JPH05270372A - 車両の制御装置 - Google Patents

車両の制御装置

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JPH05270372A
JPH05270372A JP4100733A JP10073392A JPH05270372A JP H05270372 A JPH05270372 A JP H05270372A JP 4100733 A JP4100733 A JP 4100733A JP 10073392 A JP10073392 A JP 10073392A JP H05270372 A JPH05270372 A JP H05270372A
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JP
Japan
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vehicle
abnormal
preceding vehicle
running state
automatic braking
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Application number
JP4100733A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Murashige
和宏 村重
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 前方車両に対する自車の異常接近を判定し、
これに基づいて自車を制御するようにした車両の制御装
置において、過度の異常接近の判定およびこれに伴う自
車の制御を抑制すると共に、より適切に異常接近を判定
することを目的とする。 【構成】 車速センサ6、レーダ装置10および無線装
置11等からの信号に基づいてコントロールユニット1
2により自車の走行状態を判定すると共に、該コントロ
ールユニット12により、前方車両が自らの走行状態に
応じて自動的に制動する自動制動車であるか否かを判別
し、この判別結果に応じて前方車両と自車との間に確保
する必要のある必要車間距離を変更すると共に、その車
間距離に基づいて油圧制御ユニット14を制御して自車
を自動的に制動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の制御装置、特に、
自車の走行状態と前方車両の走行状態とに基づいて該前
方車両に対する自車の異常接近を判定することにより、
自車を制御するようにした車両の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電波や光等を利用したレーダ
装置を用いて前方障害物もしくは先行車両等と自車との
距離や相対速度を検出することにより、上記前方障害物
や先行車両等に対して自車が異常接近した場合には、自
動的に自車を制動するようにした技術が知られている。
例えば、特開昭52−121238号公報によれば、自
車前方の目標物までの距離と該目標物と自車との相対速
度に基づいて出力される制動信号を、実際の減速度と設
定減速度との差に基づいて補正し、この補正された制動
信号により自車を自動的に制動する技術が開示されてい
る。
【0003】また、特開昭52−124628号公報に
おいては、自車とその前方の障害物との相対距離および
相対速度に基づいて該障害物が停止体であるか移動体で
あるかを判定し、それぞれに応じて障害物と自車との相
対距離が一定の値に達したときに警報を発すると共に自
動的に自車を制動するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、追従走行時
(自車速>前車速の状態)において、例えば前方車両が
障害物等に衝突して瞬間的に停止した事態を想定する
と、その時点における自車の速度がVであり、且つ自車
のブレーキ性能に基づく減速度がGであれば、前方車両
との接触を未然に防止するためには、少なくともV2
2Gの制動停止距離を要し、この制動停止距離以上の車
間距離を確保する必要がある。しかしながら、上記前方
車両が、その前方の障害物や先行車両等に異常接近した
場合に自動的に制動する自動制動装置を備えている場合
には、該前方車両が衝突等により瞬間的に停止する虞が
極めて少なく、このため、自車と前方車両との接触を防
止するために必要とされる制動停止距離が該前方車両が
自動制動装置を備えていない場合に比べて短くて済むこ
とになり、また、自車と前方車両との異常接近を判定す
る時期が遅くて済むことになる。
【0005】従って、前方車両が自動制動装置を備えて
いるか否かにかかわらず該前方車両との車間距離が所定
の車間距離となった時点で一律に異常接近の状態にある
と判定すると共に、この異常接近を判定したときに自車
を制動するようにしていたのでは、前方車両が自動制動
装置を備えており、このため、異常接近の判定時期およ
びこれに伴う制動動作を遅延させるこが可能であるにも
かかわらず、過度に異常接近の判定および制動動作が実
行されることなって、運転者に必要以上に不安感を与え
ることになる。
【0006】また、追従走行時(自車速>前車速の状
態)に前方車両との接触を防止するために必要とされる
自車の制動停止距離は、自車前方の路面摩擦係数の大小
により大きく左右され、このため、制動時における自車
前方の路面状態を的確に検出することが制動性を向上さ
せるための大きな要因となるのであるが、この自車前方
の路面状態をいかにして的確に検出するかが課題とされ
ていた。
【0007】そこで本発明は、自車の走行状態と前方車
両の走行状態とに基づいて該前方車両に対する自車の異
常接近を判定することにより、自車を制御するようにし
た車両の制御装置において、過度の異常接近の判定およ
びこれに伴う自車の制動動作を抑制することにより、運
転者に必要以上に不安感を与えることを防止すると共
に、より適切に異常接近を判定して自車の制動性を向上
させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
【0009】まず、本願の請求項1に係る発明(以下、
第1発明という)は、図1に示すように、自車の走行状
態と前方車両の走行状態とに基づいて該前方車両に対す
る自車の異常接近を判定する異常接近判定手段Aと、上
記前方車両の車種が自らの走行状態に応じて自動的に制
動する自動制動装置を備えているか否かを判別する車種
判別手段Bと、該車種判別手段Bによる判別結果に応じ
て上記異常接近判定手段Aによる異常接近判定のための
基準を異ならせる判定基準変更手段Cとを設けたことを
特徴とする。
【0010】なお、上記車種判別手段Bとしては、前方
車両からの無線信号等を受けて該前方車両における自動
制動装置の有無を判別する方法と、自車に備えられたレ
ーダ装置等により自らが前方車両における自動制動装置
の有無を判別する方法とが考えられる。
【0011】また、本願の請求項2に係る発明(以下、
第2発明という)は、上記第1発明における判定基準変
更手段Cを、車種判別手段Bにより前方車両が自動制動
装置を備えていると判別したときには、該自動制動装置
を備えていない場合に比べてより遅い時点で異常接近を
判定するように異常接近判定手段Aによる異常接近判定
のための基準を変更するように構成したことを特徴とす
る。
【0012】更に、本願の請求項3に係る発明(以下、
第3発明という)は、上記第1発明における判定基準補
正手段Cを、車種判別手段Bにより前方車両が自動制動
装置を備えていると判別したときには、該自動制動装置
を備えていない場合に比べて車間距離がより近づいた時
点で異常接近を判定するように異常接近状態判定手段A
による異常接近判定のための基準を変更するように構成
したことを特徴とする。
【0013】更にまた、本願の請求項4に係る発明(以
下、第4発明という)は、上記第1発明の構成に加え
て、異常接近判定手段Aにより異常接近が判定されたと
きに自動的に自車を制動する自動制動装置Dを設けたこ
とを特徴とする。
【0014】また更に、本願の請求項5に係る発明(以
下、第5発明という)は、上記第4発明における自動制
動装置Dを、車種判別手段Bにより前方車両が自動制動
装置を備えていると判別したときには、該前方車両が急
制動されたときにその前方車両が必要とする制動停止距
離に対応した所定の車間距離で自動的に自車を制動する
と共に、上記車種判別手段Bにより前方車両が自動制動
装置を備えていないと判別したときには、該前方車両が
瞬時に停止した場合に必要とされる自車の車速に応じた
制動停止距離に対応させた所定の車間距離で自動的に自
車を制動するように構成したことを特徴とする。
【0015】一方、本願の請求項6に係る発明(以下、
第6発明という)は、上記第1発明と同様の異常接近判
定手段Aに加えて、車種判別手段Bにより前方車両が自
動制動装置を備えていると判別したときにはその前方車
両からの路面状態を示す情報を入手する路面情報入手手
段Eを設けると共に、判定基準変更手段Cを、上記路面
情報入手手段Eにより入手された路面状態に応じて上記
異常接近判定手段Aによる異常接近判定のための基準を
変更するように構成したことを特徴とする。
【0016】また、本願の請求項7に係る発明(以下、
第7発明という)は、上記第1発明と同様の異常接近判
定手段Aと、車種判別手段Bとに加えて、前方車両の減
速度を検出する減速度検出手段Fを設けると共に、判定
基準変更手段Cを、上記車種判別手段Bにより前方車両
が自動制動装置を備えていると判別したときには、上記
減速度検出手段Fからの信号に応じて上記異常接近判定
手段Aによる異常接近判定のための基準を変更するよう
に構成したことを特徴とする。
【0017】
【作用】第1発明によれば、異常接近判定手段Aによ
り、自車と前方車両との異常接近が判定されることにな
るのであるが、この場合、車種判別手段Bにより前方車
両における自動制動装置の有無が判別され、この判別結
果に応じて判定基準変更手段Cにより、上記異常接近判
定手段Aによる異常接近判定のための基準が変更される
ことになる。即ち、上記前方車両が自動制動装置を備え
ており衝突等により瞬間的に停止する虞が極めて低く、
このため、自車と前方車両との接触を防止するための制
動停止距離を該前方車両が自動制動装置を備えていない
場合に比べて短縮することができると共に、自車と前方
車両との異常接近を判定する時期を遅延させることがで
きる場合と、該前方車両が自動制動装置を備えておらず
衝突等により瞬間的に停止する虞のある場合とに応じて
適切に異常接近が判定されることになる。これにより、
上記前方車両が自動制動装置を備えている場合と備えて
いない場合とにかかわりなく一律の条件で自車の前方車
両に対する異常接近を判定する場合に比べて過度の異常
接近の判断が抑制されることになって、運転者に必要以
上に不安感を与えることが防止される。
【0018】また、第2発明によれば、異常接近判定手
段Aによる異常接近の判定を左右する前方車両における
自動制動装置の有無が車種判別手段Bにより判別され、
該車種判別手段Bにより前方車両が自動制動装置を備え
ていると判別されて、その前方車両が衝突等により瞬間
的に停止する虞の極めて低い場合には、該前方車両が自
動制動装置を備えておらず衝突等により瞬間的に停止す
る虞のある場合に比べてより遅い時点で異常接近と判定
するように、判定基準変更手段Cにより上記異常接近判
定手段Aによる異常接近判定のための基準が変更される
ことになるので、上記第1発明と同様に、前方車両が自
動制動装置を備えている場合と備えていない場合とにか
かわりなく一律の条件で異常接近を判定する場合に比べ
て過度の異常接近の判断が抑制されることになって、運
転者に必要以上に不安感を与えることが防止される。
【0019】更に、第3発明によれば、異常接近判定手
段Aによる異常接近の判定を左右する前方車両における
自動制動装置の有無が車種判別手段Bにより判別され、
該車種判別手段Bにより前方車両が自動制動装置を備え
ていると判別されて、その前方車両が衝突等により瞬間
的に停止する虞の極めて低い場合には、該前方車両が自
動制動装置を備えておらず衝突等により瞬間的に停止す
る虞のある場合に比べて車間距離がより近づいた時点で
異常接近と判定するように、判定基準変更手段Cにより
上記異常接近判定手段Aによる異常接近判定のための基
準が変更されることになるので、上記第1、第2発明と
同様に、過度の異常接近の判断が抑制されることになっ
て、運転者に必要以上に不安感を与えることが防止され
る。
【0020】更にまた、第4発明によれば、異常接近判
定手段Aにより異常接近が判定されたときには、自車に
備えられた自動制動装置Dにより自動的に制動されるこ
とになるのであるが、車種判別手段Bによる判別結果に
応じて判定基準補正手段Cにより上記異常接近判定手段
Aによる異常接近判定のための基準が変更されて、前方
車両が自動制動装置を備えており衝突等により瞬間的に
停止する虞の極めて低い場合と、該前方車両が自動制動
装置を備えておらず衝突等により瞬間的に停止する虞の
ある場合とに応じて適切に自車の前方車両に対する異常
接近が判定されることになり、これにより、上記前方車
両が自動制動装置を備えている場合と備えていない場合
とにかかわりなく一律の条件で自車を自動制動装置Dに
より制動する場合に比べて該自動制動装置Dの作動頻度
が抑制されることになる。
【0021】特に、第5発明によれば、上記第4発明と
同様に、前方車両が自動制動装置を備えている場合と備
えていない場合とにかかわりなく一律の条件で自車を自
動制動装置Dにより制動する場合に比べて該自動制動装
置Dの作動頻度が抑制されると共に、上記前方車両が自
動制動装置を備えていない場合には、該前方車両が瞬時
に停止した場合に必要とされる自車の車速に応じた制動
停止距離に対応させた所定の車間距離で自車が自動的に
制動されることになるので、自車の制動性が向上するこ
とになる。
【0022】一方、第6発明によれば、前方車両に設け
られた自動制動装置からの路面状態を示す情報が路面情
報入手手段Eにより入手され、この自車の制動停止距離
を大きく左右する自車前方の路面状態に応じて判定基準
変更手段Cにより異常接近判定手段Aによる異常接近判
定のための基準が変更されることになり、これにより、
自車前方の路面状態を加味して自車の前方車両に対する
異常接近が判定されることになって、その判定がより適
切に行われて判定精度が一段と向上することになる。
【0023】また、第7発明によれば、減速度検出手段
Fにより前方車両の減速度が検出され、この前方車両の
減速度に応じて判定基準変更手段Cにより異常接近判定
手段Aによる異常接近判定のための基準が変更されるこ
とになり、これにより、前方車両の減速度を加味して自
車の前方車両に対する異常接近が判定されることになっ
て、その判定がより適切に行われて判定精度が一段と向
上することになる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0025】図1は本実施例に係る車両の制御装置の概
略構成を示すシステム図であり、また図2は該制御装置
のシステムブロック図であって、図に示すように、車両
1における前、後輪2,3(それぞれ一方のみ図示)に
は、これらの各車輪2,3と一体的に回転するディスク
ロータ4a,5aと、制動油圧が供給されたときに上記
各ディスクロータ4a,5aの回転を制動するキャリパ
4b,5b等でなるブレーキ装置4,5がそれぞれ備え
られている。
【0026】更に、上記車両1は、各車輪2,3ごとに
設けられてこれらの車輪2,3の回転に基づいて当該車
両1の車速を検出する車速センサ6と、舵角を検出する
舵角センサ7と、車両1に作用する減速度を検出するG
センサ8と、例えば赤外線等を路面に照射してその反射
状況により路面摩擦係数を光学的に検出する路面センサ
9と、レーザ光等を照射することにより前方車両との車
間距離を検出するレーダ装置10と、前方車両からの種
々の情報信号を受信する無線装置11とを有すると共
に、上記各センサ6〜9およびレーダ装置10ならびに
無線装置11からの信号が入力されるコントロールユニ
ット12が設けられており、該コントロールユニット1
2は上記各入力信号に基づいて警報ブザーもしくは警報
ランプ等でなる警報手段13および上記ブレーキ装置
4,5に制動油圧を給排する油圧制御ユニット14に対
して制御信号を出力し、それらの作動を制御するように
なっている。
【0027】ここで、上記油圧制御ユニット14の一例
を図4に基づて説明すと、この油圧制御ユニット14は
ブレーキペダル15の踏み込み力を増大させる倍力装置
16と、この倍力装置16によって増大された踏み込み
力に応じた制動油圧を発生させるマスターシリンダ17
とを有し、このマスターシリンダ17と前輪2および後
輪3のブレーキ装置4,5を構成するキャリパ4b,5
bとが第1供給通路18により接続されている。そし
て、上記第1供給通路18の上流側には電磁式の開閉弁
19が接続されていると共に、該第1供給通路18の下
流側にはアンチスキッドブレーキユニット20が接続さ
れている。このアンチスキッドブレーキユニット20
は、第1供給通路18に接続された切換え弁21と、上
記第1供給通路18から分岐され、且つ上記切換え弁2
1に接続された分岐通路18aと、該分岐通路18aの
途中に設けられて油圧モータ22に駆動される第1油圧
ポンプ23と、該油圧ポンプ23の吸入側および吐出側
の分岐通路18aに接続された第1、第2アキュムレー
タ24,25とを有し、上記切換え弁21、油圧モータ
22および第1油圧ポンプ23の作動が上記コントロー
ルユニット12により制御されるようになっている。
【0028】更に、この油圧制御ユニット14には、自
動制動ユニット26が設けられており、この制動ユニッ
ト26は、上記マスターシリンダ17と一体に設けられ
たリザーバタンク17aに接続された第2供給通路27
aと、この第2供給通路27aの途中に設けられて油圧
モータ28により駆動される第2油圧ポンプ29と、該
第2油圧ポンプ29の下流側における第2供給通路27
aに接続されて第2油圧ポンプ29により吐出された作
動油の制動油圧を所定圧に保持するアキュムレータ30
と、該アキュムレータ30の下流側における第2供給通
路27aに接続された電磁式の増圧用開閉弁31と、上
記リザーバタンク17aに接続されたリターン通路27
bと、このリターン通路27bに接続された電磁式の減
圧用開閉弁32と、上記増、減圧用開閉弁31,32と
上記第1供給通路18とを連通させる連通路27cとを
有し、上記油圧モータ28、第2油圧ポンプ29および
増、減圧用開閉弁31,32の作動が上記コントロール
ユニット12により制御されるようになっている。
【0029】なお、上記第1供給通路18における開閉
弁19の上流側と下流側とを連通するバイパス通路18
bには逆止弁33が設けられている。
【0030】そして、運転者によりブレーキペダル15
が踏み込まれたときには、上記マスターシリンダ17か
ら所定圧の作動油圧が開閉弁19およびアンチスキッド
ブレーキユニット20を構成する切換え弁21を介して
前、後輪2,3のブレーキ装置4,5を構成するキャリ
パ4b,5bに導入されて制動されると共に、この制動
時に上記コントロールユニット12に車速センサ6およ
びGセンサ8からの信号が入力され、これに基づいて、
該コントロールユニット12から上記アンチスキッドブ
レーキユニット20における切換え弁21に制御信号が
出力されて、該切換え弁21の作動が制御されることに
より、上記キャリパ4b,5bに供給される制動油圧の
減圧動作と増圧動作とを繰り返すことにより、各車輪
2,3のロックを解消して、最大の制動力を発生させ得
るスリップ率となるように各車輪2,3が制動されるよ
うになっている。また、上記コントロールユニット12
により所定の条件が成立したことが判定された場合に
は、第1供給通路18の上流側に接続された開閉弁19
が該第1供給通路18を遮断する位置に切り換えられる
と共に、コントロールユニット12により自動制動ユニ
ット26が制御され、該制動ユニット26を構成する
増、減圧用開閉弁31,32の作動に伴って油圧ポンプ
29からの所定圧の制動油圧が連通路27cおよび第1
供給通路18を介して上記キャリパ4b,5bに対して
給排され、これにより、ブレーキペダル15の踏み込み
操作にかかわりなく自動的に制動されるようになってい
る。
【0031】更に、本実施例においては、図2に示すよ
うに、前方車両に設けられた無線装置11′より、その
前方車両が自動制動ユニット26を備えているか否か、
即ち、該前方車両が自動制動車であるか否かを示す信号
や、該前方車両に備えられた路面センサにより検出され
た路面摩擦係数を示す信号等が自車の無線装置11を介
してコントロールユニット12に入力されるように構成
されている。
【0032】次に、上記コントロールユニット12によ
る自動制動動作の一例を、図5に示すフローチャート図
に基づいて詳しく説明すると、コントロールユニット1
2は、まずステップS1において、車速センサ6および
レーダ装置10からの信号に基づいて自車速V、前方車
両との車間距離L′を算出すると共に、該車間距離L′
の単位時間当たりの変化度合い基づいて自車と前方車両
との相対速度V′を算出する。そして、ステップS2で
は、前方車両の無線装置11′からの信号を入力し、ス
テップS3では、前方車両から得た路面摩擦係数μ情報
を処理する。次いで、ステップS4において上記ステッ
プS2で入力した前方車両からの信号に基づいて該前方
車両が自動制動車であるかを判定し、NOのとき、即
ち、該前方車両が自動制動車でない判定したときには、
ステップS5で、自車に備えられた路面センサ9からの
信号に基づいて路面摩擦係数μ′を算出する。そして、
ステップS6では、前方車両との間に確保する必要のあ
る必要車間距離Lを算出するのであるが、この場合、前
方車両が自動制動車でなく該前方車両が衝突等により瞬
間的に停止する虞があるので、図6に示すように、前方
車両との相対速度V′にかかわりなくその時点の自車速
Vに応じて必要車間距離L0を式(1)に基づいて算出
する。
【0033】 L0=V2/2μ′G+α …(1) なお、μ′はステップS5で算出した路面摩擦係数、G
は自車のブレーキ性能に基づく減速度(制動減速度)で
あり、また、αは制動遅れ等を考慮して予め設定された
所定の値である。
【0034】そして、ステップS7では、実際の車間距
離L′がその時点の自車速Vに応じて前方車両との間に
確保する必要のある必要車間距離L0より小さいかを判
定する。即ち、実車間距離L′が、図6に示す領域
(イ)内であるか否かを判定し、実車間距離L′が必要
車間距離L0より小さいと判定したときには、ステップ
S8で自動制動ユニット26に制御信号を出力して該ユ
ニット26を作動させることにより急制動をかける。ま
た、上記ステップS7で実車間距離L′が必要車間距離
Lより大きく、この実車間距離L′が、図6の領域
(イ)内にあり、車間距離に余裕がある場合には、ステ
ップS1にリターンする。
【0035】一方、上記ステップS4において、NOと
判定したとき、即ち、前方車両が自動制動車であると判
定した場合には、ステップS9において、その時点の自
車と前方車両との相対速度V′に応じて該前方車両との
間に確保する必要のある必要車間距離L1およびL2を算
出するのであるが、この場合、L1は前方車両が急制動
された場合に確保する必要のある必要車間距離であり、
また、L2は前方車両が定速走行中において確保する必
要のある必要車間距離であって、各必要車間距離L1
2を式(2),(3)に基づいて算出する。
【0036】 L1=V2/2μG−(V−V′)2/2μG+α …(2) L2=V′2/2μG+α …(3) なお、μは前方車両から入手した路面摩擦係数、Gはブ
レーキ性能に基づく減速度(制動減速度)であり、ま
た、αは制動遅れ等を考慮して予め設定された所定の値
である。
【0037】そして、ステップS10では、実際の車間
距離L′が前方車両が急制動されたときに該前方車両と
の間に確保する必要のある必要車間距離L1より小さい
かを判定する。即ち、実車間距離L′が図6に示す領域
(ロ)内にあるか否かを判定し、実車間距離L′が必要
車間距離L1より大きく、該実車間距離L′が図6の領
域(ロ)内にあり、車間距離に余裕がある場合には、ス
テップS1にリターンする。また、上記ステップS10
で、実車間距離L′が必要車間距離L1より小さいと判
定したとき、即ち、該実車間距離L′が、図6の領域
(ハ)内にあると判定したときには、ステップS11で
実車間距離L′が定速走行中に前方車両との間に確保す
る必要のある必要車間距離L2より小さいかを判定し、
NOと判定したとき、即ち、実車間距離L′が必要車間
距離L2より大きくL1より小さい場合には、ステップS
12で前方車両の減速度aと自車の減速度a′とを比較
することによりa>a′を判定する。そして、NOのと
き、即ちa<a′の場合にはステップS1にリターン
し、また、YESのとき、即ちa>a′に場合には、ス
テップS13において前方車両の減速度a以上の減速度
で自車を自動制動する。また、上記ステップS11で、
YESと判定したとき、即ち、実際の車間距離L′が定
速走行中に前方車両との間に確保する必要のある必要車
間距離L2より小さいと判定したときには、ステップS
14で自車を急制動する。
【0038】ここで、上記ステップS3における前方車
両からの路面摩擦係数μ情報に基づいて必要車間距離L
を算出方法の一例を説明すると、図7に示すように、自
車の前方を所定の距離毎に分割した各区間X1,X2,X
n毎の路面摩擦係数μ1,μ2,μnを算出すると共に、図
8に示すように、自車を急制動したと仮定して区間X1
通過後の自車速V1を式(4),(5)により算出して
予測する。
【0039】 (V12−(V02=2μ1・G・X1 …(4) (V12=2μ1・G・X1+(V02 …(5) なお、V0は制動前の自車速、Gは自車の制動減速度で
ある。
【0040】次いで、区間X2通過後の自車速V2を式
(6),(7)により算出して予測する。
【0041】 (V22−(V12=2μ1・G・X2 …(6) (V22=2μ1・G・X2+(V12 …(7) このようにして、各区間X1,X2,XN毎に自車速V1
2,Vnを算出し、自車速Vが0となるために要する各
区間X1,X2,Xnを合算した距離Xを算出して、この
距離Xにより必要車間距離Lを求める。
【0042】また、図9に示すように、自車の前方を所
定の距離毎に分割した各区間ΔX毎の路面摩擦係数
μ1,μ2…μnを算出すると共に、図10に示すよう
に、自車を急制動したと仮定した場合の各区間ΔX毎に
変化する自車速V1,V2…Vnを式(8)により算出し
て予測する。
【0043】 (Vn+12−(Vn2=2μn・G・ΔX …(8) そして、(Vn+12=0となるn+1を求め、このn+1とΔ
Xとを掛け合せることにより距離Xを算出して、この距
離Xにより必要車間距離Lを求める。
【0044】以上のように、本実施例によれば、前方車
両が自動制動車であるか否かに応じて自車を急制動する
ための基準となる必要車間距離Lが変更されることにな
る。即ち、前方車両が自動制動車であって衝突等により
瞬間的に停止する虞が極めて低く、このため、自車と前
方車両との接触を防止するための必要車間距離Lを該前
方車両が自動制動車でない場合に比べて短縮することが
できる場合と、該前方車両が自動制動車でなく衝突等に
より瞬間的に停止する虞のある場合とに応じて適切に必
要車間距離Lが変更されることになり、これにより、上
記前方車両が自動制動車であるか否かにかかわりなく一
律の車間距離で自車を制動する場合に比べて過度の制動
動作が抑制されることになって、運転者に必要以上に不
安感を与えることが防止されると共に、自動制動ユニッ
ト26の作動頻度が抑制されることになる。
【0045】特に、前方車両が自動制動車である場合に
は、該前方車両からの路面摩擦係数μが入手されて、自
車の制動停止距離を大きく左右する自車前方の路面摩擦
係数μに応じて適切に必要車間距離が補正されることに
なり、これにより、制動時期がより適切に判定されるこ
とになると共に、制動性が一段と向上することになる。
【0046】また、前方車両が自動制動車である場合に
は、該前方車両が急制動された場合と、定速走行中とに
応じた所定の必要車間距離L1,L2を基準として自車が
制動されることになるので、制動時期がより適切に判定
されることになると共に、制動性が向上することにな
る。
【0047】なお、本実施例においては、ステップS
8、ステップS13およびステップS14において自車
を自動的に制動するように構成したけれども、制動動作
と共に警報手段13を作動させるようにして良く、ある
いは警報手段13のみを作動させて運転車に注意を促
し、運転者により制動するようにしても良い。更に、自
動制動ユニット26以外に、自車を自動的に転舵する自
動転舵装置を設け、自車の前方車両に対する異常接近を
検出したときには、自動的に転舵するように構成するこ
とも考えられる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、第1発明によれば、前方
車両が自動制動装置を備えており、このため、該前方車
両が衝突等により瞬間的に停止する虞が極めて低く、自
車と前方車両との接触を防止するための制動停止距離を
該前方車両が自動制動装置を備えていない場合に比べて
短縮することができると共に、自車と前方車両との異常
接近を判定する時期を遅延させることができる場合と、
該前方車両が自動制動装置を備えておらず衝突等により
瞬間的に停止する虞のある場合とに応じて異常接近判定
手段により適切に異常接近が判定されることになり、こ
れにより、上記前方車両が自動制動装置を備えている場
合と備えていない場合とにかかわりなく一律の条件で自
車の前方車両に対する異常接近を判定する場合に比べて
過度の異常接近の判断が抑制されることになって、運転
者に必要以上に不安感を与えることが防止される。
【0049】また、第2発明によれば、車種判別手段に
より前方車両が自動制動装置を備えていると判別され
て、その前方車両が衝突等により瞬間的に停止する虞の
極めて低い場合には、該前方車両が自動制動装置を備え
ておらず衝突等により瞬間的に停止する虞のある場合に
比べてより遅い時点で異常接近と判定されることになる
ので、上記第1発明と同様に、前方車両が自動制動装置
を備えている場合と備えていない場合とにかかわりなく
一律の条件で異常接近を判定する場合に比べて過度の異
常接近の判断が抑制されることになって、運転者に必要
以上に不安感を与えることが防止される。
【0050】更に、第3発明によれば、車種判別手段に
より前方車両が自動制動装置を備えていると判別され
て、その前方車両が衝突等により瞬間的に停止する虞の
極めて低い場合には、該前方車両が自動制動装置を備え
ておらず衝突等により瞬間的に停止する虞のある場合に
比べて車間距離がより近づいた時点で異常接近と判定さ
れることになるので、上記第1、第2発明と同様に、過
度の異常接近の判断が抑制されることになって、運転者
に必要以上に不安感を与えることが防止される。
【0051】更にまた、第4発明によれば、前方車両が
自動制動装置を備えており衝突等により瞬間的に停止す
る虞の極めて低い場合と、該前方車両が自動制動装置を
備えておらず衝突等により瞬間的に停止する虞のある場
合とに応じて異常接近判定手段により適切に自車の前方
車両に対する異常接近が判定されることになり、これに
より、上記前方車両が自動制動装置を備えている場合と
備えていない場合とにかかわりなく一律の条件で自車を
自動制動装置により制動する場合に比べて該自動制動装
置の作動頻度を抑制することができる。
【0052】特に、第5発明によれば、上記第4発明の
効果に加えて、前方車両が自動制動装置を備えていない
場合には、該前方車両が瞬時に停止した場合に必要とさ
れる自車の車速に応じた制動停止距離に対応させた所定
の車間距離で自車が自動的に制動されることになるの
で、自車の制動性が向上することになる。
【0053】一方、第6発明によれば、前方車両に設け
られた自動制動装置からの路面状態を示す情報に応じて
異常接近判定手段による異常接近判定のための基準が変
更されることになり、これにより、自車前方の路面状態
を加味して自車の前方車両に対する異常接近が判定され
ることになって、その判定がより適切に行われて判定精
度が一段と向上することになる。
【0054】また、第7発明によれば、減速度検出手段
により検出された前方車両の減速度に応じて異常接近判
定手段による異常接近判定のための基準が変更されるこ
とになり、これにより、前方車両の減速度を加味して自
車の前方車両に対する異常接近が判定されることになっ
て、その判定がより適切に行われて判定精度が一段と向
上することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両の制御装置の構成を示す
機能ブロック図。
【図2】 本実施例に係る車両の制御装置の概略シス
テム図。
【図3】 車両の制御装置の概略構成を示すシステム
ブロック図。
【図4】 車両の制御装置を構成するブレーキ装置の
油圧回路図。
【図5】 コントロールユニットによる制御動作の一
例を示すフローチャート図。
【図6】 相対速度V′と必要車間距離Lとの関係を
示すグラフ。
【図7】 自車前方の路面摩擦係数μの変化状態を示
すグラフ。
【図8】 自車前方の路面摩擦係数μの変化に対応し
た自車速の変化状態を示すグラフ。
【図9】 自車前方の路面摩擦係数μの変化状態を示
すグラフ。
【図10】 自車前方の路面摩擦係数μの変化に対応し
た自車速の変化状態を示すグラフ。
【符号の説明】
3,4 ブレーキ装置 6 車速センサ 7 舵角センサ 8 Gセンサ 9 路面センサ 10 レーダ装置 11 無線装置 12 コントロールユニット 13 警報手段 14 油圧制御ユニット 26 自動制動ユニット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車の走行状態と前方車両の走行状態と
    に基づいて該前方車両に対する自車の異常接近を判定す
    る異常接近判定手段と、上記前方車両の車種が自らの走
    行状態に応じて自動的に制動する自動制動装置を備えて
    いるものであるか否かを判別する車種判別手段と、該車
    種判別手段による判別結果に応じて上記異常接近判定手
    段による異常接近判定のための基準を異ならせる判定基
    準変更手段とが備えられていることを特徴とする車両の
    制御装置。
  2. 【請求項2】 自車の走行状態と前方車両の走行状態と
    に基づいて該前方車両に対する自車の異常接近を判定す
    る異常接近判定手段と、上記前方車両の車種が自らの走
    行状態に応じて自動的に制動する自動制動装置を備えて
    いるものであるか否かを判別する車種判別手段と、該車
    種判別手段により前方車両が自動制動装置を備えている
    と判別したときには、該自動制動装置を備えていない場
    合に比べてより遅い時点で異常接近と判定するように上
    記異常接近判定手段による異常接近判定のための基準を
    変更する判定基準変更手段とが備えられていることを特
    徴とする車両の制御装置。
  3. 【請求項3】 自車の走行状態と前方車両の走行状態と
    に基づいて該前方車両に対する自車の異常接近を判定す
    る異常接近判定手段と、上記前方車両の車種が自らの走
    行状態に応じて自動的に制動する自動制動装置を備えて
    いるものであるか否かを判別する車種判別手段と、該車
    種判別手段により前方車両が自動制動装置を備えている
    と判別したときには、該自動制動装置を備えていない場
    合に比べて車間距離がより近づいた時点で異常接近と判
    定するように上記異常接近判定手段による異常接近判定
    のための基準を変更する判定基準変更手段とが備えられ
    ていることを特徴とする車両の制御装置。
  4. 【請求項4】 自車の走行状態と前方車両の走行状態と
    に基づいて該前方車両に対する自車の異常接近を判定す
    る異常接近判定手段と、上記前方車両の車種が自らの走
    行状態に応じて自動的に制動する自動制動装置を備えて
    いるものであるか否かを判別する車種判別手段と、該車
    種判別手段による判別結果に応じて上記異常接近判定手
    段による異常接近判定のための基準を変更する判定基準
    変更手段と、上記異常接近判定手段により異常接近と判
    定されたときに自動的に自車を制動する自動制動装置と
    が備えられていることを特徴とする車両の制御装置。
  5. 【請求項5】 自車の走行状態と前方車両の走行状態と
    に基づいて該前方車両に対する自車の異常接近を判定す
    る異常接近判定手段と、上記前方車両の車種が自らの走
    行状態に応じて自動的に制動する自動制動装置を備えて
    いるものであるか否かを判別する車種判別手段と、該車
    種判別手段により前方車両が自動制動装置を備えている
    と判別したときには、該前方車両が急制動されたときに
    その前方車両が必要とする制動停止距離に対応した所定
    の車間距離で自動的に自車を制動すると共に、上記車種
    判別手段により前方車両が自動制動装置を備えていない
    と判別したときには、該前方車両が瞬時に停止した場合
    に必要とされる自車の車速に応じた制動停止距離に対応
    させた所定の車間距離で自動的に自車を制動する自動制
    動装置とが備えられていることを特徴とする車両の制御
    装置。
  6. 【請求項6】 自車の走行状態と前方車両の走行状態と
    に基づいて該前方車両に対する自車の異常接近を判定す
    る異常接近判定手段と、上記前方車両の車種が自らの走
    行状態と路面状態とに応じて自動的に制動する自動制動
    装置を備えているものであるか否かを判別する車種判別
    手段と、該車種判別手段により前方車両が自動制動装置
    を備えていると判別したときには該前方車両からの路面
    状態を示す情報を入手する路面情報入手手段と、該路面
    情報入手手段により入手された路面状態に応じて上記異
    常接近判定手段による異常接近判定のための基準を変更
    する判定基準変更手段とが備えられていることを特徴と
    する車両の制御装置。
  7. 【請求項7】 自車の走行状態と前方車両の走行状態と
    に基づいて該前方車両に対する自車の異常接近を判定す
    る異常接近判定手段と、上記前方車両の車種が自らの走
    行状態に応じて自動的に制動する自動制動装置を備えて
    いるものであるか否かを判別する車種判別手段と、上記
    前方車両の減速度を検出する減速度検出手段と、上記車
    種判別手段により前方車両が自動制動装置を備えている
    と判別したときには、上記減速度検出手段からの信号に
    応じて上記異常接近判定手段による異常接近判定のため
    の基準を変更する判定基準変更手段とが備えられている
    ことを特徴とする車両の制御装置。
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