JP2007149933A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【目的】拡散抵抗領域の接合深さが、隣接する前記拡散抵抗領域間の絶縁分離のために形成されるトレンチの深さより深い場合でも、前記拡散抵抗領域間の絶縁分離を充分に確保することができる拡散抵抗領域アレイを備えた半導体装置を提供することである。
【構成】半導体基板の表面層への一導電型の選択的不純物拡散により形成される拡散抵抗アレイを構成する拡散抵抗領域群が、拡散抵抗領域間では、該領域の深さより浅くてかつ誘電体が充填されたトレンチにより相互に絶縁分離され、前記基板面に垂直な方向では、他導電型の不純物領域により電気的に分離される半導体装置において、前記トレンチ底部には間隔分離を広げるための他導電型の不純物領域が設けられている拡散抵抗アレイを備える半導体装置とする
【選択図】 図1

Description

本発明は、同一半導体基板上に拡散抵抗領域を備えた半導体装置およびその製造方法に関し、特には、前記拡散抵抗領域間の絶縁分離構造の改良に関する。
低消費電力のIC等を形成するために、半導体デバイスと同一半導体基板面内に高抵抗の拡散抵抗アレイを形成することが、しばしば行われる。
この拡散抵抗アレイを構成する拡散抵抗領域は、この領域の深さ方向では、この拡散抵抗領域の下部に接する逆極性の不純物領域との境界に形成されるpn接合によって容易に電気的に分離され得る点と、不純物濃度を調整することにより高抵抗領域を容易に作成できる点で優れているが、半導体基板の面方向に隣接する拡散抵抗領域間の絶縁分離のために必要な間隔を確保する必要があり、この間隔が大きい面積を占有すると、集積度が低下し易いという問題がある。
一方、その対策として、拡散抵抗アレイを構成する各拡散抵抗領域の外周にトレンチを形成し、トレンチに絶縁膜を埋め込んで隣接する前記拡散抵抗領域間の絶縁分離間隔を狭くする方法が知られている。この方法は、それ以前に行われていた拡散抵抗領域間を、LOCOS酸化膜や厚いフィールド酸化膜で絶縁分離する方法よりも間隔をより狭く、すなわち、集積度をより高くできる点で優れている。
前述したトレンチを用いた絶縁分離方法では、拡散抵抗領域間を絶縁分離するには、通常、トレンチの深さを拡散抵抗領域の深さより深くしなければならない。そのようなトレンチを用いて抵抗領域間に寄生MOSを形成することなく、かつ抵抗領域間を高密度に集積し得る抵抗領域を備えた半導体装置に関する発明が開示された特許公報を下記に示す(特許文献1―発明の目的)。この特許公報の記載によれば、同公報に記載の図1、図2より、基板の面方向には絶縁膜および誘電体が充填され、拡散抵抗領域の深さより深いトレンチで抵抗領域間が分離され、この抵抗領域の深さ方向では、pn接合で電気的に分離された拡散抵抗アレイが示されている。
特公平7−112005号公報
しかしながら、隣接する拡散抵抗領域間を必要充分に絶縁分離するには、前述のように拡散抵抗領域の接合深さよりもトレンチを深くして絶縁距離を確保する必要があるが、同一半導体基板上に形成されるトレンチMOS型半導体素子領域側の設計上の理由から、トレンチを前記拡散抵抗領域の接合深さよりも深くできない場合には、前記拡散抵抗領域間を充分には絶縁分離できないという問題が発生する。
本発明は、以上述べた点に鑑みてなされたものであり、本発明の第一の目的は拡散抵抗領域の接合深さが、隣接する前記拡散抵抗領域間の絶縁分離のために形成されるトレンチの深さより深い場合でも、前記拡散抵抗領域間の絶縁分離を充分に確保することができ、第二の目的は同一半導体基板上にトレンチMOS型半導体素子領域と拡散抵抗領域アレイを備えた半導体装置において、前記拡散抵抗アレイにおける各拡散抵抗領域の接合深さが、隣接する前記拡散抵抗領域間の絶縁分離とトレンチMOS型半導体素子領域用に同時に形成されるトレンチの深さより深い場合でも、前記拡散抵抗領域間の絶縁分離を充分に確保することのできる拡散抵抗領域アレイを備えた半導体装置およびその製造方法をそれぞれ提供することである。
特許請求の範囲の請求項1記載の本発明によれば、半導体基板の表面層への一導電型の選択的不純物拡散により形成される拡散抵抗アレイを構成する拡散抵抗領域群が、前記半導体基板の面方向の拡散抵抗領域間では、該拡散抵抗領域の深さより浅くてかつ誘電体が充填された第一トレンチにより相互に絶縁分離され、前記基板面に垂直な方向では、他導電型の不純物領域により電気的に分離される半導体装置において、前記第一トレンチの底部には第一トレンチ底部には前記拡散抵抗領域の深さより深さが深い他導電型の不純物領域が設けられている拡散抵抗アレイを備える半導体装置とすることにより、前記本発明の目的は達成される。
特許請求の範囲の請求項2記載の本発明によれば、前記拡散抵抗アレイと同一半導体基板上にトレンチMOS型半導体素子領域が配置され、前記拡散抵抗アレイを構成する第一トレンチと、前記トレンチMOS型半導体素子領域を構成する第二トレンチとが同一深さのトレンチである特許請求の範囲の請求項1記載の拡散抵抗アレイを備える半導体装置とすることが好ましい。
特許請求の範囲の請求項3記載の本発明によれば、前記拡散抵抗アレイと同一半導体基板上にトレンチMOS型半導体素子領域が配置され、前記トレンチMOS型半導体素子領域を構成する第二トレンチ底部に配置される他導電型のドレイン領域と、前記拡散抵抗アレイを構成する前記第一トレンチ底部に配置される拡散抵抗領域の深さより深さが深い他導電型の不純物領域とが同一の不純物濃度を有する特許請求の範囲の請求項2記載の拡散抵抗アレイを備える半導体装置とすることもできる。
特許請求の範囲の請求項4記載の本発明によれば、前記拡散抵抗アレイと同一半導体基板上にトレンチMOS型半導体素子領域を形成する際に、前記拡散抵抗アレイを構成する第一トレンチと、前記トレンチMOS型半導体素子領域を構成する第二トレンチとを同時に形成する工程と、前記トレンチMOS型半導体素子領域を構成する第二トレンチ底部に配置される他導電型のドレイン領域と、前記拡散抵抗アレイを構成する前記第一トレンチ底部に配置される拡散抵抗領域の深さより深さが深い他導電型の不純物領域とを同時に形成する工程とを含む拡散抵抗アレイを備える半導体装置の製造方法とすることにより、前記本発明の目的は達成される。
本発明によれば、拡散抵抗領域の接合深さが、隣接する前記拡散抵抗領域間の絶縁分離のために形成されるトレンチの深さより深い場合でも、前記拡散抵抗領域間の絶縁分離を充分に確保することができ、または同一半導体基板上にトレンチMOS型半導体素子領域と拡散抵抗領域アレイを備えた半導体装置において、前記拡散抵抗アレイにおける各拡散抵抗領域の接合深さが、隣接する前記拡散抵抗領域間の絶縁分離とトレンチMOS型半導体素子領域用に同時に形成されるトレンチの深さより深い場合でも、前記拡散抵抗領域間の絶縁分離を充分に確保することのできる拡散抵抗領域アレイを備えた半導体装置およびその製造方法をそれぞれ提供することができる。
本発明の一実施例について、図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は、その要旨を超えない限り、以下説明する実施例の記載に限定されるものではない。図1は本発明の半導体装置にかかる平行に配置される拡散抵抗領域の最も基本的なレイアウトを示す平面図である。図2は、図1のX−X線におけるnウェル層より上部を示す半導体基板の断面図である。前記図1、2に示すp、nにおける−符号はドーズ量の相対比を示す。図3乃至図8は本発明にかかり、拡散抵抗アレイと横型トレンチMOSFET部とが同一半導体基板に形成された半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
LOCOS酸化膜を用いて平行に配置された拡散抵抗領域を相互に絶縁分離する場合、拡散抵抗領域間の間隔は少なくとも6〜10μm程度が必要であるが、トレンチ1による絶縁分離の場合、図1に示すように、拡散抵抗領域2間のトレンチ幅dは1〜2μm程度に縮小できる。拡散抵抗領域2の電気抵抗値を高抵抗に調整するには、拡散抵抗領域2へボロンのイオン注入をドーズ量1×1012cm−2〜1×1013cm−2の範囲で行えばよい。その場合の拡散抵抗領域2の深さは1μm〜4μm程度が好ましい。絶縁分離用トレンチ1の深さは、耐圧レベルにもよるが、後述する図3に示す横型トレンチMOSFET300のトレンチと併用して同時形成する場合には0.5μm〜3.0μm程度である。たとえば、前記横型トレンチMOSFET300のトレンチと同じ深さのトレンチ1(幅は異なってよい)を前記拡散抵抗領域2間の絶縁分離に用い、その拡散抵抗領域2の深さを4μmとする場合、トレンチ1の深さは前述のように最大でも3μmであるので、前記拡散抵抗領域2の深さ(4μm)より浅くなる。この場合、前記拡散抵抗領域2は、その領域2の形成時にトレンチ1の底部3にも回りこむように広がって拡散するので、トレンチ底部3では両側の拡散抵抗領域2が接近し、場合によっては絶縁分離不良となるおそれが生じる。接しない場合でも、極めて近接することになり、トレンチによる前記拡散抵抗領域2の絶縁分離が不充分となる。
さらに、たとえば、トレンチ1の深さ0.8μm、接合深さ1.2μmのp型拡散抵抗領域2を形成する場合、拡散抵抗領域2を形成するp型の不純物であるボロンをドーズ量3×1013cm−2でイオン注入してからトレンチ1を形成し、このトレンチ1の形成後、トレンチ底面3のみに選択的にn型不純物をイオン注入し熱拡散させると、このn型不純物イオンの熱拡散と同時に、前記ボロンがイオン注入されたp型領域も同じ熱拡散によりトレンチ1の深さより深く拡散してp型拡散抵抗領域2が形成されると共に、前記トレンチ底面3側にも拡がるが、トレンチ底面3のn型不純物領域4の濃度がより高いので、トレンチ底面3ではn型不純物領域4のままとなる。このため、トレンチ1の深さよりもp型拡散抵抗領域2の方が深い場合でもトレンチ底面3における絶縁距離が狭くなることなく、充分に確保される結果、安定した拡散抵抗領域2間の絶縁分離が得られるのである。
さらに、前記トレンチ底3面に打ち込まれるn型不純物のドーズ量を調整することにより、前記トレンチ底面3のn型不純物領域4を後述のトレンチMOSFET300のソースまたはドレインとして用いることができるので、前記トレンチ底面3のn型不純物領域4と前記n型ソースまたはn型ドレインとを同一工程で形成することができる。このように本発明によれば、トレンチ横型MOSFET300の領域とトレンチ1で分離された拡散抵抗領域2とを同一半導体基板上に作成する場合において、同じプロセス条件の工程を同時に形成することにより、全体として、工程数を増加させることなく、両領域を作成できるので作業効率がよい。
p型拡散抵抗領域2の不純物ドーズ量よりもトレンチ底部3におけるn型不純物領域4のドーズ量は少ないが、拡散抵抗領域2用のp型不純物は基板表面から拡散し、n型不純物領域4はトレンチ底面から拡散するため、p型不純物はトレンチ底面3まで拡散する量は少なくなるので、トレンチ底面近傍で比較すると、前述のようにn型不純物領域4のドーズ量が少なくてもトレンチ底部3ではp型拡散抵抗領域2はn型不純物領域4によってn型領域に変換される。その結果、pn接合によって基板面方向にも抵抗を充分に絶縁分離できるのである。前述の説明では、p型拡散抵抗領域2を形成する場合であったが、p型とn型とを入れ替えれば、n型の拡散抵抗領域を形成する場合でも同様に形成することができる。
以上の説明によれば、トレンチの深さが拡散抵抗領域より浅い場合でも、拡散抵抗領域より深い場合のトレンチ分離と同じ集積度の拡散抵抗領域を形成できる。さらに、トレンチMOSFETとトレンチ分離抵抗領域との両方のトレンチについて、それらの深さを変えることなく、すなわち、トレンチエッチング工程は一回のみで、同一のウエハにトレンチMOSFETとトレンチ分離抵抗領域を形成することができる。
図3は、実施例1にかかる本発明の拡散抵抗アレイを備えた半導体装置であり、特に拡散抵抗アレイと横型トレンチMOSFET部とが同一半導体基板に形成された半導体基板の要部断面図を示す。
図3において、横型トレンチMOSFET部100と拡散抵抗アレイ101はシリコン基板5の表面層に形成したnウエル領域6と、nウエル領域6に形成したp拡散抵抗領域2およびpオフセット領域2−1と、pオフセット領域2−1に形成されるトレンチ13とp拡散抵抗領域2を平行に分断するトレンチ1が、前記pオフセット領域2−1とp拡散抵抗領域2より浅く形成され、トレンチ13の底面にはnドレイン領域14、トレンチ1の底面3にはn型不純物領域4がそれぞれnウエル領域より低ドーズ量のイオン注入で形成され、トレンチ1およびトレンチ13の内部とシリコン基板5の表面に形成した絶縁膜7と、この絶縁膜7を開孔して基板5の表面に達するコンタクト孔8−1、8−2、8−3と、コンタクト孔8−1底面に形成したpプラグ領域9と、コンタクト孔8−1の側壁および底面に形成したバリアメタル10、コンタクト孔8−1を充填するプラグ金属導体11と、プラグ金属導体上に形成した電極配線12とを有する。
実施例1の半導体装置では、p拡散抵抗領域101のトレンチ1の底部3にnウエル領域6より低ドーズ量のn型不純物領域4を形成したので、トレンチ1の深さがp拡散抵抗領域2より浅くて隣り合うp拡散抵抗領域2がトレンチ1の底部3に回り込んで隣り合う領域2同志が繋がったとしても、前記n型不純物領域4によりn型化されているためパンチスルーすることはない。
図4から図8は、それぞれ前記実施例1の半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。前記pオフセット領域2−1とp拡散抵抗領域2を形成するためにボロンのイオン注入を行い、続いて先に酸化膜をマスクに前記イオン注入層よりは深く、幅1.5μm、深さ2μmの拡散抵抗領域用のトレンチ1および幅3μm、深さ2μmのMOSFETを構成するトレンチ13を形成した後、高温の熱アニールを行って前記ボロンイオン注入層を活性化して、前記トレンチ1よりは深いp拡散抵抗領域2とpオフセット領域2−1とする。この結果、p拡散抵抗領域2およびpオフセット領域2−1は前記トレンチ1およびトレンチ13の底部に両側から回り込んで広がる、またはトレンチ1の底部で繋がることもある。その対策として、図4に示すように、p拡散抵抗領域2とpオフセット領域2−1の形成後に、トレンチ1の底部およびトレンチ13の底部に、前記トレンチ形成に用いたマスク酸化膜をそのままマスクとして選択的にn型不純物領域4とnドレイン領域14を形成する。マスク酸化膜を除去した後に、図5に示すように、MOSFET領域100とp拡散抵抗領域101分離のための選択酸化膜15を分離領域のみにLOCOS法により例えば600nmの厚みで形成する。次に、図6に示すように、ゲート酸化膜16を例えば17nmの厚みで全面に形成し、例えば厚さ300nmのドープトポリシリコンゲート電極をCVDおよびエッチバック法によりトレンチ1、13内に形成する。この時、横型トレンチMOSFET部100においてはゲート電極の引き出し領域(図示せず)を設けるが、拡散抵抗領域101にはそれを設けず前記ポリシリコン電極は電気的にフローティング状態とする。そして、図7に示すように、横型トレンチMOSFET部100のソース領域17を形成した後、絶縁膜7となるトレンチ1、13への埋め込み酸化膜7をCVDにより形成し、化学機械研磨(CMP)を用いて表面を平坦化する。そして、図8に示すように、フォトリソグラフィ工程により絶縁膜7の必要な部分にコンタクト孔8−1、8−2、8−3を形成し、拡散抵抗領域101のコンタクト孔8−1底部にpプラグ領域9を形成する。その後、バリアメタル10、埋め込みプラグ11、Al金属電極配線を12形成する。
前記実施例1の製造方法によれば、前述のように隣り合う拡散抵抗領域間でのパンチスルーまたは絶縁不良を防ぐために行われるn型不純物領域4の形成が前記横型トレンチMOSFET部100におけるnドレイン領域14の形成と同時に行われるので、新たな工程の増加をすることなく、効率的に前述の拡散抵抗領域間の絶縁不良という問題点が解消される。
実施例1では、拡散抵抗アレイと横型トレンチMOSFETとが同一半導体基板に形成される半導体装置について、説明したが、横型トレンチMOSFETに代えてトレンチを有する他の半導体素子であっても本発明の効果は得られる。
本発明の半導体装置の平行な拡散抵抗領域の最も基本的なレイアウトを示す平面図である。 図1のX−X線におけるnウェル層より上部の半導体基板の断面図である。 拡散抵抗アレイと横型トレンチMOSFET部とが同一半導体基板に形成された半導体装置の要部断面図である。 拡散抵抗アレイと横型トレンチMOSFET部とが同一半導体基板に形成された半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図(その1)である。 拡散抵抗アレイと横型トレンチMOSFET部とが同一半導体基板に形成された半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図(その2)である。 拡散抵抗アレイと横型トレンチMOSFET部とが同一半導体基板に形成された半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図(その3)である。 拡散抵抗アレイと横型トレンチMOSFET部とが同一半導体基板に形成された半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図(その4)である。 拡散抵抗アレイと横型トレンチMOSFET部とが同一半導体基板に形成された半導体装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図(その5)である。
符号の説明
1、 拡散抵抗領域間の絶縁分離用トレンチ
2、 p拡散抵抗領域
3、 拡散抵抗領域間の絶縁分離用トレンチ底部
4、 拡散抵抗領域間の絶縁分離用トレンチ底部のn型不純物領域
5、 シリコン基板
6 nウエル領域
7 絶縁膜(埋め込み酸化膜)
16 ゲート酸化膜。

Claims (4)

  1. 半導体基板の表面層への一導電型の不純物拡散により形成される拡散抵抗アレイを構成する拡散抵抗領域群が、前記半導体基板の面方向の拡散抵抗領域間では、該拡散抵抗領域の深さより浅くてかつ誘電体が充填された第一トレンチにより相互に絶縁分離され、前記基板面に垂直な方向では、他導電型の不純物領域により電気的に分離される半導体装置において、前記第一トレンチの底部には前記拡散抵抗領域の深さより深さが深い他導電型の不純物領域が設けられていることを特徴とする拡散抵抗アレイを備える半導体装置。
  2. 前記拡散抵抗アレイと同一半導体基板上にトレンチMOS型半導体素子領域が配置され、前記拡散抵抗アレイを構成する第一トレンチと、前記トレンチMOS型半導体素子領域を構成する第二トレンチとが同一深さのトレンチであることを特徴とする請求項1記載の拡散抵抗アレイを備える半導体装置。
  3. 前記拡散抵抗アレイと同一半導体基板上にトレンチMOS型半導体素子領域が配置され、前記トレンチMOS型半導体素子領域を構成する第二トレンチ底部に配置される他導電型のドレイン領域と、前記拡散抵抗アレイを構成する第一トレンチ底部に配置される拡散抵抗領域の深さより深さが深い他導電型の不純物領域とが同一の不純物濃度を有することを特徴とする請求項2記載の拡散抵抗アレイを備える半導体装置。
  4. 拡散抵抗アレイと同一半導体基板上にトレンチMOS型半導体素子領域を形成する際に、前記拡散抵抗アレイを構成する第一トレンチと前記トレンチMOS型半導体素子領域を構成する第二トレンチとを同時に形成する工程と、前記トレンチMOS型半導体素子領域を構成する第二トレンチ底部に配置される他導電型のドレイン領域と、前記拡散抵抗アレイを構成する前記第一トレンチ底部に配置される拡散抵抗領域の深さより深さが深い他導電型の不純物領域とを同時に形成する工程とを含むことを特徴とする拡散抵抗アレイを備える半導体装置の製造方法。
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