JP2002143429A - 入賞装置 - Google Patents

入賞装置

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JP2002143429A
JP2002143429A JP2000348176A JP2000348176A JP2002143429A JP 2002143429 A JP2002143429 A JP 2002143429A JP 2000348176 A JP2000348176 A JP 2000348176A JP 2000348176 A JP2000348176 A JP 2000348176A JP 2002143429 A JP2002143429 A JP 2002143429A
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Masayuki Shigeta
正幸 繁田
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Maruhon Industry Co Ltd
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Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 賞球払出に関する遊技検定に忠実に払出しを
行う入賞装置を提供する。 【解決手段】 変動入賞装置40の開口状態において、
入賞口部材44a、44bは、それぞれ大入賞口41
a、41bから計量体45の受入口451へ遊技球を誘
導し、遊技球は計量体45に受入れられる。計量体45
の容量は規定個数となっており、例えば10個目が受入
れられると、先に入った遊技球から計量体45に詰まっ
ていく。そして、規定個数の10個目の遊技球P10が
受入口451を塞ぐ。これにより、以降の遊技球P11
は、入賞口部材44a、44bが開口していても、入賞
できないことになり、規定個数の遊技球だけが賞球の対
象となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の遊技条件を満た
すと入賞口を開口して遊技が有利になるパチンコ機の入
賞装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現行のパチンコ機は、所定の遊技条件を
満たすと、遊技者に有利な権利が発生して、入賞装置に
おいて入賞が連続して発生しやすくなり、賞球を大量に
獲得させる遊技方法を採る。例えば特定の図柄で“大当
り”とするパチンコ機では、大当り状態となると、遊技
球径以上の大きな入賞口を比較的長時間開ける変動入賞
装置(特別電動役物)を備えている。この大当り状態の
入賞口は、所定の入賞口開閉条件で拘束され、賞球が一
攫千金的に払出しされないような遊技検定が設定されて
いる。この遊技検定により、一般的なパチンコ機は、変
動入賞装置の入賞口開閉条件として、例えば30秒間開
口したら入賞の有無を問わず閉口するか、例えば10球
入賞すると30秒を経なくとも閉口するというものが主
流となっている。
【0003】図11に従来の入賞装置の一例を示す。図
11に示す入賞装置は、開口状態のものを示し、第1種
パチンコ機に設けられる第1種始動口(図略)と組み合
わされて機能する変動入賞装置1であり、ここでの変動
入賞装置1は第1種始動口の下位置に配設される普通電
動役物2と一体となっている。前記変動入賞装置1は、
遊技盤へ装着する装飾ブラケット3と、該装飾ブラケッ
ト3に設けられた横長の受入ボックス4と、該受入ボッ
クス4に組み付けられた羽根形で左右一対の変位部材5
a,5b(以下、入賞口部材という)とを主要素として
構成されている。
【0004】上記入賞口部材5a,5bは、左右に大入
賞口6a、6bを開口するものである。前記受入ボック
ス4は、前記装飾ブラケット3の中央に形成された開口
8に対し誘導板9a、9bを備えている。開口8は装飾
ブラケット3の裏側に突出した通路枠7により区画さ
れ、通路枠7は開口8を遊技盤の盤面の裏側に組み付け
られるハウジング90の通路形成空間101に連通させ
ている。通路形成空間101は、特定領域スイッチ(例
えば変流器)102によって特定領域経路103と一般
領域経路104a、104bとに分けられている。特定
領域経路103を通過した遊技球は、特定領域スイッチ
102よって検出される。また、図略するが、特定領域
経路103および一般領域経路104a,104aは、
特定領域スイッチ102の位置より下位置で合流し、そ
の合流点に遊技球を入賞球として検出する大入賞口スイ
ッチが配設されている。大入賞口スイッチで検出された
遊技球は、遊技球を回収するため遊技盤裏側の集合通路
へ連通されている。
【0005】上記従来の変動入賞装置1は、例えば第1
種始動口内を遊技球Q1が通過し、かつ変動図柄が予め
定めた特定の図柄で停止した条件を契機に、入賞口部材
5が作動し、大入賞口6を開口する。この大入賞口6内
を通過した遊技球Q1は、開口状態の入賞口部材5によ
り誘導板9上に誘導され、さらに誘導板9で通路枠7の
開口8に誘導される。これにより、遊技球Q1は遊技盤
の盤面より後側の通路形成空間101に導かれ、特定領
域経路103の特定領域スイッチ102で検出される。
その検出された遊技球と、一般領域経路104a,10
4bを流下した遊技球は、前記大入賞口スイッチで検出
され、さらにこの検出個数が図示しないコンピュータな
どの制御手段により計数される。制御手段は、この計数
値に応じた入賞数に基づいて賞球の払出しを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の変動入賞装置
は、予め設定された規定個数分の遊技球が入賞すると、
閉口するが、閉口動作が完了するまでに数個の遊技球が
規定個数を超えて余分に入賞することが頻繁にある。こ
の原因は、主に、例えば従来装置の場合、入賞口が左
右二つに分かれ(大入賞口6a、6b)、遊技球が流入
する経路を1つに規制できないこと、連続して開口8
内に流入する遊技球を分離できないこと、通路枠7よ
り後側の入賞経路内に大入賞口スイッチがあり、この大
入賞口スイッチで規定個数を検出しても、そのとき、大
入賞口スイッチの検出直前位置から大入賞口6a、6b
までの入賞経路に存在する遊技球を入賞球として検出し
てしまうことなどに起因する。
【0007】このように規定個数を超えた入賞がある
と、とくに上記変動入賞装置の場合、入賞口の開口を十
数回(例えば最大16回)行うので、1回の開口ごとに
余剰球数を入賞数として扱うと、その累積数は1個や2
個の範囲を超える。そして、パチンコ機では、1個の入
賞数に対し例えば15個の賞球を付与するので、このコ
ントロールできない余剰球による賞球の払出が、遊技検
定で決められた賞球数範囲を超過していることが問題と
なっている。このため、従来のパチンコ機では、変動入
賞装置の入賞口近傍の釘の間隔や配置を調整することに
より、遊技球が一度に入賞口に連続して入賞しないよう
に規制している。しかしこれだと、変動入賞装置の大入
賞口として、遊技球が大量に入賞する状態が生成され
ず、遊技の面白さを失ってしまう。
【0008】そこで本発明は、上記従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、より遊技検定に忠実に賞球
を払出しできる入賞装置を提供することを解決すべき課
題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段・作用および効果】本発明
は、上記目的を達成するため、請求項1ないし請求項9
に記載の技術的手段を採用するものであり、請求項1に
記載の発明は、所定の遊技条件を満たすと入賞口を開口
する入賞口部材と、開口状態の前記入賞口部材によって
前記入賞口内を通過した遊技球を規定個数受入れる計量
体と、前記計量体に前記規定個数の遊技球が受入れられ
たことを条件に、前記入賞口を閉口すべく前記入賞口部
材を変位させる変位手段とを備えるという技術的手段を
採る。請求項1の発明を採用した入賞装置では、入賞口
より入賞した遊技球が計量体に受入れられることによっ
て、入賞した遊技球の数が計量されることになる。計量
体は、規定個数を受入れると、それ以上の遊技球を受入
れないものであるため、規定個数を超えた余剰球を、入
賞した遊技球として扱わないことができ、遊技検定に従
った賞球の払出しを行うことができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の入賞装置において、前記計量体には、前記入賞口内を
通過した遊技球を受入れる受入口が設けられており、こ
の受入口は、前記規定個数の遊技球を受入れると、その
受入れられた遊技球により前記受入口が塞がれるという
技術的手段を採る。請求項2の発明を採用した入賞装置
では、計量体に、入賞口を通過した遊技球を受入れる受
入口が設けられている。そして、この受入口を通じて規
定個数分の遊技球が受入れられると、受入口が遊技球で
塞がれる。したがって、規定個数を超えて入賞した余剰
球は、受入口を塞いだ遊技球で受入口に受入れられず、
外部に自然に排除されることとなって、余剰球の処理が
簡単に行い得るとともに、遊技検定に従った賞球の払出
しを行うことができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記計量体が、
前記規定個数の遊技球が受入れられた際に前記受入口を
塞ぐ遊技球を検出可能な位置に、前記規定個数の遊技球
を電気的に検出する入賞球検出スイッチを有するという
技術的手段を採用する。請求項3の発明を採用した入賞
装置では、計量体に規定個数分が遊技球が受入れられた
ことを、受入口を塞ぐ遊技球を検出可能な位置、すなわ
ち、受入口近傍で電気的に検出できる。この入賞球検出
スイッチにより規定個数が検出されると、入賞口を即座
に閉口させることができるので、余剰球の受入れ阻止と
遊技を早めて遊技者に有利にすることとを同時に実現で
きる。つまり、図11に示す従来の入賞装置では、 特
定領域経路103と一般領域経路104a,104bと
の合流点に遊技球を検出する大入賞口スイッチが配設さ
れているが、このような大入賞口6a,6bから遠い位
置で入賞した遊技球を検出すると、検出してから入賞口
部材5a,5bを閉口するまでに時間を要するととも
に、その間に余剰球を受入れてしまう。しかし、本入賞
装置では、計量体で規定個数の遊技球が受入れられる
と、即座に入賞口部材を閉口する制御が可能となって、
入賞口部材が開口している時間を短縮できると同時に、
規定個数を超えた遊技球の受入れを阻止できる。入賞口
部材が開口している時間を短縮できることは、その開口
期間に発射されて遊技者が失う遊技球数もそれだけ少な
くなり、遊技者に有利となる。
【0012】請求項4に記載の発明は、前記計量体が、
前記受入口と連通した球通路と、この球通路の出口側を
遮断して前記規定個数分の遊技球が前記出口から排出さ
れるのを止める開閉制御可能な停留板とを具備するとい
う技術的手段を採る。請求項4の発明を採用した入賞装
置の計量体では、受入口より受入れられた遊技球がその
まま球通路内を移動し、その出口側に設けられる停留板
によって遊技球を規定個数分受止め収容する。したがっ
て、停留板と球通路だけで計量体が構成でき、計量体内
の遊技球の排出も停留板を作動させるという簡単な機構
によって行うことができる。したがって、計量体として
特別な部材やその形状などを考え出す必要がなく、簡潔
な構成で規定個数分の遊技球を計量することができる。
【0013】請求項5に記載の発明は、前記計量体が、
受入れた遊技球のうち所定個を前記球通路とは別経路に
排出し、この別経路には、前記所定個の遊技球の通過を
検出して再度前記入賞口部材を開口させるための特定領
域スイッチが配設されるという技術的手段を採る。請求
項5の発明を採用した入賞装置では、計量体に受入れた
遊技球の所定個が、前記入賞口部材を再度開口させるた
めの特定領域スイッチが配設された別経路に排出され
る。つまり、所定の遊技条件を満たして開口した入賞口
より遊技球が計量体に受入れられると、その受入れられ
た遊技球のうち所定個の遊技球は、特定領域スイッチが
配設された別経路に導かれる。したがって、この別経路
に導かれる遊技球により、入賞口部材が再度開口して、
遊技者に有利な状態となり、興趣を高める効果がある。
また、別経路に導かれる遊技球が何個かによって、遊技
を制御でき、これにより、例えば遊技者に有利な状態に
段階をもたせるといった遊技変化を生成することができ
る。
【0014】請求項6に記載の発明は、前記計量体が、
受入れた遊技球のうち1個を前記特定領域スイッチが配
設された前記別経路に排出するという技術的手段を採用
する。請求項6に記載の発明を採用した入賞装置では、
計量体から排出される1個の遊技球が別経路に導出さ
れ、その別経路に配設された特定領域スイッチによっ
て、遊技球が特定領域を通過したことを検出する。これ
により、本入賞装置をコンピュータなどの制御装置で電
気的に制御する場合において、制御装置は、特定領域ス
イッチからの1個の遊技球に対応した信号を検出すれば
よく、特定領域スイッチの信号を処理するコンピュータ
などの判定処理が容易になる。つまり、図11に示す従
来の入賞装置では、開口8で受入れられた遊技球は、特
定領域経路103に複数個が通過する可能性がある。こ
の場合、制御装置としては、複数個の遊技球を検出した
複数の信号に対応した判定処理が必要になり、判定処理
プログラムが複雑になる。これに対し請求項6に記載の
発明を採用した入賞装置では、特定領域スイッチからは
1個の遊技球に対応した信号しか検出されないため、特
定領域スイッチからの信号を判定する処理が容易にな
る。
【0015】請求項7に記載の発明は、前記入賞口部材
が、予め定められた所定時間開口し、前記計量体に受入
れられた遊技球の個数が前記規定個数未満でも前記所定
時間を経過すると閉口する行程を、前記特定領域スイッ
チの作動を条件に所定回数繰り返すものである。請求項
7の発明を採用した入賞装置では、計量体に受入れられ
た遊技球の個数が規定個数を超えることがないので、別
経路内への遊技球の通過を条件に所定回数繰り返して
も、入賞数の累積の問題がなくなり、とりわけ、後述す
る第1実施形態で説明するパチンコ機の変動入賞装置4
0に適用することにより、遊技検定で定められた賞球数
の範囲で賞球を払出すことができる。
【0016】請求項8に記載の発明は、前記別経路が、
前記受入口に受入れられた遊技球の落下方向に形成され
ているという技術的手段を採用する。請求項8の発明を
採用した入賞装置によれば、前記特定領域スイッチが設
けられる別経路が受入口に対し遊技球の落下方向に形成
されているので、受入口に受入れられた遊技球はきわめ
て高い確率で特定領域を通過する。これにより、入賞口
が再び開口されやすくなり、遊技者に有利となって、遊
技機人気を高める効果がある。
【0017】請求項9に記載の発明は、前記入賞口部材
が、前記開口状態において、前記入賞口に入賞した遊技
球を前記受入口で受入れ可能な最終位置に誘導する部分
の下縁が前記受入口より上位置であって、かつ前記下縁
と前記受入口の縁部との距離を遊技球直径分以上に開け
ているという技術的手段を採用する。請求項9に記載の
発明を採用した入賞装置によれば、入賞口内を通過した
遊技球は、受入口に対し所定の高さより落下する。入賞
口部材の下縁と受入口の縁部との距離は、遊技球直径分
以上開けられているものであるから、受入口に対し落下
した遊技球は、必ずしも受入口に入賞するとは限らず、
このような落下球の入賞状態は、入賞口内を通過した遊
技球が確実に受入口に受入れられる場合とは別に、受入
口に受入れられずアウト球となるか入賞球となるかの遊
技球の行方が面白く、興趣を高めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の請求項1〜4,6
〜8を達成した入賞装置を第1種のパチンコ機に採用し
た第1実施形態について図を参照して説明する。
【0019】[全体の主要構成]まず、第1実施形態の
入賞装置を採用したパチンコ機の主要構成について図1
を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係るパチ
ンコ機の外観を示す斜視説明図である。パチンコ機10
には、前枠12が開閉可能に備えられており、その前枠
12には、ガラス枠14が開閉可能に取付けられてい
る。前枠12の右側には、ガラス枠14開閉用の鍵を差
し込む鍵穴13が設けられている。ガラス枠14の内部
には、遊技盤15が設けられており、前枠12の右側下
方には、遊技球を遊技盤15へ発射する発射モータ(図
6において符号150eで示す)を操作するための発射
ハンドル150が回動可能に取付けられている。
【0020】ガラス枠14の下方には、賞球や貸球が供
給される賞球・貸球供給口16aが形成されており、こ
の賞球・貸球供給口16aの供給側には、その賞球・貸
球供給口16aから供給された賞球や貸球を溜めておく
ための上受け皿16が取り付けられている。上受け皿1
6の下方には、上受け皿16の収容可能数を超えて流下
した賞球や上受け皿球抜きレバー16bの操作により上
受け皿16から排出された遊技球などを排出する排出口
17aが形成されている。排出口17aの排出側には、
その排出口17aから排出された遊技球を収容しておく
ための下受け皿17が設けられている。また、遊技盤1
5の上方には、枠ランプ19が設けられており、下受け
皿17の左側には、灰皿17bが設けられている。
【0021】[遊技盤15の主要構成]次に、遊技盤1
5の主要構成について図2を参照して説明する。遊技盤
15の略中央には、センターケース30が備えられてい
る。センターケース30には、天入賞口31と、3個の
LEDからなる普通図柄表示装置34と、この普通図柄
表示装置34の始動可能な回数を表示する普通図柄記憶
表示LED35と、複数の図柄、たとえば「1」〜
「9」の数字、キャラクタなどの特別図柄、動画などを
液晶で表示する特別図柄表示器32aを有する特別図柄
表示装置32と、この特別図柄表示装置32の始動可能
な回数を表示する4つの特別図柄記憶表示LED36と
が備えられている。
【0022】センターケース30の右側には、普通図柄
表示装置34を作動させるための普通図柄作動右ゲート
25が設けられており、左側には普通図柄作動左ゲート
26が設けられている。普通図柄作動右ゲート25の下
方には、右袖入賞口22が設けられており、普通図柄作
動左ゲート26の下方には、左袖入賞口23が設けられ
ている。センターケース30の下方には、特別図柄表示
装置32を作動させる機能を有する第1種始動口27が
設けられており、この第1種始動口27の下方には普通
図柄表示装置34の停止図柄が当たり図柄となった場合
に両翼を開放する普通電動役物28が設けられている。
両翼を開放した普通電動役物28は、第1種始動口27
と同様に特別図柄表示装置32を作動開始させる機能を
備えている。普通電動役物28の下方には、特別図柄表
示装置32の停止図柄が大当り図柄となった場合に作動
する変動入賞装置40が設けられている。変動入賞装置
40は本発明の入賞装置の例である。
【0023】[変動入賞装置40の構成]図3には開口
状態における上記変動入賞装置40の正面図(実線)が
示されており、図4には閉口状態における変動入賞装置
40の正面図が示されている。また、図5には図3のA
−A線矢視断面説明図が示されている。各図から明らか
なように、変動入賞装置40は、前記普通電動役物28
の左下部突起28bとの間で大入賞口41aを開口する
左の入賞口部材44aと、前記普通電動役物28の右下
部突起28cとの間で大入賞口41bを開口する右の入
賞口部材44bと、前記大入賞口41a、41bの中間
に受入口451を開口した計量体45とを主要素として
構成されている。
【0024】図5に示すように、計量体45は、受入口
451と連通し二つの出口をもつ球通路452と、球通
路452の一方の出口を閉じる開閉可能な停留板64
と、他方の出口を閉じる開閉可能なゲート板65とを備
えている。計量体45の受入口451には、該受入口4
51内を通過した遊技球を検出する大入賞口スイッチ
(例えば変流器)43が配設されている。球通路452
は、受入口451を遊技盤15の表盤面との間で区画す
る長箱状の表遊技部材46と、遊技盤15を下り勾配で
貫通した通孔501と、前記通孔501を塞ぐように遊
技盤15の裏盤面に固定された裏遊技部材47とにより
形成されている。
【0025】すなわち、表遊技部材46は、受入口45
1から遊技球の落下方向に向かって延びて前記ゲート板
65で止められる表直路453を、その内壁と遊技盤1
5の表面との間に形成している。通孔501は、その下
側壁面により前記表直路453からの遊技球を遊技盤1
5の裏側に流下させる縦傾斜路454を形成している。
また、裏遊技部材47は、遊技盤15の裏面との間に、
縦傾斜路454からの遊技球を、例えば遊技面から見て
左下り方向に導く横傾斜路455(図3参照)と、該横
傾斜路455からの遊技球を下方向に流下させる裏直路
456とを形成している。これにより、受入口451か
ら下方向の前記ゲート板65に向かって延びる表直路4
53と、該表直路453から分岐し遊技盤15を下り勾
配に貫通した縦傾斜路454と、該縦傾斜路454から
遊技盤15の裏面側で左下方向に傾斜した横傾斜路45
5と、該横傾斜路455から下方向に延びる裏直路45
6とからなる計量体45の球通路452が構成される。
球通路452の全体の長さは、直径11mmの遊技球を遊
技検定に基づく例えば10個1列に整列して収容できる
長さとする。ただし、最後に受入れられた遊技球P10
は受入口451を塞ぐものとする。これにより、計量体
45は10個以上遊技球を受入れないようにしている。
また、各表直路453、縦傾斜路454、横傾斜路45
5および裏直路456は、それぞれ遊技球が一定の間隙
をもって流下できるような内壁間寸法に設定されてい
る。
【0026】また、ゲート部材65で止められる表直路
453には、ゲート部材65の位置より遊技球半個分程
度の高さ位置に、遊技球をガラス枠14側へ押出す突起
457が設けられている。この突起457により、図5
に示すように、例えば表直路453に3個の遊技球を収
容できる場合に、最初の3個が表直路453内だけで直
列状態になって受入口451を塞いでしまわないように
することができる。つまり、最初に受入口451で受入
れられた遊技球P1がゲート板65で停止すると、その
位置が突起457(図5参照)によってガラス枠14側
に補正される。この補正は、2番目から8番目に受入れ
られた遊技球P2〜P8(図5参照)の重心に対して遊
技球P1の重心をガラス枠14側にシフトするものであ
る。このため、遊技球P1は、例えば遊技球P2と重心
がずれて当たり、遊技球P2を表直路453内に止めて
しまうことなく、確実に縦傾斜路454側に案内する。
なお、表遊技部材46は、例えばゲート板65より上側
の部分が透明あるいは半透明の素材で成形されている。
これにより、遊技者は、遊技盤15の表側から表直路4
53に収納される遊技球の振る舞いを視認することがで
きる。
【0027】また、停留板64は、図3に示すように、
計量用ソレノイド64aによって駆動され、ゲート板6
5は図5に示すように、特定領域ソレノイド65aによ
って駆動される。いずれのソレノイド64a、65aも
大入賞口41a,41bが開いていない通常の遊技状態
において非通電とされて、計量体45の各出口を開き、
大入賞口41a,41bが開かれるときに通電されて各
出口を閉じるものである。
【0028】また、左右の入賞口部材41a、41b
は、駆動機構41d(図5)によって、図3の実線にて
示す開口状態と、図4の閉口状態とに変位させることが
できる。ここでは駆動機構41dは、ソレノイド41c
(以下、大入賞口ソレノイドという)を駆動源として用
いている。具体的には、駆動機構41dは、大入賞口ソ
レノイド41cのプランジャの直線運動を、入賞口部材
44a,44bを支持した支持軸41eを介して入賞口
部材44a,44bの開閉運動に変換する連結部材を備
える。なお、駆動機構41dの駆動源は、ソレノイド4
1c以外にもモータなどを使用することができる。この
場合には、モータの出力軸を直接に前記支持軸41eに
連結することができる。
【0029】ところで、表直路453の出口は、ゲート
板65を経て球通路452をバイパスするバイパス通路
67へ続いている。バイパス通路67は遊技盤15を下
り勾配で貫通した貫通路671を介して停留板64より
下側の集合通路68へ連通している。バイパス通路67
には、該バイパス通路67を特定領域として特定領域ス
イッチ42が配設されている。特定領域スイッチ42
は、大入賞口41a、41bを連続して開口させるため
のスイッチであり、大入賞口スイッチ43と同様の変流
機などを用いることができる。集合通路68は、各種入
賞口から送られた遊技球や入賞しなかった遊技球を回収
するアウト口74(図2)から流下する遊技球を回収す
るための回収経路に続いている。
【0030】また、上記構成の変動入賞装置40を備え
たパチンコ機10の遊技盤15には、図2に示すよう
に、計量体45の左右に左入賞口48と右入賞口49を
備えている。この各入賞口48,49の上遊技領域に
は、図示しないが、釘などを配設することができる。そ
の他、遊技盤15には、風車71,71、電気的に制御
されるランプを有するコーナー飾り72、72、同様の
ランプを有するサイド飾り73,73、アウト口74な
どが設けられている。
【0031】[パチンコ機10の電気的構成]次に、実
施形態の入賞装置を動作させるためのパチンコ器10に
構成される電気的構成についてそれをブロックで示す図
6を参照して説明する。パチンコ機10には、主基板1
00が設けられており、この主基板100には、マイク
ロプロセッサ110が搭載されている。マイクロプロセ
ッサ110には、遊技の制御を実行するメインCPU1
12と、このメインCPU112が各種制御を実行する
ための各種制御プログラムや各種コマンドが記録された
ROM114と、メインCPU112が各種制御プログ
ラムを実行する際にROM114から読出された制御プ
ログラムや遊技中に発生する入賞や大当りに関するデー
タなどの各種データを一時的に格納するRAM116と
が搭載されている。
【0032】主基板100には、次に記載するものが電
気的に接続されている。電源基板80、賞球の払出しな
どを制御する払出制御基板200、特別図柄表示装置3
2、遊技盤15に設けられたランプやLEDを制御する
ランプ制御装置300、遊技中の効果音などを制御する
音声制御装置79、遊技球の第1種始動口27内の通過
を検出する第1種始動口スイッチ27a、入賞や大当り
などに関する遊技盤情報をパチンコホールの管理室など
に設けられたコンピュータ(図示省略)へ送信するため
の遊技枠情報端子基板52、盤面中継基板51、遊技枠
中継基板53である。
【0033】払出制御基板200には、主基板100か
ら送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロ
プロセッサ210が搭載されており、マイクロプロセッ
サ210には、賞球の払出しなどを制御するサブCPU
212と、このサブCPU212が賞球の払出しなどの
制御を実行するための各種制御プログラムが記録された
ROM214と、サブCPU212が各種制御プログラ
ムを実行する際にROM214から読出された制御プロ
グラムや主基板100から送出された入賞数などの各種
データを一時的に格納するRAM216とが搭載されて
いる。また、払出制御基板200には、電源基板80、
発射モータ150を駆動するための発射モータ駆動基板
150c 、遊技枠情報端子基板52および払出中継基
板55が電気的に接続されている。発射モータ駆動基板
150cは、発射スイッチ150dによって発射モータ
150eを作動状態にする。
【0034】遊技枠中継基板53には、下受け皿7が賞
球で満杯になったことを検出する満杯検出スイッチ21
bおよびセンサ中継基板54が電気的に接続されてい
る。センサ中継基板54は、賞球ユニット62に備えら
れた賞球払出センサ(払出された賞球を検出するセン
サ)62a,62bおよび払出中継基板55と電気的に
接続されている。賞球の払出機構は、賞球の払出しを効
率良く行うために2カ所設けられており、各払出機構は
賞球ユニット62に備えられた賞球払出モータ62cに
よって駆動される。また、賞球払出センサ62aは一方
の払出機構に設けられており、賞球払出センサ62bは
他方の払出機構に設けられている。
【0035】払出中継基板55には、貸球がなくなった
ことを検出する貸球切れスイッチ61、賞球払出モータ
62cおよび貸球ユニット63が電気的に接続されてい
る。盤面中継基板51には、次に記載するものが電気的
に接続されている。普通電動役物28を開閉させる普通
電動役物ソレノイド28a、普通図柄表示装置34、普
通図柄作動右ゲート25に設けられた右ゲートスイッチ
25a、普通図柄作動左ゲート26に設けられた左ゲー
トスイッチ26a、計量体45の受入口451の開口面
位置に配設される大入賞口スイッチ43、右袖入賞口2
2への入賞を検出する右袖入賞口スイッチ22a、左袖
入賞口23への入賞を検出する左袖入賞口スイッチ23
a、天入賞口31への入賞を検出する天入賞口スイッチ
31aおよび大入賞口中継基板50である。大入賞口中
継基板50には、前記特定領域ソレノイド65a、前記
大入賞口ソレノイド41c、前記特定領域スイッチ42
および前記計量用ソレノイド64aが電気的に接続され
ている。電源基板80は、AC24V(50Hz/60
Hz)の主電源70から電源の供給を受ける。
【0036】次に上記変動入賞装置40の動作を上記電
気的構成によるメインCPU112の処理との関係で説
明する。図7はメインCPU112の大入賞口処理を示
すフローチャートであり、図8(A)および(B)は変
動入賞装置40の遊技盤裏側での遊技球の動作を示す動
作説明図であり、図9(A)および(B)は変動入賞装
置40の遊技盤表側での動作を示す動作説明図である。
【0037】(メインCPU112の大入賞口処理)メ
インCPU112は、特別図柄表示器32aの表示領域
の図柄が予め“大当り”と定めた図柄で停止したという
遊技条件を契機に、“大当り”を発生させる。大当りの
発生は以下のようにして決まる。遊技球が第1種始動口
27を通過し、第1種始動口スイッチ27a(図6)が
ONすると、メインCPU112は、第1種始動口スイ
ッチ27aが接続されている入力ポートの電圧変化を検
出することにより、第1種始動口スイッチ27aがON
したと検出する。この検出により、特別図柄表示器32
aを変動させる残り回数(特別図柄始動記憶数)の処理
を行った後、メインCPU112は大当りか否かを決定
する値をカウントする大当りカウンタのカウント値を1
つ取得し、その取得したカウント値をRAM116に一
時的に格納する。この格納したカウント値が大当り乱数
値である場合に、大当り状態が成立し、大当りフラグを
セットする。その後、メインCPU112は変動入賞装
置40を動作させる(大入賞口処理)。メインCPU1
12の大入賞口処理は、入賞口部材44a、44bの開
閉、特別図柄表示装置32にラウンド数の表示やラウン
ド更新の表示などを行わせるラウンド制御を行う。
【0038】なお、ラウンドとは、変動入賞装置40の
入賞口部材44a、44bが開口から閉口する行程をい
い、1つのラウンドは、開口してからの計量体45に受
入れられた遊技球の個数と開口時間との論理和条件で決
められている。すなわち、開口中、規定個数未満でも予
め定めた所定時間を経過すると閉口するか、計量体45
に受入れられた遊技球の個数が規定個数に達すると所定
時間を経過しなくとも閉口するものである。ラウンドの
更新は、“大当り”が発生したときに、遊技球が特定領
域、ここではバイパス通路67内を通過して特定領域ス
イッチ42で検出されることにより行われ、入賞口部材
44a、44bが開口している時間中に、特定領域を遊
技球が通過しなかった場合にはラウンドの更新は行われ
ず、同時に“大当り”の遊技条件も消失する。
【0039】図7に示す大入賞口処理のステップ(以
下、Sと略す)1で、メインCPU112は、大当りカ
ウンタのカウント値が大当り乱数値である場合にセット
した大当りフラグを判定し、大当りフラグがセットされ
ていると判断すると(Yes)、計量体ソレノイド64
aをONするコマンド出力により計量体45における通
路452の停留板64を閉じる。また、特定領域ソレノ
イド65aをONするコマンド出力によりゲート板65
を閉じる(S2)。これらのコマンドは、同時に出力し
てもよいが、ゲート板65から先に閉じることが好まし
い。停留板64およびゲート板65を閉じる直前に、何
らかの原因で計量体45に遊技球が入った場合、停留板
64側に流下する球通路452の方が距離が長いから、
遊技球が縦傾斜路454、横傾斜路455および裏直路
456を抜ける間での時間を計って、遅れて停留板64
を閉じるのである。
【0040】続くS3では、RAM116に格納された
ラウンド数Rに「1」を加算する。これにより最大ラウ
ンドが「16」の場合、残り15ラウンドの大入賞口4
1a、41bを開口可能となる。メインCPU112
は、上記ラウンド数Rの加算の後、大入賞口41a、4
1bを開口するための開口コマンドを大入賞口ソレノイ
ド41cへ出力し、大入賞口ソレノイド41cをONし
て大入賞口41a、41bを開口する(S4)。こうし
て第1ラウンドが開始する。
【0041】(大入賞口41a、41bの開口動作)開
口コマンドは、大入賞口ソレノイド41cへON(通
電)信号として供給され、大入賞口ソレノイド41cが
通電されると、駆動機構41d(図5)が入賞口部材4
4aを図3の実線にて示す状態に駆動し、普通電動役物
28の左下部突起28bと入賞口部材44aとの間に左
側の大入賞口41aが開口され、普通電動役物28の右
下部突起28cと入賞口部材44bとの間に右側の大入
賞口41bが開口される。
【0042】上記開口状態において、入賞口部材44
a、44bは、それぞれ大入賞口41a、41bから計
量体45の受入口451へ遊技球を誘導する。このと
き、入賞口部材44a、44bは、受入口451で受入
れ可能な最終位置に誘導する部分の下縁441と、受入
口451の左右両縁部442との各距離L1が遊技球の
直径分に満たないため(図3参照)、遊技球を容易に受
入口451に受入れさせる。したがって、大入賞口41
a、41b内を通過した遊技球は、確実に計量体45に
受入れられる。
【0043】計量体45に最初に受入れられた遊技球P
1は、表直路453を流下する。表直路453は、受入
口451から下方向のゲート板65に向かって延びてい
るので、遊技球の落下方向と一致している。したがっ
て、遊技球P1は、縦傾斜路454側に流下する確率が
きわめて少なく、大半が表直路453を流下してゲート
板65で止められる。
【0044】次にゲート板65で止められた遊技球P1
は、遊技盤側の突起457によってガラス枠14側に位
置が補正され、既述したように、2番目に受入れられた
遊技球P2を縦傾斜路454側に案内する。これによ
り、遊技球P2は、縦傾斜路454および横傾斜路45
5の経路を流下して、裏直路456に導かれ、裏直路4
56の出口(底)を閉じている停留板64で停止する
(図3参照)。
【0045】次に3番目から7番目に受入れられた遊技
球P3〜7も遊技球P2と同様に、遊技球P1に当たっ
て縦傾斜路454側に導かれ、裏直路456、横傾斜路
455およ縦傾斜路454の順に詰まっていく。この第
1実施形態では、裏直路456には2番目から4番目に
受入れられ3個の遊技球が直列に詰まる(図3)。横傾
斜路455には、4番目の遊技球P4で5番目の遊技球
P5が停止され、6番目の遊技球P6が5番目の遊技球
P5で停止されて、合計2個の遊技球P5,P6が横傾
斜路455に詰まる。また、横傾斜路455の6番目の
遊技球P6で停止されて7番目および8番目の遊技球P
7,P8が縦傾斜路454に詰まる。9番目の遊技球P
9は、縦傾斜路454上の8番目の遊技球P8と遊技球
P2との間の表直路453内に止まる。そして、10番
目の遊技球P10は、9番目の遊技球P9で止められて
受入口451を塞ぐ。こうして10個の遊技球P1〜P
10が計量体45に受入れられる。P10が受入口45
1を塞ぐことにより、以降、大入賞口41a、41b内
を通過した遊技球は、図9(A)に示すように、遊技球
P10と入賞口部材44a、44bとの上に積もるだけ
となる。この積もった遊技球(余剰球P11)は、図9
(B)に示すように、入賞口部材44a、44bが大入
賞口41a、41bを閉口することにより、入賞口部材
44a、44bの下縁441の反対側の縁443と、受
入口451の左右両縁部442との各距離が、遊技球径
より大きなL0となって、遊技盤面に戻される。本実施
形態では、遊技盤面に戻される余剰球P11に対して左
入賞口48、右入賞口49が設けられているため、入賞
の可能性がある。
【0046】遊技盤面で遊技球の上記入賞動作が行われ
ているとき、メインCPU112は、S5[t1経過か
?]とS6[P=10?]とを実行している。S5は、
メインCPU112の内蔵タイマーの値がt1時間(例
えば30秒)を経過したか否かを計測するものであり、
S6は受入口451内を通過する遊技球を大入賞口スイ
ッチ43からの信号でカウントするものである。Pは、
そのカウント値、つまり計量体45に収容された遊技球
の数である。また、前記内蔵タイマーは、後述するゲー
ト板65および停留板64を開く時間t2,t3も計測
するものである。
【0047】メインCPU112は、S5およびS6の
いずれか一方の判断が“Yes”となると、S7により
閉口コマンドを大入賞口ソレノイド41cに出力する。
閉口コマンドは、大入賞口ソレノイド41cへOFF
(非通電)信号として供給される。S5で“Yes”と
なる場合は、計量体45に規定個数の遊技球がt1時間
内に受入れられなかった場合であり、S6で“Yes”
となる場合は、計量体45に規定個数の遊技球が受入れ
られた場合である。これらの論理成立により、入賞口部
材44a、44bは、図4に示すように、大入賞口41
a、41bを閉口する。S6で“Yes”となる場合に
おいて、入賞口部材44a、44bが閉口動作する際
に、入賞口部材44a、44bと遊技球P10とで余剰
球P11を保持しているときは(図9(A)の状態)、
既述したように、その余剰球P11がアウト口74に落
下されるかたちで遊技盤面に戻される(図9(B))。
【0048】(計量体45に対する処理)次にメインC
PU112は、S8およびS9を実行し、それぞれ停留
板64を時間t2だけ開く処理と、ゲート板65を時間
t3だけ開く処理とを行う。時間t2は、受入口451
を塞ぐ遊技球P10が存在する場合に対応して10個の
遊技球が排出される時間により設定され、時間t3は、
遊技球P1がゲート板65の位置を通過する時間により
設定される。
【0049】停留板64が開かれると、遊技球は、図4
に示すように、P2を先頭に受入れられた順に図5に示
す集合通路68に排出される。時間t2の後の計量体4
5は、図8(A)に示すように、ゲート板65の上に遊
技球P1が残った状態となる。そして、S9の実行によ
り、遊技球P1は、図8(B)に示すように、バイパス
通路67および貫通路671(図5参照)を介して集合
通路68へ排出される。バイパス通路67には、特定領
域スイッチ42が配設されているので、同スイッチ42
で遊技球P1が検出されることになる。
【0050】(ラウンド制御)さて、メインCPU11
2は、上記計量体45に対する処理(S8、S9)を行
った後、S10のラウンド数Rが16であるか否かを判
断する。ラウンド数が16に満たない場合(No)は、
次S11で遊技球P1がバイパス通路67を通過したか
否かを特定領域スイッチ42のON信号により判断す
る。この実施形態では、既述したように表直路453に
よって1個の遊技球が計量体45に受入れられれば、こ
の1個の遊技球はきわめて高い確率で遊技球P1として
ゲート板65上に保持され、バイパス通路67を通過す
る。したがって、この実施形態の場合には、S11の判
断が“Yes”となる確率が高く、続くS12で計量体
45内の遊技球入賞記憶数Pを0リセットしてS1に戻
り(第2ラウンドに移行)、再び上記大入賞口処理とこ
れに伴う、「大入賞口41a、41bの開口動作」およ
び「計量体45に対する処理」が実行される。なお、本
実施形態の計量体45は、P1〜P7までの遊技球が別
経路67に導かれなかった場合でも、8個の遊技球が受
入れられれば100%、遊技球はバイパス通路67を通
過する。
【0051】一方、メインCPU112は、特定領域ス
イッチ42のON信号が検出されないか、ラウンド数R
が16であると判断すると(S11:No、S10:Ye
s)、大当り状態の終了であるため、S8,S9で閉じ
た停留板64およびゲート板65を開くとともに(S1
3)、ラウンド数Rおよび遊技球入賞記憶数Pを0リセ
ットする(S14)。また、大当りフラグをリセットす
る(S15)。
【0052】[第1実施形態の効果] (1)以上のように、上記第1実施形態の変動入賞装置
40によれば、大入賞口41a、41bより入賞した遊
技球が計量体45に受入れられることによって入賞した
遊技球の数を機構的に計量することができる。そして、
受入れた個数に対して賞球を付与するので、計量体で受
入可能な規定個数以上は賞球の対象とならず、遊技検定
に忠実な賞球の払出しを行うことができる(請求項
1)。これにより、ホール側と遊技客との公平な賞球の
払出に寄与する。
【0053】(2)規定個数分の最後に入った遊技球P
10が計量体45の受入口451を塞いで、それ以上の
受入れを阻止することができる。つまり、規定個数を超
えた余剰球を塞いだ遊技球で排除することができ、余剰
球の排除策として簡単な構成としつつ遊技の面白さも付
加することができる(請求項2)。
【0054】(3)従来装置では、 図11に示すよう
に、特定領域経路103と一般領域経路104a,10
4bとの合流点に遊技球を検出する大入賞口スイッチが
配設されているが、この大入賞口スイッチの位置は、大
入賞口6a,6bから比較的遠い。このため、大入賞口
スイッチが、入賞した遊技球を検出してから入賞口部材
を閉口するまでに時間を要することとなり、入賞口6の
開口時間が長くなって遊技に時間を要するとともに、そ
の間に余剰球を受入れてしまう。しかし、本実施形態の
変動入賞装置40では、大入賞口41a,41bに比較
的近く、かつ計量体45による規定個数分の遊技球を検
出できる受入口451の開口面位置に遊技球を検出する
大入賞口スイッチ43(入賞球検出スイッチ)を備える
ので、受入口451に受入れられた遊技球を早期に検出
することができる。これによって、規定個数を検出する
と、大入賞口41a,41bを即座に閉口させることが
できるようになるので、受入口451を塞ぐ遊技球P1
1の作用によって余剰球P11の受入れを阻止すること
と、遊技を早めて遊技者に有利にすることとを同時に実
現することができる。つまり、本入賞装置では、計量体
45で規定個数の遊技球が受入れられると、即座に入賞
口部材44a,44bを閉口する制御が可能となって、
入賞口部材44a,44bが開口している時間を短縮で
きると同時に、規定個数を超えた遊技球の受入れを阻止
できる。入賞口部材44a,44bが開口している時間
を短縮できることは、その開口期間に失う遊技球数もそ
れだけ少なくなり、遊技者に有利となって、興趣を高め
る効果がある(請求項3)。
【0055】(4)計量体45は、受入口451より受
入れられた遊技球がそのまま球通路452内を移動し
て、その出口側に設けられた停留板64によって遊技球
を例えば規定個数分受止め収容する。そして、収容した
遊技球は集合通路68を介して回収されるものである。
このような構造は、入賞した遊技球を回収するというパ
チンコ機における裏機構の基本的構造を崩すものでな
く、計量体45としての特別の容器部材を設ける必要は
ない。また、計量体45内に受入れた遊技球の排出も停
留板64を作動させるという簡単な機構によって行うこ
とができる。したがって、停留板64と一般的な球通路
452だけで計量体45を構成でき、計量体45として
特別な部材やその形状などを考え出す必要がなく、簡潔
な構成で規定個数分の遊技球を計量することができる
(請求項4)。
【0056】(5)計量体45からゲート板65の作用
によって排出される1個の遊技球P1がバイパス通路6
7に導出され、そのバイパス通路67に配設された特定
領域スイッチ42によって、遊技球P1が特定領域を通
過したことを検出する。これにより、メインCPU11
2で電気的に制御する場合に、メインCPU112は、
特定領域スイッチ42からの1個の遊技球に対応した信
号を検出すればよく、特定領域スイッチ42からの信号
判定の処理プログラムなどが簡素になる。これに対し図
11に示す従来装置では、開口8で受入れられた遊技球
は、特定領域経路103に複数個が通過する可能性があ
る。この場合、メインCPU112としては、複数個の
遊技球を検出した複数の信号に対する信号処理を行わな
ければならず、信号判定の処理プログラムなどが複雑に
なる(請求項6)。
【0057】(6)計量体45に受入れられた遊技球の
個数が規定個数を超えることがないので、ラウンドを特
定領域スイッチ42の作動を条件に所定回数繰り返して
も、入賞数の累積の問題がなくなり、パチンコ機の変動
入賞装置40として、遊技検定に、より忠実な賞球払出
が可能となる(請求項7)。 (7)バイパス通路67が、受入口451で受入れられ
た遊技球の落下方向に形成されるものであるため、受入
口451で受入れられた遊技球は、きわめて高い確率で
特定領域を通過する。これにより、大入賞口41a,4
1bが確実に最大ラウンドまで連続開口されやすくな
り、遊技者に有利となって、遊技機人気を高める効果が
ある(請求項8)。
【0058】(8)計量体45での受入れを阻止された
余剰球P11は、遊技盤面に戻される。この戻された遊
技球に対して計量体45の左右に入賞口48,49が設
けられているので、再び遊技球となって入賞の可能性が
生じ、遊技を面白くする。
【0059】(9)特定領域を通過する遊技球P1をゲ
ート板65によって1ラウンド期間保持しているが、こ
の様子は、表遊技部材46が透明または半透明の素材で
構成されているので、遊技球P1などを遊技者側から観
察でき、その行方が気になり、遊技の興趣を高めること
ができる。
【0060】(10)入賞口部材44a,44bと受入
口451との間の遊技盤面が観察できるようになってい
るので、余剰球P11が入賞口部材44a,44bと遊
技球P10との上に多く積み重なったとき、遊技者は、
これら余剰球P11も受入口541に入賞するのではな
いかとの期待を抱き、遊技を面白くする(請求項9)。
【0061】[第2実施形態]第2実施形態の変動入賞
装置40を図10に示す。図10に示す変動入賞装置4
0は、開口状態における入賞口部材44a、44bが受
入口451で受入れ可能な最終位置に誘導する部分の下
縁441と、受入口451の左右両縁部442との各距
離L2を、遊技球直径分(それ以上でもよい)に設定し
ているものである。ただし、入賞口部材44a、44b
の下縁441は、受入口451の左右両縁部442より
高い位置とする。上記構成の変動入賞装置40において
は、開口状態で入賞口部材44a、44bの下縁441
と、受入口451の左右両縁部442との各距離L2
が、遊技球直径分開いており、遊技球がこの距離L2の
間隙を通過し受入口451に受入れられないで落下する
か、受入れられるかに分かれる。このような落下球の入
賞状態は、入賞口部材44a,44bの下縁441と、
受入口451の縁部442とが遊技球直径未満である第
1実施形態とは別の入賞の醍醐味がある。そして、受入
口に受入れられずアウト球となるか入賞球となるかの遊
技球の行方を遊技者に観察できるようにすれば、遊技性
を高め、一層遊技人気を高める効果がある(請求項
9)。なお、上記第2実施形態おいて、開口状態におけ
る入賞口部材44a、44bの下縁441と、受入口4
51の左右両縁部442との各距離L2を、遊技球直径
分より数倍開け、その間に釘を散在させることにより、
さらに遊技の面白さが加わる。
【0062】[第3実施形態]第1実施形態における計
量体45に対する処理において、メインCPU112
は、S8[停留板64をt2開く]を実行して、P1を
ゲート板65上に残した状態を確保して、S9[ゲート
板65をt3開く]を実行しているが、第3実施形態と
して、S8,S9を同時に行ったり、所定の時間的差を
設定してS8,S9の順で行ったりという制御を行って
もよい。上記制御を行うことにより、例えば10球が計
量体45に受入れられている場合において、遊技球P9
が縦傾斜路454側に導かれるか、バイパス通路67側
に導かれるかの割合を半々にすることができる。そし
て、P9が表直路454側に導かれれば、P10はバイ
パス通路67側に導かれる確率が高いので、合計3個が
特定領域スイッチ42によって検出される。この3球が
特定領域スイッチ42で検出されたら、メインCPU1
12は、例えばラウンド数の1加算を行うわけである。
上記第3実施形態によれば、表遊技部材46より視認す
ることにより、遊技球P1,P9およびP10の行方が
遊技者にとって重要になり、さらに遊技の興趣を高める
ことができる(請求項5)。
【0063】[他の実施形態] (1)第1実施形態では、受入口451に大入賞口スイ
ッチ43を設けて、電気的に入賞した遊技球を検出して
いるが、入賞した遊技球の検出は、計量体45に受入れ
られた規定個数の遊技球の重量で計量体45が、例えば
下降し、遊技球が入賞していく状態を観察できるように
してもよい。 (2)第1実施形態では、入賞口部材44a,44bと
遊技球P10との上に余剰球P11が多く積み重なる様
子を観察できるようになっているが、この多く積み重な
る遊技領域に隠し板を設けることができる。これによ
り、大入賞口41a,41bに入賞した遊技球が排除さ
れることは、遊技者側には明確に分からないため、入賞
を失したという残念さを与えない。 なお、本発明の入賞装置は、普通電動役物などの普通入
賞装置に適用することもできる。また、第2種や第3種
のパチンコ機の変動入賞装置に適用してもよい。
【0064】[各請求項と実施形態との対応関係]請求
項1の変位手段は、大入賞口ソレノイド41cを含む駆
動機構41dと、この大入賞口ソレノイド41cに対し
開閉コマンドを出力するメインCPU112とが対応す
る。請求項3の入賞球検出スイッチは、大入賞口スイッ
チ43が対応する。請求項5の別経路は、バイパス通路
67が対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るパチンコ機の外観を示す斜
視説明図である。
【図2】遊技盤5の主要構成を示す説明図である。
【図3】第1実施形態の入賞装置の一例としての開口状
態における変動入賞装置40の正面図である。
【図4】閉口状態における同上変動入賞装置40の正面
図である。
【図5】図3のA−A線矢視断面説明図である。
【図6】同上変動入賞装置40を動作させるためのパチ
ンコ機10に構成される電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図7】メインCPU112の大入賞口処理を示すフロ
ーチャートである。
【図8】同上変動入賞装置40の遊技盤裏側での遊技球
P1の動作を示し、(A)はバイパス通路67に排出さ
れる前の状態を示す動作説明図、(B)はバイパス通路
67に排出されるときの遊技球P1の流れを示す動作説
明図である。
【図9】同上変動入賞装置40の遊技盤表側での動作を
示し、(A)は余剰球が排出される前の状態を示す正面
動作説明図、(B)は余剰球が排出されている状態の正
面動作説明図である。
【図10】本発明の第2実施形態にかかる変動入賞装置
40の正面動作説明図である。
【図11】従来の変動入賞装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
41a、41b・・・大入賞口(入賞口) 41d・・・駆動機構 44a、44b・・・入賞口部材 45・・・計量体 451・・・受入口

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の遊技条件を満たすと入賞口を開口
    する入賞口部材と、 開口状態の前記入賞口部材によって前記入賞口内を通過
    した遊技球を規定個数受入れる計量体と、 前記計量体に前記規定個数の遊技球が受入れられたこと
    を条件に、前記入賞口を閉口すべく前記入賞口部材を変
    位させる変位手段とを備えることを特徴とする入賞装
    置。
  2. 【請求項2】 前記計量体には、前記入賞口内を通過し
    た遊技球を受入れる受入口が設けられており、この受入
    口は、前記規定個数の遊技球を受入れると、その受入れ
    られた遊技球により塞がれることを特徴とする請求項1
    に記載の入賞装置。
  3. 【請求項3】 前記計量体は、前記規定個数の遊技球が
    受入れられた際に、その前記受入口を塞ぐ遊技球を検出
    可能な位置に、前記規定個数の遊技球を電気的に検出す
    る入賞球検出スイッチを有することを特徴とする請求項
    2に記載の入賞装置。
  4. 【請求項4】 前記計量体は、前記受入口と連通した球
    通路と、この球通路の出口側を遮断して前記規定個数分
    の遊技球が前記出口から排出されるのを止める開閉制御
    可能な停留板とを具備することを特徴とする請求項2ま
    たは3に記載の入賞装置。
  5. 【請求項5】 前記計量体は、受入れた遊技球のうち所
    定個を前記球通路とは別経路に排出し、この別経路に
    は、前記所定個の遊技球の通過を検出して再度前記入賞
    口部材を開口させるための特定領域スイッチが配設され
    ることを特徴とする請求項4に記載の入賞装置。
  6. 【請求項6】 前記計量体は、受入れた遊技球のうち1
    個を前記特定領域スイッチが配設された前記別経路に排
    出することを特徴とする請求項5に記載の入賞装置。
  7. 【請求項7】 前記入賞口部材は、予め定められた所定
    時間開口し、前記計量体に受入れられた遊技球の個数が
    前記規定個数未満でも前記所定時間を経過すると閉口す
    る行程を、前記特定領域スイッチの作動を条件に所定回
    数繰り返すことを特徴とする請求項5または6に記載の
    入賞装置。
  8. 【請求項8】 前記別経路は、前記受入口に受入れられ
    た遊技球の落下方向に形成されていることを特徴とする
    請求項5〜7のいずれか1つに記載の入賞装置。
  9. 【請求項9】 前記入賞口部材は、前記開口状態におい
    て、前記入賞口に入賞した遊技球を前記受入口で受入れ
    可能な最終位置に誘導する部分の下縁が前記受入口より
    上位置であって、かつ前記下縁と前記受入口の縁部との
    距離を遊技球直径分以上に開けていることを特徴とする
    請求項2〜8のいずれか1つに記載の入賞装置。
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