JP4618035B2 - 車両走行制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両を極低速(例えば0.1〜0.2km/h)で走行させることができる車両走行制御装置に関するもので、例えば、駐車支援制御により数〜数十cmオーダという微小距離を移動させるという設定が行われた場合に、極低速で車両を移動させることで設定された微小距離だけ正確に移動して車両を停止させることができる車両走行制御装置に関するものである。
従来、車両を車庫内などに誘導する駐車支援制御がある。このような駐車支援制御では、車両をドライバが設定した車速で走行させることで、駐車させたい場所に車両を誘導することになる。このとき、車両の慣性や車両を停止させる際に制動力を発生させるハード的なメカニズムでの応答遅れを考えると、車両を極低速で走行させなければならない。
これを実現すべく、特許文献1において、車両を極低速で走行させることができるモータ制御装置が提案されている。このモータ制御装置は、電気自動車などに備えられているモータを制御し、車両を極低速で走行させることで、設定された微小距離だけ移動できるようにしている。
特開2005−57962号公報
しかしながら、上記特許文献1のように、モータを用いて車両を極低速で走行させる場合、モータが備えられた車両にしか適用することができず、最も一般的に普及しているエンジンのみの動力によって走行可能とする車両に対しては適用できない。
本発明は上記点に鑑みて、モータが備えられているか否かに関わらず、エンジンの動力に基づいて走行を行う車両が極低速で走行できるようにする車両走行制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車両(VL)に対して該車両(VL)の進行方向に加えられる推進力を求め、該推進力から車両(VL)の停止状態を維持するために車輪(4FL〜4RR)に対して加えるべき停車維持制動力を求める停車維持制動力演算手段(110、210)と、車両(VL)の車速(V)を求める車速検出手段(135、145、235、245)と、停車維持制動力演算手段(110、210)で求められた停車維持制動力に対応した所定の基準制御トルクを求め、車輪(4FL〜4RR)に対して基準制御トルクに所定周期の振幅制御トルクを加えた要求制御トルクを付与することで、推進力が車輪(4FL〜4RR)に加えられる制動力よりも相対的に大きくなるようにし、車両(VL)を進行方向に移動させる制御トルク付加手段(130、230)と、を備える。
そして、制御トルク付加手段(130、230)にて、要求制御トルクの付与によって車両(VL)が移動させられるときに、車速検出手段(135、145、235、245)によって求められる車速に基づいて、車速が極低速として定義される範囲内となるように、基準制御トルクと振幅制御トルクの少なくとも一方を変化させることで前記要求制御トルクを変化させることを特徴としている。
このように、振動制御トルクを含めた要求制御トルクを付与することで、推進力が車輪(4FL〜4RR)に加えられる制動力よりも相対的に大きくなるようにし、車両(VL)を進行方向に移動させることができる。このとき、車速検出手段(135、145、235、245)によって求められる車速に基づいて、車速が極低速として定義される範囲内となるように、基準制御トルクと振幅制御トルクの少なくとも一方を変化させれば、車両(VL)を極低速で走行させることが可能となる。これにより、モータが備えられているか否かに関わらず、エンジンの動力に基づいて走行を行う車両(VL)を極低速で走行させることが可能となる。
例えば、請求項2に示されるように、車速検出手段(135、145、235、245)は、車速として、予め設定された設定時間内における車両(VL)の移動距離を算出することができる。
この場合、制御トルク付加手段(130、230)にて、車速検出手段(135、145、235、245)にて算出された設定時間内における車両(VL)の移動距離が第1所定値(A)未満であれば、推進力と車輪(4FL〜4RR)に加えられる制動力の差が大きくなるように基準制御トルクを変化させ、該移動距離が第1所定値(A)よりも大きな第2所定値(B)を超えていれば、推進力と車輪(4FL〜4RR)に加えられる制動力の差が小さくなるように基準制御トルクを変化させることで、上記のように車速を極低速にできる。
請求項3に記載の発明では、制御トルク付加手段(130、230)では、車速検出手段(135、145、235、245)にて算出された設定時間内における車両(VL)の移動距離が大きいほど、振幅制御トルクの振幅を小さくすることを特徴としている。
このように、設定時間内における車両(VL)の移動距離が大きいほど、振幅制御トルクの振幅を小さくすることで、設定時間内における車両(VL)の移動距離を任意の値に収束させることが可能となり、車速を極低速に維持できる。
請求項4に記載の発明では、設定距離指示手段(100)により車両(VL)が停止した場所から該車両(VL)をどれだけ移動させるかという設定距離を決める場合に、制御トルク付加手段(130、230)は、設定距離指示手段(100)によって決められた設定距離で車両(VL)を停止させるように、基準制御トルクを変化させることを特徴としている。
このように、設定距離が決められるような場合、例えば駐車支援制御において目標駐車位置が決められるような場合には、基準制御トルクを変化させることで、車両を設定距離だけ極低速で移動させて停止させることが可能である。
例えば、請求項5に示されるように、制御トルク付加手段(130、230)にて、車速検出手段(135、145、235、245)にて算出された車速に所定時間を掛け合わした値と、車速検出手段(135、145、235、245)にて求められる車速に基づいて車両(VL)が停止した場所からの移動距離の和を求め、該和が設定距離以上となったときに、車両(VL)を停止させるべく、推進力と車輪(4FL〜4RR)に加えられる制動力の差を無くすように、基準制御トルクを変化させれば良い。
なお、制御トルクとしては、請求項6に示すように制動トルクを挙げることができ、制御トルク付加手段(130、230)により、要求制御トルクとして要求制動トルクを減少させることで、推進力が車輪(4FL〜4RR)に加えられる制動力よりも相対的に大きくなるようにすることができる。
また、請求項7に示すように、制御トルクとして駆動トルクを用いることもでき、制御トルク付加手段(130、230)により、要求制御トルクとして要求駆動トルクを増加させることで、推進力が車輪(4FL〜4RR)に加えられる制動力よりも相対的に大きくなるようにすることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の一実施形態を適用した車両走行制御装置が備えられる駐車支援制御システムについて、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の駐車支援制御システムの全体構成を示す図である。図中、車両VLの右前輪、左前輪、右後輪、左後輪をそれぞれに対応する構成要素にFL、FR、RL、RRを付して表わしてある。
本実施形態の駐車支援制御システムは、ブレーキ制御ECU1、油圧ブレーキ装置2、電動パーキングブレーキ(以下、PKBという)3、各車輪4FL、4FR、4RL、4RR毎に備えられたホイールシリンダ(以下、W/Cという)41FL、41FR、41RL、41RR、車輪速度センサ5FL、5FR、5RL、5RR、車内LANバス6、エンジンECU7、駐車支援制御ECU8、警告表示・警報装置9および各種センサ類50を備えた構成となっている。
これらの構成要素のうち、ブレーキ制御ECU1、エンジン制御ECU7、駐車支援制御ECU8、警告表示・警報装置9およびセンサ類50は、それぞれ車内LANバス6に接続され、車内LANバス6を介して互いに信号の送受を行えるようになっている。
ブレーキ制御ECU1は、コンピュータにより構成されており、車内LANバス6を介して駐車支援制御ECU8からの制動要求、および各車輪速度センサ5FL〜5RRやセンサ類50からのセンサ信号を入力し、後述する油圧ブレーキ装置2およびPKB3を制御するための駆動信号やエンジン制御ECU7への制御信号を出力する。
油圧ブレーキ装置2は、各車輪4FL〜4RRに対して制動力を付与する制動力付与手段に相当するものである。図2は、この油圧ブレーキ装置2の具体的な配管構成を示した図である。この図を参照して、油圧ブレーキ装置2について説明する。
マスタシリンダ(以下、M/Cという)10は、運転者により図示しないブレーキペダルが踏み込まれると、センサ類50に含まれる後述するブレーキ操作量センサ53で検出されるブレーキペダルの踏力に応じたM/C圧を発生させる。このM/C10には、第1配管系統11および第2配管系統21が接続されており、これら各配管系統11、21に対して各W/C41FL〜41RRがダイアゴナル接続されている。
M/C10で発生させられたブレーキ液圧は、それぞれ第1配管系統11および第2配管系統21を介して各車輪に備えられたW/C41FL〜41RRに伝達され、第1の制動力を発生するようになっている。
以下では、第1配管系統11、特に、右前輪4FRに関わる配管系統を中心に説明するが、他の車輪および第2配管系統についても同様である。
第1配管系統11には、右前輪4FRおよび左後輪4RLのそれぞれに対して、ABS制御時に各W/C41FR、41RLの増圧および保持を調整する増圧制御弁14a、14bが設けられている。増圧制御弁14a、14bそれぞれに並列に逆止弁141a、141bが設けられ、増圧制御弁14a、14bの遮断時にW/C圧が過剰となった場合に液流をM/C10側へ逃がすようになっている。
増圧制御弁14a、14bとW/C41FR、41RLの間から伸びる減圧管路12にはABS制御におけるW/C41FR、41RLの減圧、保持を調整する減圧制御弁15a、15bが設けられている。この減圧管路12はリザーバ16と接続されている。
リザーバ16に貯溜されるブレーキ液は、モータ20により駆動されるポンプ17によって汲み上げられたのち、増圧制御弁14a、14bと後述するマスタカット弁(以下、SM弁という)18の間に返流される。なお、ポンプ17の吐出口には逆止弁171が設けられ、ポンプ17の吐出口に高いブレーキ液圧が加えられないようになっている。
M/C10と増圧制御弁14a、14bの間には、SM弁18が配置されている。このSM弁18は、非通電時は連通状態、通電時には図示方向の逆止弁による遮断状態となる2位置弁である。SM弁18は、遮断状態のときには、W/C41FR、41RL側の圧が逆止弁のばねによるクラッキング圧分だけM/C10側の圧よりも高くなったときにリリースされ、圧を逃がす構造となっている。このSM弁18には、並列に逆止弁181が設けられており、M/C10側からW/C41FR、41RL側への流動のみが許容されるようになっている。
M/C10とSM弁18の間と、リザーバ16とは吸引管路13で接続されている。
第1配管系統11のM/C10とSM弁18の間には油圧センサ30が設けられ、M/C10が発生したブレーキ液圧が検出できるようになっている。この油圧センサ30で検出されるブレーキ液圧は、M/C10の図示しないセカンダリ室の発生圧力であるが、第2配管系統が接続されるプライマリ室にも同圧が発生しているので、油圧センサ30により実質的にM/C圧を検出することができる。
また、増圧制御弁14a、14bとW/C41FR、41RLの間にも油圧センサ19a、19bが設けられ、それぞれのW/C圧が検出できるようになっている。
これら、油圧センサ30および油圧センサ19a、19bの出力信号は、ブレーキ制御ECU1に入力される。
上記増圧制御弁14a、14b、減圧制御弁15a、15bは2位置弁であり、ブレーキペダルの非操作時および通常ブレーキ時などの非通電(OFF)時には図示の弁体位置、すなわち、増圧制御弁14a、14bは連通状態、減圧制御弁15a、15bは遮断(カット)状態にある。また、SM弁18も通常の非通電時には図示の弁体位置、すなわち連通状態にある。
これら各制御弁は、ブレーキ制御ECU1からの作動信号により駆動される。また、ポンプ17、27を駆動するモータ20もブレーキ制御ECU1からの作動信号により駆動される。
続いて、この油圧ブレーキ装置2の基本的な制御方法について説明する。
運転者によりブレーキペダルが踏み込まれるときの通常のブレーキ操作においては、全ての制御弁(SM弁18、増圧制御弁14a、減圧制御弁15a)は非通電(OFF)状態とされる。このため、M/C圧がそのままW/C41FR、41RLに作用し、W/C圧=M/C圧となる。
ABS制御中は、タイヤロックを回避するためにW/C圧を減圧する過程と制動力を回復するためにW/C圧を増圧する過程とでそれぞれ動作が異なる。なお、SM弁18はABS制御中は、通常OFF(連通状態)にするとともに、ポンプ17を駆動してリザーバ16よりブレーキ液を吸引する。
まず、ABS制御の減圧過程では、増圧制御弁14aを通電状態(ON)すなわち遮断(カット)状態とし、かつ、減圧制御弁15aをON/OFFのデューティー比制御する。これにより、連通/カットの切換えが繰り返されて、W/C41FRよりブレーキ液が所定の変化勾配でリザーバ16へ流れ出しW/C圧が減圧される。
ABS制御の増圧過程では、減圧制御弁15aを非通電状態(OFF)すなわちカット状態とし、かつ、増圧制御弁14aをOFF/ONのデューティー比制御する。これにより、連通/カットの切換えが繰り返されて、M/C10よりブレーキ液がW/C41FRに供給されてW/C圧は増圧される。
次に、駐車支援制御中には、駐車支援制御ECU8からの制動要求信号に基づいて、ブレーキ制御ECU1が油圧ブレーキ装置2に対して指示することで、各車輪4FL〜4RRに対して所望のW/C圧が発生させられる。
具体的には、駐車支援制御中にW/C圧を増加させようとするときには、SM弁18をON(カット状態)に、かつ、減圧制御弁15aをOFF(カット状態)にする。また、ポンプ17を駆動してリザーバ16よりブレーキ液を吸引して吐出圧を発生させた状態で、油圧センサ19aの検出値との比較を行いながら、増圧制御弁14aをOFF/ONのデューティー比制御により所定の変化勾配で、あるいは設定された目標の圧力までW/C圧を増加させる。このとき、必要に応じてM/C10から吸引管路13、リザーバ16を介してブレーキ液がポンプ17の吸引口に補充される。
一方、駐車支援制御中にW/C圧を減少させようとするときには、SM弁18をON(カット状態)に、かつ、増圧制御弁14aをON(カット状態)にするとともに、ポンプ17を駆動してリザーバ16よりブレーキ液を吸引して吐出圧を発生させた状態で、油圧センサ19aの検出値との比較を行いながら、減圧制御弁15aをON/OFFのデューティー比制御により所定の勾配で、あるいは設定された目標の圧力までW/C41FRよりブレーキ液を吸引してW/C圧を減少させる。このとき、増圧制御弁14aおよびSM弁18がともにカット状態であるため、ポンプ17の吐出圧は増大するが、その圧がSM弁18の逆止弁のばねのクラッキング力より大きくなるとリリースされて圧力が低下する。
次に、PKB3について説明する。PKB3は、基本的にはドライバによるパーキングブレーキスイッチ(図示せず)の操作によって駆動されるものであるが、駐車支援制御における制動にも適宜用いられる。このため、このPKB3も、上述した油圧ブレーキ装置2と共に制動力付加手段に相当するものとなる。
PKB3は、ブレーキワイヤ31R、31L後輪4RL、4RRの各ブレーキキャリパと接続されている。このPKB31は、ブレーキ制御ECU1からの制御信号により動作する図示しないモータおよびギア機構からなるアクチュエータが、ブレーキワイヤ31R、31Lを介して左右後輪4RR、4RLのブレーキキャリパを駆動することにより、制動力すなわち、第2の制動力を発生させる。PKB3のモータは、制御信号に基づきデューティー駆動されて正転または逆転させられる。これにより、第2の制動力の大きさが制御されるようになっている。
このとき、デューティー比に応じた制動力が発生し、目標の制動力となったらPKB3のモータがロックし、モータロックが検出されるとモータの駆動電流が遮断、すなわち、制御信号が解除されて、PKB3は制御停止(制御禁止)の状態となる。このPKB3の制御停止状態ではギア機構は動かないので、第2の制動力は維持され、ロック状態となる。
このPKB3は、駐車支援制御中にブレーキ制御ECU1からの制御信号によって行われる以外に、運転者により図示しないパーキングブレーキスイッチをON/OFF操作した場合にも、その操作信号に基づきブレーキ制御ECU1がPKB3の制御信号を出力することにより駆動されるようになっている。
車輪速度センサ5FL〜5RRは、図2に示すように、各車輪4FL〜4RRの回転速度を検出できるように、各車輪4FL〜4RRそれぞれに備えられ、それぞれの出力信号が直接ブレーキ制御ECU1に入力されるように構成されている。車輪速度センサ5FL〜5RRには、例えばホール素子による半導体式速度センサが用いられ、低速度でも確実な車輪回転パルスを得ることで、駐車時の速度でも正確な車速が検出できるようになっている。
エンジン制御ECU7は、アクセル操作量センサ52からのアクセル操作量であるアクセル開度信号や、エンジン回転数、水温や排気中の酸素濃度などに基づき走行状態に応じて燃料噴射量を調整してエンジン70へ指令値を与えることによりエンジン出力を制御する。これにより、自動変速機(AT)71および車軸72R、72Lを介して回転駆動される左右の前輪4FR、4FLの駆動力が調整されるようになっている。
なお、AT71は、エンジン70の回転を車軸72R、72Lに伝達するトルクコンバータを内蔵した公知の装置であり、図示しない制御装置により変速制御されるものである。本実施形態では、クリープ現象により車両を低速で走行させる(以下、クリープ走行という)状態を積極的に利用して駐車支援制御を行うものであり、AT71の制御に関しては特に関係ないため、AT71の制御装置については説明を省略する。
すなわち、本実施形態においては、ブレーキ制御ECU1からのエンジン出力調整信号により、エンジン制御ECU7がアイドル状態からエンジン出力を増加、または、アイドル状態への出力減少を行うことによる駆動力の制御と、ブレーキ制御ECU1による制動力の制御を併用して車両VLを定速モードで走行させるようになっている。
駐車支援制御ECU8は、車両走行制御装置に相当するもので、図示しない駐車支援制御実行用のスイッチを通じて、駐車支援制御を行うという要求を受け取ると、最終的な目標駐車位置を求めると共に、その目標駐車位置までの移動軌跡を求める。このとき、移動軌跡は、センサ類50に含まれる後述する障害物センサ54により計測される障害物までの距離xを参照し、自車両VLが障害物に接触しないような経路として求められる。
そして、求められた移動軌跡に沿って車両VLが目標駐車位置に向かって移動させられていき、目標駐車位置の近辺で車両VLが停止させられ、その後は車両VLが極低速(例えば、0.1〜0.2km/h)で移動するように、駐車支援制御ECU8から制動力制御信号をブレーキ制御ECU1に向けて出力することで、制動力の制御が行われ、目標駐車位置にたどり着くようにする駐車支援制御が実行される。
このような駐車支援制御において、駐車支援制御ECU8は、車両VLを目標駐車位置の近辺で停止させたときに、その場所から目標駐車位置までの正確な距離(例えば10cm等)を求めると共に、その距離が車両VLを移動させるべき距離として設定し、この設定された距離(以下、設定距離という)だけ車両VLを移動させるべく、制動力の制御を行うという極低速走行制御を行う。このとき、制動力の制御は、その時に既に発生させられている駆動力、つまりクリープ力相当の駆動力と車両VLを駐車させようとしている路面の坂路分の制動力の和が車両VLを停車させるために必要な制動力(以下、停車維持制動力という)STPであるとし、この停車維持制動力STPを基準として制動力が変化させられることで、車両VLを極低速で移動させられるようにする。なお、この駐車支援制御ECU8で行われる具体的な制御に関しては後で詳細に説明する。
警告表示・警報装置9は、ランプやディスプレイ等の警告表示器およびブザーやスピーカ等の警報器を備えたもので、各種制御を実行していること等をランプ点灯やディスプレイ表示、ブザーやスピーカを通じての警告音によってドライバに報知するものである。
センサ類50には、操舵量センサ51、アクセル操作量センサ52、ブレーキ操作量センサ53、障害物センサ54および勾配センサ55が含まれている。
操舵量センサ51は、ステアリングの操舵量、つまりステアリング角度を検出するものである。アクセル操作量センサ52は、アクセルペダルの操作量を検出するものである。ブレーキ操作量センサ53は、ブレーキペダルの操作量を検出するものである。
障害物センサ54は、車両VL周辺の障害物を検出するためのもので、車両の前部および後部の例えばバンパーに設けられたコーナーソナーにより車両の前方および後方に存在する障害物までの距離xを計測し、その微分信号と共に車内LANバス6を介してブレーキ制御ECU1や駐車支援制御ECU8などへ送る。なお、距離xの微分信号は、前方または後方の走行車両などの障害物との相対速度に相当する。
勾配センサ55は、例えば、車両前後方向の加速度を検出する加速度センサ等を含むものとして構成され、加速度センサに含まれる重力加速度成分に基づいて、車両VLが走行または停止中の路面の勾配を測定する周知のものである。
以上のように本実施形態の駐車支援制御システムが構成されている。このように構成される駐車支援制御システムでは、図示しない駐車支援制御開始用のスイッチが投入されると、駐車支援制御が開始されると共に、警告表示・警報装置9にて、駐車支援制御が実行されていることがドライバに報知される。
具体的には、駐車支援制御ECU8において、車輪速度センサ5FL〜5RRや油圧センサ19a、19b、29a、29bおよびセンサ類50からの検出信号などに基づいて、目標駐車位置およびそこまでの移動軌跡が求められ、求められた移動軌跡に沿って、車両VLが所望の車速で移動するように、駐車支援制御ECU8から制動力制御信号をブレーキ制御ECU1に向けて出力することで、制動力の制御が行われ、目標駐車位置にたどり着くようにする駐車支援制御が実行される。
そして、この駐車支援制御中に、本発明の特徴部分に関わる極低速走行制御が実行される。具体的には、駐車支援制御ECU8は、図3に示す極低速走行制御のフローチャートに基づく各種処理を実行する。以下、図3を参照して極低速走行制御の詳細について説明する。
まず、ステップ100では、設定距離指示があったか否かが判定される。ここでいう設定距離指示とは、駐車支援制御ECU8において、移動経路が求められたのち、目標駐車位置に車両を停止させるために、移動軌跡に基づいて設定される車両VLを移動させる距離、つまり上述した設定距離が既に設定されているか否かが判定される。例えば、駐車支援制御ECU8では、設定距離が既に求められると設定距離フラグがセットされるようになっており、この設定距離フラグがセットされているか否かにより、本ステップの判定が行われる。
このステップで否定判定された場合には、車両VLを極低速で走行させる必要は無いものとして、そのまま処理が完了となる。そして、このステップで肯定判定されると、ステップ105に進む。
ステップ105では、坂路分制動力換算が行われる。坂路分制動動力は、勾配センサ55の検出信号に基づいて坂路勾配を求め、その坂路勾配に相当する制動力が演算により、もしくは、マップを用いて求められる。例えば、上り坂の場合には、車両が後方に移動させる力が加えられることになるため、正の制動力(負の駆動力)と見做すことができる。逆に、下り坂の場合には、車両が後方に移動させる力が加えられることになるため、負の制動力(正の駆動力)と見做すことができる。この力は坂路勾配の大きさに応じて変動するものであることから、求められた坂路勾配に応じた制動力として、演算もしくはマップにより求めることが可能となる。
次に、ステップ110に進み、停車維持制動力STPが求められる。駐車支援制御ECU8のうち、この処理を実行する部分が停車維持制動力演算手段に相当するものである。
現在発生させられているクリープ力相当の駆動力分を打ち消し、尚且つ坂路分制動力も加味した制動力を発生させれた車両VLの停車を維持することが可能となる。このため、ステップ105で求めた坂路分制動力と現在発生させられている駆動力との和として停車維持制動力STPが求められる。このとき、坂路分制動力は、下り坂であれば正の値として加算されるため、停車維持制動力STPは大きな値となり、上り坂であれば負の値として加算されるため、停車維持制動力STPは小さな値となる。
すなわち、車両VLに発生させられている駆動力に対して坂路勾配による影響を考慮したものが、車両VLの進行方向に加えられる推進力に相当するため、この推進力に対向する制動力が停車維持制動力STPとなる。
なお、現在発生させられている駆動力は、エンジン制御ECU7において一般的に求められているため、通信LANバス6を通じてエンジン制御ECU7から入手される。
続いて、ステップ115に進み、制御初回であるか否かが判定される。制御初回であるか否かは、極低速走行制御中であることを示すフラグがセットされているか否かに基づいて行われ、まだセットされていない場合には、制御初回であると判定される(後述するステップ120および155参照)。
そして、制御初回であれば、ステップ120に進み、ステップ110で求められた停車維持制動力STPを基準制動力に設定してステップ125に進む。また、このとき、極低速走行中制御中であることを示すフラグがセットされる。
ステップ125では、今から車両VLを停止させるように制動力を加えると想定した場合に、設定距離指示が為されてから停止させるまでに要する距離(以下、最終移動距離という)が設定距離未満であるか否かが判定される。具体的には、最終移動距離は、設定距離指示が為されてから今までの移動距離に対して、ハード的な応答遅れに相当する無駄時間Tendに現在の車速(極低速)を掛け合わすことによって求められる。なお、車両VLを停止させるように制動力を加えてからの制動距離に関しては、車両VLが極低速で移動していることから、ほとんど無視できるものとして扱っている。
ここで肯定判定された場合には、まだ設定距離まで車両VLが移動するに至らないとして、ステップ130に進む。
ステップ130では、要求制動力が求められる。駐車支援制御ECU8のうちこの処理を実行する部分が、制御トルク付加手段に相当する。
具体的には、基準制動力に対して時間tによって周期的に大きさが変化する振幅制動力(制動力の振動パラメータ)S(t)を足し合わせた値として、要求制動力が求められる。
ここでいう振幅制動力について説明する。停止している車両VLに加える制動力を徐々に低下させたとすると、制動力が駆動力との釣り合い点よりも小さくなったとき、言い換えると、制動力が停車維持制動力STPよりも小さくなったときに、車両VLが動き出すことになる。このとき、動き出した車両VLが極低速にするためには、制動力と駆動力の釣り合い点よりも僅かに制動力が小さくなるようにすれば良いが、そのような制動力に制御するのは困難である。
例えば、車両VLが動き出したことをフィードバックするとしても、フィードバック中に車両VLが動きすぎてしまう。このため、車両VLが確実に動く程度まで釣り合いのバランスを崩し、その後素早く慣性を打ち消して車両VLを停止させられる手法が求められる。
これを実現するために、本実施形態では、要求制動力に振幅制動力を含めている。すなわち、振幅制動力によって短い周期で制動力を増減させることで、制動力が駆動力との釣り合い点よりも小さくなったときに、制動力が更に下がり過ぎないよう強制的に増加させることが可能となる。このため、車両VLが動き出したときに、車速が極低速を超えてしまわないように、振幅制動力を用いている。
なお、極端に振幅させると、それが車両挙動に現れ、ドライバに不快感を与える可能性があるため、車両VLを確実に動かせ、かつ、確実に停止させられるような適度な振幅にする必要があるが、振幅ゲインは、例えば、車両VLのバネ上重量や上下、前後のバネ定数に基づいて調整することができるため、ドライバのフィーリングに合せて適宜調整することが可能である。
また、振幅の大きさによって車両VLの動く距離も変化することになるため、予め設定しておいた単位時間(設定時間)内における車両VLの移動距離に応じて振幅の大きさを調整しても良い。例えば、設定時間内における車両VLの移動距離が大きければ、車両VLの移動が速いことを示しているため、この場合には振幅を小さくすると良い。
また、振幅の周期に関しても、あまり周期が長いと1周期で車両VLが大きく動くことになり兼ねないため、1周期毎に車両VLが微小距離のみ動くように、十分小さな値となるようにする必要がある。
ただし、振幅に関しては、ドライバに対して極低速走行制御が行われていること、例えば駐車支援制御中に障害物に接近している状態を警報するという意味合いで、意図的にゲインを大きくすることも可能である。
このようにして、振幅制動力が含まれる要求制動力が制動力制御信号としてブレーキ制御ECU1に伝えられる。この後、再び、ステップ105に戻って上記各処理が繰り返されると、今度は、ステップ115において否定判定されることになる。
これにより、ステップ135に進み、設定時間内の移動距離が所定値A(第1所定値)未満となっているか否かが求められる。ここでいう設定時間内の移動距離とは、予め決められた設定時間内にどれだけ車両VLが移動したかという意味であり、車両VLの移動速度を表すパラメータとなるためのものである。したがって、駐車支援制御ECU8のうち、本ステップと後述するステップ145の処理を実行する部分が、車速検出手段に相当するものとなる。
そして、車両VLの移動速度が極低速に満たない場合、例えばまだ車両VLが動き出さないような場合には、このステップで肯定判定される。
このステップで肯定判定されればステップ140に進み、基準制動力が前回求められた基準制動力から設定値だけ減らされたのち、ステップ125以降に進む。そして、車両VLがまだ動き出してないような場合であれば、ステップ125で肯定判定されることになるため、ステップ130で前回よりも小さな要求制動力が求められる。車両VLが動き出すまでこれらの処理が繰り返され、徐々に要求制動力が小さくされることになる。
このように、車両VLの推進力と車輪4FL〜4RRに加えられる制動力の差が大きくなるように基準制動力が設定されることで、推進力が車輪4FL〜4RRに加えられる制動力に打ち勝ち、車両VLが動き出し易くなるようにする。
一方、車両VLが動き出して、その移動速度が期待する極低速となり、ステップ135で否定判定されると、ステップ145に進み、今度は設定時間内の移動距離が所定値B(第2所定値)を超えているか否かが求められる。
所定値Bは、所定値Aよりも大きな値として設定されたものである。つまり、設定時間内の移動距離が所定値Bを超える場合には、車両VLの移動速度が極低速とは言えない程速くなっていることを示している。したがって、これら所定値A〜所定値Bの範囲内となる車速が極低速の範囲と定義されることになる。
このため、ステップ145で肯定判定された場合には、ステップ150に進み、制動力を加えて車両VLの移動速度を低下させるべく、基準制動力が前回求められた基準制動力から設定値だけ増やされたのち、ステップ125以降に進む。逆に、否定判定された場合には、車両VLの移動速度が期待する極低速となっており、制動力の増減の必要がないものとして、そのままステップ125以降に進む。
このように、車両VLの推進力と車輪4FL〜4RRに加えられる制動力の差が小さくなるように基準制動力が設定されることで、車両VLが動き過ぎないようにする。
このような処理が繰り返され、車両VLが極低速となるように移動速度が制御されて、車両VLの移動距離が徐々に増えていくと、設定距離まで車両VLが移動できる状態となり、ステップ125で否定判定されることになる。これにより、ステップ155に進み、要求制動力が停車維持制動力STP以下になっているか否かが判定される。ここで肯定判定された場合には、そのまま車両VLを停止させれば停車を維持することができるものとして、処理が完了となる。また、このとき極低速走行制御中であることを示すフラグがリセットされる。逆に、否定判定された場合には、ステップ160に進んで要求制動力を前回の基準制動力から設定値だけ上げていき、最終的に車両VLを停車させる。
以上のようにして、極低速走行処理が実行される。このような極低速走行制御を行った場合のタイミングチャートを図4に示し、これを参照して極低速走行処理が行われる場合の具体的な作動について説明する。
まず、車両VLが停止状態のときに設定距離が決まると(時点T1)、徐々に制動力が減少させられる。このとき、要求制動力に振幅制動力が含まれることになるため、制動力の減少によって車両VLが動き出しても、車両VLの移動速度が急激に上がってしまい、車両VLが動き過ぎることはない。
次に、車両VLが動き出すと(時点T2)、要求制動力が所定値(振幅制動力を含む)に維持される。そして、車両VLの移動速度が極低速を超えてしまい、設定時間内における移動距離が所定値Aを超えると、基準制動力が前回の基準制動力から設定値だけ減少させられるため、要求制動力が減少させられる(時点T3)。
この後、適宜、要求制動力が調整され、無駄時間Tendとそのときの車速を掛けた値にそれまでの移動距離を足し合わせた値が設定距離以上になると、徐々に要求制動力が増加される(時点T4)。そして、最終的に車両VLが停止すると、停車維持制動力STP以上の要求制動力が出されて車両VLが停止させられたままの状態とされる。
以上説明したように、本実施形態の駐車支援制御システムでは、車両VLの停止位置から駐車目標位置までの距離を設定距離として決めている。そして、振動制動力を含めた要求制動力を徐々に低下させることで車両VLを動かすようにしている。
これにより、モータが備えられているか否かに関わらず、エンジンの動力に基づいて走行を行う車両VLを極低速で走行させることが可能となる。
また、ハード的な応答遅れに相当する無駄時間Tendによる移動距離も含めて、車両VLの移動距離が設定距離に達すると判定されたときに、要求制動力を徐々に増加させることで、車両VLを停止させるようにしている。
これにより、車両VLを正確に設定距離だけ移動させることが可能となる。したがって、車両VLを正確に目標駐車位置に移動させることが可能となる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。上記第1実施形態では、制動力を調整することで車両VLに発生している駆動力と制動力との釣り合いを崩し、車両VLが設定距離だけ移動できるようにしたが、本実施形態では、駆動力を調整することで第1実施形態と同様のことを行う。なお、本実施形態では、駐車支援制御ECU8で行う処理が異なるのみであり、駐車支援制御システムに関しては、第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態でも、駐車支援制御ECU8は、駐車支援制御を行うという要求を受け取ったときに、最終的な目標駐車位置やその目標駐車位置までの移動軌跡を求め、駐車支援制御を行う。ただし、本実施形態では、車両VLを目標駐車位置の手前で停止させたのち、設定距離を求めて極低速で移動させる際に、駐車支援制御ECU8から駆動力制御信号をエンジン制御ECU7に向けて出力することで、駆動トルク、具体的には駆動力の制御を行い、目標駐車位置にたどり着くようにする。
図5は、極低速走行制御のフローチャートである。以下、図5を参照して極低速走行制御の詳細について説明するが、これに関しても基本的に図3に示す第1実施形態の極低速走行制御と同様であるため、同様の部分については説明を省略する。
まず、ステップ200〜215において、図3のステップ100〜115と同様の処理が実行される。そして、ステップ215で制御初回と判定された場合には、ステップ220に進み、現在発生させられているクリープ力相当分の駆動力を基準駆動力に設定してステップ225に進む。また、このとき、極低速走行中制御中であることを示すフラグがセットされる。
ステップ225では、図3のステップ125と同様の処理が実行される。ここで肯定判定された場合には、まだ設定距離まで車両VLが移動するに至らないとして、ステップ230に進む。
ステップ230では、要求駆動力が求められる。具体的には、基準駆動力に対して時間tによって周期的に大きさが変化する振幅駆動力(駆動力の振動パラメータ)を足し合わせた値として、要求駆動力が求められる。
ここでいう振幅駆動力は、第1実施形態で説明した振幅制動力を駆動力に置き換えたものに相当し、振幅制動力と同様の役割を果たす。
このようにして、振幅駆動力が含まれる要求駆動力が駆動力制御信号としてエンジン制御ECU7に伝えられる。この後、再び、ステップ205に戻って上記各処理が繰り返されると、今度は、ステップ215において否定判定されることになる。
これにより、ステップ235に進み、図3のステップ135と同様に、設定時間内の移動距離が所定値A未満となっているか否かが求められる。このとき、車両VLの移動速度が極低速に満たない場合、例えばまだ車両VLが動き出さないような場合には、このステップで肯定判定される。
このステップで肯定判定されればステップ240に進み、基準駆動力が前回求められた基準駆動力から設定値だけ増加されたのち、ステップ225以降に進む。そして、車両VLがまだ動き出してないような場合であれば、ステップ225で肯定判定されることになるため、ステップ230で前回よりも大きな要求駆動力が求められる。車両VLが動き出すまでこれらの処理が繰り返され、徐々に要求駆動力が大きくされることになる。
一方、車両VLが動き出して、その移動速度が期待する極低速となり、ステップ235で否定判定されると、ステップ245に進み、図3のステップ145と同様に、今度は設定時間内の移動距離が所定値Bを超えているか否かが求められる。
このステップ245で肯定判定された場合には、ステップ250に進み、駆動力を減じて車両VLの移動速度を低下させるべく、基準駆動力が前回求められた基準駆動力から設定値だけ減らされたのち、ステップ225以降に進む。逆に、否定判定された場合には、車両VLの移動速度が期待する極低速となっており、駆動力の増減の必要がないものとして、そのままステップ225以降に進む。
このようにして、車両VLが極低速となるように移動速度が制御されて、車両VLの移動距離が徐々に増えていくと、設定距離まで車両VLが移動できる状態となり、ステップ225で否定判定されることになる。これにより、ステップ255に進み、要求駆動力がクリープ力相当以下になっているか否かが判定される。ここで肯定判定された場合には、そのまま車両VLを停止させれば停車を維持することができるものとして、処理が完了となる。逆に、否定判定された場合には、ステップ260に進んで要求駆動力を前回の基準駆動力から設定値だけげていき、最終的に車両VLを停車させる。
以上のようにして、極低速走行処理が実行される。このような極低速走行処理を行った場合のタイミングチャートを図6に示し、これを参照して極低速走行処理が行われる場合の具体的な作動について説明する。
まず、車両VLが停止状態のときに設定距離が決まると(時点T1)、徐々に駆動力が増加させられる。このとき、要求駆動力に振幅駆動力が含まれることになるため、駆動力の増加によって車両VLが動き出しても、車両VLの移動速度が急激に上がってしまい、車両VLが動き過ぎることはない。
次に、車両VLが動き出すと(時点T2)、要求駆動力が所定値(振幅駆動力を含む)に維持される。そして、車両VLの移動速度が極低速を超えてしまい、設定時間内における移動距離が所定値Aを超えると、基準駆動力が前回の基準駆動力から設定値だけ減少させられるため、要求駆動力が減少させられる(時点T3)。
この後、適宜、要求駆動力が調整され、無駄時間Tendとそのときの車速を掛けた値にそれまでの移動距離を足し合わせた値が設定距離以上になると、徐々に要求駆動力が減らされる(時点T4)。そして、最終的に車両VLが停止すると、クリープ力相当以下の要求駆動力が出されて車両VLが停止させられたままの状態とされる。
以上説明したように、本実施形態では、制動力ではなく、振動動力を含めた要求動力を徐々に増加させることで車両VLを動かすようにしている。このように駆動力を調整することによっても、第1実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
(他の実施形態)
上記第1実施形態では制御トルクとして制動トルクの一例となる制動力のみの調整によって車両VLを極低速で移動させ、第2実施形態では制御トルクとして駆動トルクの一例となる駆動力のみの調整によって車両VLを極低速で移動させている。しかしながら、制動力と駆動力を協働して調整することで、車両VLを極低速で移動させることも可能である。
また、上記実施形態では、車両VLを極低速で移動させるために、基準制御トルクに相当する基準制動力を変化させることで要求制御トルクに相当する要求制動力を変化させるようにしている。しかしながら、これも一例であり、基準制御トルクと振動制御トルクの少なくとも一方を変化させることで要求制御トルクを変化させるようにしても良い。
なお、各図中に示したステップは、各種処理を実行する手段に対応するものである。
本発明の第1実施形態におけるを適用した車両走行制御装置が備えられる駐車支援制御システムを示すグロック図である。 図1に示す駐車支援制御システムに備えられた油圧ブレーキ装置2の具体的な配管構成を示した図である。 極低速走行制御のフローチャートである。 図3に示す極低速走行制御を行った場合のタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態に示す極低速走行制御のフローチャートである。 図5に示す極低速走行制御を行った場合のタイミングチャートである。
符号の説明
1…ブレーキ制御ECU、2…油圧ブレーキ装置、3…PKB、4FL〜4RR…車輪、5FL〜5RR…車輪速度センサ、7…エンジン制御ECU、8…駐車支援制御ECU、10…M/C、41FL〜41RR…W/C、50…センサ類、51…操舵量センサ、52…アクセル操作量センサ、53…ブレーキ操作量センサ、54…障害物センサ、VL…車両。

Claims (7)

  1. 車両(VL)に対して該車両(VL)の進行方向に加えられる推進力を求め、該推進力から前記車両(VL)の停止状態を維持するために車輪(4FL〜4RR)に対して加えるべき停車維持制動力を求める停車維持制動力演算手段(110、210)と、
    前記車両(VL)の車速(V)を求める車速検出手段(135、145、235、245)と、
    前記停車維持制動力演算手段(110、210)で求められた前記停車維持制動力に対応した所定の基準制御トルクを求め、前記車輪(4FL〜4RR)に対して前記基準制御トルクに所定周期の振幅制御トルクを加えた要求制御トルクを付与することで、前記推進力が前記車輪(4FL〜4RR)に加えられる制動力よりも相対的に大きくなるようにし、前記車両(VL)を前記進行方向に移動させる制御トルク付加手段(130、230)と、を備え、
    前記制御トルク付加手段(130、230)は、前記要求制御トルクの付与によって前記車両(VL)が移動させられるときに、前記車速検出手段(135、145、235、245)によって求められる前記車速に基づいて、前記車速が極低速として定義される範囲内となるように、前記基準制御トルクと前記振幅制御トルクの少なくとも一方を変化させることで前記要求制御トルクを変化させることを特徴とする車両走行制御装置。
  2. 前記車速検出手段(135、145、235、245)は、前記車速として、予め設定された設定時間内における前記車両(VL)の移動距離を算出するものであり、
    前記制御トルク付加手段(130、230)は、前記車速検出手段(135、145、235、245)にて算出された前記設定時間内における前記車両(VL)の移動距離が第1所定値(A)未満であれば、前記推進力と前記車輪(4FL〜4RR)に加えられる制動力の差が大きくなるように前記基準制御トルクを変化させ、該移動距離が前記第1所定値(A)よりも大きな第2所定値(B)を超えていれば、前記推進力と前記車輪(4FL〜4RR)に加えられる制動力の差が小さくなるように前記基準制御トルクを変化させることを特徴とする請求項1に記載の車両走行制御装置。
  3. 前記制御トルク付加手段(130、230)は、前記車速検出手段(135、145、235、245)にて算出された前記設定時間内における前記車両(VL)の移動距離が大きいほど、前記振幅制御トルクの振幅を小さくすることを特徴とする請求項1または2に記載の車両走行制御装置。
  4. 前記車両(VL)が停止した場所から該車両(VL)をどれだけ移動させるかという設定距離を決める設定距離指示手段(100)を有し、
    前記制御トルク付加手段(130、230)は、前記設定距離指示手段(100)によって決められた前記設定距離で前記車両(VL)を停止させるように、前記基準制御トルクを変化させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両走行制御装置。
  5. 前記制御トルク付加手段(130、230)は、前記車速検出手段(135、145、235、245)にて算出された前記車速に所定時間を掛け合わした値と、前記車速検出手段(135、145、235、245)にて求められる前記車速に基づいて前記車両(VL)が停止した場所からの移動距離の和を求め、該和が前記設定距離以上となったときに、前記車両(VL)を停止させるべく、前記推進力と前記車輪(4FL〜4RR)に加えられる制動力の差を無くすように、前記基準制御トルクを変化させることを特徴とする請求項4に記載の車両走行制御装置。
  6. 前記制御トルクは制動トルクであり、前記制御トルク付加手段(130、230)は、前記要求制御トルクとして要求制動トルクを減少させることで、前記推進力が前記車輪(4FL〜4RR)に加えられる制動力よりも相対的に大きくなるようにすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両走行制御装置。
  7. 前記制御トルクは駆動トルクであり、前記制御トルク付加手段(130、230)は、前記要求制御トルクとして要求駆動トルクを増加させることで、前記推進力が前記車輪(4FL〜4RR)に加えられる制動力よりも相対的に大きくなるようにすることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の車両走行制御装置。
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