JP2003017503A - 半導体装置の製造方法および半導体装置 - Google Patents
半導体装置の製造方法および半導体装置Info
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Abstract
側面の形成予定領域の不純物濃度を1×1018cm-3以
上にするとともにトレンチゲート型MOSトランジスタ
でのゲートトレンチの側面の形成予定領域の不純物濃度
を1×1018cm -3未満にする。その後に、SOI層3
をエッチングして素子分離用トレンチ42とトレンチゲ
ート型MOSトランジスタのゲートトレンチ43を同時
に形成する。さらに、素子分離用トレンチ42の側面に
厚い酸化膜44を、また、ゲートトレンチ43の側面に
薄いゲート酸化膜45を同時に形成する。
Description
方法および半導体装置に関するものである。
成島にトレンチゲート型MOSトランジスタを形成する
ことが知られている(特開平8−330601号公報、
特開平8−204195号公報等)。
チングは工程負荷が大きくコストダウンを図りたいとい
う要求がある。これに加えて、ドレイン、チャネル、ソ
ースの各領域(不純物拡散領域)に関して、深い拡散層
を基板表面からの拡散で形成していたので、電流を深さ
方向に均一に流しにくいことに対する改善が求められて
いる。
景の下になされたものであり、その第1の目的は、工程
コストを下げることができるようにすることにある。第
2の目的は、第1の目的に加えて電流を深さ方向に均一
に流しやすくすることができるようにすることにある。
明によれば、これまで素子分離用トレンチとゲートトレ
ンチは厚い酸化膜と薄い酸化膜をそれぞれ形成する必要
がある等の理由から、別々にエッチングして掘っていた
が、本発明により素子分離用トレンチとゲートトレンチ
を同時に形成することができるようになる。ウエハ加工
においてトレンチエッチングは工程負荷が大きく、本発
明により大幅なコストダウンを図ることが可能となる。
請求項14に記載の半導体装置が得られる。請求項7,
9に記載の発明によれば、これまで素子分離用トレンチ
とゲートトレンチ及びドレイン領域用トレンチは、厚い
酸化膜と薄い酸化膜、及び、酸化膜なしで電極材料膜
(例えば、ポリシリコン膜)をそれぞれ形成する必要が
ある等の理由から、別々にエッチングして掘っていた
が、この発明により素子分離用トレンチとゲートトレン
チ及びドレイン領域用トレンチを同時に形成することが
できるようになる。ウエハ加工においてトレンチエッチ
ングは工程負荷が大きく、本発明により大幅なコストダ
ウンを図ることが可能となる。
れまで素子分離用トレンチとゲートトレンチとドレイン
領域用トレンチとコレクタ領域用トレンチは、厚い酸化
膜と薄い酸化膜、及び、酸化膜なしで電極材料膜(例え
ば、ポリシリコン膜)をそれぞれ形成する必要がある等
の理由から、別々にエッチングして掘っていたが、この
発明により素子分離用トレンチとゲートトレンチとドレ
イン領域用トレンチとコレクタ領域用トレンチを同時に
形成することができるようになる。ウエハ加工において
トレンチエッチングは工程負荷が大きく、本発明により
大幅なコストダウンを図ることが可能となる。
請求項1〜10に記載の発明の作用・効果に加え、トレ
ンチゲート型MOSトランジスタのソース領域、チャネ
ル領域、ドリフト領域或いはドレイン領域の形成方法と
して、トレンチを掘って半導体層をエピタキシャル成長
させることにより、不純物濃度分布に関して深さ方向に
均一な濃度分布が形成可能となり、電流の偏りがない低
オン抵抗なパワーMOSとすることが可能となる。
発明を具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明
する。
断面を示す。シリコン基板1の上にシリコン酸化膜(絶
縁膜)2を介して薄い単結晶シリコン層(単結晶半導体
層)3が形成され、SOI基板を構成している。SOI
層である単結晶シリコン層3は(110)面を主面と
し、厚さが1〜100μmである。単結晶シリコン層3
において、絶縁膜2に達する素子分離用トレンチ4が形
成され、このトレンチ4にて多数の素子形成島が区画形
成されている。素子分離用トレンチ4に関して、トレン
チ4の側面にはシリコン酸化膜5が形成されるととも
に、シリコン酸化膜5の内方にはポリシリコン膜6が充
填されている。また、第1の素子形成島においてはCM
OSトランジスタが形成され、第2の素子形成島におい
てはNPNトランジスタが形成され、第3の素子形成島
においてはトレンチゲート型LDMOSトランジスタが
形成されている。
MOSとして、N型シリコン層3の表層部にはPウェル
領域10が形成され、Pウェル領域10の表層部にはN
型ソース領域11とN型ドレイン領域12が形成されて
いる。また、Pウェル領域10の上にはゲート酸化膜
(図示略)を介してゲート電極13が配置されている。
一方、PチャネルMOSとして、N型シリコン層3の表
層部にはP型ソース領域14とP型ドレイン領域15が
形成され、さらに、N型シリコン層3の上にはゲート酸
化膜(図示略)を介してゲート電極16が配置されてい
る。なお、CMOSトランジスタの形成島において、N
型シリコン層3にはN+埋込層17が形成されている。
ン層3の表層部にはPウェル領域20が形成され、Pウ
ェル領域20の表層部にはN型エミッタ領域21とP+
ベース領域22が形成されている。また、N型シリコン
層3の表層部にはN型コレクタ領域24とN+コンタク
ト領域25が形成されている。なお、NPNトランジス
タの形成島において、N型シリコン層3にはN+埋込層
23が形成されている。
細を、図2に示す。図2において、N型シリコン層3に
N+埋込層30が形成されている。N型シリコン層3に
おいて表層部にはチャネルPウェル領域(P型ベース領
域)31が形成されるとともに、チャネルPウェル領域
31での表層部にはP+コンタクト領域32とN型ソー
ス領域33が形成されている。また、N型シリコン層3
にはゲートトレンチ34が形成され、このゲートトレン
チ34はN型シリコン層3の表面と平行をなす方向およ
び深さ方向においてN型ソース領域33からチャネルP
ウェル領域31を貫通するように形成されている。ゲー
トトレンチ34の内壁面にはゲート酸化膜35が形成さ
れるとともに、ゲート酸化膜35の内方にはポリシリコ
ンゲート電極36が充填されている。また、N型シリコ
ン層3でのチャネルPウェル領域31から離間した部位
においてN+ドレイン領域37が形成されるとともにN+
ドレイン領域37の表層部にはコンタクト用N+領域3
8が形成されている。
0、チャネルPウェル領域31、P+コンタクト領域3
2、N型ソース領域33、N+ドレイン領域37、コン
タクト用N+領域38、ゲートトレンチ34、ゲート酸
化膜35が形成されていない領域がドリフト領域として
用いられる。
6に所定の正電圧を印加すると、チャネルPウェル領域
31のうちのゲートトレンチ34に隣接している部分全
面においてゲート酸化膜35の近傍に電子が誘起されて
チャネルが形成され、このチャネルを通じてソース領域
33からドレイン領域37に横方向にドレイン電流が流
れる。
層にBiCMOS(NPNトランジスタとCMOS)と
ゲートトレンチ型パワーMOSトランジスタを集積した
複合IC(CMOS論理素子、バイポーラ素子、パワー
素子を有する誘電体分離型半導体集積回路)の製造方法
を、特徴部分を中心に図4を用いて説明する。
基板1の上にシリコン酸化膜2を介して(110)面を
主面とする単結晶シリコン層3を配置する。このとき、
予め素子分離用トレンチを形成する領域に1×1018c
m-3以上のドーパント濃度を有する高濃度層40,41
をSOI層3の上面と下面から形成しておく。このよう
に、SOI層3における素子分離用トレンチの側面の形
成予定領域の不純物濃度を1×1018cm-3以上にする
とともにトレンチゲート型MOSトランジスタでのゲー
トトレンチの側面の形成予定領域の不純物濃度を1×1
018cm-3未満にする。
OI基板の主面から異方性エッチングを行い、側面が
(111)面となる素子分離用トレンチ42と、側面が
(100)面となるトレンチゲート型MOSトランジス
タのゲートトレンチ43を同時に形成する。
ーディング効果を利用して、ゲートトレンチ43を素子
分離用トレンチ42よりも浅く形成するようにしてもよ
い。引き続き、このトレンチ側面に対しライトエッチ或
いは犠牲酸化によりダメージ層を除去した後、図4
(c)に示すように、濃度差を利用した熱酸化(ゲート
酸化)を行うことにより、素子分離用トレンチ42の側
面に厚い酸化膜44を形成し、同時にゲートトレンチ4
3の側面に薄い酸化膜(ゲート酸化膜)45を形成す
る。厚い酸化膜44とは100〜300nmであり、薄
い酸化膜45とは50〜150nmである。
ドープトポリシリコン膜(符号46,47)を成膜する
とともにエッチバック及びパターニングする。これによ
り、トレンチ42,43内に不純物ドープトポリシリコ
ン膜46,47が配置される(埋め込まれる)。このよ
うにしてゲートトレンチ43内でのゲート酸化膜45の
内方にゲート電極材料膜としての不純物ドープトポリシ
リコン膜47を形成する。さらに、イオン注入と拡散に
よりDMOSのソース/チャネル領域48,49を形成
する。
ンチとゲートトレンチは厚い酸化膜と薄い酸化膜をそれ
ぞれ形成する必要から、別々にエッチングして掘ってい
たが、本実施形態では素子分離用トレンチ42とゲート
トレンチ43を同時に形成することができるようにな
る。ウエハ加工においてトレンチエッチングは工程負荷
が大きく、本実施形態により大幅なコストダウンを図る
ことが可能となる。
チを同時に形成する手法として、不純物濃度管理と結晶
面管理を、それぞれ単独に行ってもよい。即ち、不純物
濃度を管理する製造方法として、SOI層3における素
子分離用トレンチの側面の形成予定領域の不純物濃度を
1×1018cm-3以上にするとともにトレンチゲート型
MOSトランジスタでのゲートトレンチの側面の形成予
定領域の不純物濃度を1×1018cm-3未満にし、その
後に、SOI層3をエッチングして素子分離用トレンチ
42とトレンチゲート型MOSトランジスタのゲートト
レンチ43を同時に形成し、さらに、濃度差を利用した
熱酸化により素子分離用トレンチ42の側面に厚い酸化
膜44を、また、ゲートトレンチ43の側面に薄いゲー
ト酸化膜45を同時に形成する。そして、ゲートトレン
チ43内でのゲート酸化膜45の内方にゲート電極材料
膜47を形成する。一方、結晶面を管理する製造方法と
して、SOI層3をエッチングして、側面が(111)
面となる素子分離用トレンチ42と、側面が(100)
面となるトレンチゲート型MOSトランジスタのゲート
トレンチ43を同時に形成し、その後、面方位の違いを
利用した熱酸化により素子分離用トレンチ42の側面に
厚い酸化膜44を、また、ゲートトレンチ43の側面に
薄いゲート酸化膜45を同時に形成する。そして、ゲー
トトレンチ43内でのゲート酸化膜45の内方にゲート
電極材料膜47を形成する。
用いて側面が(111)となる素子分離用トレンチと側
面が(100)となるゲートトレンチを形成したが、図
6に示すように、(100)基板を用い、側面が(11
0)となる素子分離用トレンチと側面が(100)とな
るゲートトレンチとなるようにレイアウト(配置)する
ことによっても同様の効果が得られる。特に、図6の場
合には、(100)基板を使うので、SOI層の主表面
にプレーナ型のCMOSを容易に形成できるようにな
る。 (第2の実施の形態)次に、第2の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
の上にシリコン酸化膜2を介して単結晶シリコン層3を
配置する。そして、SOI層3をエッチングしてトレン
チゲート型MOSトランジスタのゲートトレンチ形成領
域に単一のトレンチ50を、また、素子分離用トレンチ
形成領域に複数のトレンチ51を、同時に形成する。図
7ではトレンチ51の幅はゲートトレンチ形成領域のト
レンチ50の幅と同じである。また、図7ではトレンチ
51は3本設けている。
(ゲート酸化)を行うことにより、素子分離用トレンチ
形成領域に形成した複数のトレンチ51の側面にシリコ
ン酸化膜52を、また、ゲートトレンチ形成領域に形成
したトレンチ50の側面にゲート酸化膜53を同時に形
成する。
ドープトポリシリコン膜(符号54,55)の成膜およ
びエッチバックを行う。これにより、素子分離用トレン
チ形成領域に形成した複数のトレンチ51内に不純物ド
ープトポリシリコン膜54が、また、ゲートトレンチ形
成領域に形成したトレンチ50内に不純物ドープトポリ
シリコン膜55が同時に形成される(配置される)。こ
のようにしてゲートトレンチ形成領域に形成したトレン
チ50内でのゲート酸化膜53の内方にゲート電極材料
膜としての不純物ドープトポリシリコン膜55が形成さ
れる。
分離用トレンチ形成領域に複数のトレンチ51を並設す
るとともに、素子分離用の各トレンチ51の側面に、ゲ
ートトレンチ50の側面に形成したゲート酸化膜53と
同一の酸化膜52を形成し、さらに、素子分離用の各ト
レンチ51の内部を、ゲートトレンチ50の内部のポリ
シリコンゲート電極(ゲート電極材料膜)55と同一の
ポリシリコン膜54で充填したものが得られる。
ンチとゲートトレンチは別々にエッチングして掘ってい
たが、本実施形態により素子分離用トレンチとゲートト
レンチを同時に形成することができるようになる。ウエ
ハ加工においてトレンチエッチングは工程負荷が大き
く、本実施形態により大幅なコストダウンを図ることが
可能となる。
において符号51で示すトレンチ)を並設して素子分離
用トレンチを構成することにより、ゲート耐圧の6倍の
耐圧(素子分離耐圧)を持たせることができる。具体的
には、ゲート耐圧を10ボルト以上、素子分離耐圧を6
0ボルト以上にすることが可能となる。
形成領域のトレンチ50の幅と異なっていてもよく、ま
た、トレンチ51の本数は3本以外の任意の数でもよ
い。第1と第2の実施形態を組み合わせて実施してもよ
い。つまり、SOI層3における素子分離用トレンチの
側面の形成予定領域の不純物濃度を1×1018cm -3以
上にするとともにトレンチゲート型MOSトランジスタ
でのゲートトレンチの側面の形成予定領域の不純物濃度
を1×1018cm-3未満にし、その後、SOI層3をエ
ッチングして、トレンチゲート型MOSトランジスタの
ゲートトレンチ形成領域に側面が(110)面となる単
一のトレンチ50を、また、素子分離用トレンチ形成領
域に側面が(111)面または(110)面となるトレ
ンチ51を複数並べたものを、同時に形成し、さらに、
熱酸化により素子分離用トレンチ形成領域に形成した複
数のトレンチ51の側面に厚い酸化膜を、また、ゲート
トレンチ形成領域に形成したトレンチ50の側面に薄い
ゲート酸化膜を同時に形成する。そして、ゲートトレン
チ形成領域に形成したトレンチ50内でのゲート酸化膜
の内方にゲート電極材料膜55を形成する。 (第3の実施の形態)次に、第3の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
の上にシリコン酸化膜2を介して単結晶シリコン層3を
配置する。そして、図8(b)に示すように、異方性ド
ライエッチングによりSOI層3に素子分離用トレンチ
60とトレンチゲート型MOSトランジスタのゲートト
レンチ61を同時に形成する。ここで、例えば、素子分
離用トレンチ60の幅を2μmとし、ゲートトレンチ6
1の幅を0.5μmとする。
トエッチング或いは犠牲酸化によりダメージ層を除去し
た後、図8(c)に示すように、素子分離用トレンチ6
0とゲートトレンチ61に対しトレンチ側面に酸化膜6
2を形成するとともに、その内方に不純物ドープトポリ
シリコン膜(電極材料膜)63をデポする。この際、ト
レンチ幅の違いから、ゲートトレンチ61側が完全に埋
まり、素子分離用トレンチ60側が埋まらないようにす
る(ポリシリコン膜厚及びトレンチ幅を設計する)。こ
こで、例えば、酸化膜62の膜厚は50〜150nmで
あり、不純物ドープトポリシリコン膜63の膜厚は0.
3〜1.0μmである。
63をエッチバックして、図9(a)に示すように、S
OI層3の上面および素子分離用トレンチ60の内部の
不純物ドープトポリシリコン膜63を除去するとともに
ゲートトレンチ61の内部の不純物ドープトポリシリコ
ン膜63を残す。そして、図9(b)に示すように、C
VD酸化膜のデポ及びエッチバックにより、素子分離用
トレンチ60の内部を酸化膜64で埋め込む。さらに、
イオン注入と拡散によりDMOSのチャネルP領域65
やN+ソース領域66等を形成する。
リシリコン膜63の代わりに金属膜を用いてもよい。こ
のように、素子分離用トレンチ60とゲートトレンチ6
1に酸化膜62を形成し、その上にポリシリコン膜63
を成長させる際に、トレンチ幅の違いからゲートトレン
チ61側は埋め込まれ、素子分離用トレンチ60側は埋
め込まれないようにポリシリコン膜厚及びトレンチ幅を
設計し、この後のポリシリコンエッチバック工程により
素子分離用トレンチ60側のみポリシリコン膜63を除
去し、酸化膜64を埋め込む。その結果、これまで素子
分離用トレンチとゲートトレンチは別々にエッチングし
て掘っていたが、本実施形態により素子分離用トレンチ
60とゲートトレンチ61を同時に形成することができ
るようになる。ウエハ加工においてトレンチエッチング
は工程負荷が大きく、本実施形態により大幅なコストダ
ウンを図ることが可能となる。 (第4の実施の形態)次に、第4の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
離用トレンチとトレンチゲート型MOSトランジスタの
ゲートトレンチとN型ドレイン領域とNPNトランジス
タのN型コレクタ領域をより簡便に形成することができ
るようにしたものである。この手法は、素子分離用トレ
ンチとトレンチゲート型MOSトランジスタのゲートト
レンチとドレイン領域をより簡便に形成しようとする場
合に適用してもよい(例えば、バイポーラトランジスタ
が集積化されていない場合)。
SOI層3に対し、その上面にパターニングしたシリコ
ン酸化膜70を配置し、このシリコン酸化膜70をマス
クとしてSOI層3をエッチングして素子分離用トレン
チ71とトレンチゲート型MOSトランジスタのゲート
トレンチ72とドレイン領域用トレンチ73(図示は省
略したがバイポーラトランジスタのコレクタ領域用トレ
ンチもトレンチ73と同様)を同時に形成する。
レンチに対し側面に酸化膜74を形成する。その後に、
ウェットエッチングにより不要箇所の酸化膜74を除去
する。このウェットエッチングおいて、図10(c)に
示すように、素子分離用トレンチ71内とドレイン領域
用トレンチ(コレクタ領域用トレンチも同様)73内の
酸化膜74についてはウェットエッチング液が回り込
み、ゲートトレンチ72内の酸化膜74についてはウェ
ットエッチング液が回り込まないようにしてトレンチ7
1と73内の酸化膜74を除去する。即ち、図10
(a)でのトレンチ形成工程においてゲートトレンチ7
2の幅を細い寸法とする。
ンチ内を含むSOI層3の上面に電極材料膜としての不
純物ドープトポリシリコン膜(または金属膜)75を成
膜する。このとき、ゲートトレンチ72の内部およびド
レイン領域用トレンチ(コレクタ領域用トレンチも同
様)73の内部が埋まり、素子分離用トレンチ71の内
部が埋まらないようにする。そして、図11(a)に示
すように、CVD酸化膜76を形成して素子分離用トレ
ンチ71の内部をCVD酸化膜76で埋め込む。
化膜76のエッチバックまたはCMPで平坦化する。さ
らに、図11(c)に示すように、熱処理をすることに
より、ドレイン領域用トレンチ(コレクタ領域用トレン
チも同様)73の内部の不純物ドープトポリシリコン膜
75における不純物と素子分離用トレンチ71の内部の
不純物ドープトポリシリコン膜75における不純物をシ
リコン層3に拡散させる。これにより、N型のドレイン
領域78(コレクタ領域も同様)が形成される。
素子分離用トレンチとゲートトレンチとドレイン領域用
トレンチとコレクタ領域用トレンチは、厚い酸化膜と薄
い酸化膜、及び、酸化膜なしで不純物ドープトポリシリ
コン膜をそれぞれ形成する必要から、別々にエッチング
して掘っていたが、この実施形態により素子分離用トレ
ンチ71とゲートトレンチ72とドレイン領域用トレン
チ73とコレクタ領域用トレンチを同時に形成すること
ができるようになる。ウエハ加工においてトレンチエッ
チングは工程負荷が大きく、本実施形態により大幅なコ
ストダウンを図ることが可能となる。
0(d)の状態から不純物ドープトポリシリコン膜75
をエッチバックしてトレンチ71内の不純物ドープトポ
リシリコン膜75を除去し、引き続き、図12(a)に
示すように、CVD酸化膜76を形成して素子分離用ト
レンチ71内をCVD酸化膜76で埋め込む。そして、
図12(b)に示すように、酸化膜76のエッチバック
またはCMPで平坦化する。さらに、図12(c)に示
すように、熱処理をすることによりN型のドレイン領域
78(コレクタ領域も同様)を形成する。 (第5の実施の形態)次に、第5の実施の形態を、第4
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
SOI層3に対しパターニングした酸化膜80をマスク
として用いてSOI層3をエッチングして素子分離用ト
レンチ81とトレンチゲート型MOSトランジスタのゲ
ートトレンチ82とドレイン領域用トレンチ83(図示
は省略したがバイポーラトランジスタのコレクタ領域用
トレンチもトレンチ83と同様)を同時に形成する。
レンチに対しドレイン領域用トレンチ83(コレクタ領
域用トレンチも同様)の内部のみが埋まるようにトレン
チ側面に酸化膜84を形成する。換言すれば、そうなる
ように各トレンチの幅を設計する。さらに、図13
(c)に示すように、ゲートトレンチ82の内部が埋ま
り、素子分離用トレンチ81の内部が埋まらないように
不純物ドープトポリシリコン膜(ゲート電極材料膜)8
5を成膜する。換言すれば、そうなるようにゲートトレ
ンチ82の幅と不純物ドープトポリシリコン膜85の膜
厚を設計する。そして、図13(d)に示すように、エ
ッチバックすると、トレンチ82内には不純物ドープト
ポリシリコン膜85が残り、トレンチ81内からは除去
される。
VD酸化膜86をデポして素子分離用トレンチ81の内
部をCVD酸化膜86で埋め込む。そして、CVD酸化
膜86のエッチバックまたはCMPで平坦化する。さら
に、図14(b)に示すように、ウェットエッチングに
よりドレイン領域用トレンチ83(コレクタ領域用トレ
ンチについても同様)の内部の酸化膜を除去する。そし
て、図14(c)に示すように、ドレイン領域用トレン
チ83(コレクタ領域用トレンチについても同様)の内
部に金属膜(電極材料膜)87を充填する。即ち、金属
膜87を埋め込んでドレイン・コレクタ電極とする。
離用トレンチ81とゲートトレンチ82とドレイン領域
用トレンチ83とコレクタ領域用トレンチを同時に形成
することができるようになる。
チとトレンチゲート型MOSトランジスタのゲートトレ
ンチとドレイン領域をより簡便に形成しようとする場合
に適用してもよい(例えば、バイポーラトランジスタが
集積化されていない場合)。 (第6の実施の形態)次に、第6の実施の形態を、第1
〜第5の実施の形態との相違点を中心に説明する。
での各製造方法に加えて、図1でのトレンチゲート型M
OSトランジスタのチャネル領域とソース領域の製造方
法に特徴がある。図1に代わる本実施形態における半導
体装置を図15に示す。図15の半導体装置におけるト
レンチゲート型MOSトランジスタは図16に示す構成
となっている。
るN型シリコン層(厚さ1〜100μm)3にチャネル
P領域92が形成されるとともに、チャネルP領域92
での表面側(内部側)にN+ソース領域93が形成され
ている。このチャネルP領域92とN+ソース領域93
には、エピタキシャル成長による不純物ドープトシリコ
ン層を用いている。また、チャネルP領域92の表層部
にはP+コンタクト領域94が形成されている。さら
に、N型シリコン層3(及び埋め込んでエピ層)にはゲ
ートトレンチ95が形成され、ゲートトレンチ95の側
面にはゲート酸化膜96が形成されるとともに、ゲート
酸化膜96の内方にはポリシリコンゲート電極97が充
填されている。N型シリコン層3でのチャネルP領域9
2から離間した部位においてN+ドレイン領域91が形
成されている。
(a)に示すように、N-シリコン基板100の表層部
にi層101を形成する。そして、図17(b)に示す
ように、イオン注入と熱拡散によりシリコン基板100
に深い拡散領域(1×1018cm-3以上のドーパント濃
度)102を形成するとともに所定領域に浅い拡散領域
(埋込N+層)103を形成する。さらに、図17
(c)に示すように、この基板100の上下を逆にし、
シリコン基板104の上に絶縁膜105を介してシリコ
ン基板100を貼り合わせる。そして、シリコン基板1
00を薄膜化することにより、SOI基板が得られる。
OI層100に対し異方性ウェットエッチング(例えば
TMAHエッチ)またはドライエッチングを行いトレン
チ106を形成する。トレンチ106を形成する領域
は、トレンチゲート型MOSトランジスタのチャネル領
域およびソース領域となる部位である。さらに、図18
(b)に示すように、連続したエピタキシャル成長にて
トレンチ106内にチャネルP領域(エピ拡散層)10
7とN+ソース領域(エピ拡散層)108を形成し、引
き続き、CMP(研磨)により表面を平坦化する。
ン注入と熱拡散によりシリコン層100に対し深いN+
拡散領域102に達する拡散領域110を形成する。さ
らに、図19(a)に示すように、各トレンチ(素子分
離用トレンチ111a、ゲートトレンチ111b)を形
成するとともに各トレンチ内に酸化膜112を介してポ
リシリコン膜113を充填する。即ち、SOI基板の主
面から、側面が(111)となる素子分離用トレンチ1
11aと、側面が(100)となるゲートトレンチ11
1bを異方性ドライエッチングにより同時に形成し、こ
のトレンチ側面に対しライトエッチ或いは犠牲酸化によ
りダメージ層を除去した後、ゲート酸化を行うことによ
り、素子分離用トレンチ側の酸化膜を100nm〜30
0nm形成し、同時にゲートトレンチ側の酸化膜を50
〜150nm形成する。そして、トレンチ内に不純物ド
ープトポリシリコン膜を埋め込み、エッチバック及びパ
ターニングによりゲート電極を形成する。
の拡散処理を行う。即ち、表面からのイオン注入、拡散
によりCMOSとバイポーラトランジスタとトレンチゲ
ートLDMOSの拡散層を形成する。この図19(b)
においてSOI層3でのバイポーラトランジスタとCM
OSの底部に、1×1018cm-3以上のドーパント濃度
を有する領域101,103が在る。
各製造方法に加えて、素子分離用トレンチとゲートトレ
ンチを形成する前に、単結晶半導体層3におけるトレン
チゲート型MOSトランジスタのチャネル領域およびソ
ース領域となる部位に異方性ウェットエッチング或いは
ドライエッチングにより別のトレンチ106を形成し、
連続したエピタキシャル成長によりトレンチ106内に
不純物ドープトシリコン層(不純物ドープト半導体層)
107,108を形成してチャネル領域およびソース領
域とした。よって、トレンチゲート型MOSトランジス
タ(横型トレンチゲートパワーMOS)のソース領域、
チャネル領域の形成方法として、トレンチを掘って半導
体層をエピタキシャル成長させることにより、不純物濃
度分布に関して深さ方向に均一な濃度分布が形成可能と
なり、電流の偏りがない低オン抵抗なパワーMOSとす
ることが可能となる。また、チャネル領域やソース領域
をイオン注入による不純物拡散層で形成する場合には拡
散層の横拡がりにより占有面積が大きくなりやすいが、
エピ層にて構成すると小型化することが可能となる。
ンチゲートLDMOSにおけるドレイン領域150を、
図10,11を用いて説明した手法を利用して図20の
トレンチ151内の不純物ドープトポリシリコン膜15
2での不純物を熱処理により拡散させることにより形成
してもよい。このようにすると、図15での上下両面か
らのイオン注入によりドレイン領域91を形成する場合
に比べ、横方向のドレイン領域の拡がりを抑えることが
可能となり素子の小型化を図ることができる。
子分離用トレンチとゲートトレンチを形成する前に、S
OI層3におけるトレンチゲート型MOSトランジスタ
のドリフト領域の一部(符号120で表す箇所)、チャ
ネル領域(符号92で表す箇所)およびソース領域(符
号93で表す箇所)となる部位に異方性ウェットエッチ
ング或いはドライエッチングにより別のトレンチ121
を形成し、連続したエピタキシャル成長によりトレンチ
121内に不純物ドープト半導体層120,92,93
を形成してドリフト領域の一部、チャネル領域およびソ
ース領域としてもよい。なお、エピ成長後はCMPによ
り表面を平坦化する。
用トレンチとゲートトレンチを形成する前に、単結晶半
導体層におけるトレンチゲート型MOSトランジスタの
ドレイン領域(符号130で表す箇所)、ドリフト領域
(符号131で表す箇所)、チャネル領域(符号92で
表す箇所)およびソース領域(符号93で表す箇所)と
なる部位に異方性ウェットエッチング或いはドライエッ
チングにより別のトレンチ132を形成し、連続したエ
ピタキシャル成長によりトレンチ132内に不純物ドー
プト半導体層130,131,92,93を形成してド
レイン領域、ドリフト領域、チャネル領域およびソース
領域としてもよい。なお、エピ成長後はCMPにより表
面を平坦化する。
の縦断面図。
の縦断面図。
の縦断面図。
の縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
断面図。
断面図。
リコン層、40…高濃度層、41…高濃度層、42…素
子分離用トレンチ、43…ゲートトレンチ、44…酸化
膜、45…ゲート酸化膜、50…トレンチ、51…ゲー
トトレンチ、52…酸化膜、53…ゲート酸化膜、60
…素子分離用トレンチ、61…ゲートトレンチ、62…
酸化膜、63…ポリシリコン膜、71…素子分離用トレ
ンチ、72…ゲートトレンチ、73…ドレイン領域用ト
レンチ、74…酸化膜、75…不純物ドープトポリシリ
コン膜、81…素子分離用トレンチ、82…ゲートトレ
ンチ、83…ドレイン領域用トレンチ、84…酸化膜、
85…不純物ドープトポリシリコン膜、87…金属電極
膜、92…チャネル領域、93…ソース領域、106…
トレンチ、107…エピ層(チャネル領域)、108…
エピ層(ソース領域)、120…エピ層(ドリフト領域
の一部)、121…トレンチ、130…エピ層(ドレイ
ン領域)、131…エピ層(ドリフト領域)、132…
トレンチ。
Claims (14)
- 【請求項1】基板の上に絶縁膜を介して単結晶半導体層
が形成されるとともに、単結晶半導体層において前記絶
縁膜に達する素子分離用トレンチが形成され、このトレ
ンチにて区画された素子形成島にトレンチゲート型MO
Sトランジスタを形成した半導体装置の製造方法であっ
て、 基板の上に絶縁膜を介して配置した単結晶半導体層にお
ける前記素子分離用トレンチの側面の形成予定領域の不
純物濃度を1×1018cm-3以上にするとともに前記ト
レンチゲート型MOSトランジスタでのゲートトレンチ
の側面の形成予定領域の不純物濃度を1×1018cm-3
未満にする工程と、 単結晶半導体層をエッチングして素子分離用トレンチと
トレンチゲート型MOSトランジスタのゲートトレンチ
を同時に形成する工程と、 熱酸化により、素子分離用トレンチの側面に厚い酸化膜
を、また、ゲートトレンチの側面に薄いゲート酸化膜を
同時に形成する工程と、 ゲートトレンチ内でのゲート酸化膜の内方にゲート電極
材料膜を形成する工程と、を備えたことを特徴とする半
導体装置の製造方法。 - 【請求項2】基板の上に絶縁膜を介して単結晶半導体層
が形成されるとともに、単結晶半導体層において前記絶
縁膜に達する素子分離用トレンチが形成され、このトレ
ンチにて区画された素子形成島にトレンチゲート型MO
Sトランジスタを形成した半導体装置の製造方法であっ
て、 基板の上に絶縁膜を介して配置した単結晶半導体層をエ
ッチングして、側面が(111)面または(110)面
となる素子分離用トレンチと、側面が(100)面とな
るトレンチゲート型MOSトランジスタのゲートトレン
チを同時に形成する工程と、 熱酸化により、素子分離用トレンチの側面に厚い酸化膜
を、また、ゲートトレンチの側面に薄いゲート酸化膜を
同時に形成する工程と、 ゲートトレンチ内でのゲート酸化膜の内方にゲート電極
材料膜を形成する工程と、を備えたことを特徴とする半
導体装置の製造方法。 - 【請求項3】基板の上に絶縁膜を介して単結晶半導体層
が形成されるとともに、単結晶半導体層において前記絶
縁膜に達する素子分離用トレンチが形成され、このトレ
ンチにて区画された素子形成島にトレンチゲート型MO
Sトランジスタを形成した半導体装置の製造方法であっ
て、 基板の上に絶縁膜を介して配置した単結晶半導体層にお
ける前記素子分離用トレンチの側面の形成予定領域の不
純物濃度を1×1018cm-3以上にするとともに前記ト
レンチゲート型MOSトランジスタでのゲートトレンチ
の側面の形成予定領域の不純物濃度を1×1018cm-3
未満にする工程と、 前記単結晶半導体層をエッチングして、側面が(11
1)面または(110)面となる素子分離用トレンチ
と、側面が(100)面となるトレンチゲート型MOS
トランジスタのゲートトレンチを同時に形成する工程
と、 熱酸化により、素子分離用トレンチの側面に厚い酸化膜
を、また、ゲートトレンチの側面に薄いゲート酸化膜を
同時に形成する工程と、 ゲートトレンチ内でのゲート酸化膜の内方にゲート電極
材料膜を形成する工程と、を備えたことを特徴とする半
導体装置の製造方法。 - 【請求項4】基板の上に絶縁膜を介して単結晶半導体層
が形成されるとともに、単結晶半導体層において前記絶
縁膜に達する素子分離用トレンチが形成され、このトレ
ンチにて区画された素子形成島にトレンチゲート型MO
Sトランジスタを形成した半導体装置の製造方法であっ
て、 基板の上に絶縁膜を介して配置した単結晶半導体層をエ
ッチングしてトレンチゲート型MOSトランジスタのゲ
ートトレンチ形成領域に単一のトレンチを、また、素子
分離用トレンチ形成領域に複数のトレンチを、同時に形
成する工程と、 前記素子分離用トレンチ形成領域に形成した複数のトレ
ンチの側面に酸化膜を、また、ゲートトレンチ形成領域
に形成したトレンチの側面にゲート酸化膜を同時に形成
する工程と、 ゲートトレンチ形成領域に形成したトレンチ内でのゲー
ト酸化膜の内方にゲート電極材料膜を形成する工程と、
を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】基板の上に絶縁膜を介して単結晶半導体層
が形成されるとともに、単結晶半導体層において前記絶
縁膜に達する素子分離用トレンチが形成され、このトレ
ンチにて区画された素子形成島にトレンチゲート型MO
Sトランジスタを形成した半導体装置の製造方法であっ
て、 基板の上に絶縁膜を介して配置した単結晶半導体層にお
ける前記素子分離用トレンチの側面の形成予定領域の不
純物濃度を1×1018cm-3以上にするとともに前記ト
レンチゲート型MOSトランジスタでのゲートトレンチ
の側面の形成予定領域の不純物濃度を1×1018cm-3
未満にする工程と、 単結晶半導体層をエッチングして、トレンチゲート型M
OSトランジスタのゲートトレンチ形成領域に側面が
(100)面となる単一のトレンチを、また、素子分離
用トレンチ形成領域に側面が(111)面または(11
0)面となるトレンチを複数並べたものを、同時に形成
する工程と、 熱酸化により、前記素子分離用トレンチ形成領域に形成
した複数のトレンチの側面に厚い酸化膜を、また、ゲー
トトレンチ形成領域に形成したトレンチの側面に薄いゲ
ート酸化膜を同時に形成する工程と、 ゲートトレンチ形成領域に形成したトレンチ内でのゲー
ト酸化膜の内方にゲート電極材料膜を形成する工程と、
を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】基板の上に絶縁膜を介して単結晶半導体層
が形成されるとともに、単結晶半導体層において前記絶
縁膜に達する素子分離用トレンチが形成され、このトレ
ンチにて区画された素子形成島にトレンチゲート型MO
Sトランジスタを形成した半導体装置の製造方法であっ
て、 基板の上に絶縁膜を介して配置した単結晶半導体層をエ
ッチングして素子分離用トレンチとトレンチゲート型M
OSトランジスタのゲートトレンチを同時に形成する工
程と、 素子分離用トレンチとトレンチゲート型MOSトランジ
スタのゲートトレンチに対しゲートトレンチ側が完全に
埋まり、素子分離用トレンチ側が埋まらないようにトレ
ンチ側面の酸化膜とその内方の電極材料膜を形成する工
程と、 前記電極材料膜をエッチバックして、素子分離用トレン
チの内部の電極材料膜を除去するとともにゲートトレン
チの内部の電極材料膜を残す工程と、を備えたことを特
徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】基板の上に絶縁膜を介して単結晶半導体層
が形成されるとともに、単結晶半導体層において前記絶
縁膜に達する素子分離用トレンチが形成され、このトレ
ンチにて区画された素子形成島にトレンチゲート型MO
Sトランジスタを形成した半導体装置の製造方法であっ
て、 基板の上に絶縁膜を介して配置した単結晶半導体層をエ
ッチングして素子分離用トレンチとトレンチゲート型M
OSトランジスタのゲートトレンチとドレイン領域用ト
レンチを同時に形成する工程と、 素子分離用トレンチとトレンチゲート型MOSトランジ
スタのゲートトレンチとドレイン領域用トレンチに対し
側面に酸化膜を形成した後において素子分離用トレンチ
内とドレイン領域用トレンチ内の酸化膜についてはウェ
ットエッチング液が回り込み、ゲートトレンチ内の酸化
膜についてはウェットエッチング液が回り込まないよう
にして素子分離用トレンチ内とドレイン領域用トレンチ
内の酸化膜を除去する工程と、 ゲートトレンチの内部およびドレイン領域用トレンチの
内部に電極材料膜を形成する工程と、を備えたことを特
徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】基板の上に絶縁膜を介して単結晶半導体層
が形成されるとともに、単結晶半導体層において前記絶
縁膜に達する素子分離用トレンチが形成され、このトレ
ンチにて区画された素子形成島にトレンチゲート型MO
Sトランジスタを形成し、他の素子形成島にバイポーラ
トランジスタを形成した半導体装置の製造方法であっ
て、 基板の上に絶縁膜を介して配置した単結晶半導体層をエ
ッチングして素子分離用トレンチとトレンチゲート型M
OSトランジスタのゲートトレンチとドレイン領域用ト
レンチとバイポーラトランジスタのコレクタ領域用トレ
ンチを同時に形成する工程と、 素子分離用トレンチとトレンチゲート型MOSトランジ
スタのゲートトレンチとドレイン領域用トレンチとバイ
ポーラトランジスタのコレクタ領域用トレンチに対し側
面に酸化膜を形成した後において素子分離用トレンチ内
とドレイン領域用トレンチ内とコレクタ領域用トレンチ
内の酸化膜についてはウェットエッチング液が回り込
み、ゲートトレンチ内の酸化膜についてはウェットエッ
チング液が回り込まないようにして素子分離用トレンチ
内とドレイン領域用トレンチ内とコレクタ領域用トレン
チ内の酸化膜を除去する工程と、 ゲートトレンチの内部、ドレイン領域用トレンチの内部
およびコレクタ領域用トレンチの内部に電極材料膜を形
成する工程と、を備えたことを特徴とする半導体装置の
製造方法。 - 【請求項9】基板の上に絶縁膜を介して単結晶半導体層
が形成されるとともに、単結晶半導体層において前記絶
縁膜に達する素子分離用トレンチが形成され、このトレ
ンチにて区画された素子形成島にトレンチゲート型MO
Sトランジスタを形成した半導体装置の製造方法であっ
て、 基板の上に絶縁膜を介して配置した単結晶半導体層をエ
ッチングして素子分離用トレンチとトレンチゲート型M
OSトランジスタのゲートトレンチとドレイン領域用ト
レンチを同時に形成する工程と、 素子分離用トレンチとトレンチゲート型MOSトランジ
スタのゲートトレンチとドレイン領域用トレンチに対し
ドレイン領域用トレンチの内部のみが埋まるようにトレ
ンチ側面に酸化膜を形成する工程と、 ゲートトレンチの内部にゲート電極材料膜を形成すると
ともに、ドレイン領域用トレンチの内部の酸化膜を除去
してから電極材料膜を充填する工程と、を備えたことを
特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項10】基板の上に絶縁膜を介して単結晶半導体
層が形成されるとともに、単結晶半導体層において前記
絶縁膜に達する素子分離用トレンチが形成され、このト
レンチにて区画された素子形成島にトレンチゲート型M
OSトランジスタを形成し、他の素子形成島にバイポー
ラトランジスタを形成した半導体装置の製造方法であっ
て、 基板の上に絶縁膜を介して配置した単結晶半導体層をエ
ッチングして素子分離用トレンチとトレンチゲート型M
OSトランジスタのゲートトレンチとドレイン領域用ト
レンチとバイポーラトランジスタのコレクタ領域用トレ
ンチを同時に形成する工程と、 素子分離用トレンチとトレンチゲート型MOSトランジ
スタのゲートトレンチとドレイン領域用トレンチとバイ
ポーラトランジスタのコレクタ領域用トレンチに対しド
レイン領域用トレンチとコレクタ領域用トレンチの内部
のみが埋まるようにトレンチ側面に酸化膜を形成する工
程と、 ゲートトレンチの内部にゲート電極材料膜を形成すると
ともに、ドレイン領域用トレンチの内部およびコレクタ
領域用トレンチの内部の酸化膜を除去してから電極材料
膜を充填する工程と、を備えたことを特徴とする半導体
装置の製造方法。 - 【請求項11】請求項1〜10のいずれか1項に記載の
半導体装置の製造方法において、 前記トレンチを形成する前に、単結晶半導体層における
トレンチゲート型MOSトランジスタのチャネル領域お
よびソース領域となる部位に異方性ウェットエッチング
或いはドライエッチングにより別のトレンチを形成し、
エピタキシャル成長により前記別のトレンチ内に不純物
ドープト半導体層を形成してチャネル領域およびソース
領域としたことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項12】請求項1〜10のいずれか1項に記載の
半導体装置の製造方法において、 前記トレンチを形成する前に、単結晶半導体層における
トレンチゲート型MOSトランジスタのドリフト領域の
一部、チャネル領域およびソース領域となる部位に異方
性ウェットエッチング或いはドライエッチングにより別
のトレンチを形成し、エピタキシャル成長により前記別
のトレンチ内に不純物ドープト半導体層を形成してドリ
フト領域の一部、チャネル領域およびソース領域とした
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項13】請求項1〜10のいずれか1項に記載の
半導体装置の製造方法において、 前記トレンチを形成する前に、単結晶半導体層における
トレンチゲート型MOSトランジスタのドレイン領域、
ドリフト領域、チャネル領域およびソース領域となる部
位に異方性ウェットエッチング或いはドライエッチング
により別のトレンチを形成し、エピタキシャル成長によ
り前記別のトレンチ内に不純物ドープト半導体層を形成
してドレイン領域、ドリフト領域、チャネル領域および
ソース領域としたことを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項14】基板の上に絶縁膜を介して単結晶半導体
層が形成されるとともに、単結晶半導体層において前記
絶縁膜に達する素子分離用トレンチが形成され、このト
レンチにて区画された素子形成島にトレンチゲート型M
OSトランジスタを形成した半導体装置において、 素子分離用トレンチ形成領域に複数のトレンチを並設す
るとともに、素子分離用の各トレンチの側面に、ゲート
トレンチの側面に形成したゲート酸化膜と同一の酸化膜
を形成し、さらに、素子分離用の各トレンチの内部を、
ゲートトレンチの内部のゲート電極材料膜と同一の膜で
充填したことを特徴とする半導体装置。
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