JP2003063369A - 屈曲路走行支援装置 - Google Patents

屈曲路走行支援装置

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JP2003063369A
JP2003063369A JP2001259056A JP2001259056A JP2003063369A JP 2003063369 A JP2003063369 A JP 2003063369A JP 2001259056 A JP2001259056 A JP 2001259056A JP 2001259056 A JP2001259056 A JP 2001259056A JP 2003063369 A JP2003063369 A JP 2003063369A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自車の前方にある屈曲路を安定して通過するに
あたり、減速が必要であるときには車両の減速支援を行
なうようにした屈曲路走行支援装置において、車両運転
者の運転意思を反映した減速支援を行なう。 【解決手段】車両運転者のブレーキ操作入力に対するブ
レーキ出力の比であるブレーキ出力ゲインを変更するこ
とを可能としてブレーキ力を調節するブレーキアクチュ
エータ28のブレーキ出力ゲインが、減速が必要である
と減速必要性判断手段44で判断されたときには、減速
必要性判断手段44が算出した必要減速度に応じて変化
するように通常のブレーキ出力ゲインよりも大きく設定
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自車の前方にある
屈曲路を安定して通過するにあたり、減速が必要である
ときには車両の減速支援を行なうようにした屈曲路走行
支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、屈曲路への進入前に、該屈曲路を
適切に通過するための適正速度まで自動的に減速するよ
うにしたものが、たとえば特開平10−149499号
公報等で既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来のも
のでは、屈曲路に進入する前に減速が必要か否かを判断
し、必要時には目標速度まで自動的に減速するようにし
ている。しかるに屈曲路への進入時に、車両運転者はど
の程度の速度で屈曲路を通過するかを考えてブレーキ操
作を行なうのが一般的であり、上記従来のものでは、そ
のような車両運転者の運転意思とは無関係に減速されて
しまう。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、車両運転者の運転意思を反映した減速支援を
行なうようにした屈曲路走行支援装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、道路データを記憶する道路
データ記憶手段と、前記道路データ上での自車位置を検
出する自車位置検出手段と、車速を検出する車速検出手
段と、前記道路データおよび前記自車位置に基づいて自
車の前方の屈曲路を検出する屈曲路検出手段と、前記屈
曲路を適切に通過するための通過適正速度を算出する通
過適正速度算出手段と、前記自車位置、前記車速、前記
自車位置から前記屈曲路までの距離および前記通過適正
速度に基づいて該通過適正速度で前記屈曲路に進入する
のに必要となる必要減速度を算出するとともに前記必要
減速度がしきい値を超えることに基づいて減速が必要と
判断する減速必要性判断手段とを備え、減速必要性判断
手段で減速が必要と判断されるのに応じて車両の減速支
援を実行するようにした屈曲路走行支援装置において、
車両運転者のブレーキ操作入力に対するブレーキ出力の
比であるブレーキ出力ゲインを変更することを可能とし
て車輪ブレーキが発揮するブレーキ力を調節するブレー
キアクチュエータと、前記ブレーキアクチュエータによ
るブレーキ出力ゲインを通常時のブレーキ出力ゲインよ
りも大きくするとともに前記減速必要性判断手段が算出
した必要減速度に応じて変化するように定めるブレーキ
ゲイン特性設定手段とを含むことを特徴とする。
【0006】このような請求項1記載の発明の構成によ
れば、屈曲路に進入する前に減速が必要と減速必要性判
断手段で判断したときには、ブレーキアクチュエータで
のブレーキ出力ゲインが、減速必要性判断手段で算出さ
れた必要減速度に応じた値まで大きく設定されることに
なり、車両運転者がブレーキ操作を行なうのに応じて必
要減速度に応じたブレーキ力で車両を減速させることが
でき、車両運転者の運転意思を反映しつつ通過適正速度
まで速やかに減速することができる。
【0007】また上記目的を達成するために、請求項2
記載の発明は、道路データを記憶する道路データ記憶手
段と、前記道路データ上での自車位置を検出する自車位
置検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記道
路データおよび前記自車位置に基づいて自車の前方の屈
曲路を検出する屈曲路検出手段と、前記屈曲路を適切に
通過するための通過適正速度を算出する通過適正速度算
出手段と、前記自車位置、前記車速、前記自車位置から
前記屈曲路までの距離および前記通過適正速度に基づい
て該通過適正速度で前記屈曲路に進入するのに必要とな
る必要減速度を算出するとともに前記必要減速度がしき
い値を超えることに基づいて減速が必要と判断する減速
必要性判断手段とを備え、減速必要性判断手段で減速が
必要と判断されるのに応じて車両の減速支援を実行する
ようにした屈曲路走行支援装置において、車両運転者の
ブレーキ操作入力に対するブレーキ出力の比であるブレ
ーキ出力ゲインを変更することを可能として車輪ブレー
キが発揮するブレーキ力を調節するブレーキアクチュエ
ータと、前記ブレーキアクチュエータによるブレーキ出
力ゲインを通常時のブレーキ出力ゲインよりも大きくす
るとともに前記減速必要性判断手段が算出した必要減速
度および前記しきい値の差に応じて変化するように定め
るブレーキゲイン特性設定手段とを含むことを特徴とす
る。
【0008】このような請求項2記載の発明の構成によ
れば、屈曲路に進入する前に減速が必要と減速必要性判
断手段で判断したときには、ブレーキアクチュエータで
のブレーキ出力ゲインが、減速必要性判断手段で算出さ
れた必要減速度と、減速の必要の有無を判断する基準で
あるしきい値との差に応じた値まで大きく設定されるこ
とになり、車両運転者がブレーキ操作を行なうのに応じ
て必要減速度およびしきい値の差に応じたブレーキ力で
車両を減速させることができ、車両運転者の運転意思を
反映しつつ通過適正速度まで速やかに減速することがで
きる。
【0009】請求項3記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の発明の構成に加えて、前記ブレーキゲイン特
性設定手段は、前記屈曲路検出手段が検出した屈曲路へ
の進入後には、前記ブレーキアクチュエータによるブレ
ーキ出力ゲインを通常時のブレーキ出力ゲインに定める
ことを特徴とし、屈曲路進入までに通過適正速度まで減
速されているので、余分な減速支援を実行しないように
して、屈曲路を速やかに通過させることができる。
【0010】上記目的を達成するために、請求項4記載
の発明は、道路データを記憶する道路データ記憶手段
と、前記道路データ上での自車位置を検出する自車位置
検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記道路
データおよび前記自車位置に基づいて自車の前方の屈曲
路を検出する屈曲路検出手段と、前記屈曲路を適切に通
過するための通過適正速度を算出する通過適正速度算出
手段と、前記自車位置、前記車速、前記自車位置から前
記屈曲路までの距離および前記通過適正速度に基づいて
該通過適正速度で前記屈曲路に進入するのに必要となる
必要減速度を算出するとともに前記必要減速度がしきい
値を超えることに基づいて減速が必要と判断する減速必
要性判断手段とを備え、減速必要性判断手段で減速が必
要と判断されるのに応じて車両の減速支援を実行するよ
うにした屈曲路走行支援装置において、車両運転者のブ
レーキ操作入力よりも大きなブレーキ力を得ることを可
能として車輪ブレーキが発揮するブレーキ力を調節する
ブレーキアクチュエータと、自車の減速度を検出する減
速度検出手段と、前記減速必要性判断手段が算出した必
要減速度ならびに前記減速度検出手段が検出した実際の
減速度の差が小さくなるように車輪ブレーキのブレーキ
力を定めて前記ブレーキアクチュエータの作動を制御す
るアクチュエータ制御手段とを含むことを特徴とする。
【0011】このような請求項4記載の発明の構成によ
れば、屈曲路に進入する前に減速が必要と減速必要性判
断手段で判断したときには、車輪ブレーキが発揮するブ
レーキ力が、減速必要性判断手段で算出された必要減速
度と、実際の減速度との差が小さくなるように制御され
ることになり、車両運転者がブレーキ操作を行なうのに
応じて、必要減速度および実際の減速度の差に応じたブ
レーキ力で車両を減速させることができ、車両運転者の
運転意思を反映しつつ通過適正速度まで速やかに減速す
ることができる。
【0012】さらに請求項5記載の発明は、上記請求項
4記載の発明の構成に加えて、前記アクチュエータ制御
手段は、前記屈曲路検出手段が検出した屈曲路への進入
後には、前記必要減速度および実際の減速度の差を小さ
くする制御を停止することを特徴とし、かかる構成によ
れば、屈曲路進入までに通過適正速度まで減速されてい
るので、余分な減速支援を実行しないようにして、屈曲
路を速やかに通過させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0014】図1〜図9は本発明の第1実施例を示すも
のであり、図1は車両用ブレーキ装置の構成を示す液圧
系統図、図2は屈曲路走行支援装置の構成を示すブロッ
ク図、図3は屈曲路検出手法を説明するための図、図4
は同一屈曲路と判断する手法を説明するための図、図5
は屈曲路走行支援を行なうための制御手順を示すフロー
チャート、図6はブレーキ操作力に対するブレーキ力の
関係を示す特性図、図7は必要減速度およびブレーキ出
力ゲインの関係を示す図、図8は必要減速度およびしき
い値の差とブレーキ出力ゲインとの関係を示す図、図9
はブレーキ操作開始からの経過時間に対するブレーキ力
の変化を示す図である。
【0015】先ず図1において、たとえば四輪車両に搭
載されるマスタシリンダ1には、負圧ブースタ2を介し
てブレーキペダル4からブレーキ操作力が入力される。
このマスタシリンダ1は、タンデム型に構成されるもの
であり、たとえば左前輪用車輪ブレーキBFおよび右後
輪用車輪ブレーキBRに対応した第1出力ポート5と、
たとえば右前輪用車輪ブレーキ(図示せず)および左後
輪用車輪ブレーキ(図示せず)に対応した第2出力ポー
ト6とを備え、第1および第2出力ポート5,6には出
力液圧路7,8がそれぞれ個別に接続される。
【0016】前記第1出力ポート5側のブレーキ装置
と、前記第2出力ポート6側のブレーキ装置とは同一の
構成を有するものであり、以下、第1出力ポート5側の
ブレーキ装置に関する部分だけについて説明し、第2出
力ポート6側のブレーキ装置に関する部分についての説
明を省略する。
【0017】前記マスタシリンダ1の出力液圧は、吸入
弁11および吐出弁12を備えるとともにモータ9で駆
動されるポンプ10で増圧可能であり、該ポンプ10の
吐出側すなわち吐出弁12は液圧路13に接続される。
【0018】前記液圧路13および両車輪ブレーキB
F,BR間には調圧手段14が設けられており、この調
圧手段14は、左前輪用車輪ブレーキBFおよび液圧路
13間に設けられる常開型電磁弁15と、右後輪用車輪
ブレーキBRおよび液圧路13間に設けられる常開型電
磁弁16と、各車輪ブレーキBF,BR側から前記液圧
路13側へのブレーキ液の流通を許容して両常開型電磁
弁15,16にそれぞれ並列に接続される一対の一方向
弁17,18と、両車輪ブレーキBF,BRに共通であ
る単一のリザーバ19と、各車輪ブレーキBF,BRお
よびリザーバ19間にそれぞれ設けられる常閉型電磁弁
20,21とを備え、リザーバ19は、ポンプ10の吸
入側すなわち吸入弁11にチェック弁22を介して接続
される。
【0019】このような調圧手段14は、常開型電磁弁
15,16を開弁するとともに常閉型電磁弁20,21
を閉弁することにより液圧路13の液圧を各車輪ブレー
キBF,BRにそれぞれ作用せしめる状態と、常開型電
磁弁15,16を閉弁するとともに常閉型電磁弁20,
21を閉弁することにより各車輪ブレーキBF,BRに
のブレーキ液圧を保持する状態と、常開型電磁弁15,
16を閉弁するとともに常閉型電磁弁20,21を開弁
することにより各車輪ブレーキBF,BRのブレーキ液
圧をリザーバ19に解放する状態とを切換可能であり、
各常開型電磁弁15,16および各常閉型電磁弁20,
21の開閉を制御することにより液圧路13の液圧を制
御して車輪ブレーキBF,BRに作用せしめることがで
きる。
【0020】出力液圧路7は常閉型電磁弁23を介して
前記ポンプ10の吸入側すなわち吸入弁11およびチェ
ック弁22間に接続されるとともに、常開型電磁弁24
を介して前記液圧路13に接続される。
【0021】常開型電磁弁24には、出力液圧路7から
液圧路13側へのブレーキ液の流通を許容する一方向弁
26が並列に接続されるとともに、液圧路13の液圧が
リリーフ圧よりも高いときに開弁して液圧路13から出
力液圧路7側に液圧を解放するリリーフ弁27が並列に
接続されており、該リリーフ弁27のリリーフ圧は調節
可能である。
【0022】前記常閉型電磁弁23、常開型電磁弁2
4、一方向弁26およびリリーフ弁27は、共働してブ
レーキアクチュエータ28を構成するものであり、この
ブレーキアクチュエータ28においては、常閉型電磁弁
23を開くとともに常開型電磁弁24を閉じた状態で、
リリーフ弁27のリリーフ圧を調節することにより、車
両運転者のブレーキ操作入力に対するブレーキ出力の比
であるブレーキ出力ゲイン{(液圧路13のブレーキ液
圧/ブレーキペダル4の操作力)または(車両減速度/
ブレーキペダル4の操作力)}を変更することを可能と
して、車輪ブレーキBF,BRに作用せしめるブレーキ
圧、すなわち車輪ブレーキが発揮するブレーキ力を調節
することができる。これによりブレーキアクチュエータ
28は、車両運転者のブレーキ操作入力よりも大きなブ
レーキ力を得ることを可能として車輪ブレーキBF,B
Rが発揮するブレーキ力を調節することができる。
【0023】前記ポンプ10を駆動するモータ9のオン
・オフ作動、前記調圧手段14における各常開型電磁弁
15,16および各常閉型電磁弁20,21の開閉作
動、前記ブレーキアクチュエータ28における常閉型電
磁弁23および常開型電磁弁24の開閉作動、ならびに
前記リリーフ弁27のリリーフ圧は、ブレーキ制御EC
U29により制御されるものであり、このブレーキ制御
ECU29には、車速を検出する車速検出手段30、車
両運転者によるブレーキペダル4の踏込み操作を検出す
るブレーキ操作検出手段31、マスタシリンダ1の出力
圧である出力液圧路7の液圧を検出するブレーキマスタ
圧検出手段32、ならびに車輪ブレーキBF,BRのブ
レーキ圧を検出する車輪ブレーキ圧検出手段33,34
の各検出信号が入力される。
【0024】図2を併せて参照して、車両が自車の前方
にある屈曲路を安定して通過するにあたって減速が必要
であるときには、車両運転者のブレーキ操作に応じてブ
レーキアクチュエータ28の作動がブレーキ制御ECU
29により制御されるのであるが、このブレーキ制御E
CU29には、屈曲路進入前の減速支援が必要であるか
否かの判断を示す信号がナビゲーションシステムECU
35から入力される。
【0025】車両のヨーレートを検出するヨーレート検
出手段36およびGPSアンテナ37等からの信号が入
力されるナビゲーションシステムECU35は、道路デ
ータを予め記憶するCD−ROM等の道路データ記憶手
段40と、道路データ記憶手段40から読み出した道路
データ上の自車位置をGPSアンテナ37で受信した自
車位置データを重ね合わせて前記道路データ上での自車
位置を検出する自車位置検出手段41と、前記道路デー
タおよび前記自車位置に基づいて自車の前方の屈曲路を
検出する屈曲路検出手段42と、屈曲路検出手段42で
検出した屈曲路を適切に通過するための通過適正速度を
算出する通過適正速度算出手段43と、前記自車位置、
前記車速、前記自車位置から前記屈曲路までの距離およ
び前記通過適正速度に基づいて減速の必要性判断を行な
う減速必要性判断手段44とを備える。
【0026】屈曲路検出手段42では、図3で示すよう
に、自車の前方の道路上に複数のノード点N1,N2…
Nnを設定し、ノード点Nnのリンク交差角をθn(ラ
ジアン)、ノード点Nnの両側のリンク長さをL(n−
1)、Lnとしたときに、ノード点Nnにおける半径R
nが第(1)式に基づいて算出される。
【0027】 Rn=〔{L(n−1)/θn}+{Ln/θn}〕/2 ={L(n−1)+Ln}/2θn……(1) ここで減速支援の対象として検出すべき屈曲路の半径の
最大値をRmaxとしたときに、屈曲路検出手段42
は、第(1)式で算出した半径RnがRmaxを超える
領域は制御対象の屈曲路ではないものと判断し、1/R
n>1/Rmaxである状態が連続する区間、すなわち
図4の斜線部で示す範囲に連続して存在する区間を同一
の屈曲路として検出する。
【0028】通過適正速度算出手段43は、屈曲路検出
手段42で検出した屈曲路の平均半径RAを、同一屈曲
路に存在するノード点の数をkとしたときに、次の第
(2)式もしくは第(3)式に基づいて算出し、 Ra=ΣRk/k……(2) Ra=(屈曲路長さ)/屈曲路深さ(旋回角) =屈曲路長さ/Σθk……(3) その平均半径RAを用いて屈曲路を適切に通過するため
の通過適正速度を算出する。
【0029】減速必要性判断手段44は、自車位置、車
速、自車位置から屈曲路までの距離および通過適正速度
に基づいて該通過適正速度で屈曲路に進入するのに必要
となる必要減速度を算出するものであり、現在の自車の
速度をVoとし、通過適正速度をVsとし、自車位置か
ら屈曲路までの距離をLdとしたときに、必要減速度を
{(Vo2 −Vs2 )/2Ld}として算出する。
【0030】しかも減速必要性判断手段44は、前記必
要減速度がしきい値を超えることに基づいて減速が必要
と判断するものであり、ナビゲーションシステムECU
35は、減速必要性判断手段44で減速が必要と判断さ
れるのに応じて、減速が必要であることを示す信号およ
び前記必要減速度、もしくは減速が必要であることを示
す信号ならびに前記必要減速度およびしきい値の差を、
ブレーキ制御ECU29に入力する。
【0031】再び図2において、ブレーキ制御ECU2
9は、前記必要減速度もしくは必要減速度およびしきい
値の差に応じてブレーキアクチュエータ28によるブレ
ーキ出力ゲインを定めるブレーキゲイン特性設定手段4
6と、ブレーキアクチュエータ28の作動による減速支
援を実行するタイミングを定める制御開始判断手段47
と、制御開始判断手段47の判断に基づいてブレーキゲ
イン特性設定手段46で設定されたブレーキ出力ゲイン
が得られるようにブレーキアクチュエータ28を駆動す
るアクチュエータ駆動手段48とを備える。
【0032】ブレーキゲイン特性設定手段46は、減速
が必要であることを示す信号がナビゲーションシステム
ECU35の減速必要性判断手段44から入力されるの
に応じて、ブレーキアクチュエータ28によるブレーキ
出力ゲインを通常時のブレーキ出力ゲインよりも大きく
するとともにその大きくしたブレーキ出力ゲインを前記
必要減速度もしくは必要減速度およびしきい値の差が大
きくなるにつれて大きくするように設定するものであ
る。
【0033】このようなブレーキ制御ECU29および
前記ナビゲーションシステムECU35による屈曲路走
行支援制御は、図5で示す手順に従って実行されるもの
であり、ステップS1で自車位置および車速を検出し、
ステップS2で前方の屈曲路を検出するとともに自車か
ら屈曲路までの距離を算出した後に、ステップS3で
は、屈曲路を適正に通過するための通過適正速度を算出
する。
【0034】ステップS4では、自車位置から屈曲路ま
での距離、現在の車速および通過適正速度に基づいて必
要減速度を算出し、その必要減速度がしきい値を超える
か否かをステップS5で判断する。
【0035】必要減速度がしきい値以下であったときに
は、ステップS5からステップS6に進み、このステッ
プS6では、ブレーキアクチュエータ28によるブレー
キ出力ゲインを通常のブレーキ出力ゲインに定め、これ
により、ブレーキ操作力に対するブレーキ力の変化は図
6の破線で示すように比較的緩やかとなる。またステッ
プS5で、必要減速度がしきい値を超えると判断された
ときにはステップS7に進む。
【0036】このステップS7では、図7で示すように
必要減速度に応じて変化するブレーキ出力ゲイン、また
は図8で示すように必要減速度およびしきい値の差に応
じて変化するブレーキ出力ゲインを設定する。
【0037】次のステップS8では、屈曲路への進入前
であるか否かを判断し、屈曲路に進入後であると判断さ
れたときにはステップS8からステップS6に進み、ブ
レーキアクチュエータ28によるブレーキ出力ゲインが
通常のブレーキ出力ゲインに定められる。すなわちブレ
ーキゲイン特性設定手段46は、屈曲路への進入後には
ブレーキアクチュエータ28によるブレーキ出力ゲイン
を通常時のブレーキ出力ゲインに定めることになる。
【0038】ステップS8において、屈曲路への進入前
であることを確認したときには、ステップS9でブレー
キ操作がなされたか否かを判断し、ブレーキ操作がなさ
れたときには、ステップS7で定めたブレーキ出力ゲイ
ンとなるようにブレーキアクチュエータ28を駆動する
ことによる屈曲路走行支援制御が実行されることにな
る。これにより、ブレーキ操作力に対するブレーキ力の
変化は図6の実線で示すように比較的急激となる。この
際、図7で示したように必要減速度が大きくなるにつれ
てブレーキアクチュエータ28によるブレーキ出力ゲイ
ンを大きくするように、もしくは図8で示したように必
要減速度およびしきい値の差が大きくなるにつれてブレ
ーキアクチュエータ28によるブレーキ出力ゲインを大
きくするようにしているので、必要減速度もしくは必要
減速度およびしきい値の差が大きくなるにつれて、図6
の矢印で示すようにブレーキ操作力に対するブレーキ力
の変化がより大きくなる。
【0039】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、屈曲路に進入する前に減速が必要であると減速必
要性判断手段44が判断したときには、ブレーキアクチ
ュエータ28でのブレーキ出力ゲインが、減速必要性判
断手段44で算出された必要減速度、もしくは前記必要
減速度ならびに減速の必要の有無を判断する基準である
しきい値の差に応じた値まで大きく設定されることにな
る。したがって減速の必要があるときに車両運転者がブ
レーキ操作を行なうのに応じて、必要減速度もしくは必
要減速度およびしきい値の差に応じたブレーキ力で車両
を減速させることができ、車両運転者の運転意思を反映
しつつ通過適正速度まで速やかに減速することができ
る。
【0040】しかもブレーキゲイン特性設定手段46
は、屈曲路検出手段42が検出した屈曲路への進入後に
は、ブレーキアクチュエータ28によるブレーキ出力ゲ
インを通常時のブレーキ出力ゲインに定めるものであ
り、屈曲路進入までに通過適正速度まで減速されている
ので、余分な減速支援を実行しないようにして、屈曲路
を速やかに通過させることができる。
【0041】このような屈曲路走行支援制御が行なわれ
ることにより、通常のブレーキ操作時のブレーキ力が、
図9の破線で示すようにブレーキ操作開始から比較的長
い時間をかけて最大ブレーキ力に達するのに対し、屈曲
路でのブレーキ出力ゲインを増大したブレーキアシスト
によって図9の実線で示すようにブレーキ操作開始から
比較的短い時間で最大ブレーキ力に達するようにするこ
とができ、屈曲路への進入速度が大きくなり過ぎないよ
うにすることができる。
【0042】図10〜図12は本発明の第2実施例を示
すものであり、図10は屈曲路走行支援装置の構成を示
すブロック図、図11は屈曲路走行支援を行なうための
制御手順を示すフローチャート、図12はブレーキ操作
開始からの経過時間に対するブレーキ力の変化を示す図
である。
【0043】図10において、ナビゲーションシステム
ECU35の減速必要性判断手段44において、屈曲路
の進入前に減速が必要と判断されたときには、減速必要
性判断手段44で算出された必要減速度と、減速が必要
であることを示す信号とがナビゲーションシステムEC
U35からブレーキ制御ECU29′に入力される。
【0044】このブレーキ制御ECU29′は、自車の
減速度を車速検出手段30で検出された車速の経時変化
に基づいて算出するようにした減速度検出手段49と、
減速必要性判断手段44で算出した必要減速度ならびに
減速度検出手段49が検出した実際の減速度の差が小さ
くなるように車輪ブレーキBF,BRのブレーキ力を定
めてブレーキアクチュエータ28の作動を制御するアク
チュエータ制御手段50とを含む。
【0045】このようなブレーキ制御ECU29′およ
びナビゲーションシステムECU35による屈曲路走行
支援制御は、図11で示す手順に従って実行されるもの
であり、ステップS11で自車位置および車速を検出
し、ステップS12で前方の屈曲路を検出するとともに
自車から屈曲路までの距離を算出した後に、ステップS
13では、屈曲路を適正に通過するための通過適正速度
を算出する。
【0046】ステップS14では、自車位置から屈曲路
までの距離、現在の車速および通過適正速度に基づいて
必要減速度を算出し、ステップS15では屈曲路進入前
であるか否かを判断し、屈曲路進入前であることを確認
したときにはステップS16でブレーキ操作がなされた
か否かを判断し、ブレーキ操作がなされたときには、ス
テップS17に進む。
【0047】ステップS17で実際の減速度を検出した
後のステップS18では、必要減速度と実際の減速度と
の差ΔGを算出し、その差ΔGが所定値を超えることを
ステップS19で確認したときに、ステップS20で、
差ΔGが小さくなるように車輪ブレーキBF,BRのブ
レーキ力を定め、ステップS21において、前記設定ブ
レーキ力となるようにブレーキアクチュエータ28を駆
動することによる屈曲路走行支援制御が実行されること
になる。
【0048】これにより、屈曲路走行支援制御を行なわ
ない場合に図12の破線で示すように実際の減速度が変
化するのに対し、実際の減速度は図12の実線で示すよ
うに変化し、必要減速度まで速やかに減速されることに
なる。
【0049】この第2実施例によれば、車両運転者がブ
レーキ操作を行なうのに応じて、必要減速度および実際
の減速度の差に応じたブレーキ力で車両を減速させるこ
とができ、車両運転者の運転意思を反映しつつ通過適正
速度まで速やかに減速することができる。
【0050】しかも屈曲路への進入後には必要減速度お
よび実際の減速度の差を小さくする制御を停止するの
で、余分な減速支援を実行しないようにして、屈曲路を
速やかに通過させることができる。
【0051】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行うことが可能である。
【0052】たとえば上記実施例では、ブレーキ液圧を
調圧可能としたブレーキアクチュエータ28を備えるブ
レーキ装置に関連して説明したが、車輪ブレーキを直接
電動モータで作動せしめるようにしたブレーキ装置にも
本発明を適用することができる。
【0053】
【発明の効果】以上のように請求項1、2または4記載
の発明によれば、屈曲路に進入する前に減速が必要と減
速必要性判断手段で判断したときには、車両運転者がブ
レーキ操作を行なうのに応じて、車両運転者の運転意思
を反映しつつ通過適正速度まで速やかに減速することが
できる。
【0054】また請求項3または5記載の発明によれ
ば、余分な減速支援を実行しないようにして、屈曲路を
速やかに通過させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の車両用ブレーキ装置の構成を示す
液圧系統図である。
【図2】屈曲路走行支援装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】屈曲路検出手法を説明するための図である。
【図4】同一屈曲路と判断する手法を説明するための図
である。
【図5】屈曲路走行支援を行なうための制御手順を示す
フローチャートである。
【図6】ブレーキ操作力に対するブレーキ力の関係を示
す特性図である。
【図7】必要減速度およびブレーキ出力ゲインの関係を
示す図である。
【図8】必要減速度およびしきい値の差とブレーキ出力
ゲインとの関係を示す図である。
【図9】ブレーキ操作開始からの経過時間に対するブレ
ーキ力の変化を示す図である。
【図10】第2実施例の屈曲路走行支援装置の構成を示
すブロック図である。
【図11】屈曲路走行支援を行なうための制御手順を示
すフローチャートである。
【図12】ブレーキ操作開始からの経過時間に対するブ
レーキ力の変化を示す図である。
【符号の説明】
28・・・ブレーキアクチュエータ 30・・・車速検出手段 40・・・道路データ記憶手段 41・・・自車位置検出手段 42・・・屈曲路検出手段 43・・・通過適正速度算出手段 44・・・減速必要性判断手段 46・・・ブレーキゲイン特性設定手段 49・・・減速度検出手段 50・・・アクチュエータ制御手段 BF,BR・・・車輪ブレーキ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路データを記憶する道路データ記憶手
    段(40)と、前記道路データ上での自車位置を検出す
    る自車位置検出手段(41)と、車速を検出する車速検
    出手段(30)と、前記道路データおよび前記自車位置
    に基づいて自車の前方の屈曲路を検出する屈曲路検出手
    段(42)と、前記屈曲路を適切に通過するための通過
    適正速度を算出する通過適正速度算出手段(43)と、
    前記自車位置、前記車速、前記自車位置から前記屈曲路
    までの距離および前記通過適正速度に基づいて該通過適
    正速度で前記屈曲路に進入するのに必要となる必要減速
    度を算出するとともに前記必要減速度がしきい値を超え
    ることに基づいて減速が必要と判断する減速必要性判断
    手段(44)とを備え、減速必要性判断手段(44)で
    減速が必要と判断されるのに応じて車両の減速支援を実
    行するようにした屈曲路走行支援装置において、車両運
    転者のブレーキ操作入力に対するブレーキ出力の比であ
    るブレーキ出力ゲインを変更することを可能として車輪
    ブレーキ(BF,BR)が発揮するブレーキ力を調節す
    るブレーキアクチュエータ(28)と、前記ブレーキア
    クチュエータ(28)によるブレーキ出力ゲインを通常
    時のブレーキ出力ゲインよりも大きくするとともに前記
    減速必要性判断手段(44)が算出した必要減速度に応
    じて変化するように定めるブレーキゲイン特性設定手段
    (46)とを含むことを特徴とする屈曲路走行支援装
    置。
  2. 【請求項2】 道路データを記憶する道路データ記憶手
    段(40)と、前記道路データ上での自車位置を検出す
    る自車位置検出手段(41)と、車速を検出する車速検
    出手段(30)と、前記道路データおよび前記自車位置
    に基づいて自車の前方の屈曲路を検出する屈曲路検出手
    段(42)と、前記屈曲路を適切に通過するための通過
    適正速度を算出する通過適正速度算出手段(43)と、
    前記自車位置、前記車速、前記自車位置から前記屈曲路
    までの距離および前記通過適正速度に基づいて該通過適
    正速度で前記屈曲路に進入するのに必要となる必要減速
    度を算出するとともに前記必要減速度がしきい値を超え
    ることに基づいて減速が必要と判断する減速必要性判断
    手段(44)とを備え、減速必要性判断手段(44)で
    減速が必要と判断されるのに応じて車両の減速支援を実
    行するようにした屈曲路走行支援装置において、車両運
    転者のブレーキ操作入力に対するブレーキ出力の比であ
    るブレーキ出力ゲインを変更することを可能として車輪
    ブレーキ(BF,BR)が発揮するブレーキ力を調節す
    るブレーキアクチュエータ(28)と、前記ブレーキア
    クチュエータ(28)によるブレーキ出力ゲインを通常
    時のブレーキ出力ゲインよりも大きくするとともに前記
    減速必要性判断手段(44)が算出した必要減速度およ
    び前記しきい値の差に応じて変化するように定めるブレ
    ーキゲイン特性設定手段(46)とを含むことを特徴と
    する屈曲路走行支援装置。
  3. 【請求項3】 前記ブレーキゲイン特性設定手段(4
    6)は、前記屈曲路検出手段(42)が検出した屈曲路
    への進入後には、前記ブレーキアクチュエータ(28)
    によるブレーキ出力ゲインを通常時のブレーキ出力ゲイ
    ンに定めることを特徴とする請求項1または2記載の屈
    曲路走行支援装置。
  4. 【請求項4】 道路データを記憶する道路データ記憶手
    段(40)と、前記道路データ上での自車位置を検出す
    る自車位置検出手段(41)と、車速を検出する車速検
    出手段(30)と、前記道路データおよび前記自車位置
    に基づいて自車の前方の屈曲路を検出する屈曲路検出手
    段(42)と、前記屈曲路を適切に通過するための通過
    適正速度を算出する通過適正速度算出手段(43)と、
    前記自車位置、前記車速、前記自車位置から前記屈曲路
    までの距離および前記通過適正速度に基づいて該通過適
    正速度で前記屈曲路に進入するのに必要となる必要減速
    度を算出するとともに前記必要減速度がしきい値を超え
    ることに基づいて減速が必要と判断する減速必要性判断
    手段(44)とを備え、減速必要性判断手段(44)で
    減速が必要と判断されるのに応じて車両の減速支援を実
    行するようにした屈曲路走行支援装置において、車両運
    転者のブレーキ操作入力よりも大きなブレーキ力を得る
    ことを可能として車輪ブレーキ(BF,BR)が発揮す
    るブレーキ力を調節するブレーキアクチュエータ(2
    8)と、自車の減速度を検出する減速度検出手段(4
    9)と、前記減速必要性判断手段(44)が算出した必
    要減速度ならびに前記減速度検出手段(49)が検出し
    た実際の減速度の差が小さくなるように車輪ブレーキ
    (BF,BR)のブレーキ力を定めて前記ブレーキアク
    チュエータ(28)の作動を制御するアクチュエータ制
    御手段(50)とを含むことを特徴とする屈曲路走行支
    援装置。
  5. 【請求項5】 前記アクチュエータ制御手段(50)
    は、前記屈曲路検出手段(42)が検出した屈曲路への
    進入後には、前記必要減速度および実際の減速度の差を
    小さくする制御を停止することを特徴とする請求項4記
    載の屈曲路走行支援装置。
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