JP3856692B2 - 車両制動制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自車と先行車との車間距離を検出し、その車間距離を所定距離に保つべく車両制動手段を制御する車両制動制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自車と先行車との車間距離を検出し、その車間距離を所定距離に保ちつつ先行車に追従して走行するシステムは従来から知られている。このようなシステムでは、先行車が停止して車間距離が減少したときには制動力を車輪に与える制動装置を自動的に動作させて自車を停止させ、先行車が再発進して車間距離が増大したときには制動力を解除して自動的に再発進するように構成されている。
【0003】
制動力を車輪に与える制動装置としては、例えば、貯留されているブレーキ液を用いてブレーキ液圧を発生する加圧源を有するアクチュエータからホイルシリンダにブレーキ液圧を伝達し、このブレーキ液圧によりホイルシリンダが制動力を車輪に与えるようにしたものが知られており、ブレーキ液圧をホイルシリンダに伝達する液圧経路には電磁的に開閉される流入側開閉弁が配設され、この流入側開閉弁とホイルシリンダとの間の液圧経路から分岐した流出側液圧経路には流出側開閉弁が配設されている。
【0004】
そして、検出された車間距離に基づきECUにより目標制動力が決定され、このECUから加圧源および開閉弁に対して目標制動力に基づく制動指令信号が出力され、この信号に基づき流入側および流出側開閉弁の開閉状態が制御されて、車輪に与えられる制動力が目標制動力に一致するように調整している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、車両を停止させたときの目標制動力は、車両停止状態を確実に維持するように予め設定されており、車両走行中に先行車との車間距離に基づき決定される目標制動力に対して無関係に設定されている。従って、停止している自車を再発進させる際には、車輪に対する制動力が不連続に変化することになるので、車両走行方向にショックが発生し、車両の乗り心地が低下する場合があった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、所定の車間距離を保ちつつ先行車に追従走行するシステムにおいて、車両の再発進時に車両にショックが発生するのを未然に防止し得る車両制動制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、車両を制動する車両制動手段と、自車と先行車との車間距離を検出する距離検出手段と、検出された前記車間距離を予め定められた所定距離に保つべく前記車両制動手段の目標制動力を決定するものであって、前記目標制動力を車両停止状態では当該停止状態を確実に維持すべく予め設定された第1停止制動力とする制動力決定手段と、決定された前記目標制動力で前記車両制動手段を動作させる制動制御手段とを備えた車両制動制御装置において、車両停止中に検出された前記車間距離に基づき自車を再発進させるか否かを決定する再発進制御手段と、予め設定された第2停止制動力の初期値を記憶する初期値記憶手段と、自車が再発進したときの発進状態を検出する発進状態検出手段と、検出された発進状態に基づき前記第2停止制動力を補正する補正演算手段と、自車が再発進するときの目標加速度および再発進決定時点から所定時間後の目標車間距離を予め記憶する目標値記憶手段とを備え、前記制動力決定手段は、前記目標制動力を、前記再発進制御手段が自車を再発進させると決定した時点で前記第1停止制動力より小さい前記第2停止制動力に切り換え、その後、当該第2停止制動力から徐々に低下させるものであり、前記発進状態検出手段は、前記発進状態として、再発進時における加速度と再発進決定時点から所定時間後における前記車間距離とを少なくとも検出するものであり、前記補正演算手段は、前記目標加速度と検出された前記再発進時における加速度との偏差および前記目標車間距離と検出された前記所定時間後における車間距離との偏差に基づき前記第2停止制動力を補正するものであることを特徴としている。
【0008】
この構成によれば、目標制動力は、車両停止状態では当該停止状態を確実に維持すべく予め設定された第1停止制動力とされている。そして、車両停止中に検出された先行車との車間距離に基づき自車を再発進させるか否かが決定され、自車を再発進させると決定された時点で、目標制動力は、第1停止制動力より小さい第2停止制動力に切り換えられ、その後、当該第2停止制動力から徐々に低下されることから、車両の加速開始が遅れず、先行車に対する追従性が低下することがなく、しかも、車両にショックが生じないため、乗り心地が低下することがない。
【0011】
そして、前記第2停止制動力は、具体的には例えば車両の既知のクリープ力による推進力を若干上回る程度のレベルとすることができ、この場合、前記既知のクリープ力を基準とすることにより第2停止制動力の設定容易に行えるとともに、目標制動力が第1停止制動力から第2停止制動力に切り換えられても、直ぐに加速が開始されることはないので車両にショックが生じるのが確実に防止される。また、目標制動力が車両のクリープ力による推進力を若干上回る程度のレベルから徐々に低下することになるので、加速開始の遅れが確実に防止される。なお、前記第2停止制動力は、車両のクリープ力に加えて道路勾配を加味した推進力を若干上回る程度のレベルとしてもよい。
【0013】
さらに、自車が再発進したときの発進状態が検出され、検出された発進状態に基づき第2停止制動力の初期値が補正されることにより、常に適正なレベルの第2停止制動力が得られる。
【0015】
すなわち、自車が再発進するときの目標加速度および再発進決定時点から所定時間後の目標車間距離が予め記憶されており、再発進時の発進状態として、再発進時における加速度と再発進決定時点から所定時間後における車間距離とが検出される。そして、目標加速度と検出された再発進時における加速度との偏差および目標車間距離と検出された所定時間後における車間距離との偏差に基づき第2停止制動力が補正される。そのため、例えば道路勾配などにより、再発進時の加速度が過大であれば第2停止制動力が増大するように補正し、再発進時の加速度が過小であれば第2停止制動力が低減するように補正することができ、常に適正なレベルの第2停止制動力が得られる。これによって、再発進時に車両にショックが生じたり、加速開始が遅れたりするような事態がより確実に防止される。
【0016】
また、請求項2に記載の発明は、前記目標値記憶手段は、さらに再発進決定時点から所定時間後における目標車速を予め記憶するものであり、前記発進状態検出手段は、前記発進状態として、再発進決定時点から前記目標車速に到達するのに要した経過時間をさらに検出するものであり、前記補正演算手段は、さらに前記所定時間と前記経過時間との偏差を加味して前記第2停止制動力を補正するものであることを特徴としている。
【0017】
この構成によれば、さらに再発進決定時点から所定時間後における目標車速が予め記憶されており、発進状態として、再発進決定時点から目標車速に到達するのに要した経過時間が検出され、この所定時間と経過時間との偏差を加味して第2停止制動力が補正されることにより、第2停止制動力の補正がさらに精度良く行われることとなる。
【0022】
【発明の実施の形態】
まず、図1を参照して、本発明に係る車両制動制御装置が適用される車両制御装置の実施形態の制御構成について説明する。図1は同車両制御装置の概略制御構成を示すブロック図である。なお、同図において、圧力センサ22F,22R,23F,23Rについては、その検出位置と電気的接続を示すために、それぞれ2箇所に記載している。
【0023】
この車両制御装置は、先行車の動きに応じた追従走行等の車両走行の自動化に対応可能であって、ブレーキペダルの操作に関係なく、自動的に制動指令信号を出力して車輪にブレーキ液圧を与えて制動させることにより、先行車との車間距離を所定距離に保持するように構成されている。
【0024】
ブレーキペダル1にマスタシリンダ2が連結されている。このマスタシリンダ2は、ブレーキ液(本実施形態では例えば油)が貯留されたリザーバタンク3に接続されるとともに、液圧経路4を介してアクチュエータ部5に接続されており、運転者によるブレーキペダル1の踏み込み量に応じたブレーキ液圧をアクチュエータ部5に供給するものである。リザーバタンク3は、液圧経路6を介してアクチュエータ部5に接続されている。
【0025】
アクチュエータ部5は、
・液圧経路11Fを介して、右前輪12Fに装着された右前輪ブレーキ13Fの前輪用ホイルシリンダ14Fに接続され、
・液圧経路11Rを介して、右後輪12Rに装着された右後輪ブレーキ13Rの後輪用ホイルシリンダ14Rに接続され、
・液圧経路15Fを介して、左前輪16Fに装着された左前輪ブレーキ17Fの前輪用ホイルシリンダ18Fに接続され、
・液圧経路15Rを介して、左後輪16Rに装着された左後輪ブレーキ17Rの後輪用ホイルシリンダ18Rに接続されている。
【0026】
そして、運転者によりブレーキペダル1が踏み込まれると、その踏み込み量に応じたブレーキ液圧がマスタシリンダ2において発生し、このブレーキ液圧が各液圧経路11F,11R,15F,15Rを介して各ホイルシリンダ14F,14R,18F,18Rに伝達され、各ブレーキ13F,13R,17F,17Rは、対応するホイルシリンダに伝達されたブレーキ液圧に応じた制動力で、各車輪12F,12R,16F,16Rに制動を掛ける。
【0027】
また、図1に示すように、圧力センサ21〜24と、車間距離センサ31と、車輪速センサ32と、加速度センサ33と、記憶部34と、インターフェース(I/F)部35と、各部21〜24,31〜35に電気的に接続されたブレーキ電子制御ユニット(Electronic Control Unit)36と、このブレーキECU36と通信可能に接続されたアクセルECU37と、このアクセルECU37に電気的に接続されたスロットル38とを備えている。
【0028】
圧力センサ21は液圧経路4に接続され、圧力センサ22Fは液圧経路11Fに接続され、圧力センサ22Rは液圧経路11Rに接続され、圧力センサ23Fは液圧経路15Fに接続され、圧力センサ23Rは液圧経路15Rに接続されており、それぞれ液圧経路の油圧を検出するものである。なお、圧力センサ24の配設位置については図2を参照して後述する。
【0029】
車間距離センサ31は、自車と先行車との車間距離を検出するもので、例えばレーザ発光部および受光部などで構成される。車輪速センサ32は、車輪の回転速度を検出するもので、例えばパルスエンコーダなどで構成される。加速度センサ33は、車両の前後方向における加速度を検出するもので、例えば圧電素子などで構成される。
【0030】
記憶部34は、予め設定された値を含むブレーキECU36の制御プログラムを記憶するとともに、種々の演算データなどを一時的に記憶するもので、ROMやRAMなどによって構成される。この記憶部34は、予め設定された値として、車両の停止状態を確実に維持するように設定された第1ブレーキ液圧P1(図3参照)、後述する第2ブレーキ液圧P2(図3参照)などを記憶している。I/F部35は、D/A変換回路やドライバ回路からなり、ブレーキECU36からの制御信号に基づきアクチュエータ部5の各部を駆動するものである。
【0031】
ブレーキECU36は、CPUなどで構成され、記憶部34に格納されている制御プログラムに従って、I/F部35を介してアクチュエータ部5の各部の動作を制御するもので、例えばブレーキペダル1が踏み込まれたときに、圧力センサ21により検出されるマスタシリンダ2における発生ブレーキ液圧に基づき、リニアソレノイド弁61の開度を制御する。また、ブレーキECU36は、圧力センサ21〜24、車間距離センサ31、車輪速センサ32、加速度センサ33により検出される検出結果に基づき、アクチュエータ部5の各部の動作を制御するもので、その機能については後述する。
【0032】
アクセルECU37は、CPUなどで構成され、車両停止中に車間距離センサ31により検出される先行車との車間距離に基づき、停止状態の自車を再発進させるか否かを決定するものである。また、このアクセルECU37は、車間距離センサ31により検出される先行車との車間距離に基づき、目標加速度を決定するとともに、その目標加速度に応じてスロットル38の開度を制御する。スロットル38は、その開度の大小によりエンジンへの燃料噴射量を増減するものである。
【0033】
次に、図2を参照してアクチュエータ部5の構成について説明する。図2はアクチュエータ部5の油圧回路図である。なお、図2では、説明の便宜上、右前輪12Fおよび右後輪12Rに係る部分のみを示しており、左前輪16Fおよび左後輪16Rに係る部分については同様の構成であるので図示を省略している。
【0034】
マスタシリンダ2に接続された液圧経路4は、分岐部51で前輪用流入液圧経路41Fと後輪用流入液圧経路41Rとに分岐している。前輪用流入液圧経路41Fは、分岐部52で上記液圧経路11Fと前輪用流出液圧経路42Fとに分岐しており、一方、後輪用流入液圧経路41Rは、分岐部53で上記液圧経路11Rと後輪用流出液圧経路42Rとに分岐している。前輪用流出液圧経路42Fと後輪用流出液圧経路42Rとは、分岐部54で流出液圧経路43として合流している。この流出液圧経路43は、分岐部55で、リザーバタンク3に接続された液圧経路6と加圧用液圧経路44とに分岐している。この加圧用液圧経路44は、分岐部55と分岐部51とを接続している。
【0035】
マスタシリンダ2に接続された液圧経路4には上流弁としてリニアソレノイド弁61が介設されている。このリニアソレノイド弁61は、その開度によりマスタシリンダ2から下流側に伝達するブレーキ液圧を制御するもので、通常は開状態にされている。
【0036】
前輪用流入液圧経路41Fおよび前輪用流出液圧経路42Fには、それぞれ下流弁として、流入側前輪用開閉弁62Fおよび流出側前輪用開閉弁63Fが介設されている。この流入側前輪用開閉弁62Fおよび流出側前輪用開閉弁63Fは、前輪用ホイルシリンダ14Fに伝達されるブレーキ液圧を制御するもので、通常は閉状態にされている。
【0037】
また、後輪用流入液圧経路41Rおよび後輪用流出液圧経路42Rには、それぞれ下流弁として、流入側後輪用開閉弁62Rおよび流出側後輪用開閉弁63Rが介設されている。この流入側後輪用開閉弁62Rおよび流出側後輪用開閉弁63Rは、後輪用ホイルシリンダ14Rに伝達するブレーキ液圧を制御するもので、通常は閉状態にされている。
【0038】
リザーバタンク3に接続された液圧経路6には、通常は閉状態の上流側開閉弁64と、分岐部55からリザーバタンク3への逆流を阻止する逆止弁65とが介設されている。加圧用液圧経路44には、分岐部55側から順に、モータ39によって駆動される油圧ポンプ66と、逆止弁67と、アキュムレータ68と、圧力スイッチ69とが介設されており、加圧用液圧経路44の圧力スイッチ69と分岐部51との間の部分には、圧力センサ24が接続されている。
【0039】
逆止弁67はアキュムレータ68側から油圧ポンプ66への逆流を阻止するものである。圧力スイッチ69は、予め設定された下限圧力でモータ39を駆動して油圧ポンプ66を動作させるとともに、予め設定された上限圧力でモータ39を停止して油圧ポンプ66の動作を停止するもので、これによって、アキュムレータ68に高いアキュムレータ圧が常に蓄積されるようになっており、このアキュムレータ圧は、圧力センサ24によって検出される。
【0040】
そして、流入側前輪用開閉弁62Fが開いた状態のときに前輪用ホイルシリンダ14Fに伝達されるブレーキ液圧と、流入側後輪用開閉弁62Rが開いた状態のときに後輪用ホイルシリンダ14Rに伝達されるブレーキ液圧とは、後輪側の液圧経路11Rに介設された流量制限バルブ(図示省略)の作用によって決まる所定比率に配分されるように構成されており、これによって、リニアソレノイド弁61が全開のときは、それぞれ所定のブレーキ液圧となるように設定されている。
【0041】
リザーバタンク3、モータ39、油圧ポンプ66および上流側開閉弁64などは、ブレーキ液圧発生手段を構成する。また、このブレーキ液圧発生手段、前輪用ホイルシリンダ14F、流入側前輪用開閉弁62F、流出側前輪用開閉弁63F、後輪用ホイルシリンダ14R、流入側後輪用開閉弁62Rおよび流出側後輪用開閉弁63Rなどは、車両制動手段を構成する。
【0042】
次に、図1、図2を参照して、この実施形態におけるブレーキECU36の機能について説明する。ブレーキECU36は、以下の機能[1][3]を有する。
[1]車輪速センサ32により検出される車輪の回転速度に基づき自車の車速を算出する機能。
[2]車間距離センサ31により検出される自車と先行車との車間距離およびその変化率(すなわち両車の相対速度)に基づき、予め設定された車間距離を維持するための目標ブレーキ液圧P0(図3参照)を決定する機能。この場合、車両を停止させるときは目標ブレーキ液圧P0を第1ブレーキ液圧P1(図3参照)とする。また、アクセルECU37により自車を再発進させると決定されたときは、この再発進決定時点に目標ブレーキ液圧P0を第1ブレーキ液圧P1から第2ブレーキ液圧P2(図3参照)に切り換えるとともに、その第2ブレーキ液圧P2から徐々に低下させる。
[3]ホイルシリンダ14F,14R,18F,18Rに伝達されるブレーキ液圧が目標ブレーキ液圧P0に一致するように、アクチュエータ部5の各部の動作を制御する機能。
【0043】
車間距離センサ31は距離検出手段に相当し、ブレーキECU36は制動力決定手段、制動制御手段に相当し、アクセルECU37は再発進制御手段に相当する。また、目標ブレーキ液圧は目標制動力に相当し、第1ブレーキ液圧P1は第1停止制動力に相当し、第2ブレーキ液圧P2は第2停止制動力に相当する。
【0044】
次に、図3、図4を参照して、再発進時の制御について説明する。図3は車速および目標ブレーキ液圧の推移を示す図、図4は再発進時の概略の制御手順を示すフローチャートである。
【0045】
図3では、ホイルシリンダに伝達するブレーキ液圧の目標値として決定される目標ブレーキ液圧として本実施形態による目標ブレーキ液圧P0(実線)を示すとともに、比較例として従来の制御により決定される目標ブレーキ液圧Q1(破線)と、再発進時に第1ブレーキ液圧P1から徐々に低下させるようにした目標ブレーキ液圧Q2(一点鎖線)とを示している。
【0046】
同図において、最初は、一旦目標ブレーキ液圧P0が増大し、車速V1が十分に低下すると目標ブレーキ液圧P0が減少して、自車は徐々に減速していることが表されている。そして、例えば減速しているにも拘わらず車間距離が短くなることから先行車が停止したと判定されると、時刻t1に自車を停止させると決定する。この自車停止決定時刻t1から目標ブレーキ液圧P0は徐々に増大し、時刻t2に第1ブレーキ液圧P1に到達すると、この値に維持される。
【0047】
自車の停止中は、車間距離センサ31により検出される車間距離に基づき、先行車の発進により自車が再発進すべきか否かが判定されており(図4のステップS1)、再発進すべきと決定されるまでは(ステップS1でNO)、図4のルーチンを終了する。
【0048】
そして、時刻t3において、自車が再発進すべきと決定されると(ステップS1でYES)、目標ブレーキ液圧P0は一旦第1ブレーキ液圧P1から第2ブレーキ液圧P2に切り換えられ(ステップS2)、その後第2ブレーキ液圧P2から所定比率で徐々に低下し(ステップS3)、目標ブレーキ液圧P0がゼロになるまで(ステップS4でNO)、ステップS3,S4が繰り返される。
【0049】
そして、クリープ力などによる推進力が目標ブレーキ液圧P0による制動力を上回る時刻t4に、自車が加速を開始して車速V1が正の値となり、目標ブレーキ液圧P0がゼロになると(ステップS4でYES)、その時点t5でこのルーチンを終了する。
【0050】
このように、時刻t1に目標ブレーキ液圧P0を徐々に増大させて第1ブレーキ液圧P1に到達するようにしているので、車両にショックが発生しない。従って、従来の制御による目標ブレーキ液圧Q1のように、時刻t1に目標ブレーキ液圧Q1を第1ブレーキ液圧P1まで急激に増大させると、車両にショックが発生して乗り心地が低下することになるが、本実施形態によれば、そのような乗り心地の低下を未然に防止することができる。
【0051】
また、第1実施形態によれば、再発進決定時刻t3に、目標ブレーキ液圧P0を一旦第2ブレーキ液圧P2に切り換えた後、徐々にゼロまで低下させるようにしているので、車両にショックが発生しない。従って、従来の制御による目標ブレーキ液圧Q1のように、時刻t3に目標ブレーキ液圧Q1を第1ブレーキ液圧P1からゼロに切り換えると、車両にショックが発生して乗り心地が低下することになるが、本実施形態によれば、そのような乗り心地の低下を未然に防止することができる。
【0052】
また、比較例として示した目標ブレーキ液圧Q2のように、再発進決定時刻t3に目標ブレーキ液圧Q2を第1ブレーキ液圧P1から徐々に低下させると、車両にショックが発生することはないものの、クリープ力などによる推進力が目標ブレーキ液圧Q2による制動力を上回って車速V2が正の値となる加速開始時刻t6が上記時刻t4より遅くなるため、先行車に対する追従性が低下するので好ましくないが、本実施形態によれば、そのような追従性の低下を未然に防止することができる。
【0053】
ところで、第2ブレーキ液圧P2は、例えばクリープ力による推進力を若干上回る程度のレベルに設定してよく、この場合、第2ブレーキ液圧P2の設定を容易に行えるとともに、目標ブレーキ液圧P0を第1ブレーキ液圧P1から急激に第2ブレーキ液圧P2まで低下させても、車両が直ぐに加速を開始することはないので、車両にショックが発生するのを未然に防止することができる。なお、第2ブレーキ液圧P2は、クリープ力に加えて道路勾配による重力加速度を考慮した推進力を若干上回る程度のレベルに設定してもよい。
【0054】
次に、前記の再発進の構成についてさらに詳述する。
【0055】
まず、図5を参照して、第2ブレーキ液圧P2のレベルの大小による車両挙動の相違について説明する。図5は車速、スロットル開度、目標ブレーキ液圧および加速度の推移を示している。
【0056】
図5において、ホイルシリンダに伝達するブレーキ液圧の目標値として決定される目標ブレーキ液圧P0(実線)は、図3に示した第1実施形態と同様に設定されている。すなわち、目標ブレーキ液圧P0は、車両が停止する際には第1ブレーキ液圧P1まで徐々に増大し、この値に維持される。そして、時刻t3に自車の再発進が決定されると、スロットル38が開かれるとともに、目標ブレーキ液圧P0が第1ブレーキ液圧P1から第2ブレーキ液圧P2に切り換えられた後、その第2ブレーキ液圧P2から所定比率で徐々に低下する。この目標ブレーキ液圧P0によって、時刻t4に車両の加速が開始され、加速度α1および車速V1が正の値となる。この加速度α1は、車両にショックが生じない値となっている。
【0057】
これに対して、同図に示す目標ブレーキ液圧Q3(一点鎖線)は、車両が再発進する際に、第2ブレーキ液圧P2より大きいブレーキ液圧P21に切り換えた後、目標ブレーキ液圧P0と同一比率で徐々に低下させている。このような目標ブレーキ液圧Q3の場合には、車両にショックが発生することはないものの、ブレーキ液圧P21が十分に小さくないために、目標ブレーキ液圧を同一比率で低下させると、クリープ力などによる推進力が目標ブレーキ液圧Q3による制動力を上回る加速開始時刻t7が時刻t4より遅くなり、車速V3の上昇が車速V1に比べて遅れ、先行車に対する追従性が低下してしまう。
【0058】
一方、同図に示す目標ブレーキ液圧Q4(一点鎖線)は、車両が再発進する際に、第2ブレーキ液圧P2より小さいブレーキ液圧P22に切り換えた後、目標ブレーキ液圧P0と同一比率で徐々に低下させている。このような目標ブレーキ液圧Q4の場合には、ブレーキ液圧P22が小さ過ぎるために、再発進決定時刻t3直後の時刻t8に加速が開始されるため、この加速度α2は加速度α1に比べて大きく、車両にショックが生じる値となってしまう。
【0059】
このように、再発進決定時刻t3において、第1ブレーキ液圧P1から切り換える目標ブレーキ液圧が適正なレベルでない場合には、加速開始が遅れて先行車に対する追従性が低下したり、車両にショックが生じて乗り心地が低下することとなる。
【0060】
そこで、この実施形態では、以下に説明するように、再発進時の発進状態によって第2ブレーキ液圧P2のレベルを補正するようにしている。
【0062】
すなわち、記憶部34は、予め設定された値として、第2ブレーキ液圧P2の初期値と、再発進時の理想的な加速度である目標加速度G0と、再発進における加速開始時点の目標車間距離L0と、再発進決定時点から予め設定された車速に到達するまでに要する目標時間T0とを記憶している。
【0063】
また、ブレーキECU36は、前記した[1][3]の機能に加えて、以下の機能[4]を有する。
[4]再発進時の発進状態を検出し、その検出結果に基づき第2ブレーキ液圧P2の値を補正する機能。すなわち、再発進時に加速度センサ33により検出される加速度G1と、再発進における加速開始時点に車間距離センサ31により検出される先行車との車間距離L1と、再発進決定時点から予め設定された車速に到達するまでに実際に要した時間T1とに基づき、補正液圧ΔPを
ΔP=K1(G1−G0)−K2(L1−L0)
+K3(T1−T0) …(1)
により算出し、第2ブレーキ液圧P2を
P2=P2+ΔP …(2)
により補正する。但し、K1,K2,K3は予め設定された定数である。このブレーキECU36は補正演算手段に相当する。
【0064】
次に、図6を参照して、再発進時の動作について詳述する。図6は再発進時の詳細な制御手順を示すフローチャートである。
【0065】
ステップS11〜S14は、図4のステップS1〜S4と同一であるので説明を省略する。但し、電源投入から最初にステップS11がYESとなったときの続くステップS12における第2ブレーキ液圧P2は、記憶部34に記憶されている初期値が用いられる。
【0066】
ステップS14において目標ブレーキ液圧P0がゼロになると(ステップS14でYES)、加速度センサ33からの検出信号に基づき再発進時の加速度G1が検出され(ステップS15)、再発進における加速開始時点に車間距離センサ31により検出される先行車との車間距離L1が検出され(ステップS16)、再発進決定時点t3から予め設定された車速に到達するのに要した経過時間T1が算出される(ステップS17)。これらのデータG1,L1,T1は、記憶部34のRAMなどに格納される。
【0067】
次いで、これらのデータG1,L1,T1と、記憶部34に記憶されている目標加速度G0、目標車間距離L0、目標時間T0とを用いて、上記式(1)により補正液圧ΔPが算出され、これを用いて上記式(2)により第2ブレーキ液圧P2が補正され、これが記憶部34に格納される(ステップS18)。
【0068】
これによって、次にステップS11がYESとなって再発進するときは、続くステップS12において、目標ブレーキ液圧P0は、補正された第2ブレーキ液圧P2に切り換えられることとなる。
【0069】
このように、再発進時の発進状態を検出し、この検出結果を用いて第2ブレーキ液圧P2のレベルを補正するようにしているので、第2ブレーキ液圧P2を常に適正なレベルに保つことができる。従って、図5を参照して説明したような、第2ブレーキ液圧P2が適正なレベルでないことによって生じる加速開始の遅れによる先行車に対する追従性の低下や、車両にショックが生じることによる乗り心地の低下などを未然に防止することができる。
【0070】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であり、例えば以下のような変形形態を採用することができる。
【0071】
(1)上記実施形態では、第2ブレーキ液圧P2として1つの値だけを記憶部34に記憶しているが、これに限られず、予め異なる複数の値を記憶部34に格納しておき、これら複数の値から選択するようにしてもよい。この選択は、例えば道路勾配を推定し、その道路勾配に応じて選択すればよい。この場合、下り勾配であれば、クリープ力に重力加速度による力が推進力に加算されるので、第2ブレーキ液圧P2として大きい値を選択し、上り勾配であれば、逆に重力加速度による力が減算されるので小さい値を選択すればよい。
【0072】
なお、道路勾配については、車両の勾配を検出するセンサを備え、このセンサにより道路勾配を検出するようにしてもよい。また、例えばカーナビゲーションシステムに連動させ、車両の現在位置と進行方向とに基づいて、道路勾配を推定するようにしてもよい。
【0073】
(2)上記実施形態では、上記式(1)により補正液圧ΔPを算出しているが、これに限られず、例えば、
ΔP=K1(G1−G0)−K2(L1−L0)…(3)
により算出してもよい。すなわち、式(1)における定数K3の項を省略してもよい。この変形形態でも、再発進時の加速度や車間距離に関するデータを用いているので、補正液圧ΔPを、上記実施形態に比べて精度は低下するものの簡易に求めることができる。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、車両制動手段の目標制動力を、自車の停止中には車両停止状態を確実に維持すべく予め設定された第1停止制動力とし、車両停止中に検出された先行車との車間距離に基づき自車を再発進させると決定した時点で、前記目標制動力を、第1停止制動力より小さい第2停止制動力に切り換え、この第2停止制動力から徐々に低下することができるので、車両の加速開始の遅れによる先行車に対する追従性の低下や、車両へのショックによる乗り心地の低下を未然に防止することができる。
【0076】
さらに、予め設定された第2停止制動力の初期値を記憶しておき、自車が再発進したときの発進状態を検出し、検出された発進状態に基づき第2停止制動力の初期値を補正するようにしているので、常に適正なレベルの第2停止制動力を得ることができる。
【0077】
すなわち、自車が再発進するときの目標加速度および再発進決定時点から所定時間後の目標車間距離を予め記憶しておき、再発進時の発進状態として、再発進時における加速度と再発進決定時点から所定時間後における車間距離とを検出して、目標加速度と検出された再発進時における加速度との偏差および目標車間距離と検出された所定時間後における車間距離との偏差に基づき第2停止制動力を補正するようにしているので、例えば道路勾配などにより、再発進時の加速度が過大であれば第2停止制動力が増大するように補正し、再発進時の加速度が過小であれば第2停止制動力が低減するように補正して、常に適正なレベルの第2停止制動力を得ることができる。したがって、再発進時に車両にショックが生じることがなく、しかも、道路勾配などがどのようであっても加速開始が遅れたりするような事態を確実に防止することができ、停止後の自動的な再発進を極めて良好に行なうことができる。
【0078】
また、請求項に記載の発明によれば、さらに再発進決定時点から所定時間後における目標車速を予め記憶しておき、発進状態として、再発進決定時点から目標車速に到達するのに要した経過時間を検出して、この所定時間と経過時間との偏差を加味して第2停止制動力を補正するようにしているので、第2停止制動力の補正をさらに精度良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両制動制御装置が適用される車両制御装置の第1実施形態の概略制御構成を示すブロック図である。
【図2】 アクチュエータ部の油圧回路図である。
【図3】 実施形態における車速および目標ブレーキ液圧の推移を示す図である。
【図4】 実施形態における再発進時の制御手順を示すフローチャートである。
【図5】 第2ブレーキ液圧のレベルの大小による車両挙動の相違について説明する図で、車速、スロットル開度、目標ブレーキ液圧および加速度の推移を示している。
【図6】 再発進時のさらに詳細な制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
3 リザーバタンク(ブレーキ液圧発生手段)
5 アクチュエータ部
14F,18F 前輪用ホイルシリンダ(車両制動手段)
14R,18R 後輪用ホイルシリンダ(車両制動手段)
31 車間距離センサ(距離検出手段、発進状態検出手段)
32 車輪速センサ
33 加速度センサ(発進状態検出手段)
34 記憶部(初期値記憶手段、目標値記憶手段)
36 ブレーキECU(制動力決定手段、制動制御手段、補正演算手段、発進状態検出手段)
37 アクセルECU(再発進制御手段)
39 モータ(ブレーキ液圧発生手段)
62F 流入側前輪用開閉弁(車両制動手段)
62R 流入側後輪用開閉弁(車両制動手段)
63F 流出側前輪用開閉弁(車両制動手段)
63R 流出側後輪用開閉弁(車両制動手段)
64 上流側開閉弁(ブレーキ液圧発生手段)
66 油圧ポンプ(ブレーキ液圧発生手段)
P0 目標ブレーキ液圧(目標制動力)
P1 第1ブレーキ液圧(第1停止制動力)
P2 第2ブレーキ液圧(第2停止制動力)

Claims (2)

  1. 車両を制動する車両制動手段と、
    自車と先行車との車間距離を検出する距離検出手段と、
    検出された前記車間距離を予め定められた所定距離に保つべく前記車両制動手段の目標制動力を決定するものであって、前記目標制動力を車両停止状態では当該停止状態を確実に維持すべく予め設定された第1停止制動力とする制動力決定手段と、
    決定された前記目標制動力で前記車両制動手段を動作させる制動制御手段とを備えた車両制動制御装置において、
    車両停止中に検出された前記車間距離に基づき自車を再発進させるか否かを決定する再発進制御手段と、
    予め設定された第2停止制動力の初期値を記憶する初期値記憶手段と、
    自車が再発進したときの発進状態を検出する発進状態検出手段と、
    検出された発進状態に基づき前記第2停止制動力を補正する補正演算手段と、自車が再発進するときの目標加速度および再発進決定時点から所定時間後の目標車間距離を予め記憶する目標値記憶手段とを備え、
    前記制動力決定手段は、前記目標制動力を、前記再発進制御手段が自車を再発進させると決定した時点で前記第1停止制動力より小さい前記第2停止制動力に切り換え、その後、当該第2停止制動力から徐々に低下させるものであり、
    前記発進状態検出手段は、前記発進状態として、再発進時における加速度と再発進決定時点から所定時間後における前記車間距離とを少なくとも検出するものであり、
    前記補正演算手段は、前記目標加速度と検出された前記再発進時における加速度との偏差および前記目標車間距離と検出された前記所定時間後における車間距離との偏差に基づき前記第2停止制動力を補正するものであることを特徴とする車両制動制御装置。
  2. 前記目標値記憶手段は、さらに再発進決定時点から所定時間後における目標車速を予め記憶するものであり、
    前記発進状態検出手段は、前記発進状態として、再発進決定時点から前記目標車速に到達するのに要した経過時間をさらに検出するものであり、
    前記補正演算手段は、さらに前記所定時間と前記経過時間との偏差を加味して前記第2停止制動力を補正するものであることを特徴とする請求項1に記載の車両制動制御装置。
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