27を開閉させるソレノイド
260(SOL B)、貯留傾斜案内棚24の緩傾斜角度を変化さ
せるモータ272(M1)、貯留制御部材245を昇降させるモ
ータ281(M2)、サイクル数表示LED313、入賞個数表示
器312、大当りランプ322,323、装飾用表示ランプ324〜3
29およびサイドランプ330がそれぞれ接続されている。
これらがマイクロコンピュータ610から各種制御指令
を受けて通常遊技の動作、通常遊技の表示、予備遊技の
動作、予備遊技の表示、特別遊技の動作および特別遊技
の表示等を行なうようになっている。
また、前記マイクロコンピュータ610には分周回路620
及び電源回路670が接続され、分周回路620は基本発振器
(例えば、水晶発振器)で生成された周波数の安定した
パルスを分周し所望の周波数パルスを得るためのもので
分周後のパルスによって変動入賞装置10で必要とされる
制御の基準時間を作り出している。また、前記マイクロ
コンピュータ610にはサウンドジェネレータ650が接続さ
れ、サウンドジェネレータ650はマイクロコンピュータ6
10からの指令により適宜所定の電源子音を発生させ、ア
ンプ660を介してスピーカ680によって音を発するように
なっている。
このようなシステムにおいて、電源スイッチ(図示省
略)が投入されてパチンコ遊技機に電源が供給された時
点では、通常の遊技状態にあって、ソレノイド292,292
が停止されていて可動部材23,23は変動入賞装置10の下
部入賞空間21への打球流入口22,22を閉じた状態にあ
る。また、ソレノイド260が停止されていて、流路変更
部材27,27は左右に拡がった状態にある。また、モータ2
72(M1)、281(M2)が停止されていて貯留傾斜案内棚2
4は緩傾斜状態に復帰している。また、モータ281(M2)
が所定角度だけ回転した状態で、動力伝達片305を介し
て貯留制御部材245を所定位置だけ押し上げており、従
って貯留制御突起244は貯留傾斜案内棚24上に突出して
いる。また、大当りランプ322,323、サイクル数表示LED
313、サイドランプ330および装飾用表示ランプ324〜329
は消灯した状態にある。また、入賞個数表示器312は
「0」表示の状態にある。その他の遊技表示部は通常遊
技を示す表示となっている。
この状態で始動入賞口5,5,4のいずれかに遊技球が入
賞すると、始動入賞検出器5a(SW1),5a(SW2)、4a(S
W3)のうち対応するものがオンされてその検出信号がロ
ーパスフィルタ630を通過した後、マイクロコンピュー
タ610のバッファゲート614に入力される。しかる後、そ
の入力信号に基づくマイクロコンピュータ610からの作
動指令信号によりソレノイド292,292が作動されて可動
部材23,23が1回(1回開き用始動入賞口5,5に入賞した
場合)または2回(2回開き用始動入賞口4に入賞した
場合)開閉される。始動入賞口5,5,4への入賞記憶があ
る場合にはその記憶に基づいて同様の開閉動作が行なわ
れる。このように、始動入賞口5,5,4に入賞に基づいて
可動部材23,23が1回又は2回開閉されたときには、マ
イクロコンピュータ610からの指令でその開閉の終了後
のモータ27が作動された貯留傾斜案内棚24が一旦大きく
傾斜された後元の緩傾斜状態に戻される。
この予備遊技時に遊技球が入賞空間21中に飛び込んで
その遊技球が所定の有効時間内に特別入賞口31中に偶発
的に入賞して特別入賞検出器31a(SW4)がオンされる
と、その検出信号がローパスフィルタ630を通されて高
周波成分が除去されてからマイクロコンピュータ610の
バッファゲート614に入力されて特別遊技態様が発生さ
れる。
特別遊技態様が発生されると、マイクロコンピュータ
610のCPU611はROM612に書き込まれている特別遊技の実
行制御プログラムに従って該ROM612内の固定記憶データ
を基に演算処理し、その演算結果に基づく指令をサウン
ドジェネレータ650に出力するとともに、出力ポート615
を介してマイクロコンピュータ610の外部に出力する。
マイクロコンピュータ610からの指令信号に基づいてサ
ウンドジェネレータ650で特別遊技の発生を知らせるフ
ァンファーレ等の音声が生成され、アンプ660で増幅さ
れた後スピーカ680から音声が発せられる。と同時に、
マイクロコンピュータ610からの指令で所定時間経過後
ソレノイド292,260が作動されて可動部材23,23が開閉動
作するとともに貯留変更部材27が所定のタイミングで所
定回数だけ開閉動作をする。また、マイクロコンピュー
タ610からの指令でモータ281が停止されて貯留制御部材
245が最下位置まで下がった状態に復帰し、貯留制御突
起244が貯留傾斜案内棚24中に没して貯留部243への貯留
が可能な状態となる。また、一定条件が成立したときに
マイクロコンピュータ610からの作動指令信号により貯
留傾斜板24が一旦大きく傾斜された後、元の緩傾斜状態
に戻り、貯留変更部材244は貯留傾斜案内棚24上に突出
する。
ここで実行される特別遊技態様の特別の利益を与える
制御内容としては、例えば、可動部材23,23を開閉させ
るソレノイド292(SOL A)の18回の作動・停止の動作を
1サイクル(ただし、18回の作動・停止の動作の終了前
に遊技球が一般入賞口32,32中に所定個数流入すること
によって、入賞個数検出器(SW5)からローパスフィル
タ630を介してマイクロコンピュータ610に送られてくる
検出信号のカウント数が所定数(例えば、「10」)にな
ったとき、または特別入賞口31に遊技球が入賞して特別
入賞器31a(SW4)がオンされてその検出信号がマイクロ
コンピュータ610に入力されたときには、その時点まで
を1サイクル)とし、各サイクル中に特別入力口31に遊
技球が入賞して特別入賞検出器31a(SW4)がオンされて
その検出信号がマイクロコンピュータ610に入力される
ことを条件として、初回を含めて最高8サイクルまでそ
の動作が行なわれることとなる。その場合に、各サイク
ル途中で特別入賞口31中へ入賞することにより、特別入
賞検出器31a(SW4)がオンされ、その検出信号がマイク
ロコンピュータ610に入力されると、マイクロコンピュ
ータ610からサイクル数表示LED313に点灯指令信号が出
されてサイクル数(継続回数)に対応した数のLEDが点
灯されるとともに、停止指令信号が出されてソレノイド
292,260が停止されて、可動部材23,23が「ハ」の字状に
閉じた状態に、流路変更部材27,27が左右に拡がった状
態に、また、モータ281が所定位置まで回転して貯留傾
斜案内板24上に貯留制御突起244を突出させた状態に一
旦戻してから、第1サイクルと同様の新たなサイクルが
開始される。各サイクル中に入賞個数を検出する入賞個
数検出器35(SW5)により検出された入賞個数はマイク
ロコンピュータ610からの指令で入賞個数表示器312に表
示される。また、サイクルの更新時にはマイクロコンピ
ュータ610からの表示指令によりサイクル数表示LED313
のLEDランプが点灯又は点滅してそのサイクル数を表わ
す。
第9図(A),(B)は上記制御チップマイクロコン
ピュータ610によって行なわれる通常遊技状態から特別
遊技の権利が発生するに至る遊技処理手順のプログラム
を示すフローチャートであり、本プログラムは所定期間
(例えば、10ms)毎に一度実行される。同図中、符号Sn
(n=1<2,…)はフローの各ステップを示している。
先ず、パチンコ遊技機に電源が投入されると、ステッ
プS10では各種装飾用表示ランプ324〜329を通常遊技の
表示状態に、変動入賞装置10の入賞個数表示器312の入
賞個数表示を「0」表示にサイクル数表示LED313を消灯
し、可動部材作動タイマI,II、有効時間タイマ、可変表
示タイマ、ウェイトタイマ、特別遊技タイマ、継続回数
カウンタ等をリセットするなどの初期設定を行なってか
らステップS11に移行する。
ステップS11では1回開き用始動入賞口5,5に遊技球が
入賞して始動入賞検出器5a(SW1またはSW2)がオンとな
ったか否かを判定し、オンとならなかったと判定した時
にはステップS23(第9図(B))に移行し、オンとな
ったと判定したときにはステップS12に移行する。
ステップS12では、1回開き用始動入賞口5,5に入賞し
た時の特別入賞有効時間となる有効時間タイマをセット
(例えば、3.6秒)し、ステップS13で始動入賞口5,5へ
の入賞時点から可動部材23,23を開くまでのウェイトタ
イム(例えば、0.8秒)を設定する。次いで、ステップS
14でソレノイド292(SOL A)を、例えば0.8秒間オンさ
せることによって可動部材23,23を1回開閉動作させ、
ステップS15で可動部材23,23が閉じた0.4秒後に貯留傾
斜板24を急傾斜させてから元に戻すためのウェイトタイ
ム(例えば、0.4秒)を設定する。
次いで、ステップS16でモータ272(M1)を所定回転さ
せることによって貯留傾斜案内棚24を一旦大きく傾斜さ
せてから元の緩傾斜まで戻し、ステップS17で位置検出
器276(SW6)がオンしたか否かを判定する。その結果、
位置検出器276(SW6)がオンとなっていないと判定した
ときにはモータ272(M1)の回転変位が元の位置まで復
帰しておらず貯留傾斜案内棚24が元の緩傾斜状態に戻っ
ていないと判断して再びステップS17に戻る。位置検出
器276(SW6)がオンとなったと判定したときには貯留傾
斜案内棚24が貯留可能な緩傾斜状態に戻ったと判断して
ステップS18に移行し、ステップS18でモータ272(M1)
を停止させる。
ステップS19ではその予備遊技時に特別入賞口31中に
遊技球が入賞して特別入賞検出器31a(SW4)がオンとな
ったか否かを判定する。その結果、特別入賞検出器31a
(SW4)がオンとなっていないと判定したときにはステ
ップS20で前記有効時間タイマにセットされた時間が経
過したか(タイムオーバー)か否かを判定し、有効時間
タイマがタイマアップするまでの間に特別入賞検出器21
a(SW4)がオンとならなかったときにはステップS23
(第9図(B))に移行する。一方、ステップS20でタ
イマオーバーになったと判定する前にステップS19で特
別入賞検出器31a(SW4)がオンとなったと判定したとき
はステップS21で有効時間タイマのリセットを行なって
から、ステップS22に移行して後述の特別遊技処理を実
行し、その後ステップS23に移行して通常遊技処理を行
なう。
ステップS23では2回開き用始動入賞口3に遊技球が
入賞して始動入賞検出器4a(SW3)がオンとなったか否
かを判定し、オンとならなかったと判定したときにはそ
のままステップS11に戻り、オンとなったと判定したと
きにはステップS24に移行する。
ステップS24では、2回開き用始動入賞口4に入賞し
たときの特別入賞有効時間となる有効時間タイマをセッ
ト(例えば、5.2秒)し、ステップS25で始動入賞口4へ
の入賞時点から可動部材23,23を開くまでのウェイトタ
イム(例えば、0.8秒)を設定する。次いで、ステップS
26でソレノイド292(SOL A)を、例えば0.8秒間オンさ
せることによって可動部材23,23を1回開閉動作させる
とともに、ステップS27で可動部材23,23の1回目の開閉
動作から2回目の開閉動作をするまでのウェイトタイム
(例えば、0.8秒)を設定し、ステップS28でソレノイド
292(SOL A)を、例えば0.8秒間オンさせることによっ
て可動部材23,23を1回開閉動作させる。次いで、ステ
ップS29で可動部材23,23が閉じた0.4秒後に貯留傾斜案
内棚24を急傾斜させてから元に戻すためのウェイトタイ
ム(例えば、0.4秒)を設置する。次いで、ステップS30
でモータ272(M1)を所定回転させることによって貯留
傾斜案内棚24を一旦急傾斜させて元の緩傾斜まで戻し、
ステップS31が位置検出器276(SW6)がオンしたか否か
を判定する。その結果、位置検出器276(SW6)がオンと
なっていないと判定したときにはモータ272(M1)の回
転位置が元の位置まで復帰しておらず貯留傾斜案内棚24
が元の緩傾斜状態に戻っていないと判断して再びステッ
プS31に戻る。位置検出器276(SW6)がオンとなったと
判定したときには貯留傾斜案内棚24が貯留可能な緩傾斜
状態に戻ったと判断してステップS32に移行し、ステッ
プS32でモータ272(M1)を停止させる。
ステップS33ではその予備遊技中に特別入賞口31中に
遊技球が入賞して特別入賞検出器31a(SW4)がオンとな
ったか否かを判定する。その結果、特別入賞検出器31a
(SW4)がオンとなっていないと判定したときにはステ
ップS34が前記有効時間タイマにセットされた時間が経
過したか(タイムオーバー)か否かを判定し、有効時間
タイマがタイムアップするまでの間に特別入賞検出器31
a(SW4)がオンとならなかったときにはステップS11
(第9図(A))に戻る。一方、ステップS34にタイム
オーバーになったと判定する前にステップS33で特別入
賞検出器31a(SW4)がオンとなったと判定したときには
ステップS35で有効時間タイマのリセットを行なってか
ら、ステップS36に移行して後述の特別遊技処理を実行
し、その後ステップS11に戻って通常遊技処理を続行す
る。
第10図(A),(B),(C)は上記制御チップマイ
クロコンピュータ610によって行なわれる特別遊技の処
理(大当り処理)手順のプログラムを示すフローチャー
トであり、第9図に示すプログラム実行中ステップS22,
S36において特別遊技が発生すると本プログラムが割込
み処理される。
特別遊技処理が開始されると、先ず、ステップS100で
マイクロコンピュータ610の内部の継続回数カウンタを
リセット(継続回数カウンタ←0)し、ステップS101で
ウェイトタイマを、例えば2秒にセットする。また、こ
こには図示されていないが、特別遊技処理が開始される
と、スピーカ680からの効果音の発生を開始させるとと
もに大当りランプ322,323を点滅させたり装飾用表示ラ
ンプ324〜329等を特別遊技の表示状態に変換させるなど
の特別遊技表示を開示させる。
ステップS102では開閉回数カウンタをリセット(開閉
回数カウンタ←0)し、ステップS103で入賞個数カウン
タをリセット(入賞個数カンタ←0)する初期設定を行
なう。次いで、ステップS104で特別入賞口31に入賞(V
入賞)してから0.8秒後に流路変更部材27,27を2回開閉
動作させるためのウェイトタイム(例えば、0.8秒)を
設定し、ステップS105でソレノイド260(SOL B)をオン
(0.4秒)/オフ(0.4秒)させることによって第13図に
示すように流路変更部材27,27を2回開閉動作させる。
ステップS106では上記ウェイトタイマにセットされた
ウェイトタイム(2秒)が経過したか(タイムオーバー
か)否かを判定し、タイムオーバーのときはステップS1
07に移行し、前記ウェイトタイムになっていないときは
ステップS106にとどまってその判定を継続して行なう。
つまり、このウェイトタイムは可動部材23,23、流路変
更部材27,27および貯留制御部材245を所定の作動状態に
するのに十分な時間で、このウェイトタイムが終了する
のを待ってからステップS107に移行させることとなる。
ステップS107ではソレノイド260(SOL B)をオフさせ
ることによって貯留変更部材27,27を左右に拡げた状態
にし、ステップS108でソレノイド292(SOL A)をオン
(0.8秒)/オフ(0.8秒)させることによって第13図に
示すように可動部材23,23を継続して開閉動作させる。
次いで、ステップS109でモータ281(M2)をオンし、ス
テップS110で位置検出器286(SW7)がオフしたか否かを
判定する。その結果、位置検出器286(SW7)がオフとな
っていないと判定したときにはモータ281(M2)の回転
位置が所定の位置まで復帰しておらず、貯留制御部材24
5が貯留傾斜案内棚24中に完全に没していないと判断し
て再びステップS110に戻る。位置検出器286(SW7)がオ
ンとなったと判定したときには貯留制御部材245が貯留
傾斜案内棚24中に完全に没して貯留可能な状態と判断し
てステップS111に移行し、ステップS111でモータ281(M
2)を停止させる。
ステップS112では特別遊技の継続回数が最高継続回数
の「8回」に達しているか(継続回数≧8か)否かを判
定し、「8回」に達していると判定したときにはそれ以
上継続させられないと判断してステップS117(第10図
(B))に移行する。一方、「8回」に達していないと
判定したときにはステップS113で特別遊技のサイクルが
開始されてか特別入賞口31中に遊技球から入賞して特別
入賞検出器31a(SW4)がオンされたか否か、換言すれ
ば、継続条件が満たされたか否かを判定し、満たしてい
ないと判定したときにはステップS117(第10図(B))
に移行し、満たしたと判定したときにはステップS114に
移行する。
その結果、ステップS114に移行したときには、ステッ
プS114で継続回数カウンタを「+1」カウントアップさ
せ、次のステップS115で継続回数表示の更新をした上で
ステップS116で入賞個数表示のリセットを行なったから
ステップS101に戻って特別遊技の新たなな継続回数目の
動作が実行される。
第10図(B)のステップS117では一般入賞口32,32中
への遊技球の流入によってその集合流路に設置された入
賞個数検出器35(SW5)がオンとなったか否かを判定
し、オンとなったと判定したときにはステップS118で入
賞個数カウンタを「+1」カウントアップさせてステッ
プS119に移行し、オンとならなかったと判定するときに
はそのままステップS119に移行する。ステップS119では
入賞個数カウンタが「3」に達したか(入賞個数カウン
タ≧3か)否かを判定し、「3」に達していないと判定
したときにはステップS120で開閉回数カウンタが「9」
に達したか(開閉回数カウンタ≧9か)否か判定する。
そして、それらに判定の結果、入賞個数カウンタが
「3」に達するか開閉回数カウンタが「9」に達したと
きには特別遊技の後半になったものと判断してステップ
S121に移行し、入賞個数カウンタが「3」に達しないで
かつ開閉回数カウンタが「9」に達しないときにはステ
ップS128(第10図(C))に移行する。
ステップS121ではモータ272(M1)をオンすることに
よって貯留傾斜案内棚24の傾斜角度を変化させ、ステッ
プS122でモータ281(M2)をオンする。次いで、ステッ
プS123でソレノイド260(SOL B)をオン(0.4秒)/オ
フ(0.4秒)させることによって第13図の後半動作に示
すように流路変換部材27,27を継続して開閉動作させ
る。次いで、ステップS124で位置検出器286(SW7)がオ
ンしたか否かを判定する。その結果、位置検出器286(S
W7)がオンとなったときは、貯留制御部材245が元の上
昇した状態に復帰したと判断してモータ281(M2)をオ
フする。位置検出器286(SW7)がオンとなっていないと
判定したときには貯留制御部材245が元の上昇した状態
に復帰していないと判断してステップS125をジャンプし
てステップS126に移行する。ステップS126では位置検出
器276(SW6)がオンしたか否かを判定し、位置検出器27
6(SW6)がオンとなっていないときはモータ272(M1)
の回転位置が元の位置まで復帰しておらず貯留傾斜案内
棚24が元の緩傾斜状態に戻っていないと判断して再びス
テップS124に戻る。位置検出器276(SW6)がオンとなっ
たと判定したときには貯留傾斜案内棚24が元の緩傾斜状
態に戻ったと判断してステップS127に移行し、ステップ
S127(M1)を停止させる。
ステップS128では入賞個数カウンタが「10」に達した
か(入賞個数カウンタ≧10か)否かを判定し、「10」に
達していないと判定したときにはステップS129で開閉回
数カウタンが「18」に達したか(開閉回数カウンタ≧18
か)否かを判定する。そして、それらの判定の結果、入
賞個数カウンタが「10」に達するか開閉回数カウンタが
「18」に達したときには特別遊技の1サイクルが終了し
たと判断してステップS130に移行し、入賞個数カウンタ
が「10」に達しないでかつ開閉回数カウンタが「18」に
達しないときには特別遊技の1サイクルの途中であると
判断してステップS112に戻る。
ステップS130では継続条件成立のための有効時間を設
定する有効時間タイマをセット(例えば、2秒)し、ス
テップS131でソレノイド292(SOL A)をオフする。次い
で、ステップS132でソレノイド260(SOL B)をオフさせ
ることによって流路変更部材27,27は左右に拡がった状
態に戻される。次いで、ステップS133で継続回数カウン
タが「8」に達したか(継続回数カウンタ≧8か)否か
を判定する。その結果、継続回数が最高継続回数の
「8」に達していないときは、ステップS134で特別遊技
のサイクルが開始されてから継続条件成立のための有効
時間内に特別入賞口31中に遊技球が入賞して特別入賞検
出器31a(SW4)がオンされたか否か、換言すれば、継続
条件が満たされたか否かを判定し、満たしたと判定した
ときにはステップS114に戻り、満たしていないと判定し
たときにはステップS135に移行する。ステップS135では
ステップS130でセットした継続条件成立のための有効時
間(2秒)が経過したか(タイムオーバーか)否かを判
定し、タイムオーバーのときは継続条件成立のため有効
時間(2秒)内に特別入賞検出器21a(SW4)がオンとな
らなかったと判断してステップS136に移行し、タイムオ
ーバーになっていないときはステップS134に戻る。
ステップS136に移行したときには、該ステップS136で
継続回数表示をリセットし、次のステップS137で入賞個
数表示をリセットすることにより特別遊技を終了させ、
その後、第9図(A),(B)に示した通常の遊技のプ
ログラムに戻る。
一方、上記ステップS133で特別遊技の継続回数が最高
継続回数の「8回」に達していると判定したときにはそ
れ以上継続させられないので、そのままステップS136に
移行してステップS136,S137を実行することによって特
別遊技を終了させ通常遊技に戻る。
第11図には、1回開き用始動入賞口5,5に遊技球が入
賞したときの可動部材23,23、流路変更部材27,27、貯留
傾斜案内棚24および貯留制御部材245の動作のタイミン
グチャートを示す。
1回開き用始動入賞口5,5に遊技球が入賞したときに
は、その入賞のときから所定時間(例えば0.8秒)経過
後にソレノイド292が作動されることにより可動部材23,
23が所定時間(例えば、0.8秒)開かれてから閉じられ
る。また、始動入賞口5,5に遊技球が入賞してから所定
時間経過後、具体的には可動部材23,23が閉じた0.4秒後
にモータ272が作動されることにより貯留傾斜案内棚24
が一旦急傾斜した後元の緩傾斜状態に戻される往復動作
が行なわれる。
このときには、ソレノイド260は停止されたままで、
流路変更部材27,27は左右に拡がった状態のまま停止し
ている。
このときの特別入賞口31への入賞を特別遊技の発生条
件として扱う有効時間は、可動部材23,23の閉動作の立
下りのときから所定時間(例えば、2.0秒)が経過する
まで延長される。
この延長有効時間が経過する前に遊技球が特別入賞口
31に入賞して特別入賞検出器31a(SW4)により検出され
たときには特別遊技の権利が発生する。
第12図には、2回開き用始動入賞口4に遊技球が入賞
したときの可動部材23,23、流路変更部材27,27、貯留傾
斜案内棚24および貯留制御部材245の動作のタイミング
チャートを示す。
2回開き用始動入賞口4に遊技球が入賞したときに
は、その入賞のときから所定時間(例えば、0.8秒)経
過後にソレノイド292が作動されることにより可動部材2
3,23が所定時間(例えば、0.8秒)間隔で所定時間(例
えば、0.8秒)開かれてから閉じられる。また、始動入
賞口4に遊技球が入賞してから所定時間経過後、具体的
には可動部材23,23が2回目に閉じた0.4秒後にモータ27
2が回転されることにより貯留傾斜案内棚24が一旦大き
く傾斜した後元の緩傾斜状態に戻される往復動作が行な
われる。
このときも、ソレノイド260は停止されたままで、流
路変更部材27,27は左右に拡がった状態のまま停止して
いる。
このときの特別入賞口31への入賞を特別遊技の発生条
件として扱う有効時間は、可動部材23,23の2回目の閉
動作の立下りのときから所定時間(例えば、2.0秒)が
経過するまで延長される。
この延長有効時間が経過する前に遊技球が特別入賞口
31に入賞して特別入賞検出器31a(SW4)により検出され
たときには特別遊技の権利が発生する。
なお、第11図および第12図において、始動入賞口5,5,
4のいずれかへの入賞による可動部材23,23の開放中に、
再び始動入賞口5,5,4のいずれかに遊技球が入賞しても
無効(予備遊技は発生しない)とされる。
第13図には特別遊技時における可動部材23,23、流路
変更部材27,27、貯留傾斜案内棚24および貯留制御部材2
45の動作のタイミングチャートを示す。
第11図および第12図に示した予備遊技時における有効
時間内に特別入賞口31中へ遊技球が入賞して特別入賞検
出器31a(SW4)に検出されて特別遊技が発生すると、第
13図(ア)に示すようにその特別入賞検出器31a(SW4
による検出信号の立ち上がりのときから所定の準備期間
(例えば、2.0秒)が経過した後に、ソレノイド292,292
が作動されて可動部材23,23が所定時間周期(例えば、
1.6秒周期)で所定時間(例えば、0.8秒)ずつ開閉する
動作を開始する。この開始動作は1サイクルにつき最高
例えば18回まで継続される。ただし、その間に一般入賞
口32,32中に遊技球が流入して入賞個数検出器35(SW5
により所定個数(例えば、10個)検出されると、その時
点でソレノイド292,292が停止(消磁)されて可動部材2
3,23が閉じた状態に戻される。
また、特別入賞口31への遊技球が入賞してから所定時
間(例えば、0.8秒)経過後に、ソレノイド260が作動さ
れて流路変更部材27,27が所定時間周期(例えば0.8秒)
で所定時間(例えば、0.4秒)ずつ2回左右に開閉動作
して特別遊技の発生を知らせ、その後左右に拡がった状
態に復帰される。
また、可動部材23,23を開閉させるとモータ281が作動
されることによって貯留傾斜案内棚24上に突出していた
貯留制御突起244は貯留傾斜案内棚24中の貯留部243に没
してその貯留部243中への遊技球の貯留が可能な状態と
なる。このような前半動作によって貯留傾斜案内棚24上
に最大6個までの遊技球を貯留することが可能になる。
前記所定時間(0.2秒)が経過した後に一般入賞口32,
32への遊技球の流れによって入賞個数検出器35が入賞球
を3個カウント(第13図(イ)参照)するか、又は可動
部材23,23の開閉動作が9回目(第13図(ウ)参照)に
なると、特別遊技状態の前半動作が終了して後半動作と
なり、所定時間(例えば、0.8秒)経過後に、ソレノイ
ド260が作動されて流路変更部材27,27が所定時間周期
(例えば、0.8秒周期)で所定時間(例えば、0.4秒)ず
つ開閉する動作を開始する。
また、前記後半動作の開始と同時に、モータ272が作
動されることにより第13図(イ)に示すように貯留傾斜
案内棚24が大きく傾いて一旦貯留が解除された後、元の
緩傾斜状態に戻される。と同時に、モータ281が作動さ
れることによって貯留制御部材245が上昇してその貯留
制御突起244が貯留傾斜案内棚24上に突出して貯留でき
ない状態となる。つまり、緩傾斜した貯留傾斜案内棚24
上の両側部分に列状に貯留制御突起244が突出すること
になり貯留傾斜案内棚24上に流入した遊技球は列状に突
出した左右両側の貯留変更部材244の間を通されること
となって、その分、特別入賞口31に流入し易くなる。
さらに、その後、可動部材23,23が所定回数(例え
ば、18回)の開閉動作を終了するか、あるいは一般入賞
口32,32中への遊技球の流入によって入賞個数検出器35
が遊技球を10個カウントすると、ソレノイド292,292(S
OL A)が停止(消磁)されて可動部材23,23が閉じた状
態に戻されるとともに、ソレノイド260(SOL B)が停止
(消磁)されて流路変更部材27,27が閉じた状態に戻さ
れる。また、貯留傾斜案内棚24は緩傾斜状態を維持し、
貯留制御突起244は貯留傾斜案内棚24上に突出した状態
に復帰される。
特別遊技の各サイクル中において、特別入賞口31への
流入(入賞)を継続条件として有効に扱う継続条件成立
のための有効時間は、各サイクルの最初に可動部材23,2
3が開かれた時点から開始されて、18回目の開閉動作の
終了後(又は、10個カウント後)に所定時間(例えば、
2.0秒)が終了するまでの時間とされる。
そして、この有効時間内に、再度、特別入賞口31中に
遊技球が入賞したときには、その時点でそのサイクルが
終了して、特別遊技の新たなサイクルが開始(継続)さ
れることになる。
このように各サイクルの有効時間内に特別入賞口31中
に遊技球が入賞することを継続条件として、例えば、8
サイクルまで特別遊技のサイクルが行なわれる。
最終サイクル時には上記有効時間はなく、従って最終
サイクル時における特別入賞口31への入賞は継続条件と
しての入賞球として扱われず、一般入賞球として扱われ
る。
特別遊技中特別入賞口31への入賞継続回数が18回目に
なったときの各部材のタイミングチャートは第13回
(エ)に示されている。このとき、可動部材23,23、流
路変更部材27,27は停止、貯留傾斜案内棚24は緩傾斜状
態、貯留制御突起244は貯留傾斜案内棚24上に突出され
ている。また、この最終サイクルにおいては継続条件の
成立は問題とならないので、流路変更部材27,27はその
動作中開状態に保たれている。
このように、特別遊技の各サイクル(最終サイクルは
除く)前半動作においては貯留傾斜案内棚24上への貯留
部243への遊技球の貯留が可能でその後一定の条件が成
立した時点でその貯留傾斜案内棚24が一度急傾斜状態に
変換するので、その急傾斜状態への変換によって、それ
まで貯留部243中に貯留されていた遊技球が一斉に手前
側に放出されるので、その分、特別入賞口31中への流入
の期待感が高められる。また、後半時においては入賞空
間21中に流入した遊技球が貯留傾斜案内棚24上に突出し
た左右の貯留制御突起244の間を手前側に流下すること
となって特別入賞口31への流入の期待感が高められる。
この実施例に係るパチンコ遊技機は、上記のように構
成されているので、変動入賞装置10の入賞空間21中に設
置された貯留傾斜案内棚24の傾斜状態の変化とその貯留
傾斜案内棚24の貯留部243上に出没する複数の貯留制御
突起244を備えた貯留制御部材245の昇降動作との相互作
用によって、入賞空間21中に流入した遊技球が貯留傾斜
案内棚24の複数の貯留部243に貯留される状態とその貯
留された遊技球が入賞空間21中の特別入賞口31および一
般入賞口32,32方向に一斉に放流される状態とに変換さ
れ、その放流時に特別入賞口への入賞の大きな期待感が
生ずることとなってパチンコ遊技に対する興趣が増すこ
ととなる。
また、この実施例においてはその貯留傾斜案内棚24の
奥部側にタコの外観をした装飾部材26が設置されている
ので、そのタコの外観をした装飾部材26が貯留傾斜案内
棚24を操作してタコ焼きを作っているが如き観を与え
る。
また、変動入賞装置10の入賞空間21の流入口22,22を
開閉する可動部材23,23の基部の内側には可動部材32,32
に案内されて入賞空間21中に流入しようとする遊技球を
入賞空間21の奥側に導く案内部233,233が設けられてい
るので、別個の案内部材を設ける必要がなく、また斬新
な興趣を与えられることとなる。
なお、上記貯留傾斜案内棚24の形状や貯留部243の形
状および数等はどのように変更させてもよい。
また、これら貯留傾斜案内棚24や貯留制御部材245の
動作時期は上記した時期に限定せず、いずれの時期に動
作させるようにしてもよい。
また、貯留傾斜案内棚24の貯留部243上に出没する貯
留制御突起244を有する貯留制御部材245は必ずしも設置
しなくてよい。
また、前記可動部材23,23の案内部233,233はそれら可
動部材23,23に案内されて入賞空間21中に流入しようと
する遊技球をその入賞空間21中の奥部に導けるものであ
れば、その形状の如何は問わない。
[発明の効果] 傾斜案内棚の傾斜状態を変更して各遊技球貯留部に貯
留された複数の遊技球を一斉に転動させることにより、
複数の遊技球が、貯留位置(解除位置)が異なることや
互いに衝突したり内部の他の部材に衝突したりして、そ
れぞれ流下スピードや流下方向が予測できない多様な状
態となり、興趣を非常に高められる変動入賞装置とな
る。
また、遊技球が貯留した個数が多くなるほど、一斉に
転動させた際の何れかの遊技球が一般入賞口へ入賞する
遊技球に流下を阻止されて継続入賞口へ入賞する可能性
が高くなというように、遊技球の貯留個数により継続入
賞口への入賞率が変化し遊技者の期待感も変化するた
め、遊技者は継続入賞口への入賞の他、各遊技球貯留部
への貯留状態にも注目するようにもなり、長い時間興味
を継続させることができる。しかも、遊技球貯留部の数
は並設された継続入賞口と一般入賞口の数よりも多く設
定されているため、例えば、全ての遊技球貯留部に遊技
球が貯留された状態から遊技球が転動されると、転動の
過程において複数の遊技球が互いに影響しあい少なくと
も1個の遊技球は一般入賞口への流下を阻止させて継続
入賞口へ入賞する可能性が非常に高まるため、継続入賞
口への入賞に対する期待感を飛躍的に向上させることが
できる。
また、傾斜案内棚の傾斜状態の変更により複数の貯留
球を解除できるため、貯留及び解除機構の構成が簡単で
装置が小型化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第13図はこの発明の実施例を示すもので、それ
らのうち、 第1図はパチンコ遊技機に取付けられる遊技盤の正面
図、 第2図は遊技盤に取付けられる変動入賞装置の全体斜視
図、 第3図は変動入賞装置の分解斜視図、 第4図は変動入賞装置を遊技盤に設置した状態を示す遊
技盤の部分縦断側面図、 第5図は変動入賞装置の作動状態時における入賞空間内
部の状態を示す変動入賞装置の破断斜視図、 第6図は変動入賞装置の作動状態時における入賞空間内
部の状態を示す変動入賞装置の破断斜視図、 第7図は変動入賞装置の作動状態時における入賞空間内
部の状態を示す変動入賞装置の破断斜視図、 第8図役物制御装置による制御関係を示すブロック図、 第9図(A),(B)は役物制御装置によって行なわれ
る通常遊技状態から特別遊技が発生するに至るゲーム処
理手順のプログラムを示すフローチャート、 第10図(A),(B),(C)は役物制御装置によって
行なわれる特別遊技処理の制御手順のプログラムを示す
フローチャート、 第11図は1回開き用始動入賞口中に遊技球が入賞したと
きの可動部材、流路変更部材、貯留傾斜案内棚および貯
留制御部材のタイミングチャート、 第12図は2回開き用始動入賞口中に遊技球が入賞したと
きの可動部材、流路変更部材、貯留傾斜案内棚および貯
留制御部材のタイミングチャート、 第13図は特別遊技時のおける可動部材、流路変更部材、
貯留傾斜案内棚および貯留制御部材のタイミングチャー
トである。 2……遊技領域、10……変動入賞装置、21……入賞空
間、23……可動部材、24……貯留傾斜案内棚(傾斜案内
棚、傾斜状態変更手段)、25……回転軸(傾斜状態変更
手段)、31……特別入賞口(継続入賞口)、32……一般
入賞口、210……基枠(取付基盤)、243……貯留部(遊
技球貯留手段、遊技球貯留部)、248……作動レバー
(傾斜状態変更手段)、272……モータ(傾斜状態変更
手段、電気的駆動源)、273……円板状作動部(傾斜状
態変更手段)、600……役物制御装置(傾斜状態変更手
段)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技領域の表面に取り付ける取付基盤に開
    口部を開設するとともに、該開口部に連通した入賞空間
    を形成し、該入賞空間に流入した遊技球を普通の入賞と
    する一般入賞口と継続権利を付与可能な入賞とする継続
    入賞口とを設けるとともに、前記入賞空間への遊技球の
    受け入れ状態が遊技者にとって不利な第1状態と遊技者
    にとって有利な第2状態とに変換可能な可動部材を設け
    た遊技機の変動入賞装置において、 前記可動部材の第2状態への変換により前記入賞空間に
    受け入れられた所要の遊技球を前記継続入賞口若しくは
    一般入賞口へ案内する傾斜案内棚と、 前記傾斜案内棚の所定箇所に設けられ、案内された遊技
    球のうち複数の遊技球を前記継続入賞口及び一般入賞口
    の上流側において貯留可能な遊技球貯留手段と、 前記傾斜案内棚の前記継続入賞口及び一般入賞口側への
    傾斜状態を電気的駆動源の作用に基づき変換可能な傾斜
    状態変更手段と、 を備え、 前記継続入賞口及び一般入賞口は各々左右方向に並設し
    て構成するとともに、前記遊技球貯留手段は遊技球が1
    個宛貯留可能な遊技球貯留部を左右方向及び前後方向に
    所定の配列で複数形成して構成し、前記並設された各入
    賞口の数よりも前記遊技球貯留部の数を多く設定し、 所定の遊技条件の成立に基づき、前記傾斜状態変更手段
    により前記傾斜案内棚の傾斜状態を、遊技球の貯留可能
    な状態から貯留を解除する状態に変更することにより、
    前記貯留された複数の遊技球を前記継続入賞口及び一般
    入賞口側に向けて一斉に転動させるようにしたことを特
    徴とする遊技機の変動入賞装置。
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