JPH05310119A - 車両の自動制動装置 - Google Patents

車両の自動制動装置

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JPH05310119A JP11631392A JP11631392A JPH05310119A JP H05310119 A JPH05310119 A JP H05310119A JP 11631392 A JP11631392 A JP 11631392A JP 11631392 A JP11631392 A JP 11631392A JP H05310119 A JPH05310119 A JP H05310119A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両が駐車状態でエンジンを始動した際に自
動ブレーキの作動を検査して、安全性の確保及びシステ
ムの信頼性の向上を図る。 【構成】 前方障害物との接触回避等のために各車輪の
ブレーキを自動的にかけるように構成する。そして、各
車輪のブレーキ圧を検出するブレーキ圧検出手段59
と、自車両の駐車時を検出する駐車時検出手段55と、
エンジンの始動時を検出するエンジン始動時検出手段5
6とを備える。また、駐車状態でのエンジン始動時に作
動指令部54により自動ブレーキをかけ、判定手段58
でその際に上記ブレーキ圧検出手段59で検出される各
車輪の実際のブレーキ圧から自動ブレーキの故障を判定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前方障害物との接触を
回避するとき等に各車輪のブレーキを自動的にかける車
両の自動制動装置に関し、特に、その自動ブレーキの故
障に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種車両の自動制動装置と
しては、例えば特公昭39−2565号公報及び特公昭
39−5668号公報等に開示されるように、光学的方
法または超音波周波数等を用いて自車両と前方の障害物
との間の距離及び相対速度を連続的に検出するととも
に、その検出結果から接触の可能性を判断し、接触の可
能性があるときアクチュエータを作動させて各車輪のブ
レーキを自動的にかけ、前方障害物との接触を回避する
ようにしたものは知られている。
【0003】そして、このような自動制動装置において
は、自車両の実際の減速度が接触を回避する上から設定
された目標の減速度になるようフィードバック制御が取
り入れられている。例えば特開昭52−121238号
公報には、自車両の実際の減速度を検出する減速度検出
手段と、該検出手段で検出された自車両の実際の減速度
と目標の減速度とを比較し、この比較値に応じてアクチ
ュエータに対する制御信号を補正する補正回路とを備
え、上記補正された制御信号によりアクチュエータの作
動をフィードバック制御することが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
自動制動装置では、その故障判定は、車両の走行中に自
動ブレーキがかかり、所定時間経過しても自車両の実際
の減速度が目標の減速度に達しないことなどから行われ
ているが、安全対策上から早い時期に故障を検出したい
という要請がある。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、車両が駐車状態でエン
ジンを始動した際に自動ブレーキの作動を検査すること
により、安全性の確保及びシステムの信頼性の向上を図
り得る車両の自動制動装置を提供せんとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の解決手段は、所定の条件で各車輪のブレー
キを自動的にかけるように構成された車両の自動制動装
置において、各車輪のブレーキ圧を検出するブレーキ圧
検出手段と、自車両の駐車時を検出する駐車時検出手段
と、エンジンの始動時を検出するエンジン始動時検出手
段と、上記駐車時検出手段及びエンジン始動時検出手段
からの信号をそれぞれ受け、駐車状態でのエンジン始動
時に自動ブレーキをかける制御手段と、該制御手段によ
る自動ブレーキの際に上記ブレーキ圧検出手段で検出さ
れる各車輪の実際のブレーキ圧から自動ブレーキの故障
を判定する故障判定手段とを備える構成とする。
【0007】
【作用】上記の構成により、本発明では、車両が駐車状
態でエンジンを始動したときには、制御手段の制御の下
に自動ブレーキがかかり、故障判定手段において、その
際ブレーキ圧が所定通り上昇するか否かを検査すること
で自動ブレーキの故障判定が行われる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0009】図1及び図2は本発明の一実施例に係わる
車両の自動制動装置を示し、図1は同自動制動装置の油
圧回路図であり、図2は同自動制動装置のブロック構成
図である。
【0010】図1において、1は運転者によるブレーキ
ペダル2の踏込力を増大させるマスタバック、3は該マ
スタバック1により増大された踏込力に応じたブレーキ
圧を発生するマスタシリンダであって、該マスタシリン
ダ3で発生したブレーキ圧は、最初自動制動装置の油圧
アクチュエータ部4に送給され後、アンチスキッドブレ
ーキ装置(ABS)の油圧アクチュエータ部5を通して
4車輪(図では1車輪のみ示す)の各ブレーキ装置6に
供給されるようになっている。
【0011】上記自動制動装置の油圧アクチュエータ部
4は、上記マスタシリンダ3とブレーキ装置6側との連
通を遮断するシャッターバルブ11と増圧バルブ12と
減圧バルブ13とを有しており、これら三つのバルブ1
1〜13はいずれも電磁式の2ポート2位置切換バルブ
からなる。上記増圧バルブ12とマスタシリンダ3との
間には、モータ駆動式の油ポンプ14と、該油ポンプ1
4から吐出される圧油を貯溜して一定圧に保持するため
のアキュムレータ15とが介設されている。そして、上
記シャッターバルブ11が開位置にあるときには、ブレ
ーキペダル2の踏込力に応じて各車輪のブレーキ装置6
で制動がかかる。一方、シャッターバルブ11が閉位置
にあるとき、増圧バルブ12を開位置に、減圧バルブ1
3を閉位置にそれぞれ切換えると、上記アキュムレータ
15からの圧油が各車輪のブレーキ装置6に供給されて
ブレーキ圧が増圧され、増圧バルブ12を閉位置に、減
圧バルブ13を開位置にそれぞれ切換えると、上記ブレ
ーキ装置6から圧油が戻されてブレーキ圧が減圧される
ようになっている。
【0012】また、上記ABSの油圧アクチュエータ部
5は、各車輪毎に設けられた3ポート2位置切換バルブ
21を有しており、ABS作動時には該バルブ21の切
換えにより各ブレーキ装置6に印加されるブレーキ圧を
制御して各車輪がロックしないようになっている。油圧
アクチュエータ部5の構成は詳述しないが、上記切換バ
ルブ21の他にモータ駆動式の油ポンプ22及びアキュ
ムレータ23,24等を備えている。各車輪のブレーキ
装置6は、車輪と一体的に回転するディスク26と、マ
スタシリンダ3側からブレーキ圧を受けて上記ディスク
26を挟持するキャリパ27とからなる。
【0013】一方、図2において、31は車体前部に設
けられる超音波レーダユニットであって、該超音波レー
ダユニット31は、図に詳示していないが、周知の如く
超音波を発信部から自車両の前方の車両等の障害物に向
けて発信するとともに、上記前方障害物に当たって反射
してくる反射波を受信部で受信する構成になっており、
このレーダユニット31からの信号を受ける演算部32
は、レーダ受信波の発信時点からの遅れ時間によって自
車両と前方障害物との間の距離及び相対速度を演算する
ようになっている。33及び34は車体前部の左右に各
々設けられる一対のレーダヘッドユニットであって、該
各レーダヘッドユニット33,34は、パルスレーザ光
を発信部から自車両の前方の障害物に向けて送信すると
ともに、上記前方障害物に当たって反射してくる反射光
を受信部で受信する構成になっており、上記演算部32
は、これらのレーダヘッドユニット33,34からの信
号を信号処理部35を通して受け、レーザ受信光の発信
時点からの遅れ時間によって自車両と前方障害物との間
の距離及び相対速度を演算するようになっている。そし
て、演算部32は、上記レーダヘッドユニット33,3
4の系統による距離及び相対速度の演算結果を優先し、
超音波レーダユニット31の系統による距離及び相対速
度の演算結果を補助的に用いるようになっており、ま
た、これらにより、自車両と前方障害物との間の距離及
び相対速度を検出する距離・相対速度検出手段36が構
成されている。
【0014】上記両レーダヘッドユニット33,34に
よるパルスレーザ光の送受信方向は、モータ37により
水平方向に変更可能に設けられており、上記モータ37
の作動は演算部32により制御される。38は上記モー
タ37の回転角からパルスレーザ光の送受信方向を検出
する角度センサであって、該角度センサ38の検出信号
は上記演算部32に入力され、該演算部32におけるレ
ーダヘッドユニット33,34の系統による距離及び相
対速度の演算にパルスレーザ光の送受信方向が加味され
るようになっている。
【0015】また、41は舵角を検出する舵角センサ、
42は自車速を検出する車速センサ、43は車両の前後
加速度(前後G)を検出する前後Gセンサ、44は路面
の摩擦係数(μ)を検出する路面μセンサであり、これ
ら各種センサ41〜44の検出信号並びに上記演算部3
2で求められた自車両と前方障害物との間の距離及び相
対速度の信号は、いずれも接触可能性判断部45に入力
される。該接触可能性判断部45は、上記自車両と前方
障害物との間の距離及び相対速度に基づいて自車両と前
方障害物との接触の可能性を判断するようになってお
り、この判断部45で接触の可能性があると判断された
ときには、該判断部45から信号が自動制動装置の油圧
アクチュエータ部4の作動を制御する制御部50に対し
出力されて、接触を回避するように各車輪でブレーキが
自動的にかかるようになっている。46は車室内のイン
ストルメントパネルに設けられる警報表示ユニットであ
って、該警報表示ユニット46には、上記接触可能性判
断部45から各々信号を受ける警報ブザー47及び距離
表示部48が設けられている。
【0016】上記接触可能性判断部45は、先ず、予め
記憶されている、図3に示すようなしきい値マップを用
いて、前方障害物との接触を回避するために急制動(フ
ル制動ともいう)をかけなければならない距離のしきい
値L0 を算出する。次に、上記しきい値L0 に各々所定
距離を加算して、急制動の前に緩制動をかける距離及び
上記警報ブザー47により警報を発する距離を算出す
る。ここで、急制動またはフル制動とは、最大減速度
(約0.8G)でブレーキをかけることをいい、緩制動
とは、最大減速度よりも低い減速度(約0.3〜0.4
G)で一定にブレーキをかけることをいう。また、緩制
動をかける距離は、急制動をかける距離よりも数倍長く
設定されており、警報を発する距離は、この緩制動をか
ける距離よりも長く設定されている。
【0017】図3に示すしきい値マップにおいて、しき
い値線Aは、前方障害物としての前方車両がそれよりも
更に前方の障害物と接触して停車したときこの車両との
接触を回避するために必要な車間距離を示するものであ
り、相対速度V1 の大きさに拘らず常に、前方障害物が
停止物であるとき(つまり相対速度V1 が自車速v0と
同一のとき)と同じ値(数値式v0 2 /2μg)をと
る。しきい値線Bは前方車両がフル制動をかけたときこ
の車両との接触を回避するために必要な車間距離(数値
式V1 ・(2v0 −V1 )/2μg)を示し、しきい値
線Cは前方車両が減速度μ/2gの緩制動をかけたとき
この車両との接触を回避するために必要な車間距離を示
し、しきい値線Dは前方車両が一定車速を保ったときこ
の車両との接触を回避するために必要な車間距離(数値
式V1 2 /2μg)を示す。さらに、しきい値線Eは、
自車両が自動制動をかけても前方車両との接触を回避で
きないが、接触時の衝撃力を緩和できる車間距離を示
す。尚、しきい値線を横軸線上にとるとき(つまりしき
い値L0 を常に零とするとき)は、自動制動はかから
ず、これをキャンセルしたことになる。
【0018】そして、上記接触可能性判断部45は、上
記5種類のしきい値線A〜Eの中から、車両の運転状態
に応じて一つのしきい値線を選択し、このしきい値線に
おいて、自車両と前方障害物(前方車両)との相対速度
V1 に対応するしきい値L0を算出する。例えば、自車
速v0 が高車速のときにはしきい値線Bを、自車速v0
が中車速のときにはしきい値Dを、自車速v0 が低車速
のときにはしきい値線Eをそれぞれ選択することによ
り、車速が高い程接触の可能性のしきい値L0 を大きい
値に変更する。
【0019】自車両と前方障害物との間の距離が警報を
発する距離になったときには、上記接触可能性判断部4
5から作動指令信号が警報ブザー47に出力されて警報
音が鳴る。また、自車両と前方障害物との間の距離が更
に近付いて緩制動または急制動をかける距離になったと
きには、接触可能性判断部45から減速指令信号が制御
部50に出力され、該制御部50の制御の下に自動制動
装置の油圧アクチュエータ部4が作動して緩制動または
急制動がかかるようになっている。
【0020】上記制御部50は、図4に示すように、上
記接触可能性判断部45で設定された目標の減速度Gr
の信号と自車両の実際の減速度Ga を検出する減速度検
出手段51からの検出信号とを受け、自車両の実際の減
速度Ga と目標の減速度Grとの差eを算出する比較回
路52と、上記差eに応じて自動制動装置の油圧アクチ
ュエータ部4における増圧バルブ12及び減圧バルブ1
3の開閉切換えを指令する第1作動指令部53とを備
え、自車両の実際の減速度Ga が目標の減速度Gr にな
るようフィードバック制御する構成になっている。
【0021】また、上記制御部50は、フィードバック
制御のための第1作動指令部53とは別に、故障判定の
ための第2作動指令部54を備えており、該第2作動指
令部54には、自車両の駐車時を検出する駐車時検出手
段55からの信号と、イグニッションキーのON作動状
態からエンジンの始動時を検出するエンジン始動時検出
手段56からの信号と、エンジン冷却水の温度を検出す
る冷却水温検出手段57からの信号とが入力される。上
記駐車時検出手段55による駐車時の検出は、具体的に
は、自動変速機の操作レンジがパーキングレンジにある
ことを検出すること、あるいはサイドブレーキが操作状
態にあることを検出することなどで行われる。そして、
上記第2作動指令部54は、駐車状態でのエンジン始動
時でかつエンジン冷却水温が低いときに自動制動装置の
油圧アクチュエータ部4に対し、制御手段として各車輪
のブレーキ圧を所定圧増圧するように制御信号を出力す
るようになっている。
【0022】上記第2作動指令部54から出力される信
号は、故障判定手段58にも入力される。該故障判定手
段58は、各車輪のブレーキ圧を検出するブレーキ圧検
出手段59からの信号を受け、各車輪の実際のブレーキ
圧が上記第2作動指令部54で設定されるブレーキ圧の
所定増圧分に相当するか否かで自動制動装置のアクチュ
エータ部4等の故障を判定するようになっている。この
故障判定手段58で故障と判定されたとき該判定手段5
8から出力される作動信号に基づいて警報ランプ60が
点灯するようになっており、該警報ランプ60は、上記
警報表示ユニット46(図2参照)に警報ブザー47等
と共に設けられている。
【0023】図5は上記第2作動指令部54及び故障判
定手段58による故障判定のフローチャートを示す。こ
のフローチャートにおいては、スタートした後、先ず始
めに、ステップS1 で駐車時検出手段51、エンジン始
動時検出手段56及び冷却水温検出手段57からの信号
をそれぞれ取り込んだ後、ステップS2 で故障判定完了
フラグFが「0」であるか否かを判定する。ここで、フ
ラグF=1は故障判定が完了していることを意味し、フ
ラグF=0は故障判定が未完であることを意味する。
【0024】そして、上記故障判定が未完のフラグF=
0のときには、ステップS3 で駐車時であるか否かを、
ステップS4 でエンジン始動時であるか否かを、ステッ
プS5 でエンジン冷却水温Twが30℃以下であるか否
かをそれぞれ判定する。これらの判定が全てYESのと
き、つまり駐車状態でのエンジン始動時でかつエンジン
冷却水温Twが低いときには、ステップS6 で各車輪の
ブレーキ圧を所定圧Pr (例えば10MPa )にまで増
圧する。
【0025】続いて、ステップS7 で所定時間Ta が経
過するのを待った後、ステップS8でブレーキ圧検出手
段59により検出された実際のブレーキ圧Pa を取り込
み、ステップS9 でこの実際のブレーキ圧Pa と上記増
圧時の所定圧Pr との差の絶対値(|Pa −Pr |)が
所定値δ以下であるか否かを判定する。この判定がYE
Sのときには、ステップS10で故障判定完了フラグFに
「1」をセットした後、リターンする一方、判定がNO
のときには、ステップS11で警報ランプ60を点灯し、
ステップS12で故障判定完了フラグFに「1」をセット
した後、リターンする。
【0026】上記ステップS2 〜S5 の判定のいずれか
がNOのときには、そのままリターンする。尚、故障判
定完了フラグFは、車両を駐車させてエンジンを停止さ
せたときに「0」にクリアされる。
【0027】このようなフローチャーに従って制御が行
われると、車両が駐車しかつエンジン冷却水温が低い状
態でエンジンを始動させるとき、つまり車両を一日の最
初に使用する前に、第2作動指令部54からの作動信号
により自動制動装置の油圧アクチュエータ部4を作動さ
せて各車輪のブレーキ圧を所定圧Pr にまで増圧し、そ
の際の実際のブレーキ圧Pa を読み取って上記所定圧P
r との差を求めることで自動制動装置の油圧アクチュエ
ータ部4の故障を判定することができる。そして、故障
時には警報ランプ60が点灯して運転者に警告すること
ができるので、安全運転の確保及び自動制動システムの
信頼性の向上を図ることができる。
【0028】尚、上記実施例では、障害物との接触回避
のために自動ブレーキをかける自動制動装置について述
べたが、本発明は、これに限らず、自車両を所定の停止
ラインで止めたり、また車速オーバのとき所定の法定速
度又は安全速度になるまで自動的に減速する自動制動装
置等にも同様に適用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上の如く、本発明における車両の自動
制動装置によれば、車両が駐車状態でエンジンを始動し
たときに自動ブレーキをかけ、その際の実際のブレーキ
圧を検出することで自動ブレーキの故障判定を行うこと
ができるので、安全性の確保及びシステムの信頼性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる車両の自動制動装置の
油圧回路図である。
【図2】同じく自動制動装置のブロック構成図である。
【図3】接触回避のしきい値を算出するためのマップを
示す図である。
【図4】制御部のブロック構成図である。
【図5】故障判定のフローチャート図である。
【符号の説明】
36 距離・相対速度検出手段 45 接触可能性判断部 50 制御部 54 第2作動指令部(制御手段) 55 駐車時検出手段 56 エンジン始動時検出手段 58 故障判定手段 59 ブレーキ圧検出手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の条件で各車輪のブレーキを自動的
    にかけるように構成された車両の自動制動装置におい
    て、 各車輪のブレーキ圧を検出するブレーキ圧検出手段と、 自車両の駐車時を検出する駐車時検出手段と、 エンジンの始動時を検出するエンジン始動時検出手段
    と、 上記駐車時検出手段及びエンジン始動時検出手段からの
    信号をそれぞれ受け、駐車状態でのエンジン始動時に自
    動ブレーキをかける制御手段と、 該制御手段による自動ブレーキの際に上記ブレーキ圧検
    出手段で検出される各車輪の実際のブレーキ圧から自動
    ブレーキの故障を判定する故障判定手段とを備えたこと
    を特徴とする車両の自動制動装置。
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