JP2005124936A - 組合せ式遊技機 - Google Patents

組合せ式遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005124936A
JP2005124936A JP2003365336A JP2003365336A JP2005124936A JP 2005124936 A JP2005124936 A JP 2005124936A JP 2003365336 A JP2003365336 A JP 2003365336A JP 2003365336 A JP2003365336 A JP 2003365336A JP 2005124936 A JP2005124936 A JP 2005124936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
ball
balls
game balls
entrance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003365336A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Uchigashima
敏博 内ヶ島
Takahiro Uchigashima
隆寛 内ヶ島
Shogo Tatsumi
正吾 巽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takao Co Ltd
Original Assignee
Takao Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takao Co Ltd filed Critical Takao Co Ltd
Priority to JP2003365336A priority Critical patent/JP2005124936A/ja
Publication of JP2005124936A publication Critical patent/JP2005124936A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】 不正防止、遊技の幅を豊かにする。
【解決手段】 遊技球取込装置62は、上皿60から投入された遊技球を遊技機本体13内に取り込む遊技球取込通路63と、遊技球取込通路63の途中に設けるシャッタ64と、遊技球の通過を検出する通過センサ65とを備えている。遊技球取込装置62は、ゲーム開始ボタン66を操作することによりシャッタ64が開放し上皿60より所定個数(15個)の遊技球を遊技機内に取り込み、遊技者に使用できないよう排出口69a、排出通路69bを経て遊技島19へと排出し、遊技島19から賞球払出装置67或いは貸球払出装置68へ遊技球を還流させ、投入されて取り込まれる遊技球は遊技者に使用できない。
【選択図】 図4







Description

本発明は、組合せ式遊技機の技術分野に属する。
従来の組合せ式弾球遊技機は、コインを投入して封入された遊技球によりゲームを行う封入式のアレンジ遊技機、雀球遊技機等が一般的であった(特許文献1、2)。
組合せ式遊技機は、周知の通り、遊技領域に発射された遊技球が入球口に入球すると入球口に対応した入球表示が点灯し、発射された(入球した)遊技球の個数が規定数に達すると1ゲームが成立して点灯した入球表示の組合せに応じて得点が決まり、その得点に応じた賞球等が払い出される形式の遊技機である。この種の組合せ式遊技機の代表例がアレンジボール遊技機、雀球遊技機である。アレンジボール遊技機の場合、1ゲームを成立させる遊技球数は16個に設定され、雀球遊技機の場合、1ゲームを成立させる遊技球数は14個に設定されている。
しかし、近年、パチンコの遊技島を用いてアレンジボール遊技を行う要望が強くなった。
そこで、遊技者により投入された遊技球を発射して遊技を行うアレンジボール遊技機が開発されてきている。このアレンジボール遊技機は、封入式ではなく、他の第1種パチンコ機のように、上皿に投入される遊技球が発射装置によって遊技領域に発射されるものであり、遊技球が1個取り込まれる毎に遊技球を1個発射する構成であり、取り込まれる遊技球の数と1ゲームに使用される遊技球の数とが同じ数である。
特許第2823535号公報 特開2002−263321号公報
しかしながら、遊技者が投入する遊技球を発射して遊技を行う場合、規格の異なる遊技球が使用される恐れがある。また、遊技球の取込口から発射口への通路を介して不正される恐れもあった。更には、投入する遊技球数と発射される遊技球数とを相違させることができず、変化に乏しくなり、遊技の幅が狭くなる。
上記課題に鑑み、請求項1記載の組合せ式遊技機は、遊技機内に封入された遊技球でゲームを行う封入式のアレンジボール遊技機又は雀球遊技機において、遊技者が投入する遊技球を貯留する貯留皿と、封入された遊技球が所定個数発射されたことにより1ゲームを終了させ、獲得された得点に応じた遊技球を遊技者に払い出す払い出し手段、前記1ゲームが終了したことにより前記上皿に貯留された遊技球を所定個数だけ遊技機内に自動的に取り込み、取り込んだ遊技球を遊技者に使用できないよう排出する遊技球取込手段、該遊技球取込手段により前記所定個数の遊技球が取り込まれたことによりゲームの開始を可能とするゲーム開始手段と、を備えるものである。
ここでいう「遊技球を所定個数」とは、例えば、14個、15個、16個等の設定個数のパチンコ球である。
「遊技者に使用できないよう排出する」とは、具体的には、貯留皿から取り込まれ遊技機から外部に排出される遊技球は、遊技島に排出しても良いし、また、遊技機1台毎に、取り込まれた遊技球を還元させる所謂、単島として利用するため、排出された遊技球を遊技機1台毎に機械内で循環する構成としても良い。
「遊技球取込手段」とは、センサ、シャッタ、モータ又はソレノイド等の検出部と駆動部によって構成される手段である。具体例を挙げれば、(1)遊技球通路に配置されるシャッタの開放によって遊技球を遊技機内部に取り込み、取込センサによって遊技球を検出し、一方、シャッタの閉鎖によって遊技球を保持するもの、(2)遊技球通路に配置されるスプロケットをモータで回転し、遊技球を遊技機内部に取り込み、取込センサによって遊技球を検出し、一方、モータの停止によって遊技球を保持するもの等が挙げられる。
「ゲーム開始手段」とは、遊技球の発射を可能とする手段である。
アレンジボール遊技機の場合、遊技球が入球した入球口等に対応した入賞図柄を表示する入賞図柄表示手段と、前記表示された入賞図柄の組合せに基づいて得点を算出する得点算出手段と、1ゲームを成立させる個数(1ゲーム球数)の遊技球が有効球となると遊技球の発射を不可能とし、その後ゲーム開始条件が成立すると遊技球の発射を可能とするインターバル制御手段と、前記有効球となった1ゲーム球数の遊技球すべてがいずれかの前記入球口等に入球して1ゲームが成立すると前記得点算出手段によって算出された得点に対応する賞球等を払い出す払出手段とを備えることが好ましい。
この組合せ式遊技機では、遊技球が入球口、通過口、入球装置、入球装置内に設けられた領域等に入球すると、入賞図柄表示手段が、その入球口等に対応した入賞図柄(入球図柄と呼ばれることもある)を例えば点灯して表示する。
このような表示を行うためには、入球した遊技球を検出するためのセンサ等(入球検出手段)を各々の入球口等に設けて、それらセンサ等の検出信号に基づいて入賞図柄を例えば点灯して表示する制御回路を設ければよい。
得点算出手段は、入賞図柄表示手段によって表示された入賞図柄の組合せに基づいて、例えば隣り合って配置された入賞図柄が4つ連続で表示される毎に1点、というように得点を算出する。この得点計算は、例えば入賞図柄が表示される毎に行ってもよいし、1ゲームの成立後にまとめて行ってもよい。
インターバル制御手段は、1ゲームを成立させる個数(1ゲーム球数)の遊技球が有効球となると遊技球の発射を不可能とし、その後ゲーム開始条件が成立すると遊技球の発射を可能とすることでインターバル時間を確保し、ゲーム間の区切り(1ゲームの終了、次ゲームの開始)を明瞭にする。
遊技球が有効球となるというのは、ファール球にならずに遊技領域に到達したことであり、その判定は発射球、ファール球を検出するセンサのカウントに基づいて行ったり、入球した球数に基づいて行えばよい。つまり、遊技領域に到達した有効球を計数するための有効球計数手段を設ければよい。
有効球となった1ゲーム球数の遊技球すべてがいずれかの入球口等に入球すれば1ゲームが成立する。すなわち、遊技領域の下部を横断するように設置された多連入球口等を設けることにより、有効球となった遊技球はいずれかの入球口等に必ず入球すべく構成されている。入球口等への入球検出は上述の入球検出手段を用いればよい。
そして、1ゲームが成立すると、払出手段は得点算出手段によって算出された得点に対応する賞球や遊技球等を払い出す。言うまでもないが、得点が成立していなければ(0点なら)賞球等は払い出されない。
請求項2記載の発明は、1ゲーム中に発射される遊技球数を遊技球取込手段により取り込まれる遊技球数より多く設定することを特徴とする請求項1の組合せ式遊技機である。
請求項3記載の発明は、遊技者がゲームを最初に行うときには、ゲーム開始手段を操作することにより所定個数の遊技球が取り込まれるゲームスタート手段を備えることを特徴とする請求項1又は2の組合せ式遊技機である。
本発明は、アレンジボール遊技機のほか、雀球遊技機にも適用できる。この雀球遊技機は麻雀と同じようなゲーム性を持つ、パチンコ系の遊技機であり、遊技球(200円で3枚)を借り、1枚で1ゲームが遊べ、遊技球を投入すると遊技球が14発発射され、盤面下方にある多数のポケットがそれぞれ牌に対応し、14発が入球したポケットの牌が、役物或いはドット等で表示され、遊技者が捨てる牌を決め、捨て牌は10個まで決められ、10回の打ち直しが出来、その間、何らかの役が出来たらアガリとなり、役に応じて最高10枚の遊技球が払い出される。雀球遊技機は、役によるゲーム内容の他、取り込まれる個数及び発射個数等がアレンジボール遊技機とは相違するが基本的な構成は共通するので、実施形態においてはアレンジボール遊技機を説明することで、詳細な説明は割愛する。
請求項1記載の発明によれば、封入された遊技球によりゲームを行う遊技機でありながら、自動的に遊技球が遊技機内に取り込まれ遊技者の操作の煩雑さが回避できる。また、自動的に遊技球が取り込まれる構成でありながら、所定個数の遊技球が取り込まれなければゲームを開始することができない。これにより、ゲーム途中で遊技球が不足するという不具合を未然に防止する効果がある。また、遊技者が遊技球を用いて遊技を行うアレンジボール遊技機又は雀球遊技機において、ゲーム開始手段の操作等により所定個数(15個)が取り込まれ、ゲームに用いられる遊技球は封入された遊技球で行う。請求項1記載の発明によれば、封入式遊技機でありながら、遊技者の手持ち遊技球により遊技を行うことができ、払い出される景品も遊技球を使用することができる。封入式遊技機なので規格の異なる遊技球が使用されることがない。遊技領域への開口部を無くすことができ、不正行為も未然に防止できる。遊技者の手持ちの遊技球を投入することによりゲームを行う遊技機でありながら、遊技球が1個取り込まれる毎に遊技球を1個発射する構成ではないので、投入される遊技球の数と1ゲームに使用される遊技球の数とを相違させることが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、組合せ式遊技機の遊技の選択の幅が広がる。請求項2によれば、1ゲーム中に発射される遊技球が多くなる程、入賞図柄の組み合わせを成立させることができる可能性が高くなり遊技者に有利になる効果がある。アレンジボール遊技機では盤面最下部の入球口は16連入球口とする場合が一般的であるが、取り込まれる遊技球が例えば15個でも16連入球口と同数の16個の遊技球を発射することができ、ゲーム内容と対応させることができる。遊技者にしてみれば、取り込まれた遊技球より多くの遊技球でゲームを行うことができるので有利である。
請求項3記載の発明によれば、遊技者がゲームを最初に行うときには、ゲーム開始手段を操作することにより所定個数の遊技球が取り込まれるゲームスタート手段を備えているので、ゲーム開始手段を操作しない限りは上皿に貯留された遊技球は取り込まれない。これにより、遊技を行っていない遊技機の貯留皿に誤って遊技球を貯留させた場合でも、自動的に取り込まれることを回避できる。また、遊技者がゲームを行おうとして椅子に座り貯留皿に遊技球を貯留させた場合でも、遊技者が任意の時期にゲームを開始することができる。
次に、本発明の実施形態を説明する。
図1は、組合せ式遊技機である実施形態1のアレンジボール遊技機10について図1〜図7を参照して説明する。このアレンジボール遊技機10の装置構成自体は公知のアレンジボール遊技機と変わるところはないので、本発明に関わりのある部分を中心に説明し、その他の構成の説明は適宜省略する。
アレンジボール遊技機10は図1に示す通り、外枠11と、この外枠11の前側に配置された前枠12とを備えた遊技機本体13を有し、その前枠12は左右一端側に配置された上下一対のヒンジ(図示略)を介して外枠11に縦軸心廻りに開閉及び着脱自在に装着されている。
遊技盤14上には、ガイドレール15、16等で囲まれた略円形の遊技領域17が形成されている。遊技球はガイドレール15、16間を通るよう発射され、ガイドレール16の先端に装着されている戻り防止片18を通過すると逆戻りできず有効球となる。
遊技機本体13を遊技島19に取り付ける場合には、図3に示すように、外枠11側の上枠部及び下枠部が、遊技島19の上枠及び受け枠に釘等の固定具により固定される。
遊技盤14の中央上部には図柄表示装置20が設置され、その下方、遊技領域17のほぼ中央には中央装置21が配されている。中央装置21には一対の羽根22、回転体23及び3つの入球口24、25、26が備わっている。中央装置21は、一対の羽根22が外側に倒れて開放された状態でのみ遊技球が入球可能で、そのときに入球した遊技球は回転体23の働きで入球口24、25、26のいずれかに入球させられる(振り分けられる)。
中央装置21には、中央装置21に入球した遊技球をすべて検出する中央装置スイッチ21aと入球口25への入球のみを検出する権利発生口スイッチ21bとが備わっており(ともに図1には示さない。図5参照)、入球口25への入球を入球口24、26への入球とは区別して検出できる。
中央装置21の下方、遊技盤14の最下部には、16個の入球口が横一列状等に形成され且つ前側から入賞した遊技球を遊技盤14の裏側へと誘導する16連入球口27が盤面を横断するようにして設置されている。16連入球口27の各入球口にはそれぞれ入球口スイッチ27a(図1には示さない。図5参照)が備わっており、各入球口毎に(入球口スイッチ27a毎に)入球した遊技球を検出できる。
16連入球口27の各入球口(向かって左から順に1番入球口、2番入球口、3番入球口、・・・16番入球口)の前面には、それぞれ入賞図柄に該当する1〜16の数字図柄が描かれている。各数字図柄の背後には入球表示用のランプ28(図1には示さない。図5参照)が設置されており、ランプ28の点灯により各数字図柄が点灯表示される。
16連入球口27の前面、数字図柄の下側中央部には得点表示装置29が取り付けられている。得点表示装置29は2つの7セグメントLEDを得点表示用LED29a(図1には示さない。図5参照)として備えており0〜2桁の数字をデジタル表示できる。
遊技盤14の左半部には始動ゲート30や左入球口31が配され、右半部にはゲートである役物誘導装置32、右入球口33、得点増加装置35等が配されている。いずれも図1には示さないが、始動ゲート30には始動ゲートスイッチ30a、左入球口31には左入球口スイッチ31a、役物誘導装置32には役物誘導装置スイッチ32a、右入球口33には右入球口スイッチ33a、得点増加装置35には得点増加装置スイッチ35aがそれぞれ備わっていて、通過又は入球した遊技球を検出できる(図5参照)。
得点増加装置35はチューリップ式の入球装置であり、一対の羽根を左右に倒した開放状態では入球が容易になるが、羽根を立てた閉鎖状態では、いわゆる3角釘36によって封鎖されるために入球できない構造である。
遊技盤14の裏面には、図3に示す通り、遊技盤面上の各遊技部品を裏側から覆う裏カバー40と、この裏カバー40の下側に配置された球集合ケース41とが着脱自在に装着され、その裏カバー40の裏面に、後述する主制御装置70と、音制御装置76等が着脱自在に装着されている。
球集合ケース41は、遊技盤面上の遊技部品を経て遊技盤14の裏側に誘導された遊技球を集合させるもので、上側が開口する球集合部42と、この球集合部42で集合した遊技球を下方へと排出する球排出口43とを有し、遊技盤14の裏側に装着されている。
球集合ケース41の球排出口43は、待機通路44と接続され、この待機通路44の下端部に開口部45が形成されている。発射装置46は、開口部45から供給される遊技球をガイドレール15、16を経て遊技盤14の遊技領域17へと発射させるもので、図1〜図3に示すように、発射レール47上の遊技球をガイドレール15、16側に向かって打撃する打撃槌48と、打撃槌48を遊技球の打撃方向に付勢する発射バネ(図示省略)と、カム機構49を介して発射バネに抗しながら打撃槌48を反打撃方向へと間欠的に揺動させる発射モータ50と、遊技者の把持により発射モータ50を起動させ且つその回動操作により発射バネのバネ圧を調整可能な発射ハンドル51とを備えている。
発射装置46側と遊技盤14側との間には、図2に示すように、これらを含む遊技球用の循環経路52が閉ループ状に形成され、その循環経路52内に複数個の遊技球が封入されている。循環経路52は、発射装置46により発射された遊技球を遊技盤14側へと案内する発射側経路53と、遊技盤14の裏側に通過した遊技球を発射装置46側へと戻す戻り側経路54とを備えている。発射側経路53は発射レール47、ガイドレール15、16等により構成され、また戻り側経路54は球集合ケース41、待機通路44、球送り装置55等により構成されている。球送り装置55は、発射装置46の発射動作に連動して待機通路44内の遊技球を1個ずつ発射レール47上へと送るものである。
循環経路52中の遊技球の封入個数は、1ゲームに必要な最低の所定数以上(例えば14〜25個程度)が望ましいが、少なくとも発射装置46が遊技球を所定の時間間隔で発射できるに十分な個数であれば良く、1ゲームに必要な所定数未満でも良い。また待機通路44は、その封入個数分の遊技球の全て、又は下流側の一部(数個程度)が一列状に整列する程度の長さであることが望ましい。
遊技領域17に打ち込まれた遊技球は、16連入球口27に入賞するか、又は遊技盤面上の他の入賞口に入賞して、遊技盤14の裏側へと案内された後、球集合ケース41を経て待機通路44へと順次戻されて行く。例えば、遊技球が16連入球口27に入賞すると、その遊技球は16連入球口27から遊技盤14の裏側へと案内され、球集合ケース41を経て待機通路44へと戻される。また、遊技球が16連入球口27から遊技盤14の裏側へと通過するときに、入球口スイッチ27aがその遊技球を検出するようになっている。
アレンジボール遊技機10の前面下部には上皿球検知スイッチ60aを備える上皿60、下皿61等が配されている。遊技球取込装置62は、上皿60から投入された遊技球を遊技機本体13内に取り込む遊技球取込通路63と、遊技球取込通路63の途中に設けるシャッタ64と、遊技球の通過を検出する通過センサ65とを備えている。遊技球取込装置62は、ゲーム開始ボタン66を操作することによりシャッタ64が開放し上皿60より所定個数(15個又は16個)の遊技球を遊技機内に取り込み、遊技者に使用できないよう排出口69a、排出通路69bを経て遊技島19へと排出するものである。この遊技島19から図4に示す賞球払出装置67或いは貸球払出装置68へ遊技球を還流させるようになっている。これにより投入されて取り込まれる遊技球は遊技者に使用できないよう遊技島19へ排出されることになる。
発射制御装置74は、各ゲームの終了毎に所定の休止時間をおいて発射装置46の発射動作を制御するもので、所定球数の遊技数が取り込まれること及び遊技者が発射装置46の発射ハンドル51を操作することを条件に、発射開始条件が成立し、発射装置46が最大所定数(16個)の遊技球を遊技領域17に打ち込み、ゲームが進行し終了すると、その発射装置46の作動を停止させるようになっている。
主制御装置70は、通過センサ65が所定個数(ここでは15個)の遊技球数を検出し、遊技球取込装置62による所定個数の遊技球が遊技機内へ取り込まれたと判定すると、次の1ゲームの開始を許可する。
ゲーム開始ボタン66の指令に基づいて1ゲーム毎に発射装置46を発射動作させるようにしてもよいし、最初の開始だけを行うようにさせてもよい。
1ゲーム中に発射装置46により発射される遊技球数(16個)は、遊技球取込装置62により取り込まれる遊技球数(15個)より多く設定されている。
アレンジボール遊技機10の制御系は図5に示す通り、主制御装置70を中心にして構成されている。
詳細の図示は省略するが、主制御装置70、払出制御装置72、発射制御装置74、音制御装置76、ランプ制御装置78及び図柄制御装置80は、いずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えている。また、主制御装置70には各種の抽選や選択に使用する乱数カウンタ(複数)が備えられ、音制御装置76には音源ICが備わっている。なお、払出制御装置72、発射制御装置74、音制御装置76、ランプ制御装置78及び図柄制御装置80はそれぞれサブ制御装置であり、図柄制御装置80は図柄表示装置20と一体化されている。
主制御装置70には、上皿に遊技球が投入されることを検知する上皿球検知スイッチ60a、下皿61が満杯状態になったことを検出する満タンスイッチ61a、球タンク(図示略)が空状態になったことを検出する玉切れスイッチ81、始動ゲートスイッチ30a、左入球口スイッチ31a、右入球口スイッチ33a、権利発生口スイッチ21b、賞球払出装置67から払出される遊技球を検出する賞球センサー82、役物誘導装置スイッチ32a、得点増加装置スイッチ35a、中央装置スイッチ21a、発射されたものの遊技領域17に到達できずにファール球となった遊技球(戻り防止片18を通過できなかった遊技球)を検出するためのファール球検出スイッチ83a、通過センサ65、ゲーム開始ボタン66等の検出信号が入力される。
主制御装置70は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成して払出制御装置72、発射制御装置74(払出制御装置72経由)、音制御装置76、ランプ制御装置78、図柄制御装置80、シャッタ64に出力したり、また中央装置21の羽根22を駆動する中央装置羽根ソレノイド22a、中央装置21の回転体23を駆動する中央装置回転モータ23a、得点増加装置35の羽根を駆動する得点増加装置羽根ソレノイド35bの動作を制御する。
また、主制御装置70は、盤用外部接続端子83を介してホールコンピュータ84に入賞や大当たり等の情報を出力する。試験信号端子85は主制御装置70のモニタ用で、検定試験等で使用される。
なお、主制御装置70からの出力回路、すなわち払出制御装置72、音制御装置76、ランプ制御装置78、図柄制御装置80、ソレノイド等への信号回路は、全て主制御装置70からのみ送信可能な一方向通信回路として構成されている。
払出制御装置72は、主制御装置70から送られてくるコマンドに応じて賞球払出装置67の賞球モータ86を稼働させて賞球を払い出させる。
また、アレンジボール遊技機10には周知のプリペイドカードユニット87が付属することがあり、その場合には払出制御装置72は、プリペイドカードユニット87及びCR精算表示装置88と通信し貸球払出装置68の球貸ソレノイド89を制御する等、貸球の払い出しに関わる制御も行い球貸しセンサー90の信号も入力されるが、その動作等は公知であるので説明を省略する。なお、払出制御装置72からは球貸動作完了信号等が枠用外部接続端子91に出力され、枠用外部接続端子91からホールコンピュータ84に送られる。また、枠用外部接続端子91にはガラス扉の扉開放スイッチ92の信号も入力されてホールコンピュータ84に送られる。
発射制御装置74は、払出制御装置72経由で主制御装置70から送られてくるコマンド、タッチスイッチ93の信号、発射ハンドル51の回動信号及び発射停止スイッチ94の信号に基づいて発射装置46の発射モータ50を制御して遊技球を発射させまた発射動作を停止させる。
図柄制御装置80は、主制御装置70から送られてくるコマンドに応じて図柄表示装置20の表示を制御する。また、図柄制御装置80は、表示状態(例えば図柄の変動開始、リーチ表示、確定表示など)に応じたコマンドを音制御装置76及びランプ制御装置78に出力する。
音制御装置76は、主制御装置70又は図柄制御装置80から送られてくるコマンドに応じて音声信号を生成し、その音声信号にてスピーカ95を駆動して音声を出力する。
ランプ制御装置78は、主制御装置70から送られてくるコマンドに応じて得点表示用LED29a、16連入球口27のランプ28の表示を制御するほか、主制御装置70又は図柄制御装置80から送られてくるコマンドに応じて他の各種LED96や各種ランプ97の点灯、消灯等を制御する。
次に、本実施形態のアレンジボール遊技機10の主制御装置70の処理を説明する。一般的な制御は割愛し、本実施形態に独特な遊技中判定処理について図6を参照して説明する。
該処理が開始されると、遊技中か否かを判定し(S1)、肯定判定なら遊技中フラグFを1にセットし(S2)、否定判定なら遊技中フラグFを0にセットし(S3)、リターンに抜ける。これにより現在、遊技中か否かを判定できる。S1の遊技中か否かの判定は、例えば、発射ハンドルが所定時間以上に亘り、タッチされていない状態が継続される等の条件によって行われる。
次に、本実施形態のアレンジボール遊技機10に独特な遊技球取込処理について図7を参照して説明する。
遊技者がゲーム開始ボタン66を押し下げしたか否かを判定し(S11)、肯定判定されると、フラグFが1か否か即ち遊技中であるか否かを判定し(S12)、肯定判定されると、上皿60に遊技球が存在するか否か、即ち、上皿球検知スイッチ60aにより遊技球が検出されたか否かを判定し(S13)、肯定判定されると、シャッタ64の開放により、所定球数(15個)の遊技球が取り込まれるとともに通過センサ65によりそれぞれ検出される15球取込・検出処理を行い(S14)、タッチスイッチ93がオンしたか否かを判定し(S15)、1ゲームの遊技を行い(S16)、1ゲームの終了処理を行い(S17)、S12に戻る。S11、S12、S13で否定判定される場合、そのままリターンに抜ける。S15で否定判定される場合、S15の処理を繰り返す。尚、通過センサ65により15個の遊技球が取り込まれると、シャッタ64により遊技球取込通路63は閉じられる。このように遊技中に1ゲームが終了したことにより上皿60に貯留された遊技球を所定個数(15個)だけ遊技機内に自動的に取り込み、取り込んだ遊技球を遊技者に使用できないよう排出し、次ゲームに移行する。
尚、フラグFは、遊技球が所定時間(例えば5分間)以上発射されなければクリアされる。また、ステップS13の処理は省略し、ステップS14の処理により15球取り込まれるまで待機する構成としても良い。この場合、待機中に所定時間経過すれば、取り込まれた15個に満たない遊技球は遊技者に還元しフラグFをクリアする構成が挙げられる。
次に、アレンジボール遊技機10の動作を説明する。
遊技者が上皿60へ遊技球を投入すると遊技球取込通路63に遊技球が充填されて、遊技者が最初のゲーム開始のときにゲーム開始ボタン66を押し下げさえすれば、1ゲーム毎に、シャッタ64の開放により、所定球数(15個)の遊技球が取り込まれるとともに通過センサ65によりそれぞれ検出され、15個の遊技球が排出口69a、排出通路69bに自動的に取り込まれる。
遊技者が発射ハンドル51を回すと、遊技機本体13内に封入されている遊技球が発射され、16連入球口27のいずれかに入球すると入球口スイッチ27aの検出信号が主制御装置70に入力される。主制御装置70は入球位置に対応する数字図柄を記憶し、ランプ制御装置78に指示して入球位置に対応する数字図柄のランプ28を点灯させる。
左入球口スイッチ31aからの検出信号が入力されれば5番の数字図柄を記憶し5番のランプ28を点灯させ、右入球口スイッチ33aからの検出信号が入力されれば12番の数字図柄を記憶し12番のランプ28を点灯させる。
中央装置21及び得点増加装置35は開放されなければ入球できないが、開放状態になった中央装置21に遊技球が入球したときには(中央装置スイッチ21aの検出信号が入力されれば)、主制御装置70は12番、13番、15番及び16番の数字図柄を記憶しそれらのランプ28を点灯させ、得点増加装置35に遊技球が入球したときには(得点増加装置スイッチ35aの検出信号が入力されれば)、主制御装置70は11番、13番、14番及び15番の数字図柄を記憶しそれらのランプ28を点灯させる。
ゲームの進行により既にランプ28が点灯している場合もあるが、その場合は、二重に数字図柄を記憶しランプ28を点灯させることはない。その時点で記憶していない数字図柄を記憶し、対応する番号のランプ28を点灯させる。
遊技球が始動ゲート30に進入して始動ゲートスイッチ30aからの検出信号(始動信号)が入力された場合には、主制御装置70は判定カウンタの乱数値を読み込んで、その値が当たり値(予め設定されている)のいずれかと一致すれば当たり、そうでなければ外れと判定する。そして、この判定に対応した当たり図柄(000、111、222等の3桁揃い)又は外れ図柄(3桁揃い以外)を決定し、その図柄(当たり図柄又は外れ図柄)の表示を図柄制御装置80に指示して図柄表示装置20に表示させる。図柄表示装置20における変動表示及び確定表示は公知の通りであるから、説明は省略する。
上記の判定が当たりの場合は、図柄表示装置20において当たり図柄が確定表示されるのを待って、羽根22を開放することにより、中央装置21を設定時間(例えば約5.8秒間)開放させる。
この中央装置21の開放中に入球した遊技球が入球口24〜26のいずれかに振り分けられる。入球口25へ入球、即ち、権利発生口スイッチ21bの検出信号が入力されれば、特別遊技の権利が発生する。入球口24又は26への入球では特別遊技の権利は発生しない。主制御装置70は、例えば特別遊技権利フラグをセットして特別遊技権利発生を記憶する。なお、特別遊技権利は、これが発生したゲームも含めて14ゲームが終了すれば消滅する。
特別遊技権利の発生中(大当たり中)には、遊技球が役物誘導装置32に進入、即ち、役物誘導装置スイッチ32aの検出信号が入力されると、得点増加装置35を開放させる。得点増加装置35に入球すると、そのゲームで成立した得点が2倍に倍加する。なお、得点増加装置35は遊技球が入球、即ち、得点増加装置スイッチ35aの検出信号が入力されると閉鎖されるが、入球しなくても設定されたゲーム数(例えば3ゲーム)が終了した際に閉鎖される。
1ゲーム球数の遊技球が16連入球口27、左入球口31、右入球口33、中央装置21又は得点増加装置35に入球すると1ゲームが終了する。
主制御装置70は、1ゲームについて16球を約0.6秒間隔で連続的に発射してから約3秒の発射停止期間(インターバル)が確保されるように、発射制御装置74を介して発射モータを制御する。ただし、ファール球検出スイッチ83aの検出信号が入力された場合は(ファール球が発生した場合は)、検出信号が入力される毎に発射すべき球数を+1する制御を行うので、ファール球と同数だけ追加発射される。
即ち、1ゲーム球数の遊技球が有効球となれば遊技球の発射が停止されてインターバルとなり、有効球のすべてが16連入球口27、左入球口31、右入球口33、中央装置21又は得点増加装置35に入球した時点で1ゲームが終了する。
主制御装置70は、1ゲームが終了したなら精算処理を実行し、ランプ28を点灯させる毎に記憶してあった数字図柄を走査して、得点を計算する。
本実施形態の場合、数字図柄が例えば2番、3番、4番、5番と4個連続で点灯表示(4連点灯)されると得点が成立し、1番〜4番、12番〜15番、13番〜16番の4点灯はそれぞれジャックポットで3点、他の4連点灯は1点である。そして、5連以上の点灯では、例えば11番〜15番が点灯すれば1+3=4点というように、4連毎の得点の和になる。また、上述の得点増加装置35に入球していると得点が2倍になる。ただし、最大10点までであり、10点を越える分の点数は削除される。
そして、その合計得点の1点につき16球又は18球の賞球を払出制御装置72に指示して上皿60に払い出させる。得点計算が済めば数字図柄の記憶は不要であり、数字図柄の点灯記憶が無い状態で次のゲームを開始するためにも、数字図柄の記憶をクリアする。
以上説明した実施形態1によれば、封入された遊技球によりゲームを行う遊技機でありながら、自動的に遊技球が遊技機本体13内に取り込まれ遊技者の操作の煩雑さが回避できる。また、自動的に遊技球が遊技機本体13内に取り込まれる構成でありながら、所定個数の遊技球が取り込まれなければゲームを開始することができない。これにより、ゲーム途中で遊技球が不足するという不具合を未然に防止する効果がある。
また、所定個数(15個)が遊技機本体13内部の排出口69a及び排出通路69bに取り込まれて遊技島19へ排出され、遊技島19から遊技球が賞球払出装置67或いは貸球払出装置68に供給されるようになっている。その一方、ゲームに用いられる遊技球は循環経路52に封入され循環する遊技球で行う。そのため、封入式遊技機でありながら、遊技者の手持ち遊技球により遊技を行うことができ、賞球払出装置67から上皿60に払い出される景品も遊技球を使用することができる。また、封入式遊技機であるので、規格の異なる遊技球が使用されることがない。そして、遊技領域17への開口部を無くすことができ、不正行為も未然に防止できる。
さらに遊技者の手持ちの遊技球を上皿60に投入することによりゲームを行う遊技機でありながら、封入される遊技球と投入される遊技球とが分離されていて、遊技球が1個取り込まれる毎に遊技球を1個発射する構成ではないので、投入される遊技球の数と1ゲームに使用される遊技球の数とを相違させることが可能となる。これにより遊技の幅を広げることができる。
また、1ゲーム中に発射装置46により発射される遊技球数(16個)は、遊技球取込装置62により取り込まれる遊技球数(15個)より多く設定されているので、1ゲーム中に発射される遊技球が多くなる程、入賞図柄の組み合わせを成立させることができる可能性が高くなり遊技者に有利になる効果がある。取り込まれる遊技球が15個でも16連入球口27と同数の16個の遊技球を発射することができ、ゲーム内容と対応させることができる。遊技者にしてみれば、取り込まれた遊技球より多くの遊技球でゲームを行うことができるので有利である。さらに、現行の料金はパチンコ球4円であり、コイン式アレンジボール遊技機のコインが1枚20円と改正されたので、15球×4円=3枚×20円=60円となり、同一の料金で遊技球又はコインでいずれも1ゲームができるようになる効果がある。
さらに、遊技者がゲームを最初に行うときには、ゲーム開始ボタン66を操作することにより所定個数の遊技球が取り込まれるので、ゲーム開始ボタン66を操作しない限りは上皿60に貯留された遊技球は取り込まれない。これにより、遊技を行っていない遊技機の上皿60に誤って遊技球を貯留させた場合でも、自動的に取り込まれることを回避できる。また、遊技者がゲームを行おうとして椅子に座り上皿60に遊技球を貯留させた場合でも、遊技者が任意の時期にゲームを開始することができる。
実施形態2のアレンジボール遊技機10の構成は図4、図8に示す通り、始動ゲート30(始動ゲートスイッチ30a)が開放ゲート130(開放ゲートスイッチ130a)に変更され、入球口25に入球した遊技球を検出する権利発生口スイッチ21bが図柄始動スイッチ120aに変更されている点で実施形態1と異なるが、その他は実施形態1と同様であるので実施形態1と同符号を使用して説明は省略する。
次に、実施形態2のアレンジボール遊技機10の動作を説明する。
まず、遊技球が16連入球口27のいずれかに入球すると、入球位置に対応する数字図柄が主制御装置70に記憶され入球位置に対応する数字図柄のランプ28が点灯される点、左入球口31に入球すれば5番の数字図柄が記憶され5番のランプ28が点灯され、右入球口33に入球すれば12番の数字図柄が記憶されて12番のランプ28が点灯される点、中央装置21へ入球すれば12番、13番、15番及び16番の数字図柄が記憶されてそれらのランプ28が点灯され、得点増加装置35に入球すれば11番、13番、14番及び15番の数字図柄が記憶されてそれらのランプ28が点灯される点は実施形態1と同様である。また、二重に数字図柄を記憶しランプ28を点灯させることもしない。
遊技球が開放ゲート130に進入して開放ゲートスイッチ130aからの検出信号(開放信号)が入力された場合には、主制御装置70は羽根22を開放することにより中央装置21を設定時間(例えば約5.8秒間)開放させる。この中央装置21の開放中に入球した遊技球が入球口24〜26に振り分けられる。入球口25へ入球、即ち、図柄始動スイッチ120aの検出信号が入力されれば、大当たり判定などが行われ、大当りと判定されると、図柄表示装置20の図柄が回転し、回転した図柄が3個揃って表示されると、特別遊技の権利が得られる。
なお、実施形態では1番と2番の2カ所を点灯表示する構成としているが、例えば3カ所以上の点灯表示でもよいし、得点を成立させるためにポイントとなる1カ所(通常は入球が難しい)だけでもよい。また、4連点灯で得点を成立させてもよい。
以上、本発明の実施形態1、2について説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
例えば、実施形態1、2では基本球数を16球としたが、これよりも少ない14球、15球を1ゲーム球数とすることもある。1ゲーム球数を多くする変更(例えば18球に変更する等)も可能である。
実施形態1、2とも、図柄の変動表示中等に遊技球が例えば始動ゲート30に進入した場合のいわゆる保留記憶については説明していないが、このような場合には従来のアレンジボール遊技機と同様に保留記憶する構成であっても構わない。
アレンジボール遊技機に代えて雀球遊技機にも適用できることは無論である。
実施形態1のアレンジボール遊技機の正面図である。 実施形態1のアレンジボール遊技機の正面からの内部構造の模式図である。 実施形態1のアレンジボール遊技機の裏面からの内部構造の模式図である。 実施形態1のアレンジボール遊技機において、遊技島からシャッタに至る遊技球の経路を示す説明図である。 実施形態1のアレンジボール遊技機の電気ブロック図である。 実施形態1のアレンジボール遊技機の主制御装置が実行する遊技中判定処理のフローチャートである。 実施形態1のアレンジボール遊技機の主制御装置が実行する遊技球取込処理のフローチャートである。 実施形態2のアレンジボール遊技機の電気ブロック図である。
符号の説明
10・・・アレンジボール遊技機 11・・・外枠 12・・・前枠
13・・・遊技機本体 14・・・遊技盤 15、16・・・ガイドレール
17・・・遊技領域 18・・・戻り防止片 19・・・遊技島
20・・・図柄表示装置 21・・・中央装置 22・・・羽根
22a・・・中央装置羽根ソレノイド 23・・・回転体
23a・・・中央装置回転モータ 24、25、26・・・入球口
21a・・・中央装置スイッチ 21b・・・権利発生口スイッチ
27・・・16連入球口 27a・・・入球口スイッチ 28・・・ランプ
29・・・得点表示装置 29a・・・LED 30・・・始動ゲート
30a・・・始動ゲートスイッチ 31・・・左入球口 31a・・・左入球口スイッチ
32・・・役物誘導装置 32a・・・役物誘導装置スイッチ 33・・・右入球口
33a・・・右入球口スイッチ 35・・・得点増加装置
35a・・・得点増加装置スイッチ 35b・・・得点増加装置羽根ソレノイド
36・・・3角釘 40・・・裏カバー 41・・・球集合ケース 42・・・球集合部
43・・・球排出口 44・・・待機通路 45・・・開口部 46・・・発射装置
50・・・発射モータ 51・・・発射ハンドル 52・・・循環経路
53・・・発射側経路 54・・・戻り側経路 55・・・球送り装置
60・・・上皿 61・・・下皿 62・・・遊技球取込装置
63・・・遊技球取込通路 64・・・シャッタ 65・・・通過センサ
66・・・ゲーム開始ボタン 67・・・賞球払出装置 68・・・貸球払出装置
69a・・・排出口 69b・・・排出通路 70・・・主制御装置
72・・・払出制御装置 74・・・発射制御装置 76・・・音制御装置
78・・・ランプ制御装置 80・・・図柄制御装置 86・・・賞球モータ

Claims (3)

  1. 遊技機内に封入された遊技球でゲームを行う封入式のアレンジボール遊技機又は雀球遊技機において、
    遊技者が投入する遊技球を貯留する貯留皿と、
    封入された遊技球が所定個数発射されたことにより1ゲームを終了させ、獲得された得点に応じた遊技球を遊技者に払い出す払い出し手段、
    前記1ゲームが終了したことにより前記上皿に貯留された遊技球を所定個数だけ遊技機内に自動的に取り込み、取り込んだ遊技球を遊技者に使用できないよう排出する遊技球取込手段、
    該遊技球取込手段により前記所定個数の遊技球が取り込まれたことによりゲームの開始を可能とするゲーム開始手段と、
    を備えることを特徴とする組合せ式遊技機。
  2. 1ゲーム中に発射される遊技球数を遊技球取込手段により取り込まれる遊技球数より多く設定することを特徴とする請求項1の組合せ式遊技機。
  3. 遊技者がゲームを最初に行うときには、ゲーム開始手段を操作することにより所定個数の遊技球が取り込まれるゲームスタート手段を備えることを特徴とする請求項1又は2の組合せ式遊技機。
JP2003365336A 2003-10-24 2003-10-24 組合せ式遊技機 Withdrawn JP2005124936A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003365336A JP2005124936A (ja) 2003-10-24 2003-10-24 組合せ式遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003365336A JP2005124936A (ja) 2003-10-24 2003-10-24 組合せ式遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005124936A true JP2005124936A (ja) 2005-05-19

Family

ID=34644024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003365336A Withdrawn JP2005124936A (ja) 2003-10-24 2003-10-24 組合せ式遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005124936A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012170490A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技装置及びその遊技部
JP2012170485A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技装置
JP2012170487A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技装置及びその遊技部
JP2015093155A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 株式会社三共 遊技機、および遊技枠

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012170490A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技装置及びその遊技部
JP2012170485A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技装置
JP2012170487A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技装置及びその遊技部
JP2015093155A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 株式会社三共 遊技機、および遊技枠

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006263129A (ja) 弾球遊技機
JP2016029984A (ja) 遊技機
JP4854968B2 (ja) パチンコ機
JP4431658B2 (ja) 組合せ式遊技機
JP5047641B2 (ja) 遊技機
JP2005124936A (ja) 組合せ式遊技機
JP5590534B2 (ja) 遊技機
JP5656206B2 (ja) 遊技機
JP2004073670A (ja) 遊技機
JP2008183046A (ja) 遊技機
JP2005124933A (ja) 組合せ式遊技機
JP5345718B2 (ja) 遊技機
JP2004073873A (ja) 遊技機
JP2002143429A (ja) 入賞装置
JP2004242740A (ja) 弾球遊技機
JP2001198281A (ja) 遊技機
JP2001079173A (ja) 遊技機
JP2016107161A (ja) 遊技機
JP2004065827A (ja) 遊技機
JPH06312049A (ja) 弾球遊技機
JP2002136662A (ja) 組み合わせ遊技機
JP2002224295A (ja) 組み合わせ遊技機
JP2008183044A (ja) 遊技機
JP5656207B2 (ja) 遊技機
JP2006087799A (ja) パチンコ遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070806

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070809

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20070827

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761