JP2001120748A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2001120748A
JP2001120748A JP30509799A JP30509799A JP2001120748A JP 2001120748 A JP2001120748 A JP 2001120748A JP 30509799 A JP30509799 A JP 30509799A JP 30509799 A JP30509799 A JP 30509799A JP 2001120748 A JP2001120748 A JP 2001120748A
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JP
Japan
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game area
game
pachinko machine
pachinko
pachinko ball
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Application number
JP30509799A
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English (en)
Inventor
Satoru Kawaguchi
悟 川口
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Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技内容が多様化して遊技を長時間続けても
遊技者の興味をパチンコゲームに強く引きつけ、且つ興
趣を起こさせることが可能なパチンコ機を提供するこ
と。 【解決手段】 パチンコ機1では、遊技領域11の周囲
に備えられたパチンコ球案内レール12に沿って、パチ
ンコ球を打ち込むことができる。遊技領域11中央の上
下方向に、左側遊技領域11a及び右側遊技領域11b
に分離するため釘部材K1を配設し、左側遊技領域11
a及び右側遊技領域11bで異なった遊技内容を展開す
る。釘部材K1の上方に振り分け部材F1を設け、振り
分け部材F1を駆動する駆動モータF6を設ける。その
駆動モータF6は、回転部材F3を回転させてパチンコ
球を左側遊技領域11aまたは右側遊技領域11bのい
ずれかに振り分けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、盤面に設けられた
遊技領域の周囲に配設された発射レールに沿ってパチン
コ球を案内させるパチンコ機に関し、特に、遊技領域を
壁部材でもって左側遊技領域及び右側遊技領域に分離す
るとともに、異なる遊技内容を左側遊技領域または右側
遊技領域で展開できるようにして、遊技内容を多様化さ
せ遊技を長時間続けても遊技者の興味をパチンコゲーム
に強く引きつけ、且つ興趣を持続させることがことがで
きるパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、パチンコ球が始動入賞口に入
賞すると、遊技領域のほぼ中央に設けられたCRT(Ca
thode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)
等を用いた種々の特別図柄表示装置に表示されている変
動図柄が変動を開始し、一定時間経過した後に表示され
た図柄が一定確率で揃うと、遊技者に有利な第1特別遊
技状態が発生するものがある。また、遊技領域のほぼ中
央に設けられた特別変動入賞装置が所定回数開閉動作し
て、該特別変動入賞装置内に設けられた特別入賞口(所
謂V入賞口)へ入賞すると、遊技者に有利な遊技状態が
発生するパチンコ機も種々提案されている。このような
パチンコ機の場合、遊技内容が多様化するが、遊技を長
時間続けると、遊技者の興味をパチンコゲームに強く引
きつけることができなくなるおそれがある。
【0003】また、遊技の内容を多様化させるものとし
て、例えば特開平6−170039号公報に示すような
パチンコ機の場合、パチンコ球を盤面の中央下部から中
央上部に案内する発射レールを遊技領域の中央に延設す
ることにより、発射レールの両側に遊技領域を形成し、
発射レールの中央上部から左右の遊技領域のいずれかに
振り分けるための、切り分けゲートを設けている。その
ため、遊技者が切り分けゲートを操作するレバーを操作
しながら、発射ハンドルを操作することにより、パチン
コ球を発射レールの中央下部から中央上部に向かって発
射すると、切り分けゲートを介して発射レールの両側に
遊技領域のいずれかに振り分けることができ、遊技者は
左側遊技領域または右側遊技領域のいずれかで遊技する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に記載されたパチンコ機では、パチンコ球が発射レー
ルの中央下部から中央上部に向かって発射されるため、
発射ハンドル及び切り分けゲート用のレバーの操作が悪
いと、発射されたパチンコ球が切り分けゲートに当たっ
て中央上部から中央下部へ落下してしまう。そのため再
びパチンコ球を発射し直したりせねばならず、楽しく遊
技することができないことがある。また、パチンコ球を
遊技領域の中央下部から中央上部に向かって発射するよ
うな構成は、一般のパチンコ機遊技者にとっては、馴染
みが少ないものであるため、遊技者の興味をパチンコゲ
ームに強く引きつけることができないこともある。
【0005】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、一般のパチンコ機遊技
者に馴染みのある態様である、遊技領域の周囲に配設さ
れた発射レールに沿ってパチンコ球を案内させながら、
複数の遊技内容を左側遊技領域または右側遊技領域のい
ずれかで展開できるようにして、遊技内容を多様化させ
遊技を長時間続けても遊技者の興味をパチンコゲームに
強く引きつけ、且つ興趣を持続させることがことができ
るパチンコ機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係るパチンコ機によれば、盤面に備えた
遊技領域の周囲に設けられたパチンコ球案内レールに沿
って、その遊技領域にパチンコ球を打ち込んで遊技を提
供するパチンコ機において、前記遊技領域のほぼ中央に
上下方向に配設され、遊技領域を左側遊技領域及び右側
遊技領域に分離する壁部材と、この左側遊技領域及び右
側遊技領域で異なった遊技内容を展開するための構築物
と、前記壁部材の上方に設けられ、前記パチンコ球案内
レールに沿って遊技領域に打ち込まれたパチンコ球を前
記壁部材の左右のいずれかに振り分けるための振り分け
部材と、この振り分け部材を、パチンコ球を前記壁部材
の左側遊技領域または右側遊技領域に振り分けるように
駆動する駆動手段とを設けたことを特徴とする。
【0007】かかる特徴を有する請求項1に係るパチン
コ機においては、パチンコ球を遊技領域の周囲に配設さ
れた発射レールに沿って案内して、遊技領域にパチンコ
球を打ち込んで遊技することができる。そして、壁部材
が遊技領域を左側遊技領域及び右側遊技領域に分離し、
振り分け部材を駆動させる駆動手段は、振り分け部材を
介して遊技領域に打ち込まれたパチンコ球を前記壁部材
の左右のいずれかに振り分けることができるので、パチ
ンコ球を左側遊技領域または右側遊技領域のいずれかに
振り分けることができる。そして、左側遊技領域及び右
側遊技領域に設けられた構築物は、左側遊技領域及び右
側遊技領域で異なった遊技内容を展開するので、遊技内
容が多様化し、パチンコ機遊技者が遊技を長時間続けて
も遊技者の興味をパチンコゲームに強く引きつけ、更に
興趣を持続させることが可能となる。
【0008】また、請求項2に係るパチンコ機によれ
ば、前記遊技内容の起動の際に、前記左側遊技領域また
は前記右側遊技領域のいずれか一方にパチンコ球を振り
分けるように、前記駆動手段を制御する制御手段を備え
たことを特徴とする。かかる特徴を有する請求項2に係
るパチンコ機では、制御手段は、駆動手段を制御するこ
とにより、振り分け部材を駆動させ、遊技内容の起動の
際に、前記左側遊技領域または前記右側遊技領域のいず
れか一方にパチンコ球を振り分ける。このように遊技内
容の起動の際にパチンコ球が振り分けられる結果、遊技
者がその振り分けに驚いて注目するとともに遊技内容が
変更されるので、遊技内容が多様化して遊技者の興味を
パチンコゲームに更に強く引きつけ、且つ興趣を起こさ
せることが可能となる。
【0009】また、請求項3に係るパチンコ機によれ
ば、前記遊技内容が遊技者に有利な特別遊技状態の終了
の際に、前記振り分け部材を駆動させ、前記遊技内容の
起動の際と異なる前記右側遊技領域または前記左側遊技
領域のいずれか一方にパチンコ球を振り分けるように、
前記駆動手段を制御する制御手段を備えたことを特徴と
する。かかる特徴を有する請求項3に係るパチンコ機で
は、制御手段は、駆動手段を制御することにより、振り
分け部材を駆動させ、遊技内容が遊技者に有利な特別遊
技状態の終了の際に、遊技内容の起動の際と異なる前記
右側遊技領域または前記左側遊技領域のいずれか一方に
パチンコ球を振り分ける。このように遊技内容が遊技者
に有利な特別遊技状態の終了の際に、遊技内容の起動の
際と異なるようにパチンコ球を振り分ける結果、遊技者
がその振り分けに驚いて注目するとともに遊技内容が変
更されるので、遊技内容が多様化して遊技を長時間続け
ても遊技者の興味をパチンコゲームに更に強く引きつ
け、且つ興趣を起こさせることが可能となる。
【0010】また、請求項4に係るパチンコ機によれ
ば、前記遊技内容が遊技者に有利な特別遊技状態の終了
の際に、前記振り分け部材を駆動させ、前記左側遊技領
域または前記右側遊技領域のいずれか一方にランダムに
パチンコ球を振り分けるように、前記駆動手段を制御す
る制御手段を備えたことを特徴とする。かかる特徴を有
する請求項4に係るパチンコ機においては、制御手段
は、駆動手段を制御することにより、振り分け部材を駆
動させ、遊技内容が遊技者に有利な特別遊技状態の終了
の際に、前記右側遊技領域または前記左側遊技領域のい
ずれか一方にランダムにパチンコ球を振り分ける。この
ように遊技内容が遊技者に有利な特別遊技状態の終了の
際に、ランダムにパチンコ球を振り分ける結果、遊技者
がその振り分けに驚いて注目するとともに遊技内容が変
更されるので、遊技内容が多様化して遊技を長時間続け
ても遊技者の興味をパチンコゲームに更に強く引きつ
け、且つ興趣を起こさせることが可能となる。
【0011】また、請求項5に係るパチンコ機によれ
ば、前記遊技内容が遊技者に有利な特別遊技状態の終了
の際に、前記振り分け部材を駆動させ、前記左側遊技領
域または前記右側遊技領域の内の遊技していなかった相
手方となるようにパチンコ球を振り分けるように、前記
駆動手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とす
る。かかる特徴を有する請求項5に係るパチンコ機にお
いては、制御手段は、駆動手段を制御することにより、
振り分け部材を駆動させ、遊技内容が遊技者に有利な特
別遊技状態の終了の際に、前記右側遊技領域または前記
左側遊技領域の内の遊技していなかった相手方にパチン
コ球を振り分ける。このように遊技内容が遊技者に有利
な特別遊技状態の終了の際に、パチンコ球を振り分ける
結果、遊技者がその振り分けに驚いて注目するとともに
遊技内容が変更されるので、遊技内容が多様化して遊技
を長時間続けても遊技者の興味をパチンコゲームに更に
強く引きつけ、且つ興趣を起こさせることが可能とな
る。
【0012】また、請求項6に係るパチンコ機によれ
ば、前記左側遊技領域または前記右側遊技領域の内の一
方は、いわゆるフィーバタイプである1種パチンコ機ま
たはいわゆる権利ものである3種パチンコ機に相当する
遊技内容の内のいずれか一方であり、前記左側遊技領域
または前記右側遊技領域の内の他方は、いわゆるフィー
バタイプである1種パチンコ機またはいわゆる権利もの
である3種パチンコ機に相当する遊技内容の内の他方で
あることを特徴とする。かかる特徴を有する請求項6に
係るパチンコ機においては、左側遊技領域が1種パチン
コ機に相当する遊技内容である場合、右側遊技領域は3
種パチンコ機に相当する遊技内容である。また、左側遊
技領域が3種パチンコ機に相当する遊技内容である場
合、右側遊技領域は1種パチンコ機に相当する遊技内容
である。それにより、左側遊技領域または前記右側遊技
領域に1種パチンコ機の遊技内容と3種パチンコ機の遊
技内容との双方を展開することができ、遊技内容が多様
化して遊技を長時間続けても遊技者の興味をパチンコゲ
ームに更に強く引きつけ、且つ興趣を起こさせることが
可能となる。
【0013】また、請求項7に係るパチンコ機によれ
ば、前記左側遊技領域または前記右側遊技領域の内の一
方は、いわゆるフィーバタイプである1種パチンコ機ま
たはいわゆるヒコーキタイプである2種パチンコ機に相
当する遊技内容の内のいずれか一方であり、前記左側遊
技領域または前記右側遊技領域の内の他方は、いわゆる
フィーバタイプである1種パチンコ機またはいわゆるヒ
コーキタイプである2種パチンコ機に相当する遊技内容
の内の他方であることを特徴とする。かかる特徴を有す
る請求項7に係るパチンコ機においては、左側遊技領域
が1種パチンコ機に相当する遊技内容である場合、右側
遊技領域は2種パチンコ機に相当する遊技内容である。
また、左側遊技領域が2種パチンコ機に相当する遊技内
容である場合、右側遊技領域は1種パチンコ機に相当す
る遊技内容である。このように左側遊技領域または前記
右側遊技領域に1種パチンコ機の遊技内容と2種パチン
コ機の遊技内容との双方を展開することができ、遊技内
容が多様化して遊技を長時間続けても遊技者の興味をパ
チンコゲームに更に強く引きつけ、且つ興趣を起こさせ
ることが可能となる。
【0014】また、請求項8に係るパチンコ機によれ
ば、前記左側遊技領域または前記右側遊技領域の内の一
方は、いわゆるヒコーキタイプである2種パチンコ機ま
たはいわゆる権利ものである3種パチンコ機に相当する
遊技内容の内のいずれか一方であり、前記左側遊技領域
または前記右側遊技領域の内の他方は、いわゆるヒコー
キタイプである2種パチンコ機またはいわゆる権利もの
である3種パチンコ機に相当する遊技内容の内の他方で
あることを特徴とする。
【0015】かかる特徴を有する請求項8に係るパチン
コ機においては、左側遊技領域が2種パチンコ機に相当
する遊技内容である場合、右側遊技領域は3種パチンコ
機に相当する遊技内容である。また、左側遊技領域が3
種パチンコ機に相当する遊技内容である場合、右側遊技
領域は2種パチンコ機に相当する遊技内容である。それ
により、左側遊技領域または前記右側遊技領域に2種パ
チンコ機の遊技内容と3種パチンコ機の遊技内容との双
方を展開することができ、遊技内容が多様化して遊技を
長時間続けても遊技者の興味をパチンコゲームに更に強
く引きつけ、且つ興趣を起こさせることが可能となる。
ここで、1種パチンコ機とは、「少なくとも始動入賞
口、図柄表示装置、可動入賞口を備えるフィーバータイ
プのパチンコ機」をいい、2種パチンコ機とは「少なく
とも始動入賞口、可動入賞口を備えるヒコーキタイプの
パチンコ機」をいい、3種パチンコ機とは「少なくとも
特別入賞装置、始動入賞口、可動入賞装置を備える権利
ものパチンコ機」をいう。
【0016】また、請求項9に係るパチンコ機によれ
ば、前記振り分け部材は、パチンコ球を入れる少なくと
も1個の入口部と、所定方向または反対方向に回転可能
に取り付けられる回転部材と、左側遊技領域側への左側
排出口または右側遊技領域への右側排出口とを有し、更
に、前記駆動手段を駆動制御する制御手段は、この回転
部材の回転方向を制御して、前記入口部に入ったパチン
コ球を左側遊技領域または前記右側遊技領域の内のいず
れか一方に案内することを特徴とする。かかる特徴を有
する請求項9に係るパチンコ機においては、入口部を介
してパチンコ球が入った状態で、制御手段が回転部材の
回転方向を制御して、左側排出口または右側排出口を介
して、パチンコ球を左側遊技領域または前記右側遊技領
域の内のいずれか一方に案内するので、遊技者はパチン
コ球の転動落下を注目できる。それにより、遊技内容が
多様化して遊技を長時間続けても遊技者の興味をパチン
コゲームに更に強く引きつけ、且つ興趣を起こさせるこ
とが可能となる。
【0017】上記パチンコ機において、遊技領域のほぼ
中央に上下方向に多数の釘部材を配設して壁部材を形成
するのが望ましく、その場合、極めて容易且つ安価に壁
部材を形成することができる。
【0018】また、請求項10に係るパチンコ機によれ
ば、前記遊技領域に、打ち込まれたパチンコ球を前記振
り分け部材に案内する案内部材を設けたことを特徴とす
る。かかる特徴を有する請求項10に係るパチンコ機に
おいては、前記遊技領域に設けた案内部材が、遊技領域
に打ち込まれたパチンコ球を前記振り分け部材に案内す
るので、パチンコ球は振り分け部材に導かれ、振り分け
部材によって左側遊技領域または右側遊技領域のいずれ
かに振り分けられることになる。
【0019】前記パチンコ機によれば、前記案内部材
は、遊技領域の上方に並ぶ多数の釘部材からなるのが望
ましく、この場合、極めて容易且つ安価に案内部材を形
成することができる。
【0020】上記パチンコ機においては、左側遊技領域
及び右側遊技領域の構築物には、始動口と、この始動口
の入賞により図柄が変動表示する図柄表示装置とを備え
るのが望ましく、この場合、左側遊技領域及び右側遊技
領域の遊技内容を行っても、始動口の入賞により図柄表
示装置は、図柄が変動し、例えば「大当たり」が発生
し、パチンコ機遊技者に入賞の期待感を高めるので、遊
技者の興味をパチンコゲームに更に強く引きつけ、且つ
興趣を持続させることが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るパチンコ機に
ついて、具体化した一実施の形態を図面を参照して詳細
に説明する。先ず、本実施形態に係るパチンコ機の全体
構成について図1に基づき説明する。図1は本実施形態
に係るパチンコ機全体を示した正面図である。尚、図1
のパチンコ機1の遊技盤2上ではパチンコ球の流れを定
める盤面上の釘を省略する。
【0022】パチンコ機1は、図1に示すように、後述
する第1特別図柄表示装置、第3種特別電動役物等の各
種構造物が遊技盤2上に配設されている。その遊技盤2
の下には、賞球を受ける上部受け皿3が配設され、この
上部受け皿3の下側には、スピーカ3aを内蔵したプレ
ート4が配設されている。また、その上部受け皿3の下
には、上部受け皿3から溢れたパチンコ球を受ける下部
受け皿5が配設されている。その下部受け皿5の側方に
は、操作ハンドル6が設けられ、この操作ハンドル6に
は、パチンコ球の発射装置が連結されている。そして、
上部受け皿3上のパチンコ球が、上部受け皿3の球送り
機構を介して、パチンコ球発射装置へ送られるので、そ
の発射装置がパチンコ球を発射することができる。
【0023】一方、遊技盤2の前側は、鋼板やステンレ
ス等の金属製のガラス扉9により被覆されており、該ガ
ラス扉9は、枠体の前側にヒンジ部材等を介して開閉自
在にとなる前面枠に取り付けられている。また、ガラス
扉9には、その周囲に鋼板やステンレス等の金属製のガ
ラス保持枠がスポット溶接等により固着されており、該
ガラス保持枠に装着された2枚のガラスを通して遊技領
域11を見ることができる。また、ガラス扉9の上部に
は、遊技中のエラーを表示するエラー表示ランプ7やガ
ラス扉9の上部及び右側には、「当たり」を表示する当
たり表示ランプ8、8が取り付けられている。また、遊
技盤2の両肩部には、賞球及び球切れ表示ランプ10、
10が設けられている。
【0024】次に、パチンコ機1における遊技盤2上の
遊技領域11の構成について図2乃至図4に基づいて説
明する。図2はパチンコ機1の遊技領域11を拡大して
示した正面図である。図3及び図4は、パチンコ機1の
振り分け部材F1の拡大正面図であって、図3はパチン
コ球を左側遊技領域11aに案内する状態を示す図であ
り、図4はパチンコ球を右側遊技領域11bに案内する
状態を示す図である。この遊技領域11は、図2に示す
ように、所定厚さの板材をなした遊技盤2上に入賞口な
どの各種構造物が配設され、それを囲むように遊技領域
11の周囲に備えられた環状のパチンコ球案内レール1
2が立設されて構成されている。このパチンコ球案内レ
ール12は、発射されたパチンコ球を遊技領域11内に
案内するように形成した案内路13を構成する。また、
遊技領域11の最下方には、パチンコ球案内レール12
に沿ってアウト口12aが開設されている。
【0025】遊技領域11のほぼ中央には、遊技領域1
1を左側遊技領域11a及び右側遊技領域11bに分離
する壁部材としての、多数の釘部材K1が上下方向に密
接して配設されている。そのため、これら上下方向に並
ぶ多数の釘部材K1が壁部材として機能して、左側遊技
領域11aまたは右側遊技領域11bとで転動するパチ
ンコ球は、相手方の右側遊技領域11bまたは左側遊技
領域11a内へ侵入するのを制限することができる。こ
のように釘部材K1を並べて壁部材を形成する場合、極
めて容易且つ安価に壁部材を形成することができる。も
っとも、遊技領域11のほぼ中央のやや左側またはやや
右側に釘部材K1を配列してもよい。
【0026】また、釘部材K1の上方側には、パチンコ
球案内レール12に沿って遊技領域11に打ち込まれた
パチンコ球を左側遊技領域11aまたは右側遊技領域1
1bのいずれかに振り分けるための振り分け部材F1が
設けられている。この振り分け部材F1は、図3及び図
4に示すように、パチンコ球を入れる1個の入口部F2
と、所定方向(時計回り方向)または反対方向(反時計
回り方向)に回転可能に取り付けられる回転部材F3
と、左側遊技領域11aへパチンコ球を案内する左側排
出口F4または右側遊技領域11bへパチンコ球を案内
する右側排出口F5とを備えている。その回転部材F3
は、遊技盤2の裏面側に設けられた、駆動手段としての
駆動モータF6(図5参照)に接続されているので、駆
動モータF6は、回転部材F3を所定方向(時計回り方
向)または反対方向(反時計回り方向)に回転させるこ
とができる。
【0027】具体的には、駆動モータF6は、その駆動
軸に連結した軸材F7が時計回り方向に回転した場合、
回転部材F3も時計回り方向に回転する(図3参照)の
に対して、駆動軸に連結した軸材F7が反時計回り方向
に回転した場合、回転部材F3も反時計回り方向に回転
する(図4参照)。それにより、制御手段としてのCP
U30は、駆動軸が時計または反時計回り方向に回転す
るように駆動モータF6を駆動制御することになる(図
5参照)。もっとも、駆動モータF6の替わりに駆動ソ
レノイドを用いても良い。また、左側遊技領域11a及
び右側遊技領域11bの上方には、多数の釘部材K2及
び釘部材K3が、振り分け部材F1に向かってパチンコ
球を案内するように配設されている。そのため、遊技領
域11に打ち込まれたパチンコ球は、釘部材K2及び釘
部材K3(案内手段)によって案内され、振り分け部材
F1に向かうことになる。このように釘部材K2及び釘
部材K3を並べて案内部材を形成するので、極めて容易
且つ安価に案内部材を形成することができる。
【0028】そして、振り分け部材F1がその外壁の上
方に入口部F2を形成し、この入口部F2の真下の位置
には、回転部材F3が配設されているので、入口部F2
を介してパチンコ球が回転部材F3に当たるように振り
分け部材F1内に入る。この回転部材F3は、その回転
位置により、左側排出口F4または右側排出口F5に傾
斜する外周面となるので、入口部F2を通り抜けたパチ
ンコ球が回転部材F3の外周面に当たって落下し、左側
排出口F4または右側排出口F5に転動落下する。それ
により、入口部F2を介してパチンコ球が入った状態
で、回転部材F3が反時計回り方向に回転すると、左側
排出口F4を介して、パチンコ球が左側遊技領域11a
に案内されるのに対して、回転部材F3が時計回り方向
に回転すると右側排出口F5を介して、パチンコ球が右
側遊技領域11bに案内される。その結果、後述するC
PU30が回転部材F3の回転方向を制御して、左側排
出口F5または右側排出口F6を介して、パチンコ球を
左側遊技領域11aまたは右側遊技領域11bの内のい
ずれか一方に案内するので、遊技者はパチンコ球の転動
落下を注目する。それにより、遊技内容が多様化して遊
技を長時間続けても遊技者の興味をパチンコゲームに更
に強く引きつけ、且つ興趣を起こさせることが可能とな
る。
【0029】次に、左側遊技領域11aに設けられた構
築物について説明する。左側遊技領域11aのほぼ中央
部より少し上側には、開口部が開設され、この開口部の
前面側に特別図柄表示装置16が配設されている。この
特別図柄表示装置16の下方には、第1種始動口17が
設けられており、この第1種始動口17に入賞した場
合、所定個(例えば5個)のパチンコ球の払い出しを行
うとともに特別図柄表示装置16の表示図柄の変動を開
始するように構成されている。更に、この第1種始動口
17の下方には、第1種大入賞口18が設けられてい
る。
【0030】それにより、パチンコ球が第1種始動口1
7で入賞し、特別図柄表示装置16の表示図柄が変動し
た後に、所定状態を達成した場合(例えば、「7、7、
7」等のように揃った場合)、第1種大入賞口18の開
閉扉が開かれる。そして、特別遊技状態である「大当た
り」状態が発生する所定時間(例えば約10秒程度)、
または、第1種大入賞口18内に所定個数(例えば10
個)だけ入賞するまで開放し、第1種大入賞口18に入
賞した球数に対応するパチンコ球の払い出しが行われ
る。そのため第1種大入賞口18内には、その開閉扉が
開かれたときに入賞したパチンコ球の個数をカウントす
るための第1カウントスイッチ18A(図5参照)が設
けられている。
【0031】尚、その特別図柄表示装置16には、その
表示図柄が変動中に第1種始動口17に入賞した場合、
その変動図柄の始動回数を遊技者に知らせるための、4
個の保留表示部16aが設けられている。更に特別図柄
表示装置16の左側には、入賞時等に点灯駆動される電
飾ランプP1が配設されている。このような左側遊技領
域11aには、上記の始動口及び図柄表示装置等からな
る構築物が設けられており、1種パチンコ機の遊技内容
を提供できるが、これらは一具体例であり、その他の入
賞口、電飾ランプ、風車、ゲート、普通図柄表示装置等
を左側遊技領域11aに設けて変更しても何ら構わな
い。更に、左側遊技領域11aには、これら構成物とと
もに複数の釘を打設してパチンコ球の複雑な流路を構成
してもよい。
【0032】次に、右側遊技領域11bに設けられた構
築物について説明する。この右側遊技領域11bのほぼ
中央部より少し上側には、開口部が開設され、この開口
部の前面側に普通図柄表示装置19が配設されている。
この普通図柄表示装置19の下方には、図柄変動開始用
の第3種用ゲート20が設けられている。この第3種用
ゲート20の下方には、普通電動役物21が設けられて
おり、更に、この普通電動役物21の下方には、第3種
大入賞口22が設けられている。また、普通電動役物2
1内には、該Vゾーンへの入賞検出用のVスイッチ20
A(図5参照)が設けられている。それにより、パチン
コ球が第3種用ゲート20で入賞し、普通図柄表示装置
19の表示図柄が変動した後に、所定状態を達成した場
合(例えば、「7、7、7」等のように揃った場合)、
普通電動役物21の開閉扉が所定時間(例えば約6秒程
度)だけ開放する。そして、普通電動役物21内に設け
られた「いわゆるVゾーン」が仕切り形成されており、
このVゾーンに入賞すると、いわゆる権利が発生する。
【0033】このような権利が発生すると、第3種大入
賞口22の開閉扉が開かれて、特別遊技状態である「大
当たり」状態が発生し、所定時間(例えば約10秒程
度)、または、第3種大入賞口22内に所定個数(例え
ば10個)だけ入賞するまで開放を継続する。そして、
第3種大入賞口22に入賞した球数に対応するパチンコ
球の払い出しが行われる。
【0034】また、普通図柄表示装置19の上部には、
その表示図柄が変動中に第3種用ゲート20に入賞した
場合、その変動図柄の始動回数を遊技者に知らせるため
の、4個の保留表示部19aが左右方向に並んで設けら
れている。更に普通図柄表示装置19の右側には、入賞
時等に点灯駆動される電飾ランプP2が配設されてい
る。
【0035】このように右側遊技領域11bには、上記
の始動口及び図柄表示装置等からなる構築物が設けられ
ており、3種パチンコ機の遊技内容を提供できる。これ
らは一具体例であり、その他の入賞口、電飾ランプ、風
車、ゲート、図柄表示装置等を右側遊技領域11bに設
けて変更しても何ら構わない。更に、右側遊技領域11
bに、これら構成物とともに複数の釘を打設してパチン
コ球の複雑な流路を構成してもよい。
【0036】それにより、この実施の形態のパチンコ機
1の場合、左側遊技領域11aは、1種パチンコ機に相
当する遊技内容であるのに対して、右側遊技領域11b
は、3種パチンコ機に相当する遊技内容であるので、左
側遊技領域11aまたは前記右側遊技領域11bに1種
パチンコ機の遊技内容と3種パチンコ機の遊技内容との
双方を展開することができる。その結果、パチンコ機1
の遊技内容が多様化して遊技を長時間続けても遊技者の
興味をパチンコゲームに更に強く引きつけ、且つ興趣を
起こさせることが可能となる。もっとも、左側遊技領域
11aを、3種パチンコ機に相当する遊技内容に変更す
るとともに、右側遊技領域11bを、1種パチンコ機に
相当する遊技内容に変更しても良い。
【0037】次に、上記のように構成されたパチンコ機
1を駆動制御する制御回路部28のシステム構成につい
て図5に基づいて説明する。図5は本実施形態に係るパ
チンコ機1の特別図柄表示装置16、普通図柄表示装置
19及び普通電動役物21等を駆動制御する制御回路部
28のシステム構成を示すブロック図である。制御回路
部28には、図5に示すように、クロック信号を発生す
るクロック回路29と、制御回路部28の全体を制御す
るCPU30と、制御プログラムや制御処理に必要なデ
ータ格納しておくROM31と、各種制御処理データ等
を格納しておくRAM32と、外部素子から信号を入力
する入力ポート33及び外部素子に信号を出力する出力
ポート34が設けられている。これらCPU30、RO
M31、RAM32、入力ポート33及び出力ポート3
4はバス線35で相互に接続されている。
【0038】また、入力ポート33には、第1種始動口
17に設けられた入賞球を検出する第1種始動口スイッ
チ17Aが接続されており、また、第1種大入賞口18
への入賞球のカウントを行う第1カウントスイッチ18
Aが接続されている。また、普通電動役物21の内部に
設けられたVゾーンへの入賞球の検出を行うVスイッチ
21Aが入力ポート33に接続されており、更に第3種
用ゲート20に設けられた入賞球の通過を検出するゲー
トスイッチ20Aが入力ポート33に接続されている。
また、第3種大入賞口22への入賞球のカウントを行う
第3種大入賞口スイッチ22Aが入力ポート33に接続
されている。
【0039】また、出力ポート34には、特別図柄表示
装置16及び普通図柄表示装置19の図柄表示を行うた
めの図柄表示制御回路36が接続されている。また、出
力ポート34には、ソレノイド駆動回路38が接続され
ており、このソレノイド駆動回路38には、第1種大入
賞口18の開閉扉の開閉用の第1ソレノイド18B、第
3種大入賞口22の開閉扉の開閉用の第2ソレノイド2
2B、及び普通電動役物21の開閉扉の開閉用の第3ソ
レノイド21Bが接続されている。
【0040】また、振り分け部材F1の回転部材F3を
回転させる駆動モータF6を駆動するモータ駆動回路4
0が出力ポート34に接続されている。また、出力ポー
ト34には、保留表示部16a及び19aを構成する保
留LED等を駆動するLED駆動回路41が接続されて
おり、更に、各電飾ランプP1、P2の電飾ランプ、及
び、表示ランプ8、10を点灯駆動する装飾ランプ駆動
回路42が接続されている。
【0041】また、RAM32には、クロック回路29
から入力されるクロック信号に基づいて「0」から「1
98」まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値「19
8」の次には最小値「0」に戻る)が格納される大当た
りカウンタ32Aが設けられている。また、RAM32
には、クロック回路29から入力されるクロック信号に
基づいて「0」から「250」まで繰り返し1ずつ加算
した数値(最大値「250」の次には最小値「0」に戻
る)が格納されるゲートカウンタ32Bが設けられてい
る。
【0042】また、特別図柄表示装置16の表示図柄が
変動中に第1種始動口17を通過したパチンコ球の個数
が最大4個までカウントされる保留カウンタ32Cが設
けられている。更に、第1種始動口17に入賞した時の
大当たりカウンタ32Aのカウント値や、第3種用ゲー
ト20をパチンコ球が通過した時のゲートカウンタ32
Bのカウント値等が記憶されるパラメータ記憶エリア3
2Dが設けられている。また、普通図柄表示装置19の
表示図柄が変動中に第3種用ゲート20を通過したパチ
ンコ球の個数が最大4個までカウントされる保留カウン
タ32Eが設けられている。
【0043】尚、各カウンタ32A、32B、32C、
32Eのカウント値は、起動時に「0」にセットされ
る。また、保留カウンタ32Cは、特別図柄表示装置1
6の変動図柄が停止する毎に1減算される。また、保留
カウンタ32Cに記憶されている入賞個数が「1個」の
場合には、図柄表示制御回路36を介して上記保留LE
Dの左端に配置される保留表示部16aが点灯される。
同様に、保留カウンタ32Eは、普通図柄表示装置19
の変動図柄が停止する毎に1減算される。また、保留カ
ウンタ32Eに記憶されている入賞個数が「1個」の場
合には、図柄表示制御回路36を介して上記保留LED
の左端に配置される保留表示部19aが点灯される。
【0044】また、保留カウンタ32Cに記憶されてい
る入賞個数が「2個」の場合には、左側2個の保留表示
部16aが点灯される。また、保留カウンタ32Cに記
憶されている入賞個数が「3個」の場合には、左側3個
の保留表示部16aが点灯される。更に、保留カウンタ
32Cに記憶されている入賞個数が「4個」の場合に
は、4個全部が点灯される。
【0045】同様に、保留カウンタ32Eに記憶されて
いる入賞個数が「2個」の場合には、左側2個の保留表
示部19aが点灯される。また、保留カウンタ32Eに
記憶されている入賞個数が「3個」の場合には、左側3
個の保留表示部19aが点灯される。更に、保留カウン
タ32Eに記憶されている入賞個数が「4個」の場合に
は、4個全部が点灯される。
【0046】次に、このように構成された制御回路部2
8による「第1種大当たり」や「第3種大当たり」等の
遊技処理について図6乃至図10に基づいて説明する。
先ず、本実施形態に係るパチンコ機1の制御回路部28
による「第1種大当たり」や「第3種大当たり」等の遊
技処理のメイン処理を図6に基づいて説明する。図6は
本実施形態に係るパチンコ機1の制御回路部28による
遊技処理のメイン処理を示すメインフローチャートであ
る。図7はパチンコ機1の制御回路部28による「ゲー
ト通過処理」のサブ処理を示すフローチャートである。
図8はパチンコ機1の制御回路部28による「第3種特
別入賞処理」のサブ処理を示すフローチャートである。
また、図9は図8はパチンコ機1の制御回路部28によ
る「第1種始動口入賞処理」のサブ処理を示すフローチ
ャートである。図10はパチンコ機1の制御回路部28
による「第1種大当たり入賞処理」のサブ処理を示すフ
ローチャートである。
【0047】先ず、図6に示すように、ステップ(以
下、「S」という)S1において、CPU30は、起動
処理を行う。すなわち、駆動モータF6を制御すること
により、振り分け部材F1を駆動させ、遊技内容の起動
の際に、左側遊技領域11aまたは右側遊技領域11b
の内のいずれか一方に、例えば右側遊技領域11bにパ
チンコ球を案内するように回転部材F3を駆動する。例
えば右側遊技領域11bにパチンコ球を案内する状態で
ある場合、回転部材F3の回転位置をその状態に維持す
るのに対して、左側遊技領域11aにパチンコ球を案内
する場合、回転部材F3を時計方向に回転させる。
【0048】CPU30は、S2において、第3種用ゲ
ート20のパチンコ球の通過、即ちゲートスイッチ20
Aからのパチンコ球の検出信号が、入力ポート33を介
して入力されたか否かを判定する判定処理を実行する。
ゲートスイッチ20Aからのパチンコ球の検出信号が、
入力ポート33を介して入力されていない場合(S2:
NO)、第3種用ゲート20にパチンコ球が通過しない
ので、CPU30は右側遊技領域11bにおける入賞が
あり得ず、S6に進んで左側遊技領域11aにおける遊
技であるか否かを判断する。そして、ゲートスイッチ2
0Aからのパチンコ球の検出信号が、入力ポート33を
介して入力された場合には(S2:YES)、図7に示
す「ゲート通過処理」のサブ処理を実行する(S3)。
【0049】ここで、「ゲート通過処理」(S3)のサ
ブ処理について図7に基づいて説明する。先ず、図7に
示すように、CPU30は、S11において、「ゲート
カウント値取得処理」を実行する。この「ゲートカウン
ト値取得処理」は、CPU30は、ゲートスイッチ20
Aからパチンコ球の検出信号が入力された時のゲートカ
ウンタ32Bに記憶されている数値をその時の「ゲート
カウント値」として代数Gに代入してパラメータ記憶エ
リア32Dに記憶する。従って、この代数Gには「0」
〜「250」のいずれかの数値が代入されてパラメータ
記憶エリア32Dに記憶される。
【0050】続いて、S12において、CPU30は、
図柄表示制御回路36を介して普通図柄表示装置19を
表示される表示図柄の変動を開始する。次に、S13に
おいて、CPU30は、「当たり」か否かを判定する判
定処理を実行する。この「当たり」か否かの判定処理
は、先ず、パラメータ記憶エリア32Dから「ゲートカ
ウント値」としての代数Gを読み出す。そして、この代
数Gが、RAM32に記憶されている「当たり数値」
(本実施形態の場合は、「1」、「3」、「7」であ
る。)と一致するか否かを判定する。そして、一致すれ
ば、小当たり代数H(電源投入時に、当たり代数Hには
「0」が代入されている。)に「1」を代入してRAM
32に記憶し、一致しない場合には、当たり代数Hに
「0」を代入してRAM32に記憶する。従って、「当
たり」の発生する確率は、3/251である。
【0051】そして、再度、RAM32から当たり代数
Hが読み出され、この当たり代数Hが「0」か「1」か
判定される。即ち、「当たり」が発生したか否かが判定
される。そして、当たり代数Hが「0」の場合には、
「ハズレ」として判定されて(S13:NO)、S14
において、CPU30は、変動図柄のハズレパターンを
ROM31から選択する。そして、CPU30はこのハ
ズレパターンの変動図柄を図柄表示制御回路36を介し
て、普通図柄表示装置19を所定の時間(本実施形態の
場合には、6〜8秒である。)表示して変動させた後に
停止させてハズレ図柄を表示した後、メインフローチャ
ートのS2に戻る。
【0052】一方、S13で再度、当たり代数Hが
「1」の場合には、CPU30は、「当たり」が発生し
たと判定する(S13:YES)。そして、S15にお
いて、当たり図柄(例えば、「111」、「333」、
「777」等)がその回の停止図柄(表示図柄)として
ROM31から選択されて、図柄表示制御回路36を介
して普通図柄表示装置19を変動後、当たり図柄が表示
される。そして、所定のランプやLEDが点滅し、効果
音が発生して、雰囲気が盛り上げられる。S16におい
て、CPU30は、ソレノイド駆動回路38及び第3ソ
レノイド21Bを介して、普通電動役物21の開閉扉を
開放する。
【0053】続いて、S17において、CPU30は、
パチンコ球が1個入ったか否か、即ち、Vスイッチ21
Aからパチンコ球1個通過の検出信号が入力ポート33
を介して入力されているか否か判定する処理を実行す
る。そして、普通電動役物21の開放中にVスイッチ2
1Aからパチンコ球1個通過の検出信号が入力されてい
ない場合には(S17:NO)、S18において、CP
U30は、普通電動役物21を開放してから所定時間
(本実施形態の場合は、約6秒間である。)経過したか
否か判定する処理を実行する。そして、CPU30は、
普通電動役物21を開放してから所定時間(本実施形態
の場合は、約6秒間である。)経過していない場合は
(S18:NO)、再度、S17以降の処理を実行す
る。
【0054】また、CPU30は、普通電動役物21か
ら入力ポート33を介してパチンコ球1個通過の検出信
号が入力された場合(S17:YES)、若しくは、普
通電動役物21を開放してから所定時間(本実施形態の
場合は、約6秒間である。)経過した場合(S18:Y
ES)には、S19において、ソレノイド駆動回路38
及び第3ソレノイド21Bを介して、普通電動役物21
の開閉扉を閉じた後、メインフローチャートに戻る。
【0055】この場合には、CPU30は、第3種特別
入賞処理か否かを判定する判定処理を実行する(S
4)。すなわち、普通電動役物21の開放中にVスイッ
チ21Aからのパチンコ球の検出信号が、入力ポート3
3を介して入力されたか否かを判定する判定処理を実行
する。そして、普通電動役物21の開放中にVスイッチ
21Aからのパチンコ球の検出信号が、入力ポート33
を介して入力された場合(S4:YES)、CPU30
は、図8に示す第3種特別入賞処理を実行する(S
5)。
【0056】次に、「第3種特別入賞処理」(S6)の
サブ処理について図8に基づいて説明する。先ず、図8
に示すS31において、「第3種権利」を獲得している
ので、「第3種大当たり」の遊技状態(遊技内容が遊技
者に有利な特別遊技状態)が開始される。この「第3種
権利獲得」の処理は、このRAM32から読み出した第
3種権利獲得代数Jに「1」を代入して、再度、RAM
32に記憶する処理である。
【0057】S32において、CPU30は、ソレノイ
ド駆動回路38及び第2ソレノイド22Bを介して、第
3種大入賞口22の上部を覆う開閉扉を開放する。続い
て、S33において、第3種大入賞口22に入賞した入
賞球が10個に達したか否か、即ち、第3種大入賞口ス
イッチ22Aにより検出された入賞個数が10個に達し
たか否かを判定する。また、S33のNO場合、S34
において、CPU30は、第3種大入賞口22の開閉扉
が所定時間だけ開放したか否かを判定して、この第3種
大入賞口22の開閉扉が所定時間に達するまでS33及
びS34の態様を繰り返す(S34:NO)。
【0058】そして、この第3種大入賞口22に入賞し
た入賞球が10個に達した場合には(S33:YE
S)、または、第3種大入賞口22の開閉扉が所定時間
(約10秒程度)に達した場合には(S34:YE
S)、S35において、CPU30は、ソレノイド駆動
回路38及び第2ソレノイド22Bを介して、第3種大
入賞口22の上部を覆う開閉扉を閉じる。
【0059】S36において、CPU30は、RAM3
2から第3種権利獲得代数Jを読み出し、第3種権利獲
得代数Jに「0」を代入して、再度RAM32に記憶し
た後、即ち、「第3種権利」を消失する。
【0060】その後、CPU30は、S37において、
駆動モータF6を駆動して、メインフローチャートに戻
る。すなわち、遊技内容が遊技者に有利な特別遊技状態
の終了の際に、前記振り分け部材F1の回転部材F3を
駆動させ、遊技内容の起動の際と異なる右側遊技領域1
1bまたは左側遊技領域11aのいずれか一方(この場
合、左側遊技領域11a)にパチンコ球を振り分けるよ
うに、駆動モータF6を制御する。それにより、遊技者
がその回転部材F3による振り分けに驚いて注目すると
ともに遊技内容(3種パチンコ機に相当する遊技内容か
ら1種パチンコ機に相当する遊技内容へ)が変更される
ようになる。
【0061】そして、CPU30は、メインフローチャ
ートのS2に戻る。そしてゲートを通過しない場合(S
2:NO)であって、第3種特別入賞処理でない場合
(S4:NO)、第1種始動口入賞処理か否かを判定す
る判定処理を実行する(S6)。その後、第1種始動口
17への入賞、即ち第1種始動口スイッチ17Aからの
検出信号が、入力ポート33を介して入力された場合に
は(S6:YES)、S6において、図9に示す「第1
種始動口入賞処理」のサブ処理を実行する。
【0062】次に、「第1種始動口入賞処理」(S6)
のサブ処理について図9に基づいて説明する。先ず、C
PU30は、図9に示すように、S41において、「大
当たりカウント値取得処理」を実行する。この「大当た
りカウント値取得処理」は、CPU30は、入力ポート
33を介して第1種始動口スイッチ17Aから入賞球の
検出信号が入力された時の大当たりカウンタ32Aに記
憶されている数値をその時の「大当たりカウント値」と
して代数Vに代入してパラメータ記憶エリア32Dに記
憶する。従って、この代数Vには「0」〜「198」の
いずれかの数値が代入されてパラメータ記憶エリア32
Dに記憶される。
【0063】続いて、S42において、CPU30は、
図柄表示制御回路36を介して第1特別図柄表示装置1
6に表示される図柄表示の変動を開始する。次に、S4
3において、CPU30は、「第1種大当たり」か否か
を判定する判定処理を実行する。この「第1種大当た
り」か否かの判定処理は、先ず、パラメータ記憶エリア
32Dから「大当たりカウント値」としての代数Vを読
み出す。そして、この代数Vが、メモリ32に記憶され
ている「第1種大当たり数値」(本実施形態の場合は、
「7」である。)と一致するか否かを判定する。そし
て、一致すれば、第1種大当たり代数R(電源投入時
に、第1種大当たり代数Rには「0」が代入されてい
る。)に「1」を代入してRAM32に記憶し、一致し
ない場合には、第1種大当たり代数Rに「0」を代入し
てRAM32に記憶する。従って、「第1種大当たり」
の発生する確率は、1/199である。
【0064】そして、再度、RAM32から第1種大当
たり代数Rが読み出され、この第1種大当たり代数Rが
「0」か「1」か判定される。即ち、「第1種大当た
り」が発生したか否かが判定される。そして、第1種大
当たり代数Rが「0」の場合には、「ハズレ」として判
定されて(S43:NO)、S44において、先ず、C
PU30は、変動図柄のハズレパターンをROM31か
ら選択する。そして、このハズレパターンの変動図柄を
図柄表示制御回路36を介して、特別図柄表示装置16
を所定の時間表示して変動させた後に停止させ、ハズレ
図柄を表示した後、メインフローチャートに戻る。
【0065】一方、S43で再度、RAM32から第1
種大当たり代数Rが読み出され、この第1種大当たり代
数Rが「1」の場合には、「第1種大当たり」が発生し
たと判定されて(S43:YES)、S45において、
第1種大当たり図柄(例えば、「777」)がその回の
停止図柄(表示図柄)としてROM31から選択され
て、図柄表示制御回路36を介して特別図柄表示装置1
6を変動後表示される。そして、所定のランプやLED
が点滅し、効果音が発生して、雰囲気が盛り上げられ
る。
【0066】続いて、S46において、CPU30は、
後述の「第1種大当たり遊技処理」のサブ処理(図10
参照)を実行後、駆動モータF6を駆動して(S4
7)、メインフローチャートに戻る。すなわち、遊技内
容が遊技者に有利な特別遊技状態の終了の際に、前記振
り分け部材F1の回転部材F3を駆動させ、右側遊技領
域11bまたは左側遊技領域11aのいずれか一方の内
の遊技していなかった相手方となるようにパチンコ球を
振り分けるように、駆動モータF6を制御するので、遊
技者がその回転部材F3による振り分けに驚いて注目す
るとともに遊技内容(1種パチンコ機に相当する遊技内
容から3種パチンコ機に相当する遊技内容へ)が変更さ
れるようになる。
【0067】次に、「第1種大当たり遊技処理」(S4
6)のサブ処理について図10に基づいて説明する。図
10に示すように、先ず、S51において、CPU30
は、ソレノイド駆動回路38及び第1ソレノイド18B
を介して、第1種大入賞口18の開閉扉を開放する。
【0068】続いて、S52において、第1種大入賞口
18に入賞した入賞球が10個に達したか否か、即ち、
第1カウントスイッチ18Aにより検出された入賞個数
が10個に達したか否かを判定する。そして、第1種大
入賞口18に入賞した入賞球が10個に達していない場
合には(S52:NO)、S53において、第1種大入
賞口18を開放してから所定時間だけ経過したか否かを
判定する。そして、第1種大入賞口18を開放してから
所定時間経過していない場合には(S53:NO)、再
度、S52及びS53の処理を実行する。
【0069】一方、第1種大入賞口18に入賞した入賞
球が10個に達した場合(S52:YES)、若しく
は、第1種大入賞口18を開放してから所定時間経過し
た場合には(S53:YES)、S54において、CP
U30は、ソレノイド駆動回路38及び第1ソレノイド
18Bを介して、開閉扉を閉じて第1種大入賞口18を
閉鎖する。
【0070】続いて、CPU30は、当該サブ処理を終
了して「第1種始動口入賞処理」のサブ処理後に、図6
に示すメインフローチャートに戻る。尚、CPU30
が、S47において、駆動モータF3を駆動して、メイ
ンフローチャートに戻る際に、振り分け部材F1の駆動
モータF3をランダムに駆動させ、左側遊技領域11a
または右側遊技領域11bのいずれか一方にランダムに
パチンコ球を振り分けるように制御しても良い。
【0071】以上詳細に説明した通り本実施形態に係る
パチンコ機1によれば、盤面に設けられた遊技領域11
の周囲に備えられたパチンコ球案内レール12に沿っ
て、その遊技領域11にパチンコ球を打ち込んで遊技を
提供する際に、遊技領域11のほぼ中央に上下方向に、
遊技領域11を左側遊技領域11a及び右側遊技領域1
1bに分離するため釘部材K1を配設し、この釘部材K
1の上方に振り分け部材F1を設け、振り分け部材F1
を駆動する駆動モータF6を設けたので、駆動モータF
6は、回転部材F3を回転させてパチンコ球を左側遊技
領域11aまたは右側遊技領域11bのいずれかに振り
分けることができる。そして、左側遊技領域11a及び
右側遊技領域11aに設けられた構築物は、左側遊技領
域11a及び右側遊技領域11bで異なった遊技内容を
展開できるので、遊技内容が多様化し、パチンコ機遊技
者が遊技を長時間続けても遊技者の興味をパチンコゲー
ムに強く引きつけ、更に興趣を持続させることが可能と
なる。
【0072】尚、本発明は前記実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、以
下のようにしてもよい。 (a)左側遊技領域11aまたは右側遊技領域11bの
内の一方は、1種パチンコ機または2種パチンコ機に相
当する遊技内容の内のいずれか一方であり、左側遊技領
域11aまたは右側遊技領域11bの内の他方は、1種
パチンコ機または2種パチンコ機に相当する遊技内容の
内の他方であっても良い。
【0073】具体的には、図2に示すパチンコ機1の第
3種用ゲート20及び普通電動役物21等に替えて、開
閉動作する可動部材を有する第2種用特別変動入賞装置
と、この特別変動入賞装置内に設けられる第2種特別入
賞口とを備え、入賞球が第2種特別入賞口に入賞した場
合には、遊技者に有利な第2特別遊技状態が発生する構
成にしてもよい。これにより、1種パチンコ機の遊技内
容と2種パチンコ機の遊技内容との双方を展開すること
ができ、遊技内容が多様化して遊技を長時間続けても遊
技者の興味をパチンコゲームに強く引きつけ、且つ興趣
を起こさせることが可能となる。この場合、左側遊技領
域11aが1種パチンコ機に相当する遊技内容であって
もよいし、右側遊技領域11bは2種パチンコ機に相当
する遊技内容であってもよい。また、左側遊技領域11
aが2種パチンコ機に相当する遊技内容であってもよい
し、右側遊技領域11bは1種パチンコ機に相当する遊
技内容であってもよい。
【0074】(b)左側遊技領域11aまたは右側遊技
領域11bの内の一方は、2種パチンコ機または3種パ
チンコ機に相当する遊技内容の内のいずれか一方であ
り、左側遊技領域11aまたは右側遊技領域11bの内
の他方は、2種パチンコ機または3種パチンコ機に相当
する遊技内容の内の他方であっても良い。
【0075】具体的には、図2に示すパチンコ機1の特
別図柄表示装置16、第1種始動口17及び第1種大入
賞口18に替えて、開閉動作する可動部材を有する第2
種用特別変動入賞装置と、この特別変動入賞装置内に設
けられる第2種特別入賞口とを備え、入賞球が第2種特
別入賞口に入賞した場合には、遊技者に有利な第2特別
遊技状態が発生する構成にしてもよい。これにより、2
種パチンコ機の遊技内容と3種パチンコ機の遊技内容と
の双方を展開することができ、遊技内容が多様化して遊
技を長時間続けても遊技者の興味をパチンコゲームに強
く引きつけ、且つ興趣を起こさせることが可能となる。
この場合、左側遊技領域11aが2種パチンコ機に相当
する遊技内容であってもよいし、右側遊技領域11bは
3種パチンコ機に相当する遊技内容であってもよい。ま
た、左側遊技領域11aが3種パチンコ機に相当する遊
技内容であってもよいし、右側遊技領域11bは2種パ
チンコ機に相当する遊技内容であってもよい。
【0076】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り、請求項1に係
るパチンコ機では、盤面に備えた遊技領域の周囲に設け
られたパチンコ球案内レールに沿って、その遊技領域に
パチンコ球を打ち込んで遊技を提供するパチンコ機にお
いて、前記遊技領域のほぼ中央に上下方向に配設され、
遊技領域を左側遊技領域及び右側遊技領域に分離する壁
部材と、この左側遊技領域及び右側遊技領域で異なった
遊技内容を展開するための構築物と、前記壁部材の上方
に設けられ、前記パチンコ球案内レールに沿って遊技領
域に打ち込まれたパチンコ球を前記壁部材の左右のいず
れかに振り分けるための振り分け部材と、この振り分け
部材を、パチンコ球を前記壁部材の左側遊技領域または
右側遊技領域に振り分けるように駆動する駆動手段とを
設けたので、駆動手段は、振り分け部材を駆動させ、パ
チンコ球を左側遊技領域または右側遊技領域のいずれか
に振り分けることができる。それにより、一般のパチン
コ機遊技者に馴染みのある態様である、遊技領域の周囲
に配設された発射レールに沿ってパチンコ球を案内させ
ながら、左側遊技領域または右側遊技領域のいずれかに
振り分け、その左側遊技領域及び右側遊技領域に設けら
れた構築物は、左側遊技領域及び右側遊技領域で異なっ
た遊技内容を展開できるので、遊技内容が多様化し、パ
チンコ機遊技者が遊技を長時間続けても遊技者の興味を
パチンコゲームに強く引きつけ、更に興趣を持続させる
ことが可能となる。
【0077】また、請求項2に係るパチンコ機によれ
ば、遊技内容の起動の際に、前記左側遊技領域または前
記右側遊技領域のいずれか一方にパチンコ球を振り分け
るように、前記駆動手段を制御する制御手段を備えるの
で、遊技内容の起動の際にパチンコ球が振り分けられる
結果、遊技者がその振り分けに驚いて注目するとともに
遊技内容が変更されるようになる。それにより、遊技内
容が多様化して遊技者の興味をパチンコゲームに更に強
く引きつけ、且つ興趣を起こさせることが可能となる。
【0078】また、請求項3に係るパチンコ機によれ
ば、遊技内容が遊技者に有利な特別遊技状態の終了の際
に、前記振り分け部材を駆動させ、前記遊技内容の起動
の際と異なる前記右側遊技領域または前記左側遊技領域
のいずれか一方にパチンコ球を振り分けるように、前記
駆動手段を制御する制御手段を備えたので、制御手段は
遊技内容が遊技者に有利な特別遊技状態の終了の際に、
遊技内容の起動の際と異なる前記右側遊技領域または前
記左側遊技領域のいずれか一方にパチンコ球を振り分け
る。それにより、遊技者がその振り分けに驚いて注目す
るとともに遊技内容が変更されるので、遊技内容が多様
化して遊技を長時間続けても遊技者の興味をパチンコゲ
ームに更に強く引きつけ、且つ興趣を起こさせることが
可能となる。
【0079】また、請求項4に係るパチンコ機によれ
ば、前記遊技内容が遊技者に有利な特別遊技状態の終了
の際に、前記振り分け部材を駆動させ、前記左側遊技領
域または前記右側遊技領域のいずれか一方にランダムに
パチンコ球を振り分けるように、前記駆動手段を制御す
る制御手段を備えたので、制御手段は遊技内容が遊技者
に有利な特別遊技状態の終了の際に、前記右側遊技領域
または前記左側遊技領域のいずれか一方にランダムにパ
チンコ球を振り分けることができる。それにより、遊技
者がそのランダムな振り分けに驚いて注目するとともに
遊技内容がランダムに変更されるので、遊技内容が多様
化して遊技を長時間続けても遊技者の興味をパチンコゲ
ームに更に強く引きつけ、且つ興趣を起こさせることが
可能となる。
【0080】また、請求項5に係るパチンコ機によれ
ば、前記遊技内容が遊技者に有利な特別遊技状態の終了
の際に、前記振り分け部材を駆動させ、前記左側遊技領
域または前記右側遊技領域の内の遊技していなかった相
手方となるようにパチンコ球を振り分けるように、前記
駆動手段を制御する制御手段を備えたので、制御手段は
遊技内容が遊技者に有利な特別遊技状態の終了の際に、
前記右側遊技領域または前記左側遊技領域の内の遊技し
ていなかった相手方にパチンコ球を振り分けることがで
きる。それにより、遊技者がその振り分けに驚いて注目
するとともに遊技内容が変更されるので、遊技内容が多
様化して遊技を長時間続けても遊技者の興味をパチンコ
ゲームに更に強く引きつけ、且つ興趣を起こさせること
が可能となる。
【0081】また、請求項6に係るパチンコ機によれ
ば、前記左側遊技領域または前記右側遊技領域の内の一
方は、1種パチンコ機または3種パチンコ機に相当する
遊技内容の内のいずれか一方であり、前記左側遊技領域
または前記右側遊技領域の内の他方は、1種パチンコ機
または3種パチンコ機に相当する遊技内容の内の他方で
あるので、1種パチンコ機の遊技内容と3種パチンコ機
の遊技内容とを左側遊技領域または前記右側遊技領域で
展開することができる。それにより、遊技内容が多様化
して遊技を長時間続けても遊技者の興味をパチンコゲー
ムに更に強く引きつけ、且つ興趣起こさせることが可能
となる。
【0082】また、請求項7に係るパチンコ機によれ
ば、前記左側遊技領域または前記右側遊技領域の内の一
方は、1種パチンコ機または2種パチンコ機に相当する
遊技内容の内のいずれか一方であり、前記左側遊技領域
または前記右側遊技領域の内の他方は、1種パチンコ機
または2種パチンコ機に相当する遊技内容の内の他方で
あるので、1種パチンコ機の遊技内容と2種パチンコ機
の遊技内容とを左側遊技領域または前記右側遊技領域で
展開することができる。それにより、遊技内容が多様化
して遊技を長時間続けても遊技者の興味をパチンコゲー
ムに更に強く引きつけ、且つ興趣を起こさせることが可
能となる。
【0083】また、請求項8に係るパチンコ機によれ
ば、左側遊技領域または前記右側遊技領域の内の一方
は、2種パチンコ機または3種パチンコ機に相当する遊
技内容の内のいずれか一方であり、前記左側遊技領域ま
たは前記右側遊技領域の内の他方は、2種パチンコ機ま
たは3種パチンコ機に相当する遊技内容の内の他方であ
るので、2種パチンコ機の遊技内容と3種パチンコ機の
遊技内容とを左側遊技領域または前記右側遊技領域で展
開することができる。それにより、遊技内容が多様化し
て遊技を長時間続けても遊技者の興味をパチンコゲーム
に更に強く引きつけ、且つ興趣を起こさせることが可能
となる。
【0084】また、請求項9に係るパチンコ機によれ
ば、振り分け部材は、パチンコ球を入れる少なくとも1
個の入口部と、所定方向または反対方向に回転可能に取
り付けられる回転部材と、左側遊技領域側への左側排出
口または右側遊技領域への右側排出口とを有し、更に、
前記駆動手段を駆動制御する制御手段は、この回転部材
の回転方向を制御して、前記入口部にパチンコ球が入っ
たパチンコ球を、左側排出口または右側排出口を介し
て、左側遊技領域または前記右側遊技領域の内のいずれ
か一方に案内するので、遊技者はパチンコ球の転動落下
を注目することになる。このように回転部材の回転方向
により、パチンコ球を振り分ける結果、遊技内容が多様
化して遊技を長時間続けても遊技者の興味をパチンコゲ
ームに更に強く引きつけ、且つ興趣を起こさせることが
可能となる。
【0085】また、請求項10に係るパチンコ機によれ
ば、遊技領域に打ち込まれたパチンコ球を振り分け部材
に案内する案内部材を設けたので、遊技領域に打ち込ま
れたパチンコ球を前記振り分け部材に案内する。それに
より、パチンコ球は振り分け部材に導かれ、振り分け部
材によって左側遊技領域または右側遊技領域に振り分け
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るパチンコ機全体を示した正面
図である。
【図2】本実施形態に係るパチンコ機の遊技領域を拡大
して示した正面図である。
【図3】本実施形態に係るパチンコ機の振り分け部材の
拡大正面図で、パチンコ球を左側遊技領域に案内する状
態を示す図である。
【図4】本実施形態に係るパチンコ機の振り分け部材の
拡大正面図で、パチンコ球を右側遊技領域に案内する状
態を示す図である。
【図5】本実施形態に係るパチンコ機を駆動制御する制
御回路部のシステム構成を示すブロック図である。
【図6】本実施形態に係るパチンコ機の制御回路部によ
る遊技処理のメイン処理を示すメインフローチャートで
ある。
【図7】本実施形態に係るパチンコ機の「ゲート通過処
理」のサブ処理を示すフローチャートである。
【図8】本実施形態に係るパチンコ機の「第3種特別入
賞処理」のサブ処理を示すフローチャートである。
【図9】本実施形態に係るパチンコ機の「第1種始動口
入賞処理」のサブ処理を示すフローチャートである。
【図10】本実施形態に係るパチンコ機の「第1種大当
たり遊技処理」のサブ処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1・・・パチンコ機 2・・・遊技盤 11・・・遊技領域 11a・・・左側遊技領域 11b・・・右側遊技領域 K1・・・釘部材 K2・・・釘部材 K3・・・釘部材 F1・・・振り分け部材 F2・・・入口部 F3・・・回転部材 F4・・・左側排出口 F5・・・右側排出口 F6・・・駆動モータ 12・・・パチンコ球案内レール 16・・・特別図柄表示装置 17・・・第1種始動口 18・・・第1種大入賞口 19・・・普通図柄表示装置 20・・・第3種用ゲート 21・・・普通電動役物 22・・・第3種大入賞口 28・・・制御回路部 30・・・CPU 31・・・ROM 32・・・RAM

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 盤面に備えた遊技領域の周囲に設けられ
    たパチンコ球案内レールに沿って、その遊技領域にパチ
    ンコ球を打ち込んで遊技を提供するパチンコ機におい
    て、 前記遊技領域のほぼ中央に上下方向に配設され、遊技領
    域を左側遊技領域及び右側遊技領域に分離する壁部材
    と、 この左側遊技領域及び右側遊技領域で異なった遊技内容
    を展開するための構築物と、 前記壁部材の上方に設けられ、前記パチンコ球案内レー
    ルに沿って遊技領域に打ち込まれたパチンコ球を前記壁
    部材の左右のいずれかに振り分けるための振り分け部材
    と、 この振り分け部材を、パチンコ球を前記壁部材の左側遊
    技領域または右側遊技領域に振り分けるように駆動する
    駆動手段とを設けたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパチンコ機において、 前記遊技内容の起動の際に、前記左側遊技領域または前
    記右側遊技領域のいずれか一方にパチンコ球を振り分け
    るように、前記駆動手段を制御する制御手段を備えたこ
    とを特徴とするパチンコ機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のパチン
    コ機において、 前記遊技内容が遊技者に有利な特別遊技状態の終了の際
    に、前記振り分け部材を駆動させ、前記遊技内容の起動
    の際と異なる前記右側遊技領域または前記左側遊技領域
    のいずれか一方にパチンコ球を振り分けるように、前記
    駆動手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする
    パチンコ機。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一に記
    載のパチンコ機において、 前記遊技内容が遊技者に有利な特別遊技状態の終了の際
    に、前記振り分け部材を駆動させ、前記左側遊技領域ま
    たは前記右側遊技領域のいずれか一方にランダムにパチ
    ンコ球を振り分けるように、前記駆動手段を制御する制
    御手段を備えたことを特徴とするパチンコ機。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか一に記
    載のパチンコ機において、 前記遊技内容が遊技者に有利な特別遊技状態の終了の際
    に、前記振り分け部材を駆動させ、前記左側遊技領域ま
    たは前記右側遊技領域の内の遊技していなかった相手方
    となるようにパチンコ球を振り分けるように、前記駆動
    手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とするパチ
    ンコ機。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか一に記
    載のパチンコ機において、 前記左側遊技領域または前記右側遊技領域の内の一方
    は、1種パチンコ機または3種パチンコ機に相当する遊
    技内容の内のいずれか一方であり、前記左側遊技領域ま
    たは前記右側遊技領域の内の他方は、1種パチンコ機ま
    たは3種パチンコ機に相当する遊技内容の内の他方であ
    ることを特徴とするパチンコ機。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項5のいずれか一に記
    載のパチンコ機において、 前記左側遊技領域または前記右側遊技領域の内の一方
    は、1種パチンコ機または2種パチンコ機に相当する遊
    技内容の内のいずれか一方であり、前記左側遊技領域ま
    たは前記右側遊技領域の内の他方は、1種パチンコ機ま
    たは2種パチンコ機に相当する遊技内容の内の他方であ
    ることを特徴とするパチンコ機。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項5のいずれか一に記
    載のパチンコ機において、 前記左側遊技領域または前記右側遊技領域の内の一方
    は、2種パチンコ機または3種パチンコ機に相当する遊
    技内容の内のいずれか一方であり、前記左側遊技領域ま
    たは前記右側遊技領域の内の他方は、2種パチンコ機ま
    たは3種パチンコ機に相当する遊技内容の内の他方であ
    ることを特徴とするパチンコ機。
  9. 【請求項9】 請求項2乃至請求項8のいずれか一に記
    載のパチンコ機において、 前記振り分け部材は、パチンコ球を入れる少なくとも1
    個の入口部と、 所定方向または反対方向に回転可能に取り付けられる回
    転部材と、 前記左側遊技領域側への左側排出口または前記右側遊技
    領域への右側排出口とを有し、 更に、前記駆動手段を駆動制御する制御手段は、前記回
    転部材の回転方向を制御して、前記入口部にパチンコ球
    が入ったパチンコ球を前記左側遊技領域または前記右側
    遊技領域の内のいずれか一方に案内することを特徴とす
    るパチンコ機。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9のいずれか一に
    記載のパチンコ機において、 前記遊技領域に、打ち込まれたパチンコ球を前記振り分
    け部材に案内する案内部材を設けたことを特徴とするパ
    チンコ機。
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